JP2006242050A - ガスタービンの翼冷却構造 - Google Patents

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剛 北村
Masaaki Matsuura
正昭 松浦
Hideaki Sugishita
秀昭 椙下
Tomomi Nakae
友美 中江
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Abstract

【課題】 容易に製作でき、低コスト化を図ると共に、冷却性能の向上を図ることができるガスタービンの翼冷却構造を提供すること。
【解決手段】 静翼24の負圧側面を形成する背側壁部36と正圧側面を形成する腹側壁部37との間に設けられ、背側壁部36及び腹側壁部37の熱を冷却空気Yに伝達するピンフィン41と、背側壁部内面39に設けられると共に、ピンフィン41から放射状に設けられ、冷却効率を促進するリブ42とを備えるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ガスタービンの翼冷却構造に関する。
ガスタービンは、発電等の一般産業用からヘリコプター等の航空機用まで様々な用途に数多く使用されている。一般に、ガスタービンは、圧縮機で高温に圧縮した空気に燃料を噴射させ、燃焼筒内で燃焼させて燃焼ガスを発生させ、この燃焼ガスを静翼で整流して動翼に導き、タービンを回転させて動力を得るものである。そして、近年のガスタービンにおいては、高出力化及び高効率化が求められており、このために、動翼へ導く燃焼ガスの温度はできるだけ高い方がよく、静翼及び動翼に導く燃焼ガスの温度はますます高くなる傾向にある。
燃焼ガスの温度が高まると、ガスタービン燃焼器やタービン部品の耐用寿命長期化の観点から、構造強度や材料強度の向上だけではなく、過熱防止のための冷却性能向上も必要とされ、静翼及び動翼も燃焼ガスの高温化に耐えられるようにする必要があった。一般に、ガスタービンの静翼及び動翼の冷却は、圧縮機からの圧縮空気を冷却用に使用し、この冷却空気を静翼内及び動翼内に供給することで行われている。
そこで、静翼及び動翼の冷却効率を向上させる翼の冷却構造が種々提供されており、従来のガスタービンの翼冷却構造ではピンフィン冷却が用いられていた。ピンフィン冷却は翼内に円柱状のピンフィンをピンフィン冷却通路に設け、このピンフィン冷却通路に冷却空気を流すことで、冷却効率を図るものである。
このような、従来のガスタービンの翼冷却構造は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2004−3459号公報
一般に、ピンフィンは径が小さい程、熱伝達が向上される。即ち、ピンフィン径を小さくすれば冷却効率が向上されるが、ピンフィン冷却通路は精密鋳造で製作されることが多いので、ピンフィン径が小さくなると、製作が困難であると共に、製作コストも増加してしまうという問題が発生していた。
従って、本発明は上記課題を解決するものであって、容易に製作でき、低コスト化を図ると共に、冷却性能の向上を図ることができるガスタービンの翼冷却構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係るガスタービンの翼冷却構造は、
燃焼器からの燃焼ガスにより高温に保持された翼の内部に冷却空気を供給することで前記翼を冷却させるガスタービンの翼冷却構造において、
前記翼の負圧側面を形成する背側部材と正圧側面を形成する腹側部材との間に設けられ、前記背側部材及び前記腹側部材の熱を冷却空気に伝達する熱伝達手段と、
前記背側部材に設けられると共に、前記熱伝達手段から放射状に設けられ、冷却効率を促進する第1冷却促進手段とを備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係るガスタービンの翼冷却構造は、
第1の発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、
前記熱伝達手段は冷却空気の圧力損失を抑制する第1圧損抑制手段を備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係るガスタービンの翼冷却構造は、
第1または2の発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、
前記熱伝達手段は前記背側部材側の一端部と前記腹側部材側の他端部とを有し、
前記一端部は前記他端部よりも冷却空気の速度及び流量を大きくする流量促進手段を備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係るガスタービンの翼冷却構造は、
第1乃至3のいずれかの発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、
前記第1冷却促進手段は冷却空気の圧力損失を抑制する第2圧損抑制手段を備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係るガスタービンの翼冷却構造は、
第1乃至3のいずれかの発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、
前記第1冷却促進手段は前記背側部材の表面より凹状に形成される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第6の発明に係るガスタービンの翼冷却構造は、
第1乃至5のいずれかの発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、
前記熱伝達手段は高熱伝導率材料で形成される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第7の発明に係るガスタービンの翼冷却構造は、
第1乃至6のいずれかの発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、
前記背側部材及び前記腹側部材を覆うシート部材を備え、
前記背側部材及び前記腹側部材は高熱伝導率材料で形成されると共に、その表面に高熱伝導率材料で形成され、かつ前記シート部材を支持するシート伝熱支持部材を有する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第8の発明に係るガスタービンの翼冷却構造は、
第7の発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、
前記シート部材に設けられると共に、前記シート伝熱支持部材から放射状に設けられ、冷却効率を促進する第2冷却促進手段とを備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第9の発明に係るガスタービンの翼冷却構造は、
第8の発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、
前記第2冷却促進手段は前記シート部材の表面より凹状に形成される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第10の発明に係るガスタービンの翼冷却構造は、
第7乃至9のいずれかの発明に係るガスタービン冷却構造において、
前記背側部材及び前記腹側部材の少なくとも一方に他方の部材側に向けて突出すると共に、冷却効率を促進する第3冷却促進手段を備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第11の発明に係るガスタービンの翼冷却構造は、
第8乃至10のいずれかの発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、
第2及び第3冷却促進手段は高熱伝導率材料で形成される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第12の発明に係るガスタービンの翼冷却構造は、
第6乃至11のいずれかの発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、
高熱伝導率材料で形成される部材は拡散接合により接合される
ことを特徴とする。
第1の発明に係るガスタービンの翼冷却構造によれば、燃焼器からの燃焼ガスにより高温に保持された翼の内部に冷却空気を供給することで前記翼を冷却させるガスタービンの翼冷却構造において、前記翼の負圧側面を形成する背側部材と正圧側面を形成する腹側部材との間に設けられ、前記背側部材及び前記腹側部材の熱を冷却空気に伝達する熱伝達手段と、前記背側部材に設けられると共に、前記熱伝達手段から放射状に設けられ、冷却効率を促進する第1冷却促進手段とを備えることにより、容易に製作でき、低コスト化を図ると共に、冷却性能の向上を図ることができる。
第2の発明に係るガスタービンの翼冷却構造によれば、第1の発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、前記熱伝達手段は冷却空気の圧力損失を抑制する第1圧損抑制手段を備えることにより、冷却空気の圧力損失を低減させることができるので、冷却性能の向上を図ることができる。
第3の発明に係るガスタービンの翼冷却構造によれば、第1または2の発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、前記熱伝達手段は前記背側部材側の一端部と前記腹側部材側の他端部とを有し、前記一端部は前記他端部よりも冷却空気の速度及び流量を大きくする流量促進手段を備えることにより、熱負荷が大きくなる前記背側部材を前記腹側部材よりも冷却することができるので、前記翼のメタル温度を均一にすることができるので、耐熱強度及び低サイクル寿命の向上を図ることができる。
第4の発明に係るガスタービンの翼冷却構造によれば、第1乃至3のいずれかの発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、前記第1冷却促進手段は冷却空気の圧力損失を抑制する第2圧損抑制手段を備えることにより、冷却空気の圧力損失を低減させることができるので、冷却性能の向上を図ることができる。
第5の発明に係るガスタービンの翼冷却構造によれば、第1乃至3のいずれかの発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、前記第1冷却促進手段は前記背側部材の表面より凹状に形成されることにより、更に、冷却空気の圧力損失を低減させることができるので、冷却性能の向上を図ることができる。
第6の発明に係るガスタービンの翼冷却構造によれば、第1乃至5のいずれかの発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、前記熱伝達手段は高熱伝導率材料で形成されることにより、前記熱伝達手段の熱伝達が向上されるので、冷却効率を向上させることができる。
第7の発明に係るガスタービンの翼冷却構造によれば、第1乃至6のいずれかの発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、前記背側部材及び前記腹側部材を覆うシート部材を備え、前記背側部材及び前記腹側部材は高熱伝導率材料で形成されると共に、その表面に高熱伝導率材料で形成され、かつ前記シート部材を支持するシート伝熱支持部材を有することにより、前記熱伝達手段の熱伝達が向上されるので、冷却効率を向上させることができる。
第8の発明に係るガスタービンの翼冷却構造によれば、第7の発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、前記シート部材に設けられると共に、前記シート伝熱支持部材から放射状に設けられ、冷却効率を促進する第2冷却促進手段とを備えることにより、冷却性能の向上を図ることができる。
第9の発明に係るガスタービンの翼冷却構造によれば、第8の発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、前記第2冷却促進手段は前記シート部材の表面より凹状に形成されることにより、冷却空気の圧力損失を低減させることができるので、冷却性能の向上を図ることができる。
第10の発明に係るガスタービンの翼冷却構造によれば、第7乃至9のいずれかの発明に係るガスタービン冷却構造において、前記背側部材及び前記腹側部材の少なくとも一方に他方の部材側に向けて突出すると共に、冷却効率を促進する第3冷却促進手段を備えることにより、冷却性能の向上を図ることができる。
第11の発明に係るガスタービンの翼冷却構造によれば、第8乃至10のいずれかの発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、第2及び第3冷却促進手段は高熱伝導率材料で形成されることにより、熱伝達が向上されるので、冷却効率を向上させることができる。
第12の発明に係るガスタービンの翼冷却構造によれば、第6乃至11のいずれかの発明に係るガスタービンの翼冷却構造において、高熱伝導率材料で形成される部材は拡散接合により接合されることにより、接合部に発生する熱応力を低減させるので、耐熱強度を向上させることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
図1はガスタービン燃焼器の周辺部分の概略構成図、図2は本発明の第1実施例に係るガスタービンの翼冷却構造であり、図1に示す静翼に適用した場合のA−A矢視断面図、図3は図2のB−B矢視断面図、図4は図3の斜視図、図5は本発明の第2実施例に係るガスタービンの翼冷却構造であり、図2に示す静翼に適用した場合のB−B矢視断面図、図6は図5の斜視図、図7は本発明の第3実施例に係るガスタービンの翼冷却構造であり、図3に示すリブに適用した場合のC−C矢視断面図、図8は本発明の第4実施例に係るガスタービンの翼冷却構造であり、図1に示す静翼に適用した場合の縦断面図、図9は図8の斜視図、図10は本発明の第5実施例に係るガスタービンの翼冷却構造であり、図1に示す静翼に適用した場合のA−A矢視断面図、図11は図10のD−D矢視断面図、図12は第5実施例の変形例、図13は第5実施例の他の変形例、図14は本発明の第6実施例に係るガスタービンの翼冷却構造であり、図1に示す静翼に適用した場合のA−A矢視断面図、図15は本発明の第7実施例に係るガスタービンの翼冷却構造であり、図1に示す静翼に適用した場合のA−A矢視断面図、図16は図15の要部拡大図、図17は本発明の第8実施例に係るガスタービンの翼冷却構造の要部拡大図、図18は本発明の第9実施例に係るガスタービンの翼冷却構造の要部拡大図、図19は本発明の第10実施例に係るガスタービンの翼冷却構造の要部拡大図である。
なお、図中、矢印Xは圧縮空気の流れを示し、矢印Yは冷却空気の流れを示す。また、各実施例において説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
先ず、本発明が適用されるガスタービン燃焼器の周辺部分の基本的な構成を図1を用いて説明する。
図1に示すように、燃焼器11は圧縮機12とタービン13との間に設けられると共に、ケーシング14に支持されており、ケーシング14により形成された車室15内において、タービン軸13a回りに所定の間隔で複数配置されている。
燃焼器11は、内部を燃焼室16とする筒状の燃焼器内筒17を備えており、この燃焼器内筒17の上流端部には複数の空気流入孔17aが開口されている。そして燃焼器内筒17の上流側には、燃料を燃焼室16に供給するパイロット燃料噴射ノズル18と、パイロット燃料噴射ノズル18の周囲に複数配置され、燃料と空気とを燃焼室16に供給する予混合燃料噴射ノズル19とが設けられている。パイロット燃料噴射ノズル18の先端には空気通路20が設けられ、予混合燃料噴射ノズル19の先端には空気通路21が設けられている。一方、燃焼器内筒17の下流側端部には、燃焼器尾筒22が連結されている。
燃焼器尾筒22の下流側端部は、シール部材23を介してタービン13に設けられた第1段の静翼24に連結され、この静翼24の後方には第1段の動翼25が設けられている。静翼24及び動翼25はタービン軸13a方向に交互に配列されており、動翼25はロータディスク(図示省略)を介してロータに回転可能に支持されている。
また、燃焼器内筒17の外周面には、燃焼室16の下流側と連通するバイパス管26が設けられている。バイパス管26には開閉弁27が設けられており、この開閉弁27を開閉させることで、車室15と燃焼室16とが連通するようになっている。
即ち、圧縮機12から車室15内に供給された圧縮空気Xは、燃焼器内筒17に沿って上流側に向かい、燃焼器内筒17に開口する空気流入孔17aを介して燃焼器内筒17内に流入する。そして、燃焼器内筒17内に流入した圧縮空気Xは空気通路20,21に流入する。
空気通路20に流入した圧縮空気Xは、燃焼室16内のパイロット燃料噴射ノズル18の下流において、パイロット燃料噴射ノズル18からから噴射された燃料と共に、点火装置(図示省略)により点火されて、拡散燃焼してパイロット火炎を発生する。一方、空気通路21に流入した圧縮空気Xは、予混合燃料噴射ノズル19から噴射される燃料と混合され、予混合気となって燃焼室16内に供給される。このとき、この予混合気はパイロット火炎に着火され、高温及び高圧の燃焼ガスが生成される。
次いで、燃焼ガスは燃焼器尾筒22を通って静翼24に導かれ、交互に静翼24及び動翼25を通過することで膨張される。これにより、動翼25が回転され、タービン13が駆動することで駆動力を発揮する。
なお、圧縮機12から車室15内に供給された圧縮空気Xのうち、上述した燃焼器内筒17内に流入した圧縮空気Xを除く圧縮空気Xは、バイパス管26を通って燃焼室16に導かれている。つまり、この燃焼室16の下流側に流入し、燃焼に直接関係しない余剰の圧縮空気Xの量を開閉弁27により調整することで、燃焼器内筒17に流入して燃焼する圧縮空気Xの量を制御している。これにより、空燃比を一定に保ち、燃焼ガス中のNOxの低減を図っている。
次に、上述したガスタービンに適用される本発明に係るガスタービンの翼冷却構造について、静翼24に適用した場合を説明する。
図1,2に示すように、静翼24は筒状の翼部31と、この翼部31の上下部に設けられたシュラウド32,33とから構成され、翼部31は前縁34と後縁35との間に、負圧側に形成される背側壁部36と正圧側に形成される腹側壁部37とを有している。後縁35には冷却空気通路38が形成されており、背側壁部36の内面39と腹側壁部37の内面40とに囲まれた空間(翼部31内)に連通されている。そして、背側壁部内面39と腹側壁部内面40との間には、複数のピンフィン41が設けられ、背側壁部内面39には、腹側壁部内面40側に突出した複数のリブ42が設けられている。
図3,4に示すように、ピンフィン41は、背側壁部内面39を底面とする同一の角柱であって、その底面に平行な断面は正方形に形成されている。同様に、リブ42は、背側壁部内面39を底面とする同一の角柱であって、その底面に平行な断面は長方形に形成されている。リブ42は間隔的に配置されたピンフィン41を中心に放射状に設けられると共に、そのリブ42に隣り合う2本のピンフィン41を結ぶ方向を長手方向として設けられている。なお、ピンフィン41とリブ42との間は、所定の隙間が空いている。
上述したように、ガスタービンが運転されると、燃焼室16の燃焼によって発生した燃焼ガスは静翼24に導かれる。静翼24に導入された燃焼ガスは前縁34側から進入し、背側壁部36の外面及び腹側壁部37の外面に沿って流れる。このとき、背側壁部36及び腹側壁部37は燃焼ガスの熱が伝達され、その熱の一部が、ピンフィン41及びリブ42にも伝達される。
ここで、静翼24の冷却に使用される冷却空気Yは、圧縮機12から吐出された圧縮空気Xを使用しており、圧縮空気Xは圧縮機12からの供給路(図示省略)を通りシュラウド32,33に供給される。シュラウド32,33に供給された圧縮空気Xは、静翼24を冷却するための冷却空気Yとなって翼部31内に流入される。そして、翼部31内に流入した冷却空気Yは、背側壁部内面39,腹側壁部内面40,ピンフィン41及びリブ42から熱を奪い、冷却空気通路38から排出されることで、静翼24が冷却される。
上述した構成をなすことにより、ピンフィン40は、断面が正方形の角柱に形成されているので、伝熱面積が増加され、更に対流熱伝達が促進され、結果的に冷却性能も向上する。結果的に従来の円柱のものに比べて大きく形成できて製作が容易となり、製作コストも低減させることができる。
また、背側壁部36は腹側壁部37よりも燃焼ガスによる熱負荷が高くなる傾向にあり、その熱負荷が高くなる背側壁部内面39にリブ42を設けているので、リブ42が冷却空気Yを攪乱して、背側壁部36側に乱流を発生させる。これにより、背側壁部36及びピンフィン41の背側壁部内面39側の根元の冷却が促進され、燃焼ガスから伝達された熱を効率的に奪うことができる。従って、静翼24の局所的な温度上昇を防ぎ、メタル温度の均一化を図ることができるので、耐熱強度及び低サイクル寿命を向上させることができる。
図5,6に示すように、ピンフィン43を背側壁部内面39と腹側壁部内面40との間に設けても構わない。ピンフィン43は前縁34側が湾曲あるいは略円弧状に形成された端面43aを備えている。このように、端面43a冷却空気Yの上流側に形成させることにより、冷却空気Yの圧力損失を低減させることができるので、翼部31内の冷却を効率的に行うことができる。
図7に示すように、リブ44を背側壁部内面39に設けても構わない。このリブ44の背側壁部内面39に垂直な断面は、湾曲あるいは略円弧状に形成されている。これにより、熱伝達は保持しつつ、冷却空気Yの圧力損失を低減させ、鋳造性を良好にさせるので、翼部31内の冷却を効率的に行うと共に、製造を容易にすることができる。
図8,9に示すように、ディンプル45を背側壁部内面39に設けても構わない。ディンプル45は略球状をなしたくぼみであり、その径と深さは任意に設定可能とされている。そして、ディンプル45は、間隔的に配置されたピンフィン41において隣接する任意の2本の中心あるいは角部を結ぶ線上の中心に配置されている。
従って、ディンプル45は背側壁部内面39に対して凹状に形成されているので、図7に示すリブ44を設置するのに比べて、冷却空気Yの圧力損失を低減させることができる。また、背側壁部36は腹側壁部37よりも燃焼ガスによる熱負荷が高くなる傾向にあり、その熱負荷が高くなる背側壁部内面39にディンプル45を設けているので、背側壁部36及びピンフィン41の背側壁部内面39側の根元の冷却が促進され、燃焼ガスから伝達された熱を効率的に奪うことができる。従って、静翼24の局所的な温度上昇を防ぎ、メタル温度の均一化を図ることができるので、耐熱強度及び低サイクル寿命を向上させることができる。
図10,11に示すように、背側壁部内面39と腹側壁部内面40との間には、ピンフィン46が設けられている。ピンフィン46は円錐であって、その径が背側壁部内面39から腹側壁部内面40にかけて大きくなるように形成されている。つまり、ピンフィン46の背側壁部内面39側の端面46aの面積は、腹側壁部内面40側の端面46bの面積よりも小さく形成されている。従って、背側壁部内面39側は、冷却吸気Bが通過する空間が拡大され、冷却空気Yの流量が増加されると共に速度が大きくなる。また、腹側壁部内面40側は、冷却空気Yが通過する空間が縮小され、冷却空気Yの流量が減少されると共に速度が小さくなる。
これにより、背側壁部36は腹側壁部37よりも燃焼ガスによる熱負荷が高くなる傾向にあり、その熱負荷が高くなる背側壁部内面39側の冷却空気Yの流量及び速度を、腹側壁部内面40側のそれよりも大きくすることにより、背側壁部36及びピンフィン46の背側壁部内面39側の根元の冷却が促進され、燃焼ガスから伝達された熱を効率的に奪うことができる。従って、静翼24の局所的な温度上昇を防ぎ、メタル温度の均一化を図ることができるので、耐熱強度及び低サイクル寿命を向上させることができる。
即ち、上述したように背側壁部内面39側の冷却空気Yの流量及び速度を大きくするには、背側壁部内面39と腹側壁部内面40との間に設けるピンフィンの形状を、背側壁部内面39側の端部の面積(断面積)が腹側壁部内面40側の端部の面積(断面積)よりも小さくすればよい。これにより、図12に示すピンフィン47や図13に示すピンフィン48を設けてもよい。
図12に示すように、ピンフィン47は四角錐柱で形成されており、背側壁部内面39側の端面47aの面積は、腹側壁部内面40側の端面47bの面積よりも小さくなっている。また、図13に示すように、ピンフィン48は背側壁部内面39側に設けられた円柱部48aと腹側壁部内面40側に設けられた円柱部48bとから構成されている。そして、円柱部48aの断面は円柱部48bの断面よりも小さくなっている。なお、円柱部48a,48bは、角柱や四角錐柱等であっても構わない。
従って、このようにピンフィン47,48を構成させても、背側壁部36及びピンフィン47,48の背側壁部内面39側の根元の冷却が促進され、燃焼ガスから伝達された熱を効率的に奪うことができるので、静翼24の局所的な温度上昇を防ぎ、メタル温度の均一化を図ると共に、耐熱強度及び低サイクル寿命を向上させることができる。
図14に示すように、背側壁部内面39と腹側壁部内面40との間には、ピンフィン49が設けられている。ピンフィン49は、例えば、タングステン等の高熱伝導率材料で形成されており、背側壁部内面39を底面とする同一の角柱であって、その底面に平行な断面は正方形に形成されている。
このピンフィン49を背側壁部内面39と腹側壁部内面40との間に設ける際には、背側壁部内面39に接合させ後、腹側壁部37を接合させるが、拡散接合等を用いることにより、燃焼ガスにより高温に保持された背側壁部36及び腹側壁部37からの熱がピンフィン49に伝達され、背側壁部36及び腹側壁部37を冷却することができる。
また、ピンフィン49は高熱伝導利率材料で形成されているので、背側壁部内面39及び腹側壁部内面40からの熱が伝達され易く、ピンフィン49を冷却空気Yで冷却することにより、効率的に冷却することができる。更に、ピンフィン49は、断面が正方形の角柱に形成されているので、伝熱面積が増加され、更に対流熱伝達が促進され、結果的に冷却性能も向上する。結果的に従来の円柱のものに比べて大きく形成できて製作が容易となり、製作コストも低減させることができる。
図15,16に示すように、背側壁部50及び腹側壁部51を設けても構わない。なお、背側壁部50及び腹側壁部51は同じ構成をなしているので、図16においては、腹側壁部51だけの詳細を示している。
背側壁部50及び腹側壁部51は、例えば、タングステン等の高熱伝導率材料で形成されており、背側壁部50は背側壁部外面52及び背側壁部内面53を有し、腹側壁部51は腹側壁部外面54及び腹側壁部内面55を有している。そして、背側壁部50及び腹側壁部51の周囲は、これらと同じ形状をなしたシート部材56に覆われており、このシート部材56の内面57が、ピンフィン58を介して背側壁部外面52及び腹側壁部外面54に支持されている。
ピンフィン58もタングステン等の高熱伝導率材料からなり、背側壁部50及び腹側壁部51に一体的に形成されており、背側壁部外面52及び腹側壁部外面54を底面とする同一の角柱であって、その底面に平行な断面は正方形に形成されている。また、ピンフィン56はシート部材56と拡散接合等で接合されている。そして、背側壁部50及び腹側壁部51には、背側壁部内面53と腹側壁部内面55とに囲まれた空間と、背側壁部外面52または腹側壁部外面54とシート部材内面57とに囲まれた空間とを連通する冷却空気孔59が複数形成されている。
シート部材56とピンフィン58と接合する際には、拡散接合等を用いることにより、燃焼ガスにより高温に保持されたシート部材56からの熱がピンフィン58に伝達され、シート部材56を冷却することができる。
また、背側壁部50,腹側壁部51及びピンフィン58は高熱伝導利率材料で形成されているので、シート部材56からの熱が伝達され易く、ピンフィン58を冷却空気孔59を通過した冷却空気Yで冷却することにより、効率的に冷却することができる。更に、ピンフィン58は、断面が正方形の角柱に形成されているので、伝熱面積が増加され、更に対流熱伝達が促進され、結果的に冷却性能も向上する。結果的に従来の円柱のものに比べて大きく形成できて製作が容易となり、製作コストも低減させることができる。
図17に示すように、リブ60をシート部材内面57に設けても構わない。リブ60は、第1実施例に示したリブ42と同様に、シート部材内面57を底面とする同一の角柱であって、背側壁部外面52及び腹側壁部外面54側に突出し、その底面に平行な断面は長方形に形成されている。リブ60は間隔的に配置されたピンフィン58を中心に放射状に設けられると共に、そのリブ60に隣り合う2本のピンフィン58を結ぶ方向を長手方向として設けられている。なお、ピンフィン58とリブ60との間は、所定の隙間が空いている。
燃焼ガスによる熱負荷が高くなるシート部材56の内面57にリブ60を設けているので、背側壁部外面52または腹側壁部外面54とシート部材内面57とに囲まれた空間内において、リブ60が冷却空気Yを攪乱して、シート部材56側に乱流を発生させる。従って、シート部材56及びピンフィン58のシート部材56側の根元の冷却が促進され、燃焼ガスから伝達された熱を効率的に奪うことができる。
図18に示すように、ディンプル61をシート部材内面57に設けても構わない。ディンプル45は、第4実施例に示したディンプル45と同様に、略球状をなしたくぼみであり、その径と深さは任意に設定可能とされている。そして、ディンプル61は、間隔的に配置されたピンフィン58において隣接する任意の2本の中心あるいは角部を結ぶ線上の中心に配置されている。
従って、ディンプル61はシート部材内面57に対して凹状に形成されているので、図17に示すリブ60を設置するのに比べて、冷却空気Yの圧力損失を低減させることができる。
図19に示すように、ピンフィン62を背側壁部内面53及び腹側壁部内面55に設けても構わない。ピンフィン62は、背側壁部内面53及び腹側壁部内面55を底面とする同一の角柱であって、背側壁部外面52または腹側壁部外面54側に突出し、その底面に平行な断面は矩形に形成されている。そして、背側壁部内面53及び腹側壁部内面55におけるピンフィン62の配置位置は、背側壁部外面52及び腹側壁部外面54においてピンフィン58が形成されていない位置に対応するようになっている。
従って、ピンフィン62を背側壁部内面53及び腹側壁部内面55に設けることにより、背側壁部内面53と腹側壁部内面55とに囲まれた空間において、流入された冷却空気Yに対して伝熱面積が増加されるので、冷却性能が向上される。
なお、本発明のガスタービンの翼冷却構造を静翼24に適用した場合について説明したが、動翼25に適用しても構わない。また、燃焼器11の壁面に適用することも可能である。
内部に低温流体が流れると共に外部に高温流体が流れる管の壁面に適用可能である。
ガスタービン燃焼器の周辺部分の概略構成図である。 本発明の第1実施例に係るガスタービンの翼冷却構造であり、図1に示す静翼に適用した場合のA−A矢視断面図である。 図2のB−B矢視断面図である。 図3の斜視図である。 本発明の第2実施例に係るガスタービンの翼冷却構造であり、図2に示す静翼に適用した場合のB−B矢視断面図である。 図5の斜視図である。 本発明の第3実施例に係るガスタービンの翼冷却構造であり、図3に示すリブに適用した場合のC−C矢視断面図である。 本発明の第4実施例に係るガスタービンの翼冷却構造であり、図1に示す静翼に適用した場合の縦断面図である。 図8の斜視図である。 本発明の第5実施例に係るガスタービンの翼冷却構造であり、図1に示す静翼に適用した場合のA−A矢視断面図である。 図10のD−D矢視断面図である。 第5実施例の変形例である。 第5実施例の他の変形例である。 本発明の第6実施例に係るガスタービンの翼冷却構造であり、図1に示す静翼に適用した場合のA−A矢視断面図である。 本発明の第7実施例に係るガスタービンの翼冷却構造であり、図1に示す静翼に適用した場合のA−A矢視断面図である。 図15の要部拡大図である。 本発明の第8実施例に係るガスタービンの翼冷却構造の要部拡大図である。 本発明の第9実施例に係るガスタービンの翼冷却構造の要部拡大図である。 本発明の第10実施例に係るガスタービンの翼冷却構造の要部拡大図である。
符号の説明
11 燃焼器
12 圧縮機
13 タービン
13a タービン軸
14 ケーシング
15 車室
16 燃焼室
17 燃焼器内筒
17a 空気流入孔
18 パイロット燃料噴射ノズル
19 予混合燃料噴射ノズル
20,21 空気通路
22 燃焼器尾筒
23 シール部材
24 静翼
25 動翼
26 バイパス管
27 開閉弁
31 翼部
32,33 シュラウド
34 前縁
35 後縁
36,50 背側壁部
37,51 腹側壁部
38 冷却空気通路
39,54 背側壁部内面
40,55 腹側壁部内面
41,43,46〜49,58,62 ピンフィン
42,44,60 リブ
43a,46a,46b,47a,47b 端面
45,61 ディンプル
48a,48b 円柱部
52 背側壁部外面
53 腹側壁部外面
56 シート部材
57 シート部材内面
59 冷却空気孔

Claims (12)

  1. 燃焼器からの燃焼ガスにより高温に保持された翼の内部に冷却空気を供給することで前記翼を冷却させるガスタービンの翼冷却構造において、
    前記翼の負圧側面を形成する背側部材と正圧側面を形成する腹側部材との間に設けられ、前記背側部材及び前記腹側部材の熱を冷却空気に伝達する熱伝達手段と、
    前記背側部材に設けられると共に、前記熱伝達手段から放射状に設けられ、冷却効率を促進する第1冷却促進手段とを備える
    ことを特徴とするガスタービンの翼冷却構造。
  2. 請求項1に記載のガスタービンの翼冷却構造において、
    前記熱伝達手段は冷却空気の圧力損失を抑制する第1圧損抑制手段を備える
    ことを特徴とするガスタービンの翼冷却構造。
  3. 請求項1または2に記載のガスタービンの翼冷却構造において、
    前記熱伝達手段は前記背側部材側の一端部と前記腹側部材側の他端部とを有し、
    前記一端部は前記他端部よりも冷却空気の速度及び流量を大きくする流量促進手段を備える
    ことを特徴とするガスタービンの翼冷却構造。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のガスタービンの翼冷却構造において、
    前記第1冷却促進手段は冷却空気の圧力損失を抑制する第2圧損抑制手段を備える
    ことを特徴とするガスタービンの翼冷却構造。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載のガスタービンの翼冷却構造において、
    前記第1冷却促進手段は前記背側部材の表面より凹状に形成される
    ことを特徴とするガスタービンの翼冷却構造。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のガスタービンの翼冷却構造において、
    前記熱伝達手段は高熱伝導率材料で形成される
    ことを特徴とするガスタービンの翼冷却構造。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のガスタービンの翼冷却構造において、
    前記背側部材及び前記腹側部材を覆うシート部材を備え、
    前記背側部材及び前記腹側部材は高熱伝導率材料で形成されると共に、その表面に高熱伝導率材料で形成され、かつ前記シート部材を支持するシート伝熱支持部材を有する
    ことを特徴とするガスタービンの翼冷却構造。
  8. 請求項7に記載のガスタービンの翼冷却構造において、
    前記シート部材に設けられると共に、前記シート伝熱支持部材から放射状に設けられ、冷却効率を促進する第2冷却促進手段とを備える
    ことを特徴とするガスタービンの翼冷却構造。
  9. 請求項8に記載のガスタービンの翼冷却構造において、
    前記第2冷却促進手段は前記シート部材の表面より凹状に形成される
    ことを特徴とするガスタービンの翼冷却構造。
  10. 請求項7乃至9のいずれかに記載のガスタービン冷却構造において、
    前記背側部材及び前記腹側部材の少なくとも一方に他方の部材側に向けて突出すると共に、冷却効率を促進する第3冷却促進手段を備える
    ことを特徴とするガスタービンの翼冷却構造。
  11. 請求項8乃至10のいずれかに記載のガスタービンの翼冷却構造において、
    第2及び第3冷却促進手段は高熱伝導率材料で形成される
    ことを特徴とするガスタービンの翼冷却構造。
  12. 請求項6乃至11のいずれかに記載のガスタービンの翼冷却構造において、
    高熱伝導率材料で形成される部材は拡散接合により接合される
    ことを特徴とするガスタービンの翼冷却構造。
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