JP2006249512A - hcp構造をもつニッケル粉の製法 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁性をもつので用途の制限を受けているNi粉を、磁性をもたないNi粉に改変して用途の拡大を図る。
【解決手段】ポリオール中に溶存するNiイオンをヘキサクロロ白金(IV) 酸のような核誘起剤の存在下でポリオールで還元して液中に金属Niの微粒子を析出させることからなるhcp構造をもつニッケル粉の製法である。
【選択図】なし

Description

本発明は、hcp構造をもつニッケル粉の製法に関する。
ニッケル粉はその優れた耐食性および耐熱性により導電材料や触媒材料等に広く応用されているが、その結晶構造はfcc構造(面心立方構造)であった。
fcc構造のニッケルは磁性を有する。したがって、従来のニッケル粉は磁性をもつものが多く、磁性をもつことが利用される面もあるが、用途に制限を受ける場合もある。例えば積層セラミックコンデンサー用内部電極を構成するような場合には、最近の薄層化が進んだ状況下では磁性を有すると不都合が生じることがある。ニッケルの微粉を樹脂・溶剤に分散させたペーストとし、これを該内部電極構成用に使用する場合に、ニッケル微粉が磁性を有すると、ペースト内でニッケル微粉が磁気凝集を起こし、これが電極切れや電極層と誘電体層界面の平滑性悪化などの原因になることがある。
また、次世代の配線基板の回路形成方法として、顔料インクの代わりに、金属ナノ粒子を用いた導電性インクをインクジェットプリンターで基板に配線を描画する方法の開発が進められているが、このインクジェット法に用いる導電性インクの金属粒子は微粒でかつ単分散状態であることが極めて重要である。しかし、磁性を有すると磁気凝集を起こしてノズル詰まりやインクの吐出が不安定になりやすく, その結果, 微細で均一な配線が引けないなどの現象がおきるので、強磁性体であるfcc構造のニッケル粉はその使用に制限を受けることになる。
さらに、燃料電池などの触媒の用途では、シングルナノオーダーのNi粒子が電極触媒として用いられているが、このような触媒用途ではシングルナノオーダーのNi粒子を担体に均一に分散させることが重要であるところ、磁性を有すると磁気凝集を起こすので強磁性体であるfcc構造のニッケル粉の使用は制限を受ける。
このようにニッケル粉の用途では磁性を有することが不利となることがある。非特許文献1において本願発明者の一人はポリオール法によるNiイオンの還元法によれば、fcc構造(面心立方格子)とhcp構造(最密六方格子)の混合相のニッケル粉が得られることを示した。そして、hcp構造をもつNiの微粒子からなるニッケル粉を特願2004−231584号の明細書および図面に開示した。hcp構造のニッケルは非磁性となる。
JOURNAL OF APPLIED PHYSICS VOLUME 95, NUMBER 11, 1 JUNE P.7477-7479
磁性をもたないニッケル粉が得られると、磁性をもつことで用途の制限を受けている分野において、用途の拡大を図ることができる。非特許文献1ではポリオール法によるとfcc構造とhcp構造の混合相が得られることを示したが、hcp単相を安定して得られるところまでには至っていなかった。したがって、本発明はhcp単相を安定して得ることのできるニッケル粉の製法の開発を目的としたものである。
前記の課題は、ポリオール中に溶存するNiイオンをポリオールで還元して液中に金属Niの微粒子を析出させるさいに、ヘキサクロロ白金(IV)酸のような核誘起剤の存在下で還元するニッケル粉の製法によって解決できることがわかった。
したがって本発明によると、ポリオール中に溶存するNiイオンを核誘起剤(例えばヘキサクロロ白金(IV) 酸)の存在下でポリオールで還元して液中に金属Niの微粒子を析出させることからなるhcp構造をもつニッケル粉の製法を提供する。
本発明者らは、Niイオンを溶存したポリオールを蒸発・還流条件下で処理する方法(ポリオール法)により、液中のNiイオンを該ポリオールでNiに適正に還元するとhcp構造を含むNi微粒子が得られることを知見した。
Ni源の出発物質として酢酸ニッケルの四水塩を使用し、これを、エチレングリコール(EG)、トリメチレングリコール(TMEG)またはテトラエチレングリコール(TEG)に溶解したうえ、このポリオール媒体を還流器付きの容器内で蒸発・還流させるポリオール法の実験を行った。
EG中に存在する水酸化イオンは反応に影響を与え、OH-イオンの導入は生成するNi粒子の形態に変化を与えることがわかった。図1に、Niイオンを溶存したエチレングリコール溶液に共存するOH-イオン濃度(OH-/Ni比)が異なる場合に、生成するNi粒子がどの様に変化するかをSEM写真で示した。
図1の(a)〜(d)の写真において、(a)のものはOH-/Ni比=0、(b)ではOH-/Ni比=10、(c)ではOH-/Ni比=50、(d)ではOH-/Ni比=150である。これらの図に見られるように、水素イオン濃度が増大すると、生成する粒子の粒径が減少する。図1(a)のものではμmオーダの不規則な板状の粒子が認められ、X線回折ではfcc相が認められた。(b)〜(c)では生成する粒子の形状が球状になり、粒径が数100nm程度に減少し、(d)では数10nmに減少する。XRDから平均X線結晶粒径を求めたところ、OH-/Ni比が0から50に増大した場合、その平均結晶粒径は50nmから16nmに減少した。室温での飽和磁化値は55〜38emu/g であった。飽和磁化値の低下は非磁性のhcp相の生成が寄与していると見てよい。
EGに代えてTMEGを用いてNi粒子を生成させたところ、反応が促進され不安定なhcp構造をもつNi粒子が生成した。そのXRDパターンを図2の(b)に示した。このパターンに見られるように、このNi粒子粉末にはhcp相が現れている。図2の(a)の純粋のfcc相からfccとhcpの混合相に変わったと見られるが、hcp構造のNiは非磁性であることから、飽和磁化値は55emu/g から21emu/g に低下した。
なお、上記の実験は, エチレングリコールまたはトリメチレングリコール100mLに酢酸ニッケルの四水塩を所定量溶解し、その溶液を還流器付きの容器に入れ、この容器をオイルバス(マントルヒータ付き)にセットして、ゆるやかな機械的な攪拌を行いながら所定の昇温速度で加熱するという方法で実施したものである。
さらに、実験を重ねた結果、TEGを用いて反応温度290℃でNi粒子を生成させたところ、hcp単相のNiナノ粒子を合成することができた。その詳細は後記の実施例に示すが、例えばTMEGでNiイオン濃度が0.02Mでは、図3(a)のXRDパターンおよび図4(a)のSEM像に見られるように、fcc 単相が現れた。TEGで反応温度290℃、同じNiイオン濃度0.02Mでもfcc単相であった。しかし、TEGでNiイオン濃度を低下させた場合にはfcc相とhcp相の混合したものが現れるようになり、さらにNiイオン濃度を0.0025Mまで低下させた場合には、純粋なhcp構造のNi粒子を得ることができた。その結果を図3(b)のXRDパターンおよび図4(b)のSEM像に示した。図3(b)はhcpだけのピークが現れており、このNi粒子粉末は純粋なhcp構造を有することがわかる。このNi粒子粉末は図4(b)のSEM像に見られるように、1次粒子の平均粒径が約150nmであり、飽和磁化値は実測されるような値を有しなかった。
ここまでは、先述の特願2004−231584号に記載したとおりであるが、さらに研究を続けた結果、Ni核の生成を促進する適切な物質(核誘起剤と呼ぶ)、代表的にはヘキサクロロ白金(IV)酸、の存在下で前記のNi粒子の生成反応を進行させると一層hcp構造が発現しやすいことがわかった。この関係を図6に示す。図6は、溶媒且つ還元剤のテトラエチレングリコールに、酢酸ニッケル(II)四水和物を0.01mol /Lの量で添加して昇温しNi粒子の析出反応を行なわせた場合に、ヘキサクロロ白金(IV)酸を0.0125g添加した場合(●印)と、無添加の場合(◆印)とについて(いずれも反応時間は1時間で同条件の攪拌を実施)、横軸に反応温度を、縦軸に得られたNi粒子の飽和磁化量をとってhcp構造の生成挙動を対比したものである。図6から明らかなように、ヘキサクロロ白金(IV)酸無添加の場合(◆印)では、反応温度の上昇に伴う飽和磁化の低下は僅かであるのに対し、ヘキサクロロ白金(IV)酸を添加した場合(●印))では、反応温度が523K(250℃)近くになると飽和磁化が極端に落ちている(磁性をもたないhcp構造が支配的になる)ことがわかる。事実、反応温度563K(290℃)で得られたNi粒子粉末(ヘキサクロロ白金(IV)酸を添加したもの)のX線回折測定ではhcp―Niに由来するピークしか観察されなかった。他方、核誘発剤無添加で反応温度563K(290℃)で得られたもののX線回折測定ではfcc+hcpの混合相でであり、適切な核誘発剤の添加はhcp相の発現促進に効果があることが確められた。
このように本発明によると、fcc 相とhcp相の複相構造の微粒子からなるニッケル粉, さらには、hcp単相の微粒子からなるニッケル粉が得られる。前者ではhcp相の割合が増えるに従って飽和磁化値が下がり、後者では飽和磁化値は0emu/g に近くなる。したがって、本発明のニッケル粉は磁性をもたないか、有しても僅かであるという特徴を有しており、このために、これまでの強磁性ニッケル粉のものでは適用できなかった分野への利用ができるようになり、ニッケル粉の用途の拡大ができる。そして、本発明に従うニッケル粉は極めて微粒子であるから、ナノテクノロジー分野での新規材料として有用である。
以下に実施例を挙げるが、各例のX線結晶粒径(Dx)は Scherrer の式を用いて求めたものである。 Scherrer の式、D=K・λ/β COSθにおけるKとして0.94を採用し、X線の管球はCuを用いて、D=0.94×1.5405/β COSθより算出した。回折ピークに関しては、hcp相、fcc相ともに45度付近にメインピークが観察されるのでこのメインピークを採用した。
〔例1〕
エチレングリコール(沸点:197℃)100mLに、酢酸ニッケル(II)四水和物を0.01mol /Lになるよう添加し、固形分が存在しなくなるまで溶解した。この溶液を還流器のついた容器に移してオイルバスに載せ、容器内に不活性ガスとして窒素ガスを400mL/minの流量で吹込みながら、該溶液をマグネットスターラーを用いて(以下の例も同じ)160rpmの回転速度で撹拌しつつ加熱し、192℃の温度で1時間の還流を行って、反応を終了した。そのさい、昇温速度は10℃/min とした。
反応終了後の液に3倍量のメタノールを添加したうえで遠心分離器にかけ、その後、上澄み液を取り除いた。上澄み液を除いたあとの残留分(粒子粉末)に再びメタノール100mLを添加して超音波洗浄槽に装填し、この超音波洗浄槽で該粒子粉末を分散させた。得られた分散液を遠心分離器にかけたあと上澄み液を取り除いた。得られた残留分(粒子粉末)に対し、前記同様のメタノールを加えて超音波洗浄槽および遠心分離器で処理する洗浄操作を、さらに2回繰り返した。最後に上澄み液を分別して得られたニッケル粉含有物を、X線回折(XRD)、磁気測定(VSM)に供し、下記の結果を得た。なお、TEMおよびSEM観察も行った。
透過電子顕微鏡(TEM)から観測された1次粒子の平均粒径は数μmであった。SEM観察から不規則な板状粒子であることが観察された。X線回折ではfcc構造に由来する回折ピークしか観察されなかった。VSMによる飽和磁化の測定結果は、55emu/g であった。X線結晶粒径(Dx)は50nmであった。SEM観察結果を図1の(a)に示した。X線回折結果および飽和磁化値から本例のニッケル粉はfcc構造であると見てよい。
〔例2〕
水酸化イオン(OH-)の導入のために、OH-/Niのモル比が150となる量のNaOHを原料溶解時に添加した以外は例1を繰り返した。
得られたニッケル粉含有物を例1と同様の測定に供した。透過電子顕微鏡(TEM)から観測された1次粒子の平均粒径は数100nmであった。SEM観察からは球状粒子が観察された。X線回折ではfcc構造に由来する回折ピークしか観察されなかった。しかし、VSMによる飽和磁化の測定結果は38emu/g であり、例1のものより低下した。X線結晶粒径(Dx)は16nmであった。SEM観察結果を図1(c)に示した。X線回折ではfcc相が現れたが、飽和磁化値から本例のニッケル粉はfcc相+hcp相の複相であると見てよい。
〔例3〕
トリメチレングリコール(沸点:229.2℃)100mLに、酢酸ニッケル(II)四水和物を0.02mol /Lになるよう添加し、固形分が存在しなくなるまで溶解した。この溶液を還流器のついた容器に移してオイルバスに載せ、容器内に不活性ガスとして窒素ガスを400mL/minの流量で吹込みながら、該溶液を160rpmの回転速度で撹拌しつつ加熱し、200℃の温度で1時間の還流を行って、反応を終了した。そのさい、昇温速度は10℃/min とした。
その結果、透過電子顕微鏡(TEM)から観測された1次粒子の平均粒径は100〜600nmであった。また、SEM観察から球状粒子が観察された。X線回折ではfcc構造に由来する回折ピークしか観察されなかった。VSMによる飽和磁化の測定結果は、55emu/g であった。X線結晶粒径(Dx)は29nmであった。SEM観察結果を図4(a)に、またX線回折パターンを図3(a)に示した。X線回折結果および飽和磁化値から本例のニッケル粉はfcc構造であると見てよい。
〔例4〕
酢酸ニッケル(II)四水和物を0.0025mol /Lになるように添加した以外は、例3を繰り返した。
得られたニッケル粉含有物を例3と同様の測定に供した。透過電子顕微鏡(TEM)から観測された1次粒子の平均粒径は60〜70nmであった。SEM観察からは球状粒子が観察された。X線回折ではfcc構造とhcp構造に由来する回折ピークが観察された。VSMによる飽和磁化の測定結果は21emu/g であった。X線結晶粒径(Dx)は12nmであった。SEM観察結果を図5に示した。またX線回折パターンを図2(b)に示しが、fcc相+hcp相が共存しているのがわかる。
〔例5〕
テトラエチングリコール(沸点:327.3℃)100mLに、酢酸ニッケル(II)四水和物を0.0025mol /Lになるよう添加し、固形分が存在しなくなるまで溶解した。この溶液を還流器のついた容器に移してオイルバスに載せ、容器内に不活性ガスとして窒素ガスを400mL/minの流量で吹込みながら、該溶液を160rpmの回転速度で撹拌しつつ加熱し、290℃の温度で1時間の還流を行って、反応を終了した。そのさい、昇温速度は10℃/min とした。
その結果、透過電子顕微鏡(TEM)から観測された1次粒子の平均粒径は約150nmであった。また、SEM観察から球状粒子が観察された。X線回折ではhcp構造に由来する回折ピークしか観察されなかった。VSMによる飽和磁化の測定結果は、ほぼ0emu/g であった。X線結晶粒径(Dx)は43nmであった。SEM観察結果を図4(b)に、またX線回折パターンを図3(b)に示したが、hcp単相であることがわかる。
〔例6〕
テトラエチレングリコール100mLに、酢酸ニッケル(II)四水和物を0.01mol
/Lになるよう添加し、さらにヘキサクロロ白金(IV)酸(和光純薬株式会社製)を0.125g添加し、固形分が存在しなくなるまで溶解した。この溶液を還流器のついた容器に移してオイルバスに載せ、容器内に不活性ガスとして窒素ガスを400mL/minの流量で吹込みながら、該溶液を160rpmの回転速度で撹拌しつつ加熱し、反応温度を290℃の温度で1時間の還流を行って、反応を終了した。そのさい、昇温速度は10℃/min とした。得られたNi粉のX線回折パターンを図7に示した。図7に見られるようにhcp―Niに由来するピークしか観察されなかった。また、このNi粉のSEM写真を図8に示したが、数100nmの一次粒子が凝集した状態のものが観察される。
〔例7〕
テトラエチレングリコール100mLに、酢酸ニッケル(II)四水和物を0.005mol /Lになるよう添加し、さらにヘキサクロロ白金(IV)酸(和光純薬株式会社製)を0.125g添加し、固形分が存在しなくなるまで溶解した。この溶液を還流器のついた容器に移してオイルバスに載せ、容器内に不活性ガスとして窒素ガスを400mL/minの流量で吹込みながら、該溶液を160rpmの回転速度で撹拌しつつ加熱し、反応温度を290℃の温度で1時間の還流を行って、反応を終了した。そのさい、昇温速度は10℃/min とした。得られたNi粉のX線回折パターンを図9に示した。図9に見られるようにhcp―Niに由来するピークしか観察されなかった。また、このNi粉のSEM写真を図10に示したが、100nm程度以下の一次粒子が凝集した状態のものが観察され、例6のもの(図7)と比較すると、Ni塩の仕込み濃度を下げた本例では一次粒子がより微粒子化していることがわかる。
ポリオール法において種々の水酸化イオン濃度のもとで生成したNi粒子のSEM写真であり、図中の(a)、(b)、(c)、(d)は、それぞれOH-/Ni比が0、10、50、150の場合を示す。 ポリオール法で得られたNi粉のXRDパターンであり、図中の(a)はfcc相をもつNi粉のものを, (b)はfcc相とhcp相の複相組織のNi粉のものを示している。 ポリオール法で得られた他のNi粉のXRDパターンであり、図中の(a)はfcc相をもつNi粉のものを, (b)はhcp単相のNi粉のものを示している。 ポリオール法で得られた他のNi粉のSEM写真であり、図中の(a)はfcc相をもつNi粉を, (b)はhcp単相のNi粉を示している。 ポリオール法で得られた他のNi粉のSEM写真である。 ヘキサクロロ白金(IV)酸の添加の有無の両方について、反応温度を変化させたときの飽和磁化の変化を示す図である。 ヘキサクロロ白金酸(IV)添加して得られたNi粉のX線回折パターンである。 ヘキサクロロ白金酸(IV)添加して得られたNi粉のSEM写真である。 ヘキサクロロ白金酸(IV)添加して得られた他のNi粉のX線回折パターンである。 ヘキサクロロ白金酸(IV)添加して得られた他のNi粉のSEM写真である。

Claims (2)

  1. ポリオール中に溶存するNiイオンを核誘起剤の存在下でポリオールで還元して液中に金属Niの微粒子を析出させることからなるhcp構造をもつニッケル粉の製法。
  2. 核誘起剤はヘキサクロロ白金(IV) 酸である請求項1に記載のhcp構造をもつニッケル粉の製法。
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