JP2006250830A - 方位測定方法、方位測定方式及び水中音響計測ブイ - Google Patents

方位測定方法、方位測定方式及び水中音響計測ブイ Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な処理により雑音に影響されない安定した方位精度を実現可能な方位測定方法、方位測定方式及び水中音響計測ブイを提供する。
【解決手段】受波部1は目標の信号波長の略0.5倍の間隔で配置され、互いに直交するビームを形成する受波器を有し、整相処理部2は前記受波器1の出力に基づき方向の異なる複数のビームを形成する。ビーム割り当て部3は、前記複数のビームにより互いに異なる複数の直交するビームの組みを割り当て、ビーム選定部4は前記直交するビームの組みにより受信した目標信号の信号レベルの和が最大(又は前記信号レベルの差が最小)となる直交するビームを選定する。方位検出部5は前記選定した直交するビーム及びその受信信号に基づき方位を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パッシブビームにより音源方位を探知する目標信号到来方位の測定に係り、特に指向性ソノブイにより受信された目標信号到来方位を測定する方位測定方法、方位測定方式及び水中音響計測ブイに関する。
従来、方位検出方式として、各方位毎に整相を行うことにより鋭いビームを形成し、各ビームで得られた目標の信号レベルを比較し、最大のビームの整相方位を目標の方位とする方位検出方式が知られているが、方位精度を高めるためには多くのビームの形成が必要であるとともに、ビームをより絞る必要性から受波器の数が多くなり、機器が大型化するという問題があった。
また、水中音響計測ブイによる方位検出方式として、全方位に一様な指向性の受波特性に基づく受信信号のOMNI信号と、南北(NS)方向に8の字形となる指向性の受波特性に基づく受信信号のCOS信号と、東西(EW)方向に8の字型となる指向性の受波特性に基づく受信信号のSIN信号と、により目標信号の到来方位を検出する技術が知られている。
図7はこの種の水中音響計測ブイの方位検出方式を示す図であり、(a)は本方位検出方式のブロック図、(b)は本方式の動作を示す図である。本方式は象限判定部21と方位決定部22から構成される。
図7(a)において、象限判定部21は、OMNI信号11と、南北方向のCOS信号12と、東西方向のSIN信号13とを入力し、OMNI信号11とCOS信号12の位相を比較して両者の位相関係が同相か逆相かを検出し、OMNI信号11とSIN信号13の位相を比較して両者の位相関係が同相か逆相かを検出する。そして、両方の検出出力に基づいて南北方向及び東西方向の何れの象限(8の字形指向性の最大感度軸を直交軸とする象限)に目標が存在するかを判定する。
また、方位決定部22は象限判定部21からの目標の到来方位の象限の判定結果と、目標からの到来信号のCOS信号12及びSIN信号13を入力し、COS信号12の信号レベル(COS信号レベル)OAと、SIN信号13の信号レベル(SIN信号レベル)OCとにより、図7(b)に示すようにOCとABが等しいことに基づき、幾何学式θ=Tan−1(SIN信号レベル/COS信号レベル)により目標の到来方位を求める。なお、基準方向の磁方位をコンパスなどにて計測することにより、目標の到来方位を磁方位として検出する。
しかし、この方位検出方式は、実海面では周囲雑音のために受波部からの信号に雑音が重畳されるため、安定した方位精度が得られないという問題がある。
図8は図7に示す方位検出方式の方位精度の雑音の影響を示す図である。この方位検出方式では、図8(a)に示すように、最大感度軸の45°方向には予期する精度を期待できる。しかし、図8(b)に示すように、到来方位が基準方向に対して0°、90°、180°、270°付近においては、COS信号レベルもしくはSIN信号レベルが理論上零になるはずであるが、実際は零にならず周囲の雑音レベルなどとして計測されるので、安定した方位精度が得られない。このため方位精度を向上させるように構成した方位検出方式も知られている(特許文献1、2参照)。
図9は、特許文献1記載の方位検出方式を示す図である。象限判定部21及び方位決定部22の前段にバイスペクトル推定部23を設けて、雑音レベルによる測定誤差を低減するように構成したものである。
本方位検出方式では、目標の信号とその高調波など複数の周波数成分間に相関性を有することが多いことを利用するものであり、バイスペクトル推定部32において雑音を目標信号に対し低減し、雑音相互間の相関の影響を抑圧して方位誤差を低減するように構成している。
しかしながら、図9に示す方位検出方式においても、受波部から得られる目標の信号の信号帯域が狭く高調波などの複数の周波数成分が無い場合や、目標信号が短いパルス幅を有する等により雑音平均をとるための十分な時間などが得られない場合が多く、このような場合に雑音による方位誤差が大きくなる。
図10は特許文献2記載の方位測定方式を示す図である。この方位測定方式は、象限測定部31及び方位測定部32に加えて、方位測定部32の出力の目標信号の到来方位を概略測定方位Cとして入力する指向性合成部33及び詳細方位測定部34を備え、前記指向性合成部33は概略測定方位により所定の合成信号を出力し、前記詳細方位測定部34は前記方位測定部32の出力Cと前記指向性合成部33の出力の合成信号とにより、目標信号の到来方位を詳細に算出することにより方位測定誤差を改善するように構成しており、これにより分散の少ない方位である45°の近傍では従来と同様とし、分散が大きい0°、90°、180°及び270°の近傍では、NSとEWの各ハイドロホンを分散の少ない方位45°の位置で受信したのと等価な信号に変換して測定方位誤差を少なくする。
特開平6−201811号公報 特開平5−203715号公報
以上のように、従来の水中音響計測ブイによる方位検出方式(図7)は、原理的に8の字形指向性の最大感度軸の方向では雑音により安定した方位精度が得られないという難点がある。このため雑音を低減する方式もある(図9)が、この方式でも受波信号の信号帯域が狭い場合等では、やはり方位誤差は大きくなる。そこで、方位測定部32において概略測定方位(概略方位)を測定し、指向性合成部33で前記概略方位を入力し8の字形指向性の最大感度軸を所定角度回動させて受信したのと等価な合成信号を形成出力し、詳細方位測定部34で両出力により目標信号の到来方位を算出することにより方位測定誤差を改善しようとする方式もある(図10)。
しかしながら、図10に示す方位検出方式では、概略方位の測定を行い、該概略方位に基づく8の字指向性の最大感度軸を回動させる指向性合成を行い、更に、該合成指向性により得た受信信号と前記概略方位Cとにより詳細方位を測定するという複雑、困難な処理手順を必要とするものであり、より合理的、簡易な処理により安定した高い方位精度を実現できる方式の実現が望まれる。
(目的)
本発明の目的は、高い方位性能を実現可能な方位測定方法、方位測定方式及び水中音響計測ブイを提供することにある。
本発明の他の目的は、簡易な処理により雑音に影響されない安定した方位精度を実現可能な方位測定方法、方位測定方式及び水中音響計測ブイを提供することにある。
本発明の他の目的は、常に直交したビームの45°付近で目標信号を受信できるように自動的にビームの選定が可能な方位測定方法、方位測定方式及び水中音響計測ブイを提供することにある。
本発明の他の目的は、鋭いビームを使用せずに高い方位精度を実現可能な方位測定方法、方位測定方式及び水中音響計測ブイを提供することにある。
本発明の目的は、限られた受波器により形成した8の字形指向性の直交したビームにより、目標信号の到来方位を精度よく検出でき、装置の小型化が可能な方位測定方法、方位測定方式及び水中音響計測ブイを提供することにある。
本発明の方位測定方法は、受波器により互いに直交するビームを形成するステップと、前記受波器の出力に基づき方向の異なる複数の直交するビームを形成するステップと、前記複数の互いに直交するビームで受信した特定の受信信号の信号レベルの和が最大、又は前記信号レベルの差が最小となる直交するビームを選定するステップと、前記選定した直交するビームに基づき前記受信信号の到来方位を検出するステップと、を含むことを特徴とする。
また、前記複数の直交するビームを形成するステップは、前記受波器の出力に基づき方向の異なる複数のビームを形成するステップと、前記複数のビームにより互いに異なる複数の直交するビームの組みを割り当てるステップとを含み、最大感度軸が等角度間隔の複数のビームとして形成し、8つ以上の直交ビームを形成することを特徴とする。
また、受波器により互いに直交するビームを形成するステップは、目標の信号波長の略0.5倍を直径とし、任意に設定した基準方向を0°とし、0°、90°、180°、270°に配列した受波器4個からなる受波部の出力に対し前記ビームを形成し、方位方向と垂直な方向にアレイ配列された複数の受波器に対してビームを形成することを特徴とし、受信信号の到来方位を検出するステップは、受信信号の到来方位を、θ=θビームα+arcTan(信号レベルビームα/信号レベルビームα+90°
但し、θ:受信信号の到来方位、θビームα:一方のビームの整相方位、信号レベルビームα:整相方位のビームによる受信信号の信号レベル、信号レベルビームα+90°:整相方位のビームと直交するビームによる受信信号の信号レベル、により算出する。
本発明の方位測定方式は、目標の信号波長の略0.5倍の間隔で配置され、互いに直交するビームを形成する受波器を有する受波部と、前記受波部の出力に基づき方向の異なる複数のビームを形成する整相処理部と、前記複数のビームにより互いに異なる複数の直交するビームの組みを割り当てるビーム割り当て部と、前記直交するビームの組みにより受信した特定の受信信号の信号レベルの和が最大、又は前記信号レベルの差が最小となる直交するビームを選定するビーム選定部と、前記選定した直交するビーム及び前記受信信号に基づき方位を検出する方位検出部と、を備えることを特徴とする。
本発明の水中音響計測ブイは、目標の信号波長の略0.5倍の間隔で配置され、互いに直交するビームを形成する受波器を有する受波部と、前記受波部の出力に基づき方向の異なる複数のビームを形成する整相処理部と、前記複数のビームにより互いに異なる複数の直交するビームの組みを割り当てるビーム割り当て部と、前記直交するビームの組みにより受信した特定の受信信号の信号レベルの和が最大、又は前記信号レベルの差が最小となる直交するビームを選定するビーム選定部と、前記選定した直交するビーム及び前記受信信号に基づき方位を検出する方位検出部と、を備えることを特徴とする。
特に、本発明の水中音響計測ブイは、水中の目標物を探知し、距離、方位を計測する水中音響計測機器の中で携帯性を重視する小型・軽量かつ高探知性能が求められる水中音響計測ブイに関し、目標からの到来信号の方位を各方位毎に整相した複数のビームを使用し、目標の到来方位により最適な直交するビームを選定することで安定した方位検出を可能とする水中音響計測ブイである。
具体的には、受波部1からの信号を整相処理部2により一定の角度ステップ毎に整相を行い、ビーム割り当て部3により直交するビームを組として割り当て、ビーム選定部4により最適な組を選定し、方位検出部5において選定した組により目標の到来方位を検出する。特にビーム選定部4は、ビームの割り当てた組毎に比較し、目標信号の到来方位が45°方向になる組みのビームを選定し、方位検出部5は該ビームの信号により方位を検出する。(図1、4)
本発明によれば、複数の直交するビームのうち、目標信号の方向が直交したビームの45°付近にあるビームを選定する手段として、目標信号の信号レベルの和が最大又はその差が最小となる直交するビームを選定するものであるから、常に雑音の影響が受けにくい最適な方向のビームを信号レベルの比較という簡易な処理により選択することが可能であり、方位検出の処理を容易に行うことができる。
目標信号の信号レベルの和が最大又はその差が最小となる方位範囲は、何れも目標信号の方向が直交した45°付近の範囲であり、直交するビームの数を増やすことにより、その角度範囲を狭くすることが可能である。例えば、直交するビームの数が2つの場合は45°の範囲、3つの場合は30°の範囲というように、隣接する直交するビーム間の角度範囲が90°より狭い範囲に限定されるから、直交するビームの数に応じて、雑音の影響が少ないより高い測定精度の方位検出が可能であり、誤差の少ない安定した方位測定が可能である。
従って、雑音に対する信号レベルが低い場合においても、直交したビームの45°付近になるビームを簡単に選定できるから、直交するビームのどちらのビームから受信されるものも雑音より目標信号が優勢となり誤差の少ない安定した方位検出が可能である。
また、各方位毎の整相による鋭い指向性のビームを用いた目標方位の計測方式では、多数のビームを必要とし相互の信号レベル差を与えるためビームを絞る必要性から受波器の数が多く必要となり装置が大型化するが、本発明によれば、ビームを絞ることなく、計測精度の高いビーム角度での方位測定が可能であるから、装置の小型化が可能である。つまり、より測定精度を高めるために直交するビームの数を多くした場合においてもビーム自体を絞る必要が無いから受波器の数を多くする必要がなく装置の小型化が可能である。
更に、雑音に対する信号レベルが低い場合においても、直交したビームの45°付近で目標信号を受信するビームが選定されることにより、どちらのビームも雑音より信号レベルを高めることが可能であり雑音の影響の少ない安定した方位測定が可能である。
本発明を水中音響計測ブイに適用した実施の形態により以下説明する。
(実施の形態)
図1は本実施の形態の方法又は方式の構成を示すブロック図であり、図2は直交するビームの指向性の特性を示す図である。
本発明の実施の形態は、目標からの信号に対する波長の0.5倍を直径とし、任意に設定した基準方向を0°とし、0°、90°、180°、270°に配列した受波器4個からなり、最大感度軸が直交する8の字の指向性(直交するビーム)を有する受波部1と、
受波部1の直交するビームにより得られる信号に基づき、0〜359°において、30°間隔の12組の8の字形の指向性(ビーム)に整相する整相処理部2と、
整相された30°毎のビームにより得られた信号を直交するビーム毎に信号の組(ビームの組み)とする、例えば図2に示す様に、0°整相のビーム101、30°整相のビーム102、60°整相のビーム103、90°整相のビーム104、・・・330°整相のビーム112により得られた信号を、直交する0°と90°の信号、30°と120°の信号、・・・330°と60°の信号の組(ビームの組み)とするビーム割り当て部3と、
そのビーム割り当て部3にて組とした信号の内、目標の信号レベルの和が最大となるビームを選定するビーム選定部4と、
その選定したビームから次式(1)にて目標到来方位を検出する方位検出部5と、により構成される。
θ=θビームα+arcTan(信号レベルビームα/信号レベルビームα+90°)…(1)
ここで、
θ:目標信号の到来方位
θビームα:目標の信号レベルの和が大となるビームの組みの一方のビームの整相方位(例えば、直交するビームの最大感度軸が0°と90°の場合の方位0°)
信号レベルビームα:前記ビームによる受信信号の信号レベル
信号レベルビームα+90°:前記ビームの組みの他方のビーム(一方のビームに直交するビーム)による受信信号の信号レベル
である。
(動作の説明)
図3は本発明の実施の形態の動作を示す図である。本実施の形態の動作について図1、2、3を参照して説明する。
受波部1は目標からの信号に対しその波長の0.5倍を直径とし、任意に設定した基準方向を0°とし、0°、90°、180°、270°に配列した受波器4個からなり、前記受波器により形成される直交するビームにより得られる信号を出力する。整相処理部2は受波器1の出力により0〜359°において30°間隔の整相処理を行い、図2に示す様に30°毎のビーム101、・・・ビーム112を形成する。
次に、ビーム割り当て部3は、直交するビーム同士を組みとして割り当てる。例えば、図2に示すように、0°整相のビーム101と90°整相のビーム104を組みとし、30°整相のビーム102と120°整相のビーム105を組みとし、60°整相のビーム103と150°整相のビーム106を組みとし、90°整相のビーム104と180°整相のビーム107を組みとし、120°整相のビーム105と210°整相のビーム108を組みとし、150°整相のビーム106と240°整相のビーム109を組みとし、180°整相のビーム107と270°整相のビーム110を組みとし、210°整相のビーム108と300°整相のビーム111を組みとし、240°整相のビーム109と330°整相のビーム112を組みとし、270°整相のビーム110と0°整相のビーム101を組みとし、300°整相のビーム111と30°整相のビーム102を組みとし、330°整相のビーム112と60°整相のビーム103を組みとするビーム割り当てを行い、12組のビームの組み(信号の組み)の割り当てを行う。
ビーム選定部4はビーム割り当て部3において組みとしたビームの2つの信号レベルの和を算出し、更に各組の信号レベルの和を比較し、目標の信号レベルの和が最大となるビームの組みを選定する。
組みとした2つのビーム(直交するビーム)から得られる信号の和の信号レベルは図3に示すとおりとなる。つまり、ある組みの2つのビーム(直交するビーム、例えば、A、B)により得られる信号レベルの和は、その直交するビームの最大感度軸に対し45°方向で最大値となり、45°方向の両側で次第に低下する信号レベルの変化特性を示し、他の組みの2つのビームによる信号レベルの和と比較すると45°方向を中心とする約30°の角度範囲で隣接する他の組みの2つのビームによる信号レベルの和より大きいことが分かる。この変化特性は隣接した直交するビームによる信号レベルの和においても同様であるから、約30°の角度範囲の最大値の変化特性として全方向に渡り周期性をもつて現れる。
従って、ビーム選定部4は各組の信号レベルの和の比較結果、目標信号の信号レベルの和が最大となる2つのビームを選定すると、当該選定されたビームの組み(直交するビーム)は最大感度軸に対し45°方向を中心とする約±15°の範囲で目標信号を受信するビームである。
方位検出部5はビーム選定部4で選定した前記ビームの組み(信号の組み)に基づき、次式(1)により目標到来方向θを検出する。
θ=θビームα+arcTan(信号レベルビームα/信号レベルビームα+90°)…(1)
ここで、θビームαはビーム選定部4でのビームの組みの選定時に一義的に決まる一方のビームの前記整相方向である。
なお、図3に示すように目標信号の探知方向が全周方向の場合には、全方位に一様な指向性の受波特性によるOMNI信号と、東西(EW)方向及び南北(SN)方向にそれぞれ8の字型となる指向性の特性によるSIN信号及びCOS信号と、に基づき、前記OMNI信号と前記SIN信号及びCOS信号との位相関係により目標到来方向を判定する従来より周知の象限判定を加味することにより目標信号の到来方位の不確定性を排除することが可能である。
(他の実施の形態2)
前述の実施の形態では、目標信号の信号レベルの和が最大となる直交ビームを選定する例を説明したが、ビーム割り当て部3にて組とした信号のうち、目標信号の信号レベルの差が最小となる直交ビームを選定するように構成しても最適な直交ビームを選定することが可能である。
図4は本発明の他の実施の形態2の構成を示す図である。本実施の形態は、受波部1、整相処理部2及びビーム割り当て部3については、図1に示す実施の形態と同様であり、ビーム選定部として信号レベルの和に変えて信号レベルの差を生成し、当該差が最小となるビームを選定するビーム選定部6を備え、更に選定された直交するビームにより目標信号を検出する方位検出部5を備える。
図5は本実施の形態の動作を示す図である。組みとした2つのビーム(直交するビーム)から得られる信号レベルの差は、図5に一部のみ例示するように、その直交するビームの最大感度軸に対し45°方向で最小値を示し、45°方向の両側で次第に増加する信号レベルの差の変化特性を示し、他の組みの2つのビームによる信号レベルの差と比較すると45°方向を中心とする約30°の角度範囲で隣接する他の組みの2つのビームによる信号の差より小さいことが分かる。この変化特性は隣接した直交するビームによる信号レベルの差でも同様であり、約30°の角度範囲の最小値の変化特性として全方位方向に渡り周期性を有する。
従って、ビーム選定部6は各組の信号レベルの差の比較結果、目標信号の信号レベルの差が最小となる2つのビームを選定すると、当該選定されたビームの組み(直交するビーム)は最大感度軸に対し45°方向を中心とする約30°の範囲で目標信号を受信するビームである。
方位検出部5はビーム選定部4で選定したビームの組み(信号の組み)に基づき、次式(1)により目標到来方向θを検出する。
θ=θビームα+arcTan(信号レベルビームα/信号レベルビームα+90°)…(1)
(他の実施の形態3)
以上の実施の形態では、受波部1として直角方向に2個ずつ4個の受波器を配置し、2つの8の字の指向性を形成する例により説明したが、この受波器の数は4n個(n=1、2、…)等とし、例えば、等角度間隔の2n個の8の字指向性を形成するように構成することが可能である。
また、受波部1の4n個の各受波器はそれぞれ単一のものに限られるものではなく、垂直方向に複数個を配置し、アレイ化構成とすることが可能である。
図6は受波器の垂直方向の複数段アレイ化構成を示す図である。同図に示す様に波長の0.5倍の直径の位置関係の各受波器を垂直方向に複数配置しアレイ化し、垂直方向の受波器の受信信号の整相処理を行うことにより、探知方向を含む垂直面内での指向性を持たせ、また、目標信号の到来方向に応じて指向性を上下方向に変化させ、測定精度を高めることが可能である。
また、以上の実施の形態の整相処理部2において形成するビーム数は、12ビームに限られるものではなく、45°毎にビームを形成する8ビーム以上あればよいが、ビーム数は多いほど、直交するビームの45°のより近くで目標からの信号を受信することが可能となり、より高い測定精度の実現が可能である。
また、直交するビームとして8の字の指向性を例に説明したが、直交する2方向にのみ円形指向性をそれぞれ形成する受波特性を有する受波器及び/又はそのための信号処理回路を備える受波装置を用いて本発明を実施することも可能である。
更に、本発明は全探知方位に限定されるものではなく、360°以下の方位方向の方位検出に適用可能である。また、全方位の検出においては、予定する目標方向等が不明である等により直交するビームの何れの方向からの目標信号かが確定不能の場合には、前述のように全方位に一様な指向性の受波特性に基づく受信信号と各実施の形態の受波器の受信信号との比較により何れの象限からの到来方向かを確定する手法を採用することが可能である。また、必要により地磁気センサを併用し、測定情報を東西南北の磁気方位の情報への変換が可能であることはいうまでもない。
発明の利用が考えられる分野
本発明は、計測工業分野、特に水中音響計測ブイ、パッシブソーナを利用する分野に適用可能である。
本発明の実施の形態の構成を示すブロック図であり、 本実施の形態のビームの割り当て動作を示す図である。 本実施の形態のビームの組みの選定動作を示す図である。 本発明の他の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本実施の形態の動作を示す図である。 本発明の他の実施の形態の受波器の構成を示す図である。 従来の水中音響計測ブイの方位検出方式を示す図であり、(a)は本方位検出方式のブロック図、(b)は本方式の動作を示す図である。 従来方式の方位精度の雑音の影響を示す図である。 特許文献1記載の方位検出方式を示す図である。 特許文献2記載の方位測定方式を示す図である。
符号の説明
1 受波部
2 整相処理部
3 ビーム割り当て部
4 ビーム選定部(信号レベルの和の最大)
5 方位検出部
6 ビーム選定部(信号レベルの差の最小)
31 象限測定部
32 方位測定部
33 指向性合成部
34 詳細方位測定部

Claims (24)

  1. 受波器により互いに直交するビームを形成するステップと、前記受波器の出力に基づき方向の異なる複数の直交するビームを形成するステップと、前記複数の互いに直交するビームで受信した特定の受信信号の信号レベルの和が最大となる直交するビームを選定するステップと、前記選定した直交するビームに基づき前記受信信号の到来方位を検出するステップと、を含むことを特徴とする方位測定方法。
  2. 互いに直交するビームを形成するステップと、前記受波器の出力に基づき方向の異なる複数の直交するビームを形成するステップと、前記複数の互いに直交するビームで受信した特定の受信信号の信号レベルの差が最小となる直交するビームを選定するステップと、前記選定した直交するビームに基づき前記受信信号の到来方位を検出するステップと、を含むことを特徴とする方位測定方法。
  3. 前記複数の直交するビームを形成するステップは、前記受波器の出力に基づき方向の異なる複数のビームを形成するステップと、前記複数のビームにより互いに異なる複数の直交するビームの組みを割り当てるステップとを含むことを特徴とする請求項1又は2記載の方位測定方法。
  4. 前記複数の直交するビームを形成するステップは、最大感度軸が等角度間隔の複数のビームとして形成することを特徴とする請求項1又は2記載の方位測定方法。
  5. 前記複数の直交するビームを形成するステップは、8つ以上の直交ビームを形成することを特徴とする請求項3又は4記載の方位測定方法。
  6. 受波器により互いに直交するビームを形成するステップは、目標の信号波長の略0.5倍を直径とし、任意に設定した基準方向を0°とし、0°、90°、180°、270°に配列した受波器4個からなる受波部の出力に対し前記ビームを形成することを特徴とする請求項1ないし5の何れかの請求項記載の方位測定方法。
  7. 受波器により互いに直交するビームを形成するステップは、方位方向と垂直な方向にアレイ配列された複数の受波器に対してビームを形成することを特徴とする請求項1ないし6の何れかの請求項記載の方位測定方法。
  8. 受信信号の到来方位を検出するステップは、受信信号の到来方位を、
    θ=θビームα+arcTan(信号レベルビームα/信号レベルビームα+90°
    但し、
    θ:受信信号の到来方位
    θビームα:一方のビームの整相方位
    信号レベルビームα:整相方位のビームによる受信信号の信号レベル
    信号レベルビームα+90°:整相方位のビームと直交するビームによる受信信号の信号レベル
    により算出することを特徴とする請求項1ないし7の何れかの請求項記載の方位測定方法。
  9. 互いに直交するビームを形成するための受波器を有する受波部と、前記受波部の出力に基づき方位の異なる複数の直交するビームを形成する直交ビーム処理部と、前記複数の互いに直交するビームで受信した特定の受信信号の信号レベルの和が最大である直交するビームを選定するビーム選定部と、前記選定した直交するビームに基づき前記受信信号の到来方位を検出する方位検出部と、を備えることを特徴とする方位測定方式。
  10. 互いに直交するビームを形成する受波器を有する受波部と、前記受波部の出力に基づき方向の異なる複数の直交するビームを形成する直交ビーム処理部と、前記複数の互いに直交するビームで受信した特定の受信信号の信号レベルの差が最小となる直交するビームを選定するビーム選定部と、前記選定した直交するビームに基づき前記受信信号の到来方位を検出する方位検出部と、を備えることを特徴とする方位測定方式。
  11. 前記直交ビーム処理部は、前記受波部の出力に基づき方向の異なる複数のビームを形成する整相処理部と、前記複数のビームにより互いに異なる複数の直交するビームの組みを割り当てるビーム割り当て部とを備えることを特徴とする請求項9又は10記載の方位測定方式。
  12. 前記整相処理部は、最大感度軸が等角度間隔の複数のビームとして形成することを特徴とする請求項9又は10記載の方位測定方式。
  13. 前記整相処理部の出力するビームは、8つ以上の直交ビームであることを特徴とする請求項11又は12記載の方位測定方式。
  14. 前記受波部は、目標の信号波長の略0.5倍を直径とし、任意に設定した基準方向を0°とし、0°、90°、180°、270°に配列した受波器4個からなることを特徴とする請求項9ないし13の何れかの請求項記載の方位測定方式。
  15. 前記受波部は、方位方向と垂直な方向にアレイ配列された複数の受波器を備えることを特徴とする請求項9ないし14の何れかの請求項記載の方位測定方式。
  16. 前記方位検出部は、受信信号の到来方位を、
    θ=θビームα+arcTan(信号レベルビームα/信号レベルビームα+90°
    θ:受信信号の到来方位
    θビームα:一方のビームの整相方位
    信号レベルビームα:整相方位のビームによる受信信号の信号レベル
    信号レベルビームα+90°:整相方位のビームと直交するビームによる受信信号の信号レベル
    により算出することを特徴とする請求項9ないし15の何れかの請求項記載の方位測定方式。
  17. 互いに直交するビームを形成するための受波器を有する受波部と、前記受波部の出力に基づき方位の異なる複数の直交するビームを形成する直交ビーム処理部と、前記複数の互いに直交するビームで受信した特定の受信信号の信号レベルの和が最大である直交するビームを選定するビーム選定部と、前記選定した直交するビームに基づき前記受信信号の到来方位を検出する方位検出部と、を備えることを特徴とする水中音響計測ブイ。
  18. 互いに直交するビームを形成する受波器を有する受波部と、前記受波部の出力に基づき方向の異なる複数の直交するビームを形成する直交ビーム処理部と、前記複数の互いに直交するビームで受信した特定の受信信号の信号レベルの差が最小となる直交するビームを選定するビーム選定部と、前記選定した直交するビームに基づき前記受信信号の到来方位を検出する方位検出部と、を備えることを特徴とする水中音響計測ブイ。
  19. 前記直交ビーム処理部は、前記受波部の出力に基づき方向の異なる複数のビームを形成する整相処理部と、前記複数のビームにより互いに異なる複数の直交するビームの組みを割り当てるビーム割り当て部とを備えることを特徴とする請求項17又は18記載の水中音響計測ブイ。
  20. 前記整相処理部は、最大感度軸が等角度間隔の複数のビームとして形成することを特徴とする請求項17又は18記載の水中音響計測ブイ。
  21. 前記整相処理部の出力するビームは、8つ以上の直交ビームであることを特徴とする請求項19又は20記載の水中音響計測ブイ。
  22. 前記受波部は、目標の信号波長の略0.5倍を直径とし、任意に設定した基準方向を0°とし、0°、90°、180°、270°に配列した受波器4個からなることを特徴とする請求項17ないし21の何れかの請求項記載の水中音響計測ブイ。
  23. 前記受波部は、方位方向と垂直な方向にアレイ配列された複数の受波器を備えることを特徴とする請求項17ないし22の何れかの請求項記載の水中音響計測ブイ。
  24. 前記方位検出部は、受信信号の到来方位を、
    θ=θビームα+arcTan(信号レベルビームα/信号レベルビームα+90°
    θ:受信信号の到来方位
    θビームα:一方のビームの整相方位
    信号レベルビームα:整相方位のビームによる受信信号の信号レベル
    信号レベルビームα+90°:整相方位のビームと直交するビームによる受信信号の信号レベル
    により算出することを特徴とする請求項17ないし23の何れかの請求項記載の水中音響計測ブイ。
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