JP2015064486A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の小型化を実現しつつ、光走査装置の透明部材の汚れを残すことなく除去すること。
【解決手段】防塵シャッター106は、防塵シャッター106の側面に形成され、防塵ガラス105を清掃する清掃部材140が挿入される側面開口部106dと、側面開口部106dから挿入された清掃部材140の移動方向を防塵ガラス105の長手方向に沿う方向にガイドする上面開口部106bと、を有する開口部106aを有し、防塵シャッター106が第1の位置に位置しているときに防塵ガラス105を通過した光ビームが上面開口部106bの間を通過する。
【選択図】図4

Description

本発明は、光走査装置及び画像形成装置に関し、光線を通過させる出射口を開閉するためのシャッター部材を有する光走査装置及びその光走査装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機やレーザービームプリンタなどの電子写真技術を用いた画像形成装置では、帯電された感光ドラム面上に、光走査装置から射出された光ビームが、回転多面鏡(ポリゴンミラー)及び走査レンズ、反射ミラー等を経て、スポット状に集光させられる。この際、光ビームの明暗に応じて感光ドラム面上の電位が変わり、その潜像に応じて現像器からトナーが付着し、転写器によって紙などの記録媒体へトナーを転写し、定着工程を経て画像が形成された記録媒体が装置外に排出される。これらの画像形成装置では、光走査装置の光線を通過させるための出射口を塞ぐ透明部材にゴミ、塵、トナー等の汚れ(以下、塵埃等という)が付着する場合がある。透明部材に塵埃等が付着することで、光走査装置から出射される光線の一部が遮られ、その結果として感光ドラム面上に正しく光線が照射されず、画像不良が生じるという課題がある。このような課題に対し、例えば特許文献1のような、シャッター部材と出射口の清掃部材を有する光走査装置を備えた画像形成装置が提案されている。
図6(a)に示すように、特許文献1記載の光走査装置は、感光体を露光するための光学部品を収納し、光線を出射させるための出射口である照射窓212を備えた筐体を有している。また、筐体の上面には開口部219を備え、スライド移動可能なシャッター216が設けられている。また、特許文献1記載の画像形成装置は、ブラシ部231を有する清掃ブラシ215を照射窓212の長手方向に移動可能に案内する図示しない案内レールを備えている。清掃ブラシ215を案内レールに沿って画像形成装置奥側(図中、細い矢印)に移動させると、清掃ブラシ215がリブの傾斜部213bに接触し、シャッター216が図中白抜き矢印方向に移動して開口部219と照射窓212とが一致する。清掃ブラシ215が長手方向延設部213aに接触している状態では照射窓212が露出しているため、清掃ブラシ215による照射窓212の清掃が可能である。このように光走査装置から光線を出射させる必要が無い場合はシャッター216で照射窓212を塞ぎ(図6(a))、照射窓212を清掃する場合には清掃ブラシ215で塵埃等の汚れを除去する(図6(b))。
特開2009−151111号公報
しかし、特許文献1記載の光走査装置では、清掃ブラシ215で照射窓212上を清掃する際に、シャッター216の厚みと清掃ブラシ215の厚み分だけ、画像形成装置の高さ方向のスペースが余分に必要になる。このため、特許文献1記載の光走査装置の構成では、装置の小型化を妨げるおそれがある。また、シャッター216と照射窓212の段差により、照射窓212の装置正面側に清掃した汚れが再度堆積する可能性がある。例えば、図6(c)に示す従来例の光走査装置での清掃ブラシ215の動作は、次のようになる。従来例では、光ビームの出射口である照射窓212とシャッター216上面には段差aがある。このため、画像形成装置外部から清掃ブラシ215を清掃部材挿抜方向に挿入する際には、清掃ブラシ215は照射窓212より段差aだけ高い位置にある必要がある。このように照射窓212を清掃する必要がある場合には、段差aと清掃ブラシ215の厚みb分だけスペースが必要になってしまい、その分だけ画像形成装置の高さが増すことになる。また、図6(d)に示す従来例の清掃ブラシ215の画像形成装置から引き抜く際の様子は次のようになる。図6(d)のように、照射窓212上の塵埃等の清掃後、清掃ブラシ215を画像形成装置から引き抜く際に、段差aに清掃ブラシ215のブラシ部231が引っかかってしまう。これにより清掃された塵埃等の汚れが、照射窓212とシャッター216により形成される角部Dに落とされる可能性があり、画像不良を引き起こすおそれがある。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、装置の小型化を実現しつつ、光走査装置の透明部材の汚れを残すことなく除去することを目的とする。
前述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)光ビームを出射する光源と、前記光ビームが感光体を走査するように前記光ビームを偏向する偏向手段と、前記偏向手段が設置される底部と、前記底部から立設する側壁と、を有する光学箱と、前記側壁で囲まれた開口であって、前記偏向手段を前記底部に設置する際に前記偏向手段を通過させる開口を閉塞するカバー部材と、前記偏向手段によって偏向された光ビームが前記カバー部材から出射する際に通過する出射口を覆う透明部材と、前記透明部材を通過した前記光ビームの光路上から退避した第1の位置と前記透明部材を覆う第2の位置との間を移動するシャッター部材と、を備え、前記シャッター部材は、前記シャッター部材の側面に形成され、前記透明部材を清掃する清掃部材が挿入される挿入部と、前記挿入部から挿入された前記清掃部材の移動方向を前記透明部材の長手方向に沿う方向にガイドするガイド部と、を有する開口部を有し、前記シャッター部材が前記第1の位置に位置しているときに前記透明部材を通過した前記光ビームが前記ガイド部の間を通過することを特徴とする光走査装置。
(2)光ビームを出射する光源と、前記光ビームが感光体を走査するように前記光ビームを偏向する偏向手段と、前記偏向手段が設置される底部と、前記底部から立設する側壁と、を有する光学箱と、前記側壁で囲まれた開口であって、前記偏向手段を前記底部に設置する際に前記偏向手段を通過させる開口を閉塞するカバー部材と、前記偏向手段によって偏向された光ビームが前記カバー部材から出射する際に通過する出射口を覆う透明部材と、前記透明部材を通過した前記光ビームの光路上から退避した第1の位置と前記透明部材を覆う第2の位置との間を移動するシャッター部材と、を備え、前記シャッター部材は、前記第1の位置に位置しているときに前記透明部材を通過した前記光ビームが通過する開口部を有し、前記開口部は、前記開口部の長手方向における前記シャッター部材の一方の端部を貫通して形成され、前記透明部材を清掃する際には前記透明部材を清掃するための清掃部材が前記一方の端部側から前記開口部に挿入されることを特徴とする光走査装置。
(3)感光体と、前記感光体上に静電潜像を形成する前記(1)又は(2)に記載の光走査装置と、前記光走査装置により形成された静電潜像を現像しトナー像を形成する現像手段と、前記現像手段により形成されたトナー像を転写する転写手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、装置の小型化を実現しつつ、光走査装置の透明部材の汚れを残すことなく除去することができる。
実施例の画像形成装置の断面図、光走査装置の概略図 実施例の光走査装置の斜視図 実施例の光走査装置とリンク機構の上面図 実施例の光走査装置、回収トナー容器、清掃部材の斜視図 実施例の光走査装置、清掃部材の断面図 従来例の光走査装置を説明する概略図
以下、本発明を実施するための形態を、実施例により図面を参照しながら詳しく説明する。
[画像形成装置]
実施例の画像形成装置の構成を説明する。図1(a)は本実施例のタンデム型のカラーレーザービームプリンタの全体構成を示す概略構成図である。このレーザービームプリンタ(以下、単にプリンタという)はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の色毎にトナー像を形成する4基の作像エンジン10Y、10M、10C、10Bk(一点鎖線で図示)を備える。また、プリンタは、各作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkからトナー像が転写される中間転写ベルト20を備えている。そして、中間転写ベルト20に多重転写されたトナー像を記録媒体である記録シートPに転写してフルカラー画像を形成するように構成されている。以降、各色を表す符号Y、M、C、Bkは、必要な場合を除き省略する。
中間転写ベルト20は、無端状に形成され、一対のベルト搬送ローラ21、22にかけ回されており、矢印B方向に回転動作しながら各作像エンジン10で形成されたトナー像が転写されるように構成されている。また、中間転写ベルト20を挟んで一方のベルト搬送ローラ21と対向する位置には二次転写ローラ65が配設されている。記録シートPは、互いに圧接する二次転写ローラ65と中間転写ベルト20との間に挿通されて、中間転写ベルト20からトナー像が転写される。中間転写ベルト20の下側には前述した4基の作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkが並列的に配設されており、各色の画像情報に応じて形成したトナー像を中間転写ベルト20に転写するようになっている(以下、一次転写という)。これら4基の作像エンジン10は、中間転写ベルト20の回動方向(矢印B方向)に沿って、イエロー用の作像エンジン10Y、マゼンタ用の作像エンジン10M、シアン用の作像エンジン10C及びブラック用の作像エンジン10Bkの順に配設されている。
また、作像エンジン10の下方には、各作像エンジン10に具備された感光体である感光ドラム50を画像情報に応じて露光する光走査装置100が配設されている。なお、図1(a)では光走査装置100の詳細な図示及び説明は省略し、図1(b)、図2(a)を用いて後述する。光走査装置100は全ての作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkに共用されており、各色の画像情報に応じて変調された光ビームを射出する図示しない4基の半導体レーザを備えている。また、光走査装置100は、各感光ドラム50に対応する光ビームが感光ドラム50の軸方向(Y軸方向)に沿って走査するように各光ビームを偏向する回転多面鏡42及び回転多面鏡42を回転させるモータユニット102を備えている。回転多面鏡42によって偏向された各光ビームは、光走査装置100内に設置された光学部材に案内されて感光ドラム50上(感光体上)に導かれ、各感光ドラム50を露光する。
各作像エンジン10は、感光ドラム50と、感光ドラム50を一様な背景部電位にまで帯電させる帯電ローラ12と、を備える。また、各作像エンジン10は、光ビームによって露光されることで感光ドラム50上に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像器13を備えている。現像器13は、感光ドラム50上に各色の画像情報に応じたトナー像を形成する。
各作像エンジン10の感光ドラム50に対向する位置には、中間転写ベルト20を挟むようにして一次転写ローラ15が配設されている。一次転写ローラ15は、所定の転写電圧が印加されることにより、感光ドラム50上のトナー像が中間転写ベルト20に転写される。
一方、記録シートPはプリンタ筐体1の下部に収納される給紙カセット2からプリンタの内部、具体的には中間転写ベルト20と二次転写ローラ65とが当接する二次転写位置へ供給される。給紙カセット2の上部には、給紙カセット2内に収容された記録シートPを引き出すためのピックアップローラ24及び給紙ローラ25が並設されている。また、給紙ローラ25と対向する位置には、記録シートPの重送を防止するリタードローラ26が配設されている。プリンタの内部における記録シートPの搬送経路27は、プリンタ筐体1の右側面に沿って略垂直に設けられている。プリンタ筐体1の底部に位置する給紙カセット2から引き出された記録シートPは、搬送経路27を上昇し、二次転写位置に対する記録シートPの突入タイミングを制御するレジストレーションローラ29へと送られる。その後、記録シートPは、二次転写位置においてトナー像が転写された後、搬送方向の下流側に設けられた定着器3(破線で図示)へと送られる。そして、定着器3によってトナー像が定着された記録シートPは、排出ローラ28を経て、プリンタ筐体1の上部に設けられた排紙トレイ1aに排出される。
このように構成されたカラーレーザービームプリンタによるフルカラー画像の形成に当たっては、まず、各色の画像情報に応じて光走査装置100が各作像エンジン10の感光ドラム50を所定のタイミングで露光する。これによって各作像エンジン10の感光ドラム50上には画像情報に応じた潜像画像が形成される。なお、作像エンジン10は、プロセスカートリッジ10ともいう。ここで、良質な画質を得るためには、光走査装置100によって形成される潜像画像が感光ドラム50上の所定の位置に精度よく再現され、かつ、潜像画像を形成するための光ビームの光量は常に安定して所望の値を出せるものでなければならない。
<光走査装置の説明>
図1(b)〜図5を用いて、本実施例の光走査装置について説明する。図1(b)は光走査装置100の概略断面図、図2(a)は光走査装置100の斜視図である。光走査装置100には、光ビームを射出するレーザユニット101、光ビームを反射、偏向する回転多面鏡42、回転多面鏡42を駆動するモータユニット102が設置されている。また、光走査装置には、光ビームを感光ドラム50上で結像するための光学レンズ60(60a〜60d)、光ビームを感光ドラム50上へ案内するための反射ミラー62(62a〜62h)が設置されている。そして、光走査装置100は、これらの光学部品を固定保持するための光学箱である筐体103、筐体103と共に内部に配置された光学部品を外部から隔離するためのカバー部材である上カバー104を備えている。筐体103は、回転多面鏡42及びモータユニット102が設置される底部と、底部から立設する側壁とを有している。上カバー104は、筐体103の側壁で囲まれた開口を閉塞している。また、光走査装置100は、上カバー104に装着され、光ビームを透過させるための透明部材である防塵ガラス105を備えている。更に、光走査装置100は、防塵ガラス105上へのゴミ、塵、トナー等(以下、塵埃等)の汚れの降り積もりを防止するシャッター部材である防塵シャッター106を備えている。なお、透明部材の材料は、ガラスに限定されるものではない。ここで、レーザユニット101は、イエロー用の光源、マゼンタ用の光源、シアン用の光源、ブラック用の光源を有しており、合わせて4つの光源が最終的にそれぞれ各作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkの感光ドラム50面上に照射される。なお、光走査装置100は、レーザユニット101が画像形成装置の背面側(奥側)に対向するような向きで搭載される。
[筐体内の光学部品支持構成]
光走査装置100の内部及び外周部には、光ビーム(レーザ光)を射出する光源が搭載されたレーザユニット101、光ビームを偏向する回転多面鏡42、モータユニット102が設置されている。更に光走査装置100には、各光ビームを感光ドラム50上へ案内し、結像させるための光学レンズ60a〜60d、反射ミラー62a〜62hが設置されている。
レーザユニット101の光源から出射された感光ドラム50Yに対応する光ビームLYは、回転多面鏡42によって偏向され、光学レンズ60aに入射する。光学レンズ60aを通過した光ビームLYは、光学レンズ60bに入射し、光学レンズ60bを通過した後、反射ミラー62aによって反射される。反射ミラー62aによって反射された光ビームLYは、図1(b)には不図示の防塵ガラス105を通過して感光ドラム50Yを走査する。
レーザユニット101の光源から出射された感光ドラム50Mに対応する光ビームLMは、回転多面鏡42によって偏向され、光学レンズ60aに入射する。光学レンズ60aを通過した光ビームLMは、光学レンズ60bに入射し、光学レンズ60bを通過した後、反射ミラー62b、反射ミラー62c、反射ミラー62dによって反射される。反射ミラー62dによって反射された光ビームLMは、図1(b)には不図示の防塵ガラス105を通過して感光ドラム50Mを走査する。
レーザユニット101の光源から出射された感光ドラム50Cに対応する光ビームLCは、回転多面鏡42によって偏向され、光学レンズ60cに入射する。光学レンズ60cを通過した光ビームLCは、光学レンズ60dに入射し、光学レンズ60dを通過した光ビームLCは、反射ミラー62e、反射ミラー62f、反射ミラー62gによって反射される。反射ミラー62gによって反射された光ビームLCは、図1(b)には不図示の防塵ガラス105を通過して感光ドラム50Cを走査する。
レーザユニット101の光源から出射された感光ドラム50Bkに対応する光ビームLBkは、回転多面鏡42によって偏向され、光学レンズ60cに入射する。光学レンズ60cを通過した光ビームLBkは、光学レンズ60dに入射し、光学レンズ60dを通過した後、反射ミラー62hによって反射される。反射ミラー62hによって反射された光ビームLBkは、図1(b)には不図示の防塵ガラス105を通過して感光ドラム50Bkを走査する。
(上カバー)
上カバー104について説明する。図2(c)に示すように、筐体103に上カバー104が取り付けられる。上カバー104には複数のフック部218aが設けられており、上カバー104は、筐体103の外壁に設けられた複数の突起220aに、複数のフック部218aそれぞれを係合させるスナップフィット構造によって筐体103に取り付けられる。上カバー104には、筐体103内部から感光ドラム50上に光ビームを照射するための出射口104a(図5参照)が設けられている。そして、上カバー104の出射口104aには、出射口104aから筐体103内部への塵埃等の侵入を防止するために、出射口104aを塞ぐ防塵ガラス105が設置されている。なお、図2(c)に示すように、上カバー104には、筐体103の内側に向かって窪んだ、突起部104cを有する凹部104dと、筐体103の外側に向かって突出する凸部であるガイド部104bが設けられている。また、上カバー104には、後述する防塵シャッター106が外れないよう防塵シャッター106をガイドするために、4ヶ所のガイド爪228が設けられている。
(防塵シャッター)
防塵シャッター106について説明する。防塵シャッター106は、図2(a)等に示す上カバー104に設けられた防塵ガラス105にトナーなどの異物が付着しないようにするための部材である。画像形成装置のメンテナンスをするために、不図示のメンテナンス用の扉を開いてプロセスカートリッジ10を着脱する場合に、プロセスカートリッジ10の着脱によって、プロセスカートリッジ10からトナーが飛散する場合がある。そのため、少なくともプロセスカートリッジ10を交換する場合は、防塵シャッター106が上カバー104の防塵ガラス105を覆った状態にすることが望ましい。
防塵シャッター106は、上カバー104に対向する一枚の板状の樹脂部材であり、光走査装置100の上カバー104の上面に設けられている。防塵シャッター106は、光走査装置100の上カバー104に設けられた4ヶ所のガイド爪228によって、外れないようにガイドされており、上カバー104の防塵ガラス105を覆う部材である。防塵シャッター106は、防塵ガラス105を通過した光ビームLY、光ビームLM、光ビームLC、光ビームLBkを通過させる後述する開口部106a(詳細には、上面開口部106b)を有する。
また、防塵シャッター106には、後述する弾性体である引張バネ107を取り付けるための長穴106eが形成されている。更に、防塵シャッター106には、レール部106dが形成され、上カバー104のガイド部104bはレール部106dに挿入されている。レール部106d、ガイド部104bは、レール部106dとガイド部104bがそれぞれ係合する係合機構であり、防塵シャッター106の移動方向をX軸方向に制限するガイド部材として機能する。
引張バネ107は、上カバー104と防塵シャッター106を接続する弾性体である。防塵シャッター106は、引張バネ107によって常に防塵ガラス105を遮蔽する方向に付勢されている。通常の画像形成時には、後述する移動機構によって防塵シャッター106は防塵ガラス105を開放する方向に押し込まれている。一方、メンテナンス時には、防塵シャッター106は遮蔽位置に戻って、上カバー104のYMCK全色の防塵ガラス105を同時に塞ぎ、トナーなどの飛散物が光走査装置100の防塵ガラス105に付着することを防ぐ。防塵シャッター106のレール部106dは、防塵シャッター106のX軸に平行な方向に長い穴であるため、レール部106d、ガイド部104bによって防塵シャッター106の移動はX軸に平行な往復方向に規制される。なお、防塵シャッター106は、画像形成装置側に取り付けられてもよい。また、防塵シャッター106側に上述した凸部であるガイド部を設け、上カバー104側に上述した開口に相当する凹部(挿入部)であるレール部を設けてもよい。そして、防塵シャッター106側に設けたガイド部を、上カバー104側に設けたレール部に挿入してガイド部材としてもよい。
本実施例では、開口部106aは、ガイド部である上面開口部106bと挿入部である側面開口部106cから構成され、上面開口部106bと側面開口部106cが一つの開口として設けられている。即ち、開口部106aは、光源が取り付けられた側とは反対側の防塵シャッター106の端部を貫通して形成されている。側面開口部106cは、防塵ガラス105を清掃する清掃部材140が挿入されるものである。上面開口部106bは、側面開口部106cから挿入された清掃部材140の移動方向を防塵ガラス105の長手方向に沿う方向にガイドするものである。上面開口部106bの長手方向(Y軸方向)の長さは、防塵ガラス105の長手方向の長さよりも長くなるように形成されている。また、側面開口部106cは、側面開口部106cの高さ方向(Z軸方向)における下面が、防塵ガラス105の高さ方向における上面よりも低い位置か、同じ高さとなるように設けられている。本実施例では、図5に示すように、側面開口部106cの下面と、防塵ガラス105の上面は同じ高さとしている。
なお、側面開口部106cは、光走査装置100のレーザユニット101が設けられている側とは反対側に設けられている。そして、光走査装置100が画像形成装置に搭載される際には、側面開口部106cが画像形成装置の前面側(手前側)となるように搭載される。上カバー104と防塵シャッター106は、引張バネ107によって連結されている。後述するリンク機構120が、防塵シャッター106の押圧部108を押すことにより、引張バネ107のバネ力が働き、防塵シャッター106の開閉動作を行う。
押圧部108は、図2(b)中破線で示すように、引張バネ107及びガイド部104bと同一直線上に設けられている。これにより、押圧部108がリンク機構120に押されるときに働く回転モーメント力を無くし、防塵シャッター106の動作不良及び光走査装置100の微小変形を抑えている。図2(c)は防塵シャッター106を外した様子を示しており、突起部104cに引張バネ107をかけることで上カバー104と防塵シャッター106を連結している。
(回収トナー容器)
画像形成装置は、不図示のメンテナンス用の扉を備えている。なお、不図示のメンテナンス用の扉が設けられている側を、画像形成装置の前面側(手前側ともいう)(+Y方向)とする。一方、不図示のメンテナンス用の扉が設けられている側に対向する側を、画像形成装置の背面側(奥側ともいう)(−Y方向)とする。画像形成装置の扉の内側には、回収容器である回収トナー容器130が取り付けられている。図3(b)には回収トナー容器130を上から見た図、図4には回収トナー容器130の斜視図を示す。各感光ドラム50の回転方向(図1(a)では時計回り方向)において一次転写ローラ15よりも下流側には、転写後に感光ドラム50上に残留したトナーを清掃するための、不図示のクリーニング装置が設けられている。また、中間転写ベルト20の回動方向(図1(a)では反時計回り方向)において二次転写ローラ65よりも下流側には、転写後に中間転写ベルト20上に残留したトナーを清掃するための、不図示のクリーニング装置が設けられている。回収トナー容器130は、クリーニング装置が感光ドラム50上から回収したトナー、及びクリーニング装置が中間転写ベルト20上から回収したトナーを蓄積する。
回収トナー容器130は、画像形成装置本体に対して着脱可能な交換ユニットである。図3(b)に示すように、ユーザは、画像形成装置に取り付けられた回収トナー容器130を+Y方向に移動させることによって、画像形成装置から回収トナー容器130を取り外し、離脱状態とする。一方、ユーザが回収トナー容器130を、図3(b)中、回収トナー容器挿入方向(−Y方向)に移動させると、回収トナー容器130は画像形成装置に装着される。図3(b)は、回収トナー容器130が画像形成装置本体に装着された状態を示している。本実施例の防塵シャッター106は、回収トナー容器130の着脱動作に連動して、防塵ガラス105を遮蔽したり開放したりするための移動を行う。
(リンク機構)
本実施例の防塵シャッター106は、上カバー104の出射口104a上の防塵ガラス105に、トナーなどの塵埃等の汚れが付着することを抑制するために設けられている。防塵シャッター106は、以下で説明する防塵シャッター106を移動させる機構が動作することによって移動する。本実施例では、リンク機構120によって、回収トナー容器130の挿抜動作(着脱動作)が、防塵シャッター106の開閉動作に連動するような構成となっている。
図3を用いてリンク機構120について説明する。図3(a)に示すように、リンク機構120は、軸121、回転部123、第1の腕部124、第2の腕部125によって構成される。軸121は、画像形成装置の本体に設けられた、断面が円形の固定軸である。回転部123、第1の腕部124、第2の腕部125は1つの回転部材を構成し、回転部123に設けられた開口126に、軸121が貫通している。回転部123からは、軸121のラジアル方向に第1の腕部124及び第2の腕部125が延出する。即ち、回転部材は、回転部123、第1の腕部124、第2の腕部125によって構成される。図3(b)に示すように、回転部材は、軸121を回転中心として(軸121の円形断面の中心を回転中心として)時計回り方向(第1の方向)及び反時計回り方向(第2の方向:第1の方向の反対方向)に回転することができる。
リンク機構120は軸121を中心として回動し、リンク機構120の押圧点122が回動して防塵シャッター106の押圧部108を押すことで、防塵シャッター106が開閉動作を行う。一方で、リンク機構120は、画像形成装置に装着される回収トナー容器130と連動しており、回収トナー容器130が画像形成装置に装着されることでリンク機構120が回動し、防塵シャッター106の開閉を可能にしている。回収トナー容器130には、図3(b)に示すように、突起部130dが設けられており、リンク機構120がスムーズに回動するよう、突起部130dにはカム面130aと当接面130bが設けられている。
(防塵シャッター移動機構)
防塵シャッター移動機構(防塵シャッター開閉機構でもある)の動作について説明する。本実施例の防塵シャッター106は、回収トナー容器130の挿抜動作に連動して、開閉動作が行われる。回収トナー容器130が画像形成装置に装着される前の状態では、防塵シャッター106は、上カバー104に設けられた出射口104a及び出射口104a上の防塵ガラス105を覆っている。このため、仮に光ビームLY、LM、LC、LBkを出射されたとしても、それらの光ビームは防塵シャッター106に遮られる。本実施例では、防塵シャッター106が光ビームを遮光する状態を、シャッター閉状態、又は防塵シャッター106が光ビームの光路上に位置する第2の位置に位置する状態とする。一方、回収トナー容器130が画像形成装置に装着された状態では、防塵シャッター106は、光ビームの光路上から退避した第1の位置に位置する。そのため、光ビームLY、LM、LC、LBkは、上カバー104の出射口104a及び出射口104a上の防塵ガラス105を通過することができる。即ち、防塵シャッター106が第1の位置に位置しているときに防塵ガラス105を通過した光ビームが上面開口部106bの間を通過する。本実施例では、防塵シャッター106が光ビームを遮光しない状態を、シャッター開状態とする。
シャッター閉状態(第2の位置に位置する状態)では、第1の腕部124(第1の移動部)の先端部127と回収トナー容器130の突起部130dのカム面130aとが接している。また、第2の腕部125(第2の移動部)の先端部である押圧点122と防塵シャッター106の押圧部108とが接している。
ユーザが回収トナー容器130を回収トナー容器挿入方向(図3(b)中、白抜き矢印方向)(−Y方向)に移動させると、突起部130dのカム面130a上を第1の腕部124の先端部127が、図3(a)中、矢印C方向に移動する。第1の腕部124の先端部127が矢印C方向に移動することによって第1の腕部124が軸121を回転中心として時計回り方向に旋回(移動)し、同時に第2の腕部125も時計回り方向に旋回(移動)する。第1の腕部124が旋回することによって旋回(移動)した第2の腕部125の押圧点122によって押圧された防塵シャッター106は、防塵シャッター開方向(図3(b)中、右方向)(+X方向)にスライドする。防塵シャッター106が防塵シャッター開方向(+X方向)にスライドすると、引張バネ107が伸張する。このため、引張バネ107の弾性力(引張バネ107が防塵シャッター106を−X方向に付勢させる付勢力)が増加することによって、防塵シャッター106には−X方向への力が作用する。そのため、防塵シャッター106の押圧部108と第2の腕部125の押圧点122とが接触した状態が維持される。
ユーザが更に回収トナー容器130を回収トナー容器挿入方向に移動させると、回収トナー容器130の移動によって、第1の腕部124及び第2の腕部125が時計回り方向に旋回する。そして、第2の腕部125によって押圧された防塵シャッター106は、更に防塵シャッター開方向にスライドする。第1の腕部124の先端部127が突起部130dの当接面130bに当接する。当接面130bは、Y軸と平行な平面である。そのため、第1の腕部124の先端部127が当接面130b上を移動しても、第1の腕部124及び第2の腕部125は、時計回り/反時計回りのいずれの方向にも旋回しない。
第1の腕部124と突起部130dの当接面130bとの接触点が図3に示す位置のとき、回収トナー容器130は画像形成装置への装着が完了した状態となる。当接面130bをY軸と平行な平面とすることによって、第1の腕部124の先端部127と当接面130bとが接触した状態において、第1の腕部124の先端部127から突起部130dに対して+Y方向への力が作用しない。このように当接面130bを設けることによって、振動等により回収トナー容器130が画像形成装置に装着された状態から離脱することを抑制することができる。
(清掃部材)
図4に清掃部材140の斜視図を示す。清掃部材140は、把手部140aと、保持部140bとを有する。保持部140bは、防塵ガラス105に対向する面とは反対側の面に突起部140c、防塵ガラス105に対向する面側であって保持部140bの先端に清掃部140dを有する。突起部140cは、保持部140bの補強のためのリブであり、且つ、上面開口部106bに嵌合して清掃部材140が防塵シャッター開閉方向(±X方向)にずれないようにするための、ガイドとして機能する。突起部140cは、図5の断面図に示すように、清掃部140dにおいてYZ平面における傾きが正となるように傾斜している。
清掃部140dは、防塵ガラス105に対向する側の面に、図5に示すようなブラシ部140eを有している。ブラシ部140eが防塵ガラス105と接し、清掃部材140を清掃部材挿抜方向に移動させることにより、防塵ガラス105上の塵埃等を除去することができる。なお、清掃部140dの防塵ガラス105に対向する面には、ブラシ部140eではなく、例えばフェルト状部材が張り付けられた構成としてもよい。清掃部140dのZ軸方向から見た形状(XY平面に投影した形状)は、保持部140bの端部に向かって先細りとなるテーパー形状となっており、側面開口部106cに清掃部材140を挿入する際に、清掃部材140を挿入しやすい形状となっている。なお、清掃部140dの形状は、本実施例の形状に限定されるものではなく、清掃部材140を側面開口部106cに挿入しやすい形状であればどのような形状でもよい。
保持部140bは、先端の清掃部140dのみが防塵ガラス105と接する構成であり、保持部140bのその他の部分では、防塵ガラス105との間に隙間が構成される。保持部140bの長さは、後述する挿入口130cから上面開口部106bのレーザユニット101側の端部までの距離L以上の長さであればよい。また、保持部140bのXZ平面に平行な断面の形状は、挿入口130c及び側面開口部106cに挿入可能な形状であればよい。
<防塵ガラスの清掃方法>
図4を用いて、本実施例の防塵ガラス105の清掃方法を説明する。本実施例では、画像形成装置に回収トナー容器130が装着された状態で、即ち防塵シャッター106が開状態で、防塵ガラス105の清掃を行う。画像形成装置には上述した清掃部材140が備えられており、回収トナー容器130には清掃部材140を挿入するための挿入口130cが設けられている。画像形成装置に回収トナー容器130が装着されているので、リンク機構120の回動により防塵シャッター106は図2(b)中右方向(+X方向)に動き、従って開口部106aが出射口104a上(防塵ガラス105上)に位置している。この状態で、挿入口130cと開口部106a(特に、側面開口部106c)は、一直線上に並んでいる。清掃部材140を挿入口130cに挿入し、画像形成装置の前面側から背面側(−Y方向)へ直進させると、開口部106aの端部側、即ち開口部106aの側面開口部106c(図2(b)参照)に係合する(図4(a))。側面開口部106cは、清掃部材140のガイドも兼ねており、清掃部材140は側面開口部106cから開口部106a内部に入り込み、防塵ガラス105上を清掃する。清掃部材140を更に直進させると、上面開口部106bの端部に突き当たる(図4(b))。ここで、上面開口部106bは、防塵ガラス105よりも清掃部材140の挿入方向に対して大きく設けられており、従って清掃部材140が上面開口部106bの端部に突き当たると防塵ガラス105上の全ての範囲が清掃される。その後、清掃部材140を画像形成装置から抜き取ることで防塵ガラス105の清掃が完了する。
ここで、本実施例では、側面開口部106cの下面は、画像形成装置の高さ方向に防塵ガラス105の上面よりも低い位置か、同じ高さに設けられている。このため、清掃部材140を開口部106aから引き抜くときに清掃部材140が防塵シャッター106に引っかかることがなくなる。清掃部材140には補強のためのリブである突起部140cが設けられているが、上面開口部106bと側面開口部106cが一体の開口となっているため、開口部106aとリブが接触することなく防塵ガラス105上を清掃できる。これにより、防塵ガラス105の清掃に必要なスペースは清掃部材140の高さ(図5中、A)(従来例の図6(c)等のbに相当)のみとなる。このため、本実施例の光走査装置100は、従来例の図6(c)等で示した段差aの分、従来の画像形成装置よりも省スペースでの清掃が可能になっている。また、清掃部材140の挿抜方向に清掃部材140の挿抜動作を遮るものが無くなる。このため、清掃工程において清掃部材140に付着した汚れが、遮蔽物に引っかかり、再び防塵ガラス105上に堆積する(図6(d)のD)ことがなくなる。これにより、より確実に防塵ガラス105上を清掃できるようになる。
以上、本実施例によれば、装置の小型化を実現しつつ、光走査装置の透明部材の汚れを残すことなく除去することができる。
105 防塵ガラス
106 防塵シャッター
106b 上面開口部
106c 側面開口部
140 清掃部材

Claims (16)

  1. 光ビームを出射する光源と、
    前記光ビームが感光体を走査するように前記光ビームを偏向する偏向手段と、
    前記偏向手段が設置される底部と、前記底部から立設する側壁と、を有する光学箱と、
    前記側壁で囲まれた開口であって、前記偏向手段を前記底部に設置する際に前記偏向手段を通過させる開口を閉塞するカバー部材と、
    前記偏向手段によって偏向された光ビームが前記カバー部材から出射する際に通過する出射口を覆う透明部材と、
    前記透明部材を通過した前記光ビームの光路上から退避した第1の位置と前記透明部材を覆う第2の位置との間を移動するシャッター部材と、
    を備え、
    前記シャッター部材は、前記シャッター部材の側面に形成され、前記透明部材を清掃する清掃部材が挿入される挿入部と、前記挿入部から挿入された前記清掃部材の移動方向を前記透明部材の長手方向に沿う方向にガイドするガイド部と、を有する開口部を有し、前記シャッター部材が前記第1の位置に位置しているときに前記透明部材を通過した前記光ビームが前記ガイド部の間を通過することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記挿入部の高さ方向における下面は、前記透明部材の高さ方向における上面よりも低い位置、又は同じ高さとなるように設けられることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記ガイド部の長手方向の長さは、前記透明部材の前記長手方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
  4. 前記カバー部材は、ガイド部を有し、
    前記シャッター部材は、前記第1の位置と前記第2の位置との間を移動する方向に前記ガイド部が移動するためのレール部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光走査装置。
  5. 前記カバー部材と前記シャッター部材を接続する弾性体を備え、
    前記弾性体は、前記シャッター部材を前記第2の位置に移動する方向に付勢していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光走査装置。
  6. 光ビームを出射する光源と、
    前記光ビームが感光体を走査するように前記光ビームを偏向する偏向手段と、
    前記偏向手段が設置される底部と、前記底部から立設する側壁と、を有する光学箱と、
    前記側壁で囲まれた開口であって、前記偏向手段を前記底部に設置する際に前記偏向手段を通過させる開口を閉塞するカバー部材と、
    前記偏向手段によって偏向された光ビームが前記カバー部材から出射する際に通過する出射口を覆う透明部材と、
    前記透明部材を通過した前記光ビームの光路上から退避した第1の位置と前記透明部材を覆う第2の位置との間を移動するシャッター部材と、
    を備え、
    前記シャッター部材は、前記第1の位置に位置しているときに前記透明部材を通過した前記光ビームが通過する開口部を有し、
    前記開口部は、前記開口部の長手方向における前記シャッター部材の一方の端部を貫通して形成され、前記透明部材を清掃する際には前記透明部材を清掃するための清掃部材が前記一方の端部側から前記開口部に挿入されることを特徴とする光走査装置。
  7. 前記一方の端部は、前記光源が取り付けられた側とは反対側の前記シャッター部材の端部であることを特徴とする請求項6に記載の光走査装置。
  8. 前記開口部の長手方向の長さは、前記透明部材の前記長手方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項6又は7に記載の光走査装置。
  9. 前記カバー部材は、ガイド部を有し、
    前記シャッター部材は、前記第1の位置と前記第2の位置との間を移動する方向に前記ガイド部が移動するためのレール部を有することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の光走査装置。
  10. 前記カバー部材と前記シャッター部材を接続する弾性体を備え、
    前記弾性体は、前記シャッター部材を前記第2の位置に移動する方向に付勢していることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の光走査装置。
  11. 感光体と、
    前記感光体上に静電潜像を形成する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光走査装置と、
    前記光走査装置により形成された静電潜像を現像しトナー像を形成する現像手段と、
    前記現像手段により形成されたトナー像を転写する転写手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記転写手段により転写されたあとに前記感光体上に残留したトナーをクリーニングするクリーニング手段と、
    前記クリーニング手段によりクリーニングされたトナーを回収する着脱可能な回収容器と、
    を備え、
    前記回収容器は、前記清掃部材を前記挿入部に導くための挿入口を有することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 感光体と、
    前記感光体上に静電潜像を形成する請求項6乃至10のいずれか1項に記載の光走査装置と、
    前記光走査装置により形成された静電潜像を現像しトナー像を形成する現像手段と、
    前記現像手段により形成されたトナー像を転写する転写手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  14. 前記転写手段により転写されたあとに前記感光体上に残留したトナーをクリーニングするクリーニング手段と、
    前記クリーニング手段によりクリーニングされたトナーを回収する着脱可能な回収容器と、
    を備え、
    前記回収容器は、前記清掃部材を前記開口部に導くための挿入口を有することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記シャッター部材は、前記回収容器の着脱動作に連動して前記第1の位置と前記第2の位置の間の移動を行うことを特徴とする請求項12又は14に記載の画像形成装置。
  16. 前記シャッター部材は、前記回収容器が装着された状態で前記第1の位置に位置し、前記回収容器が取り外された状態で前記第2の位置に位置することを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
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