JP2006258359A - 空調システム - Google Patents

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茂久 川上
Masami Shimizu
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Abstract

【課題】 空気撹拌を行うことなく室内を均一に所要の室温にして、空調領域を居住域に限って温度差の生じない快適空間を形成して、省エネルギを達成できる空調システムを提供すること。
【解決手段】 熱処理された空気の少なくとも一部が熱源を介して生成され、室内2に設けられる室温検知センサ24に基づいて風量及び/又は温度を制御する室温調整手段12、13、19、23、25により吹出し制御されており、室温検知センサ24が、第1吸入口の近傍に設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、室内の下方で吹出し上方で吸込む方式の成層空調システムに関し、特に室内における上下の温度差の少ない快適な空調領域を省エネルギの下に達成できる空調システムに関する。
従来の空調システムでは、熱処理された空気をファン等を介して室内に吹出し、室内の空気と撹拌混合したり、或いは吹出部からの風速を高めて、できるだけ均一に空気調和が得られるようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−304632号公報(第2頁、第1図)
しかしながら、特許文献1にあっては、周知のように暖気は比重が軽く、室内に吹出された温風は上昇気流となって天井面近くで停滞しがちであり、一方、冷気は逆に比重が重く、床面付近に滞留しがちであるため、空気攪拌に多大なエネルギを必要とするばかりか、室内に温度差が生じて快適性に難があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、空気撹拌を行うことなく室内を均一に所要の室温にして、空調領域を居住域に限って温度差の生じない快適空間を形成して、省エネルギを達成できる空調システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の空調システムは、所定の熱処理された空気を低速で吹出して、室内の温度成層を形成する空調システムにおいて、前記熱処理された空気の吹出し温度は室温との温度差を10℃以内とし、吹出し通路を介して前記室内の所定の下方箇所に吹出部を設け、前記吹出部から床面に対して略水平方向に前記熱処理された空気を吹出し、前記熱処理された空気の吹出し速度は2.0m/sec以下とし、少なくとも室内空間に人体や動植物の生活空間を基準とした所定の上方箇所に第1吸入口を設け、空調領域と非空調領域とを区画設定する空調システムであって、
前記熱処理された空気の少なくとも一部が熱源を介して生成され、前記室内に設けられる室温検知センサに基づいて風量及び/又は温度を制御する室温調整手段により吹出し制御されており、前記室温検知センサが、前記第1吸入口の近傍に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、室内の所定の上方箇所に位置する第1吸入口の近傍に室温検知センサが設けられており、この室温検知センサに基づいて、吸入された空気の風量及び/又は温度が調整されて下方の吹出部から吹出されることにより、下方の吹出し温度が常に上方で吸入された空気の温度制御下にあるため、下方から吹出される熱処理された空気により下方から上方に向かって次第に適正な温度成層が形成され、室内を満遍なく空調できる。
本発明の請求項2に記載の空調システムは、請求項1に記載の空調システムであって、前記熱処理された空気が、少なくとも前記第1吸入口から吸入されて前記熱源を介して第1送風手段により送り出す第1空気と、所定の箇所に設けられる第2吸入口から吸入される空気を前記熱源を介さずに第2送風手段により送り出す第2空気と、を混合手段により混合して生成されており、前記第2吸入口が、前記室内の所定箇所に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第2空気が、室内の所定箇所に設けられた第2吸入口から吸入された室内空気であることにより、空調を行っている時点の室温を有する室内空気を第2空気として第2送風手段により送り出し、第1送風手段により送り出す第1空気と混合して、熱処理された空気を生成することができるため、熱処理された空気の温度と室温との温度差を安定的に近づけることができる。
本発明の請求項3に記載の空調システムは、請求項2に記載の空調システムであって、前記第2吸入口が、前記第1吸入口の近傍に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、第2吸入口が、第1吸入口の近傍に設けられていることにより、室内の床面近くの空気温と最も温度差を有している上方箇所の室内空気が吸入され、下方箇所から吹出されるため、上方箇所と下方箇所との温度差を縮めて、温度勾配の少ない空気成層を維持できる。
本発明の請求項4に記載の空調システムは、請求項1ないし3のいずれかに記載の空調システムであって、前記吹出部には、前記熱処理された空気を前記吹出部の全面に亘って一定速度で吹出す抵抗手段が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、減速手段に加えて抵抗手段を設けることで、室内空気の温度成層を破壊しない低速の熱処理された空気を吹出すことができる。
本発明の請求項5に記載の空調システムは、請求項2または3に記載の空調システムであって、前記吹出部には、前記熱処理された空気を前記吹出部の全面に亘って一定速度で吹出す抵抗手段が設けられており、該抵抗手段が、前記第1送風手段により送られる前記第1空気と、前記第2送風手段により送られる前記第2空気とを混合する前記混合手段を兼ねていることを特徴としている。
この特徴によれば、抵抗手段が混合手段を兼ねているため、シンプルな構造で、第1空気と第2空気との混合による大量の熱処理された空気を生成しつつ、吹出部の全面から均一な吹出し速度で吹出せる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の実施例における成層空調システムの全体を示す配管系統図である。図2は、各居室における室内機の模式図である。図3(a)は、室内ユニットの平面図であり、(b)は同じく正面図であり、(c)は同じく側面図である。図4は、室内ユニットの正面パネルを開いた状態の正面図である。図5は、室温調整システムの制御フローを示すフロー図である。図6(a)は、空調領域高さと吹出部高さを示した模式図であり、(b)は本発明の変形例における各居室の室内機の配置を示した平面図である。図7は、本発明の変形例における室内ユニットの正面パネルを開いた状態の正面図である。
図1に示されるように、本実施例の成層空調システム1(以下、「成層空調1」と略する)は、ビルの屋外に配置される1台の室外機4と、各居室2に配置される複数台の室内機3と、室外機4及びそれぞれの室内機3を接続する冷媒管5a、5bとからなる。
本実施例の成層空調1の基本的な構成は、一般事務所ビルやホテル等の複数の居室を有するビルなどにおいて一般的に採用されるビルマルチシステムと同様である。具体的には室外機4の冷暖房切替ユニット41にて冷媒の供給方向を切替えることで、冷暖房運転の切替が可能であり、各居室2にて空調の個別の起動又は停止が可能であり、また増設が容易にできるという特徴を有している。
例えば、冷房時においては、冷暖房切替ユニット41の開閉弁44a、44dが開状態となり(開閉弁44b、44cは閉状態)、冷媒液ポンプ43の起動により、液溜45内の冷媒液が冷媒液管5aを介して各居室2の室内機3に供給され、各居室2において個別の空調(冷房運転)が可能となっている。
各居室2における冷房運転により蒸発気化された冷媒ガスは、冷媒ガス管5bを介して熱交換器42に供給され、熱媒体管46を介して供給される熱媒体との熱交換により凝縮液化されて、再び冷暖房切替ユニット41の液溜45内に供給される。
また、暖房時においては、冷暖房切替ユニット41の開閉弁44b、44cが開状態となり(開閉弁44a、44dは閉状態)、冷媒液ポンプ43の起動により液溜45内の冷媒液が熱交換器42に供給され、熱媒体管46を介して供給される熱媒体との熱交換により蒸発気化されて、冷媒ガス管5bを介して各居室2の室内機3に供給され、各居室2において個別の空調(暖房運転)が可能となっている。
各居室2における暖房運転により凝縮液化された冷媒液は、冷媒液管5aを介して再び冷暖房切替ユニット41の液溜45内に供給される。
上記のように、冷媒が蒸発気化と凝縮液化とを繰り返すことにより、発生する熱を利用して、連続的な冷房運転又は暖房運転ができるようになっている。
各居室2における空調運転について具体的に説明すると、図2に示されるように、各居室2に配置される室内機3は、各居室2外部に配設されて緩冷風又は緩温風(熱処理された空気)を生成する空調ユニット10と、各居室2内部に設置されて居室2内に緩冷風又は緩温風を吹出し及び居室2内の空気を吸入する室内ユニット10と、空調ユニット10及び室内ユニット20を接続する第1吸入ダクト16a1、第2吸入ダクト16a2、第1ダクト16b(吹出し通路)、第2ダクト16c(吹出し通路)、吹出ダクト16d(吹出し通路)と、各居室2の室温を個別に管理可能とする室温調整システムとからなる。
空調ユニット10における緩冷風又は緩温風の生成について説明すると、第1チャンバー17内には、冷媒液管5aと冷媒ガス管5bとが接続されて冷媒を蒸発気化又は凝縮液化する熱交換部13(熱源)と、第1ファン12(第1送風手段)とが格納されており、第1吸入ダクト16a1を介して導入された居室2内の空気が、第1ファン12の回転により熱交換部13にて発生した低温又は高温の熱源に向かって吹出され、冷風又は温風(第1空気)が生成されて第1ダクト16bを介して混合チャンバー15(混合手段)内に吹出される。
このように生成された冷風又は温風は、後述する室温調整システムにより、風量と風温が調整されている。
また、第2チャンバー18内には、第2ファン14(第2送風手段)が格納されており、第2吸入ダクト16a2を介して導入された居室2内の温度を有する室内空気が、第2ファン14の回転により第2ダクト16cを介して、送風空気(第2空気)として混合チャンバー15内に吹出される。
混合チャンバー15内では、第1チャンバー17で生成された冷風又は温風と、第2チャンバー18で生成された居室2内の温度を有する送風とが混合されて、居室2内の温度に近い緩冷風又は緩温風が生成されて、吹出ダクト16dを介して室内ユニット20へ送り出される。
このように、空調を行っている時点の室温を有する室内空気を送風空気として第2ファン14により送り出し、第1ファン12により送り出す冷風又は温風と混合して、緩冷風又は緩温風を生成することができるため、緩冷風又は緩温風の温度と、空調を行っている時点の室温との温度差を安定的に近づけることができる。
次に居室2内の成層空調1による空調について詳細に説明する。
図2及び図3に示されるように、空調ユニット10と第1吸入ダクト16a1、第2吸入ダクト16a2及び吹出ダクト16dを介して接続された室内ユニット20は、背面を居室2の壁面2bに近接させた位置に配置されている。
図3(b)、(c)に示されるように、室内ユニット20の正面下部には、吹出ダクト16dと接続された吹出部21が設けられており、空調ユニット10にて生成された緩冷風又は緩温風を居室2内に吹出せるようになっている。
また、室内ユニット20の正面上部には、第1吸入ダクト16a1と接続された第1吸入口22aと、第2吸入ダクト16a2と接続された第2吸入口22bと、を有する吸入部22が設けられており、居室2内から吸入された空気は、空調ユニット10の第1チャンバー17及び第2チャンバー18内に供給されるようになっている。また、第2吸入口22bは、第1吸入口22aと近傍の位置に設けられている。
つまり、室内ユニット20の下部に位置する吹出部21を介して緩冷風又は緩温風を吹出させ、好ましい実施態様として、床面2cから800〜2200mmの範囲内に開口させた吸入部22を経由して室内空気を還気させるようにしたものである。
また図3(c)及び図4に示されるように、本実施例における吹出部21と吹出ダクト16dとの間には、吹出ダクト16d内の緩冷風又は緩温風の通過断面よりも広く、吹出部21と略同一の開口面積を有する大口ダクト28(減速空間部)が設けられており、第1ファン12と、第2ファン14とにより生成される大量の緩冷風又は緩温風が減速されて、2.0m/sec以下の低速の吹出し速度で吹出されるようになっているために、居室2内の空調領域Aに限って均一な快適空間を迅速に形成させることができる。
また、吹出部21の近傍位置に大口ダクト28が設けられているために、空調ユニット10と室内ユニット20とを接続する吹出ダクト16dの通過断面を小型化することができる。
さらに、本実施例における吹出部21の背面側には、吹出部21と略同一の面積を有するメッシュフィルタ26(抵抗手段、混合手段)が設けられていることにより、吹出ダクト16dを介して供給された緩冷風又は緩温風は、吹出部21の背面側で均一な抵抗を受けるため、吹出部21全面に亘って一定速度で居室2内に吹出されるようになっており、吹出部21の面積を大型化することができる。
また、メッシュフィルタ26を介して緩冷風又は緩温風が居室2内に吹出されることにより、冷風又は温風と送風とが、より混合されて均一な温度の緩冷風又は緩温風に生成しつつ、上記のように吹出部21の全面から一定速度で吹き出すことが、シンプルな構造で可能となる。
さらに、本実施例における吹出部21の背面側の所定位置に配設される水平ブレード27により、吹出部21から吹出される緩冷風又は緩温風は、居室2の床面2cと略平行に吹出されるようになっている。
また室温調整システムは、第1ファン12と、熱交換部13と、冷媒量調整弁25と、正面パネル20aに取り付けられた室温検知センサ24と、室温設定パネル23と、冷媒量及び第1ファン12の回転数を制御する制御手段19と、から構成される。
室温検知センサ24は、第1吸入口22a近傍に設けられており、第1吸入口22aに吸込まれた居室2内の空気の温度を検知できるようになっている。
このように、居室2内の上方箇所に位置する第1吸入口22aの近傍に室温検知センサ24が設けられており、居室2内の下方箇所に位置する吹出部21から吹出される緩冷風又は緩温風の風量及び/又は温度が、後述する室温調整システムにより制御されているため、居室2内における上方と下方との温度差を少ない状態にして、居室内の快適な空調領域Aを形成することができる。
ここで本実施例において室温とは、室温検知センサ24にて検知された温度のことを示す。
図5に示されるように、室温調整システムの制御フローについて具体的に説明すると、室温設定パネル23により目標室温が設定入力され、運転が起動されると、目標室温と室温検知センサ24により検知された現室温との温度差に応じて、制御手段19により冷媒量調整弁25の開閉操作が制御されて温度調整され、同様に制御手段19により第1ファン12の回転数が制御されて風量調整された冷風又は温風が吹き出される。一方、第2ファン12は、前記運転の起動により、制御手段19による制御とは関わりなく一定速度で常時運転状態となる。
そして、第1ファン14による冷風又は温風と、第2ファン12による送風とが混合された緩冷風又は緩温風は、現室温との温度差が10℃以内となるように生成され、室内ユニット20の吹出部21より居室2内に吹出される。
居室2内に吹出された冷風又は温風により、現室温が目標室温に達成(現室温と目標室温との温度差がゼロあるいは所定値以下になる)すると、第1ファン12の運転が自動停止又は微風状態にて運転するようになっており、第2ファン14の運転は別途手動にて停止可能となっている。
このように第2ファン14が、制御手段19による制御とは関わりなく運転可能となっているために、第1ファン12による第1空気が制御手段19により停止又は微風状態になったとしても、第2ファン14による送風空気により一定量の空気の風量を確保できることにより、居室2内の温度成層を壊さない程度の空気の循環が形成され、居室2内の温度差を維持できる。
特に第2吸入口22bが、第1吸入口22aの近傍に設けられていることにより、居室2内の床面2c近くの空気温と最も温度差を有している上方箇所の室内空気が吸入され、下方箇所から吹出されるため、上方箇所と下方箇所との温度差を縮めて、温度勾配の少ない空気成層を維持できる。
また、第2ファン14による送風は、第2吸入口22bから吸入された居室2内の空気の一部を利用しており、制御手段19に拠らずに常に現室温を有しているため、温度調整及び風量調整された冷風又は温風の温度を穏やかに緩和して、かつ安価に風量を増大できる。
次に、成層空調1における室内ユニット20の配置について変形例を以下に示す。
図6に示されるように、ペリメ−タゾ−ンPは、壁面2b、窓8などを通して外気の気象条件の影響を受ける建築物の屋内周囲空間を指し、通常は図示のように5000mm程度の幅をいうことが多いが、その数値には特別の意味はない。すなわち本発明では単に壁面2bに近い周囲空間といった程度の意義を有するにすぎず、また、その周囲の空間であるペリメータゾーンPで囲まれる内側の空間をインテリアゾ−ンIとする。
また、冷房専用室内ユニット20aを使用する場合には、インテリアゾ−ンIの境界付近に設置し、また暖房専用室内ユニット20bを使用する場合には、これをペリメ−タゾ−ンPの領域、すなわち壁面2b近くに設置するのがよい。それは、周知のように建物での外界との熱の授受は、主として窓8などの外壁構成個所で生じ、一般に夏は壁面2b部分から熱が流入し、冬は熱が流出するからである。
したがって室内ユニットは、壁面2b近辺に設置するのが効率的であるが、冷房専用室内ユニット20aに限っては、インテリアゾ−ンIの領域に設置するのが望ましい。インテリアゾ−ンIには照明7、事務機器が存在すると共に、人体などの発熱体も共存して、一種の発熱ゾ−ンとみなすことができるからである。すなわち、温風は比重が軽いので上昇気流となり、インテリアゾ−ンIに向かって吹出すときの到達距離が冷風に比較し短くなるが、インテリアゾ−ンIは実質的には発熱領域とみなすことができるので、比重差による暖気の拡がりを冷気ほどには期待しなくともよいのである。
成層空調1における室内機3の運転状況においては吹出し温度を夏季は比較的高く(19〜21℃程度)、冬季は比較的低く(35℃程度)設定しており、従来の空調システムにおける室内機の運転状況においての吹出し温度を夏季は15℃程度、冬季は40℃程度と設定しているのと比較すると、成層空調1は常に室温との温度差を抑えた冷気又は暖気を居室2内に送り込むことにより、居室2内の特に吹出部21近辺における快適性を維持できる。
以上の各実施例からも明らかなように、本発明には次のような特徴があり、かつそれに伴って以下に示す様々な効果を発揮する。
空調領域Aを高さ方向において天井面2aよりも下方に位置する居住域に限定し、空調領域Aを室内ユニット20の吸入部22によって積極的に区画設定することができる。空調領域Aより上方に位置する非空調領域Bは、空調の対象から除外して、空調に要するエネルギ消費が少なくなるようにした。なお、天井面2a近傍には比重の軽い暖気が充満する結果、非空調領域Bは高い温度となる。このように本発明にあっては、従来のように天井面2a付近を含めた居室2内全体を満遍なく空調する方式と異なり、それだけ省エネルギを実現し得るのである。
また、冷暖房いずれの場合においても、緩冷風又は緩温風の吹出し速度を2.0m/sec以下に保ち、従来のように3〜4m/sec程度を基準に空調していた方式と比較すると、格段に風速を弱めることができ、それだけ省エネルギ効果を発揮する。換言すれば、従来のように冷気または暖気の吹出し風速を大きくすることなく、他方、ファン等を用いての居室2内空気の撹拌も必要でないからエネルギ消費が少ない。
また、冷房時には主として冷気の比重差による空気の拡散を利用して下から押しあげるように空調を行ない、一方、暖房時には建物内部の発熱ゾ−ンを活用すると共に、主としてペリメ−タゾ−ンPに対してのみ暖気を供給するようにしたから、吹出し速度を緩めることが可能となり、他方、冷房時の吹出し温度も従来のように15℃といった低温を廃して、23〜25℃程度とすることができ、これは熱源としても省エネルギになる。
または暖房時にあっても、従来の空調ユニットよりも温度を低め、空調ユニット20周辺の周囲温度と比較しての温度差を10℃以下にして、積極的に空気の混合が生ずるようにした。なお、従来の空調ユニットにあっては、温度差を15〜40℃程度に保ち周囲に較べ高い温度にしていたので、空気の混合が起こりにくく省エネルギの点でも効果が小さかった。
本発明にあっては、前記のよう温度差を縮めて空気の混合を促進するようにしたため、例えば、周囲温度が10℃であるときは吹出し温度を20℃に設定し、周囲温度が15℃のときは吹出し温度を25℃とすることが可能となり、それだけ、省エネルギ面でも有効に機能する。
上に詳しく説明したように、本発明においては、冷暖房いずれの場合にあっても、居室2内全体の空気調和を図るのではなく、高さ方向における居住域に限定しての空調領域Aのみが快適温度に保たれるように、特定の条件下に居室2内の下部から吹出し、上部から吸込みを行うように運用させるものであるから、温度ムラの発生が少ないだけでなく、省エネルギの観点からみて画期的な効果を奏することが明白である。
例えば暖房時、床面2c近くの吹出部21から吹出された温風は、天井面2a方向に上昇せず床面2c全域に速やかに広がり床面2c近くに暖気層を形成する、一方床面2cの冷気層は暖気層に押し上げられて一時的に逆転現象が生じる。一般に、床面2cや壁面2bなどの平坦面に接近して吹出された気流は、コアンダ効果により、当該平坦面に付着して流れるが、本発明では、暖房開始初期の室温と、吹出される温風温度との温度差が小さいため、相対的に浮力が小さく、また、吹出し風速も2.0m/sec以下と従来の空調システムと比較して低いため床面2cに温風が引き付けられる。
すなわち、床面2cに対する付着力が温風の浮力より大きいために、温風は直ちに天井面2a方向に上昇することはない。吹出部21からゆっくりと吹出させると、吹出し空気の気流が障害物に衝突しても天井面2a方向に吹き上がることはない。障害物にゆっくりと衝突するため障害物を水平方向に取り巻き迂回して床面2c全域に広がる。天井吹出しとする従来空調システムでは「風量を到達させる位置での風速」は、中心で約0.25m/secとされているが、実際には暖房時などは中心で0.5m/sec以下に設定されている。このことから、本発明では吹出部21から吹出す風速を2.0m/sec以下、具体的には2.0m/sec〜0.5m/sec前後とし、これにより塵埃が室内に舞い上がることがないようにしている。
一方、冷房時にあっても暖房時と同じく居室2内の下部に設けられた吹出部21から吹出され、この場合の冷気も同様に2m/sec以下に保ち、さらに吹出された冷風は比重の関係から床面2c上を次第に拡散してゆき、次いで温度が高く比重の小さな空気を下から押し上げるようにして温度ムラのない一様な快適空間を作り出すようにしたものである。
また、低速に吹出した場合でも、吹出し口付近には誘因的に空気の撹拌が生じるから、それによっても温度の均一化が図れる。
換気機能については、新鮮な空気は床面2cに近い吹出部21から居住域である空調領域Aに送気され、居室2内に発生する機器或いは人体Mの発熱量H及び臭気等の空気よりも比重の軽いものは、その場で温度成層を壊すことなく分離されて上昇気流となって上昇し、排気口6より居室2外部に排気され、換気効率が非常に高いといえる。脱臭についても周囲に影響を与えることなく排気される。
また、成層空調1は第1ファン12により送られる冷風又は温風の量に、第2ファン14による送風量が付加されており、従来の空調システムよりも風量が増大しているために、目標室温に迅速に到達することが可能である。
また、天井面2aには排気口6が設けられており、居室2内の人体Mあるいは照明7等からの発熱量や汚染空気を除去するようになっている。
冬期においても、床面2c近傍から吹出された緩温風は、室温との温度差が少ないことから、吹出部21を出た後に直接上昇せずに、吹出部21の周囲から暖気の塊を生成し、居室2内に広がっていく。時間の経過とともに居室2内の低温の空気との混合が平面的に進んでいくため、暖房方式としては理想的とされる、床暖房に近い状況が実現される。
また、吹出し速度が低速であるため、空気の攪拌により室温の均一化がなされるのでなく、上下方向の空気の流れはほとんどないが、空気中の温度のみが垂直方向に伝播可能となる。
また、好ましい実施例としては、吹出部21と吸入部22の開口高さを、それぞれ空調領域Aの高さの1/2を越えない範囲に保持するのがよい。
なお、例えば既存のビルマルチシステムの室内機に、第2チャンバー18と第2ファン14と第2ダクト16cと混合チャンバー15とからなる送風ユニットを新規に付加することにより、既存のビルマルチシステムを生かしつつ、安価に成層空調1を形成することが可能となる。
また、第1ファン12により送られる冷風又は温風の量と、第2ファン14により送られる送風量との流量比率は、2:1程度であることが好ましい。
また、成層空調1は、既存の空調システムにおける吹出部よりも広い開口面積を有する吹出部21が設けられていることにより、既存の空調システムにおける吹出し速度よりも低速の吹出し速度にて緩冷風又は緩温風を居室2内に送り込むことが可能となる。緩冷風又は緩温風の居室2内への吹出し速度は、2.0m/s以下が好ましい。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、本発明の成層空調システムは、暖房専用機、冷房専用機および冷暖房兼用機器等、空気調和に役立つ機器をすべて含む。
また、居住域である空調領域Aの下限値の0mmは、通常の状態においてベッドに横臥した状態の高さを充分にカバ−する範囲であることにより、空調領域Aの上限値の2200mmは通常の人体の身長をカバ−する範囲であることによるが、植物または人間以外の動物を対象として空調領域を設定する等の場合には、必ずしも前記数値にこだわる必要はない。
また、吹出し口21は、吸込み口22よりも低い位置であれば、床面2cに直接設けてもよいし、または床面2cから一定の範囲、例えば床面2cからの高さ1,000mm以内柱の側面等に設けてもよい。
また、吹出部21の背面側には、左右方向にスイングさせることができる垂直ブレードを設けて風向きを左右方向に変更することができるような構成であってもよい。
例えば、上記実施例では、室温調整システムにおいて冷風又は温風の風量及び風温のいずれも制御していたが、冷風又は温風の運転制御ができれば、いずれか一方の制御でもよい。
また、上記実施例では、室温調整システムにおいて目標室温に到達すると、第1ファン12のみが自動停止するように制御されているが、居室2内の室温管理が可能であれば、例えば第1ファン12と第2ファン14とのいずれもが、室温調整システムにおける運転制御の対象であってもよい。
また、上記実施例では、室温検知センサ24の取付位置は第1吸入口22a近傍であるが、本実施例で近傍とは、第1吸入口22aから30cm四方程度の範囲内であることが好ましい。但し居室2内の空間が比較的狭い場合や空調領域Aにおける温度成層の形成等の条件により、第1吸入口22aの近傍と略同一の温度が検知できれば、室温検知センサ24の取付位置は、前記範囲内には必ずしも限定されず、例えば第1吸入口22aと略同一高さであって第1吸入口22aと離間した所定の箇所であってもよい。さらに室温検知センサ24の取付位置は、室内ユニット20の中央高さ位置でもよいし、或いは室内ユニット20とは離間した所定の箇所であってもよい。
また、上記実施例では、1台の室外機4に対して複数台の室内機3が各居室2に配設され、冷媒管5a、5bにより接続されるいわゆるビルマルチシステムが応用されているが、成層空調1による効果を有するものであれば、空調の方法はビルマルチシステムに限らず、例えばファンコイル方式であってもよい。
また、上記実施例では、第1ファン12により生成された冷風(温風)と、第2ファンにより生成される送風空気とが、それぞれ第1ダクト16b、第2ダクト16cを介して混合チャンバー15により混合されて緩冷風(緩温風)が生成されているが、混合の方法は必ずしも混合チャンバー15に限らない。
例えば本発明の変形例として図7に示されるように、第1ファン12により生成された冷風(温風)と、第2ファンにより生成される送風空気とが、それぞれ第1ダクト16b、第2ダクト16cを介して、それぞれ直接吹出口21a、第2吹出口21bが接続される室内ユニット20’の吹出部21’内部に送り出されてもよい。
このようにすることで、メッシュフィルタ26が、緩冷風(緩温風)の抵抗手段と混合手段とを兼ねているため、シンプルな構造で、第1ファン12により生成された冷風(温風)と、第2ファンにより生成される送風空気との混合による大量の緩冷風(緩温風)を生成しつつ、吹出部21’の全面から均一な吹出し速度で吹出せる。
本発明の実施例における成層空調システムの全体を示す配管系統図である。 各居室における室内機の模式図である。 (a)は、室内ユニットの平面図であり、(b)は同じく正面図であり、(c)は同じく側面図である。 室内ユニットの正面パネルを開いた状態の正面図である。 室温調整システムの制御フローを示すフロー図である。 (a)は、空調領域高さと吹出部高さを示した模式図であり、(b)は本発明の変形例における各居室の室内機の配置を示した平面図である。 本発明の変形例における室内ユニットの正面パネルを開いた状態の正面図である。
符号の説明
1 成層空調システム
2、2’ 居室
2a 天井面
2b、2b’ 壁面
2c、2c’ 床面
3 室内機
4 室外機
5a、5b 冷媒液管、冷媒ガス管
6 排気口
7 照明
8 窓
10 空調ユニット
12 第1ファン(第1送風手段)
13 熱交換部(熱源)
14 第2ファン(第2送風手段)
15 混合チャンバー(混合手段)
16a1 第1吸入ダクト
16a2 第2吸入ダクト
16b 第1ダクト(吹出し通路)
16c 第2ダクト(吹出し通路)
16d 吹出ダクト(吹出し通路)
17 第1チャンバー
18 第2チャンバー
19 制御手段
20、20’ 室内ユニット
20a 冷房専用室内ユニット
20b 暖房専用室内ユニット
21、21’ 吹出部
21a 吹出口
21b 第2吹出口
22 吸入部
22a 第1吸入口
22b 第2吸入口
23 室温設定パネル
24 室温検知センサ
25 冷媒量調整弁
26 メッシュフィルタ(抵抗手段、混合手段)
27 水平ブレード
28 大口ダクト(減速空間部)
29 正面パネル
41 冷暖房切替ユニット
42 熱交換器
43 冷媒液ポンプ
44 開閉弁
45 液溜
46 熱媒体管
A 空調領域
B 非空調領域
I インテリアゾーン
M 人体
P ぺリメータゾーン

Claims (5)

  1. 所定の熱処理された空気を低速で吹出して、室内の温度成層を形成する空調システムにおいて、前記熱処理された空気の吹出し温度は室温との温度差を10℃以内とし、吹出し通路を介して前記室内の所定の下方箇所に吹出部を設け、前記吹出部から床面に対して略水平方向に前記熱処理された空気を吹出し、前記熱処理された空気の吹出し速度は2.0m/sec以下とし、少なくとも室内空間に人体や動植物の生活空間を基準とした所定の上方箇所に第1吸入口を設け、空調領域と非空調領域とを区画設定する空調システムであって、
    前記熱処理された空気の少なくとも一部が熱源を介して生成され、前記室内に設けられる室温検知センサに基づいて風量及び/又は温度を制御する室温調整手段により吹出し制御されており、前記室温検知センサが、前記第1吸入口の近傍に設けられていることを特徴とする空調システム。
  2. 前記熱処理された空気が、少なくとも前記第1吸入口から吸入されて前記熱源を介して第1送風手段により送り出す第1空気と、所定の箇所に設けられる第2吸入口から吸入される空気を前記熱源を介さずに第2送風手段により送り出す第2空気と、を混合手段により混合して生成されており、前記第2吸入口が、前記室内の所定箇所に設けられている請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記第2吸入口が、前記第1吸入口の近傍に設けられている請求項2に記載の空調システム。
  4. 前記吹出部には、前記熱処理された空気を前記吹出部の全面に亘って一定速度で吹出す抵抗手段が設けられている請求項1ないし3のいずれかに記載の空調システム。
  5. 前記吹出部には、前記熱処理された空気を前記吹出部の全面に亘って一定速度で吹出す抵抗手段が設けられており、該抵抗手段が、前記第1送風手段により送られる前記第1空気と、前記第2送風手段により送られる前記第2空気とを混合する前記混合手段を兼ねている請求項2または3に記載の空調システム。
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