JP2006251082A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光走査装置を着脱するための特別な移動空間及び開口等が必要。
【解決手段】 光走査装置100を奥側にズラし、固定ステー202,204の間203から、光走査装置100を、給紙部140の空間150へと移動させる。そして、装着窓146から光走査装置100を画像形成装置本体12から取り出す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真式複写機やレーザプリンタなどの電子写真技術を用いた画像形成装置では、感光体上を光ビームにより走査露光する光走査装置を、画像形成装置本体に着脱可能に構成することにより、画像形成装置本体から取り出して、光走査装置のメンテナンスや交換等が容易に行えるようにしている。
このように、光走査装置を画像形成装置本体に着脱可能としたものには、画像形成装置本体内に設けられた左右の本体側板の前後部位4箇所に、光学箱の取付位置決めの基準を形成するスタッドをそれぞれ取り付け、これらのスタッドに、光学箱の左右側板の前後部位にぞれぞれ設けた4個の嵌合溝を嵌合させて光学箱の取付位置決めを行い、その状態で、本体側板に光学箱をネジ止め固定するものがある。(例えば、特許文献1参照)。
また、特願2004−272319には、画像形成装置本体の側板を開放して、画像形成装置本体から光走査装置を着脱可能とし、より容易に光走査装置を着脱可能とした画像形成装置が提案されている。
特許2709473号
しかしながら、特願2004−272319の構成は、図14に示すように、光走査装置1004を着脱する際に光走査装置1004が移動する移動空間Xが必要である。移動空間Xは光走査装置1004を着脱するとき以外は必要でない。換言すると、光走査装置1004を着脱するためだけに必要な移動空間Xであり、画像形成装置1000の小型化の妨げとなっていた。
また、光走査装置1004を着脱するための開口が必要であり、図14では、側板1002を開放し、光走査装置1004を着脱している。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、光走査装置を着脱するための特別な移動空間及び開口等が必要ない画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の画像形成装置は、記録媒体を収容する収容箱が、画像形成装置本体から着脱可能な画像形成装置であって、前記収容箱が装着窓から着脱可能に装着される給紙部と、前記給紙部の上方の所定位置に配置され、被走査体上を走査し露光する光ビームを出射する光走査装置と、前記光走査装置が着脱可能に取り付けられる取付部と、を備え、前記光走査装置は、前記収容箱が取り外された前記給紙部に移動可能とし、かつ、前記給紙部の装着窓から該給紙部に出入り可能としたことを特徴としている。
請求項1に記載の画像形成装置では、まず、記録媒体を収容する収容箱を画像形成装置本体から取り出す。つぎに、光走査装置を取付部から取り外し、収容箱が取り外された給紙部に移動する。そして、光走査装置を装着窓から画像形成装置本体外に取り出し、例えば、光走査装置の修理,メンテナンス,交換等を行う。
また、修理,メンテナンス,交換等を行ったのち、光走査装置を装着窓から給紙部に入れたのち、取付部に固定する。そして、収容箱を給紙部に装着する。
このように、記録媒体を収容した収容箱が取り外された給紙部を、光走査装置を着脱するための移動空間に利用し、且つ、給紙部の装着窓から光走査装置を出し入れすることで、光走査装置を着脱するための特別な移動空間及び開口部を必要としない。このため、低コストで省スペースとなる。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の構成において、前記取付部は、前記所定位置の前記光走査装置と前記給紙部との間に設けられ、前記光走査装置が前記給紙部に移動可能な連通部を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の画像形成装置は、所定位置の光走査装置と給紙部との間に設けられた取付部に光走査装置が固定されている。光走査装置は、取付部に設けられた連通部から、収容箱が取り外された給紙部に移動する。そして、光走査装置を装着窓から画像形成装置本体外に取り出す。
請求項3の画像形成装置は、前記取付部は、前記光走査装置を上面に載置して固定する二本の固定ステーであり、前記連通部は、前記二本の固定ステーの間であることを特徴としている。
請求項3の画像形成装置は、二本の固定ステーの上面に光走査装置を載置して固定している。光走査装置は、二本の固定ステーの間から収容箱が取り外された給紙部に移動する。そして、光走査装置を装着窓から画像形成装置本体の外に取り出す。
以上説明したように本発明によれば、記録媒体を収容した収容箱が取り外された給紙部を、光走査装置を着脱するための移動空間に利用し、給紙部の装着窓から光走査装置を出し入れすることで、光走査装置を着脱するための特別な移動空間及び開口部を必要としない。
本実施形態の画像形成装置10について説明する。なお、図2に向かって、左側が装置手前側とし、右側を装置奥側とする。また、図に向かって手前側が装置右側とし、奥側が装置左側とする。
図2に示すように、本実施形態の画像形成装置10は画像形成装置本体12を備え、画像形成装置本体12の下部に給紙部140が設けられ、記録媒体としての記録用紙Pが束状に積層されて収納される給紙カセット14が装着されている。
図5に示すように、給紙部140の左右の両端部には、給紙カセット14が奥側から手前側(及び手前側から奥側)へとスライドするレール141,143が、サイドフレーム12R,12Lに取り付けられている。
図2に示すように、給紙カセット14の先端側(奥側)の上部には、記録用紙P上面の先端側に圧接して給紙カセット14内から記録用紙Pを取り出すフィードロール16、及び、取り出された記録用紙Pを1枚ずつ捌くリタードロール18が配置されている。
フィードロール16及びリタードロール18の上方には、給紙カセット14の先端部(フィードロール16の記録用紙Pとの圧接部)付近から上方へ緩やかに湾曲して延出され、画像形成装置本体12の上部に設けられた排紙トレイ20に至る搬送路22が設けられている。
搬送路22には、記録用紙搬送方向の上流側から順に、搬送ロール対24、レジストロール対25、二次転写ロール26と中間転写ベルト66が巻き掛けられた二次転写バックアップロール28のロール対、定着装置30、及び、排出ロール対32が配置されている。
搬送路22では、給紙カセット14内から取り出された記録用紙Pは、搬送ロール対24によって搬送路22を上方へ搬送され、レジストロール対25により一時停止されて、所定のタイミングで二次転写ロール26と中間転写ベルト66の間(二次転写位置T2)に送り込まれ、中間転写ベルト66からトナー像が転写される。このトナー像が転写された記録用紙Pは、更に定着装置30へ搬送され、転写されたトナー像が定着装置30により定着されて、排出ロール対32により排出口34から排紙トレイ20に排出される。
搬送路22の右側には、記録用紙Pに両面印字を行うために、定着装置30を通過し搬送路22の下流側へ排出された画像記録済の記録用紙Pを反転させて再び二次転写位置T2へ送り込むための反転搬送路36が搬送路22にループ状に接続されて設けられている。
この反転搬送路36には、複数の搬送ロール対24が配置されており、両面印字を行う際には、片面に画像が記録された記録用紙Pは、搬送路22の下流側で排出ロール対32によりスイッチバックされて反転搬送路36に導かれ、反転搬送路36を複数の搬送ロール対24によって下方へ搬送され、表裏反転されて搬送路22の上流側に戻される。
画像形成装置本体12内の手前側には、回転式現像装置44が配置されている。回転式現像装置44は、現像器本体46内にイエロー(Yellow)、マゼンタ(Magenta)、シアン(Cyan)及び黒(Black)の4色のトナー像をそれぞれ形成する現像器48a〜48dを備え、回転支軸50を中心として左回り(図1において反時計回り)に回転駆動する。現像器48a〜48dは、回転支軸50を中心に90°間隔で現像器本体46の外周に配置されており、それぞれ現像ロール49a〜49dを備え、図示しないコイルスプリングなどの弾性体により、現像器本体46の法線方向に押圧されている。
回転式現像装置44には、回転支軸52を中心として回転する被走査体としての感光体ドラム54が当接するように配置されている。感光体ドラム54の下方には、感光体ドラム54の表面を一様帯電する帯電ロールからなる帯電装置56が設けられている。
回転式現像装置44と給紙部140との間には、帯電装置56により帯電された感光体ドラム54の表面をレーザビームLにより走査露光し、感光体ドラム54上に静電潜像を形成する光走査装置100が配置されている。光走査装置100は、感光体ドラム54上にレーザービームLが結像する所定位置に、固定ステー202,204の上面202A,204Aに載置され固定されている。
回転式現像装置44の現像ロール49a〜49dは、感光体ドラム54に当接していない状態で、それぞれの外周の一部が現像器本体46の外周から半径方向に僅かに突出している。また、現像ロール49a〜49dのそれぞれの両端には、現像ロール49a〜49dの直径よりも僅かに大きい直径のトラッキングロール(図示省略)が現像ロール49a〜49dと同軸で回転するように設けられている。このトラッキングロールが感光体ドラム54の両端に設けられたフランジ(図示省略)に当接し、現像ロール49a〜49dは感光体ドラム54との間に所定の隙間を形成しつつ、感光体ドラム54上に形成された静電潜像をそれぞれの色のトナーで現像する。
また、感光体ドラム54には、回転支軸52にぶら下がるように感光体ドラムクリーナ58が設けられている。この感光体ドラムクリーナ58は感光体ドラム54に一体化されており、後述する一次転写後に感光体ドラム54に残留する転写残トナーを掻き取るクリーニングブレード60と、クリーニングブレード60が掻き取った廃トナーを回収するトナー回収ボトル62とを備えている。
感光体ドラム54の上方及び感光体ドラム54と感光体ドラムクリーナ58の右側方には、回転式現像装置44によって現像され可視化されたトナー像が一次転写位置T1で一次転写され、そのトナー像を二次転写位置T2まで搬送する中間転写装置64が設けられている。
中間転写装置64は、弾性を有する中間転写ベルト(中間転写体)66、一次転写ロール68、ラップインロール70、ラップアウトロール72、二次転写バックアップロール28、及び複数の張架ロール74を備えている。
中間転写ベルト66は、一次転写ロール68のベルト回転方向上流に配置されたラップインロール70と、一次転写ロール68のベルト回転方向下流に配置されたラップアウトロール72との間で感光体ドラム54にラップ状に接触する接触領域(一次転写部)を有し、感光体ドラム54に所定の範囲だけ巻きついて、感光体ドラム54の回転に従動する。これにより、中間転写ベルト66は、一次転写ロール68によって感光体ドラム54上のトナー像を、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に重ね、一次転写位置T1で一次転写する。この一次転写されたトナー像は、二次転写ロール26との間の二次転写位置T2へ搬送される。
回転式現像装置44と手前側のフロントフレーム12Fと間には、箱形状の電源部170が配置されている。電源部170の下端は、固定ステー202,204の下面と略同じ位置まで、延びている。
つぎに、本実施形態の画像形成装置10によるカラー画像形成動作について説明する。
画像形成装置10に画像形成信号が入力されると、感光体ドラム54が帯電装置56により一様に帯電され、この帯電された感光体ドラム54には、画像形成信号に基づいて光走査装置100からレーザビームLが出射される。感光体ドラム54の表面は、この光走査装置100からのレーザビームLによって走査露光され、感光体ドラム54の表面には静電潜像が形成される。感光体ドラム54上に形成された静電潜像は、回転式現像装置44によってイエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナー像が現像され、一次転写位置T1で中間転写ベルト66に重ねて一次転写される。また、一次転写後に感光体ドラム54に残留する転写残トナーは、感光体ドラムクリーナ58のクリーニングブレード60によって掻き取られ、トナー回収ボトル62に回収される。
一方、給紙カセット14に収納された記録用紙Pは、フィードロール16により取り出され、リタードロール18により捌かれて搬送路22に導かれ、レジストロール対25により一次停止され、タイミングをとって二次転写ロール26と二次転写バックアップロール28との間に送り込まれる。この二次転写位置T2で、記録用紙Pには、中間転写ベルト66に一次転写されているトナー像が、二次転写ロール26と二次転写バックアップロール28との圧接力、及び二次転写ロール26に印加された転写バイアスによって二次転写される。トナー像が転写された記録用紙Pは、定着装置30に送り込まれ、加熱ロール92と加圧ロール94とによる熱圧力によってトナー像が溶融定着される。そして、このトナー像の定着により画像形成された記録用紙Pは、排出ロール対32により排出口34から排紙トレイ20に排出される。
以上の動作により、画像形成装置10によって記録用紙Pにカラー画像が形成される。なお、画像形成に伴い、給紙カセット14の記録用紙Pが消費されると、図3(A)に示すように、フロントフレーム12Fの下部にあけられた給紙部140の装着窓146から給紙カセット14を引き出して、補充する。
なお、図3(B)に示すように、給紙カセット14は、給紙部140(画像形成装置本体12)から完全に引き抜いて、取り出すこともできる。
なお、詳細は後述するが、給紙カセット14取り外された後にできる給紙部140の空間150に、光走査装置100が完全に収まる。また、光走査装置100は、装着窓146から給紙部140の空間150に出入り可能である。
つぎに、光走査装置100と、この光走査装置100を着脱自在に固定する固定ステー202,204について説明する。
図2に示すように、光走査装置100は、回転式現像装置44と給紙部140との間に、感光体ドラム54に対して所定の距離をもった所定位置に配置されている。また、光走査装置100は、給紙部140の上方に配置された二本の固定ステー202,204の上面202A,204Aに載置され、着脱可能に固定されている。
図5に示すように、固定ステー202,204は、画像形成装置本体12の両サイドフレーム12R,12Lの間に架設されている。また、光走査装置100は、二本の固定ステー202,204の間203を通って給紙部140に移動可能である。
図9に示すように、固定ステー202の左右の2箇所と、固定ステーの204の中央部とには、スクリュー孔206(図11参照)が形成され、このスクリュー孔206にショルダースクリュー300が取り付けられている。なお、スクリュー孔206は、光走査装置100のネジ孔139、ボス穴145(図10参照、詳細は後述する)に対応して形成されている。
図11(A)に示すように、ショルダースクリュー300は、周面にローレットが形成された円盤状の摘部302を備えている。摘部302の上部には、固定ステー202,204に形成されたスクリュー孔206より直径が太い台部304が形成されている。台部304の上部には、スクリュー孔206より細い中間部306が形成されている。中間部306の周面には、Eリング310(図11(B)参照)が嵌るE溝307が形成されている。中間部306の上部にはネジ部308が形成されている。
そして、図11(B)に示すように、ショルダースクリュー300をスクリュー孔206に通した後、Eリング310を嵌める。Eリング310の直径は、スクリュー孔206より大きいので、ショルダースクリュー300はスクリュー孔206から抜け出ない。
図4に示すように、光走査装置100は上面が開口された扁平な箱形状の光学箱102を備えている。また、図8に示すように、光学箱102の上面には、カバー106が取り付けられ、光学箱102の上面の開口が塞がれる。
図4に示すように、光学箱102の左側面102Lには、レーザ光を出射するレーザ光源(図示省略)が実装された光源基板110が取り付けられている。この光源基板110のレーザ光源から出射されたレーザビームLは、左側面102Lに形成された円形開口112を通って光学箱102内に入射する。
光学箱102内の右側には、レーザビームLの光路上に、レーザビームLを平行光束とするコリメータレンズ114が配置され、コリメータレンズ114によって平行光束とされたレーザビームLの副走査方向のみを集束させるシリンダレンズ116が配置されている。光学箱102内の手前側には、シリンダレンズ116を透過したレーザビームLが左側方から入射され、入射したレーザビームLを前方へ偏向して主走査するポリゴンミラー118が設けられている。また、光学箱102内には、ポリゴンミラー118により偏向走査されたレーザビームLが入射し、入射したレーザビームLを主走査方向に集束させるfθレンズ120、fθレンズ120を透過したレーザビームLを上方へ反射させる反射ミラー122が配置されている。
図8に示すように、カバー106の後部におけるレーザビームLの光路と対応する部位には、幅方向を長手方向として矩形状に開口されたレーザ出射口124が形成されており、レーザ出射口124には防塵ガラス126が取り付けられている。反射ミラー122(図4参照)により上方へ反射されたレーザビームLは、この防塵ガラス126を透過しレーザ出射口124から上方へ出射され、前述した感光体ドラム54(図2参照)上に結像される。
図4、図8に示すように、光学箱102の後側面102Aにおける左右両側端部には、一対の固定部130L、130Rが突設されている。また、図6に示すように、光学箱102の前側面102Bには、1つの固定部142が突設されている。これらの固定部130L、130R、及び固定部142は、光学箱102を平面視すると、略二等辺三角形の各頂点に位置し、光学箱102の形状に対してバランス良く配置されている。
図13に示すように、固定部130R、130L、及び固定部142は、略水平に突出し、平面視が矩形状とされた水平板部132を備えており、水平板部132の左右両側端部には、略垂直に立設されて後端面136に繋がれた三角形状の一対の補強リブ134が設けられている。水平板部132の上部には、ナット部138が形成されている。
図10に示すように、ナット部138には、ショルダースクリュー300のネジ部308が、螺合するネジ孔139が形成されている。水平板部132の下面には、ナット部138に対応した基準ボス144が形成されている。基準ボス144には、ショルダースクリュー300の中間部306とEリング310とが入るボス穴145が形成されている。
固定部130R、130L、及び固定部142の三個の基準ボス144は、下面130Cからの突出高さが等しく、基準面となる下端面144Aが同一平面上となるように形成(配置)されている。
図9、図13に示すよすように、固定部130L、130Rの下面130Cにおける基準ボス144の内側には、位置決めピン154がそれぞれ設けられている。この2個の位置決めピン154は同形状とされ、下面130Cからの突出高さが基準ボス144よりも高い。そして、図7に示す固定ステー202に形成された位置決め孔202B、202Cに挿入される。なお、位置決め孔202Bは略真円であるが、位置決め孔202Cは長孔になっている。また、図9には、固定部142も示す図であるが、実際は固定部142には位置決めピン154は設けられていない。更に、固定部130Rでは、実際は位置決めピン154の位置は左右反対である。
固定ステー202,204は、上面202A,204Aが歪みが抑えられて平面度が高い精度に保たれた基準受け面となっている。固定ステー202,204は、この基準受け面である上面202A,204Aが略水平となり、且つ、上面202A,204Aと感光体ドラム54との相対距離が所定の寸法(設計値+製造公差)となるよう位置決めされて、画像形成装置本体12内の所定位置に取り付けられている。
そして、光走査装置100は、この基準受け面である上面202A,204A上に、基準面である固定部130L、130R、及び固定部142の下端面144Aが載置され、固定ステー202に形成された位置決め孔202B,202Cに位置決めピン154が挿入され係合する。そして、ショルダースクリュー300でネジ止めして固定される。
つぎに、上記の光走査装置100を着脱する手順について説明する。
図3、図12(A)に示すように、給紙カセット14を装着窓146から引き抜いて、画像形成装置本体12から取り出す。
図12(B)に示すように、装着窓146から給紙部140に手を入れ、ショルダースクリュー300の摘部302を廻して外す(ネジ固定を解除する)。
図1(A)に示すように、Eリング310が固定孔206に引っかかるので、ショルダースクリュー300は抜け落ちない。(図11参照)。
図1(B)から図1(D)へと順番に示すように、光走査装置100を奥側にズラし、固定ステー202,204の間203から、光走査装置100を、給紙部140の空間150へと移動させる。そして、図11(D)に示すように、装着窓146から光走査装置100を画像形成装置本体12から取り出す。
取り出した光走査装置100を、再度取り付ける方法は、上記の逆の手順である。
なお、ショルダースクリュー300は抜け落ちないで、固定ステー202,204に引っかかっているので、取り付け時に、スクリュー孔206(図11(A)参照)を見ながら位置を確認し、ショルダースクリュー300を入れる必要が無いので、容易に固定できる。また、ショルダースクリュー300は、手で廻して固定・解除できるので、工具も必要ない。
つぎに、上述した画像形成装置10による作用について説明する。
今まで説明したように、給紙カセット14を画像形成装置本体12から取り外してできた給紙部140の空間150を、光走査装置100を着脱するための移動空間として利用し、また、給紙カセット14が出入りするための装着窓146から光走査装置100を出し入れしている。(図1参照)。
したがって、光走査装置100を着脱するための、特別な移動空間(図14では移動空間X)、及び開口(図14では側板1002の開放)が必要無い。このため、低コストで省スペースとなる。
なお、本実施形態では、図2に示すように、電源部170の下端を固定ステーの下面と略同じ高さ(図14の移動空間X)まで、電源部170を下げて配置した分、装置の高さを低くし(図中のY部)、装置全体を小型化している。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、取付部は、左右方向に架設された固定ステー202,204の上面202A,204Aに光走査装置100を載置して固定する構成であったが、これに限定されない。例えば、装置の前後方向に固定ステーを架設しても良い。あるいは、固定ステーでなく、光走査装置が通り抜けられる孔(連通部)が形成された固定板であっても良い。あるいは、光走査装置を吊り下げる構成であっても良い。要は、取付部は光走査装置を所定位置に着脱可能に固定し、且つ、給紙部に移動可能な構成であれば良い。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像形成装置本体から光走査装置を取り外す手順を、(A)から(D)に順番に示した図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す構成図である。 (A)は画像形成装置本体から給紙カセットを引き出した状態の図であり、(B)は給紙カセットを引き抜いて画像形成装置本体から取り出した状態の図である。 光走査装置の内部の概略構成を示す図である。 給紙部と光走査装置とを示す図である。 光走査装置を固定ステーに固定した状態の図である。 固定ステーを示す図である。 図7に示す固定ステーに光走査装置を固定した状態の図である。 図8に示す固定ステーに光走査装置を固定した状態を下方から見た図である。 光走査装置の固定部と固定ステーとを示す断面図である。 固定ステーにショルダースクリューを取り付ける様子を、(A)から(B)へと順番に示した図である。 (A)は画像形成装置本体から給紙カセットを引き出す様子を示す図であり、(B)は給紙カセットを画像形成装置本体から取り出した後、ショルダースクリューを廻す様子を示す図である。 光走査装置の固定部を示す図である。 従来の画像形成装置を示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
14 給紙カセット(収容箱)
54 感光体ドラム5(被走査体)
100 光走査装置
140 給紙部
146 装着窓
202 固定ステー
202A 上面
203 固定ステーの間
204 固定ステー
204A 上面
L レーザービーム(光ビーム)
P 記録用紙(記録媒体)

Claims (3)

  1. 記録媒体を収容する収容箱が、画像形成装置本体から着脱可能な画像形成装置であって、
    前記収容箱が装着窓から着脱可能に装着される給紙部と、
    前記給紙部の上方の所定位置に配置され、被走査体上を走査し露光する光ビームを出射する光走査装置と、
    前記光走査装置が着脱可能に取り付けられる取付部と、
    を備え、
    前記光走査装置は、前記収容箱が取り外された前記給紙部に移動可能とし、かつ、前記給紙部の前記装着窓から該給紙部に出入り可能としたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記取付部は、前記所定位置の前記光走査装置と前記給紙部との間に設けられ、前記光走査装置が前記給紙部に移動可能な連通部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記取付部は、前記光走査装置を載置して固定する二本の固定ステーであり、
    前記連通部は、前記二本の固定ステーの間であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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