JP2006258741A - 回転角度検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来技術において、2つの磁気センサを用いて検出角度範囲を広くした装置では、磁気センサの微小な位置ズレにより回転検出誤差が大きくなってしまう。
【解決手段】 第1、第2センサ4、5を磁石1から離れた位置に配置し、磁石1がY軸方向へ放出する磁束を第1磁気センサ4に導く第1磁束伝達手段2と、磁石1がX軸方向へ放出する磁束を第2磁気センサ5に導く第2磁束伝達手段3とを設け、第1磁束伝達手段2の第1磁気ギャップG1に第1磁気センサ4を配置し、第2磁束伝達手段3の第2磁気ギャップG2に第2磁気センサ5を配置する。第1、第1’磁性部材7、8は、閉磁路を形成し、第2、第2’磁性部材9、10も閉磁路を形成するため、回転角度検出装置を構成する部品に位置ズレが多少生じても、第1、第2磁気センサ4、5の出力変化が抑えられ、位置ズレによる回転検出誤差の発生が抑えられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、2つの部材(例えば、回転部材と非回転部材)の相対回転角度を非接触で検出する回転角度検出装置に関する。
(従来例1)
磁石1と、第1、第2磁気センサ4、5とによって、広い範囲の回転角度を検出する回転角度検出装置として、図7に示す従来例1が知られている。
従来例1の回転角度検出装置は、円板状に形成された磁石1(外周縁の軸心とシャフトの回転軸とが略一致し、回転軸に対して垂直方向の一方から他方に向けて磁力線が向くように着磁された永久磁石)と、この磁石1の外縁の上面に配置されて磁石1から与えられる磁束に応じた出力を発生する第1磁気センサ4と、磁石1の外縁の上面に配置されるとともに、第1磁気センサ4に対して回転方向に90°異なった位置に配置されて磁石1から与えられる磁束に応じた出力を発生する第2磁気センサ5とを備える。
2つの部材が相対回転すると、第1、第2磁気センサ4、5は、sinカーブ(正弦曲線)とcosカーブ(余弦曲線)を出力する{図3(a)参照}。角度演算装置(マイクロコンピュータ)は、第1、第2磁気センサ4、5の出力を逆三角関数演算で180°間隔の右上がりの直線特性に変換し{図3(b)参照}、各右上がりの直線特性を繋ぎ合わせる{図3(c)参照}。このようにして、回転角度検出装置は、2つの部材の相対角度を0°〜360°の広い範囲で検出することができる(例えば、特許文献1参照)。
(従来例1の不具合)
上述した従来例1の回転角度検出装置は、第1、第2磁気センサ4、5が磁石1の円周付近に配置されるものであった。
磁石1の円周付近は、図8中の一点鎖線円αで示すように開磁場であり、第1、第2磁気センサ4、5が磁石1に対向する部位(取付位置)は、図8中の破線円βで示すように磁束ベクトルは一定方向に均一化されておらず、磁石1の外周端部から放射状に延びている。
このため、磁石1に対する第1、第2磁気センサ4、5の微妙な位置ズレ(振動による軸ぶれや組付け誤差等)が生じると、第1、第2磁気センサ4、5のセンサ出力が変化することになり、結果的に回転検出誤差が大きくなってしまう。
上記の具体的な不具合を、図9を参照して説明する。なお、回転軸に垂直な半径方向をX軸と称し、回転軸に垂直でX軸に対して回転方向に90°異なった半径方向をY軸と称し、回転軸をZ軸と称する。
(第1磁気センサ4の位置ズレによる出力変動)
第1磁気センサ4の位置ズレによる出力変動を図9(a)を参照して説明する。
まず、第1磁気センサ4の取付位置が規定の位置に取り付けられた場合の出力波形を実線A1に示す。
第1磁気センサ4の取付位置がY軸方向に1mmズレた場合は、出力波形が一点鎖線A2に示すように、実線A1に比較して大きくズレてしまう。
また、第1磁気センサ4の取付位置がZ軸方向に1mmズレた場合も、出力波形が破線A3に示すように、実線A1に比較して多少ズレてしまう。
(第2磁気センサ5の位置ズレによる出力変動)
第2磁気センサ5の位置ズレによる出力変動を図9(b)を参照して説明する。
まず、第2磁気センサ5の取付位置が規定の位置に取り付けられた場合の出力波形を実線B1に示す。
第2磁気センサ5の取付位置がY軸方向に1mmズレた場合は、出力波形が一点鎖線B2に示すように、実線B1に比較して大きくズレてしまう。
また、第2磁気センサ5の取付位置がZ軸方向に1mmズレた場合も、出力波形が破線B3に示すように、実線B1に比較して多少ズレてしまう。
(演算角度誤差) 第1、第2磁気センサ4、5の位置ズレによる回転検出誤差を図9(c)を参照して説明する。
上述したように、第1磁気センサ4または第2磁気センサ5の取付位置がY軸方向に1mmズレた場合、第1、第2磁気センサ4、5の出力から角度演算を行うと、実線C1に示すように、回転検出誤差が大きくなってしまう。
また、第1磁気センサ4または第2磁気センサ5の取付位置がZ軸方向に1mmズレた場合も、第1、第2磁気センサ4、5の出力から角度演算を行うと、破線C2に示すように、回転検出誤差が生じてしまう。
(従来例2)
上述した従来例1に対し、磁気センサ4の位置ズレを抑える回転角度検出装置として、図10(a)に示す従来例2が知られている。
従来例2の回転角度検出装置は、円板状に形成された磁石1(外周縁の軸心とシャフトの回転軸とが略一致し、回転軸に対して垂直方向の一方から他方に向けて磁力線が向くように着磁された永久磁石)と、付与される磁力変化に応じた出力を発生する1つの磁気センサ4と、磁束を伝達する一対の磁性部材(2つの磁極片)7、8で構成され、磁石1の径方向外側の一方側から、磁気センサ4の配置箇所を介して、磁石1の径方向外側の他方側へ、磁石1の磁束を導く磁束伝達手段2とを備え、磁束伝達手段2の途中に設けられた磁気ギャップGに磁気センサ4を配置する構成を備える。
2つの部材が相対回転すると、磁束伝達手段2を構成する一対の磁性部材7、8が受ける磁束が変化し、結果的に磁気センサ4に与えられる磁束密度が変化する。これによって磁気センサ4は、sinカーブを出力する。そして、角度演算装置(マイクロコンピュータ)は、磁気センサ4の出力するsinカーブの略直線範囲(例えば、回転角度180°を中心とした±60°前後)に基づいて回転角度を検出する。
この従来例2は、一対の磁性部材7、8によって閉磁路を形成し、その閉磁路の磁束経路中に設けた磁気ギャップGに磁気センサ4を配置する構成である。このため、磁石1に対して一対の磁性部材7、8が多少位置ズレ(振動による軸ぶれや組付け誤差等)したり、磁気ギャップGにおいて磁気センサ4が多少位置ズレ(振動による軸ぶれや組付け誤差等)しても、磁気センサ4のセンサ出力の変化が抑えられることになり、位置ズレによる回転検出誤差の発生を抑えることができる(例えば、特許文献2参照)。
(従来例2の不具合)
上述した従来例2の回転角度検出装置は、一対の磁性部材7、8によって磁石1の磁気変化を磁気センサ4に伝えるものであった。このため、2つの部材の相対角度は磁気センサ4の出力するsinカーブにおける略直線範囲でしか検出することができない。即ち、従来例1では360°の広い範囲で回転角度を検出することができたが、従来例2では狭い範囲でしか回転角度を検出することができない。
また、図10(b)に示すように、一対の磁性部材7、8による磁束経路中の磁気ギャップGに、第1、第2磁気センサ4、5の磁気検出面の位相を90°ずらして配置しても、従来例1のように2つの出力を得ることはできず、360°の広い範囲で相対角度を検出することができない。
特開2003−75108号公報 米国特許第5164668号明細書
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、360°の広い範囲で相対角度を検出することができ、且つ振動による軸ぶれや組付け誤差等による位置ズレが生じても回転検出誤差の発生を抑えることのできる回転角度検出装置の提供にある。
[請求項1の手段]
請求項1の回転角度検出装置は、磁石の放出する磁力を、2つの磁束伝達手段(第1、第2磁束伝達手段)によって、2つの磁気センサ(第1、第2磁気センサ)に導く。第1磁束伝達手段は、第1、第1’磁性部材を備え、第2磁束伝達手段は第2、第2’磁性部材を備える。そして、第1、第1’磁性部材の磁石対向部と、第2、第2’磁性部材の磁石対向部とが、回転角度方向に略90°ズレた位置で対向配置される。また、第1、第1’磁性部材による第1磁気ギャップ内に第1磁気センサを配置し、第2、第2’磁性部材による第2磁気ギャップ内に第2磁気センサを配置する構成を採用する。
このように設けられることにより、2つの部材が相対回転すると、第1、第2磁気センサが、sinカーブ(正弦曲線)とcosカーブ(余弦曲線)を出力する。
このため、第1、第2磁気センサによる2つの出力により、2つの部材の相対角度を0°〜360°の広い範囲で検出することができる。
一方、第1磁束伝達手段の第1、第1’磁性部材は、閉磁路(磁石→第1磁性部材→第1磁気センサの配置される第1磁気ギャップ→第1’磁性部材→磁石よりなる閉磁路)を形成する。このため、磁石に対して第1、第1’磁性部材が振動による軸ぶれや組付け誤差等により位置ズレしたり、第1磁気ギャップ内で第1磁気センサが振動による軸ぶれや組付け誤差等により位置ズレしても、第1磁気センサの出力変化が抑えられる。
また、第1磁束伝達手段と同様、第2磁束伝達手段の第2、第2’磁性部材は、閉磁路(磁石→第2磁性部材→第2磁気センサの配置される第2磁気ギャップ→第2’磁性部材→磁石よりなる閉磁路)を形成する。このため、磁石に対して第2、第2’磁性部材が振動による軸ぶれや組付け誤差等により位置ズレしたり、第2磁気ギャップ内で第2磁気センサが振動による軸ぶれや組付け誤差等により位置ズレしても、第2磁気センサの出力変化が抑えられる。
このように、位置ズレが生じても、第1、第2磁気センサの出力変化が抑えられるため、位置ズレによる回転検出誤差の発生が抑えられる。
即ち、請求項1の回転角度検出装置は、360°の広い範囲で相対角度を検出することができるとともに、振動による軸ぶれや組付け誤差等による位置ズレが生じても回転検出誤差の発生を抑えることができる。
[請求項2の手段]
請求項2の回転角度検出装置は、第1、第1’磁性部材の一方側の磁石対向部が、磁石の外周縁に対向する位置に配置されるとともに、第2、第2’磁性部材の一方側の磁石対向部も、磁石の外周縁に対向する位置に配置されるものである。
このように設けられることにより、位置ズレによって磁石が第1磁性部材に接近すると、磁石と第1’磁性部材とが離反し、逆に磁石が第1’磁性部材に接近すると、磁石と第1磁性部材とが離反することになる。
同様に、位置ズレによって磁石が第2磁性部材に接近すると、磁石と第2’磁性部材とが離反し、逆に磁石が第2’磁性部材に接近すると、磁石と第2磁性部材とが離反することになる。
このようにして位置ズレが生じても、磁石と第1、第1’磁性部材で受け渡される磁束の変化が抑えられるとともに、磁石と第2、第2’磁性部材で受け渡される磁束の変化が抑えられるため、回転検出誤差の発生を抑えることができる。
[請求項3の手段]
請求項3の回転角度検出装置は、第1磁気ギャップを形成する第1、第1’磁性部材の他方側の対向面が、平行面に設けられるとともに、第2磁気ギャップを形成する第2、第2’磁性部材の他方側の対向面も、平行面に設けられるものである。
このように、第1、第1’磁性部材において第1磁気ギャップを形成する対向面が平行面に設けられることにより、第1磁気センサが配置される部分において、磁束ベクトルが同一方向に揃う範囲が広がる。
同様に、第2、第2’磁性部材において第2磁気ギャップを形成する対向面が平行面に設けられることにより、第2磁気センサが配置される部分において、磁束ベクトルが同一方向に揃う範囲が広がる。
このようにして、第1、第2磁気センサの配置される部位において、磁束ベクトルが同一方向に揃う範囲が広げられることにより、位置ズレが生じても、第1磁気センサに与えられる磁束の変化が抑えられるとともに、第2磁気センサに与えられる磁束の変化が抑えられるため、回転検出誤差の発生を抑えることができる。
[請求項4の手段]
請求項4の回転角度検出装置は、第1磁気ギャップを形成する第1、第1’磁性部材の他方側の対向面が、第1磁気センサに向かって突出する突起面に設けられるとともに、第2磁気ギャップを形成する第2、第2’磁性部材の他方側の対向面も、第2磁気センサに向かって突出する突起面に設けられるものである。
このように、第1磁気ギャップを形成する第1、第1’磁性部材の対向面を第1磁気センサに向かって突出する突起面に設けることにより、第1磁気センサが配置される第1磁気ギャップの一部に強い磁束を生じさせることができ、第1磁気センサに与える磁束密度を高めることができる。
同様に、第2磁気ギャップを形成する第2、第2’磁性部材の対向面を第2磁気センサに向かって突出する突起面に設けることにより、第2磁気センサが配置される第2磁気ギャップの一部に強い磁束を生じさせることができ、第2磁気センサに与える磁束密度を高めることができる。
この結果、第1、第2磁気センサに与えられる磁束の変化量を大きくすることができ、回転角度検出装置の角度検出精度を高めることが可能となる。
[請求項5の手段]
請求項5の回転角度検出装置は、第1磁気ギャップと第2磁気ギャップが1つの箇所で略90°の角度をなしてクロスするように設けられており、第1、第2磁気センサが第1磁気ギャップと第2磁気ギャップのクロス部分に接近して配置されたものである。
このように、第1、第2磁気センサが第1磁気ギャップと第2磁気ギャップのクロス部分に接近配置されることにより、回転角度検出装置の体格を小さくすることができる。その結果、回転角度検出装置の搭載性を向上することができる。
最良の形態1の回転角度検出装置は、相対回転する一方および他方の相対回転角度を、第1、第2磁気センサの出力により求めるものであり、
(a)相対回転する一方に設けられ、円板状、リング状、円筒状など外周縁が円形を呈し、外周縁の軸心と回転軸とが略一致し、回転軸に対する垂直方向の一方から他方に向けて磁力線が向くように着磁された磁石と、
(b)付与される磁力変化に応じた出力を発生する第1磁気センサと、
(c)この第1磁気センサとは別に設けられ、付与される磁力変化に応じた出力を発生する第2磁気センサと、
(d)相対回転する他方に設けられ、磁石の径方向外側の一方側から、第1磁気センサの配置箇所を介して、磁石の径方向外側の他方側へ、磁石の磁束を導く磁束の伝達手段であり、
磁束を伝達する第1磁性部材と第1’磁性部材を備え、
第1、第1’磁性部材の一方側の磁石対向部が磁石の磁力を受ける位置において回転中心に対して対向配置され、
第1、第1’磁性部材の他方側が対向して第1磁気ギャップを形成し、その第1磁気ギャップ内に第1磁気センサが配置される第1磁束伝達手段と、
(e)相対回転する他方に設けられ、第1磁束伝達手段とは略90°位相がズレた磁石の磁束を、磁石の径方向外側の一方側から、第2磁気センサの配置箇所を介して、磁石の径方向外側の他方側へ導く磁束の伝達手段であり、
磁束を伝達する第2磁性部材と第2’磁性部材を備え、
第2、第2’磁性部材の一方側の磁石対向部が磁石の磁力を受ける位置において回転中心に対して対向配置され、
第2、第2’磁性部材の他方側が対向して第2磁気ギャップを形成し、その第2磁気ギャップ内に第2磁気センサが配置される第2磁束伝達手段とを具備する。
実施例1を図1〜図3を参照して説明する。
まず、図1、図2を参照して回転角度検出装置の基本構成を説明する。なお、図1は回転角度検出装置の概略図、図2は回転角度検出装置における電気回路の概略図である。
以下では、回転軸に垂直な半径方向をX軸と称し、回転軸に垂直でX軸に対して回転方向に90°異なった半径方向をY軸と称し、回転軸をZ軸と称する。
(回転角度検出装置の説明)
この実施例1に示す回転角度検出装置は、シャフト(相対回転する一方の部材であり、この実施例では回転部材:図7参照)、シャフトに固定される円板形状の磁石1、図示しない非磁性体製の基板(相対回転する他方の部材であり、この実施例では固定部材:例えば、ハウジングに固定された回路基板等)に搭載された第1、第2磁束伝達手段2、3、非磁性体製の基板に搭載された第1、第2磁気センサ4、5、および角度演算装置6を備える。
なお、シャフトは、例えばスロットル開度センサにおいてスロットルバルブ(角度検出の対象物)と一体に回転するものである。
(磁石1の説明)
磁石1は、円板形状を呈した永久磁石であり、厚みは一定に設けられており、磁石1の中心とシャフトのZ軸とが一致してシャフトに固定されてシャフトと一体に回転する。即ち、磁石1の軸心とZ軸とが一致する。
磁石1は、Z軸に対して垂直方向の一方から他方に向けて磁力線が向くように着磁されている。即ち、図1中の右向き破線矢印で示すように、図1の磁石1の回転位置においてX軸に沿う方向に着磁されたものであり、X軸の一方が磁力線の発生部(N極)とすると、X軸の他方が磁力線の吸引部(S極)となる。
(第1磁束伝達手段2の説明)
第1磁束伝達手段2は、非磁性体製の基板の表面に沿って配置され、磁石1の径方向外側の一方側(Y軸方向の一方側)から、第1磁気センサ4の配置箇所を介して、磁石1の径方向外側の他方側(Y軸方向の他方側)へ磁石1の磁束を導く磁束の伝達手段であり、その途中には、第1磁気センサ4が配置される第1磁気ギャップ(磁束の受け渡しを行う空間)G1が設けられている。
磁石1の外周の一方側から第1磁気ギャップG1に磁束を導く部材は、磁性体材料よりなる第1磁性部材7で構成され、第1磁気ギャップG1から磁石1の外周の他方側へ磁束を導く部材も、磁性体材料よりなる第1’磁性部材8で構成される。なお、第1、第1’磁性部材7、8は、軟鉄など磁束の伝達性に優れた金属片(磁極片)によって構成される。
第1、第1’磁性部材7、8の磁石対向部(第1、第1’磁性部材7、8の一方側)は、磁石1が発生する磁力を受ける位置においてZ軸を挟んで180°対向配置されるものであり、この実施例では第1、第1’磁性部材7、8の磁石対向部は、磁石1の外周縁に向いて対向配置される。具体的に、この実施例における第1磁性部材7の磁石対向部は、磁石1のY軸方向の一方(図1上側)に対向するものであり、第1’磁性部材8の磁石対向部は、磁石1のY軸方向の他方(図1下側)に対向するものである。
第1、第1’磁性部材7、8のセンサ対向部(第1、第1’磁性部材7、8の他方側)は、第1磁気ギャップG1において180°対向して配置される。具体的に、この実施例では、第1磁気ギャップG1においてY軸方向の磁束を受け渡すものであり、第1磁性部材7におけるセンサ対向面はY軸方向の他方(図1下側)に向くものであり、第1’磁性部材8におけるセンサ対向面はY軸方向の一方(図1上側)に向くものである。
また、この実施例では、第1、第1’磁性部材7、8のセンサ対向面は、平行面に設けられ、第1磁気センサ4が配置される部分において磁束ベクトルが同一方向に揃う範囲を広げるように設けられている。
(第2磁束伝達手段3の説明)
第2磁束伝達手段3は、第1磁束伝達手段2と同じ非磁性体製の基板に沿って配置されるものであり、第1磁束伝達手段2とは略90°位相がズレた磁石1の磁束を、磁石1の径方向外側の一方側(X軸方向の一方側)から、第2磁気センサ5の配置箇所を介して、磁石1の径方向外側の他方側(X軸方向の他方側)へ導く磁束の伝達手段であり、その途中には第2磁気センサ5が配置される第2磁気ギャップ(磁束の受け渡しを行う空間)G2が設けられている。
磁石1の外周の一方側から第2磁気ギャップG2(センサ対向部)に磁束を導く部材は、磁性体材料よりなる第2磁性部材9で構成され、第2磁気ギャップG2から磁石1の外周の他方側へ磁束を導く部材も、磁性体材料よりなる第2’磁性部材10で構成される。なお、第2、第2’磁性部材9、10は、軟鉄など磁束の伝達性に優れた金属片(磁極片)によって構成される。
第2、第2’磁性部材9、10の磁石対向部(第2、第2’磁性部材9、10の一方側)は、第1、第1’磁性部材7、8の磁石対向部の対向角度に対して、回転角度方向に略90°ズレた位置においてZ軸を挟むように対向配置されるものであり、この実施例では第2、第2’磁性部材9、10の磁石対向部は、磁石1の外周縁に向いて対向配置されている。具体的に、この実施例における第2磁性部材9の磁石対向部は、磁石1のX軸方向の一方(図1右側)に対向するものであり、第2’磁性部材10の磁石対向部は、磁石1のX軸方向の他方(図1左側)に対向するものである。
第2、第2’磁性部材9、10のセンサ対向部(第2、第2’磁性部材9、10の他方側)は、第2磁気ギャップG2において180°対向して配置される。具体的に、この実施例では、第2磁気ギャップG2においてX軸方向の磁束を受け渡すものであり、第2磁性部材9におけるセンサ対向面はX軸方向の一方(図1右側)に向くものであり、第2’磁性部材10におけるセンサ対向面はX軸方向の他方(図1左側)に向くものである。
また、この実施例では、第2、第2’磁性部材9、10のセンサ対向面は、平行面に設けられ、第2磁気センサ5が配置される部分において磁束ベクトルが同一方向に揃う範囲を広げるように設けられている。
なお、この実施例1では、第1、第1’磁性部材7、8の全長(磁束の流れる経路長)と、第2、第2’磁性部材9、10の全長(磁束の流れる経路長)とが略同じとなるように揃えられており、第1磁気ギャップG1の磁束の変化幅と、第2磁気ギャップG2の磁束の変化幅とが略同じになるように設けられている。
ここで、第1磁気ギャップG1には、第1磁気センサ4が配置されるものであり、第2磁気ギャップG2には、第2磁気センサ5が配置されるものである。
この実施例では、図1に示されるように、上述した第1磁気ギャップG1と第2磁気ギャップG2が1つの箇所で略90°の角度をなしてクロスするように設けられており、第1、第2磁気センサ4、5は、第1磁気ギャップG1と第2磁気ギャップG2のクロス部分に近接して配置される。なお、第1、第2磁気センサ4、5が配置される部分(第1磁気ギャップG1と第2磁気ギャップG2のクロス部分)では、磁石1が360°回転すると、その磁石1の回転に応じて磁束の合成ベクトルが360°回転する。
(第1、第2磁気センサ4、5の説明)
第1磁気センサ4は、非磁性体製の基板の表面に固定されるものであり、磁気検出面を通過する磁束の流れ方向および磁束密度に応じた出力を発生する第1ホール素子4a(図2参照)を内蔵している。ここで、第1ホール素子4aは、微弱なセンサ出力を発生するものであるため、その微弱出力を増幅する第1増幅アンプ11が接続される。この第1増幅アンプ11は、第1磁気センサ4内に封入したものであっても良いし、第1磁気センサ4とは別に配置されるものであっても良い。
第2磁気センサ5は、第1磁気センサ4と同様、非磁性体製の基板の表面に固定されるものであり、磁気検出面を通過する磁束の流れ方向および磁束密度に応じた出力を発生する第2ホール素子5a(図2参照)を内蔵している。ここで、第2ホール素子5aは、微弱なセンサ出力を発生するものであるため、その微弱出力を増幅する第2増幅アンプ12が接続される。この第2増幅アンプ12は、第2磁気センサ5内に封入したものであっても良いし、第2磁気センサ5とは別に配置されるものであっても良い。
第1、第2磁気センサ4、5は、上述したように、第1磁気ギャップG1と第2磁気ギャップG2のクロス部分に近接して配置されるものである。なお、第1、第2磁気センサ4、5は、互いに略90°の角度をなして配置される。このように第1、第2磁気センサ4、5が配置されることにより、第1磁気ギャップG1に生じる磁束変化に応じた電圧信号を第1磁気センサ4が出力するとともに、第2磁気ギャップG2に生じる磁束変化に応じた電圧信号を第2磁気センサ5が出力する。このため、磁石1が回転すると、図3(a)に示すように、磁石1の回転に対して第1磁気センサ4がsinカーブのセンサ出力Aを発生し、第2磁気センサ5がcosカーブのセンサ出力Bを発生する。
(角度演算装置6の説明)
角度演算装置6は、周知構成のDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)もしくはマイクロコンピュータ等であり、図2に示すように、第1磁気センサ4のセンサ出力Aを第1ADC13でデジタル変換して入力するとともに、第2磁気センサ5のセンサ出力Bを第2ADC14でデジタル変換して入力する。
角度演算装置6は、第1、第2磁気センサ4、5の出力から角度演算をするものであり、図3(a)に示すように、第1磁気センサ4のsinカーブ出力と、第2磁気センサ5のcosカーブ出力とを、図3(b)に示すように、逆三角関数演算で180°間隔の右上がりの直線特性Cに変換{tanθ=sinθ/cosθ→θ=tan-1(sinθ/cosθ)}する。そして、角度演算装置6は、図3(c)に示すように、各右上がりの直線特性Cを繋ぎ合わせ、磁石1の回転0°〜360°に対応した回転角度出力Dを発生するものである。
これに対し、第1、第2磁気センサ4、5の回転方向のズレ角度が、略90°とは異なるα°(α≠0°、α≠180°)に設けられる場合、角度演算装置6は、第1磁気センサ4のsinカーブ出力と、第2磁気センサ5のcosカーブ出力とから、先ずtanθを求め{tanθ=cotα(sinθ−cosθ)/(sinθ+cosθ)}、これを、逆三角関数演算で180°間隔の右上がりの直線特性Cに変換し[tanθ=cotα(sinθ−cosθ)/(sinθ+cosθ)→θ=tan-1{cotα(sinθ−cosθ)/(sinθ+cosθ)}]、各右上がりの直線特性Cを繋ぎ合わせて、磁石1の回転0°〜360°に対応した回転角度出力Dを発生するものである。
(回転角度検出装置の作動説明)
シャフトが回転して磁石1が回転すると、磁石1から第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10に与えられる磁力が変化し、第1、第2磁気ギャップG1、G2に磁石1の回転に応じた磁気変化が生じる。すると、第1磁気ギャップG1に配置された第1磁気センサ4が磁石1の回転角度に応じたセンサ出力Aを発生するとともに、第2磁気ギャップG2に配置された第2磁気センサ5が磁石1の回転角度に応じたセンサ出力Bを発生する。
角度演算装置6は、上述したように、第1、第2磁気センサ4、5のセンサ出力A、Bに基づいて磁石1の回転0°〜360°に対応した回転角度出力Dを発生する。このため、回転角度出力Dに基づいて磁石1の回転角度、即ちシャフトの回転角度(スロットル開度)を検出することができる。
(実施例1の効果)
実施例1の回転角度検出装置は、上述した構成を採用することにより、以下の効果を得ることができる。
(1)回転角度検出装置は、上述したように、シャフト(磁石1)の回転を、0°〜360°の広い範囲で検出することができる。
(2)第1磁束伝達手段2の第1、第1’磁性部材7、8は、閉磁路(磁石1→第1磁性部材7→第1磁気センサ4の配置される第1磁気ギャップG1→第1’磁性部材8→磁石1よりなる閉磁路)を形成する。このため、磁石1に対して第1、第1’磁性部材7、8が振動による軸ぶれや組付け誤差等により位置ズレしたり、第1磁気ギャップG1内で第1磁気センサ4が振動による軸ぶれや組付け誤差等により位置ズレしても、第1磁気センサ4の出力変化が抑えられる。
これと同様に、第2磁束伝達手段3の第2、第2’磁性部材9、10は、閉磁路(磁石1→第2磁性部材9→第2磁気センサ5の配置される第2磁気ギャップG2→第2’磁性部材10→磁石1よりなる閉磁路)を形成する。このため、磁石1に対して第2、第2’磁性部材9、10が振動による軸ぶれや組付け誤差等により位置ズレしたり、第2磁気ギャップG2内で第2磁気センサ5が振動による軸ぶれや組付け誤差等により位置ズレしても、第2磁気センサ5の出力変化が抑えられる。
このように、回転角度検出装置を構成する部品に位置ズレが生じても、第1、第2磁気センサ4、5の出力変化が抑えられるため、位置ズレによる回転検出誤差の発生が抑えられる。
(3)第1、第1’磁性部材7、8の磁石対向部が、磁石1の外周縁に対向する位置に配置されるとともに、第2、第2’磁性部材9、10の磁石対向部も、磁石1の外周縁に対向する位置に配置される。
この結果、磁石1に対する基板(固定部材)の位置ズレにより、磁石1が第1磁性部材7に接近すると、磁石1と第1’磁性部材8とが離反し、逆に磁石1が第1’磁性部材8に接近すると、磁石1と第1磁性部材7とが離反することになる。
同様に、磁石1に対する基板(固定部材)の位置ズレにより、磁石1が第2磁性部材9に接近すると、磁石1と第2’磁性部材10とが離反し、逆に磁石1が第2’磁性部材10に接近すると、磁石1と第2磁性部材9とが離反することになる。
このように、磁石1に対して基板(固定部材)が位置ズレしても、磁石1と第1、第1’磁性部材7、8で受け渡される磁束の変化が抑えられるとともに、磁石1と第2、第2’磁性部材9、10で受け渡される磁束の変化が抑えられるため、回転検出誤差の発生を抑えることができる。
(4)第1磁気ギャップG1を形成する第1、第1’磁性部材7、8の対向面が、平行面に設けられるとともに、第2磁気ギャップG2を形成する第2、第2’磁性部材9、10の対向面も、平行面に設けられる。
これにより、第1磁気センサ4が配置される部分において、磁束ベクトルが同一方向に揃う範囲が広がるとともに、第2磁気センサ5が配置される部分において、磁束ベクトルが同一方向に揃う範囲が広がる。
このようにして、第1、第2磁気センサ4、5の配置される部位において、磁束ベクトルが同一方向に揃う範囲が広げられることにより、第1磁気ギャップG1において第1磁気センサ4が位置ズレしても、第1磁気センサ4に与えられる磁束の変化が抑えられるとともに、第2磁気ギャップG2において第2磁気センサ5が位置ズレしても、第2磁気センサ5に与えられる磁束の変化が抑えられるため、回転検出誤差の発生を抑えることができる。
(5)第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10が基板の表面に沿って設けられるとともに、第1、第2磁気センサ4、5も基板の表面に搭載される。即ち、第1、第2磁束伝達手段2、3と第1、第2磁気センサ4、5が同一平面上において配置される。この結果、回転角度検出装置を薄型に設けることができ、回転角度検出装置の搭載性を向上することができる。
(6)第1磁気ギャップG1と第2磁気ギャップG2が1つの箇所でクロスするように設けられて、第1、第2磁気センサ4、5が第1磁気ギャップG1と第2磁気ギャップG2のクロス部分において近接して配置される。これによって、第1、第2磁気ギャップG1、G2の配置スペースを小さくすることができ、結果的に回転角度検出装置の体格を小さくすることが可能となり、回転角度検出装置の搭載性を向上することができる。
実施例2を図4を参照して説明する。なお、以下の実施例において実施例1と同一符号は、同一機能物を示すものである。
この実施例2は、第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10の磁石対向部(磁石1の磁力を受ける部分)の長さを延長し、磁石1の外周縁に略平行な円弧部を設けたものである。
このように設けることで、第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10において、磁石1と対向する面積が大きくなり、第1、第2磁気ギャップG1、G2に導く磁束密度を高めることができる。即ち、第1、第2磁気センサ4、5に与えられる磁束の変化量を大きくすることができ、回転角度検出装置の角度検出精度を高めることが可能となる。
実施例3を図5を参照して説明する。
上記の実施例1、2では、第1磁気ギャップG1を形成する第1、第1’磁性部材7、8の対向面を平行面に設け、第2磁気ギャップG2を形成する第2、第2’磁性部材9、10の対向面も平行面に設ける例を示した。
これに対し、この実施例3は、第1磁気ギャップG1を形成する第1、第1’磁性部材7、8の対向面を第1磁気センサ4に向かって突出する突起面に設けるとともに、第2磁気ギャップG2を形成する第2、第2’磁性部材9、10の対向面も、第2磁気センサ5に向かって突出する突起面に設けるものである。
具体的に、第1、第1’磁性部材7、8の対向面に設けられる突起面は、第1磁気ギャップG1を通過する磁束を収束させる磁気レンズの作用を奏し、第2、第2’磁性部材9、10の対向面に設けられる突起面は、第2磁気ギャップG2を通過する磁束を収束させる磁気レンズの作用を奏するものであり、この実施例3における各突起面は、図5に示すように、第1磁気センサ4あるいは第2磁気センサ5に向かう円錐形状、三角錐形状、三角面等の形状に設けられている。なお、この突起形状は、磁束を第1磁気ギャップG1あるいは第2磁気ギャップG2で収束できるものであれば、半球形状、半円柱形状など、他の形状であっても良い。
この実施例3に示すように、第1磁気ギャップG1を形成する第1、第1’磁性部材7、8の対向面を第1磁気センサ4に向かって突出する突起面に設けることにより、第1磁気センサ4が配置される第1磁気ギャップG1の一部に強い磁束を生じさせることができ、第1磁気センサ4に与える磁束密度を高めることができる。
同様に、第2磁気ギャップG2を形成する第2、第2’磁性部材9、10の対向面を第2磁気センサ5に向かって突出する突起面に設けることにより、第2磁気センサ5が配置される第2磁気ギャップG2の一部に強い磁束を生じさせることができ、第2磁気センサ5に与える磁束密度を高めることができる。
この結果、第1、第2磁気センサ4、5に与えられる磁束の変化量を大きくすることができ、回転角度検出装置の角度検出精度を高めることが可能となる。
実施例4を図6を参照して説明する。
この実施例4は、上述した実施例2と実施例3とを組み合わせたものである。
即ち、この実施例4は、(1)第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10の磁石対向部(磁石1の磁力を受ける部分)の長さを延長し、磁石1の外周縁に略平行な円弧部を設けるとともに、(2)第1、第2磁気ギャップG1、G2を形成する第1、第1’磁性部材7、8の対向面、および第2、第2’磁性部材9、10の対向面に、第1磁気センサ4あるいは第2磁気センサ5に向かう突起面を設けたものである。
このように設けることにより、第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10において、磁石1と対向する面積が大きくなり、第1、第2磁気ギャップG1、G2に導く磁束密度を高めることができる。
また、第1、第2磁気ギャップG1、G2の一部に強い磁束を生じさせることができ、第1、第2磁気センサ4、5に与える磁束密度を高めることができる。
これによって、第1、第2磁気センサ4、5に与えられる磁束の変化量を大きくすることができ、回転角度検出装置の角度検出精度を高めることが可能となる。
〔変形例〕
第1磁束伝達手段2または第2磁束伝達手段3の少なくとも一方に、第1磁束伝達手段2を流れる磁束量、あるいは第2磁束伝達手段3を流れる磁束量を調整する磁束量調節手段を設けても良い。このような磁束量調節手段を設けることにより、第1、第2磁気センサ4、5の波高が揃わない場合に、磁束量調節手段を調節することで波高を揃えることが可能となる。
上記の実施例では、第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10を基板の表面に沿って設ける例、即ち2次元的に配置する例を示した。これに対し、第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10を3次元的に配置しても良い。
上記の実施例では、第1磁気ギャップG1と第2磁気ギャップG2が1つの箇所でクロスし、且つ第1、第2磁気センサ4、5が第1磁気ギャップG1と第2磁気ギャップG2のクロス部分において近接配置される例を示した。これに対し、第1磁気ギャップG1と第2磁気ギャップG2を異なる箇所に設け、第1磁気ギャップG1に第1磁気センサ4を配置し、第2磁気ギャップG2に第2磁気センサ5を配置しても良い。このように設けることで、第1、第2磁気センサ4、5の向きを自由に設定することができるとともに、第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10の取り回しの自由度が高まるため、回転角度検出装置の設計の自由度が高まる。
上記の実施例では、第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10を、金属片(磁極片)で設ける例を示した。これに対し、第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10を、磁性体製で且つ可撓性の金属線で設けても良い。具体的には、軟鉄よりなる多数の鉄線を束にするなどして第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10を設けても良い。このように設けることで、第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10の取り回しが容易になる。
上記の実施例では、第1、第2磁気センサ4、5を磁石1の比較的近くに配置する例を示した。これに対し、第1、第2磁気センサ4、5を磁石1から少し離れた場所に設置して、第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10により、磁石1の磁束を第1、第2磁気センサ4、5へ導くように設けても良い。
この場合、必要に応じて第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10の周囲を磁気シール部材で磁気シールして、外部の磁力や磁性体の影響が第1、第1’磁性部材7、8および第2、第2’磁性部材9、10を流れる磁束に及ばないようにしても良い。
上記の実施例では、第1、第2磁気センサ4、5が配置される側を固定し、磁石1を回転させた例を示したが、逆に磁石1を固定し、第1、第2磁気センサ4、5が配置される側を回転させる構造を採用しても良い。また、第1、第2磁気センサ4、5が配置される側と、磁石1の双方が共に回転する構造を採用しても良い。
上記の実施例では、第1、第2磁気センサ4、5の一例として第1、第2ホール素子4a、5aを用いた例を示したが、磁気抵抗素子(MRE)など、他の磁気センサを用いても良い。
上記の実施例では、回転角度検出装置の具体的な一例としてスロットルバルブの開度を検出する例を示したが、エンジンのクランクシャフトの回転角度、車輪の回転角度、産業ロボットのアーム部の回転角度等、他の回転角度を検出するように設けても良い。
回転角度検出装置の概略図である(実施例1)。 回転角度検出装置の電気回路の概略図である(実施例1)。 センサ出力波形、逆三角関数演算、繋ぎ合わせの説明用のグラフである(実施例1)。 回転角度検出装置の概略図である(実施例2)。 回転角度検出装置の概略図である(実施例3)。 回転角度検出装置の概略図である(実施例4)。 回転角度検出装置の概略斜視図および概略図である(従来例1)。 磁束ベクトルを示す説明図である(従来例1)。 第1、第2磁気センサの位置ズレに対する波形出力と回転検出誤差を示すグラフである(従来例1)。 回転角度検出装置の概略図である(従来例2)。
符号の説明
1 磁石
2 第1磁束伝達手段
3 第2磁束伝達手段
4 第1磁気センサ
5 第2磁気センサ
7 第1磁性部材
8 第1’磁性部材
9 第2磁性部材
10 第2’磁性部材
G1 第1磁気ギャップ
G2 第2磁気ギャップ

Claims (5)

  1. (a)相対回転する一方に設けられ、円板状、リング状、円筒状など外周縁が円形を呈し、外周縁の軸心と回転軸とが略一致し、回転軸に対する垂直方向の一方から他方に向けて磁力線が向くように着磁された磁石と、
    (b)付与される磁力変化に応じた出力を発生する第1磁気センサと、
    (c)この第1磁気センサとは別に設けられ、付与される磁力変化に応じた出力を発生する第2磁気センサと、
    (d)相対回転する他方に設けられ、前記磁石の径方向外側の一方側から、前記第1磁気センサの配置箇所を介して、前記磁石の径方向外側の他方側へ、前記磁石の磁束を導く磁束の伝達手段であり、
    磁束を伝達する第1磁性部材と第1’磁性部材を備え、
    前記第1、第1’磁性部材の一方側の磁石対向部が前記磁石の磁力を受ける位置において回転中心に対して対向配置され、
    前記第1、第1’磁性部材の他方側が対向して第1磁気ギャップを形成し、その第1磁気ギャップ内に前記第1磁気センサが配置される第1磁束伝達手段と、
    (e)相対回転する他方に設けられ、前記第1磁束伝達手段とは略90°位相がズレた前記磁石の磁束を、前記磁石の径方向外側の一方側から、前記第2磁気センサの配置箇所を介して、前記磁石の径方向外側の他方側へ導く磁束の伝達手段であり、
    磁束を伝達する第2磁性部材と第2’磁性部材を備え、
    前記第2、第2’磁性部材の一方側の磁石対向部が前記磁石の磁力を受ける位置において回転中心に対して対向配置され、
    前記第2、第2’磁性部材の他方側が対向して第2磁気ギャップを形成し、その第2磁気ギャップ内に前記第2磁気センサが配置される第2磁束伝達手段と、を具備し、
    相対回転する一方および他方の相対回転角度を、前記第1、第2磁気センサの出力により求めることを特徴とする回転角度検出装置。
  2. 請求項1に記載の回転角度検出装置において、
    前記第1、第1’磁性部材の一方側の磁石対向部は、前記磁石の外周縁に対向する位置に配置されるとともに、
    前記第2、第2’磁性部材の一方側の磁石対向部も、前記磁石の外周縁に対向する位置に配置されることを特徴とする回転角度検出装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の回転角度検出装置において、
    前記第1磁気ギャップを形成する前記第1、第1’磁性部材の他方側の対向面は、平行面に設けられるとともに、
    前記第2磁気ギャップを形成する前記第2、第2’磁性部材の他方側の対向面も、平行面に設けられることを特徴とする回転角度検出装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の回転角度検出装置において、
    前記第1磁気ギャップを形成する前記第1、第1’磁性部材の他方側の対向面は、前記第1磁気センサに向かって突出する突起面に設けられるとともに、
    前記第2磁気ギャップを形成する前記第2、第2’磁性部材の他方側の対向面も、前記第2磁気センサに向かって突出する突起面に設けられることを特徴とする回転角度検出装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の回転角度検出装置において、
    前記第1磁気ギャップと前記第2磁気ギャップは、1つの箇所で略90°の角度をなしてクロスするように設けられており、前記第1、第2磁気センサは、前記第1磁気ギャップと前記第2磁気ギャップのクロス部分に接近配置されたことを特徴とする回転角度検出装置。
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