JP2006242481A - コンロ - Google Patents

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章 宮藤
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Abstract

【課題】 バーナに対する点火処理を良好に行えるようにしながらも、点火が行われた後には、被加熱物の外径に適した燃焼量になり、全体として使い勝手がよいコンロを提供する。
【解決手段】 五徳2に載置された被加熱物Nを加熱するバーナ3と、そのバーナ3の燃焼量を変更調整自在な燃焼量調整手段13と、バーナの3燃焼状態を制御する燃焼制御手段100と、五徳2に載置された被加熱物Nの外径を検出する外径検出手段Kとを備え、燃焼制御手段100は、点火指令手段により点火が指令されると、点火用燃焼量になるように燃焼量調整手段13を調整してバーナ3に点火する点火処理を実行し、点火処理を実行した後に、外径検出手段Kの検出情報に基づいて被加熱物Nの外径に対応した燃焼量になるように燃焼量調整手段13を制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、鍋等の被加熱物を加熱して調理等を行うためのコンロに関し、詳しくは、五徳に載置された被加熱物を加熱するバーナと、そのバーナの燃焼量を変更調整自在な燃焼量調整手段と、前記バーナの燃焼状態を制御する燃焼制御手段と、前記五徳に載置された被加熱物の外径を検出する外径検出手段とを備えたコンロに関する。
上記構成のコンロにおいて、従来では、前記外径検出手段によって五徳に載置された被加熱物の外径を検出するように構成され、その被加熱物の外径の検出結果に基づいて、燃焼量調整手段により変更調整されるバーナの燃焼量の調節可能範囲の最大値を変更させて、その変更状態を維持するように構成したものがあった。
説明を加えると、前記外径検出手段によって被加熱物の外径が大径であることが検出されると、燃焼量調整手段により変更調整されるバーナの燃焼量の調節可能範囲の最大値を大きい値にして、被加熱物の外径が小径であることが検出されると、前記バーナの燃焼量の調整可能範囲の最大値を小さい値に規制するように構成されたものであり、被加熱物の外径の大きさに応じた適切な燃焼量で加熱を行うことができるようにしている。
そして、前記外径検出手段が次のように構成されていた。
すなわち、前記バーナの外周部において、平面視にて前記バーナの中心位置から五徳に載置される被加熱物の径方向に設定距離離れた箇所に五徳の上部よりも上方に突出する状態で昇降自在な鍋径検出用のロッドを設けて、被加熱物が五徳に載置されたときに、大径の被加熱物であれば前記ロッドが押し下げられ、小径の被加熱物であればロッドが押し下げられることがないようにして、そのロッドの位置の違いに基づいて被加熱物の外径を検出する構成となっていた(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−53827号公報
上記従来構成においては、大径の被加熱物であれば大きな燃焼量にて適切に調理加熱することができ、又、小径の被加熱物であれば小さい燃焼量で適切に調理加熱するようにしながら被加熱物の外周部から火炎が溢れる炎溢れが発生しない状態で調理を行うことができるのであるが、上記従来構成では、未だ次のような不利な点があった。
すなわち、上記従来構成においては、五徳の上部よりも上方に突出する状態で前記ロッドが設けられ、そのロッドに被加熱物が接触してそのロッドを押し下げる構成となっていることから、被加熱物が前記ロッドに頻繁に接当することにより、例えば、ロッドが早期に変形して外径を適正に検出することができない状態になるおそれがあり、しかも、被加熱物が前記ロッドに接当することにより被加熱物が傷つくおそれもあり、この点で改善の余地があった。
本発明の目的は、被加熱物をその外径に応じた適切な燃焼量にて加熱することが可能なものでありながら、被加熱物が傷つくおそれが少なく長期にわたり良好な状態で被加熱物の外径を検出することが可能となるコンロを提供する点にある。
本発明に係るコンロは、五徳に載置された被加熱物を加熱するバーナと、そのバーナの燃焼量を変更調整自在な燃焼量調整手段と、前記バーナの燃焼状態を制御する燃焼制御手段と、前記五徳に載置された被加熱物の外径を検出する外径検出手段とを備えたものであって、その第1特徴構成は、前記外径検出手段が、被加熱物に接触しない非接触状態で被加熱物の外径を検出するように構成され、前記燃焼制御手段は、前記外径検出手段の検出情報に基づいて被加熱物の外径に対応した燃焼量になるように前記燃焼量調整手段を制御する燃焼量調整処理を実行するように構成されている点にある。
第1特徴構成によれば、前記外径検出手段が被加熱物に接触しない非接触状態で被加熱物の外径を検出し、燃焼制御手段は、外径検出手段の検出情報に基づいて被加熱物の外径に対応した燃焼量になるように燃焼量調整手段を制御することになる。つまり、大径の被加熱物であれば大きな燃焼量にて適切に加熱することができ、又、小径の被加熱物であれば、小さい燃焼量で調理加熱することになり、不必要に大きな燃焼量になることがなく適切な燃焼量で加熱することができる。
上述したように、前記外径検出手段が被加熱物に接触しない非接触状態で被加熱物の外径を検出するように構成されているから、被加熱物は五徳以外の他物に接当することがないので被加熱物が傷つくおそれが少なく、しかも、外径検出手段自身も機械的な接当がなく長期にわたり良好な状態で被加熱物の外径を検出することができる。
従って、被加熱物をその外径に応じた適切な燃焼量にて加熱することが可能なものでありながら、被加熱物が傷つくおそれが少なく長期にわたり良好な状態で被加熱物の外径を検出することが可能となるコンロを提供できるに至った。
本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成に加えて、前記燃焼制御手段は、点火指令手段により点火が指令されると、点火用燃焼量になるように前記燃焼量調整手段を調整して前記バーナに点火する点火処理を実行するように構成され、且つ、前記点火処理を実行した後に、前記燃焼量調整処理を実行するように構成されている点にある。
第2特徴構成によれば、燃焼制御手段は、点火指令手段により点火が指令されると、点火用燃焼量になるように燃焼量調整手段を調整してバーナに点火する点火処理を実行することにより、点火用燃焼量としてバーナの点火に適した燃焼量を設定しておくと、着火ミスを起こすおそれがなく良好に点火を行うことが可能となる。
そして、燃焼制御手段は、点火処理を実行した後に、前記外径検出手段の検出情報に基づく燃焼量調整処理を実行することにより、点火処理を実行した後においては、バーナの燃焼量が点火用燃焼量から自動的に被加熱物の外径に対応した燃焼量に自動調節されることになる。
従って、バーナに点火が行われた後には被加熱物をその外径に応じた適切な燃焼量にて加熱することが可能なものでありながら、バーナに対する点火処理を良好に行うことが可能となる。
本発明の第3特徴構成は、第1特徴構成又は第2特徴構成に加えて、前記外径検出手段が、天板の下方側に位置する状態で備えられて、その天板に形成された光透過窓を通して上方に光を照射し、且つ、被加熱物の底部にて反射してくる反射光を検出する光学式検出手段と、その光学式検出手段の検出情報に基づいて被加熱物の外径を判別する外径判別手段とを備えて構成されている点にある。
第3特徴構成によれば、五徳に載置されている被加熱物の外径を検出するときは、天板の下方側に位置する状態で備えられた光学式検出手段が、天板に形成された光透過窓を通して上方に光を照射する。そして、被加熱物の底部にて反射してくる反射光を検出するとその光学式検出手段の上方箇所における被加熱物が存在していることになり、前記反射光が検出されなければその光学式検出手段の上方箇所には被加熱物が存在していないことになる。そこで、前記光学式検出手段を五徳に載置される被加熱物に対して外径を判別することが適切な箇所に設置しておくと、この光学式検出手段の検出情報を用いて被加熱物の外径を判別することが可能となるから、外径判別手段はこのような光学式検出手段の検出情報に基づいて、五徳に載置されている被加熱物の外径を判別することができる。
上記構成によれば、天板の下方側に設けられた光学式検出手段が光透過窓を通して光を照射し、且つ、被加熱物にて反射して光透過窓を通して受光される反射光を利用して、被加熱物の存否を判別することにより被加熱物の外径を判別する構成であるから、天板には光透過窓を設けるだけでよく、天板の上面よりも上方に突出するような突起物が存在せず、天板の上面は平らな平面で仕上げることが可能となる。その結果、コンロの外観上の美観を向上させることが可能であり、又、天板の上部を清掃するときに雑巾等が引っ掛かるものがなく清掃を行い易いものにできる。
本発明の第4特徴構成は、第3特徴構成に加えて、前記光学式検出手段が、互いに異なる箇所に位置させて複数設けられ、且つ、それら複数の光学式検出手段が互いに異なるタイミングで光を照射して前記反射光を検出するように検出用作動タイミングを制御されるように構成され、前記外径判別手段が、前記複数の光学式検出手段の検出情報に基づいて被加熱物の外径を判別するように構成されている点にある。
第4特徴構成によれば、前記光学式検出手段が、互いに異なる箇所に位置させて複数設けられる。このように、光学式検出手段が互いに異なる箇所に位置させて複数設けられるものであるから、例えば、複数の光学式検出手段をバーナの径方向に沿って互いに異なる箇所に位置させるようにすると、被加熱物の外径を3段階以上の多段階に分けて判別することが可能となる。又、複数の光学式検出手段をバーナの周方向に沿って互いに異なる箇所に位置させるようにすると、被加熱物が五徳に載置されるときに被加熱物の中心位置がバーナの中心位置から位置ずれするような場合であっても外径を判別することが可能な構成とすることもできる。
そして、複数の光学式検出手段が互いに異なるタイミングで光を照射して前記反射光を検出するように検出用作動タイミングを制御されるように構成されているので、各光学式検出手段により検出作動を適正に行うことが可能となる。説明を加えると、例えば、前記光透過窓と被加熱物の底部との間が離間しており、一つの光学式検出手段が光を照射して被加熱物で反射した光が、別の箇所に設けられる他の光学式検出手段にて受光するおそれがあるような場合であっても、上記したように互いに異なるタイミングで光を照射して反射光を検出するように検出用作動タイミングを制御されるから、一つの光学式検出手段が光を照射して反射光を検出するときに、被加熱物にて反射した光が他の箇所に設けられる他の光学式検出手段にて誤って検出されることがなく、検出作動を適正に行うことが可能となる。
本発明の第5特徴構成は、第3特徴構成又は第4特徴構成に加えて、前記光学式検出手段が、平面視で前記バーナの中心部を中心位置として複数重の同心円状又はほぼ同心円状に並び、且つ、周方向に間隔をあけて並ぶ状態で複数設けられ、前記外径判別手段が、前記複数の光学式検出手段の検出情報に基づいて被加熱物の外径を判別するように構成されている点にある。
第5特徴構成によれば、前記光学式検出手段が、平面視でバーナの中心部を中心位置として複数重の同心円状又はほぼ同心円状に並ぶ状態で複数設けられる。言い換えると、複数の光学式検出手段が、複数重の同心円上に位置する又はその同心円の近傍に位置する状態で周方向に間隔をあけて並ぶことになる。そして、複数重の同心円のうちのいずかの1つの同心円上に位置する又はその同心円の近傍に位置する状態で周方向に間隔をあけて並ぶ複数の光学式検出手段、すなわち、1つの同心円に沿うように周方向に並ぶ複数の光学式検出手段が全て被加熱物の存在を検出している場合には、被加熱物の外径がその同心円の径よりも大径であると判別することができ、又、複数の光学式検出手段が全て被加熱物の存在を検出していない場合には、被加熱物の外径がその同心円の径よりも小径であると判別することができ、上記したような同心円の径を外径判別の基準として被加熱物の外径を判別することが可能である。
しかも、複数の光学式検出手段が複数重の同心円状又はほぼ同心円状に並ぶものであるから、複数重の同心円の径の夫々を外径判別の基準として被加熱物の外径の判別を複数段階にわたって行うことが可能となる。つまり、複数種の外径の被加熱物が存在する場合であっても、その外径を適切に検出することが可能となる。
又、例えば、複数重の同心円のうちのいずれかの1つの同心円に沿うように周方向に並ぶ複数の光学式検出手段が全て被加熱物の存在を検出していなくても、そのうちの設定割合(例えば過半数)以上のものが被加熱物を検出しているときは、その同心円の径よりも大径であるが位置ずれが発生していると判別することも可能であり、被加熱物の位置ずれにかかわらず適切な外径の検出が可能となる。
従って、複数種の外径の被加熱物が存在し、且つ、五徳に載置されるときにバーナの中心位置に対して被加熱物の中心位置がずれているような場合であっても、被加熱物の外径を適切に検出することが可能となる。
本発明の第6特徴構成は、第3特徴構成に加えて、前記光学式検出手段が、前記バーナの径方向に沿って被加熱物の外径を検出するための検出用移動範囲にわたって駆動移動される状態で設けられ、前記外径判別手段が、前記光学式検出手段が移動されたときのその光学式検出手段の検出情報に基づいて、被加熱物の外径を判別するように構成されている点にある。
第6特徴構成によれば、前記光学式検出手段が前記検出用移動範囲内で径方向に沿って駆動移動されるが、外径判別手段は、光学式検出手段が移動されたときのその光学式検出手段の検出情報に基づいて被加熱物の外径を判別することになる。
例えば、光学式検出手段が前記検出用移動範囲の径方向内方側端部に位置しているときの光学式検出手段の検出情報、光学式検出手段が前記検出用移動範囲の径方向外方側端部に位置しているときの光学式検出手段の検出情報、光学式検出手段が前記検出用移動範囲の途中位置に位置しているときの光学式検出手段の検出情報等に基づいて被加熱物の外径を判別することができる。このとき、前記径方向内方側端部に位置しているときの前記検出情報と、前記径方向外方側端部に位置しているときの検出情報だけを用いて外径を判別することも可能であり、前記検出用移動範囲内において光学式検出手段を連続的に移動させているときの光学式検出手段の連続的に変化する検出情報に基づいて外径を判別することも可能であり、各種の形態で実施することが可能である。
そして、このように光学式検出手段をバーナの径方向に沿って駆動移動させる構成であるから、光学式検出手段を位置固定状態で複数設ける構成に比べて、光学式検出手段の個数を少なくして構成を簡素化させた状態で、複数種の外径が存在する被加熱物に対しても外径を適切に検出することが可能となる。
本発明の第7特徴構成は、第1特徴構成〜第6特徴構成のいずれかに加えて、前記五徳に被加熱物が載置されているか否かを検出する載置状態検出手段が設けられ、前記燃焼制御手段は、前記点火指令手段により点火が指令されたときに、前記載置状態検出手段にて前記五徳に被加熱物が載置されていないことが検出されると、前記点火処理を実行しないように構成されている点にある。
第7特徴構成によれば、点火指令手段により点火が指令されたときに、載置状態検出手段にて五徳に被加熱物が載置されていないことが検出されると、点火処理を実行しないので、使用上の安全性を向上させることができる。
つまり、五徳に被加熱物が載置されていない状態でバーナに点火用燃焼量にて点火されることがあると、被加熱物が存在していない状態で大きな火炎が形成されることになり、コンロ使用者にとって危険な状態となるおそれがあるが、上記構成では、載置状態検出手段にて五徳に被加熱物が載置されているか否かを検出して、被加熱物が載置されていないときには点火処理を実行しないので、不必要に大きな火炎が形成されることがなく使用上の安全性を向上させることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1に、本発明に係るコンロとして構成されたビルトイン式のコンロの概略図を示している。このコンロは、3つのコンロバーナ部30とグリル部31とを備えて構成され、システムキッチンのカウンター32に開口された設置部33に設けられる構成となっている。
図2に示すように、前記各コンロバーナ部30は、耐熱性を備える材質からなる平板状の天板1と、調理用の鍋等の被加熱物Nを載置可能な五徳2、その五徳2上に載置される被加熱物Nを加熱するガス燃焼式のバーナ3と、そのバーナ3の作動を制御する制御部4、人為操作にて制御部4に各種の指令を行う操作部5等を備えて構成されている。
前記バーナ3は、ブンゼン燃焼式のバーナであり、燃料供給路6を通じて供給される燃料ガスGを噴出するガスノズル7、そのガスノズル7から燃料ガスGが噴出されると共に、その燃料ガスGの噴出に伴う吸引作用により燃焼用空気Aが供給される混合管8、及び、混合管8から供給される混合気を径方向外方側に噴出する複数の炎口9を備えたバーナ本体10等を備えて構成され、前記バーナ本体10は天板1に形成された開口11を通して上方に露出する状態となっている。そして、炎口9から噴出される混合気を燃焼させて火炎を形成して被加熱物Nを加熱するように構成されている。前記燃料供給路6には、前記ガスノズル7への燃料ガスGの供給を断続する断続弁12と、ガスノズル7への燃料ガスGの供給量を調節してバーナ3による火力すなわち燃焼量を変更調整自在な燃焼量調整手段としてのガス量調節弁13とが設けられる。又、バーナ3の炎口9の近傍には点火用のイグナイタ14及びバーナ3への着火状態を確認するための熱電対15も設けられる。
図1に示すように、前記操作部5には、押し操作する毎にバーナ3への点火指令を指令する点火指令状態と消火指令を指令する消火指令状態とに交互に切り換わる点火指令手段の一例としての点消火スイッチ16、前記バーナ3の燃焼量の変更を指令するための燃焼量調節器17等が設けられている。
そして、このコンロには、3つのコンロバーナ部30のうちの2つコンロバーナ部30において,五徳2に載置された被加熱物Nの底部の外径の大きさを検出するための外径検出手段Kが設けられている。この外径検出手段Kは、被加熱物に接触しない非接触状態で
被加熱物の外径を検出するように構成されている。
以下、外径検出手段Kの具体構成について説明する。
すなわち、外形検出手段Kは、天板1の下方側に位置する状態で備えられて、その天板1に形成された光透過窓18を通して上方に光を照射し、且つ、被加熱物Nの底部にて反射してくる反射光を検出する光学式検出手段としての反射型の光センサS1〜S8と、その光センサS1〜S8の検出情報に基づいて被加熱物Nの外径を判別する外径判別手段101とを備えて構成されている。
そして、前記光センサS1〜S8が互いに異なる箇所に位置させて複数設けられ、前記外径判別手段101が、複数の光センサS1〜S8にて互いに異なるタイミングで検出された夫々の検出情報に基づいて被加熱物Nの外径を判別するように構成されている。説明を加えると、前記光センサS1〜S8は、平面視で前記バーナの中心部を中心位置として複数重に同心円状又はほぼ同心円状に並び、且つ、周方向に間隔をあけて並ぶ状態で複数設けられ、外径判別手段101が、各光センサS1〜S8の検出情報に基づいて被加熱物Nの外径を判別するように構成されている。
以下、外径検出手段Kの具体的な構成について説明する。
図2、図3に示すように、平面視において五徳2が存在する箇所とは異なる箇所における天板1の下方側に前記光センサS1〜S8が設けられ、この光センサS1〜S8は、平面視でバーナ3の中心部を中心位置として2重の同心円状又はほぼ同心円状に並び、且つ、周方向に約90度づつ間隔をあけて並ぶ状態で合計8個設けられている。つまり、合計8個の光センサS1〜S8がバーナ3の外周部に分散配置される構成となっている。
そして、図7(ロ)に実線で示すように、標準的な中程度の外径(約20cm程度)の被加熱物Nをバーナ3の中心位置に中心を合わせて載置させると、径方向の内側に位置する4個の光センサS1〜S4が全て被加熱物Nの存在を検出し、径方向の外側に位置する4個の光センサS5〜S8が全て被加熱物Nの存在を検出しない状態となるような配置関係としている。又、標準的な中程度の外径よりも小さい小径の被加熱物Nであれば、図7(イ)に実線で示すように、径方向の内側に位置する4個の光センサS1〜S4が全て被加熱物Nの存在を検出しない状態となり、標準的な中程度の外径よりも大きい大径の被加熱物Nであれば、図7(ハ)に実線で示すように、径方向の外側に位置する4個の光センサS5〜S8が全て被加熱物Nの存在を検出する状態となる構成としている。
前記光透過窓18は、上記したような8個の外径検出用の光センサS1〜S8が位置する箇所において夫々各別に、上下方向に光が透過する状態で形成され、天板1を構成する材質とは異なる透光性材料にて構成されている。
前記8個の外径検出用の光センサS1〜S8は夫々同じ構成のものであり、図2に示すように、前記光透過窓18を通して上方に光を照射する発光部19と、上方に照射した光が被加熱物Nの底部にて反射した光を受光する受光部20とを備えて構成されている。発光部19にて光透過窓18を通して上方に向けて光を照射するが、その光照射位置に被加熱物Nが存在していれば、被加熱物Nの底部にて反射した光を受光部20が受光するが、被加熱物が存在していないと受光しないことになる。従って、受光部20による受光情報に基づいて、光透過窓18の上方側箇所における被加熱物Nの存否を判別することができる。尚、前記発光部19は例えば発光ダイオード等により構成され、前記受光部20はフォトダイオード等により構成されている。
図4に示すように、前記各光センサS1〜S8は、制御部4に接続されており、それらの各光センサS1〜S8が互いに異なるタイミングで光を照射して反射光を検出するように検出用作動タイミングで制御部4により制御される構成となっている。
又、前記バーナ本体10はバーナ3中心部付近に上下方向に貫通する貫通孔21を形成する状態で環状に設けられ、その貫通孔21の下方側には、五徳2に被加熱物Nが載置されているか否かを検出するための載置状態検出用の光センサS9が設けられ、この光センサS9の検出情報も制御部4に入力される構成となっている。
この載置状態検出用の光センサS9は、外径検出用の8個の光センサS1〜S8と同じ構成の光センサであり、発光部19にて前記貫通孔21を通して上方に向けて光を照射して、五徳2に被加熱物Nが載置されている状態であれば、被加熱物Nの底部にて光が反射して、その反射した光を受光部20が受光することになるが、被加熱物Nが載置されていなければ光は反射されないので受光部20が受光しないことになる。従って、受光部20による受光情報に基づいて、五徳2に被加熱物Nが載置されているか否かを検出することができる。
そして、前記バーナ3の燃焼状態を制御する燃焼制御手段100が備えられており、この燃焼制御手段100は、前記点消火スイッチ16により点火が指令されると、バーナ3の燃焼量が点火に適した大きめの燃焼量である点火用燃焼量になるようにガス量調節弁13を調整してバーナ3に点火する点火処理を実行し、且つ、前記点火処理を実行した後に、外径検出手段Kの検出情報に基づいて被加熱物Nの外径に対応した燃焼量になるようにガス量調節弁13を制御する燃焼量調整処理を実行するように構成されている。
この実施形態では、前記燃焼制御手段100及び前記外径判別手段101は制御部4を利用して構成されている。つまり、制御部4は、マイクロコンピュータを備えて構成され、後述するように、バーナ3への点火処理、バーナ3の燃焼量調整処理、バーナ3の消火処理、被加熱物Nの外径を判別する外径判別処理等を実行するように構成されている。又、制御部4は、点消火スイッチ16により点火が指令されたときに、載置状態検出用の光センサS9の検出情報に基づいて被加熱物Nの存否を判別する被加熱物存否判定処理を実行し、被加熱物Nが載置されていなければ点火処理を実行しないように構成されている。従って、制御部4を利用して被加熱物存否判別手段102が構成されており、この被加熱物存否判別手段102と前記載置状態検出用の光センサS9とに基づいて五徳2に被加熱物Nが載置されているか否かを判別する載置状態検出手段Jが構成されている。
以下、制御部4による制御内容についてフローチャートに基づいて具体的に説明する。
すなわち、図5に示すように、制御部4は、点消火スイッチ16により点火指令が指令されると、そのとき、前記載置状態検出用の光センサS9の検出作動を実行し、その検出情報に基づいて五徳2に被加熱物Nが載置されているか否かを判別する被加熱物存否判別処理を実行する(ステップ1、2)。つまり、載置状態検出用の光センサS9における発光部19により光を照射し、受光部20により反射光が検出されると五徳2に被加熱物Nが載置されていると判別し、反射光が検出されなければ五徳2に被加熱物Nが載置されていないと判別する。そして、五徳2に被加熱物Nが載置されていないと判別すると、点火処理を実行しないようになっている(ステップ3)。
五徳2に被加熱物Nが載置されていると判別すると、バーナ3に点火させる点火処理を実行する。つまり、断続弁12を開弁させ且つバーナ3の燃焼量が点火用燃焼量になるようにガス量調節弁13を制御して、イグナイタ14を作動させて前記バーナ3に点火させる。その後、熱電対15にてバーナ3への着火状態が確認されるとイグナイタ14の作動を停止する(ステップ4〜7)。尚、前記点火用燃焼量は調節可能範囲のうちの中間よりも大きめの燃焼量に対応するものである。
次に、制御部4は、バーナ3が点火した後において、前記外径検出用の8個の光センサS1〜S8の検出情報に基づいて、被加熱物の外径が大径、中径、小径のうちのいずれの径であるかを判別する外径判別処理を実行する(ステップ8)。
このとき、各光センサS1〜S8が互いに異なるタイミングで上方に向けて光を照射して反射光の有無を検出するようになっている。説明を加えると、例えば、制御部4は、図6に示すように、1つ目の光センサS1が時刻t1で検出が開始し、以下、各光センサS2〜S8が順次異なるタイミングの時刻t2〜t8において検出作動つまり、発光部19による光の照射及び受光部による反射光の検出等を実行するように、各光センサS1〜S8の作動を制御するように構成されている。
次に前記外径判別処理について説明を加えると、制御部4は、外径検出用の8個の光センサS1〜S8のうち径方向の外側に位置する4つの光センサS5〜S8のうちの3個以上のものが被加熱物Nの存在を検知すると、大径の被加熱物Nであると判別する。このとき、3個以上としているのは、図7(ハ)の仮想線で示すように被加熱物Nがバーナ3の中心位置に対して中心が位置ずれしているような場合には、1個の光センサが存在を検出しないおそれがあるからである。
又、径方向の外側に位置する4つの光センサS5〜S8のうち被加熱物Nの存在を検知するものが2個以下であり、径方向の内側に位置する4つの光センサS1〜S4のうちの3個以上のものが被加熱物Nの存在を検知すると、中径の被加熱物Nであると判別する。このとき、判別基準として3個以上としているのは、大径のときと同様に、図7(ロ)の仮想線で示すように被加熱物Nがバーナ3の中心位置に対して中心が位置ずれしているような場合には、1個の光センサが存在を検出しないおそれがあるからである。
そして、径方向の内側に位置する4つの光センサS1〜S4のうち被加熱物Nの存在を検知するものが2個以下であれば、小径の被加熱物Nであると判別する。このとき判別基準として2個以下としているのは、図7(イ)の仮想線で示すように被加熱物Nがバーナ3の中心位置に対して中心が位置ずれしているような場合には、2個の光センサが存在を検出しないおそれがあるからである。
そして、外径が大であると判別するとバーナ3の燃焼量を大径の被加熱物Nに適した大燃焼量になるようにガス量調節弁13を制御し、外径が中であると判別するとバーナ3の燃焼量を中径の被加熱物Nに適した中燃焼量になるようにガス量調節弁13を制御し、外径が小であると判別するとバーナ3の燃焼量を小径の被加熱物Nに適した小燃焼量になるようにガス量調節弁13を制御する(ステップ9〜12)。
その後、燃焼量調節器17がコンロの使用者によって手動操作されて燃焼量の変更指令があると、その指令された燃焼量に対応させてガス量調節弁13を制御する(ステップ13、14)。つまり、加熱調理を開始した後においては、使用者により指令される燃焼量にて加熱調理を行うことができる。そして、点消火スイッチ16により消火指令が指令されると、バーナ3の消火処理を実行する(ステップ15、16)。つまり、断続弁12及びガス量調節弁13を閉弁させて燃料ガスGの供給を停止させてバーナ3の燃焼を停止させる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態を説明する。
この第2実施形態では、前記光学式検出手段が、前記バーナの径方向に沿って被加熱物の外径を検出するための検出用移動範囲にわたって駆動移動される状態で設けられ、前記外径判別手段が、前記光学式検出手段が移動されたときのその光学式検出手段の検出情報に基づいて、被加熱物の外径を判別するように構成されている。
すなわち、前記光学式検出手段としての光センサS10,S11が被加熱物Nの径方向に沿って駆動移動される状態で設けられ、前記外径判別手段が、前記光センサS10,S11の径方向に沿って移動したときの位置の変化に対応した検出情報に基づいて、被加熱物Nの外径を判別するように構成されている。
説明を加えると、図8、図9に示すように、平面視において五徳2が存在する箇所とは異なる箇所であって、バーナ3の中心位置に対して180度対向する位置に、周方向には幅狭で且つ径方向に沿って幅広となる長尺状の一対の光透過窓18Aが天板1に形成されている。そして、図10に示すように、それらの光透過窓18Aの下方側に位置させて、夫々、上記第1実施形態にて記載したものと同じ構成の光センサS10,S11が設けられている。
前記光センサS10,S11を被加熱物Nの径方向に沿って駆動移動させるネジ操作式の駆動手段Dが設けられている。この駆動手段Dは、モータ40によって回動操作されるネジ軸41が被加熱物Nの径方向に沿って伸びる状態で設けられ、このネジ軸41に螺合してネジ軸41の回動に伴って軸芯方向にスライド移動自在な雌ネジ部42が各光センサS10,S11に一体的に備えられて、モータ40にてネジ軸41を回動させることで光センサS10,S11を被加熱物Nの径方向に沿って移動操作することができる構成となっている。又、光センサS10,S11の移動操作位置を検出する位置検出手段が設けられている。この位置検出手段は光センサS10,S11の径方向の移動操作位置を無段階に検出可能なストロークセンサ43にて構成されている。
そして、図示は省略しているが、第1実施形態のときと同様な制御部にて構成される外径判別手段が、外径判別処理を実行するときは、光センサS10,S11が移動されたときのその光センサS10,S11の検出情報に基づいて、被加熱物Nの外径を判別するように構成されている。例えば、一対の光センサS10,S11を共に径方向外方端部に位置させた状態から順次、径方向内方側に同量づつ単位移動量だけ移動させた後に検出作動を実行することを繰り返し行い、各光センサS10,S11が被加熱物Nの存在を検出していない状態から被加熱物Nの存在を検出する状態に切り換わったときの各光センサS10,S11の径方向の移動位置の情報に基づいて被加熱物Nの外径を判別する構成となっている。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明する。
(1) 上記第1実施形態では、前記光学式検出手段が、平面視で前記バーナの中心部を中心位置として2重に同心円状又はほぼ同心円状になる形態で、且つ、同心円状又はほぼ同心円状に位置する一群のもの(4個)が周方向に約90度づつ間隔をあけて分散配置した状態で8個設けられるものを例示したが、このような構成に限らず、3重、4重等など多重に同心円状又はほぼ同心円状になる形態で設けてもよい。又、周方向に90度づつ間隔をあけて分散配置するものに限らず、複数の光学式検出手段を周方向に90度とは異なる角度で間隔をあけて配置するものでもよく、周方向の1箇所において被加熱物の径方向に並べて複数の光学式検出手段を配置する構成としてもよく、要するに、被加熱物の外径を判別することが可能であればよく、種々の配置構成で実施することができる。
(2) 上記第1実施形態では、前記外径判別手段が、前記複数の光学式検出手段にて互いに異なるタイミングで検出された夫々の検出情報に基づいて被加熱物の外径を判別するように構成したが、このような構成に限らず、光学式検出手段として光を発光したり受光するときの指向性が鋭いものを用いるようにすると、複数の光学式検出手段にて同時に検出された夫々の検出情報に基づいて被加熱物の外径を判別するようにすることもできる。
(3) 上記第1実施形態では、前記載置状態検出手段として、前記光学式検出手段と同じような反射型の光センサを備える構成としたが、このような光センサに代えて、例えば、超音波を用いた検出手段を用いたり、あるいは、被加熱物に接触することで存否を判別する接触式の検出手段にて、その検出箇所における被加熱物の存否を検出する検出手段を用いて被加熱物が五徳に載置されているか否かを検出する構成としてもよい。
又、このような載置状態検出手段を備えない構成としてもよい。
(4) 上記第2実施形態では、被加熱物の径方向に沿って移動する光学式検出手段の移動操作位置を検出する位置検出手段として、移動操作位置を無段階に検出可能なストロークセンサを設ける構成としたが、無段階に位置を検出するものに限らず、例えば複数のリミットスイッチを複数の移動位置に備えて移動位置を検出するものでもよく、又、光学式検出手段の移動操作範囲のストロークエンドの位置を予め決めておき、移動操作機構を正逆方向にストロークエンドにまで移動させることを繰り返し実行する構成として、両側のストロークエンドにて被加熱物の存否を判別するようにして位置検出手段を備えない構成としてもよい。
(5) 上記第2実施形態では、一対の光学式検出手段をバーナの外周部において、バーナの周方向に180度の間隔をあけて対向配置させる構成としたが、このような構成に限らず、1個の光学式検出手段だけで構成してもよく、又、3個以上の光学式検出手段を周方向に間隔をあけて配置させる構成としてもよい。
(6) 上記各実施形態では、前記外径判別手段として、光学式検出手段を備える構成としたが、光学式検出手段に限らず、例えば、超音波式の検出手段を用いて非接触状態で外径を判別するようにしてもよい。
コンロの設置状態を示す概略図 コンロバーナ部の構成図 コンロバーナ部の平面図 制御ブロック図 制御フローチャート 動作用タイミングチャート 外径判別状態を示す図 第2実施形態のコンロの設置状態を示す概略図 第2実施形態のコンロバーナ部の平面図 第2実施形態のコンロバーナ部の構成図
符号の説明
1 天板
2 五徳
3 バーナ
13 燃焼量調整手段
16 点火指令手段
18 光透過窓
100 燃焼制御手段
101 外径判別手段
K 外径検出手段
J 載置状態検出手段
N 被加熱物
S1〜S11 光学式検出手段

Claims (7)

  1. 五徳に載置された被加熱物を加熱するバーナと、そのバーナの燃焼量を変更調整自在な燃焼量調整手段と、前記バーナの燃焼状態を制御する燃焼制御手段と、前記五徳に載置された被加熱物の外径を検出する外径検出手段とを備えたコンロであって、
    前記外径検出手段が、被加熱物に接触しない非接触状態で被加熱物の外径を検出するように構成され、
    前記燃焼制御手段は、前記外径検出手段の検出情報に基づいて被加熱物の外径に対応した燃焼量になるように前記燃焼量調整手段を制御する燃焼量調整処理を実行するように構成されているコンロ。
  2. 前記燃焼制御手段は、
    点火指令手段により点火が指令されると、点火用燃焼量になるように前記燃焼量調整手段を調整して前記バーナに点火する点火処理を実行するように構成され、且つ、前記点火処理を実行した後に、前記燃焼量調整処理を実行するように構成されている請求項1記載のコンロ。
  3. 前記外径検出手段が、
    天板の下方側に位置する状態で備えられて、その天板に形成された光透過窓を通して上方に光を照射し、且つ、被加熱物の底部にて反射してくる反射光を検出する光学式検出手段と、
    その光学式検出手段の検出情報に基づいて被加熱物の外径を判別する外径判別手段とを備えて構成されている請求項1又は2記載のコンロ。
  4. 前記光学式検出手段が、互いに異なる箇所に位置させて複数設けられ、且つ、それら複数の光学式検出手段が互いに異なるタイミングで光を照射して前記反射光を検出するように検出用作動タイミングを制御されるように構成され、
    前記外径判別手段が、前記複数の光学式検出手段の検出情報に基づいて被加熱物の外径を判別するように構成されている請求項3記載のコンロ。
  5. 前記光学式検出手段が、平面視で前記バーナの中心部を中心位置として複数重の同心円状又はほぼ同心円状に並び、且つ、周方向に間隔をあけて並ぶ状態で複数設けられ、
    前記外径判別手段が、前記複数の光学式検出手段の検出情報に基づいて被加熱物の外径を判別するように構成されている請求項3又は4記載のコンロ。
  6. 前記光学式検出手段が、前記バーナの径方向に沿って被加熱物の外径を検出するための検出用移動範囲にわたって駆動移動される状態で設けられ、
    前記外径判別手段が、前記光学式検出手段が移動されたときのその光学式検出手段の検出情報に基づいて、被加熱物の外径を判別するように構成されている請求項3記載のコンロ。
  7. 前記五徳に被加熱物が載置されているか否かを検出する載置状態検出手段が設けられ、
    前記燃焼制御手段は、
    前記点火指令手段により点火が指令されたときに、前記載置状態検出手段にて前記五徳に被加熱物が載置されていないことが検出されると、前記点火処理を実行しないように構成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載のコンロ。
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