JP2006258361A - ウェブガイド装置及び乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 走行中のウェブを、ウェブに傷を付けることなく安定して案内しながらウェブ上の塗膜或いはウェブ自体を効率良く乾燥することの可能な乾燥装置を提供する。
【解決手段】 乾燥チャンバー内を水平に走行するウェブ13の下面を案内するようにガイドロール17を備えたウェブガイド装置14を配置し、そのガイドロールを、ウェブの両端に接触して支持する大径円筒部17aとその間に位置し、ウェブに対して非接触となるる小径円筒部17bを備えた構成とし、ウェブと小径円筒部17bの間の隙間18にスリットノズル20から熱風21を吹き出して高速で通過させ、その部分の静圧P2 を低くしてウェブ13がばたつくことなく安定して走行するようにすると共にその熱風でウェブを加熱し、必要に応じウェブの上面側からも熱風吹き付け等によって加熱し、効率良く乾燥させる構成とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プラスチックフィルム、紙などの連続したウェブが安定して走行するように案内するウェブガイド装置及びそれを用いた乾燥装置に関する。
従来より、ウェブに塗布した塗膜を乾燥するための種々な乾燥装置が知られており、その代表的なものとして、図3に示すように、乾燥チャンバー2内にほぼ水平にウェブ3を走行させて、そのウェブ3の下面側からフローティングノズル4によって熱風を吹き出してウェブを支持すると共に加熱し、上面側からフローティングノズル5によって熱風を吹き出してウェブ上面側に形成されている塗膜を加熱、乾燥する構成の、フローティング方式の乾燥装置1Aが知られている。また、図4に示すように、高精度乾燥を行なうため、ウェブ3の上面側への熱風吹き付けを行なわず、下面側のフローティングノズル4からの熱風のみによって乾燥を行なう構成の乾燥装置1B、或いは、図5に示すように、水平に走行中のウェブ3を複数のガイドロール6で案内し、ガイドロール6で案内している領域のウェブに上面側からスリットノズル7によって熱風を吹き付け、乾燥する構成の、基材走行安定性の高いロールサポート方式の乾燥装置1Cも知られている。
しかしながら、これらの従来の乾燥装置には以下のような問題点があった。
・乾燥装置1A、1Bのようにウェブ3を熱風で浮かせ非接触で案内する場合、ウェブが不安定になりばたつきやすい。乾燥時におけるウェブのばたつきは塗膜の乾燥むらや面質不良を生じさせる恐れがあり、高精度乾燥が要求される場合、問題となる。
・乾燥装置1Cのようにウェブ3をガイドロール6で支持して搬送する場合、ロールがウェブに接触することによる傷の発生が懸念される。
・また、乾燥装置1Cのようにウェブ3をガイドロール6で支持して搬送する場合、一般的に上面からの加熱のみになり、乾燥効率が低下する。ガイドロールを加熱することによる乾燥効率の向上も考えられるが、設備コストが高く、また、ウェブが直接ロールに接触して加熱される場合、急加熱されやすく、不均一乾燥、面質不良等の不良が発生しやすい。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、本発明の一つの課題は、乾燥装置内などにおいてウェブに接触する部分を極力少なくしながら、走行中のウェブを安定して案内することの可能なウェブガイド装置を提供することである。また本発明の他の課題は、走行中のウェブを安定して案内しながらウェブ上の塗膜或いはウェブ自体を効率良く乾燥することの可能な乾燥装置を提供することである。
本願請求項1に係る発明のウェブガイド装置は、ウェブに接触する部分を極力少なくしながら、走行中のウェブを安定して案内することを可能とするため、走行中のウェブの片面を案内するようガイドロールを配置すると共に、そのガイドロールを、ウェブの両端領域に接触して案内する一対の大径円筒部と、その一対の大径円筒部に挟まれた領域に形成され、前記大径円筒部に接触して案内されるウェブとの間に微少な隙間が形成されるよう前記大径円筒部よりも小径の小径円筒部とを備えた構造とし、更に、前記ガイドロールの小径円筒部とウェブとの間に、その部分の静圧を低下させる空気流を生じさせるよう空気を供給する空気吹出手段を設けるという構成としたものである。
請求項2に係る発明は、上記した請求項1に係る発明において、前記空気吹出手段が、空気を前記ガイドロールで案内されているウェブに平行に且つウェブの長手方向に吹き出すように配置されたスリットノズルを備えた構成とし、そのスリットノズルの流出口のサイズを、ウェブの面に直角方向に計ったサイズが、該ウェブと前記ガイドロールの小径円筒部との間の隙間の寸法よりも小さく、ウェブの幅方向のサイズが、前記ガイドロールの小径円筒部の幅よりも小さくなるように定めたものである。
請求項3に係る発明の乾燥装置は、水平に走行中のウェブを安定して案内しながらウェブ上面の塗膜或いはウェブ自体を効率良く乾燥することを可能とするため、水平に走行するウェブの下面を案内する手段として、前記した請求項1又は2記載のウェブガイド装置を用い、且つ、そのウェブガイド装置の空気吹出手段を熱風を吹き出す構成としたものである。
請求項4に係る発明の乾燥装置は、水平に走行中のウェブを安定して案内しながらウェブ上面の塗膜或いはウェブ自体を効率良く乾燥することを可能とするため、水平に走行するウェブの下面を案内する手段として、前記した請求項1又は2記載のウェブガイド装置を用い、そのウェブガイド装置で案内されて走行中のウェブを上面側から加熱する加熱手段を設けるという構成としたものである。
請求項5に係る発明は、上記した請求項4に係る発明において、前記ウェブガイド装置の空気吹出手段を熱風を吹き出す構成としたものである。
請求項6に係る発明は、上記した加熱装置を、ウェブ上面に形成した塗膜の乾燥に用いるという構成としたものである。
請求項1、2に係る発明のウェブガイド装置は、ウェブの両端領域を除いた大部分の領域を、ガイドロールの小径円筒部で非接触な形態で案内しており、その際、空気吹出手段からの空気をウェブと小径円筒部との間に流しているためこの領域における静圧が低下し、ウェブの反対側の面に作用する静圧との差圧によってウェブがガイドロールに向かって押されている。このため、ウェブの大部分の領域はガイドロールの小径円筒部に対して非接触ではあるが、空気層を介して支持されたような形態となり、安定して案内される。かくして、このウェブガイド装置は、ウェブをばたつかせたり、傷つけたりすることなく、案内できるという効果を有している。
更に、請求項2に係る発明のウェブガイド装置は、前記した空気吹出手段をスリットノズルで構成し且つその配置及び流出口のサイズを請求項2に記載の構成としたことにより、ウェブと小径円筒部との間にウェブに平行な高速の空気流を効率良く発生させることができ、ウェブを一層安定して案内することができる。
請求項3に係る発明の乾燥装置は、上記したウェブガイド装置でウェブを案内すると共にウェブガイド装置の空気吹出手段が熱風を吹き出す構成としたことにより、走行中のウェブを安定して案内しながら、案内に用いる熱風でウェブを加熱することができ、ウェブ上面の塗膜或いはウェブ自体を効率良く乾燥することができる。
請求項4に係る発明の乾燥装置は、上記したウェブガイド装置でウェブを案内すると共に、走行中のウェブを上面側から加熱手段で加熱する構成としたことにより、走行中のウェブを安定して案内しながらウェブ上面の塗膜或いはウェブ自体を効率良く乾燥することができる。ここで、加熱手段としては、熱風を吹き付ける方式のもの、赤外線ヒータ等の放射加熱方式のもの等を例示できるが、これに限定されるものではない。
請求項5に係る発明の乾燥装置は、上記した請求項4に係る発明の乾燥装置において、前記ウェブガイド装置の空気吹出手段が熱風を吹き出す構成としたことにより、乾燥効率を一層向上させることができる。
請求項3〜5に係る発明の乾燥装置は、ウェブ自体の乾燥、ウェブ上面に形成した塗膜の乾燥のいずれの用途にも使用できるが、特に、ウェブ上面に形成した塗膜の乾燥に用いることが好ましい。塗膜の乾燥に用いると、塗膜を乱すことなく均一に乾燥することが可能であり、精密、高効率乾燥を必要とする分野における乾燥に好適である。
図1は本発明の好適な実施の形態に係るウェブガイド装置及びそれを用いた乾燥装置を示す概略構成図、図2(a)はウェブガイド装置の概略断面図、(b)はウェブガイド装置の概略正面図である。全体を参照符号11で示す乾燥装置は、乾燥チャンバー12と、その中を水平に走行するウェブ13の下面を案内するように配置された複数のウェブガイド装置14と、そのウェブガイド装置14で案内され、走行中のウェブ13を上面側から加熱するよう設けられた加熱手段15等を備えている。ここで乾燥の対象としているウェブ13は、連続したプラスチックフィルム等の基材の上面側に塗膜を形成したものである。加熱手段15としては、ウェブ13上面の塗膜を効率良く乾燥しうるよう、ウェブガイド装置14で案内される位置のウェブ13に熱風を吹き付けるよう配置されたスリットノズルが用いられている。なお、スリットノズルに代えて、他の形式の熱風吹出ノズルを用いても良く、またスリットノズルや他の形式の熱風吹出ノズルと併用して赤外線ヒータ等の放射加熱方式のヒータを設けても良い。加熱手段15として赤外線ヒータを用いる場合には、その赤外線ヒータを、隣接したウェブガイド装置14、14の間でウェブ13に対向するように設けることが好ましい。
ウェブガイド装置14は、走行中のウェブ13の下面を案内するように配置されたガイドロール17を備えている。このガイドロール17は、ウェブ13の両端領域に接触して案内する一対の大径円筒部17a、17aと、その一対の大径円筒部17a、17aに挟まれた領域に形成され、大径円筒部17a、17aに接触しているウェブ13との間に微少な隙間18が形成されるよう、大径円筒部17aよりも小径の小径円筒部17bを備えている。このように、ガイドロール17の中央領域に小径円筒部17bを形成したことで、ウェブ13とガイドロール17との接触面積が小さくなり、ウェブ13がガイドロール17で案内される際の傷の発生が抑制される。
更に、ウェブガイド装置14は、ガイドロール17の小径円筒部17bの上方を非接触で走行するウェブ13の領域がばたつくことがないようにするため、ガイドロール17の小径円筒部17bとウェブ13との間に、その部分の静圧P2 を低下させる空気流を生じさせるよう空気21を吹き出して供給するスリットノズル20を備えた空気吹出手段を設けている。このスリットノズル20には、熱風供給装置22が接続されており、スリットノズル20から空気21として熱風を吹き出す構成となっている。このように、スリットノズル20から空気(熱風)21を吹き出して、ガイドロール17の小径円筒部17bとウェブ13との間の隙間18に空気流を生じさせることにより、隙間18における静圧P2 が低下し、ウェブ13の上面に作用している静圧P1 よりも小さくなる。このため、ウェブ13は、静圧P1 と静圧P2 の差圧によって矢印Aで示すようにガイドロール17に向かって押されることとなり、ガイドロール17の小径円筒部17bに対して非接触ではあるが、空気層を介して支持されたような形態となり、これにより、ばたつくことなく、安定して案内される。
ここで、小径円筒部17bの長さは、ウェブ13をガイドロール17で安定して案内できるかぎり長くすることが、ウェブへの傷発生を防止できるので好ましく、具体的には両側の大径円筒部17aで支持するウェブ13の両端領域の幅wは10〜30mm程度あれば、多くの場合ウェブを安定して案内できるので、このように選定することが好ましい。隙間18の寸法dは、小さい方が、スリットノズル20から一定量の空気を吹き出すとした場合に、隙間18における空気流速が大きくなって動圧が大きくなり、従って静圧P2 が小さくなるので好ましく、具体的には、0.5〜10mm程度に選定するのが好ましく、更には、3〜6mm程度に選定するのが一層好ましい。隙間18における空気流速は、静圧を低くする上からは大きい方が好ましいが、あまりに高速とするとスリットノズル20からの吹出空気量を大きくしなければならず、エネルギー消費が大きくなる。これらを考慮して、隙間18における流速としては、1〜10m/s程度が好ましい。スリットノズル20は、ウェブ13とガイドロール17の小径円筒部17bの間の隙間18に効率良く空気流を生じさせることができるよう、空気(熱風)21を、ガイドロール17で案内されている部分のウェブ13に平行に且つウェブ13の長手方向に吹き出すように配置することが好ましく、更にそのスリットノズル20の流出口のサイズは、ウェブ13の面に直角方向に計ったサイズが、該ウェブ13とガイドロール17の小径円筒部17bとの隙間18の寸法dより小さく、ウェブ13の幅方向に計ったサイズが、ガイドロール17の小径円筒部17bの幅よりも小さくなるように定めることが好ましい。なお、図面に示す実施の形態では、スリットノズル20が空気21をウェブ13の走行方向に吹き出しているが、スリットノズル20による空気21の吹き出し方向はこれに限らず、ウェブ13に対して向流となるように空気吹き出しを行なうようにスリットノズル20を配置してもよい。なお、ガイドロール17は回転自在なフリーロールであってもよいし、回転駆動される駆動ロールであってもよい。
上記構成の乾燥装置11では、上流の塗工部で上面に塗膜を形成されたウェブ13が水平に搬送されて来て、乾燥チャンバー12内に入り、を複数のウェブガイド装置14で案内されながら水平に搬送される。その際、ウェブガイド装置14は、ウェブ13の両端のみをガイドロール17の両端の大径円筒部17aに接触させて案内し、その間の大部分の領域を小径円筒部17bに対して非接触ではあるが空気層を介して支持した形態で案内する。これにより、ウェブ13はばたつくことなく安定して案内される。この間に、ウェブ13の上面側に設けているスリットノズルからなる加熱手段15から熱風がウェブ13上面の塗膜に吹き付けられ、塗膜を加熱、乾燥させる。同時に、ウェブガイド装置14では、ウェブ13を安定して支持するためにスリットノズル20から吹き出している熱風が、ウェブ13を下面側から加熱し、これによっても塗膜が加熱、乾燥される。かくして、ウェブ13が乾燥チャンバー12を通過する間に、ウェブ上面の塗膜は効率良く乾燥される。また、ウェブ13は安定して走行するので、ばたついて乾燥中の塗膜を乱すということがなく、しかもウェブ13はほとんどの領域がガイドロール17に接触していないので傷つくこともない。かくして、ウェブ13上面の塗膜を効率良く高精度で且つ面質不良を生じることなく乾燥させることができる。
図1に示す乾燥装置11を用いて乾燥試験を行なった(実施例1)。
(1)使用したウェブガイド装置14の仕様は次の通りである。
ガイドロール17の大径円筒部17aの外径:160mm
小径円筒部17bの外径:150mm
小径円筒部17bの長さ:450mm
ウェブ17とガイドロール17の小径円筒部の間の空気流速:5m/s
スリットノズル20からの熱風温度:80℃
(2)乾燥対象として、ウェブ13の上面に塗膜を形成したものを用いた。そのウェブ及び塗膜は次の通りである。
ウェブ13:PET 厚さ75μm×幅500mm
塗膜:アクリル系樹脂の溶液、塗布厚約20μm(wet状態で)
(3)運転条件は次の通りとした。
ウェブ走行速度:100m/分
加熱手段(スリットノズル)15からの熱風温度:80℃
ウェブガイド装置のスリットノズル20からの熱風温度:80℃
(4)乾燥結果を表1に示す。
また、比較のため、図3、図4に示す乾燥装置1A(比較例1)、1B(比較例2)についても、実施例1と同じ乾燥対象を用いて、同じ運転条件で乾燥試験を行なった。その結果も表1に示す。
Figure 2006258361
表1の結果より、実施例1の乾燥装置を用いることで、塗膜の高効率乾燥、精密乾燥を行なうことができることを確認できた。
本発明の乾燥装置は、任意のウェブやウェブに塗布した塗膜の乾燥に使用可能であるが、高効率乾燥、精密乾燥が可能であることから、エレクトロニクス製品分野、光学製品分野、ディスプレイ製品分野などの製造工程において、基材に塗布した塗膜の乾燥に特に有用である。また、本発明のウェブガイド装置は乾燥装置におけるウェブ案内に用いることが好ましいが、これに限らず、他の装置におけるウェブ案内に用いてもよい。
本発明の好適な実施の形態に係るウェブガイド装置及びそれを用いた乾燥装置を示す概略構成図 (a)はウェブガイド装置の概略断面図、(b)はウェブガイド装置の概略正面図 従来の乾燥装置の1例を示す概略構成図 従来の乾燥装置の他の例を示す概略構成図 従来の乾燥装置の更に他の例を示す概略構成図
符号の説明
11 乾燥装置
12 乾燥チャンバー
13 ウェブ
14 ウェブガイド装置
15 加熱手段
17 ガイドロール
17a 大径円筒部
17b 小径円筒部
18 隙間
20 スリットノズル
21 空気(熱風)
22 熱風供給装置

Claims (6)

  1. 走行中のウェブの片面を案内するガイドロールであって、ウェブの両端領域に接触して案内する一対の大径円筒部と、その一対の大径円筒部に挟まれた領域に形成され、前記大径円筒部に接触して案内されるウェブとの間に微少な隙間が形成されるよう前記大径円筒部よりも小径の小径円筒部とを備えたガイドロールと、前記ガイドロールの小径円筒部とウェブとの間に、その部分の静圧を低下させる空気流を生じさせるよう空気を供給する空気吹出手段とを有するウェブガイド装置。
  2. 前記空気吹出手段が、空気を前記ガイドロールで案内されているウェブに平行に且つウェブの長手方向に吹き出すように配置されたスリットノズルを備えており、該スリットノズルの流出口のサイズは、ウェブの面に直角方向に計ったサイズが、該ウェブと前記ガイドロールの小径円筒部との間の隙間の寸法よりも小さく、ウェブの幅方向のサイズが、前記ガイドロールの小径円筒部の幅よりも小さいことを特徴とする請求項1記載のウェブガイド装置。
  3. 水平に走行中のウェブの下面を案内するように配置された請求項1又は2記載のウェブガイド装置を備え、該ウェブガイド装置の空気吹出手段が熱風を吹き出す構成であることを特徴とする乾燥装置。
  4. 水平に走行中のウェブの下面を案内するように配置された請求項1又は2記載のウェブガイド装置と、該ウェブガイド装置で案内されて走行中のウェブを上面側から加熱するように配置された加熱手段とを備えた乾燥装置。
  5. 前記ウェブガイド装置の空気吹出手段が熱風を吹き出す構成であることを特徴とする請求項4記載の乾燥装置。
  6. 前記ウェブが上面に未乾燥の塗膜を備えており、その塗膜の乾燥を行なうことを特徴とする請求項3、4又は5記載の乾燥装置。
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