JP2006237418A - 半導体レーザ装置及びそれを用いた光ピックアップ - Google Patents

半導体レーザ装置及びそれを用いた光ピックアップ Download PDF

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Abstract

【課題】
樹脂モールドで構成した半導体レーザ装置において、熱を効率良く放出することができる光ピックアップを提供する。
【解決手段】
フレーム基板2のレーザ素子搭載部7にレーザ素子4と電気的に外部接続するためのフレキシブル配線5を備え、このフレキシブル配線5を覆うように樹脂枠1をフレーム基板2に形成する。フレーム基板2には、レーザ素子搭載面7から裏面36に貫通する貫通孔31を形成し、この貫通孔31に樹脂モールドを充填する。貫通孔31に充填された樹脂モールドはフレーム基板2の裏面から突出しないように形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクの記録再生機器に組み込まれる光ピックアップの半導体レーザ装置に関し、さらに本発明の半導体レーザ装置を用いた光ピックアップに関するものである。
光ディスクは大容量記録が可能で取り扱いも容易であることから、コンピュータ装置の記憶媒体として広く利用されている。そして、コンピュータ装置の小型・薄型化にともなって光ディスク装置も同様に大幅な小型・薄型化が進められている。このため、光ディスク装置に組み込まれる光ピックアップを構成する半導体レーザ装置には、小型・薄型化を図るための新たな構成が望まれている。
半導体レーザ素子を搭載した従来の半導体レーザ装置として、特許文献1に開示されているものがある。この従来技術は、リードフレームの板状の搭載部表面にヒートシンクを介してLDチップが搭載されており、リードフレームにはLDチップを封入する樹脂モールドが形成されている。リードフレームのLDチップを搭載する搭載部側と反対の端部側には、LDチップに電流供給するための複数の電極リード部が一方向に延びて形成されている。LDチップを搭載する搭載部の裏面側の部分は、樹脂モールドからリードフレームが突出して露出しており、LDチップで発生した熱を搭載部裏面から放出する構成となっている。
また、別の従来の半導体レーザ装置として、特許文献2に開示されているものがある。この従来技術は、金属製のアイランドの異なる搭載面にLDチップと受光素子を搭載しており、アイランドの側面にはLDチップおよび受光素子と電気的に接続されたフレキシブルシートが取り付けられている。フレキシブルシートは、アイランドに形成されたすき間に挿入され、アイランド側面に貼り付けることで保持している。さらにLDチップおよび受光素子とワイヤボンディングで接続できるようにフレキシブルシートのワイヤボンディング部を局部的に折り曲げている。また、アイランドの鍔部よりも下方部は、ソケット形状にしてベース基板の孔に嵌合状に差し込むように形成されている。金属製のアイランドにLDチップを搭載することで、LDチップで発生した熱を放出する放熱性能を高め、同時に複数のリード部をフレキシブルシートによって幅寸法を大幅に縮小するように構成したものである。
特開平11−307871号公報
特開2002−198605号公報
特許文献1は、LDチップで発生した熱を放出するために、リードフレームのLDチップ搭載部の裏面を樹脂モールドから突出して露出するように構成している。このため、リードフレームはLDチップ搭載部と電極リード部で厚さが異なる形状となっている。LDチップの発生熱を効率良く放出するには搭載部を厚くして熱容量を大きくする方が良く、一方電極リードの折り曲げ成形を考慮すると電極リードは薄い方が良い。しかしながら、このような厚さが大きく異なる形状のリードフレームを形成するには、金型によるプレス成形では困難な面があるため、2枚のリードフレームを貼り合せる方法やハーフエッチングで段差を形成する方法あるいは機械加工による方法が採られるが、いずれの方法も手間と時間がかかるため、低価格化は困難で量産向きではない。また、リードフレームから樹脂モールドが分離せずに接続及び保持するには、リードフレームを樹脂モールドで覆うように構成しなければならない。このため、LDチップ搭載部の裏面を樹脂モールドから突出させようとすると、リードフレームは部分的に厚さが異なった形状にしなければならない。しかしながら、前述したように、厚さが大きく異なる形状のリードフレーム形成は、手間と時間がかかるため、低価格化は困難で量産向きではない。また、半導体レーザ装置の小型、薄型化を図るには、リードフレームや樹脂モールド部分を小さく薄くすることが必要であり、同時に実装状態の投影面積を小さくすることが重要である。つまり、外部の配線基板と電気的に接続する形状を考えると、実装状態の投影面積を小さくするためには、電極リードを樹脂モールド近傍で折り曲げて、外部の配線基板を半導体レーザ装置の上面側に配置するような構成が望ましい。しかしながら、樹脂モールド部分を小さく薄くした状態で電極リードを樹脂モールド近傍で折り曲げると、電極リードの折り曲げ変形に伴って樹脂モールド部分が変形し、変形が大きい場合には樹脂モールド部分が破損する恐れがある。樹脂モールド部分の破損を避けるには、電極リードの折り曲げ位置を樹脂モールドから遠ざけたり、樹脂モールド部分を大きく厚くしたりする必要があるが、結果として実装状態の投影面積が大きくなるため半導体レーザ装置の小型化は困難である。リードフレームの電極リードを薄くすることで折り曲げの変形を小さくし樹脂モールド部の破損を防ぐことも考えられるが、繰り返しの折り曲げで電極リードが断線する危険性が高まることもある。
また、特許文献2は、LDチップの放熱性能を高めるため金属製のアイランドにLDチップを搭載し、アイランドの側面にフレキシブルシートを貼り付けてLDチップと電気的に接続するように構成している。アイランドは、フレキシブルシートを挿入するすき間を側面に形成したり、LDチップと受光素子を異なる面に搭載する構成になっていたりと非常に複雑な形状である。このため、アイランドは金型成形や粉末成形あるいは機械加工で形成することとなり、リードフレームのような簡単なプレス成形で形成することが困難である。したがって、アイランドの加工費はリードフレームよりも高いと予想され、低価格化や量産性向きではない。また、LDチップおよび受光素子の搭載面とフレキシブルシートの貼り付け面が異なっているため、フレキシブルシートの端部を局部的に折り曲げて電気接続するためのワイヤボンディングを容易に行えるようにしている。このため、フレキシブルシートに予め折り曲げ癖を付けるフォーミング処理を行う必要があり、特別な処理加工の追加によって部材コストが増加してしまう。さらに、アイランドの鍔部よりも下方側をソケット形状にしてベース基板の孔に嵌合状に差し込む構成であるため、ベース基板に対して直立した形状で実装される。したがって、半導体レーザ装置を取り付けたときの実装状態の投影面積が大きくなり小型化、薄型化が望めない。また、ベース基板の孔にソケット部を差し込む形状であるため、ある程度の大きさがソケット部に要求されることになり、半導体レーザ装置自身の小型化、薄型化も望めないこととなる。さらに、LDチップで発生した熱はアイランドに伝わり、そこからベース基板に放出されることになるが、鍔部にはフレキシブルシートを挿入するためのすき間が形成され、ソケット部にはフレキシブルシートが側面に貼り付けられている。このため、すき間やフレキシブルシートを介して熱が伝わることになり、ベース基板へ放出するまでの熱伝達経路の熱抵抗が大きくなる。したがって、LDチップで発生した熱を効率良くベース基板に放熱することができないなどの問題がある。
本発明は上記の課題のうち少なくとも1つを解決するためになされたものである。
本発明の目的は、樹脂モールドで構成した半導体レーザ装置であっても、半導体レーザ素子が発生する熱を効率良く放出することができ、しかも低価格で量産性に優れた小型・薄型の半導体レーザ装置を提供することにある。同時に、この半導体レーザ装置を組み込んだ小型・薄型の光ピックアップを提供することにある。
上記課題は、半導体レーザ素子と、前記半導体レーザ素子を搭載したサブマウントと、前記サブマウントを介して前記半導体レーザ素子を搭載するフレーム基板と、前記半導体レーザ素子と前記サブマウントを保護するように前記フレーム基板に樹脂モールドによって樹脂枠が形成された半導体レーザ装置において、前記フレーム基板には、前記半導体レーザ素子搭載面から裏面に貫通する孔が形成され、この孔内に前記樹脂モールドの一部が充填されて前記樹脂枠が保持形成されているとともに、前記貫通孔に充填された樹脂モールドは、前記半導体レーザ素子搭載面の裏面と略同一平面となるように形成されており、前記樹脂枠の内側に配置された前記フレーム基板の前記半導体レーザ素子搭載面には、前記半導体レーザ素子と電気的に外部接続するためのフレキシブル配線が、前記樹脂枠で覆われて取り付けられていることで解決できる。
また、半導体レーザ素子と、前記半導体レーザ素子を搭載したサブマウントと、前記サブマウントを介して前記半導体レーザ素子を搭載するフレーム基板と、前記半導体レーザ素子と前記サブマウントを保護するように前記フレーム基板に樹脂モールドによって樹脂枠が形成された半導体レーザ装置において、前記フレーム基板には、前記半導体レーザ素子搭載面から裏面に貫通する孔が形成され、この孔内に前記樹脂モールドの一部が充填されて前記樹脂枠が保持形成されているとともに、前記貫通孔に充填された樹脂モールドは、前記半導体レーザ素子搭載面の裏面と略同一平面となるように形成されており、前記樹脂枠の内側に配置された前記フレーム基板の前記半導体レーザ素子搭載面には、前記半導体レーザ素子と電気的に外部接続するためのフレキシブル配線が、前記樹脂枠から露出して取り付けられていることによっても解決できる。
さらに、前記フレーム基板に形成された貫通孔の開口径は、前記半導体レーザ素子搭載面側よりも裏面側の方が大きいこと、前記フレーム基板の前記半導体レーザ素子搭載面には、前記フレキシブル配線の取り付け位置を決めるための点あるいは線状の目印が形成されていることによって解決できる。
これらのように、フレーム基板に形成した貫通孔に樹脂モールドの一部を充填させて樹脂枠を保持する構成とすることで、フレーム基板と樹脂枠の分離を防止することができる。これにより、フレーム基板の厚さを変える必要がなくなるので、簡単なプレス成形でフレーム基板を形成することができ、低価格で量産性に向いたフレーム基板を得ることができる。また、フレーム基板の裏面から樹脂枠を突出させずに構成しているので、半導体レーザ装置の底面を凹凸のない平面にでき、底面全体から半導体レーザ素子の発生する熱を効率良く放出することができる。また、フレーム基板を簡単なプレス成形で形成できるので、フレーム基板を厚くすることを可能にでき、半導体レーザ素子の発生する熱をさらに効率良く放出することができる。
また、半導体レーザ素子と電気的な外部接続をフレキシブル配線で構成することにより、樹脂枠の近傍で簡単に折り曲げすることができる。これにより、電極リードの折り曲げで問題となる樹脂枠の破損や繰り返しの折り曲げによる電極リードの破壊を解決することができる。加えて、樹脂モールドの部分を小さく薄く形成できるので、フレキシブル配線を半導体レーザ装置の上面側に配置することも可能になり、実装状態の投影面積を小さくでき、小型で薄型の半導体レーザ装置を得ることができる。また、フレキシブル配線は半導体レーザ素子搭載面に取り付けているため、電気的な接続を行うワイヤボンディング面を同一方向にできる。したがって、フレキシブル配線をフォーミング処理する必要がなくワイヤボンディングを容易に行うことができる。
また、フレーム基板の貫通孔の開口径を半導体レーザ素子搭載面側よりも裏面側が大きくなるように形成することで、貫通孔に充填した樹脂モールドが楔状に充填することになる。これにより、樹脂モールドによって形成した樹脂枠が基板フレームに組み込まれ、分離することなく密着した状態で一体形成することができる。
さらに、フレキシブル配線の取り付け位置を決めるための点あるいは線の目印は、フレーム基板に貫通孔を形成するプレス成形時に一括形成することができるので、手間なく形成することができる。しかも、フレーム基板の外形や貫通孔に対して位置決め用の目印の位置を精度良く形成することができので、寸法精度が高くてばらつきの少ない半導体レーザ装置を得ることができる。
以上のように、貫通孔を形成したフレーム基板にフレキシブル配線を組み込み、樹脂モールドによって樹脂枠を成形した半導体レーザ装置の構成とすることにより、リードフレームを使って構成していた半導体レーザ装置よりもさらに小型化、薄型化できるとともに、半導体レーザ素子の発生する熱を効率良く放出することができ、低価格で量産性に優れた半導体レーザ装置及びこれを用いた小型、薄型の光ピックアップを得ることができる。
本発明によれば、樹脂モールドで構成した半導体レーザ装置であっても、レーザ素子が発生する熱を効率良く放出することができ、しかも低価格で量産性に優れた小型・薄型の半導体レーザ装置を提供できる。同時に、この半導体レーザ装置を組み込んだ小型・薄型の光ピックアップを提供できる。
以下、本発明の実施例を図1から図10により説明する。なお、各図においては、煩雑を避けるために一部の接合部材や接着部などの図示を適宜省略している。
図1に本発明を適用した第一実施例の半導体レーザ装置100の構造を表す斜視図を、図2に図1の半導体レーザ装置100の断面構造を表す縦断面図を示す。
図1及び図2において、半導体レーザ装置100は、レーザ素子4と、このレーザ素子4を搭載したサブマウント3と、このサブマウント3を介してレーザ素子4が搭載されるレーザ素子搭載部7を備えたフレーム基板2と、このフレーム基板2のレーザ素子搭載部7にレーザ素子4と電気的に外部接続するためのフレキシブル配線5を備え、このフレキシブル配線5の一部を覆い、かつレーザ素子4及びサブマウント3を囲うように樹脂モールドによって樹脂枠1をフレーム基板2に形成して構成したものである。この半導体レーザ装置100には、レーザ素子4として、波長660nm帯のレーザ素子4、785nm帯のレーザ素子4あるいは波長660nm帯と785nm帯の2つのレーザ素子を1つに集積した2波長モノリシック型レーザ素子4のいずれかを搭載しており、光ピックアップに組み込むことで波長660nm帯レーザ素子4によるDVD用光ディスクの記録再生、波長785nm帯レーザ素子4によるCD用光ディスクの記録再生を行う。
半導体レーザ装置100を構成するフレーム基板2は、レーザ素子4を搭載するレーザ素子搭載面7を備えた厚さが均一な平板形状である。このフレーム基板2には、レーザ素子搭載面7から裏面36に貫通する貫通孔31を形成している。ここでは、孔径の異なる2種類、合計4個の貫通孔31を形成している。貫通孔31はレーザ素子搭載面7側よりも裏面36側の方を孔径が大きくなるように形成している。これは、図3に示すように、裏面36側の孔径を大きく形成しておくことで、貫通孔31内に樹脂モールドが楔状に充填され、レーザ素子搭載面7側に形成した樹脂枠1がフレーム基板2に組み込まれ分離しないように構成できる。貫通孔31のレーザ素子搭載面7側と裏面36側の孔径は、ここでは例えばφ0.8mmとφ1.2mmとしている。貫通孔31の形成位置は、樹脂モールドによって樹脂枠1を設置する部分である。また、フレーム基板2は、図示では簡略化のため1つのフレーム基板2のみを表わしているが、複数のフレーム基板2が連続して接続された多連構造となっており、樹脂モールドで樹脂枠1を取り付けた後、個々に分離する。フレーム基板2の材質は、ここでは放熱性能を高めるため鉄系合金よりも熱伝導率の高い、銅合金を使用しているが、例えばアルミニウム合金を使用しても良い。フレーム基板2の外形寸法は、例えば長さ(レーザ光の出射方向と同じ方向)3.0mm、幅(レーザ光の出射方向と垂直な方向)3.6mm、厚さ0.8mmである。
フレーム基板2の形成は、外形形状と貫通孔31とを一括成形できるプレス成形にて行う。レーザ素子搭載面7側と裏面36側の孔径が異なる貫通孔31は、図4に示すように、例えば、貫通孔31を形成する上金型37のピン先端42をテーパ形状39にし、ピン先端42を受ける下金型38の孔径41を上金型37のピン外径40よりも小さくすることで形成できる。この場合、上金型37の方が貫通孔31の孔径が大きくなるので、フレーム基板2の裏面36となる。また、フレーム基板2のプレス成形時に、図5に示すように、レーザ素子搭載面7にフレキシブル配線5を取り付けるための目印35となる点あるいは線を一緒に形成している。同一のプレス成形時に目印35を形成できるので、フレーム基板2の外形や貫通孔31に対して精度良く形成できる。
樹脂枠1は、レーザ素子4のレーザ出射方向9とレーザ素子4の上面側8を開放した構成で、レーザ素子搭載面7に設置されたレーザ素子4とサブマウント3を周囲から囲い、かつフレキシブル配線5の一部を覆うように樹脂モールドによって形成する。樹脂枠1の一部は、フレーム基板2に形成した貫通孔31内に入り込み、またレーザ出射方向9側とフレキシブル配線5の保持部12側のフレーム基板2側面を覆うように形成している。貫通孔31内に入り込んで裏面36側に露出した樹脂枠1の一部及びフレーム基板2の側面を覆うように形成された樹脂枠1の一部は、フレーム基板2の裏面36から突出しないように形成する。フレーム基板2の裏面から樹脂枠1を突出させないことにより、半導体レーザ装置100の底面を凹凸のない平坦面に形成することができる。これにより、半導体レーザ装置100の底面を面接触させて実装することができ、底面全体からレーザ素子4が発生する熱を効率良く放出することができる。樹脂枠1の材質は、ここでは樹脂モールド性に優れるPPS(ポリフェニレンサルファイド)を使用しているが、例えば液晶ポリマを使っても良い。
フレキシブル配線5は、樹脂枠1に形成したフレキシブル配線挿入孔32に組み込み、フレーム基板2のレーザ素子搭載面7と同一面のフレキシブル配線接着部11に接着固定する。さらに、樹脂枠1で覆うように保持12して固定する。樹脂枠1の内側に取り込まれるフレキシブル配線5の一部は、表面の保護層であるポリイミド膜を除去しており、内部のパターン配線部6を露出した部分にワイヤボンディング10を行ってレーザ素子4との電気的接続を行う。樹脂枠1から取り出されるフレキシブル配線5は、樹脂枠1近傍で垂直に近い状態で折り曲げ、さらに半導体レーザ装置100の上面側8を覆うように垂直に折り曲げることで、レーザ素子4の上面側8を閉鎖するように設置できる。これにより、電気的な接続を行うフレキシブル配線5まで含んだ半導体レーザ装置100の投影面積を小さくすることができる。なお、ここでは、フレキシブル配線5は、ポリイミド膜と銅合金の配線6で構成されており、厚さは0.1mm程度のものである。
以下、本発明の半導体レーザ装置100の組立て方法を図6から図7により説明する。
図6に半導体レーザ装置100の組立て方法を示す。図6(a)に示すように、フレーム基板2には、プレス成形によって外形と貫通孔31が一括で形成され、同時にレーザ素子搭載面7にフレキシブル配線5を配置するための目印35となる線が形成されている。貫通孔31の形成位置は、樹脂モールドによって樹脂枠1が設置される部分である。ここでは孔径の異なる2種類、合計4個の貫通孔31を形成したフレーム基板2を使用している。なお、前述でも述べたが、フレーム基板2は、複数のフレーム基板2を連続して接続した多連構造である。ここでは図示の簡略化のため一つのフレーム基板2のみで表わしている。この多連構造のフレーム基板2を樹脂モールド成形用の金型内の所定位置に位置決めし、さらにフレキシブル配線5が配置される部分にも金型を設置する。この状態で金型内にモールド樹脂を充填させ、樹脂枠1をフレーム基板2に形成する。(b)及び(c)に示すように、樹脂枠1は、フレーム基板2のレーザ素子搭載面7を開放するように形成され、またフレーム基板2の貫通孔31内に充填された樹脂モールドによってフレーム基板2に組み込まれた状態で形成される。さらに、樹脂枠1のフレキシブル配線保持部12には、フレキシブル配線5を取り付けるためのフレキシブル配線挿入孔32が形成される。多連構造で取り出された樹脂枠1付きフレーム基板2は、その後、個々に分離され、余分な樹脂部やフレーム基板2の切断バリを取り除き、洗浄処理を行う。次に(d)のように、フレーム基板2のレーザ素子搭載面7に、サブマウント3に搭載したレーザ素子4を接合部材によって所定位置に設置する。接合部材は導電性の熱硬化接着材やはんだ材である。次に(e)のように、樹脂枠1のフレキシブル配線保持部12に形成したフレキシブル配線挿入孔32にフレキシブル配線5を組み込む。フレキシブル配線5は、レーザ素子搭載面7に形成した目印35を基準に所定位置まで組み込まれ、その後フレーム基板2のフレキシブル配線接着部11に接着剤で接続固定する。接着剤はレーザ素子搭載面7以外にフレキシブル配線挿入孔32にも充填する。接着剤を充填した後、加熱処理を行って接着剤を硬化させる。その後、レーザ素子4とフレキシブル配線5が電気的に接続するようにワイヤボンディング10し、半導体レーザ装置の組立てを完了する。
また、別な半導体レーザ装置100の組立て方法を図7に示す。図6で示した組立て方法と異なる点は、フレキシブル配線5をフレーム基板2にあらかじめ接続しておき、その状態で樹脂モールドして組立てる方法である。詳細には、図7(a)に示すように、フレーム基板2のレーザ素子搭載面7にあらかじめ形成した目印35を基準にフレキシブル配線5を接着剤で固定する。接着剤の加熱硬化時にフレーム基板2とフレキシブル配線5が位置ずれしないように保持治具を使って硬化を行う。このとき、フレキシブル配線5をフレーム基板2に押し付けるようにフレキシブル配線押し付け部34を押え付けるように接着する。なお、フレーム基板2は、前述でも説明したが、複数個のフレーム基板2が接続された多連構造になっている。このフレーム基板2を樹脂モールド成形用の金型内の所定位置に位置決めし、さらにフレキシブル配線5を金型で挟み込むように設置する。この状態で金型内にモールド樹脂を充填させ、フレーム基板2とフレキシブル配線5を覆ように樹脂枠1を形成する(b)。樹脂枠1は、フレーム基板2に形成した貫通孔31内に組み込まれて保持される。さらに、フレキシブル配線5は周囲を樹脂モールドによって覆われ保持される。多連構造で取り出されたフレキシブル配線5付きのフレーム基板2は、その後、個々に分離され、余分な樹脂部やフレーム基板2の切断バリを取り除き、洗浄処理を行う。次に(c)のように、フレーム基板2のレーザ素子搭載面7に、サブマウント3に搭載したレーザ素子4を接合部材によって所定位置に設置する。接合部材は導電性の熱硬化接着材やはんだ材である。その後、レーザ素子4とフレキシブル配線5が電気的に接続するようにワイヤボンディング10し、半導体レーザ装置の組立てを完了する。
次に、本発明の第二実施例の半導体レーザ装置100の構造及び組立て方法を図8に示す。図1及び図2で示した半導体レーザ装置100の構造と異なる点は、フレキシブル配線5を取り付ける位置の樹脂枠1を除去して開口部33とした点である。フレキシブル配線5を樹脂枠1で覆わずに、開放されたフレーム基板2にフレキシブル配線5を直接配置する構成である。このような構成とすることで、フレキシブル配線挿入孔32を形成するための金型やフレキシブル配線5を挟み込むための金型が不要になり、フレーム基板2の生産性を高めることができる。
組立て方法の詳細を以下説明する。図8(a)に示すように、フレーム基板2には、樹脂枠1が設置される位置にプレス成形によって貫通孔31が形成されている。貫通孔31は、前述と同様に孔径の異なる2種類、合計4個である。また、前述と同様にフレーム基板2は、複数のフレーム基板2が連続して接続された多連構造である。この多連構造のフレーム基板2を樹脂モールド成形用の金型内の所定位置に位置決めし、金型内にモールド樹脂を充填させて樹脂枠1をフレーム基板2に形成する。フレキシブル配線5を取り付ける位置の樹脂枠1は除去されて開口部33となっている。この樹脂枠1付きフレーム基板2を個々に分離し、余分な樹脂部やフレーム基板2の切断バリを取り除き、洗浄処理を行う。次に、(b)に示すように、このフレーム基板2のレーザ素子搭載面7に、サブマウント3に搭載したレーザ素子4を接合部材によって所定位置に設置する。接合部材は導電性の熱硬化接着材やはんだ材である。その後、樹脂枠1が開口した部分33のフレーム基板2上にフレキシブル配線5を設置し、あらかじめフレーム基板2に形成された目印35(ここでは図示せず)を基準にフレキシブル配線5をレーザ素子搭載面7の所定位置に接着剤で接続し固定する。接着剤の加熱硬化は、フレーム基板2とフレキシブル配線5が位置ずれしないようにフレキシブル配線押し付け部34を保持治具で押え付けるようにして行う。接着剤でフレキシブル配線5を接続した後、レーザ素子4とフレキシブル配線5が電気的に接続するようにワイヤボンディング10し、半導体レーザ装置の組立てを完了する。
次に、本発明の半導体レーザ装置100を組み込んだ薄型の光ピックアップ200の構成について、図9及び図10にて説明する。図9は光ピックアップ200の全体構造を表す上面図で、図10は図9のA−A‘の断面構造を表す縦断面図である。この光ピックアップ200は、ノートPCなどに組み込まれる薄型光ディスク装置用のもので、厚さが4mm以下のものである。
図9及び図10において、光ピックアップ200は、半導体レーザ装置100と、ビームスプリッタ19と、光検出器20と、対物レンズ14や対物レンズ保持部材13及びマグネット保持部材15からなるアクチュエータ16と、これらを内部に支持、搭載した筐体21とで構成したものである。筐体21の左右には、主軸側の軸受け22と副軸側の軸受け23を備えており、光ディスク装置のシャフト24と連結される。この光ピックアップ200は、半導体レーザ素子100に、例えば2波長モノリシック型のレーザ素子4を搭載しており、波長660nm帯レーザによるDVD用光ディスクの記録再生、波長785nm帯レーザによるCD用光ディスクの記録再生を行うものである。なお、レンズや波長板、回折格子などの光学部品の図示は省略している。
光ディスク30へ記録再生する場合について簡単に説明する。まず、半導体レーザ装置100内のレーザ素子4から、例えば、DVD用の波長660nm帯のレーザ光を出射する。レーザ光は、1/2波長板(図示せず)、レーザ光を平行光に変換するコリメートレンズ(図示せず)、回折格子(図示せず)を介してビームスプリッタ19に入射する。ビームスプリッタ19の反射面(透過面)で反射したレーザ光28は、1/4波長板(図示せず)、立上げミラー27を介して、対物レンズ14で集光してDVD用の光ディスク30に達する。DVD用光ディスク30から反射して戻ってきたレーザ光は、往路系と同じ光路を逆にたどって、対物レンズ14、立上げミラー27、1/4波長板を介してビームスプリッタ19に入射する。ビームスプリッタ19の透過面(反射面)を透過したレーザ光29は、コリメートレンズ(図示せず)によって集光光に変換し、検出レンズ(図示せず)を介して光検出器20に受光するようになっている。CD用光ディスク30へ記録再生する場合もDVD用光ディスク30と同様に、半導体レーザ装置100内のレーザ素子4からCD用の波長785nm帯のレーザ光を出射し、DVDと同様の光路を通って光ディスク30及び光検出器20に導かれるようになっている。
光ピックアップ200に組み込まれる半導体レーザ装置100は、外部との電気的接続を行うフレキシブル配線5を光ディスク30の外周側(図9の紙面上側)に向くように配置し、レーザ出射方向9側の端面を筐体21に接着剤で接続して固定している。半導体レーザ装置100から取り出されているフレキシブル配線5は、半導体レーザ装置100の上面(図9の紙面手前側)に折り曲げて、半導体レーザ装置100を覆うような状態で、光ピックアップ200内に搭載したレーザ駆動回路素子26及び光ピックアップ200のフレキシブル配線25と接続する。光ピックアップ200の下面(図9の紙面奥行き側)には、半導体レーザ装置100の底面と近接するように保護カバー(図示せず)が配置されている。この保護カバーと半導体レーザ装置100の底面との間には、熱伝導性の良いシリコーングリース(図示せず)を塗布しており、レーザ素子4で発生した熱を半導体レーザ装置100の底面から保護カバーへ導くように構成している。
以上のように、フレーム基板2に形成した貫通孔31に樹脂モールドの一部を充填させて樹脂枠1を保持する構成とすることで、フレーム基板2と樹脂枠1の分離を防止することができる。これにより、フレーム基板2の厚さを変える必要がなくなるので、簡単なプレス成形でフレーム基板2を形成することができ、低価格で量産性に向いたフレーム基板2を得ることができる。また、フレーム基板2の裏面36から樹脂枠31を突出させずに構成しているので、半導体レーザ装置100の底面を凹凸のない平面にでき、底面全体からレーザ素子4の発生する熱を効率良く放出することができる。また、フレーム基板2を簡単なプレス成形で形成できるので、フレーム基板2を厚くすることが可能になり、レーザ素子4の発生する熱をさらに効率良く放出することができる。
また、レーザ素子4との電気的な外部接続をフレキシブル配線5で構成することにより、樹脂枠1の近傍で簡単に折り曲げすることができる。これにより、電極リードの折り曲げで問題となる樹脂枠1の破損や繰り返しの折り曲げによる電極リードの破壊を解決することができる。加えて、樹脂モールドの部分を小さく薄く形成できるので、フレキシブル配線5を半導体レーザ装置100の上面側8に配置することも可能になり、実装状態の投影面積を小さくでき、小型で薄型の半導体レーザ装置100を得ることができる。また、フレキシブル配線5はレーザ素子搭載面7に取り付けているため、電気的な接続を行うワイヤボンディング10面を同一方向にできる。したがって、フレキシブル配線5をフォーミング処理する必要がなくワイヤボンディング10を容易に行うことができる。
また、フレーム基板2の貫通孔31の開口径をレーザ素子搭載面7側よりも裏面36側が大きくなるように形成することで、貫通孔31に充填した樹脂モールドが楔状に充填することになる。これにより、樹脂モールドによって形成した樹脂枠1が基板フレーム2に組み込まれ、分離することなく密着した状態で一体形成することができる。
さらに、フレキシブル配線5の取り付け位置を決めるための点あるいは線の目印35は、フレーム基板2に貫通孔31を形成するプレス成形時に一括形成することができるので、手間なく形成することができるとともに、フレーム基板2の外形や貫通孔31に対して位置決め用の目印35の位置を精度良く形成することができる。これにより、寸法精度が高くてばらつきの少ない半導体レーザ装置100を得ることができる。
以上のように、貫通孔31を形成したフレーム基板2にフレキシブル配線5を組み込み、樹脂モールドによって樹脂枠1を成形した半導体レーザ装置100の構成とすることにより、リードフレームを使って構成していた半導体レーザ装置100よりもさらに小型化、薄型化できるとともに、レーザ素子4の発生する熱を効率良く放出することができ、低価格で量産性に優れた半導体レーザ装置100及びこれを用いた小型、薄型の光ピックアップ200を得ることができる。
なお、本発明の実施例では、フレーム基板2の材質として、銅合金あるいはアルミニウム合金を使用する構成を示したが、これに限るものではなく、レーザ素子4の耐熱温度が高いものにおいては、例えば鉄系合金やステンレス合金などでフレーム基板2を構成しても良い。
本発明は、光ディスクの記録再生機器に組み込まれる光ピックアップに利用できる。
本発明の第1実施形態による半導体レーザ装置の全体構造を表す斜視図である。 図1に示す半導体レーザ装置の断面構造を表す縦断面図である。 図1に示す半導体レーザ装置の樹脂枠の接続形状を表す縦断面図である。 図1に示す半導体レーザ装置のフレーム基板の貫通孔の成形方法を表す縦断面図である。 図1に示す半導体レーザ装置のフレーム基板の構造を表す斜視図である。 本発明の半導体レーザ装置の組立て構造を表す斜視図である。 本発明の半導体レーザ装置の別な組立て構造を表す斜視図である。 本発明の第2実施形態による半導体レーザ装置の組立て構造を表す斜視図である。 光ピックアップの構造を表す上面図である 図7に示す光ピックアップの光学系の一部構造を表す側面図である。
符号の説明
100…半導体レーザ装置、200…光ピックアップ、1…樹脂枠、2…フレーム基板、3…サブマウント、4…レーザ素子、5…フレキシブル配線、6…パターン配線部、7…レーザ素子搭載面、8…上面側、9…レーザ出射方向、10…ワイヤボンディング、11…フレキシブル配線接着部、12…フレキシブル配線保持部、13…対物レンズ保持部材、14…対物レンズ、15…マグネット保持部材、16…アクチュエータ、17…ワイヤ、18…アクチュエータ支持台、19…ビームスプリッタ、20…光検出器、21…筐体、22…軸受け(主軸)、23…軸受け(副軸)、24…シャフト、25…フレキシブル配線、26…レーザ駆動回路素子、27…立上げミラー、28…レーザ光(行き光)、29…レーザ光(戻り光)、30…光ディスク、31…貫通孔、32…フレキシブル配線挿入孔、33…フレキシブル配線設置開口部、34…フレキシブル配線接着押え部、35…目印(点、線)、36…裏面、37…上金型、38…下金型、39…テーパ形状、40…上金型ピン外径、41…下金型孔径、42…ピン先端。

Claims (5)

  1. 半導体レーザ素子と、前記半導体レーザ素子を搭載したサブマウントと、前記サブマウントを介して前記半導体レーザ素子を搭載するフレーム基板と、前記半導体レーザ素子と前記サブマウントを保護するように前記フレーム基板に樹脂モールドによって樹脂枠が形成された半導体レーザ装置において、
    前記フレーム基板には、前記半導体レーザ素子搭載面から裏面に貫通する孔が形成され、この孔内に前記樹脂モールドの一部が充填されて前記樹脂枠が保持形成されているとともに、前記貫通孔に充填された樹脂モールドは、前記半導体レーザ素子搭載面の裏面と略同一平面となるように形成されており、
    前記樹脂枠の内側に配置された前記フレーム基板の前記半導体レーザ素子搭載面には、前記半導体レーザ素子と電気的に外部接続するためのフレキシブル配線が、前記樹脂枠で覆われて取り付けられていることを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 半導体レーザ素子と、前記半導体レーザ素子を搭載したサブマウントと、前記サブマウントを介して前記半導体レーザ素子を搭載するフレーム基板と、前記半導体レーザ素子と前記サブマウントを保護するように前記フレーム基板に樹脂モールドによって樹脂枠が形成された半導体レーザ装置において、
    前記フレーム基板には、前記半導体レーザ素子搭載面から裏面に貫通する孔が形成され、この孔内に前記樹脂モールドの一部が充填されて前記樹脂枠が保持形成されているとともに、前記貫通孔に充填された樹脂モールドは、前記半導体レーザ素子搭載面の裏面と略同一平面となるように形成されており、
    前記樹脂枠の内側に配置された前記フレーム基板の前記半導体レーザ素子搭載面には、前記半導体レーザ素子と電気的に外部接続するためのフレキシブル配線が、前記樹脂枠から露出して取り付けられていることを特徴とする半導体レーザ装置。
  3. 請求項1及び2記載の半導体レーザ装置において、前記フレーム基板に形成された貫通孔の開口径は、前記半導体レーザ素子搭載面側よりも裏面側の方が大きいことを特徴とする半導体レーザ装置。
  4. 請求項1から3記載の半導体レーザ装置において、前記フレーム基板の前記半導体レーザ素子搭載面には、前記フレキシブル配線の取り付け位置を決めるための点あるいは線状の目印が形成されていることを特徴とする半導体レーザ装置。
  5. 請求項1から4記載の半導体レーザ装置を用いて構成したことを特徴とする光ピックアップ。
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