JP2006246875A - 果実の種(仁)の成分を含有した飲料水、アルコール飲料水、及びその製造方法。 - Google Patents
果実の種(仁)の成分を含有した飲料水、アルコール飲料水、及びその製造方法。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】従来、ホワイトリカーなどの果実酒を使用して、果実酒を作る場合、果実である、例えば、梅、李、もも、杏子、及びビワなどの果実を、ホワイトリカーなどの果実酒の中に、果実を丸ごと入れて、果実の実の内部に存在する有効成分を抽出しているが、果実の種の内部に存在する有効成分を抽出することはできない。
【解決手段】しかしながら、ホワイトリカーなどの果実酒の中に、例えば、梅などの果実を丸ごと入れて、果実の実の内部に存在する有効成分を抽出しても、梅の種の内部に存在する、梅の仁の主成分である、アミグダリン(ビタミンB17)などの有効成分を抽出することは不可能である。何故ならば、梅の成長因子である仁を保護している、梅の種の殻が厚いことが、梅の種の内部に存在している、仁の有効成分を抽出することができない理由である。そこで、梅の実と、梅の種を、丸ごと粉砕して、有効成分を抽出することにした。
【選択図】なし
【解決手段】しかしながら、ホワイトリカーなどの果実酒の中に、例えば、梅などの果実を丸ごと入れて、果実の実の内部に存在する有効成分を抽出しても、梅の種の内部に存在する、梅の仁の主成分である、アミグダリン(ビタミンB17)などの有効成分を抽出することは不可能である。何故ならば、梅の成長因子である仁を保護している、梅の種の殻が厚いことが、梅の種の内部に存在している、仁の有効成分を抽出することができない理由である。そこで、梅の実と、梅の種を、丸ごと粉砕して、有効成分を抽出することにした。
【選択図】なし
Description
本発明は、果実の種(仁)の内部に存在する有効成分である。例えば、梅の実の場合であれば、梅の実の種の内部に存在するアミグダリン(ビタミンB17)などを抽出する目的にて、梅の実と、梅の種を、ミンチ、ミキサ、ロールなどの機械を使用して、こなごなに、微小に粉砕したあとの、ドロドロ状態の梅の種の成分を含有した、梅の実の溶液を濾過膜を使用して濾過した溶液を使用して製造した飲料水、又は焼酎、ウォッカ、ウィスキー、及びホワイトリカーなどの飲料水、及びその製造方法に関する。
従来、ホワイトリカーなどの果実酒を使用して、果実酒を作る場合、果実である、例えば、梅、李、もも、杏子、及びビワなどの果実を、ホワイトリカーなどの果実酒の中に、果実を丸ごと入れて、果実の実の内部に存在する有効成分を抽出している。
しかしながら、ホワイトリカーなどの果実酒の中に、例えば、梅などの果実を丸ごと入れて、果実の実の内部に存在する有効成分を抽出しても、梅の種の内部に存在する、梅の仁の主成分である、アミグダリン(ビタミンB17)など成分を抽出することは不可能である。
何故ならば、梅の種の内部に存在する、梅の木を成長させるための有効成分である、梅の仁を保護するために、梅の種の表皮の表面に、厚い殻の、表皮の表面があるので、梅の種の内部に存在する、梅の仁の有効成分である、アミグダリン(ビタミンB17)などの有効成分を抽出することができない。
前記の課題を、解決するための手段として、果実の実である、梅、李、杏子、梨、及びビワなどの果実を、果実の種を含有したままの状態の果実の実を、ミンチ、ミキサー、及びロールなどの機械を使用して、果実の実と、果実の種を、こなごなに、微小に粉砕して抽出したあとの、水溶液を濾過するか、又は焼酎、ウォッカ、ウィスキー、ホワイトリカーなどのアルコール飲料水を使用して抽出した、アルコール飲料水を濾過して、アルコール飲料水を製造すると、極く短時間にて、果実の種の内部に存在する成長因子である、有効成分の仁の成分を容易に抽出することができることになった。
種丸ごとである、梅の種の殻、及び梅の種の粥皮の成分は、肝臓ガン、高血圧、大腸炎などに効果があるとされている。この梅の実を種丸ごと、微小に粉砕して有効成分を抽出することにより、梅の実、及び梅の実の殻、及び梅の種の粥皮が含有している有効成分を容易に抽出することが出来ることになった。
種丸ごとである、梅の種の殻、及び梅の種の粥皮の成分は、肝臓ガン、高血圧、大腸炎などに効果があるとされている。この梅の実を種丸ごと、微小に粉砕して有効成分を抽出することにより、梅の実、及び梅の実の殻、及び梅の種の粥皮が含有している有効成分を容易に抽出することが出来ることになった。
例えば、梅の種の仁(油分)の有効成分である、アミグダリン(ビタミンB17)などの有効成分を、水溶液の内部、又は焼酎、ウォッカ、ウィスキー、ホワイトリカーなどのアルコール飲料水の内部に、容易に抽出することが出来ることになった。
アミグダリン(ビタミンB17)とは、ガン全般に有効だが、特に、仁の有効成分としては、乳房炎、乳ガン、大腸ガン、胃ガン、膀胱炎、通風、神経痛、関節リウマチなどに効果があるとされている。
果実である、例えば、梅、李、杏子、もも、梨、及びビワなどの果実を、果実の実と、果実の種を、丸ごと、ミンチ、ミキサー、及びロールなどの機械を使用して、こなごなに、微小に粉砕した、果実の実と、果実の種が含有している有効成分を、水溶液、又は焼酎、ウォッカ、ウィスキー、ホワイトリカーなどのアルコール飲料水を使用して抽出すると、果実の種の内部に存在する成長因子である、仁の有効成分である、アミグダリン(ビタミンB17)を容易に抽出した水溶液である飲料水、又はアルコール飲料水である、焼酎、ウォッカ、ウィスキー、ホワイトリカーなどが、極く短時間で、出来上がることになった。
さらに、梅、李、杏子、梨、及びビワなどの実の成分も、実と実の種を粉砕するときに、同時に、粉砕することになるので、例えば、梅の実に含まれている、梅の実の成分である、5−ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)、カルシウム、リン、鉄分、マグネシウム、亜鉛、クエン酸、青酸などの有効成分も、水溶液、又は焼酎、ウォッカ、ウィスキー、及びホワイトリカーなどのアルコール飲料水などを使用して、梅の実の成分も、梅の種の成分である仁の成分を抽出するときに、同時に、梅の実の成分も、同時に抽出することができる。
また、梅の種の有効成分である仁の主成分であるアミグダリン(ビタミンB17)の薬効としては、ガンの治療全般に有効であるとされている。
特に、梅の種の有効成分である仁は、乳房炎、乳ガン、大腸ガン、胃ガン、膀胱炎、通風、神経痛、関節リウマチに有効とされている。
また、種の殻を含有した、種丸ごとでは、肝臓ガン、高血圧、大腸炎に有効とされている。
さらに、上記にて使用する原材料としては、青梅、生梅、及び塩分を使用して漬けた梅干しを、梅の実と、梅の種も、梅の殻も、梅の種の殻の内部に含まれている仁も、丸ごと微小に粉砕した溶液を、そのままの状態の溶液を使用して飲料水、又はアルコール飲料水とするか、又は濾過膜を使用して濾過した溶液を使用して製造した飲料水、又はアルコール飲料水を製造することにより、梅の実と、梅の種の殻の成分と、梅の種の内部にある仁の、有効成分である。アミグダリン(ビタミンB17)を容易に飲料水、又はアルコール飲料水の中に抽出することが出来ることになった。
さらに、赤じそ、又は青じそなどの紫蘇を使用して漬けた、塩分を含有している梅干しを、上記考案の主たる原材料とすることにより、赤じそ、又は青じそなどの紫蘇が含有している有効成分である、抗酸化物質のルテオリンやa−リノレン酸を含有している飲料水、又はアルコール飲料水を容易に製造することができる効果もある。
塩分を使用して漬けた梅干し、又は紫蘇を含有した梅干しを、上記考案の主たる原材料とすることで、塩分の殺菌効果により、アルコール分を一切含有していない梅の有効成分を丸ごと含有している飲料水ができることになった。
Claims (6)
- 梅の実、及び梅の種を丸ごと、ミンチなどを使用してこなごなに、微小に粉砕した、梅の実と、梅の種も丸ごと微小に粉砕した、ドロドロ状態の溶液を、アルコール飲料水である焼酎、ウォッカ、ウィスキー、及びホワイトリカーなどのアルコール飲料水を使用して、梅の実と、梅の種の成分を抽出したあとの、ドロドロ状態のアルコール飲料水を、濾過膜を使用して濾過したアルコール飲料水、及びその製造方法。
- 請求項1記載の製造方法による、李(すもも)、杏子(あんず)、梨、及び、ビワなどの果実の仁を含む種から有効成分を抽出したアルコール飲料水、及びその製造方法。
- 請求項1、及び請求項2記載の製造方法による、飲料水、及びその製造方法。
- 請求項1、2、及び3記載の梅の実、梅の種も丸ごと微小に粉砕した状態の溶液を、濾過膜を使用して濾過していない状態の溶液を使用して製造した飲料水、又はアルコール飲料水、及びその製造方法。
- 請求項1、2、3、及び4記載の青梅、生梅、及び塩分を使用して漬けた梅干しを、梅の実と、梅の種も丸ごと微小に粉砕した溶液を使用して製造した飲料水、又はアルコール飲料水、及びその製造方法。
- 請求項1、2、3、4、及び5記載の飲料水、及びアルコール飲料水を製造する過程で、赤じそ、又は青じそなどの紫蘇、又は紫蘇の成分を添加した飲料水、又はアルコール飲料水、及びその製造方法。
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---|---|---|---|---|
JP2007195435A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Suntory Ltd | 香味及び呈味の改善された梅酒及びその製造方法 |
JP2013017420A (ja) * | 2011-07-11 | 2013-01-31 | Sapporo Breweries Ltd | 梅酒様アルコール飲料製造方法 |
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2005
- 2005-03-11 JP JP2005112730A patent/JP2006246875A/ja active Pending
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JP4585458B2 (ja) * | 2006-01-25 | 2010-11-24 | サントリーホールディングス株式会社 | 香味及び呈味の改善された梅酒及びその製造方法 |
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