JP2006238672A - 保護管と管取着体とからなる装置,並びに保護管と管取着体とからなる装置を使用する方法 - Google Patents

保護管と管取着体とからなる装置,並びに保護管と管取着体とからなる装置を使用する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】断面が四角形の保護管に容易に取付けでき、且つ、保護管から不用意に外れないようにした管取着体を簡単な構成で提供する。
【解決手段】断面略四角形状であって且つ軸心方向へ向けて凹凸の波が連続する保護管2と、該保護管2の端部に取着される管取着体1とからなる装置であって、前記管取着体1は本体部8と前記保護管2の端部から保護管2内部に挿入される取着部7とからなり、前記取着部7は外方に突出して前記保護管2の波に係止することにより、保護管2に対して管取着体1を抜止状態とする係止部10を有し、前記係止部10は、前記保護管2の端部から取着部7を挿入すべく、第1位置で取着部7を保護管2内に挿入可能な高さであると共に、前記挿入の方向を軸に管取着体1を前記第1位置から所定角度回転させた第2位置において抜止状態となるよう前記波に係止する高さに突出していることを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、配線・配管材保護管のような保護管の端部に管取着体を取着するようにした、保護管と管取着体とからなる装置,並びに保護管と管取着体とからなる装置を使用する方法に関するものである。
ケーブル等を挿通させるための保護管の端部に対して、保護管端末保護装置のような管取着体を取付けるための接続構造が特許文献1に開示されている。該端末保護装置とは、前記保護管内を挿通して配線させるケーブルを保護管内から外部へ引出す際に、該ケーブルを保護管の端部に接触させないようにすることにより、保護管の外傷を防止するための器具である。
実用新案登録第2517296号
図18,図19は当該接続構造を示す。同図に示すように、保護管100は、保護管100の内方から外方へ凹んだ凹部101と、保護管100の外方から内方へ突出した凸部102とが全体として波状に連続して形成された形状である。該保護管100の端部の開口103には、一対の切溝104が形成されている。一方、管取着体105は、管接続部106の後端にラッパ状に拡径させた拡径部107を設けた形状である。該管接続部106の外面には係止突起108が形成されている。
そして、保護管100の開口103に管取着体105を取付ける場合には、図18に示すように、保護管100の開口103に、管取着体105の先端側を対面させた後、図19に示すように、管取着体105の先端を保護管100の開口103に挿入させると共に、管取着体105の係止突起108は切溝104を挿通させることにより、図19に示すように、管取着体105の先端側を保護管100の開口103に差込む。その後、管取着体105を前記保護管100への挿入方向を中心に回動させると、係止突起108が保護管100の凹部101に嵌り込んだ状態で該凹部101内を移動することにより、係止突起108は切溝104からずれた位置に移動することにより、管取着体105が保護管100から抜けない。これにより、管取着体105が保護管100の端部に接続される。
しかし、前述の従来技術の管取着体105にあっては、断面が円形の保護管100にしか取り付けることができなかった。
ところで、断面が各形の保護管100は、互いに積み重ねて配設できるなどのように、断面が円形の保護管100に比較して利点を多く有しているため、従来から、断面が四角形の保護管100に取り付けることのできる管取着体105が提案されることにより、断面が四角形の保護管100の汎用性を高めることが望まれていた。
本発明は前記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、断面が四角形の保護管に容易に取付けでき、且つ、保護管から不用意に外れないようにした 保護管と管取着体とからなる装置,並びに保護管と管取着体とからなる装置を使用する方法を構造簡単な構成で提供することにある。
請求項1に記載の発明は、断面略四角形状であって且つ軸心方向へ向けて凹凸の波が連続する保護管と、該保護管の端部に取着される管取着体とからなる保護管と管取着体との装置であって、前記管取着体は本体部と前記保護管の端部から保護管内部に挿入される取着部とからなり、前記取着部は外方に突出して前記保護管の波に係止することにより、保護管に対して管取着体を抜止状態とする係止部を有し、前記係止部は、前記保護管の端部から取着部を挿入すべく、前記保護管の角部に係止部が位置合わせされた第1位置で取着部を保護管内に挿入可能な高さであると共に、該第1位置から前記挿入の方向を軸に管取着体を回動させた際に前記波の凹部内に侵入可能な幅で、且つ、前記挿入の方向を軸に管取着体を前記第1位置から所定角度回転させた第2位置において抜止状態となるよう前記波に係止する高さに突出していることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第1位置において管取着体を保護管内へ挿入する際に該管取着体の挿入をガイドするガイド部を管取着体に設けたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、取着部の断面が略多角形状に形成されることにより、取着部の側面が、管取着体を保護管内へ挿入する際のガイド部として機能することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の発明において、取着部の側面の内の1つ置きの側面をガイド部として機能させると共に、ガイド部とガイド部との間に係止部を設けたことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の発明において、管取着体は前記第2位置において前記保護管の内側面に当接して互いに干渉し合う回動抑制面を備えていることにより、前記管取着体の保護管端部への挿入の方向を軸とする前記管取着体の自由な回動を抑制することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、管取着体の断面を八角形に形成すると共に、管取着体の八つの側面の内の1つおきの側面をガイド部とし、ガイド部とガイド部との間の側面を回動抑制面としたことを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の発明において、前記取着部には、前記保護管内へ挿入された管取着体の挿入の程度を感知させる突起が形成されていることを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の保護管と管取着体とからなる装置を使用する方法であって、
管取着体の係止部を保護管の角部に位置合わせした第1位置において保護管の端部に管取着体の取着部を宛がった後、該管取着体の取着部を保護管内に挿入し、次に、該管取着体の挿入の方向を軸にして該管取着体を回動させた第2位置において管取着体の係止部を保護管の波に係止させて該管取着体を保護管内から抜止状態にすることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、係止部を第1位置に位置合わせすることにより、断面形状が四角形の保護管内へ管取着体を容易に挿入でき、又、係止部を第2位置に位置合わせすることにより、保護管の波の凹部内に管取着体の係止部が係止することにより、管取着体が保護管から抜け止め状態になる。これにより、管取着体が保護管に取り付けられた状態が確固として維持される。
請求項2に記載の発明によれば、第1位置において、ガイド部を保護管に対して位置合わせすることにより、管取着体を保護管に対して位置決めでき、更に、該管取着体はガイド部に案内されながら保護管内へ挿入されることができる。
請求項3に記載の発明によれば、断面が多角形状に形成されている取着部の側面をガイド部として機能させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、管取着体は、ガイド部に案内されながら保護管内へ挿入された後、該管取着体を僅か回動させることにより、該管取着体の係止部が保護管の凹部に係止して管取着体が保護管から抜け止め状態になる。
請求項5に記載の発明によれば、管取着体の回動抑制面が、保護管の内側面に面接することにより、前記管取着体の保護管端部への挿入の方向を軸とする前記取着体の不用意な回動を抑制できる。
請求項6に記載の発明によれば、第1位置において管取着体は保護管内へ容易に挿入され、且つ、該管取着体は第2位置において不用意な回動が抑制される。
請求項7に記載の発明によれば、作業者は、保護管内へ管取着体を適切な長さだけ挿入した後、該管取着体を回動させて第2位置へ導くことができる。
請求項8に記載の発明によれば、管取着体は、ガイド部にガイドされながら保護管内へ挿入され、且つ、回動抑制面が保護管の内側面に面接することにより、管取着体は保護管に対して不用意な回動が抑制されることができて、管取着体は保護管から不用意に抜け出ない。
図1乃至図9は第1実施形態を示す。この第1実施形態は、本発明に係る管取着体1をベルマウスに適用し、又、本発明に係る保護管2を配線・配管材の保護管に適用した場合を示す。つまり、この第1実施形態においては、本発明に係る管取着体1をベルマウスとして、保護管2としての配線・配管材の保護管2の端部に取着するものである。
該ベルマウスとは、ケーブルを該保護管2内を引き込んだり、ケーブルを該保護管2内から外部へ引出す際に該ケーブルが該保護管2の開口の端部に接触して損傷する現象を防止するために用いられるものである。この第1実施形態においては、図1乃至図9に示すように、管取着体1を、配線・配管材の保護管2の端部に取付けられて用いる場合を示すものである。
図2に示すように、前記保護管2は長手方向へ向けて凹部3と凸部4とが波状に連続した形状の保護管である。ここで、図2に示すように、凹部3とは、保護管2の内側から外側へ向けて凹んでいる部分である。又、凸部4とは、保護管2の外側から内側へ向けて突出している部分である。前記凹部3と凸部4は、保護管2の軸心L方向に沿って互いに平行に形成されていても良いし、又は、保護管2の軸心L方向に沿ってスパイラル状に形成されていても良い。
図3に示すように、前記保護管2の前記凸部4における横断面は、四つの内側面5によって囲まれた正方形状をなしている。又、同図3に示すように、保護管2の前記凹部3における横断面は、4つの内側面6によって囲まれた正方形状をなしている。ここで、図2中、A―A線矢示方向断面のように、横断面とは、保護管2の軸心Lに対して直交する面によって切断した面をいう。
図1,図4に示すように、前記管取着体1は、取着部7と、本体部8とに大別される。取着部7は、管状の取着壁9と該取着壁9の側面から突出して形成された係止部10とを備えている。前記取着壁9は、横断面が正八角形をなし、八つの側面9a,9bによって囲まれている。前記本体部8は、取着部7の後端から外方へ拡径状に広がるように延設され、ケーブル引出口8aとして開口している。該ケーブル引出口8aは前記保護管2の横断面の形状と同じであり、又、該ケーブル引出口8aの面積は前記保護管2の横断面の面積と同様にすることができる。このように、本体部8の断面形状及び大きさを、保護管2の断面形状と同形で且つ,同じ大きさにした場合には、管取着体1を取り付けた保護管2を積み重ねた場合、当該保護管2は傾くことなく、水平に積み重ねて収容等することができる。
前記係止部10は、前記取着壁9を構成する八つの側面9a,9bの内の一つ置きの側面9bに形成されることにより、合計4つが形成されている。図5に示すように、係止部10は、取着壁9の外側面から外方へ向けて先細状に形成されることにより、基部から先端面10aへ向けて台形状に突設されている。該係止部10の先端面10aは平坦面であって、該先端面10aと二つの側端面10b, 10bとの間は湾曲面10cになっている。4個の係止部10は、前記取着壁9の軸心と直交する平面内に位置するように形成されている。又、前記係止部10の幅は、前記係止部10が保護管1の凹部3内へ侵入できる寸法に形成されている。
前記管取着体1は、前記保護管2の端部に挿入されて係止することにより、保護管2の端部に取付けられるものである。次ぎに、保護管2と管取着体1との係止状態について説明する。
図6は、管取着体1の係止部10を保護管2の角部2aに対面させ、且つ、管取着体1の側面9aを保護管2の凸部4の平面部5に当接させるように、管取着体1の先端を保護管2の先端に宛がって管取着体1の先端側を保護管2内に押し込んだ状態の横断面図である。この状態が、請求項1に記載の第1位置である。同図6に示すように、第1位置において、係止部10が保護管2の角部2aに当たらない高さに、該係止部10が形成されている。第1位置においては、管取着体1の側面9aが、管取着体1を保護管2内へ挿入する際のガイド面として機能するものである。
図7は、図6に示す状態から、管取着体1を45度回転させた状態の図である。図7においては、管取着体1の側面9bが保護管2の凸部4の内側面5に当接し、且つ、係止部10が凹部3内へ侵入し、更に、係止部10の先端面10aが保護管2の凹部3に係止することにより、管取着体1が保護管2の挿入方向の抜けを防止している状態である。尚、この状態においては、管取着体1の側面9bが保護管2の凸部4の内側面5に当接して該管取着体1が保護管2に対して不用意に回転する現象を抑制できる。図7に示す状態が、請求項1に示す第2位置である。当該第2位置において、前記側面9bが前記保護管2に対する管取着体1の不用意な回動を抑制する回動抑制面として機能するものである。
次ぎに、管取着体1を保護管2の端部に取付ける場合について説明する。先ず、図1に示すように、管取着体1を保護管2の先端に宛がう。この際、図6に示すように、管取着体1の係止部10を保護管2の角部2aに対面させ、且つ、管取着体1のガイド面9aを保護管2の凸部4の内側面5に当接させる。
次ぎに、管取着体1のガイド面9aを保護管2の凸部4の内側面5に摺接させながら、該管取着体1の先端側を保護管2内へ押し込む。ここで、管取着体1の係止部10は保護管2に当たらないため、管取着体1を保護管2内へ押し込む際の弊害にならない。
その後、図8に示すように、管取着体1をその挿入方向を中心として矢示方向へ回動させる。この際、図9に示すように、管取着体1のガイド面9aと回動抑制平面9bとの間の角部11が、保護管2の凸部4の平面部5を外方へ押し広げることに対する反作用としての保護管2の復元力によって管取着体を逆回転方向へ戻そうとするが、当該保護管2の復元力に抗して管取着体1を回動させる。
そして、管取着体1を、図6に示す状態から、図9に示すように、45度回転させることにより、図7にしめすように、管取着体1の回動抑制面9bが、保護管2の凸部4の内側面5に当接し、且つ、管取着体1の係止部10が保護管2の凹部3の底に当接する。
この状態においては、図7に示すように、管取着体1の係止部10が保護管2の凹部3内に入り込むことにより、管取着体1の保護管2からの抜けが防止される。又、この状態において、管取着体1が不用意に回動しようとして該管取着体1のガイド面9aと回動抑制面9bとの間の角部11が保護管2の凸部4の平面部5を外方へ押し広げた場合には、その反作用としての保護管2の復元力によって管取着体の回動が抑制される。このため、保護管2に対する管取着体1の不用意な回動が抑制される。
以上のようにして、管取着体1は、保護管2の端部に取付けられた状態が確固として維持される。
次ぎに、以上のように、保護管2に取付けられている管取着体1を該保護管2から取外す場合には、管取着体1を、前記保護管2の復元力に抗して、図7に示す状態から更に45度回動させる。すると、図6に示すように、管取着体1の係止部10が保護管2の角部2aに対面し、且つ、管取着体1のガイド面9aが保護管2の凸部4の平面部5に当接した状態になって、管取着体1を保護管2の端部から引き抜いて、取外すことができる。
以上説明したように、管取着体1のガイド面9aを、断面形状が四角形の保護管2の凸部4の内側面5に当接させた状態で押し込んで、管取着体1をその挿入方向を中心として回動させることにより、管取着体1を保護管2に容易に取付けることができる。そして、管取着体1が保護管2に取り付けられた状態においては、管取着体1の係止部10が保護管2の凹部4に係止し、且つ、管取着体1の回動抑制面9bが保護管2の凸部4の内側面5に当接することにより、保護管2に対する管取着体1の不用意な回動が抑制されて、管取着体1は、保護管2に取付けられた状態が確固として維持される。
そして、管取着体1を保護管2の復元力に抗して回動させることにより、管取着体1を保護管2から容易に取り外すことができる。
以上説明した第1実施形態においては、保護管2の断面形状を正方形にし、管取着体1の断面形状を正八角形にした場合について説明したが、管取着体1の断面形の辺数を、保護管2の断面形状の辺数の2倍以上にしても良い。このように、管取着体1の断面形状の辺数を増やして回動抑制面9bを増やした場合には、管取着体1を僅か回動させるだけで、管取着体1のガイド面9aを保護管2の凸部4の内側面5に面接触させることができて、保護管2に対する管取着体1を保護管1内へ挿入する際の位置合わせが容易になる。又、係止部10の先端面10aを保護管2の凹部3の底に面接触させることにより、該係止部10によっても、保護管2に対する管取着体1の不用意な回動を抑制するようにしてもよい。この場合、係止部10の先端面10aも回動抑制面として機能するものである。更に、前記回動抑制面9bを設けずに、前記係止部10の先端面10aのみが回動抑制面として機能することにより、保護管2に対する管取着体1の不用意な回動を抑制する用にしても良い。
又、以上の第1実施形態においては、管取着体1の係止部10の個数を、保護管2の角部の個数と同数設けた場合について説明したが、該係止部10は1つでも良く、又、該係止部10の個数は、保護管2の角部の個数よりも少ない任意の個数であっても良い。
図10は、第2実施形態を示す。この第2実施形態の特徴は、管取着体1の先端側に、保護管2内への管取着体1の挿入を作業者に触感によって知らせるための突起21を設けた点にある。当該突起21は、図11に示すように、管取着体1の係止部10が保護管2の凹部3に位置する状態において、保護管2の凸部4に突き当たる位置に形成されているものである。
この第2実施形態においては、管取着体1を保護管2の端部内へ挿入する際に、前記突起21が保護管2の凸部4に突き当ったことを触感によって感知することにより、係止部10が保護管2の凹部4に位置していることを知ることができるため、作業者は管取着体1を回動させる位置を触感によって知ることができる。即ち、作業者は、突起21が保護管2の凹部4に突き当たったことを感知することにより、管取着体1が保護管2内へ挿入された挿入の程度を触感によって感知することができる。
図11は第3実施形態を示す。この第3実施形態の特徴は、管取着体1のガイド面9aの幅を狭くし、回動抑制面9bの幅を広げた点にある。このように構成した場合には、管取着体1が保護管2に取付けられた状態においては、図11に示すように、広く形成された回動抑制面9bが保護管2の凸部4の平面部5に当接しているため、この第3実施形態の管取着体1は、第1実施形態の管取着体1と比較して、不用意な回動が更に防止されて、管取着体1は保護管2に取着された状態が確固として維持される。
図12は第4実施形態を示す。この第4実施形態の特徴は、管取着体1の取着部7を円筒部31と角筒部32とから構成し、円筒部31の外側面に係止部10を形成し、角筒部32の面をガイド面32aと回動抑制面32bとした点にある。
図13は第5実施形態を示す。この第5実施形態の特徴は、管取着体1を継手とした点にある。即ち、管取着体1の本体部8をフランジ部41と連結部42とから構成し、該連結部42にネジ部を形成したものである。管取着体1をこのように構成した場合には、管取着体1の取着部7を一方の保護管(図示せず)内へ挿入して取付ける一方、連結部42において他方の保護管(図示せず)にネジ止めして取付けることにより、管取着体1によって、ふたつの保護管を連結することができる。又、管取着体1の取着部7を一方の保護管(図示せず)内へ挿入して取付ける一方、該管取着体1の連結部42を他の管継手(図示せず)螺着等して取付けることにより、管取着体1と他の管継手によって、ふたつの保護管を連結することもできる。
図14乃至図16は、第6実施形態を示す。図14は管取着体1の斜視図を示す。図15は、第1位置において管取着体を保護管の端部に挿入した状態を示す。図16は、管取着体を回動させて第2位置にした場合を示す。この第6実施形態の特徴は、係止部10の前側にスペーサ部51を設けた点にある。この第6実施形態においては、図15に示す状態から管取着体1を回動させて図16に示す第2位置にした場合、係止部10が保護管2の凹部3に係止する一方、前記スペーサ部51が管取着体1と、保護管2の凸部4との間に入り込むことにより、管取着体1と凸部4との間の隙間Sを埋めることができる。
このように構成された第6実施形態においては、図15に示す状態においては、管取着体1と保護管2との間には、隙間Sが存在するため、管取着体1を保護管2内へ容易に挿入することができる。一方、図16に示す第2位置においては、前記隙間Sをスペーサ部51が埋めることにより、管取着体1と保護管2との間のガタツキを抑制して、管取着体1を保護管2に確固として取り付けることができる。
図17は第7実施形態を示す。管取着体1を閉鎖キャップに適用した場合を示す。この実施形態の管取着体1は、第1実施形態の管取着体1と比較して、本体部8が閉塞している点にある。このように、管取着体1の本体部8が閉塞していることにより、管取着体1が保護管2の端部に取り付けられることにより、該保護管2内へ塵や埃が侵入する事態を防止することができる。
尚、当初、管取着体1を閉鎖キャップとして保護管2の端部に取り付けて、該保護管2内への塵や埃等の侵入を防止した後、該管取着体1の本体部8の一部を切除して、本体部8を開口させることにより、該管取着体1を、第1実施形態に示すベルマウスとして用いることもできるものである。
管取着体の斜視図である。 保護管の一部断面図である。 図2のA―A線矢示方向断面図である。 係止部の側面図である。 管取着体を保護管の先端に宛がった状態の奢侈図である。 管取着体の第1位置を示す横断面図である。 管取着体の第2位置を示す横断面図である。 管取着体を保護管に対して回動させる状態の斜視図である。 管取着体を保護管に対して回動させる状態の縦断面図である。 管取着体を保護管内へ挿入した状態の縦断面図である。(第2実施形態) 管取着体を保護管内へ挿入した状態の横断面図である。(第3実施形態) 管取着体の斜視図である。(第4実施形態) 管取着体の斜視図である。(第5実施形態) 管取着体の斜視図である。(第6実施形態) 管取着体を保護管内へ挿入した状態の縦断面図である。(6実施形態) 管取着体を保護管内へ挿入した状態の縦断面図である。(6実施形態) 管取着体の斜視図である。(第7実施形態) 管取着体と保護管との斜視図である。(従来技術) 管取着体を保護管に取り付けた状態の斜視図である。(従来技術)
符号の説明
1 管取着体
2 保護管
3 凹部
4 凸部
5 平面部
7 取着部
8 本体部
9 取着壁
9a ガイド面
9b 回動抑制面
10 係止部
10a 回動抑制面

Claims (8)

  1. 断面略四角形状であって且つ軸心方向へ向けて凹凸の波が連続する保護管と、該保護管の端部に取着される管取着体とからなる保護管と管取着体との装置であって、
    前記管取着体は本体部と前記保護管の端部から保護管内部に挿入される取着部とからなり、
    前記取着部は外方に突出して前記保護管の波に係止することにより、保護管に対して管取着体を抜止状態とする係止部を有し、
    前記係止部は、前記保護管の端部から取着部を挿入すべく、前記保護管の角部に係止部が位置合わせされた第1位置で取着部を保護管内に挿入可能な高さであると共に、該第1位置から前記挿入の方向を軸に管取着体を回動させた際に前記波の凹部内に侵入可能な幅で、且つ、前記挿入の方向を軸に管取着体を前記第1位置から所定角度回転させた第2位置において抜止状態となるよう前記波に係止する高さに突出していることを特徴とする保護管と管取着体とからなる装置。
  2. 前記第1位置において、管取着体を保護管内へ挿入する際に、該管取着体の挿入をガイドするガイド部を管取着体に設けたことを特徴とする請求項1に記載の保護管と管取着体とからなる装置。
  3. 前記取着部は断面が略多角形状に形成されることにより、取着部の側面が、前記管取着体を保護管内へ挿入する際のガイド部として機能することを特徴とする請求項2に記載の保護管と管取着体とからなる装置。
  4. 前記側面の内の1つおきの側面をガイド部として機能させると共に、該ガイド部とガイド部の間に前記係止部を設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の保護管と管取着体とからなる装置。
  5. 前記管取着体は前記第2位置において前記保護管の内側面に当接して互いに干渉し合う回動抑制面を備えていることにより、前記管取着体の保護管端部への挿入の方向を軸とする前記管取着体の自由な回動を抑制することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の保護管と管取着体とからなる装置。
  6. 前記管取着体の断面を八角形に形成すると共に、管取着体の八つの側面の内の1つおきの側面をガイド部とし、ガイド部とガイド部との間の側面を回動抑制面としたことを特徴とする請求項5に記載の保護管と管取着体とからなる装置。
  7. 前記取着部には、前記保護管内へ挿入された管取着体の挿入の程度を感知させる突起が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の保護管と管取着体とからなる装置。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の保護管と管取着体とからなる装置を使用する方法であって、
    管取着体の係止部を保護管の角部に位置合わせした第1位置において保護管の端部に管取着体の取着部を宛がった後、該管取着体の取着部を保護管内に挿入し、次に、該管取着体の挿入の方向を軸にして該管取着体を回動させた第2位置において管取着体の係止部を保護管の波に係止させて該管取着体を保護管内から抜止状態にすることを特徴とする保護管と管取着体とからなる装置を使用する方法。
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