JP2006240336A - 荷受器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 どんな車種にも使用でき、後部枠体の変形等も起こらない荷受器具の提供を目的とする。
【解決手段】 トラック9の荷台に設けられた後部枠体10に取付ける装着部材2と、長尺物11を積載する積載部5と長尺物11の落下を防止する受止部6とを有する荷受部3と、荷受部3の下面で、荷受部3の長さ方向Lの中間位置に設けられ、装着部材2の上部に荷受部3を保持する保持部8とを有することを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、トラックに、該トラックの荷台よりも長い長尺物を積載する時に使用する荷受器具に関する。
トラックに、荷台の全長よりも長い鋼材や木材といった、長尺物を積載して搬送する場合、従来より以下のような手順により積載する方法が採られていた。
まず、長尺物の一端をトラック荷台の後部枠体である後あおりに突き当てる。次に他端側を、運転席の天井又は運転席の後部に設けられた鳥居と呼ばれる仕切部材に載せ、ロープ等により結束する。
他には、一端を後あおりの上端に載せ、他端側は鳥居等に載せてそれぞれロープで結束する方法もある。
前者の手順で積載した場合、長尺物の角度が大きく、長尺物が立ち上がった状態で積載されることになるため、高さ制限のある道を通れないといった問題がある。また、後者の方法で積載した場合には、積載状態での安定が悪いので、運送中の振動によって長尺物がずれ動き、荷台の後方から大きく突出するおそれがある。
このような問題点を解決するものとして、係着部材に、主部材とそれに取り付けられた受止板とからなる可動部材が、回動自在に取り付けられたトラック用荷受装置がある(例えば、特許文献1を参照)。この荷受装置の係着部材を、トラック荷台の後部枠体の上端に固定する。その上に長尺物を積載すると、長尺物の端部を受止板が支持するため、運送中の振動による長尺物の突出が防止できる。
特開平10−226269(段落0013,図4,図5)
しかし、特許文献1の荷受装置は、主部材を係着部材の一点で支える形になっているため、主部材や係着部材を痛めるおそれがある。また、主部材が一方の端で係着部材に固定されているため、長尺物を積載したときに荷台の後部枠体を外側へ曲げようとする曲げ荷重が発生し、後部枠体が変形してしまうことがある。
さらに、主部材の傾斜は常に一定で、調節ができないものとなっている。そのため汎用性が無く、トラックの車種毎に専用の荷受装置が必要となる。その他、長尺物によってナンバープレートが隠されてしまう、長尺物を重ねて積載することができない、といった問題点もある。
そこで、本発明は、どんな車種にも使用でき、後部枠体の変形等も起こらない荷受器具の提供を目的とする。
上記目的を達成するために請求項1記載の荷受器具は、長尺物を積載する積載部と、前記長尺物の落下を防止する受止部と、を有する荷受部と、前記荷受部の下面で、前記荷受部の長さ方向の中間位置に、トラック荷台の後部枠体に掛止する掛止部材を有することを特徴としている。
請求項2記載の荷受器具は、トラック荷台の後部枠体に取付ける装着部材と、長尺物を積載する積載部と前記長尺物の落下を防止する受止部とを有する荷受部と、該荷受部の下面で、前記荷受部の長さ方向の中間位置に設けられ、前記装着部材の上部に前記荷受部を保持する保持部とを有することを特徴としている。
請求項3記載の荷受器具は、前記保持部は、掛止部材であることを特徴としている。
請求項4記載の荷受器具は、前記保持部は、ヒンジであることを特徴としている。
請求項5記載の荷受器具は、前記荷受部には、一端を受止部に固定され、他端を積載部に固定される補強部材が設けられていることを特徴としている。
請求項6記載の荷受器具は、前記荷受部は、前記トラック荷台の幅方向に伸縮可能であることを特徴としている。
次に作用について説明する。請求項1記載の荷受器具は、トラック荷台の後部枠体に掛止部材を掛止した状態で長尺物を積載すると、後部枠体を中心として荷受部の受止部側は長尺物の荷重で下にさがり、他方側は上にあがる。その結果荷受部は、積載部が長尺物に当接した状態で静止する。
請求項2記載の荷受器具は、後部枠体に装着部材を装着し、その上に荷受部が保持部材を介して装着部に保持された状態で長尺物を積載すると、保持部材を中心として積載部の受止部側は長尺物の荷重で下にさがり、他方は上にあがる。その結果積載部が長尺物に当接しバランスがとれる。
請求項1記載の荷受器具によれば、後部枠体に掛止部材と積載部とが接するため、曲げ荷重の発生が抑えられ、後部枠体の変形を防ぐことができる。
請求項2記載の荷受器具によれば、装着部材に保持部材と積載部とが接するので、後部枠体の変形が抑えられる。
請求項3記載の荷受器具によれば、長尺物が荷台後方から突出することがない。請求項4記載の荷受器具によれば、装着部材と荷受部がヒンジによって回動可能な状態になっているため、トラックのどの車種にも使用できる。
請求項5記載の荷受器具によれば、補強部材があることで、長尺物を積み重ねて積載することができる。
請求項6記載の荷受器具によれば、トラック荷台の幅や積載する長尺物の量に合わせて荷受部の大きさを変えることが可能となる。
次に本発明の荷受器具を、図面を基に説明する。
図1は本発明の荷受器具の第1実施例を示す側面図である。荷受器具1は、トラック荷台の後あおりと呼ばれる後部枠体に装着する装着部材2と、装着部材2の上に設けられ長尺物を積載するための荷受部3とを有している。装着部材2は金属製又は木製等であり、下向きのコ字型をしている。コ字型の溝部4にトラック荷台の後あおりが挿入される。図1の実施例の場合、溝部4はトラックの後あおりの高さとほぼ同じ深さを有しているが、本発明はそのような実施例に限定するものではない。
また、溝部4の幅は後あおりの厚さにほぼ等しい。
荷受部3は、金属板又は木板である積載部5及び受止部6を、L字型に取り付けたものである。長尺物は積載部5に載せられ、端面が受止部6に当接した状態で積載される。図1では、積載部5と受止部6が別々の板材となっており、積載部5に受止部6を取り付けた物となっている。しかし、本発明はこのような実施例に限定するものではなく、積載部5と受止部6が一体に形成された物であってもよい。
補強部材7は長尺物の荷重によって荷受部3が破損することがないようにするものであり、金属製の棒等を使用する。
図1の実施例では、荷受部3は装着部材2に乗せてあるだけであり、装着部材2には固定されていない。荷受部3は、積載部5の下面に取付けられた、保持部材である掛止部材8によって、装着部材2に掛止するようになっている。
掛止部材8は、荷受部3を装着部材2に乗せたときに、装着部材2が荷受部3の長さLの中間付近にくるように取り付けられている。すなわち、掛止部材8は長さLの中間位置よりも図の左側に寄った位置に取り付けられていることになる。
図2は、荷受器具の第1実施例の斜視図である。補強部材7は、荷受部3の両側面に1つずつ設けられており、装着部材2及び掛止部材8の幅は、荷受部3の幅に等しくなっている。しかし、本発明はこのような実施例の他に、掛止部材8は、幅の短いものを1つ又は複数個取り付けたもの等とすることも可能である。
図3は、本発明の荷受器具の使用状態を示す図である。装着部材2は、溝部4に後あおり10を挿入したかたちで装着されており、その上に荷受部3が乗っている。ここで、後あおり10は、トラック9の荷台に設けられた後部枠体である。木材等の長尺物11をトラック9に積載する時には、長尺物11の一方の端面を受止部6に突き当てて、他方側を運転席の天井、又は鳥居と呼ばれる仕切部材12の上に置く。
長尺物11を荷受部3に積載すると、荷受部3のうち受止部6のある側は長尺物11の重みで下にさがる。一方、荷受部3の他方の側は上にあがる。すなわち、荷受部3は、装着部材2を中心として、図の右回りに回動することになる。左端部が長尺物11に当接したところで、荷受部3の回動が止まり、図3に示すような状態で長尺物11を支持する。このように、荷受部3が装着部材2を中心にして回動して長尺物11に当接するため、トラック9の車種によらずに使用することができる。
長尺物11を荷受器具1に積載した後、長尺物11を仕切部材12と積載部5の位置で、ロープ等を用いて結束することで積載作業が完了する。積載部5の下面に設けられた掛止部材8によって、荷受部3は装着部材2に掛止するため、長尺物11がトラック9の後方にずれ落ちることはない。また、荷受部3は地上から比較的高い位置にあるため、長尺物11がナンバープレートを隠すこともない。
図3のような状態で長尺物11が積載されている時、装着部材2には、積載部5と接している部分と掛止部材8と接している部分の2ヶ所に荷重が分散しており、曲げ荷重はかからない。従って後あおり10が変形することがない。そのため、図3のように長尺物11を複数段積み重ねて積載することが可能となっている。
なお、本発明は、装着部材2を使用せずに、後あおり10に直接荷受部3を乗せるような実施例でもよい。
図4は、本発明の荷受器具の第2実施例を示す図である。第1実施例と同じ物については同一の符号を付してある。第2実施例の荷受器具13は、装着部材14と荷受部15を有する構成となっており、装着部材14と荷受部15は保持部材であるヒンジ16によって回動可能な状態で取付けられている。ヒンジ16は、積載部5の下面で、荷受部15の長さLの中間位置に取り付けられている。
図4の荷受器具13も、第1実施例の荷受器具1と同じように、長尺物11を積載するとヒンジ16を中心に回動し、積載部5と受止部6で長尺物11を支持する。この場合も後あおり10には曲げ荷重がかからない。
図5は本発明の荷受器具の第3実施例を示す斜視図である。第1実施例と同一のものには同一の符号を付してある。第3実施例の荷受器具20では、長尺物11を積載する荷受部21が、荷受部21aと荷受部21bに分かれている。荷受部21bは、第1実施例と同様に金属板又は木板を組み立てたものである。一方、荷受部21aは、一方の端面から、荷受部21bの厚さとほぼ同じ大きさの空間が設けられた物となっている。その空間内に荷受部21bを伸縮可能な状態で挿入することで、荷受部21の幅を変更することが可能となっている。
掛止部材22は、荷受部21a,21bのそれぞれに、ひとつ又は複数個取り付けられている。また、掛止部材22も荷受部21a,21bのように伸縮可能な物としてもよい。さらに、装着部材2も幅の調節が可能なようにすることもできる。
本発明の荷受器具の第1実施例を示す側面図である。 荷受器具の第1実施例の斜視図である。 本発明の荷受器具の使用状態を示す図である。 本発明の荷受器具の第2実施例を示す図である。 本発明の荷受器具の第3実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1,13,20 荷受器具
2,14 装着部材
3,15,21 荷受部
5 積載部
6 受止部
7 補強部材
8 掛止部材
9 トラック
11 長尺物
16 ヒンジ

Claims (6)

  1. 長尺物を積載する積載部と、
    前記長尺物の落下を防止する受止部と、を有する荷受部と、
    前記荷受部の下面で、前記荷受部の長さ方向の中間位置に、トラック荷台の後部枠体に掛止する掛止部材を有することを特徴とする荷受器具。
  2. トラック荷台の後部枠体に取付ける装着部材と、
    長尺物を積載する積載部と前記長尺物の落下を防止する受止部とを有する荷受部と、
    該荷受部の下面で、前記荷受部の長さ方向の中間位置に設けられ、前記装着部材の上部に前記荷受部を保持する保持部とを有することを特徴とする荷受器具。
  3. 前記保持部は、掛止部材であることを特徴とする請求項2記載の荷受器具。
  4. 前記保持部は、ヒンジであることを特徴とする請求項2記載の荷受器具。
  5. 前記荷受部には、一端を受止部に固定され、他端を積載部に固定される補強部材が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の荷受器具。
  6. 前記荷受部は、前記トラック荷台の幅方向に伸縮可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の荷受器具。
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