JP2006251457A - 自発光パネルの駆動装置および駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】逆バイアス電圧を印加する非点灯走査期間を設けることによる発光効率の大幅な低下を抑制し、自発光素子への逆バイアス電圧印加の効果を向上できる自発光パネルの駆動装置及び駆動方法を提供する。
【解決手段】複数のデータ線Aおよび複数の走査線Kの各交差位置に自発光素子Eが配され、データ線駆動手段2及び走査線走査手段3により各自発光素子Eを選択的に発光駆動する自発光パネルの駆動装置100であって、データ線駆動手段2及び走査線走査手段3の動作制御を行う発光制御手段5を備え、発光制御手段5は、走査線走査手段3により複数の走査線Kが順次走査される1フレーム期間に、自発光素子Eに順バイアス電圧が印加されて点灯発光する点灯走査期間と、全ての自発光素子Eに逆バイアス電圧が印加されて点灯発光しない非点灯走査期間とを設けると共に、非点灯走査期間の長さを、1走査線を走査する1走査期間の長さよりも短く設定する。
【選択図】図5
【解決手段】複数のデータ線Aおよび複数の走査線Kの各交差位置に自発光素子Eが配され、データ線駆動手段2及び走査線走査手段3により各自発光素子Eを選択的に発光駆動する自発光パネルの駆動装置100であって、データ線駆動手段2及び走査線走査手段3の動作制御を行う発光制御手段5を備え、発光制御手段5は、走査線走査手段3により複数の走査線Kが順次走査される1フレーム期間に、自発光素子Eに順バイアス電圧が印加されて点灯発光する点灯走査期間と、全ての自発光素子Eに逆バイアス電圧が印加されて点灯発光しない非点灯走査期間とを設けると共に、非点灯走査期間の長さを、1走査線を走査する1走査期間の長さよりも短く設定する。
【選択図】図5
Description
本発明は、有機EL(エレクトロルミネッセンス)等の自発光素子を用いた自発光パネルの駆動装置および駆動方法に関する。
発光素子をマトリクス状に配列して構成される発光パネルを用いたディスプレイ等の開発が広く進められている。このような発光パネルに用いられる発光素子として、例えば有機材料を発光層に用いた有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子が注目されている。
前記した有機EL素子は、電気的には図1のような等価回路で表すことができる。すなわち、有機EL素子は、ダイオード成分からなる発光エレメントEと、この発光エレメントに並列に結合する寄生容量成分Cp とによる構成に置き換えることができ、有機EL素子は容量性の発光素子であると考えられている。
この有機EL素子は、発光制御電圧が印加されると、先ず、当該素子の電気容量に相当する電荷が電極に変位電流として流れ込み蓄積される。続いて当該素子固有の一定の電圧(発光しきい値電圧=Vth)を越えると、電極(ダイオード成分Eのアノード側)から発光層を構成する有機層に電流が流れ初め、この電流に比例した強度で発光すると考えることができる。
図2は、このような有機EL素子の発光静特性を示したものである。これによれば、有機EL素子は図2(a)に示すように、駆動電流(I)にほぼ比例した輝度(L)で発光し、図2(b)に示すように駆動電圧(V)が発光しきい値電圧(Vth)以上の場合において急激に電流(I)が流れて発光する。換言すれば、駆動電圧が発光しきい値電圧(Vth)以下の場合には、EL素子には電流は殆ど流れず発光しない。したがってEL素子の輝度特性は、図2(c)に実線で示すように前記しきい値電圧(Vth)より大なる発光可能領域においては、それに印加される電圧(V)の値が大きくなるほど、その発光輝度(L)が大きくなる特性を有している。
かかる有機EL素子を用いた発光パネルとして、有機EL素子をマトリックス状に配列したパッシブ駆動型発光パネルが、すでに一部において実用化されている。図3にはパッシブ駆動型発光パネルと、その駆動装置の一例が示されている。このパッシブ型駆動方式における有機EL素子のドライブ方法には、陰極線走査・陽極線ドライブ、および陽極線走査・陰極線ドライブの2つの方法があるが、図3に示す例は前者の陰極線走査・陽極線ドライブの形態を示している。
すなわち、n本のデータ線としての陽極線A1〜Anが縦方向に配列され、m本の走査線としての陰極線K1〜Kmが横方向に配列され、各々の交差した部分(計n×m箇所)に、ダイオードのシンボルマークで示した発光素子としての有機EL素子E11 〜Enmが配置されて、発光パネル1を構成している。
そして、画素を構成する各EL素子E11〜Enmは、垂直方向に沿う陽極線A1〜Anと水平方向に沿う陰極線K1〜Kmとの各交点位置に対応して一端(EL素子の等価ダイオードにおけるアノード端子)が陽極線に、他端(EL素子の等価ダイオードにおけるカソード端子)が陰極線に接続されている。さらに、各陽極線A1〜Anは陽極線ドライブ回路2に接続され、各陰極線K1〜Kmは陰極線走査回路3に接続されてそれぞれ駆動される。
前記陽極線ドライブ回路2には、供給電源VHにより駆動され一定の駆動電流を生成する定電流源I1〜Inと、ドライブスイッチSX1〜SXnが備えられており、ドライブスイッチSX1〜SXnを介して、前記定電流源I1〜Inからの駆動電流を各陽極線A 1〜Anに与えるように構成されている。
すなわち、前記ドライブスイッチSX1〜SXnが前記定電流源I1〜In側を選択することにより、定電流源I1〜Inからの電流が、陰極線に対応して配置された個々のEL素子E11〜Enmに対して供給されるように作用する。また、前記ドライブスイッチSX1〜SXnは、定電流源I1〜Inからの電流を個々のEL素子に供給しない場合には、基準電位点としてのグランド側に接続できるように構成されている。
一方、前記陰極線走査回路3には、各陰極線K1〜Kmに対応して走査スイッチSY1〜SYmが備えられ、例えば前記した供給電源VHを分圧して得られた逆バイアス電圧VMまたは走査基準電位点としてのグランド電位のうちのいずれか一方を、対応する陰極線に接続するように作用する。
これにより、陰極線を所定の周期で走査基準電位点(グランド電位)に設定しながら、所望の陽極線A1〜Anに定電流源I1〜Inを接続することにより、前記各EL素子を選択的に発光させるように作用する。なお、前記定電流源に代えて、駆動電源として定電圧回路を用いることも可能であるが、EL素子の電流・輝度特性が温度変化に対して安定しているのに対し、電圧・輝度特性が温度変化に対して不安定であること等の理由により、駆動電源としては図3に示すように定電流源を用いるのが一般的である。
また、前記陽極線ドライブ回路2および陰極線走査回路3は、図3には示されていないが発光制御回路より指令を受け、発光制御回路に供給される発光データに応じて、当該発光データに対応した画素を発光させるように作用する。この場合、陰極線走査回路3は、発光制御回路からの指令により発光データの水平走査期間に対応する陰極線のいずれかを順次選択して、走査基準電位点としてのグランド電位に設定し、その他の非走査状態の陰極線には逆バイアス電圧VMが印加されるように走査スイッチSY1〜SYmを順次切り換える制御がなされる。なお、図3に示した状態は、第2の陰極線K2が走査されている状態を示しており、他の陰極線には逆バイアス電圧VMが印加されている。
前記逆バイアス電圧VMは、走査選択がなされた陰極線との交点に接続されたドライブされているEL素子の寄生容量を充電すると共に、ドライブされている陽極線と走査選択がなされていない陰極線との交点に接続されたEL素子がリーク電流によりクロストーク発光することを防止するように作用する。この逆バイアス電圧VMの電圧値は、発光状態におけるEL素子の順方向電圧Vfにほぼ等しい値に設定されるのが一般的である。そして、走査スイッチSY1〜SYmが水平走査期間毎に、順次グランド電位に切り換えられるので、グランド電位に設定された陰極線は、その陰極線に接続されたEL素子を発光可能な状態に設定する。
一方、陽極線ドライブ回路2には、前記した発光制御回路より、発光データが示す画素情報に基づいて陽極線に接続されているEL素子のいずれかを、どのタイミングでどの程度の時間にわたって発光させるかについて制御するドライブ制御信号が供給される。前記陽極線ドライブ回路2は、このドライブ制御信号に応じて、ドライブスイッチSX1〜SXnのいくつかを、前記した定電流源I1〜In側にオン制御し、陽極線A1〜Anを通じて発光データに応じたEL素子に対して駆動電流を供給するように作用する。
斯くして、駆動電流が供給されたEL素子は、前記した発光データに応じて発光制御される。なお、図3に示した状態は、前記したとおり第2の陰極線K2が走査されている状態であり、かつドライブスイッチSX1〜SXnのうち、SX2およびSX3が、定電流源側に接続されているので、図中○で囲ったE22およびE32のEL素子が発光制御されることになる。
ところで、前記したパッシブ型駆動方式においては、一般的には図4のタイミング図に示すように、1フレーム期間が、リセット期間、EL素子の寄生容量を充電するプリチャージ期間、各陰極線を点灯走査する複数の走査期間(SP:Scanning Period)からなる点灯走査期間、全ての陰極線の点灯走査を行わない非点灯走査期間(NSP:Non Scanning Period)の順番で構成される。そして、1フレーム期間内の前記各期間において、データ線、選択された走査線(陰極線)、選択されない非選択走査線のそれぞれに対し、表1に示すような電圧印加制御がなされる。
表1に示す点灯走査期間においては、前記したように走査選択されていない陰極線(非選択走査線)に対して逆バイアス電圧Vmが印加されるが、非点灯走査期間(NSP)においても、全てのEL素子に対し同時に逆バイアス電圧Vmが印加される。すなわちこれは、発光動作に寄与しない逆バイアス電圧をEL素子に印加することで、素子の発光寿命を延ばすことができ、特に、その回数が多いほど自己リペア効果が向上し、より延命効果を得ることが経験上知られているためである。なお、逆バイアス電圧印加によるEL素子の延命効果については、特許文献1にも記載されている。
特開平11−8064号公報(段落0003〜0005、図2)
ところで、全EL素子に対して逆バイアス電圧が印加される非点灯走査期間(NSP)の長さは、点灯走査期間における非選択走査線への逆バイアス電圧の印加制御が走査期間(SP)単位で行われるために、従来は制御の容易さを考慮して1走査期間からN走査期間(Nは正の整数)の間とされていた。この場合、走査線(陰極線)の本数が多い場合には問題ないが、走査線の本数が極端に少ない場合(例えば6本等)には、1フレーム期間が短いために1フレーム期間中に非点灯走査期間(NSP)が占める割合が大きくなり、発光効率が大幅に低下するという課題があった。また、前記のように、非点灯走査期間(NSP)の長さが最低でも1走査期間(SP)であったために、走査線の数が異なると、発光効率も変化するという課題があった。
この発明は、前記したパッシブ駆動型発光パネルにおいて発生する発光効率低下の問題点に着目してなされたものであり、1フレーム期間中に全自発光素子に対し逆バイアス電圧を印加するための非点灯走査期間(NSP)を設け、非点灯走査期間(NSP)を設けることによる発光効率の大幅な低下を抑制すると共に、自発光素子への逆バイアス電圧印加の効果を向上することのできる自発光パネルの駆動装置及び駆動方法を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するためになされた本発明にかかる自発光パネルの駆動装置は、請求項1に記載のとおり、複数のデータ線および複数の走査線の各交差位置に自発光素子が配され、データ線駆動手段及び走査線走査手段により前記各自発光素子を選択的に発光駆動する自発光パネルの駆動装置であって、前記データ線駆動手段及び走査線走査手段の動作制御を行う発光制御手段を備え、前記発光制御手段は、前記走査線走査手段により前記複数の走査線が順次走査される1フレーム期間に、前記自発光素子に順バイアス電圧が印加されて点灯発光する点灯走査期間と、全ての自発光素子に逆バイアス電圧が印加されて点灯発光しない非点灯走査期間とを設けると共に、前記非点灯走査期間の長さを、1走査線を走査する1走査期間の長さよりも短く設定することに特徴を有する。
また、請求項2に記載の通り、複数のデータ線および複数の走査線の各交差位置に自発光素子が配され、データ線駆動手段及び走査線走査手段により前記各自発光素子を選択的に発光駆動する自発光パネルの駆動装置であって、前記データ線駆動手段及び走査線走査手段の動作制御を行う発光制御手段を備え、前記発光制御手段は、前記走査線走査手段により前記複数の走査線が順次走査される1フレーム期間に、前記自発光素子に順バイアス電圧が印加されて点灯発光する点灯走査期間と、全ての自発光素子に逆バイアス電圧が印加されて点灯発光しない非点灯走査期間とを設けると共に、1フレーム期間中に、前記非点灯走査期間を複数回設けることに特徴を有する。
また、前記課題を解決するためになされた本発明にかかる自発光パネルの駆動方法は、請求項7に記載の通り、複数のデータ線および複数の走査線の各交差位置に自発光素子が配され、データ線駆動手段及び走査線走査手段により前記各自発光素子を選択的に発光駆動する自発光パネルの駆動方法であって、前記走査線走査手段により前記複数の走査線が順次走査される1フレーム期間に、前記自発光素子に順バイアス電圧が印加されて点灯発光する点灯走査期間と、全ての自発光素子に逆バイアス電圧が印加されて点灯発光しない非点灯走査期間とを設けると共に、前記非点灯走査期間の長さを、1走査線を走査する1走査期間の長さよりも短く設定することに特徴を有する。
また、請求項8に記載の通り、複数のデータ線および複数の走査線の各交差位置に自発光素子が配され、データ線駆動手段及び走査線走査手段により前記各自発光素子を選択的に発光駆動する自発光パネルの駆動方法であって、前記走査線走査手段により前記複数の走査線が順次走査される1フレーム期間に、前記自発光素子に順バイアス電圧が印加されて点灯発光する点灯走査期間と、全ての自発光素子に逆バイアス電圧が印加されて点灯発光しない非点灯走査期間とを設けると共に、1フレーム期間中に、前記非点灯走査期間を複数回設けることに特徴を有する。
以下、この発明にかかる自発光パネルの駆動装置および駆動方法について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。尚、以下の説明においてはすでに説明した図3に示された各部に相当する部分を同一符号で示しており、したがって個々の機能および動作については適宜説明を省略する。
先ず、本発明にかかる自発光パネルの駆動装置及び駆動方法の第一の実施の形態について説明する。図5は、パッシブ駆動型発光パネル1およびその駆動装置100の第一の実施の形態を示すブロック図である。なお、本実施の形態においては、図3と同様に陽極線をドライブ線とし、陰極線を走査線とする構成とする。
また、図5に示す回路構成は、パッシブ駆動型発光パネル1において走査線となる陰極線Kが6本(K1〜K6)の構成とされる。すなわち、走査線の本数が少ない構成となされ、発光パネル1の用途としては、画像データの表示パネルとしてよりもプリンタ装置のプリンタ光源等として好適に用いられる。また、図5においては、図3には示されなかった発光制御回路5(発光制御手段)が示され、入力される発光データに対し陽極線ドライブ回路2(データ線駆動手段)および陰極線走査回路3(走査線走査手段)の動作制御を行うようになされている。
このように構成されたパッシブ駆動型発光パネルの駆動装置100の動作について図6に基いて説明する。図6は1フレーム期間、6つの走査線(K1〜K6)における走査タイミングを示す図である。1フレーム期間においては、発光制御回路5により陽極線A1〜Anに順次発光データD1〜D6が供給され、そのタイミングに合わせて走査線K1から走査線K6まで順に走査線選択制御が行われる。
また、本実施の形態における発光パネルの駆動装置100においては、図6に示すように6本全ての走査線の走査終了後、1走査期間(SP)よりも短い期間の非点灯走査期間(NSP)が設けられる。そして、その非点灯走査期間(NSP)においては、すべてのドライブスイッチSX1〜SXnがグランド電位に切り替えられ、すべての走査スイッチSY1〜SY4が逆バイアス電圧VMに切替えられる。これにより、全てのEL素子に対し同時に逆バイアス電圧が印加される。
以上のように、本発明にかかる第一の実施の形態によれば、走査される走査線数が数本等の少ない場合に、全てのEL素子に逆バイアス電圧が印加される非点灯走査期間(NSP)が1走査期間(SP)よりも短い期間に設定される。その結果、1フレーム期間に非点灯走査期間(NSP)が占める割合を小さくすることができ、従来、非点灯走査期間(NSP)が走査期間(SP)単位で設けられていた場合よりも発光効率を向上することができる。
続いて、本発明にかかる自発光パネルの駆動装置及び駆動方法の第二の実施の形態について説明する。尚、以下の説明においてはすでに説明した図3及び第一の実施の形態における図5に示された各部に相当する部分を同一符号で示しており、したがって個々の機能および動作については適宜説明を省略する。
図7は、パッシブ駆動型発光パネル1およびその駆動装置100の第二の実施の形態を示すブロック図である。なお、本実施の形態においては、図3、図5と同様に陽極線をドライブ線とし、陰極線を走査線とする構成とする。また、図7に示す回路構成は、パッシブ駆動型発光パネル1において走査線となる陰極線Kが図3とは異なるp本(K1〜Kp)の構成とされる。
続いて、図7の駆動装置100によるEL素子の発光駆動制御について説明する。図8は1フレーム期間、走査線K1〜Kpにおける走査タイミングを示す図である。1フレーム期間においては、発光制御回路5により陽極線A1〜Anに順次発光データD1〜Dpが供給され、そのタイミングに合わせて走査線K1から走査線Kpまで順に走査線選択制御が行われる。
また、本実施の形態における発光パネルの駆動装置100においては、図8に示すように3本の走査線の走査ごとに、非点灯走査期間(NSP)が設けられ、この非点灯走査期間(NSP)は、1走査期間(SP)とは異なる長さ(例えば短い長さ)に制御される。すなわち、1フレーム期間中に複数の非点灯走査期間(NSP)が設けられることになる。また、そのとき、1フレーム中に占める非点灯走査期間(NSP)の合計の割合が、図3に示した従来の走査線数n本の場合と同一になるよう、各非点灯走査期間(NSP)の長さが制御される。すなわち、走査線数に因らず、1フレーム中に占める非点灯走査期間(NSP)の合計の割合が一定となるようになされる。
また、1フレーム期間中、複数の非点灯走査期間(NSP)においては、すべてのドライブスイッチSX1〜SXnがグランド電位に切り替えられ、すべての走査スイッチSY1〜SY4が逆バイアス電圧VMに切替えられる。これにより、全てのEL素子に対し同時に逆バイアス電圧が印加される。
以上のように、本発明にかかる第二の実施の形態によれば、従来とは異なる走査線数の発光パネルの点灯制御において、1フレーム期間中に複数回の非点灯走査期間(NSP)が設けられ、各非点灯走査期間(NSP)の長さが制御される。すなわち、1フレーム中に占める非点灯走査期間(NSP)の合計の割合が、従来の走査線数の場合と同一となるようになされる。このように制御することにより、走査される走査線の数が変化しても、発光パネル1の発光効率を一定に保つことができる。また、1フレーム期間中に全てのEL素子に対し複数回の逆バイアス電圧が印加されるため、よりEL素子の自己リペア効率を向上し、延命効果を向上することができる。
なお、前記第二の実施の形態においては、3本の走査線を走査するごとに非点灯走査期間(NSP)とする制御としたが、3本に限らず、例えば、2本や5本等の走査線を走査するごとに非点灯走査期間(NSP)を設けるように制御を行ってもよい。例えば、より非点灯走査期間(NSP)を分散させるために、図9に示すように、一走査期間(SP)ごとに非点灯走査期間(NSP)を設け、各非点灯走査期間(NSP)において全EL素子に逆バイアス電圧を印加するように制御してもよい。
また、そのように、1フレーム中に含まれる非点灯走査期間(NSP)の数を変化させる場合には、1フレーム中に占める非点灯走査期間(NSP)の合計の割合が、1フレーム期間中に含まれる非点灯走査期間(NSP)の数に因らず一定となるよう非点灯走査期間(NSP)の長さを制御することが望ましい。このように制御することにより、1フレーム期間中に含まれる非点灯走査期間(NSP)の数が変化しても、発光パネル1の発光効率を一定に保つことができる。
なお、前記した第一及び第二の実施の形態においては、走査線が6本の場合を例に示したが、本発明の発光パネルの駆動装置にあっては、走査線の本数を限定するものではない。また、前記実施の形態において、陽極線をドライブ線とし、陰極線を走査線とする構成としたが、本発明に係る駆動装置および駆動方法にあっては、陰極線をドライブ線とし、陽極線を走査線とする構成でもよい。
1 発光パネル
2 陽極線ドライブ回路(データ線駆動手段)
3 陰極線走査回路(走査線走査手段)
5 発光制御回路(発光制御手段)
100 駆動装置
A 陽極線(データ線)
K 陰極線(走査線)
E 発光素子
2 陽極線ドライブ回路(データ線駆動手段)
3 陰極線走査回路(走査線走査手段)
5 発光制御回路(発光制御手段)
100 駆動装置
A 陽極線(データ線)
K 陰極線(走査線)
E 発光素子
Claims (11)
- 複数のデータ線および複数の走査線の各交差位置に自発光素子が配され、データ線駆動手段及び走査線走査手段により前記各自発光素子を選択的に発光駆動する自発光パネルの駆動装置であって、
前記データ線駆動手段及び走査線走査手段の動作制御を行う発光制御手段を備え、
前記発光制御手段は、前記走査線走査手段により前記複数の走査線が順次走査される1フレーム期間に、前記自発光素子に順バイアス電圧が印加されて点灯発光する点灯走査期間と、全ての自発光素子に逆バイアス電圧が印加されて点灯発光しない非点灯走査期間とを設けると共に、前記非点灯走査期間の長さを、1走査線を走査する1走査期間の長さよりも短く設定することを特徴とする自発光パネルの駆動装置。 - 複数のデータ線および複数の走査線の各交差位置に自発光素子が配され、データ線駆動手段及び走査線走査手段により前記各自発光素子を選択的に発光駆動する自発光パネルの駆動装置であって、
前記データ線駆動手段及び走査線走査手段の動作制御を行う発光制御手段を備え、
前記発光制御手段は、前記走査線走査手段により前記複数の走査線が順次走査される1フレーム期間に、前記自発光素子に順バイアス電圧が印加されて点灯発光する点灯走査期間と、全ての自発光素子に逆バイアス電圧が印加されて点灯発光しない非点灯走査期間とを設けると共に、1フレーム期間中に、前記非点灯走査期間を複数回設けることを特徴とする自発光パネルの駆動装置。 - 前記発光制御手段は、1フレーム期間中に占める前記非点灯走査期間の合計時間の割合が、1フレーム期間中に設けられた非点灯走査期間の数に因らず一定となるよう制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載された自発光パネルの駆動装置。
- 前記発光制御手段は、1フレーム期間中に占める前記非点灯走査期間の合計時間の割合が、1フレーム期間中に走査される走査線の数に因らず一定となるよう制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された自発光パネルの駆動装置。
- 前記発光制御手段は、前記1フレーム期間において、前記非点灯走査期間を、1走査期間ごとに複数回設けることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された自発光パネルの駆動装置。
- 前記自発光素子は有機発光機能層を少なくても1層以上含む有機EL素子であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された自発光パネルの駆動装置。
- 複数のデータ線および複数の走査線の各交差位置に自発光素子が配され、データ線駆動手段及び走査線走査手段により前記各自発光素子を選択的に発光駆動する自発光パネルの駆動方法であって、
前記走査線走査手段により前記複数の走査線が順次走査される1フレーム期間に、前記自発光素子に順バイアス電圧が印加されて点灯発光する点灯走査期間と、全ての自発光素子に逆バイアス電圧が印加されて点灯発光しない非点灯走査期間とを設けると共に、前記非点灯走査期間の長さを、1走査線を走査する1走査期間の長さよりも短く設定することを特徴とする自発光パネルの駆動方法。 - 複数のデータ線および複数の走査線の各交差位置に自発光素子が配され、データ線駆動手段及び走査線走査手段により前記各自発光素子を選択的に発光駆動する自発光パネルの駆動方法であって、
前記走査線走査手段により前記複数の走査線が順次走査される1フレーム期間に、前記自発光素子に順バイアス電圧が印加されて点灯発光する点灯走査期間と、全ての自発光素子に逆バイアス電圧が印加されて点灯発光しない非点灯走査期間とを設けると共に、1フレーム期間中に、前記非点灯走査期間を複数回設けることを特徴とする自発光パネルの駆動方法。 - 1フレーム期間中に占める前記非点灯走査期間の合計時間の割合が、1フレーム期間中に設けられる非点灯走査期間の数に因らず一定となるよう制御することを特徴とする請求項7または請求項8に記載された自発光パネルの駆動方法。
- 1フレーム期間中に占める前記非点灯走査期間の合計時間の割合が、1フレーム期間中に走査される走査線の数に因らず一定となるよう制御することを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれかに記載された自発光パネルの駆動方法。
- 前記1フレーム期間において、前記非点灯走査期間は、1走査期間ごとに複数回設けられることを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれかに記載された自発光パネルの駆動方法。
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