JP2006236450A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
特許文献1に記載されている方法では、光ディスクの物理的性質に限界があるため、高速化もその限界の範囲内になってしまうという問題があった。
【解決手段】
本件発明は、上記課題に鑑みなされたものである。
第一の発明は、光ディスクの一面に対して同時にアクセス可能な複数の光ピックアップ部と、前記複数の光ピックアップ部の動作を制御する動作制御部と、を備えた光ディスク装置に関する。
第二の発明は、前記光ディスクが書込可能な光ディスクである場合に、前記動作制御部が、前記複数の光ピックアップ部による前記光ディスクの一面に対する同時書込動作を制御するための同時書込制御手段を有する第一の発明に記載の光ディスク装置に関する。
【選択図】 図1
特許文献1に記載されている方法では、光ディスクの物理的性質に限界があるため、高速化もその限界の範囲内になってしまうという問題があった。
【解決手段】
本件発明は、上記課題に鑑みなされたものである。
第一の発明は、光ディスクの一面に対して同時にアクセス可能な複数の光ピックアップ部と、前記複数の光ピックアップ部の動作を制御する動作制御部と、を備えた光ディスク装置に関する。
第二の発明は、前記光ディスクが書込可能な光ディスクである場合に、前記動作制御部が、前記複数の光ピックアップ部による前記光ディスクの一面に対する同時書込動作を制御するための同時書込制御手段を有する第一の発明に記載の光ディスク装置に関する。
【選択図】 図1
Description
本件発明は、主に、ファイナライズ処理を高速化する光ディスク装置に関する。
DVD−R(Digital Versatile Disk Recordable)などの追記可能な光ディスク(記録媒体)においては、記録したデータを再生するためには、ファイナライズ処理が必要になってくる。そしてファイナライズ処理においては、記録したアドレス等の管理情報のTOC(Table Of Contents)領域への書込や、DVD−R装置にて再生可能にするために記録媒体に簡易録画で記録されている状態のデータからDVD規格に合わせたフォーマットのデータへの変換がなされる。このファイナライズ処理に要する時間は、一般的に、記録媒体の記録可能領域が多いほどDVD規格に合わせたフォーマットに変換されるデータ量が多くなるため、長くなってしまう。したがって記録媒体の取り出し時間も長くなってしまうという問題があった。このため特許文献1に開示されているように、矩形記録波形を用いてファイナライズ処理を高速化する方法などが提案されている。
特開2004−178715
しかしながら、特許文献1に記載されている方法では、光ディスクの物理的性質に限界があるため、高速化もその限界の範囲内になってしまうという問題があった。
本件発明は、上記課題に鑑みなされたものである。
第一の発明は、光ディスクの一面に対して同時にアクセス可能な複数の光ピックアップ部と、前記複数の光ピックアップ部の動作を制御する動作制御部と、を備えた光ディスク装置に関する。
第二の発明は、前記光ディスクが書込可能な光ディスクである場合に、前記動作制御部が、前記複数の光ピックアップ部による前記光ディスクの一面に対する同時書込動作を制御するための同時書込制御手段を有する第一の発明に記載の光ディスク装置に関する。
第三の発明は、前記同時書込制御手段が、ファイナライズ処理のために前記複数の光ピックアップ部のうち第一光ピックアップ部にディスクの記録管理情報の書込動作をさせるための記録管理情報書込器と、第二光ピックアップ部にリードアウト領域の書込動作をさせるためのリードアウト書込器と、を有する第二の発明に記載の光ディスク装置に関する。
第四の発明は、前記動作制御部が、複数の光ピックアップ部の動作情報に応じて光ディスクの回転数を制御する回転数制御手段を有する第一の発明から第三の発明のいずれか一に記載の光ディスク装置に関する。
第五の発明は、前記動作制御部が、一の光ディスク内で、書込の結果残る光ディスクの物理的痕跡が複数の光ピックアップ部ごとにばらつかないように書込出力を制御する書込出力制御手段を有する第二の発明から第四の発明のいずれか一に記載の光ディスク装置に関する。
第一の発明は、光ディスクの一面に対して同時にアクセス可能な複数の光ピックアップ部と、前記複数の光ピックアップ部の動作を制御する動作制御部と、を備えた光ディスク装置に関する。
第二の発明は、前記光ディスクが書込可能な光ディスクである場合に、前記動作制御部が、前記複数の光ピックアップ部による前記光ディスクの一面に対する同時書込動作を制御するための同時書込制御手段を有する第一の発明に記載の光ディスク装置に関する。
第三の発明は、前記同時書込制御手段が、ファイナライズ処理のために前記複数の光ピックアップ部のうち第一光ピックアップ部にディスクの記録管理情報の書込動作をさせるための記録管理情報書込器と、第二光ピックアップ部にリードアウト領域の書込動作をさせるためのリードアウト書込器と、を有する第二の発明に記載の光ディスク装置に関する。
第四の発明は、前記動作制御部が、複数の光ピックアップ部の動作情報に応じて光ディスクの回転数を制御する回転数制御手段を有する第一の発明から第三の発明のいずれか一に記載の光ディスク装置に関する。
第五の発明は、前記動作制御部が、一の光ディスク内で、書込の結果残る光ディスクの物理的痕跡が複数の光ピックアップ部ごとにばらつかないように書込出力を制御する書込出力制御手段を有する第二の発明から第四の発明のいずれか一に記載の光ディスク装置に関する。
本件発明によれば、光ディスク装置が複数の光ピックアップ部を有することにより、処理を並列に行うことができるので、主に、ファイナライズ処理を高速化できる。
以下に本件発明の実施形態を説明する。実施形態と、請求項との関係はおおむね次のようなものである。
実施形態1は、主に、請求項1、請求項2、請求項3、請求項6などについて説明している。
実施形態2は、主に、請求項4について説明している。
実施形態3は、主に、請求項5について説明している。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
実施形態1は、主に、請求項1、請求項2、請求項3、請求項6などについて説明している。
実施形態2は、主に、請求項4について説明している。
実施形態3は、主に、請求項5について説明している。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
<<実施形態1>>
以下に実施形態1について説明する。
<実施形態1の概念>
以下に、本実施形態の概念について説明する。
図1は、本実施形態の概念の一例を示すための図である。本実施形態の光ディスク装置0100は、複数(図1の場合は2つ)の光ピックアップ部0101、0102を有している。複数の光ピックアップ部により、処理を並列に行うことにより、主に、ファイナライズ処理を高速化することができる。
以下に実施形態1について説明する。
<実施形態1の概念>
以下に、本実施形態の概念について説明する。
図1は、本実施形態の概念の一例を示すための図である。本実施形態の光ディスク装置0100は、複数(図1の場合は2つ)の光ピックアップ部0101、0102を有している。複数の光ピックアップ部により、処理を並列に行うことにより、主に、ファイナライズ処理を高速化することができる。
<構成要件の明示>
以下に本実施形態の構成要件を明示する。
図2は、本実施形態の機能ブロックの一例を示す図である。光ディスク装置0200は、光ピックアップ部0201と、動作制御部0202と、からなる。また動作制御部は、同時書込制御手段0203を有していてもよい。さらに同時書込制御手段は、記録管理情報書込器0204と、リードアウト書込器0205と、を有していてもよい。
以下に本実施形態の構成要件を明示する。
図2は、本実施形態の機能ブロックの一例を示す図である。光ディスク装置0200は、光ピックアップ部0201と、動作制御部0202と、からなる。また動作制御部は、同時書込制御手段0203を有していてもよい。さらに同時書込制御手段は、記録管理情報書込器0204と、リードアウト書込器0205と、を有していてもよい。
<構成要件の説明>
以下に、本実施形態の構成要件について説明する。なお、本件発明の構成要件を説明する前に、光ディスクについて、簡単に説明する。
(光ディスク)
「光ディスク」は、一般的に、物理仕様、論理仕様、アプリケーション仕様を有する。以下に、物理仕様、論理仕様、アプリケーション仕様について説明する。
一般的に、光ディスクを光ディスク再生装置で扱い、映像情報や音声情報を再生するなどの機能、動作を実現するためには、大きく三つの層の働きが必要とされる。これらをそれぞれ物理層、ファイルシステム層、アプリケーション層という。
以下に、本実施形態の構成要件について説明する。なお、本件発明の構成要件を説明する前に、光ディスクについて、簡単に説明する。
(光ディスク)
「光ディスク」は、一般的に、物理仕様、論理仕様、アプリケーション仕様を有する。以下に、物理仕様、論理仕様、アプリケーション仕様について説明する。
一般的に、光ディスクを光ディスク再生装置で扱い、映像情報や音声情報を再生するなどの機能、動作を実現するためには、大きく三つの層の働きが必要とされる。これらをそれぞれ物理層、ファイルシステム層、アプリケーション層という。
物理層は、光ディスクのディスク形状、セクタ構造、変調方式など物理的な部分を定めたものであり、光ディスクごとに物理仕様(物理規格、物理フォーマットともいう)として決められる。物理仕様が一致しないと光ディスク再生装置に光ディスクを挿入できない、挿入しても信号を記録したり再生したりすることができない。
ファイルシステム層は、光ディスクの物理特性の違いを吸収してデータ空間とファイル単位でのデータ管理構造をアプリケーション層に提供する。光ディスクへの記録データあるいは光ディスクからの再生データをファイルとして扱うように光ディスクの使用方法が決められており、論理仕様(論理規格、論理フォーマット、ファイルフォーマットともいう)と呼ばれる。ある論理仕様で光ディスクに記録されたファイルは、その論理仕様がサポートされた光ディスク再生装置であればそのファイルを読み出すことができる。
アプリケーション層は、映像・音声コンテンツなどのアプリケーションを楽しむためのデータ構造がファイル単位でアプリケーション仕様(アプリケーション規格ともいう)として決められる。例えば、ワープロソフトはアプリケーションソフトであるが、あるワープロソフトで書いた文章を光ディスクに文書として記録しても、別のアプリケーションソフトでは読み出すことができない。このようにアプリケーション層が一致しないとファイルの中身を読出、活用したり、楽しんだりすることができない。
また光ディスクには、一例として、物理仕様の違いによって、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical Disc)、MD(Mini Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)、Blu−ray Discなどが挙げられる。さらに光ディスクの種別には、一例として、一度だけ記録可能な追記型ディスク、何度も消去して記録可能な書換型ディスクなどが挙げられる。一度だけ記録可能な追記型ディスクには、一例として、CD−R(CD−Recordable)、DVD−R(DVD−Recordable)、などが挙げられる。何度も消去して記録可能な書換型ディスクには、一例として、CD−RW(CD−ReWritable)、DVD−RW(DVD−ReWritable)などが挙げられる。なお、上記の追記型ディスク、書換型ディスクを総称して追記可能光ディスクということにする。追記可能光ディスクを再生可能にするためには、ファイナライズ処理が必要とされる。ここで「ファイナライズ処理」とは、あるフォーマットで記録した光ディスクを、他の光ディスク再生装置で再生できるようにするためになされるフォーマットの変換処理のことをいう。ファイナライズ処理完了後は、データを記録することができない。
図3は、追記可能光ディスクの断面の一例を示す図である。図3の一点差線は、追記可能光ディスクの中心線0300を示している。追記可能光ディスクは、情報領域0301を有する。情報領域は、TOC(Table Of Contents)領域0302と、プログラム領域0303と、リードアウト領域0304と、からなる。またTOC領域は、PCA(Power Calibration Area)0305と、RMA(Recording Management Area)0306と、リードイン領域0307と、からなる。ここで「PCA」は、光ディスクの初めの部分(内周)に確保される領域で、記録するレーザ光線の調整を行うために使わる。例えば、CD−Rでは、100回分の領域が用意されており、少なくとも1回の書込で1回分の領域が使用される。そしてキャリブレーションの失敗により、この領域を使い切ると、データ用領域に空きが残っていても追記はできなくなる。「RMA」とは、DVD−R/−RWに必要な記録管理情報のことをいう。「リードアウト領域」とは、光ディスクのセッションの最後にある領域で、データの最後に到達したことを示す領域のことをいう。リードアウト領域には、プログラムデータは書き込まれない。例えば、CD上の最初のリードアウトは、6750セクタ(1.5分間、約13メガバイト)で、以降のリードアウトは2250セクタ(0.5分間、約4メガバイト)となっている。「リードイン領域」とは、光ディスクの各セッションの先頭にある領域のことをいう。例えば、CDにおいては、セッションのTOC(トラック番号と開始/終了位置)を保存するように左側がブランクになっている。またリードイン領域は、セッションがクローズすると書き込まれ、例えば、CDで4500セクタ(1分間、約9メガバイト)使用する。また、CDがマルチセッションかどうかも示す。CDがファイナライズ処理されていない場合、CD上の次の書込アドレスを示す。
(光ピックアップ部)
「光ピックアップ部」は、光ディスクの一面に対して同時にアクセス可能なように複数で構成されている。ここで「光ピックアップ部」とは、データの書込、読出を行うために光ディスクに照射される光源を生成する部分のことをいう。光ピックアップ部は、一例として、レーザ光源、ビームスプリッタ、対物レンズ、光検出器などで構成されている。レーザ光源には、例えば、半導体レーザなどが使用される。ビームスプリッタには、例えば、コリメータレンズなどが使用される。対物レンズは、レーザ光線を光ディスク表面へ収束するためのレンズである。光検出器は、跳ね返ってきたレーザ光線を受光し、受光したレーザ光線から光ディスクへのピント合わせ・トラッキング制御のための信号を検出する。複数の光ピックアップ部は、動作制御部によって制御される。なお、「複数」の光ピックアップ部は3個以上であってもよい。
図4は、2つの光ピックアップ部を有する光ディスク装置の構造の一例を示す平面図である。
「光ピックアップ部」は、光ディスクの一面に対して同時にアクセス可能なように複数で構成されている。ここで「光ピックアップ部」とは、データの書込、読出を行うために光ディスクに照射される光源を生成する部分のことをいう。光ピックアップ部は、一例として、レーザ光源、ビームスプリッタ、対物レンズ、光検出器などで構成されている。レーザ光源には、例えば、半導体レーザなどが使用される。ビームスプリッタには、例えば、コリメータレンズなどが使用される。対物レンズは、レーザ光線を光ディスク表面へ収束するためのレンズである。光検出器は、跳ね返ってきたレーザ光線を受光し、受光したレーザ光線から光ディスクへのピント合わせ・トラッキング制御のための信号を検出する。複数の光ピックアップ部は、動作制御部によって制御される。なお、「複数」の光ピックアップ部は3個以上であってもよい。
図4は、2つの光ピックアップ部を有する光ディスク装置の構造の一例を示す平面図である。
(動作制御部)
「動作制御部」は、複数の光ピックアップ部の動作を制御するように構成されている。ここで動作制御部の制御には、複数の光ピックアップ部をすべて「読出」に使用する制御、すべて「書込」に使用する制御、一部を「読出」に使用し、残りを「書込」に使用する制御などが該当する。また動作制御部の制御には、トラックサーボによるトラッキングの際の移動なども含まれる。ここで「トラッキング」とは、必要な情報を読み出すために光ディスクのセクタにアクセスすることをいう。
「動作制御部」は、複数の光ピックアップ部の動作を制御するように構成されている。ここで動作制御部の制御には、複数の光ピックアップ部をすべて「読出」に使用する制御、すべて「書込」に使用する制御、一部を「読出」に使用し、残りを「書込」に使用する制御などが該当する。また動作制御部の制御には、トラックサーボによるトラッキングの際の移動なども含まれる。ここで「トラッキング」とは、必要な情報を読み出すために光ディスクのセクタにアクセスすることをいう。
(同時書込制御手段)
「動作制御部」は、光ディスクが書込可能な光ディスクである場合に、同時書込制御手段を有するように構成されていてもよい。
「同時書込制御手段」とは、複数の光ピックアップ部による光ディスクの一面に対する同時書込動作を制御するための手段のことをいう。また同時書込制御手段は、例えば、複数の光ピックアップ部が同時に同じ領域に書き込むのを回避するような機能を持っている。さらに同時書込制御手段は、複数の光ピックアップ部がそれぞれの位置になっているかを考慮して、最も短い距離で動かすことも考えられる。
同時書込制御手段は、記録管理情報書込器と、リードアウト書込器と、を有するように構成されていてもよい。
「動作制御部」は、光ディスクが書込可能な光ディスクである場合に、同時書込制御手段を有するように構成されていてもよい。
「同時書込制御手段」とは、複数の光ピックアップ部による光ディスクの一面に対する同時書込動作を制御するための手段のことをいう。また同時書込制御手段は、例えば、複数の光ピックアップ部が同時に同じ領域に書き込むのを回避するような機能を持っている。さらに同時書込制御手段は、複数の光ピックアップ部がそれぞれの位置になっているかを考慮して、最も短い距離で動かすことも考えられる。
同時書込制御手段は、記録管理情報書込器と、リードアウト書込器と、を有するように構成されていてもよい。
(記録管理情報書込器)
「記録管理情報書込器」は、ファイナライズ処理のために複数の光ピックアップ部のうち第一光ピックアップ部にディスクの記録管理情報の書込動作をさせる。
「記録管理情報書込器」は、ファイナライズ処理のために複数の光ピックアップ部のうち第一光ピックアップ部にディスクの記録管理情報の書込動作をさせる。
(リードアウト書込器)
「リードアウト書込器」は、ファイナライズ処理のために複数の光ピックアップ部のうち第二光ピックアップ部にリードアウト領域の書込動作をさせる。
なお、第一光ピックアップ部と第二光ピックアップ部とは別物である。
「リードアウト書込器」は、ファイナライズ処理のために複数の光ピックアップ部のうち第二光ピックアップ部にリードアウト領域の書込動作をさせる。
なお、第一光ピックアップ部と第二光ピックアップ部とは別物である。
<処理の流れ>
以下に、本実施形態の処理の流れについて説明する。なお、以下に示す処理の流れは、方法、計算機に実行させるためのプログラム、またはそのプログラムが記録された読み取り可能な記録媒体として実施されうる(これは、本明細書のその他の処理の流れについても同様である)。
図5、図6は、本実施形態のファイナライズ処理の流れの一例を示す図である。図5は、記録管理情報書込器の処理の流れを示し、図6は、リードアウト書込器の処理の流れを示している。
以下に、本実施形態の処理の流れについて説明する。なお、以下に示す処理の流れは、方法、計算機に実行させるためのプログラム、またはそのプログラムが記録された読み取り可能な記録媒体として実施されうる(これは、本明細書のその他の処理の流れについても同様である)。
図5、図6は、本実施形態のファイナライズ処理の流れの一例を示す図である。図5は、記録管理情報書込器の処理の流れを示し、図6は、リードアウト書込器の処理の流れを示している。
(記録管理情報書込器の処理の流れ)
図5に基づいて、記録管理情報書込器の処理の流れについて説明する。
まず、ファイナライズ処理が開始されると、光ディスク装置において、記録管理情報書込ステップは、第一光ピックアップ部を起動する(ステップS0501)。次に、光ディスク装置において、記録管理情報書込ステップは、第一光ピックアップ部により光ディスクの記録管理情報を記録する(ステップS0502)。次に、光ディスク装置において、記録管理情報書込ステップは、第一光ピックアップ部によりリードイン領域を記録する(ステップS0503)。
図5に基づいて、記録管理情報書込器の処理の流れについて説明する。
まず、ファイナライズ処理が開始されると、光ディスク装置において、記録管理情報書込ステップは、第一光ピックアップ部を起動する(ステップS0501)。次に、光ディスク装置において、記録管理情報書込ステップは、第一光ピックアップ部により光ディスクの記録管理情報を記録する(ステップS0502)。次に、光ディスク装置において、記録管理情報書込ステップは、第一光ピックアップ部によりリードイン領域を記録する(ステップS0503)。
(リードアウト書込器の処理の流れ)
図6に基づいて、リードアウト書込器の処理の流れについて説明する。
まず、ファイナライズ処理が開始されると、光ディスク装置において、リードアウト書込ステップは、第二光ピックアップ部を起動する(ステップS0601)。次に、光ディスク装置において、リードアウト書込ステップは、第二光ピックアップ部によりリードアウト領域の開始端アドレスを検出し、標準フォーマットでリードアウト領域を記録する(ステップS0602)。
図6に基づいて、リードアウト書込器の処理の流れについて説明する。
まず、ファイナライズ処理が開始されると、光ディスク装置において、リードアウト書込ステップは、第二光ピックアップ部を起動する(ステップS0601)。次に、光ディスク装置において、リードアウト書込ステップは、第二光ピックアップ部によりリードアウト領域の開始端アドレスを検出し、標準フォーマットでリードアウト領域を記録する(ステップS0602)。
なお、ファイナライズ処理にあたっては、上記記録管理情報書込器とリードアウト書込器は同時に動作しうる。
(実施例1)
図7は、本実施例の一例を示す具体的機能ブロック図である。本実施例は、同時書込制御手段が、記録管理情報書込器と、リードアウト書込器と、を有するように構成されている一例を示している。本実施例の光ディスク装置は、第一光ピックアップ部0701と、第二光ピックアップ部0702と、動作制御部0703と、同時書込制御手段0704と、記録管理情報書込器0705と、リードアウト書込器0706と、第一スレッドモータドライバ0707と、第二スレッドモータドライバ0708と、光ディスク0709と、スピンドルモータ0710と、スピンドルモータドライバ0711と、RFアンプ0712、0713と、サーボ回路0714、0715と、インタフェース回路0716と、からなる。第一、第二スレッドモータドライバは、それぞれ第一、第二光ピックアップ部を動作させるためのドライブである。スピンドルモータ、スピンドルモータドライバは、光ディスクを動作させるために使用される。RFアンプは、信号を増幅する。サーボ回路は、光ディスクに刻まれた信号を最適に読み取るための回路である。インタフェース回路は、出力部とのインタフェースのための回路である。
図7は、本実施例の一例を示す具体的機能ブロック図である。本実施例は、同時書込制御手段が、記録管理情報書込器と、リードアウト書込器と、を有するように構成されている一例を示している。本実施例の光ディスク装置は、第一光ピックアップ部0701と、第二光ピックアップ部0702と、動作制御部0703と、同時書込制御手段0704と、記録管理情報書込器0705と、リードアウト書込器0706と、第一スレッドモータドライバ0707と、第二スレッドモータドライバ0708と、光ディスク0709と、スピンドルモータ0710と、スピンドルモータドライバ0711と、RFアンプ0712、0713と、サーボ回路0714、0715と、インタフェース回路0716と、からなる。第一、第二スレッドモータドライバは、それぞれ第一、第二光ピックアップ部を動作させるためのドライブである。スピンドルモータ、スピンドルモータドライバは、光ディスクを動作させるために使用される。RFアンプは、信号を増幅する。サーボ回路は、光ディスクに刻まれた信号を最適に読み取るための回路である。インタフェース回路は、出力部とのインタフェースのための回路である。
以下に、実施例1の動作の一例を示す。まず操作者がファイナライズ処理の操作をすると、動作制御部のCPU(Central Processing Unit)が、同時書込制御手段とサーボ回路を起動する。サーボ回路0714は、第一スレッドモータドライバを起動して第一光ピックアップ部を書込位置に移動させると同時にスピンドルモータドライバを起動し、スピンドルモータを制御する。またサーボ回路0715は、第二スレッドモータドライバを起動して第二光ピックアップ部を書込位置に移動させる。同時書込制御手段は、記録管理情報書込器とリードアウト書込器を起動する。記録管理情報書込器は、RFアンプ0712を起動して第一光ピックアップ部を用いてリードイン領域を記録する。リードアウト書込器は、RFアンプ0713を起動して第二光ピックアップ部を用いてリードアウト領域の開始端アドレスを検出し、標準フォーマットでリードアウト領域を記録する。なお、記録管理情報書込器とリードアウト書込器は同時に動作する。インタフェース回路は、記録管理情報書込器からの記録管理情報をディスプレイなどに出力する。
(実施例2)
図8は、本実施例の一例を示す具体的機能ブロック図である。本実施例は、動作制御部が、プログラム領域への書込手段と、読出専用手段と、を有している場合の一例を示している。本実施例の光ディスク装置は、光ピックアップ部0801、0802と、動作制御部0803と、プログラム領域への書込手段0804と、読出専用手段0805と、スレッドモータドライバ0806、0807と、光ディスク0808と、スピンドルモータ0809と、スピンドルモータドライバ0810と、RFアンプ0811、0812と、サーボ回路0813、0814と、インタフェース回路0815と、からなる。スレッドモータドライバ0806、0807は、それぞれ光ピックアップ部0801、0802を動作させるためのドライブである。プログラム領域への書込手段は、プログラム領域にデータを書き込む。読出専用手段は、光ディスクからの信号をデコードしデータを読み取る。
図8は、本実施例の一例を示す具体的機能ブロック図である。本実施例は、動作制御部が、プログラム領域への書込手段と、読出専用手段と、を有している場合の一例を示している。本実施例の光ディスク装置は、光ピックアップ部0801、0802と、動作制御部0803と、プログラム領域への書込手段0804と、読出専用手段0805と、スレッドモータドライバ0806、0807と、光ディスク0808と、スピンドルモータ0809と、スピンドルモータドライバ0810と、RFアンプ0811、0812と、サーボ回路0813、0814と、インタフェース回路0815と、からなる。スレッドモータドライバ0806、0807は、それぞれ光ピックアップ部0801、0802を動作させるためのドライブである。プログラム領域への書込手段は、プログラム領域にデータを書き込む。読出専用手段は、光ディスクからの信号をデコードしデータを読み取る。
<実施例2の処理の流れ>
以下に、本実施例の処理の流れについて説明する。
図9、図10は、本実施例の処理の流れの一例を示す図である。図9は、光ディスクの記録管理情報の書込動作における処理の流れであり、図10は、プログラム領域のデータの読出動作における処理の流れを示している。なお、実施例1と実施例2の違いは、実施例1においては、2つの光ピックアップ部を両方とも書込に使用するのに対して、実施例2においては、2つの光ピックアップ部のうち、一つは書込に使用し、他方は読出に使用する点である。
以下に、本実施例の処理の流れについて説明する。
図9、図10は、本実施例の処理の流れの一例を示す図である。図9は、光ディスクの記録管理情報の書込動作における処理の流れであり、図10は、プログラム領域のデータの読出動作における処理の流れを示している。なお、実施例1と実施例2の違いは、実施例1においては、2つの光ピックアップ部を両方とも書込に使用するのに対して、実施例2においては、2つの光ピックアップ部のうち、一つは書込に使用し、他方は読出に使用する点である。
(記録管理情報の書込動作における処理の流れ)
図9に基づいて、記録管理情報の書込動作における処理の流れについて説明する。
まず、光ディスク装置において、動作制御ステップは、ディスクの記録管理情報を読み取る(ステップS0901)。次に、動作制御ステップは、ディスクの記録管理情報を読み取れたか判断する。判断の結果、ディスクの記録管理情報を読み取れた場合には、ステップS0908に進み、ディスクの記録管理情報を読み取れなかった場合には、ステップS0903に進む(ステップS0902)。次に、ディスクの記録管理情報を読み取れなかった場合には、動作制御ステップは、RMAおよびリードイン領域に簡易フォーマットを示すデータを記録する(ステップS0903)。次に、動作制御ステップは、プログラム領域の先頭アドレスからデータの記録を開始する(ステップS0904)。次に、動作制御ステップは、プログラム領域のデータ記録終了かどうか判断する。判断の結果、プログラム領域のデータ記録終了である場合には、ステップS0906に進み、プログラム領域のデータ記録終了でない場合には、ステップS0905を繰り返す(ステップS0905)。次に、プログラム領域のデータ記録終了である場合には、動作制御ステップは、リードアウト領域にリードアウト情報を記録する(ステップS0906)。次に、動作制御ステップは、ディスクの記録管理情報を更新し、処理を終了する(ステップS0907)。ディスクの記録管理情報を読み取れた場合には、動作制御ステップは、リードアウト領域の開始端アドレスを検出する(ステップS0908)。次に、動作制御ステップは、プログラム領域にデータの記録を開始し、ステップS0905に進む(ステップS0909)。
図9に基づいて、記録管理情報の書込動作における処理の流れについて説明する。
まず、光ディスク装置において、動作制御ステップは、ディスクの記録管理情報を読み取る(ステップS0901)。次に、動作制御ステップは、ディスクの記録管理情報を読み取れたか判断する。判断の結果、ディスクの記録管理情報を読み取れた場合には、ステップS0908に進み、ディスクの記録管理情報を読み取れなかった場合には、ステップS0903に進む(ステップS0902)。次に、ディスクの記録管理情報を読み取れなかった場合には、動作制御ステップは、RMAおよびリードイン領域に簡易フォーマットを示すデータを記録する(ステップS0903)。次に、動作制御ステップは、プログラム領域の先頭アドレスからデータの記録を開始する(ステップS0904)。次に、動作制御ステップは、プログラム領域のデータ記録終了かどうか判断する。判断の結果、プログラム領域のデータ記録終了である場合には、ステップS0906に進み、プログラム領域のデータ記録終了でない場合には、ステップS0905を繰り返す(ステップS0905)。次に、プログラム領域のデータ記録終了である場合には、動作制御ステップは、リードアウト領域にリードアウト情報を記録する(ステップS0906)。次に、動作制御ステップは、ディスクの記録管理情報を更新し、処理を終了する(ステップS0907)。ディスクの記録管理情報を読み取れた場合には、動作制御ステップは、リードアウト領域の開始端アドレスを検出する(ステップS0908)。次に、動作制御ステップは、プログラム領域にデータの記録を開始し、ステップS0905に進む(ステップS0909)。
(プログラム領域のデータの読出動作における処理の流れ)
図10に基づいて、プログラム領域のデータの読出動作における処理の流れについて説明する。
動作制御ステップは、プログラム領域のデータを読出、処理を終了する(ステップS1001)。
なお、上記記録管理情報の書込動作とプログラム領域のデータの読出動作は同時に動作しうる。
図10に基づいて、プログラム領域のデータの読出動作における処理の流れについて説明する。
動作制御ステップは、プログラム領域のデータを読出、処理を終了する(ステップS1001)。
なお、上記記録管理情報の書込動作とプログラム領域のデータの読出動作は同時に動作しうる。
<実施形態1の効果の簡単な説明>
本件発明によれば、光ディスク装置が複数の光ピックアップを有し、並列処理を行うことにより、主に、ファイナライズ処理を高速化できる。
本件発明によれば、光ディスク装置が複数の光ピックアップを有し、並列処理を行うことにより、主に、ファイナライズ処理を高速化できる。
<<実施形態2>>
以下に実施形態2について説明する。
<実施形態2の概念>
以下に、本実施形態の概念について説明する。
本実施形態は、動作制御部が、複数の光ピックアップ部の動作情報に応じて光ディスクの回転数を制御する回転数制御手段を有する実施形態1に記載の光ディスク装置に関する。
以下に実施形態2について説明する。
<実施形態2の概念>
以下に、本実施形態の概念について説明する。
本実施形態は、動作制御部が、複数の光ピックアップ部の動作情報に応じて光ディスクの回転数を制御する回転数制御手段を有する実施形態1に記載の光ディスク装置に関する。
<構成要件の明示>
以下に本実施形態の構成要件を明示する。
図11は、本実施形態の機能ブロックの一例を示す図である。光ディスク装置1100は、光ピックアップ部1101と、動作制御部1102と、からなる。また動作制御部は、回転数制御手段1106を有している。また動作制御部は、同時書込制御手段1103を有していてもよい。さらに同時書込制御手段は、記録管理情報書込器1104と、リードアウト書込器1105と、を有していてもよい。
以下に本実施形態の構成要件を明示する。
図11は、本実施形態の機能ブロックの一例を示す図である。光ディスク装置1100は、光ピックアップ部1101と、動作制御部1102と、からなる。また動作制御部は、回転数制御手段1106を有している。また動作制御部は、同時書込制御手段1103を有していてもよい。さらに同時書込制御手段は、記録管理情報書込器1104と、リードアウト書込器1105と、を有していてもよい。
<構成要件の説明>
以下に、本実施形態の構成要件について説明する。
(光ピックアップ部)、(動作制御部)、(同時書込制御手段)、(記録管理情報書込器)、(リードアウト書込器)
「光ピックアップ部」、「動作制御部」、「同時書込制御手段」、「記録管理情報書込器」、「リードアウト書込器」については、実施形態1と同様であるので説明を省略する。
以下に、本実施形態の構成要件について説明する。
(光ピックアップ部)、(動作制御部)、(同時書込制御手段)、(記録管理情報書込器)、(リードアウト書込器)
「光ピックアップ部」、「動作制御部」、「同時書込制御手段」、「記録管理情報書込器」、「リードアウト書込器」については、実施形態1と同様であるので説明を省略する。
(回転数制御手段)
動作制御部は、回転数制御手段を有するように構成されている。ここで「回転数制御手段」とは、複数の光ピックアップ部の動作情報に応じて光ディスクの回転数を制御する手段のことをいう。「動作情報」とは、光ディスクへの書込動作か(リードイン領域への書込か、リードアウト領域への書込か、プログラム領域への書込かなど)、光ディスクからの読出動作か、などの情報のことをいう。例えば、リードアウト領域のデータ書込時には、光ディスクの回転速度を上げることによって、リードアウト領域へのデータの書込速度を上げることが可能となる。読出している場合には、例えば、読出したセクタ番号によって内周か外周かなどの位置を特定できるので、内周の場合には速度を落としたり、外周の場合には速度を速めたりといった速度制御が可能となる。
動作制御部は、回転数制御手段を有するように構成されている。ここで「回転数制御手段」とは、複数の光ピックアップ部の動作情報に応じて光ディスクの回転数を制御する手段のことをいう。「動作情報」とは、光ディスクへの書込動作か(リードイン領域への書込か、リードアウト領域への書込か、プログラム領域への書込かなど)、光ディスクからの読出動作か、などの情報のことをいう。例えば、リードアウト領域のデータ書込時には、光ディスクの回転速度を上げることによって、リードアウト領域へのデータの書込速度を上げることが可能となる。読出している場合には、例えば、読出したセクタ番号によって内周か外周かなどの位置を特定できるので、内周の場合には速度を落としたり、外周の場合には速度を速めたりといった速度制御が可能となる。
<処理の流れ>
本実施形態の処理の流れは、実施形態1と同様なので説明を省略する。
本実施形態の処理の流れは、実施形態1と同様なので説明を省略する。
<実施形態2の効果の簡単な説明>
本件発明によれば、複数の光ピックアップ部の動作情報に応じて光ディスクの回転数を制御することができる。
本件発明によれば、複数の光ピックアップ部の動作情報に応じて光ディスクの回転数を制御することができる。
<<実施形態3>>
以下に実施形態3について説明する。
<実施形態3の概念>
以下に、本実施形態の概念について説明する。
本実施形態は、動作制御部が、一の光ディスク内で、書込の結果残る光ディスクの物理的痕跡が複数の光ピックアップ部ごとにばらつかないように書込出力を制御する書込出力制御手段を有する実施形態1又は2に記載の光ディスク装置に関する。
以下に実施形態3について説明する。
<実施形態3の概念>
以下に、本実施形態の概念について説明する。
本実施形態は、動作制御部が、一の光ディスク内で、書込の結果残る光ディスクの物理的痕跡が複数の光ピックアップ部ごとにばらつかないように書込出力を制御する書込出力制御手段を有する実施形態1又は2に記載の光ディスク装置に関する。
<構成要件の明示>
以下に本実施形態の構成要件を明示する。
図12は、本実施形態の機能ブロックの一例を示す図である。光ディスク装置1200は、光ピックアップ部1201と、動作制御部1202と、からなる。また動作制御部は、同時書込制御手段1203を有している。また動作制御部は、回転数制御手段1206を有していてもよい。さらに同時書込制御手段は、記録管理情報書込器1204と、リードアウト書込器1205と、を有していてもよい。
以下に本実施形態の構成要件を明示する。
図12は、本実施形態の機能ブロックの一例を示す図である。光ディスク装置1200は、光ピックアップ部1201と、動作制御部1202と、からなる。また動作制御部は、同時書込制御手段1203を有している。また動作制御部は、回転数制御手段1206を有していてもよい。さらに同時書込制御手段は、記録管理情報書込器1204と、リードアウト書込器1205と、を有していてもよい。
<構成要件の説明>
以下に、本実施形態の構成要件について説明する。
(光ピックアップ部)、(動作制御部)、(同時書込制御手段)、(記録管理情報書込器)、(リードアウト書込器)、(回転数制御手段)
「光ピックアップ部」、「動作制御部」、「同時書込制御手段」、「記録管理情報書込器」、「リードアウト書込器」、「回転数制御手段」については、実施形態1又は2と同様であるので説明を省略する。
以下に、本実施形態の構成要件について説明する。
(光ピックアップ部)、(動作制御部)、(同時書込制御手段)、(記録管理情報書込器)、(リードアウト書込器)、(回転数制御手段)
「光ピックアップ部」、「動作制御部」、「同時書込制御手段」、「記録管理情報書込器」、「リードアウト書込器」、「回転数制御手段」については、実施形態1又は2と同様であるので説明を省略する。
(書込出力制御手段)
動作制御部は、書込出力制御手段を有するように構成されている。ここで「書込出力制御手段」とは、一の光ディスク内で、書込の結果残る書込の結果残る光ディスクの物理的痕跡が複数の光ピックアップ部ごとにばらつかないように手段のことをいう。ばらつかないようにするための手段には、一例として、読出の光ディスクからの反射強度を測定して比較することによって、複数の光ピックアップ部の光強度が略同じになるように調節する方法などが考えられる。したがって、物理的痕跡が複数の光ピックアップ部ごとにばらつかないように制御できるため、光ディスクの読出品質の向上が図れる。
動作制御部は、書込出力制御手段を有するように構成されている。ここで「書込出力制御手段」とは、一の光ディスク内で、書込の結果残る書込の結果残る光ディスクの物理的痕跡が複数の光ピックアップ部ごとにばらつかないように手段のことをいう。ばらつかないようにするための手段には、一例として、読出の光ディスクからの反射強度を測定して比較することによって、複数の光ピックアップ部の光強度が略同じになるように調節する方法などが考えられる。したがって、物理的痕跡が複数の光ピックアップ部ごとにばらつかないように制御できるため、光ディスクの読出品質の向上が図れる。
<処理の流れ>
本実施形態の処理の流れは、実施形態1又は2と同様なので説明を省略する。
本実施形態の処理の流れは、実施形態1又は2と同様なので説明を省略する。
<実施形態3の効果の簡単な説明>
本件発明によれば、書込の結果残る光ディスクの物理的痕跡が複数の光ピックアップ部ごとにばらつかないようにすることができる。
本件発明によれば、書込の結果残る光ディスクの物理的痕跡が複数の光ピックアップ部ごとにばらつかないようにすることができる。
本件発明は、ファイナライズ処理を高速化するための光ディスク装置に利用可能である。
0100 光ディスク装置
0101 光ピックアップ部
0102 光ピックアップ部
0101 光ピックアップ部
0102 光ピックアップ部
Claims (6)
- 光ディスクの一面に対して同時にアクセス可能な複数の光ピックアップ部と、
前記複数の光ピックアップ部の動作を制御する動作制御部と、
を備えた光ディスク装置。 - 前記光ディスクが書込可能な光ディスクである場合に、前記動作制御部は、前記複数の光ピックアップ部による前記光ディスクの一面に対する同時書込動作を制御するための同時書込制御手段を有する請求項1に記載の光ディスク装置。
- 前記同時書込制御手段は、ファイナライズ処理のために前記複数の光ピックアップ部のうち第一光ピックアップ部にディスクの記録管理情報の書込動作をさせるための記録管理情報書込器と、第二光ピックアップ部にリードアウト領域の書込動作をさせるためのリードアウト書込器と、を有する請求項2に記載の光ディスク装置。
- 前記動作制御部は、複数の光ピックアップ部の動作情報に応じて光ディスクの回転数を制御する回転数制御手段を有する請求項1から3のいずれか一に記載の光ディスク装置。
- 前記動作制御部は、一の光ディスク内で、書込の結果残る光ディスクの物理的痕跡が複数の光ピックアップ部ごとにばらつかないように書込出力を制御する書込出力制御手段を有する請求項2から4のいずれか一に記載の光ディスク装置。
- 書込可能な光ディスクに対して、複数の光ピックアップ部を利用して同時に書込を行なうための方法であって、
複数の光ピックアップ部のうちの一の光ピックアップ部に対して前記光ディスクに対して書込を行うための処理を実行する第一ステップと、
前記複数の光ピックアップ部のうちの他の一の光ピックアップ部に対して前記光ディスクの一の光ディスクが書込処理を実行する領域と別の領域に書込を行うための処理を実行する第二ステップと、を有する光ディスクに書込を行う方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005047614A JP2006236450A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005047614A JP2006236450A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006236450A true JP2006236450A (ja) | 2006-09-07 |
Family
ID=37043921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005047614A Pending JP2006236450A (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006236450A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114296647A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-04-08 | 中国华录·松下电子信息有限公司 | 一种多光学头同步高速率读写光驱系统 |
-
2005
- 2005-02-23 JP JP2005047614A patent/JP2006236450A/ja active Pending
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CN114296647A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-04-08 | 中国华录·松下电子信息有限公司 | 一种多光学头同步高速率读写光驱系统 |
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