JP2006251574A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 最適な駆動装置の制御時間を算出することで、防塵ガラスを清掃する清掃部材を駆動させる装置の動作や防塵ガラスと清掃部材との摩擦係数が変化しても正常に画像形成を実行することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 防塵ガラスが配設された書込みユニットと、防塵ガラス表面を清掃する清掃部材と、清掃部材を駆動させる駆動部と、これらの動作を制御する制御部と、清掃部材の位置を検知するセンサとを有し、制御部は、センサで検知する清掃部材の位置情報により、駆動部の動作速度の変化を計測し、駆動手段の動作時間を動的に調整し、決定する。
【選択図】 図2
【解決手段】 防塵ガラスが配設された書込みユニットと、防塵ガラス表面を清掃する清掃部材と、清掃部材を駆動させる駆動部と、これらの動作を制御する制御部と、清掃部材の位置を検知するセンサとを有し、制御部は、センサで検知する清掃部材の位置情報により、駆動部の動作速度の変化を計測し、駆動手段の動作時間を動的に調整し、決定する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、電子写真方式の画像形成装置、特に現像剤としてトナーを使用する画像形成装置に関する。
レーザプリンタやデジタル複写機、普通紙ファクシミリ装置等画像データに応じてトナーを用紙に付着させて記録を行う画像形成装置は、主に、原稿を一枚づつ送り出して原稿の画像読み取り装置に搬送し、画像読み取りが終わった原稿を排紙させる原稿送り装置と、原稿をランプで光照射し、原稿から反射した光を複数からなるポリゴンミラー、結像レンズで結像された光像をCCDで光電変換して画像情報を得る画像読み取りユニットと、光導電性感光層を有し、トナー像を担持する感光ドラム、感光ドラムを一様に帯電させる帯電器、前記画像情報に基づいて感光体ドラム上を露光して潜像を形成させるレーザダイオード(LD)等の光源、感光体ドラム上に形成された潜像を現像してトナー像を形成させる書き込みユニット、記録紙上にトナー像を転写する転写器、転写後の記録紙を感光ドラムから分離させる分離器、転写後の感光体ドラム上に残留したトナーを除去するクリーニング手段とからなる画像形成装置と、複数の種類、複数枚の記録紙を収納する記録紙収納部と、記録紙収納部から画像形成装置に記録紙を搬送する記録紙搬送装置と、画像形成装置で画像形成された後の記録紙を排紙または再給紙させる排紙・給紙装置とから構成されている。
これらの画像形成装置において、上記書き込みユニットは、その内部が汚れないように防塵ガラスが設けられている。防塵ガラスが汚れると画像不良が発生するため防塵ガラスの清掃は必要である。しかし、装置の構成上書きこみユニットは装置の内部にあることが多く防塵ガラスの清掃は容易ではなかった。
そこで、モータ等の駆動手段を設け、この駆動手段により清掃部材を防塵ガラスに当てて動かすことにより防塵ガラス上に付着したトナー等浮遊物の汚れを取り除くことが行われていた。
しかし、この方法によれば、画像形成装置にモータ等の駆動手段を配設する必要があるため、装置が大型化するとともに、高コスト化するという問題が生じていた。
このような問題を解決するため、特許文献1に記載の「画像形成装置」が提案されている。この装置においては、感光体ベルト等の像担持体を帯電させる放電ワイヤ等の帯電部材を清掃させる帯電装置清掃部材と、露光装置の防塵ガラスを清掃させる露光装置清掃部材とを同一のモータ等の駆動手段で駆動させる方法が採用されている。
特許文献1の画像形成装置では、像担持体と、帯電部材により像担持体を帯電する帯電手段と、帯電した像担持体上に光書き込みにより静電潜像を形成する露光形成手段と、像担持体上の静電潜像をトナー像として現像する現像手段と、現像手段により現像されたトナー増を転写材に転写する転写手段とを有する画像形成装置において、帯電部材の清掃を行う帯電側清掃部材と、露光形成手段の防塵ガラスの清掃を行う露光側清掃部材とを備え、帯電側清掃部材及び露光側清掃部材は、同一の駆動手段により駆動して、帯電部材及び防塵ガラスの清掃を行うことができる。
特開2002−268341号公報
また、光書き込み手段としてLDが配設されている場合、防塵ガラスを清掃する部材が防塵ガラスを塞ぐと正常にLDが感光体に照射されず、画像不良の原因になる。そこで防塵ガラスを清掃する部材の位置を検知できるセンサを設け、LDを照射するときは清掃部材を防塵ガラス上から外し、LDを照射しないときは清掃部材を防塵ガラス上に置き防塵ガラスが汚れるのを防ぐ制御が行われていた。
しかし、特許文献に示された技術を含め、従来技術においては、例えば光書き込み手段としてLDが配設されている場合、防塵ガラスを清掃する部材が防塵ガラスを塞ぐと正常にLDが感光体に照射されず、画像不良の原因になるという問題がある。
そこで防塵ガラスを清掃する部材の位置を検知できるセンサを設け、LDを照射するときは清掃部材を防塵ガラス上から外し、LDを照射しないときは清掃部材を防塵ガラス上に置き防塵ガラスが汚れるのを防ぐ制御が行われている。
また、駆動装置を停止してもすぐに清掃部材が停止しない構成の場合は、予め清掃部材が停止する距離を考慮して駆動装置を停止させる制御も必要になる。
さらに、清掃部材を駆動する駆動装置の動作や防塵ガラスと清掃部材との摩擦係数が変化すると、駆動部を停止してから清掃部材が停止するまでの距離が変化し、上記の制御が正常に行えなくなるという問題が発生していた。
本発明の課題は、従来技術の欠点を鑑み、最適な駆動装置の制御時間を算出することにより、防塵ガラスを清掃する清掃部材を駆動する装置の動作や防塵ガラスと清掃部材との摩擦係数が変化しても正常に画像形成を実行することができることを目的とする。
また、駆動部の最適は駆動時間を算出する毎に不揮発性メモリに記憶し、画像形成装置の電源をOFFしても常に最新の最適な駆動時間で駆動装置を制御し、再度、算出する必要がなく、画像形成に要する時間を短縮させることを目的とする。
さらに、画像形成時に実施する駆動部の最適は、駆動時間を算出する処理を最適な時間を確定できるまで画像形成開始を遅らせることにより、異常な画像の印刷を防ぐことを目的とする。
さらに、駆動部の最適な駆動時間の算出処理を画像形成時ではなく、画像形成以外の時に実施することにより、画像形成時の清掃部材を防塵ガラスから外す処理を短縮することを目的とする。
また、駆動部の最適な駆動時間の算出処理において、算出した時間がある範囲から外れた場合は、今後、故障する可能性があると判断して、清掃部材を防塵ガラスから外れている状態にする。そして、その状態であることをユーザーに通知し、今後、清掃部材を動作させないようにすることによって、画像形成装置を画像形成可能な状態にすることを目的とする。
請求項1記載の画像形成装置は、像担持体と、像担持体に光書込みを行う防塵ガラスが配設された書込みユニットと、光書込みユニットの防塵ガラス上を所定の方向に稼動し、防塵ガラス表面を清掃する清掃部材と、清掃部材を駆動させる駆動手段と、駆動手段を駆動制御する制御手段と、清掃部材の位置を検知するセンサとを有し、制御手段は、センサで検知される清掃部材の位置情報により、駆動部の動作速度の変化を算出し、駆動手段の動作時間を決定する。
請求項2記載の画像形成装置は、制御手段に不揮発性メモリが搭載され、不揮発性メモリには駆動手段の駆動時間が格納される。
また、請求項3記載の画像形成装置は、制御手段は駆動手段の最適な駆動時間を決定する処理が終了するまで画像形成動作を開始しないように制御する。
また、請求項4記載の画像形成装置は、制御手段は画像形成動作が実行されていない時間に駆動手段の最適な駆動時間を決定する処理を実行する。
また、請求項5記載の画像形成装置は、制御手段は決定された駆動手段の駆動時間と、予め設定された所定の範囲とを比較し、決定された駆動手段の駆動時間が設定された範囲外と判断した場合、清掃部材を防塵ガラスから外れた状態且つ動作できない状態にし、同時に画像形成装置に配設された通知手段に通知させる。
請求項1記載の発明によれば、画像形成装置において、清掃部材を駆動する駆動装置の動作や防塵ガラスと清掃部材との摩擦係数が変化した場合、防塵ガラスに清掃部材が塞がって異常画像を印刷する可能性があるが、駆動部を制御する時間を動的に調整するようにしているので、異常画像を印刷することなく印刷動作を行うことができる。
また、請求項2記載の発明によれば、画像形成装置において、清掃部材を駆動する駆動装置の動作や防塵ガラスと清掃部材との摩擦係数が変化したときの駆動時間算出動作について、前回調整した時間を不揮発性メモリに記憶しているので、前回調整した時間を使用することにより短時間で画像形成可能状態にすることができる。
また、請求項3記載の発明によれば、画像形成装置において、清掃部材が防塵ガラスから外れていることを確認できるまで画像形成を開始しないようにしているので、異常画像を印刷することを防ぐことができる。
また、請求項4記載の発明によれば、画像形成装置において、画像形成時以外のときに清掃部材を駆動する処理を行い最適な時間を予め決定しているので、画像形成時のリトライを無くすことができて、短時間で画像形成可能状態にすることができる。
また、請求項5記載の発明によれば、画像形成装置において、動的に調整した値がある範囲を外れた場合は、清掃部材が防塵ガラスから外れている状態にして、その後、清掃部材を動作させないようにしているので、清掃部材が制御不可能になって全く印刷動作ができない状態を防ぐことができる。
本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態の画像形成装置100の構成図である。
本実施形態の画像形成装置100は、主に、像担持体としての4つの感光体1a、1b、1c、1dを有する感光体1と、各感光体に当接可能に配設された中間転写ベルト2と、感光体1a、1b、1c、1dのそれぞれに静電潜像を形成させる書き込みユニット3と、転写材である転写紙20を給紙する給紙装置10とから構成されている。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態の画像形成装置100の構成図である。
本実施形態の画像形成装置100は、主に、像担持体としての4つの感光体1a、1b、1c、1dを有する感光体1と、各感光体に当接可能に配設された中間転写ベルト2と、感光体1a、1b、1c、1dのそれぞれに静電潜像を形成させる書き込みユニット3と、転写材である転写紙20を給紙する給紙装置10とから構成されている。
このような構成において、画像形成装置100による像形成過程は、まず感光体1の各感光体1a、1b、1c、1dが図示しない帯電装置で一様に帯電される。次に、書き込みユニット3において、画像データに従ってLDを駆動させ、レーザ光をポリゴンに照射させて感光体1の各感光体上に静電潜像を形成させる。
次に、図示しない現像カートリッジからのトナー供給により、感光体1a、1b、1c、1dの順にトナー像が中間転写ベルト2に1次転写される。1次転写により中間ベルト2に重ね合わされたトナー像は、図示しない転写装置により給紙装置10から搬送された転写紙20に2次転写され、カラー画像が得られる。
図2には、図1の画像形成装置100の書き込みユニット3の拡大構成図が示されている。
書き込みユニット3は、主に、ポリゴン4と、4つの防塵ガラス5a、5b、5c、5d(以下、防塵ガラス5という)と、防塵ガラス5a、5b、5c、5dの各防塵ガラス上に接して配設された4つの防塵ガラス清掃部材6a、6b、6c、6d(以下、清掃部材6という。)と、4つのLDユニット7a、7b、7c、7d(以下、LDユニット7という。)と、清掃部材6を防塵ガラス5上で所定動作させるための駆動部7と、清掃部材6の位置を検知するセンサ8とから構成されている。
書き込みユニット3は、主に、ポリゴン4と、4つの防塵ガラス5a、5b、5c、5d(以下、防塵ガラス5という)と、防塵ガラス5a、5b、5c、5dの各防塵ガラス上に接して配設された4つの防塵ガラス清掃部材6a、6b、6c、6d(以下、清掃部材6という。)と、4つのLDユニット7a、7b、7c、7d(以下、LDユニット7という。)と、清掃部材6を防塵ガラス5上で所定動作させるための駆動部7と、清掃部材6の位置を検知するセンサ8とから構成されている。
清掃部材6の位置を検知するセンサ8による検知は、ガラス清掃部材6が防塵ガラス5を塞いでいるときと、完全に清掃部材が防塵ガラスから外れているときとで異なる信号が出力されるように設定されている。
例えば、画像形成時においては、図示しない制御部は駆動部7を動作させ、清掃部材6を防塵ガラス上左右に動かす。センサ8の信号が変化(L→H または H→L)したのを検知すると、制御部は一定時間経過した後、駆動部7を停止させる。なお、センサ8が変化してから駆動部7を停止するまでの時間:Aは、予め確定し、設定されている。
駆動部7を停止後、完全に清掃部材6が停止するまでの動きを考慮して、ある一定時間センサを監視し、清掃部材6が防塵ガラス5から外れていることを確認する。なお、清掃部材6が防塵ガラス5から外れていることを確認できないときは、駆動部7を停止してからのセンサの変化状態を記憶しておき、清掃部材6が防塵ガラス5から外れる方向に時間Aを調整する。
なお、画像形成終了時は、清掃部材6が防塵ガラス5を塞ぐ状態になるように制御するが、この場合センサ8が変化してから駆動部7を停止するまでの時間:Bは、画像形成時と同様に予め確定し、設定されており、この時間Bは画像形成時と同様の制御動作により調整される。
図3には、画像形成装置100の画像形成時における清掃部材6の制御動作手順の一実施形態のフローチャートが示されている。
まず、画像形成開始信号が入力され、画像形成装置100が画像形成開始状態になると(ステップS301)、図示しない制御部は駆動部7を駆動させる(ステップS302)。これにより、清掃部材6は、防塵ガラス5上の所定の距離を左右に稼動する。
まず、画像形成開始信号が入力され、画像形成装置100が画像形成開始状態になると(ステップS301)、図示しない制御部は駆動部7を駆動させる(ステップS302)。これにより、清掃部材6は、防塵ガラス5上の所定の距離を左右に稼動する。
センサ8で検知する信号が、L→HまたはH→Lに変化したと判断すると(ステップS303)、
予め設定された時間A経過後、駆動部7の動作を停止させる(ステップS304)。また、ステップ303において、センサ8での検知する信号が変化していないと判断した場合は、ステップ302に戻り、駆動部7の動作を継続させる。
予め設定された時間A経過後、駆動部7の動作を停止させる(ステップS304)。また、ステップ303において、センサ8での検知する信号が変化していないと判断した場合は、ステップ302に戻り、駆動部7の動作を継続させる。
ステップS304において駆動部7を停止後、完全に清掃部材6が停止するまでの動きを考慮して、ある一定時間センサを監視し(wait状態)(ステップS305)、センサ8の検知信号が目的の状態、つまり、清掃部材6が防塵ガラス5から完全に外れた状態になったか否かを判断する(ステップS306)。
ステップ306で清掃部材6が防塵ガラス5から完全に外れた状態になったと判断した場合は、その状態で予め設定されたwait状態である待ち時間を経過したか否かを判断し(ステップS307)、wait状態である待ち時間を経過した場合は、動作を終了する。また、ステップ307で待ち時間が経過していないと判断した場合は、ステップ306の判断を行う。
ステップ306で、清掃部材6が防塵ガラス5から完全に外れた状態になっていないと判断した場合、つまり清掃部材6が防塵ガラス5から外れていることを確認できない場合は、その状態で予め設定されたwait状態である待ち時間を経過させる。その後、設定された待ち時間が経過したか否かを判断し(ステップS308)、wait状態である待ち時間を経過した場合は、清掃部材6が防塵ガラス5から外れる方向に時間Aを調整する(ステップS309)。なお、この時間Aの調整する際、駆動部7を停止してからのセンサの変化状態は予め記憶されている。ステップ309の動作終了後、ステップ302の動作に戻る。また、ステップ308で待ち時間が経過していないと判断した場合は、ステップ305に戻り、ステップ306の判断を実行する。
このように、本実施形態のフローチャートによる画像形成装置100では、防塵ガラス5を清掃する清掃部材6を駆動する装置の動作や防塵ガラス5と清掃部材6との摩擦係数が変化し、部材を動作させる駆動部7の動作速度が変化しても、駆動部7の動作時間を動的に調整することにより異常画像を印刷することなく画像形成を行うことができる。
図4には、画像形成装置100の画像形成時における清掃部材6の制御動作手順の他の実施形態のフローチャートが示されている。
この実施形態は、請求項2に対応し、画像形成動作時、画像形成動作終了時に前記時間A、時間Bを変更になる毎に図示しない不揮発性メモリに記憶させるものである。
この実施形態は、請求項2に対応し、画像形成動作時、画像形成動作終了時に前記時間A、時間Bを変更になる毎に図示しない不揮発性メモリに記憶させるものである。
まず、画像形成開始信号が入力され、画像形成装置100が画像形成開始状態になると(ステップS401)、図示しない制御部は駆動部7を駆動させる(ステップS402)。これにより、清掃部材6は、防塵ガラス5上の所定の距離を左右に稼動する。
センサ8で検知する信号が、L→HまたはH→Lに変化したと判断すると(ステップS403)、
不揮発性メモリから予め設定された時間Aを読み出し(ステップS404)、時間A経過後、駆動部7の動作を停止させる(ステップS405)。また、ステップ403において、センサ8での検知する信号が変化していないと判断した場合は、ステップ402に戻り、駆動部7の動作を継続させる。
不揮発性メモリから予め設定された時間Aを読み出し(ステップS404)、時間A経過後、駆動部7の動作を停止させる(ステップS405)。また、ステップ403において、センサ8での検知する信号が変化していないと判断した場合は、ステップ402に戻り、駆動部7の動作を継続させる。
ステップS405において駆動部7を停止後、完全に清掃部材6が停止するまでの動きを考慮して、ある一定時間センサを監視し(wait状態)(ステップS406)、センサ8の検知信号が目的の状態、つまり、清掃部材6が防塵ガラス5から完全に外れた状態になったか否かを判断する(ステップS407)。
ステップ407で清掃部材6が防塵ガラス5から完全に外れた状態になったと判断した場合は、その状態で予め設定されたwait状態である待ち時間を経過したか否かを判断し(ステップS408)、wait状態である待ち時間を経過した場合は、動作を終了する。また、ステップ408で待ち時間が経過していないと判断した場合は、ステップ407の判断を行う。
ステップ407で、清掃部材6が防塵ガラス5から完全に外れた状態になっていないと判断した場合、つまり清掃部材6が防塵ガラス5から外れていることを確認できない場合は、その状態で予め設定されたwait状態である待ち時間を経過させる。その後、設定された待ち時間が経過したか否かを判断し(ステップS409)、wait状態である待ち時間を経過した場合は、清掃部材6が防塵ガラス5から外れる方向に時間Aを調整し、変更する(ステップS410)。なお、この時間Aの調整する際、駆動部7を停止してからのセンサの変化状態は予め記憶されている。
ステップ410で変更した時間Aは、不揮発性メモリに記憶させ(ステップS411)、その動作終了後、ステップ403の動作に戻る。また、ステップ409で待ち時間が経過していないと判断した場合は、ステップ406に戻り、ステップ406の判断を実行する。
図5には、画像形成装置100の画像形成時における清掃部材6の制御動作手順の他の実施形態のフローチャートが示されている。
この実施形態は、請求項3に対応し、画像形成時に、清掃部材6が防塵ガラス5から外れていることを確認できないときは、清掃部材6が防塵ガラス5から外れていることを確認できるまで時間Aの値を変更する処理を繰り返し、清掃部材が防塵ガラスから外れていることを確認できるまで画像形成を開始しないようにするものである。
この実施形態は、請求項3に対応し、画像形成時に、清掃部材6が防塵ガラス5から外れていることを確認できないときは、清掃部材6が防塵ガラス5から外れていることを確認できるまで時間Aの値を変更する処理を繰り返し、清掃部材が防塵ガラスから外れていることを確認できるまで画像形成を開始しないようにするものである。
画像形成開始信号が入力されると、図示しない制御部は、まず画像形成装置100を画像形成停止状態にする。(ステップS501)、そして駆動部7を駆動させる(ステップS502)。これにより、清掃部材6は、防塵ガラス5上の所定の距離を左右に稼動する。
センサ8で検知する信号が、L→HまたはH→Lに変化したと判断すると(ステップS503)、
予め設定された時間A経過後、駆動部7の動作を停止させる(ステップS504)。また、ステップ303において、センサ8での検知する信号が変化していないと判断した場合は、ステップ302に戻り、駆動部7の動作を継続させる。
予め設定された時間A経過後、駆動部7の動作を停止させる(ステップS504)。また、ステップ303において、センサ8での検知する信号が変化していないと判断した場合は、ステップ302に戻り、駆動部7の動作を継続させる。
ステップS504において駆動部7を停止後、完全に清掃部材6が停止するまでの動きを考慮して、ある一定時間センサを監視し(wait状態)(ステップS505)、センサ8の検知信号が目的の状態、つまり、清掃部材6が防塵ガラス5から完全に外れた状態になったか否かを判断する(ステップS506)。
ステップ506で清掃部材6が防塵ガラス5から完全に外れた状態になったと判断した場合は、その状態で予め設定されたwait状態である待ち時間を経過したか否かを判断し(ステップS507)、wait状態である待ち時間を経過した場合は、画像形成装置100を画像形成開始状態にして(ステップS508)、防塵ガラス清掃動作を終了する。また、ステップ507で待ち時間が経過していないと判断した場合は、ステップ506の判断を行う。
ステップ506で、清掃部材6が防塵ガラス5から完全に外れた状態になっていないと判断した場合、つまり清掃部材6が防塵ガラス5から外れていることを確認できない場合は、その状態で予め設定されたwait状態である待ち時間を経過させる。その後、設定された待ち時間が経過したか否かを判断し(ステップS509)、wait状態である待ち時間を経過した場合は、清掃部材6が防塵ガラス5から外れる方向に時間Aを調整する(ステップS510)。なお、この時間Aの調整する際、駆動部7を停止してからのセンサの変化状態は予め記憶されている。ステップ510の動作終了後、ステップ502の動作に戻る。また、ステップ509で待ち時間が経過していないと判断した場合は、ステップ505に戻り、ステップ506の判断を実行する。
図6には、画像形成装置100の画像形成時における清掃部材6の制御動作手順の他の実施形態のフローチャートが示されている。
この実施形態は、請求項4に対応し、感光体のクリーニング動作中等画像形成時以外のときに、画像形成時の防塵ガラス清掃動作を実行させるものである。
この実施形態は、請求項4に対応し、感光体のクリーニング動作中等画像形成時以外のときに、画像形成時の防塵ガラス清掃動作を実行させるものである。
まず、感光体のクリーニングが開始状態になると(ステップS601)、図示しない制御部は駆動部7を駆動させる(ステップS602)。これにより、清掃部材6は、防塵ガラス5上の所定の距離を左右に稼動する。
センサ8で検知する信号が、L→HまたはH→Lに変化したと判断すると(ステップS603)、
不揮発性メモリから予め設定された時間Aを読み出し(ステップS604)、時間A経過後、駆動部7の動作を停止させる(ステップS605)。また、ステップ603において、センサ8での検知する信号が変化していないと判断した場合は、ステップ602に戻り、駆動部7の動作を継続させる。
不揮発性メモリから予め設定された時間Aを読み出し(ステップS604)、時間A経過後、駆動部7の動作を停止させる(ステップS605)。また、ステップ603において、センサ8での検知する信号が変化していないと判断した場合は、ステップ602に戻り、駆動部7の動作を継続させる。
ステップS605において駆動部7を停止後、完全に清掃部材6が停止するまでの動きを考慮して、ある一定時間センサを監視し(wait状態)(ステップS606)、センサ8の検知信号が目的の状態、つまり、清掃部材6が防塵ガラス5から完全に外れた状態になったか否かを判断する(ステップS607)。
ステップ607で清掃部材6が防塵ガラス5から完全に外れた状態になったと判断した場合は、その状態で予め設定されたwait状態である待ち時間を経過したか否かを判断し(ステップS608)、wait状態である待ち時間を経過した場合、制御部は清掃部材6が防塵ガラス5を塞ぐ状態になるよう動作制御を行い、動作を終了する。また、ステップ608で待ち時間が経過していないと判断した場合は、ステップ607の判断を行う。
ステップ607で、清掃部材6が防塵ガラス5から完全に外れた状態になっていないと判断した場合、つまり清掃部材6が防塵ガラス5から外れていることを確認できない場合は、その状態で予め設定されたwait状態である待ち時間を経過させる。その後、設定された待ち時間が経過したか否かを判断し(ステップS610)、wait状態である待ち時間を経過した場合は、清掃部材6が防塵ガラス5から外れる方向に時間Aを調整し、変更する(ステップS611)。なお、この時間Aの調整する際、駆動部7を停止してからのセンサの変化状態は予め記憶されている。
ステップ611で変更した時間Aは、不揮発性メモリに記憶させ(ステップS612)、その動作終了後、ステップ603の動作に戻る。また、ステップ610で待ち時間が経過していないと判断した場合は、ステップ606に戻り、ステップ607の判断を実行する。
図7には、画像形成装置100の画像形成時における清掃部材6の制御動作手順の他の実施形態のフローチャートが示されている。
この実施形態は、請求項5に対応しており、時間Aまたは時間Bが設定されたある範囲以外の値になった場合には、故障していると判断し、清掃部材6を防塵ガラス5から外れている状態にして、動作させないようにするものである。また、同時に防塵ガラス5を清掃する装置が故障している旨の信号を出力させ、画像形成装置100の操作者に通知させるものである。
この実施形態は、請求項5に対応しており、時間Aまたは時間Bが設定されたある範囲以外の値になった場合には、故障していると判断し、清掃部材6を防塵ガラス5から外れている状態にして、動作させないようにするものである。また、同時に防塵ガラス5を清掃する装置が故障している旨の信号を出力させ、画像形成装置100の操作者に通知させるものである。
まず、画像形成開始信号が入力され、画像形成装置100が画像形成開始状態になると(ステップS701)、図示しない制御部は駆動部7を駆動させる(ステップS702)。これにより、清掃部材6は、防塵ガラス5上の所定の距離を左右に稼動する。
センサ8で検知する信号が、L→HまたはH→Lに変化したと判断すると(ステップS703)、
予め設定された時間A経過後、駆動部7の動作を停止させる(ステップS704)。また、ステップ703において、センサ8での検知する信号が変化していないと判断した場合は、ステップ702に戻り、駆動部7の動作を継続させる。
予め設定された時間A経過後、駆動部7の動作を停止させる(ステップS704)。また、ステップ703において、センサ8での検知する信号が変化していないと判断した場合は、ステップ702に戻り、駆動部7の動作を継続させる。
ステップS704において駆動部7を停止後、完全に清掃部材6が停止するまでの動きを考慮して、ある一定時間センサを監視し(wait状態)(ステップS705)、センサ8の検知信号が目的の状態、つまり、清掃部材6が防塵ガラス5から完全に外れた状態になったか否かを判断する(ステップS706)。
ステップ706で清掃部材6が防塵ガラス5から完全に外れた状態になったと判断した場合は、その状態で予め設定されたwait状態である待ち時間を経過したか否かを判断し(ステップS707)、wait状態である待ち時間を経過した場合は、動作を終了する。また、ステップ707で待ち時間が経過していないと判断した場合は、ステップ706の判断を行う。
ステップ706で、清掃部材6が防塵ガラス5から完全に外れた状態になっていないと判断した場合、つまり清掃部材6が防塵ガラス5から外れていることを確認できない場合は、その状態で予め設定されたwait状態である待ち時間を経過させる。その後、設定された待ち時間が経過したか否かを判断し(ステップS708)、wait状態である待ち時間を経過した場合は、清掃部材6が防塵ガラス5から外れる方向に時間Aを調整し、変更する(ステップS709)。また、ステップ708で待ち時間が経過していないと判断した場合は、ステップ705に戻り、ステップ706の判断を実行する。なお、この時間Aを調整する際、駆動部7を停止してからのセンサの変化状態は予め記憶されている。
ステップ709の動作終了後、時間Aが予め設定された範囲内にあるか否かを判断し(ステップS710)、範囲内と判断した場合はステップ702の動作に戻る。
また、ステップ710で時間Aが予め設定された範囲内にないと判断した場合は、清掃部材6を防塵ガラス5から外れた状態まで動かし(ステップS711)、同時に、画像形成装置100の使用者に対して防塵ガラス清掃装置が故障している旨の信号を出力する(ステップS712)。
また、ステップ710で時間Aが予め設定された範囲内にないと判断した場合は、清掃部材6を防塵ガラス5から外れた状態まで動かし(ステップS711)、同時に、画像形成装置100の使用者に対して防塵ガラス清掃装置が故障している旨の信号を出力する(ステップS712)。
このように、本実施形態のフローチャートによる画像形成装置100では、駆動部7の最適な駆動時間の算出において、算出した時間が設定されたある範囲から外れた場合は、今後故障する可能性があると判断し、清掃部材6を防塵ガラス5から外れた状態にする。また、この状態であることを画像形成装置100の使用者に通知し、清掃部材6を動作させないようにすることによって、画像形成装置100を画像形成可能な状態とすることができる。
1 感光体
2 中間転写ベルト
3 書き込みユニット
4 ポリゴン
5 防塵ガラス
6 防塵ガラス清掃部材
7 LDユニット
8 センサ
10 給紙装置
20 転写紙
100 画像形成装置
2 中間転写ベルト
3 書き込みユニット
4 ポリゴン
5 防塵ガラス
6 防塵ガラス清掃部材
7 LDユニット
8 センサ
10 給紙装置
20 転写紙
100 画像形成装置
Claims (5)
- 像担持体と、該像担持体に光書込みを行う、防塵ガラスが配設された書込みユニットと、
該書込みユニットの前記防塵ガラス上を所定の方向に稼動し、前記防塵ガラス表面を清掃する清掃部材と、
該清掃部材を駆動させる駆動手段と、該駆動手段を駆動制御する制御手段と、
前記清掃部材の位置を検知するセンサとを有し、
前記制御手段は、前記センサで検知される前記清掃部材の位置情報により、前記駆動部の動作速度の変化を算出し、前記駆動手段の動作時間を決定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段には、不揮発性メモリが搭載され、該不揮発性メモリには前記駆動手段の駆動時間が格納されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記駆動手段の駆動時間を決定する処理が終了するまで画像形成動作を開始しないように制御することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、画像形成動作が実行されていない時間に前記駆動手段の駆動時間を決定する処理を実行することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記決定された駆動手段の駆動時間と、予め設定された所定の範囲とを比較し、前記決定された駆動手段の駆動時間が前記設定された範囲外と判断した場合、前記清掃部材を前記防塵ガラスから外れた状態且つ動作できない状態にし、同時に前記画像形成装置に配設された通知手段に通知させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005070157A JP2006251574A (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005070157A JP2006251574A (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006251574A true JP2006251574A (ja) | 2006-09-21 |
Family
ID=37092111
Family Applications (1)
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JP2005070157A Withdrawn JP2006251574A (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | 画像形成装置 |
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JP (1) | JP2006251574A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020060606A (ja) * | 2018-10-04 | 2020-04-16 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2005
- 2005-03-11 JP JP2005070157A patent/JP2006251574A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020060606A (ja) * | 2018-10-04 | 2020-04-16 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP7143176B2 (ja) | 2018-10-04 | 2022-09-28 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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