JP2006251980A - 可変表示項目データベース装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 セキュリティを保ちつつ、ユーザ毎に表示項目を容易に変更できる可変表示項目データベース装置を提供する。
【解決手段】 表示項目情報記憶部31は、検索結果として表示可能な複数の表示項目をアクセスIDと対応付ける表示項目情報を記憶している。アクセスIDセット記憶部33は、各ユーザに付与された複数のアクセスIDからなるアクセスIDセットを記憶している。表示項目セット記憶部35は、ユーザ毎に設定された複数の表示項目からなる表示項目セットを記憶している。表示許可項目抽出部79が、対象ユーザの表示項目セットに含まれた複数の表示項目のうちで、対応するアクセスIDが対象ユーザのアクセスIDセットに含まれている表示項目を、表示許可項目として抽出する。抽出された表示項目が表示される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データベース検索の検索結果の表示項目をユーザ毎に変更可能な可変表示項目データベース装置に関する。
従来、データベースが普及する中、複数のシステムでそれぞれ使われている複数のデータテーブルを統合した統合データベースも利用されており、ERP(Enterprize Resource Planning)の観点からも重要視されている。例えば、製造会社において、調達支援システム、生産管理システム、CADシステムなどの複数のシステムがそれぞれ持つデータベースを統合した統合データベースが構築されている。これにより、複数部門の従業員が統合データベースを使用し、製品に使用される部品などについての豊富な情報の検索が可能になり、検索結果として部品番号、部品名、規格、価格、納期などの各種の表示項目の情報が表示される。
データベースには、表示項目を変更する機能が設けられることがある(特許文献1参照)。この機能は、セキュリティ(情報漏洩防止)の観点からユーザ毎に表示項目を制限するために利用できる。例えば、製造会社おいて、調達部門と製造部門では、閲覧可能な表示項目が異なって設定される。また、ユーザの資格(職位)によって、表示項目が異なって設定される。
特開2000−276475号公報(図1、2)
しかしながら、従来のデータベース装置は、データベースが大型化したときに、表示項目の設定をユーザ毎に自由に設定するのが困難になるという問題があった。例えば製造会社の統合データベースでは、部門や従業員資格に応じて表示項目を変えることが望まれる。しかし、統合データベースは複数のシステムから集められたテーブルで構成されている。ユーザの部門や資格の変更が発生すると、複数のテーブルにある多数の表示項目のうちの関係部分を変更しなければならない。ユーザの異動が頻繁に発生する状況で、ユーザ毎の表示項目をメンテナンスしていく作業は困難である。ユーザ側に表示項目を編集させることも考えられるが、セキュリティが保てなくなるという難点がある。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、その目的は、セキュリティを保ちつつ、ユーザ毎に表示項目を容易に変更できる可変表示項目データベース装置を提供することにある。
本発明の可変表示項目データベース装置は、データベースの検索結果として表示可能な複数の表示項目の各々をアクセスIDと対応付ける表示項目情報を記憶した表示項目情報記憶部と、各ユーザに付与された複数のアクセスIDからなるアクセスIDセットをユーザIDと対応付けて記憶したアクセスIDセット記憶部と、ユーザ毎に設定された複数の表示項目からなる表示項目セットをユーザIDと対応付けて記憶した表示項目セット記憶部と、ユーザIDを受け付けるユーザID受付部と、受け付けられた前記ユーザIDに対応するアクセスIDセットを前記アクセスIDセット記憶部から抽出するアクセスIDセット抽出部と、受け付けられた前記ユーザIDに対応する表示項目セットを前記表示項目セット記憶部から抽出する表示項目セット抽出部と、前記表示項目セット、前記アクセスIDセットおよび前記表示項目情報に基づき、前記表示項目セットに含まれた複数の表示項目のうちで、前記表示項目情報上で対応するアクセスIDが前記アクセスIDセットに含まれている表示項目を、表示許可項目として抽出する表示許可項目抽出部と、前記表示許可項目抽出部により抽出された表示許可項目からなる表示データを生成する表示データ生成部と、前記表示データ生成部により生成された表示データを出力する出力部と、を備えている。
この構成により、データベース装置は、各表示項目に対応して設定されたアクセスIDとユーザ毎に設定された表示項目セットおよびアクセスIDセットに基づいて動作し、表示項目セットに含まれており、かつ、対応するアクセスIDがアクセスIDセットに含まれている表示項目を表示する。したがって、アクセスIDを使ってセキュリティを確保した上で、表示項目セット自体はユーザに自由に編集させることができる。しかも、例えばユーザの異動が発生した場合には、アクセスIDセットを書き換えるだけで、管理者側で表示項目の制限を容易に変えられる。このようにして、セキュリティを保ちつつ、ユーザ毎に表示項目を容易に変更することが可能になる。
また、本発明の可変表示項目データベース装置において、前記表示項目セット記憶部はユーザ毎に複数の表示項目セットを記憶しており、前記複数の表示項目セットからの表示項目セットの選択の要求を受け付けるセット選択受付部が設けられており、前記表示項目セット抽出部は、前記セット選択受付部により受け付けられた選択の要求に対応する表示項目セットを前記表示項目セット記憶部から抽出する。この構成により、各ユーザが複数の表示項目セットを利用できるので、データベース装置がより便利になる。
また、本発明の可変表示項目データベース装置は、ユーザから表示項目セットの編集要求を受け付ける編集要求受付部と、前記編集要求受付部が前記編集要求を受け付けると、前記表示項目情報と前記ユーザIDに対応する前記アクセスIDセットに基づき、前記アクセスIDセットに含まれたアクセスIDに前記表示項目情報上で対応付けられた表示項目を選択可能表示項目として抽出する選択可能表示項目抽出部と、抽出された選択可能表示項目のリストを出力するリスト出力部と、前記選択可能表示項目のリストからの表示項目の選択を受け付ける項目選択受付部と、前記項目選択受付部によって受け付けられた表示項目からなる表示項目セットを前記表示項目セット記憶部に登録する表示項目セット登録部と、を備えている。この構成により、表示項目をユーザが編集する際に、アクセスIDセットに基づいて表示が許可される表示項目のみを選択可能な表示項目として提示できるので、セキュリティを保ちつつ、ユーザに表示項目を選ばせることができ、データベース装置がより便利になる。
本発明の別の態様は、データベース装置の項目表示方法であり、この方法は、データベースの検索結果として表示可能な複数の表示項目の各々をアクセスIDと対応付ける表示項目情報を記憶した表示項目情報記憶部、各ユーザに付与された複数のアクセスIDからなるアクセスIDセットをユーザIDと対応付けて記憶したアクセスIDセット記憶部、および、ユーザ毎に設定された複数の表示項目からなる表示項目セットをユーザIDと対応付けて記憶した表示項目セット記憶部を用い、ユーザIDを受け付け、受け付けられた前記ユーザIDに対応するアクセスIDセットを前記アクセスIDセット記憶部から抽出し、受け付けられた前記ユーザIDに対応する表示項目セットを前記表示項目セット記憶部から抽出し、前記表示項目セット、前記アクセスIDセットおよび前記表示項目情報に基づき、前記表示項目セットに含まれた複数の表示項目のうちで、前記表示項目情報上で対応するアクセスIDが前記アクセスIDセットに含まれている表示項目を、表示許可項目として抽出し、抽出された前記表示許可項目からなる表示データを生成して出力する。この態様によっても、上述の本発明の利点が得られる。
また、本発明の別の態様は、データベース管理用のコンピュータにより実行されるプログラムであり、このプログラムは、データベースの検索結果として表示可能な複数の表示項目の各々をアクセスIDと対応付ける表示項目情報を記憶した表示項目情報記憶部、各ユーザに付与された複数のアクセスIDからなるアクセスIDセットをユーザIDと対応付けて記憶したアクセスIDセット記憶部、および、ユーザ毎に設定された複数の表示項目からなる表示項目セットをユーザIDと対応付けて記憶した表示項目セット記憶部を用い、ユーザIDを受け付け、受け付けられた前記ユーザIDに対応するアクセスIDセットを前記アクセスIDセット記憶部から抽出し、受け付けられた前記ユーザIDに対応する表示項目セットを前記表示項目セット記憶部から抽出し、前記表示項目セット、前記アクセスIDセットおよび前記表示項目情報に基づき、前記表示項目セットに含まれた複数の表示項目のうちで、前記表示項目情報上で対応するアクセスIDが前記アクセスIDセットに含まれている表示項目を、表示許可項目として抽出し、抽出された前記表示許可項目からなる表示データを生成して出力する処理を前記コンピュータに実行させる。この態様によっても、上述の本発明の利点が得られる。
本発明は、各表示項目に対応して設定されたアクセスIDとユーザ毎に設定された表示項目セットおよびアクセスIDセットに基づき、表示項目セットに含まれており、かつ、対応するアクセスIDがアクセスIDセットに含まれている表示項目を抽出して表示するので、セキュリティを保ちつつユーザ毎に表示項目を容易に変更できるという効果を有する可変表示項目データベース装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態の可変表示項目データベース装置(以下、単にデータベース装置という)について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の形態に係るのデータベース装置を図1および図2に示す。まず、図2の全体概要を参照すると、データベース装置1は、アプリサーバ3とデータベース5で構成されている。アプリサーバ3は、データベース5を管理するサーバである。データベース5は統合データベースであり、例えば、製造会社における調達支援システム、生産管理システム、CADシステムなどの複数のシステムがそれぞれ持っているデータベースを統合することにより構築されている。
アプリサーバ3は、社内LANを介してクライアント端末装置7(以下、クライアント7という)に接続されている。アプリサーバ3において、入出力部9は、クライアント7からの情報を入力し、また、クライアント7に情報を出力する構成であり、例えばLANインターフェースが入出力部9に該当する。また、アプリサーバ3において、検索部11はデータベース5を使って検索を実行する構成である。表示制御部13は、検索条件や検索結果の表示を制御する構成であり、これらの表示のためのデータをクライアント7に送る。
クライアント7は、検索入力画面に対する入力機能と、検索結果を表示する機能を実現する。クライアント7は、さらに、後述する表示項目関連の処理にて、表示項目セットを編集したり選択するときのインターフェースとしても機能する。そして、アプリサーバ3では、検索部11により検索が行われるとともに、表示制御部13で表示項目セットに関する処理が行われる。
次に、図1の機能ブロック図には、主としてデータベース装置1の表示制御部11に関連する構成が示されている。図1は、特に、本実施の形態で特徴的な、検索結果の表示項目の制御に関連する構成を示している。なお、データベース装置1が、図1に示される構成以外にもデータベース操作に必要な表示をクライアント7に行わせる機能を備えることはもちろんであり、例えば、データベース装置1は、検索条件を入力する画面やその他のインターフェース画面をクライアント7に表示させる機能をもつ。
図1において、データベース装置1は、表示項目関連情報記憶部21、編集部23および項目表示処理部25を備えており、表示項目関連情報記憶部21は、表示項目情報記憶部31、アクセスIDセット記憶部33および表示項目セット記憶部35で構成されている。
編集部23は、表示項目セット記憶部35に記憶された表示項目セットを編集する構成であり、編集処理では後述のように表示項目情報記憶部31およびアクセスIDセット記憶部33の情報が参照される。また、項目表示処理部25は、表示項目情報記憶部31、アクセスIDセット記憶部33および表示項目セット記憶部35の情報に基づいてユーザ毎に設定された表示項目を表示する処理を行う。
データベース装置1には、さらに、表示項目情報記憶部31およびアクセスIDセット記憶部33を書き換えるメンテナンス部27が備えられている。データベース管理者によりデータベース装置1のキーボード、ディスプレイ等が操作されて書換え指示が入力されると、この書換え指示に従って表示項目情報記憶部31およびアクセスIDセット記憶部33が書き換えられる。以下、図1の各部構成について説明する。
図3は、表示項目関連情報記憶部21に記憶された情報を示している。表示項目情報は、表示項目とアクセスIDを対応付けるテーブルである。表示項目情報は、データベースの検索結果として表示可能なすべての表示項目のテーブルであり、そして、表示項目毎にアクセスIDが設定されている。複数の表示項目でアクセスIDが同じであってもよい。例えば、各表示項目に対して、情報の重要度に応じたアクセスIDが予め設定される。表示項目情報は、ユーザ毎に設定されるデータはなくて、各ユーザのための処理で共通に利用されるデータである。
アクセスIDセットは、ユーザに割り当てられ、付与されたアクセスIDのテーブルである。アクセスIDセットは、ユーザ毎に設定されており、ユーザIDと対応づけられている。アクセスIDセットには、表示が許可されるべき表示項目に対応するアクセスIDが登録されている。表示が許可される表示項目は、ユーザの権限によって決まる。
表示項目セットは、表示項目のテーブルである。表示項目セットは、ユーザ毎に設定されており、ユーザIDと対応付けられている。また、図示のように、各ユーザに対して複数の表示項目セット(図ではA、B)を設定および記憶することができる。
上記の表示項目情報、アクセスIDセットおよび表示項目セットは、それぞれ、表示項目情報記憶部31、アクセスIDセット記憶部33および表示項目セット記憶部35に記憶されている。アクセスIDセット記憶部33は、複数のユーザのアクセスIDセットを記憶しており、また、表示項目セット記憶部35は、複数ユーザの複数の表示項目セットを記憶している。そして、表示項目情報およびアクセスIDセットは、管理者の操作に応じてメンテナンス部27によって書き換えられ、一方、表示項目セットはユーザの指示で編集部23により生成される。
図4は編集部23の構成を示しており、図5は編集部23による処理の一部を示している。図5を参照しながら、図4の編集部23の構成を説明する。
図4において、ユーザID受付部51は、クライアント7から入力されたユーザIDを受け付ける。アクセスIDセット抽出部53は、ユーザID受付部51により受け付けられたユーザIDに対応するアクセスIDセットを、アクセスIDセット記憶部35から抽出する。編集要求受付部55は、クライアント7から入力された編集要求を受け付ける。ユーザによりクライアント7が操作されて、編集を開始する操作が行われると、編集要求が受け付けられる。
選択可能表示項目抽出部57は、編集要求受付部55により編集要求が受け付けられると、表示項目情報記憶部31から表示項目情報を読み出す。そして、選択可能表示項目抽出部57は、読み出した表示項目情報と、アクセスIDセット抽出部53により抽出されたアクセスIDセットとに基づいて、対象ユーザによる編集での選択が許可された表示項目を検索し抽出して、メモリに書き込む。この処理は、図5に示されるように、表示項目情報中の各表示項目に対応するアクセスIDが、対象ユーザのアクセスIDセット中に含まれているかを判定する。そして、アクセスIDセット中のアクセスIDと対応している表示項目が抽出される。抽出された表示項目は、ユーザによる編集での選択が許可された表示項目であり、すなわち、選択可能表示項目である。
図5の例では、表示項目情報のテーブル上で、表示項目ID−A、B、C、D、Eが、それぞれ、アクセスID1、3、5、6、4と対応している。アクセスIDセットには、アクセスID1、2、3、5、6が登録されている。すなわち、表示項目ID−A、B、C、Dに対応するアクセスIDが登録されており、これら表示項目が抽出される。これに対して、表示項目ID−Eに対応するアクセスID4がアクセスIDセットに登録されていないので、表示項目ID−Eは抽出されない。
選択可能表示項目送信部59は、リスト出力部に相当し、抽出された選択可能表示項目のリストをクライアント7に送信して表示させる。クライアント7側では、選択可能表示項目のリストが表示され、クライアント7がユーザにより操作されて、表示項目セットに登録されるべき表示項目が選択され、また、選択した表示項目の順番を並び替える要求が入力される。
クライアント7側の編集作業のイメージとしては、画面に2つの枠が並べて表示され、一方の枠に選択可能表示項目のリスト(すなわち現在使用可能な表示項目のリスト)が表示される。そして、もう一方の枠に、ユーザにより選択された表示項目が表示される。そして、ポインティングデバイスを使った操作によって、表示項目が並び替えられる。このようにして、ユーザは、アクセスIDセットによって制限された範囲内で、自由に自分用の表示項目セットをカスタマイズできる。
項目選択受付部61は、クライアント7から入力された表示項目の選択を受け付け、項目並替え要求受付部63は、クライアント7から入力された表示項目の並び替えの要求を受け付ける。そして、表示項目セット生成部65は、項目選択受付部61で受け付けた項目選択と項目並替え要求受付部63で受け付けた並び替えの要求に従って、表示項目セットを生成する。表示項目セットは、選択された表示項目を要求の順番に従って配列したデータである。表示項目セットは、表示項目セット登録部67によってユーザIDと共に表示項目セット記憶部35に登録される。
次に、図6は項目表示処理部25の構成を示しており、図7は項目表示処理部25による処理の一部を示している。図7を参照しながら、図6の項目表示処理部25の構成を説明する。
図6において、ユーザID受付部71は、クライアント7から入力されたユーザIDを受け付ける。アクセスIDセット抽出部73は、ユーザID受付部71により受け付けられたユーザIDに対応するアクセスIDセットを、アクセスIDセット記憶部33から抽出する。
セット選択受付部75は、クライアント7から入力された表示項目セットの選択を受け付ける。既に説明したように、表示項目セット記憶部35にはユーザ毎に複数の表示項目セットを登録可能である。そして、複数の表示項目の一つを選択する操作がクライアント7上で行われ、セット選択要求がクライアント7から入力され、セット選択受付部75に受け付けられる。クライアント7の画面には、例えば、複数の表示項目セットにそれぞれ対応するタブが表示される。タブが選択されると、セット選択要求が送信され、下記の処理で返ってきた該当表示項目セットの表示データが表示される。
表示項目セット抽出部77は、セット選択受付部75によりセット選択要求が受け付けられると、ユーザID受付部71により受け付けられたユーザIDに対応しておりセット選択受付部75により受け付けられたセット選択要求に該当する表示項目セットを、表示項目セット記憶部35から抽出する。
表示許可項目抽出部79は、表示項目セット抽出部77により抽出された表示項目セットの中から、対象ユーザのために表示が許可される表示項目を抽出する。表示許可項目抽出部79は、表示項目情報記憶部31から表示項目情報を読み出し、表示項目情報と、アクセスIDセット抽出部73により抽出されたアクセスIDセットとに基づき抽出処理を行う。
図7を参照すると、表示許可項目抽出部79は、表示項目セットに含まれた複数の表示項目のうちで、対応するアクセスIDがアクセスIDセットに含まれている表示項目を検索し抽出する。より詳細には、本実施の形態の例では、表示許可項目抽出部79は、表示項目情報から、表示項目セット中の各表示項目に対応するアクセスIDを求める。そして、表示許可項目抽出部79は、各表示項目に対応するアクセスIDが、対象ユーザのアクセスIDセットに含まれているかを判定する。そして、表示許可項目抽出部79は、対応するアクセスIDがアクセスIDセットに含まれている表示項目を抽出し、メモリに記録する。
図7の例では、表示項目セットの表示項目ID−A、B、C、Dは、表示項目情報のテーブルにてアクセスID1、3、5、6と対応している。これらのアクセスIDのうち、アクセスID1、3がアクセスIDセットに含まれている。したがって、アクセスID1、3に対応する表示項目ID−A、Bが抽出される。
ここで、図7と図5を比較すると、アクセスIDセットに含まれるアクセスIDが異なっている。これは、対象ユーザのアクセスIDセットが管理者により変更されたからであり、このような変更は例えばユーザの異動に伴って発生する。アクセスIDセットが変わったために、表示項目セット中の一部の表示項目が抽出されなくなっている。
以上のようにして、表示許可項目抽出部79が、表示項目セットに登録されている表示項目のうちで、対応するアクセスIDがアクセスIDセットに含まれている表示項目のみを抽出しており、これにより、表示が許可される項目、すなわち、表示許可項目が抽出される。
表示データ生成部81は、表示許可項目抽出部79により抽出された表示許可項目からなる表示データを生成する。表示データ送信部83は出力部に相当し、表示データ生成部81により生成された表示データをクライアント7に送信して表示させる。したがって、表示項目セットに登録されていて、かつ、対応するアクセスIDが登録された表示項目のテーブルがクライアント7で表示されることになる。
また、表示許可項目抽出部79により抽出された表示許可項目のデータは、検索部11に渡されてよい。検索部11では、表示項目セットの選択後に検索を実行するときに、表示許可項目についてのみの検索処理が行われる。
また、検索部11から検索結果が表示データ生成部81に提供され、表示データ生成部81は、表示許可項目の各欄に検索結果を書き込んだ表示データを生成してよい。表示項目セットの選択前に検索が行われていると、標準設定された多数の項目の検索結果データが送られてくる。このとき、表示データ生成部81は、表示許可項目の検索結果のみを使って表示データを生成すればよい。
なお、クライアント7側の表示のイメージは下記のようである。本実施の形態の適用例は、製造会社における統合データベースでの部品検索である。この場合に、検索結果の表示項目は、部品番号、部品名、価格、在庫、サプライヤーなど、数十から数百項目に及ぶ。これに対して、表示項目セットが選択されたときは、表示項目の数が絞られることになり、検索結果の表が小さくなる。
また、本実施の形態では、機能ボタンも上記の表示項目と同様に扱われてよい。機能ボタンは、例えば、部品発注のボタンであり、検索結果のテーブル中の部品毎の配置される。このとき、機能ボタンに対応するアクセスIDが設定される。このアクセスIDを各ユーザのアクセスIDセットに登録するか否かによって、ユーザ毎に機能ボタンの表示が許可または制限される。機能ボタンの有効化、無効化(例えばグレーアウト)が制御されてもよく、この場合には、有効化が表示許可に相当する。
次に、図8および図9は、上述したデータベース装置1の動作を示している。図8は編集時の動作である。表示項目編集では、アクセスIDセット記憶部33よりユーザIDに関連づいたアクセスIDセットが抽出され(S1)、また、表示項目情報記憶部31より各表示項目に関連付いたアクセスIDが抽出される(S3)。各表示項目のアクセスIDが、対象ユーザのアクセスIDセット内に存在するかが判定される(S5)。ステップS5がyesであれば、表示項目が抽出されて表示一覧に追加される(S7)。ステップS5がnoであれば表示項目が抽出されない。ステップS5、S7の処理が、すべての表示項目のために繰り返され、それから、表示一覧が、選択可能表示項目のリストとして出力される(S9)。この表示一覧を使用し、前述したように、表示項目を選択し、並び替えて、表示項目セットが編集される。
図9は、編集された表示項目セットを使用する項目出力時の動作でありる。項目出力の際は、アクセスIDセット記憶部33よりユーザIDに関連づいたアクセスIDセットが抽出され(S21)、また、表示項目セット記憶部33を参照して、ユーザが選択した表示項目セットに関連付く表示項目IDの一覧が抽出され(S23)、表示項目情報記憶部31より、表示項目セットの各表示項目IDに関連付いたアクセスIDが抽出される(S25)。そして、各表示項目のアクセスIDが、対象ユーザのアクセスIDセット内に存在するかが判定される(S27)。ステップS27がyesであれば、表示項目が抽出されて、表示許可項目の表示一覧に追加される(S29)。ステップS27がnoであれば表示項目が抽出されない。ステップS27、S29の処理が、すべての表示項目のために繰り返され、それから、表示一覧の表示項目からなる表示データが出力される(S31)。
以上に本発明の実施の形態に係るデータベース装置1について説明した。上述のように、データベース装置1は、各表示項目に対応して設定されたアクセスIDとユーザ毎に設定された表示項目セットおよびアクセスIDセットに基づいて動作し、表示項目セットに含まれており、かつ、対応するアクセスIDがアクセスIDセットに含まれている表示項目を表示する。したがって、アクセスIDを使ってセキュリティを確保した上で、表示項目セット自体はユーザに自由に編集し、カスタマイズさせることができる。しかも、例えばユーザの異動が発生した場合には、アクセスIDセットを書き換えるだけで、管理者側で表示項目の制限を容易に変えられる。このようにして、セキュリティを保ちつつ、ユーザ毎に表示項目を容易に変更することが可能になる。
セキュリティに関して更に説明すると、本実施の形態では、表示項目セットの表示データを送って表示を行う処理の際(表示直前)に、その都度、アクセスIDを使った表示許可項目の抽出処理が行われ、項目毎に表示許可の有無がチェックされる。したがって、表示項目セットを作った後にアクセスIDセットが書き換えられた場合は、この書き換えが反映される。例えば、ユーザの異動が発生し管理者がアクセスIDセットを書き換えたときは、変更後のアクセスIDセットにより表示が制限される。このようにして、ユーザの異動などがあっても、セキュリティを確保できる。しかも、ユーザ毎のアクセスIDセットを書き換えればよいので、ユーザの異動が頻発するような状況でも、少ない管理作業負担でセキュリティを確保することができる。
また、本実施の形態によれば、各ユーザが複数の表示項目セットを利用できるので、データベース装置がより便利になる。ユーザは、上記に例示したクライアント画面上のタブなどを使って、複数の表示項目セットを容易に選択し、使い分けられる。
また、本実施の形態によれば、表示項目をユーザが編集する際に、アクセスIDセットに基づいて表示が許可される表示項目のみを選択可能な表示項目として提示できるので、セキュリティを保ちつつ、ユーザに表示項目を選ばせることができ、データベース装置がより便利になる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明した。しかし、本発明は上述の実施の形態に限定されず、当業者が本発明の範囲内で上述の実施の形態を変形可能なことはもちろんである。
以上のように、本発明にかかる可変表示項目データベース装置は、セキュリティを保ちつつ、ユーザ毎に表示項目を容易に変更できるという効果を有し、統合データベース装置等として有用である。
本発明の実施の形態における可変表示項目データベース装置を示す図 可変表示項目データベース装置をクライアントと共に示す図 可変表示項目データベース装置で使用される表示項目関連の情報を示す図 表示項目セットの編集用の構成を示す機能ブロック図 表示項目セットの編集のために選択可能表示項目を抽出する処理を示す図 表示項目セットを使った項目表示のための構成を示す機能ブロック図 表示項目セットを使った項目表示の処理を示す機能ブロック図 表示項目セットの編集のために選択可能表示項目を抽出および表示する処理を示すフロー図 表示項目セットを使って表示項目を抽出および表示する処理を示すフロー図
符号の説明
1 可変表示項目データベース装置
3 アプリサーバ
5 データベース
7 クライアント端末装置
21 表示項目関連情報記憶部
23 編集部
25 項目表示処理部
27 メンテナンス部
31 表示項目情報記憶部
33 アクセスIDセット記憶部
35 表示項目セット記憶部
51 ユーザID受付部
53 アクセスIDセット抽出部
57 選択可能表示項目抽出部
65 表示項目セット生成
67 表示項目セット登録部
71 ユーザID受付部
73 アクセスIDセット抽出部
75 セット選択受付部
77 表示項目セット抽出部
79 表示許可項目抽出部
81 表示データ生成部

Claims (5)

  1. データベースの検索結果として表示可能な複数の表示項目の各々をアクセスIDと対応付ける表示項目情報を記憶した表示項目情報記憶部と、
    各ユーザに付与された複数のアクセスIDからなるアクセスIDセットをユーザIDと対応付けて記憶したアクセスIDセット記憶部と、
    ユーザ毎に設定された複数の表示項目からなる表示項目セットをユーザIDと対応付けて記憶した表示項目セット記憶部と、
    ユーザIDを受け付けるユーザID受付部と、
    受け付けられた前記ユーザIDに対応するアクセスIDセットを前記アクセスIDセット記憶部から抽出するアクセスIDセット抽出部と、
    受け付けられた前記ユーザIDに対応する表示項目セットを前記表示項目セット記憶部から抽出する表示項目セット抽出部と、
    前記表示項目セット、前記アクセスIDセットおよび前記表示項目情報に基づき、前記表示項目セットに含まれた複数の表示項目のうちで、前記表示項目情報上で対応するアクセスIDが前記アクセスIDセットに含まれている表示項目を、表示許可項目として抽出する表示許可項目抽出部と、
    前記表示許可項目抽出部により抽出された表示許可項目からなる表示データを生成する表示データ生成部と、
    前記表示データ生成部により生成された表示データを出力する出力部と、
    を備えたことを特徴とする可変表示項目データベース装置。
  2. 前記表示項目セット記憶部はユーザ毎に複数の表示項目セットを記憶しており、前記複数の表示項目セットからの表示項目セットの選択の要求を受け付けるセット選択受付部が設けられており、前記表示項目セット抽出部は、前記セット選択受付部により受け付けられた選択の要求に対応する表示項目セットを前記表示項目セット記憶部から抽出することを特徴とする請求項1に記載の可変表示項目データベース装置。
  3. ユーザから表示項目セットの編集要求を受け付ける編集要求受付部と、
    前記編集要求受付部が前記編集要求を受け付けると、前記表示項目情報と前記ユーザIDに対応する前記アクセスIDセットとに基づき、前記アクセスIDセットに含まれたアクセスIDに前記表示項目情報上で対応付けられた表示項目を選択可能表示項目として抽出する選択可能表示項目抽出部と、
    抽出された選択可能表示項目のリストを出力するリスト出力部と、
    前記選択可能表示項目のリストからの表示項目の選択を受け付ける項目選択受付部と、
    前記項目選択受付部によって受け付けられた表示項目からなる表示項目セットを前記表示項目セット記憶部に登録する表示項目セット登録部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の可変表示項目データベース装置。
  4. データベースの検索結果として表示可能な複数の表示項目の各々をアクセスIDと対応付ける表示項目情報を記憶した表示項目情報記憶部、各ユーザに付与された複数のアクセスIDからなるアクセスIDセットをユーザIDと対応付けて記憶したアクセスIDセット記憶部、および、ユーザ毎に設定された複数の表示項目からなる表示項目セットをユーザIDと対応付けて記憶した表示項目セット記憶部を用い、ユーザIDを受け付け、受け付けられた前記ユーザIDに対応するアクセスIDセットを前記アクセスIDセット記憶部から抽出し、受け付けられた前記ユーザIDに対応する表示項目セットを前記表示項目セット記憶部から抽出し、前記表示項目セット、前記アクセスIDセットおよび前記表示項目情報に基づき、前記表示項目セットに含まれた複数の表示項目のうちで、前記表示項目情報上で対応するアクセスIDが前記アクセスIDセットに含まれている表示項目を、表示許可項目として抽出し、抽出された前記表示許可項目からなる表示データを生成して出力することを特徴とするデータベース装置の項目表示方法。
  5. データベース管理用のコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    データベースの検索結果として表示可能な複数の表示項目の各々をアクセスIDと対応付ける表示項目情報を記憶した表示項目情報記憶部、各ユーザに付与された複数のアクセスIDからなるアクセスIDセットをユーザIDと対応付けて記憶したアクセスIDセット記憶部、および、ユーザ毎に設定された複数の表示項目からなる表示項目セットをユーザIDと対応付けて記憶した表示項目セット記憶部を用い、ユーザIDを受け付け、受け付けられた前記ユーザIDに対応するアクセスIDセットを前記アクセスIDセット記憶部から抽出し、受け付けられた前記ユーザIDに対応する表示項目セットを前記表示項目セット記憶部から抽出し、前記表示項目セット、前記アクセスIDセットおよび前記表示項目情報に基づき、前記表示項目セットに含まれた複数の表示項目のうちで、前記表示項目情報上で対応するアクセスIDが前記アクセスIDセットに含まれている表示項目を、表示許可項目として抽出し、抽出された前記表示許可項目からなる表示データを生成して出力する処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012216000A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Daikin Ind Ltd 電子文書共有システム

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