JP2008279378A - Voc冷却回収装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却装置の断熱を小型で効率よく行える構造のVOC冷却回収装置を提供する。
【解決手段】高温側回路33と低温側回路34とがカスケードコンデンサ36を介して熱的に接続されてなる二元冷凍機32と、第1の密閉容器内に高温側回路33の蒸発器46が配置され、導入されるVOCガスを予備冷却するプレクーラー60と、第2の密閉容器内に低温側回路34の蒸発器56が配置されたメインクーラー62と、プレクーラー60からメインクーラー62へVOCガスを流通させるガス流通管67とを具備し、メインクーラー62の第2の密閉容器120は、低温側回路34の蒸発器56が配置される蒸発器配置部122の周囲に、ガス流通管67に連通したVOCガスの流通路128,130が設けられ、流通路128,130を通ったVOCガスが蒸発器配置部122内に導入されることを特徴としている。
【選択図】図2

Description

本発明は、揮発性有機化合物(VOC)が気体となっている場合において、このVOCガスを液化して回収するための冷却回収装置に関する。
VOCは、揮発性を有しており大気中で気体状となる有機化合物であり、トルエン、キシレン、酢酸エチル、デカン等様々な物質が該当する。
気体状となったVOCを含むVOCガスは、塗装関係の施設、接着剤を乾燥させる施設、印刷関係の施設、化学製品の製造施設、工業用洗浄施設など様々な施設において排出されている。しかしながらVOCは、浮遊粒子状物質(SPM)や、光化学オキシダントの原因物質であり、大気汚染防止の観点から、近年その排出が抑制されるように求められている。
そこで、排出されるVOCガスを回収するために、VOCガスを冷却して凝縮液化させるためのガス回収装置が従来より知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
以下、図5に基づいて、特許文献1及び特許文献2に示されているようなガス回収装置の構成を説明する。
ガス回収装置10は、密閉容器として構成された冷却装置11と、冷凍機12とを有している。回収すべきガスは流通管13を流通して冷却装置11の内部に導入される。冷却装置11内には第1コイル14及び第2コイル15の2つのコイルが配置されている。
冷凍機12には、冷媒が流通する冷媒流通管17に圧縮機16と、凝縮器18とが設けられている。また、凝縮器18と第1のコイル14との間には、膨張器19が設けられており、凝縮器18から延出される冷媒流通管17は、膨張器19の手前で分岐して分岐管21が接続されており、分岐管21には、膨張器20と第2コイル15が設けられている。
第2コイル15の下流側の分岐管21はエジェクタ22の吸引部に接続されており、第2コイル15はエジェクタ22により負圧となり、第1コイル14よりも低温となる。
実開平6−29603号公報(図2等) 特開平7−260345号公報(図2等)
上述したような従来のガス回収装置では、冷却装置の断熱構造が十分ではなく、冷却効率が悪いという課題があった。
また、冷却装置内の温度を−50℃程度にまで下げる場合には、断熱構造としてかなり大きな断熱材を冷却装置に装着しなくてはならず、装置全体が大型化してしまうと言う課題もあった。
そこで本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、冷却装置の断熱を小型で効率よく行える構造のVOC冷却回収装置を提供することにある。
すなわち、本発明にかかるVOC冷却回収装置によれば、気体となっているVOCを含むVOCガスから、VOCを液化させて回収するVOC冷却回収装置であって、第1の冷媒で冷却される高温側回路と第2の冷媒で冷却される低温側回路とがカスケードコンデンサを介して熱的に接続されてなる二元冷凍機と、第1の密閉容器内に前記高温側回路の蒸発器が配置されてなり、導入されるVOCガスを予備冷却するプレクーラーと、第2の密閉容器内に前記低温側回路の蒸発器が配置されてなり、予備冷却されたVOCガスを冷却するメインクーラーと、前記プレクーラーへVOCガスを導入させるガス導入管と、前記プレクーラー内で予備冷却されて排出されたVOCガスを前記メインクーラーへ導入させるガス流通管と、前記メインクーラーでVOCが回収された残りのガスをメインクーラーから排出させるガス排出管と、前記プレクーラー及び前記メインクーラーの下部に設けられたドレンポートと、前記プレクーラー及び前記メインクーラーの各ドレンポートに接続され、前記プレクーラー及び前記メインクーラーにおいて液化されたVOCを流通させるドレン回収管と、該ドレン回収管に接続されており、回収したVOCを貯留する回収槽とを具備し、前記メインクーラーの第2の密閉容器は、前記低温側回路の蒸発器が配置される蒸発器配置部の周囲に、前記ガス流通管に連通したVOCガスの流通路が設けられ、該流通路を通ったVOCガスが前記蒸発器配置部内に導入されることを特徴としている。
この構成を採用することによって、二元冷凍機の低温側回路に設けられて極めて低温になるメインクーラーにおいて、第2の密閉容易の外周においてVOCガスを流通させるので、このVOCガスによって断熱効果をもたらすことができる。このため、特に大型の断熱部材等を用いることなく、比較的小型で断熱効率のよいメインクーラーとすることができる。
また、前記第2の密閉容器のVOCガスの流通路は、外側に配置された外側流通路と、該外側流通路の流通方向の先端部から折り返されるようにして内側に形成され、VOCガスが外側流通路内の流通方向と反対方向に流れるように設けられた内側流通路とからなることを特徴としてもよい。
この構成によれば、導入されるVOCガスを往復させて断熱構造を構成するので、断熱効率を簡易な構成で極めて良くすることができる。
また、前記VOCガスの流通路内には、VOCガスが蛇行して流通するように邪魔板が設けられていることを特徴としてもよい。
この邪魔板は、熱交換のフィンとして作用し、流通路内のVOCガスと蒸発器配置部との間で予め熱交換して冷却させておくことができる。また、VOCガスが蛇行して流通することにより、VOCガスと密閉容器との間での接触面積を増加させるので、熱交換効率を高めることができる。
さらに、前記第2の密閉容器は、断面が円形の筒状に形成され、前記蒸発器配置部に配置される蒸発器は、前記第2の冷媒が流通する熱交換用パイプと、熱交換用パイプに装着され、VOCガスの流通方向に沿って徐々に大径となるように形成されている複数枚のフィンとを有することを特徴としてもよい。
この構成によれば、蒸発器におけるVOCガスの接触面積は徐々に大きくなるように設けられる。したがって、VOCガスが最初に接触する径の小さいフィンにVOCガス中の水分を霜となって付着させるようにでき、この霜によって水分が除去されたVOCガスは、径の大きいフィンに接触する。つまり、水分が除去されたVOCガスは、大径のフィンに接触することで熱交換効率を高めることができる。
さらに、前記蒸発器は、中心に連通穴が形成されているフィンと、中心に連通穴が形成されていないフィンとが交互に配置されていることを特徴としてもよい。
この構成によって、VOCガスは、連通穴が形成されているフィンでは中心の連通穴を流通し、連通穴が形成されていないフィンではフィンの周縁部の外側を流通するので、VOCガスは蛇行しながら排出方向に向かい、フィンに対する接触面積を増加させることにより、冷却効率を高めることができる。
また、前記蒸発器は、複数のフィンのうちのいずれか2以上のフィンが、蒸発器の取り付け用フィンとして、それぞれ前記第2の密閉容器の内壁面のうちの異なる箇所に取り付けられるように設けられていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、取り付け用フィンによって蒸発器が密閉容器内に固定されるとともに、2以上の取り付け用フィンが密閉容器に取り付けられている箇所がそれぞれ異なっているので、VOCガスは取り付け用フィンに遮られて通過できない箇所と、通過できる箇所とができる。このため、VOCガスは蛇行しながら排出方向に向かい、フィンに対する接触面積を増加させることにより、冷却効率を高めることができる。
なお、メインクーラーに設けられたドレンポートは、前記蒸発器配置部に連通する第1のドレンポートと、前記内側流通路に連通する第2のドレンポートと、前記外側流通路に連通する第3のドレンポートとを含むことを特徴としてもよい。
この構成によれば、VOCが各流通路内で液化してしまった場合であっても確実に回収することができる。
本発明にかかるVOC冷却回収装置によれば、比較的小型で断熱効率のよいメインクーラーによって、VOCガスを極めて低温まで冷却することができる。このため、低コストで効率よくVOCの回収効率を上げることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1に本発明のVOC冷却回収装置の全体構成を示す。
本実施形態のVOC冷却回収装置30は、二元冷凍機32を用いており、VOCガスを二元冷凍機32の高温側回路33で予備冷却したのちにさらに低温側回路34で冷却させることにより、効率よくVOCを凝縮液化できる。
まず、二元冷凍機32の構成について説明する。
二元冷凍機32は、高温側回路33と低温側回路34とがカスケードコンデンサ36によって熱的に接続されることにより構成されている。
高温側回路33は、高温側圧縮機(コンプレッサー)38と、高温側凝縮器40と、高温側減圧弁43と、カスケードコンデンサを構成する第1の高温側蒸発器44とを備えており、これらの各機器は高温側冷媒が流通する冷媒流通管45によって直列に接続されている。
高温側回路33の高温側凝縮器40の下流側には、冷媒ドライヤ50が設けられており、冷媒中の水分の除去を図っている。
また、高温側減圧弁43と第1の高温側蒸発器44との間には、冷媒流通管45を流通する冷媒の流量を調節する制御バルブ37が設けられている。
また、高温側回路33は、第1の高温側蒸発器44と並列となるように第2の高温側蒸発器46を設けている。第1の高温側蒸発器44と第2の高温側蒸発器46は、高温側圧縮機38及び高温側凝縮器40を共通に用いるようにしており、第2の高温側蒸発器46は、冷媒流通管45の高温側圧縮機38に接続している部位と、冷媒流通管45の高温側凝縮器40に接続している部位との間で分岐する分岐管49に設けられている。
分岐管49には第2の高温側減圧弁43が設けられている。分岐管49の高温側減圧弁43と第2の高温側蒸発器46の間には、分岐管49を流通する冷媒の流量を調節する制御バルブ39が設けられている。
本実施形態における高温側凝縮器40にはファン35が設けられており、ファンによって導入された外気によって冷媒が冷却されて凝縮されるように設けられている。
このような構成を有する高温側回路33では、高温における特性が優れた冷媒を使用している。
次に、低温側回路34の構成について説明する。
低温側回路34は、低温側圧縮機(コンプレッサー)51と、カスケードコンデンサ36を構成する低温側凝縮器52と、低温側減圧弁54と、低温側蒸発器56とを備えており、これらの各機器は低温側冷媒が流通する冷媒流通管55によって接続されている。また、低温側回路34の低温側凝縮器52の下流側には、冷媒ドライヤ57が設けられており、冷媒中の水分の除去を図っている。
また、低温側圧縮機51と低温側凝縮器52の間には、オイルセパレータ59が設けられている。オイルセパレータ59は、低温側圧縮機51から生じたオイルが他の機器へ流入しないように、オイルを分離して低温側圧縮機51に戻すようにしている。
カスケードコンデンサ36内には、カスケードコンデンサ36内の温度を検出する温度センサ53が設けられている。
温度センサ53には、制御部58が接続されている。制御部58は、高温側圧縮機38及び低温側圧縮機51の動作を制御可能に設けられており、検出したカスケードコンデンサ36内の温度が、予め設定しておいた所定の温度になるように制御する。具体的に、カスケードコンデンサ36内の温度は、―10℃程度になるように制御される。
続いてVOCガスの流通経路について説明する。
まず、高温側回路33の第1の高温側蒸発器46は、密閉容器内に配置され、VOCガスを予備冷却するプレクーラー60を構成する。VOCガスを予備冷却することで、VOCガス中に含まれる水分を霜として付着させることにより、水分を除去することができる。
低温側回路34の低温側蒸発器56も密閉容器内に配置され、VOCを液化させるメインクーラー62を構成する。
回収すべきVOCは、VOCの発生源(図示せず)に接続されているガス導入管64内を流通して、VOC冷却回収装置30内に導入されるように設けられる。ガス導入管64には、ブロワ66と制御バルブ68が設けられており、ブロワ66によってVOCガスをガス導入管64内に送り込むようにしている。ガス導入管64に送り込まれたVOCガスは、プレクーラー60内に導入され、予備冷却される。
プレクーラー60とメインクーラー62との間には、ガス流通管67が配設され、プレクーラー60で予備冷却されたVOCガスが、ガス流通管67を通ってメインクーラー62内へ導入される。
なお、メインクーラー62には、VOCが分離された残りのガスを排出するためのガス排出管71が配設されている。このように、VOCガスは、プレクーラー60とメインクーラー62の双方を通過して2段階にわたって冷却され、その後VOCが除去されてガス排出管71から排気される。また、ガス排出管71の端部には、排気出口65が設けられている。
さらに、ガス排出管71には、排気出口65を閉塞するための出口閉塞バルブ70が設けられている。
ガス流通管67の周囲には、周囲の温度を遮断して流通するVOCガスの低温状態を維持できるように、断熱部材91が設けられている。例えば、ガス流通管67の周囲に断熱材を巻き付けるようにして断熱部材91を構成しても良い。
なお、本実施形態では、ガス導入管64の一部とガス排出管71の一部にも断熱部材91を設けるようにし、さらに冷却効率を上げるようにしている。
プレクーラー60及びメインクーラー62のそれぞれの下部には、ドレンポート72、74が設けられている。ドレンポート72、74はドレン回収管76,77を介して回収槽78に接続されている。
プレクーラー60及びメインクーラー62でVOCが凝縮して液化すると、液化したVOCがドレン回収管76及びドレン回収管77を経由して回収槽78に貯留される。回収槽78には、回収槽78内の空気を排気する排気管79が設けられており、排気管79には排気フィルター80が取り付けられている。排気フィルター80は、VOCを分解する触媒等が用いられている。
なお、ガス導入管64には、デフロスト時にはデフロスト用エアを導入するようにするとよい。本実施形態におけるデフロスト用エアとしては通常の外気を採用する。
すなわち、ガス導入管64におけるプレクーラー60の上流側に、外気を導入させるための分岐管82を設け、分岐管82には分岐管82の開閉を行う制御バルブ84と、外気を送り込むためのブロワ86が設けられている。
以下、本実施形態におけるVOC冷却回収装置30の動作について説明する。
まず、VOC冷却回収装置30の動作前は、ガス導入管64の制御バルブ68と分岐管82の制御バルブ84は閉塞させておき、VOCガスもデフロスト用エアもガス導入管64には流入しないようにしておく。
それから、VOC冷却回収装置30の動作前は、制御バルブ37も閉塞させておき、最初はプレクーラー60が運転しないように設けておく。
最初に、高温側圧縮機38の電源を投入する。
高温側圧縮機38が動作すると、高温側回路33の冷媒が圧縮されて高温側凝縮器40に送り込まれ、高温側凝縮器40で圧力一定で冷媒が冷却されるとともに液化される。液化された冷媒は、高温側減圧弁43で膨張させられて沸点を下げ、カスケードコンデンサ36内の第1の高温側蒸発器44において、低温側回路34の低温側凝縮器52の熱を奪って蒸発する。
次いで、高温側圧縮機38の電源を投入してから所定時間経過後に、低温側回路34において低温側圧縮機51の電源を投入する。
すると、低温側回路34の冷媒が圧縮されて低温側凝縮器52に送り込まれ、高温側蒸発器44との間で熱交換されて圧力一定で冷媒が冷却されるとともに液化される。
液化された冷媒は、低温側減圧弁54で膨張させられて沸点を下げる。低温側蒸発器56においては、冷媒がメインクーラー62内の熱を奪って蒸発する。そして、蒸発して気化した冷媒は低温側圧縮機51内に流入する。
カスケードコンデンサ36内の温度が−10℃になったことを制御部58が検出した場合には、制御部58は制御バルブ37を開いてプレクーラー60側の分岐管49に冷媒を流す。液化された冷媒は、分岐管49の高温側減圧弁43で膨張させられて沸点を下げ、第2の高温側蒸発器46において、プレクーラー60内の熱を奪って蒸発する。
これとともに制御部58は、制御バルブ39の開度を調整して、カスケードコンデンサ36内の温度が一定になるよう、冷媒がプレクーラー60側へ流れる量と、冷媒がカスケードコンデンサ36へ流れる量を配分する。
次いで、制御バルブ68を開くとともにブロワ66の運転を開始させることにより、VOCガスはガス導入管64を経てプレクーラー60内に流入する。
プレクーラー60内にVOCガスが流入すると、プレクーラー60内の第2の高温側蒸発器46では、高温側減圧弁43によって膨張させられて沸点を下げた冷媒が、ガス導入管64から導入されたVOCガスの熱を奪って蒸発する。なお、このときVOCガスに含まれる水分が霜となってプレクーラー60内に付着する。このため、水分が除去されて予備冷却されたVOCガスが、次のメインクーラー62へ導入される。
なお、このとき、プレクーラー60内の温度は、―10℃程度である。
プレクーラー60で予備冷却されたVOCガスは、ガス流通管67を通ってメインクーラー62へ導入される。
メインクーラー62内にVOCガスが流入すると、メインクーラー62内の低温側蒸発器56では、低温側減圧弁54によって膨張させられて沸点を下げた冷媒が、ガス流通管67から導入されたVOCガスの熱を奪って蒸発する。
なお、このとき、メインクーラー62内の温度は、−55〜−65℃程度である。
このようにして、VOCガスはプレクーラー60とメインクーラー62内で冷却され、凝縮して液化される。液化したVOCは、プレクーラー60内部及びメインクーラー62内部の下部に溜まる。プレクーラー60とメインクーラー62の下部にはドレンポート72,74が設けられているので、液化したVOCはドレンポート72,74からドレン回収管76、77を通って回収槽78内に流れ出て、回収される。
なお、VOC冷却回収動作を連続して実行していると、特にプレクーラー60内に付着した霜を除去するデフロストを行う必要が生じる。冷却効率を上げるには、およそ8時間程度おきにデフロストを行う必要がある。
デフロストの際には、高温側圧縮機38と低温側圧縮機51の電源をオフにして冷凍サイクルを停止させる。そして、制御バルブ68を閉じてVOCガスがVOCガス導入管64内に流入するのを防止し、且つ制御バルブ84を開いてデフロスト用エアである外気をガス導入管64内に流入させる。さらに、ガス排出管71の先端部の排気出口65の出口閉塞バルブ70を閉じる。
このようにしてデフロストを実行すると、プレクーラー60内の霜が溶けて水分が液化するが、この液化した水分がドレン回収管76を通って回収槽78内に回収される。さらに、排気出口65が閉塞されるので、デフロスト用エアも排気出口65からは排出されず、ドレン回収管76,77を通って回収槽78内に回収される。
回収槽78では、回収されたデフロスト用エアが排気フィルター80を通って、VOCが回収されて外部へ排気される。
すなわち、デフロストの際には、プレクーラー60やメインクーラー62内に残留していたVOCがデフロスト用ガスと一緒に排出されてくるので、これをガス排出管71の先端部の排気出口65から出てしまわないようにし、回収槽78で回収することができる。
なお、上述してきたような各制御バルブの切り換え動作は、人手により行ってもよいし、制御部58が各制御バルブに制御信号を出力して自動的に制御するようにしてもよい。
次に、図2から図4に基づいて本実施形態のメインクーラーについて説明する。
メインクーラー62は、三重壁構造に形成された密閉容器120内に、低温側の蒸発器56が配置されて構成されている。
密閉容器120は、断面円形の円筒状に形成されており、円筒の軸線方向がVOCガスの流通方向と一致している。
密閉容器120の軸線方向の一端部にプレクーラー60からのVOCガスが導入されるガス流通管67が接続されており、密閉容器120の軸線方向の他端部にVOCが除去されたガスを排気するためのガス排出管71が接続されている。
密閉容器120の内部空間が、蒸発器56を配置するための蒸発器配置部122として機能し、ガス流通管67から導入されたVOCガスは、蒸発器配置部122内を密閉容器120の軸線方向に流通する。
本実施形態における密閉容器120は、三重壁構造であり蒸発器56の周囲に内壁124、中間壁125、外壁126の3つの壁部が互いに所定の間隔を開けて配置されている。
外壁126と中間壁125との間はガス流通管67と連通しており、プレクーラー60から送られてきたVOCガスが流通する外側流通路128である。
外側流通路128の内側には内側流通路130が形成されている。内側流通路130は、中間壁125と内壁124との間で形成される。
外側流通路128におけるVOCガスの流通方向は、ガス流通管67の流通方向と同一方向に向いている。外側流通路128の流通方向先端部(すなわち、中間壁125の他端部側)には、内側流通路130と連通する連通穴132が形成されている。外側流通路128を流通してきたVOCガスは、連通穴132を通って内側流通路130内に進入する。
内側流通路130におけるVOCガスの流通方向は、ガス流通管67の流通方向と反対方向に向いている。このため、内側流通路130内を流通するVOCガスは、ガス流通管67が接続されている密閉容器120の一端部側に向かう。内側流通路130の流通方向先端部(すなわち、内壁124の一端部側)には、蒸発器配置部122と連通する連通穴134が形成されている。内側流通路130を流通してきたVOCガスは、連通穴134を通って蒸発器配置部122内に進入する。
なお、本実施形態では、内側流通路130内に邪魔板138が設けられている。邪魔板138は、中間壁125および内壁124から所定間隔をあけて互い違いに内側流通路130内に突出するように設けられている。この邪魔板138により、内側流通路130内でVOCガスは蛇行して流通することとなる。
邪魔板138は、内側流通路130だけではなく外側流通路128にも設けられていても良い。
なお、密閉容器120の内部には、蒸発器配置部122の軸線方向の一端部側を閉塞するとともに内側流通路130の一端部側を閉塞する入口閉塞板136が設けられている。入口閉塞板136には、外側流通路128とガス流通管67とを連通させるための入口穴140が形成されている。入口穴140は、図3に示すように、軸線方向の正面から見ると円形であって、複数の円形の入口穴140が密閉容器120の周囲を囲むように形成されている。
また、密閉容器120の内部には、外側流通路128と内側流通路130の他端部側を閉塞する出口閉塞板142が設けられている。出口閉塞板142の中心部には、蒸発器配置部122とガス排出管71とを連通させるための出口穴144が形成されている。
密閉容器120の下部には、ドレンポート74が設けられている。ただし、本実施形態の密閉容器120の壁面は三重壁構造であり、三重壁の中にVOCガスが流通する外側流通路128と内側流通路130が形成されているため、VOCガスが流通する箇所ごとにドレンポートが必要である。
したがって、本実施形態では、蒸発器配置部122と連通する第1のドレンポート156と、内側流通路130と連通する第2のドレンポート158と、外側流通路128と連通する第3のドレンポート160が設けられている。
これら、各ドレンポート156,158,160は、それぞれ図1で示した回収槽78に接続され、液化したVOCを回収可能に設けられている。各ドレンポート156,158,160と回収槽78は、それぞれ別個のドレン回収管77によって接続されていてもよいし、途中で1本のドレン回収管77に合流するように接続されていてもよい。
次に、蒸発器について説明する。
蒸発器56は、複数枚のフィン146,146・・と、低温側回路34の冷媒が流通する熱交換用パイプ148とから構成されている。
複数枚のフィン146は、密閉容器120の断面形状に合わせて平面視円形であり、アルミニウム又は銅などの金属製の薄板を採用している。各フィン146は、VOCガスの流通方向である、密閉容器120の軸線方向に沿って積層されており、この積層された複数枚のフィンを貫通するようにして熱交換用パイプ148が装着される。
熱交換用パイプ148は、積層されたフィン146を複数回にわたって往復して貫通するように設けられている。具体的には、熱交換用パイプ148は、パイプが180度Uターンするように形成されたヘアピン150と、ヘアピン150の端部同士を連結するU字状のリターンベンド152とから構成されている。
図3に示すように、複数枚のフィン146は、VOCガスの流通方向に沿って徐々に大径となるようなものを採用しており、このためフィン146の積層体は円錐台状に形成される。
VOCガスが最初に接触するフィン146には霜が付きやすいが、このように霜が付きやすいフィン146は小径である。最初に霜が付くことにより、排気側に向かうにしたがって水分が除去されて霜が付きにくくなるので、霜が付かないフィンは大径である。このため、霜が付かないフィンとVOCガスとの接触面積が大きくなり、熱交換効率を上げることができる。
また、図4に示すように、積層されるフィン146は、中心部に連通穴162が形成されているものと、中心部に連通穴162が形成されていないものとを交互に配置している。
このため、VOCガスの流路としては、連通穴162を通った後はフィン146の面に沿ってフィン146の外縁部に流れ、フィン146の外縁部と内壁124との間から次のフィン146の中心にある連通穴162に向けて流れる。このようにして、VOCガスは常にフィン146の表面と平行に流れるので、VOCガスのフィン146との接触面積を増加させて熱交換効率を上げることができる。
蒸発器56の密閉容器120内への取り付けは、複数のフィン146のうちのいずれか2以上を取り付け用フィン155として設け、これらを内壁124に取り付けることで行っている。
本実施形態では、複数の取り付け用フィン155を内壁124の上部と、内壁124の下部とで交互に渡って取り付けるようにした。このため、取り付け用のフィン155が上部に取り付けられている部位と、下部に取り付けられている部位との間でVOCガスは蛇行して流通させることができる。
なお、蒸発器56を構成する複数のフィン146は、排出側に向けて徐々にその間隔を狭めるようにして配置してもよい(図示せず)。
このようにすれば、入口側部分でフィン146に霜が付着するがこの部位では、フィン146同士の間隔が広いため霜の付着によりVOCガスの流通が妨げられることはない。また、霜の付着のおそれが少ない出口側ではフィン146同士の間隔が狭いので、VOCガスのフィン146への接触面積を増やし、熱交換効率を上げることができる。
なお、上述してきたメインクーラーの三重壁の構造は、プレクーラーに適用させてもよいが、プレクーラー内の温度はせいぜい−10℃であるので、このような構成を採用しなくとも、通常の密閉容器内に蒸発器46を配置させるだけで、十分に冷却可能である。
以上本発明につき好適な実施形態を挙げて種々説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
本発明のVOC冷却回収装置の全体構成を示す説明図である。 本発明のVOC冷却回収装置におけるメインクーラーの構成を示す側面図である。 メインクーラーを一端部側から見たところを示す説明図である。 フィンの構造について示す概略説明図である。 従来のガス回収装置を示す説明図である。
符号の説明
30 冷却回収装置
32 二元冷凍機
33 高温側回路
34 低温側回路
35 ファン
36 カスケードコンデンサ
37 制御バルブ
38 高温側圧縮機
39 制御バルブ
40 高温側凝縮器
43 高温側減圧弁
44 第1の高温側蒸発器
45 冷媒流通管
46 第2の高温側蒸発器
49 分岐管
50 冷媒ドライヤ
51 低温側圧縮機
52 低温側凝縮器
53 温度センサ
54 低温側減圧弁
55 冷媒流通管
56 低温側蒸発器
57 冷媒ドライヤ
58 制御部
59 オイルセパレータ
60 プレクーラー
62 メインクーラー
64 ガス導入管
65 排気出口
66 ブロワ
67 ガス流通管
68 制御バルブ
70 出口閉塞バルブ
71 ガス排出管
72,74 ドレンポート
76,77 ドレン回収管
78 回収槽
79 排気管
80 排気フィルター
82 分岐管
84 制御バルブ
86 ブロワ
91 断熱部材
120 密閉容器
122 蒸発器配置部
124 内壁
125 中間壁
126 外壁
128 外側流通路
130 内側流通路
132,134 連通穴
136 入口閉塞板
138 邪魔板
140 入口穴
142 出口閉塞板
144 出口穴
146 フィン
148 熱交換用パイプ
150 ヘアピン
152 リターンベンド
155 取り付け用フィン
156,158,160 ドレンポート
160 外側流通路
162 連通穴

Claims (7)

  1. 気体となっているVOCを含むVOCガスから、VOCを液化させて回収するVOC冷却回収装置であって、
    第1の冷媒で冷却される高温側回路と第2の冷媒で冷却される低温側回路とがカスケードコンデンサを介して熱的に接続されてなる二元冷凍機と、
    第1の密閉容器内に前記高温側回路の蒸発器が配置されてなり、導入されるVOCガスを予備冷却するプレクーラーと、
    第2の密閉容器内に前記低温側回路の蒸発器が配置されてなり、予備冷却されたVOCガスを冷却するメインクーラーと、
    前記プレクーラーへVOCガスを導入させるガス導入管と、
    前記プレクーラー内で予備冷却されて排出されたVOCガスを前記メインクーラーへ導入させるガス流通管と、
    前記メインクーラーでVOCが回収された残りのガスをメインクーラーから排出させるガス排出管と、
    前記プレクーラー及び前記メインクーラーの下部に設けられたドレンポートと、
    前記プレクーラー及び前記メインクーラーの各ドレンポートに接続され、前記プレクーラー及び前記メインクーラーにおいて液化されたVOCを流通させるドレン回収管と、
    該ドレン回収管に接続されており、回収したVOCを貯留する回収槽とを具備し、
    前記メインクーラーの第2の密閉容器は、
    前記低温側回路の蒸発器が配置される蒸発器配置部の周囲に、前記ガス流通管に連通したVOCガスの流通路が設けられ、該流通路を通ったVOCガスが前記蒸発器配置部内に導入されることを特徴とするVOC冷却回収装置。
  2. 前記第2の密閉容器のVOCガスの流通路は、
    外側に配置された外側流通路と、
    該外側流通路の流通方向の先端部から折り返されるようにして内側に形成され、VOCガスが外側流通路内の流通方向と反対方向に流れるように設けられた内側流通路とからなることを特徴とする請求項1記載のVOC冷却回収装置。
  3. 前記VOCガスの流通路内には、VOCガスが蛇行して流通するように邪魔板が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のVOC冷却回収装置。
  4. 前記第2の密閉容器は、断面が円形の筒状に形成され、
    前記蒸発器配置部に配置される蒸発器は、前記第2の冷媒が流通する熱交換用パイプと、
    熱交換用パイプに装着され、VOCガスの流通方向に沿って徐々に大径となるように形成されている複数枚のフィンとを有することを特徴とする請求項1〜請求項3うちのいずれか1項記載のVOC冷却回収装置。
  5. 前記蒸発器は、
    中心に連通穴が形成されているフィンと、中心に連通穴が形成されていないフィンとが交互に配置されてなることを特徴とする請求項4記載のVOC冷却回収装置。
  6. 前記蒸発器は、
    複数のフィンのうちのいずれか2以上のフィンが、蒸発器の取り付け用フィンとして、それぞれ前記第2の密閉容器の内壁面のうちの異なる箇所に取り付けられるように設けられていることを特徴とする請求項4または請求項5記載のVOC冷却回収装置。
  7. メインクーラーに設けられたドレンポートは、
    前記蒸発器配置部に連通する第1のドレンポートと、
    前記内側流通路に連通する第2のドレンポートと、
    前記外側流通路に連通する第3のドレンポートとを含むことを特徴とする請求項2〜請求項6のうちのいずれか1項記載のVOC冷却回収装置。
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