JP2006247597A - 有機溶剤回収装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】塗装工場や印刷工場などから排出される有機溶剤ガスを、捕集し回収する有機溶剤回収装置において、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収させることができることを目的とする。
【解決手段】有機溶剤ガス1を圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト2に有機溶剤ガス1を送風する送風手段3および冷却する冷却手段4を設けて有機溶剤ガス1を送風手段3により冷却手段4に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液5を回収する回収手段6を設ける構成において、有機溶剤ガス1の液化を圧縮と冷却による2つの作用を相乗的にさせているので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなく、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置ができる。
【選択図】図1
【解決手段】有機溶剤ガス1を圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト2に有機溶剤ガス1を送風する送風手段3および冷却する冷却手段4を設けて有機溶剤ガス1を送風手段3により冷却手段4に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液5を回収する回収手段6を設ける構成において、有機溶剤ガス1の液化を圧縮と冷却による2つの作用を相乗的にさせているので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなく、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置ができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、塗装工場や印刷工場などから排出される有機溶剤ガスを、捕集し回収する有機溶剤回収装置に関するものである。
従来、有機溶剤ガスを、捕集し回収する有機溶剤回収装置は、特許文献1に記載されたものが知られている。
以下、その有機溶剤ガスを、捕集し回収する有機溶剤回収装置について図17あるいは図18を参照しながら説明する。
図に示すように、図17において、半導体、電子機器等の洗浄設備や実験室から発生する有機溶剤の発生源101は、圧力緩衝用のバッファタンク102、異物除去手段としてのフィルタ103、吸引加圧手段としての真空ポンプ104を介してコイル管105からなる予冷コンデンサ106に接続されている。予冷コンデンサ106の吐出管107の先端は、第1のコンデンサタンク108内の下方位置にくるように配置され、この第1のコンデンサタンク108の上部には、接続管109の一端が接続され、接続管の他端は第2のコンデンサタンク110内の下方位置にくるように接続されている。第1および第2のコンデンサタンク108、110の底部は、排液管111、開閉弁112、113を介して、それぞれドレンタンク114および有機溶剤回収タンク115に接続されている。第2のコンデンサタンク110の上部には、大気に開放する排気管116が接続され、排気管116には調圧弁117が設けられている。ヒートポンプ118から延びる冷却管119は、前記予冷コンデンサ106のコイル管105の外周、第1のコンデンサタンク108および第2のコンデンサタンク110の外壁周囲に巻回され、これらのコンデンサを冷却または加熱可能にしている。図18において、予冷コンデンサ106および第1のコンデンサタンク108の周囲は断熱材120で被覆され、同様に第2のコンデンサタンク110の周囲も断熱材121で被覆されている。予冷コンデンサ106のコイル管105の周囲、第1および第2のコンデンサタンク108、110の外壁周囲には、ヒートポンプ118からの冷却管119が巻回されている。上記構成から下記のようにして有機溶剤を回収する。先ず、ヒートポンプ118を冷却モードで運転し、冷却管119内に―30〜―40℃程度に冷却された冷媒を流し、予冷コンデンサ106、第1のコンデンサタンク108および第2のコンデンサタンク110を冷却する。このとき、開閉弁112を閉じ、開閉弁113を開いておく。各コンデンサが充分に冷却された後、真空ポンプ104を駆動し、発生源101の有機溶剤ガスを吸入し、これをポンプの吐出圧により加圧して予冷コンデンサ106のコイル管105に送り込む。コイル管105内で有機溶剤ガスは急激に加圧冷却され、その一部は液化し気液混合状態で吐出管107の先端から第1のコンデンサタンク108内に吐き出される。このとき、有機溶剤ガスは急激に減圧されるためその気化熱で自己冷却され、有機溶剤ガスは凝縮され液体となる。続いて第1のコンデンサタンク108内でもタンク内の圧力と冷媒による冷却との相乗効果により効率良くかつ速やかに液化され、液化された有機溶剤は、第1のコンデンサタンク108の底部から、排液管111、開閉弁113を経て有機溶剤回収タンク115内に回収される。第1のコンデンサタンク108内で凝縮されなかった有機溶剤ガスは、接続管109を経て第2のコンデンサタンク110内に吐き出され、加圧冷却された気液はその気化熱で自己冷却され、有機溶剤ガスは凝縮され液体となって第2のコンデンサタンク110の底部から、排液管111、開閉弁113を経て有機溶剤回収タンク115内に回収される。また、ヒートポンプ118を加熱モードで運転し、冷却管119内に加熱された冷媒を流し、予冷コンデンサ106、第1のコンデンサタンク108および第2のコンデンサタンク110を加熱する。このとき、開閉弁113を開き、開閉弁112を閉じておく。その結果、各コンデンサに氷結されていた氷は融解され、排液管111、開閉弁112を経てドレンタンク114内に回収されるというものであった。
特開2003−71239号公報
このような従来の有機溶剤回収装置では、排出される有機溶剤ガスを吸引加圧するために真空ポンプ等で凝縮し全体的に冷却するためにヒートポンプを用いて液化回収するという大型で高消費電力である回収装置になるという課題があり、排出される前記有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができることが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置を提供することを目的としている。
本発明の有機溶剤回収装置は上記目的を達成するために、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクトに前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けることとしたものである。
この手段により、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置が得られる。
また他の手段は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクトに前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設ける構成において、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設けることとしたものである。
この手段により、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置が得られる。
また他の手段は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクトに前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設け前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設ける構成において、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設けることとしたものである。
この手段により、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置が得られる。
また他の手段は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けることとしたものである。
この手段により、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置が得られる。
また他の手段は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する構成において、前記狭径部の径が可変であることとしたものである。
この手段により、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置が得られる。
また他の手段は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により前記冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けることとしたものである。
この手段により、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置が得られる。
また他の手段は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、また、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により前記冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設けることとしたものである。
この手段により、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置が得られる。
また他の手段は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、また、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により前記冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けて前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設けることとしたものである。
この手段により、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置が得られる。
また他の手段は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する構成において、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設けることとしたものである。
この手段により、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置が得られる。
また他の手段は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを前記送風手段により前記冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けることとしたものである。
この手段により、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置が得られる。
また他の手段は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設け、また、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを前記送風手段により前記冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設けることとしたものである。
この手段により、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置が得られる。
また他の手段は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設け、また、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを前記送風手段により前記冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けて前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設けることとしたものである。
この手段により、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置が得られる。
また他の手段は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設ける構成において、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設けることとしたものである。
この手段により、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置が得られる。
また他の手段は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設け、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けることとしたものである。
この手段により、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置が得られる。
また他の手段は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設け、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設け、また、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設けることとしたものである。
この手段により、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置が得られる。
また他の手段は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設け、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設け、また、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設け、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設けることとしたものである。
本発明によれば排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができる有機溶剤回収装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクトに前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
また本発明の請求項2記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクトに前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設ける構成において、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設けることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
また本発明の請求項3記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクトに前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設け前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設ける構成において、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設けることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
また本発明の請求項4記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
また本発明の請求項5記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する構成において、前記狭径部の径が可変であることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
また本発明の請求項6記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により前記冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
また本発明の請求項7記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、また、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により前記冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設けることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
また本発明の請求項8記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、また、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により前記冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けて前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設けることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
また本発明の請求項9記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する構成において、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設けることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
また本発明の請求項10記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを前記送風手段により前記冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
また本発明の請求項11記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設け、また、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを前記送風手段により前記冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設けることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
また本発明の請求項12記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設け、また、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを前記送風手段により前記冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けて前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設けることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
また本発明の請求項13記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設ける構成において、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設けることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
また本発明の請求項14記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設け、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
また本発明の請求項15記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設け、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設け、また、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設けることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
また本発明の請求項16記載の発明は、有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする可変性がありえる狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収し、前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設け、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設け、また、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設け、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスが旋回気流となるように前記ダクトに旋回気流発生手段を設ける構成において、前記狭径部を通過した前記有機溶剤ガスを、前記ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設けることとしたものであり、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、有機溶剤ガス1を圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト2に有機溶剤ガス1を送風する送風手段3および冷却する冷却手段4を設けて有機溶剤ガス1を送風手段3により冷却手段4に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液5を回収する回収手段6を設けるように構成されている。
図1に示すように、有機溶剤ガス1を圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト2に有機溶剤ガス1を送風する送風手段3および冷却する冷却手段4を設けて有機溶剤ガス1を送風手段3により冷却手段4に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液5を回収する回収手段6を設けるように構成されている。
上記構成の一例において、ジクロロメタン等の有機溶剤7が貯蔵されている有機溶剤槽8から有機溶剤7が揮発しそれが有機溶剤ガス1となり、ブロア等の送風手段3によりダクト2へと吸引される。吸引された有機溶剤ガス1は、ブロア等の圧が強くなる送風手段3により後方へ排気されていく。排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある冷却手段4に高速に衝突しダクト2外へ排気される。有機溶剤ガス1は、凝縮作用が起こる程度の高速で衝突させれば良い。冷却手段4に衝突した有機溶剤ガス1は、高速に衝突することによる凝縮作用および冷却手段4に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、ダクト2に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化を圧縮と冷却による2つの作用を相乗的にさせているので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は一例として塩素系有機溶剤から揮発されるジクロロメタンと記載したが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については一例としてブロアと記載したが、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、冷却手段4について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
また、回収手段6について特に記載していないが、一般的に知られているドレンパンのようなもので、ダクト2内に設置してもよいし、また、材質は有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
(実施の形態2)
図2に示すように、実施の形態2は実施の形態1とほぼ同等の構成を有し、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。有機溶剤ガス1が旋回気流となるようにダクト2に旋回気流発生手段9を設けるように構成されている。
図2に示すように、実施の形態2は実施の形態1とほぼ同等の構成を有し、実施の形態1と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。有機溶剤ガス1が旋回気流となるようにダクト2に旋回気流発生手段9を設けるように構成されている。
上記構成の一例において、排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段9が排気される方向に対して円の接線方向に空気を吹き出すので、旋回しながら冷却手段4に高密かつ高速に衝突しダクト2外へ排気される。有機溶剤ガス1は、凝縮作用が起こる程度の高密かつ高速で衝突させれば良い。冷却手段4に衝突した有機溶剤ガス1は、高密かつ高速に衝突することによる凝縮作用および冷却手段4に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、ダクト2に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化を高密な圧縮と冷却による2つの作用を相乗的にさせているので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は特に記載していないが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については特に記載していないが、好ましくはブロアで、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、冷却手段4について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
また、回収手段6について特に記載していないが、一般的に知られているドレンパンのようなもので、ダクト2内に設置してもよいし、また、材質は有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、旋回気流発生手段9について特に記載していないが、旋回気流を発生させる手段ならなんでもよく、また、設ける位置もダクト2の径の関係から最適になるように任意に決めてよい。
(実施の形態3)
図3に示すように、実施の形態3は実施の形態2とほぼ同等の構成を有し、実施の形態2と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。ダクト2の内壁を冷却する冷却手段10を設けるように構成されている。
図3に示すように、実施の形態3は実施の形態2とほぼ同等の構成を有し、実施の形態2と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。ダクト2の内壁を冷却する冷却手段10を設けるように構成されている。
上記構成の一例において、排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段9により旋回しダクト2の内壁に設けられている冷却手段10に衝突し冷却され、また、冷却手段4に高密かつ高速に衝突しダクト2外へ排気される。冷却手段4および10に衝突した有機溶剤ガス1は、ダクト2の内壁では衝突,排気方向では高密かつ高速に衝突することによる凝縮作用および冷却手段4および10に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、ダクト2に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化をダクト2の内壁と排気方向に高密な圧縮と冷却による2つの作用を相乗的にさせているので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は特に記載していないが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については特に記載していないが、好ましくはブロアで、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、冷却手段4および10について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
また、回収手段6について特に記載していないが、一般的に知られているドレンパンのようなもので、ダクト2内に設置してもよいし、また、材質は有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、旋回気流発生手段9について特に記載していないが、旋回気流を発生させる手段ならなんでもよく、また、設ける位置もダクト2の径の関係から最適になるように任意に決めてよい。
また、冷却手段10についてダクト2内に設ける位置については特に記載していないが、旋回気流の円周が効率よく衝突できるような位置ならどんなところでもよい。
(実施の形態4)
図4に示すように、有機溶剤ガス1を圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト2内に有機溶剤ガス1を送風する送風手段3,ダクト2の一部の内径を狭くする狭径部11および狭径部11を冷却する冷却手段12を設けて有機溶剤ガス1を送風手段3により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液5を回収する回収手段6を設けるように構成されている。
図4に示すように、有機溶剤ガス1を圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト2内に有機溶剤ガス1を送風する送風手段3,ダクト2の一部の内径を狭くする狭径部11および狭径部11を冷却する冷却手段12を設けて有機溶剤ガス1を送風手段3により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液5を回収する回収手段6を設けるように構成されている。
上記構成の一例において、ジクロロメタン等の有機溶剤7が貯蔵されている有機溶剤槽8から有機溶剤7が揮発しそれが有機溶剤ガス1となり、ブロア等の送風手段3によりダクト2へと吸引される。吸引された有機溶剤ガス1は、ブロア等の圧が強くなる送風手段3により後方へ排気されていく。排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2の一部の冷却手段12が設けられている内径が狭くなる狭径部11に圧縮されダクト2外へ排気される。
圧縮された有機溶剤ガス1は、急激に空気路が狭くなることによる凝縮作用および冷却手段12に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、狭軽部11に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化を圧縮と冷却による2つの作用を相乗的にさせているので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
圧縮された有機溶剤ガス1は、急激に空気路が狭くなることによる凝縮作用および冷却手段12に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、狭軽部11に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化を圧縮と冷却による2つの作用を相乗的にさせているので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は一例として塩素系有機溶剤から揮発されるジクロロメタンと記載したが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については一例としてブロアと記載したが、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、回収手段6は狭径部11に設けると記載したがダクト2に設けてもよく、また、材質に関しては特に記載していないが、一般的に知られているドレンパンのようなもので、有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、冷却手段12について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
(実施の形態5)
図5に示すように、実施の形態5は実施の形態4とほぼ同等の構成を有し、実施の形態4と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11の径が可変であるように構成されている。
図5に示すように、実施の形態5は実施の形態4とほぼ同等の構成を有し、実施の形態4と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11の径が可変であるように構成されている。
上記構成の一例において、排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2の一部の冷却手段12が設けられている内径が狭くなる狭径部11に圧縮されダクト2外へ排気される。狭径部11の径は可変となっており、送風手段3により排気される有機溶剤ガス1の量および液化される有機溶剤含有溶液5の量により、例えば有機溶剤ガス1もしくは有機溶剤含有溶液5が多量の場合は狭径部11を広げ,少量の場合は狭くして、狭径部11の径を調整し効率よく有機溶剤ガス1が排気され有機溶剤含有溶液5が回収できるようにする。よって、有機溶剤ガス1の液化を圧縮と冷却による2つの作用を相乗的にさせかつ効率よく液化できるようにさせているので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は特に記載していないが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については特に記載していないが、好ましくはブロアで、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、狭径部11の材質等は特に記載していなが、ゴム等弾力性のある有機溶剤ガスが吸着しないような材質ならなんでもよい。
また、冷却手段12について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
(実施の形態6)
図6に示すように、実施の形態6は実施の形態4あるいは5とほぼ同等の構成を有し、実施の形態4あるいは5と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1を、送風する送風手段3および冷却する冷却手段4を設けて有機溶剤ガス1を送風手段3により冷却手段4に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液5を回収する回収手段6を設けるように構成されている。
図6に示すように、実施の形態6は実施の形態4あるいは5とほぼ同等の構成を有し、実施の形態4あるいは5と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1を、送風する送風手段3および冷却する冷却手段4を設けて有機溶剤ガス1を送風手段3により冷却手段4に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液5を回収する回収手段6を設けるように構成されている。
上記構成の一例において、ジクロロメタン等の有機溶剤7が貯蔵されている有機溶剤槽8から有機溶剤7が揮発しそれが有機溶剤ガス1となり、ブロア等の送風手段3によりダクト2へと吸引される。吸引された有機溶剤ガス1は、ブロア等の圧が強くなる送風手段3により後方へ排気されていく。排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2の一部の冷却手段12が設けられている内径が狭くなる狭径部11に圧縮され排気される。排気された有機溶剤ガス1は、次のブロア等の送風手段3により吸引される。吸引された有機溶剤ガス1は、ブロア等の圧が強くなる送風手段3により後方へ排気されていく。排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある冷却手段4に高速に衝突しダクト2外へ排気される。まず第一段として、圧縮された有機溶剤ガス1は、急激に空気路が狭くなることによる凝縮作用および冷却手段12に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、狭軽部11に設けられている回収手段6により集められ回収される。第二段として、冷却手段4に衝突した有機溶剤ガス1は、高速に衝突することによる凝縮作用および冷却手段4に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、ダクト2に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化を圧縮と冷却による2つの作用を相乗的に、かつ、2段階踏んでいるので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は一例として塩素系有機溶剤から揮発されるジクロロメタンと記載したが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については一例としてブロアと記載したが、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、冷却手段4および12について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
また、第一段の回収手段6は狭径部11に設けると記載したがダクト2に設けてもよく、また、材質に関しては特に記載していないが、一般的に知られているドレンパンのようなもので、有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、第二段の回収手段6について特に記載していないが、ダクト2内に設置してもよいし、また、一般的に知られているドレンパンのようなもので、材質は有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、狭径部11の材質等は特に記載していなが、ゴム等弾力性のある有機溶剤ガスが吸着しないような材質ならなんでもよい。
(実施の形態7)
図7に示すように、実施の形態7は実施の形態6とほぼ同等の構成を有し、実施の形態6と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1が旋回気流となるようにダクト2に旋回気流発生手段9を設けるように構成されている。
図7に示すように、実施の形態7は実施の形態6とほぼ同等の構成を有し、実施の形態6と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1が旋回気流となるようにダクト2に旋回気流発生手段9を設けるように構成されている。
上記構成の一例において、ジクロロメタン等の有機溶剤7が貯蔵されている有機溶剤槽8から有機溶剤7が揮発しそれが有機溶剤ガス1となり、ブロア等の送風手段3によりダクト2へと吸引される。吸引された有機溶剤ガス1は、ブロア等の圧が強くなる送風手段3により後方へ排気されていく。排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2の一部の冷却手段12が設けられている内径が狭くなる狭径部11に圧縮され排気される。排気された有機溶剤ガス1は、次のブロア等の送風手段3により吸引される。吸引された有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段9が排気される方向に対して円の接線方向に空気を吹き出すので、旋回しながら冷却手段4に高密かつ高速に衝突しダクト2外へ排気される。まず第一段として、圧縮された有機溶剤ガス1は、急激に空気路が狭くなることによる凝縮作用および冷却手段12に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、狭軽部11に設けられている回収手段6により集められ回収される。第二段として、冷却手段4に衝突した有機溶剤ガス1は、高密かつ高速に衝突することによる凝縮作用および冷却手段4に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、ダクト2に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化を高密な圧縮と冷却による2つの作用を相乗的に、かつ、2段階踏んでいるので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は一例として塩素系有機溶剤から揮発されるジクロロメタンと記載したが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については一例としてブロアと記載したが、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、冷却手段4および12について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
また、第一段の回収手段6は狭径部11に設けると記載したがダクト2に設けてもよく、また、材質に関しては特に記載していないが、一般的に知られているドレンパンのようなもので、有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、第二段の回収手段6について特に記載していないが、ダクト2内に設置してもよいし、また、一般的に知られているドレンパンのようなもので、材質は有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、旋回気流発生手段9について特に記載していないが、旋回気流を発生させる手段ならなんでもよく、また、設ける位置もダクト2の径の関係から最適になるように任意に決めてよい。
また、狭径部11の材質等は特に記載していなが、ゴム等弾力性のある有機溶剤ガスが吸着しないような材質ならなんでもよい。
(実施の形態8)
図8に示すように、実施の形態8は実施の形態7とほぼ同等の構成を有し、実施の形態7と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1を、ダクト2の内壁を冷却する冷却手段10を設けるように構成されている。
図8に示すように、実施の形態8は実施の形態7とほぼ同等の構成を有し、実施の形態7と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1を、ダクト2の内壁を冷却する冷却手段10を設けるように構成されている。
上記構成の一例において、ジクロロメタン等の有機溶剤7が貯蔵されている有機溶剤槽8から有機溶剤7が揮発しそれが有機溶剤ガス1となり、ブロア等の送風手段3によりダクト2へと吸引される。吸引された有機溶剤ガス1は、ブロア等の圧が強くなる送風手段3により後方へ排気されていく。排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2の一部の冷却手段12が設けられている内径が狭くなる狭径部11に圧縮され排気される。排気された有機溶剤ガス1は、次のブロア等の送風手段3により吸引される。吸引された有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段9により旋回しダクト2の内壁に設けられている冷却手段10に衝突し冷却され、また、冷却手段4に高密かつ高速に衝突しダクト2外へ排気される。まず第一段として、圧縮された有機溶剤ガス1は、急激に空気路が狭くなることによる凝縮作用および冷却手段12に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、狭軽部11に設けられている回収手段6により集められ回収される。第二段として、冷却手段4および10に衝突した有機溶剤ガス1は、ダクト2の内壁では衝突,排気方向では高密かつ高速に衝突することによる凝縮作用および冷却手段4および10に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、ダクト2に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化をダクト2の内壁と排気方向に高密な圧縮と冷却による2つの作用を相乗的に、かつ、2段階踏んでいるので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は一例として塩素系有機溶剤から揮発されるジクロロメタンと記載したが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については一例としてブロアと記載したが、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、冷却手段4,10および12について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
また、第一段の回収手段6は狭径部11に設けると記載したがダクト2に設けてもよく、また、材質に関しては特に記載していないが、一般的に知られているドレンパンのようなもので、有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、第二段の回収手段6について特に記載していないが、ダクト2内に設置してもよいし、また、一般的に知られているドレンパンのようなもので、材質は有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、旋回気流発生手段9について特に記載していないが、旋回気流を発生させる手段ならなんでもよく、また、設ける位置もダクト2の径の関係から最適になるように任意に決めてよい。
また、冷却手段10についてダクト2内に設ける位置については特に記載していないが、旋回気流の円周が効率よく衝突できるような位置ならどんなところでもよい。
また、狭径部11の材質等は特に記載していなが、ゴム等弾力性のある有機溶剤ガスが吸着しないような材質ならなんでもよい。
(実施の形態9)
図9に示すように、実施の形態9は実施の形態4あるいは5とほぼ同等の構成を有し、実施の形態4あるいは5と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。有機溶剤ガス1が旋回気流となるようにダクト2に旋回気流発生手段13を設けるように構成されている。
図9に示すように、実施の形態9は実施の形態4あるいは5とほぼ同等の構成を有し、実施の形態4あるいは5と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。有機溶剤ガス1が旋回気流となるようにダクト2に旋回気流発生手段13を設けるように構成されている。
上記構成の一例において、排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段13が排気される方向に対して円の接線方向に空気を吹き出すので、旋回しながらダクト2の一部の冷却手段12が設けられている内径が狭くなる狭径部11のほぼ径位に圧縮されダクト2外へ排気される。圧縮された有機溶剤ガス1は、旋回気流および急激に空気路が狭くなることによる凝縮作用および冷却手段12に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、狭軽部11に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化を圧縮と冷却による2つの作用を相乗的にさせているので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は特に記載していないが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については特に記載していないが、好ましくはブロアで、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、回収手段6は狭径部11に設けると記載したがダクト2に設けてもよく、また、材質に関しては特に記載していないが、一般的に知られているドレンパンのようなもので、有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、狭径部11の材質等は特に記載していなが、ゴム等弾力性のある有機溶剤ガスが吸着しないような材質ならなんでもよい。
また、冷却手段12について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
また、旋回気流発生手段13について特に記載していないが、旋回気流を発生させる手段ならなんでもよく、また、設ける位置もダクト2の径の関係から最適になるように任意に決めてよい。
(実施の形態10)
図10に示すように、実施の形態10は実施の形態9とほぼ同等の構成を有し、実施の形態9と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1を、送風する送風手段3および冷却する冷却手段4を設けて前記有機溶剤ガス1を送風手段3により冷却手段4に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液5を回収する回収手段6を設けるように構成されている。
図10に示すように、実施の形態10は実施の形態9とほぼ同等の構成を有し、実施の形態9と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1を、送風する送風手段3および冷却する冷却手段4を設けて前記有機溶剤ガス1を送風手段3により冷却手段4に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液5を回収する回収手段6を設けるように構成されている。
上記構成の一例において、排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段13が排気される方向に対して円の接線方向に空気を吹き出すので、旋回しながらダクト2の一部の冷却手段12が設けられている内径が狭くなる狭径部11のほぼ径位に圧縮され排気される。排気された有機溶剤ガス1は、次のブロア等の送風手段3により吸引される。吸引された有機溶剤ガス1は、ブロア等の圧が強くなる送風手段3により後方へ排気されていく。排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある冷却手段4に高速に衝突しダクト2外へ排気される。まず第一段として、圧縮された有機溶剤ガス1は、旋回気流および急激に空気路が狭くなることによる凝縮作用および冷却手段12に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、狭軽部11に設けられている回収手段6により集められ回収される。第二段として、冷却手段4に衝突した有機溶剤ガス1は、高速に衝突することによる凝縮作用および冷却手段4に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、ダクト2に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化を圧縮と冷却による2つの作用を相乗的に、かつ、2段階踏んでいるので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は特に記載していないが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については一例としてブロアと記載したが、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、冷却手段4および12について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
また、第一段の回収手段6は狭径部11に設けると記載したがダクト2に設けてもよく、また、材質に関しては特に記載していないが、一般的に知られているドレンパンのようなもので、有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、第二段の回収手段6について特に記載していないが、ダクト2内に設置してもよいし、また、一般的に知られているドレンパンのようなもので、材質は有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、狭径部11の材質等は特に記載していなが、ゴム等弾力性のある有機溶剤ガスが吸着しないような材質ならなんでもよい。
また、旋回気流発生手段13について特に記載していないが、旋回気流を発生させる手段ならなんでもよく、また、設ける位置もダクト2の径の関係から最適になるように任意に決めてよい。
(実施の形態11)
図11に示すように、実施の形態11は実施の形態10とほぼ同等の構成を有し、実施の形態10と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1が旋回気流となるようにダクト2に旋回気流発生手段9を設けるように構成されている。
図11に示すように、実施の形態11は実施の形態10とほぼ同等の構成を有し、実施の形態10と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1が旋回気流となるようにダクト2に旋回気流発生手段9を設けるように構成されている。
上記構成の一例において、排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段13が排気される方向に対して円の接線方向に空気を吹き出すので、旋回しながらダクト2の一部の冷却手段12が設けられている内径が狭くなる狭径部11のほぼ径位に圧縮され排気される。排気された有機溶剤ガス1は、次のブロア等の送風手段3により吸引される。吸引された有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段9が排気される方向に対して円の接線方向に空気を吹き出すので、旋回しながら冷却手段4に高密かつ高速に衝突しダクト2外へ排気される。まず第一段として、圧縮された有機溶剤ガス1は、旋回気流および急激に空気路が狭くなることによる凝縮作用および冷却手段12に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、狭軽部11に設けられている回収手段6により集められ回収される。第二段として、冷却手段4に衝突した有機溶剤ガス1は、高密かつ高速に衝突することによる凝縮作用および冷却手段4に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、ダクト2に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化を高密な圧縮と冷却による2つの作用を相乗的に、かつ、2段階踏んでいるので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は特に記載していないが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については一例としてブロアと記載したが、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、冷却手段4および12について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
また、第一段の回収手段6は狭径部11に設けると記載したがダクト2に設けてもよく、また、材質に関しては特に記載していないが、一般的に知られているドレンパンのようなもので、有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、第二段の回収手段6について特に記載していないが、ダクト2内に設置してもよいし、また、一般的に知られているドレンパンのようなもので、材質は有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、旋回気流発生手段9および13について特に記載していないが、旋回気流を発生させる手段ならなんでもよく、また、設ける位置もダクト2の径の関係から最適になるように任意に決めてよい。
また、狭径部11の材質等は特に記載していなが、ゴム等弾力性のある有機溶剤ガスが吸着しないような材質ならなんでもよい。
(実施の形態12)
図12に示すように、実施の形態12は実施の形態11とほぼ同等の構成を有し、実施の形態11と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1を、ダクト2の内壁を冷却する冷却手段10を設けるように構成されている。
図12に示すように、実施の形態12は実施の形態11とほぼ同等の構成を有し、実施の形態11と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1を、ダクト2の内壁を冷却する冷却手段10を設けるように構成されている。
上記構成の一例において、排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段13が排気される方向に対して円の接線方向に空気を吹き出すので、旋回しながらダクト2の一部の冷却手段12が設けられている内径が狭くなる狭径部11のほぼ径位に圧縮され排気される。排気された有機溶剤ガス1は、次のブロア等の送風手段3により吸引される。吸引された有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段9により旋回しダクト2の内壁に設けられている冷却手段10に衝突し冷却され、また、冷却手段4に高密かつ高速に衝突しダクト2外へ排気される。まず第一段として、圧縮された有機溶剤ガス1は、旋回気流および急激に空気路が狭くなることによる凝縮作用および冷却手段12に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、狭軽部11に設けられている回収手段6により集められ回収される。第二段として、冷却手段4および10に衝突した有機溶剤ガス1は、ダクト2の内壁では衝突,排気方向では高密かつ高速に衝突することによる凝縮作用および冷却手段4および10に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、ダクト2に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化をダクト2の内壁と排気方向に高密な圧縮と冷却による2つの作用を相乗的に、かつ、2段階踏んでいるので、送風手段3および13をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は特に記載していないが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については一例としてブロアと記載したが、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、冷却手段4,10および12について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
また、冷却手段10についてダクト2内に設ける位置については特に記載していないが、旋回気流の円周が効率よく衝突できるような位置ならどんなところでもよい。
また、第一段の回収手段6は狭径部11に設けると記載したがダクト2に設けてもよく、また、材質に関しては特に記載していないが、一般的に知られているドレンパンのようなもので、有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、第二段の回収手段6について特に記載していないが、ダクト2内に設置してもよいし、また、一般的に知られているドレンパンのようなもので、材質は有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、旋回気流発生手段9および13について特に記載していないが、旋回気流を発生させる手段ならなんでもよく、また、設ける位置もダクト2の径の関係から最適になるように任意に決めてよい。
また、狭径部11の材質等は特に記載していなが、ゴム等弾力性のある有機溶剤ガスが吸着しないような材質ならなんでもよい。
(実施の形態13)
図13に示すように、実施の形態13は実施の形態9とほぼ同等の構成を有し、実施の形態9と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。ダクト2の内壁を冷却する冷却手段14を設けるように構成されている。
図13に示すように、実施の形態13は実施の形態9とほぼ同等の構成を有し、実施の形態9と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。ダクト2の内壁を冷却する冷却手段14を設けるように構成されている。
上記構成の一例において、排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段13により旋回しダクト2の内壁に設けられている冷却手段14に衝突し冷却され、また、旋回しながらダクト2の一部の冷却手段12が設けられている内径が狭くなる狭径部11のほぼ径位に圧縮されダクト2外へ排気される。有機溶剤ガス1は、ダクト2の内壁での衝突かつ急激に空気路が狭くなることによる凝縮作用および冷却手段12および14に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、狭軽部11に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化をダクト2の内壁と排気方向に圧縮と冷却による2つの作用を相乗的に、かつ、2段階踏んでいるので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は特に記載していないが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については特に記載していないが、好ましくはブロアで、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、回収手段6は狭径部11に設けると記載したがダクト2に設けてもよく、また、材質に関しては特に記載していないが、一般的に知られているドレンパンのようなもので、有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、狭径部11の材質等は特に記載していなが、ゴム等弾力性のある有機溶剤ガスが吸着しないような材質ならなんでもよい。
また、冷却手段12および14について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
また、旋回気流発生手段13について特に記載していないが、旋回気流を発生させる手段ならなんでもよく、また、設ける位置もダクト2の径の関係から最適になるように任意に決めてよい。
(実施の形態14)
図14に示すように、実施の形態14は実施の形態13とほぼ同等の構成を有し、実施の形態13と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1を、送風する送風手段3および冷却する冷却手段4を設けて有機溶剤ガス1を送風手段3により冷却手段4に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液5を回収する回収手段6を設けるように構成されている。
図14に示すように、実施の形態14は実施の形態13とほぼ同等の構成を有し、実施の形態13と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1を、送風する送風手段3および冷却する冷却手段4を設けて有機溶剤ガス1を送風手段3により冷却手段4に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液5を回収する回収手段6を設けるように構成されている。
上記構成の一例において、排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段13により旋回しダクト2の内壁に設けられている冷却手段14に衝突し冷却され、また、旋回しながらダクト2の一部の冷却手段12が設けられている内径が狭くなる狭径部11のほぼ径位に圧縮され排気される。排気された有機溶剤ガス1は、次のブロア等の送風手段3により吸引される。吸引された有機溶剤ガス1は、ブロア等の圧が強くなる送風手段3により後方へ排気されていく。排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある冷却手段4に高速に衝突しダクト2外へ排気される。まず第一段として、ダクト2の内壁での衝突かつ急激に空気路が狭くなることによる凝縮作用および冷却手段12および14に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、狭軽部11に設けられている回収手段6により集められ回収される。第二段として、冷却手段4に衝突した有機溶剤ガス1は、高速に衝突することによる凝縮作用および冷却手段4に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、ダクト2に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化をダクト2の内壁と排気方向に圧縮と冷却による2つの作用を相乗的に、かつ、2段階踏んでいるので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は特に記載していないが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については一例としてブロアと記載したが、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、冷却手段4,12および14について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
また、第一段の回収手段6は狭径部11に設けると記載したがダクト2に設けてもよく、また、材質に関しては特に記載していないが、一般的に知られているドレンパンのようなもので、有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、第二段の回収手段6について特に記載していないが、ダクト2内に設置してもよいし、また、一般的に知られているドレンパンのようなもので、材質は有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、狭径部11の材質等は特に記載していなが、ゴム等弾力性のある有機溶剤ガスが吸着しないような材質ならなんでもよい。
また、旋回気流発生手段13について特に記載していないが、旋回気流を発生させる手段ならなんでもよく、また、設ける位置もダクト2の径の関係から最適になるように任意に決めてよい。
(実施の形態15)
図15に示すように、実施の形態15は実施の形態14とほぼ同等の構成を有し、実施の形態14と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1が旋回気流となるようにダクト2に旋回気流発生手段9を設けるように構成されている。
図15に示すように、実施の形態15は実施の形態14とほぼ同等の構成を有し、実施の形態14と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1が旋回気流となるようにダクト2に旋回気流発生手段9を設けるように構成されている。
上記構成の一例において、排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段13により旋回しダクト2の内壁に設けられている冷却手段14に衝突し冷却され、また、旋回しながらダクト2の一部の冷却手段12が設けられている内径が狭くなる狭径部11のほぼ径位に圧縮され排気される。排気された有機溶剤ガス1は、次のブロア等の送風手段3により吸引される。吸引された有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段9が排気される方向に対して円の接線方向に空気を吹き出すので、旋回しながら冷却手段4に高密かつ高速に衝突しダクト2外へ排気される。まず第一段として、ダクト2の内壁での衝突かつ急激に空気路が狭くなることによる凝縮作用および冷却手段12および14に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、狭軽部11に設けられている回収手段6により集められ回収される。第二段として、 冷却手段4に衝突した有機溶剤ガス1は、高密かつ高速に衝突することによる凝縮作用および冷却手段4に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、ダクト2に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化をダクト2の内壁と排気方向に高密な圧縮と冷却による2つの作用を相乗的に、かつ、2段階踏んでいるので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は特に記載していないが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については一例としてブロアと記載したが、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、冷却手段4,12および14について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
また、第一段の回収手段6は狭径部11に設けると記載したがダクト2に設けてもよく、また、材質に関しては特に記載していないが、一般的に知られているドレンパンのようなもので、有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、第二段の回収手段6について特に記載していないが、ダクト2内に設置してもよいし、また、一般的に知られているドレンパンのようなもので、材質は有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、旋回気流発生手段9および13について特に記載していないが、旋回気流を発生させる手段ならなんでもよく、また、設ける位置もダクト2の径の関係から最適になるように任意に決めてよい。
また、狭径部11の材質等は特に記載していなが、ゴム等弾力性のある有機溶剤ガスが吸着しないような材質ならなんでもよい。
(実施の形態16)
図16に示すように、実施の形態16は実施の形態15とほぼ同等の構成を有し、実施の形態15と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1を、ダクト2の内壁を冷却する冷却手段10を設けるように構成されている。
図16に示すように、実施の形態16は実施の形態15とほぼ同等の構成を有し、実施の形態15と同一部分については同一番号を付し詳細な説明は省略する。狭径部11を通過した有機溶剤ガス1を、ダクト2の内壁を冷却する冷却手段10を設けるように構成されている。
上記構成の一例において、排気される有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段13により旋回しダクト2の内壁に設けられている冷却手段14に衝突し冷却され、また、旋回しながらダクト2の一部の冷却手段12が設けられている内径が狭くなる狭径部11のほぼ径位に圧縮され排気される。排気された有機溶剤ガス1は、次のブロア等の送風手段3により吸引される。吸引された有機溶剤ガス1は、ダクト2内にある旋回気流発生手段9により旋回しダクト2の内壁に設けられている冷却手段10に衝突し冷却され、また、冷却手段4に高密かつ高速に衝突しダクト2外へ排気される。まず第一段として、ダクト2の内壁での衝突かつ急激に空気路が狭くなることによる凝縮作用および冷却手段12および14に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、狭軽部11に設けられている回収手段6により集められ回収される。第二段として、冷却手段4および10に衝突した有機溶剤ガス1は、ダクト2の内壁では衝突,排気方向では高密かつ高速に衝突することによる凝縮作用および冷却手段4および10に接触することによる冷却作用の両作用の相乗効果により、有機溶剤ガス1は容易に液化し有機溶剤含有溶液5が生じ落下する。落下した有機溶剤含有溶液5は、ダクト2に設けられている回収手段6により集められ回収される。よって、有機溶剤ガス1の液化をダクト2の内壁と排気方向に圧縮と冷却による2つの作用を相乗的に、かつ、2段階踏んでいるので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなくなるので、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置が得られる。
なお、有機溶剤ガス1は特に記載していないが、揮発性有機化合物となりえる有機溶剤ガス1ならなんでもよい。
また、ダクト2の材質や形状は特に記載していないが、有機溶剤ガス1に耐性があるものなら丸状でも角状でもどんな形状でもよい。
また、送風手段3の送風の種類については一例としてブロアと記載したが、プロペラでも圧のかかる種類ならなんでもよい。
また、冷却手段4,10,12および14について特に記載していないが、ペルチェでもドライアイスでも液体窒素でも冷却できる手段ならなんでもよい。
また、冷却手段10および14についてダクト2内に設ける位置については特に記載していないが、旋回気流の円周が効率よく衝突できるような位置ならどんなところでもよい。
また、第一段の回収手段6は狭径部11に設けると記載したがダクト2に設けてもよく、また、材質に関しては特に記載していないが、一般的に知られているドレンパンのようなもので、有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、第二段の回収手段6について特に記載していないが、ダクト2内に設置してもよいし、また、一般的に知られているドレンパンのようなもので、材質は有機溶剤含有溶液5に耐性があるものならなんでもよい。
また、旋回気流発生手段9および13について特に記載していないが、旋回気流を発生させる手段ならなんでもよく、また、設ける位置もダクト2の径の関係から最適になるように任意に決めてよい。
また、狭径部11の材質等は特に記載していなが、ゴム等弾力性のある有機溶剤ガスが吸着しないような材質ならなんでもよい。
本発明にかかる有機溶剤回収装置は、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収することができることを有し、塗装工場や印刷工場などから排出される有機溶剤ガスを、捕集し回収する有機溶剤回収装置として有用である。
1 有機溶剤ガス
2 ダクト
3 送風手段
4 冷却手段
5 有機溶剤含有溶液
6 回収手段
7 有機溶剤
8 有機溶剤槽
9 旋回気流発生手段
10 冷却手段
11 狭径部
12 冷却手段
13 旋回気流発生手段
14 冷却手段
101 発生源
102 バッファタンク
103 フィルタ
104 真空ポンプ
105 コイル管
106 予冷コンデンサ
107 吐出管
108 第1のコンデンサタンク
109 接続管
110 第2のコンデンサタンク
111 排液管
112 開閉弁
113 開閉弁
114 ドレンタンク
115 有機溶剤回収タンク
116 排気管
117 調圧弁
118 ヒートポンプ
119 冷却管
120 断熱材
121 断熱材
2 ダクト
3 送風手段
4 冷却手段
5 有機溶剤含有溶液
6 回収手段
7 有機溶剤
8 有機溶剤槽
9 旋回気流発生手段
10 冷却手段
11 狭径部
12 冷却手段
13 旋回気流発生手段
14 冷却手段
101 発生源
102 バッファタンク
103 フィルタ
104 真空ポンプ
105 コイル管
106 予冷コンデンサ
107 吐出管
108 第1のコンデンサタンク
109 接続管
110 第2のコンデンサタンク
111 排液管
112 開閉弁
113 開閉弁
114 ドレンタンク
115 有機溶剤回収タンク
116 排気管
117 調圧弁
118 ヒートポンプ
119 冷却管
120 断熱材
121 断熱材
Claims (16)
- 有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクトに前記有機溶剤ガスを送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けることを特徴とする有機溶剤回収装置。
- 有機溶剤ガスが旋回気流となるようにダクトに旋回気流発生手段を設けることを特徴とする請求項1記載の有機溶剤回収装置。
- ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設けることを特徴とする請求項2記載の有機溶剤回収装置。
- 有機溶剤ガスを圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト内に前記有機溶剤ガスを送風する送風手段,前記ダクトの一部の内径を狭くする狭径部および前記狭径部を冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により圧縮および冷却させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けることを特徴とする有機溶剤回収装置。
- 狭径部の径が可変であることを特徴とする請求項4記載の有機溶剤回収装置。
- 狭径部を通過した有機溶剤ガスを、送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けることを特徴とする請求項4あるいは5記載の有機溶剤回収装置。
- 狭径部を通過した有機溶剤ガスが旋回気流となるようにダクトに旋回気流発生手段を設けることを特徴とする請求項6記載の有機溶剤回収装置。
- 狭径部を通過した有機溶剤ガスを、ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設けることを特徴とする請求項7記載の有機溶剤回収装置。
- 有機溶剤ガスが旋回気流となるようにダクトに旋回気流発生手段を設けることを特徴とする請求項4あるいは5記載の有機溶剤回収装置。
- 狭径部を通過した有機溶剤ガスを、送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けることを特徴とする請求項9記載の有機溶剤回収装置。
- 狭径部を通過した有機溶剤ガスが旋回気流となるようにダクトに旋回気流発生手段を設けることを特徴とする請求項10記載の有機溶剤回収装置。
- 狭径部を通過した有機溶剤ガスを、ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設けることを特徴とする請求項11記載の有機溶剤回収装置。
- ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設けることを特徴とする請求項9記載の有機溶剤回収装置。
- 狭径部を通過した有機溶剤ガスを、送風する送風手段および冷却する冷却手段を設けて前記有機溶剤ガスを送風手段により冷却手段に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液を回収する回収手段を設けることを特徴とする請求項13記載の有機溶剤回収装置。
- 狭径部を通過した有機溶剤ガスが旋回気流となるようにダクトに旋回気流発生手段を設けることを特徴とする請求項14記載の有機溶剤回収装置。
- 狭径部を通過した有機溶剤ガスを、ダクトの内壁を冷却する冷却手段を設けることを特徴とする請求項15記載の有機溶剤回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005070686A JP2006247597A (ja) | 2005-03-14 | 2005-03-14 | 有機溶剤回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005070686A JP2006247597A (ja) | 2005-03-14 | 2005-03-14 | 有機溶剤回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006247597A true JP2006247597A (ja) | 2006-09-21 |
Family
ID=37088627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005070686A Pending JP2006247597A (ja) | 2005-03-14 | 2005-03-14 | 有機溶剤回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006247597A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090158613A1 (en) * | 2007-12-20 | 2009-06-25 | Tomoaki Aihara | Substrate treating apparatus and substrate treating method |
-
2005
- 2005-03-14 JP JP2005070686A patent/JP2006247597A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090158613A1 (en) * | 2007-12-20 | 2009-06-25 | Tomoaki Aihara | Substrate treating apparatus and substrate treating method |
JP2009152395A (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-09 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板処理装置 |
TWI396248B (zh) * | 2007-12-20 | 2013-05-11 | Dainippon Screen Mfg | 基板處理裝置及基板處理方法 |
US8640359B2 (en) * | 2007-12-20 | 2014-02-04 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Substrate treating apparatus and substrate treating method |
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