JP2006241895A - 道路鋲 - Google Patents

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Abstract

【課題】 侵入物に関係なく標識球体をスムーズに下降させる。
【解決手段】 凹所2の内部を、下降した標識球体3の外表面3aと係止孔5との隙間Sに連通する標識球体3の収納領域2aと、押圧手段4が配備される標識球体3の昇降路2bとに仕切手段6で密閉状に仕切って、これら標識球体3の収納領域2aから標識球体3の昇降路2bへ物体が移動不能に分割することにより、上記隙間Sから標識球体3の収納領域2a内へ砂や砂利や雪などの固体や雨水などの流体が入っても、仕切手段6で標識球体3の昇降路2b内へ侵入せず、該昇降路2bが空間のまま維持されると共に、標識球体3の収納領域2a内に入った水が凍結しても、標識球体3の下降に障害とならない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、道路上の車両通行帯、中央線、車両境界線などの標示や、車道と路側帯の境界線や、交差点及びその他の危険箇所などのに境界線として設置され、特に積雪地に好適な道路鋲に関する。
詳しくは、路面の凹所内に収納された標識球体を押圧手段により上方向へ弾性的に押圧して昇降自在に支持し、この標識球体の外表面を、路面に開設された係止孔に対し当接させて、該係止孔から出没動自在に埋設した道路鋲に関する。
従来、この種の道路鋲として、路面に埋設する支台の内部に凹所(腔所)があり、そこに設けられる押圧手段(スプリング)の上部を受皿に当接させ、この受皿に設けられた回転自在なボールの上に標識体(鏡体)を支持することにより、支台の上部に開設した係止孔から標識球体が出没動自在に埋設され、この標識球体を自動車等が踏むと、その重圧で標識球体が下降し、上記重圧が解放されると、押圧手段で標識球体を持ち上げながら回転して、上記係止孔に設けられたフェルト等の柔軟材料により該標識球体の表面を清浄化する自動車灯火の反射鏡がある(例えば、特許文献1参照)。
また、路面に凹設された凹所(収納穴)の上面開口を蓋体で閉塞し、この蓋体に係止孔(係止手段、貫通孔)が開穿され、この蓋体の下方には標識球体(標識体)と、それを上記係止孔へ向け押圧する押圧手段(圧縮コイルバネ)を設け、この押圧手段で標識球体を弾性的に押圧して昇降自在に支持すると共に、その上昇位置で標識球体の外表面を係止孔に対し回転自在に当接させることにより、標識球体に下向きの荷重が作用した時に、該標識球体が回転してその衝撃力を分散しながら押圧手段を圧縮変形させて下降するものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開昭48−87633号公報(第1−2頁、第4−5図) 特開2002−235307号公報(第3−5頁、図1−3)
しかし乍ら、このような従来の道路鋲では、下降した標識球体の外表面と係止孔との隙間から凹所内へ砂や小さな砂利や冬期には雪などの固体が入ると、そのまま凹所の底面に溜まって標識球体の昇降路である押圧手段の配設位置へ侵入するため、これが障害となって標識球体の下降を阻止する恐れがある。
また隙間から凹所内へ侵入物が雨水などの流体であっても、浸透せずに凹所の底面に溜まったまま氷点下になり、標識球体の昇降路内で凍結すると、それが障害となって標識球体のスムーズな下降を邪魔する恐れがある。
このような障害物によって下降が阻止された場合には、標識球体が路面から突出したままになるため、除雪車のスクリュー型羽根車やショベルが衝突して、これら両者が共に破損して、路面除雪作業の障害となるという問題があった。
更に、下降不能な標識球体の回りに水が溜まったまま氷点下になると、その水が凍結して膨張するため、下降不能な標識球体や係止孔が破損する恐れもあって、長期に亘って使用できないという問題もあった。
本発明のうち請求項1記載の発明は、侵入物に関係なく標識球体をスムーズに下降させることを目的としたものである。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明の目的に加えて、簡単な構造で標識球体の昇降路内への物体移動を阻止することを目的としたものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の目的に加えて、硬質材料からなる係止孔と標識球体との衝突音の発生を防止することを目的としたものである。
請求項4記載の発明は、請求項1、2または3に記載の発明の目的に加えて、硬質材料からなる係止孔と標識球体との衝突音の発生を防止することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、凹所の内部を、下降した標識球体の外表面と係止孔との隙間に連通する標識球体の収納領域と、押圧手段が配備される標識球体の昇降路とに仕切手段で密閉状に仕切って、これら標識球体の収納領域から標識球体の昇降路へ物体が移動不能に分割したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、前記仕切手段として、上下方向へ弾性変形可能な伸縮ケースを、前記標識球体の周囲を包み込むように設け、この標識球体の下降に伴って伸縮ケースを下方へ膨張変形させた構成を加えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に、前記係止孔に、標識球体の外表面と対向して弾性材料からなる緩衝突起を突設した構成を加えたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1、2または3記載の発明の構成に、前記標識球体の上昇に伴って昇降路内へ入り込む気体の流量を制限する弁を設けた構成を加えたことを特徴とする。
本発明のうち請求項1記載の発明は、凹所の内部を、下降した標識球体の外表面と係止孔との隙間に連通する標識球体の収納領域と、押圧手段が配備される標識球体の昇降路とに仕切手段で密閉状に仕切って、これら標識球体の収納領域から標識球体の昇降路へ物体が移動不能に分割することにより、上記隙間から標識球体の収納領域内へ砂や砂利や雪などの固体や雨水などの流体が入っても、仕切手段で標識球体の昇降路内へ侵入せず、該昇降路が空間のまま維持されると共に、標識球体の収納領域内に入った水が凍結しても、標識球体の下降に障害とならない。
従って、侵入物に関係なく標識球体をスムーズに下降させることができる。
その結果、隙間から入った固体や流体が標識球体の昇降路内へ侵入して標識球体の下降を阻止する恐れがある従来のものに比べ、除雪車のスクリュー型羽根車やショベルによる除雪時に、標識体及びスクリュー型羽根車やショベルなどが破損せず、路面除雪作業の障害とならない。
更に、標識球体の回りに溜まった水が凍結膨張しても、それに伴って標識球体が下降するため、標識球体や係止孔の破損をも防止できて、長期に亘り使用できて経済的である。
請求項2の発明は、請求項1の発明の効果に加えて、前記仕切手段として、上下方向へ弾性変形可能な伸縮ケースを、標識球体の周囲を包み込むように設け、この標識球体の下降に伴って伸縮ケースを下方へ膨張変形させることにより、隙間からの侵入物が全て伸縮ケース内に溜まって、標識球体の昇降路へは流出しない。
従って、簡単な構造で標識球体の昇降路内への物体移動を阻止ことができる。
その結果、安価に大量生産できる。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明の効果に加えて、前記係止孔に、標識球体の外表面と接離する緩衝突起を突設することにより、上昇する標識球体の外表面が緩衝突起に当接して係止孔に突き当たることはない。
従って、硬質材料からなる係止孔と標識球体との衝突音の発生を防止することができる。
その結果、標識球体が静かに昇降して、設置位置の近隣に騒音で迷惑をかける心配がなく、病院や図書館や住宅地などを通る道路にも安心して設置できる。
請求項4の発明は、請求項1、2または3の発明の効果に加えて、標識球体の上昇に伴って昇降路内へ入り込む気体の流量を制限する弁を設けることにより、標識球体の上昇速度が遅くなる。
従って、硬質材料からなる係止孔と標識球体との衝突音の発生を防止することができる。
その結果、標識球体が静かに昇降して、設置位置の近隣に騒音で迷惑をかける心配がなく、病院や図書館や住宅地などを通る道路にも安心して設置できる。
本発明の道路鋲Aは、図1及び図2に示す如く、路面1に凹設された凹所2内に球形の標識球体3を収納し、この標識球体3の下から押圧手段4により上方向へ弾性的に押圧して昇降自在に支持すると共に、該標識球体3の外表面3aを、路面1に開設された係止孔5に対し回転自在に当接させて、この係止孔5から標識球体3を出没動自在で且つ回転自在に埋設している。
そして、上記凹所2の内部は、標識球体3が収納配備される収納領域2aと、押圧手段4が配備される標識球体3の昇降路2bとに仕切手段6で密閉状に仕切られ、これら標識球体3の収納領域2aから標識球体3の昇降路2bへ物体が移動しないように分割している。
上記標識球体3は、特開2002−235307号公報に開示される如く、例えば硬質合成樹脂などの透明材料で形成してその外表面3aを球面とし、内部を中空に形成して、その内表面に凹凸部(図示せず)を形成して入射光線を偏向反射させるか、又は内部に配備した発光体(図示せず)と電池(図示せず)などにより自ら発光させるなどして、道路の通行者に注意を喚起することが望ましい。
上記押圧手段4は、例えばバネやゴムなどの弾性体で形成され、標識球体3の下降及び上昇に伴って上下方向へ圧縮及び伸長変形することにより、その上方に区画形成される前記標識球体3の収納領域2aの容積が収縮及び膨張して増減すると共に、この収納領域2aの上端が、路面1の係止孔5と、それに対し接離動する標識球体3の外表面3aとによって開閉し、下降時の標識球体3との間にできる隙間Sと連通している。
従って、この隙間Sから標識球体3の収納領域2a内に、例えば砂や砂利や雪などの固体や雨水などの流体が入っても、これらが上記仕切手段6によって、該収納領域2aから標識球体3の昇降路2b内へ侵入することはなく、該昇降路2bが空間のまま維持され、また冬期において標識球体3の収納領域2a内に入った水が凍結しても、標識球体3の下降に障害とならないので、隙間Sからの侵入物に関係なく冬期でも標識球体3をスムーズに下降できる。
更に、標識球体3の回りに溜まった水が凍結膨張しても、それに伴って標識球体3が下降するから、標識球体3や係止孔5の破損を防止できる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1は、図1及び図2に示す如く、前記路面1の凹所2に前記標識球体3の外径より若干大きな収納枠2cを埋め込み、この収納枠2cの内部に前記仕切手段6として、上下方向へ弾性的に伸縮変形可能な伸縮ケース6aを、前記標識球体3の周囲にそれを包み込むように設け、この標識球体3の下降に伴ってコイルバネからなる押圧手段4のを圧縮変形させることにより、伸縮ケース6aが下方へ膨張変形する場合を示すものである。
上記収納枠2cは、円筒形又は角筒形でその一端開口を底壁2dにて覆った有底筒状に形成され、その外径より若干大きな凹所2を路面1に空けた後、該収納枠2cを差し込んで設置することにより、収納枠2cの内部内部へ、凹所2の内周面や底面などから水や砂又はその他の侵入が無いようにしている。
上記収納枠2cの上端には、前記係止孔5が開穿された上蓋7を嵌合させて載置するか、又は収納枠2cの上面を覆うように載置し、この上蓋7を例えばネジなどの固定手段7aで着脱自在に取り付け、この上蓋7を取り外すことにより、収納枠2cを埋め込んだ状態で、標識球体3や後述する仕切手段6の伸縮ケース6aなどを交換可能にしている。
この上蓋7には、前記係止孔5を下方へ向けて徐々に拡径するテーパー状に貫通させている。
上記仕切手段6の伸縮ケース6aは、例えば軟質合成樹脂などの弾性変形可能な材料で円筒形に形成され、その周壁6bの一部又は全部を、例えば蛇腹状に成形するなどして上下方向へ伸縮可能に形成し、その上端に一体成形したフランジ部6cを上記収納枠2cの上端部分と上蓋7との間に挟み込んで着脱自在に取り付けている。
上記伸縮ケース6aの下端には、弾性変形不能な材料からなる受け板6dを略水平に固着して、この受け板6dを挟んで上方には前記標識球体3の収納領域2aが、下方には標識球体3の昇降路2bか区画形成される。
更に、上記受け板6dの上面には、標識球体3の外表面3aと係合する台座6eを突設するか又は凹設して、標識球体3と回転自在に支持し、該受け板6dの下面から上記収納枠2cの底壁2dに亘って押圧手段4のコイルバネを介装すると共に、これら受け板6dの下面と底壁2dの上面には、係合部6f,2eを夫々突設又は凹設して、押圧手段4の位置ズレを防止している。
上記台座6eの形状は、図示例の場合、その上端を断面鋭角にして、標識球体3との接触面積を減らすことにより、標識球体3の回転性能を高め、更に標識球体3の回転に伴って、伸縮ケース6a内に溜まった隙間Sからの侵入物が台座6eの内側へ噛み込んで入るのを防止しているが、図示例以外の形状であっても良い。
また、前記係止孔5には、標識球体3の外表面3aと対向して弾性変形可能な材料からなる緩衝突起5aを突設し、標識球体3の上昇に伴いその外表面3aが緩衝突起5aに当接して係止孔5に激しく衝突するのを防止している。
この緩衝突起5aは、図示例の場合、例えばゴムなど弾性変形可能な材料で上蓋7と別個に成形された緩衝リングを、上記係止孔5の表面に凹設した環状溝7bに嵌挿することで係止孔5から突出させているが、上蓋7に緩衝突起5aを一体的に形成することも可能である。
次に、斯かるの道路鋲Aの作動について説明する。
先ず、図1に示す突出状態で標識球体3を自動車などが踏んで、下向きの荷重が作用すると、図2に示す如く、この標識球体3が回転してその衝撃力を分散しながら押圧手段4の弾性体を圧縮変形させて下降し、上記荷重が解放されると、押圧手段4の弾性体が伸長変形して標識球体3を持ち上げながら回転して係止孔5に当接させる。
上記標識球体3の下降時には、その外表面3aと係止孔5との隙問から仕切手段6の伸縮ケース6a内へ、例えば砂や砂利や雪などの固体や雨水などの流体が入り込むものの、これらの侵入物で該伸縮ケース6aの内部が一杯になった後は、それ以上に入り込むことはなくなる。
この伸縮ケース6a内に入り込んだ固体や流体は、該伸縮ケース6aと受け板6dで囲まれた前記標識球体3の収納領域2a内に全て溜まって、この受け板6dの下方に区画形成される標識球体3の昇降路2bへ流れ出ることはなく、標識球体3の昇降路2bは空間のままで維持されて、標識球体3の下降に障害とならない。
従って、簡単な構造の伸縮ケース6aであっても、隙間Sからの侵入物が標識球体3の昇降路2b内へ移動せず、該昇降路2bが空間のまま維持されて標識球体3をスムーズに下降できる。
更に、伸縮ケース6a内に入り込んだ水が凍結しても、それに影響されることなく、伸縮ケース6a及び標識球体3の全体が上下動するので、冬期でも標識球体3をスムーズに下降できる。
また、標識球体3の上昇時には、その外表面3aが弾性材料からなる緩衝突起5aに当接して係止孔5に激しく衝突しないので、硬質材料からなる係止孔5との大きな衝突音が発生しないという利点がある。
この実施例2は、図3に示す如く、前記標識球体3の上昇に伴って昇降路2b内へ入り込む気体の流量を制限する通気弁8を設け構成が、前記図1及び図2に示した実施例1とは異なり、それ以外の構成は図1及び図2に示した実施例1と同じものである。
図示例の場合には、仕切手段6の周壁6bの外周面から収納枠2cの内周面に向けて弾性変形可能な通気弁8の弁体を一体成形するか又は一体的に設けている。
そして、標識球体3を自動車などが踏んで下向きの荷重が作用すると、標識球体3の下降に伴い、昇降路2b内の空気が通気弁8の弁体を通って、周壁6bの外周面と収納枠2cの内周面との間に形成される空間9へ一気に流れ込む。
その後に上記荷重が解放されると、押圧手段4の弾性体が伸長変形して標識球体3を持ち上げようとするが、通気弁8の弁体により昇降路2b内へ入り込む空気の流量が制限されるため、標識球体3の上昇速度が遅くなる。
従って、図3に示す実施例2は、標識球体3の外表面3aが係止孔5に激しく衝突しないので、大きな衝突音が発生しない。
その結果、前記図1及び図2に示した実施例1よりも係止孔5に弾性材料からなる緩衝突起5aを突設しなくても良いから部品点数を減らせるが、緩衝突起5aを突設するれば更に衝突音を小さくできるという利点がある。
尚、前示実施例では、前記路面1の凹所2に有底筒状の収納枠2cを埋め込んだが、これに限定されず、この収納枠2cの底面を開口したり、特開2002−235307号公報に開示されるように、上記収納枠2cを積み重ねて相互に連結可能な複数の筒状枠で構成し、これら筒状枠の積み重ね段数を変えることにより、路面1の摩耗や舗装工事によって表面の舗装層の厚さ寸法が変化した場合でも簡単に調整できるようにしても良い。
更に、前記仕切手段6として、上下方向へ弾性変形可能な伸縮ケース6aにより標識球体3の収納領域2aを密閉状に覆って、標識球体3の下降に伴い伸縮ケース6aを下方へ膨張変形させたが、これに限定されず、上記伸縮ケース6aに代えて、標識球体3の昇降路2bを密閉状に覆って標識球体3の下降に伴い収縮変形させるなど、隙間Sから標識球体3の昇降路2b内への物体移動を阻止できれば、他の構造であっても良い。
また、伸縮ケース6aと受け板6dとを別個に形成して固着したが、これら両者を一体的に形成しても良い。
また更に、仕切手段6の周壁6bの外周面から収納枠2cの内周面に向けて弾性変形可能な通気弁8の弁体を一体成形するか又は一体的に設けた場合を示したが、これに限定されず、標識球体3の上昇に伴って昇降路2b内へ入り込む気体の流量を制限する弁8であれば、他の弁構造であっても良い。
本発明の一実施例を示す道路鋲の縦断面図であり、標識球体が路面から突出した状態を実線で示している。 標識球体が路面下に没動した状態を実線で示す縦断面図である。 本発明の他の実施例を示す道路鋲の縦断面図であり、標識球体が路面から突出した状態を実線で示している。
符号の説明
A 道路鋲 S 隙間
1 路面 2 凹所
2a 標識球体の収納領域 2b 標識球体の昇降路
2c 収納枠 2d 底壁
2e 係合部 3 標識球体
3a 外表面 4 押圧手段(弾性体)
5 係止孔 5a 緩衝突起
6 仕切手段 6a 伸縮ケース
6b 周壁 6c フランジ部
6d 受け板 6e 台座
6f 係合部 7 上蓋
7a 固定手段 7b 環状溝
8 弁(通気弁) 9 空間

Claims (4)

  1. 路面(1)の凹所(2)内に収納された標識球体(3)を押圧手段(4)により上方向へ弾性的に押圧して昇降自在に支持し、この標識球体(3)の外表面(3a)を、路面(1)に開設された係止孔(5)に対し当接させて、該係止孔(5)から出没動自在に埋設した道路鋲において、
    前記凹所(2)の内部を、下降した標識球体(3)の外表面(3a)と係止孔(5)との隙間(S)に連通する標識球体(3)の収納領域(2a)と、押圧手段(4)が配備される標識球体(3)の昇降路(2b)とに仕切手段(6)で密閉状に仕切って、これら標識球体(3)の収納領域(2a)から標識球体(3)の昇降路(2b)へ物体が移動不能に分割したことを特徴とする道路鋲。
  2. 前記仕切手段(6)として、上下方向へ弾性変形可能な伸縮ケース(6a)を、前記標識球体(3)の周囲を包み込むように設け、この標識球体(3)の下降に伴って伸縮ケース(6a)を下方へ膨張変形させた請求項1記載の道路鋲。
  3. 前記係止孔(5)に、標識球体(3)の外表面(3a)と対向して弾性材料からなる緩衝突起(5a)を突設した請求項1または2記載の道路鋲。
  4. 前記標識球体(3)の上昇に伴って昇降路(2b)内へ入り込む気体の流量を制限する弁(8)を設けた請求項1、2または3記載の道路鋲。
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