JP2006254067A - 撮像装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影された映像をサイレント映画風な映像としてエンコードして記録する撮影装置を提供する。
【解決手段】撮影装置1は、入力部14によりサイレント映画モードが選択された場合に、マイク16dからの音声入力を停止し、撮像部17からの映像をモノクロフィルタ部16cによりモノクロ処理を施した後にフレーム信号又はフィールド信号を間引いてエンコーダ部16bに供給する。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置及びプログラムに関する。
従来、CCD(Charge-Coupled Device)などの撮像素子を用いて1画面分の画像情報(フレーム)を撮像する撮像装置においては、1秒間当たり所定のフレーム数(フレームレート)で撮像した一連のフレーム画像群による動画像情報や、その一連のフレーム画像群をMPEG(Motion Picture Experts Group)形式などに符号化(エンコード)した動画像情報をCDやDVDなどの記録(記憶)媒体に記録する、一般にデジタルビデオカメラと呼ばれるものがある。
一連のフレーム画像群による動画像情報の再生には、フレーム画像によるノンインタレース方式(順次走査方式)とフリッカの除去と動画像の滑らかな再生を実現するためのインタレース方式(飛び越し走査方式)とがある。このため、一連のフレーム画像群による動画像情報には、ノンインタレース方式における1画面分の全ての走査線に関する信号を含むフレームの他に、ノンインタレース方式の奇数番目における走査線に関する信号を含むOフィールド(Odd)と偶数番目における走査線に関する信号を含むEフィールド(Even)とがある。
MPEG形式などにおけるエンコードは、図1(a)に示すように、上述したフレームやOフィールドとEフィールドとを合わせた1フレーム分の画像情報の基づいて、DCT(離散コサイン変換)などを利用してフレーム内を圧縮(空間的な圧縮)したIフレーム(Intra Frame)や再生方向におけるフレーム間の差異を圧縮(時間的な圧縮)したPフレーム(Predictive Frame)により、GOP(Group Of Picture)という固まり単位で行なわれる。GOPは、一般的に30フレーム/秒の動画像の場合は15フレームの単位であり、上述したIフレーム、Pフレームの他に、前後フレームとの差異を利用したBフレーム(Bi-directional predicted Frame)をPフレームとIフレームの間に3フレームづつ用いて、さらに圧縮率を高める構成でもよい。
利用者は、上述した撮像装置を用いて動画像をMPEG形式などで記録媒体に記録し、PC(Personal Computer)などで再生することで、手軽に撮影した動画を鑑賞することができる。また、撮像装置には、利用者が撮像する際に映画風のアレンジを加えて撮像するなど、手軽に表現力の豊かな画像を撮像する装置も開発されている。例えば、特許文献1には、撮影時に活動写真のように断続的に動く懐古調の動画像ファイルを作成して記録する撮像装置に関する技術が開示されている。
特開2004−248117号公報
映画風の動画としては、断続的に動く懐古調の他に、モノクロ調で再生速度が通常よりも若干早めに映写されるサイレント映画(トーキー)風の動画がある。このサイレント映画風動画は、単に断続的に動く動画でなく、ある程度滑らかに通常よりも早めに動く動画である。このため、上述した特許文献1では、十分にサイレント映画風である映像を記録することができなかった。
また、MPEG形式でエンコードされた動画像情報の再生は、図1(b)に示すように、I、P、Bフレームの情報を元に順次演算して行なわれる。しかし、早送り再生や早戻し再生などの場合は、GOP単位で演算処理を高速に行なう必要があり、全てのフレームを再現して再生することが困難となる。また、早送りでは時間的に独立したIフレームや演算しやすいPフレームを元にした再生や、早戻しではIフレームを元にした再生など、動画像の再生速度を変更する場合は制限が生じる。
このため、撮影装置でエンコードして記録された撮影映像を元にサイレント映画風にアレンジして再生することは、困難であり、更なる開発が望まれていた。
そこで、本発明の課題は、撮影された映像をサイレント映画風な映像としてエンコードして記録する撮影装置を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、撮影映像信号と音声信号とを記録する撮影装置において、サイレント映画モード、又は通常映像モードを選択する選択手段と、前記サイレント映画モードが選択された場合に前記撮影映像情報にモノクロフィルタ処理を施すモノクロ処理手段と、前記サイレント映画モードが選択された場合に前記マイクからの音声の記録を停止する制御を行なう音声制御手段と、前記サイレント映画モードが選択された場合に前記前記モノクロフィルタ処理された撮影映像情報のフレーム信号又はフィールド信号を間引いてエンコーダに供給する間引き手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、BGMを記憶するBGM記憶手段を更に備え、前記音声制御手段は、前記サイレント映画モードの選択時に前記記憶されたBGMを合成することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記サイレント映画モードが選択された場合に、前記撮影映像情報にノイズを付加するノイズ合成手段を更に備えることを特徴とする。
更に、撮影映像信号と音声信号とを記録する撮影装置のコンピュータに対して、上述した請求項1〜3に記載の発明に示した主要な機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項4〜6に記載の発明)。
請求項1に記載の発明によれば、撮影された映像に対してモノクロ処理を施し、フレーム信号又はフィールド信号を間引いた映像信号をエンコーダに供給することで、撮影された映像をサイレント映画風な映像としてエンコードして記録することができる。このため、再生側で特殊な編集を行なうことなくサイレント映画風な映像を鑑賞することができる。
請求項2に記載の発明によれば、サイレント映画風なBGMを合成することができ、より懐古的な映像を記録することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、映像にゴミ、埃、フィルムの傷などのようなノイズを付加することができ、よりサイレント映画風な映像を記録することができる。
[第1の実施の形態]
以下、この発明の実施の形態について説明するが、この発明は、この実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、発明の用語はこれに限定されない。
先ず、本発明である撮影装置1の機能的構成について、図2を参照して説明する。撮影装置1は、具体的には、デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話、カメラ付き携帯端末、カメラ付きPDA(Personal Ditital Assistant)、カメラ付きPC等である。撮影装置1は、その内部において、CPU11、表示部12、RAM13、入力部14、記憶装置15、映像処理部16、及び撮像部17を備え、各部はバス18により互いに電気的に接続されて構成される。
CPU11(Central Processing Unit)は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)などのRAM13の所定領域を作業領域として、後述する記憶装置15に記憶されている各種制御プログラムに従い、上述した各部に制御信号を送って撮影装置1の動作全般を統括制御する。また、CPU11は、常時一定周波数を発信する水晶発振器(特に図示しない)によるクロック信号を基準に動作する。
表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイから構成され、CPU11から入力される映像出力信号に基づいて画面上に映像を表示する。
入力部14は、撮影装置1に対する操作指示を入力するための選択キー、決定キーなどの各種操作キーや、小型のスティック状のポインティングデバイス等を含んで構成される。利用者は、表示部12に表示される画面を参照しながら入力部14を操作することにより、撮影装置1に対する各種操作指示、又は設定を行なう。
また、入力部14は、上記表示部12における表示画面上に覆われ、透明電極を格子状に配置して構成された感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルであり、手指やタッチペン等で押下された力点の座標値を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号としてCPU11に出力する構成であって良い。
記憶装置15は、電源投入時などに行なわれる基本処理や撮影時に行なわれる撮影処理など、CPU11で実行される関する各種プログラムを格納する特に図示しないROM(Read Only Memory)や、CPU11の指示により電気的にデータの消去及び書き換えが可能な記録媒体や不揮発メモリである映像記憶部15a及びBGM記憶部15bを備える。
記憶装置15における記録媒体、不揮発メモリの一例としては、CD−R、CD−R/W、DVD−R、DVD−R/W、DVD+R/W、DVD−RAM、ブルーレイディスク、MOディスク、PCカード、SDカード、メモリースティック(登録商標)、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、xD−Pictureカード、HDD、及びEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などの不揮発性メモリがある。
映像記憶部15aは、撮像部17で撮影され、映像処理部16で処理された動画像情報を格納する領域であり、好適には前述の記録媒体により他の情報機器で当該動画像情報を再生可能に格納する構成である。BGM記憶部15bは、映像処理部16で処理される動画像情報に音楽などを合成するための音声情報を予め格納する領域である。なお、BGM記憶部15bに予め格納される音声情報としては、タンゴ、ラグタイムなどのジャンルの曲や、バンドネオン、アコーディオン、バイオリン独奏などの哀愁・郷愁・懐古的な音声である。
映像処理部16は、CPU11の指示により入力される映像情報に色変換、輪郭強調、映像や音声の合成などの様々な映像処理を施す映像処理用DSP(Digital Signal Processor)等であり、入力される映像に対して乱数により法則性なく塵、埃、又はフィルムの傷状であるノイズの映し込み(合成)や明暗を変化させるノイズ発生部16a、入力される映像をMPEG形式などの所定の形式で符号化するエンコーダ部16b、入力される映像をモノクロ画像に変換するモノクロフィルタ部16c、及び外界の音声を音声信号として取得するマイク16dを備える構成である。なお、エンコーダ部16bは、符号化された映像を複合化するデコーダとしての機能を含む構成であっても良い。
撮像部17は、CPU11の指示により、ガラスやプラスチックなどのレンズ17aから入光する外界の光をCCD17b(Charge Coupled Device)上に光学像として結像し、その像によるアナログの映像信号をAFE17cでデジタルの映像信号に変換してCPU11に出力する。なお、CPU11に出力する映像信号は、1画面分の全ての画素に関するフレーム信号、又は奇数/偶数番目の行又は列の画素に関するフィールド信号である。このため、撮像部17は、CPU11からの指示に応じて、例えば1秒間当たり30フレーム(60フィールド)分の映像信号を出力する。
なお、撮像部17については、特に上記構成に限定しない。例えば、レンズ17aは、固定焦点であってもよいが、CPU11からの制御命令により、レンズ位置をアクチュエータなどで調節してピント制御、絞り制御、画角制御などを行なう構成であっても良い。また、CCD17bは、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの他の撮像素子であっても良い。また、AFE17cは、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路以外に、CCD17bから出力される信号のノイズを軽減させるCDS(Correlated Double Sampling:相関二重サンプリング)回路や信号の増幅を行うAGC(Automatic Gain Control:自動利得制御)回路を備えても良い。
次に、利用者の指示により、CPU11が制御して行なう撮影処理について、図3〜図5を参照して説明する。図3は、撮影処理を示すフローチャートである。図4(a)は、撮影処理により得られるサイレント映像G3の概略を説明する概略図であり、図4(b)は、インタレース映像G2からサイレント映像G3aへのエンコードを説明する概略図である。図5(a)は、表示部12の画面に表示されるサイレント映画モードの設定画面を説明する図であり、図5(b)は、サイレント映画モードで撮影された映像を例示する図である。
先ず、CPU11は、サイレント映画モードに設定されているか否かを判定する(ステップS11)。サイレント映画モードに設定されていない場合は(ステップS11:NO)、通常撮影などの他の撮影モードで撮影処理が行なわれて(ステップS12)、終了する。サイレント映画モードに設定されている場合は(ステップS11:YES)、ステップS13〜S21に示すサイレント映画撮影に関する各処理が行なわれて、終了する。
なお、ステップS11における判定は、表示部12の選択キーなどにより、図5(a)に示す画面が選択された状態で、画面上の操作ボタンB11、B12の条件がタッチパネルの操作により選択された後、操作ボタンB13が選択されることを検知して行なう。
サイレント映画撮影に関する処理が選択されると(ステップS11:YES)、マイク16dからの音声入力が停止された状態で撮像部17からOフィールド信号(奇数番目の行又は列の画素信号)及びEフィールド信号(偶数番目の行又は列の画素信号)のインタレース映像が交互にRAM13の作業領域に取り込まれ(ステップS13)、そのインタレース映像に対してモノクロフィルタ処理が行なわれてモノクロ映像に変換された後(ステップS14)、所定の間隔で対のフィールド信号(1フレーム分の信号)が間引かれるフィールド信号間引き処理が行なわれる(ステップS15)。
ステップS13において取り込まれる映像は、図4(a)に示すように、例えば毎秒60フィールド(30フレーム)のインタレース映像G1である。このインタレース映像G1は、ステップS15におけるフィールド間引き処理により、インタレース映像G1の3つの対のフィールド信号(3つのフレーム信号)の後の1つの対のフィールド信号(1つのフレーム信号)が間引かれ、録画時における1秒間が46フィールド分であるインタレース映像G2に変換される。このため、インタレース映像G2を1秒間当たりに60フィールドで通常どおりに再生した場合は、録画時の映像を早回しで再生した効果が得られる。
ステップS15の処理の後、得られたインタレース映像G2に対して、ノイズ付加の処理、BGM(BackGround Music)付加の処理を行なうか否かが上述の操作ボタンB11、B12による選択指示の有無によって順次判定される(ステップS16、S18)。ノイズを付加する場合は(ステップS16:YES)、インタレース映像G2に対してノイズ発生部16aによりランダムに塵や埃形状の映し込みや明暗を変化させるノイズ合成処理が行なわれる(ステップS17)。また、BGMを付加する場合は(ステップS18:YES)、ステップS13で停止された音声入力の代わりにBGM記憶部15bに予め格納された音声情報を映像情報に合成するBGM合成処理が行なわれる(ステップS19)。
ステップS16、S18の判定による処理の後、RAM13の作業領域に格納されたインタレース映像G2がエンコーダ部16bでMPEG形式にエンコードされてサイレント映像G3として映像記憶部15aに格納される画像記録処理が行なわれ(ステップS20)、撮影終了の指示の有無が判定されて(ステップS21)、撮影を終了しない場合はサイレント映画モードでの撮影を継続し(ステップS13に戻る)、撮影終了の指示が入力された場合は撮影処理を終了する。
ステップS20において映像記憶部15aに格納されるサイレント映像G3は、図4(a)に示すように、インタレース映像G2を元に毎秒30フレームの映像として15フレームのGOP単位でIフレーム、Pフレームにより圧縮した映像情報である。サイレント映像G3のヘッダ情報には、毎秒30フレームの映像であり、1GOP単位は0.5秒であるなどの再生時に関する情報が格納される。このため、ヘッダ情報を元にサイレント映像G3を通常再生した場合は、録画時の映像を早回しで再生した効果が得られる。
なお、サイレント映像G3としては、I、Pフレームのみの構成を示したが、Bフレームを含む構成であっても良い。
また、サイレント映像G3は、1秒間あたりのフレーム数がインタレース映像G2と同一であり、インタレース映像G2の1対のフィールド信号を1フレーム分としてI、P、Bフレームに変換する構成であっても良いが、毎秒のフレーム数を可変させる構成であってもよく、特に上記構成に限定しない。
例えば、インタレース映像G2をサイレント映像G3に変換する際に、インタレース映像G2とサイレント映像G3との1秒間あたりのフレーム数が同一でない場合には、1秒間当たりのフレーム数が一致しない場合におけるサイレント映像G3の各フレームとインタレース映像G2のフィールドとの重なりに関する情報をサイレント映像G3における毎秒のフレーム数と各フレーム番号などに応じたルックアップテーブルとして記憶装置15に予め保持することで、インタレース映像G2のフィールドとサイレント映像G3のフレームとの重なりに応じた重み付けなどの補間処理を行なう構成であってよい。
具体的には、図4(b)に示すように、インタレース映像G2を元に1秒間あたりのフレーム数が同一でないサイレント映像G3aに変換する際は、インタレース映像G2の各フィールドにサイレント映像G3aとの重なり度合を係数とした値で補正を行なってからサイレント映像G3aの1フレーム分が合成される。なお、この係数が上述のルックアップテーブルを参照して得られる値である。
例えば、サイレント映像G3aの先頭フレームi1においては、インタレース映像G2において重複するフィールドO1に0.6、フィールドE1に0.4のそれぞれ重複度合いに応じた係数が掛け合わされて補正された後に合成される。また、次のフレームp2においては、重複するフィールドE1に0.1、O2に0.5、E2に0.4の重複度合いに応じた係数が掛け合わされた後に合成される。以下のフレームについても同様である。
上述したように、撮影装置1は、再生時にサイレント映像として表示されるエンコードされた映像を得ることができる。例えば、図5(a)において操作ボタンB11が選択されて撮影が行なわれた場合は、図5(b)に示すように、ゴミ、埃、又はフィルム形状のノイズN1、N2が規則性なく合成され、エンコードされたサイレント映像を得ることができる。
さらに、撮影装置1は、重なりに応じた重み付けなどの補間処理を行なうことで、より信号劣化の少ないエンコードされたサイレント映像G3aを得ることができる。
上述の補間処理により得られるサイレント映像G3aに対しては、映像処理部16における映像処理により、輪郭強調(エッジ強調)処理を行なう構成が好適である。これにより、上述した補間処理により生じる輪郭のボケを抑えることができ、より鮮明なサイレント映像を得ることができる。
なお、本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。例えば、本発明の形態では3つの対のフィールド信号の後の1つの対のフィールド信号が間引かれる構成を示したが、Oフィールド信号又はEフィールド信号のいずれかを間引いて上述した補間処理を行なう構成であっても良い。この場合は、1フレーム毎の間引きに限定されることなく、より細かな速度調整を行なうことができる。
また、映像処理部16は、専用の映像処理用DSPの代わりに、記憶装置15に格納された映像処理プログラムに基づいてCPU11が行なう映像処理により同等の機能を実現する構成であっても良い。
(a)は、エンコード後の映像情報の概念図であり、(b)は、エンコード後の映像情報の通常再生・早送り再生・逆送り再生を説明する概念図である。 本発明である撮影装置1の機能的構成を模式的に示す図である。 撮影装置1の撮影処理を示すフローチャートである。 (a)は、撮影処理に得られるインタレース映像G1、G2、及びサイレント映像G3の概略を説明する概略図であり、(b)は、インタレース映像G2からサイレント映像G3aへのエンコードを説明する概略図である。 (a)は、サイレント映画モードの設定画面を例示する図であり、(b)は、サイレント映画モードで撮影された映像を例示する図である。
符号の説明
1 撮影装置
11 CPU(音声制御手段、間引き手段)
12 表示部
13 RAM
14 入力部(選択手段)
15 記憶装置
15a 映像記憶部
15b BGM記憶部(BGM記憶手段)
16 映像処理部
16a ノイズ発生部(ノイズ合成手段)
16b エンコーダ部
16c モノクロフィルタ部(モノクロ処理手段)
16d マイク
17 撮像部
17a レンズ
17b CCD
17c AFE
18 バス
B11、B12、B13 操作ボタン
G1、G2 インタレース映像
G3、G3a サイレント映像

Claims (6)

  1. 撮影映像信号と音声信号とを記録する撮影装置において、
    サイレント映画モード、又は通常映像モードを選択する選択手段と、
    前記サイレント映画モードが選択された場合に前記撮影映像情報にモノクロフィルタ処理を施すモノクロ処理手段と、
    前記サイレント映画モードが選択された場合に前記マイクからの音声の記録を停止する制御を行なう音声制御手段と、
    前記サイレント映画モードが選択された場合に前記前記モノクロフィルタ処理された撮影映像情報のフレーム信号又はフィールド信号を間引いてエンコーダに供給する間引き手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. BGMを記憶するBGM記憶手段を更に備え、
    前記音声制御手段は、前記サイレント映画モードの選択時に前記記憶されたBGMを合成することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記サイレント映画モードが選択された場合に、前記撮影映像情報にノイズを付加するノイズ合成手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
  4. 撮影映像信号と音声信号とを記録する撮影装置のコンピュータに、
    サイレント映画モード、又は通常映像モードを選択する選択手段と、
    前記サイレント映画モードが選択された場合に前記撮影映像情報にモノクロフィルタ処理を施すモノクロ処理手段と、
    前記サイレント映画モードが選択された場合に前記マイクからの音声の記録を停止する制御を行なう音声制御手段と、
    前記サイレント映画モードが選択された場合に前記前記モノクロフィルタ処理された撮影映像情報のフレーム信号又はフィールド信号を間引いてエンコーダに供給する間引き手段として機能させるためのプログラム。
  5. BGMを記憶するBGM記憶手段を更に備え、
    前記音声制御手段は、前記サイレント映画モードの選択時に前記記憶されたBGMを合成することを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記サイレント映画モードが選択された場合に、前記撮影映像情報にノイズを付加するノイズ合成手段を更に備えることを特徴とする請求項4又は5に記載のプログラム。
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