JP2006247812A - 直線駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】少なくとも3つのユニットが互いに相対移動するように構成された直線駆動装置において、その構造を簡単化すること。
【解決手段】第1ユニット11、第2ユニット12、および第3ユニット13が、この順に配置され、同一の軸線に沿って互いに相対移動するように設けられており、第1ユニットと第2ユニットとは、第1のネジ軸51とそれに螺合する第1のナット52によってそれぞれ互いに軸方向に連結され、第1のナット52が回転することによってそれらの間の距離が可変され、第2ユニット12と第3ユニット13とは、第2のネジ軸55とそれに螺合する第2のナット56によってそれぞれ互いに軸方向に連結され、第2のネジ軸55が回転することによってそれらの間の距離が可変され、第1のネジ軸51と第2のネジ軸55とはネジの巻き方向が互いに逆となっており、第2ユニット12には回転駆動のためのモータM1が設けられてなる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば昇降方向にテレスコピック式に伸縮駆動する直線駆動装置に関する。
従来より、半導体ウエハなどの種々の物品を搬送するために、複数のアーム部材が回転可能に連結されて構成される、いわゆるスカラーロボット(水平多関節ロボット)がしばしば用いられる(特許文献1)。
そのようなスカラーロボットにおいて、複数のアーム部材の全体を昇降駆動するために、テレスコピック式に伸縮駆動する直線駆動装置が用いられる(特許文献2)。
特許文献2に開示された従来の直線駆動装置は、ロボット本体内に3本のボールネジ軸を立て、これらのボールネジ軸をモータで回転させる。ロボット本体から上方へ昇降する下段昇降筒の下段昇降ベースに設けた3箇所のボールネジナットに各ボールネジ軸を挿通させる。さらに、下段昇降ベースの上に3本のボールネジ軸を立て、これらのボールネジ軸を回転させる。下段昇降筒から上方へ昇降する上段昇降筒の上段昇降ベースに設けた3箇所のボールネジナットに各ボールネジ軸を挿通させる。そして、ロボット本体に設けたモータの回転駆動力を下段昇降ベースに設けた3本のボールネジ軸に伝達するために、ロボット本体と下段昇降ベースとの間にボールスプライン軸を設ける。モータを回転駆動すると、6本のボールネジ軸が回転し、ロボット本体に対して、下段昇降筒(下段昇降ベース)、および上段昇降筒(上段昇降ベース)が互いにテレスコピック式に伸縮駆動する。
特開2000−40728 特開2001−9765
上に述べたように、従来においては、3つの部材である、ロボット本体(第1ユニット)、下段昇降筒(第2ユニット)、および上段昇降筒(第3ユニット)を伸縮駆動するために、内部で回転駆動力の伝達を行うボールスプライン軸を6本のボールネジ軸とは別に設ける必要があった。ボールスプライン軸を設けたことにより、それに回転駆動力を伝達するためのプーリが必要となる。また、プーリに回転駆動力を伝達するために、タイミングベルトをそれらプーリに掛け渡す必要がある。これらのことによって、直線駆動装置の構造が複雑となり、小型化および低コスト化の妨げとなっていた。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、少なくとも3つのユニットが互いに相対移動するように構成された直線駆動装置において、その構造を簡単化することが目的である。
本発明の直線駆動装置によると、第1ユニット、第2ユニット、および第3ユニットが、この順に配置され、かつ、同一の軸線に沿って互いに相対移動するように設けられており、前記第1ユニットと前記第2ユニットとは、第1のネジ軸とそれに螺合する第1のナットによってそれぞれ互いに軸方向に連結され、かつ、前記第1のネジ軸または前記第1のナットが回転することによってそれらの間の距離が可変されるように配置されており、前記第2ユニットと前記第3ユニットとは、第2のネジ軸とそれに螺合する第2のナットによってそれぞれ互いに軸方向に連結され、かつ、前記第2のネジ軸または前記第2のナットが回転することによってそれらの間の距離が可変されるように配置されており、前記第1のネジ軸と前記第2のネジ軸とはネジの巻き方向が互いに逆となっており、前記第2ユニットには、前記第1のネジ軸または前記第1のナット、および前記第2のネジ軸または前記第2のナットを回転駆動するモータが設けられてなる。
好ましくは、前記モータの回転駆動力が、片歯のタイミングベルトを介して、前記第1のネジ軸または前記第1のナット、および前記第2のネジ軸または前記第2のナットに伝達されてなる。
また、前記第2ユニットには、前記第1のナットおよび前記第2のネジ軸が回転可能に取り付けられており、これら第1のナットおよび第2のネジ軸が前記モータによって回転駆動されてなる。
また、前記第1ユニット、前記第2ユニット、および前記第3ユニットには、それぞれ円筒状のカバーが設けられており、前記第1ユニットのカバーが前記第2ユニットのカバーの内周に挿入され、前記第2ユニットのカバーが前記第3ユニットのカバーの内周に挿入され、前記モータの回転駆動によって、前記第1ユニット、前記第2ユニット、および前記第3ユニットが、テレスコピック式に伸縮駆動されるように構成されてなる。
本発明によると、少なくとも3つのユニットが互いに相対移動するように構成された直線駆動装置において、その構造を簡単化することができる。
図1は本発明の実施形態にかかる直線駆動装置1が伸長した状態を示す正面断面図、図2は直線駆動装置1が収縮した状態を示す正面断面図、図3は直線駆動装置1の一部を略した平面断面図、図4は直線駆動装置1の動力伝達機構を説明するための細部を省略した正面断面図、図5は直線駆動装置1が伸長した状態における図3の矢符Y1方向斜め上から見た斜視図、図6は図1においてカバーを取り外した状態を示す斜視図である。
これらの図において、特に図5によく示されるように、直線駆動装置1は、第1ユニット11、第2ユニット12、および第3ユニット13が、下から順に配置され、かつ、縦方向の軸線に沿って互いに相対移動するように設けられている。
図1および図6によく示されるように、第1ユニット11は、長方形の板状の基板14の上面に、周面に沿って湾曲した4枚の板状のポスト21a〜dが取り付けられ、ポスト21a〜dの上端にリング22が取り付けられ、これらによって第1ユニット11の構造体が構成されている。
4つのポスト21a〜dのうち、対向する2つのポスト21a、21cの内側の面には、第2ユニット12をスライド可能に支持するためのガイドレール23a,bが軸心と平行に取り付けられている。
ポスト支柱21a〜dの外周面には、複数枚からなる円筒状のカバー11aがネジで取り付けられている。基板14には4つの丸い穴14a〜d(一部図示せず)が設けられており、それぞれの穴14a〜dに合わせて基板14の下面に通風用のモータ付きのファン24a〜dが取り付けられている。また、基板14の中央には配線用の穴14eが設けられており、基板14の四隅には取り付け用の図示しない複数の穴が設けられている。
第2ユニット12は、その上端に配置されたリング31と下端に配置された基板34とにわたって、対向する2枚の板状の中間スライダ32a,b、および対向する2枚の板状の中間ポスト33a,bがそれぞれ取り付けられている。これらによって第2ユニット12の構造体が構成されている。基板34には、後述する動力伝達機構の主要な部分が取り付けられている。
中間スライダ32a,bの外側の面には、第1ユニット11に設けたガイドレール23a,bに沿ってそれぞれ移動可能なガイド35a,bが取り付けられている。これによって、第2ユニット12は、第1ユニット11に対して同心状に保持された状態で軸線に沿って移動可能である。
中間ポスト33a,bの内側の面には、第3ユニット13をスライド可能に支持するためのガイドレール36a,bが軸心と平行に取り付けられている。
リング31の外周面には、複数枚からなる円筒状のカバー12aがネジで取り付けられている。なお、複数枚のカバー12a同士は、適当な連結金具とネジなどによって互いに連結される。第2ユニット12が収縮したときに(下降したときに)、このカバー12aの内側に第1ユニット11のカバー11aが挿入される。
第3ユニット13は、その上端に配置された上基板15の下面に、対向する2枚の支持板41a,bが取り付けられており、支持板41a,bの下端に取付けベース42が取り付けらている。さらに、取付けベース42の下面に、対向する2枚の板状のエンドスライダ43a,bが取り付けられ、その下端に下基板45が取り付けられている。また、エンドスライダ43a,bの下部の側面には、2枚の補助板44a,bが取り付けられている。
エンドスライダ43a,bの外側の面には、第2ユニット12に設けたガイドレール36a,bに沿ってそれぞれ移動可能なガイド46a,bが取り付けられている。これによって、第3ユニット13は、第2ユニット12に対して同心状に保持された状態で軸線に沿って移動可能である。
上基板15および取付けベース42には、それぞれ中央に大きな穴15a,42aが設けられており、これらの穴15a,42aを利用して、取付けベース42に直線駆動装置1によって昇降駆動する負荷が取り付けられる。負荷として、例えば、上に述べたようなスカラーロボットが取り付けられる。
上基板15の外周面には、複数枚からなる円筒状のカバー13aがネジで取り付けられている。第3ユニット13が収縮したときに(下降したときに)、このカバー13aの内側に第2ユニット12のカバー12aが挿入される。
次に、直線駆動装置1の動力伝達機構について説明する。
図4によく示されるように、第1ユニット11と第2ユニット12とは、第1のネジ軸51とそれに螺合する第1のナット52によってそれぞれ互いに軸方向に連結され、かつ、第1のナット52が回転することによってそれらの間の距離が可変される。
すなわち、第1のネジ軸51は、その下端部が固定具51aによって基板14の上面に固定されており、第1のナット52が、軸受け54によって回転可能に支持されたプーリ53とともに一体的に回転するようになっている。軸受け54は、第2ユニット12の基板34に固定されており、第1のナット52は基板34とともに軸方向に移動する。
第2ユニット12と第3ユニット13とは、第2のネジ軸55とそれに螺合する第2のナット56によってそれぞれ互いに軸方向に連結され、かつ、第2のネジ軸55が回転することによってそれらの間の距離が可変される。
すなわち、第2のネジ軸55は、その下端部にプーリ57が取り付けられており、第2のネジ軸55およびプーリ57が一体的に回転するように軸受けにより支持されている。その軸受けは基板34に固定されており、第2のネジ軸55は基板34とともに軸方向に移動する。また、第2のナット56は、第3ユニット13の下基板45に対してブラケット45aによって固定されている。
ここで、第1のネジ軸51と第2のネジ軸55とは、ネジの巻き方向が互いに逆となっている。すなわち、第1のネジ軸51は左巻のネジであり、第2のネジ軸55は右巻のネジである。なお、これらにはいずれもボ−ルネジが用いられている。
したがって、第1のナット52および第2のネジ軸55が平面視で右方向に回転したときに、第1のナット52は第1のネジ軸51に対して上方へ移動し、第2のナット56は第2のネジ軸55に対して同じく上方へ移動する。
これとは逆に、第1のナット52および第2のネジ軸55が平面視で左方向に回転したときに、第1のナット52は第1のネジ軸51に対して下方へ移動し、第2のナット56は第2のネジ軸55に対して同じく下方へ移動する。
このように、第1のナット52および第2のネジ軸55がともに同じ方向に回転することによって、第1ユニット11に対し、第2ユニット12および第3ユニット13が、同時に上昇し、または同時に下降する。
2つのプーリ53,57、およびモータM1の出力軸に取り付けられたプーリ58にわたって、片歯のタイミングベルト59が掛け渡されている。つまり、モータM1の回転によって、2つのプーリ53,57は互いに同じ方向に回転駆動される。なお、モータM1はギヤモータであり、正転または逆転するように制御される。
なお、タイミングベルト59の張り具合を調整するために、2つのアイドラ60a,bがタイミングベルト59の外側に接するように設けられている。
次に、直線駆動装置1の動作について説明する。
モータM1が回転駆動すると、タイミングベルト59を介して、プーリ53,57が回転し、第1のナット52および第2のネジ軸55が互いに同じ方向に回転する。これによって、第2ユニット12および第3ユニット13は、第1ユニット11に対して同時に軸方向に移動する。モータM1の回転方向に応じて、直線駆動装置1はテレスコピック式に伸長しまたは収縮する。
取付けベース42にスカラーロボットなどが取り付けられている場合には、それによって上基板15の穴15aは塞がれており、直線駆動装置1の内部の空気は、主としてカバー13aとカバー12aとの隙間(クリアランス)、およびカバー12aとカバー11aとの隙間から出入りする。その際に、それらの隙間は下方(床面)に向かってあいているので、下方から空気を吸い込み、下方に向かって空気を排出する。このように、直線駆動装置1の伸縮にともなう空気の移動は直線駆動装置1の下方において発生するので、これによって粉塵などの異物が出入りした場合であっても、スカラーロボットによって操作する物体(ワ−ク)からは離れた位置であるので、そのようなワークへの影響は最小限に抑えられる。
また、下面のファン24a〜dによって内部の空気が排気される。すなわち、伸長時および収縮時のいずれの場合も、ファン24a〜dによって内部の空気が排気される。
したがって、直線駆動装置1の全体について、カバー13a,12a,11aなどからの空気の漏れなどを細かく気にする必要はなく、シーリング材料を特に必要とすることがなくなり、カバーの構造を簡素化することができ安価に製作可能である。
空気の流入出のみでなく、直線駆動装置1の外側に水滴などがかかった場合でも、同様にカバーの表面を下方へ流れ、直線駆動装置1の内部に侵入する恐れは極めて少ない。さらに、直線駆動装置1の近辺において溶接が行われた場合にも、そのスパッタが直線駆動装置1の内部に入り込むことがなく保護されることになる。
そして、第1のネジ軸51および第2のネジ軸55をネジの巻き方向が互いに逆となるようにし、第1のナット52および第2のネジ軸55を基板34によって回転可能に保持し、かつ基板34にモータM1を取り付け、その回転駆動力で第1のナット52および第2のネジ軸55を同じ方向に回転駆動するように構成したので、簡単な構造の動力伝達機構によって第2ユニット12および第3ユニット13を同時に伸縮駆動することができる。例えば、2つのプーリ53,57によって回転力を伝達でき、両歯(両面に歯が設けられたタイプのベルト)ではなく片歯(片面に歯が設けられたタイプのベルト)のタイミングベルト59で回転力の伝達が可能である。これらによって低コスト化が図れる。
また、動力伝達機構の構成が簡単であるので、直線駆動装置1の内部の干渉が少なく、直線駆動装置1を小型化することが可能である。
因みに、第1のネジ軸51および第2のネジ軸55を同じ巻き方向とした場合には、第2ユニット12の基板34に取り付けた第1のナット52および第2のネジ軸55を互いに逆方向に回転させなければならない。そのためには、例えば、タイミングベルト59を片歯ではなく両歯とした上で、一方の歯で第1のナット52を回転させ、他方の歯で第2のネジ軸55を回転させる必要がある。
例えば図7に示すように、タイミングベルト59を両歯とし、これをモータM1で回転駆動するとともに、第1のナット52と第2のネジ軸55とをタイミングベルト59の互いに反対側の面の歯で駆動する必要がある。そのため、タイミングベルト59の掛け方が複雑になり、タイミングベルト59を支持するためのアイドラ60c,dが必須となって省略できなくなる。
また、タイミングベルト59を片歯のままで第1のナット52および第2のネジ軸55を互いに逆方向に回転させるには、タイミングベルト59と第1のナット52または第2のネジ軸55との間に中間ギヤを設ける必要がある。
このように、第1のネジ軸51および第2のネジ軸55を同じ巻き方向とした場合には、構造が複雑となり、配置の自由度が少なくなり、メンテナンス性が悪くなる。
これに対して、本実施形態のように、第1のネジ軸51および第2のネジ軸55をネジの巻き方向が互いに逆となるようにすると、タイミングベルト59は片歯でよく、アイドラ60a,bも省略することが可能となり、構造が簡単になる。すなわち、タイミングベルト59は片歯でよいので、ベルトを掛ける作業が容易であり、組み立て性、メンテナンス性が良好である。アイドラ60a,bを省略することが可能であるので、それによってタイミングベルト59とアイドラ60a,bとの摩擦などにより発生する塵埃を減らすことができ、それだけタイミングベルト59の寿命を長くし、騒音を少なくすることが可能である。構造が簡単になるので、駆動効率が向上し、スペースに余裕ができ、可動ケーブルの収納に有利であり、精度の安定化にも有利である。
上に述べた実施形態において、第1のネジ軸51を左巻とし第2のネジ軸55を右巻としたが、これらは逆であってもよい。第1ユニット11、第2ユニット12、および第3ユニット13のそれぞれの構造は、上に述べた以外の種々の構造を採用することが可能である。それぞれの部材の材質は、主として、アルミニウム合金または鋼鉄などの金属材料を用いたが、これらとともに、合成樹脂、合成ゴム、木材などの材料を用いることも可能である。
上に述べた実施形態において、ファン24a〜dを省略し、穴のみをあけておいてもよい。複数組みの動力伝達機構を装着してもよい。各ユニットを円筒状としたが、楕円筒状または角筒状としてもよい。3つのユニットによって2段階に伸縮する直線駆動装置1について説明したが、4つ以上のユニットを用い、3段階以上に伸縮するように構成してもよい。
その他、直線駆動装置1の全体または各部の構造、形状、寸法、個数、材質などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、産業用ロボットアームなどの伸縮駆動機構として、エレベータまたはリフトなどの昇降装置として利用可能である。
本発明の実施形態にかかる直線駆動装置が伸長した状態の正面断面図である。 直線駆動装置が収縮した状態を示す正面断面図である。 直線駆動装置の一部を略した平面断面図である。 直線駆動装置の動力伝達機構を説明するための正面断面図である。 直線駆動装置が伸長した状態における斜視図である。 図1においてカバーを取り外した状態を示す斜視図である。 両歯のタイミングベルトで駆動する場合の例を示す図である。
符号の説明
1 直線駆動装置
11 第1ユニット
12 第2ユニット
13 第3ユニット
11a,12a,13a カバー
34 基板
51 第1のネジ軸
52 第1のナット
53,57,58 プーリ
55 第2のネジ軸
56 第2のナット
59 タイミングベルト
M1 モータ

Claims (4)

  1. 第1ユニット、第2ユニット、および第3ユニットが、この順に配置され、かつ、同一の軸線に沿って互いに相対移動するように設けられており、
    前記第1ユニットと前記第2ユニットとは、第1のネジ軸とそれに螺合する第1のナットによってそれぞれ互いに軸方向に連結され、かつ、前記第1のネジ軸または前記第1のナットが回転することによってそれらの間の距離が可変されるように配置されており、
    前記第2ユニットと前記第3ユニットとは、第2のネジ軸とそれに螺合する第2のナットによってそれぞれ互いに軸方向に連結され、かつ、前記第2のネジ軸または前記第2のナットが回転することによってそれらの間の距離が可変されるように配置されており、
    前記第1のネジ軸と前記第2のネジ軸とはネジの巻き方向が互いに逆となっており、
    前記第2ユニットには、前記第1のネジ軸または前記第1のナット、および前記第2のネジ軸または前記第2のナットを回転駆動するモータが設けられてなる、
    ことを特徴とする直線駆動装置。
  2. 前記モータの回転駆動力が、片歯のタイミングベルトを介して、前記第1のネジ軸または前記第1のナット、および前記第2のネジ軸または前記第2のナットに伝達されてなる、
    請求項1記載の直線駆動装置。
  3. 前記第2ユニットには、前記第1のナットおよび前記第2のネジ軸が回転可能に取り付けられており、これら第1のナットおよび第2のネジ軸が前記モータによって回転駆動されてなる、
    請求項1または2記載の直線駆動装置。
  4. 前記第1ユニット、前記第2ユニット、および前記第3ユニットには、それぞれ円筒状のカバーが設けられており、
    前記第1ユニットのカバーが前記第2ユニットのカバーの内周に挿入され、前記第2ユニットのカバーが前記第3ユニットのカバーの内周に挿入され、
    前記モータの回転駆動によって、前記第1ユニット、前記第2ユニット、および前記第3ユニットが、テレスコピック式に伸縮駆動されるように構成されてなる、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の直線駆動装置。
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