JP2006240873A - フォークモニタリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォークの水平部分の傾斜角度に拘らず、モニタ画像に基づいて、フォークを正確かつ容易に位置決め可能なフォークモニタリング装置を提供する。
【解決手段】両水平部分12bの先端を含み両水平部分12bより先方のパレットPを撮像するカメラ17を、リフトブラケット16のうち、両フォーク12間の略中間部に該当する位置で、かつ両フォーク12の略水平な水平部分12bと略同じ高さに取り付け、モニタ18を運転室13に設け、さらにカメラ17とリフトブラケット16との間に、カメラ17を常時水平に保持する水平保持手段19を設けたので、フォーク12の水平部分12aの傾斜角度に拘らず、モニタ画像に基づいて、フォーク12を正確かつ容易に位置決めすることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、フォークモニタリング装置、詳しくはフォークリフトのフォークの位置決めを容易にするフォークモニタリング装置に関する。
従来、フォークリフトを用いた荷役作業おいて、両フォークの動作状況を観察するフォークモニタリング装置として、例えば特許文献1の「フォークリフト用カメラシステム」が知られている。
特許文献1は、フォークの水平部分の先端にCCD方式のカメラを固定し、カメラが撮像した画像を、ケーブルを介して運転室のモニタに表示する構成を有している。
カメラが撮像したフォークの先方の現場状況を、運転者が運転室のモニタを通して視認しながらフォークを操作する。例えば、荷物が載置されたパレットのフォーク挿入孔にフォークを挿入する。これにより、両フォークの先端が運転室から離れかつ、両マストが障害となって視界が狭められた状態でも、フォークの位置決めを容易に行うことができる。
特開2003−246597号公報
しかしながら、特許文献1では、このようにフォークの水平部分の先端部にカメラを固定し、それが撮像した画像をモニタに表示するようにしていた。
ところで、フォークリフトのフォークは、一般的にL字形状を有している。すなわち、フォークは、リフトブラケットに固定される垂直部分と、垂直部分の長さ方向に長さ方向を直交にして配置される水平部分とによって構成されている。水平部分は、実際に荷物を支持する部分で、しかも先端に向かうほど徐々に上方に傾斜(上方勾配)している。このように上方勾配が付けられているため、荷物を持ち上げた際、荷物の加重で、水平部分にその先端を水平より下向きにする変形(湾曲)が発生せず、荷物の落下事故が起きにくい。
そのため、フォークをパレットのフォーク挿入孔に挿入する際、フォークの水平部分の先端にカメラを固定しただけでは、カメラの視野も垂直面を基準としたものではなく、それより若干傾いた面が基準となる。また、フォークの先方への移動は、フォークリフトを前進させることにより行われる。そのため、水平部分は上方に傾斜したまま前進する。これにより、作業者がモニタ画像を見ながら、フォークの水平部分をパレットのフォーク挿入孔に差し込む場合、水平部分の長さとその傾斜角度(反りの角度)との関係から求められる水平部分の元端と先端との高低差だけ、フォークの先端の位置が目標位置からずれてしまう。その結果、フォークの位置決めの容易性は十分とは言えなかった。
この発明は、フォークの水平部分の傾斜角度に拘らず、モニタ画像に基づいて、フォークを正確かつ容易に位置決めすることができるフォークモニタリング装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、運転室を有する車体に立設された略垂直なマストにリフトブラケットが昇降自在に取り付けられ、該リフトブラケットに、垂直部分と水平部分とからそれぞれなる1対のフォークが水平方向に離間して配設されたフォークリフトにおける両フォークの動作状況を観察するフォークモニタリング装置において、前記リフトブラケットのうち、両フォーク間の略中間部に該当する位置で、かつ両フォークの水平部分と略同じ高さに取り付けられ、両水平部分の先端を含み両水平部分より先方の被写体を撮像するカメラと、前記運転室に設けられ、前記カメラが撮像した画像を表示するモニタと、前記リフトブラケットと前記カメラとの間に設けられ、該カメラを常時水平に保持する水平保持手段とを備えたフォークモニタリング装置である。
請求項1に記載の発明によると、カメラは、リフトブラケットのうち、両フォーク間の略中間部に該当する位置で、かつ両フォークの水平部分と略同じ高さに取り付けられている。また、カメラの視野(モニタ画面)には、両フォークの水平部分の先端がそれぞれ含まれている。そのため、モニタ画面上で、両水平部分を被写体の目標位置に容易に位置決めすることができる。
しかも、カメラは、水平保持手段によって常に水平状態が保持されている。そのため、フォークの水平部分の傾斜角度(反りの角度)に拘らず、モニタ画面上で視認された目標位置(上下左右の位置)と、この視認位置からフォークリフトをそのまま前進させたときに両水平部分が到達する位置との誤差は小さくなる。その結果、モニタ画像に基づき、フォークを正確かつ容易に位置決めすることができる。例えば、フレキシブルコンテナを載せたパレットのフォーク挿入孔に両フォークを挿入する際、フォークの爪先によって、フォーク挿入孔内に垂れたフレキシブルコンテナの下端部を傷つけないように回避し易い。
この発明では、モニタ画面に両水平部分の先端が見えることが重要となる。そのため、水平保持手段によるカメラの水平制御では、両水平部分の先端が画像から外れないようにする必要がある。
フォークモニタリング装置が搭載されるフォークリフトの構成は限定されない。例えば、車体の前側に、車幅方向に離間して1対のマストが立設され、両マスト間にリフトブラケットが取り付けられ、リフトブラケットに1対のフォークが配設されたものでもよい。その他、例えば車体の前側に、車幅方向に離間して1対のマストが立設され、両マスト間に平面視してL字形を有するリフトブラケットが取り付けられるとともに、リフトブラケットに1対のフォークを配設したものでもよい。このとき、リフトブラケットは、両マスト間に横架される車幅方向の部分と、この部分の一端部に連結された車長方向の部分とにより構成されている。両フォークは、この車長方向の部分に配設されることになる。
マストの使用本数は限定されない。1本でもよいし、2本以上でもよい。一般的には2本である。
車体を基準とした両フォークの水平部分の長さ方向は限定されない。例えば、車長方向でもよいし、車幅方向でもよい。
カメラとしては、例えば、画像をデジタル信号に変換するCCDカメラ、C−MOSセンサが内蔵されたC−MOSカメラなどを採用することができる。その他、ピンホール方式のカメラなどでもよい。カメラの使用台数は、例えば1台でもよいし、2台以上でもよい。また、カメラは白黒用でもよいし、カラー用でもよい。
運転室のうち、モニタが設けられる位置は限定されない。運転者がフォークリフトを運転しながらモニタ画面を見やすい位置が好ましい。モニタは1台でもよいし、複数台でもよい。カメラを複数台使用した場合、1台分のモニタ画面をカメラの台数に応じて複数に分割して表示してもよい。
カメラの具体的な取り付け高さとしては、例えばカメラのレンズの光軸(焦点)と、フォークの水平部分の先端とが合致する高さなどを採用することができる。
水平保持手段の構成は限定されない。例えば、湾曲自在な紐、ワイヤ、帯などによる吊下構造でもよいし、フレキシブルジョイントを利用した吊下構造などを採用してもよい。また、カメラの傾斜角度をセンサにより検出し、その検出値に基づき、カメラをモータにより回動させることで、カメラの姿勢を制御するようにしてもよい。
水平保持手段によるカメラの水平姿勢の制御角は限定されない。好ましくは5°程度である。この範囲であれば、例えば急勾配の路上における荷役作業であっても、両フォークの水平部分の先端が、モニタ画面から外れるおそれは少ない。
請求項2に記載の発明は、前記水平保持手段は、前記カメラが、レンズの光軸方向を水平に向けた状態で固定される取り付け基体と、該取り付け基体を、前記リフトブラケットに対して水平な仮想軸線を中心にして回動自在に吊り下げる板ばねと、前記取り付け基体に設けられた錘とを有した請求項1に記載のフォークモニタリング装置である。
請求項2に記載の発明によれば、カメラが固定された取り付け基体は、板ばねを介して、リフトブラケットに水平な仮想軸線を中心にして回動自在に吊り下げられる。しかも、取り付け基体は、錘の作用により、常時、垂直方向の下側に引っ張られている。そのため、取り付け基体に直交するカメラのレンズの光軸方向は、フォークの水平部分の反りの角度に拘らず、常に水平となる。その結果、例えば、作業者がモニタ画像を見ながら、フォークの水平部分をパレットのフォーク挿入孔に差し込むとき、フォークリフトを前進させるだけで、モニタ画像に基づき(モニタ画面から得られる位置情報通りに)、フォークの先端を目標位置に対して正確に位置決めすることができる。
板ばねの素材、厚さおよび長さは限定されない。板ばねの使用枚数も限定されない。
錘の素材、大きさ、重さは限定されない。要は、取り付け基体に固定されたカメラを、その光軸方向(焦点方向)が水平に向けられれば限定されない。
請求項3に記載の発明は、前記リフトブラケットには、前記カメラからの画像信号を無線で発信する発信部が取り付けられ、前記運転室には、前記発信部から発信された画像信号を受信する受信部が設けられ、該受信部が受信した画像信号に基づき、前記モニタに画像を表示する請求項1または請求項2に記載のフォークモニタリング装置である。
請求項3に記載の発明によれば、無線を利用した発信部および受信部により、カメラからの画像信号をモニタに送信するようにしたので、例えばフォークの昇降時などに電気配線が損傷するおそれはない。そのため、安定して画像をモニタ画面に表示することができる。
発信部のリフトブラケットにおける取り付け位置は限定されない。例えば、リフトブラケットの上部でもよし、側部でもよい。発信部は、カメラのボディと一体でもよい。
また、受信部の運転室内での取り付け位置は限定されない。例えば、モニタの近傍でもよい。受信部は、モニタと一体でもよい。
請求項4に記載の発明は、前記リフトブラケットには、前記被写体を照らす照明が取り付けられた請求項1〜請求項3のうち、何れか1項に記載のフォークモニタリング装置である。
請求項4に記載の発明によれば、リフトブラケットに照明を取り付けたので、暗所でも両フォークの水平部分および被写体を照らして荷役作業などを安全かつ円滑に行うことができる。
照明の種類は限定されない。例えば、電球、LED、蛍光灯、サーチライトなどを採用することができる。照明による光の照射方向は、カメラの光軸方向とした方が好ましい。
この発明によれば、両水平部分の先端を含み両水平部分より先方の被写体を撮像するカメラを、リフトブラケットのうち、両フォーク間の略中間部に該当する位置で、かつ両フォークの略水平な水平部分と略同じ高さに取り付け、モニタを運転室に設け、さらにカメラとリフトブラケットとの間に、カメラを常時水平に保持する水平保持手段を設けたので、フォークの水平部分の傾斜角度に拘らず、モニタ画像に基づいて、フォークを正確かつ容易に位置決めすることができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、水平保持手段として、取り付け基体と、板ばねと、錘とを有するものを採用した。そのため、例えば、作業者がモニタ画面を見ながら、フォークの水平部分をパレットのフォーク挿入孔に差し込むとき、フォークの水平部分の傾斜角度に拘らず、フォークリフトを前進させるだけで、モニタ画面から得られる位置情報の通りに、フォークの先端を目標位置に対して正確に位置決めすることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、発信部および受信部を利用し、カメラから画像信号を無線でモニタに送信するので、フォークリフトの運転中、例えばフォークの昇降時などに、カメラとモニタとを接続したケーブルが損傷するといったおそれがない。これにより、両フォークの動作状況のカメラによるモニタリングを、安定して行うことができる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、リフトブラケットに照明を取り付けたので、暗い作業環境でも、両フォークの水平部分および被写体を照らして荷役作業などを安全かつ円滑に行うことができる。
以下、この発明の実施例を具体的に説明する。
図1および図2において、10はこの発明の実施例1に係るフォークモニタリング装置で、このフォークモニタリング装置10は、フォークリフト11における両フォーク12の動作状況を観察する装置である。フォークリフト11は、運転室13を有する車体14の前部に、1対のマスト15が車幅方向に所定間隔だけ離間して略垂直に立設され、両マスト間にはリフトブラケット16が昇降自在に横架されている。しかも、リフトブラケット16の車幅方向の両側部には、1対のフォーク(パレットフォーク)12がそれぞれ前方に向かって突出している。両フォーク12は、垂直部分12aと水平部分12bとからそれぞれ構成されたL字形状の部材である。
この発明の特徴は、リフトブラケット16のうち、両フォーク12間の略中間部に該当する位置で、かつ両フォーク12の水平部分12bと略同じ高さ位置(リフトブラケット16の下端の略中間部)に取り付けられ、両フォーク12の水平部分12bの先端を含み両水平部分12bより先方の被写体を撮像するCCD方式のカメラ17と、運転室13に設けられ、このカメラ17が撮像した画像を表示するモニタ18(図7)と、リフトブラケット16とカメラ17との間に設けられ、カメラ17を常時水平に保持する水平保持手段19と、リフトブラケット16の中間部上に取り付けられ、カメラ17からの画像信号を無線で発信する発信部20と、運転室13に設けられ、発信部20から発信された画像信号を受信する受信部21とを備えた点である(図3)。
水平保持手段19は、レンズ17aの光軸方向を水平としたカメラ17が中央部に固定される正面視して正方形状の板である取り付け基体22と、取り付け基体22を、リフトブラケット16に対して水平な仮想軸線aを中心にして回動自在に吊り下げる短尺な板ばね23と、取り付け基体22の下辺の両端部に、鉤形の板片からなる1対のフック24を介して固定された短尺なロッド形状の錘25とを有している(図4および図5)。ここでは、カメラ17の水平姿勢の制御範囲(傾斜角度θ)は5°である(図8)。ただし、この数値に限定されない。カメラ17の具体的な取り付け高さは、レンズ17aの光軸と、両フォーク17の水平部分17bの先端とが合致する高さである。
運転室13の上方には、門形支柱26を介して、オペレータの保護用のヘッドガード27が配置されている。門形支柱25の一側部を構成する支柱の上部には、モニタ18と受信部21とが配設されている。ここでは、カメラ17と発信部20とで1つのバッテリ28を使用し、モニタ18と受信部21とで別のバッテリ28を使用している(図6)。
板ばね23は、取り付け基体22の上辺の中間部と、リフトブラケット16の下辺部の中間部分とを連結している。
次に、この発明の実施例1に係るフォークモニタ18リング装置の使用方法を説明する。
図1および図2に示すように、フォークリフト11は、運転室13に運転者が登場し、ハンドルを回したり、レバーを操作することで、フォークリフト11を前後左右に走行させたり、両フォーク12を昇降させることで、両フォーク12の水平部分12bを、荷物Aが搭載されたパレット(被写体)Pの左右側のフォーク挿入孔P1と正対する位置にそれぞれ移動させる。
その後、両水平部分12bの細かい位置調整を行う。この際、カメラ17は、リフトブラケット16のうち、両フォーク12間の略中間部に該当する位置で、かつ両フォーク12の水平部分12bと略同じ高さに取り付けられている。そのため、カメラ17の視野(モニタ画面)の左側下部および右側下部には、両フォーク12の水平部分12bの先端部がそれぞれ見えている(図7)。これにより、作業者がモニタ画面を見ながら、両フォーク12の水平部分12bをパレットPの対応するフォーク挿入孔P1にそれぞれ差し込むとき、両フォーク12の水平部分12bの傾斜角度θに拘らず、フォークリフト11を前進させるだけで、モニタ画面から得られる位置情報の通りに、両フォーク12の先端を目標の位置に対して正確に位置決めすることができる(図8)。
しかも、カメラ17は、取り付け基体22と、板ばね23と、錘25とを有した水平保持手段19によって常に水平状態が保持されている。そのため、上述したように両フォーク12の水平部分12bの傾斜角度(反りの角度)に拘らず、モニタ画面上で視認された目標位置(各フォーク挿入孔P1)と、この視認位置からフォークリフト11をそのまま前進させた際、両水平部分12bが到達する位置との誤差は小さくなる。これにより、モニタ画像に基づき、両フォーク12を正確かつ容易に位置決めすることができる。その結果、例えば、両フォーク12を、フレキシブルコンテナ(図示せず)が載置されたパレットPのフォーク挿入孔P1に挿入する際、仮にフォーク挿入孔P1内にフレキシブルコンテナの下端部が垂れ下がっても、フォーク12の爪先によるフレキシブルコンテナの下端部の損傷を回避し易い。
また、カメラ17が固定された取り付け基体22は、板ばね23を介して、リフトブラケット16に水平な仮想軸線aを中心にして回動自在に吊り下げられている。しかも、取り付け基体22は、錘25の作用により、常時、垂直方向の下側に引っ張られている。そのため、取り付け基体22に直交状態で配置されたカメラ17のレンズ17aの光軸方向は、両フォーク12の水平部分12bの傾斜角度に拘らず、常に水平となる。その結果、例えば、作業者がモニタ画像を見ながら、両フォーク12の水平部分12bをパレットPのフォーク挿入孔P1に差し込むとき、フォークリフト11を前進させるだけで、モニタ画像に基づき(モニタ画面から得られる位置情報通りに)、低コストで、両フォーク12の先端を目標位置に対して正確に位置決めすることができる。しかも、簡単な構造で、カメラ17を水平に保持することができる。
さらに、無線を利用した発信部20および受信部21により、カメラ17からの画像信号をモニタ18に送信するようにしたので、例えばフォーク12の昇降時などに、ケーブルを使用タイプの場合のように電気配線が損傷するおそれがない。そのため、安定して画像をモニタ画面に表示することができる。
この発明の実施例1に係るフォークモニタリング装置が搭載されたフォークリフトの使用状態の側面図である。 この発明の実施例1に係るフォークモニタリング装置が搭載されたフォークリフトの使用状態の平面図である。 この発明の実施例1に係るフォークモニタリング装置に組み込まれた水平保持手段の使用状態を示す要部拡大斜視図である。 この発明の実施例1に係るフォークモニタリング装置に組み込まれた水平保持手段の拡大正面図である。 この発明の実施例1に係るフォークモニタリング装置に組み込まれた水平保持手段の拡大側面図である。 この発明の実施例1に係るフォークモニタリング装置に組み込まれた電気機器の全体構成を示す斜視図である。 この発明の実施例1に係るフォークモニタリング装置に組み込まれたモニタの拡大正面図である。 この発明の実施例1に係るフォークモニタリング装置を使用してフォークをパレットの挿入孔に挿入した状態を示す要部縦断面図である。
符号の説明
10 フォークモニタリング装置、
11 フォークリフト、
12 フォーク、
12a 垂直部分、
12b 水平部分、
13 運転室、
14 車体、
15 マスト、
16 リフトブラケット、
17 カメラ、
17a レンズ、
18 モニタ、
19 水平保持手段、
20 発信部、
21 受信部、
22 取り付け基体、
23 板ばね、
25 錘。

Claims (4)

  1. 運転室を有する車体に立設された略垂直なマストにリフトブラケットが昇降自在に取り付けられ、該リフトブラケットに、垂直部分と水平部分とからそれぞれなる1対のフォークが水平方向に離間して配設されたフォークリフトにおける両フォークの動作状況を観察するフォークモニタリング装置において、
    前記リフトブラケットのうち、両フォーク間の略中間部に該当する位置で、かつ両フォークの水平部分と略同じ高さに取り付けられ、両水平部分の先端を含み両水平部分より先方の被写体を撮像するカメラと、
    前記運転室に設けられ、前記カメラが撮像した画像を表示するモニタと、
    前記リフトブラケットと前記カメラとの間に設けられ、該カメラを常時水平に保持する水平保持手段とを備えたフォークモニタリング装置。
  2. 前記水平保持手段は、
    前記カメラが、レンズの光軸方向を水平に向けた状態で固定される取り付け基体と、
    該取り付け基体を、前記リフトブラケットに対して水平な仮想軸線を中心にして回動自在に吊り下げる板ばねと、
    前記取り付け基体に設けられた錘とを有した請求項1に記載のフォークモニタリング装置。
  3. 前記リフトブラケットには、前記カメラからの画像信号を無線で発信する発信部が取り付けられ、
    前記運転室には、前記発信部から発信された画像信号を受信する受信部が設けられ、
    該受信部が受信した画像信号に基づき、前記モニタに画像を表示する請求項1または請求項2に記載のフォークモニタリング装置。
  4. 前記リフトブラケットには、前記被写体を照らす照明が取り付けられた請求項1〜請求項3のうち、何れか1項に記載のフォークモニタリング装置。
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