JP2006253874A - プロジェクタ、プロジェクタの画像歪み補正方法及びプログラム - Google Patents

プロジェクタ、プロジェクタの画像歪み補正方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プロジェクタ1のチルト角度、垂直角度、水平角度を容易に調整できるようにする。
【解決手段】調整パターン記憶部13は、ほぼ中央にラインが付されたチルト角度調整パターンと、左右にラインが付された垂直角度調整パターンと、上下にラインが付された水平角度調整パターンと、を記憶する。制御部19は、各角度調整パターンを用いてチルト角度調整ステージ、垂直角度調整ステージ、水平角度調整ステージの順に角度調整処理を実行する。処理の順序は、この通りでなければならず、逆順では、角度調整はうまくいかない。制御部19は、各角度調整ステージにおいて取得した変数を台形補正部12に供給し、台形補正部12は台形補正を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタ、プロジェクタの画像歪み補正方法及びプログラムに関するものである。
プロジェクタ(光投射装置:Optical Projector)は、スクリーン(被投射面)に光を投射して、スクリーン上に像を結像させるための装置である。スクリーンは地平面に対して垂直に設置される。このプロジェクタの投射光の光軸がスクリーン面に対して垂直であれば、投影された画像に歪みは生じない。
しかし、プロジェクタの設置角度により、光軸がスクリーン面に対して垂直でないと、画像に歪みが生じる。このため、プロジェクタは、画像の歪みを補正するための台形補正部を備える(例えば、特許文献1参照)。
この台形補正部は、光軸の地平面に対する垂直方向の角度を垂直角度、水平方向の角度を水平角度として、垂直角度情報と水平角度情報が供給され、供給された垂直角度情報と水平角度情報とに基づいて台形補正を行う。
特開2001−339671号公報(第3頁、図1)
しかし、スクリーンに投影された画像が歪んでいる場合、この画像歪みが垂直角度によるものなのか、水平角度によるものなのかを判別することは難しい。ユーザが手動で垂直角度、水平角度を補正する場合、この判別ができなければ、水平角度、垂直角度を交互に調整することになり、調整作業が煩雑になる。
加えて、プロジェクタの左右の高さバランスが未調整の場合、チルト角度の調整も必要になってくる。このチルト角度は、プロジェクタの投影レンズの光軸を回転軸とするプロジェクタの傾き角度である。この3つの角度を調整する場合、3つの角度を繰り返し調整することになり、正しい台形補正を手動で行うことは極めて困難になる。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、台形補正を容易に行うことが可能なプロジェクタ、プロジェクタの画像歪み補正方法及びプログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るプロジェクタは、
投影面に画像を投影するプロジェクタにおいて、
地平面に対して垂直の前記投影面に画像を投影したときの前記地平面に対する光軸の垂直方向の角度を垂直角度、水平方向の角度を水平角度として、前記垂直角度による画像歪みの判別が可能な模様が付された垂直角度調整パターンと前記水平角度による画像歪みの判別が可能な模様が付された水平角度調整パターンとを記憶する角度調整パターン記憶部と、
前記地平面に対して垂直の前記投影面に、前記角度調整パターン記憶部が記憶する垂直角度調整パターン、前記水平角度調整パターンを、この順序で投影する投影部と、
供給された垂直角度情報と水平角度情報とに基づいて、前記投影面に投影された垂直角度調整パターン、水平角度調整パターンの画像歪みを補正する台形補正部と、
前記投影部が前記垂直角度調整パターンを前記投影面に投影したときに、前記垂直角度調整パターンの画像歪みが判別されて入力された垂直角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正した垂直角度情報を、前記水平角度情報ととともに前記台形補正部に供給して、前記投影面に投影された垂直角度調整パターンの画像歪みを補正させる垂直角度調整ステージを実行し、前記投影部が前記水平角度調整パターンを前記投影面に投影したときに、前記水平角度調整パターンの画像歪みが判別されて入力された水平角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正した水平角度情報を、前記垂直角度情報とともに前記台形補正部に供給して、前記投影面に投影された水平角度調整パターンの画像歪みを補正させる水平角度調整ステージを実行する制御部と、を備えたことを特徴とする。
前記制御部は、前記垂直角度調整ステージの処理の実行後に、前記水平角度調整ステージの処理を実行するようにしてもよい。
前記角度調整パターン記憶部は、
前記模様として、前記地平面に対して垂直であって平行な複数の直線が付され、前記投影面に投影されたときに前記複数の直線が平行か否かを判別することによって前記垂直角度による画像歪みの判別可能な垂直角度調整パターンと、
前記模様として、前記地平面に対して水平の複数の直線が付され、前記投影面に投影されたときに前記複数の直線が平行か否かを判別することによって前記水平角度による画像歪みの判別が可能な水平角度調整パターンと、を記憶するようにしてもよい。
前記角度調整パターン記憶部は、さらに、前記光軸を中心として回転する回転角を示すチルト角度を判別するための模様が付されたチルト角度調整パターンを記憶し、
前記投影部は、前記垂直調整パターンを投影する前に、前記角度調整パターン記憶部が記憶する前記チルト角度調整パターンを投影し、
前記制御部は、前記投影部がチルト角度調整パターンを投影したときに、前記チルト角度調整パターンの画像歪みによって判別されて入力されたチルト角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正したチルト角度情報を、前記垂直角度及び前記水平角度とともに前記台形補正部に供給し、前記チルト角度調整パターンのチルト角度を補正させるチルト角度調整ステージを実行するようにしてもよい。
前記角度調整パターン記憶部は、模様として、パターンのほぼ中央に、前記地平面に対して垂直の直線が付され、前記投影面に投影されたときに前記直線が前記地平面に対して垂直か否かを判別することにより、前記チルト角度による画像歪みの判別が可能なチルト角度調整パターンを記憶するようにしてもよい。
前記制御部は、各角度調整ステージの再実行が指示された場合、直前に実行した角度調整ステージを再実行するようにしてもよい。
本発明の第2の観点に係るプロジェクタの画像歪み補正方法は、
プロジェクタが投影面に投影した画像の歪みを補正するプロジェクタの画像歪み補正方法において、
地平面に対して垂直の前記投影面に前記画像を投影したときの前記地平面に対する光軸の垂直方向の角度を垂直角度、水平方向の角度を水平角度として、前記垂直角度による画像歪みの判別可能な模様が付された垂直角度調整パターンと前記水平角度による画像歪みの判別可能な模様が付された水平角度調整パターンとを予め記憶する記憶ステップと、
前記垂直角度調整パターンを前記投影面に投影する垂直角度調整パターン投影ステップと、
前記投影面に前記垂直角度調整パターンが投影されて、前記垂直角度調整パターンの画像歪みが判別されて入力された前記垂直角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正した垂直角度情報及び予め供給された水平角度情報に基づいて、前記投影面に投影された前記垂直角度調整パターンの画像歪みを補正する垂直角度調整ステージ実行ステップと、
記憶する水平角度調整パターンを前記投影面に投影する水平角度調整パターン投影ステップと、
前記投影面に前記水平角度調整パターンが投影されて、前記水平角度調整パターンの画像歪みが判別されて入力された前記水平角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正した水平角度情報及び前記垂直角度情報に基づいて、前記投影面に投影された前記水平調整パターンの画像歪みを補正する水平角度調整ステージ実行ステップと、を備えたことを特徴とする。
さらに、前記記憶ステップは、前記光軸を中心にした回転角を示すチルト角度を判別するための模様が付されたチルト角度調整パターンを記憶するチルト角度調整パターン記憶ステップを含み、
前記垂直調整パターンを投影する前に、前記チルト角度調整パターンを前記投影面に投影するチルト角度調整パターン投影ステップと、
投影されたチルト角度調整パターンに付された模様によってチルト角度が判別されて入力されたチルト角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正したチルト角度情報と、予め供給された前記垂直角度情報と前記水平角度情報とに基づいて、前記投影面上の前記チルト角度調整パターンの画像のチルト角度を補正するチルト角度調整ステージ実行ステップと、を備えるようにしてもよい。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータに、
地平面に対して垂直の投影面に画像を投影したときの前記地平面に対する光軸の垂直方向の角度を垂直角度、水平方向の角度を水平角度として、前記垂直角度による画像歪みの判別可能な模様が付された垂直角度調整パターンを前記投影面に投影する手順、
前記投影面に前記垂直角度調整パターンが投影されて、前記垂直角度調整パターンの画像歪みが判別されて入力された垂直角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正した垂直角度情報及び予め供給された水平角度情報に基づいて、前記投影面に投影された前記垂直角度調整パターンの画像歪みを補正する手順、
前記水平角度による画像歪みの判別可能な模様が付された水平角度調整パターンを前記投影面に投影する手順、
前記投影面に前記水平角度調整パターンが投影されて、前記水平角度調整パターンの画像歪みが判別されて入力された水平角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正した水平角度情報及び前記垂直角度情報に基づいて、前記投影面に投影された前記水平角度調整パターンの画像歪みを補正する手順、
を実行させるためのものである。
本発明によれば、台形補正を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施形態に係るプロジェクタを図面を参照して説明する。
本実施の形態に係るプロジェクタの構成を図1に示す。
本実施の形態に係るプロジェクタは、スケーラ11と、台形補正部12と、調整パターン記憶部13と、投影光変換部14と、投影レンズ15と、光学メカ部16と、操作部17と、メモリ18と、制御部19と、を備えて構成される。
スケーラ11は、入力された映像信号のスケーリングを行うものである。
台形補正部12は、スケーラ11がスケーリングを行った映像信号に対して台形補正を行うものである。
台形補正部12は、制御部19から、プロジェクタ1のチルト角度を示す変数Tと、垂直角度を示す変数Vと、水平角度を示す変数Hと、が供給される。台形補正部12は、制御部19から供給された変数T,V,Hに基づいて、スクリーンSに投影された投影像から、補正後の投影像を切り出し、時間連続的に映像信号を射影変換することにより、台形補正を行う。
この台形補正の原理を図2に基づいて説明する。尚、ここでは、角度のパラメータとして、それぞれ、v、hを用いる。また、説明の簡単化のため、チルト角度T=0とする。図2に示すように、角度vは、地平面に対し、プロジェクタ1の垂直方向の角度であり、また、角度hは、プロジェクタ1の水平方向の角度(方向)である。尚、スクリーンSは、地平面に対して垂直であるものとする。
図2において、四角形pqrsは、スクリーンSに投影像が投影される投影枠として、補正前の四角形を示す。また、四角形p’q’r’s’は、補正後の四角形を示す。
台形補正部12は、台形補正前の四角形pqrsの内側に、台形補正後の四角形p’q’r’s’を設定し、入力映像情報を、その補正後の四角形pqrsに時間連続的に射影変換することにより、台形補正を行う。
点oはh=v=0のときのプロジェクタ1の光軸とスクリーンSとの交点であり、このとき光軸はスクリーンSの法線になる。点tは、v=0として、h(h≠0)だけ、プロジェクタ1を傾けた場合のプロジェクタ1の光軸とスクリーンSとの交点である。
点kは、さらにプロジェクタ1をv(v≠0)だけ傾けた場合のプロジェクタ1の光軸とスクリーンSとの交点である。点kは、スクリーンS上の点tの垂直線上の真上に位置する。補正前四角形pqrsの対角線の交点xは、点kのさらに垂直線上の真上に位置する。
また、本実施形態の台形補正部12は、補正後の四角形p’q’r’s’が点k(光軸点)を含む垂直線Lvに対して線対称になり、かつ、四角形p’q’r’s’の下辺の一部または全部に接触するように、四角形p’q’r’s’を切り取るものとする。
また、台形補正部12は、四角形p’q’r’s’が、上記の条件を満たしつつ、四角形pqrs内において四角形p’q’r’s’の面積が最大になるように台形補正を行う。
図3に、台形補正部12がこのような台形補正を行う場合のv,hと、補正前の四角形pqrsと、補正後の四角形p’q’r’s’と、の関係を示す。
尚、図3は以下の条件で作図されている。補正前の四角形pqrsと補正後四角形p’q’r’s’との組が、それぞれ独立に25個描かれる。プロジェクタ1の光軸とスクリーンSの交点を光軸点kとし、小さな円で示す。全ての組は、上記光軸点kとプロジェクタ1との距離が一定になるように描かれる。角度v、hの単位は度である。光学系は、映像情報のアスペクト比を4対3、光軸位置を映像情報の下辺中央に一致させ、横幅全画角は40度とされる。
尚、四角形pqrsの形状は、v,hに基づいて決定される。また、補正後の四角形p’q’r’s’も、上記条件に従って決定される。このため、台形補正部12は、v,hと補正前の四角形pqrsと補正後の四角形p’q’r’s’との関係を示す変換テーブルを用いてこのような補正を行うことができる。この場合、台形補正部12は、この変換テーブルを記憶するメモリを備える。
但し、このような変換テーブルを用いずに、台形補正部12は、v,hに基づいて、補正前の四角形pqrsと補正後の四角形p’q’r’s’とを算出するように構成されることもできる。
上記説明では簡単化のため、チルト角度T=0としたが、T≠0の場合もチルト角度T毎に補正後の四角形や、変換テーブルが存在する。
調整パターン記憶部13は、図4(a)〜(c)に示すような角度調整パターンを記憶するものである。これらの角度調整パターンは、スクリーンSに投影されたときに、チルト角度、垂直角度、水平角度による画像歪みの判別が可能な模様が付されたものである。
図4(a)に示すチルト角度調整パターンPtは、投影レンズ15の光軸を回転軸とした回転角を示すチルト角度の調整用パターンであり、チルト角度による画像歪みの判別可能な模様として、ほぼ中央に、直線のラインLtが付されている。ラインLtは、チルト角度調整パターンPtの下辺に対して垂直である。そして、スクリーンSにチルト角度調整パターンPtが投影された場合に、ラインLtの投影像が、地平面に対して垂直であれば、チルト角度に基づく画像歪みは補正されたことになる。
図4(b)に示す垂直角度調整パターンPvは、プロジェクタ1の垂直角度調整用のパターンである。この垂直角度調整パターンPvの左右辺には、垂直角度による画像歪みの判別可能な模様として、平行であるラインLv1,Lv2が付されている。そして、垂直角度調整パターンPvがスクリーンSに投影された場合に、ラインLv1,Lv2の投影像が平行であれば、垂直角度に基づく画像歪みは補正されたことになる。
図4(c)に示す水平角度調整パターンPhは、プロジェクタ1の水平角度調整用のパターンである。この水平角度調整パターンPhの上下辺に、水平角度による画像歪みの判別可能な模様として、平行であるラインLh1,Lh2が付されている。そして、この水平角度調整パターンPhがスクリーンSに投影された場合に、ラインLh1,Lh2の投影像が平行であれば、水平角度に基づく画像歪みは補正されたことになる。
台形補正部12は、後述する台形補正処理において、これらの角度調整パターンを調整パターン記憶部13から読み出し、制御部19から供給された変数T,V,Hに基づいて、読み出した調整パターンの画像歪みに対する台形補正を行う。
投影光変換部14は、台形補正部12が補正したチルト角度調整パターンPt、垂直角度調整パターンPv、水平角度調整パターンPhを投影光に変換してスクリーンSに投影するものである。
投影レンズ15は、補正後の映像信号から投影光変換部14によって変換された投影光を、スクリーンSの面に結像させるためのものである。
光学メカ部16は、投影レンズ15のフォーカス制御等を行うものである。
操作部17は、ユーザがプロジェクタ1を操作するための各種キーを備えたものである。操作部17は、各種キーとして、“開始”、“+”、“−”、“次”、“戻る”等の各キーを備える。
“開始”キーは、台形補正開始を指示するためのキーである。“開始”キーが押下されると、最初のステージである、チルト角度調整ステージが開始する。そのとき、スクリーンSには、チルト角度調整パターンPtが投影される。
“+”、“−”キーは、それぞれ、変数T、V又はHの補正情報として、値をアップダウンさせるためのキーである。“次”キーは、次の角度調整ステージへの移行を指定するためのキーである。“戻る”キーは、前の角度調整ステージへの戻りを指定するためのキーである。但し、最後のステージで“次”キーが押下されると台形補正が終了し、最初のステージで“戻る”キーが押下されると台形補正が中止される。
メモリ18は、操作部17によって供給された操作情報、変数T,V,H等のデータを一時記憶するためのものである。
制御部19は、CPU、ROM、RAM等を備え、プロジェクタ1全体を制御するためのものである。具体的に、制御部19は、台形補正角度調整処理において、チルト角度調整ステージ、垂直角度調整ステージ、水平角度調整ステージの処理を実行する。制御部19は、この台形補正角度調整処理において、操作部17の各種キーが押下されたか否かを判別する。
制御部19は、“開始”キーが押下されたと判定した場合、台形補正角度調整処理を開始し、最初の角度調整ステージであるチルト角度調整ステージの処理を実行する。制御部19は、チルト角度調整ステージの処理において、“+”、“−”キーの押下状態に従って変数Tの補正情報を取得し、変数Tの調整処理を行い、また、“次”、“戻る”キーの押下状態に従って角度調整ステージを移行したり、台形補正角度調整処理を中止したりする。
制御部19は、“+”キーが押下されたと判定した場合、変数Tをインクリメントし、“−”キーが押下されたと判定した場合、変数Tをデクリメントし、変数Tをメモリ18に記憶する。そして、制御部19は、指定された変数Tを、変数H,Vとともに台形補正部12に供給する。また、制御部19は“次”キーが押下されたと判定した場合、二番目の角度調整ステージである垂直角度調整ステージに移行し、“戻る”キーが押下されたと判定した場合、台形補正角度調整処理を中止する。
制御部19は、チルト角度調整ステージで“次”キーが押下されたと判定した場合、チルト角度調整ステージを終了し、二番目の角度調整ステージである垂直角度調整ステージの処理を実行する。制御部19は、垂直角度調整ステージの処理において、“+”、“−”キーの押下状態に従って変数Vの補正情報を取得し、変数Vの調整処理を行い、また、“次”、“戻る”キーの押下状態に従って角度調整ステージを移行する。
制御部19は、“+”キーが押下されたと判定した場合、変数Vをインクリメントし、“−”キーが押下されたと判定した場合、変数Vをデクリメントし、変数Vをメモリ18に記憶する。そして、制御部19は、指定された変数Vを、変数T,Hとともに台形補正部12に供給する。また、制御部19は“次”キーが押下されたと判定した場合、最後の角度調整ステージである水平角度調整ステージに移行し、“戻る”キーが押下されたと判定した場合、最初の角度調整ステージであるチルト角度調整ステージに移行する。
また、制御部19は、垂直角度調整ステージで“次”キーが押下されたと判定した場合、垂直角度調整ステージを終了し、最後の角度調整ステージである水平角度調整ステージの処理を実行する。制御部19は、水平角度調整ステージの処理において、“+”、“−”キーの押下状態に従って変数Hの補正情報を取得し、変数Hの調整処理を行い、また、“次”、“戻る”キーの押下状態に従って台形補正角度調整処理を終了したり、角度調整ステージを移行したりする。
制御部19は、“+”キーが押下されたと判定した場合、変数Hをインクリメントし、“−”キーが押下されたと判定した場合、変数Hをデクリメントし、変数Hをメモリ18に記憶する。そして、制御部19は、指定された変数Hを、変数T,Vとともに台形補正部12に供給する。また、制御部19は“次”キーが押下されたと判定した場合、台形補正角度調整処理を終了し、“戻る”キーが押下されたと判定した場合、二番目の角度調整ステージである垂直角度調整ステージに移行する。
尚、“開始”キーと“次”キーとを兼用してもよい。また、制御部19は、“戻る”キーが各角度調整ステージにおいて押下されたか否かを、ステージ終了状態フラグRを用いて台形補正角度調整処理(1)において判定する。“戻る”キーが押下された場合、制御部19は、ステージ終了状態フラグRを1にセットし、“戻る”キーが押下された場合、制御部19は、ステージ終了状態フラグRを0にリセットし、このステージ終了状態フラグRを記憶する。そして、制御部19は、台形補正角度調整処理(1)において、このステージ終了状態フラグRを検査することにより、“戻る”キーが押下されたか否かを判定する。
尚、制御部19は、図2に示すような位置関係に従って角度調整、台形補正を行う場合、垂直角度調整ステージの処理を実行してから、水平角度調整ステージの処理を実行する。この順に角度調整を行うのは、図2に示すような関係により、水平角度の変化が垂直角度には影響しないという特徴を利用するためである。
この角度調整の順序を逆にすると、垂直角度の変化は水平角度に影響を及ぼすため、角度調整がうまくできなくなる。
また、これと同様な関係は、チルト角度と、垂直角度及び水平角度にもある。そのため、角度調整の順序は、最初にチルト角度の調整、次に垂直角度の調整、最後に水平角度の調整でなければならない。
制御部19は、このように設定した変数T,V,Hを台形補正部12に供給し、台形補正部12に台形補正を行わせる。また、制御部19は、光学メカ部16を制御してフォーカス制御等を行う。
次に本実施形態に係るプロジェクタ1の動作を説明する。
本実施形態はチルト角度調整を省略した場合である。これは、単純に省略した場合と、プロジェクタ1の足の高さ調整によりチルト角度調整が機械的に完了している場合と、が考えられる。
制御部19は、図5に示すフローチャートに従って、台形補正角度調整処理(1)を実行する。
制御部19は、変数V,Hに、それぞれ、初期値として現在の垂直角度、水平角度を代入する(ステップS11)。
制御部19は、変数V,Hを台形補正部12に供給する(ステップS12)。
次に、制御部19は、垂直角度調整ステージを実行する(ステップS13)。
制御部19は、図6に示すフローチャートに従って、この垂直角度調整ステージの処理を実行する。
即ち、制御部19は、垂直角度調整パターンを表示するように、投影光変換部14を制御する(ステップS21)。
制御部19は、操作部17からの操作情報に基づいて、“+”キーが押下されたか否かを判定する(ステップS22)。
“+”キーが押下されたと判定した場合(ステップS22においてYes)、制御部19は、変数Vをインクリメントする(ステップS23)。
制御部19は、この変数Vと変数Hとを台形補正部12に供給する(ステップS24)。
“+”キーが押下されなかったと判定した場合(ステップS22においてNo)、制御部19は、“−”キーが押下されたか否かを判定する(ステップS25)。
“−”キーが押下されたと判定した場合(ステップS25においてYes)、制御部19は、変数Vをデクリメントする(ステップS26)。
制御部19は、この変数Vと変数Hとを台形補正部12に供給する(ステップS24)。
“−”キーが押下されなかったと判定した場合(ステップS25においてNo)、制御部19は、“戻る”キーが押下されたか否かを判定する(ステップS27)。
“戻る”キーが押下されたと判定した場合(ステップS27においてYes)、制御部19は、ステージ終了状態フラグRを1にセットして(ステップS28)、垂直角度調整ステージを終了する。
“戻る”キーが押下されなかったと判定した場合(ステップS27においてNo)、制御部19は、“次”キーが押下されたか否かを判定する(ステップS29)。
“次”キーが押下されなかったと判定した場合(ステップS29においてNo)、制御部19は、再度、ステップS22〜S29の処理を実行する。
“次”キーが押下されたと判定した場合(ステップS29においてYes)、制御部19は、ステージ終了状態フラグRを0にリセットして(ステップS30)、この垂直角度調整ステージを終了させる。
制御部19は、ステージ終了状態フラグRを検査する(図5のステップS14)。R=1のとき(ステップS14においてYes)、制御部19は、台形補正角度調整処理(1)を中止する。また、R≠1のとき(ステップS14においてNo)、制御部19は、水平角度調整ステージを実行する(ステップS15)。
制御部19は、図7のフローチャートに従って、この水平角度調整ステージの処理を実行する。
即ち、制御部19は、水平角度調整パターンを表示するように、投影光変換部14を制御する(ステップS31)。
制御部19は、操作部17からの操作情報に基づいて、“+”キーが押下されたか否かを判定する(ステップS32)。
“+”キーが押下されたと判定した場合(ステップS32においてYes)、制御部19は、変数Hをインクリメントする(ステップS33)。
制御部19は、この変数Hと変数Vとを台形補正部12に供給する(ステップS34)。
“+”キーが押下されなかったと判定した場合(ステップS32においてNo)、制御部19は、“−”キーが押下されたか否かを判定する(ステップS35)。
“−”キーが押下されたと判定した場合(ステップS35においてYes)、制御部19は、変数Hをデクリメントする(ステップS36)。
制御部19は、この変数Hと変数Vとを台形補正部12に供給する(ステップS34)。
“−”キーが押下されなかったと判定した場合(ステップS35においてNo)、制御部19は、“戻る”キーが押下されたか否かを判定する(ステップS37)。
“戻る”キーが押下されたと判定した場合(ステップS37においてYes)、制御部19は、ステージ終了状態フラグRを1にセットして(ステップS38)、この水平角度調整ステージの処理を終了させる。
“戻る”キーが押下されなかったと判定した場合(ステップS37においてNo)、制御部19は、“次”キーが押下されたか否かを判定する(ステップS39)。
“次”キーが押下されなかったと判定した場合(ステップS39においてNo)、制御部19は、再度、ステップS32〜S39の処理を実行する。
“次”キーが押下されたと判定した場合(ステップS39においてYes)、制御部19は、ステージ終了状態フラグRを0にリセットして(ステップS40)、この水平角度調整ステージの処理を終了させる。
制御部19は、ステージ終了状態フラグRを検査する(図5のステップS16)。R=1のとき(ステップS16においてYes)、制御部19は、一つ前の角度調整ステージである垂直角度調整ステージに戻り、R≠1のとき(ステップS16においてNo)、台形補正角度調整処理(1)を終了させる。
次に、この台形補正角度調整処理(1)の内容を具体的に説明する。
制御部19は、変数V,Hに、それぞれ、初期値として現在の垂直角度、水平角度を代入する(ステップS11の処理)。
制御部19は、次に、台形補正部12に、V=0、H=0を供給して(ステップS12の処理)、垂直角度調整パターンPvの台形補正を行わせる。
台形補正部12は、調整パターン記憶部13から、図4(b)に示すような垂直角度調整パターンPvを読み出して、制御部19から供給されたH=0、V=0に基づいて台形補正を行う。制御部19は、投影光変換部14に、台形補正部12が補正した垂直角度調整パターンPvを投影させる(図6のステップS21の処理)。
例えば、プロジェクタ1の水平設置角度=30°、垂直設置角度=30°である場合、スクリーンSに投影された垂直角度調整パターンPvの投影像Pvgは、図8(1)に示すように歪む。また、ラインLv1の投影像Lv1gとラインLv2の投影像Lv2gとは平行ではない。
ラインLv1の投影像Lv1gとラインLv2の投影像Lv2gとは平行ではないため、ユーザによって“+”キーが押下されると、制御部19は、この操作情報を操作部17から取得する。制御部19は、この操作情報に基づいて変数Vをインクリメントし、台形補正部12に変数V、Hを供給する(図6のステップS23,S24の処理)。
台形補正部12は、制御部19から変数V、Hが供給されると、供給された変数V,Hに基づいて台形補正を行う。V=10になった場合、台形補正部12は、H=0,V=10に基づいて台形補正を行う。
台形補正の結果、垂直角度調整パターンPvの投影像Pvgが、図8(2)に示すような形状になったものとする。尚、図8(2)において、点線は、台形補正なしの場合の投影範囲を表しており、スクリーンSに実際に投影されたものではない。
図8(2)に示すように、H=0,V=10の場合でも、ラインLv1の投影像Lv1gとラインLv2の投影像Lv2gとは平行ではないため、垂直角度調整パターンPvの投影像Pvgは歪んでいる。
このため、ユーザによって“+”キー又は“−”キーが押下される。“+”キー又は“−”キーが押下される毎に、制御部19は、この操作情報を操作部17から取得し、変数Vをインクリメント又はデクリメントし、変数Vを補正する。そして、制御部19は、変数V,Hを台形補正部12に供給する(ステップS22〜S26の処理)。
V=20になった場合、制御部19は、台形補正部12にH=0,V=20を供給する。台形補正部12は、制御部19から供給されたH=0,V=20に基づいて台形補正を行う。
台形補正の結果、スクリーンSに、スクリーンSに投影された垂直角度調整パターンPvの投影像Pvgが図8(3)に示すような形状になった場合、ラインLv1の投影像Lv1gとラインLv2の投影像Lv2gとは、まだ、平行ではない。
このため、ユーザによって“+”キー又は“−”キーが押下される。V=30になった場合、制御部19は、H=0,V=30を台形補正部12に供給する。台形補正部12は、制御部19から供給されたH=0,V=30に基づいて台形補正を行う。
台形補正の結果、スクリーンSに投影された垂直角度調整パターンPvの投影像Pvgが図8(4)に示すような形状になった場合、ラインLv1の投影像Lv1gとラインLv2の投影像Lv2gとが平行になる。
このため、垂直角度による画像歪みが補正されたことが判別される。ここで、垂直角度調整ステージの処理が完了する。
次に、制御部19は、水平角度調整ステージを実行する。台形補正部12は、図4(c)に示すような水平角度調整パターンPhを、調整パターン記憶部13から読み出し、投影光変換部14は、この水平角度調整パターンPhをスクリーンSに投影する。水平角度調整パターンPhは、スクリーンSに投影される。
スクリーンSに投影された水平角度調整パターンPhの投影像Phgは、図9(1)に示すように歪む。このため、投影像PhgのラインLh1の投影像Lh1gとラインLh2の投影像Lh2gとは、平行にはならず、ユーザによって“+”キーが押下される。
H=10になった場合、制御部19は、台形補正部12に、H=10,V=30を供給する。台形補正部12は、制御部19から供給されたV=30,H=10に基づいて台形補正を行う。
台形補正の結果、スクリーンSに投影された水平角度調整パターンPhの投影像Phgが図9(2)に示すような形状になったものとする。投影像Lh1g,Lh2gが平行ではないため、ユーザによって“+”キーが押下される。
H=20になった場合、制御部19は、台形補正部12に、H=20,V=30を供給し、台形補正部12は、制御部19から供給されたV=30,H=20に基づいて台形補正を行う。
台形補正の結果、スクリーンSに投影された水平角度調整パターンPhの投影像Phgが図9(3)に示すような形状になったものとする。投影像Lh1g,Lh2gが、まだ、平行にはならないため、ユーザによって“+”キーが押下される。
H=30になった場合、制御部19は、台形補正部12に、H=30,V=30を供給し、台形補正部12は、制御部19から供給されたV=30,H=30に基づいて台形補正を行う。
台形補正の結果、スクリーンSに投影された水平角度調整パターンPhの投影像Phgが図9(4)に示すような形状になったものとする。ここで、投影像Lh1g,Lh2gとが平行になったことが判別される。これは、水平角度調整パターンPhの投影像Phgの歪みが補正されたことを示す。このため、水平角度調整ステージの処理が完了する。
次に、プロジェクタ1の水平設置角度,垂直設置角度が、それぞれ、−10°、+10°であり、変数H=30°、V=30°の場合について説明する。制御部19は、同様に、まず、垂直角度調整ステージの処理を実行する。
台形補正部12は、調整パターン記憶部13から、図4(b)に示すような垂直角度調整パターンPvを読み出して、投影光変換部14は、垂直角度調整パターンPvをスクリーンSに投影する。
垂直角度調整パターンPvの投影像Pvgが、図10(1)に示すように歪んでいる場合、投影像Pvgの投影像Lv1g,Lv2gは平行ではないため、ユーザによって“−”キーが押下される。
V=20になった場合、制御部19は、台形補正部12に、変数H=30、V=20を供給し、台形補正部12は、制御部19から供給されたH=30,V=20に基づいて台形補正を行う。
台形補正の結果、垂直角度調整パターンPvの投影像Pvgが、図10(2)に示すような形状になったものとする。投影像Lv1g,Lv2gが平行ではないため、ユーザによって“−”キーが押下される。
V=15になった場合、制御部19は、台形補正部12に、変数H=30、V=15を供給し、台形補正部12は、制御部19から供給されたH=30,V=15に基づいて台形補正を行う。
台形補正の結果、垂直角度調整パターンPvの投影像Pvgが、図10(3)に示すような形状になったものとする。投影像Lv1g,Lv2gが平行ではないため、ユーザによって“−”キーが押下される。
V=10になった場合、制御部19は、台形補正部12に、変数H=30、V=10を供給する。台形補正部12は、制御部19から供給されたH=30,V=10に基づいて台形補正を行う。
台形補正の結果、垂直角度調整パターンPvの投影像Pvgが、図10(4)に示すような形状になった場合、投影像Lv1g,Lv2gは平行になる。このため、垂直設置設置と変数Vとが一致し、投影像Pvgの歪みは補正されたと判別され、垂直角度調整ステージの処理が完了する。
次に、ユーザによって水平角度調整ステージが選択されると、制御部19は、水平角度調整ステージを実行する。台形補正部12は、図4(c)に示すような水平角度調整パターンPhを、調整パターン記憶部13から読み出し、投影光変換部14は、この水平角度調整パターンPhをスクリーンSに投影する。水平角度調整パターンPhは、スクリーンSに投影される。
スクリーンSに投影された投影像Phgは、図11(1)に示すように歪み、投影像Lh1g,Lh2gは、平行にならない。このため、ユーザによって“+”キーが押下される。
H=15になった場合、制御部19は、台形補正部12に、H=15、V=10を供給する。台形補正部12は、制御部19から供給されたH=15,V=10に基づいて台形補正を行う。
台形補正の結果、スクリーンSに投影された水平角度調整パターンPhの投影像Phgが図11(2)に示すような形状になったものとする。投影像Lh1g,Lh2gは平行ではないため、ユーザによって“−”キーが押下される。
H=0になった場合、制御部19は、台形補正部12に、H=0、V=10を供給する。台形補正部12は、制御部19から供給されたH=0,V=10に基づいて台形補正を行う。
台形補正の結果、スクリーンSに投影された水平角度調整パターンPhの投影像Phgが図11(3)に示すような形状になったものとする。投影像Lh1g,Lh2gは平行ではないため、ユーザによって“−”キーが押下される。
H=−10になった場合、制御部19は、台形補正部12に、H=−10、V=10を供給する。台形補正部12は、制御部19から供給されたH=−10,V=10に基づいて台形補正を行う。
水平角度調整パターンPhの投影像Phgが、図11(4)に示すような形状になったものとする。この場合、投影像Lh1g,Lh2gが平行になる。このため、水平設置設置と変数Hとが一致し、投影像Phgの歪みは補正されたと判別され、水平角度調整ステージの処理が完了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、プロジェクタ1は、まず、垂直角度調整ステージの処理を実行し、変数Vを調整して垂直角度調整パターンPvの投影像Pvgの画像歪みを補正する。次に、プロジェクタ1は、水平角度調整ステージの処理を実行し、変数Hを調整して水平角度調整パターンPhの投影像Phgの画像歪みを補正する。
従って、ユーザが手動で変数V、Hを補正する場合でも、角度調整パターンPv,Phのラインのそれぞれの投影像Lv1g,Lv2g、投影像Lh1g,Lh2gが平行か否かを確認することにより、変数V、Hを容易に補正することができる。そして、台形補正の角度調整を短時間で行うことができる。
尚、チルト角度調整ステージの処理も行う場合、制御部19は、図12に示すフローチャートに従って、台形補正角度調整処理(2)を実行する。
まず、制御部19は、変数T,V,Hに、初期値として、それぞれ、現在のチルト角度、垂直角度、水平角度を代入する(ステップS41)。
制御部19は、変数T,V,Hを台形補正部12に供給する(ステップS42)。
制御部19は、図13に示すフローチャートに従って、チルト角度調整ステージの処理を実行する(ステップS43)。
即ち、制御部19は、チルト角度調整パターンを表示するように、投影光変換部14を制御する(ステップS51)。
制御部19は、操作部17からの操作情報に基づいて、“+”キーが押下されたか否かを判定する(ステップS52)。
“+”キーが押下されたと判定した場合(ステップS52においてYes)、制御部19は、変数Tをインクリメントする(ステップS53)。
制御部19は、この変数T,V,Hを台形補正部12に供給する(ステップS54)。
“+”キーが押下されなかったと判定した場合(ステップS52においてNo)、制御部19は、“−”キーが押下されたか否かを判定する(ステップS55)。
“−”キーが押下されたと判定した場合(ステップS55においてYes)、制御部19は、変数Tをデクリメントする(ステップS56)。
制御部19は、この変数T,V,Hを台形補正部12に供給する(ステップS54)。
“−”キーが押下されなかったと判定した場合(ステップS55においてNo)、制御部19は、“戻る”キーが押下されたか否かを判定する(ステップS57)。
“戻る”キーが押下されたと判定した場合(ステップS57においてYes)、制御部19は、ステージ終了状態フラグRを1にセットして(ステップS58)、チルト角度調整ステージを終了させる。
“戻る”キーが押下されなかったと判定した場合(ステップS57においてNo)、制御部19は、“次”キーが押下されたか否かを判定する(ステップS59)。
“次”キーが押下されなかったと判定した場合(ステップS59においてNo)、制御部19は、再度、ステップS52〜S59の処理を、再度、実行する。
“次”キーが押下されたと判定した場合(ステップS59においてYes)、制御部19は、ステージ終了状態フラグRを0にリセットして(ステップS60)、このチルト角度調整ステージを終了させる。
制御部19は、ステージ終了状態フラグRを検査する(図12のステップS44)。R=1のとき(ステップS44においてYes)、制御部19は、台形補正角度調整処理(2)を中止する。また、R≠1のとき(ステップS44においてNo)、制御部19は、図6に示すフローチャートに従って垂直角度調整ステージの処理を実行する(ステップS45)。
制御部19は、ステージ終了状態フラグRを検査する(ステップS46)。R=1のとき(ステップS46においてYes)、制御部19は、チルト角度調整ステージに戻る。また、R≠1のとき(ステップS46においてNo)、制御部19は、図7に示すフローチャートに従って水平角度調整ステージの処理を実行する(ステップS47)。
制御部19は、ステージ終了状態フラグRを検査する(ステップS48)。R=1のとき(ステップS48においてYes)、制御部19は、水平角度調整ステージに戻る。また、R≠1のとき(ステップS48においてNo)、制御部19は、台形補正角度調整処理(2)を終了させる。
このように、台形補正角度調整処理(2)を実行することにより、プロジェクタ1は、垂直角度調整ステージ、水平角度調整ステージに加え、チルト角度調整ステージを実行し、チルト角度に基づく画像歪みを補正することができる。
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施形態に限られるものではない。
例えば、台形補正部12は、図3に示すような、いわゆる“中心下寄せ”の切り取り方法を利用した場合の角度調整、台形補正について説明した。しかし、切り取り方法は、このようなものに限られるものではない。
例えば、台形補正部12は、図14に示すように、台形補正前後の2つの四角形の対角線の交点を一致させ、かつ、補正後の四角形の面積が最大になるような切り取り方法である。さらに、台形補正部12は、この他の切り取り方法を用いて台形補正を行うこともできる。
上記実施形態では、垂直角度調整ステージ、水平角度調整ステージにおいて、それぞれ、垂直角度調整パターン、水平角度調整パターンを表示するようにした。しかし、これに限られるものではなく、入力された映像信号の投影枠が判別できれば、この投影枠を用い、この投影枠の辺が平行か否かを判別して、垂直角度、水平角度の調整を行うこともできる。
また、操作部17に垂直角度調整パターン、水平角度調整パターンの表示を選択する操作キーを備え、手動でこれらのパターンを表示させるようにすることもできる。但し、チルト角度の調整については、この投影枠の辺を用いることができないので、チルト角度調整パターンの表示は必要である。
上記実施形態では、図2に示す点o,t,kの位置関係により、垂直角度調整ステージ、水平角度ステージの順に角度調整を行うようにした。しかし、台形補正の計算方法を変更することにより、水平角度調整ステージ、垂直角度調整ステージの順に角度調整を行うこともできる。
上記実施形態では、ユーザが垂直角度調整パターン、水平角度調整パターンの各ラインが平行か否かを判別し、また、チルト角度調整パターンのラインが垂直であるか否かを判別するようにした。しかし、プロジェクタ1が垂直角度調整パターン、水平角度調整パターンの各ラインが平行か否かを判別し、また、チルト角度調整パターンのラインが垂直であるか否かを判別するように構成されることもできる。
この場合、プロジェクタ1は、ラインを検出する画像処理を行い、検出したラインとスクリーンSの左右の縁のラインとが平行か否かを判別し、スクリーンSの上下の縁とラインとが平行か否かを判別する。
上記実施形態では、プログラムが、それぞれメモリ等に予め記憶されているものとして説明した。しかし、プロジェクタを、装置の全部又は一部として動作させ、あるいは、上述の処理を実行させるためのプログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical disk)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、上述の手段として動作させ、あるいは、上述の工程を実行させてもよい。
さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
本発明の実施形態に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。 台形補正の原理を示す図である。 “中心下寄せ”の切り取り方法を利用した場合の各水平角度、各垂直角度と投影像との関係を示す図である。 図1に示す調整パターン記憶部が記憶する調整パターンを示す図であり、(a)はチルト角度調整パターン、(b)は垂直角度調整パターン、(c)は水平角度調整パターンを示す。 図1に示す制御部が実行する台形補正角度調整処理(1)示すフローチャートである。 図1に示す制御部が実行する垂直角度調整ステージの処理を示すフローチャートである。 図1に示す制御部が実行する水平角度調整ステージの処理を示すフローチャートである。 垂直角度調整ステージの具体的な処理(1)を示す図である。 水平角度調整ステージの具体的な処理(1)を示す図である。 垂直角度調整ステージの具体的な処理(2)を示す図である。 水平角度調整ステージの具体的な処理(2)を示す図である。 図1に示す制御部が実行する台形補正角度調整処理(2)を示すフローチャートである。 図1に示す制御部が実行するチルト角度調整ステージの処理を示すフローチャートである。 図3に示す切り取り方法とは異なる切り取り方法を利用した場合の水平角度、垂直角度と投影像との関係を示す図である。
符号の説明
1・・・プロジェクタ、12・・・台形補正部、13・・・調整パターン記憶部、17・・・操作部、19・・・制御部、S・・・スクリーン

Claims (9)

  1. 投影面に画像を投影するプロジェクタにおいて、
    地平面に対して垂直の前記投影面に画像を投影したときの前記地平面に対する光軸の垂直方向の角度を垂直角度、水平方向の角度を水平角度として、前記垂直角度による画像歪みの判別が可能な模様が付された垂直角度調整パターンと前記水平角度による画像歪みの判別が可能な模様が付された水平角度調整パターンとを記憶する角度調整パターン記憶部と、
    前記地平面に対して垂直の前記投影面に、前記角度調整パターン記憶部が記憶する垂直角度調整パターン、前記水平角度調整パターンを、この順序で投影する投影部と、
    供給された垂直角度情報と水平角度情報とに基づいて、前記投影面に投影された垂直角度調整パターン、水平角度調整パターンの画像歪みを補正する台形補正部と、
    前記投影部が前記垂直角度調整パターンを前記投影面に投影したときに、前記垂直角度調整パターンの画像歪みが判別されて入力された垂直角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正した垂直角度情報を、前記水平角度情報ととともに前記台形補正部に供給して、前記投影面に投影された垂直角度調整パターンの画像歪みを補正させる垂直角度調整ステージを実行し、前記投影部が前記水平角度調整パターンを前記投影面に投影したときに、前記水平角度調整パターンの画像歪みが判別されて入力された水平角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正した水平角度情報を、前記垂直角度情報とともに前記台形補正部に供給して、前記投影面に投影された水平角度調整パターンの画像歪みを補正させる水平角度調整ステージを実行する制御部と、を備えた、
    ことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記制御部は、前記垂直角度調整ステージの処理の実行後に、前記水平角度調整ステージの処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記角度調整パターン記憶部は、
    前記模様として、前記地平面に対して垂直であって平行な複数の直線が付され、前記投影面に投影されたときに前記複数の直線が平行か否かを判別することによって前記垂直角度による画像歪みの判別可能な垂直角度調整パターンと、
    前記模様として、前記地平面に対して水平の複数の直線が付され、前記投影面に投影されたときに前記複数の直線が平行か否かを判別することによって前記水平角度による画像歪みの判別が可能な水平角度調整パターンと、を記憶する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記角度調整パターン記憶部は、さらに、前記光軸を中心として回転する回転角を示すチルト角度を判別するための模様が付されたチルト角度調整パターンを記憶し、
    前記投影部は、前記垂直調整パターンを投影する前に、前記角度調整パターン記憶部が記憶する前記チルト角度調整パターンを投影し、
    前記制御部は、前記投影部がチルト角度調整パターンを投影したときに、前記チルト角度調整パターンの画像歪みによって判別されて入力されたチルト角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正したチルト角度情報を、前記垂直角度及び前記水平角度とともに前記台形補正部に供給し、前記チルト角度調整パターンのチルト角度を補正させるチルト角度調整ステージを実行する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  5. 前記角度調整パターン記憶部は、模様として、パターンのほぼ中央に、前記地平面に対して垂直の直線が付され、前記投影面に投影されたときに前記直線が前記地平面に対して垂直か否かを判別することにより、前記チルト角度による画像歪みの判別が可能なチルト角度調整パターンを記憶する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のプロジェクタ。
  6. 前記制御部は、各角度調整ステージの再実行が指示された場合、直前に実行した角度調整ステージを再実行する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  7. プロジェクタが投影面に投影した画像の歪みを補正するプロジェクタの画像歪み補正方法において、
    地平面に対して垂直の前記投影面に前記画像を投影したときの前記地平面に対する光軸の垂直方向の角度を垂直角度、水平方向の角度を水平角度として、前記垂直角度による画像歪みの判別可能な模様が付された垂直角度調整パターンと前記水平角度による画像歪みの判別可能な模様が付された水平角度調整パターンとを予め記憶する記憶ステップと、
    前記垂直角度調整パターンを前記投影面に投影する垂直角度調整パターン投影ステップと、
    前記投影面に前記垂直角度調整パターンが投影されて、前記垂直角度調整パターンの画像歪みが判別されて入力された前記垂直角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正した垂直角度情報及び予め供給された水平角度情報に基づいて、前記投影面に投影された前記垂直角度調整パターンの画像歪みを補正する垂直角度調整ステージ実行ステップと、
    記憶する水平角度調整パターンを前記投影面に投影する水平角度調整パターン投影ステップと、
    前記投影面に前記水平角度調整パターンが投影されて、前記水平角度調整パターンの画像歪みが判別されて入力された前記水平角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正した水平角度情報及び前記垂直角度情報に基づいて、前記投影面に投影された前記水平調整パターンの画像歪みを補正する水平角度調整ステージ実行ステップと、を備えた、
    ことを特徴とするプロジェクタの画像歪み補正方法。
  8. さらに、前記記憶ステップは、前記光軸を中心にした回転角を示すチルト角度を判別するための模様が付されたチルト角度調整パターンを記憶するチルト角度調整パターン記憶ステップを含み、
    前記垂直調整パターンを投影する前に、前記チルト角度調整パターンを前記投影面に投影するチルト角度調整パターン投影ステップと、
    投影されたチルト角度調整パターンに付された模様によってチルト角度が判別されて入力されたチルト角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正したチルト角度情報と、予め供給された前記垂直角度情報と前記水平角度情報とに基づいて、前記投影面上の前記チルト角度調整パターンの画像のチルト角度を補正するチルト角度調整ステージ実行ステップと、を備えた、
    ことを特徴とする請求項7に記載のプロジェクタの画像歪み補正方法。
  9. コンピュータに、
    地平面に対して垂直の投影面に画像を投影したときの前記地平面に対する光軸の垂直方向の角度を垂直角度、水平方向の角度を水平角度として、前記垂直角度による画像歪みの判別可能な模様が付された垂直角度調整パターンを前記投影面に投影する手順、
    前記投影面に前記垂直角度調整パターンが投影されて、前記垂直角度調整パターンの画像歪みが判別されて入力された垂直角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正した垂直角度情報及び予め供給された水平角度情報に基づいて、前記投影面に投影された前記垂直角度調整パターンの画像歪みを補正する手順、
    前記水平角度による画像歪みの判別可能な模様が付された水平角度調整パターンを前記投影面に投影する手順、
    前記投影面に前記水平角度調整パターンが投影されて、前記水平角度調整パターンの画像歪みが判別されて入力された水平角度の補正情報を取得し、取得した前記補正情報に基づいて補正した水平角度情報及び前記垂直角度情報に基づいて、前記投影面に投影された前記水平角度調整パターンの画像歪みを補正する手順、
    を実行させるためのプログラム。
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