JP2006254054A - 画像暗号化装置、画像暗号化方法および画像暗号化プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像を属性ごとに分離し、分離した画像データそれぞれの属性に適した圧縮方法の暗号化処理を効率的に行うことを課題とする。
【解決手段】画像分離装置(101)により、画像データを属性ごとに分離する。ここで言う属性というのは、例えば、文字データと写真データをいう。そして、画像データを文字データと写真データに分離した後、文字データを圧縮装置1(102)で、写真データを圧縮装置2(103)においてそれぞれ圧縮する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複数の画像データを暗号化処理することにより圧縮する画像暗号化装置、画像暗号化方法および画像暗号化プログラムに関する。
従来より、複写機には大容量のデータ記憶装置が搭載され、複写機内部の記憶装置に画像データを蓄積するようになっている。そして、データ記憶装置に画像データを蓄積する際には、処理の効率化やセキュリティの面から画像データを一旦暗号化して圧縮処理を行うのが一般的に行われている。
ところで、画像データを圧縮する方法として、例えば、特許文献1(特開平9−154023号公報)に、圧縮率の向上や圧縮時の画質の劣化を少なくするように、1つの画像をその属性ごとに分離して複数のブレーンに分けて取り扱い、その属性ごとに適した画像暗号化方式(例えば、画像内の文字部にはMMR方式、絵柄部にはJPEG方式)をもちいて圧縮する方法が開示されている。
しかし、画像各部の属性に適した画像暗号化方式を切り換えて採用することによって、複数の属性を持つ画像の劣化を防ぎ、効率よくかつ十分に画像データを圧縮する効果を得ることは難しいという問題がある。
特開平9−154023号公報
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、画像を属性ごとに分離し、分離した画像データそれぞれの属性に適した圧縮方法の暗号化処理を効率的に行うことが可能な画像暗号化装置、画像暗号化方法および画像暗号化プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、複数の画像データを暗号化処理することにより圧縮する画像暗号化装置であって、前記複数の画像データそれぞれを各々の属性ごとに分離する画像分離手段と、前記画像分離手段によって分離された画像データのそれぞれに適した圧縮方法を用いて当該画像データを圧縮処理する画像圧縮手段と、前記画像圧縮手段によって画像データを圧縮する際に、ある属性の画像データに対してのみ暗号化処理を行う暗号化処理手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、前記暗号化処理手段は、前記複数の画像データの暗号化処理を実行するかどうかをユーザに選択させることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、前記暗号化処理手段によって暗号化処理された画像データを元の画像データに戻す画像データ復元手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、前記暗号化処理手段は、ユーザから指定された一つの属性の画像データに対して暗号化処理を実行することを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、前記暗号化処理手段は、前記ユーザから指定された一つの属性の画像データに対して暗号化処理を実行するかどうかを当該ユーザに選択させることを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、前記画像データ復元手段は、前記ユーザから指定されて暗号化処理を行った一つの属性の画像データを元の画像データに復元することを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、前記暗号化処理手段は、ユーザから指定された複数の属性の画像データに対して暗号化処理を実行することを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、前記画像データ復元手段は、前記ユーザから指定されて暗号化処理を行った複数の属性の画像データを元の画像データに復元することを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、複数の画像データを暗号化処理することにより圧縮して内部に記憶する画像暗号化方法であって、前記複数の画像データそれぞれを各々の属性ごとに分離する画像分離工程と、前記画像分離手段によって分離された画像データのそれぞれに適した圧縮方法を用いて当該画像データを圧縮処理する画像圧縮工程と、前記画像圧縮手段によって画像データを圧縮する際に、ある属性の画像データに対してのみ暗号化処理を行う暗号化処理工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、複数の画像データを暗号化処理することにより圧縮して内部に記憶する画像暗号化プログラムであって、前記複数の画像データそれぞれを各々の属性ごとに分離する画像分離手順と、前記画像分離手段によって分離された画像データのそれぞれに適した圧縮方法を用いて当該画像データを圧縮処理する画像圧縮手順と、前記画像圧縮手段によって画像データを圧縮する際に、ある属性の画像データに対してのみ暗号化処理を行う暗号化処理手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1、9および10にかかる発明によれば、画像を属性ごとに分離し、それぞれの属性に適した圧縮方法を用いて圧縮し1つの画像データとして扱うデータに対して暗号化処理を行う際、ある属性のデータに対してのみ暗号化処理を行うので、暗号化処理を行うデータ量が少なくでき、処理時間を少なくすることが可能となる。
また、請求項2にかかる発明によれば、暗号化処理を実行するかどうかユーザが選択するので、セキュリティ保護の必要が無いデータには処理を行わない分だけ処理時間を少なくすることが可能となる。
また、請求項3にかかる発明によれば、暗号化処理された画像データを元の画像データに戻すことが可能となる。
また、請求項4にかかる発明によれば、画像を属性ごとに分離し、それぞれの属性に適した圧縮方法を用いて圧縮し1つの画像データとして扱うデータに対して、暗号化処理を行う際、ユーザの指定により1つの任意の属性のデータに対して暗号化処理を行うので、暗号化処理を行うデータ量が少なくなることによって処理時間を少なくでき、ユーザにしかわからない重要な部分に暗号化処理を行うことが可能となる。
また、請求項5にかかる発明によれば、ユーザが指定した1つの属性の画像データの暗号化処理を実行するかどうかユーザが選択するので、セキュリティ保護の必要が無いデータには処理を行わない分だけ処理時間を少なくすることが可能となる。
また、請求項6にかかる発明によれば、ユーザの指定により暗号化処理された1つの属性の画像データを元の画像データに戻すことが可能となる。
また、請求項7にかかる発明によれば、画像を属性ごとに分離し、それぞれの属性に適した圧縮方法を用いて圧縮し1つの画像データとして扱うデータに対して、暗号化処理を行う際、ユーザの指定により複数の任意の属性のデータに対して暗号化処理を行うので、セキュリティ強度をユーザが任意に設定することが可能となる。
また、請求項8にかかる発明によれば、ユーザの指定により暗号化処理された複数の属性の画像データを元の画像データに戻すことが可能となる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像暗号化装置、画像暗号化方法および画像暗号化プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係る画像暗号化装置、画像暗号化方法および画像暗号化プログラムを実施例1として説明した後に、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
以下の実施例1では、実施例1に係る画像暗号化装置の概要および特徴を説明し、最後に実施例1の効果を説明する。
[概要および特徴]
まず最初に、図1を用いて、実施例1にかかる画像暗号化装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る画像暗号化装置の概要を説明する図である。
同図に示すように、まず画像分離装置(101)により、画像データを属性ごとに分離する。ここで言う属性というのは、例えば、文字データと写真データをいう。次に、画像データを文字データと写真データに分離した後、文字データを圧縮装置1(102)で、写真データを圧縮装置2(103)においてそれぞれ圧縮する。ここで、圧縮方式は、画像データの属性にそれぞれ適した圧縮方式を用い、例えば、文字データの圧縮を行う圧縮装置1(102)はMMR圧縮方式、写真データの圧縮を行う圧縮装置2(103)はJPEG圧縮等を用いる。
そして、圧縮装置1(102)により圧縮された文字データは、暗号化装置(104)により暗号化され、データパッキング装置(105)に送られる。また、圧縮装置2(103)により圧縮された写真データは、そのままデータパッキング装置(105)に送られ、それぞれのデータがデータパッキング装置(105)においてパッキングされ、1つのデータとして出力される。
このような概要を有する画像暗号化装置の特徴について、図2〜図8を用いて説明する。図2は、実施例1に係るユーザが画像データの暗号化を選択する場合の概要を説明する図である。同図に示すように、暗号化切替装置(204)には、ユーザが外部から入力する暗号化処理を行うかどうかの判定信号を受け付ける。そして、暗号化切替装置(204)は、判定信号に従い、暗号化処理を行う場合には暗号化装置(205)へデータを送り、あるいは、暗号化処理を行わない場合はデータパッキング装置(206)へデータを送る。
そして、データパッキング装置(206)も、ユーザが外部から入力した判定信号を受け付けており、入力されるデータが、暗号化切替装置(204)からのデータか、あるいは、暗号化装置(205)からのデータかを判定信号により判別する。また、圧縮装置2(203)により圧縮された写真データは、そのままデータパッキング装置(105)に送られ、それぞれのデータが、データパッキング装置(206)にてパッキングされ、1つのデータとして出力される。
続いて、図3は、実施例1に係る暗号化されたデータを復元する場合の概要を示す図である。同図に示すように、まず、パッキングデータ分離装置(301)によりパッキングされたデータを分離する。次に、暗号化されているデータは暗号復号装置(302)へ、暗号化されていないデータは伸張装置2(304)へ送られる。次に、暗号復号装置(302)に送られたデータは、復号処理後、伸張装置1(303)に送られ、伸張処理を行った後、データ合成装置(305)へ送られる。次に、伸張装置2(304)に送られたデータも伸張処理を行った後、データ合成装置(305)へ送られる。そして、それぞれ伸張されたデータは、データ合成装置(305)においてデータ合成され、元画像データとして出力される。
続いて、図4は、実施例1に係るユーザの指定により1つの属性の画像データについて暗号化処理を行う場合の概要を示す図である。同図に示すように、暗号化切替装置(404)は、ユーザが外部から入力する暗号化属性指定信号も受け付ける。ここで、暗号化属性指定信号とは、暗号化する属性を指定する信号をいう。次に、暗号化切替装置(404)は、受け付けた暗号化属性指定信号によって、圧縮装置1(402)、あるいは、圧縮装置2(403)のどちらかから入力されるデータの一方を暗号化装置(405)に、もう一方をそのままデータパッキング装置(406)へ送る。次に、暗号化装置(405)に送られたデータは暗号化処理が行われた後、データパッキング装置(406)に送られる。そして、それぞれのデータが、データパッキング装置(406)においてパッキングされ、1つのデータとして出力される。
続いて、図5は、実施例1に係る1つの属性の画像データについて暗号化処理を行うかどうかユーザ選択する場合の概要を示す図である。同図に示すように、暗号化切替装置(504)は、ユーザが外部から衆力する暗号化属性指定信号も入力されている。ここで、暗号化属性指定信号とは、暗号化するかしないか、暗号化する場合は暗号化する属性を指定する信号をいう。次に、暗号化切替装置(504)は、受け付けた暗号化属性指定信号によって、圧縮装置1(502)および圧縮装置2(503)から入力されるデータのどちらかを暗号化装置(505)に送るかどうか、または両方ともそのままデータパッキング装置(506)へ送るかどうか判断しデータを後段に送る。
次に、暗号化装置(505)にデータが送られた場合には、送られたデータは暗号化処理が行われた後、データパッキング装置(506)に送られる。また、暗号化処理を行わない場合には、それぞれのデータがそのままデータパッキング装置(506)に送られる。次に、データパッキング装置(506)も、ユーザが外部から入力する暗号化属性指定信号受け付けていて、受け付けた暗号化属性指定信号によって、入力データが暗号化装置(505)からのデータか、あるいは、暗号化切替装置(504)からのデータかどうかの判断を行い、入力データをパッキングして、1つのデータとして出力する。
続いて、図6は、実施例1に係るユーザの指定により暗号化処理された1つの属性の画像データを復元する場合の概要を示す図である。同図に示すように、まず、パッキングデータ分離装置(601)によりパッキングされたデータを分離する。次に、パッキングデータ分離装置(601)により分離されたデータは、復号切替装置(602)により暗号化されているかどうか判断され、暗号化されているものは暗号復号装置(603)へ送られる。また、暗号化されていないものは、伸張装置1(604)、もしくは伸張装置2(605)へ直接送られる。次に、暗号復号装置(603)にて復号されたデータもその後、画像データの属性ごとに適した圧縮方式を採用する伸張装置1(604)、もしくは伸張装置2(605)へ送られる。そして、伸張装置1(604)、伸張装置2(605)にて伸張されたデータは、その後データ合成装置(606)に送られ、データ合成され、元画像データとして出力される。
続いて、図7は、実施例1に係るユーザの指定により複数の属性の画像データについて暗号化処理を行う場合の概要を示す図である。同図に示すように、圧縮装置1(702)〜n(705)まで記載してあるが、圧縮装置の数をnと可変にしたのは、画像分離装置701のアルゴリズムにより分離後の属性の数が変化するためである。ここではn=3の場合について説明する。画像データを、文字データと、写真データと、CGデータとに分離した後、文字データを圧縮装置1(702)で、写真データを圧縮装置2(703)で、CGデータを圧縮装置n(=3)(705)においてそれぞれ圧縮する。次に、圧縮方式はそれぞれの属性に適した圧縮方式を用いる。
次に、圧縮装置1(702)、圧縮装置2(703)、圧縮装置n(=3)(705)により圧縮されたデータは暗号化切替装置(706)に送られる。暗号化切替装置(706)は、ユーザが外部から入力する暗号化属性指定信号も受け付ける。ここで、暗号化属性指定信号とは、暗号化する属性を指定する信号である。次に、暗号化切替装置(706)は暗号化属性指定信号によって、圧縮装置1(702)〜n(=3)(706)から入力されるデータをそれぞれの属性ごとに用意された暗号化装置1(707)〜n(=3)(709)に送るか、あるいは、そのままデータパッキング装置(710)に送るかを判定しデータを送る。そして、データパッキング装置(710)も暗号化属性指定信号を受け付けていて、暗号化属性指定信号に従い、有効データが暗号化切替装置(706)からのデータか、暗号化装置1(707)〜n(=3)(709)からのデータかを判断し、1つのデータにパッキングして出力する。
続いて、図8は、実施例1に係るユーザの指定により暗号化処理された複数の属性の画像データを復元する場合の概要を示す図である。同図に示すように、まず、パッキングデータ分離装置(801)によりパッキングされたデータを分離する。次に、パッキングデータ分離装置(801)により分離されたデータは、復号切替装置(802)により暗号化されているかどうか判断され、暗号化されているものは暗号復号装置1(803)〜n(806)へ送られる。また、暗号化されていないものは、画像データの属性ごとに適した圧縮方式を採用する伸張装置1(807)〜n(810)へ直接送られる。次に、暗号復号装置1(803)〜n(806)にて復号されたデータもその後、画像データの属性ごとに適した圧縮方式を採用する伸張装置1(807)〜n(810)へ送られる。そして、伸張装置1(807)〜n(810)にて伸張されたデータは、その後データ合成装置(811)に送られ、データ合成をされ、元画像データとして出力される。
[実施例1の効果]
上述してきたように、実施例1によれば、画像を属性ごとに分離し、それぞれの属性に適した圧縮方法を用いて圧縮し1つの画像データとして扱うデータに対して暗号化処理を行う際、ある属性のデータに対してのみ暗号化処理を行うので、暗号化処理を行うデータ量が少なくでき、処理時間を少なくすることが可能となる。
また、実施例1によれば、暗号化処理を実行するかどうかユーザが選択するので、セキュリティ保護の必要が無いデータには処理を行わない分だけ処理時間を少なくすることが可能となる。
また、実施例1によれば、暗号化処理された画像データを元の画像データに戻すことが可能となる。
また、実施例1によれば、画像を属性ごとに分離し、それぞれの属性に適した圧縮方法を用いて圧縮し1つの画像データとして扱うデータに対して、暗号化処理を行う際、ユーザの指定により1つの任意の属性のデータに対して暗号化処理を行うので、暗号化処理を行うデータ量が少なくなることによって処理時間を少なくでき、ユーザにしかわからない重要な部分に暗号化処理を行うことが可能となる。
また、実施例1によれば、ユーザが指定した1つの属性の画像データの暗号化処理を実行するかどうかユーザが選択するので、セキュリティ保護の必要が無いデータには処理を行わない分だけ処理時間を少なくすることが可能となる。
また、実施例1によれば、ユーザの指定により暗号化処理された1つの属性の画像データを元の画像データに戻すことが可能となる。
また、実施例1によれば、画像を属性ごとに分離し、それぞれの属性に適した圧縮方法を用いて圧縮し1つの画像データとして扱うデータに対して、暗号化処理を行う際、ユーザの指定により複数の任意の属性のデータに対して暗号化処理を行うので、セキュリティ強度をユーザが任意に設定することが可能となる。
また、実施例1によれば、ユーザの指定により暗号化処理された複数の属性の画像データを元の画像データに戻すことが可能となる。
さて、これまで実施例1に係る画像暗号化装置について説明したが、以下の実施例2では、図9を用いて、本発明に係る画像暗号化装置を含んで構成される画像形成装置のハードウェア構成について説明する。図9は、実施例2に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、この画像形成装置は、コントローラ10とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、複合機1全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)18とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。また、MEM−P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access Memory)12bとをさらに有する。
CPU11は、複合機1の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM−P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGP15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとからなる。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP15、PCIバス、HDD18およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Fax Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース50が接続される。
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)18は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
画像データを暗号化処理することにより圧縮する場合に有用であり、特に、画像を属性ごとに分離し、分離した画像データそれぞれの属性に適した圧縮方法の暗号化処理を効率的に行うことに適している。
実施例1に係る画像暗号化装置の概要を説明する図である。 実施例1に係るユーザが画像データの暗号化を選択する場合の概要を説明する図である。 実施例1に係る暗号化された画像データを復元する場合の概要を示す図である。 実施例1に係るユーザの指定により1つの属性の画像データについて暗号化処理を行う場合の概要を示す図である。 実施例1に係る1つの属性の画像データについて暗号化処理を行うかどうかユーザ選択する場合の概要を示す図である。 実施例1に係るユーザの指定により暗号化処理された1つの属性の画像データを復元する場合の概要を示す図である。 実施例1に係るユーザの指定により複数の属性の画像データについて暗号化処理を行う場合の概要を示す図である。 実施例1に係るユーザの指定により暗号化処理された複数の属性の画像データを復元する場合の概要を示す図である。 実施例2に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 コントローラ
11 CPU
12 システムメモリ
12a ROM
12b RAM
13 ノースブリッジ
14 サウスブリッジ
15 AGP(Accelerated Graphics Port)
16 ASIC(Application Specific Integrated Circuit)
17 ローカルメモリ

Claims (10)

  1. 画像データを暗号化処理することにより圧縮する画像暗号化装置であって、
    前記画像データそれぞれを各々の属性ごとに分離する画像分離手段と、
    前記画像分離手段によって分離された画像データのそれぞれに適した圧縮方法を用いて当該画像データを圧縮処理する画像圧縮手段と、
    前記画像圧縮手段によって画像データを圧縮する際に、ある属性の画像データに対してのみ暗号化処理を行う暗号化処理手段と、
    を備えたことを特徴とする画像暗号化装置。
  2. 前記暗号化処理手段は、前記複数の画像データの暗号化処理を実行するかどうかをユーザに選択させることを特徴とする請求項1に記載の画像暗号化装置。
  3. 前記暗号化処理手段によって暗号化処理された画像データを元の画像データに戻す画像データ復元手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像暗号化装置。
  4. 前記暗号化処理手段は、ユーザから指定された一つの属性の画像データに対して暗号化処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像暗号化装置。
  5. 前記暗号化処理手段は、前記ユーザから指定された一つの属性の画像データに対して暗号化処理を実行するかどうかを当該ユーザに選択させることを特徴とする請求項1に記載の画像暗号化装置。
  6. 前記画像データ復元手段は、前記ユーザから指定されて暗号化処理を行った一つの属性の画像データを元の画像データに復元することを特徴とする請求項1に記載の画像暗号化装置。
  7. 前記暗号化処理手段は、ユーザから指定された複数の属性の画像データに対して暗号化処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像暗号化装置。
  8. 前記画像データ復元手段は、前記ユーザから指定されて暗号化処理を行った複数の属性の画像データを元の画像データに復元することを特徴とする請求項1に記載の画像暗号化装置。
  9. 画像データを暗号化処理することにより圧縮する画像暗号化方法であって、
    前記画像データそれぞれを各々の属性ごとに分離する画像分離工程と、
    前記画像分離手段によって分離された画像データのそれぞれに適した圧縮方法を用いて当該画像データを圧縮処理する画像圧縮工程と、
    前記画像圧縮手段によって画像データを圧縮する際に、ある属性の画像データに対してのみ暗号化処理を行う暗号化処理工程と、
    を含んだことを特徴とする画像暗号化方法。
  10. 画像データを暗号化処理することにより圧縮する画像暗号化プログラムであって、
    前記画像データそれぞれを各々の属性ごとに分離する画像分離手順と、
    前記画像分離手段によって分離された画像データのそれぞれに適した圧縮方法を用いて当該画像データを圧縮処理する画像圧縮手順と、
    前記画像圧縮手段によって画像データを圧縮する際に、ある属性の画像データに対してのみ暗号化処理を行う暗号化処理手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする画像暗号化プログラム。
    18 HDD(Hard Disk Drive)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008294827A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体

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