JP2006237682A - 動画配信システムおよび動画データ記録可能な管理サーバ並びに動画データ記録プログラム - Google Patents

動画配信システムおよび動画データ記録可能な管理サーバ並びに動画データ記録プログラム Download PDF

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真太郎 渡辺
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Tokuji Tejima
篤司 手島
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Abstract

【課題】 リアルタイムで動画データを記録しWebページ参照希望時に該動画データを参照させる。
【解決手段】
動画データを記録する際、管理サーバA2では記録する動画データに対応付けて動画ID情報を自動生成可能に、且つ動画データに対応付けた動画Webページを自動生成可能に構成する。
動画データが送信されると、管理サーバA2では動画ID情報に対応させて動画記録装置A21aへ記録する。次いで管理サーバA2では動画データに対応付けて動画Webページを自動生成する。
また、管理サーバA2は動画データと合成する広告動画データを記録可能に構成する。
そして、参照希望端末A3が動画Webページの参照を希望すると、該ページに対応付けて記録されている動画ID情報から動画データを特定し、該動画データを動画合成装置A22gが合成可能に構成し、参照希望端末A3に動画データに広告データを合成した合成動画データを閲覧させる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、インターネット等のネットワークを用いて動画の配信を行う動画配信システムに係り、詳細には、クライアントが撮影した動画を記録し、ユーザーの要求によって記録した動画をユーザーに配信可能な動画配信システムに関する。
インターネットによる通信が発達するに従って、特定の知識あるいは技術を要していたインターネットに於ける個人のホームページ開設やインターネットによる通信販売の出店等は比較的容易にできるようになり、個人等一般に広く利用されるようになった。
また、インターネットにおける通信技術あるいは通信網の整備等によってADSL方式による通信や専用線を用いた光通信というような高速な通信が可能になってきた現在では、通信データ量の大きな動画の配信が比較的手軽に行えるようになった。
これに伴い、映画配給やドラマの配給などが可能となったため、これらを取り扱う企業等では、映画やドラマのような動画を商品として配信するサービスも可能となった。このような配信サービスでは、予め会員を募集し、予めユーザーIDや暗証番号等によって会員となったユーザのみを配信対象である動画を記録した配信サーバへ接続可能にする会員制の配信サービスと、何れのユーザーでも動画を配信可能な配信サーバへ接続可能であり接続時にクレジットカード等によって視聴料金を徴収する配信サービスとがある。勿論後者である何れのユーザでも接続可能な配信サーバのシステムでは、特に視聴料金を徴収しないフリーな配信システムとして映画の予告編等のサンプル動画を配信するものもある。
かかる従来の動画配信では、会員を募集して会員にのみ動画を配信する場合には、配信対象者である会員が特定されるので、動画提供サイト独自のコーデックおよび再生ソフトウェアを会員に配布することができるので、再生ソフトウェアやコーデックにおいてIDやパスワード等によって会員の認証が可能である。従って会員を募って利用者を特定できる場合には、汎用性を考慮しないでエンコーダやデコーダ等のソフトウェアあるいはコーデックを用いることができる。即ち、録画されている動画を単一の手法によって圧縮し、動画を識別可能にサーバ上にアップロードして、動画配信を希望する視聴者が該ホームページへ接続して所望の動画を選択することで、該動画を該視聴者へ配信している。そして視聴者側では、予めサーバ側である動画配信業者から配布された動画再生ソフトによって再生可能となる。
これに対し、動画を配信するサイトへアクセスした視聴者であるユーザーが自由に動画を視聴可能とする場合には、コーデックおよび再生ソフトウェアは汎用性のあるものを用いることとなる。
そして、一般には、多くのユーザーが利用しているオペレーションシステムであるWindows(登録商標、以下、単にOSという。)において利用可能であり、OSと共に供給されるWindowsMediaPlayer(登録商標、以下、単にWMPという。)や無償でダウンロード可能なFlashPlayer(登録商標、以下、単にFPという。)等の動画表示用ソフトウェアによって動画を再生表示させていた。
一方、インターネット通信販売の出店ページや個人等のホームページにおいても商品の情報や他者に知らせたい情報等を画像によって個人等の各Webサーバから配信できるようになった。
また、インターネットが動画を送受信するとともに再生可能なデータ通信速度を提供しているので、一般のユーザーでも、動画を撮影できる環境および動画をアップロードするためのエンコーダ等があれば、動画を自身のホームページにおいて提供することが可能である。
以下に、これら動画を配信するためにサーバにおける動画配信の形態を説明する。
図12は、動画を配信可能なサーバの構成を表し、100は動画配信サーバであり、101は動画配信サーバ100に記録して配信可能とする動画の撮像・編集・画像圧縮等を行う動画撮像編集端末101であり、これら動画配信サーバ100および動画撮像編集端末101が動画を供給するWebページをインターネット上に開示している。
動画撮像編集端末101は、動画をMPEG2等の一般に用いられている画像として録画するための動画入力手段である動画カメラ102を備えている。また、動画撮像編集端末101は、パーソナルコンピュータから構成され、演算処理手段であるCPU、入力手段であるキーボードおよびマウス、表示手段であるディスプレイ、記録手段であるハードディスク等の各手段を備え、動画カメラ102によって撮像する画像をハードディスクへ記録可能である。そして、動画撮像編集端末101は、LANによって動画配信サーバ100とデータ転送可能に接続される。尚、動画カメラ102からなる動画入力手段は、既にアナログビデオテープ等に記録されている動画を入力可能なビデオボードであってもよく、デジタルVTRを入力可能なインターフェースボードであってもよく、予め撮像されている動画の画像を動画撮像編集端末101に入力可能であればよく、動画撮像編集端末101がリアルタイムで動画を撮像しなくともよい。
そして、動画撮像編集端末101は、動画の撮像および編集が可能なソフトウェアを予めインストールされており、動画カメラ102に動画を撮像させる。撮像された動画はファイル名を付与されて記録手段であるハードディスクへ一端記録される。
そして、ハードディスク等の記録手段へ記録された動画は、インターネットを介して容易に配信できるように圧縮処理がなされる。該圧縮処理は、動画撮像編集端末101に予めインストールされているエンコードソフトウェアによって符号化および圧縮が行われる。この時行われる符号化および圧縮は予めインターネットを経由して動画配信サーバ100から動画を配信するユーザ端末103の持つ動画再生ソフトウェアに合わせて作成する。動画配信サーバ100が個人や商店等一般のWebサイトであれば、配信を希望するユーザ端末103に用意されている一般的なウィンドウズメディアプレイヤー(WMP)やフラッシュプレーヤー(FP)によって再生可能に作成すればよい。
上記のようにオーサリング作業が終了した動画は、動画撮像編集端末101から動画配信サーバ100へ送信され、該動画を動画配信サーバ100にインターネットを経由してアクセスしてくるユーザ端末103が識別可能にタイトル等を付加し動画像と対応付けて記録する。
上記従来例によれば、個人で運営しているWebサイトでも、動画を配信することが可能となるが、上記のように動画を作成するに当っては、動画撮像編集端末101には撮影するためのビデオカメラ、ビデオカメラで撮影した映像を取込んで編集するためのオーサリング機材、および、これらを動作させるためのオーサリングソフトウェアが必要であるが、これらの機器およびソフトウェアは高価であり、個人のWebサイトを運営する上では大きな負担となるという問題点を有した。
また、配信する動画を作成するに当り、例えば最も一般的と思われるデジタルビデオカメラで撮影した動画を動画配信サーバ100に配信可能な動画として記録するには、
1.デジタルビデオカメラによる撮影を行う。
2.1.で撮影した動画を動画撮像編集端末101へ取込む。
3.2.で取込んだ動画をエンコーダによってエンコードする。
4.3.でエンコードされた動画を動画配信サーバ100へ記録する。
という手順で行うが、デジタルビデオカメラによる撮影はともかくとして、撮影した動画のデータを動画撮像編集端末101へ取込むためには、少なくとも撮像されている動画の長さと同じ時間を要し、該取込んだ動画をエンコードするに当っても、やはり同様に長時間を要し、更に、エンコードされた該動画を動画配信サーバ100へ記録するにもやはり時間を要するので、撮影から動画配信サーバ100への記録までに動画の映像時間に比して多大な時間を要するという問題点を有した。
更には、動画を閲覧するユーザの閲覧環境が特定できないので、動画をエンコードする際にも、ユーザが持っているであろうデコードデータである例えばDviX形式やXviD形式等複数の動画形式に対応させてエンコードする必要があり、更に例えばDviX形式であっても該形式のバージョン毎にデコードデータが異なるので、更に複数のエンコードデータが必要となるので、1つの動画を複数の動画形式にエンコードする時間および記録する容量が必要となってしまうという問題点を有した。
そして、個人がホームページを開設するのに一般的に行われている、例えばインターネットプロバイダが提供するWebサーバの領域を借りて開設している場合などには、該Webサーバの利用可能な記録領域が少ないので、複数のエンコードデータをWebサーバへ記録しておくことができないので、閲覧者に対する制限が多くなってしまうという問題点を有した。
そしてこれら問題点に起因して、一般のユーザがインターネットを経由して動画の配信を手軽に行うことができないという問題があった。
また、Webサーバを提供して会員にホームページを開設させるインターネットプロバイダでは、Webサーバの運営にかかる費用は会員のプロバイダ契約料金に含まれているため、ホームページを開設するユーザは、Webサーバを利用料が含まれた料金を支払うこととなるので、インターネットにおけるホームページの開設の妨げとなる問題点を有した。この利用料を低減させるために、従来は開設されるホームページや各Webページに広告を掲載して広告料として利用料を低減させるものがあったが、Webページから動画を閲覧する際に動画に自動的に、且つ、簡便に広告を載せて配信するものは無かった。
そこでこの発明は、上記問題点に鑑み、動画の配信を希望するホームページの開設者がインターネット接続環境およびインターネットを利用してリアルタイムに画像を送信可能なWebカメラを用いて動画を録画再生可能とし、更に、閲覧させる動画に広告を自動的に且つ簡便に載せて配信可能とすることを課題とする。
この発明は、上記課題を解決するために、
クライアント端末および管理サーバが、インターネットを介して相互に通信可能に接続されるシステムにおいて、
クライアント端末は、管理サーバに対して該端末が送信する動画データを記録するよう要求する動画記録要求情報を送信可能な動画記録要求手段を備え、記録させる動画データを特定可能な動画ID情報を管理サーバから受領可能な動画ID受領手段を備え、動画ID情報を受領すると動画ID情報に対応させて管理サーバに記録させる動画データを送信可能であると共に動画送信が終了すると動画送信終了信号を送信可能な動画データ送信手段を備え、
管理サーバは、クライアント端末から動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段を備え、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段を備え、動画ID情報をクライアント端末へ送信可能である動画ID送信手段を備え、クライアント端末の動画データ送信手段から受領する動画データを動画送信終了信号を受領するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段を備え、
クライアント端末が動画記録要求手段によって動画記録要求情報を管理サーバへ送信し、管理サーバが動画記録要求受領手段によって動画記録要求情報を受領するのを受け動画ID生成手段によって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信手段によって生成した動画ID情報をクライアント端末へ送信し、クライアント端末が動画ID受領手段によって動画ID情報を受領すると動画データ送信手段によって動画データを送信し、且つ、動画送信を終了すると動画送信終了信号を管理サーバへ送信し、管理サーバでは送信された動画データを動画送信終了信号を受領するまで記録すると共に記録した動画データを動画ID情報に対応させて記録することを特徴とする動画データ記録システム、
を提供する。このシステムでは、インターネットを介して管理サーバと通信可能なクライアント端末は、管理サーバへ動画を記録する場合には、動画記録要求手段によって動画を記録するように要求する。
すると、管理サーバでは、クライアント端末の動画要求手段によって送信される動画記録要求情報を動画記録要求受領手段が受領すると、これから録画する動画を特定するためのID情報を動画ID生成手段が生成し、生成された該動画ID情報を動画ID送信手段がクライアント端末へ送信する。
クライアント端末では、送信される動画ID情報を動画ID情報受領手段が受信し、送信した動画記録要求情報に対して動画IDが付与されたので、動画データ送信手段では動画ID情報に対応させて記録させる動画を送信する。この時、動画データ送信手段は、予めこれから動画を送信するという動画送信開始信号を送信してから次いで動画データの送信を始めても良く、管理サーバでは動画送信開始信号を受信することで次いで配信されてくる動画データを受領開始可能な状態としておくことができる。このようにすることで、複数のクライアント端末からの動画データ送信に対応させることができる。そして、クライアント端末が動画データの送信を終了すると、動画データ送信手段では動画データの送信が終了したことを動画送信終了信号の送信をもって管理サーバへ通知する。
管理サーバでは、動画データを受領すると、該動画データを動画送信終了信号を受領するまで動画ID情報に対応させて動画記録手段へ順次記録してゆく。やがて動画データに続いて動画送信終了信号を受領すると、動画記録手段では動画の記録を終了する。
このように、管理サーバでは、クライアント端末の指示により動画ID情報に対応させて動画データを記録するので、クライアント端末では所望の動画データを管理サーバへ記録させ、しかも該動画データは動画ID情報によって特定できるので、クライアント端末側から管理サーバで記録されている動画ID情報を指定することで、動画データの記録が終了して直ちに、管理サーバに対して動画ID情報を指示することだけで自動的にしかも直ちに動画の閲覧ができる。
また、この発明では、上記動画ID情報に対応させてWebページアドレスを自動生成し、該Webページアドレスにアクセスすることによって動画ID情報を特定できて直ちに記録した動画の閲覧ができるシステムとして、
クライアント端末および管理サーバが、インターネットを介して相互に通信可能に接続されるシステムにおいて、
クライアント端末は、管理サーバに対して該端末が送信する動画データを記録するよう要求する動画記録要求情報を送信可能な動画記録要求手段を備え、記録させる動画データを特定可能な動画ID情報を管理サーバから受領可能な動画ID受領手段を備え、動画ID情報を受領すると動画ID情報に対応させて管理サーバに記録させる動画データを送信可能であると共に動画送信が終了すると動画送信終了信号を送信可能な動画データ送信手段を備え、既に管理サーバによって記録されている動画を特定する動画ID情報を受領すると共に
管理サーバは、クライアント端末から動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段を備え、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段を備え、動画ID情報をクライアント端末へ送信可能である動画ID送信手段を備え、クライアント端末の動画データ送信手段から受領する動画データを動画送信終了信号を受領するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段を備え、生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成手段を備え、生成したWebページを記録するWebページ記録手段を備え、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し参照要求した端末へ送信するWeb動画送信手段を備え、
クライアント端末が動画記録要求手段によって動画記録要求情報を管理サーバへ送信し、管理サーバが動画記録要求受領手段によって動画記録要求情報を受領するのを受け動画ID生成手段によって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信手段によって生成した動画ID情報をクライアント端末へ送信し、クライアント端末が動画ID受領手段によって動画ID情報を受領すると動画データ送信手段によって動画データを送信し、且つ、動画送信を終了すると動画送信終了信号を管理サーバへ送信し、管理サーバでは送信された動画データを動画送信終了信号を受領するまで記録すると共に記録した動画データを動画ID情報に対応させて記録し、Webページ生成手段が該動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成すると共に、Webページ記録手段が自動生成したWebページを記録し、管理サーバに対しWebページ記録手段に記録されたWebページの参照要求が有った場合には、Web動画送信手段が該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し参照要求した端末へ送信することを特徴とする動画データ記録システム、
を提供する。このシステムでは、前記システムに加え、管理サーバが記録する動画データを動画ID情報に対応させて記憶する際に該動画データに対応させてWebページを自動生成する。
即ち、インターネットを介して管理サーバと通信可能なクライアント端末は、管理サーバへ動画を記録する場合には、動画記録要求手段によって動画を記録するように要求する。
すると、管理サーバでは、クライアント端末の動画要求手段によって送信される動画記録要求情報を動画記録要求受領手段が受領すると、これから録画する動画を特定するためのID情報を動画ID生成手段が生成し、生成された該動画ID情報を動画ID送信手段がクライアント端末へ送信する。
クライアント端末では、送信される動画ID情報を動画ID情報受領手段が受信し、送信した動画記録要求情報に対して動画IDが付与されたので、動画データ送信手段では動画ID情報に対応させて記録させる動画を送信する。この時、動画データ送信手段は、予めこれから動画を送信するという動画送信開始信号を送信してから次いで動画データの送信を始めても良く、管理サーバでは動画送信開始信号を受信することで次いで配信されてくる動画データを受領開始可能な状態としておくことができる。このようにすることで、複数のクライアント端末からの動画データ送信に対応させることができる。そして、クライアント端末が動画データの送信を終了すると、動画データ送信手段では動画データの送信が終了したことを動画送信終了信号の送信をもって管理サーバへ通知する。
管理サーバでは、動画データを受領すると、該動画データを動画送信終了信号を受領するまで動画ID情報に対応させて動画記録手段へ順次記録してゆく。やがて動画データに続いて動画送信終了信号を受領すると、動画記録手段では動画の記録を終了する。また、管理サーバでは、Webページ生成手段が動画ID情報に対応付けたWebページを自動生成する。そして生成されたWebページはWebページ記録手段によって記録される。従って、Webページ記録手段が記録するWebページは、動画ID情報と対応付けられているため、該Webページに対する参照要求が有った場合には、Webページ動画送信手段が、該Webページに対応付けられた動画ID情報から特定される動画データを参照要求の有った端末へ送信する。
このように、管理サーバでは、クライアント端末の指示により動画ID情報に対応させて動画データを記録すると共に、該動画ID情報に対応付けてWebページを生成し且つ記録しておくので、クライアント端末では所望の動画データを管理サーバへ記録させ、しかも該動画データは動画ID情報によって特定できる。そして、クライアント端末側から管理サーバで記録されている動画ID情報を指定することで、動画データの記録が終了して直ちに、管理サーバに対して動画ID情報を指示することだけで自動的にしかも直ちに動画の閲覧ができる。更に、該動画ID情報が自動生成したWebページに対応付けられているので、管理サーバに該Webページを参照する参照要求があった場合には、Webページに対応した動画ID情報から動画データを特定してWebページ動画送信手段が該動画を送信し、端末が動画を再生可能としている。
またこの発明では、動画ID情報に対応させてWebページアドレスを自動生成し、該Webページアドレスにアクセスすることによって動画ID情報を特定できて直ちに記録した動画の閲覧ができるシステムの管理サーバを、動画データを記録および管理するサーバとWebページを記録および管理するサーバとに分けたシステムとして、
動画データを動画ID情報に対応付けて記録可能であり、且つ動画ID情報に対応付けたWebページを自動生成可能な管理サーバが、
クライアント端末から動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段、動画ID情報をクライアント端末へインターネットを介して送信する共にWebページ保管サーバへ送信する動画ID送信手段、クライアント端末の動画データ送信手段から受領する動画データを動画送信終了信号を受領するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段とを備える動画保管サーバと、
動画保管サーバから生成した動画ID情報受領すると共に該動画ID情報に対応付けたWebページを自動生成するWebページ生成手段、生成したWebページを記録するWebページ記録手段、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し参照要求した端末へ送信するWeb動画送信手段とを備えるWebページ保管サーバと、からなることを特徴とする動画データ記録システム、
を提供するので、管理サーバでは、動画保管サーバとWebページ保管サーバとから構成する。そして動画保管サーバでは、動画記録要求受領手段がクライアント端末から動画記録要求情報を受領すると、動画ID生成手段が動画ID情報を自動生成する。そして、生成した動画ID情報は動画ID送信手段によってクライアント端末へ送信する。また、クライアント端末から動画記録手段が動画データを受領すると、該動画データを動画送信終了信号を受領するまで動画ID情報と対応付けて記録する。
またWebページ保管サーバでは、Webページ生成手段が動画保管サーバが生成した動画ID情報を受領すると共に、該動画ID情報に対応付けたWebページを自動生成する。この自動生成したWebページはWebページ記録手段によって記録する。
そして、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求が有った場合には、Web動画送信手段が該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し参照要求した端末へ該動画データを送信する。
従って、Webページ保管サーバへ端末からWebページを参照する要求があると、該Webページに対し動画ID情報を介して関連付けられている動画データを参照させる。
そして、この発明では動画保管サーバおよびWebページ保管サーバとが通信手段によって相互に通信可能に接続されるシステム、
とすることで、動画保管サーバおよびWebページ保管サーバが、インターネット等のネットワークによって接続されており、相互に遠隔地に存在しても実施可能なシステムを提供する。
また更に、この発明では上記システムにおける管理サーバとして、
クライアント端末とインターネットを介して相互に通信可能に接続され、クライアント端末から送信される動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段を備え、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段を備え、動画ID情報をクライアント端末へ送信可能である動画ID送信手段を備え、クライアント端末から送信される動画データを動画送信終了信号を受信するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段を備え、
動画記録要求受領手段がクライアント端末から動画記録要求情報を受領すると、動画ID生成手段によって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信手段によって生成した動画ID情報をクライアント端末へ送信し、クライアント端末から送信される動画データを動画送信終了信号を受領するまで記録すると共に記録した動画データを動画ID情報に対応させて記録することを特徴とする動画データ記録可能な管理サーバ、
を提供する。該管理サーバは、上記動画データ記録システムと同様、動画記録要求受領手段がインターネットを介して相互に通信可能に接続されているクライアント端末から動画記録要求情報を受領すると、これから録画する動画を特定するための動画ID情報を動画ID生成手段が生成し、生成された該動画ID情報を動画ID送信手段がクライアント端末へ送信する。
そして、動画ID情報を送信したクライアント端末から該ID情報を受けて送信されてくる動画データを、動画送信終了信号を受領するまで動画ID情報に対応させて動画記録手段へ順次記録してゆく。やがて動画データに続いて動画送信終了信号を受領すると、動画記録手段では動画の記録を終了する。
このように、管理サーバでは、動画ID情報に対応させて動画データを記録するので、クライアント端末では所望の動画データを管理サーバで記録し、しかも該動画データは動画ID情報によって特定できるので、クライアント端末側から管理サーバで記録されている動画ID情報を指定することで、動画データの記録が終了して直ちに、管理サーバに対して動画ID情報を指示することだけで自動的にしかも直ちに動画の閲覧ができる。
また、該管理サーバが動画ID情報に対応させてWebページアドレスを自動生成し、該Webページアドレスにアクセスすることによって動画ID情報を特定できて直ちに記録した動画の閲覧可能とさせるため、
クライアント端末とインターネットを介して相互に通信可能に接続され、クライアント端末から送信される動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段を備え、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段を備え、動画ID情報をクライアント端末へ送信可能である動画ID送信手段を備え、クライアント端末から送信される動画データを動画送信終了信号を受信するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段を備え、生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成手段を備え、生成したWebページを記録するWebページ記録手段を備え、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し参照要求した端末へ送信するWeb動画送信手段を備え、
動画記録要求受領手段がクライアント端末から動画記録要求情報を受領すると、動画ID生成手段によって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信手段によって生成した動画ID情報をクライアント端末へ送信し、クライアント端末から送信される動画データを動画送信終了信号を受領するまで記録すると共に記録した動画データを動画ID情報に対応させて記録し、Webページ生成手段が該動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成すると共に、Webページ記録手段が自動生成したWebページを記録し、管理サーバに対しWebページ記録手段に記録されたWebページの参照要求が有った場合には、Web動画送信手段が該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し参照要求した端末へ送信することを特徴とする動画データ記録可能な管理サーバ、
を提供する。この管理サーバでは、前記管理サーバに加え、管理サーバが記録する動画データを動画ID情報に対応させて記憶する際に該動画データに対応させてWebページを自動生成する。
即ち、インターネットを介して管理サーバと通信可能なクライアント端末から管理サーバへ動画を記録する場合には、管理サーバではクライアント端末から動画を記録するように要求する動画記録要求情報が送信されてくる。
すると、管理サーバでは、クライアント端末から送信される動画記録要求情報を動画記録要求受領手段が受領する。そして、これから録画する動画を特定するための動画ID情報を動画ID生成手段が生成し、生成された該動画ID情報を動画ID送信手段が該クライアント端末へ送信する。
そして、管理サーバでは、動画ID情報を送信したクライアント端末から動画データを受領すると、該動画データを動画送信終了信号を受領するまで動画ID情報に対応させて動画記録手段へ順次記録してゆく。やがて動画データに続いて動画送信終了信号を受領すると、動画記録手段では動画の記録を終了する。また、管理サーバでは、Webページ生成手段が動画ID情報に対応付けたWebページを自動生成する。
そして生成されたWebページはWebページ記録手段によって記録する。従って、Webページ記録手段が記録するWebページは、動画ID情報と対応付けられているため、該Webページに対する参照要求が有った場合には、Webページ動画送信手段が、該Webページに対応付けられた動画ID情報から特定される動画データを参照要求の有った端末へ送信する。
このように、管理サーバでは、動画ID情報に対応させて動画データを記録すると共に、該動画ID情報に対応付けてWebページを生成し且つ記録しておくので、ネットワークを経由して管理サーバへ接続され、該Webページを参照する参照要求があった場合には、Webページに対応した動画ID情報から動画データを特定してWebページ動画送信手段が該動画を送信し、端末が動画を再生可能としている。
またこの発明では、動画ID情報に対応させてWebページアドレスを自動生成し、該Webページアドレスにアクセスすることによって動画ID情報を特定できて直ちに記録した動画の閲覧ができるシステムの管理サーバを、動画データを記録および管理するサーバとWebページを記録および管理するサーバとに分け、
動画データを動画ID情報に対応付けて記録可能であり、且つ動画ID情報に対応付けたWebページを自動生成可能な管理サーバが、
クライアント端末から動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段、動画ID情報をクライアント端末へ送信可能である動画ID送信手段、クライアント端末の動画データ送信手段から受領する動画データを動画送信終了信号を受領するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段とを備える動画保管サーバと、
生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成手段、生成したWebページを記録するWebページ記録手段、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し参照要求した端末へ送信するWeb動画送信手段とを備えるWebページ保管サーバと、からなることを特徴とする動画データ記録可能な管理サーバ、
を提供するので、管理サーバでは、動画保管サーバとWebページ保管サーバとから構成する。そして動画保管サーバでは、動画記録要求受領手段が動画記録要求情報を受領すると、動画ID生成手段が動画ID情報を自動生成する。そして、自動生成した動画ID情報は動画ID送信手段によって送信する。また、動画記録手段が動画データを受領すると、該動画データを動画送信終了信号を受領するまで動画ID情報と対応付けて記録する。
またWebページ保管サーバでは、Webページ生成手段が動画保管サーバが生成した動画ID情報を受領すると共に、該動画ID情報に対応付けたWebページを自動生成する。この自動生成したWebページはWebページ記録手段によって記録する。
そして、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求が有った場合には、Web動画送信手段が該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し参照要求した端末へ該動画データを送信する。
従って、Webページ保管サーバへ端末からWebページを参照する要求があると、該Webページに対し動画ID情報を介して関連付けられている動画データを参照させる。
そして、この発明では動画保管サーバおよびWebページ保管サーバとが通信手段によって相互に通信可能に接続される管理サーバ、
とすることで、動画保管サーバおよびWebページ保管サーバが、インターネット等のネットワークによって接続され、相互に遠隔地に存在しても実施可能な管理サーバを提供する。
更にこの発明では、管理サーバから閲覧させて動画データに広告を付加して閲覧させるシステムとして、
クライアント端末および管理サーバが、インターネットを介して相互に通信可能に接続されるシステムにおいて、
クライアント端末は、管理サーバに対して該端末が送信する動画データを記録するよう要求する動画記録要求情報を送信可能な動画記録要求手段を備え、記録させる動画データを特定可能な動画ID情報を管理サーバから受領可能な動画ID受領手段を備え、動画ID情報を受領すると動画ID情報に対応させて管理サーバに記録させる動画データを送信可能であると共に動画送信が終了すると動画送信終了信号を送信可能な動画データ送信手段を備え、既に管理サーバによって記録されている動画を特定する動画ID情報を受領すると共に
管理サーバは、クライアント端末から動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段を備え、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段を備え、動画ID情報をクライアント端末へ送信可能である動画ID送信手段を備え、クライアント端末の動画データ送信手段から受領する動画データを動画送信終了信号を受領するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段を備え、生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成手段を備え、生成したWebページを記録するWebページ記録手段を備え、予め広告動画データを記録された広告動画記録手段を備え、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定する動画データ特定手段を備え、動画特定手段が特定した動画データを動画記録手段から受領すると共に広告動画記録手段から広告動画データを受領し動画データと広告動画データとを合成して新たな合成動画を生成し該合成動画を参照要求した端末へ送信するWeb動画送信手段を備え、
クライアント端末が動画記録要求手段によって動画記録要求情報を管理サーバへ送信し、管理サーバが動画記録要求受領手段によって動画記録要求情報を受領するのを受け動画ID生成手段によって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信手段によって生成した動画ID情報をクライアント端末へ送信し、クライアント端末が動画ID受領手段によって動画ID情報を受領すると動画データ送信手段によって動画データを送信し、且つ、動画送信を終了すると動画送信終了信号を管理サーバへ送信し、管理サーバでは送信された動画データを動画送信終了信号を受領するまで記録すると共に記録した動画データを動画ID情報に対応させて記録し、Webページ生成手段が該動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成すると共に、Webページ記録手段が自動生成したWebページを記録し、管理サーバに対しWebページ記録手段に記録されたWebページの参照要求が有った場合には、Web動画送信手段が該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し該動画データと広告動画データとを合成して参照要求した端末へ送信することを特徴とする動画データ記録システム、
を提供する。このシステムでは、前記システムに加え、管理サーバが記録する動画データを動画ID情報に対応させて記憶する際に該動画データに対応させてWebページを自動生成する。
即ち、インターネットを介して管理サーバと通信可能なクライアント端末は、管理サーバへ動画を記録する場合には、動画記録要求手段によって動画を記録するように要求する。
すると、管理サーバでは、クライアント端末の動画要求手段によって送信される動画記録要求情報を動画記録要求受領手段が受領すると、これから録画する動画を特定するためのID情報を動画ID生成手段が生成し、生成された該動画ID情報を動画ID送信手段がクライアント端末へ送信する。
クライアント端末では、送信される動画ID情報を動画ID情報受領手段が受信し、送信した動画記録要求情報に対して動画IDが付与されたので、動画データ送信手段では動画ID情報に対応させて記録させる動画を送信する。この時、動画データ送信手段は、予めこれから動画を送信するという動画送信開始信号を送信してから次いで動画データの送信を始めても良く、管理サーバでは動画送信開始信号を受信することで次いで配信されてくる動画データを受領開始可能な状態としておくことができる。このようにすることで、複数のクライアント端末からの動画データ送信に対応させることができる。そして、クライアント端末が動画データの送信を終了すると、動画データ送信手段では動画データの送信が終了したことを動画送信終了信号の送信をもって管理サーバへ通知する。
管理サーバでは、動画データを受領すると、該動画データを動画送信終了信号を受領するまで動画ID情報に対応させて動画記録手段へ順次記録してゆく。やがて動画データに続いて動画送信終了信号を受領すると、動画記録手段では動画の記録を終了する。また、管理サーバでは、Webページ生成手段が動画ID情報に対応付けたWebページを自動生成する。そして生成されたWebページはWebページ記録手段によって記録される。また、管理サーバでは、広告動画記録手段が予め広告動画データを記録されている。
そして、Webページ記録手段が記録するWebページは、動画ID情報と対応付けられているため、該Webページに対する参照要求が有った場合には、動画データ特定手段が参照要求の有ったWebページに関連付けて記録させている動画データを特定する。この特定された動画データは、Webページ動画送信手段によって、該動画データに広告動画データを合成し新たな合成動画として参照要求の有った端末へ送信することとなる。
このように、管理サーバでは、クライアント端末の指示により動画ID情報に対応させて動画データを記録すると共に、該動画ID情報に対応付けてWebページを生成し且つ記録しておくと共に、広告動画記録手段に予め広告動画データを記録しておくので、クライアント端末では所望の動画データを管理サーバへ記録させ、しかも該動画データは動画ID情報によって特定できる。そして、クライアント端末側から管理サーバで記録されている動画ID情報を指定することで、動画データの記録が終了して直ちに、管理サーバに対して動画ID情報を指示することだけで自動的にしかも直ちに動画の閲覧ができる状態とすることが可能である。更に、該動画ID情報が自動生成したWebページに対応付けられているので、管理サーバに該Webページを参照する参照要求があった場合には、Webページ動画送信手段がWebページに対応した動画ID情報から動画データを特定すると共に広告動画記録手段に記録されている広告動画データを該特定した動画データと合成して新たな合成動画とし、該合成動画を参照要求した端末へ送信する。これによりWebページを参照要求した端末で合成された動画、即ち本来参照させたい動画データに広告動画データを付加して再生可能としている。
更にこの発明では、該広告動画データを付加して動画データを閲覧させて管理サーバとして、
クライアント端末とインターネットを介して相互に通信可能に接続され、動画データを動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段を備え、動画ID情報と関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成手段を備え、生成したWebページを記録するWebページ記録手段を備え、予め広告動画データを記録された広告動画記録手段を備え、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定する動画データ特定手段を備え、動画データ特定手段が特定した動画データを動画記録手段から受領すると共に広告動画記録手段から広告動画データを受領し動画データと広告動画データとを合成して新たな合成動画を生成し該合成動画を参照要求した端末へ送信するWeb動画送信手段を備え、
クライアント端末から送信される動画データを動画ID情報に対応させて記録し、Webページ生成手段が該動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成すると共に、Webページ記録手段が自動生成したWebページを記録し、管理サーバに対しWebページ記録手段に記録されたWebページの参照要求が有った場合には、
Web動画送信手段が該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し該動画データと広告動画データとを合成して参照要求した端末へ送信することを特徴とする動画データ記録可能な管理サーバ、
を提供する。従って該管理サーバでは、管理サーバが記録する動画データを動画ID情報に対応させて記憶する際に該動画データに対応させてWebページを自動生成する。
即ち、インターネットを介して管理サーバと通信可能なクライアント端末から管理サーバへ動画を記録する場合には、管理サーバでは動画記録手段がクライアント端末から動画を受領して動画ID情報と対応付けて記録する。ここで動画ID情報は、管理サーバ自身が生成しても良く、この場合には、クライアント端末へ予め該動画ID情報を送信可能な手段を備えて送信すれば良く、また、クライアント端末から動画データを受領する際に受領しても良い。
やがて動画データに続いて動画送信終了信号を受領すると、動画記録手段では動画の記録を終了する。また、管理サーバでは、Webページ生成手段が動画ID情報に対応付けたWebページを自動生成する。そして生成されたWebページはWebページ記録手段によって記録する。更に管理サーバでは、広告動画記録手段が予め広告データを記録しておく。
従って、Webページ記録手段が記録するWebページは、動画ID情報と対応付けられているため、該Webページに対する参照要求が有った場合には、動画データ特定手段が参照要求の有ったWebページに関連付けて記録させている動画データを特定する。この特定された動画データは、Webページ動画送信手段によって、該動画データに広告動画データを合成し新たな合成動画として参照要求の有った端末へ送信することとなる。
このように、管理サーバでは、動画データを動画ID情報に対応させて記録する。そして、該動画ID情報に対応付けてWebページを生成し且つ記録しておくと共に、広告動画記録手段に予め広告動画データを記録しておくので、動画データを管理サーバへ記録させ、しかも該動画データは動画ID情報によって特定できる。そして、管理サーバで記録されている動画ID情報を指定することで、動画データの記録が終了して直ちに管理サーバに対して動画ID情報を指示することだけで自動的にしかも直ちに動画の閲覧ができる状態とすることが可能である。
更に、該動画ID情報が自動生成したWebページに対応付けられているので、管理サーバに該Webページを参照する参照要求があった場合には、Webページ動画送信手段がWebページに対応した動画ID情報から動画データを特定すると共に広告動画記録手段に記録されている広告動画データを該特定した動画データと合成して新たな合成動画とし、該合成動画を参照要求した端末へ送信する。これによりWebページを参照要求した端末で合成された動画、即ち本来参照させたい動画データに広告動画データを付加して再生可能としている。
更にまた、この発明では、
クライアント端末とインターネットを介して相互に通信可能に接続され、クライアント端末から送信される動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段を備え、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段を備え、動画ID情報をクライアント端末へ送信可能である動画ID送信手段を備え、クライアント端末から送信される動画データを動画送信終了信号を受信するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段を備え、生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成手段を備え、生成したWebページを記録するWebページ記録手段を備え、予め広告動画データを記録された広告動画記録手段を備え、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定する動画データ特定手段を備え、動画特定手段が特定した動画データを動画記録手段から受領すると共に広告動画記録手段から広告動画データを受領し動画データと広告動画データとを合成して新たな合成動画を生成し該合成動画を参照要求した端末へ送信するWeb動画送信手段を備え、
動画記録要求受領手段がクライアント端末から動画記録要求情報を受領すると、動画ID生成手段によって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信手段によって生成した動画ID情報をクライアント端末へ送信し、クライアント端末から送信される動画データを動画送信終了信号を受領するまで記録すると共に記録した動画データを動画ID情報に対応させて記録し、Webページ生成手段が該動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成すると共に、Webページ記録手段が自動生成したWebページを記録し、管理サーバに対しWebページ記録手段に記録されたWebページの参照要求が有った場合には、Web動画送信手段が該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し該動画データと広告動画データとを合成して参照要求した端末へ送信することを特徴とする動画データ記録可能な管理サーバ、
を提供する。従って該管理サーバでは、管理サーバが記録する動画データを動画ID情報に対応させて記憶する際に該動画データに対応させてWebページを自動生成する。
即ち、インターネットを介して管理サーバと通信可能なクライアント端末から管理サーバへ動画を記録する場合には、管理サーバではクライアント端末から動画を記録するように要求する動画記録要求情報が送信されてくる。
すると、管理サーバでは、クライアント端末から送信される動画記録要求情報を動画記録要求受領手段が受領する。そして、これから録画する動画を特定するための動画ID情報を動画ID生成手段が生成し、生成された該動画ID情報を動画ID送信手段が該クライアント端末へ送信する。
そして、管理サーバでは、動画ID情報を送信したクライアント端末から動画データを受領すると、該動画データを動画送信終了信号を受領するまで動画ID情報に対応させて動画記録手段へ順次記録してゆく。やがて動画データに続いて動画送信終了信号を受領すると、動画記録手段では動画の記録を終了する。また、管理サーバでは、Webページ生成手段が動画ID情報に対応付けたWebページを自動生成する。そして生成されたWebページはWebページ記録手段によって記録する。更に管理サーバでは、広告動画記録手段が予め広告データを記録しておく。
従って、Webページ記録手段が記録するWebページは、動画ID情報と対応付けられているため、該Webページに対する参照要求が有った場合には、動画データ特定手段が参照要求の有ったWebページに関連付けて記録させている動画データを特定する。この特定された動画データは、Webページ動画送信手段によって、該動画データに広告動画データを合成し新たな合成動画として参照要求の有った端末へ送信することとなる。
このように、管理サーバでは、動画データを動画ID情報に対応させて記録する。そして、該動画ID情報に対応付けてWebページを生成し且つ記録しておくと共に、広告動画記録手段に予め広告動画データを記録しておくので、動画データを管理サーバへ記録させ、しかも該動画データは動画ID情報によって特定できる。そして、管理サーバで記録されている動画ID情報を指定することで、動画データの記録が終了して直ちに管理サーバに対して動画ID情報を指示することだけで自動的にしかも直ちに動画の閲覧ができる状態とすることが可能である。
更に、該動画ID情報が自動生成したWebページに対応付けられているので、管理サーバに該Webページを参照する参照要求があった場合には、Webページ動画送信手段がWebページに対応した動画ID情報から動画データを特定すると共に広告動画記録手段に記録されている広告動画データを該特定した動画データと合成して新たな合成動画とし、該合成動画を参照要求した端末へ送信する。これによりWebページを参照要求した端末で合成された動画、即ち本来参照させたい動画データに広告動画データを付加して再生可能としている。
更にこの発明では、上記のような動画データを動画ID情報に対応付けて記録可能な管理サーバを構成するためのプログラムとして、
動画記録要求情報を受領する動画記録要求受領ステップと、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成ステップと、生成した動画ID情報を送信する動画ID送信ステップと、動画データを受領すると動画送信終了信号を受信するまで動画ID情報と対応付けて記録させる動画記録ステップとを備え、
動画記録要求受領ステップが動画記録要求情報を受領すると、動画ID生成ステップによって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信ステップによって生成した動画ID情報を送信し、動画データを受領すると動画記録ステップが該動画データを動画送信終了信号受領まで記録させると共に記録させた動画データを動画ID情報に対応させて記録させることを特徴とする動画データ記録プログラム、
を提供する。この動画データ記録プログラムは、動画記録要求受領ステップが動画記録要求情報を受領したのを受け、これから録画する動画を特定するための動画ID情報を動画ID生成ステップが生成させる。そして、生成された該動画ID情報は、動画ID送信ステップによって動画記録要求情報を送信した装置へ送信するので、動画記録要求情報を受領すると動画ID生成ステップが動画ID情報を自動生成する。この自動生成された動画ID情報は、動画ID送信ステップによって動画記録要求情報を送信した装置に送信する。
そして、動画ID情報を送信した後、該動画ID情報を受けて送信されてくる動画データを、動画送信終了信号を受領するまで動画ID情報に対応させて動画記録ステップへ順次記録してゆく。やがて動画データに続いて動画送信終了信号を受領すると、動画記録ステップが動画の記録を終了させる。
このように、管理サーバでは、動画ID情報に対応させて動画データを記録するので、クライアント端末では所望の動画データを管理サーバで記録し、しかも該動画データは動画ID情報によって特定できるので、クライアント端末側から管理サーバで記録されている動画ID情報を指定することで、動画データの記録が終了して直ちに、管理サーバに対して動画ID情報を指示することだけで自動的にしかも直ちに動画の閲覧ができる。
また、該管理サーバが動画ID情報に対応させてWebページアドレスを自動生成し、該Webページアドレスにアクセスすることによって動画ID情報を特定できて直ちに記録した動画の閲覧可能とさせるため、
動画記録要求情報を受領する動画記録要求受領ステップと、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成ステップと、生成した動画ID情報を送信する動画ID送信ステップと、動画データを受領すると動画送信終了信号を受信するまで動画ID情報と対応付けて記録させる動画記録ステップと、生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成ステップと、生成したWebページを記録させるWebページ記録ステップと、Webページ記録ステップによって記録させたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し送信するWeb動画送信ステップとを備え、
動画記録要求受領ステップが動画記録要求情報を受領すると、動画ID生成ステップによって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信ステップによって生成した動画ID情報を送信させ、動画データを受領すると動画記録ステップが該動画データを動画送信終了信号受領まで記録させると共に記録させた動画データを動画ID情報に対応させて記録させ、Webページ生成ステップが該動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成すると共に、Webページ記録ステップが自動生成したWebページを記録させ、Webページ記録ステップに記録されたWebページの参照要求が有った場合には、Web動画送信ステップが該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し送信させることを特徴とする動画データ記録プログラム、
を提供する。該プログラムでは、動画記録要求受領ステップが動画記録要求情報を受領したのを受け、これから録画する動画を特定するための動画ID情報を動画ID生成ステップが生成させる。そして、生成された該動画ID情報は、動画ID送信ステップによって動画記録要求情報を送信した装置へ送信するので、動画記録要求情報を受領すると動画ID生成ステップが動画ID情報を自動生成する。この自動生成された動画ID情報は、動画ID送信ステップによって動画記録要求情報を送信した装置に送信する。
そして、動画ID情報を送信した後、該動画ID情報を受けて送信されてくる動画データを、動画送信終了信号を受領するまで動画ID情報に対応させて動画記録ステップへ順次記録してゆく。やがて動画データに続いて動画送信終了信号を受領すると、動画記録ステップが動画の記録を終了させる。
また、Webページ生成ステップが、生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成し、該WebページをWebページ記録ステップが記録させる。
そして、Webページ記録ステップによって記録させたWebページの参照要求があると、Web動画送信ステップでは該要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定して送信する。
このように、管理サーバでは、動画ID情報に対応させて動画データを記録するので、クライアント端末では所望の動画データを管理サーバで記録し、しかも該動画データは動画ID情報によって特定でき、更には動画ID情報はWebページと対応しているので、Webページの参照要求があると記録されているWebページに対応して記録されている動画ID情報を指示するだけで、参照した端末へ動画データを送信して閲覧させることができ、しかも動画データの記録が終了した後直ちに動画の閲覧ができる。
更にまたこの発明では、参照要求があった端末に対し、記録した動画データに広告データを付加して閲覧可能とするため、
動画データを動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録ステップと、生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成ステップと、生成したWebページを記録するWebページ記録ステップと、予め広告動画データを記録させる広告動画記録ステップと、Webページ記録ステップに記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定する動画データ特定ステップと、動画データ特定ステップが特定した動画データを受領すると共に広告動画データを受領し動画データと広告動画データとを合成して新たな合成動画を生成させ該合成動画を参照要求した端末へ送信させるWeb動画送信ステップとを備え、
動画記録要求受領ステップがクライアント端末から動画記録要求情報を受領すると、動画ID生成ステップによって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信ステップによって生成した動画ID情報をクライアント端末へ送信し、クライアント端末から送信される動画データを動画送信終了信号を受領するまで記録させると共に記録させた動画データを動画ID情報に対応させて記録させ、Webページ生成ステップが該動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成する共にWebページ記録ステップが自動生成したWebページを記録させ、管理サーバに対しWebページ記録ステップが記録させたWebページの参照要求が有った場合には、Web動画送信ステップが該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定して該動画データと広告動画データとを合成させて参照要求した端末へ送信させることを特徴とする動画データ記録プログラム、
を提供する。該プログラムでは、動画記録要求受領ステップが動画記録要求情報を受領したのを受け、これから録画する動画を特定するための動画ID情報を動画ID生成ステップが生成させる。そして、生成された該動画ID情報は、動画ID送信ステップによって動画記録要求情報を送信した装置へ送信するので、動画記録要求情報を受領すると動画ID生成ステップが動画ID情報を自動生成する。この自動生成された動画ID情報は、動画ID送信ステップによって動画記録要求情報を送信した装置に送信する。
そして、動画ID情報を送信した後、該動画ID情報を受けて送信されてくる動画データを、動画送信終了信号を受領するまで動画ID情報に対応させて動画記録ステップへ順次記録してゆく。やがて動画データに続いて動画送信終了信号を受領すると、動画記録ステップが動画の記録を終了させる。
一方、広告動画記録ステップでは、予め広告動画を記録させておく。
また、Webページ生成ステップが、生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成し、該WebページをWebページ記録ステップが記録させる。
従って、Webページ記録手段が記録するWebページは、動画ID情報と対応付けられているため、該Webページに対する参照要求が有った場合には、動画データ特定手段が参照要求の有ったWebページに関連付けて記録させている動画データを特定する。この特定された動画データは、Webページ動画送信手段によって、該動画データに広告動画データを合成し新たな合成動画として参照要求の有った端末へ送信することとなる。
そして、Webページ記録ステップによって記録させたWebページの参照要求があると、Web動画送信ステップでは該要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定させると共に予め記録された広告動画データと動画データとを合成して新たな合成動画を生成させ該合成動画を参照要求した端末へ送信させる。
このように、動画ID情報に対応させて動画データを記録するので、クライアント端末では所望の動画データを管理サーバで記録し、しかも該動画データは動画ID情報によって特定でき、更には動画ID情報はWebページと対応しているので、Webページの参照要求があると記録されているWebページに対応して記録されている動画ID情報を予め記録されている広告動画データと合成し合成動画として参照した端末へ送信して閲覧させることができ、しかも動画データの記録が終了した後直ちに該動画データと広告動画データとを合成して閲覧させることができる。
従って、この発明によれば、管理サーバがインターネットを介して送信される動画データに対して動画ID情報を付与すると共に該動画データを順次記録するので、動画データの記録が終了したときには動画ID情報に対応されて該動画データの記録が終了しており、且つ、該動画ID情報を通知されている利用者から動画データ記録後に動画ID情報を指定して該動画データを要求されると、該動画データを送信可能なので、動画の配信を希望するホームページの開設者等がインターネット接続環境およびインターネットを利用してリアルタイムに画像を送信可能なWebカメラ等を用いて動画を直ちに録画させることが出来、しかも、既に録画を終了された動画データは録画終了後直ちに再生可能になる。
また、管理サーバが、動画データを参照要求した端末へ送信する際、予め記録されている広告動画データと該要求の有った動画データを合成して新たな合成動画データを送信可能なので、インターネット環境を通じて閲覧させる動画に広告を自動的に付加して配信できるという効果を有する。
更にまた、記録する動画データに対応した動画ID情報に更に対応させてWebページを生成するので、上記閲覧要求がWebページの閲覧請求であっても直ちに該Webページに対応して記録された動画データを特定して送信するので、単にWebページを開いたことによって直ちに対応して記録されている動画データを送信可能であるという特有の効果を有する。このように送信可能とすることで、個人等のホームページ開設者が動画データの記録を行わせ、該動画データに対して自動生成するWebページを該ホームページ等に参照要求可能に記載しておくことで、個人等のホームページ開設者が自身で動画データのエンコード等を行うことなく動画データを自身のホームページに載せておくことが可能となる。これに伴って、ホームページ開設者毎に高価な編集ソフトや編集機器を用意することなく簡便に動画データをホームページ上で楽しむことが出来るという効果を有する。
そして、記録させた動画データを配信する際に、広告動画データを合成して新たな合成動画データを送信することで、広告主は広告を該ホームページ等の閲覧希望者に送信して閲覧させることが出来るので、該ホームページ開設者の利用費用を広告料として負担する等、広告主およびホームページ開設者等双方にとって利益となる動画データ記録システム、管理サーバ、および、動画データ記録プログラムを提供できる。
この発明を実施するための最良の形態は、動画データ記録システムでは、管理サーバとクライアントサーバとがインターネットに接続されて通信出来る状態とする。
クライアント端末は、コンピュータシステムからなり、パソコン本体には通常備えられているメモリやCPUを含む演算処理装置、データを記録可能なハードディスク等の記録装置を備え、且つパソコン本体と接続するキーボードやマウスの入力装置、プリンタ、ディスプレイ等の出力装置の各装置を具備している。また、クライアント端末は、動画を撮影するWebカメラを備える。Webカメラは、パソコン本体に接続され、演算処理装置の指示によって動画を撮影できる。このWebカメラは、動画をリアルタイムで撮像して送信させるためのものであり、Webカメラに代えて、或はWebカメラに加え、ビデオカメラ等の撮像装置で撮像した動画データを取込むインターフェースを備えると共に該動画の再生装置が接続される。更にクライアント端末は、ネットワークインターフェースを備え、インターネットに接続可能であり、Webカメラで撮像した動画等の情報を、インターネットを経由して管理サーバへ送信可能である。
そして、クライアント端末は、Webカメラによって撮像した動画データを管理サーバへ送信して管理サーバに記録させるように要求する動画記録要求情報を送信可能な動画記録要求手段を備えており、キーボードやマウスによる操作で該要求情報を送信可能に構成する。更に、該要求情報を送信した後に管理サーバから送信される動画ID情報を受領する動画ID受領手段を備え、動画ID情報を受領して後、該動画ID情報に対応させて管理サーバに動画データを記録させるためにWebカメラによって撮像した動画データを送信する動画データ送信手段を備える。この動画データ送信手段は、Webカメラによる撮像を終了させるためにキーボードやマウスによって動画記録終了指示を行うとことで動画データの送信を終了すると共に動画データの記録を終了させる動画送信終了信号を送信可能に構成する。
このように構成するクライアント端末では、利用者がWebカメラによって撮像する動画データを管理サーバに記録させたい場合には、キーボードやマウスを操作することで通常インターネットに接続してクライアント端末へ表示させるブラウザを起動すると共に管理サーバの動画記録を行えるWebページへ接続する。そして、キーボードやマウスの操作によって動画記録要求手段が動画記録要求情報を送信するように操作する。
管理サーバは、クライアント端末からの要求によって動画データを記録する動画記録手段を備える動画管理サーバと、該記録した動画データをWebページ上で公開させるWebページ管理サーバとから構成する。
動画管理サーバは、動画データを記録管理するネットワークサーバとしてのコンピュータシステムからなり、パソコン本体には通常備えられているメモリやCPUを含む演算処理装置、該演算処理装置からの指示により動画データを記録するハードディスク等の記録装置を備え、且つパソコン本体と接続してキーボードやマウスの入力装置、プリンタ等の出力装置の各装置を具備している。また、動画管理サーバは、インターネットと接続可能であり、クライアント端末からインターネットを経由して送信される動画記録要求情報を受領する動画記録要求受領手段を備える。更にまた動画管理サーバは、動画記録要求手段がクライアント端末から動画記録要求情報を受領すると動画ID情報を自動的に生成する動画ID生成手段と、生成された動画ID情報を動画記録要求情報を送信してきたクライアント端末へ送信する動画ID送信手段を備える。そして、クライアント端末へ動画ID送信手段が動画ID情報を送信後にクライアント端末から送信されてくる動画データを生成した動画ID情報に対応させてハードディスクへ記録させるための動画記録手段を備える。この動画記録手段は、送信されてくる動画データを動画送信終了信号を受領するまで記録し続け、動画送信終了信号を受領することで、送信されてきていた動画データが終了したことを判断して一連の動画データとして動画ID情報に対応させて記録する。
Webページ管理サーバは、インターネット上に開設するWebページを管理するネットワークサーバとしてのコンピュータシステムからなり、パソコン本体には通常備えられているメモリやCPUを含む演算処理装置、該演算処理装置からの指示によりWebページを提供するハードディスク等の記録装置を備え、且つパソコン本体と接続してキーボードやマウスの入力装置、プリンタ等の出力装置の各装置を具備している。また、Webページ管理サーバは、動画管理サーバと通信により接続される。この接続は、動画管理サーバと同一の筐体に設置される場合には、動画管理サーバと直接的に情報交換可能に接続される。また、Webページ管理サーバはインターネットと接続可能であり、動画管理サーバもしくはクライアント端末から受領する動画ID情報に対応するWebページを自動的に生成してハードディスクに記録するWebページ記録手段を備える。動画ID情報は、クライアント端末からカテゴリ情報や登録情報等を受領する必要がある場合には、該クライアント端末から動画ID情報を受領するように構成し、クライアント端末とのインターネットによる接続を必要としないように構成する場合には、動画管理サーバから動画ID情報を受領するように構成し、動画管理サーバが記録した動画データに対応した動画ID情報をいずれかにより受領すればよい。このようにWebページ管理サーバでは、Webページ生成手段およびWebページ記録手段が、生成したWebページと動画ID情報とを関連づけ、Webページの参照要求時には、該Webページに関連づけた動画ID情報を特定できる。
またWebページ管理サーバは広告動画記録手段を備える。広告動画記録手段の記録する広告動画データは、動画管理サーバに記録されている動画の再生を希望する端末へ送信する際に該動画データと広告動画データとを合成して合成動画データとして送信するためのものである。そしてまた、Webページ管理サーバには、インターネットを経由してWebページ記録手段に記録されたWebページを参照する要求があった際に、該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定する動画データ特定手段を備える。そして更に、該特定された動画データを広告動画データと合成して、Webページ参照要求した端末へ合成動画データを送信するWeb動画送信手段を備える。このWeb動画送信手段は、動画データ特定手段によって特定された動画データを動画管理サーバから受領すると共に広告動画記録手段が記録した広告動画データを入力して動画データの一部に広告動画データを合成させる動画合成部と、該合成した合成動画データを参照要求端末へ送信する合成動画送信部とからなる。管理サーバを構成する動画管理サーバおよびWebページ管理サーバは、それぞれを別の場所で管理する場合には相互にインターネットを経由して通信可能に接続して構成し、同一の場所に設置する場合には1つの装置として構成する。
そして、上記のように構成する管理サーバには制御手段が各装置を制御するプログラムとして、
クライアント端末から送信される動画記録要求情報を待ち受ける動画記録待ち受けステップ、
動画記録待ち受けステップが動画記録要求情報を受領することで実行され、動画ID情報を自動生成する動画ID生成ステップ、
動画ID生成ステップが生成した動画ID情報をクライアント端末へ送信させる動画ID送信ステップ、
クライアント端末からの動画データの受領を待ち受け、動画データを受領すると動画記録手段に動画データを動画ID情報と対応させてハードディスクへ記録させる動画記録ステップ、
動画ID生成ステップが生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成ステップ、
Webページ生成ステップが生成したWebページをハードディスクへ記録するWebページ記録ステップ、
予め広告動画データを記録させる広告動画記録ステップ、
Webページ記録ステップに記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定する動画データ特定ステップ、
動画データ特定ステップが特定した動画データを受領すると共に広告動画データを受領し動画データと広告動画データとを合成して新たな合成動画を生成させ該合成動画を参照要求した端末へ送信させるWeb動画送信ステップ、
の各ステップを実行するプログラムによって各手段を制御する。
以下にこの発明の実施例を図面に基づき説明する。図1はこの発明の実施例のシステム構成を表す説明図であり、図2(a)は同動画撮像環境の構成を表す説明図、同(b)図1の機能概要を表すブロック図であり、図3は会員登録を説明するフローチャートであり、図4は乃至図5は動画データの記録を説明するフローチャートであり、図6は管理サーバが各端末に表示させるディスプレイ画面の表示例を表す説明図であり、図7は図6の一部拡大説明図であり、図8は動画データの再生を説明するフローチャートであり、図9は各動画データの説明図であり(a)は記録される動画データを表し、(b)は全面広告として合成させる広告動画データを表し、(c)は部分広告として合成させる広告動画データを表し、図10は動画データに広告動画データを合成して再生させる際の合成動画データの再生状況説明図であり(a)は初期に於ける再生状況を、(b)は中間に於ける再生状況を、(c)は終了時に於ける再生状況を、夫々表す説明図であり、図11は動画データの再生を説明するフローチャートである。
Aは、この発明の実施例を構成する動画データ記録システムであり、動画データを撮像して記録させるクライアント端末A1と、動画データを動画ID情報に対応させて記録すると共に、記録した動画データをWebページの参照によって参照希望端末へ送信して表示させる管理サーバA2と、管理サーバA2に対してWebページを参照希望して動画データ再生希望する参照希望端末A3とからなる。そして、管理サーバA2およびクライアント端末A1並びに参照希望端末A3は夫々インターネットNETによって通信可能に接続されており、夫々インターネット環境を利用可能なWWWブラウザ等を備えている。
この実施例で説明するシステムAは、クライアント端末A1が管理サーバA2に会員登録を行うことで管理サーバA2に動画データを登録し、会員となったクライアント端末A1が管理サーバA2に動画データを登録希望し、この動画データを管理サーバA2が記録しておくと共に該動画データを管理サーバA2が自動的に生成したWebページと関連付けて保存し、該Webページを参照希望端末A3が参照希望することで該端末A3に動画を表示させるシステムである。
先ずはじめに、クライアント端末A1の送信する動画データを管理サーバA2に記録するまでを説明し、次いで管理サーバA2に記録された動画データを管理サーバA2が閲覧させるまでを説明する。
クライアント端末A1は、コンピュータ端末からなる。即ち、クライアント端末A1は、図2に表すように、パソコンからなるネットワーク端末であり、パソコンに通常備えられているROMやRAMおよびCPUを含む演算処理装置を備えると共に外部インターフェースが設けられている所謂一般的なパソコンの構成であり、データを記録可能なハードディスク等の記録装置を備え、パソコン本体と接続して入出力を行うキーボードやマウス等の入力装置、プリンタ等の出力装置の各装置が外部インターフェースを介してパソコン本体と接続されている。尚、クライアント端末A1は、動画撮像可能なPDA等の携帯端末であってもよく、この場合でもコンピュータ端末同様に動作可能である。
また、クライアント端末A1は、動画を撮影するWebカメラA11を備える。WebカメラA11は、パソコン本体に接続され、演算処理装置の指示によって動画を撮影できる。このWebカメラA11は、動画をリアルタイムで撮像して送信させるためのものであり、WebカメラA11に代えて或はWebカメラA11に加えてビデオカメラ等の撮像装置を備え、撮像した動画データを取込むインターフェースを備えると共に該動画の再生装置A12が接続される。更にクライアント端末A1は、100BASE/TX等のネットワークカードからなるネットワークインターフェースを備えると共にネットワークルータ装置を備えてインターネットNETに接続可能なネットワーク通信装置を備えてなり、且つ、これら各ネットワーク用の装置によってインターネットNETと接続可能とさせる所謂ネットワークプログラムが用意され、WebカメラA11で撮像した動画データを、インターネットNETを経由して管理サーバA2へ送信可能である。尚、インターネットNETを経由して通信する手続は、ネットワーク通信装置を用いてhttpプロトコル等に則って一般的に行われている手法によるので、この実施例では詳説せずにネットワークインターフェースを経由して送信すると表現する。尚、以後単にクライアント端末A1と管理サーバA2との間で通信する場合には、ネットワークインターフェース、ネットワークルータ装置等のネットワーク通信装置を用いて所定のプロトコルに基づいた処理を演算処理手段が行ってインターネットNET経由でデータ通信できるものとする。
更にクライアント端末A1は、WebカメラA11で撮像された動画データ、或は、その他の撮像装置A12で撮像した動画データを再生装置が再生した動画データをインターネットNETを経由して管理サーバA2へ送信させる映像送出装置A13を備える。この映像送出装置A13は、実質的にクライアント端末A1のパソコン本体によって構成され、CPUやメモリー、ハードディスク等によって実現される。そして、クライアント端末A1にはCPUが処理を実行するためのオペレーションシステムや、クライアント端末A1がインターネットを経由して管理サーバA2と通信を行うためのWWWブラウザ、WebカメラA11等によって撮像した動画データを送信するための動画データ記録プログラム等のアプリケーションプログラムが格納されており、夫々CPUが処理を実行する際にROMやRAM或はハードディスク等から読出されて処理される。
クライアント端末A1の処理装置は、WebカメラA11或は再生装置A2から動画データを得て該データを映像送出装置A13から管理サーバA2送信させる。該処理は、後に説明する一連のプログラム中において行われる。この処理装置は、CPUをはじめとするメモリー等のパソコンに備えられている各装置を用いる装置であり、ハードディスク装置の記憶領域の一部を含めて処理装置を構成する場合もあり、また、処理装置が行う各処理は、ハードディスク装置やROM内に記憶されているプロクラムによって処理される。
このように構成するクライアント端末A1では、WebカメラA11で撮像した動画データをインターネットNETを介してリアルタイムで管理サーバA2へ送信可能である。
更に、クライアント端末A1の映像送出装置A13には、WebカメラA11等によって撮像した動画データを管理サーバA2に記録させるための要求を行う動画記録要求情報を送信可能な動画記録要求手段A14を備えると共に、動画記録要求情報を受領した管理サーバA2から送信される動画ID情報を受領する動画ID受領手段A15を備える。更に映像送出装置A13は、管理サーバA2との間で、インターネットNETを介して情報交換を行える動画登録手続手段A16を備える。
動画登録手続手段A16は、図4に表すように、クライアント端末A1で管理サーバA2に動画データの登録を可能とするための手続等を行うものである。
そして、この手続に先立つ会員となる手続を行うために、映像送出装置A13には図3に表すような会員手続手段A17を有する。会員手続手段A17は、映像送出装置A13とは別に備えても良いが、映像送出装置A13が備える機能を利用することで会員手続手段A17を構成できるので、映像送出装置A13に備える。
更に映像送出装置A13は、動画データ送信手段A18を備える。動画データ送信手段A18は、図5に表すように、動画ID受領手段A15が受領した動画ID情報に対応させて管理サーバA2に記録させたい動画データを送信し、送信終了時には動画送信終了信号を管理サーバA2に対して送信するものであり、動画データ送信手段A18が送信した動画データは管理サーバA2によって動画ID情報に対応されて記憶されることとなり、更には管理サーバA2が動画ID情報と対応してWebページを自動生成するので該Webページに対応付けられて記録されることとなる。動画データ送信手段A18は、クライアント端末A1の備えるネットワークインターフェースによってインターネットNETを経由して管理サーバA2へ動画データを送信する。
更に映像送出装置A13は、登録確認手段A19を有する。登録確認手段A19は、管理サーバA2に記録された動画データを、自動生成されたWebページを表示して動画データの登録を確認して承認する手段である。
上記のように、クライアント端末A1は、WebカメラA11、再生装置A12、映像送出装置A13、動画記録要求手段A14、動画ID受領手段A15、動画登録手続手段A16、会員手続手段A17、動画データ送信手段A18、登録確認手段A19の各手段を備えることで、WebカメラA11にて撮像した動画データを動画ID情報に対応させて管理サーバA2に記録させることを可能としている。
次いで、クライアント端末A1の各手段が動作するステップの詳細を説明する。
図3に表す会員手続手段A17が最も初めに行われる処理であり、クライアント端末A1の映像送出装置A13によって実現される。会員手続手段A17は、会員登録を行うために会員登録ページ要求ステップS1を実行する。会員登録ページ要求ステップS1では、管理サーバA2が管理している会員登録のためのWebページを取得するステップであり、クライアント端末A1に備えるインターネットNETを経由して通信するためのインターフェースやWWWブラウザ等を動作させてディスプレイに表示させる。
尚、クライアント端末A1の備えるディスプレイ等の詳細は、既に一般的に利用されているパソコンと同様の利用であり、またこれらへの表示等も一般的に使用されているオペレーションシステムであるWindows(登録商標)の仕様により行われるものであるので、特に詳説しない。
会員登録ページ要求ステップS1の実行は、通常のWebページ参照同様、管理サーバA2に設けた会員登録のWebページへアクセスすることで行うので、WWWブラウザによって制御されることとなるので、ディスプレイに表示されることとなる。
会員登録ページ要求ステップS1によってクライアント端末A1に表示された該Webページに基づいてクライアント端末A1の情報(即ち、クライアント端末A1によって登録するクライアント端末A1利用者の情報)を入力するのが、登録情報入力ステップS2である。登録情報入力ステップS2は、キーボードやマウスを用いてクライアント端末A1の情報、例えば利用者の氏名、住所、生年月日、年齢、性別等の情報を会員登録ページの要求に沿って入力するステップである。また、会員情報には、クライアント端末A1が登録しようとしている会員が、無料会員を希望しているか有料会員を希望していくかの会員種別の情報を含む。この有料会員、無料会員である会員種別の差異は、利用状況を制限したり、無料会員では後に説明する広告データを無料会員の記録した動画データに合成して合成動画データを提供し有料会員では有料会員の記録した動画データをそのまま提供する等であり、この会員種別を付けることで動画データを登録して提供しようとするクライアントを多数獲得できるようにしている。尚、この実施例では会員登録時に有料会員と無料会員とに種別を分け行うが、特に会員種別を設けずに会員登録を行うように構成してもよい。登録情報入力ステップS2における各情報の入力は、CGI等の適宜手法を用いて行われるようにし、利用者は表示されているWebページ上で所定の情報の入力が行えるようにする。
登録情報入力ステップS2に続けては、登録情報送信ステップS3が実行される。登録情報送信ステップS3は、登録情報入力ステップS2において入力した情報を管理サーバA2へ送信するステップであり、クライアント端末A1の備える演算処理装置、ネットワークインターフェース等により処理して送信可能である。
登録情報送信ステップS3によって送信された会員情報は、後に詳説するように管理サーバA2によって処理された後、会員としての会員ID情報、パスワード情報等の会員を特定可能な会員特定情報が送信されてくるので、登録情報送信ステップS3に続けては該会員特定情報を受領して表示可能な会員特定情報受領ステップS4が用意されている。この会員特定情報受領ステップS4は、クライアント端末A1に備えるWWWブラウザによって受領すると共にディスプレイに表示させるステップであり、詳細には会員特定情報が送信されてきたか否かを待ち受け、該情報を受領していない場合には該待ち受けを繰返し、該情報を受領した場合には次のステップを実行させる判断ステップと、判断ステップが該情報を受領したと判断した場合にディスプレイに表示させる表示ステップとからなる。
クライアント端末A1は、上述のように会員手続手段A17によって会員登録を行うことで、動画データを管理サーバA2に登録させることが出来る。そしてクライアント端末A1では、送信されてきた会員特定情報を記録しておき、以後、管理サーバA2から会員特定情報の要求があった場合に該情報を送信することが可能となる。この会員特定情報は、会員を特定可能な会員IDおよびパスワードからなり(あるいはこれらを含み)、会員IDはクライアント端末A1に記録させておき、必要に応じ自動的に送信可能にしておいても良い。パスワードはクライアント端末A1の利用者が正規の利用者であるか否かを判断するためにも、管理サーバA2から要求される都度、利用者によりキーボード等の入力手段から入力させる。
即ち、クライアント端末A1が動画データを管理サーバA2へ記録させるには、図4および図5に表すように動画登録手続手段A16によって会員であることをサーバA2に確認させ、確認した後に動画記録要求手段A14、動画ID受領手続A15、動画データ送信手段A18によってWebカメラA11によって撮像する動画データを管理サーバA2へ記録させる。
クライアント端末A1が動画データを管理サーバA2へ記録させるために、動画登録手続手段A16によって動画データ登録を行うための手続を行う。
動画登録手続手段A16は、録画ページアクセスステップS5と、認証ページ受領表示ステップS6と、会員特定情報送信ステップS7と、認証確認受領ステップS8と、動画登録ページ要求ステップS9と、動画登録ページ受領表示ステップS10とによって実行され、クライアント端末A1に備えるインターネットNETを経由して通信するためのインターフェースやWWWブラウザ等を動作させてディスプレイに表示させる等により実現する。
録画ページアクセスステップS5は、クライアント端末A1が動画データを管理サーバA2へ記録させたい場合に最初に行われるステップであり、管理サーバA2に用意された動画データ記録用のWebページへのアクセスを行い、管理サーバA2に録画ページを要求するステップである。
録画ページアクセスステップS5に続いては認証ページ受領表示ステップS6が実行される。認証ページ受領表示ステップS6は、録画ページアクセスステップS5が行った動画データ記録用のWebページ要求によって管理サーバA2から送信されるWebページ情報を表示するステップであり、送信されたWebページの情報をクライアント端末A1のインターフェースから取得し、演算処理装置がWWWブラウザによって一般的に行われるWebページの表示を行う。この時管理サーバA2から送信されてくるWebページには、会員手続手段A17によって会員登録を行った際に得たクライアント端末A1を特定するための会員ID情報やパスワード情報等の会員特定情報を入力可能なWebページが表示される。
認証ページ受領表示ステップS6に続いて会員特定情報送信ステップS7が実行される。会員特定情報送信ステップS7は、クライアント端末A1利用者が認証ページ受領表示ステップS6で表示した情報に基づいてキーボードやマウス等の入力手段を用いて所定箇所に入力した会員特定情報を管理サーバA2へ送信するステップである。会員特定情報送信ステップS7で行われる入力は、CGI等の適宜手法を用いて行われるので、利用者は表示されているWebページ上で所定の情報を入力して行えるようにする。
入力された会員特定情報はWWWブラウザ等の処理により、演算処理装置がネットワークインターフェースを経由して管理サーバA2へ送信されることとなる。尚、送信された会員特定情報によって会員の認証が出来ない場合には、サーバA2からは認証が出来なかった旨の情報が受領されてくるので、クライアント端末A1では会員手続手段A17で処理される登録情報入力ステップS2が再び実行され、動画登録手続手段A16の処理は中断される。
会員特定情報送信ステップS7によって送信された会員特定情報は管理サーバA2によって照合され、会員であった場合に送信される会員ページデータが送信されてくる。
クライアント端末A1は、この情報を待って該会員ページデータを表示するため、認証確認受領ステップS8を実行する。認証確認受領ステップS8では、送信されてくる会員ページデータを受領すると共に該ページをディスプレイに表示させるステップである。
この認証確認受領ステップS8によって該会員ページがディスプレイに表示され、いよいよ動画データの登録が行える状態となる。認証確認受領ステップS8が終了することで動画登録手続手段A16による動画登録手続は終了する。
動画登録手続手段A16に続いて動画記録要求手段A14が実行されることとなる。動画記録要求手段A14は、動画登録ページ要求ステップS9および動画登録ページ受領表示ステップS10並びに動画ID要求ステップS11からなる各ステップの処理によって実現される。
動画登録ページ要求ステップS9は、認証確認受領ステップS8に続いて実行され、動画データの登録の許可を要求するためのステップである。動画登録ページ要求ステップS9では、利用者が入力装置であるマウスによって、認証確認受領ステップS8で表示されている所定箇所をクリックすることにより、該クリックされることを待ち受けると共にクリックされた際にはそれを認識して登録要求の情報である動画記録要求情報を管理サーバA2へ送信させるステップである。この動画登録ページ要求ステップS9によって動画記録要求情報がネットワークインターフェースを経由して管理サーバA2へ送信される。
次いで動画登録ページ受領表示ステップS10が実行される。動画登録ページ受領表示ステップS10では、管理サーバA2が動画登録ページ要求ステップS9による登録要求を受付けることでクライアント端末A1へ送信するWebページ、即ち動画データの登録を行わせるための動画登録ページを受領すると共に表示するステップである。この動画登録ページ受領表示ステップS10によって表示されるディスプレイ画面の例を図6に表す。図6に表すのは、動画登録ページ要求ステップS9によって要求した動画登録ページを受領して動画登録ページ受領表示ステップS10が表示させた状態を表すWebページP1である。WebページP1は、ディスプレイ上に、タイトルを表示するタイトル領域P11と、動画登録に関するコメントやリンク等を表示するコメント表示領域P12と、管理サーバA2へ登録させたい(WebカメラA11で撮像した)動画を表示する動画表示領域P13とから構成する。動画表示領域P13は、図7に拡大説明するように、実際の動画が表示される動画領域P13aの下方に操作領域P13bが表示され、操作領域P13bには、動画の記録を開始させる録画ボタンP13c、動画の再生を行わせる再生ボタンP13d、動画の録画或は再生を停止させる停止ボタンP13e、録画或は再生されている動画のタイムラインを表示するタイムライン表示P13f、および、動画再生時間を表示する時間表示P13gを夫々設ける。そして操作領域P13bに表示させる動画の記録を開始させる録画ボタンP13c、動画の再生を行わせる再生ボタンP13d、動画の録画或は再生を停止させる停止ボタンP13eの各操作ボタンは、マウスによるクリックやキーボードによる選択・実行ボタンの押下により各操作を実行可能に構成され、タイムライン表示P13fは、録画或は再生の経過時間と共に図中左から右方向へ自動的に移動して表示されると共に、動画再生中にはドラッグすることでカーソル位置を自由に移動可能であり移動箇所に相当する動画の再生が行われるように構成する。更に、動画登録ページ受領表示ステップS10以降では、動画データの録画が行われるため、再生ボタンP13dは利用できない状態にすると共に表示色を変える等して利用できない表示としておく。これらの各操作を行うための手法は、一般的なアプリケーションの実装方法となんら変わりが無いので、この実施例では詳説しない。
動画登録ページ受領表示ステップS10に続いては、動画ID要求ステップS11が実行される。動画ID要求ステップS11は、クライアント端末A1から管理サーバA2へ動画データ送信を行うに当り、会員手続手段A17による会員登録時にクライアント端末A1が有料会員であるか無料会員であるかを判別させるために会員特定情報を再び送信すると共に、クライアント端末A1から動画データを時間軸に於ける差分圧縮等を施した動画データとしてリアルタイムで送信可能とする動画データ送信用のプログラムを送信するよう要求するステップである。動画ID要求ステップS11では会員特定情報を再び管理サーバA2へ送信するが、その際送信する会員特定情報は、先に動画登録手続手段A16の会員特定情報送信ステップS7において送信した際に入力した情報をクライアント端末A1のRAMに一時的に記憶させておき再びRAMから読出して送信する。この時送信する会員特定情報は、管理サーバA2がクライアント端末A1の会員種別を判断するための情報として送信するのであって、会員特定情報の全てではなく接続中のクライアント端末A1を管理サーバA2が特定できる情報を送信することで、管理サーバA2側で会員についての情報を管理サーバA2自身が記録している情報と照合させるようにしてもよい。また、動画ID要求ステップS11では、クライアント端末A1から動画データをリアルタイムで送信可能等する動画データ送信用のプログラムを要求するが、該プログラムを予めクライアント端末A1のハードディスク等に格納しておき、動画データを送信するときに該プログラムを起動して動画データを送信するようにしても良く、必ずしも動画ID要求ステップS11で動画データ送信プログラムを要求しなくとも良い。
このように動画記録要求手段A14では、管理サーバA2に対して動画データの記録要求を行う動画記録要求情報を送信する。この動画データ記録要求に対して管理サーバA2は動画データを対応付けて記録するための動画IDを自動生成してクライアント端末A1へ送信する。従って、動画記録要求手段A14が送信する動画記録要求情報には、少なくとも動画データの記録を希望情報が含まれており、更にクライアント端末A1が有料会員であるか否かを判別可能な会員情報が含まれている。
クライアント端末A1では、動画ID要求ステップS11に続いては動画ID受領手段A15を実行する動画ID受領ステップS12によって、管理サーバA2へ要求した動画ID情報を待ち受ける。
即ち、動画ID受領ステップS12では、管理サーバA2から送信される動画ID情報が送信されてくるのを待ち受けるため動画ID情報を受領するまでは受領の有無を判断するステップを繰返し、ネットワークインターフェースを経由して動画ID受領手段A15に情報が入力されると該入力を受けて、入力されて動画ID情報をRAM等に一時的に或はハードディスク等に長期的に保存する動画ID情報を保存するステップからなる。
また、動画ID受領ステップS12では、後に管理サーバA2へ送信するWebカメラA11によって撮像した動画データをインターネットを経由して良好に送信できるように加工するために動画ID要求ステップS11で要求したプログラムを受領し、RAM或はハードディスク等の記憶手段に記憶させておくと共に該プログラムを実行可能とさせるステップでもある。この受領したプログラムは後のステップS17乃至ステップS19の各ステップを実行する。尚、該プログラムは、予めクライアント端末A1へ用意されていても良い。そして、動画ID情報を受領すると続けて動画データ送信手段A18が実行されることとなる。
動画データ送信手段A18は、ステップS13乃至ステップS24からなり、動画ID情報を受領することでWebカメラA11に撮像させ、WebカメラA11が撮像した画像データを管理サーバA2へ送信すると共に画像データ送信の終了を告げる動画送信終了信号を送信するまでを行う。
動画ID受領ステップS12が動画ID情報を受領したことで続けて実行されるステップは映像信号要求ステップS13である。
映像信号要求ステップS13は、外部インターフェースによって該ステップS13を実行している演算処理手段と接続されたWebカメラA11に対し、映像信号出力の開始をさせるステップである。従って映像信号要求ステップS13では、WebカメラA11に映像信号を出力させるためにオペレーションシステムOS上に用意されたWebカメラA11操作や映像信号受領等の各作業をさせる。
クライアント端末A1では、映像信号要求ステップS13によってWebカメラA11へ映像信号の出力をさせるので、WebカメラA11が作動して映像を撮像することとなる。そして撮像した映像はクライアント端末A1のパソコン本体に外部インターフェースを経由して取込まれ、映像処理が行われる。
映像信号要求ステップS13に続けてはカメラ映像表示ステップS14が実行される。このカメラ映像表示ステップS14は、動画データ送信手段A18が終了するまで続け垂れ、WebカメラA11から映像信号を入力するたびに該信号による映像をパソコン本体が標準的に備えているグラフィックスチップ等によってディスプレイへ表示させる。
カメラ映像表示ステップS14が実行されると、続けて録画ボタン押下待受けステップS15が実行される。録画ボタン押下待受けステップS15は、予め定められた箇所、即ち、図7に表す録画ボタンP13cをクリックする等して録画指示されたか否かを判断し、指示されるまで繰返し実行することで待受ける。そして録画ボタンP13cがクリックされる等して指示された場合には続けて録画開始信号通知ステップS16が実行される。
録画開始信号通知ステップS16は、動画データの情報を送信する旨を通知する録画開始信号を送信すると共に動画ID受領ステップS12によって受領した動画ID情報を管理サーバA2へ送信するステップである。尚、ここで送信する動画ID情報は、動画ID情報そのものでも良く、また、管理サーバA2が動画ID要求ステップS11の要求により送信した動画ID情報を特定できる情報でも良く、クライアント端末A1がこれから送信する動画データと動画ID受領ステップS12で受領した(即ち、管理サーバA2がクライアント端末A1へ送信した)動画ID情報とを管理サーバA2が関連付けられるデータであれば良い。この録画開始信号通知ステップS16によって録画開始信号を管理サーバA2が受領して送信されてくる動画データを動画ID情報に関連付けて録画開始出来る。
録画開始信号通知ステップS16に続けてバッファリングステップS17が実行される。バッファリングステップS17は、WebカメラA11から映像信号を受領して該映像信号をRAM或はハードディスク等の記憶領域に一時的に記憶させるステップである。
バッファリングステップS17に続いて、データ圧縮ステップS18が実行される。データ圧縮ステップS18は、バッファリングステップS17で一時的に記憶した映像信号を圧縮するステップであり、この実施例では時間軸差分圧縮によってインターネットNETを経由して管理サーバA2へ良好に送信できるデータ量としている。
データ圧縮ステップS18に続いて動画データ送信ステップS19が実行される。動画データ送信ステップS19は、データ圧縮ステップS18において圧縮した動画データをネットワーク通信装置によりインターネットNETを経由して管理サーバA2へ送信させるステップであり、クライアント端末A1に備えるネットワークインターフェースを経由して送信させる。このとき送信する動画データに先立って動画データの送信を開始する送信開始情報を送信するようにしても良い。
この実施例においては、バッファリングステップS17乃至動画データ送信ステップS19によってWebカメラA11が撮像した映像信号を、データ圧縮ステップS18によって時間軸差分圧縮等を行い動画を構成するフレームデータとして管理サーバA2へ送信するよう構成するが、インターネットNETの転送レートが改善され大容量の情報を送信可能であったり動画を構成するフレームデータが小さい等の場合には圧縮せずに送信しても良い。
動画データ送信ステップS19に続いては終了判断ステップS20が実行される
終了判断ステップS20は、動画データの送信を終了する終了ボタンが押下されたか否かを判断するステップであり、図7に表すディスプレイ上の停止ボタンP13eがマウスによるクリック或はキーボードによる所定の選択・実行キーの押下によって録画終了の指示がなされたか否かを判断し、終了指示されなかった場合には続けて録画時間終了判断ステップS21が実行され、終了指示がなされた場合は、続けて動画終了指示ステップS22が実行される。
終了判断ステップS20に続けて実行される録画時間終了判断ステップS21は、予め動画データ記録システムで定められている動画データの上限時間を判断するステップであり、動画データ送信手段A18が備える動画データ送信ステップS19で既に送信した動画データのトータル時間を積算する積算手段によって積算された送信済動画データの総時間が所定の上限時間を超えたか否かを判断し、未だ上限時間に到達していない場合には再びバッファリングステップS17を実行させ、上限時間に到達した或は上限時間を超えてしまっている場合には続けて動画終了指示ステップS22を実行させる。尚、録画時間終了判断ステップS21は、管理サーバA2に何時間にも亙るような大きな動画データが送信されて来ることを防止するための判断ステップであり、必ずしも設けることはなく、録画時間終了判断ステップS21を設けない場合には、動画データ送信ステップS19で送信した動画データのトータル時間を積算する積算手段を動画データ送信手段A18に設けずとも良い。また、動画データ送信手段A18に設ける積算手段は、動画データ送信ステップS19が送信したフレームデータ数をカウントすることで時間を換算可能であり、単にプラスカウントするカウンタによって構成する。
上記のようにバッファリングステップS17乃至動画データ送信ステップS19によって動画データを管理サーバA2へ送信すると、やがて送信を終了するためにクライアント端末A1のディスプレイ表示上の停止ボタンP13eがマウス或はキーボードによって押下され利用者による動画データの記録終了希望があるか、録画時間終了判断ステップS21によって既に動画データの録画時間が予め定める時間を経過した場合には、動画終了指示ステップS22が実行されることとなる。
動画終了指示ステップS22は、管理サーバA2に対し動画データの記録を終了させる動画送信終了信号を送信するステップであり、ネットワークインターフェースからインターネットNETを経由して管理サーバA2へ動画送信終了信号を送信させる。この動画終了指示ステップS22の指示により、クライアント端末A1の演算処理手段は、ネットワークインターフェースから動画送信終了信号を送信する。管理サーバA2では、この動画送信終了信号を受領することでクライアント端末A1から受領した動画データを動画ID情報に対応付けて記録する作業を終了する。
動画終了指示ステップS22に続けて登録内容編集カテゴリ選択ステップS23が実行される。登録内容編集カテゴリ選択ステップS23は、この後管理サーバA2によって自動的に生成される登録された動画データを再生可能なWebページに関する情報を編集し、且つ、該動画データに関連付けさせるカテゴリを決定する入力ステップであり、所定の書式に従って複数のカテゴリ、例えば、『グルメ』、『コスメ』、『パソコン』等の複数のカテゴリをディスプレイに表示させると共に該カテゴリをマウスによるクリック或はキーボードによる選択・決定のキー入力により選択可能とする。登録内容編集カテゴリ選択ステップS23で入力された情報は、RAMに一時的に記録される。
登録内容編集カテゴリ選択ステップS23に続けて、登録内容送信ステップS24が実行される。登録内容送信ステップS24は、登録内容編集カテゴリ選択ステップS23によって入力されたデータを管理サーバA2へ送信するステップであり、演算処理手段、ネットワーク通信装置等に送信させる。登録内容送信ステップS24で送信させる情報は、登録内容編集カテゴリ選択ステップS23で入力された情報に加え、動画ID受領ステップS12で受領しRAM或はハードディスク等に記録された動画ID情報も合わせて送信し、管理サーバA2が該動画データに対応して生成するWebページに該動画ID情報を対応させて記録するので、管理サーバA2が自動生成したWebページを閲覧端末が閲覧した際には、該Webページに対応付けられた動画ID情報から動画データを特定して管理サーバA2が閲覧端末へWebページに対応した動画データを送信可能となる。尚、管理サーバA2が先に記録した動画データと対応付けられた動画ID情報を自身の記録から読取って、自動的に生成したWebページと動画ID情報とを対応付けるように構成した場合には、登録内容送信ステップS24で動画ID情報を送信しなくとも良い。
クライアント端末A1では、登録内容送信ステップS24が終了することで、登録させる動画データおよびこれに関連させるデータの管理サーバA2への送信が終了する。
管理サーバA2では、これらの情報に基づいてクライアント端末A1から受信した動画データを登録すると共に、該動画データを閲覧させるための動画Webページを自動的に作成する。そして、自動的に作成した動画Webページに関する情報が管理サーバA2からクライアント端末A1へ送信されて来るので、クライアント端末A1ではこの情報の受領を待受けることとなる。
即ち、クライアント端末A1では登録確認手段A19が送信されてくる動画Webページに関するデータを待受け、最終的に登録される動画についての承認を管理サーバA2へ送信する。
詳細には、登録内容送信ステップS24に続けて動画Webページ受領ステップS25が実行される。動画Webページ受領ステップS25は、判断ステップステップからなり、管理サーバA2から送信される動画Webページデータが送信されてきたか否かを判断するステップであり、動画Webページデータの入力が無ければ再び動画Webページ受領ステップS25を繰返し、動画Webページデータの入力があると続けて動画Webページ表示ステップS26が実行される。
動画Webページ表示ステップS26は、動画Webページ受領ステップS25が動画Webページデータを受領したことで実行され、受領した動画Webページデータに基づいて動画Webページをディスプレイに表示させる。動画Webページ表示ステップS26に続けては登録認証ステップS27が実行される。
登録認証ステップS27では、Webページ表示ステップS26で表示されたWebページの表示内容をクライアント端末A1利用者が確認した結果、マウスによる所定箇所のクリックやキーボードからの所定入力により認証する場合と認証しない場合の入力が行われるのを待受け、何れかの入力があった場合には続けて認証判断送信ステップS28が実行され、入力が無い場合には、入力が有るまで繰返し登録認証ステップS27を繰返す。登録認証ステップS27では、入力された認証或は非認証の情報をバッファーに一時的に記憶しておく。
そして、登録認証ステップS27で認証或は非認証の何れかの入力があると、認証判断ステップS28が実行される。認証判断ステップS28では、登録認証ステップS27で入力された情報、即ちRAMに記憶された内容が認証であった場合には、管理サーバA2に対して登録認証情報を送信させる認証データ送信ステップS29が実行され、非認証であった場合には、動画記録要求手段A14である動画登録ページ要求ステップS9以下を再び繰返させる。
認証判断ステップS28で認証と判断された場合に実行される認証データ送信ステップS29は、認証した旨の情報を管理サーバA2へ送信させるステップであり、登録認証情報を管理サーバA2へネットワークインターフェース等を作動させて管理サーバA2へ送信する。
この認証データ送信ステップS29が実行されると、クライアント端末A1による動画データの登録が終了する。
次いで、クライアント端末A1から送信される動画データを動画ID情報および動画Webページに対応させて記録すると共に、参照希望端末から記録されている動画データを参照希望された場合に該データを参照させる管理サーバA2を説明する。
管理サーバA2は、図1、図2乃至図5、並びに、図8に表すように、動画管理サーバA21とWebページ管理サーバA22とからなり、動画管理サーバA21およびWebページ管理サーバA22はそれぞれ外部インターフェース(図示せず)を介しLANによって情報交換可能に接続され、一方の演算処理装置によって指示された検索等の指令に対し他方の演算処理装置が動作可能であり、該指令に基づいて検索等の作業を行え、その結果を一方の演算処理装置へ出力可能に構成されている。この2つのサーバA21およびA22の接続は、LANによって接続されるが、専用のプロトコル等を介さずに直接的に接続されても良く、また、インターネットNETによって情報交換可能に接続されていても良い。また、管理サーバA2は、100BASE/TX等のネットワークカードからなるネットワークインターフェースを備えると共にネットワークルータ装置を備えてインターネットNETに接続可能なネットワーク通信装置を備えてなり、且つ、これら各ネットワーク用の装置によってインターネットNETと接続可能とさせる所謂ネットワークプログラムが用意され、インターネットNETを経由して通信可能に構成される。そして管理サーバA2では、この通信を行うに際してはネットワーク通信装置を用い、予め定められた通信方法であるhttpプロトコル等に則って一般的に行われている手法によってネットワークインターフェースを経由して通信可能である。そして、管理サーバA2に設けたネットワーク通信装置は、動画管理サーバA21およびWebページ管理サーバA22がクライアント端末A1等の他の端末と通信する際に機能する。
動画管理サーバA21は、先に説明したクライアント端末A1から受領する圧縮された動画データを解凍してエンコードするエンコード装置A21aと、エンコードされた動画データを記録しておくハードディスク等の記録手段を有する動画記録装置A21bと、CPU、RAM等からなりこれら装置を制御する演算処理装置A21cと、動画管理サーバA21を操作するためのマウスやキーボードからなる入出力装置とを備え、ネットワーク通信装置と接続されてインターネットNETを経由してクライアント端末A1と通信可能に構成される。また、動画管理サーバA21は、制御装置を用いてエンコード装置A21aおよび動画記録装置A21bを制御するためのプログラムが予めハードディスクに記憶されており演算処理装置によって実行可能に構成される。更に動画管理サーバA21では、ディスプレイやプリンタ等の出力装置を備えており、演算処理装置A21cの制御により、表示やプリントアウトが可能に構成される。更にまた、動画管理サーバA21は、予め広告動画データを記録しておくための広告記録装置A21dと、広告記録装置A21dに記録されている動画の選択等を行い該動画をWebページ管理サーバA22へ出力させる等の制御を行う広告管理装置A21eとを備える。更にまた、動画管理サーバA21は、動画記録を希望するクライアント端末A1が送信する動画記録要求情報を受領する記録要求受領装置A21fと、該記録要求受領装置A21fが動画記録要求情報を受領すると動画ID情報を生成する動画ID生成装置A21gと、動画ID生成装置A21gが生成した動画ID情報を動画記録要求情報を送信してきたクライアント端末A1へ送信する動画ID送信装置A21hとを備える。
そして動画管理サーバA21では、図4に表すように、会員登録しているクライアント端末A1から動画データの登録を希望する動画記録要求情報を受領する。該動画記録要求情報の受領は記録要求受領装置A21fによって行われ、記録要求受領装置A21fでは該情報を受領すると、該情報に含まれるクライアント端末A1の会員情報に基づいて会員種別を判断すると共にクライアント端末A1に対して記録希望する動画データを特定するための動画ID情報を自動生成して送信する。そして更には、クライアント端末A1において動画データを時間軸に於ける差分圧縮等を施した動画データとしてリアルタイムで送信可能とする動画データ送信用のプログラムをクライアント端末A1へ送信する。尚、クライアント端末A1に該プログラムが予め用意されている場合には、動画データ送信プログラムを送信しない。
更に動画管理サーバA21では、図5に表すように、クライアント端末A1から送信されてくる動画データを受領して記録し、動画送信終了信号を受領することで該動画データの受領および記録を終了する。
Webページ管理サーバA22は、Webサーバの機能を備え閲覧希望端末からの参照希望により、閲覧希望端末との間でインターネットNETを介して通信し希望されたWebページを閲覧希望端末に閲覧させることが出来る。また、Webページ管理サーバA22は、動画管理サーバA21が記録した動画データに対応させて自動的にWebページを生成するWebページ生成装置A22aと、Webページ生成装置A22aが生成したWebページのデータを記録しておくWebページ記録装置A22bと、CPU、RAM等からなりこれら装置を制御する演算処理装置A22cと、Webページ生成装置A22を操作するためのマウスやキーボードからなる入出力装置とを備え、ネットワーク通信装置と接続されてインターネットNETを経由してクライアント端末A1と通信可能に構成される。また、Webページ管理サーバA22は、演算処理装置A22cを用いてWebページ生成装置A22aおよびWebページ記録装置A22bを制御するためのプログラムが予めハードディスクに記憶されており算処理装置A22cによって実行可能に構成される。更にWebページ管理サーバA22では、ディスプレイやプリンタ等の出力装置を備えており、演算処理装置A22cの制御により、表示やプリントアウトが可能に構成される。更にWebページ管理サーバA22は、Webページ表示装置A22dおよび動画データ合成装置A22eを備える。
動画データ合成装置A22eは、演算処理装置A22cの制御により参照希望端末A3から受領する参照希望情報に基づいて参照させる動画データに広告記録装置A21dに記録されている広告動画データを合成して合成動画データを生成する。Webページ表示装置A22dは、演算処理装置A22cの制御によりWebページ記録装置A22bに記録されているWebページのデータを参照希望端末A3から受領する参照希望情報に基づいて参照希望されたWebページと対応付けられた動画データあるいは該動画データと広告記録装置A21dに記録されている広告データとを合成した合成動画データを送出して参照させる。また、Webページ管理サーバA22は、会員となるクライアント端末A1の管理を行う会員登録管理装置A22fを備え、クライアント端末A1の会員登録を受け付けると共に、登録された会員の情報を記録管理する。会員登録管理装置A22fにはクライアント端末A1から受領する会員情報に対して判断等の各ステップにおける処理を行う処理手段を備えると共に会員情報を記録する記録手段を備える。尚、会員登録管理装置A22fが備える処理手段は実質的に演算処理装置A22cであり、記録手段も実質的にWebページ記録装置A22bであるが、演算処理装置A22cおよびWebページ記録装置A22bとは別個に設けても良い。更にWebページ管理サーバA22は、参照希望端末A3から受領する参照希望情報に基づいて参照希望されたWebページと対応付けられた動画データを演算処理装置A22cの制御により特定可能な動画データ特定装置A22gを備える。
そしてWebページ管理サーバA22では、クライアント端末A1から送信された動画データと関連づけるWebページを自動生成し、該自動生成したWebページの情報であるWebページデータをクライアント端末A1へ送信して通知する。
以下に管理サーバA2の各手段が動作するステップの詳細を説明する。
管理サーバA2では、図3に表すように、クライアント端末A1が会員登録ページ要求ステップS1によって会員登録の要求がなされ会員登録のWebページ要求を会員登録管理装置A22fが受領すると該Webページをクライアント端末A1に送信させる会員登録ページ送出ステップS30が実行され、該要求に対して会員登録のWebページを送信する。該送信は、管理サーバA2が備えるネットワーク通信装置を作動して行われる。
会員登録ページ送出ステップS30が送信した情報に基づき、クライアント端末A1で行われる登録情報入力ステップS2および登録情報送信ステップS3によって送信された会員情報を会員登録管理装置A22fがネットワーク通信装置を介して受領すると、会員判断ステップS31によってクライアント端末A1の会員種別の判断がなされる。会員判断ステップS31は、会員情報を判断するステップであり、クライアント端末A1が有料会員を望んでいる会員情報であった場合には続けて有料会員ID発行ステップS32が実行され、クライアント端末A1が無料会員を望んでいる会員情報であった場合には、続けて無料会員ID発行ステップS33が実行される。
有料会員ID発行ステップS32は、有料会員としてクライアント端末A1を識別可能な該クライアント端末A1特有の会員IDを自動生成するステップである。有料会員ID発行ステップS32では、会員特有の会員IDを自動生成すると共に会員を識別するためのクライアント端末A1特有のパスワードも自動生成する。従ってクライアント端末A1は、会員IDおよびパスワードの両方によって識別することができ、会員であるクライアント端末A1から情報を送信する際に会員を認証する際には、クライアント端末A1から会員IDおよびパスワードを送信させて認証することができる。
無料会員ID発行ステップS33は、無料会員としてクライアント端末A1を識別可能な該クライアント端末A1特有の会員IDを自動生成するステップである。無料会員ID発行ステップS33では、有料会員ID発行ステップS32同様にクライアント端末A1特有のパスワードも自動生成する。従ってクライアント端末A1は、会員IDおよびパスワードの両方によって識別することができ、会員であるクライアント端末A1から情報を送信する際に会員を認証する際には、クライアント端末A1から会員IDおよびパスワードを送信させて認証することができる。
有料会員ID発行ステップS32あるいは無料会員ID発行ステップS33に続けては会員情報保管ステップS34が実行される。
会員情報保管ステップS34は、有料会員ID発行ステップS32あるいは無料会員ID発行ステップS33で生成された会員IDにパスワードを関連付けて記録するステップである。
尚、有料会員ID発行ステップS32あるいは無料会員ID発行ステップS33において生成されるパスワードに関しては、この実施例では有料会員ID発行ステップS32あるいは無料会員ID発行ステップS33が自動生成したが、クライアント端末A1に登録情報入力ステップS2で任意のパスワードを入力させ登録情報送信ステップS3が送信するように構成し、該パスワードを会員登録管理装置A22fが受領し会員情報保管ステップS34が自動生成した会員IDと対応付けて保管するように構成しても良い。
会員情報保管ステップS34に続けては会員ID送信ステップS35が実行される。会員ID送信ステップS35は、会員情報保管ステップS34に記録した会員IDおよびパスワードをクライアント端末A1へ送信するステップである。クライアント端末A1ではこの送信される情報を会員特定情報受領ステップS4が受領し表示することとなる。
会員登録管理装置A22fでは会員登録希望のクライアント端末A1を有料会員あるいは無料会員として登録する。尚、登録会員は有料会員と無料会員とを区別せずに登録しても良く、この場合には会員判断ステップS31および無料会員ID発行ステップS33を設けず、有料会員ID発行ステップS32を会員ID発行ステップS32として設ければ足りる。
このように登録された会員であるクライアント端末A1が管理サーバA2に動画データを記録する場合には、管理サーバA2では動画管理サーバA21およびWebページ管理サーバA22が各ステップをそれぞれに設ける演算処理装置A21cおよび演算処理装置A22cで実行することにより動画データの記録等を行う。
即ち、図4に表すように、クライアント端末A1の動画登録手続き手段A16が管理サーバA2に用意された動画データ記録用のWebページへのアクセスを行い録画ページを要求すると、Webページ管理サーバA22では自身に予め記録されている録画ページの情報をクライアント端末A1へ送信するために録画ページ送信ステップS36が実行される。録画ページ送信ステップS36は、クライアント端末A1で実行された録画ページアクセスステップS5の要求を受領し、該要求に基づいてWebページ記録装置A22bに予め記録されている録画ページの情報をネットワーク通信装置によってクライアント端末A1へ送信するステップである。
録画ページ送信ステップS36が録画ページの情報を送信したことでクライアント端末A1の動画登録手続き手段A16で会員特定情報送信ステップS7が実行されることとなる。そして会員特定情報送信ステップS7が送信した会員特定情報は、登録会員判断ステップS37によって判断されることとなる。このとき会員特定情報送信ステップS7で送信される会員特定情報は、先に会員登録管理装置A22fがクライアント端末A1へ送信した会員IDおよびパスワード等である。
登録会員判断ステップS37は、送信されてきた会員特定情報の会員IDとパスワードとの照合および会員種別の特定を、会員登録管理装置A22fへ記録されている会員IDおよびパスワードとの照合によって行うと共に会員IDに関連づけて記録されている会員種別を照会して会員を特定するステップである。登録会員判断ステップS37では、会員IDとパスワードとの照合の結果、登録会員であり且つ正規の利用者であることが確認されると続けて会員ページデータ送信ステップS38が実行され、会員IDおよびパスワードのいずれか一方が違っている等して会員登録されたクライアント端末A1でないかあるいは正規の利用者でないかした場合には、会員登録ページ送出ステップS30以下を再び実行させる。
送信されてきた会員特定情報によって会員であり正規の利用者であることが確認されて実行される会員ページデータ送信ステップS38は、会員ページデータを送信するステップである。このステップで送信される会員ページデータは、会員IDや会員種別、会員の氏名や住所等の会員固有情報を表示させるWebページのデータであり、予めWebページ記録装置A22bに記録されている会員ページの表示形式の所定箇所に会員特有の情報を当て嵌めてWebページを構成し、該Webページをクライアント端末A1に表示させる。クライアント端末A1では、該Webページを表示することで自身の確認を行い次の動画登録の手続きへと進むこととなる。
そして、クライアント端末A1が動画記録要求手段A14によって動画データの記録を要求すると、クライアント端末A1からは動画登録ページ要求ステップS9によって動画データの登録許可の要求がなされると、該要求の情報をWebページ管理サーバA22では受領する。この時Webページ管理サーバA22では登録ページ送信ステップS39が実行される。
登録ページ送信ステップS39は、Webページ記録装置A22bに予め記録されている動画データを登録する際の動画登録ページのデータを送信するステップであり、該ステップS39によって送信された情報に基づいてクライアント端末A1のディスプレイ装置で表示した状態がWebページP1である。
クライアント端末A1が動画登録手続き手段A16を終了し動画記録要求手段A14によって動画記録の要求を行うと、管理サーバA2では、動画管理サーバA21が該要求に対応する。動画管理サーバA21では、クライアント端末A1で実行される動画ID要求ステップS11によって、会員特定情報を再び送信すると共にクライアント端末A1から動画データを時間軸に於ける差分圧縮等を施した動画データとしてリアルタイムで送信可能とする動画データ送信用のプログラムを送信するよう要求する動画記録要求情報を受領する。該情報の受領は動画管理サーバA21では記録要求受領装置A21fで行われ、該情報に含まれるクライアント端末A1の会員情報に基づいて会員種別を判断すると共にクライアント端末A1に対して記録希望する動画データを特定するための動画ID情報を自動生成して送信する。
即ち、記録要求受領装置A21によってステップS40乃至S43が実行されることとなる。ステップS40は会員種別判断ステップであり、会員種別判断ステップS40ではクライアント端末A1から受領された会員IDによって会員登録装置A22fに記録されている会員情報を検索し、該会員IDに関連付けて記録されている会員種別が有料会員であった場合には、続けて有料会員動画ID生成ステップS41が実行され、会員種別が無料会員であった場合には、続けて無料会員動画ID発行ステップS42が実行される。
会員情報が有料会員であった場合に実行される有料会員動画ID発行ステップS41は、これから記録する動画データを特定可能であると共に動画データが有料会員の動画であることを識別可能とする動画ID情報(有料動画ID情報)を生成する。この時生成する動画ID情報は、例えば先頭が有料会員の動画IDであることを表すアルファベットの「C」であり以下数字からなる全10桁のIDとし、IDは有料会員動画ID発行ステップS41で発行するたびに1ずつ加算した新たなIDが生成されるようにする等して、有料会員動画ID発行ステップS41で生成される動画ID情報は常に異なるものが生成されるようにする。尚、無料会員の動画IDであることを表す場合には、動画IDの先頭を「F」とした全10桁によって表す。
会員情報が無料会員であった場合に実行される無料会員動画ID発行ステップS42は、これから記録する動画データを特定可能であると共に動画データが無料会員の動画であることを識別可能とする動画ID情報(無料動画ID情報)を生成する。この時生成する動画ID情報は、例えば先頭が無料会員の動画IDであることを表すアルファベットの「F」であり以下数字からなる全10桁のIDとし、IDは無料会員動画ID発行ステップS42で発行するたびに1ずつ加算した新たなIDが生成されるようにする等して、無料会員動画ID発行ステップS42で生成される動画ID情報は常に異なるものが生成されるようにする。
上述の有料会員動画ID発行ステップS41および無料会員動画ID発行ステップS42が動画ID生成ステップが構成すると共に、これらステップを実現している演算処理装置装置A21cが動画ID生成装置A21gを構成している。
尚、特にことわらない限り、動画管理サーバA21において実行される各ステップは演算処理装置装置A21cによって実行され、夫々を実行する演算処理装置装置A21c等は演算処理装置装置A21cが構成している。
有料会員動画ID発行ステップS41あるいは無料会員動画ID発行ステップS42に続けては動画ID送信ステップS43が実行される。
動画ID送信ステップS43は、動画ID生成装置A21gで自動生成された動画ID情報をクライアント端末A1へ送信するステップであり、管理サーバA2が備えるネットワーク通信装置によって送信する。この時送信する情報は、動画ID情報に加え、動画ID要求ステップS11が送信要求した動画データ送信用プログラムも送信する。該プログラムは、動画管理サーバA21に予め記録されており、クライアント端末A1からの要求によってネットワーク通信装置によって送信する。勿論、動画データを時間軸に於ける差分圧縮等を施した動画データとしてリアルタイムで送信可能とする動画データ送信用のプログラムを予め各会員に配布し、クライアント端末A1に既に用意されている場合には、該プログラムの送信は行わない。
尚、動画ID生成装置A21gで生成する動画ID情報は、クライアント端末A1が複数の動画ID情報を持つ場合もあるので、各クライアント端末A1毎にクライアント端末A1を識別可能なように、例えば、クライアント端末A1毎に作成される会員ID情報に続けて会員種別を表す情報を付加し更に何番目の動画であるかを識別可能な数字を付加して構成する等しても良く、この場合には動画ID情報のみで、会員であるクライアント端末A1の特定、および、有料会員・無料会員の識別、並びに、記録されている動画の特定が可能となる。
動画ID生成装置A21gが動画ID情報を生成して送信すると、クライアント端末A1の動画ID受領手段A15が該動画ID情報を受領し動画データ送信手段A18による処理がなされ、動画ID受領ステップS12乃至録画開始信号通知ステップS16が順次実行される。管理サーバA2では録画開始信号通知ステップS16によって動画データの情報を送信する旨を通知する録画開始信号が送信されると共に動画ID受領ステップS12によって受領した動画ID情報が送信されてくるので、動画管理サーバA21では該情報を受領する。
即ち、動画管理サーバA21では録画開始信号受領ステップS44が動画ID送信ステップS43の実行以後、録画開始信号と動画ID情報の受領を待受けており、録画開始信号および動画ID情報を受領すると動画ID情報をRAM等に一時的に記憶させておき、続けてを受領すると続けてプログラムモード設定ステップS45が実行される。このプログラムモード設定ステップS45以下はエンコード装置A21aによって実行されることとなる。
プログラムモード設定ステップS45は、これから送信されてくる動画データを解凍するように動画処理プログラムのモードを自動的に切り替えるステップである。このプログラムモード設定ステップS45は、クライアント端末A1で動画の画像データを圧縮して動画データとするプログラムが圧縮モードと解凍モードとを有しており、クライアント端末A1では通信速度の確保等のために時系列差分圧縮された画像データを送信してくるので、動画管理サーバA21でも同プログラムを使用して圧縮された動画データを解凍するために解凍モードに切り替えるが、予め解凍専用のプログラムを用いる場合にはこのステップS45を実行せずに続く動画録画開始ステップS46においてプログラムモード設定ステップS45において該解凍専用プログラムを実行すればよい。
プログラムモード設定ステップS45に続いて動画録画開始ステップS46が実行される。動画録画開始ステップS46では、解凍モードに切り替わった動画処理プログラムを実行するステップであり、動画データを解凍してエンコードすることが可能となる。
そして、動画録画開始ステップS46に続けてはクライアント端末A1から動画が送信されてくるのを待受け、且つ解凍する動画待受け解凍ステップS47が実行される。動画待受け解凍ステップS47は、クライアント端末A1の動画データ送信ステップS19から送信されてくる動画データを待受け、クライアント端末A1から動画データが送信されると圧縮されている該データを解凍する。具体的には、ネットワーク通信装置を経由して受領した動画データを一時的にRAM(或はハードディスク等の記憶装置)に記憶しておく。次いで記憶した動画データを解凍プログラムによって解凍し再びRAMに一時的に記憶しておく。これらの処理は一般的にパソコン等で行われている動画データの解凍と同様の手順で行われれば良く、特に制限されるものではない。そして動画待受け解凍ステップS47に続いてエンコードステップS48が実行される。
エンコードステップS48は、解凍され一時的に記憶されている動画データをエンコード装置A21aが備えるエンコーダによってエンコードする。そして、エンコードした動画データはハードディスク等の記録手段に記憶しておく。次いで動画データ終了判断ステップS49が実行される。
動画データ終了判断ステップS49は、クライアント端末A1の動画データ送信手段A18で実行される動画終了指示ステップS22から動画送信終了信号の受領があったか否かを判断するステップであり、動画送信終了信号の受領があった場合には続けて動画録画終了ステップS50を実行し、受領がなかった場合には再び動画待受け解凍ステップS47が実行される。
従ってエンコード装置A21aでは、動画待受け解凍ステップS47において送信されてきた圧縮されている動画データを解凍し、次いでエンコードステップS48で解凍した動画データをエンコードする作業が順次送信されて来る動画データに対して行われ、動画データの送信が終了したことを知らせる動画送信終了信号を受領するまで順次作業を行うことで一連の動画データが解凍・エンコードされることとなる。
動画データ終了判断ステップS49に続いて実行される動画録画終了ステップS50は、解凍・エンコードされた動画データの記録を終了し、一連の記録された動画データを1つの動画データとして記録するステップであり、動画記録装置A21bに記録する。動画録画終了ステップS50に続いては動画保管ステップS51が実行される。
動画保管ステップS51は、録画開始ステップS44にて録画開始信号と共に受領取得した一時的に記憶させておいた動画ID情報を、動画録画終了ステップS50で保存した動画データに対応させて動画記録装置A21bへ記録させるテップである。
従って、圧縮・エンコードされた動画データは、動画録画終了ステップS50および動画保管ステップS51によって、動画データを特定するための動画ID情報と関連付けて動画記録装置A21bに記録されることとなる。
上記のように、クライアント端末A1から送信される動画データは、録画開始信号受領ステップS44乃至動画保管ステップS51によって動画管理サーバA21の動画記録装置A21bへ動画ID情報と対応付けられて記録される。
また管理サーバA2では、図2(a)、図4に表すように、クライアント端末A1が動画データの送信を終了した後に登録内容送信ステップS24から登録内容情報およびカテゴリ情報並びに動画ID情報が送信されるので、この情報をWebページ管理サーバA22のWebページ生成装置A22aが受領する。そして、管理サーバA2は、このWebページ生成装置A22aによってカテゴリ受領ステップS52以下の各ステップが、動画記録装置A21bに記録された動画と対応付ける動画Webページの自動生成を行う。
Webページ管理サーバA22では、演算処理装置装置A22cによって各ステップが実行され、またクライアント端末A1等からインターネットNETを介して送信されてくる情報はネットワーク通信装置によって送受信する。
以下、動画データに対応付けた動画Webページの生成および記録までの詳細を説明する。
Webページ生成装置A22aでは、登録内容送信ステップS24から送信されてくる情報を待受けるカテゴリ受領ステップS52が、動画管理サーバA21への動画データ登録終了後に実行されており、常に登録内容送信ステップS24から送信されてきたかを見ており、登録内容送信ステップS24から送信される情報は、ネットワーク通信装置を介して受領する。
カテゴリ受領ステップS52は、登録内容送信ステップS24から登録内容情報およびカテゴリ情報並びに動画ID情報が送信されて来た否かを監視し、送信されてきた場合には、次いでカテゴリ情報受領保管ステップS53が実行される。
カテゴリ情報受領保管ステップS53は、登録内容送信ステップS24から送信された登録内容情報およびカテゴリ情報並びに動画ID情報を受領して動画ID情報に対応付けた状態でWebページ記録装置A22bへ記録するステップである。従って、送信されてきた情報は動画ID情報に対応付けられているので、動画記録装置A21bに動画ID情報と対応付けられ記録されている動画データとも常に動画ID情報に基づいて対応付けられている。
カテゴリ情報受領保管ステップS53に続けてWebページ生成ステップS54が実行される。Webページ生成ステップS54は、カテゴリ情報受領保管ステップS53で記録した動画ID情報に対応付けて動画Webページを生成するステップである。Webページ生成ステップS54による動画ID情報に関連付けた動画Webページの生成は、Webページ管理サーバA22自身が閲覧させることが出来る動画Webページを順次生成し、該Webページを動画ID情報と関連付ける。これにより、閲覧希望端末がWebページ管理サーバA22へ動画ID情報と関連付けられた動画Webページの閲覧希望をすると、該端末との間で通信を行い閲覧希望された動画Webページの閲覧を可能としている。そして、閲覧される動画Webページには、動画ID情報と関連付けられた動画データを再生可能とさせるため、CGI等の手法により該端末に表示された該Webページの所定箇所をマウスでクリック等することで該動画データを通信によって送信して動画再生できるように対応付けられている。
Webページ生成ステップS54に続けてはWebページ送信ステップS55が実行される。Webページ送信ステップS55は、Webページ生成ステップS54で生成された動画Webページを動画データ記録請求を行ったクライアント端末A1へ送信するステップであり、ネットワーク通信装置によって送信する。
従ってWebページ送信ステップS55から動画Webページの情報を受領したクライアント端末A1では、登録確認手段A19が動画Webページ表示ステップS26によって動画Webページを表示させ、認証データ送信ステップS29によって登録認証情報を送信することとなる。
この登録認証情報を受領するためにWebページ管理サーバA22では、Webページ記録装置A22bが登録認証情報を待ち受けて動画Webページを記録するので、Webページ送信ステップS55の後、Webページ記録装置A22bが動画Webページ記録ステップS56を実行し登録認証情報の待ち受けを行う。勿論、動画Webページ記録ステップS56の実行はWebページ送信ステップS55以前から実行されて待受けていても良い。
Webページ記録ステップS56は、登録認証情報の受領を受領するとWebページ生成装置A22aで生成された動画WebページをWebページ生成装置A22aでクライアント端末A1から受領した動画ID情報と関連付けて記録するステップである。
上述のように、クライアント端末A1から送信された動画データは、動画ID生成装置A21gが生成した動画ID情報と関連付けられて動画管理サーバA21の動画記録装置A21bによって記録されており、且つ、Webページ生成装置A22aが生成した動画Webページは動画ID情報と対応付けて記録されることとなる。
そして、このように動画ID情報と対応付けられた動画データは、該動画ID情報が対応付けられたWebページの閲覧希望があった場合に、同Webページを閲覧しながら対応付けられた動画データを再生可能となるのである。
管理サーバA21に対して動画Webページの参照希望があった場合には、図8に表すように、管理サーバA21において参照希望された動画が有料会員によって記録された動画データか無料会員によって記録された動画データであるかを判別し、参照希望した参照希望端末A3に参照させる。
即ち、参照希望する参照希望端末A3は、図1および図8に表すように、パソコンからなるネットワーク端末であり、パソコンに通常備えられているROMやRAMおよびCPUを含む演算処理装置を備えると共に外部インターフェースが設けられている所謂一般的なパソコンの構成であり、データを記録可能なハードディスク等の記録装置を備え、パソコン本体と接続して入出力を行うキーボードやマウス等の入力装置、プリンタ等の出力装置の各装置が外部インターフェースを介してパソコン本体と接続されている。
また、参照希望端末A3は、インターネットNETに接続可能なネットワーク通信装置を備えてなり、且つ、これら各ネットワーク用の装置によってインターネットNETと接続可能とさせる所謂ネットワークプログラムが用意され、インターネットNETを経由してWebページの参照が可能に構成されている。尚、インターネットNETを経由して通信する手続は、ネットワーク通信装置を用いてhttpプロトコル等に則って一般的に行われている手法によるので、この実施例では詳説せずにネットワーク通信装置を経由して送信すると表現する。以後単に参照希望端末A3と管理サーバA2との間で通信する場合には、ネットワーク通信装置を用いて所定のプロトコルに基づいた処理を演算処理手段が行ってインターネットNET経由でデータ通信できるものとする。
更に参照希望端末A3は、CPUが処理を実行するためのオペレーションシステムや、参照希望端末A3がインターネットを経由して管理サーバA2と通信を行うためのWWWブラウザ、動画データを再生してディスプレイ等の表示装置に表示可能な動画データ再生プログラム等のアプリケーションプログラムが格納されており、夫々CPUが処理を実行する際にROMやRAM或はハードディスク等から読出されて処理される。
参照希望端末A3の処理装置は、所望のWebページを参照し該Webページと対応付けられた管理サーバA21から動画データを得て該データをディスプレイ等の表示装置に表示する。
そして、参照希望端末A3には、動画Webページの参照を希望する参照希望情報をネットワーク通信装置を通じて送信可能な参照希望送信装置A31と、管理サーバA2と通信することで動画データを受領して表示可能な動画再生手段A32を具備している。
参照希望送信装置A31は、図8に表すように、動画Webページ要求ステップS57乃至カテゴリ情報表示ステップS61を実行可能に構成され、演算処理装置によって実行されネットワーク通信装置やディスプレイ等を利用し各ステップが実行される。
参照希望送端末A3が動画Webページを参照して動画データを表示するために、動画Webページを要求する参照希望情報を送信する。この参照希望情報の送信は、URL送信ステップS57によって行われる。
URL送信ステップS57は、キーボード等から参照希望するWebページのURLを指定してWWWブラウザによって該Webページの表示希望を行う。この参照希望情報の送信は、インターネットNETのWebページを参照するために行われている一般的な方法によって行われ、WWWブラウザソフトを起動させた後、所定箇所にURLアドレスを指定してネットワーク通信装置によっておこなわせる。
URL送信ステップS57によって送信されたURLアドレスのWebサーバである管理サーバA2では、Webページ管理サーバA2が該情報を受領し、該当するWebページの情報を表示させるべく該情報を参照希望端末A3へ送信する。この時送信される情報は参照希望されたWebページに対応して記録された動画ID情報に基づいて、該動画ID情報に関連付けて記録されているカテゴリ情報および動画ID情報をも送信する。
参照希望端末A3では、ネットワーク通信装置を介して通信された該Webページ情報等を演算処理装置が動画Webページ情報受領ステップS58を実行することで記録装置等を作動させて受領する。
動画Webページ情報受領ステップS58は、WWWブラウザにより実行され動画Webページの画面を表示する情報を受領するステップである。
動画Webページ情報受領ステップS58では、送信されてきた動画Webページ情報および動画ID情報並びにカテゴリ情報を参照希望端末A3に備えるRAM或はハードディスク等の記録装置に一時的に記録しておく。
動画Webページ情報受領ステップS58に続けて動画再生プログラム要求ステップS59が実行される。
動画再生プログラム要求ステップS59は、動画Webページに対応付けて記憶されている動画データを再生するための動画プレーヤプログラムを、管理サーバA2へ送信要求するステップである。動画再生プログラム要求ステップS59は、参照希望端末A3が管理サーバA2に記録されている動画データを再生するに当たり、動画ID要求ステップS11同様、管理サーバA2から動画データを時間軸に於ける差分圧縮等を施した動画データとしてリアルタイムで受領可能とする動画データ受信用のプログラムを送信するよう管理サーバA2に要求するステップである。動画再生プログラム要求ステップS59では、参照希望端末A3から動画データをリアルタイムで受領可能とする動画データ受信用のプログラムを要求するが、該プログラムを予め参照希望端末A3のハードディスク等に格納しておき、動画データを受領するときに該プログラムを起動して動画データを受領するようにしても良く、必ずしも動画再生プログラム要求ステップS59で動画データ送信プログラムを要求しなくとも良い。
管理サーバA2では、該プログラム送信要求を受領して動画再生プログラムを送信する。
参照希望端末A3では、ネットワーク通信装置を介して参照希望送信装置A31が該プログラムを受領する。即ち、動画再生プログラム受領ステップS60が実行されることとなる。
動画再生プログラム受領ステップS60は、管理サーバA2から送信されてくる動画再生プログラムの受信を待受け該プログラムの受信が有ると該プログラムをRAM或はハードディスク等の記録装置に一時的に記録し、演算処理手段によって該プログラムを実行可能としておく。
動画再生プログラム受領ステップS60に続いては、カテゴリ情報送信ステップS61が実行される。
カテゴリ情報送信ステップS61は、動画Webページ情報受領ステップS58が受領して一時的に記録しておいた動画ID情報およびカテゴリ情報を管理サーバA2へ送信させるステップであり、ネットワーク通信装置によって該情報を送信する。
カテゴリ情報送信ステップS61に続いては動画Webページ表示ステップS62が実行される。
動画Webページ表示ステップS62は、WWWブラウザによって、動画Webページ情報受領ステップS58で受領し一時的に記録してある動画Webページをディスプレイ等の表示装置に表示させるステップである。
動画Webページ表示ステップS62が表示する動画Webページは、送信されてきたWebページの情報に基づいて演算処理装置がWWWブラウザを実行し、参照希望端末A3の備えるビデオカード等のグラフィック装置によってディスプレイ装置に表示させるステップである。
尚、この実施例では、動画再生プログラムは専用のプログラムを用意して動画再生させるように構成するが、Windows(登録商標)等において一般的に用いられているリアルプレーヤーやWindows Media Player(登録商標)等の汎用プログラムを用いてもよく、この場合には参照希望端末A3が管理サーバA2へ該プログラムの送信要求をする必要がないので、動画再生プログラム要求ステップS59および動画再生プログラム受領ステップS60を設けずに動画Webページ情報受領ステップS58に続けて動画Webページ表示ステップS62を実行すれば足りる。
尚、参照希望送信装置A31では、動画データ受信用プログラムを動画再生プログラム要求ステップS59によって管理サーバA2に要求し受領するように構成したが、予め参照希望端末A3に該プログラムをインストールしておき、動画データ受領再生時に該プログラムを受領可能にしてあれば、動画webページ情報受領ステップS58乃至動画Webページ表示ステップS62を設けなくとも実施可能である。
参照希望送信装置A31がカテゴリ情報送信ステップS61によってカテゴリ情報を送信すると、管理サーバA2では、参照希望端末A3がカテゴリ情報送信ステップS61によって参照しようとしているWebページに関係付けて記録された動画データを、該動画データが有料会員によって記録されたものか否かを判断し、有料会員による動画データの場合には該データのまま、また、無料会員による動画データの場合には広告データと合成した合成動画データを、動画データとして参照希望端末A3へ送信する。
参照希望端末A3では、管理サーバA2から送信される動画データを動画再生手段A32が受領して表示する。動画再生手段A32は、各ステップが演算処理装置で実行され、実行される各ステップによって、ネットワーク通信装置や表示装置等を動作させて管理サーバA2から受領した動画再生プログラムによって受領した動画データを表示させる。
即ち、動画再生手段A32では、まず再生画面表示ステップS63を実行する。再生画面表示ステップS63では、管理サーバA2から再生動画の送信準備が完了した旨を知らせる準備完了通知情報の受領を待ち受け、該情報を受領すると、図7に表すような、動画が再生される動画表示領域P13を表示装置であるディスプレイ装置に表示させる。このディスプレイ装置への表示は、演算処理装置が先に受領した動画再生プログラムの中に予め組み込まれている画面情報に基づいてディスプレイ装置に表示させる。尚、所定時間、準備完了通知情報を受領しない場合には、エラー表示等を行うが、一般的に行われるエラー処理であるので詳細な説明は省略する。再生画面表示ステップS63に続けては再生指示待ち受けステップS64が実行される。
再生指示待ち受けステップS64は、再生画面表示ステップS63によって表示されている画面のうち操作領域P13bの再生ボタンP13dが押下されるのを待ち受けるステップである。尚、操作領域P13bに表示させる再生ボタンP13d、動画の再生を停止させる停止ボタンP13eの各操作ボタンは、マウスによるクリックやキーボードによる選択・実行ボタンの押下により各操作を実行可能に構成され、タイムライン表示P13fは、録画或は再生の経過時間と共に図中左から右方向へ自動的に移動して表示されると共に、動画再生中にはドラッグすることでカーソル位置を自由に移動可能であり移動箇所に相当する動画の再生が行われるように構成する。更に、再生画面表示ステップS63以降では、動画データの再生が行われるため、録画ボタンP13cは利用できない状態にすると共に表示色を変える等して利用できない表示としておく。これらの各操作を行うための手法は、一般的なアプリケーションの実装方法となんら変わりが無いので、この実施例では詳説しない。
再生指示待ち受けステップS64において再生ボタンP13dの押下があると、続けて動画データ要求ステップS65が実行される。
動画データ要求ステップS65では、管理サーバA2に対して再生希望した動画データを送信するように指示するステップであり、演算処理装置がネットワーク通信装置等により管理サーバA2に対して動画データ送信開始情報を送信する。
管理サーバA2では、この動画データ送信開始情報を受領することで動画データを送信する。
動画データ要求ステップS65に続けては動画再生ステップS66が実行される。
動画再生ステップS66では、管理サーバA2から送信されてくる動画データを待ち受け、該データを受領すると該データに基づいて動画データを再生する。このときの動画の再生は、管理サーバA2から送信されてくる動画データの形式に合わせたコーデック等を用い演算処理装置がグラフィックカード等のハードを用いディスプレイ装置で表示させる。動画再生ステップS66で表示される動画データは、再生希望した動画データが有料会員によって記録された動画データである場合には、記録された動画データそのものが管理サーバA2から送信されてくるので、記録された動画が再生される。また、再生希望した動画データが無料会員の動画データであった場合には、管理サーバA2に記録された動画データに広告動画データを合成した合成動画データが送信されてくるので、合成された動画が再生されることとなる。尚、動画データの合成は、管理サーバA2が行っているので詳細は後に説明する。
上記のように参照希望端末A3が、参照希望送信装置A31によって参照希望する動画データを指定し動画再生手段A32が送信されてきた動画を再生するには、参照希望端末A3によって希望された動画データを管理サーバA2が選択して参照希望端末A3へ送信する。以下に、参照希望端末A3への動画データの送信についての詳細を説明する。
管理サーバA2では、参照希望端末A3の参照希望送信装置からURL送信ステップS57によって所望のWebページを参照希望する旨の参照希望情報の送信があると、該情報によって特定されるWebページの情報を参照希望端末A3へ送信する。
管理サーバA2ではWebページ管理サーバA22において演算処理装置がネットワーク通信装置等を制御し、常にWebページの参照希望があるか否かを待ち受けている。即ち、Webページ管理サーバA22では参照希望情報を受領すべくWebページ送信ステップS67によって該情報の受領を待ち受けている。Webページ送信ステップS67は、URLが指定されることで参照希望されたか否かを常に監視し、希望がある場合には、指定されたURLに該当するWebページを参照希望端末A3へ参照させるステップであり、参照希望があるといわゆる一般的なWebサーバと同様に参照希望端末A3がWWWブラウザによって該Webページを表示できる情報を送信するステップである。Webページ送信ステップS67で送信し、参照希望端末A3で表示させる情報は、図7に表すような、動画再生可能な動画表示領域P13を含むWebページである。該表示領域P13は参照希望端末A3上でディスプレイ装置によって表示され、該表示領域P13上に更に表示されている再生ボタンP13d、停止ボタンP13eは、参照希望端末A3による操作によってそれぞれ再生、停止の指示が可能であり、該指示によって参照希望端末A3では、動画の再生や停止が可能である。また、その他のタイムライン表示P13fや時間表示P13g等も動画データ記録時に説明したとおりに参照希望端末A3上で機能する。
また、Webページ送信ステップS67では、参照希望情報を受領すると、Webページを表示させる情報に加え、参照希望されたWebページと関連づけて記録されている動画ID情報およびカテゴリ情報を検索し動画ID情報を得る。詳細には、Webページ管理サーバA22の演算処理装置が、Webページ送信ステップS67によって取得したWebページのURLを元にWebページ記録装置A22bに記録しているWebページの情報を検索し、該情報と関係付けて記録している動画ID情報およびカテゴリ情報を取得する。そして、該取得した情報をネットワーク通信装置等を介して参照希望端末A3へ送信する。このとき送信するカテゴリ情報は、参照希望端末A3のディスプレイ装置上にコメント表示領域P12等を設けて表示させてもい。
Webページ送信ステップS67の送信した情報は参照希望端末A3が受領する。参照希望端末A3では、演算処理装置が動画Webページ情報受領ステップS58によってWWWブラウザを実行し、動画Webページの画面を表示する。そして動画Webページ情報受領ステップS58に続けて実行される動画再生プログラム要求ステップS59が動画データ受信用のプログラムを送信するよう管理サーバA2に要求するので、管理サーバA2では該プログラムを送信する。即ち動画管理サーバA21では、演算処理装置が動画再生プログラム送信ステップS68を常に実行して該プログラムの送信要求があるか否かを監視しており、送信要求があった場合には該プログラムを送信する。この動画再生プログラム送信ステップS68は、演算処理装置で実行されており、演算処理装置が予めハードディスク等の記録装置に記録しておいた動画再生プログラムを、外部インターフェース等によりLANを介してWebページ管理サーバA22の動画データ特定装置A22gへ送信するステップである。
Webページ管理サーバA22では、Webページ送信ステップS67が実行され以後動画データ特定装置A22gにおいて動画再生プログラム送受信ステップS69が実行されている。動画データ特定装置A22gは、参照希望端末A3が参照希望しているWebページに関連づけて記録されている動画データを特定して動画管理サーバA21から動画データを送信させる装置であり、演算処理装置A22cによって動画再生プログラム送受信ステップS69乃至動画データ要求ステップS73の各ステップを実行可能である。動画再生プログラム送受信ステップS69はWebページ管理サーバA22の演算処理装置によって実行され、LANによって動画管理サーバA21から送信されてくる動画再生プログラムを外部インターフェースを介して受領し、Webページの参照を希望した参照希望端末A3へ受領した動画再生プログラムをネットワーク通信装置を介してインターネットNET経由で送信するステップである。
動画データ特定装置A22gでは、動画再生プログラム送受信ステップS69が動画再生プログラムを送信すると、次いで動画ID受領ステップS70が実行される。
動画ID受領ステップS70は、参照希望端末A3の参照希望送信装置A31から送信される動画ID情報およびカテゴリ情報を待ち受け受領するステップであり、受領した動画ID情報およびカテゴリ情報は一時的にRAM等の記憶装置に記憶しておく。そして動画ID受領ステップS70に続けては動画種別判断ステップS71が実行される。この実施例では動画ID受領ステップS70は、動画ID情報およびカテゴリ情報を参照希望端末A3から受領するように構成したが、Webページ送信ステップS67によって取得しRAM等に一時的に記憶している動画ID情報およびカテゴリ情報を取得するように構成することも可能であり、続いて実行される動画種別判断ステップS71において利用される動画ID情報を取得可能であればどのように構成されても良い。
尚、動画再生プログラムは動画管理サーバA21に記録してあるため、動画再生プログラム送信ステップS68は動画管理サーバA21において実行されるが、該プログラムはWebページ管理サーバA22に記録しておいても良く、この場合には動画再生プログラムの送信要求情報をWebページ管理サーバA22が受領するように動画再生プログラム送信ステップS68はWebページ管理サーバA22の演算処理装置によって処理すればよい。
動画種別判断ステップS71では、動画ID受領ステップS70で受領した参照希望されている動画ID情報(即ち、先に動画ID生成装置A21gによって生成された動画ID情報)が有料動画ID情報であるか無料動画ID情報であるかを判断するステップである。そして該判断が有料動画ID情報であった場合には、広告動画データの合成を行わないので、次いで動画データ要求ステップS73が実行され、無料動画ID情報であった場合には広告データの合成を行うので、次いで広告動画データ要求ステップS72が実行される。
動画種別判断ステップS71において、動画ID情報が無料動画ID情報であると判断されることで実行される広告動画データ要求ステップS72は、動画管理サーバA21に対して広告管理装置A21eに記録してある広告動画データの送信を要求するステップである。広告動画データ要求ステップS72は、広告動画データの要求と共に広告動画データを特定するカテゴリ情報を広告管理装置A21eに対してLANを経由して送信する(カテゴリ情報は広告動画データの要求情報に含まれており、単一の要求情報として送信しても良い。)。広告管理装置A21eでは、送信されてきたカテゴリ情報に対応して記録されている広告動画データをWebページ管理サーバA22へ送信することとなる。尚、この実施例では、広告動画データをカテゴリ情報ごとに異なる動画データとしているのでカテゴリ情報を送信するが、広告動画データが1つの動画データとしてのみ扱っている場合、即ち、参照希望されたどの動画データに対しても同じ広告動画データを合成させる場合には、カテゴリ情報は意味を持たなくなるので、特に送信せずに広告動画データの要求のみを行っても良い。
動画種別判断ステップS71において、動画ID情報が有料動画ID情報であると判断されることで実行される動画データ要求ステップS73は、動画管理サーバA21に対して動画記録装置A21bに記録してある動画データの送信を要求するステップである。即ち、動画データ要求ステップS73では、動画ID受領ステップS70で取得した動画ID情報を送信すると共に該動画ID情報に関連づけて記録されている動画データの送信要求情報を送信するステップである。
このように動画データ特定装置A22gでは、動画種別判断ステップS71の判断に基づき、参照希望された動画データの動画ID情報が無料動画ID情報であった場合には広告動画データ要求ステップS72および動画データ要求ステップS73の両ステップによって広告動画データおよび参照希望された動画データを要求し、有料動画ID情報であった場合には動画データ要求ステップS73のみが実行されて参照希望された動画データのみを要求することができる。
広告動画データ要求ステップS72によって広告動画データの送信を要求された動画管理サーバA21では、広告データ送信ステップS74が実行され、広告管理装置A21eが該要求に対応する。即ち、広告管理装置A21eでは広告データ送信ステップS74が演算処理装置A21cによって機能し、広告動画データを要求する情報およびカテゴリ情報(カテゴリ情報は要求情報に含まれていてもい。)を受領すると、広告記録装置A21dに記録されている広告動画データから、該カテゴリ情報に関連づけて記録されている広告動画データを検索して特定し、特定した広告動画データをWebページ管理サーバA22へLANを経由させて送信する。この広告動画データ要求ステップS72は参照希望された動画データに関連づけて記録された動画ID情報が無料動画ID情報の場合のみに実行される。
動画データ要求ステップS73によって動画データの送信を要求された動画記録装置A21bでは、動画記録装置A21bが該要求に対応する。即ち、動画記録装置A21bは、演算処理装置A21cによって機能し、動画データを要求する情報および動画ID情報(動画ID情報は要求情報に含まれていてもい。)を受領すると、記録されている動画データから、該動画ID情報に関連づけて記録されている動画データを検索して特定し、Webページ管理サーバA22へLANを経由させて送信する。
動画管理サーバA21から送信される参照希望された動画データおよび広告動画データはWebページ管理サーバA22の動画データ合成装置A22eによって受領される。即ち、Webページ管理サーバA22では、動画データ要求ステップS73に続けて動画データ合成ステップS76が実行されており、要求した動画データおよび広告データの入力を待ち受けているので、LANを経由して送信された各データは、Webページ管理サーバA22によって受領される。
動画データ合成装置A22eで実行されている動画データ合成ステップS76は、演算処理装置A22cによって実行され、動画記録装置A21bから無料動画ID情報の場合には広告動画データおよび参照希望されている動画データを、有料動画ID情報の場合には参照希望されている動画データの情報を、それぞれ受領することで動画合成の準備が完了したことを準備完了通知情報として参照希望端末A3へ送信させると共に、広告動画データを受領している場合には広告動画データを参照希望された動画データと合成して合成動画データを動画データ合成装置A22eによって生成させ、参照させる動画データを衛生させるステップである。動画データ合成ステップS76に次いでは合成動画データ送信ステップS77が実行される。
動画データ送信ステップS77は、準備完了通知情報を受領した動画再生手段A32から動画データ要求ステップS65によって送信された動画データ送信開始情報を受領することで動画データ送信ステップS77で生成した参照させる動画データを参照希望端末A3へ動画データ合成装置A22eによってネットワーク通信装置を介して送信させるステップである。
このようにWebページ管理サーバA22では、動画データ合成装置A22eによって有料動画データの場合にはその動画データを、無料動画データの場合には動画データと広告動画データとを合成して、参照させる動画データを生成してネットワーク通信装置を経由して参照希望端末A3へ送信する。
そして参照希望端末A3では、動画再生ステップS66がこの合成動画データを受領してディスプレイ装置に表示する。
動画データ合成装置A22eによって合成される動画データは、図9に表すようなデータからなる。即ち、図9(a)に表すデータは、参照希望端末が参照希望している動画データであり、クライアント端末A1によって動画記録装置A21bに記録された動画データである。また、図9(b)に表すデータは、全面広告動画データであり、図7に表す動画領域P13a全面に亘って表示可能なデータであり、図9(c)は、部分広告動画データであり、(a)に表す動画データと同時に動画領域P13aに表示可能なデータである。そして、動画データ合成装置A22eによって合成される合成動画データは、図10(a)に表すように、参照希望された動画データの先頭に全面広告動画データを所定時間合成する。このとき合成される全面広告動画データは、例えばカテゴリ情報がコスメ情報であれば化粧品等のコスメに関する全面広告動画データを例えば30秒程度合成する。そして、全面広告動画データに続けて図10(b)に表すように参照希望された動画データを合成するが、この場合にも、動画領域P13aの下部には部分広告動画データを合成して広告を行うようにする。更に、参照希望された動画データを合成し終わった後に続けて再び全面広告動画データを30秒ほど合成して合成動画データを作成する。そして、このときに合成される全面広告動画データおよび部分広告動画データは、それぞれ参照希望された動画データに関連づけられて記録されているカテゴリ情報に一致する広告動画データが用いられる。尚、カテゴリ情報が複数ある場合には、合成動画データの前後に合成する全面広告動画データに複数のカテゴリ情報の全面広告動画データを合成し、また参照希望の動画データと合成させる部分広告動画データも複数のカテゴリ情報の広告動画データを所定時間ごとに代わる代わる合成する等、適宜合成方法を選択可能すればよく、どのような合成方法をとってもよい。また、この実施例では、参照希望の動画データに部分広告動画データを合成したが、部分広告動画データを合成しなくともよく、また、合成動画データの前後に合成した全面広告動画データも前にのみあるいは後ろにのみ合成したり、あるいは全く合成せずに部分広告動画データのみの合成からなってもよく適宜合成すれば足りる。更にまた、合成する広告動画データは、同じカテゴリ情報に対応させて記録された動画データでも、参照させる動画データによって全面広告動画データと部分広告動画データの両方を合成させるものや全面広告動画データのみを合成させるものというように、カテゴリ情報が同じコスメに関するものでも動画データごとに異ならせてもよい。この場合には、動画ID情報に関連づけて記録するカテゴリ情報を更に細かく分類し、合成させる広告データを細分化させればよい。
このように動画データ合成装置A22eによって合成された合成動画データは、広告記録装置A21dおよび広告管理装置A21eによって記録管理する。即ち、管理サーバA2がインターネットNETを介して広告主から送信された広告動画データをネットワーク通信装置を介して広告管理装置A21eが受領する。広告動画データは全面広告動画データおよび部分広告動画データであり、同じく広告主から送信されたカテゴリ情報を受領し、該カテゴリ情報と広告動画データとを関連づけ広告記録装置A21dへ記録しておく。従って、広告記録装置A21dには広告動画データがカテゴリ情報と関連づけられると共に全面広告動画データであるか部分広告動画データであるかを識別可能に記録されている。このように広告記録装置A21dに広告動画データが記録されていることで、広告データ送信ステップS74がカテゴリ情報に基づいて広告記録装置A21dから広告動画データを検索可能となっている。
上記実施例では、動画Webページに対応して記録される動画データは、クライアント端末A1によって記録される例であったが、以下に図11に基づいて動画撮像可能な携帯電話端末によって管理サーバA2へ動画データを記録する場合の例を説明する。
図11は、クライアント端末A1が動画撮像可能な携帯電話端末からなる場合の説明図である。
クライアント端末A1は、動画撮像可能な携帯電話端末であり、携帯電話通信網およびインターネットNETを経由して撮像した動画データの通信が可能である。
その他携帯電話端末からなるクライアント端末A1は、PCからなるクライアント端末同様、WebカメラA11に相当する撮像装置A11、映像送出装置A13、動画記録要求手段A14、動画登録手続手段A16、動画データ送信手段A18の各手段を有している。これら各手段はクライアント端末A1がPCからなる場合と同様である。また携帯クライアント端末A1は、入力装置はキーボードの変わりに番号キーが用いられる。この番号キーの用い方は、通常利用されているインターネット対応の携帯電話同様、所定のキー操作により、テンキーに割り当てられたアルファベットやカタカナの入力が可能であり、これらを用いて日本語変換等が行える、通常の携帯電話端末としての機能を有する。
携帯電話によるクライアント端末A1では、予め会員登録をすませておく。即ち、携帯電話端末では、データ送受信する際に、携帯電話端末の電話番号が通知されることとなるので、携帯電話端末による会員登録希望者は予め使用する携帯電話端末の電話番号を届け出ることで、管理サーバA22の会員登録装置A22fでは、該電話番号と共に会員の情報が保管される。従って、携帯クライアント端末A1が携帯電話通信網およびインターネットNETを経由して管理サーバA2と通信する(以下単に通信という。)場合には、管理サーバA2では自動的に携帯クライアント端末A1の電話番号が通知される。
会員登録が完了している携帯クライアント端末A1では、動画登録手続き手段A16によって動画登録手続きが行われる。即ち、図11に表すように、携帯クライアント端末A1では演算処理装置によってカテゴリ選択ステップS78が実行される。
カテゴリ選択ステップS78は、カテゴリ情報を入力手段であるテンキーから入力するステップであり、利用者がたとえば『コスメ』のようにカテゴリ情報を入力し入力終了キーを押す。
カテゴリ選択ステップS78で入力終了キーが押圧されると、次いでメール送信ステップS79が実行される。メール送信ステップS79では、予め定めるメールアドレスへカテゴリ情報をネットワーク通信装置によって送信させる。このとき送信される情報は、カテゴリ情報であるが、メール送信時には携帯クライアント端末A1の携帯電話番号も通知される。このネットワーク送信装置は、携帯電話におけるメール送信手段であり、一般的に行われている方法であるので詳説しない。
ステップS80は会員登録案内表示ステップであり、カテゴリ選択ステップS78で送信した情報を管理サーバA2が受領した結果、会員登録がされていない携帯クライアント端末A1であった場合に会員ではない旨のエラー情報が送信され、該情報によって通知されるメール内容を表示するステップである。
携帯クライアント端末A1が既に管理サーバA2に登録された会員である場合には、カテゴリ選択ステップS78によって送信したデータは管理サーバA2によって受領され、テレビ電話通信を行うか否かのテレビ電話情報が管理サーバA2から送信されてくる。
携帯クライアント端末A1では、動画データ送信手段A18が該情報を受領する。即ち、携帯クライアント端末A1では、テレビ電話受話判断ステップS81がテレビ電話情報を受領し、動画データの送受信を行うか否かを判断する。このテレビ電話受話判断ステップS81による動画データ送受信を行うか否かの判断は、利用者が所定キーを入力することで行われ、テレビ電話受話判断ステップS81では入力されたキーによって判断する。たとえば終了キーが押下された場合もしくは一定時間何のキーも押下されなかった場合にはNOと判断し、受話キーが押下された場合にはYESと判断する。そしてNOと入力された場合にはNOである旨を管理サーバA2へ送信する。YESと入力された場合には、次いで録画開始通知ステップS82が実行される。
録画開始通知ステップS82は、動画データの情報を送信する旨を通知する録画開始信号を管理サーバA2へ送信するステップである。録画開始通知ステップS82による信号送信は、演算処理装置によってネットワーク通信装置を用いて行われ、携帯電話通信網およびインターネットNETを経由して送信される。
録画開始通知ステップS82によって動画記録開始を通知すると、次いで映像信号バッファリングステップS83が実行される。
映像信号バッファリングステップS83は、撮像装置A11に動画像を撮像させると共に撮像した所定量の動画データを一時的に記録しておくステップであり、バッファリングステップS17と同様である。映像信号バッファリングステップS83では、予め携帯電話に備えられたバッファリング(即ち、携帯電話に予め備えられたテレビ電話技術によるバッファリング)が行われる。映像信号バッファリングステップS83に続いては動画データ圧縮ステップS84が実行される。
動画データ圧縮ステップS84は、映像信号バッファリングステップS83によってバッファリングされた動画データを圧縮するステップであり、データ圧縮ステップS18と同様である。動画データ圧縮ステップS84では、動画データの圧縮は携帯電話に予め備えられた圧縮技術によって圧縮される。動画データ圧縮ステップS84に続いては動画データ送信ステップS85が実行される。
動画データ送信ステップS85は、動画データ送信ステップS19と同様であり、動画データ圧縮ステップS84によって圧縮された動画データをネットワーク通信装置により携帯電話通信網およびインターネットNETを経由して管理サーバA2へ送信させるステップであり、携帯クライアント端末A1に備えるネットワークインターフェースを経由して送信させる。
動画データ送信ステップS85に続いては終了判断ステップS86が実行される。
終了判断ステップS86は終了判断ステップS20同様であり、動画データの送信を終了する所定のテンキーボタンが押下されたか否かを判断するステップであり、図示しないテンキー上の所定キーの押下によって録画終了の指示がなされたか否かを判断し、終了指示されなかった場合には続けて録画時間終了判断ステップS87が実行され、終了指示がなされた場合は、続けてテレビ電話終了ステップS88が実行される。
終了判断ステップS86に続けて実行される録画時間終了判断ステップS87は録画時間終了判断ステップ21とは異なり、管理サーバA2から録画時間終了情報の受領があったか否かを判断するステップである。PCからなるクライアント端末A1の場合には、録画時間終了判断ステップS21自身が予め動画データ記録システムで定められている動画データの上限時間を判断するステップであったのに対し、携帯電話端末では録画時間のカウントを行わないため、管理サーバA2が予め動画データ記録システムで定められている動画データの上限時間をカウントして該時間終了時点で携帯クライアント端末A1へ録画時間終了情報を送信するので、該情報の受領の有無を判断するステップである。そして録画時間終了判断ステップS87が録画時間終了情報を受領していなければ再び映像信号バッファリングステップS83を実行させ、該情報を受領した場合には続けてテレビ電話終了ステップS88を実行させる。
録画時間終了判断ステップS87が録画時間終了情報を受領すると、テレビ電話終了ステップS88が実行され、テレビ電話通話を終了する。
一方、管理サーバA2でも、携帯クライアント端末A1から送信される動画データを記録する場合には、先のPCによるクライアント端末A1とは異なる動作による。
即ち、図11に表すように、クライアント端末A1の動画登録手続き手段A16が管理サーバA2へ動画データの記録を行うべくカテゴリ選択ステップS78によって入力したカテゴリ情報をメール送信ステップS79が送信すると、Webページ管理サーバA22では登録会員判断ステップS89が該メールの受信を常に待ち受けており、メールを受領すると、該メールの送信者を識別する携帯電話番号を取得し、該番号に基づいて会員登録装置A22fに検索させ、検索の結果会員としての登録が無かった場合には、携帯クライアント端末A1に対して、会員登録案内表示ステップS80がエラー情報であるメール内容を表示可能とさせる。一方検索の結果登録会員であった場合には、該会員の会員特定情報およびカテゴリ情報をRAM等の記録手段に一時的に記憶しておく。そして続けて動画ID要求ステップS90が実行される。
動画ID要求ステップS90は、携帯クライアント端末A1から管理サーバA2へ動画データ送信を行うに当り、送信した動画データを関連づけて記録するための動画ID情報を生成させるために、登録会員判断ステップS89でRAM等に記憶しておいた会員特定情報を動画管理サーバA21へ送信するステップである。
Webページ管理サーバA22では、動画ID要求ステップS90が動画管理サーバA21に対して動画ID情報を生成するよう要求したのに対して、動画管理サーバA21では動画ID情報を生成するので、Webページ管理サーバA22ではRAM等の記録手段に一時的に記録してある会員特定情報およびカテゴリ情報を、生成された動画ID情報と関連づけて会員登録装置A22fへ登録させると共に、該動画ID情報と関連づけたWebページを自動生成する。即ち、Webページ自動生成装置A22aにWebページを生成させるためのカテゴリ情報受領保管ステップS91が動画ID要求ステップS90に続けて実行される。
カテゴリ情報受領保管ステップS91は、動画管理サーバA21が自動生成して送信してくる動画ID情報の受領を待ち受け、RAM等の記録手段に一時的に記録してある会員特定情報およびカテゴリ情報を受領した動画ID情報に対応付けた状態でWebページ記録装置A22bへ記録するステップである。従って、送信されてきた情報は動画ID情報に対応付けられているので、動画記録装置A21bに動画ID情報と対応付けられ記録されている動画データとも常に動画ID情報に基づいて対応付けられている。
カテゴリ情報受領保管ステップS91に続けてWebページ生成ステップS92が実行される。Webページ生成ステップS92は、カテゴリ情報受領保管ステップS91で記録した動画ID情報に対応付けて動画Webページを生成するステップである。Webページ生成ステップS92による動画ID情報に関連付けた動画Webページの生成は、Webページ管理サーバA22自身が閲覧させることが出来る動画Webページを順次生成し、該Webページを動画ID情報と関連付ける。これにより、閲覧希望端末がWebページ管理サーバA22へ動画ID情報と関連付けられた動画Webページの閲覧希望をすると、該端末との間で通信を行い閲覧希望された動画Webページの閲覧を可能としている。そして、閲覧される動画Webページには、動画ID情報と関連付けられた動画データを再生可能とさせるため、CGI等の手法により該端末に表示された該Webページの所定箇所をマウスでクリック等することで該動画データを通信によって送信して動画再生できるように対応付けられている。Webページ自動生成ステップS92に続けては動画Webページ記録ステップS93が実行される。
動画Webページ記録ステップS93は、動画Webページ記録ステップS56同様であり、Webページ生成装置A22aで生成された動画WebページをWebページ生成装置A22aでクライアント端末A1から受領した動画ID情報と関連付けて記録するステップである。
上述のように、Webページ管理サーバA22では、動画ID生成装置A21gで生成した動画ID情報がWebページ生成装置A22aで生成した動画Webページと関連付けられて動画Webページ記録装置A22bへ記録されており、これによりカテゴリ情報および会員特定情報もWebページ生成装置A22aが生成した動画Webページと対応付けて記録されることとなる。
一方、動画ID要求ステップS90によって動画ID情報を自動生成するように指示された動画管理サーバA21では、該要求情報を動画ID生成装置A21gが受領する。
即ち、動画ID生成装置A21gでは、動画ID発行ステップS94が動画ID要求ステップS90からの要求情報の受領を待ち受け、動画ID発行の要求があった場合には動画ID情報を自動的に発行する。このとき発行した動画ID情報は、一時的にRAM等の記憶装置に記憶しておく。この実施例である携帯クライアント端末A1では、有料会員あるいは無料会員の区別なく動画ID情報を生成するが、登録会員判断ステップS89が登録会員であるか否かの判断に加え、有料会員であるか無料会員であるかの会員種別の情報も会員登録装置A22fに登録されている情報から読みとりRAM等の記録手段に一時的に記憶させておき、動画ID要求ステップS90の前に会員種別判断ステップを設けて会員種別が無料会員であるか有料会員であるかを判断させ、動画ID要求ステップS90では有料会員動画ID発行ステップS41および無料会員動画ID発行ステップS42を実行させて、それぞれの会員種別ごとに動画ID情報を発行するようにしてもよい。
動画ID発行ステップS94に続けては動画ID送信ステップS95が実行される。
動画ID送信ステップS95は、動画ID送信ステップS43同様である。ただし、動画ID送信ステップS43では管理サーバA2が備えるネットワーク通信装置によってクライアント端末A1へ送信したのに対し、動画ID送信ステップS95ではLANを経由してWebページ管理サーバA22へ送信する。また、動画ID送信ステップS43では動画ID情報に加え、動画ID要求ステップS11が送信要求した動画データ送信用プログラムも送信したが、動画ID送信ステップS95では自動生成した動画ID情報のみを動画ID送信装置A21hに送信させる。そして、動画ID送信ステップS95に続いてテレビ電話発信ステップS96が実行される。
テレビ電話発信ステップS96は、携帯クライアント端末A1からテレビ電話機能を利用して動画データを受領するために携帯クライアント端末A1との間でテレビ電話機能を確立するためにテレビ電話情報を送信するステップである。
携帯クライアント端末A1がこのテレビ電話通信を拒否した場合には、動画記録中止ステップS97が拒否した旨の情報を携帯クライアント端末A1から受領し、動画記録の作業を中止する。
携帯クライアント端末A1が動画データの記録を開始する旨の通知を録画開始通知ステップS82が送信すると、動画管理サーバA21では解凍設定ステップS98が受領する。
解凍設定ステップS98は、プログラムモード設定ステップS45同様、送信されてくる動画データが携帯電話のテレビ伝通信機能を利用した情報であるため、圧縮されて送信されてくる動画データを適切に解凍するように動画処理プログラムのモードを自動的に切り替えるステップである。PCによるクライアント端末A1の場合とは異なりこの実施例では、テレビ電話通信の圧縮動画データを適切に解凍できるモードに設定する。この設定により、動画待ち受け解凍ステップS100およびエンコードステップS101が適切な解凍およびエンコードを行えるように設定される。
解凍設定ステップS98に続いては動画記録開始ステップS99が実行される。携帯クライアント端末A1からの動画データの受領を開始させるステップであり、携帯クライアント端末A1対応解凍モードに切り替わった動画処理プログラムを実行するステップであり、動画データを解凍してエンコードすることが可能となる。解凍設定ステップS98に続いては動画待ち受け解凍ステップS100が実行される。
動画待ち受け解凍ステップS100は、動画待受け解凍ステップS47同様、携帯クライアント端末A1の動画データ送信ステップS85から送信されてくる動画データを待受け、携帯クライアント端末A1から動画データが送信されると圧縮されている該データを解凍する。具体的には、ネットワーク通信装置を経由して受領した動画データを一時的にRAM(或はハードディスク等の記憶装置)に記憶しておく。次いで記憶した動画データを解凍プログラムによって解凍し再びRAMに一時的に記憶しておく。これらの処理は一般的にパソコン等で行われている動画データの解凍と同様の手順で行われれば良く、特に制限されるものではない。そして動画待受け解凍ステップS100に続いてエンコードステップS101が実行される。
エンコードステップS101は、解凍され一時的に記憶されている動画データをエンコード装置A21aが備えるエンコーダによってエンコードする。そして、エンコードした動画データはハードディスク等の記録手段に記憶しておく。次いで録画時間終了判断ステップS102が実行される。
録画時間終了判断ステップS102は、予め動画データ記録システムで定められている動画データの上限時間を判断するステップであり、エンコード装置A21aで既に記録した動画データのトータル時間を積算する積算手段によって送信済動画データの総時間が所定の上限時間を超えたか否かを判断し、未だ上限時間に到達していない場合には続けて動画データ終了判断ステップS103が実行され、上限時間に到達した或は上限時間を超えたしまっている場合には続けて動画録画終了ステップS104を実行させる。尚、録画時間終了判断ステップS102は、管理サーバA2に何時間にも亙るような大きな動画データが送信されて来ることを防止するための判断ステップであり、必ずしも設けることはない。また、録画時間終了判断ステップS102では、上限時間に到達した或は上限時間を超えてしまっている場合には携帯クライアント端末A1に対して終了指示を行う終了指示情報を送信する。この送信指示は外部インターフェース等の装置を介してLANを経由して行われる。
動画データ終了判断ステップS103は、携帯クライアント端末A1の動画データ送信手段A18で実行される終了判断ステップS86から動画送信終了信号(終話通知)の受領があったか否かを判断するステップであり、動画送信終了信号の受領があった場合には続けて動画録画終了ステップS104が実行され、受領がなかった場合には再び動画待受け動画解凍ステップS100が実行される。
従ってエンコード装置A21aでは、動画待受け解凍ステップS100において、送信されてきた圧縮されている動画データを解凍し、次いでエンコードステップS101で解凍した動画データをエンコードする作業が順次送信されて来る動画データに対して行われ、動画データの送信が終了したことを知らせる動画送信終了信号を受領するまで順次作業を行うことで一連の動画データが解凍・エンコードされることとなる。
録画時間終了判断ステップS102あるいは動画データ終了判断ステップS103に続けて実行される動画録画終了ステップS104は、解凍・エンコードされた動画データの記録を終了し、一連の記録された動画データを1つの動画データとして記録するステップであり、動画記録装置A21bに記録する。動画録画終了ステップS104に続いては動画保管ステップS105が実行される。
動画保管ステップS105は、動画ID発行ステップS94にて自動生成しRAM等の記録手段に一時的に記憶させておいた動画ID情報を、動画録画終了ステップS104で保存した動画データに対応させて動画記録装置A21bへ記録させるテップである。
従って、圧縮・エンコードされた動画データは、動画録画終了ステップS104および動画保管ステップS105によって、動画データを特定するための動画ID情報と関連付けて動画記録装置A21bに記録されることとなる。
この発明は、インターネットを利用して動画データをリアルタイムに記録できる技術、および、該記録した動画データをWebページと関連付けて記録しておき関連付けられたWebページ参照する参照希望端末に、動画データの記録が終了して直ぐに配信することが出来る技術に関するので、個人あるいは企業等が運営するWebサイトのWebページに、例えば売り込みたい商品の動画データや社員の紹介の動画データを記録させて参照させる等クライアント端末によるホームページの製作に利用可能である。
更に、この発明では、前記記録させた動画を参照希望端末に参照させる際、該動画データと広告データとを合成して新たな動画データとして参照させることができ、しかも合成させる広告データはカテゴリ情報毎に異なる広告データを合成可能なので、有料あるいは無料でWebサーバを貸出すWebサーバ事業者などがWebサーバを構築する際に利用可能である。
この発明の実施例のシステム構成を表す説明図 (a)は同動画撮像環境の構成を表す説明図 (b)図1の機能概要を表すブロック図 会員登録を説明するフローチャート 動画データの記録を説明するフローチャート 動画データの記録を説明するフローチャート 各端末に表示されるディスプレイ画面の表示例を表す説明図 図6の一部拡大説明図 動画データの再生を説明するフローチャート 各動画データの説明図であり (a)は記録される動画データ (b)は全面広告として合成させる広告動画データ (c)は部分広告として合成させる広告動画データ 合成動画データの再生状況説明図であり (a)は初期時に於ける再生状況の説明図 (b)は中間時に於ける再生状況の説明図 (c)は終了時に於ける再生状況の説明図 動画データの再生を説明するフローチャート 従来例を表す説明図
符号の説明
NET インターネット
A 動画データ記録システム
A1 クライアント端末
A11 Webカメラ(撮像装置)
A12 再生装置
A13 映像送出装置
A14 動画記録要求手段
A15 動画ID受領手段
A16 動画登録手続手段
A17 会員手続手段
A18 動画データ送信手段
A19 登録確認手段
A2 管理サーバ
A21 動画管理サーバ
A21a エンコード装置
A21b 動画記録装置
A21c 演算処理装置
A21d 広記録装置
A21e 広告管理装置
A21f 記録要求受領装置
A21g 動画ID生成装置
A21h 動画ID送信装置
A22 Webページ管理サーバ
A22a Webページ生成装置
A22b Webページ記録装置
A22c 演算処理装置
A22d Webページ表示装置
A22e 動画データ合成装置
A22f 会員登録装置
A22g 動画データ特定装置
A3 参照希望端末
A31 参照希望送信装置
A32 動画再生手段
P1 動画登録Webページ
P11 タイトル領域
P12 コメント表示領域
P13 動画表示領域
P13a 動画領域
P13b 操作領域
P13c 録画ボタン
P13d 再生ボタン
P13e 停止ボタン
P13f タイムライン表示
P13g 時間表示
S1 会員登録ページ要求ステップ
S2 登録情報入力ステップ
S3 登録情報送信ステップ
S4 会員特定情報受領ステップ
S5 録画ページアクセスステップ
S6 認証ページ受領表示ステップ
S7 会員特定情報送信ステップ
S8 認証確認受領ステップ
S9 動画登録ページ要求ステップ
S10 動画登録ページ受領表示ステップ
S11 動画ID要求ステップ
S12 動画ID受領ステップ
S13 映像信号要求ステップ
S14 カメラ映像表示ステップ
S15 録画ボタン押下待受けステップ
S16 録画開始信号通知ステップ
S17 バッファリングステップ
S18 データ圧縮ステップ
S19 動画データ送信ステップ
S20 終了判断ステップ
S21 録画時間終了判断ステップ
S22 動画終了指示ステップ
S23 登録内容編集カテゴリ選択ステップ
S24 登録内容送信ステップ
S25 動画Webページ受領ステップ
S26 動画Webページ表示ステップ
S27 登録認証ステップ
S28 認証判断ステップ
S29 認証データ送信ステップ
S30 会員登録ページ送出ステップ
S31 会員判断ステップ
S32 有料会員ID発行ステップ
S33 無料会員ID発行ステップ
S34 会員情報保管ステップ
S35 会員ID送信ステップ
S36 録画ページ送信ステップ
S37 登録会員判断ステップ
S38 会員ページデータ送信ステップ
S39 登録ページ送信ステップ
S40 会員種別判断ステップ
S41 有料会員動画ID発行ステップ
S42 無料会員動画ID発行ステップ
S43 動画ID送信ステップ
S44 録画開始信号受領ステップ
S45 プログラムモード設定ステップ
S46 動画録画開始ステップ
S47 動画待受け解凍ステップ
S48 エンコードステップ
S49 動画データ終了判断ステップ
S50 動画録画終了ステップ
S51 動画保管ステップ
S52 カテゴリ受領ステップ
S53 カテゴリ情報受領保管ステップ
S54 Webページ生成ステップ
S55 Webページ送信ステップ
S56 動画Webページ記録ステップ
S57 URL送信ステップ
S58 動画Webページ情報受領ステップ
S59 動画再生プログラム要求ステップ
S60 動画再生プログラム受領ステップ
S61 カテゴリ情報送信ステップ
S62 動画Webページ表示ステップ
S63 再生画面表示ステップ
S64 再生指示待ち受けステップ
S65 動画データ要求ステップ
S66 動作再生ステップ
S67 Webページ送信ステップ
S68 動画再生プログラム送信ステップ
S69 動画再生プログラム?受信ステップ
S70 動画ID受領ステップ
S71 動画種別判断ステップ
S72 広告動画データ要求ステップ
S73 動画データ要求ステップ
S74 広告データ送信ステップ
S75 動画データ送信ステップ
S76 動画データ合成ステップ
S77 合成動画データ送信ステップ
S78 カテゴリ選択ステップ
S79 メール送信ステップ
S80 会員登録案内表示ステップ
S81 テレビ電話受話判断ステップ
S82 録画開始通知ステップ
S83 映像信号バッファリングステップ
S84 動画データ圧縮ステップ
S85 動画データ送信ステップ
S86 終了判断ステップ
S87 録画時間終了判断ステップ
S88 テレビ電話終了ステップ
S89 登録会員判断ステップ
S90 動画ID要求ステップ
S91 カテゴリ情報受領保管ステップ
S92 Webページ自動生成ステップ
S93 動画Webページ記録ステップ
S94 動画ID発行ステップ
S95 動画ID送信ステップ
S96 テレビ電話発信ステップ
S97 動画記録中止ステップ
S98 解凍設定ステップ
S99 動画記録開始ステップ
S100 動画待ち受け解凍ステップ
S101 エンコードステップ
S102 録画時間終了判断ステップ
S103 動画データ終了判断ステップ
S104 動画録画終了ステップ
S105 動画保管ステップ

Claims (14)

  1. クライアント端末および管理サーバが、インターネットを介して相互に通信可能に接続されるシステムにおいて、
    クライアント端末は、管理サーバに対して該端末が送信する動画データを記録するよう要求する動画記録要求情報を送信可能な動画記録要求手段を備え、記録させる動画データを特定可能な動画ID情報を管理サーバから受領可能な動画ID受領手段を備え、動画ID情報を受領すると動画ID情報に対応させて管理サーバに記録させる動画データを送信可能であると共に動画送信が終了すると動画送信終了信号を送信可能な動画データ送信手段を備え、
    管理サーバは、クライアント端末から動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段を備え、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段を備え、動画ID情報をクライアント端末へ送信可能である動画ID送信手段を備え、クライアント端末の動画データ送信手段から受領する動画データを動画送信終了信号を受領するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段を備え、
    クライアント端末が動画記録要求手段によって動画記録要求情報を管理サーバへ送信し、管理サーバが動画記録要求受領手段によって動画記録要求情報を受領するのを受け動画ID生成手段によって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信手段によって生成した動画ID情報をクライアント端末へ送信し、クライアント端末が動画ID受領手段によって動画ID情報を受領すると動画データ送信手段によって動画データを送信し、且つ、動画送信を終了すると動画送信終了信号を管理サーバへ送信し、管理サーバでは送信された動画データを動画送信終了信号を受領するまで記録すると共に記録した動画データを動画ID情報に対応させて記録することを特徴とする動画データ記録システム。
  2. クライアント端末および管理サーバが、インターネットを介して相互に通信可能に接続されるシステムにおいて、
    クライアント端末は、管理サーバに対して該端末が送信する動画データを記録するよう要求する動画記録要求情報を送信可能な動画記録要求手段を備え、記録させる動画データを特定可能な動画ID情報を管理サーバから受領可能な動画ID受領手段を備え、動画ID情報を受領すると動画ID情報に対応させて管理サーバに記録させる動画データを送信可能であると共に動画送信が終了すると動画送信終了信号を送信可能な動画データ送信手段を備え、
    管理サーバは、クライアント端末から動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段を備え、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段を備え、動画ID情報をクライアント端末へ送信可能である動画ID送信手段を備え、クライアント端末の動画データ送信手段から受領する動画データを動画送信終了信号を受領するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段を備え、生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成手段を備え、生成したWebページを記録するWebページ記録手段を備え、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し参照要求した端末へ送信するWeb動画送信手段を備え、
    クライアント端末が動画記録要求手段によって動画記録要求情報を管理サーバへ送信し、管理サーバが動画記録要求受領手段によって動画記録要求情報を受領するのを受け動画ID生成手段によって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信手段によって生成した動画ID情報をクライアント端末へ送信し、クライアント端末が動画ID受領手段によって動画ID情報を受領すると動画データ送信手段によって動画データを送信し、且つ、動画送信を終了すると動画送信終了信号を管理サーバへ送信し、管理サーバでは送信された動画データを動画送信終了信号を受領するまで記録すると共に記録した動画データを動画ID情報に対応させて記録し、Webページ生成手段が該動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成する共に、Webページ記録手段が自動生成したWebページを記録し、管理サーバに対しWebページ記録手段に記録されたWebページの参照要求が有った場合には、Web動画送信手段が該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し参照要求した端末へ送信することを特徴とする動画データ記録システム。
  3. 管理サーバは、
    クライアント端末から動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段、動画ID情報をクライアント端末およびWebページ保管サーバへ送信可能である動画ID送信手段、クライアント端末の動画データ送信手段から受領する動画データを動画送信終了信号を受領するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段とを備える動画保管サーバと、
    動画保管サーバから生成した動画ID情報を受領すると共に該動画ID情報に対応付けたWebページを自動生成するWebページ生成手段、生成したWebページを記録するWebページ記録手段、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し参照要求した端末へ送信するWeb動画送信手段とを備えるWebページ保管サーバと、からなることを特徴とする請求項2記載の動画データ記録システム。
  4. 動画保管サーバおよびWebページ保管サーバは、通信手段によって相互に通信可能に接続されることを特徴とする請求項3に記載の動画データ記録システム。
  5. クライアント端末とインターネットを介して相互に通信可能に接続され、クライアント端末から送信される動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段を備え、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段を備え、動画ID情報をクライアント端末へ送信可能である動画ID送信手段を備え、クライアント端末から送信される動画データを動画送信終了信号を受信するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段を備え、
    動画記録要求受領手段がクライアント端末から動画記録要求情報を受領すると、動画ID生成手段によって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信手段によって生成した動画ID情報をクライアント端末へ送信し、クライアント端末から送信される動画データを動画送信終了信号を受領するまで記録すると共に記録した動画データを動画ID情報に対応させて記録することを特徴とする動画データ記録可能な管理サーバ。
  6. クライアント端末とインターネットを介して相互に通信可能に接続され、クライアント端末から送信される動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段を備え、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段を備え、動画ID情報をクライアント端末へ送信可能である動画ID送信手段を備え、クライアント端末から送信される動画データを動画送信終了信号を受信するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段を備え、生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成手段を備え、生成したWebページを記録するWebページ記録手段を備え、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し参照要求した端末へ送信するWeb動画送信手段を備え、
    動画記録要求受領手段がクライアント端末から動画記録要求情報を受領すると、動画ID生成手段によって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信手段によって生成した動画ID情報をクライアント端末へ送信し、クライアント端末から送信される動画データを動画送信終了信号を受領するまで記録すると共に記録した動画データを動画ID情報に対応させて記録し、Webページ生成手段が該動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成する共に、Webページ記録手段が自動生成したWebページを記録し、管理サーバに対しWebページ記録手段に記録されたWebページの参照要求が有った場合には、Web動画送信手段が該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し参照要求した端末へ送信することを特徴とする動画データ記録可能な管理サーバ。
  7. 管理サーバは、
    クライアント端末から動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段、動画ID情報をクライアント端末へ送信可能である動画ID送信手段、クライアント端末の動画データ送信手段から受領する動画データを動画送信終了信号を受領するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段とを備える動画保管サーバと、
    生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成手段、生成したWebページを記録するWebページ記録手段、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し参照要求した端末へ送信するWeb動画送信手段とを備えるWebページ保管サーバと、からなることを特徴とする請求項6記載の動画データ記録可能な管理サーバ。
  8. 動画保管サーバおよびWebページ保管サーバは、通信手段によって相互に通信可能に接続されることを特徴とする請求項7に記載の動画データ記録システム。
  9. クライアント端末および管理サーバが、インターネットを介して相互に通信可能に接続されるシステムにおいて、
    クライアント端末は、管理サーバに対して該端末が送信する動画データを記録するよう要求する動画記録要求情報を送信可能な動画記録要求手段を備え、記録させる動画データを特定可能な動画ID情報を管理サーバから受領可能な動画ID受領手段を備え、動画ID情報を受領すると動画ID情報に対応させて管理サーバに記録させる動画データを送信可能であると共に動画送信が終了すると動画送信終了信号を送信可能な動画データ送信手段を備え、既に管理サーバによって記録されている動画を特定する動画ID情報を受領すると共に
    管理サーバは、クライアント端末から動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段を備え、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段を備え、動画ID情報をクライアント端末へ送信可能である動画ID送信手段を備え、クライアント端末の動画データ送信手段から受領する動画データを動画送信終了信号を受領するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段を備え、生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成手段を備え、生成したWebページを記録するWebページ記録手段を備え、予め広告動画データを記録された広告動画記録手段を備え、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定する動画データ特定手段を備え、動画データ特定手段が特定した動画データを動画記録手段から受領すると共に広告動画記録手段から広告動画データを受領し動画データと広告動画データとを合成して新たな合成動画を生成し該合成動画を参照要求した端末へ送信するWeb動画送信手段を備え、
    クライアント端末が動画記録要求手段によって動画記録要求情報を管理サーバへ送信し、管理サーバが動画記録要求受領手段によって動画記録要求情報を受領するのを受け動画ID生成手段によって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信手段によって生成した動画ID情報をクライアント端末へ送信し、クライアント端末が動画ID受領手段によって動画ID情報を受領すると動画データ送信手段によって動画データを送信し、且つ、動画送信を終了すると動画送信終了信号を管理サーバへ送信し、管理サーバでは送信された動画データを動画送信終了信号を受領するまで記録すると共に記録した動画データを動画ID情報に対応させて記録し、Webページ生成手段が該動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成すると共に、Webページ記録手段が自動生成したWebページを記録し、管理サーバに対しWebページ記録手段に記録されたWebページの参照要求が有った場合には、Web動画送信手段が該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し該動画データと広告動画データとを合成して参照要求した端末へ送信することを特徴とする動画データ記録システム。
  10. クライアント端末とインターネットを介して相互に通信可能に接続され、動画データを動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段を備え、該動画ID情報と関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成手段を備え、生成したWebページを記録するWebページ記録手段を備え、予め広告動画データを記録された広告動画記録手段を備え、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定する動画データ特定手段を備え、動画データ特定手段が特定した動画データを動画記録手段から受領すると共に広告動画記録手段から広告動画データを受領し動画データと広告動画データとを合成して新たな合成動画を生成し該合成動画を参照要求した端末へ送信するWeb動画送信手段を備え、
    クライアント端末から送信される動画データを動画ID情報に対応させて記録し、Webページ生成手段が該動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成すると共に、Webページ記録手段が自動生成したWebページを記録し、管理サーバに対しWebページ記録手段に記録されたWebページの参照要求が有った場合には、
    Web動画送信手段が該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し該動画データと広告動画データとを合成して参照要求した端末へ送信することを特徴とする動画データ記録可能な管理サーバ。
  11. クライアント端末とインターネットを介して相互に通信可能に接続され、クライアント端末から送信される動画記録要求情報を受領可能である動画記録要求受領手段を備え、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成手段を備え、動画ID情報をクライアント端末へ送信可能である動画ID送信手段を備え、クライアント端末から送信される動画データを動画送信終了信号を受信するまで受領すると共に動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録手段を備え、生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成手段を備え、生成したWebページを記録するWebページ記録手段を備え、予め広告動画データを記録された広告動画記録手段を備え、Webページ記録手段に記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定する動画データ特定手段を備え、動画特定手段が特定した動画データを動画記録手段から受領すると共に広告動画記録手段から広告動画データを受領し動画データと広告動画データとを合成して新たな合成動画を生成し該合成動画を参照要求した端末へ送信するWeb動画送信手段を備え、
    動画記録要求受領手段がクライアント端末から動画記録要求情報を受領すると、動画ID生成手段によって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信手段によって生成した動画ID情報をクライアント端末へ送信し、クライアント端末から送信される動画データを動画送信終了信号を受領するまで記録すると共に記録した動画データを動画ID情報に対応させて記録し、Webページ生成手段が該動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成すると共に、Webページ記録手段が自動生成したWebページを記録し、管理サーバに対しWebページ記録手段に記録されたWebページの参照要求が有った場合には、Web動画送信手段が該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し該動画データと広告動画データとを合成して参照要求した端末へ送信することを特徴とする動画データ記録可能な管理サーバ。
  12. 動画記録要求情報を受領する動画記録要求受領ステップと、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成ステップと、生成した動画ID情報を送信する動画ID送信ステップと、動画データを受領すると動画送信終了信号を受信するまで動画ID情報と対応付けて記録させる動画記録ステップとを備え、
    動画記録要求受領ステップが動画記録要求情報を受領すると、動画ID生成ステップによって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信ステップによって生成した動画ID情報を送信し、動画データを受領すると動画記録ステップが該動画データを動画送信終了信号受領まで記録させると共に記録させた動画データを動画ID情報に対応させて記録させることを特徴とする動画データ記録プログラム。
  13. 動画記録要求情報を受領する動画記録要求受領ステップと、動画記録要求情報を受領することで動画ID情報を自動生成する動画ID生成ステップと、生成した動画ID情報を送信する動画ID送信ステップと、動画データを受領すると動画送信終了信号を受信するまで動画ID情報と対応付けて記録させる動画記録ステップと、生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成ステップと、生成したWebページを記録させるWebページ記録ステップと、Webページ記録ステップによって記録させたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し送信するWeb動画送信ステップとを備え、
    動画記録要求受領ステップが動画記録要求情報を受領すると、動画ID生成ステップによって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信ステップによって生成した動画ID情報を送信させ、動画データを受領すると動画記録ステップが該動画データを動画送信終了信号受領まで記録させると共に記録させた動画データを動画ID情報に対応させて記録させ、Webページ生成ステップが該動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成すると共に、Webページ記録ステップが自動生成したWebページを記録させ、Webページ記録ステップに記録されたWebページの参照要求が有った場合には、Web動画送信ステップが該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定し送信させることを特徴とする動画データ記録プログラム。
  14. 動画データを動画ID情報と対応付けて記録可能な動画記録ステップと、生成した動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成するWebページ生成ステップと、生成したWebページを記録するWebページ記録ステップと、予め広告動画データを記録させる広告動画記録ステップと、Webページ記録ステップに記録されたWebページの参照要求に対して該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定する動画データ特定ステップと、動画データ特定ステップが特定した動画データを受領すると共に広告動画データを受領し動画データと広告動画データとを合成して新たな合成動画を生成させ該合成動画を参照要求した端末へ送信させるWeb動画送信ステップとを備え、
    動画記録要求受領ステップがクライアント端末から動画記録要求情報を受領すると、動画ID生成ステップによって動画ID情報を自動生成すると共に動画ID送信ステップによって生成した動画ID情報をクライアント端末へ送信し、クライアント端末から送信される動画データを動画送信終了信号を受領するまで記録させると共に記録させた動画データを動画ID情報に対応させて記録させ、Webページ生成ステップが該動画ID情報を関連付けたWebページを自動生成する共にWebページ記録ステップが自動生成したWebページを記録させ、管理サーバに対しWebページ記録ステップが記録させたWebページの参照要求が有った場合には、Web動画送信ステップが該Webページに関連付けて記憶された動画ID情報によって動画データを特定して該動画データと広告動画データとを合成させて参照要求した端末へ送信させることを特徴とする動画データ記録プログラム。
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