JP2005235850A - 半導体レーザユニットおよびそれを用いた光ピックアップ装置 - Google Patents

半導体レーザユニットおよびそれを用いた光ピックアップ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 組立のしやすい簡素な構造を有し、放熱が容易でかつ高機能化と小型化とを両立させ、光学素子も含めた高集積化を可能にする半導体レーザユニットを提供する。
【解決手段】 金属板100と、半導体レーザ110と、金属板100に並んで設置されたシリコン基板120およびフレキシブルシート130と、ワイヤー140と、ワイヤー140、シリコン基板120およびフレキシブルシート130を覆うように金属板100に設置された光学素子150とを備え、金属板100は、くぼみを有し、くぼみにはシリコン基板120およびフレキシブルシート130が設置される。
【選択図】 図1


Description

本発明は、半導体レーザユニットに関し、特に光ディスク、例えばデジタルバーサタイルディスク(DVD)やコンパクトディスク(CD)等の記録媒体に情報を書き込んだり、読み取ったりする光ピックアップを構成する半導体レーザユニットおよびそれを用いた光ピックアップ装置に関する。
近年、音楽情報のみならず映像情報の記録媒体としてCD系(CD−ROM、CD−R、CD−RW等)およびDVD系(DVD−ROM、DVD−RW、DVD−RAM等)の光ディスクドライブが急速に普及し、光ディスクドライブの心臓部となる光ピックアップ装置には、高倍速記録対応のための高出力化、CDとDVDの両規格対応の高機能化、さらには光ディスクドライブの薄型化に伴う小型化が強く要望されてきている。従って、光ピックアップ装置に用いられる半導体レーザユニットとしては、高出力化を実現するためのパッケージの放熱改善、高機能化のための多ピン対応、さらには小型化のための幅の狭いパッケージ構造が必要不可欠となってくる。
従来の光ピックアップ装置の半導体レーザユニットの1例として、本出願人が提案した特許文献1に記載の装置を挙げ、半導体レーザユニットの構成について以下で説明する。
図11(a)は従来の半導体レーザユニットの上面図であり、図11(b)は同半導体レーザユニットの断面図(図11(a)のX−X’線における断面図)である。
図11に示される半導体レーザユニットは、リードフレーム900と、樹脂モールドにより成型されたパッケージ910と、受光素子920が集積化され、レーザ光をパッケージ910上部へ反射させるための45度反射鏡および光ディスクから反射した光を受光し処理する回路を有するシリコン基板930と、パッケージ910の中央部にシリコン基板930を介して設置された半導体レーザ940と、下面にグレーティングパターン950bが形成され、上面にホログラムパターン950aが形成されたホログラム素子950とから構成される。
上記構成を有する半導体レーザユニットにおいて、半導体レーザ940からの出射光960は、反射鏡でパッケージ910上方へ反射し、グレーティングパターン950bで回折、透過後、コリーメーターレンズや対物レンズ等の光学部品(図外)を通過し光ディスク(図外)に到達する。そして、光ディスクからの反射光970は、同じ経路を通過後、ホログラムパターン950aで回折し、信号処理回路と集積化された受光素子920に入射する。
ところで、上記構成を有する半導体レーザユニットにより光ピックアップ装置の高出力化、高機能化、小型化を実現しようとした場合、主に2つの課題が発生する。一つは高出力化に伴う放熱改善であり、もう一つは高機能化・小型化に伴うピンピッチの狭小化である。
一般に、高速記録対応用光ディスクドライブでは半導体レーザユニットからの光出力として200mW以上の高出力が必要となる。それに伴って、レーザの駆動電流が高くなりレーザ自身の温度も上昇し、レーザの信頼性が低下するため、環境温度の変化に対してレーザを安定に駆動させるためには、レーザで発生した熱を効率良く放熱することが必要となる。しかし、上記従来の半導体レーザユニットでは、パッケージ自体が熱伝導率の低い樹脂(熱伝導率が約0.5W/m/deg)で覆われているため、熱抵抗の高い構造となっており、熱を効率良く放散することができないのである。
また、上記従来の半導体レーザユニットでは、パッケージを小型化した場合、高機能化に伴うピン数増加が制限を受けるので、さらにピン数を増加させるためにはピンピッチを狭小化する必要が生じるが、現状のリードフレームでの加工では約0.4mmピッチが限界となるため、約0.4mmピッチより狭めることができないのである。
ここで、放熱改善という課題に対応可能な半導体レーザユニットとして、例えば特許文献2に記載の半導体レーザユニットがある。
図12(b)は特許文献2に記載の半導体レーザユニットの上面図であり、図12(a)は同半導体レーザユニットの断面図(図12(b)のX−X’線における断面図)であり、図12(c)は同半導体レーザユニットの断面図(図12(b)のY−Y’線における断面図)である。
図12に示される半導体レーザユニットは、半導体レーザを搭載したレーザユニット部1000と、受光素子を搭載した光検出器1010と、レーザユニット部1000および光検出器1010が設置された金属製基板1020と、レーザユニット部1000および光検出器1010が設置される部分に開口部を有し、配線パターンが形成され、金属製基板1020に取り付けられる樹脂基板1030とから構成される。
上記構成を有する半導体レーザユニットは、半導体レーザで発生した熱を金属製基板の裏側から効率良く放熱することができるので、放熱改善という課題を解決することができる。
また一方、ピンピッチの狭小化という課題に対応可能な半導体レーザユニットとして、例えば特許文献3に記載の半導体レーザユニットがある。
図13は特許文献3に記載の半導体レーザユニットの外観図である。
図13に示される半導体レーザユニットは、立体形状の金属製アイランド1100と、アウター部1110および折り曲げ部1120を有し、上端部1130においてワイヤーとボンディングされたフレキシブルシート1140と、半導体レーザ1150と、受光素子1160とから構成される。ここで、光ディスクドライブへの実装を考慮して、アウター部1110の配線間隔は広くされている。
上記構成を有する半導体レーザユニットは、フレキシブルシートを配線基板として用いており、配線幅を低減することができるので、ピンピッチの狭小化という課題を解決することができる。また、半導体レーザで発生した熱を金属製アイランドの裏側から効率よく放熱することができるので、放熱改善という課題をも同時に解決することができる。
特許第3412609号公報 特開2003−67959号公報 特開2002−198605号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載の半導体レーザユニットでは、小型化に伴いユニット全体の幅を狭くすると、樹脂基板の開口部を維持するために、レーザユニット部および光検出器の搭載面積のみを狭くすることになる。一方、高機能化を考えるとレーザユニット部および光検出器の搭載面積は縮小させたくない。従って、小型化と高機能化とを両立させることは困難という問題がある。さらには、上記特許文献2には、回折格子等の光学素子を備えた半導体レーザユニットに関する記述は無いので、上記特許文献2に記載の半導体レーザユニットでは、光ディスクドライブ実装時に使用されている光学素子も含めた高集積化を考えた場合、パッケージ上に光学素子の接着固定ができなかったり、光学素子とワイヤーとの接触を防止するための凹形状の形成等の光学素子の加工が必要になったりするという問題もある。
また、上記特許文献3に記載の半導体レーザユニットでは、立体形状の別々の部分に発光素子および受光素子を搭載し、さらに別の部分にフレキシブルシートを貼り付ける構成となっているため、工法が複雑になり、作業時間の短縮だけでなく位置精度の確保も困難となるという問題がある。さらには、発光素子および受光素子との電気接続をワイヤーボンドで行うフレキシブルシートの端子部は、図13に示されるように折り曲げて金属製アイランドに貼り付けられているため、作業が複雑化し、接着強度の維持が困難となるという問題もある。
そこで本発明は、かかる問題点に鑑み、組立のしやすい簡素な構造を有し、放熱が容易でかつ小型化と高機能化とを両立させ、光学素子も含めた高集積化を可能にする半導体レーザユニットを提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、光学素子の加工を不要にし、あるいは最小限にとどめることにより、低コストの半導体レーザユニットを提供することを第2の目的とする。
さらに、本発明は、光学素子の接着強度を高め、光ピックアップ組立後の機械強度を確保する半導体レーザユニットを提供することを第3の目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の半導体レーザユニットは、発光素子および受光素子を具備する受発光部と、配線基板と、前記受発光部および前記配線基板が並んで設置される金属板と、前記受発光部を覆うように前記金属板に設置された光学素子とを備え、前記金属板は、くぼみを有し、前記くぼみには、前記受発光部および前記配線基板が設置されることを特徴とする。
これによって、受発光部の面積は配線基板の形状に影響されず、また、発熱源である受発光部の直下はすべて金属で構成されることとなるので、放熱が容易でかつ小型化と高機能化とを両立させる半導体レーザユニットを実現できる。更に、金属板上に部材を面実装する構成のため、組み立てが容易な半導体レーザユニットを実現できる。更に、金属板は光学素子が設置される領域を備えるので、光学素子も含めた高集積化を可能にする半導体レーザユニットを実現できる。また、金属板における受発光部および配線基板と光学素子との間隔を確保でき、光学素子とワイヤーとの接触を防止するための光学素子の加工が不要となるので、安価な半導体レーザユニットを実現できる。
また、前記くぼみは、階段状であり、前記受発光部および前記配線基板が設置される第1の領域を底面に有し、前記光学素子が設置される第2の領域を階段の踏面に有してもよい。ここで、前記金属板は、中央部に前記第1の領域を有し、前記第1の領域の外側に前記第2の領域を有してもよいし、前記くぼみは、前記底面の両側にそれぞれ2つの段差を有するくぼみであってもよいし、前記光学素子は、板形状を有してもよい。
これによって、金属板の光学素子と接する領域と、受発光部および配線基板と接する領域との間隔を確保でき、かつ金属板の光学素子と接する領域のくぼみにより、光学素子を接着する際の金属板上面への接着剤の流出を防ぐ半導体レーザユニットを実現できる。さらに、光学素子側面にも接着剤を塗布することができるので、光学素子と金属板との接着強度をさらに高める半導体レーザユニットを実現できる。
また、発光素子および受光素子を具備する受発光部と、配線基板と、前記受発光部および前記配線基板が並んで設置される金属板と、前記受発光部を覆うように前記金属板に設置された光学素子とを備え、前記金属板は、くぼみを有し、前記くぼみには、前記光学素子が設置されてもよい。ここで、前記光学素子は、下方にくぼみを有する凹形状を有し、前記光学素子の脚部が前記金属板と接してもよい。
これによって、金属板の光学素子と接する領域の厚みが、受発光部および配線基板と接する領域の厚みより薄くなり、光学素子は金属板の凹部にはめ込むように接着固定され、光学素子と金属板との接着面積をさらに拡大させるので、光学素子の接着強度を向上させ、光ピックアップ組立後の機械強度を確保する半導体レーザユニットを実現できる。
また、前記配線基板は、金属配線を樹脂で挟んだフレキシブルシートであってもよい。
これによって、ファインピッチの配線基板としてフレキシブルシートが適用されるので、高機能化に伴う多ピン化および薄型化を同時に実現する半導体レーザユニットを実現できる。
また、前記金属板は、長手方向の両端に円弧形状を有してもよい。
これによって、光ピックアップ装置の半導体レーザユニット挿入部を前記金属板の円弧形状に対応した形状とすることにより、光学素子に負荷をかけることなく回転調整をおこなうことができるので、光ピックアップ装置の組み立て調整での負荷により所望の特性が得られなくなるような故障を防ぎ、特性の安定した半導体レーザユニットを実現することができる。
また、前記光学素子には、当該光学素子に入射した光を回折させるパターンが形成されていてもよい。
これによって、半導体レーザユニットが受光素子への入射光および発光素子からの出射光を回折させる光学素子を備え、従来は半導体レーザユニットの外側に設置されていた回折格子やホログラム素子を集積化することができるので、光ディスクドライブの部品点数を削減する半導体レーザユニットを実現できる。
また、前記光学素子は、外周部に円弧形状を有してもよい。
これによって、光ピックアップ装置の半導体レーザユニット挿入部を前記光学素子の円弧形状に対応した形状とすることにより、回転調整のみで光ピックアップ装置への実装をおこなうことができるので、光ピックアップ装置の組み立てを容易にする半導体レーザユニットを実現することができる。
本発明に係る半導体レーザユニットによれば、効率の良い放熱が可能な半導体レーザユニットを実現できる。すなわち、従来よりも高い環境温度での使用が可能な光ディスクドライブを実現することができる。
また、小型化と高機能化とを両立させる半導体レーザユニットを実現できる。
また、組み立てが容易で特性の安定した半導体レーザユニットを実現できる。
また、光学素子も含めた高集積化を可能にする半導体レーザユニットを実現できる。
また、安価な半導体レーザユニットを実現できる。
また、光学素子を接着する際の金属板への接着剤の流出を防ぐことが可能な半導体レーザユニットを実現できる。
また、光学素子と金属板との接着強度をさらに高める半導体レーザユニットを実現できる。すなわち、光ピックアップ組立後の機械強度を確保する半導体レーザユニットを実現できる。
また、高機能化に伴う多ピン化および薄型化を同時に実現する半導体レーザユニットを実現できる。すなわち、薄型で多機能な光ディスクドライブを実現することができる。
また、光ピックアップ装置の組み立て調整での負荷により所望の特性が得られなくなるような故障を防ぐ半導体レーザユニットを実現することができる。
また、光ディスクドライブの部品点数を削減する半導体レーザユニットを実現できる。これによって、光ピックアップ装置としての部品点数削減、ひいてはコスト削減を可能とする半導体レーザユニットを実現することができる。
また、光ピックアップ装置の組み立てを容易にする半導体レーザユニットを実現することができる。
よって、本発明により、組立のしやすい簡素な構造を有し、放熱が容易でかつ小型化と高機能化とを両立させ、光学素子も含めた高集積化を可能にする半導体レーザユニットを提供することが可能となり、実用的価値は極めて高い。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態における半導体レーザユニットについて、図面を参照しながら説明する。
図1(a)は、第1の実施の形態の半導体レーザユニットの上面図であり、図1(b)は同半導体レーザユニットの断面図(図1(a)のX−X’における断面図)である。
本実施の形態の半導体レーザユニットは、組立のしやすい簡素な構造を有し、放熱が容易でかつ高機能化と小型化とを両立させ、光学素子も含めた高集積化を可能にする半導体レーザユニットを実現することを目的とするものである。同半導体レーザユニットは、表面にニッケルおよび金メッキが施された銅からなる金属板100と、半導体レーザ110と、(111)面を利用した45度マイクロミラーが形成され、光検出回路である受光素子および信号処理回路が集積されたシリコン基板120と、金属、例えば銅を配線として樹脂、例えばポリイミドで挟んだフレキシブルシート130と、金線で形成され、半導体レーザ110、シリコン基板120およびフレキシブルシート130をそれぞれ電気的に接続するワイヤー140と、半導体レーザ110から出射した光および受光素子へ入射する光を透過させる板状でガラス製の光学素子150とから構成される。なお、本半導体レーザユニットを光ディスクドライブに搭載する際には、金属板100から外に出たフレキシブルシート130は折り曲げて実装される。
フレキシブルシート130は、金属板100上において2つに分かれ、その2つに分かれたフレキシブルシート130はシリコン基板120を挟み込むように対向して位置する。ここで図1(b)に示すように、金属板100には、フレキシブルシート130およびシリコン基板120と接する領域が他の領域よりもくぼむ形となるように、フレキシブルシート130およびシリコン基板120と接する領域の厚みを他の領域よりも薄くする加工が施されている。またフレキシブルシート130の配線端子部は、金属板100上のインナー部130aと、金属板100外部のアウター部130bとで異なる端子間隔を有し、インナー部130aでは、例えば0.1mm×0.3mmの面積を有する複数のパッドが幅方向に並んで形成され、アウター部130bでは、光ディスクドライブへの実装に際して電気的短絡等発生しないように、例えば端子幅0.35mm、ピッチ幅0.65mmでパッドが並んで形成される。
また、光学素子150は、例えば紫外線硬化樹脂等の接着剤により金属板100と接着固定される。樹脂の特性としては、金属板上での広がりや金属板からのはみ出しを防ぐため、粘性やチクソ性の高い材料を使用することが好ましい。
上記構成を有する半導体レーザユニットにおいて、半導体レーザ110からの光は、反射鏡(図外)により垂直に立ち上がり、光学素子150を透過して外部に出射される。そして、光ディスク(図外)からの反射光は、同じ経路を通過後、光学素子150を透過して受光素子に入射する。
以上のように本実施の形態の半導体レーザユニットによれば、シリコン基板120およびフレキシブルシート130は金属板100に並んで設置される。よって、従来技術である特許文献2とは異なり、シリコン基板の面積はフレキシブルシートの形状に影響されないので、本実施の形態の半導体レーザユニットは、小型化と高機能化とを両立させ、更なる高機能化の要求に対応できる半導体レーザユニットを実現することができる。
また、本実施の形態の半導体レーザユニットによれば、半導体レーザユニットは、金属板100上にシリコン基板120およびフレキシブルシート130を設置して組み立てられる。よって、組み立てに複雑な工法を要しないので、本実施の形態の半導体レーザユニットは、組み立てが容易な半導体レーザユニットを実現することができる。
また、本実施の形態の半導体レーザユニットによれば、ファインピッチの配線基板としてフレキシブルシート130が適用される。よって、従来のリードでは限界のあったインナー部の配線ピッチ幅を約1/5まで細かくすることができるので、本実施の形態の半導体レーザユニットは、高機能化に伴う多ピン化と小型化とを同時に実現する半導体レーザユニットを実現することができる。
また、本実施の形態の半導体レーザユニットによれば、金属板100の光学素子150と接する領域の厚みが、フレキシブルシート130とシリコン基板120と接する領域の厚みよりも厚いため、光学素子150とワイヤー140との接触は防止される。よって、ガラス基板とワイヤーとの接触を防止するための凹形状の形成等の光学素子の加工が不要となり、光学素子の材料コストを削減することができるため、本実施の形態の半導体レーザユニットは、安価な半導体レーザユニットを実現することができる。
以上の特長により、本半導体レーザユニットを光ディスクドライブの光ピックアップ装置に用いることにより、薄型で多機能な光ディスクドライブを実現することができる。
また、本実施の形態の半導体レーザユニットによれば、シリコン基板120は金属板100上に設置される。よって、発熱源である受発光部の直下はすべて金属で構成されることとなるので、本実施の形態の半導体レーザユニットは、放熱が容易な半導体レーザユニットを実現することができる。
すなわち、本半導体レーザユニットを光ディスクドライブの光ピックアップ装置に用いることにより、従来よりも高い環境温度での使用が可能な光ディスクドライブを実現することができる。
また、本実施の形態の半導体レーザユニットによれば、金属板100は光学素子150が設置される領域を備える。よって、本実施の形態の半導体レーザユニットは、光学素子も含めた高集積化を可能にする半導体レーザユニットを実現できる。
なお、本実施の形態の半導体レーザユニットにおいて、厚みを変える加工を施すことによりくぼみ形状にした金属板100を用いたが、図2に示すような、折り曲げ加工を施すことによりくぼみ形状にした金属板155を用いることでも同様の効果を得ることができる。また、本実施の形態の半導体レーザユニットにおいて、ガラス製の光学素子150をシリコン基板120、フレキシブルシート130およびワイヤー140を覆うカバーに使用したが、半導体レーザ110の光を透過させうる材料からなるカバーであればそれに限られず、例えばポリオレフィン等の樹脂からなるカバーであってもよい。
(実施の形態2)
図3(a)は、第2の実施の形態の半導体レーザユニットの上面図であり、図3(b)は半導体レーザユニットの断面図(図3(a)のX−X’における断面図)である。なお、図1と同一の要素には同一の符号が付されており、それらに関する詳しい説明はここでは省略する。
本実施の形態の半導体レーザユニットは、金属板の光学素子と接する領域の厚みが、シリコン基板とフレキシブルシートと接する領域の厚みよりも厚く、かつ前記2つの領域以外の領域の厚みよりも薄いという点で第1の実施の形態の半導体レーザユニットとは異なる。同半導体レーザユニットは、金属板180と、半導体レーザ110と、シリコン基板120と、フレキシブルシート130と、ワイヤー140と、半導体レーザ110から出射した光および受光素子へ入射する光を透過させるガラス製の光学素子150とから構成される。
ここで、金属板180は、図3(b)に示されるような階段状のくぼみ形状を有し、例えば3mmの幅と15mmの長さを有し、シリコン基板120とフレキシブルシート130と接する領域の厚みよりも厚く、かつ前記2つの領域以外の領域の厚みよりも薄い。くぼみは、底面の両側にそれぞれ2つの段差を有し、底面にシリコン基板120およびフレキシブルシート130が設置され、階段の踏面に光学素子150が設置される。本実施の形態の金属板の形状により、光学素子を接着固定する際の接着剤の余分な広がりを防止でき、かつ光学素子を接着した後で金属板より光学素子がはみ出さない構造となるため、取り扱いにおいて光学素子に傷やストレスを与える可能性を低減できる。
さらに、金属板180は中心部を中心とした円弧形状160を外周部に有する。一般に記録系の光ピックアップにおいては、半導体レーザユニットから出射したレーザ光を、3つに分けて光ディスクへ照射する、いわゆる3ビーム光学系が用いられる。
図4(a)に上記半導体レーザユニットが取り付けられた光ピックアップ装置200の上面図を、図4(b)に光ピックアップ装置200の断面図を示す。
光ピックアップ装置200は、3ビーム光学系の光ピックアップ装置であって、半導体レーザユニット210と、レーザ光を3分割するグレーティング素子220と、光ディスクからの反射光をレーザユニットの受光部へ光を入射させるためのホログラム素子230と、コリメートレンズ240と、反射鏡250と、対物レンズ260と、金属板の円弧形状160に対応した凹部であり、半導体レーザユニット210が回転可能な状態で挿入される挿入部270とから構成される。
上記構成を有する光ピックアップ装置200において、グレーティング素子220により3分割されたレーザ光は、コリメートレンズ240、反射鏡250、対物レンズ260を通過し光ディスク280に照射される。
ここで、光ディスク280上には、例えば図4(c)に示される位置に3ビームが照射されるので、半導体レーザユニット210を回転させることにより、光ディスク280上での3ビーム照射位置が所定の位置に合うように調整される。この調整により、記録系の光ピックアップにおいて対物レンズシフトによる軸ずれ等によって、正確な記録ができなくなるといった問題が起こらず、確実なトラック検出を行うことができる。
以上のように、本実施の形態の半導体レーザユニットによれば、金属板180は光学素子150が接着固定される領域の外側に段差を有するために、接着固定用の紫外線硬化樹脂の金属板180上での広がりや金属板180からのはみ出しを防ぐことが可能となる。従って、第1の実施の形態よりも、粘性やチクソ性の低い紫外線硬化樹脂も接着剤として使用することが可能となる。さらに、構造上、光学素子へのストレスや傷を防止することが可能となる。
またさらに、図5に示すように、本実施の形態の半導体レーザユニットよれば、光学素子150の側面と金属板180との間には、例えば0.5mm〜1.0mmの隙間があり、光学素子150の側面にも接着剤170を塗布することが可能となるため、より接着強度の高い半導体レーザユニットを実現することができる。
また、本実施の形態の半導体レーザユニットによれば、金属板180は、金属板180の中心部を中心とした円弧形状160を両端に有するため、金属板を回転させることにより半導体レーザユニットを光ピックアップ装置に実装する際の回転調整が可能となる。
なお、本実施の形態の半導体レーザユニットにおいて、光ピックアップ装置200はグレーティング素子220およびホログラム素子230を備えるとした。しかし、光ピックアップ装置はグレーティング素子およびホログラム素子を備えず、光学素子がホログラムパターンおよびグレーティングパターンを有してもよい。
また、本実施の形態の半導体レーザユニットにおいて、厚みを変えてくぼみ形状にした金属板100を用いたが、図6(a)に示すような、折り曲げ加工を施すことによりくぼみ形状にした金属板190を用いることでも同様の効果を得ることができる。また、金属板185は、図6(b)に示すように、くぼみの踏面の一部、すなわち光学素子150が設置される領域の一部にくぼみを有してもよい。
(実施の形態3)
図7(a)は、第3の実施の形態の半導体レーザユニットの上面図であり、図7(b)は半導体レーザユニットの断面図(図7(a)のX−X’における断面図)である。なお、図3と同一の要素には同一の符号が付されており、それらに関する詳しい説明はここでは省略する。
本実施の形態の半導体レーザユニットは、金属板340と、半導体レーザ110と、シリコン基板120と、フレキシブルシート130と、ワイヤー140と、入出射光を透過、回折させる光学素子300とから構成される。
ここで、金属板340は、図7(b)に示されるような形状をし、光学素子300と接する領域が他の領域よりもくぼむ形となっており、光学素子300と接する領域の厚みは、シリコン基板120とフレキシブルシート130と接する領域の厚み及び前記2つの領域以外の領域の厚みよりも薄い。
光学素子300は、半導体レーザ110から遠い面に、光ディスクからの反射光310を回折し受光部へと入射させるホログラムパターン300aを有し、半導体レーザ110に近い面に、レーザ光を回折し3ビームを形成するグレーティングパターン300bを有している。ここで、光学素子300は、下方にくぼみを有する凹形状をし、光学素子300の中心部を中心とした円弧形状320を外周部に有する。光学素子300は、金属板340の凹部330に脚部を挿入後、発光点に対し光軸調整され、紫外線硬化樹脂等の接着剤で接着固定される。
ここで、金属板340の凹部330の深さは、光学素子300設置時に、光学素子300に形成されたホログラムパターン300a及びグレーティングパターン300bと、半導体レーザ110及びシリコン基板120上に形成された受光部との相対関係が設計と合うような深さになっている。
以上の構成により、図8に示すように光学素子300の金属板340との接着面積が大きくなり、接着剤350による安定した接着強度を得ることが可能となる。
図9(a)は上記半導体レーザユニットが取り付けられた光ピックアップ装置400の上面図であり、図9(b)は光ピックアップ装置400の断面図である。
光ピックアップ装置400は、3ビーム光学系の光ピックアップ装置であって、半導体レーザユニット410と、コリメートレンズ420と、反射鏡430と、対物レンズ440と、前記光学素子の円弧形状320に対応した凹部を有し、半導体レーザユニット410が回転可能な状態で挿入される挿入部450とから構成される。
上記構成を有する光ピックアップ装置400において、半導体レーザユニット410内の光学素子により3分割されたレーザ光は、コリメートレンズ420、反射鏡430、対物レンズ440を通過し光ディスク460に照射される。
ここで、光ディスク460上には、例えば図9(c)に示される位置に3ビームが照射されるので、半導体レーザユニット410を回転させることにより、光ディスク460上での3ビーム照射位置が所定の位置に合うように調整される。この調整により、記録系の光ピックアップにおいて対物レンズシフトによる軸ずれ等によって、正確な記録ができなくなるといった問題が起こらず、確実なトラック検出を行うことができる。
半導体レーザユニット410の光ピックアップ装置400への取り付けは、半導体レーザユニット410の光学素子300の円弧形状320と、挿入部450の円弧形状とを合わせるようにしておこなわれ、光ディスク460での3ビーム照射位置の調節は、挿入部450の円弧形状に沿って半導体レーザユニット410を回転させることによりおこなわれる。
以上のように本実施の形態の半導体レーザユニットは、レーザ光を分割するグレーティングパターン300bと光ディスクからの反射光310を回折させるホログラムパターン300aとを有する光学素子300を備える。よって、従来は半導体レーザユニットの外側に設置されていた光学素子を集積化することができるので、本実施の形態の半導体レーザユニットは、光ディスクドライブの部品点数を削減する半導体レーザユニットを実現することができる。
また、本実施の形態の半導体レーザユニットによれば、光学素子300が挿入部450の円弧形状と勘合する円弧形状320を外周部に有する。よって、半導体レーザユニットの光ピックアップ装置への実装に際して、回転調整をおこなうだけでよいので、本実施の形態の半導体レーザユニットは、光ピックアップ装置への組み立てが容易な半導体レーザユニットを実現することができる。
さらに、光学素子300は金属板340の凹部330に挿入され、光学素子300と金属板340とが広い接着面積を有する構成となるため、光学素子300の外周部の円弧形状320を利用して光ピックアップ装置への組立回転調整を行っても、調整時の負荷により所望の特性が得られなくなるような故障を防ぐことができる。
すなわち、特許文献1に記載の半導体レーザユニットの場合、光ピックアップ装置実装時での回転調整部であるパッケージの凸状の外側円弧部が発光点の光軸とは一致しないため、回転調整だけでなくレーザ光の進行方向に対する垂直な面内での調整も必要となるが、本実施の形態の半導体レーザユニットは、光ピックアップ装置実装時には既に光学素子が光軸調整されているので、回転調整のみとなる。
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態における光ピックアップ装置について、図面を参照しながら説明する。
図10(a)は第4の実施の形態の光ピックアップ装置500の上面図であり、図10(b)は光ピックアップ装置500の断面図である。なお、図9と同一の要素には同一の符号が付されており、それらに関する詳しい説明はここでは省略する。
本実施の形態の光ピックアップ装置500は、3ビーム光学系の光ピックアップ装置であって、コリメートレンズ420と、反射鏡430と、対物レンズ440と、半導体レーザユニット410と、半導体レーザユニット410が回転可能な状態で挿入される挿入部450と、半導体レーザユニット410の金属板340の裏面に接着剤、例えばシリコン系の熱伝導性接着剤で接着固定された放熱ブロック510とから構成される。
ここで、半導体レーザユニット410のフレキシブルシートのアウター部における他のフレキシブルシートとの配線接続は、図10(b)に示されるように光ピックアップ装置500外部の半田接続箇所520においてなされる。
以上のように本実施の形態の光ピックアップ装置によれば、光ピックアップ装置は半導体レーザユニット410の金属板340の裏面に放熱ブロック510を備え、また、金属板340と光ピックアップ装置500とは接触する。よって、放熱面積が大幅に拡大して放熱効果が高められ、半導体レーザで発生した熱を効率良く外部へ放散することが可能となるので、本実施の形態の光ピックアップ装置は、高い放熱特性による安定した動作が可能な光ピックアップ装置を実現することができる。
また、本実施の形態の光ピックアップ装置によれば、半導体レーザユニット410は配線基板としてフレキシブルシート130を適用し、半導体レーザユニット410のフレキシブルシートと他のフレキシブルシートとの配線接続は、光ピックアップ装置500外部の半田接続箇所520においてなされる。よって、光学素子とフレキシブルシートの半田接続箇所となるアウター部との距離を、従来の構造に対し2倍以上確保することができるので、本実施の形態の光ピックアップ装置は、光ピックアップ装置実装時の半導体レーザユニット自体への熱的負荷を大幅に削減する光ピックアップ装置を実現することができる。
すなわち、半田実装箇所と上記部材との距離を離すことにより、半田による配線接続時に、熱伝導によって光学素子や光学素子を固定している接着剤が耐熱温度以上に加熱されてしまい、光学素子のグレーティングパターンやホログラムパターン上に形成している無反射防止膜のはがれや接着剤の軟化による光学素子の位置ずれが発生し、特性劣化や信頼性の低下が発生するといったことが起こらない。
なお、本実施の形態の光ピックアップ装置において、半導体レーザユニット410の金属板340と放熱ブロック510とをシリコン系接着剤で接着固定したが、熱伝導率の高い材料との接触が確保されればそれに限られず、例えば熱伝導率の高いグラファイトシートを挟んだ構成であってもよい。
本発明は、半導体レーザユニットに利用でき、特に光ディスクドライブ装置の光ピックアップ等に利用することができる。
(a)本発明の第1の実施の形態の半導体レーザユニットの上面図である。(b)同実施の形態の半導体レーザユニットの断面図(図1(a)のX−X’における断面図)である。 同実施の形態の半導体レーザユニットの金属板の変形例の断面図である。 (a)第2の実施の形態の半導体レーザユニットの上面図である。(b)同実施の形態の半導体レーザユニットの断面図(図3(a)のX−X’における断面図)である。 (a)同実施の形態の半導体レーザユニットが取り付けられた光ピックアップ装置の上面図である。(b)同光ピックアップ装置の断面図である。(c)光ディスク上における3ビームの照射位置を説明するための図である。 同実施の形態の光学素子と金属板との接着固定を説明するための図である。 (a)同実施の形態の半導体レーザユニットの金属板の第1の変形例の断面図である。(b)同実施の形態の半導体レーザユニットの金属板の第2の変形例の断面図である。 (a)第3の実施の形態の半導体レーザユニットの上面図である。(b)同実施の形態の半導体レーザユニットの断面図(図7(a)のX−X’における断面図)である。 同実施の形態の光学素子と金属板との接着固定を説明するための図である。 (a)同実施の形態の半導体レーザユニットが取り付けられた光ピックアップ装置の上面図である。(b)同光ピックアップ装置の断面図である。(c)光ディスク上における3ビームの照射位置を説明するための図である。 (a)第4の実施の形態の光ピックアップ装置の上面図である。(b)同実施の形態の光ピックアップ装置の断面図である。 (a)特許文献1に記載の従来の半導体レーザユニットの上面図である。(b)同半導体レーザユニットの断面図(図11(a)のX−X’線における断面図)である。 (a)特許文献2に記載の従来の半導体レーザユニットの断面図(図12(b)のX−X’線における断面図)である。(b)同半導体レーザユニットの上面図である。(c)同半導体レーザユニットの断面図(図12(b)のY−Y’線における断面図)である。 特許文献3に記載の従来の半導体レーザユニットの外観図である。
符号の説明
100、155、180、185、190、340 金属板
110、940、1150 半導体レーザ
120、930 シリコン基板
130、1140 フレキシブルシート
130a インナー部
130b、1110 アウター部
140 ワイヤー
150、300 光学素子
160、320 円弧形状
170、350 接着剤
200、400、500 光ピックアップ装置
210、410 半導体レーザユニット
220 グレーティング素子
230、950 ホログラム素子
240、420 コリメートレンズ
250、430 反射鏡
260、440 対物レンズ
270、450 挿入部
280、460 光ディスク
300a、950a ホログラムパターン
300b、950b グレーティングパターン
310、970 反射光
330 凹部
510 放熱ブロック
520 半田接続箇所
900 リードフレーム
910 パッケージ
920、1160 受光素子
960 出射光
1000 レーザユニット部
1010 光検出器
1020 金属製基板
1030 樹脂基板
1100 金属製アイランド
1120 折り曲げ部
1130 上端部

Claims (12)

  1. 発光素子および受光素子を具備する受発光部と、
    配線基板と、
    前記受発光部および前記配線基板が並んで設置される金属板と、
    前記受発光部を覆うように前記金属板に設置された光学素子とを備え、
    前記金属板は、くぼみを有し、前記くぼみには、前記受発光部および前記配線基板が設置される
    ことを特徴とする半導体レーザユニット。
  2. 前記くぼみは、階段状であり、前記受発光部および前記配線基板が設置される第1の領域を底面に有し、前記光学素子が設置される第2の領域を階段の踏面に有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザユニット。
  3. 前記金属板は、中央部に前記第1の領域を有し、前記第1の領域の外側に前記第2の領域を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体レーザユニット。
  4. 前記くぼみは、前記底面の両側にそれぞれ2つの段差を有するくぼみである
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の半導体レーザユニット。
  5. 前記光学素子は、板形状を有する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体レーザユニット。
  6. 発光素子および受光素子を具備する受発光部と、
    配線基板と、
    前記受発光部および前記配線基板が並んで設置される金属板と、
    前記受発光部を覆うように前記金属板に設置された光学素子とを備え、
    前記金属板は、くぼみを有し、前記くぼみには、前記光学素子が設置される
    ことを特徴とする半導体レーザユニット。
  7. 前記光学素子は、下方にくぼみを有する凹形状を有し、
    前記光学素子の脚部が前記金属板と接する
    ことを特徴とする請求項6に記載の半導体レーザユニット。
  8. 前記配線基板は、金属配線を樹脂で挟んだフレキシブルシートである
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体レーザユニット。
  9. 前記金属板は、長手方向の両端に円弧形状を有する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の半導体レーザユニット。
  10. 前記光学素子には、当該光学素子に入射した光を回折させるパターンが形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の半導体レーザユニット。
  11. 前記光学素子は、外周部に円弧形状を有する
    ことを特徴とする請求項10に記載の半導体レーザユニット。
  12. 請求項1〜11いずれか1項に記載の半導体レーザユニットを備える
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114122902A (zh) * 2020-08-27 2022-03-01 青岛海信激光显示股份有限公司 激光器

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