JP2006235619A - Doeレンズ及びこれを用いたledランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型化と高光度化を図れる配光分布変換用光学部材および、該配光分布変換用光学部材を有するLEDランプを提供する。
【解決手段】発光体からの光を入射して集光作用をあたえ、前記発光体から発せられる光の配光分布を変化させる配光分布変換用回折光学部材において、発光体からの距離dだけ離れた位置に配置され、前記発光体素子との間の屈折率をnとしたときに、焦点距離fが以下の式を満たす回折光学素子を有し、前記回折光学素子の径が前記距離dよりも大きい。
Figure 2006235619

但し、発光体からDOE面までが複数の層で形成されている場合には、それぞれ層の厚みをd1,d2,d3,…,dkとし、屈折率をn1,n2,n3,…,nkとしたとき空気換算長は次式で表される。
Figure 2006235619

【選択図】なし

Description

本発明は、発光体の配光特性を変化させて正面方向の光度を上げるためのレンズと該レンズを用いたランプの薄型化に関する。
従来、小型光源としてLEDランプが知られている。また、LEDランプに砲弾型のレンズを組合せ、出射光の光度半値角を比較的小さくして、正面方向に対して高光度に構成したランプが知られている(特許文献1)。このLEDランプにおいては、LEDランプのレンズの形状を工夫することによって、高光度化と光度分布の均一化を図っている。
また、更なる高光度化を図るために複数の半導体チップで1つのLEDランプを構成したものが知られている(特許文献2)。このLEDランプにおいては、半導体チップを通る各々の軸を1つの軸とする複数の楕円体を含む立体でレンズを構成して各半導体チップからの光を効率よくLEDランプの正面に導くようにしている。
特開平11−46013号公報 特開平5−29660号公報
LEDの配光特性の光度半値角を小さくして高光度に構成するためには、通常、砲弾型のレンズが使われている。そのレンズ形状はLEDランプの径と同程度の小さな曲率半径を有する凸レンズであり、レンズのサグ量が大きく、結果としてLEDランプの径に比べて厚み方向に大きい形状、または厚みとランプの径とが同程度の大きさの形状であった。
本発明の目的は、薄型化と高光度化を図れる配光分布変換用光学部材および、該配光分布変換用光学部材を有するLEDランプを提供することにある。
請求項1に記載の配光分布変換用回折光学部材は、発光体からの光を入射して集光作用をあたえ、前記発光体から発せられる光の配光分布を変化させる配光分布変換用回折光学部材において、発光体からの距離dだけ離れた位置に配置され、前記発光体素子との間の屈折率をnとしたときに、焦点距離fが以下の式を満たす回折光学素子を有し、前記回折光学素子の径が前記距離dよりも大きいものである。
Figure 2006235619
但し、発光体からDOE面までが複数の層で形成されている場合には、それぞれ層の厚みをd1,d2,d3,…,dkとし、屈折率をn1,n2,n3,…,nkとしたとき空気換算長は次式で表される。
Figure 2006235619
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の配光分布変換用回折光学部材において、前記回折光学素子の外周近傍におけるアスペクト比が0.7以上あるものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の配光分布変換用回折光学部材において、以下の条件式を満たすように配列された複数の発光体からの光を入射して集光作用を与える1つの回折光学素子を有するものである。
Figure 2006235619
ここで、bmaxは発光体どうしの中心間距離bのうち、最も離れた位置にある発光体間の
距離、aは発光体の径である。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の配光分布変換用回折光学部材において、略同一な平面に配置され、以下の条件式を満たすように配列された複数の発光体からの光を各々入射して集光作用を与える複数の同一な回折光学素子を有するものである。
Figure 2006235619
ここで、bminは発光体どうしの中心間距離のうち、最も近い位置にある発光体間の距離
である。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の配光分布変換用回折光学部材において、前記回折光学素子は双曲面の特性を有して形成されたものである。
請求項6に記載の配光分布変換用回折光学素子は、発光体からの光を入射して、前記発光体から発せられる光の配光分布を変化させる配光分布変換用回折光学部材において、前記発光体の大きさが1.5d以上であって、前記等間隔ピッチの2段バイナリの回折光学素子を有するものである。
請求項7に記載の発明は、請求項8に記載の配光分布変換用回折光学部材であって、前記2段バイナリの回折光学素子は、前記2段バイナリを形成する2つの段のうち、前記発光体からの光の入射側の幅が、前記光の射出側の幅よりも大きいものである。
請求項8に記載の配光分布変換用光学部材は、請求項1から請求項7に記載の配光分布変換用光学素子のうちの互いに形状の異なる少なくとも2つを略同一平面上に配置したものである。
請求項9に記載のLEDランプは、前記発光体として配置されたLEDチップと、請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の配光分布変換用回折光学部材と、を有するものである。
本発明によれば、発光体の正面方向に高光度な配光分布を与えることができるDOEレンズを提供することができる。また、薄型で正面方向に高光度なLEDランプを構成することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
LEDチップにはさまざまな配光特性があるが、光度半値角が半角で60°程度の広がりを持つものが一般的である。この配光特性を半角30°程度に狭くすることで、正面方向の出射光の高光度化を図ることができる。DOEレンズの焦点距離をf、発光体のサイズをa、発光体からDOE面までの距離をd、発光体からDOE面までの屈折率をnとする。発光体からDOE面までが複数の層からなっている場合は、それぞれの厚みをd1
2,d3,…,dkとし、屈折率をn1,n2,n3,…,nkとする。このときの空気換算
長は、(1)式で表される。
Figure 2006235619
… (1)
発光体がDOEレンズの焦点位置にある場合は、発光体の中心から出射された光は光軸に略平行な光束となる。また、中心からa/2離れた位置から出射された光は、光軸に対して、(2)式で表される角度θを有する略平行光束になる(図1参照)。
Figure 2006235619
… (2)
発光体としてLEDチップを考え、このLEDチップの発光体の大きさaを0.5mmとすると、θ=30°とするためには、DOEレンズの焦点距離fを0.433mmとする。また、発光体が焦点位置にある条件より、DOE面から発光体までの空気換算長が0.433mmとなり、発光体からDOE面までの屈折率nを1.5とすると、発光体からDOE面までの距離dは0.65mmとなる。
一般にLEDチップは樹脂中に埋め込まれており、樹脂の厚みを0.5mmとすると、DOEレンズの厚さは0.15mmとなり、十分に薄いレンズとなる。このような配置にすれば、元々のLEDの配光分布とは関係なく、ほぼ半角30°に広がった配光分布を実現できる薄いDOEレンズを構成することができる。
検討の結果、DOEの焦点距離が、DOEから発光体までの空気換算長d/nより長くても以下の条件を満たす範囲であれば高光度化を図ることができた。この焦点距離の適切な範囲は、(3)式のようになる。
Figure 2006235619
… (3)
この式において、発光体からDOEまでの間が複数の層からなる場合には、d/nは(1)式で定義される。(3)式の下限以下では、必要以上に光線を曲げ過ぎるため、DOE素子に製造上の問題が生じる。また上限以上では、DOEレンズに十分なパワーがないため、光度半値角を十分に狭めることが出来ず、高光度化が図れない。
(3)式において、f=d/nとして発光体の中心から出射する光を全て平行光束にすると、DOEの周辺部において、光線の角度を大きく曲げることになり、DOEのピッチを狭くしたり、アスペクト比を大きくしたりする必要があるが、これらの因子は製造上の制限を受ける。また、発光体がDOEレンズの焦点位置(f=d/n)にあると、発光体の形状や発光分布が配光分布に現れ、配光分布に好ましくないむらが生ずる恐れがある。従って、DOEレンズの焦点距離とDOEから発光体までの距離とを一致させない方が好ましい。
以上、発光体がLEDチップ1個の場合について説明した。次に、光度を増やすため
に複数のLEDチップが埋め込まれている場合について考察する。
複数のLEDチップが埋め込まれている場合において、各LEDチップの中心間距離をbとし、各LED光源の大きさをaとする。ここで、bmaxとして、最も離れた位置にあるLEDチップ間の距離を考える。また、最も近接したLEDチップの中心間距離bminとする。LEDチップが十分に離れて配置されている場合には、個々のLEDチップごとにDOEレンズも複数配置する方がランプを薄型に構成するのに効果的である。この場合において、発光体からの射出光のうち、他の発光体用に配置されたDOEレンズに入射する光は、好ましくない方向に向かい、高光度化に寄与しない光となる。図2に示すようなLEDランプの構成において、LEDチップとDOEレンズとの間が屈折率1.5の媒質で満たされているとする。空気中で30°の広がり角を持つ光線は屈折率が1.5の媒質中では19.5°の広がり角になる。19.5°の広がり角で距離dだけ光線が進むとLED光源からの光束はdtan(19.5)=0.35dだけ広がる。従って、19.5°の広がり角を有する光が、隣のレンズに入射しない条件は、(4)式となる。
Figure 2006235619
… (4)
一方、複数のLEDチップが近接して配置されている場合は、これらのLEDチップを一つの光源として扱う方が効率的である。発光体のサイズはおおよそ、bmax+aである。しかしながら、発光体サイズが大きくなると、DOEレンズ内の所定位置(例えば中心部)には、いろいろな方向からの光が入射することになり、それらを全て正面方向に射出することは困難である。これを避けるためには、発光体からDOE面までの距離dを長くする必要がある。しかし、dが長くなり過ぎると薄型にするという目的が達成できなくなる。
ここで、DOE面の中心部に空気中で60°の広がり角を持つ光束が入射しなくなる条件を考える。図3において、空気中で60°の広がり角を持つ光線は、屈折率1.5の媒質中では35°の広がり角になる。35°の広がり角で距離dだけ光線が進むとLED光源からの光束は、dtan(35)=0.7dだけ広がる。従って、35°の広がり角を有する複数の光束が1つのレンズで集光される条件は、(5)式となる。
Figure 2006235619
… (5)
次に、DOEレンズのアスペクト比について考える。今、ピッチpの透過型回折格子に入射角60°の光束を入射させ、30°で出射させる条件を考える。回折の公式
sinθo―sinθi=mλ/pに出射角θo=30と入射角θi=60を代入すると、ピッチpと回折の次数mと波長λの関係はp=2.7|m|λとなる。
|m|次光でブレーズする場合、回折光学素子の深さhは|m|λ/(nb−1)となる。nbは基板の屈折率である。nbを1.5とすると、h=2.0|m|λとなる。よって、空気中で60°の光線を30°に曲げるために必要なDOEのアスペクト比は、アスペクト比をh/pで定義すると、最もアスペクト比が高くなる周辺部において0.74程度になる。従って、DOE素子の最大アスペクト比は0.7以上が好ましい。ただし、DOEがバイナリ素子の場合には、N段バイナリであれば、バイナリ素子の深さをhbとし、DOEの深さhをh=Nhb/(N−1)と定義する(図4参照)。
また、近年増えてきた青色LEDと黄色の蛍光体を組み合わせた白色LEDの場合にも、DOEレンズを適用できる。この場合には、黄色の蛍光体部分全体が発光体となるので、発光体のサイズは大きくなる。本発明はこのような場合においても適応できる。
まず、発光体が1つ、配光分布変換用DOEレンズが1つの場合について説明する。本実施例においては、発光体としてピーク波長555nmの緑色LEDチップが1個、0.5mm厚の樹脂中に埋め込まれている。LEDチップの大きさは0.35mm×0.35mmである。簡単のために、樹脂の屈折率を1.5とし、DOEの基板の屈折率も1.5とする。
DOEの設計はすべて超高屈折率法に基づいて行っている。また、非球面形状は以下で表す。
Figure 2006235619
… (6)
以下に本実施例のDOEレンズのデータを示す。
データ:
f=1.1mm,NAO=0.866,d=1.0mm
面 曲率半径 面間隔 屈折率
1 ∞ 0.5 1.5
2 ∞ 0.0
3 ∞ 0.5 1.5
4 ∞ 0.0 20001.0
5 −22000.0 0.0
非球面形状
面 K A B C D
5 −0.2e10 0.0 0.0 0.0 0.0
第1面は光源面である。本実施例で用いたLED光源は、空気中で半角60°の広がり角を有する。第4面の屈折率20001.0は超高屈折率法のための仮想的な屈折率の値であり、第5面がDOE面である。第1面から第2面はLEDの樹脂を表し、第3面から第4面はDOEレンズの基板を表す。このDOEレンズの焦点距離fは1.1mmであり、条件式(3)は0.67<f<2.0となり、この条件式を満たしている。また、本実施例のLED光源からDOE面までの距離dが1mmに対して、DOE素子の径は2.01mmであり、LED光源からDOE面までの距離dはDOE素子の径よりも小さい。
空気中で半角60°の光束は、屈折率1.5の媒質中では半角35°相当である。その光束をDOEの2次光を利用して空気中でおおよそ半角30°で出射する(図5(a)参照)。比較のために、DOEなしの場合を図5(b)に示す。
また、DOEレンズの非球面形状のKは円錐係数を表す。本実施例においてはKが負の値であるが、これは、このDOEレンズが双曲面を基本に設計されたものであることを表している。双曲面は、焦点から離れるに従って漸近線に近付く形状であり、光軸から十分離れた位置では直線になるのでDOEレンズは周辺部にいくにつれて等間隔ピッチになる。
本発明の目的を満たすDOEレンズは、周辺部で光束を大きく曲げるため、周辺部で必然的にピッチが狭くなる。これを高次非球面で実現しようとした場合、光軸からの距離Yが大きくなるに従ってサグ量Zの変化が大きくなる。DOEのピッチの逆数はサグ量Zの変化率に比例するので、サグ量Zの変化率が大きくなるとDOEのピッチは非常に細かくなる。ピッチが細かくなり過ぎると、製造上好ましくないばかりでなく、回折効率もおちることになる。本実施例では、DOE面を双曲面形状にしたので、製造しやすく、かつ高い回折効率でDOEの周辺光を効率的に集光することができる。
本実施例の周辺部における形状を図6(a)に示す。DOEの深さhは2.22μm、ピッチpはおおよそ2.77μm、アスペクト比はおおよそ0.8である。また、中心付近の形状を図6(b)に示す。図6(b)においては、ZのスケールはYのスケールの10倍で表されている。
以上のように、本実施例においては、LEDの配光分布変換用レンズをDOEレンズで構成したので、LEDランプを厚さ1mmと非常に薄く構成することができた。また、DOEレンズを双曲面を基本にして設計したので、周辺のピッチが細かくなり過ぎるのを抑え、製造しやすくかつ、回折効率の高めることができる。
本実施例では、複数の発光体に対して1つの配光分布変換用DOEレンズを配置する場合について、青色LEDチップと、この青色LEDからの射出光を受けて黄色の光を射出する蛍光体が分散された樹脂からなる白色LEDを例にとって説明する。
第2の実施例では、LEDランプの中心部分に比較的近接して4個の青色LEDチップが配置されている。青色LEDのチップサイズは0.3mm×0.3mmであり、青色LEDチップの中心間距離はbmin=0.45mm、bmax=0.64mmである(図7参照)。また、黄色の蛍光体による発光体の大きさφは1.5mmである。青色LEDからは波長450nmの光が射出され、黄色の蛍光体からはピーク波長550nmの光が射出される。本実施例では、青色LEDから射出する波長450nmの光と、黄色の蛍光体から射出される550nmの光の両方の配光分布ともに空気中において略30°の射出角度で射出されるようにした。
以下に本実施例のDOEレンズのデータを示す。
データ:
f=1.5mm,NAO=0.866,d=1.3mm
面 曲率半径 面間隔 屈折率(550nm) 屈折率(450nm)
1 ∞ 0.5 1.5 1.5
2 ∞ 0.0
3 ∞ 0.8 1.5 1.5
4 ∞ 0.0 36667.67 30001.0
5 −45000.0 0.0
非球面形状
面 K A B C D
5 −0.3e10 0.0 0.0 0.0 0.0
青色LEDチップからの光束の広がり方を図8に示す。構成は実施例1とほぼ同じであるが、本実施例では3次光を利用している。このDOEレンズの焦点距離fは1.5mmであり、条件式(3)は0.867<f<2.6となり、この条件式を満たしている。また、青色LEDを発光体として考えた場合には、発光体とDOEレンズ面との距離dが1.3mm、発光体の大きさaが0.3mm、発光体のうち最も離れて配置されたものの中心間距離bmaxが0.64であり、条件式(5)は0.91>0.47となり、条件式(5)を満たしている。また、本実施例のLED光源からDOE面までの距離dが1.3mmであるのに対して、DOE素子の径は2.62mmである。
しかし、黄色の蛍光体全体を発光体として考えた場合には、左辺が0.56、右辺が0.75となり、条件式(5)を満たさない。そのため、この光束のうち一部の光束は半角60°の方向にも出射され、青色の光束よりも広がってしまうが、本実施例の回折光学素子は、黄色の蛍光体に関しても高光度化の効果はある。
本実施例の周辺部における形状を図9(a)に示す。本実施例のDOEは波長450nm、3次光に対してブレーズされており、DOEの深さhは2.7μm、ピッチpはおおよそ2.9μm、アスペクト比はおおよそ0.93となっている。また、図9(b)に中心付近の形状を示す。この図9(b)において、ZのスケールはYのスケールの10倍で表されている。
本実施例においても、配光分布変換用レンズをDOEレンズで構成したので、LEDランプを厚さ1.3mmと、非常に薄く構成することができた。更に、本実施例では回折光学部材により、複数の発光体からの射出光をまとめてLEDランプの正面に導くようにしたので、さらなる高光度化を図ることができる。
本実施例では、複数の発光体のそれぞれに対して1つずつ配置された複数の配光分布変換用DOEレンズを有する配光分布変換用回折光学部材を配置する場合を、実施例2と同様に、青色LEDチップと、この青色LEDからの射出光を受けて黄色の光を射出する蛍光体が分散された樹脂からなる白色LEDを例にとって説明する。
第3の実施例では2個の青色LEDチップが比較的離れて配置されている。青色LEDのチップサイズは0.3mm×0.3mmであり、青色LEDチップの中心間距離bは1.5mmである。黄色の蛍光体による発光体の大きさφは3mmである(図10参照)。青の波長は450nm、黄色のピーク波長550nmである。本実施例では、黄色の蛍光体による発光体が大きいので、黄色の蛍光体部分に対しては、レンズ作用ではなく、等間隔ピッチの同心円上の2段バイナリで出射光の方向を制御する。
以下に本実施例のDOEレンズのデータを示す。
データ:
f=1.5mm,NAO=0.866,d=0.9mm
面 曲率半径 面間隔 屈折率(550nm) 屈折率(450nm)
1 ∞ 0.5 1.5 1.5
2 ∞ 0.0
3 ∞ 0.4 1.5 1.5
4 ∞ 0.0 12223.22 10001.0
5 −15000.0 0.0
非球面形状
面 K A B C D
5 0.0 −0.5e−5 0.7e−5 −0.1e−4 0.1e−4
構成は実施例1とほぼ同じであるが、本実施例では1次光を利用している。青色LEDチップはLEDランプの中心からずれて配置されているが、DOEの光軸中心をLEDチップの中心と一致させている。青色LEDチップからの光束の広がり方を図11に示す。実際には一部の光束は隣のDOEレンズに入射してしまうが、図11ではその光線は表記されていない。
このDOEレンズの焦点距離fは1.5mmであり、条件式(3)は0.6<f<1.8となり、この条件式を満たしている。また、本実施例のLED光源からDOE面までの距離dが0.9mmであるのに対して、DOE素子の径は3.6mmである。
また、黄色の蛍光体は光源として大きく、薄型のレンズではレンズ作用で出射光束の方向を制御することは困難である。そこで、本実施形態では、青色LED用のDOEレンズに隣接して、同心円状の等間隔ピッチの2段バイナリを配置し、±1次光を取り出し、かつ0次光の出射を抑制することにより、出射方向を制御している。実際には他の次数の光も出射するので、効率は多少落ちるが、蛍光体からの光をLEDランプの正面に集光する効果がある。波長λ=550nmの光を空気中で23°から0°にするためには、−1次光でピッチpは1.4μmとなる。1.4μm程度のピッチであれば、空気中で60°の光束を−1次光で28°程度にでき、空気中で0°光束を1次光で23°にできる。図13に等間隔ピッチの透過型回折格子の概略形状を示す。入射角の大きい光束に対して、0次光を抑制するために、2段バイナリの深さを0.4μmとする。また、入射角の大きな光束に対して幾何学的な影の効果を考慮して、2段バイナリの入射側の幅を射出側の幅よりも広くする。本実施例では入射側の幅:射出側の幅が6:4になっている。この場合、2段バイナリにおける回折効率は高くないが、立体角の効果で正面方向に高光度化が図れる。
また、本実施例の青色LED用のDOEの周辺部における形状を図12(a)に示す。本実施例では前述のように1次光を用いているので、波長450nmでブレーズすると、DOEの深さはh=0.9μmとなる。また、ピッチpはおおよそ1μmであり、アスペクト比はおおよそ0.9となる。また、中心付近の形状を図12(b)に示す。この図12(b)においては、ZのスケールはYのスケールの10倍で表されている。
本実施例では、発光体とDOEレンズ面との距離dが0.9mm、発光体の大きさaが0.3mm、発光体間の中心間距離のうち最も近い位置にある発光体間の距離bminが1.5mmであり、条件式(4)は0.315<0.6となって、条件を満たしている。
以上のように本実施例においても、配光分布変換用回折光学部材としてDOEレンズを用いることによってLEDランプを0.9mmと非常に薄く構成することができた。また、本実施例によれば、LEDを複数配置し、各々のLEDに対してDOEレンズを配置するので、1つのDOEレンズが集光すべき発光体の径を小さくすることができ、更に薄型に構成できる。また、本実施例においては青色の光を射出する青色LEDと黄色の光を射出する蛍光体とを組み合わせた白色LEDにおいて、青色LED用に配置されたDOEレンズのみならず、蛍光体から発せられる黄色光を集光するための光学素子を配置したので、さらに高光度化を図ることができる。また、この光学素子を前記DOEレンズに隣接する等ピッチの2段バイナリの回折光学素子としたので1枚の配光分布変換用回折光学部材のみで効率的に発光体の配光分布特性を変換することができる。
また、青色LED用のDOEのブレーズ化波長とバイナリ段数を工夫することにより、青色LED用のDOEの深さと、2段バイナリの深さとを等しくなるように設計すれば、回折光学部材の製造を容易に行うことができる。
(変形例)
実施例1、実施例2においては、配光分布変換用回折光学素子としてDOEレンズを用いた。また、実施例3においては、配光分布変換用回折光学素子として、DOEレンズとそれに隣接する周辺に配置した2段バイナリの回折光学素子を配置した。が、これらの実施例にとらわれることなく、配光分布変換用回折光学素子として2段バイナリの回折光学素子のみを使用してもよい。この場合には、ランプの正面に向かうように最適化した次数以外の回折光の光も生じるので、DOEレンズを使用する場合に比べて集光効率は低下するが、非常に簡易な光学系を用いてLEDランプの薄型化を図ることができる。
また、実施例2と実施例3とに、複数の発光体を配置する場合に、発光体どうしの間隔によって1つの発光体に対して1つのDOEレンズを配置する場合と、複数の発光体に対して1つのDOEレンズを配置する場合について述べたが、これらの実施例にとらわれず、LEDの配置によって適宜最適なDOEレンズを配置できる。例えば、LEDレンズが変則的に配置されている場合には、実施例2と実施例3とを組み合わせたような構成としてもよい。
以上の実施例においては、LEDランプに取り付けられたDOEレンズについて説明したが、ここでは、諸元を変えたDOEレンズ単体について説明する。まず、第4の実施例に係るDOEレンズとして図14に示すDOEレンズL1を用いた場合について示す。この図14は、紙面左側から順に被照明面P、レンズL1、光源LEDが配置され、平行光束をこのDOEレンズL1のDOE面Gf側から入射させ、逆光線追跡して結像させた場合の光路を示している。このDOEレンズL1のデータを以下に示す。なお、以下のデー
タにおいてmはDOE面Gfにおける回折の次数である。
データ:
f=3mm,入射瞳径=6mm,NAO=0.712,レンズ厚=0.3mm,m=2
面 曲率半径 面間隔 硝材
1 ∞ 3
2 60000 0.0 DOE
3 ∞ 0.3 石英
4 ∞ 2.79
非球面形状
面 Κ A B C D
2 −0.389e9 0.0 0.0 0.0 0.0
この第4の実施例においては、DOEレンズレンズL1は石英基板にDOE面Gf(第2,3面)を形成して構成している。しかしながら、基板の材質はDOE面Gfが形成されたDOEレンズL1の結像性能に対しては影響がなく、基板の屈折率でDOE面Gfを形成する回折格子の高さhが決まるだけである。よって、通常の光学ガラスを使用すること以外にもDOE面Gfが形成容易なように、モールド用低融点ガラスや樹脂の基板を使うことや、ガラス基板上に薄い樹脂層を設け、そこにDOEレンズ面Gfを形成することも可能である。
なお、超高屈折率法の適用においては、主波長をd線(587.562nm)とし、使用したDOE面Gfの屈折率を以下に示す。
波長[nm] 屈折率
C線 656.273 22339.85105
d線 587.562 20001.00000
F線 486.133 16548.46223
g線 435.835 14836.37057
図15に、この第4の実施例における縦収差図を示す。DOE面Gfは、通常のガラスよりも色収差が発生しやすいため、軸上色収差が大きいが、球面収差は十分小さくすることができる。
ところで、上述した非球形状の式(6)において、双曲面になる条件はΚ<−1で、A=B=C=D=0のときであり、径方向の大きさYが十分大きい場合(すなわち、DOEレンズの円周部)のピッチpは、次に示す(7)式のように表される。但し、(7)式において、λはDOE面Gfで回折される光線の波長(単位はμm)であり、nuは超高屈折率法における仮想的な屈折率である。
Figure 2006235619
… (7)
DOE面Gfのピッチpが必要以上に細かくなり過ぎず、製造可能であるためには、ピッチpが1μm以上であることが好ましく、|Κ|が1よりも十分大きい値であるときは、ピッチpが1μm以上であるためには次に示す(8)式の条件を満たすことが必要である。
Figure 2006235619
… (8)
このようなDOE面Gfにおいて、m次光を利用する場合の高さhは、このDOE面Gfが形成されている基板の屈折率をnbとすると次に示す(9)式により定義される。
Figure 2006235619
… (9)
よって、径方向の大きさYが十分大きい位置でのアスペクト比h/pは、|Κ|≫1より、次に示す(10)式のようになる。
Figure 2006235619
… (10)
DOE面Gfのアスペクト比h/pが大きい構造は製造が困難であるので、このアスペクト比h/pは2.5より小さいことが好ましく、さらに製造を容易にするためには、アスペクト比h/pが1よりも小さいことが好ましい。
そこで、図16に第4の実施例におけるDOEレンズL1に形成されたDOE面Gfの、光軸を通る断面形状のうち光軸付近の形状を示し、図17に周辺部の断面形状を示す。光軸付近だけでなく、周辺部においても回折格子のピッチpが1μm以上となっている。また、(9)式から求められるアスペクト比h/pは2.2となる。さらに、実際の形状において、DOEレンズL1の径方向の大きさYが3.0mmにおけるピッチpが1.65μmとなり、高さhが2.56μmとなることから、アスペクト比h/pは1.55となり、このDOEレンズL1のDOE面Gfの製造は容易である。
なお、図18に、この第4の実施例に係るレンズL1をコンデンサレンズとして2枚使用し、光源から放射された光を一旦、略平行光束に変換し、再度集光してファイバー等にリレーする場合の光路図を示す。尚、図18において、Sは光源、Pは絞り、Rはファイバーの入射部を示す。また、レンズL1は、互いの回折光学面Gfが対向するように配置されている。
第4の実施例に示したDOEレンズL1では、DOE面Gfによる軸上色収差が発生しているが、この軸上色収差を補正するために、図19に示すように、DOE面Gfでない方の面に屈折力を持たせたDOEレンズL2について第5の実施例として説明する。この図19は、紙面左側から順に被照明面P、DOEレンズL2、光源LEDが配置され、上述の第4の実施例と同様に、平行光束をDOEレンズL2のDOE面Gf側から入射させ、逆光線追跡して結像させた場合の光路を示している。このDOEレンズL2の諸元を以下に示す。なお、このDOEレンズL2は、d線に対する屈折率(nd)が1.84666であり、d線に対するアッベ数(νd)が23.8の光学ガラスが用いられている場合を示している。
データ:
f=3mm,入射瞳径=4.3mm,NAO=0.517,レンズ厚=1mm,m=1
面 曲率半径 面間隔 硝材
1 ∞ 3
2 187213.2 0.0 DOE
3 ∞ 1 光学ガラス
4 −2.937178 2.913
非球面形状
面 Κ A B C D
2 −0.135791e11 0.0 0.0 0.0 0.0
3 −3.975794 0.0 0.0 0.0 0.0
このDOEレンズL2は、第2面にDOE面が形成され、第3面は非球面形状に形成されている。なお、超高屈折率法の適用においては、主波長をd線(587.562nm)とし、使用したDOE面Gfの屈折率を以下に示す。
波長[nm] 屈折率
C線 656.273 11170.41249
d線 587.562 10001.00000
F線 486.133 8274.708217
g線 435.835 7418.795629
図20に、この第5の実施例における縦収差図を示す。球面収差のグラフで表される軸上色収差は、第4の実施例の場合よりも各光線とも小さくなり、また、g線の軸上色収差は負側に補正されている。DOE面は、波長の長い光ほど大きく曲げる性質を有している。一方、屈折においては、波長が短いほど屈折率が高いため、短い波長の光ほど大きく曲がる。そのため、通常の屈折面とDOE面とを組み合わせることにより、1枚の凸レンズでも色収差の補正が可能である。第4の実施例と同様に、図21にDOEレンズL2におけるDOE面Gfの光軸を通る断面形状のうち光軸付近の形状を示し、図22に周辺部の断面形状を示す。この第5の実施例においても、光軸付近だけでなく、周辺部においても回折格子のピッチpが細かくなることはなく、周辺部のピッチpはおおよそ8μmとなっている。
また、第5の実施例において(9)式から求められるアスペクト比h/pは0.10となる。また、実際の形状において、径方向の大きさYが2.4mmにおけるピッチpが8.24μmとなり、高さhが0.69μmとなることから、アスペクト比h/pは0.084となり2.5より小さいという条件を満たしており、さらに1より小さいという条件も満たしているため、このDOEレンズL2のDOE面Gfの製造は容易である。
DOEレンズの焦点位置に発光体がある場合の光束の広がり方を示す図である。 (4)式を説明する図である。 (5)式を説明する図である。 理想形状とバイナリ素子の深さの関係を示す図である。 (a)実施例1における光束の広がり方を示す図である。 (b)実施例1においてDOEがない場合の光束の広がり方を示す図である。 実施例1のDOEの形状を示す図である。(a)周辺部、(b)中心部。 実施例2における白色LEDの構成を示す図である。 実施例2の光束の広がり方を示す図である。 実施例2のDOEの形状を示す図である。(a)周辺部、(b)中心部。 実施例3における白色LEDとDOEレンズの構成を示す図である。 実施例3の光束の広がり方を示す図である。 実施例3のDOEの形状を示す図である。(a)周辺部、(b)中心部。 実施例3の2段バイナリ部の概略図。 実施例4に係るDOEレンズの断面図である。 実施例4の光学系の諸収差図である。 実施例4に係る回折光学面の光軸付近の断面図である。 実施例4に係る回折光学面の周辺部の断面図である。 実施例4に係るDOEレンズを用いて光線をリレーする場合の断面図である。 実施例5に係るDOEレンズの断面図である。 実施例5の光学系の諸収差図である。 実施例5に係る回折光学面の光軸付近の断面図である。 実施例5に係る回折光学面の周辺部の断面図である。
符号の説明
1 DOEレンズ面
2、2a、2b LEDチップ
3 蛍光体
12 青色LED用レンズ部
13 黄色蛍光体用2段バイナリ部
21 青色LEDチップ

Claims (9)

  1. 発光体からの光を入射して集光作用をあたえ、前記発光体から発せられる光の配光分布を変化させる配光分布変換用回折光学部材において、
    発光体からの距離dだけ離れた位置に配置され、前記発光体素子との間の屈折率をnとしたときに、焦点距離fが以下の式を満たす回折光学素子を有し、
    前記回折光学素子の径が前記距離dよりも大きいことを特徴とする配光分布変換用回折光学部材。
    Figure 2006235619
    但し、発光体からDOE面までが複数の層で形成されている場合には、それぞれ層の厚みをd1,d2,d3,…,dkとし、屈折率をn1,n2,n3,…,nkとしたとき空気換算長は次式で表される。
    Figure 2006235619
  2. 前記回折光学素子の外周近傍におけるアスペクト比が0.7以上あることを特徴とする請求項1に記載の配光分布変換用回折光学部材。
  3. 以下の条件式を満たすように配列された複数の発光体からの光を入射して集光作用を与える1つの回折光学素子を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配光分布変換用回折光学部材。
    Figure 2006235619
    ここで、bmaxは発光体どうしの中心間距離bのうち、最も離れた位置にある発光体間
    の距離、aは発光体の径である。
  4. 略同一な平面に配置され、以下の条件式を満たすように配列された複数の発光体からの光を各々入射して集光作用を与える複数の同一な回折光学素子を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配光分布変換用回折光学部材。
    Figure 2006235619
    ここで、bminは発光体どうしの中心間距離bのうち、最も近い位置にある発光体間の距
    離である。
  5. 前記回折光学素子は双曲面の特性を有して形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の配光分布変換用回折光学部材。
  6. 発光体からの光を入射して、前記発光体から発せられる光の配光分布を変化させる配光分布変換用回折光学部材において、
    前記発光体の大きさが1.5d以上であって、
    等間隔ピッチの2段バイナリの回折光学素子を有することを特徴とする配光分布変換用回折光学素子。
  7. 前記2段バイナリの回折光学素子は、前記2段バイナリを形成する2つの段のうち、前記発光体からの光の入射側の幅が、前記光の射出側の幅よりも大きいことを特徴とする請求項6に記載の配光分布変換用回折光学部材。
  8. 請求項1から請求項7に記載の配光分布変換用光学素子のうち互いに形状の異なる少なくとも2つを略同一平面上に配置したことを特徴とする配光分布変換用回折光学部材。
  9. 前記発光体として配置されたLEDチップと、
    請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の配光分布変換用回折光学部材とを有することを特徴とするLEDランプ。
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