JP2006240835A - エレベータのドア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のドアが上下方向に移動してエレベータ出入口を開閉するエレベータのドア装置において、高速ドア以外の戸閉動作異常を確実に検出することができるエレベータのドア装置を得る。
【解決手段】 上下方向に移動してエレベータ出入口の最下部を閉鎖する高速ドアと、上下方向に移動して出入口の最下部よりも上方部を閉鎖する低速ドアと、この低速ドアの戸閉動作異常を検出する検出装置と、この検出装置によって低速ドアの戸閉動作異常が検出された場合に、高速ドア及び低速ドアを戸開動作させる制御手段とを備える。
【選択図】 図4

Description

この発明は、複数のドアが上下方向に移動してエレベータ出入口を開閉するエレベータのドア装置に関するものである。
上下方向に移動してエレベータ出入口を開閉するエレベータのドア装置は、エレベータ昇降路内を昇降するかごの間口いっぱいに出入口サイズを確保することができるとともに、かごの間口が広い場合には、左右方向に移動してエレベータ出入口を開閉するドア装置よりも開閉に要する時間を短くできるという利点があり、主に荷物用エレベータや自動車用エレベータで多く採用されている。
また、かかる構成を有するドア装置の従来技術として、ドアパネルと出入口縁部とに鉤装置を備え、戸開初期動作時に鉤装置を機械的に解除することにより、電磁石等の制御回路を不要にして回路の容易化及び制作費の低減化を図ったものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−171441号公報
特許文献1記載のエレベータのドア装置は、複数のドアが上下方向に移動してエレベータ出入口を開閉するように構成されている。かかるドア装置では、通常、エレベータ出入口の最下部を閉鎖する高速ドアに戸閉動作の完了を検出するセンサ等が設置されている。そして、戸閉動作を開始してから所定時間経過しても上記センサによって高速ドアの戸閉動作の完了が検出されない場合には、一旦戸閉動作が中断されてから戸開動作が行われ、戸全開後に再度戸閉動作が行われるように制御されていた。例えば、エレベータ出入口の下半分を閉鎖する高速ドア及びエレベータ出入口の上半分を閉鎖する低速ドアから構成された特許文献1記載のドア装置では、高速ドアのみに上記センサが設置されており、低速ドアには戸閉動作の異常等を検出するセンサが設置されていなかった。
しかし、特許文献1記載のドア装置のように高速ドアと低速ドアとの開閉動作が互いに直接的に連動していない場合には、戸閉動作中に低速ドアのみに何らかの障害が発生すると、低速ドアの戸閉動作が阻害される一方、高速ドアの戸閉動作はそのまま継続されてしまう。かかる場合、低速ドアを懸吊する駆動チェーンが弛緩してしまい、その後に低速ドアの戸閉動作を阻害していた障害が除去されると、駆動チェーンの弛緩分だけ低速ドアが急激に下降してしまうという問題が生じていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、複数のドアが上下方向に移動してエレベータ出入口を開閉するエレベータのドア装置において、高速ドア以外の戸閉動作異常を確実に検出することができるエレベータのドア装置を提供することである。
この発明に係るエレベータのドア装置は、上下方向に移動してエレベータ出入口の最下部を閉鎖する高速ドアと、上下方向に移動して出入口の最下部よりも上方部を閉鎖する低速ドアと、この低速ドアの戸閉動作異常を検出する検出装置と、この検出装置によって低速ドアの戸閉動作異常が検出された場合に、高速ドア及び低速ドアを戸開動作させる制御手段とを備えたものである。
この発明は、上下方向に移動してエレベータ出入口の最下部を閉鎖する高速ドアと、上下方向に移動して出入口の最下部よりも上方部を閉鎖する低速ドアと、この低速ドアの戸閉動作異常を検出する検出装置と、この検出装置によって低速ドアの戸閉動作異常が検出された場合に、高速ドア及び低速ドアを戸開動作させる制御手段とを備える構成としたことで、複数のドアが上下方向に移動してエレベータ出入口を開閉するエレベータのドア装置においても高速ドア以外の戸閉動作異常を確実に検出することができる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのドア装置の正面図、図2は図1におけるA部平面図、図3は図1におけるA部正面図である。図1乃至図3において、1はエレベータのかご(図示せず)への乗降を行う際に通過するエレベータの出入口である。この出入口1の両側には縦枠2a及び2bが立設されており、この出入口1の上縁部から所定距離上方に、縦枠2a及び2bの上端部に跨って上枠3が設けられている。
また、4は戸閉時に出入口1の中央部から下方を閉鎖する高速ドア、5は戸閉時に出入口1の中央部から上方を閉鎖する低速ドアであり、縦枠2a及び2bの互いに対向する側面に設けられた案内レール6に移動方向がそれぞれ案内されている。即ち、上記高速ドア4には、ドアパネル4aの幅方向両側部にそれぞれ2つずつガイドシュー等からなる係合体4bが設けられており、この係合体4bが、出入口1の両側に互いに対向するように立設された第一案内レール6aに係合している。また、上記低速ドア5には、ドアパネル5aの幅方向両側部にそれぞれ2つずつガイドシュー等からなる係合体5bが設けられており、この係合体5bが、出入口1の両側に互いに対向するように立設されて第一案内レール6aに隣接するように配置された第二案内レール6bに係合している。
また、7は上枠3の上面に設けられて、高速ドア4及び低速ドア5の開閉のための駆動力を供給する駆動装置、8は上枠3の一端側上部に回動自在に設けられた第二駆動車であり、駆動装置7の出力軸に設けられた第一駆動車7aの回動力が、駆動装置7及び第二駆動車8間に設けられた減速車9と、第一駆動車7a及び減速車9に巻き掛けられた第一条体10aと、減速車9及び第二駆動車8に巻き掛けられた第二条体10bとを介して第二駆動車8に伝達されるように構成されている。
また、11は第二駆動車8の回動軸に設けられて第二駆動車8とともに回動する駆動鎖歯車であり、この駆動鎖歯車11に駆動条体からなる第一駆動チェーン12a、第二駆動チェーン12b、第三駆動チェーン12cが巻き掛けられている。ここで、第一駆動チェーン12aは、釣合い重り13に連結された一端部側から、駆動鎖歯車11に巻き掛けられて、その他端部が高速ドア4の幅方向一端側上部に連結されている。即ち、釣合い重り13と高速ドア4の幅方向一端部とは、第一駆動チェーン12aにより釣瓶式に懸吊されている。また、第二駆動チェーン12bは、釣合い重り13に連結された一端部側から、駆動鎖歯車11及び上枠3の他端側上部に回動自在に設けられた定置鎖歯車14に順次巻き掛けられて、その他端部が高速ドア4の幅方向他端側上部に連結されている。即ち、釣合い重り13と高速ドア4の幅方向他端部とは、第二駆動チェーン12bにより釣瓶式に懸吊されている。かかる構成を有することにより、第一駆動チェーン12a及び第二駆動チェーン12bによってその両端上部がそれぞれ1:1ローピング方式に懸吊された高速ドア4は、駆動装置7の出力軸に設けられた第一駆動車7aの回動に連動して、第一案内レール6aに沿って上下方向に移動する。
一方、第三駆動チェーン12cは、釣合い重り13に連結された一端部側から、駆動鎖歯車11、低速ドア5の側面の幅方向一側上部に回動自在に設けられた第一滑車15a、低速ドア5の側面の幅方向他側上部に回動自在に設けられた第二滑車15bに順次巻き掛けられて、その他端部が上枠3の他端側下面に連結されている。即ち、釣合い重り13と低速ドア5とは、第三駆動チェーン12cにより釣瓶式に懸吊されている。かかる構成を有することにより、第三駆動チェーン12cによって2:1ローピング方式に懸吊された低速ドア5は、駆動装置7の出力軸に設けられた第一駆動車7aの回動に連動して、高速ドア4の約半分の速度で第二案内レール6bに沿って上下方向に移動する。したがって、高速ドア4と低速ドア5とは、通常運転時には連動して上下方向に移動するが、その戸開閉動作自体が互いに直接連動している訳ではなく、仮に低速ドア5のみに戸閉動作異常が生じて戸閉動作が停止されても、高速ドア4は戸閉動作を継続するように構成されている。
次に、低速ドア5の戸閉動作異常を検出する検出装置について説明する。
16は低速ドア5の幅方向他側上面に取付金17を介して所定位置に設けられたカムであり、このカム16には、出入口1の外側を向くように配置された検出面16aと、検出面16aの下方に連続して配置された傾斜面からなる案内面16bとが形成されている。また、18は縦枠2aの側面に取付金19を介して取り付けられた戸閉動作検出スイッチであり、低速ドア5の戸閉完了時に、検出子18aがカム16の検出面16aに係合して、低速ドア5の戸閉動作の完了を検出するように配置されている。なお、図2及び図3は、戸閉動作検出スイッチ18によって低速ドア5の戸閉動作の完了が検出された状態を示したものである。
なお、図1乃至図3には示されていないが、このドア装置には、通常運転時に高速ドア4及び低速ドア5の戸開閉動作を制御するとともに、上記検出装置によって低速ドア5の戸閉動作異常が検出された場合に、高速ドア4及び低速ドア5の戸閉動作を一旦中断して戸開動作を行うように制御する制御手段と、低速ドア5が戸閉動作を開始してからの時間を計測するタイマーとが備えられている。
次に、上記構成を有するエレベータのドア装置の動作について、図4のフローチャートに基づいて説明する。エレベータ利用者がかご内の操作盤等を操作することにより、制御手段に戸閉指令が入力されると(ステップS101)、制御手段は、駆動装置7に動作指令を与えて、高速ドア4及び低速ドア5の戸閉動作を開始する(ステップS102)。さらに、制御手段からタイマーに対して動作指令が与えられ、低速ドア5が戸閉動作を開始してからの時間がタイマーにより計測される(ステップS103)。なお、このタイマーは、低速ドア5が戸閉動作を開始してから所定時間後に、制御手段に対して所定時間経過信号を出力するように設定されている。また、タイマーにより設定された上記所定時間は、低速ドア5の通常の戸閉動作に必要な時間に所定の余裕時間が加算された値に設定されている。
高速ドア4及び低速ドア5の戸閉動作開始後、制御手段は、低速ドア5の戸閉動作に異常が発生していないか否かを検出する。ここで、低速ドア5に設けられたカム16が戸閉動作検出スイッチ18の検出子18aに係合して戸閉動作検出スイッチ18が閉塞されると、戸閉動作検出スイッチ18は、制御手段に対して戸閉完了信号を出力する(ステップS104)。制御手段は、上記所定時間内に戸閉動作検出スイッチ18から戸閉完了信号が入力されると、低速ドア5の戸閉動作が正常に完了したものとして(ステップS105)、タイマーの計測時間をリセットして、戸閉動作を終了する。一方、戸閉動作検出スイッチ18から戸閉完了信号が入力される前にタイマーから所定時間経過信号が入力された場合(ステップS106)、即ち、タイマーにより計測された所定時間内に、戸閉動作検出スイッチ18から制御手段に対して戸閉完了信号が入力されず、低速ドア5の戸閉動作の完了が検出されない場合には、低速ドア5の戸閉動作に異常が発生したものとして、高速ドア4及び低速ドア5の戸閉動作を一旦中断し、戸開動作に移行する(ステップS107)。そして、高速ドア4及び低速ドア5の戸開完了後(ステップS108)、タイマーの計測時間をリセットして再計測を開始するとともに、再度戸開動作を開始する(ステップS109)。
この発明の実施の形態1によれば、高速ドア4及び低速ドア5が上下方向に移動してエレベータ出入口1を開閉するエレベータのドア装置において、低速ドア5の戸閉動作異常を確実に検出することが可能となる。したがって、例えば、障害物が挟まる等の原因により低速ドア5のみの戸閉動作が阻害された場合でも、低速ドア5の戸閉動作異常を確実に検出して戸開動作に切り換えることができ、従来のように、低速ドア5に連結された第三駆動チェーン12cが弛緩することにより低速ドア5が急激に下降するといった不具合を防止することが可能となる。なお、検出装置により低速ドア5の戸閉動作異常が検出されて戸開動作に切り換える場合には、戸閉動作に異常が発見された旨をかご内オートアナウンス等の案内手段によりエレベータ利用者に対して報知するようにしても良い。
また、実施の形態1では、高速ドア4及び低速ドア5の2つのドアから構成されるドア装置について説明しているが、複数のドアが上下方向に移動して出入口1を開閉するドア装置についても適用できることは言うまでもない。即ち、上下方向に移動してエレベータ出入口1の最下部を閉鎖する高速ドアと、同じく上下方向に移動してエレベータ出入口1の最下部よりも上方部を閉鎖する低速ドアとを備えたドア装置において、上記のような検出装置によって低速ドアの戸閉動作異常を検出するように構成すれば良い。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2におけるエレベータのドア装置の要部正面図であり、低速ドア5の戸閉動作異常を検出する検出装置を示したものである。図5において、20は、一端部が低速ドア5の側面の幅方向他側上部に回動可能に設けられ、他端部に第二滑車15dが回動可能に、且つ、上下方向に移動可能に支持された揺動レバー、21は低速ドア5の側面に設けられ、揺動レバー20の略水平時にその上面に当接して揺動レバー20の上方への回転を制限する上係止体、22は低速ドア5の側面に設けられ、揺動レバー20の下面に所定の間隙を有して配置されて揺動レバー20の下方への回転を制限する下係止体、23は揺動レバー20及び低速ドア5に設けられた支持板間に設けられ、揺動レバー20を第二滑車15dが下方に移動する方向、即ち下方に常時付勢する付勢体からなるコイルバネである。なお、低速ドア5の側面の幅方向一側上部に設けられた第一滑車15cも上記と同様の構成により支持されている。
また、24は低速ドア5に設けられた戸閉動作検出スイッチであり、その検出子24aが揺動レバー20の下面に下方から接触して、第二滑車15dが下方に移動した際の揺動レバー20の移動量を検出することができるように配置されている。
かかる構成を有する検出装置を備えたドア装置では、正常時、低速ドア5を懸吊する第三駆動チェーン12c(駆動条体)が第一滑車15c及び第二滑車15dに巻き掛けられており、揺動レバー20は上方に付勢されて上係止体21に係止されている。ここで、低速ドア5の戸閉動作中に何らかの障害が発生して低速ドア5の戸閉動作が阻害されると、駆動装置7の動作が継続されることにより、第一滑車15c及び第二滑車15dに巻き掛けられた第三駆動チェーン12cに弛緩が生じる。揺動レバー20は、第三駆動チェーン12cが弛緩することにより、コイルバネ23の付勢力によって一端部を中心に下方に回転する。そして、揺動レバー20の下方への移動量が所定値に達して戸閉動作検出スイッチ24が閉塞されると、戸閉動作検出スイッチ24は、制御手段に対して戸閉動作異常信号を出力する。制御手段は、戸閉動作検出スイッチ24から戸閉動作異常信号が入力されることにより、高速ドア4及び低速ドア5の戸閉動作を一旦中断し、戸開動作に移行する。そして、高速ドア4及び低速ドア5の戸開完了後、再度戸閉動作を開始する。なお、その他は、実施の形態1と同様の構成及び効果を有する。
この発明の実施の形態2によれば、低速ドア5を懸吊する第三駆動チェーン12cの弛緩を検出することができ、低速ドア5の戸閉動作異常を迅速に検出することが可能となる。また、実施の形態1のようなタイマーが不要となり、構造及び制御を簡易にすることも可能となる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータのドア装置の正面図である。 図1におけるA部平面図である。 図1におけるA部正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータのドア装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベータのドア装置の要部正面図である。
符号の説明
1 出入口
2a、2b 縦枠
3 上枠
4 高速ドア
4a、5a ドアパネル
4b、5b 係合体
5 低速ドア
6 案内レール
6a 第一案内レール
6b 第二案内レール
7 駆動装置
7a 第一駆動車
8 第二駆動車
9 減速車
10a 第一条体
10b 第二条体
11 駆動鎖歯車
12a 第一駆動チェーン
12b 第二駆動チェーン
12c 第三駆動チェーン
13 釣合い重り
14 定置鎖歯車
15a、15c 第一滑車
15b、15d 第二滑車
16 カム
16a 検出面
16b 案内面
17、19 取付金
18、24 戸閉動作検出スイッチ
18a、24a 検出子
20 揺動レバー
21 上係止体
22 下係止体
23 コイルバネ

Claims (5)

  1. 上下方向に移動してエレベータ出入口の最下部を閉鎖する高速ドアと、上下方向に移動して前記出入口の最下部よりも上方部を閉鎖する低速ドアと、この低速ドアの戸閉動作異常を検出する検出装置と、この検出装置によって前記低速ドアの戸閉動作異常が検出された場合に、前記高速ドア及び前記低速ドアを戸開動作させる制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータのドア装置。
  2. 検出装置は、低速ドアに設けられたカムと、エレベータ出入口一側に立設された縦枠に設けられ、上記カムに係合して前記低速ドアの戸閉動作の完了を検出する戸閉動作検出スイッチと、前記低速ドアが戸閉動作を開始してからの時間を計測するタイマーとを備え、制御手段は、前記タイマーにより計測された所定時間内に、前記戸閉動作検出スイッチにより前記低速ドアの戸閉動作の完了が検出されない場合に、高速ドア及び前記低速ドアを戸開動作させることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのドア装置。
  3. 検出装置は、低速ドアを懸吊する駆動条体が巻き掛けられた滑車と、前記低速ドアに設けられ、前記滑車を上下方向に移動可能に支持する揺動レバーと、前記滑車が下方に移動する方向に前記揺動レバーを付勢する付勢体と、前記滑車が下方に移動した際の前記揺動レバーの移動量を検出する戸閉動作検出スイッチとを備え、制御手段は、前記戸閉動作検出スイッチにより前記揺動レバーの移動量が所定値を越えたことが検出された場合に、高速ドア及び前記低速ドアを戸開動作させることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのドア装置。
  4. 低速ドアは、その戸閉動作異常時に高速ドアの戸閉動作に連動しない構成を有することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のエレベータのドア装置。
  5. 検出装置により低速ドアの戸閉動作異常が検出された場合に、戸閉動作に異常が発見された旨を報知する案内手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のエレベータのドア装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022153805A1 (ja) * 2021-01-13 2022-07-21 株式会社日立製作所 ドア施錠装置及びエレベーター

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