JP2006242271A - 構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法 - Google Patents

構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 平軸受と軸とを、熟練作業者の勘に頼ることなくかつ作業性を損なうことなく平軸受の耐荷重の範囲内において挿入することができ、平軸受等の損傷を確実に防止することができるようにする。
【解決手段】 第1構造物(10)に取り付けられた軸(11)に対して第2構造物(20)に取り付けられた平軸受(21)を第2構造物と一体に挿入するときに用いられる平軸受と軸の挿入方法であって、第1構造物の反平軸受側(10a)を固定又は仮固定すると共に第1構造物の平軸受側(10b)を荷重計(31)を介して上記軸が略水平になるように吊下する一方、第2構造物を昇降可能にかつ水平方向に移動可能に上記平軸受が略水平になるように吊下し、荷重計の荷重を検出し、この荷重が所定荷重を超えないように第2構造物を昇降させながら軸側へ移動させて平軸受を軸に挿入する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、構造物、特に重量構造物に取り付けられた平軸受とそれに挿入される軸に用いられて好適な、構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法に関する。
図3に示すように、例えばウォータジェット船において、インペラ前軸105に取り付けられたインペラ後軸106を、平軸受であるジャーナル軸受111に挿入する場合、従来は次のような方法で行われている。ここで、インペラ後軸106は、回転推進翼であるインペラ107と共に、インペラ前軸105に図示しないボルトにより一体に取り付けられる。一方、ジャーナル軸受111は、重量構造物であるガイドベーンチャンバ110に一体に取り付けられ、このガイドベーンチャンバ110には、やはり重量構造物であるステアリングユニット112が取り付けられる。
そして、インペラ後軸106をジャーナル軸受111に挿入する場合、インペラ前軸105の前部105aを船体100に仮固定すると共に、その後部105bは、インペラ107の先端部107aをインペラチャンバ101に接触させることにより支持する。一方、ジャーナル軸受111が取り付けられたガイドベーンチャンバ110及びステアリングユニット112は、2つのチェーンブロック121,122を介して昇降可能に、かつ水平方向に移動可能に吊り下げられる。
そして、ガイドベーンチャンバ110及びステアリングユニット112を前方へ移動させながら、熟練作業者の勘によりそれらを上下させて、可能な限りジャーナル軸受111とインペラ後軸106の双方に過度な荷重が掛からないようにして、ジャーナル軸受111をインペラ後軸106に挿入している。ジャーナル軸受111とインペラ後軸106との間の隙間は約0.5mmと極めて狭い。平軸受に対するこのような軸の挿入方法は一般的なものであり、それを記載した文献は特に見当たらない。
上述の従来の構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法によれば、例えばウォータジェット船において、ジャーナル軸受111が取り付けられたガイドベーンチャンバ110及びステアリングユニット112を前方へ移動させながら、熟練作業者の勘によりそれらを上下させて、可能な限りジャーナル軸受111とインペラ後軸106の双方に過度な荷重が掛からないようにして、ジャーナル軸受111をインペラ後軸106に挿入している。
しかしながら、近年のウォータジェット船の大型化に伴い、ガイドベーンチャンバ110及びステアリングユニット112も極めて大型で重いものが使用されるようになった。このため、熟練作業者の勘だけでは、インペラ後軸106を耐荷重の範囲内で確実にジャーナル軸受111に挿入することが困難になりつつある。
このジャーナル軸受111の耐荷重の範囲を超えるような大きな力が加わった場合、ジャーナル軸受111とインペラ後軸106の双方を傷つけるばかりではなく、インペラ後軸106をインペラ前軸105に固定するボルトやインペラチャンバ101に接触しているインペラ107の先端部107aに、過大な応力が加わるという問題が発生する。
これに対し、ガイドベーンチャンバ110をステアリングユニット112と分離して取り付けることも考えられるが、ガイドベーンチャンバ110自体が重量物であり、上記と同様の問題が発生すると共に、その後現場でステアリングユニットをガイドベーンチャンバに取り付ける作業が発生し、作業性が悪いという問題が発生する。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、平軸受と軸とを、熟練作業者の勘に頼ることなくかつ作業性を損なうことなく平軸受の耐荷重の範囲内において挿入することができ、平軸受等の損傷を確実に防止することができる、構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法を提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、本発明が採用する手段は、第1構造物に取り付けられた軸に対して第2構造物に取り付けられた平軸受を第2構造物と一体に挿入するときに用いられる平軸受と軸の挿入方法であって、第1構造物の反平軸受側を固定又は仮固定すると共に第1構造物の平軸受側を荷重計を介して上記軸が略水平になるように吊下する一方、第2構造物を昇降可能にかつ水平方向に移動可能に上記平軸受が略水平になるように吊下し、荷重計の荷重を検出し、荷重が所定荷重を超えないように第2構造物を昇降させながら軸側へ移動させて平軸受を軸に挿入させることにある。
このように、本発明の構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法においては、荷重計によって第1構造物の平軸受側を吊り下げる荷重を検出し、その荷重が所定荷重範囲内に収まるように第2構造物を上け下げしながら軸側へ移動させて平軸受を軸に挿入させるから、熟練作業者の勘に頼ることなく、平軸受を軸に平軸受の耐荷重の範囲内において挿入することができる。また、第2構造物をいくつかの部分に分割して取り付ける必要もないから、現場における再組み立てもなく、作業性が損なわれることもない。
又は、第1構造物に取り付けられた平軸受に対して第2構造物に取り付けられた軸を第2構造物と一体に挿入するときに用いられる平軸受と軸の挿入方法であって、第1構造物の反軸側を固定又は仮固定すると共に第1構造物の軸側を荷重計を介して上記平軸受が略水平になるように吊下する一方、第2構造物を昇降可能にかつ水平方向に移動可能に上記軸が略水平になるように吊下し、荷重計の荷重を検出し、荷重が所定荷重を超えないように第2構造物を昇降させながら平軸受側へ移動させて軸を平軸受に挿入させることにある。
このように、本発明の構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法においては、荷重計によって第1構造物の軸側を吊り下げる荷重を検出し、その荷重が所定荷重範囲内に収まるように第2構造物を上げ下げしながら平軸受側へ移動させて軸を平軸受に挿入させるから、熟練作業者の勘に頼ることなく、軸を平軸受に平軸受の耐荷重の範囲内において挿入することができる。また、第2構造物をいくつかの部分に分割して取り付ける必要もないから、現場における再組み立てもなく、作業性が損なわれることもない。
上記のいずれの構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法においても、所定荷重は、平軸受の耐荷重の50%以下に設定されることが望ましい。第1構造物の平軸受側を吊り下げる荷重を検出しながら、又は第1構造物の軸側を吊り下げる荷重を検出しながらそれぞれ平軸受と軸を挿入させるから、所定荷重を平軸受の耐荷重の50%以下に設定しても作業性を損なうようなことはなく、また、これにより平軸受と軸を耐荷重の範囲内において確実に挿入することができる。なお、この所定荷重は、平軸受の耐荷重の20%以下に設定されることがさらに望ましい。
例えば、ウォータジェット船のインペラ前軸に取り付けられたインペラ後軸に対してウォータジェット船のガイドベーンチャンバに取り付けられたジャーナル軸受をガイドベーンチャンバと一体に挿入するときに用いられる平軸受と軸の挿入方法であって、インペラ前軸の前部を固定又は仮固定すると共にインペラ前軸の後部を荷重計を介してインペラ後軸が略水平になるように吊下する一方、ガイドベーンチャンバを昇降可能にかつ水平方向に移動可能にジャーナル軸受が略水平になるように吊下し、荷重計の荷重を検出し、荷重が所定荷重を超えないようにガイドベーンチャンバを昇降させながら前方へ移動させてジャーナル軸受をインペラ後軸に挿入する。
近年のウォータジェット船の大型化に伴い、ガイドベーンチャンバ及びステアリングユニットも極めて大型でかつ自重の重いものが使用されるようになった。このため、ウォータジェット船については、本発明の構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法を最適に実施することができる。
上記と同様の理由により、所定荷重は、ジャーナル軸受の耐荷重の50%以下に設定されることが望ましい。また、この所定荷重は、ジャーナル軸受の耐荷重の20%以下に設定されることがさらに望ましい。
本発明の構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法は、第1構造物に取り付けられた軸に対して第2構造物に取り付けられた平軸受を第2構造物と一体に挿入するときに用いられる平軸受と軸の挿入方法であって、第1構造物の反平軸受側を固定又は仮固定すると共に第1構造物の平軸受側を荷重計を介して上記軸が略水平になるように吊下する一方、第2構造物を昇降可能にかつ水平方向に移動可能に上記平軸受が略水平になるように吊下し、荷重計の荷重を検出し、荷重が所定荷重を超えないように第2構造物を昇降させながら軸側へ移動させて平軸受を軸に挿入させる。
又は、第1構造物に取り付けられた平軸受に対して第2構造物に取り付けられた軸を第2構造物と一体に挿入するときに用いられる平軸受と軸の挿入方法であって、第1構造物の反軸側を固定又は仮固定すると共に第1構造物の軸側を荷重計を介して上記平軸受が略水平になるように吊下する一方、第2構造物を昇降可能にかつ水平方向に移動可能に上記軸が略水平になるように吊下し、荷重計の荷重を検出し、荷重が所定荷重を超えないように第2構造物を昇降させながら平軸受側へ移動させて軸を平軸受に挿入させる。
したがって、構造物に取り付けられた平軸受と軸とを、熟練作業者の勘に頼ることなくかつ作業性を損なうことなく平軸受の耐荷重の範囲内において挿入することができ、平軸受等の損傷を確実に防止することができるという優れた効果を奏する。
本発明に係る構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法を実施するための最良の形態を、図1及び図2を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法の一例として、第1構造物が、インペラ後軸(軸)11が取り付けられたウォータジェット船のインペラ前軸10であり、第2構造物が、ジャーナル軸受(平軸受)21が取り付けられたウォータジェット船のガイドベーンチャンバ20である場合を示す。
図2に示すように、ウォータジェット船において、インペラ前軸10に、回転推進翼であるインペラ12と上述のインペラ後軸11とがボルト13により取り付けられる。インペラ前軸10がインペラ12を回転させることにより、ウォータジェット船の推進力を発生させる。インペラ12がウォータジェット船に取り付けられると、図1に示すように、インペラチャンバ2内に収容される。
図2に示すように、ジャーナル軸受21が、重量構造物であるガイドベーンチャンバ20に同軸に取り付けられる。ジャーナル軸受21はその軸受面が樹脂により形成される。ジャーナル軸受21とインペラ後軸11との隙間は、約0.5mmと極めて狭い。ガイドベーンチャンバ20内には、静翼である複数のガイドベーン22が植設される。ガイドベーンチャンバ20には、同様に重量構造物であるステアリングユニット23が取り付けられる。ステアリングユニット23により、ウォータジェット船を操舵することができる。
ジャーナル軸受21をインペラ後軸11に挿入しながら、ガイドベーンチャンバ20をインペラチャンバ2に取り付ける作業は、次のように行われる。
図1に示すように、インペラ後軸11とインペラ12とが取り付けられたインペラ前軸10の前部10aを、船体1にブラケット3等により仮固定する。インペラ前軸10の後部10bをワイヤ30により、ロードセル(荷重計)31及びチェーンブロック32を介して、インペラ前軸10が略水平になるように吊り下げる。ワイヤ30は船体1の点検穴4を通して吊り下げられる。このとき、回転推進翼であるインペラ12の先端部12aがインペラチャンバ2に接触しないように、所定の隙間を設けて吊り下げる。本実施の形態においては、インペラ前軸10の前部10aが第1の構造物の反平軸受側に相当し、インペラ前軸10の後部10bが第1の構造物の平軸受側に相当する。
一方、ジャーナル軸受21が取り付けられたガイドベーンチャンバ20及びステアリングユニット23をワイヤ35,36により、2つのチェーンブロック37,38を介して昇降可能にかつ水平方向に移動可能に、ジャーナル軸受21が略水平になるように吊り下げる。そして、ガイドベーンチャンバ20及びステアリングユニット23を前方へ移動させながら、ジャーナル軸受21をガイドベーンチャンバ20及びステアリングユニット23と一体に、インペラ後軸11に徐々に挿入する。本実施の形態においては、ガイドベーンチャンバ20の前方への移動が第2の構造物の軸側への移動に相当する。
このとき作業者は、ロードセル31によってインペラ前軸10の後部10bにかかる荷重を検出する。ロードセル31により検出した荷重が所定荷重を超える場合には、ガイドベーンチャンバ20及びステアリングユニット23を吊り下げているワイヤ35,36の2つのチェーンブロック37,38を操作して、ジャーナル軸受21とインペラ後軸11との間に過大な力が加わらないように調整する。
この所定荷重はジャーナル軸受21の耐荷重の50%以下に設定し、さらには耐荷重の20%以下に設定することが望ましい。例えば、ジャーナル軸受21の耐荷重が5tonの場合には2.5ton以下、好ましくは1ton以下に設定する。本実施の形態では、ロードセル31によってインペラ前軸10の後部10bにかかる荷重を検出しているので、てこの原理により、インペラ後軸11とジャーナル軸受21との間にかかる荷重はそれよりもさらに小さい。ジャーナル軸受21をインペラ後軸11に挿入した後、ガイドベーンチャンバ20及びステアリングユニット23をインペラチャンバ2に固定する。
これにより、ジャーナル軸受21が取り付けられたガイドベーンチャンバ20及びステアリングユニット23と、インペラチャンバ2との取り付けが完了する。インペラ前軸10の前部10aを所定の方法により固定する。
このように、本構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法によれば、ワイヤ30に介装したロードセル31によって、インペラ前軸10の後部10bにかかる荷重を検出し、その荷重が所定荷重を超えないように、ガイドベーンチャンバ110及びステアリングユニット11を上げ下げしながら軸側へ移動させて、ジャーナル軸受21をインペラ後軸11に挿入するから、熟練作業者の勘に頼ることなく、ジャーナル軸受21をインペラ後軸11にジャーナル軸受21の耐荷重の範囲内において挿入することができる。
これにより、ジャーナル軸受21、インペラ後軸11、このインペラ後軸11とインペラ12とをインペラ前軸10に固定しているボルト13等の損傷を確実に防止することができる。また、ガイドベーンチャンバ20及びステアリングユニット23をインペラチャンバ2に一体に取り付けるから、現場における再組み立てもなく、作業性が損なわれることもない。
本実施の形態は、第1構造物が、軸としてのインペラ後軸11が取り付けられたウォータジェット船のインペラ前軸10であり、第2構造物が、平軸受としてのジャーナル軸受21が取り付けられたウォータジェット船のガイドベーンチャンバ20であったが、これに限定されるものではなく、第1構造物に取り付けられた軸に対して第2構造物に取り付けられた平軸受を挿入す場合の、一般の平軸受と軸との挿入方法として実施することができることは勿論である。
また、この構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法は、第1構造物に取り付けられた平軸受に対して第2構造物に取り付けられた軸を挿入するときにも、同様に実施することができる。
本構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法は、平軸受と軸とを、熟練作業者の勘に頼ることなくかつ作業性を損なうことなく、平軸受の耐荷重の範囲内において挿入することができ、平軸受等の損傷を確実に防止することができるものである。したがって、上述のウォータジェット船のジャーナル軸受とインペラ後軸との挿入時のみならず、一般の構造物、特に重量構造物に取り付けられた平軸受と軸との挿入方法として、広く一般に利用することができる。
本発明の構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法を示す側面図である。 図1のジャーナル軸受とインペラ後軸を示す側面図である。 従来の構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法を示す側面図である。
符号の説明
1 船体
2 インペラチャンバ
3 ブラケット
4 点検穴
10 インペラ前軸
10a 前部
10b 後部
11 インペラ後軸
12 インペラ
12a 先端部
13 ボルト
20 ガイドベーンチャンバ
21 ジャーナル軸受
22 ガイドベーン
23 ステアリングユニット
30 ワイヤ
31 ロードセル
32 チェーンブロック
35,36 ワイヤ
37,38 チェーンブロック
100 船体
101 インペラチャンバ
105 インペラ前軸
105a 前部
105b 後部
106 インペラ後軸
107 インペラ
107a 先端部
110 ガイドベーンチャンバ
111 ジャーナル軸受
112 ステアリングユニット
121,122 チェーンブロック

Claims (5)

  1. 第1構造物(10)に取り付けられた軸(11)に対して第2構造物(20)に取り付けられた平軸受(21)を前記第2構造物と一体に挿入するときに用いられる平軸受と軸の挿入方法であって、前記第1構造物の反平軸受側(10a)を固定又は仮固定すると共に前記第1構造物の平軸受側(10b)を荷重計(31)を介して前記軸が略水平になるように吊下する一方、前記第2構造物を昇降可能にかつ水平方向に移動可能に前記平軸受が略水平になるように吊下し、前記荷重計の荷重を検出し、前記荷重が所定荷重を超えないように前記第2構造物を昇降させながら前記軸側へ移動させて前記平軸受を前記軸に挿入することを特徴とする構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法。
  2. 第1構造物に取り付けられた平軸受に対して第2構造物に取り付けられた軸を前記第2構造物と一体に挿入するときに用いられる平軸受と軸の挿入方法であって、前記第1構造物の反軸側を固定又は仮固定すると共に前記第1構造物の軸側を荷重計を介して前記平軸受が略水平になるように吊下する一方、前記第2構造物を昇降可能にかつ水平方向に移動可能に前記軸が略水平になるように吊下し、前記荷重計の荷重を検出し、前記荷重が所定荷重を超えないように前記第2構造物を昇降させながら前記平軸受側へ移動させて前記軸を前記平軸受に挿入することを特徴とする構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法。
  3. 前記所定荷重は、前記平軸受の耐荷重の50%以下に設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法。
  4. ウォータジェット船のインペラ前軸(10)に取り付けられたインペラ後軸(11)に対して前記ウォータジェット船のガイドベーンチャンバ(20)に取り付けられたジャーナル軸受(21)を前記ガイドベーンチャンバと一体に挿入するときに用いられる平軸受と軸の挿入方法であって、前記インペラ前軸の前部(10a)を固定又は仮固定すると共に前記インペラ前軸の後部(10b)を荷重計(31)を介して前記インペラ後軸が略水平になるように吊下する一方、前記ガイドベーンチャンバを昇降可能にかつ水平方向に移動可能に前記ジャーナル軸受が略水平になるように吊下し、前記荷重計の荷重を検出し、前記荷重が所定荷重を超えないように前記ガイドベーンチャンバを昇降させながら前方へ移動させて前記ジャーナル軸受を前記インペラ後軸に挿入することを特徴とする構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法。
  5. 前記所定荷重は、前記ジャーナル軸受の耐荷重の50%以下に設定されることを特徴とする請求項4に記載の構造物に取り付けられた平軸受と軸の挿入方法。
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