JP2006237004A - 電極端子部の連結構造及びこれを備えたプラズマディスプレイパネル - Google Patents

電極端子部の連結構造及びこれを備えたプラズマディスプレイパネル Download PDF

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Abstract

【課題】信号伝達手段を放電電極の端子部に安定的に連結できる電極端子部の連結構造及びこれを備えたプラズマディスプレイパネルを提供する。
【解決手段】所定の間隔をおいて離隔され、互いに対向する一対の基板と、一対の基板間に配置され、一対の基板と共に放電セルを限定する隔壁と、一対の基板間に備わる誘電体層と、隔壁内に配置されて放電を行う放電部、隔壁の外部に配置されて誘電体層に接触して設置される端子部、及び放電部と端子部とを連結する連結部、を備えた放電電極と、一端が端子部に接触して設置される信号伝達手段と、を備える電極端子部の連結構造及びこれを備えたプラズマディスプレイパネル。
【選択図】図1

Description

本発明は、電極端子部の連結構造及びこれを備えたプラズマディスプレイパネルに係り、さらに詳細には、基板または誘電体層に接触するように放電電極の端子部を形成することによって、放電電極の端子部を安定的に支持できる電極端子部の連結構造及びこれを備えたプラズマディスプレイパネルに関する。
最近になって、従来の陰極線管ディスプレイ装置に代えるものとして注目されているプラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel:PDP)は、複数個の電極が形成された二つの基板間に放電ガスが封入された後に放電電圧が加えられ、これによって発生する紫外線により所定のパターンから形成された蛍光体が励起されて所望の画像を得る装置である。
このようなPDPを駆動するためには、映像信号によって駆動回路基板から電圧を印加する必要があるが、通常的に放電を行う電極の端子部と駆動回路基板とは信号伝達手段によって連結される。
ところが、従来のPDPのうち対向放電形式のように維持電極が隔壁の内部に配置される場合には、電極の端子部のみ隔壁の外部に露出されるが、その場合、電極の端子部の構造が脆弱なので、信号伝達手段と接続して設置する過程で電極の端子部が破損してしまうという問題点が発生する。
すなわち、電極の端子部のみ隔壁の外部に露出されれば、カンチレバービームの形状になるが、一般的に電極の端子部は印刷法により形成されてその強度が弱いだけでなく外力による下垂にも脆弱なので、カンチレバービーム形状の電極の端子部はそれに作用する外力により容易に破損する。ところが、電極の端子部を前記信号伝達手段に連結する過程では、電極の端子部に剪断力及び曲げモーメントが必然的に加えられるので、前記電極の端子部は、前記信号伝達手段と接合される過程で容易に破損して不良率が高くなり、それによりコストアップになってしまう問題点があった。
本発明は、前述したような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の主な目的は、基板または誘電体層に接触するように放電電極の端子部を形成することによって、放電電極の端子部を安定的に支持できる電極端子部の連結構造及びこれを備えたPDPを提供することである。
前記のような目的を含んでその他の目的を達成するために、本発明は、所定の間隔をおいて離隔され、互いに対向する一対の基板と、前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板と共に放電セルを限定する隔壁と、前記一対の基板間に備わる誘電体層と、前記隔壁内に配置されて放電を行う放電部と、前記隔壁の外部に配置されて前記誘電体層に接触して設置される端子部と、前記放電部と前記端子部とを連結する連結部と、を備えた放電電極と、一端が前記端子部に接触して設置される信号伝達手段と、を備える電極端子部の連結構造を提供する。
ここで、前記基板の幅は、前記隔壁の長さより長いことが好ましい。
ここで、前記隔壁の側面は、隔壁保護層で覆われたことが好ましい。
ここで、前記放電電極は、共通電極であることが好ましい。
ここで、前記放電電極は、走査電極であることが好ましい。
ここで、前記信号伝達手段は、フレキシブルプリントケーブル(Flexible Printed Cable:FPC)である。
ここで、前記信号伝達手段と前記端子部との連結は、異方性導電フィルムによりなされる。
また、前記のような本発明の目的は、所定の間隔をおいて離隔され、互いに対向する一対の基板と、前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板と共に放電セルを限定する隔壁と、前記隔壁内に配置されて放電を行う放電部と、前記隔壁の外部に配置されて前記一対の基板のうちいずれか一つの基板に接触して設置される端子部と、前記放電部と前記端子部とを連結する連結部と、を備えた放電電極と、一端が前記端子部に接触して設置される信号伝達手段と、を備える電極端子部の連結構造を提供することによって達成される。
ここで、前記基板の幅は、前記隔壁の長さより長いことが好ましい。
ここで、前記基板は、その表面に基板保護層を備える。
ここで、前記隔壁の側面は、隔壁保護層で覆われたことが好ましい。
ここで、前記放電電極は、共通電極である。
ここで、前記放電電極は、走査電極である。
ここで、前記信号伝達手段は、FPCである。
ここで、前記信号伝達手段と前記端子部との連結は、異方性導電フィルムによりなされる。
また、前記のような本発明の目的は、所定の間隔をおいて離隔され、互いに対向する一対の基板と、前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板と共に放電セルを限定する第1隔壁と、前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板及び前記第1隔壁と共に放電セルを限定する第2隔壁と、前記一対の基板間に備わる誘電体層と、前記第1隔壁内に配置されて放電を行う放電部と、前記第2隔壁の外側に配置されて前記誘電体層に接触して設置される端子部と、前記放電部と前記端子部とを連結する連結部と、を備えた放電電極と、一端が前記端子部に接触して設置される信号伝達手段と、を備える電極端子部の連結構造を提供することによって達成される。
ここで、前記基板の幅の長さは、前記第1隔壁が形成された長さより大きいことが好ましい。
ここで、前記基板の幅の長さは、前記第2隔壁が形成された長さより大きいことが好ましい。
ここで、前記第1隔壁の側面は、隔壁保護層で覆われたことが好ましい。
ここで、前記放電電極は、共通電極である。
ここで、前記放電電極は、走査電極である。
ここで、前記信号伝達手段は、FPCである。
ここで、前記信号伝達手段と前記端子部との連結は、異方性導電フィルムによりなされる。
また、前記のような本発明の目的は、所定の間隔をおいて離隔され、互いに対向する一対の基板と、前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板と共に放電セルを限定する第1隔壁と、前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板及び前記第1隔壁と共に放電セルを限定する第2隔壁と、前記第1隔壁内に配置されて放電を行う放電部と、前記第2隔壁の外側に配置されて前記一対の基板のうちいずれか一つの基板に接触して設置される端子部と、前記放電部と前記端子部とを連結する連結部と、を備えた放電電極と、一端が前記端子部に接触して設置される信号伝達手段と、を備える電極端子部の連結構造を提供することによって達成される。
ここで、前記基板の幅の長さは、前記第1隔壁が形成された長さより大きいことが好ましい。
ここで、前記基板の幅の長さは、前記第2隔壁が形成された長さより大きいことが好ましい。
ここで、前記基板は、その表面に基板保護層を備える。
ここで、前記第1隔壁の側面は、隔壁保護層で覆われたことが好ましい。
ここで、前記放電電極は、共通電極である。
ここで、前記放電電極は、走査電極である。
ここで、前記信号伝達手段は、FPCである。
ここで、前記信号伝達手段と前記端子部との連結は、異方性導電フィルムによりなされる。
また、前記のような本発明の目的は、所定の間隔をおいて離隔され、互いに対向する一対の基板と、前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板と共に放電セルを限定する隔壁と、前記一対の基板間に備わる誘電体層と、前記隔壁内に配置されて放電を行う放電部と、前記隔壁の外部に配置されて前記誘電体層に接触して設置される端子部と、前記放電部と前記端子部とを連結する連結部と、を備えた維持電極と、前記一対の基板間に配置され、前記維持電極と交差するように延びたアドレス電極と、一端が前記端子部に接触して設置される信号伝達手段と、前記放電セル内に配置された蛍光体層と、前記放電セル内にある放電ガスと、を備えるPDPを提供することによって達成される。
ここで、前記基板の幅は、前記隔壁の長さより長いことが好ましい。
ここで、前記一対の基板のうち少なくともいずれか一つの基板は透明であることが好ましい。
ここで、前記隔壁の側面は、隔壁保護層で覆われたことが好ましい。
ここで、前記維持電極は、共通電極及び走査電極を含むことが好ましい。
ここで、前記信号伝達手段は、FPCである。
ここで、前記信号伝達手段と前記端子部との連結は、異方性導電フィルムによりなされる。
また、前記のような本発明の目的は、所定の間隔をおいて離隔され、互いに対向する一対の基板と、前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板と共に放電セルを限定する隔壁と、前記隔壁内に配置されて放電を行う放電部と、前記隔壁の外部に配置されて前記一対の基板のうちいずれか一つの基板に接触して設置される端子部と、前記放電部と前記端子部とを連結する連結部と、を備えた維持電極と、前記一対の基板間に配置され、前記維持電極と交差するように延びたアドレス電極と、一端が前記端子部に接触して設置される信号伝達手段と、前記放電セル内に配置された蛍光体層と、前記放電セル内にある放電ガスと、を備えるPDPを提供することによって達成される。
ここで、前記基板の幅は、前記隔壁の長さより長いことが好ましい。
ここで、前記一対の基板のうち少なくともいずれか一つの基板は透明であることが好ましい。
ここで、前記基板は、その表面に基板保護層を備える。
ここで、前記隔壁の側面は、隔壁保護層で覆われたことが好ましい。
ここで、前記維持電極は、共通電極及び走査電極を含むことが好ましい。
ここで、前記信号伝達手段は、FPCである。
ここで、前記信号伝達手段と前記端子部との連結は、異方性導電フィルムによりなされる。
本発明による電極端子部の連結構造を備えたPDPは、基板または誘電体層に接触するように放電電極の端子部を形成することによって、信号伝達手段を放電電極の端子部に安定的に連結できる。
すなわち、本発明によれば、信号伝達手段の導線を放電電極の端子部に設置する過程で端子部に外力が加えられるとしても、端子部を支持する基板または誘電体層によって端子部の破損が防止されて端子部を安定的に支持可能になって、信号伝達手段の設置を容易にし、かつ不良率を減らして、作業工数及びコストを低減できる。
以下、添付した図面を参照して本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による電極端子部の連結構造を備えたPDPを図示する部分切開斜視図であり、図2は、図1のII−II線の断面図である。
図1及び図2に示すように、本発明の第1実施形態による電極端子部の連結構造を備えたPDP 100は、一対の基板110、隔壁120、維持電極対130、アドレス電極140及び信号伝達手段150を備える。
前記一対の基板110は、第1基板111及び第2基板112から形成されるが、第1基板111及び第2基板112は、所定の間隔をおいて離隔されており、互いに対向するように配置される。そのうち、前記第1基板111は透明なガラスからなっていて、可視光線が透過できるようになっている。
この第1実施形態は、第1基板111が透明なガラスからなって、蛍光体層180で発生した可視光線が第1基板111を通じて外部に出る構造を持っているが、本発明はこれに限定されず、第2基板112を透明な材質とし、蛍光体層180で発生した可視光線が第2基板112を通じて外部に出る構造にしてもよい。
前記第1基板111と第2基板112とは、隔壁120によって区切られる複数の放電セル160を限定する。
第1基板111及び第2基板112の幅の長さは、前記隔壁120の長さより長くなっていて、第1基板111及び第2基板112は、隔壁120と共に放電セル160を十分に限定するだけでなく、第1基板111と第2基板112のうち隔壁120が配置されていない部分に信号伝達手段150の設置を容易に行える。
また、この第1実施形態では、隔壁120によって区切られる放電セル160の横断面が方形であると図示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、三角形、五角形などの多角形、または円形、楕円形などの多様な形状にも形成できる。
隔壁120は、第1基板111と第2基板112との間に配置されるが、隔壁120は誘電体から形成されており、隔壁120の内部には維持電極対130が配置されている。
隔壁120をなす誘電体は、荷電粒子が前記維持電極対130に直接衝突して損傷させることを防止し、荷電粒子を誘導して壁電荷を蓄積できるが、このような誘電体としては、PbO、B、SiOなどが使われる。
前記隔壁120の内部に配置された維持電極対130は、放電電極であって、共通電極131と走査電極132から形成されている。
この第1実施形態のPDP 100の隔壁120内には維持電極対130が配置されるので、維持電極対130を構成する共通電極131及び走査電極132が透明電極である必要がなく、Ag、AlまたはCuなどの導電性に優れて抵抗の低い金属材料で形成できる。そのようになれば、放電による応答速度が速く、信号が歪曲されずに維持放電に必要な消費電力を低減できるなど色々な長所がある。
また、本発明の第1実施形態では、共通電極131の放電部131a及び走査電極132の放電部(図示せず)の形状が一直線の形状に構成されるが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記放電セル160を取り囲むように前記共通電極131の放電部131a及び走査電極132の放電部(図示せず)を、梯形、リング状または方形の環状などの多様な形状に構成できる。その場合には、維持放電が放電セル160を限定するあらゆる側面で垂直方向に起きるので、放電面積が相対的に広くなり、相対的に低電圧駆動が可能で発光効率が高くなるなどの長所がある。
一方、第2基板112の前面には、前記共通電極131及び前記走査電極132と交差するようにアドレス電極140が配置されて形成される。アドレス電極140は、走査電極132と共にアドレス放電を行って放電が起きる放電セルを選択する。
この第1実施形態では、共通電極131の放電部131a及び走査電極132の放電部(図示せず)の形状が一直線になるように構成されているので、放電が起きる放電セルを選択するアドレス放電が行われるためには、アドレス電極140が別途に形成されねばならないが、本発明はこれに限定されない。すなわち、前述したように、本発明のPDPの共通電極及び走査電極の放電部の形状が、放電セルを取り囲むように梯形や、リング状になっていれば、その共通電極及び走査電極の放電部を交差して配置することによってアドレッシング作用も同時に行え、その場合には、アドレス電極140が別途に必要なくなる。
前記アドレス電極140の上には誘電体層170が積層されて形成される。誘電体層170は、放電時に正イオンまたは電子がアドレス電極140に衝突してアドレス電極140を損傷させることを防止しつつも電荷を誘導できる誘電体として形成されるが、このような誘電体としては、PbO、B、SiOなどが使われる。
蛍光体層180は、前記放電セル160の下面及び隔壁120の下部側面に形成されるが、本発明の場合、前記蛍光体層180が配置される位置はこれに限定されず、放電セル160の上面に形成されるなど、放電セル160内の多様な位置に配置される。
前記蛍光体層180は、紫外線を受けて可視光線を発生させる成分を持つが、赤色発光放電セルに形成された赤色蛍光体層は、Y(V,P)O:Euのような蛍光体を含み、緑色発光放電セルに形成された緑色蛍光体層はZnSiO:Mnのような蛍光体を含み、青色発光放電セルに形成された青色蛍光体層はBAM:Euのような蛍光体を含む。
一方、蛍光体層180が形成されていない隔壁120の側面には隔壁保護層190が形成されている。
前記隔壁保護層190は、プラズマ粒子のスパッタリングにより誘電体から形成された隔壁及び電極が損傷することを防止し、2次電子を放出して放電電圧を低める役割をするが、酸化マグネシウム(MgO)からなっている。
第1基板111、第2基板112及び隔壁120により限定された放電セル160には、Ne、Xeなど及びこれらの混合ガスのような放電ガスが封入される。
一方、前述したように、放電電極の維持電極対130は、共通電極131と走査電極132とから形成されている。
共通電極131と走査電極132とは、信号伝達手段150を利用してそれぞれの駆動回路基板(図示せず)との連結を容易にするために相互対称に形成されているだけであり、その構造が同一であるので、以下、代表的に共通電極131について説明する。
前記共通電極131は、放電部131a、端子部131b及び連結部131cから形成されているが、その構造を説明すれば次の通りである。
前記放電部131aは、隔壁120内に配置されて放電を行うが、蛍光体層180が形成された高さより高く形成される。
前記端子部131bは、誘電体層170上に形成されることによって、誘電体層170が端子部131bを支持する。
また、端子部131bは、隔壁120の外部に配置されることによって、信号伝達手段150と連結可能に構成される。すなわち、前述したように、前記第1基板111及び第2基板112の幅の長さは隔壁120が形成された長さより長く形成されて、前記第1基板111及び第2基板112のエッジには隔壁120が形成されていない部分があるが、その部分で信号伝達手段150と端子部131bとの電気的な連結が行われる。
連結部131cは、前記放電部131aと端子部131bとを電気的に連結するように形成される。
この第1実施形態では、前記連結部131cが隔壁120の内部に配置されるが、本発明はこれに限定されない。すなわち、前記連結部131cは、前記放電部131aと端子部131bとを電気的に連結さえすれば隔壁120の外部に配置されてもよい。また、前記連結部131cは、隔壁120の外部に配置されるが、薄い絶縁層で覆われることによって連結部131cが保護されるように構成してもよい。
この第1実施形態では、前記放電部131a、端子部131b及び連結部131cをいずれも同じ材質で形成するが、本発明はこれに限定されず、放電部131a、端子部131b及び連結部131cをそれぞれ異なる材質で形成してもよい。すなわち、放電部131a、端子部131b及び連結部131cの形成時に、導電性の材質のみ使用するならば、材質選定において特別な制限はない。
前記端子部131bの上部には信号伝達手段150が電気的に連結されるが、この第1実施形態では、前記信号伝達手段150は、前記端子部131bを構成する面のうち前記誘電体層170が位置する方向の逆方向に位置した面に接触する。
前記信号伝達手段150を端子部131bに接合して設置する過程では、外力が端子部131bに作用するが、この第1実施形態による端子部131bは、前記誘電体層170上に形成されることによって、外力によって端子部131bの下垂が発生しないだけでなく、剪断力及び曲げモーメントにさらによく抵抗できる。
前記信号伝達手段150はFPCでありうるが、その場合には、FPCをなしている個々の導線に前記端子部131bがそれぞれ一対一に対応して設置される。
この時、前記信号伝達手段150のそれぞれの導線と前記端子部131bとの連結は、異方性導電フィルム(Anisotropic conductive film)によりなされる。
これまで説明した共通電極131の構造は、前述したように走査電極132と対称の構造になっているので、走査電極132の放電部(図示せず)、端子部(図示せず)及び連結部(図示せず)も、共通電極131の放電部131a、端子部131b及び連結部131cと対応してそれと同じ構造を持つ。
また、図1及び図2に図示されていないが、隔壁120、共通電極131の端子部131b、連結部131c及び信号伝達手段150の配置構造は、PDP 100の対向側のエッジにも同一に対称に形成されている。
一方、この第1実施形態の場合には、誘電体層170上に共通電極131の端子部131b及び走査電極132の端子部(図示せず)が形成される構造になっているが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、PDPの構成時に誘電体層170は必ず必要な構成要素ではないので、誘電体層170がない場合もある。特に、前述したように、PDPの共通電極及び走査電極の放電部の形状が放電セルを取り囲むように、梯形や、リング状などになっていれば、その共通電極及び走査電極の放電部を交差して配置することによって、アドレス電極140が別途に必要なくなり、それにより誘電体層170も必要なくなる場合もある。
そのように、誘電体層170が別途に必要なくなる場合には、共通電極131の端子部131b及び走査電極132の端子部(図示せず)が前記第1基板111または第2基板112のうちいずれか一つの基板に接触して設置されてもよい。すなわち、そのような場合には、共通電極131の端子部131b及び走査電極132の端子部(図示せず)は、前記第1基板111または第2基板112のうちいずれか一つの基板によって安定的に支持されることによって、信号伝達手段150との連結時に前記端子部に外力が加えられるとしても、前記端子部は破損されずに信号伝達手段150と安定的に連結されうる。
すなわち、本発明は、誘電体層170のないPDPの場合にも適用でき、その場合に、共通電極131の端子部131b及び走査電極132の端子部(図示せず)は、前記第1基板111または第2基板112のうちいずれか一つの基板によって安定的に支持される。
次いで、この第1実施形態の電極端子部の連結構造を備えたPDP 100の作用を説明する。
まず、PDP 100の隔壁120及び維持電極対130の形成時に、共通電極131の放電部131a、端子部131b及び連結部131cと走査電極132の放電部(図示せず)、端子部(図示せず)及び連結部(図示せず)を前述したこの第1実施形態による構成に設置する。次いで、信号伝達手段150をなしている個々の導線を共通電極131の端子部131b及び走査電極132の端子部(図示せず)に電気的に連結する。
PDP 100の組立て及び放電ガスの注入が終わった後、外部の電源から前記アドレス電極140と走査電極132との間に所定のアドレス電圧が印加されれば、アドレス放電が起き、このアドレス放電の結果で維持放電が起きる放電セル160が選択される。
その後、前記選択された放電セル160の共通電極131と走査電極132との間に信号伝達手段150を経由して放電維持電圧が印加されれば、共通電極131及び走査電極132に溜まっていた壁電荷の移動により維持放電を起こし、この維持放電時に励起された放電ガスのエネルギー準位が低くなりつつ紫外線が放出される。
そして、この紫外線が放電セル160内に塗布された蛍光体180を励起させるが、この励起された蛍光体180のエネルギー準位が低くなりつつ可視光が放出され、この放出された可視光が第1基板111を投射して出射されつつユーザが認識できる画像を形成する。
前記のようなこの第1実施形態は、第2基板112の前面に配置された誘電体層170上に共通電極131の端子部131b及び走査電極132の端子部(図示せず)が形成されることによって、共通電極131の端子部131b及び走査電極132の端子部(図示せず)を安定的に支持できる。したがって、信号伝達手段150の導線を共通電極131の端子部131b及び走査電極132の端子部(図示せず)に設置する過程で、前記端子部に外力が作用するとしても、前記端子部の破損を防止できる。
以下では、図3ないし図4を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
図3は、本発明の第2実施形態による電極端子部の連結構造を備えたPDPを図示する部分切開斜視図であり、図4は、図3のIV−IV線の断面図である。
図3及び図4に示すように、本発明の第2実施形態による電極端子部の連結構造を含むPDP 200は、一対の基板210、隔壁220、維持電極対230、アドレス電極240及び信号伝達手段250を備える。
前記一対の基板210は、第1基板211及び第2基板212から形成されるが、第1基板211及び第2基板212は、所定の間隔をおいて離隔されており、互いに対向するように配置される。そのうち前記第1基板211は透明なガラスからなっていて、可視光線が透過できるようになっている。
この第2実施形態は、第1基板211が透明なガラスからなっていて、蛍光体層280で発生した可視光線が第1基板211を通じて外部に出る構造になっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2基板212を透明な材質として蛍光体層280で発生した可視光線が第2基板212を通じて外部に出る構造にしてもよい。
前記隔壁220は、第1隔壁221及び第2隔壁222で構成される。
前記第1基板211及び第2基板212は、第1隔壁221及び第2隔壁222によって区切られる複数の放電セル260を限定する。
第1基板211及び第2基板212の幅は、第1隔壁221及び第2隔壁222の長さより長くなっていて、第1基板211及び第2基板212は、第1隔壁221及び第2隔壁222と共に放電セル260を十分に限定するだけでなく、第1基板211及び第2基板212のうち第1隔壁221及び第2隔壁222が配置されていない部分に信号伝達手段250の設置を容易に行える。
また、この第2実施形態では、第1隔壁221及び第2隔壁222によって区切られる放電セル260の横断面が方形であると図示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、三角形、五角形などの多角形、または円形、楕円形などの多様な形状にも形成できる。
第1隔壁221は、第1基板211と第2基板212との間に配置されるが、第1隔壁221は誘電体からなっており、第1隔壁221の内部には維持電極対230が配置されている。
第1隔壁221は、第2隔壁222から延びて形成させることもできるが、第1基板211から延びて形成させることが望ましい。
第1隔壁221をなす誘電体は、荷電粒子が前記維持電極対230に直接衝突して損傷させることを防止し、荷電粒子を誘導して壁電荷を蓄積できるが、このような誘電体としては、PbO、B、SiOなどが使われる。
前記第1隔壁221の内部に配置された維持電極対230は、放電電極であって共通電極231及び走査電極232から形成されている。
第2隔壁222は、第1基板211と第2基板212との間に配置され、第1隔壁221の下部に配置されており、誘電体からなっている。
この第2実施形態のPDP 200の第1隔壁221内には維持電極対230が配置されるので、維持電極対230を構成する共通電極231及び走査電極232が透明電極である必要はなく、Ag、AlまたはCuなどの導電性に優れて抵抗の低い金属材料で形成できる。そのようになれば、放電による応答速度が速く、信号が歪曲されずに維持放電に必要な消費電力を低減できるなど色々な長所がある。
また、本発明の第2実施形態では、共通電極231の放電部231a及び走査電極232の放電部(図示せず)の形状が一直線の形状に構成されるが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記放電セル260を取り囲むように、前記共通電極231及び走査電極232を梯形、リング状または方形の環状などの多様な形状に構成できる。その場合には、維持放電移放電セル260を限定するあらゆる側面で垂直方向に起きるので、放電面積が相対的に広くなり、相対的に低電圧駆動が可能で発光効率が高くなるなどの長所がある。
一方、第2基板212の前面には、前記共通電極231及び前記走査電極232と交差するようにアドレス電極240が配置されて形成される。アドレス電極240は、走査電極232と共にアドレス放電を行って放電が起きる放電セルを選択する。
この第2実施形態では、共通電極231の放電部231a及び走査電極332の放電部(図示せず)の形状が一直線になるように構成されているので、放電が起きる放電セルを選択するアドレス放電が行われるためにはアドレス電極240が別途に形成されねばならないが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、前述したように、本発明のPDPの共通電極及び走査電極の放電部の形状が放電セルを取り囲むように、梯形やリング状などからなっていれば、その共通電極及び走査電極を交差して配置することによってアドレッシング作用も同時に行え、その場合には、アドレス電極240が別途に要らなくなる。
前記アドレス電極240の上には誘電体層270が積層されて形成される。誘電体層270は、放電時に正イオンまたは電子がアドレス電極240に衝突してアドレス電極240を損傷させることを防止しつつも、電荷を誘導できる誘電体として形成されるが、このような誘電体としては、PbO、B、SiOなどが使われる。
蛍光体層280は、前記放電セル260の下面と第2隔壁222の側面とに形成されるが、本発明の場合、前記蛍光体層280が配置される位置はこれに限定されず、放電セル260の上面に形成されるなど放電セル260内の多様な位置に配置されうる。
前記蛍光体層280は、前述した本発明の第1実施形態の蛍光体層180と同じ蛍光体を含むので、ここではその説明は省略する。
一方、蛍光体層280が形成されていない第1隔壁221の側面には隔壁保護層290が形成されている。
前記隔壁保護層290は、前述した本発明の第1実施形態の隔壁保護層190と同じ材質からなっているだけでなく、本発明の第1実施形態の隔壁保護層190と同じ機能を持つため、ここではその説明は省略する。
第1基板211、第2基板212、第1隔壁221及び第2隔壁222により限定された放電セル260には、Ne、Xeなど及びこれらの混合ガスのような放電ガスが封入される。
一方、前述したように、放電電極の維持電極対230は、共通電極231と走査電極232とから形成されている。
共通電極231と走査電極232とは、信号伝達手段250を利用してそれぞれの駆動回路基板(図示せず)との連結を容易にするために相互対称に形成されているだけで、その構造が同一であるので、以下、代表的に共通電極231について説明する。
前記共通電極231は、放電部231a、端子部231b及び連結部231cから形成されているが、その構造を説明すれば次の通りである。
前記放電部231aは、第1隔壁221内に配置されて放電を行う。
前記端子部231bは、誘電体層270上に形成されることによって、誘電体層270が端子部231bを支持する。
また、端子部231bは、第2隔壁222の外側に配置されることによって、信号伝達手段250と連結可能に構成される。すなわち、前述したように、前記第1基板211及び第2基板212の幅の長さは、第1隔壁221及び第2隔壁222が形成された長さより長く形成されて、前記第1基板211及び第2基板212のエッジには隔壁220が形成されていない部分があるが、その部分で信号伝達手段250と端子部231bとの電気的な連結が行われる。
連結部231cは、前記放電部231aと端子部231bとを電気的に連結する。すなわち、連結部231cのうち一部は第1隔壁221内に配置されており、他の一部は第2隔壁222内に配置されていて、連結部231cは、前記放電部231aと端子部231bとを電気的に連結する機能を行う。
この第2実施形態では、前記連結部231cが第1隔壁221及び第2隔壁222の内部に配置されるが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、前記連結部231cは、前記放電部231aと端子部231bとを電気的に連結さえすれば、隔壁220の外部に配置されてもよい。また、前記連結部231cは、隔壁220の外部に配置されるが、薄い絶縁層で覆われることによって連結部231cが保護されるように構成してもよい。
この第2実施形態では、前記放電部231a、端子部231b及び連結部231cをいずれも同じ材質で形成するが、本発明はこれに限定されず、放電部231a、端子部231b及び連結部231cをそれぞれ異なる材質で形成してもよい。すなわち、放電部231a、端子部231b及び連結部231cの形成時に、導電性の材質さえ使用するならば材質選定において特別な制限はない。
前記端子部231bの上部には信号伝達手段250が電気的に連結されるが、この第2実施形態では、前記信号伝達手段250は、前記端子部231bを構成する面のうち前記誘電体層270が位置する方向の逆方向に位置した面に接触する。
前記信号伝達手段250を端子部231bに接合して設置する過程では、外力が端子部231bに作用するが、この第2実施形態による端子部231bは前記誘電体層270上に形成されることによって、外力によって端子部231bの下垂が発生しないだけでなく、剪断力及び曲げモーメントにさらによく抵抗できるようになる。
前記信号伝達手段250はFPCでありうるが、その場合には、FPCをなしている個々の導線に前記端子部231bがそれぞれ一対一に対応して設置される。
この時、前記信号伝達手段250のそれぞれの導線と前記端子部231bとの連結は異方性導電フィルムにより行われうる。
これまで説明した共通電極231は、前述したように走査電極232と対称の構造になっているので、走査電極232の放電部(図示せず)、端子部(図示せず)及び連結部(図示せず)も共通電極231の放電部231a、端子部231b及び連結部231cと対応してそれと同じ構造を持つ。
また、図3及び図4に図示されていないが、第1隔壁221、第2隔壁222、共通電極231の端子部231b、連結部231c及び信号伝達手段250の配置構造は、PDP 200の対向側のエッジにも同一に対称に形成されている。
一方、この第2実施形態の場合には、誘電体層270上に共通電極231の端子部231b及び走査電極232の端子部(図示せず)が形成される構造になっているが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、PDPの構成時に誘電体層270は必ずしも必要な構成要素ではないので、誘電体層270がなくてもよい。特に、前述したように、PDPの共通電極及び走査電極の放電部の形状が放電セルを取り囲むように、梯形や、リング状などになっていれば、その共通電極及び走査電極の放電部を交差して配置することによって、アドレス電極240が別途に必要なくなり、それにより、誘電体層270も必要なくなる場合もある。
そのように、誘電体層270が別途に必要なくなる場合には、共通電極231の端子部231b及び走査電極232の端子部(図示せず)が前記第1基板211または第2基板212のうちいずれか一つの基板に接触して設置されうる。すなわち、そのような場合には、共通電極231の端子部231b及び走査電極232の端子部(図示せず)は、前記第1基板211または第2基板212のうちいずれか一つの基板によって安定的に支持されることによって、信号伝達手段250との連結時に前記端子部に外力が加えられるとしても、前記端子部は破損されずに信号伝達手段250と安定的に連結されうる。
すなわち、本発明は誘電体層270のないPDPの場合にも適用でき、その場合に共通電極231の端子部231b及び走査電極232の端子部(図示せず)は、前記第1基板211または第2基板212のうちいずれか一つの基板によって安定的に支持される。
次いで、第2実施形態の電極端子部の連結構造を備えたPDP 200の作用を説明する。
まず、PDP 200の第1隔壁221、第2隔壁222及び維持電極対230の形成時に、共通電極231の放電部231a、端子部231b及び連結部231cと走査電極232の放電部(図示せず)、端子部(図示せず)及び連結部(図示せず)を、この第2実施形態による構成で設置する。次いで、信号伝達手段250をなしている個々の導線を共通電極231の端子部231b及び走査電極232の端子部(図示せず)に電気的に連結する。
PDP 200の組立て及び放電ガスの注入が終わった後、外部の電源から前記アドレス電極240と走査電極232との間に所定のアドレス電圧が印加されれば、アドレス放電が起き、このアドレス放電の結果で維持放電が起きる放電セル260が選択される。
その後、前記選択された放電セル260の共通電極231と走査電極232との間に信号伝達手段250を経由して放電維持電圧が印加されれば、共通電極231と走査電極232とに溜まっていた壁電荷の移動により維持放電を起こし、この維持放電時に励起された放電ガスのエネルギー準位が低くなりつつ紫外線が放出される。
そして、この紫外線が放電セル260内に塗布された蛍光体280を励起させるが、この励起された蛍光体280のエネルギー準位が低くなりつつ可視光が放出され、この放出された可視光が第1基板211を投射して出射されつつユーザが認識できる画像を形成する。
前記のようなこの第2実施形態は、第2基板212の前面に配置された誘電体層270上に共通電極231の端子部231b及び走査電極232の端子部(図示せず)が形成されることによって、共通電極231の端子部231b及び走査電極232の端子部(図示せず)を安定的に支持できる。したがって、信号伝達手段250の導線を共通電極231の端子部231b及び走査電極232の端子部(図示せず)に設置する過程で、前記端子部に外力が作用するとしても、前記端子部の破損を防止できる。
以下では、図5及び図6を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
図5は、本発明の第3実施形態による電極端子部の連結構造を備えたPDPを図示する部分切開斜視図であり、図6は、図5のVI−VI線の断面図である。
図5及び図6に示すように、本発明の第3実施形態による電極端子部の連結構造を含むPDP 300は、一対の基板310、隔壁320、維持電極対330、アドレス電極340及び信号伝達手段350を備える。
前記一対の基板310は、第1基板311及び第2基板312から形成されるが、第1基板311及び第2基板312は所定の間隔をおいて離隔されており、互いに対向して配置される。そのうち前記第1基板311は透明なガラスからなっていて、可視光線が透過できるようになっている。
この第3実施形態は、第1基板311が透明なガラスからなり、蛍光体層380で発生した可視光線が第1基板311を通じて外部に出る構造になっているが、本発明はこれに限定されず、第2基板312を透明な材質として蛍光体層380で発生した可視光線が第2基板312を通じて外部に出る構造にしてもよい。
前記隔壁320は、第1隔壁321及び第2隔壁322で構成される。
前記第1基板311及び第2基板312は、第1隔壁321及び第2隔壁322によって区切られる複数の放電セル360を限定する。
第1基板311及び第2基板312の幅の長さは、第1隔壁321及び第2隔壁322の長さより長くなっていて、第1基板311及び第2基板312は、第1隔壁321及び第2隔壁322と共に放電セル360を十分に限定するだけでなく、第1基板311と第2基板312のうち第1隔壁321及び第2隔壁322が配置されていない部分に信号伝達手段350の設置を容易に行える。
また、この第3実施形態では、第1隔壁321及び第2隔壁322によって区切られる放電セル360の横断面が方形であると図示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、三角形、五角形などの多角形、または円形、楕円形などの多様な形状にも形成できる。
第1隔壁321は、第1基板311と第2基板312との間に配置されるが、第1隔壁321は誘電体からなっており、第1隔壁321の内部には維持電極対330が配置されている。
第1隔壁321は、第2隔壁322から延びて形成させることもできるが、第1基板211から延びて形成させることが望ましい。
第1隔壁321をなす誘電体は、荷電粒子が前記維持電極対330に直接衝突して損傷させることを防止し、荷電粒子を誘導して壁電荷を蓄積できるが、このような誘電体としてはPbO、B、SiOなどが使われる。
前記第1隔壁321の内部に配置された維持電極対330は、放電電極として共通電極331及び走査電極332から形成されている。
第2隔壁322は、第1基板311と第2基板312との間に配置され、第1隔壁321の下部に配置されており、誘電体からなっている。
この第3実施形態のPDP 300の第1隔壁321内には維持電極対330が配置されるので、維持電極対330を構成する共通電極331及び走査電極332が透明電極である必要がなく、Ag、AlまたはCuなどの導電性に優れて抵抗の低い金属材料で形成できる。そのようになれば、放電による応答速度が速く、信号が歪曲されずに維持放電に必要な消費電力を低減できるなど色々な長所がある。
また、本発明の第3実施形態では、共通電極331の放電部331a及び走査電極332の放電部(図示せず)の形状が一直線の形状に構成されるが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記放電セル360を取り囲むように前記共通電極331及び走査電極332を梯形、リング状または方形の環状などの多様な形状に構成できる。その場合には、維持放電移放電セル360を限定するあらゆる側面で垂直方向に起きるので、放電面積が相対的に広くなり、相対的に低電圧駆動が可能で発光効率が高くなるなどの長所がある。
一方、第2基板312の前面には前記共通電極331及び前記走査電極332と交差するようにアドレス電極340が配置されて形成される。アドレス電極340は、走査電極332と共にアドレス放電を行って放電が起きる放電セルを選択する。
この第3実施形態では、共通電極331の放電部331a及び走査電極332の放電部(図示せず)の形状が一直線になるように構成されているので、放電が起きる放電セルを選択するアドレス放電が行われるためにはアドレス電極340が別途に形成されていなければならないが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、前述したように、本発明のPDPの共通電極及び走査電極の放電部の形状が放電セルを取り囲むように、梯形や、リング状などでなってあれば、その共通電極及び走査電極を交差するように配置することによってアドレッシング作用も同時に行え、その場合にはアドレス電極340が別途に必要なくなる。
前記アドレス電極340の上には誘電体層370が積層されて形成される。誘電体層370は、放電時に正イオンまたは電子がアドレス電極340に衝突してアドレス電極340を損傷させることを防止しつつも電荷を誘導できる誘電体として形成されるが、このような誘電体としてはPbO、B、SiOなどが使われる。
蛍光体層380は、前記放電セル360の下面及び第2隔壁322の側面に形成されるが、本発明の場合、前記蛍光体層380が配置される位置はこれに限定されず、放電セル360の上面に形成できるなど、放電セル360内の多様な位置に配置されうる。
前記蛍光体層380は、前述した本発明の第1実施形態及び第2実施形態の蛍光体層180、280のような蛍光体を含むので、ここではその説明は省略する。
一方、蛍光体層380が形成されていない第1隔壁321の側面には隔壁保護層390が形成されている。
前記隔壁保護層390は、前述した本発明の第1実施形態及び第2実施形態の隔壁保護層190、290と同じ材質でなっているだけでなく、本発明の第1実施形態及び第2実施形態の隔壁保護層190、290と同じ機能を持つので、ここではその説明は省略する。
第1基板311、第2基板312、第1隔壁321及び第2隔壁322により限定された放電セル360には、Ne、Xeなど及びこれらの混合ガスのような放電ガスが封入される。
一方、前述したように、放電電極の維持電極対330は、共通電極331及び走査電極332からなっている。
共通電極331及び走査電極332は、信号伝達手段350を利用してそれぞれの駆動回路基板(図示せず)との連結を容易にするために相互対称に形成されているだけで、その構造が同一であるので、以下、代表的に共通電極331について説明する。
前記共通電極331は、放電部331a、端子部331b及び連結部331cから形成されているが、その構造を説明すれば次の通りである。
前記放電部331aは、第1隔壁321内に配置されて放電を行う。
前記端子部331bは、第1基板311の背面に密着されて形成されることによって、第1基板311が端子部331bを支持する。
また、端子部331bは第1隔壁321の外側に配置されることによって、信号伝達手段350と連結可能に構成される。すなわち、前述したように前記第1基板311及び第2基板312の幅の長さは第1隔壁321及び第2隔壁322が形成された長さより長く形成されて、前記第1基板311及び第2基板312のエッジには隔壁320が形成されていない部分があるが、その部分で信号伝達手段350と端子部331bとの電気的な連結が行われる。
前記連結部331cは、前記放電部331aと端子部331bとを電気的に連結する。
この第3実施形態では、前記連結部331cが第1隔壁321の内部に配置されるが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、前記連結部331cは、前記放電部331aと端子部331bとを電気的に連結さえすれば、第1隔壁321の外部に配置されてもよい。また、前記連結部331cは第1隔壁321の外部に配置されるが、薄い絶縁層で覆われることによって連結部331cが保護されるように構成してもよい。
この第3実施形態では、前記放電部331a、端子部331b及び連結部331cをいずれも同じ材質で形成するが、本発明はこれに限定されず、放電部331a、端子部331b及び連結部331cをそれぞれ異なる材質で形成してもよい。すなわち、放電部331a、端子部331b及び連結部331cを形成するに当って、導電性の材質さえ使用するならば、材質選定において特別な制限はない。
前記端子部331bの上部には信号伝達手段350が電気的に連結されるが、この第3実施形態では、前記信号伝達手段350は、前記端子部331bを構成する面のうち前記第1基板311が位置する方向の逆方向に位置した面に接触する。
前記信号伝達手段350を端子部331bに接合して設置する過程では外力が端子部331bに作用するが、この第3実施形態による端子部331bは、前記第1基板311の背面に接触して形成されることによって、外力によって端子部331bの下垂が発生しないだけでなく、剪断力及び曲げモーメントにさらによく抵抗できる。
前記信号伝達手段350はFPCでありうるが、その場合には、FPCをなしている個々の導線に前記端子部331bがそれぞれ一対一に対応して設置される。
この時、前記信号伝達手段350のそれぞれの導線と前記端子部331bとの連結は異方性導電フィルムによりなされうる。
これまで説明した共通電極331の構造は、前述したように走査電極332と対称の構造になっているので、走査電極332の放電部(図示せず)、端子部(図示せず)及び連結部(図示せず)も共通電極331の放電部331a、端子部331b及び連結部331cと対応してそれと同一な構造を持つ。
また、図5及び図6に図示されてはいないが、第1隔壁321、第2隔壁322、共通電極331の端子部331b、連結部331c及び信号伝達手段350の配置構造はPDP 300の対向側のエッジにも同一に対称に形成されている。
次いで、この第3実施形態の電極端子部の連結構造を備えたPDP 300の作用を説明する。
まず、PDP 300の第1隔壁321、第2隔壁322及び維持電極対330の形成時に、共通電極331の放電部331a、端子部331b及び連結部331cと走査電極332の放電部(図示せず)、端子部(図示せず)及び連結部(図示せず)をこの第3実施形態による構成で設置する。その後、信号伝達手段350をなしている個々の導線を、共通電極331の端子部331b及び走査電極332の端子部(図示せず)に電気的に連結する。
PDP 300の組立て及び放電ガスの注入が終わった後、外部の電源から前記アドレス電極340と走査電極332との間に所定のアドレス電圧が印加されれば、アドレス放電が起き、このアドレス放電の結果で維持放電が起きる放電セル360が選択される。
その後、前記選択された放電セル360の共通電極331と走査電極332との間に信号伝達手段350を経由して放電維持電圧が印加されれば、共通電極331と走査電極332とに溜まっていた壁電荷の移動により維持放電を起こし、この維持放電時に励起された放電ガスのエネルギー準位が低くなりつつ紫外線が放出される。
そして、この紫外線が放電セル360内に塗布された蛍光体380を励起させるが、この励起された蛍光体380のエネルギー準位が低くなりつつ可視光が放出され、この放出された可視光が第1基板311を投射して出射されつつユーザが認識できる画像を形成する。
前記のようなこの第3実施形態によれば、共通電極331の端子部331b及び走査電極332の端子部(図示せず)が第1基板311の背面に接触して形成されることによって、共通電極331の端子部331b及び走査電極332の端子部(図示せず)を安定的に支持できる。したがって、信号伝達手段350の導線を共通電極331の端子部331b及び走査電極332の端子部(図示せず)に設置する過程で、前記端子部に外力が作用するとしても、前記端子部の破損を防止できる。
以下では図7を参照して、本発明の第3実施形態の一変形例に関して説明するが、前記第3実施形態と相異なる事項を中心に説明する。
図7は、本発明の第3実施形態の一変形例によるPDPの電極端子部の連結構造を図示した断面図である。
図7に示すように、第1基板411と第2基板412との間には、第1隔壁421、第2隔壁422、共通電極431、走査電極(図示せず)、アドレス電極440及び誘電体層470が配置されている。
本発明の第3実施形態の一変形例の第1基板411は、基板保護層411aを備えて構成され、前記共通電極431は、放電部431a、端子部431b及び連結部431cから形成されている。
前記放電部431aは、第1隔壁421内に配置されて放電を行い、端子部431bは、信号伝達手段450と電気的に連結され、連結部431cは、前記放電部431aと端子部431bとを連結する。
前記端子部431bは、第1基板411の基板保護層411aに密着して形成されることによって、第1基板411が端子部431bを支持する。
本発明の第3実施形態の一変形例の第1基板411は基板保護層411aを備えるが、基板保護層411aは基板を保護し、放電過程時に2次電子を放出して放電電圧を低める機能をし、酸化マグネシウム(MgO)から形成される。
本発明の第3実施形態の一変形例は基板保護層411aを備えているが、前述した本発明の第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態で説明したように、基板保護層411aはPDPの必須な構成要素ではない。しかし、本発明の第3実施形態の一変形例のように基板保護層411aを備えれば、放電時に放電電圧を低められるので放電効率が高くなる特性がある。
一方、前記共通電極431の構造は走査電極(図示せず)と対称の構造になっているので、走査電極(図示せず)の放電部(図示せず)、端子部(図示せず)、連結部(図示せず)及び第1基板411との配置構造も、共通電極431の放電部431a、端子部431b、連結部431c及び第1基板411との配置構造と対応してそれと同一な構造を持つ。
前記のようなこの第3実施形態の一変形例によれば、共通電極431の端子部431b及び走査電極の端子部(図示せず)が基板保護層411aを備えた第1基板411の背面に接触して形成されることによって、共通電極431の端子部431b及び走査電極の端子部(図示せず)を安定的に支持できる。したがって、信号伝達手段450の導線を共通電極431の端子部431b及び走査電極の端子部(図示せず)に設置する過程で、前記端子部に外力が作用するとしても、前記端子部の破損を防止できる。
本発明は、図面に図示された実施形態を参考までに説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者ならばこれより多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるという点を理解できる。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は特許請求の範囲の技術的思想によって定められねばならない。
本発明は、対向放電形式のPDPだけでなく、隔壁の内部に放電電極が位置する他の新たな構造のPDPに直接適用できる。すなわち、本発明は、隔壁内部に放電電極が位置する構造を持つPDPにいずれも適用できるので、安定的かつ効率的にPDPを設置できる。
本発明の第1実施形態による電極端子部の連結構造を備えたPDPを図示する部分切開斜視図である。 図1のII−II線の断面図である。 本発明の第2実施形態による電極端子部の連結構造を備えたPDPを図示する部分切開斜視図である。 図3のIV−IV線の断面図である。 本発明の第3実施形態による電極端子部の連結構造を備えたPDPを図示する部分切開斜視図である。 図5のVI−VI線の断面図である。 本発明の第3実施形態の一変形例によるPDPの電極端子部の連結構造を図示した断面図である。
符号の説明
100、200、300 PDP
111、211、311、411 第1基板
112、212、312、412 第2基板
120、220、320 隔壁
130、230、330 維持電極対
131、231、331、431 共通電極
131a、231a、331a、431a 共通電極の放電部
131b、231b、331b、431b 共通電極の端子部
131c、231c、331c、431c 共通電極の連結部
132、332、332 走査電極
140、240、340、440 アドレス電極
150、250、350、450 信号伝達手段
160、260、360 放電セル
170、270、370、470 誘電体層
180、280、380 蛍光体層
190、290、390 隔壁保護層
221、321、421 第1隔壁
222、322、422 第2隔壁
411a 基板保護層

Claims (47)

  1. 所定の間隔をおいて離隔され、互いに対向する一対の基板と、
    前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板と共に放電セルを限定する隔壁と、
    前記一対の基板間に備わる誘電体層と、
    前記隔壁内に配置されて放電を行う放電部と、前記隔壁の外部に配置されて前記誘電体層に接触して設置される端子部と、前記放電部と前記端子部とを連結する連結部と、を備えた放電電極と、
    一端が前記端子部に接触して設置される信号伝達手段と、を備えることを特徴とする電極端子部の連結構造。
  2. 前記基板の幅は、前記隔壁の長さより長いことを特徴とする請求項1に記載の電極端子部の連結構造。
  3. 前記隔壁の側面は、隔壁保護層で覆われたことを特徴とする請求項1に記載の電極端子部の連結構造。
  4. 前記放電電極は、共通電極であることを特徴とする請求項1に記載の電極端子部の連結構造。
  5. 前記放電電極は、走査電極であることを特徴とする請求項1に記載の電極端子部の連結構造。
  6. 前記信号伝達手段は、フレキシブルプリントケーブルであることを特徴とする請求項1に記載の電極端子部の連結構造。
  7. 前記信号伝達手段と前記端子部との連結は、異方性導電フィルムによりなされることを特徴とする請求項1に記載の電極端子部の連結構造。
  8. 所定の間隔をおいて離隔され、互いに対向する一対の基板と、
    前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板と共に放電セルを限定する隔壁と、
    前記隔壁内に配置されて放電を行う放電部と、前記隔壁の外部に配置されて前記一対の基板のうちいずれか一つの基板に接触して設置される端子部と、前記放電部と前記端子部とを連結する連結部と、を備えた放電電極と、
    一端が前記端子部に接触して設置される信号伝達手段と、を備えることを特徴とする電極端子部の連結構造。
  9. 前記基板の幅は、前記隔壁の長さより長いことを特徴とする請求項8に記載の電極端子部の連結構造。
  10. 前記基板は、その表面に基板保護層を備えることを特徴とする請求項8に記載の電極端子部の連結構造。
  11. 前記隔壁の側面は、隔壁保護層で覆われたことを特徴とする請求項8に記載の電極端子部の連結構造。
  12. 前記放電電極は、共通電極であることを特徴とする請求項8に記載の電極端子部の連結構造。
  13. 前記放電電極は、走査電極であることを特徴とする請求項8に記載の電極端子部の連結構造。
  14. 前記信号伝達手段は、フレキシブルプリントケーブルであることを特徴とする請求項8に記載の電極端子部の連結構造。
  15. 前記信号伝達手段と前記端子部との連結は、異方性導電フィルムによりなされることを特徴とする請求項8に記載の電極端子部の連結構造。
  16. 所定の間隔をおいて離隔され、互いに対向する一対の基板と、
    前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板と共に放電セルを限定する第1隔壁と、
    前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板及び前記第1隔壁と共に放電セルを限定する第2隔壁と、
    前記一対の基板間に備わる誘電体層と、
    前記第1隔壁内に配置されて放電を行う放電部と、前記第2隔壁の外側に配置されて前記誘電体層に接触して設置される端子部と、前記放電部と前記端子部とを連結する連結部と、を備えた放電電極と、
    一端が前記端子部に接触して設置される信号伝達手段と、を備えることを特徴とする電極端子部の連結構造。
  17. 前記基板の幅の長さは、前記第1隔壁が形成された長さより大きいことを特徴とする請求項16に記載の電極端子部の連結構造。
  18. 前記基板の幅の長さは、前記第2隔壁が形成された長さより大きいことを特徴とする請求項16に記載の電極端子部の連結構造。
  19. 前記第1隔壁の側面は、隔壁保護層で覆われたことを特徴とする請求項16に記載の電極端子部の連結構造。
  20. 前記放電電極は、共通電極であることを特徴とする請求項16に記載の電極端子部の連結構造。
  21. 前記放電電極は、走査電極であることを特徴とする請求項16に記載の電極端子部の連結構造。
  22. 前記信号伝達手段は、フレキシブルプリントケーブルであることを特徴とする請求項16に記載の電極端子部の連結構造。
  23. 前記信号伝達手段と前記端子部との連結は、異方性導電フィルムによりなされることを特徴とする請求項16に記載の電極端子部の連結構造。
  24. 所定の間隔をおいて離隔され、互いに対向する一対の基板と、
    前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板と共に放電セルを限定する第1隔壁と、
    前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板及び前記第1隔壁と共に放電セルを限定する第2隔壁と、
    前記第1隔壁内に配置されて放電を行う放電部と、前記第2隔壁の外側に配置されて前記一対の基板のうちいずれか一つの基板に接触して設置される端子部と、前記放電部と前記端子部とを連結する連結部と、を備えた放電電極と、
    一端が前記端子部に接触して設置される信号伝達手段と、を備えることを特徴とする電極端子部の連結構造。
  25. 前記基板の幅の長さは、前記第1隔壁が形成された長さより大きいことを特徴とする請求項24に記載の電極端子部の連結構造。
  26. 前記基板の幅の長さは、前記第2隔壁が形成された長さより大きいことを特徴とする請求項24に記載の電極端子部の連結構造。
  27. 前記基板は、その表面に基板保護層を備えることを特徴とする請求項24に記載の電極端子部の連結構造。
  28. 前記第1隔壁の側面は、隔壁保護層で覆われたことを特徴とする請求項24に記載の電極端子部の連結構造。
  29. 前記放電電極は、共通電極であることを特徴とする請求項24に記載の電極端子部の連結構造。
  30. 前記放電電極は、走査電極であることを特徴とする請求項24に記載の電極端子部の連結構造。
  31. 前記信号伝達手段は、フレキシブルプリントケーブルであることを特徴とする請求項24に記載の電極端子部の連結構造。
  32. 前記信号伝達手段と前記端子部との連結は、異方性導電フィルムによりなされることを特徴とする請求項24に記載の電極端子部の連結構造。
  33. 所定の間隔をおいて離隔され、互いに対向する一対の基板と、
    前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板と共に放電セルを限定する隔壁と、
    前記一対の基板間に備わる誘電体層と、
    前記隔壁内に配置されて放電を行う放電部と、前記隔壁の外部に配置されて前記誘電体層に接触して設置される端子部と、前記放電部と前記端子部とを連結する連結部と、を備えた維持電極と、
    前記一対の基板間に配置され、前記維持電極と交差するように延びたアドレス電極と、
    一端が前記端子部に接触して設置される信号伝達手段と、
    前記放電セル内に配置された蛍光体層と、
    前記放電セル内にある放電ガスと、を備えることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  34. 前記基板の幅は、前記隔壁の長さより長いことを特徴とする請求項33に記載のプラズマディスプレイパネル。
  35. 前記一対の基板のうち少なくともいずれか一つの基板は透明であることを特徴とする請求項33に記載のプラズマディスプレイパネル。
  36. 前記隔壁の側面は、隔壁保護層で覆われたことを特徴とする請求項33に記載のプラズマディスプレイパネル。
  37. 前記維持電極は、共通電極及び走査電極を含むことを特徴とする請求項33に記載のプラズマディスプレイパネル。
  38. 前記信号伝達手段は、フレキシブルプリントケーブルであることを特徴とする請求項33に記載のプラズマディスプレイパネル。
  39. 前記信号伝達手段と前記端子部との連結は、異方性導電フィルムによりなされることを特徴とする請求項33に記載のプラズマディスプレイパネル。
  40. 所定の間隔をおいて離隔され、互いに対向する一対の基板と、
    前記一対の基板間に配置され、前記一対の基板と共に放電セルを限定する隔壁と、
    前記隔壁内に配置されて放電を行う放電部と、前記隔壁の外部に配置されて前記一対の基板のうちいずれか一つの基板に接触して設置される端子部と、前記放電部と前記端子部とを連結する連結部と、を備えた維持電極と、
    前記一対の基板間に配置され、前記維持電極と交差するように延びたアドレス電極と、
    一端が前記端子部に接触して設置される信号伝達手段と、
    前記放電セル内に配置された蛍光体層と、
    前記放電セル内にある放電ガスと、を備えることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  41. 前記基板の幅は、前記隔壁の長さより長いことを特徴とする請求項40に記載のプラズマディスプレイパネル。
  42. 前記一対の基板のうち少なくともいずれか一つの基板は透明であることを特徴とする請求項40に記載のプラズマディスプレイパネル。
  43. 前記基板は、その表面に基板保護層を備えることを特徴とする請求項40に記載のプラズマディスプレイパネル。
  44. 前記隔壁の側面は、隔壁保護層で覆われたことを特徴とする請求項40に記載のプラズマディスプレイパネル。
  45. 前記維持電極は、共通電極及び走査電極を含むことを特徴とする請求項40に記載のプラズマディスプレイパネル。
  46. 前記信号伝達手段は、フレキシブルプリントケーブルであることを特徴とする請求項40に記載のプラズマディスプレイパネル。
  47. 前記信号伝達手段と前記端子部との連結は、異方性導電フィルムによりなされることを特徴とする請求項40に記載のプラズマディスプレイパネル。
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