JP2006239155A - 遊技用精算機、遊技用端末装置及び遊技用身元確認システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 納税を要する入賞があった場合の納税のために行われる身元確認手続に要する時間を短縮し、遊技者の待ち時間を短くすることが可能な遊技用精算機、遊技用端末装置及び遊技用身元確認システムを提供する。
【解決手段】 遊技用精算機1は、遊技の入賞内容に応じた払出を行うコインホッパー28bと紙幣排出装置29bを備える。遊技用精算機1は、払出の対象となる対象遊技者を特定可能な遊技者画像データを生成する画像データ生成手段と、その遊技者画像データを遊技用端末装置100に送信するための通信処理部27と、遊技用端末装置100から受信した対象遊技者への払出を許可する払出許可情報を含む払出指示データに基づいて、コインホッパー28bを作動させるコインホッパー駆動回路28a及び紙幣排出装置29bを作動させる紙幣排出装置駆動回路29aとを有する。
【選択図】 図3
【解決手段】 遊技用精算機1は、遊技の入賞内容に応じた払出を行うコインホッパー28bと紙幣排出装置29bを備える。遊技用精算機1は、払出の対象となる対象遊技者を特定可能な遊技者画像データを生成する画像データ生成手段と、その遊技者画像データを遊技用端末装置100に送信するための通信処理部27と、遊技用端末装置100から受信した対象遊技者への払出を許可する払出許可情報を含む払出指示データに基づいて、コインホッパー28bを作動させるコインホッパー駆動回路28a及び紙幣排出装置29bを作動させる紙幣排出装置駆動回路29aとを有する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ゲームの入賞内容に応じた配当の払出を行う遊技用精算機、この遊技用精算機と接続される遊技用端末装置及び遊技用精算機と遊技用端末装置とを有する遊技用身元確認システムに関する。
従来から、ゲームの入賞内容に応じて、メダルや硬貨等のゲームで使用する媒体(以下「コイン」という)を払い出す遊技機として、トランプのカードを表すカード画像を表示し、各カード画像の表示を遊技者の操作入力にしたがい変更しながらゲームを進行するカードゲーム機や、スロットマシンなどの各種遊技機が知られている。これらの遊技機のうち、スロットマシンは(例えば特許文献1参照)、図柄が外周面に付されたリール(機械式のリール)を複数有するものや、画像で表示されるリール(この画像で表示されるリールを以下「擬似リール」という)を複数有するものがある。いずれも、遊技者が所定の操作を行うと各リールが回転またはスクロールし、各リールが停止した時点で所定の有効ライン(ペイライン)上にきた各リールの図柄の組み合わせ(以下、図柄の組み合わせを「図柄コンビネーション」という)により、遊技(ゲームともいう)で入賞するか否かおよび入賞した場合の態様(入賞態様)が確定する。
特開2000−42169号公報
ところで、スロットマシンは入賞態様に応じてコインの払出枚数が変わるが、この入賞態様の中には、通常の払出に比べて大きな払出が行われる大入賞(いわゆる大当たり)となる態様が設けられている。
しかし、遊技機の設置されている国や地域によっては、大入賞のうち、例えば払出額が1200ドル以上の大入賞になると、受ける予定の払出に対して、払出対象者が納税を行わねばならないことがあった。その場合、遊技機は遊技者が獲得した大入賞に対して払出を行うことなく動作を停止する、いわゆるロック状態となってしまい、遊技場の係員による身元の確認や、遊技者による所定の書類のサインといった納税手段が行われ、そのうちの身元確認だけでも1時間程度を要することもあるという問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたもので、納税を要する入賞があった場合の納税のために行われる身元確認手続に要する時間を短縮し、遊技者の待ち時間を短くすることが可能な遊技用精算機、遊技用端末装置及び遊技用身元確認システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、遊技の入賞内容に応じた払出を行う払出手段を備えた遊技用精算機であって、払出の対象となる対象遊技者を特定可能な遊技者画像データを生成する画像データ生成手段と、画像データ生成手段により生成された遊技者画像データを外部端末装置へ送信させる送信制御手段と、外部端末装置から送信される対象遊技者への払出の可否を指示するための払出指示データに基づいて、払出手段に払出を行わせる払出制御手段と、を有することを特徴とする。
この遊技用精算機は、画像データ生成手段が対象遊技者を特定するための遊技者画像データを生成し、送信制御手段が遊技者画像データを外部端末装置に送信させ、払出手段が外部端末装置から受信した払出指示データに基づく払出制御手段の指示により払出を行う。このため、納税を要する大入賞となった場合でも、遊技場の係員が到着するまでの時間や払出の対象となる対象遊技者の身元確認のための時間を短縮することができ、遊技者の待ち時間を短くすることができる。
また、上記遊技用精算機は、対象遊技者の顔写真を撮影する撮影手段を更に有し、画像データ生成手段は、撮影手段により撮影された顔写真のデータを用いて遊技者画像データを生成することが好ましい。
このようにすると、顔写真に基づいて対象遊技者を特定することができるので、対象遊技者の特定が確実なものとなり、配当の払出の際における安全性を高めることができる。
このようにすると、顔写真に基づいて対象遊技者を特定することができるので、対象遊技者の特定が確実なものとなり、配当の払出の際における安全性を高めることができる。
また、上記いずれの遊技用精算機も、対象遊技者の顔写真を含むパスポート、免許証その他の身分証明書類を読取る画像読取手段を更に有し、画像データ生成手段は、画像読取手段により読取られた身分証明書類のデータを用いて遊技者画像データを生成することが好ましい。
このようにすると、顔写真と共に身分証明書類により対象遊技者を特定することができるので、対象遊技者の特定が確実なものとなり、配当の払出の際における安全性を更に高めることができる。
このようにすると、顔写真と共に身分証明書類により対象遊技者を特定することができるので、対象遊技者の特定が確実なものとなり、配当の払出の際における安全性を更に高めることができる。
また、本発明は、画像を表示する表示手段を備え、上記いずれかの遊技用精算機と接続される遊技用端末装置であって、遊技用精算機から送信される遊技者画像データを用いて、対象遊技者を特定するための遊技者画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、表示手段に表示される遊技者画像により特定された対象遊技者への払出の可否を指示するためのデータとして、払出指示データを生成する払出指示データ生成手段と、払出指示データ生成手段により生成された払出指示データを遊技用精算機へ送信させる送信制御手段と、を有することを特徴とする。
この遊技用端末装置は、表示手段が遊技用精算機から送信された遊技者データに基づく遊技者画像を表示し、送信制御手段が表示手段に表示された遊技者画像に基づいて生成された払出指示データを遊技用精算機に送信する。このため、遊技場の係員は、遊技用精算機まで出向くことなく遊技用端末装置の表示手段に表示された遊技者画像によって対象遊技者の身元を確認することができると共に、その場で払出対象者に払出を行うための指示を遊技用精算機に対してすることができる。その結果、身元確認手続に要する時間を短縮して、遊技者の待ち時間を短くすることができる。
また、上記遊技用端末装置は、遊技者画像により対象遊技者が特定されたことを示す特定可能情報を入力するための操作手段を更に有し、払出指示データ生成手段は、操作手段により、特定可能情報が入力されたときに払出指示データを生成することが好ましい。
このようにすると、遊技場の係員による操作手段の操作を経て払出指示データが生成されるので、係員が遊技用精算機に直接払出の指示をすることができ、配当の払出の際における安全性を高めることができる。
このようにすると、遊技場の係員による操作手段の操作を経て払出指示データが生成されるので、係員が遊技用精算機に直接払出の指示をすることができ、配当の払出の際における安全性を高めることができる。
さらに、本発明は、遊技の入賞内容に応じた払出を行う払出手段を備えた遊技用精算機と、画像を表示する表示手段を備え、遊技用精算機と接続される遊技用端末装置とを有する遊技用身元確認システムであって、遊技用精算機は、払出の対象となる対象遊技者を特定可能な遊技者画像データを生成する画像データ生成手段と、画像データ生成手段により生成された遊技者画像データを遊技用端末装置へ送信させる送信制御手段と、遊技用端末装置から送信される払出指示データに基づいて、払出手段に払出を行わせる払出制御手段とを有し、遊技用端末装置は、遊技用精算機から送信される遊技者画像データを用いて、対象遊技者を特定するための遊技者画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、表示手段に表示される遊技者画像により特定された対象遊技者への払出の可否を指示するためのデータとして、払出指示データを生成する払出指示データ生成手段と、払出指示データ生成手段により生成された払出指示データを遊技用精算機へ送信させる送信制御手段とを有することを特徴とする。
この遊技用身元確認システムでは、遊技用精算機において生成された遊技者画像データに基づく遊技者画像が遊技用端末装置に表示されるため、遊技場の係員は、遊技用精算機まで出向くことなく遊技用端末装置の表示手段に表示された遊技者画像によって対象遊技者の身元を確認することができると共に、その場で払出対象者に払出を行うよう遊技用精算機に指示することができる。これにより、納税を要する大入賞となった場合でも、遊技場の係員が到着するまでの時間や払出の対象となる対象遊技者の身元確認のための時間を短縮することができ、遊技者の待ち時間を短くすることができる。
また、上記遊技用身元確認システムでは、遊技用精算機は、対象遊技者の顔写真を撮影する撮影手段を更に有し、画像データ生成手段は、撮影手段により撮影された顔写真のデータを用いて遊技者画像データを生成することが好ましい。
このようにすると、顔写真に基づいて対象遊技者を特定することができるので、対象遊技者の特定が確実なものとなり、配当の払出の際における安全性を高めることができる。
このようにすると、顔写真に基づいて対象遊技者を特定することができるので、対象遊技者の特定が確実なものとなり、配当の払出の際における安全性を高めることができる。
また、上記いずれの遊技用身元確認システムも、遊技用精算機は、対象遊技者の顔写真を含むパスポート、免許証その他の身分証明書類を読取る画像読取手段を更に有し、画像データ生成手段は、画像読取手段により読取られた身分証明書類のデータを用いて遊技者画像データを生成することが好ましい。
このようにすると、顔写真と共に身分証明書類により対象遊技者を特定することができるので、対象遊技者の特定が確実なものとなり、配当の払出の際における安全性を更に高めることができる。
このようにすると、顔写真と共に身分証明書類により対象遊技者を特定することができるので、対象遊技者の特定が確実なものとなり、配当の払出の際における安全性を更に高めることができる。
また、上記いずれの遊技用身元確認システムも、遊技用端末装置は、遊技者画像により対象遊技者が特定されたことを示す特定可能情報を入力するための操作手段を更に有し、払出指示データ生成手段は、操作手段により、特定可能情報が入力されたときに払出指示データを生成することが好ましい。
このようにすると、遊技場の係員による操作手段の操作を経て払出指示データが生成されるので、係員が遊技用精算機に直接払出の指示をすることができ、配当の払出の際における安全性をより一層高めることができる。
このようにすると、遊技場の係員による操作手段の操作を経て払出指示データが生成されるので、係員が遊技用精算機に直接払出の指示をすることができ、配当の払出の際における安全性をより一層高めることができる。
以上詳述したように、本発明によれば、納税を必要とする入賞でも払出対象者を待たせることなく身元の確認を行って配当の払出をすることができるようになる。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
(遊技用身元確認システムのシステム構成)
図2は、本発明の実施形態に係る遊技用身元確認システム300の全体構成を示すシステム構成図である。遊技用身元確認システム300は、遊技用精算機1とスロットマシン200とがネットワーク(LAN(Local Area Network)やインターネット等)N1を介して接続され、遊技用精算機1と遊技用端末装置100とがネットワークN2を介して接続されている。このため、遊技用精算機1及び遊技用端末装置100と、遊技用精算機1及びスロットマシン200とが互いに通信可能となっている。
図2は、本発明の実施形態に係る遊技用身元確認システム300の全体構成を示すシステム構成図である。遊技用身元確認システム300は、遊技用精算機1とスロットマシン200とがネットワーク(LAN(Local Area Network)やインターネット等)N1を介して接続され、遊技用精算機1と遊技用端末装置100とがネットワークN2を介して接続されている。このため、遊技用精算機1及び遊技用端末装置100と、遊技用精算機1及びスロットマシン200とが互いに通信可能となっている。
この遊技用身元確認システム300では、後述する入賞情報IN1がネットワークN1を介してスロットマシン200から遊技用精算機1に送信され、後述する遊技者画像データP1,P2がネットワークN2を介して遊技用精算機1から遊技用端末装置100に送信され、後述する払出指示データIN2がネットワークN2を介して遊技用端末装置100から遊技用精算機1に送信される。遊技用身元確認システム300は、遊技用精算機1から送信された遊技者画像データP1,P2に基づいて遊技用端末装置100に表示された遊技者の身元を、遊技場の係員(オペレータともいう)によって確認できるようにしたものである。
(遊技用精算機の全体構成)
遊技用精算機1の全体構成について、図1及び図3を参照して説明する。図1は、遊技用精算機1の全体構成を示す斜視図である。図3は、内部構成を中心に示す遊技用精算機1のブロック図である。遊技用精算機1は、スロットマシン200による遊技の入賞内容に応じて配当の払出を行うと共に、入賞態様が納税を要する態様であった場合には、納税に要する処理を行う。
遊技用精算機1の全体構成について、図1及び図3を参照して説明する。図1は、遊技用精算機1の全体構成を示す斜視図である。図3は、内部構成を中心に示す遊技用精算機1のブロック図である。遊技用精算機1は、スロットマシン200による遊技の入賞内容に応じて配当の払出を行うと共に、入賞態様が納税を要する態様であった場合には、納税に要する処理を行う。
遊技用精算機1は、正面パネル2aと、水平方向に沿って配置された台座パネル2bとを有する筐体2を有し、その筐体2の正面に対して上から順に、CCD(Charge-coupled Device)カメラ3、パスポート挿入口4、カード挿入口5、バーコードリーダ13、硬貨払出口6、紙幣払出口7、液晶表示パネル8及びタッチパネル9を備えている。
CCDカメラ3は、本発明における撮影手段であって、筐体2の正面パネル2aの天板に設けられている。CCDカメラ3は、スロットマシン300での入賞内容に応じた配当の払出の対象となる対象遊技者の顔写真を撮影するものである。CCDカメラ3では、撮影用レンズを有し、対象遊技者の顔写真を撮影するために、配当の払出の際に遊技用精算機1の正面に対向して立つ対象遊技者の身長や立ち位置に応じて、撮影用レンズの向きが上下方向及び左右方向に回動可能となっている。なお、CCDカメラ3で撮影された顔写真のデータは、後述するI/Oポート25を介してメインCPU22に入力される(図3参照)。このとき、メインCPU22は、本発明における画像データ生成手段として作動して、その顔写真のデータを用いて対象遊技者を特定するための遊技者画像データP1を生成する。
パスポート挿入口4、カード挿入口5及びバーコードリーダ13は、共に対象遊技者に正対するよう正面パネル2aの前面に設けられている。パスポート挿入口4は、対象遊技者の身分証明書類であるパスポート10を挿入するための挿入口であり、その内部にスキャナ4aが備えられている。カード挿入口5は、遊技者ID(例えば、遊技者固有の個人情報や会員情報)が記憶されたIDカード11を挿入するための挿入口であり、その内部にIDカード11を読取るためのカードリーダ5aが備えられている。バーコードリーダ13は、ゲームで入賞した際にスロットマシン200から発券されるレシート12に印刷されたバーコード(例えば、JANコード、二次元コード)を読取る。なお、バーコードリーダ13で読取られたバーコードのデータ(例えば、配当額等の入賞情報In1や対象遊技者の遊技者ID)は、後述するI/Oポート25を介してメインCPU22に入力される(図3参照)。
硬貨払出口6及び紙幣払出口7は、共に筐体2の正面に対して台座パネル2bの奥側に設けられており、後述するメインCPU22の指示により、それぞれ配当に応じた硬貨又は紙幣の払出しを行う。液晶表示パネル8は、筐体2の正面に対して台座パネル2bの手前側に設けられており、配当の払出の際における所定の操作や後述する払出処理の際の手続を行うための選択画面等を表示させる。
タッチパネル9は、液晶表示パネル8の表示画面を覆うように設けられており、対象遊技者の指が触れた箇所の位置を検出し、その検出した位置に対応した位置信号をメインCPU22に入力する。また、タッチパネル9は、所定のペン(図示せず)を用いて入力された文字や記号等(例えば、後述する対象遊技者が入力した直筆のサインや対象遊技者の指紋)のイメージデータを生成するイメージ生成部9aが組み込まれている。
遊技用精算機1の内部構成について、図3を参照して説明する。遊技用精算機1は、マイクロコンピュータ21を中心に、複数の構成要素を有している。
マイクロコンピュータ21は、メインCPU(Central Processing Unit)22と、RAM(Random Access Memory)23と、ROM(Read Only Memory)24とを有している。メインCPU22は、ROM24に記憶されているプログラムに従って作動し、I/Oポート25を介して他の構成要素との信号の入出力を行い、遊技用精算機1全体の動作制御を行う。RAM23には、メインCPU22が作動する際に用いるデータやプログラムが記憶されている。ROM24には、メインCPU22が実行するプログラムや恒久的なデータが記憶されている。
また、遊技用精算機1は、スキャナ4aと、カードリーダ5aとを有し、通信制御部26と、通信処理部27とを有している。
スキャナ4aは、本発明における画像読取手段であって、パスポート挿入口4にパスポート10が挿入されたときに、挿入されたパスポート10の顔写真の表示されたページを読取り、その読取った画像のデータ(スキャンデータ)をI/Oポート25を介してメインCPU22に入力する。このとき、メインCPU22は、スキャンデータが入力されると、本発明における画像データ生成手段として作動して、そのスキャンデータを用いて対象遊技者を特定するための遊技者画像データP2を生成する。カードリーダ5aは、IDカード11がカード挿入口5に挿入されたときに、IDカード11に記憶された遊技者IDを読取り、その読取った遊技者IDをI/Oポート25を介してメインCPU22に入力する。
通信制御部26は、メインCPU22の指示に従い作動して、遊技用端末装置100及びスロットマシン200と通信を行うための回線の接続及び切断を制御する。通信処理部27は、通信制御部26の指示に従い作動し、ネットワークN1,N2を介して入賞情報IN1及び払出指示データIN2を受信し、メインCPU22によって生成された遊技者画像データP1,P2を送信する。
さらに、遊技用精算機1は、コインホッパー駆動回路28aと、コインホッパー28bと、コイン検出部28cと、コイン払出完了信号回路28dとを有し、紙幣排出装置駆動回路29aと、紙幣排出装置29bと、紙幣計数部29cと、紙幣払出完了信号回路29dとを有している。
コインホッパー駆動回路28aは、メインCPU22の制御に従ってコインホッパー28bを駆動させる。コインホッパー28bは、配当金である硬貨の払出を行うための動作を行う。コイン計数部28は、コインホッパー28bにより払出された硬貨の枚数を計数し、その計数した枚数値のデータをコイン払出完了信号回路28dに通知する。コイン払出完了信号回路28dは、コイン計数部28cから硬貨の枚数値のデータが入力されると、その入力値が設定された枚数のデータに達したときに硬貨の払出完了を通知する信号をメインCPU22に入力する。
紙幣排出装置駆動回路29aは、メインCPU22の制御に従って紙幣排出装置29bを駆動させる。紙幣排出装置29bは、配当金である紙幣の払出を行うための動作を行う。紙幣計数部29cは、紙幣排出装置29bにより払出された紙幣の枚数を計数し、その計数した枚数値のデータを紙幣払出完了信号回路29dに通知する。紙幣払出完了信号回路29dは、紙幣計数部29cから紙幣の枚数値のデータが入力されると、その入力値が設定された枚数のデータに達したときに紙幣の払出完了を通知する信号をメインCPU22に入力する。
また、遊技用精算機1は、画像制御回路30を有している。画像制御回路30は、液晶表示パネル8における画像表示を制御して、配当の払出の際における所定の操作や手続を行うための選択画面等を液晶表示パネル8に表示させる。
(遊技用端末装置の全体構成)
遊技用端末装置100は、図4に示すように、CPU101、ROM102、RAM103、通信制御部104、通信処理部105及び画像制御部106を内蔵した本体110と、ディスプレイ107と、操作部108とを有し、ネットワークN2を介して遊技用精算機1と通信可能に接続されている。
遊技用端末装置100は、図4に示すように、CPU101、ROM102、RAM103、通信制御部104、通信処理部105及び画像制御部106を内蔵した本体110と、ディスプレイ107と、操作部108とを有し、ネットワークN2を介して遊技用精算機1と通信可能に接続されている。
CPU101は、ROM102に記憶されているプログラムに従い作動して、遊技用端末装置100全体の動作を制御する。また、CPU101は、操作部108を用いたオペレータの操作により後述する特定可能情報又は特定不可能情報が入力されると、本発明における払出指示データ生成手段として作動して、対象遊技者に対する払出を許可する払出許可情報あるいは対象遊技者に対する払出を許可しない払出不許可情報のいずれかを含み、遊技用精算機1に対して払出を指示するための払出指示データIN2を生成する。ROM102は、CPU101が実行する制御プログラムと、恒久的なデータが記憶されている。RAM103は、CPU101が作動する際に用いるデータが記憶されている。
通信制御部104は、CPU101の指示に従い作動して、遊技用精算機1と通信を行うための回線の接続及び切断を制御する。通信処理部105は、通信制御部104の指示に従い作動して、ネットワークN2を介して行われる遊技者画像データP1,P2の受信を実行すると共に、払出指示データIN2の送信を実行する。
画像制御部106は、本発明における表示制御手段であり、ネットワークN2を介して遊技用精算機1から送信された遊技者画像データP1,P2を用いて、遊技者画像をディスプレイ107に表示させる。ディスプレイ107は、本発明における表示手段であり、遊技者画像データP1に基づくCCDカメラ3による撮影画像と遊技者画像データP2に基づくスキャナ4aによるスキャンデータとを表示し、オペレータが各画像を対比することで対象遊技者の身元を特定することができるようになっている。操作部108は、本発明における操作手段であり、例えばキーボードやマウス等(本実施形態ではマウス)が用いられる。なお、オペレータは、ディスプレイ107に表示された各画像から対象遊技者の身元を特定することができた場合、操作部108の操作(例えば、ディスプレイ107上に表示されている「身元OK」ボタンをマウスでクリックする操作)により、対象遊技者の身元が特定されたことを示す特定可能情報をCPU101に入力する。一方、オペレータは、ディスプレイ107に表示された各画像から対象遊技者の身元を特定することができなかった場合、操作部108の操作(例えば、ディスプレイ107上に表示されている「身元NG」ボタンをマウスでクリックする操作)により、対象遊技者の身元が特定されなかったことを示す特定不可能情報をCPU101に入力する。
(スロットマシンの全体構成)
図5は、スロットマシン200の全体構成を示す斜視図である。スロットマシン200は、複数の図柄を可変表示する可変表示手段を有し、その可変表示手段に複数の擬似リールを表示して、遊技(ゲームともいう)を行えるように構成されている。遊技者は、各擬似リールが停止した時点で所定の有効ライン(ペイライン)上における各リールの図柄コンビネーションにより入賞可否を判定する。
図5は、スロットマシン200の全体構成を示す斜視図である。スロットマシン200は、複数の図柄を可変表示する可変表示手段を有し、その可変表示手段に複数の擬似リールを表示して、遊技(ゲームともいう)を行えるように構成されている。遊技者は、各擬似リールが停止した時点で所定の有効ライン(ペイライン)上における各リールの図柄コンビネーションにより入賞可否を判定する。
スロットマシン200には、筐体201の正面に対して上から順に、液晶表示パネル202,203,204が設けられている。液晶表示パネル202には、ゲームに直接的には関与しないような画像(例えば、ゲームを盛り上げるゲーム演出用の三次元画像や配当表)が表示される。液晶表示パネル203には、ゲームの実行方法等の説明が表示される。液晶表示パネル204は、擬似リールが複数表示され、各擬似リールにおける図柄が可変表示(スクロール表示)されるようになっている。
また、スロットマシン200には、液晶表示パネル204の下側に、ゲームに賭けるためのコインを投入するためのコイン投入口205、紙幣を挿入するための紙幣挿入口206、IDカード11を挿入するためのIDカード挿入口207及びゲームで入賞した際にレシート12が発券される発券口208が設けられている。
さらに、スロットマシン200には、液晶表示パネル204の下側に、スピンボタン209、BET選択ボタン210、ライン選択ボタン211及び発券ボタン213が設けられている。
スピンボタン209は、遊技者の操作入力により、遊技者がゲーム開始を指示し、液晶表示パネル204における擬似リールの可変表示を始動させるためのスタート信号を入力する。BET選択ボタン210は、BETの対象となるコインの枚数(例えば、1枚、2枚、・・・、10枚)を遊技者が選択して設定するためのBET選択信号を入力する。ライン選択ボタン211は、遊技者の操作入力により、図示しない複数本の有効ラインの中から遊技者が所望する有効ラインを選択して設定するためのライン選択信号を入力する。発券ボタン213は、ゲームに入賞して遊技者が獲得した配当を遊技用精算機1で払出すためのレシート12の発券を指示する発券信号を入力する。
図6は、内部の構成を中心に示すスロットマシン200のブロック図である。スロットマシン200は、マイクロコンピュータ221を中心に、複数の構成要素を有している。
マイクロコンピュータ221は、メインCPU222と、RAM223と、ROM224とを有している。メインCPU222は、ROM224に記憶されているプログラムに従い作動し、I/Oポート225を介して他の構成要素との信号の入出力を行い、スロットマシン200の全体の動作制御を行う。RAM223は、メインCPU222が作動する際に用いるデータやプログラムが記憶され、例えば、後述するサンプリング回路227によりサンプリングされる乱数値がゲーム開始後、一時的に保持されると共に、擬似リールのコードナンバ、図柄ナンバ等のデータが記憶されている。ROM224には、メインCPU222が実行するプログラム及び恒久的なデータ(例えば、後述する入賞判定テーブル、図柄決定テーブル、停止テーブル、払出テーブル)が記憶されている。
また、スロットマシン200は、乱数発生器226、サンプリング回路227、クロックパルス発生回路228及び分周器229を有している。
乱数発生器226は、メインCPU222の指示に従い作動して、一定範囲の乱数を発生させる。サンプリング回路227は、メインCPU222の指示に従い、乱数発生器226が発生させた乱数の中から任意の乱数を抽出し、その抽出した乱数をメインCPU222に入力する。クロックパルス発生回路228は、メインCPU222を作動させるための基準クロックを発生させる。分周器229は、クロックパルス発生回路228で発生させた基準クロックを一定周期で分周した信号をメインCPU222に入力する。
乱数発生器226は、メインCPU222の指示に従い作動して、一定範囲の乱数を発生させる。サンプリング回路227は、メインCPU222の指示に従い、乱数発生器226が発生させた乱数の中から任意の乱数を抽出し、その抽出した乱数をメインCPU222に入力する。クロックパルス発生回路228は、メインCPU222を作動させるための基準クロックを発生させる。分周器229は、クロックパルス発生回路228で発生させた基準クロックを一定周期で分周した信号をメインCPU222に入力する。
さらに、スロットマシン200は、通信制御部230と通信処理部231とを有し、スイッチ入力ユニット232を有している。
通信制御部230は、メインCPU222の指示に従い作動して、遊技用精算機1と通信を行うための回線の接続及び切断を制御する。通信処理部231は、通信制御部230の指示に従い作動する通信手段であって、ネットワークN1を介して行われる入賞情報IN1の送信を実行する。
通信制御部230は、メインCPU222の指示に従い作動して、遊技用精算機1と通信を行うための回線の接続及び切断を制御する。通信処理部231は、通信制御部230の指示に従い作動する通信手段であって、ネットワークN1を介して行われる入賞情報IN1の送信を実行する。
スイッチ入力ユニット232は、スタートスイッチ233、BETスイッチ234、ラインスイッチ235及び発券スイッチ237を有している。スタートスイッチ233は、スピンボタン209の操作入力を検出したときにスタート信号をメインCPU222に入力する。BETスイッチ234は、BET選択ボタン210の操作入力を検出したときにBET選択信号をメインCPU222に入力する。ラインスイッチ235は、ライン選択ボタン211の操作入力を検出したときにライン選択信号をメインCPU222に入力する。発券スイッチ237は、発券ボタン213の操作入力を検出したときに発券信号をメインCPU222に入力する。
また、スロットマシン200は、コインセンサ238、紙幣センサ239、カードリーダ240及び発券装置241を有している。
コインセンサ238は、コイン投入口205に投入されたコインを検出し、その検出に対応する検出信号をメインCPU222に入力する。紙幣センサ239は、紙幣挿入口206に挿入された紙幣を検出し、その検出に対応する検出信号をメインCPU222に入力する。カードリーダ240は、IDカード挿入口207に挿入されたIDカード11に記録されている遊技者IDを読取り、その読取った遊技者IDをメインCPU222に入力する。発券装置241は、メインCPU222に発券スイッチ237からの発券信号が入力された場合、ゲームで入賞した際の配当を示す入賞情報IN1及びその入賞による配当の払出の対象となる対象遊技者を示す遊技者IDがバーコードとして印刷されたレシート12を発券する。
コインセンサ238は、コイン投入口205に投入されたコインを検出し、その検出に対応する検出信号をメインCPU222に入力する。紙幣センサ239は、紙幣挿入口206に挿入された紙幣を検出し、その検出に対応する検出信号をメインCPU222に入力する。カードリーダ240は、IDカード挿入口207に挿入されたIDカード11に記録されている遊技者IDを読取り、その読取った遊技者IDをメインCPU222に入力する。発券装置241は、メインCPU222に発券スイッチ237からの発券信号が入力された場合、ゲームで入賞した際の配当を示す入賞情報IN1及びその入賞による配当の払出の対象となる対象遊技者を示す遊技者IDがバーコードとして印刷されたレシート12を発券する。
さらに、スロットマシン200は、ランプ駆動回路242、ランプ243、LED駆動回路244、LED245、画像制御回路246、音制御回路247及びスピーカ248を有している。
ランプ駆動回路242は、ランプ243を点灯させるための信号をランプ243に出力し、ランプ243をゲーム実行中に点滅させてゲームの演出を行う。LED駆動回路242は、LED243の点滅表示を制御する。LED243は、クレジット枚数表示や獲得枚数表示等を行う。
画像制御回路246は、液晶表示パネル202,203,204のそれぞれにおける画像表示を制御して、可変表示する擬似リール等の各種の画像を液晶表示パネル202,203,204に表示させる。この画像制御回路246は、図7に示されるように、画像制御CPU246a、ワークRAM246b、プログラムROM246c、画像ROM246d、ビデオRAM246e及びVDP(Video Display Processor)246fを有している。
画像制御CPU246aは、マイクロコンピュータ221で設定されたパラメータに基づき、プログラムROM246cに予め記憶されている(液晶表示パネル202,203,204での表示に関する)画像制御プログラムに従い、液晶表示パネル202,203,204に表示させる画像(擬似リール等)を決定する。ワークRAM246bは、画像制御CPU246aが画像制御プログラムを実行するときの一時記憶手段として構成されている。プログラムRAM246cは、画像制御プログラムや各種選択テーブル等を記憶している。画像ROM246dは、画像を形成するためのドットデータを記憶している。ビデオRAM246eは、VDP246fにより画像を形成するときの一時記憶手段として構成されている。VDP246fは、制御RAM246gを有し、画像制御CPU246aで決定された各画像を液晶表示パネル202,203,204に出力する。
音制御回路247は、スピーカ248から音声を出力するための音声信号をスピーカ248に入力する。スピーカ248からは、例えば、ゲーム開始後、適当な時期にゲームを盛り上げるための音声が出力される。
(遊技用身元確認システムの動作内容)
次に、以上の構成を有する遊技用身元確認システム300の動作内容について、図8〜12までのフローチャートを参照して説明する。図8は、スロットマシン200のゲーム開始から終了までのメイン処理の動作手順を示すフローチャートである。図10は、遊技用精算機1の動作開始から終了までのメイン処理の動作手順を示すフローチャートである。図12は、遊技用端末装置100の動作開始から終了までのメイン処理の動作手順を示すフローチャートである。なお、図8〜12では、ステップをSと略記している。
次に、以上の構成を有する遊技用身元確認システム300の動作内容について、図8〜12までのフローチャートを参照して説明する。図8は、スロットマシン200のゲーム開始から終了までのメイン処理の動作手順を示すフローチャートである。図10は、遊技用精算機1の動作開始から終了までのメイン処理の動作手順を示すフローチャートである。図12は、遊技用端末装置100の動作開始から終了までのメイン処理の動作手順を示すフローチャートである。なお、図8〜12では、ステップをSと略記している。
図8に示されるように、スロットマシン200は、メイン処理を開始すると、ゲーム開始にあたって、ステップ1でスタート受付処理を行い、続くステップ2で抽選処理を行う。
まず、ステップ1のスタート受付処理に進むと、スロットマシン200は、メインCPU222の制御に従い、遊技者からゲームを開始させるための動作を受け付ける。具体的には、遊技者は、自らの所持するIDカード11をIDカード挿入口207に挿入する。次に、ゲームを開始して擬似リールを始動させる(擬似リールを可変表示させる)ために、コイン投入口205からコインを投入するか、あるいは紙幣挿入口206に紙幣を挿入してクレジット数を増加させる。さらに、BET選択ボタン210を操作して1ゲームに賭けるコインの枚数を設定し、さらにライン選択ボタン211を操作して有効ラインを設定する。続いて、遊技者は、スピンボタン209の操作(以下、上記の操作をまとめて開始操作という)を行う。この開始操作により、IDカード11に記憶された遊技者ID及びスタートスイッチ233からのスタート信号がメインCPU222に入力される。なお、遊技者がスピンボタン209を操作してスタート信号がメインCPU222に入力されると、メインCPU222が乱数発生器226に指示して一定範囲の乱数を発生させることとなる。
次に、ステップ2に進み、抽選処理が行われる。抽選処理が開始すると、図9に示されるステップ13に進み、メインCPU222により図柄決定処理が行われる。この図柄決定処理では、メインCPU222が設定された有効ラインに停止させる図柄を擬似リールごとに決定する。
具体的には、図柄決定処理が開始すると、メインCPU222は、サンプリング回路227に指示して、ステップ1において乱数発生器226が発生させた乱数の中から任意の乱数を抽出する。メインCPU222は、乱数が抽出されるとその乱数をサーチキーに設定して、ROM224に記憶されている図示しない図柄決定テーブル(乱数と図柄のコードNoとを関連付けて記憶させたテーブル)を参照し、該当する図柄のコードNoを取得する。そして、取得したコードNoをサーチキーに設定して、図示しない停止テーブル(図柄のコードNoと図柄とを関連付けて記憶させたテーブル)を参照し、各擬似リールについて、該当する図柄を検索する。こうして、各擬似リールについて図柄を決定すると、その図柄を有効ラインに停止させるためのリールの停止位置が決まる。
そして、ステップ13で図柄決定処理が終了すると、ステップ14に進んで払出率決定処理が行われる。払出率決定処理では、メインCPU222が図示しない払出テーブルを参照し、図柄コンビネーションに対応する払出の倍率(払出率)を決定する。なお、払出テーブルには、各図柄コンビネーションに応じたコイン1枚あたりの払出率が登録されている。この払出率決定処理が終了すると、抽選処理が終了する。
次に、ステップ3に進んで、可変表示処理が行われる。可変表示処理では、メインCPU222の指示に従い画像制御回路246が作動して、複数の擬似リールの可変表示画像を含むゲーム実行画像が液晶表示パネル204に表示される。このとき、液晶表示パネル204には、中央に複数の擬似リールが横に並んで可変表示され、その中央に、横に伸びる直線状の有効ラインが表示される(図示せず)。各擬似リールは、複数の図柄を有し、各図柄が不規則な順番で次々と出現するように可変表示される。
次に、ステップ4に進んで、停止制御処理が行われる。ここでは、メインCPU222の指示に従い画像制御回路246が作動して、スクロール中の各擬似リールをステップ2における抽選処理の結果に対応するように停止させる。
次にステップ5に進んで、メインCPU222がROM223に記憶されている図示しない入賞判定テーブル(図柄の各コードNoの組合せ(以下、コードNoパターンという)に関連付けて、入賞する図柄コンビネーションと入賞しない(否入賞)図柄コンビネーションとが区別可能に登録されている)を参照し、コードNoパターンを用いて遊技の入賞可否を判定する。具体的には、上述のステップ13において取得したシンボルのコードNoによって、リールの停止位置に対応したコードNoパターンが決まるので、このコードNoパターンをサーチキーに設定して入賞判定テーブルを参照し、参照結果から入賞可否を判定する。ここで、入賞と判定された場合にはステップ6に進み、否入賞と判定された場合にはスロットマシン200のメイン処理を終了する。
ステップ6に進むと、遊技者により発券ボタン213が押されて、メインCPU222に発券スイッチ237からの発券信号が入力されたか否かを判定する。ここで、発券ボタン213が押されたと判定された場合にはステップ7に進み、押されていないと判定された場合にはステップ9に進む。ステップ9に進むと、入賞により払出される配当額相当分がクレジットに加算され、メイン処理を終了する。
一方、発券ボタン213が押されてステップ7に進むと、メインCPU222の指示に従い発券装置241が作動して、ステップ1のスタート受付処理においてメインCPU222に入力された遊技者ID及び入賞情報(払出される配当の情報)IN1がバーコードとして印刷されたレシート12を発券口208から排出させる発券処理を行う。そして、ステップ8に進むと、メインCPU222の指示に従い通信制御部230が作動して、通信処理部231によりネットワークN1を介して入賞情報IN1を遊技用精算機1に送信させ、メイン処理を終了する。
一方、遊技用精算機1は、スロットマシン200と平行して、次の処理を行っている。遊技用精算機1では、メイン処理を開始すると、図10に示されるようにステップ21に進み、スロットマシン200から入賞情報IN1を受信するまで待機して、入賞情報IN1を受信するとステップ22に進む。ステップ22に進むと、対象遊技者によるIDカード11の挿入が行われるまで待機して、IDカード11が挿入されるとステップ23に進む。
そして、ステップ23に進むと、メインCPU22の動作に従いカードリーダ5aが作動して、ステップ22で受付けたIDカード11に記憶された遊技者IDを読取る。次に、ステップ24に進むと、対象遊技者がレシート12をバーコードリーダ13にかざすことにより、レシート12にバーコードとして印刷された遊技者ID及び入賞情報IN1を読取る。次に、ステップ25に進み、ステップ23において読取ったIDカード11及びレシート12双方の遊技者IDを照合し、続くステップ26で各遊技者IDが一致するか否かを判定する。そして、各遊技者IDが一致すると判定されて照合できた場合には、入賞した遊技を行った遊技者とその入賞による払出の対象となる対象遊技者とが同一であるとして、ステップ27に進む。一方、各遊技者IDが一致しないときは、入賞した遊技者と対象遊技者とが同一でないと判定し、ステップ27を実行することなく遊技用精算機1のメイン処理を終了する。
ステップ27に進むと、払出処理が開始される。払出処理を開始すると、図11のステップ31に進んで、ステップ23で読取ったレシート12の入賞情報IN1に基づいて、対象遊技者の入賞が大当たりで納税を必要とする課税対象の入賞(以下、課税入賞という)に該当するか否かを判定する。ここで、課税入賞に該当すればステップ32に進み、該当しなければステップ42に進む。本実施形態では、課税入賞に該当するか否かは、払出テーブルから取得した払出率とBET数とに応じて決まる配当額が一定値以上であるか否か(例えば、遊技用精算機1及びスロットマシン200が設置されている場所が米国ネバダ州のラスベガスである場合には、配当が1200ドル以上か否か)で判断するが、もちろんこの条件には限定されない。
ステップ32に進むと、メインCPU22の指示に従い液晶表示パネル8が作動して、対象遊技者に対してパスポート10をパスポート挿入口4に挿入するように指示するメッセージを表示する。次に、ステップ33に進んで、対象遊技者のパスポート10を受付けるまで(パスポート10の顔写真のページが挿入されるまで)待機して、パスポート10を受付けるとステップ34に進む。ステップ34では、メインCPU22の指示に従いスキャナ4aが作動してパスポート10に貼付されている対象遊技者の顔写真及び個人情報をスキャンし、メインCPU22が画像データ生成手段として作動してそのスキャンデータに基づいて遊技者画像データP2を生成する。なお、ステップ34でパスポート10を読取った際に、例えばパスポート10に記載されている旅券番号を確認することでパスポート10の真偽を判定し、真正のパスポートであるか否かを識別すると好ましい。
次に、ステップ35に進むと、メインCPU22の指示に従いCCDカメラ3が作動して遊技用精算機1に正対している対象遊技者の顔写真を撮影し、メインCPU22が画像データ生成手段として作動してその撮影画像に基づいて遊技者画像データP1を生成する。続くステップ36では、送信制御手段として作動するメインCPU22の指示に従い通信制御部26が作動して、通信処理部27によりネットワークN2を介してこれらの撮像画像及びスキャンデータに基づく遊技者画像データP1,P2を遊技用端末装置100に送信する。そして、ステップ37に進んで、遊技用端末装置100から払出指示データIN2を受信するまで待機し、払出指示データIN2を受信した場合にはステップ38に進む。
そして、ステップ38では、ステップ37で受信した払出指示データIN2に払出許可情報が含まれているか否かを判定し、払出許可情報が含まれていて払出許可であった場合にはステップ39に進むが、それが含まれていないときはステップ43に進んで係員の呼出を行い、払出処理を終了する。この場合、例えば図14に示す納税手順に従い従来同様の手作業で納税した後に払出処理を終了する。
ステップ39に進むと、配当に応じて納付すべき税額等を算出する。このとき、メインCPU22は、対象遊技者が獲得した課税入賞に対応する配当に基づき、その配当に所定の税率を乗じて納付すべき税額を求め、さらにその求めた税額を配当から控除する算出処理を行い、税引配当を求める。続くステップ40では、メインCPU22の指示に従い液晶表示パネル8が作動して、例えば図13に示すような納税確認画面40を表示する。このとき、納税確認画面40は、遊技用精算機1により納税を行う納税意思の確認を求める旨のメッセージを表示する表示エリア40aと、サイン入力部40bとを有している。この納税確認画面40を表示するとき、メインCPU22は、配当、ステップ39において算出した税額及び税引配当を表示エリア40aに表示させる。なお、図13では、表示エリア40aにおいて、配当:$2,000、税額:$600、税引配当:$1,400のように表示されている。
対象遊技者は、納税確認画面40を参照し、配当、税額及び税引配当の内容を確認の上、遊技用精算機1により納税を行う納税意思があるときには、サイン入力部40bのサイン欄に直筆でサインを記入し、さらにサイン入力部40bの「OK」欄に指を触れる。すると、タッチパネル9に組込まれているイメージ生成部9aが記入されたサインのイメージデータ(サインイメージデータ)を生成し、通信制御部26の指示により通信処理部27が作動してこのサインイメージデータを遊技用端末装置100に送信する。なお、上述のようにサイン欄にサインを記入させる代わりに、対象遊技者の人差し指又は親指等の指紋を入力させてもよい。
そして、ステップ41では、対象遊技者によるサイン入力があるまで待機して、サイン入力があるとステップ42に進み、配当の払出が行われる。このとき、メインCPU22の指示によりコインホッパー駆動回路28aが作動し、コインホッパー28bが駆動して硬貨払出口5から硬貨が払出され、あるいはメインCPU22の指示により紙幣排出装置駆動回路29aが作動し、紙幣排出装置29bが駆動して紙幣払出口6から紙幣が払出されることにより、配当又は税引配当が対象遊技者に払出されることとなる。
なお、ステップ43で係員が呼出されると、従来どおりの手順に従い、手作業による納税(以下、手動納税という)を行う。この手動納税は、例えば図14に示される手順に沿って行われる。図14は、手動納税による納税手順の一例を示したもので、ここでは米国ネバダ州での納税手順を図示したものである。
まず、ステップ43で係員が呼出されると、ステップ61に示すように、遊技用精算機1まで係員が来て、対象遊技者の身元確認を行う。このとき、対象遊技者の写真付きの公的機関発行の身分証明書(例えば、運転免許証やパスポート)を用いて身元確認が行われる。そして、ステップ62に進んで、ステップ61で提示された身分証明書を係員が預かり、係員がその身分証明書を参照しながら、納税手続に用いられる必要書類を作成する。この書類作成の際には、身分証明書に記載された対象遊技者の氏名、住所、生年月日、SSN(ソーシャルセキュリティ番号:社会保障番号)等が遊技用端末装置100に登録される。
次にステップ63に進んで、その対象遊技者が米国で確定申告をしているか否かによって処理が分かれ、確定申告をしている場合にはステップ65に進み、確定申告をしていない場合にはステップ64に進む。ステップ64に進むと、対象遊技者が米国と租税協定を締結している国の国民か否かによって処理が分かれ、対象遊技者がそのような国の国民であればステップ67に進み、そうでなければステップ68に進む。ステップ65では、税金をその場で支払う納税(以下、現場納税という)か、後で支払う納税(以下、事後納税という)かの選択が対象遊技者によってなされ、対象遊技者がいずれかを選択すると、続くステップ66に進んで、現場納税を選択すればステップ68に進み、事後納税を選択すればステップ67に進む。ステップ67では、配当額が係員からの手渡し(いわゆる、ハンドペイ)で全額払出される。ステップ68では、配当額から税額を控除した税引配当額が係員からハンドペイで払出される。
そして、遊技用端末装置100では、メイン処理を開始すると、図12に示されるようにステップ51に進んで、遊技用精算機1から遊技者画像データP1,P2を受信するまで待機して、遊技者画像データP1,P2を受信したと判定された場合にはステップ52に進む。続くステップ52では、CPU101の指示により画像制御部106が作動し、ステップ51で受信した遊技者画像データP1を用いて対象遊技者の撮影画像と、遊技者画像データP2を用いてパスポート11のスキャンデータとを遊技用端末装置100のディスプレイ107に表示する。このとき、遊技用端末装置100のディスプレイ107を監視しているオペレータは、ディスプレイ107に表示された撮像画像による対象遊技者の顔写真とスキャンデータによるパスポート11の顔写真とを対比して、人物の特定及び両者が同一人物であるか否かの判定を行い、パスポート11に記載されている対象遊技者の氏名、住所等の個人情報及びステップ41で入力されたサインイメージデータを確認する。
そして、オペレータは、双方の画像から同一人物であると判定し個人情報等の確認ができた場合、操作部108を操作して対象遊技者の身元が確認されたことを示す特定可能情報を遊技用端末装置100に入力する。一方、オペレータは、両画像が同一人物であると特定できなかった場合、操作部108を操作して対象遊技者の身元が確認されなかったことを示す特定不可能情報を遊技用端末装置100に入力する。ステップ53では、上記のオペレータによる操作部108の操作があるまで待機して、操作があるとステップ54に進む。
ステップ54では、CPU101が払出指示データ生成手段として作動して、ステップ53での操作により上記の特定可能情報が入力されると、払出許可情報を含む払出指示データIN2を生成する。一方、ステップ53での操作により上記の特定不可能情報が入力されると、払出不許可情報を含む払出指示データIN2を生成する。続くステップ55では、送信制御手段として作動するCPU101の指示により通信制御部104が作動して、通信処理部105によりネットワークN2を介して払出指示データIN2を遊技用精算機1に送信し、その後遊技用端末装置100のメイン処理が終了する。
以上のように、本発明に係る遊技用身元確認システム300によれば、スロットマシン200で納税を要する課税入賞があった場合、遊技用精算機1では、CCDカメラ3により撮影された対象遊技者の撮影画像に基づく遊技者画像データP1と、スキャナ4aにより読取られたパスポート10のスキャンデータに基づく遊技者画像データP2とを生成して、遊技用端末装置100に送信している。また、遊技用端末装置100では、受信した遊技者画像データP1,P2を用いて、対象遊技者を特定可能な画像をディスプレイ107に表示し、これを監視しているオペレータが対象遊技者の身元を確認すると、払出指示データIN2を遊技用精算機1に送信している。さらに、遊技用精算機1は、払出指示データIN2を受信すると、その払出指示データIN2が払出許可情報を含む場合に配当額を払出すようになっている。このため、納税を要する課税入賞があっても遊技場の係員が遊技用精算機1に出向く必要がないから、係員の移動に要する時間を節約できる。また、遊技用端末装置100では、オペレータは、遊技用端末装置100に送信されたパスポート10のスキャンデータのうち対象遊技者の個人情報を用いて納税を行うための処理ができるので、従来の手動納税のように係員が対象遊技者のパスポート10等の身分証明書類を預かり手作業で必要書類の作成を行う必要がない。このため、書類作成の手続を簡略化することができ、遊技者の待ち時間を短くすることができるようになっている。
また、本発明に係る遊技用身元確認システムによれば、CCDカメラ3により撮影した対象遊技者の顔写真及びスキャナ4aで読取ったパスポート10等の身分証明書類のデータにより対象遊技者の身元を確認しているので、配当の払出の際における安全性が高いものとなっている。そして、オペレータによる操作部108の操作を経て払出許可情報あるいは払出不許可情報のいずれかを含む払出指示データIN2を生成しているので、オペレータが遊技用精算機1に直接払出の指示をすることができるので、払出の際における安全性をさらに高めることができる。
さらに、本発明に係る遊技用身元確認システムによれば、スロットマシン200で入賞があった場合には、レシート12に入賞情報IN1及び遊技者IDをバーコードとして印刷し、遊技用精算機1においてその入賞情報IN1及び遊技者IDの同一性をそれぞれ確認しているので、他人が対象遊技者になりすますことを防ぐことができ、配当の払出の際における安全性がより一層高いものとなっている。
(遊技用身元確認システムの別の実施形態)
次に、図15、16を参照して、別の実施形態に係る遊技用身元確認システムについて説明する。上述の実施形態に係る遊技用身元確認システム300では、1台のスロットマシン200がネットワークN1を介して遊技用精算機1に直に接続されている。一方、本実施形態に係る遊技用身元確認システム400では、遊技サーバ500を有し、複数のスロットマシン200がネットワークN1を介して遊技サーバ500に接続され、複数のスロットマシン200とサーバ500とが互いに通信可能となっている点が上述の遊技用身元確認システム300と相違する。また、遊技用精算機1と遊技サーバ500とがネットワークN3を介して接続され、遊技用精算機1と遊技サーバ500とが互いに通信可能となっている点が上述の遊技用身元確認システム300と相違する。この遊技用身元確認システム400では、複数のスロットマシン200と遊技用サーバ500とで複数の遊技者が参加可能な遊技を行える遊技システムを構成している。例えば、遊技用身元確認システム400では、BETされたコイン等の掛金が積立てられ大入賞の際にその積立金額が配当として払出される、いわゆるプログレッシブ・ジャックポット形式の遊技が行えるようになっている。以下では、これらの相違点を説明すると共に、重複する説明は省略する。
次に、図15、16を参照して、別の実施形態に係る遊技用身元確認システムについて説明する。上述の実施形態に係る遊技用身元確認システム300では、1台のスロットマシン200がネットワークN1を介して遊技用精算機1に直に接続されている。一方、本実施形態に係る遊技用身元確認システム400では、遊技サーバ500を有し、複数のスロットマシン200がネットワークN1を介して遊技サーバ500に接続され、複数のスロットマシン200とサーバ500とが互いに通信可能となっている点が上述の遊技用身元確認システム300と相違する。また、遊技用精算機1と遊技サーバ500とがネットワークN3を介して接続され、遊技用精算機1と遊技サーバ500とが互いに通信可能となっている点が上述の遊技用身元確認システム300と相違する。この遊技用身元確認システム400では、複数のスロットマシン200と遊技用サーバ500とで複数の遊技者が参加可能な遊技を行える遊技システムを構成している。例えば、遊技用身元確認システム400では、BETされたコイン等の掛金が積立てられ大入賞の際にその積立金額が配当として払出される、いわゆるプログレッシブ・ジャックポット形式の遊技が行えるようになっている。以下では、これらの相違点を説明すると共に、重複する説明は省略する。
まず、別の実施形態に係る遊技サーバ500の構成について説明する。遊技サーバ500は、図16に示すように、CPU501、ROM502、RAM503、通信制御部504及び通信処理部505を有し、各スロットマシン200及び遊技用精算機1とネットワークN1,N2を介して通信可能に接続されている。
CPU501は、ROM502に記憶されているプログラムに従い作動して、遊技サーバ500全体の動作を制御する。ROM502は、CPU501が実行する制御プログラム及び恒久的なデータを記憶している。RAM503は、CPU501が作動する際に用いるデータや現在の積立金額等が記憶されている。通信制御部504は、CPU501の指示に従い動作して、各スロットマシン200及び遊技用精算機1と通信を行うための回線の接続及び切断を制御する。通信処理部505は、通信制御部504の指示に従い作動して、ネットワークN1、N3を介して行われるデータの送受信を実行する。
次に、別の実施形態に係る遊技用身元確認システムの動作の概略について説明する。各スロットマシン200は、遊技者によるコイン等の掛金のBETがあると、ネットワークN1を介してその掛金の情報(以下、掛金情報という)IN10を遊技サーバ500に送信する。遊技サーバ500では、各スロットマシン200から掛金情報IN10を受信すると、それまでRAM503が記憶していた積立金額に今回受信した掛金情報IN10に基づく掛金を加算する。そして、遊技サーバ500では、各スロットマシン200のうち大入賞となるスロットマシン200を所定の条件に従い決定する処理を行う。
そして、遊技サーバ500が大入賞となるスロットマシン200を決定すると、CPU501の指示により通信制御部が作動して、ネットワークN1を介して大入賞が決定されたスロットマシン200に対し発券を指示する発券指示情報IN11を送信する。一方、スロットマシン200では、発券指示情報IN11を受信すると、メインCPU222の指示により発券装置241が作動して、遊技者ID及び入賞情報IN1をバーコードとしてレシート12に印刷し、そのレシート12を発券口208から発券する。また、遊技サーバ500は、CPU501の指示により通信制御部が作動して、ネットワークN3を介して遊技用精算機1に対し入賞情報IN1を送信する。なお、スロットマシン200からレシート12が発券された後、遊技用精算機1から配当が払出されるまでの動作については、上記の遊技用身元確認システム300と同じであるため、その説明を省略する。
以上のように、本発明によれば、複数のスロットマシン200が遊技用サーバ500に接続され、これらの複数のスロットマシン200のうち大入賞となるスロットマシン200が遊技用サーバ500で決定される形態の遊技システムである場合でも、上記の遊技用身元確認システム300と同様、納税を要する課税入賞があっても遊技場の係員が遊技用精算機1に出向く必要がないから、係員の移動に要する時間を節約できる。また、遊技用端末装置100では、オペレータは、遊技用端末装置100に送信されたパスポート10のスキャンデータのうち対象遊技者の個人情報を用いて納税を行うための処理ができるので、従来の手動納税のように係員が対象遊技者のパスポート10等の身分証明書類を預かり手作業で必要書類の作成を行う必要がない。このため、書類作成の手続を簡略化することができ、遊技者の待ち時間を短くすることができるようになっている。
(遊技用身元確認システムのさらに別の実施形態)
次に、図17を参照して、さらに別の実施形態に係る遊技用身元確認システムについて説明する。本実施形態に係る遊技用身元確認システム600では、ネットワークN1を介して接続された遊技用精算機1とスロットマシン200とが遊技店舗610に設置され、遊技用監視端末装置100が遊技店舗610と離れた場所にある監視センター620に設置されている点が上述の遊技用身元確認システム300と異なる。また、遊技用精算機1がルータ611を介してインターネット630と接続され、遊技用端末装置100がルータ621を介してインターネット630に接続されていて、遊技用精算機1と遊技用監視端末100とがインターネット630を介して互いに通信可能となっている点が上述の遊技用身元確認システム300と異なる。この遊技用身元確認システム600においては、その他の構成及び動作については上述した遊技用身元確認システム300と同じであるため、その説明を省略する。
次に、図17を参照して、さらに別の実施形態に係る遊技用身元確認システムについて説明する。本実施形態に係る遊技用身元確認システム600では、ネットワークN1を介して接続された遊技用精算機1とスロットマシン200とが遊技店舗610に設置され、遊技用監視端末装置100が遊技店舗610と離れた場所にある監視センター620に設置されている点が上述の遊技用身元確認システム300と異なる。また、遊技用精算機1がルータ611を介してインターネット630と接続され、遊技用端末装置100がルータ621を介してインターネット630に接続されていて、遊技用精算機1と遊技用監視端末100とがインターネット630を介して互いに通信可能となっている点が上述の遊技用身元確認システム300と異なる。この遊技用身元確認システム600においては、その他の構成及び動作については上述した遊技用身元確認システム300と同じであるため、その説明を省略する。
上述した構成を有する遊技用身元確認システム600によれば、遊技店舗610から離れた場所にある監視センター620のオペレータが対象遊技者の身元を確認して払出の指示をすることができ、遊技場の係員以外の第三者による監視を行うことができる。
以上、本発明に係る遊技用精算機、遊技用端末装置及び遊技用身元確認システムについて詳述したが、上述の実施形態に限定されることなく、種々の変形が可能である。
すなわち、本実施形態では、遊技用精算機1にCCDカメラ3を設ける構成としているが、スロットマシン200にもCCDカメラを設けて遊技者を撮影し、その撮影画像を遊技用端末装置100に送信してもよい。これにより、オペレータは、入賞した遊技者と対象遊技者とが同一であるか否かをより確実に確認することができる。
また、本実施形態では、スロットマシン200で入賞した際に、発券装置241により遊技者ID及び入賞情報IN1を表す情報がバーコードとして印刷されたレシート12を発券しているが、これに限らず、例えば遊技者ID及び入賞情報IN1が磁気情報として記憶された入賞券等を発券して、その磁気情報を遊技用精算機1に読取らせてもよい。
また、本実施形態では、身分証明書類としてパスポート11をスキャナ4aで読取る構成としているが、これに限らず、運転免許証等の公的機関が発行した写真付きの身分証明書類を読取ってもよい。
また、複数のスロットマシン200がネットワークを介して接遊技用精算機1に直に接続されていてもよい(遊技用サーバ500がなくてもよい)。この場合、各スロットマシン200がそれぞれ独立している状態(他のスロットマシン200とネットワークを介して接続されていない状態)であって、各スロットマシン200においてゲームが完結してもよく、各スロットマシン200が相互にネットワークを介して接続されており、いわゆるプログレッシブ・ジャックポット形式の遊技を行えるようにしてもよい。
また、本実施形態では、遊技機としてスロットマシン200を用いて説明したが、これに限らず、ルーレットゲームやカードゲーム等のその他の遊技機であってもよい。
1…遊技用精算機、3…CCDカメラ
4…パスポート挿入口、4a…スキャナ
6…硬貨払出口、7…紙幣払出口、10…パスポート
22…メインCPU、26…通信制御部
27…通信処理部、28a…コインホッパー駆動回路
28b…コインホッパー
29a…紙幣排出装置駆動回路
29b…紙幣排出装置、100…遊技用端末装置
101…CPU、104…通信制御部
105…通信処理部、107…ディスプレイ
300…遊技用身元確認システム
IN2…払出指示データ
P1,P2…遊技者画像データ
4…パスポート挿入口、4a…スキャナ
6…硬貨払出口、7…紙幣払出口、10…パスポート
22…メインCPU、26…通信制御部
27…通信処理部、28a…コインホッパー駆動回路
28b…コインホッパー
29a…紙幣排出装置駆動回路
29b…紙幣排出装置、100…遊技用端末装置
101…CPU、104…通信制御部
105…通信処理部、107…ディスプレイ
300…遊技用身元確認システム
IN2…払出指示データ
P1,P2…遊技者画像データ
Claims (9)
- 遊技の入賞内容に応じた払出を行う払出手段を備えた遊技用精算機であって、
前記払出の対象となる対象遊技者を特定可能な遊技者画像データを生成する画像データ生成手段と、
前記画像データ生成手段により生成された前記遊技者画像データを外部端末装置へ送信させる送信制御手段と、
前記外部端末装置から送信される前記対象遊技者への払出の可否を指示するための払出指示データに基づいて、前記払出手段に前記払出を行わせる払出制御手段と、を有することを特徴とする遊技用精算機。 - 前記対象遊技者の顔写真を撮影する撮影手段を更に有し、
前記画像データ生成手段は、前記撮影手段により撮影された顔写真のデータを用いて前記遊技者画像データを生成することを特徴とする請求項1記載の遊技用精算機。 - 前記対象遊技者の顔写真を含むパスポート、免許証その他の身分証明書類を読取る画像読取手段を更に有し、
前記画像データ生成手段は、前記画像読取手段により読取られた前記身分証明書類のデータを用いて前記遊技者画像データを生成することを特徴とする請求項1又は2記載の遊技用精算機。 - 画像を表示する表示手段を備え、請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技用精算機と接続される遊技用端末装置であって、
前記遊技用精算機から送信される前記遊技者画像データを用いて、前記対象遊技者を特定するための遊技者画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示手段に表示される前記遊技者画像により特定された前記対象遊技者への払出の可否を指示するためのデータとして、前記払出指示データを生成する払出指示データ生成手段と、
前記払出指示データ生成手段により生成された前記払出指示データを前記遊技用精算機へ送信させる送信制御手段と、を有することを特徴とする遊技用端末装置。 - 前記遊技者画像により前記対象遊技者が特定されたことを示す特定可能情報を入力するための操作手段を更に有し、
前記払出指示データ生成手段は、前記操作手段により、前記特定可能情報が入力されたときに前記払出指示データを生成することを特徴とする請求項4記載の遊技用端末装置。 - 遊技の入賞内容に応じた払出を行う払出手段を備えた遊技用精算機と、画像を表示する表示手段を備え、前記遊技用精算機と接続される遊技用端末装置とを有する遊技用身元確認システムであって、
前記遊技用精算機は、前記払出の対象となる対象遊技者を特定可能な遊技者画像データを生成する画像データ生成手段と、
前記画像データ生成手段により生成された前記遊技者画像データを前記遊技用端末装置へ送信させる送信制御手段と、
前記遊技用端末装置から送信される払出指示データに基づいて、前記払出手段に前記払出を行わせる払出制御手段とを有し、
前記遊技用端末装置は、前記遊技用精算機から送信される前記遊技者画像データを用いて、前記対象遊技者を特定するための遊技者画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記表示手段に表示される前記遊技者画像により特定された前記対象遊技者への払出の可否を指示するためのデータとして、前記払出指示データを生成する払出指示データ生成手段と、
前記払出指示データ生成手段により生成された前記払出指示データを前記遊技用精算機へ送信させる送信制御手段とを有することを特徴とする遊技用身元確認システム。 - 前記遊技用精算機は、前記対象遊技者の顔写真を撮影する撮影手段を更に有し、前記画像データ生成手段は、前記撮影手段により撮影された前記顔写真のデータを用いて前記遊技者画像データを生成することを特徴とする請求項6記載の遊技用身元確認システム。
- 前記遊技用精算機は、前記対象遊技者の顔写真を含むパスポート、免許証その他の身分証明書類を読取る画像読取手段を更に有し、前記画像データ生成手段は、前記画像読取手段により読取られた前記身分証明書類のデータを用いて前記遊技者画像データを生成することを特徴とする請求項6または7記載の遊技用身元確認システム。
- 前記遊技用端末装置は、前記遊技者画像により前記対象遊技者が特定されたことを示す特定可能情報を入力するための操作手段を更に有し、前記払出指示データ生成手段は、前記操作手段により、前記特定可能情報が入力されたときに前記払出指示データを生成することを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項記載の遊技用身元確認システム。
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