JP2006233848A - 燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料供給系統の異常の際においても、十分な回避行動を可能にしつつ、燃料供給系統のトラブルを防止することができる燃料供給装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、燃料をエンジンの燃料噴射弁に供給する燃料供給装置(10)であって、燃料を圧送する低圧燃料ポンプ(42)と、供給された燃料を加圧する高圧燃料ポンプ(48)と、加圧される燃料の圧力を調整するための燃料圧力調整手段(64)と、燃料圧力を所定の燃料圧力に制御する燃料圧力制御手段と、燃料噴射弁に燃料を供給する燃料供給経路のシール性能が低下する条件であるか否かを判定する条件判定手段と、燃料圧力調整手段の故障を検出する故障検出手段と、この故障判定手段が故障を検出し、且つ、条件判定手段が、シール性能が低下する条件であると判定したとき、低圧燃料ポンプを停止させる低圧燃料ポンプ制御手段と、を有することを特徴としている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、燃料供給装置に関し、特に、燃料タンク内の燃料をエンジンの燃料噴射弁に供給する燃料供給装置に関する。
特許第3237567号公報(特許文献1)には、内燃機関の制御装置が記載されている。この内燃機関の制御装置では、高圧ポンプで加圧された燃料を燃料噴射弁に圧送する筒内噴射型内燃機関において、燃料圧力検出手段が異常な高圧を検出すると、高圧ポンプに燃料を圧送する低圧ポンプを停止させ、燃料供給系統のトラブルを防止している。また、この制御装置では、低圧ポンプが停止された場合でも、高圧ポンプの作動によって発生される差圧によって、アイドル運転が可能な程度の燃料を燃料噴射弁に供給できるように構成されている。このように、燃料供給系統の異常により低圧ポンプを停止させた場合でも、アイドル運転可能な程度の燃料を供給することによって、エンジンの急激な停止を防止し、最小限度の回避行動を行うことができるようにしている。
特許第3237567号公報
しかしながら、特許第3237567号公報に記載の内燃機関の制御装置のように、燃料供給系統の異常を検知したとき、低圧ポンプを停止させ、エンジンをアイドル運転程度の運転のみ可能な状態にするのは、最小限度の回避行動を行うにも不十分であるという問題がある。特に、高速道路走行中に異常が発生し、低圧ポンプが停止された状態等を想定すると、アイドル運転程度の運転のみ可能なエンジンでは、十分な回避行動がとれないことも考えられる。
従って、本発明は、燃料供給系統の異常の際においても、十分な回避行動を可能にしつつ、燃料供給系統のトラブルを防止することができる燃料供給装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、燃料タンク内の燃料をエンジンの燃料噴射弁に供給する燃料供給装置であって、燃料タンク内の燃料を圧送する低圧燃料ポンプと、この低圧燃料ポンプから供給された燃料を加圧する高圧燃料ポンプと、この高圧燃料ポンプによって加圧される燃料の圧力を調整するための燃料圧力調整手段と、この燃料圧力調整手段を作動させ、燃料圧力を所定の燃料圧力に制御する燃料圧力制御手段と、エンジンの燃料噴射弁に燃料を供給する燃料供給経路のシール性能が低下する条件であるか否かを判定する条件判定手段と、燃料圧力調整手段の故障を検出する故障検出手段と、この故障判定手段が故障を検出し、且つ、条件判定手段が、シール性能が低下する条件であると判定したとき、低圧燃料ポンプを停止させる低圧燃料ポンプ制御手段と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、低圧燃料ポンプによって、燃料タンク内の燃料が高圧燃料ポンプに圧送される。燃料圧力制御手段は、燃料圧力調整手段を作動させることによって、高圧燃料ポンプによって加圧される燃料の圧力を調整する。また、条件判定手段は、燃料供給経路のシール性能が低下する条件であるか否かを判定し、故障検出手段は、燃料圧力調整手段の故障を検出する。低圧燃料ポンプ制御手段は、故障判定手段が故障を検出し、且つ、条件判定手段が、シール性能が低下する条件であると判定したとき、低圧燃料ポンプを停止させる。
このように構成された本発明によれば、故障検出手段が燃料圧力調整手段の故障を検出した場合でも、燃料供給経路のシール性能が低下する条件でない場合には、低圧燃料ポンプが運転されるので、十分な回避行動を可能にしつつ、燃料漏れ等の燃料供給系統のトラブルを防止することができる。
本発明において、好ましくは、燃料圧力制御手段は、燃料供給経路のシール性能が低下する条件である場合において、所定の燃料圧力を低下させる。
このように構成された本発明においては、燃料圧力制御手段は、燃料圧力調整手段の故障の有無に関らず、シール性能が低下する条件下では燃料圧力を低下させる。
これにより、シール性能が低下する条件における燃料漏れ等のトラブルを防止することができる。
本発明において、好ましくは、さらに、燃料供給経路のシールの温度を測定し、又は推定するための温度センサを有し、条件判定手段が、この温度センサの検出結果に基づいてシール性能が低下する条件であるか否かを判定する。
このように構成された本発明においては、温度センサによって燃料供給経路のシールの温度を測定し、又は推定する。条件判定手段は、測定又は推定されたシールの温度に基づいて、シール性能が低下する条件であるか否かを判定する。
本発明において、好ましくは、さらに、故障検出手段が故障を検出した場合においても、適量の燃料が燃料噴射弁から噴射されるように、燃料噴射時間を調整する噴射時間調整手段と、この噴射時間調整手段によって調整された燃料噴射時間が所定の時間よりも短い場合に、その燃料噴射時間を延長し、エンジンに吸入される空気量を増加させる空気量補正手段と、を有する。
このように構成された本発明においては、噴射時間調整手段は、燃料圧力調整手段が故障した場合においても、適正な燃料噴射量が得られるように、燃料圧力に基づいて燃料噴射時間を調整する。空気量補正手段は、噴射時間調整手段によって調整された燃料噴射時間が所定の時間よりも短い場合に、その燃料噴射時間を延長すると共に、適正な空燃比となるように、エンジンに吸入される空気量を増加させる。
このように構成された本発明によれば、燃料噴射時間が所定の時間よりも短い場合に、燃料噴射時間を延長し、吸入される空気量を増加させるので、燃料噴射弁の特性による燃料噴射量のバラツキを防止し、適正な空燃比を維持することができる。
本発明において、好ましくは、さらに、燃料圧力制御手段が燃料圧力調整手段を作動させることによって設定される最大の燃料圧力よりも高い所定の燃料圧力になると、高圧燃料ポンプの上流側に燃料を戻す機械式の第2燃料圧力調整手段を有する。
このように構成された本発明においては、第2燃料圧力調整手段は、所定の燃料圧力になると、高圧燃料ポンプの上流側に燃料を戻し、燃料圧力を低下させる。
このように構成された本発明によれば、燃料圧力調整手段が故障した状態においても低圧燃料ポンプを作動させることにより発生する燃料供給経路内の異常な高圧を回避することができる。
本発明の燃料供給装置によれば、燃料供給系統の異常の際においても、十分な回避行動を可能にしつつ、燃料供給系統のトラブルを防止することができる。
次に、添付図面を参照して、本発明の燃料供給装置の好ましい実施形態を説明する。図1は本発明の実施形態による燃料供給装置を備えたエンジンの概略構成図であり、図2は、燃料供給装置の構成を模式的に示した概略構成図である。
図1に示すように、本発明の実施形態による燃料供給装置10を備えたエンジン1は、上部に燃焼室2aを形成したシリンダ2と、このシリンダ2内で往復運動するピストン4と、このピストン4に一端が連結されたコネクティングロッド6と、このコネクティングロッド6の他端が連結されたクランクシャフト8と、を有する。
また、エンジン1は、燃焼室2aに空気を供給する吸気系統として、吸気を浄化するエアクリーナ12と、エアクリーナ12を介して吸入された空気の温度及び流量を検出する吸気温/流量センサ14と、吸入空気量を変化させるスロットルバルブ16と、このスロットルバルブ16の開度を検出するスロットルバルブセンサ18と、を有する。これらの吸気系統を介して吸入された空気は、燃焼室2aの吸気開口に連通した吸気ポート20及び吸気開口を開閉する吸気弁22を介して、燃焼室2a内に流入する。また、エンジン1は、燃焼室2a内に流入した空気に燃料を噴射することによって得られる混合気を燃焼させる点火プラグ23を有する。
さらに、燃焼室2a内で燃焼された排気ガスは、燃焼室2aの排気開口に連通した排気ポート24及び排気開口を開閉する排気弁26を介して、エンジン1の排気系統に排出される。エンジン1は、排気系統として、リニアO2センサ28と、第1触媒30と、ラムダO2センサ32と、第2触媒34と、を有する。また、エンジン1は、クランクシャフト8の回転角を測定するクランク角センサ36を有する。
次に、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態による燃料供給装置10を説明する。図1及び図2に示すように、燃料供給装置10は、燃料を貯留する燃料タンク40と、この燃料タンク40内の燃料を圧送する低圧燃料ポンプ42と、この低圧燃料ポンプ42によって圧送された燃料を濾過する燃料フィルタ44と、低圧燃料ポンプによる加圧圧力を一定にする圧力レギュレータ46と、を有する。また、燃料供給装置10は、低圧燃料ポンプ42から圧送された燃料を加圧する高圧燃料ポンプ48と、この高圧燃料ポンプ48による加圧圧力を調整する燃料圧力調整手段であるスピル弁64と、加圧された燃料圧力を測定する燃料圧力センサ50と、を有する。さらに、燃料供給装置10は、高圧燃料ポンプ48によって加圧された燃料を燃焼室2a内に噴射する燃料噴射弁であるインジェクタ52と、このインジェクタ52に供給される圧力が所定の圧力以上になったとき、加圧された燃料を高圧燃料ポンプ48の上流側に戻す第2燃料圧力調整手段であるリリーフ弁54と、を有する。
また、高圧燃料ポンプ48は、内部で燃料を加圧するポンプシリンダ56と、このポンプシリンダ56内で往復運動するポンプピストン58と、このポンプピストン58を駆動するカム60と、を有する。また、高圧燃料ポンプ48は、インジェクタ52側からポンプシリンダ56への燃料の逆流を阻止する逆止弁62を有する。
さらに、スピル弁64は、低圧燃料ポンプ42の下流側と高圧燃料ポンプ48の上流側の流路抵抗を調整する弁体66と、この弁体66を駆動するソレノイド68と、弁体66を閉鎖する方向に付勢する付勢バネ70と、を有する。
また、燃料供給装置10は、各センサの検出信号に基づいてエンジン1を制御するエンジン制御ユニット(ECU)72を有する。エンジン制御ユニット72は、具体的には、マイクロプロセッサ、メモリ及びそれらを作動させるプログラム等(以上、図示せず)から構成され、燃料圧力制御手段76、条件判定手段78、故障検出手段80、低圧燃料ポンプ制御手段82、噴射時間調整手段84、空気量補正手段86等として機能する。
さらに、燃料供給装置10は、エンジン制御ユニット72から送られた電気信号を昇圧してインジェクタ52を駆動するインジェクタドライバ74を有する。
低圧燃料ポンプ42は、燃料タンク40内に貯留されている燃料を加圧し、燃料を、燃料フィルタ44、及びスピル弁64を介して高圧燃料ポンプ48に圧送するように構成されている。
燃料フィルタ44は、低圧燃料ポンプ42によって圧送される燃料を濾過し、ゴミ等によるインジェクタ52の詰まりを防止するように構成されている。
圧力レギュレータ46は、その一端が燃料フィルタ44とスピル弁64とを接続する管路44aから分岐した分岐管路46aに接続され、他端が燃料タンク40に戻る戻り管路46bに接続されている。圧力レギュレータ46は、管路44a内の圧力が所定圧以上になると、分岐管路46a及び戻り管路46bを介して燃料を燃料タンク40に戻すように構成されている。これにより、管路44a、即ち、スピル弁64の上流側の圧力は、ほぼ一定に維持される。
高圧燃料ポンプ48は、ポンプシリンダ56内で往復運動されるポンプピストン58によって、燃料を加圧するように構成されている。ポンプピストン58は、エンジン1のカムシャフト(図示せず)の回転によって回転されるカム60によって、往復運動するように駆動される。
逆止弁62は、高圧燃料ポンプ48とインジェクタ52の間に接続されている。また、逆止弁62は、ポンプピストン58によって加圧された燃料がインジェクタ52側へ流入するのを許容し、インジェクタ52側の燃料が高圧燃料ポンプ48側へ逆流するのを阻止するように構成されている。
スピル弁64は、燃料フィルタ44の下流側の管路44aと高圧燃料ポンプ48の間に接続されている。また、スピル弁64は、ソレノイド68及び付勢バネ70によって弁体66を駆動して、その開度を変化させ、管路44aと高圧燃料ポンプ48の上流側の管路抵抗を変化させるように構成されている。スピル弁64が開放された場合には、スピル弁64の管路抵抗が低いため、高圧燃料ポンプ48のポンプシリンダ56内で加圧された燃料の多くはスピル弁64を介して管路44aに逆流し、逆止弁62を通ってインジェクタ52側へ流入する燃料は少なくなる。このため、高圧燃料ポンプ48による加圧圧力は低下する。また、スピル弁64が絞られた場合には、管路抵抗が大きくなるため、高圧燃料ポンプ48のポンプシリンダ56内で加圧された燃料の多くは逆止弁62を通ってインジェクタ52側へ流入し、スピル弁64を通って管路44aに逆流する燃料は少なくなる。このため、高圧燃料ポンプ48による加圧圧力は上昇する。
インジェクタ52は、逆止弁62の下流側に接続され、高圧燃料ポンプ48によって加圧された燃料を、所定のタイミングで燃焼室2a内に噴射するように構成されている。インジェクタ52には、ソレノイド弁(図示せず)が内蔵されており、これを開閉することによって所定のタイミングで所定量の燃料を噴射するように構成されている。エンジン1は4気筒であるため、本実施形態の燃料供給装置10は、4つのインジェクタ52(図1には1つのみ図示)に燃料を供給する。また、本実施形態においては、エンジン1の通常の運転状態においては、インジェクタ52に供給される燃料の圧力は、最大で、約11.5MPaに調整される。
リリーフ弁54は、逆止弁62とインジェクタ52の間に接続されており、インジェクタ52に供給される燃料の圧力が所定の圧力以上になると、逆止弁62及び高圧燃料ポンプ48をバイパスして、燃料を、高圧燃料ポンプ48の上流の管路44aに戻すように構成されている。本実施形態においては、リリーフ弁54として機械式の圧力逃がし弁が使用されており、燃料の圧力が約13MPaを超えると、燃料を高圧燃料ポンプ48の上流側に戻すように構成されている。
燃料圧力センサ50は、インジェクタ52に供給される燃料の圧力を測定し、測定信号をエンジン制御ユニット72に伝達するように構成されている。エンジン制御ユニット72は、燃料圧力センサ50から入力された圧力に基づいて、スピル弁64のソレノイド68を駆動し、インジェクタ52に供給される燃料の圧力を制御するように構成されている。また、エンジン制御ユニット72は、燃料圧力の制御において、吸気温/流量センサ14、スロットルバルブセンサ18、クランク角センサ36、及びアクセル位置センサ38の検出信号も利用している。
インジェクタドライバ74は、エンジン制御ユニット72から出力された、インジェクタ52の制御信号を100Vまで昇圧し、インジェクタ52に内蔵されたソレノイド弁(図示せず)を駆動するように構成されている。
次に、図3乃至図11を参照して、本発明の実施形態による燃料供給装置10を備えたエンジン1の作用を説明する。
まず、図3乃至図6を参照して、通常の運転状態における本実施形態の燃料供給装置10の作用を説明する。図3は、インジェクタ52に供給する燃料圧力を決定するためのフローチャートである。図4は、燃料供給装置10によって設定される燃料圧力のマップを示し、図5は、寒冷時における燃料圧力の上限値を設定するマップを示し、図6は、燃料圧力の上限値を設定して運転する運転時間のマップを示す。
まず、図3のステップS1において、エンジン制御ユニット72に内蔵された燃料圧力制御手段76は、吸気温/流量センサ14、スロットルバルブセンサ18、クランク角センサ36、及び燃料圧力センサ50から、吸気温、吸入空気量、エンジン回転数、及び燃料圧力の検出データを夫々読み込む。次に、ステップS2においては、燃料圧力制御手段76は、エンジン1の運転状態に基づいて、基準となる燃料圧力設定値であるベース燃圧を決定する。本実施形態においては、エンジン1の運転状態は、ステップS1で入力された吸入空気量(エンジン負荷)及びエンジン回転数に基づいて判断される。
具体的には、エンジン制御ユニット72は、図4に示すマップに基づいてベース燃圧を決定している。図4に示すように、ベース燃圧は、エンジン1が低負荷、低回転の領域で運転されている場合には3MPaに、高負荷、高回転の領域では11.5MPaに、その間の領域では7MPaに夫々設定される。
次に、ステップS3では、燃料圧力制御手段76は、吸気温に基づいて、燃料圧力の上限を規制するガード値を決定する。これは、エンジン1が寒冷地で運転され、始動時のエンジン1の温度が非常に低い場合に、燃料供給系統のシールを行う部品のシール性能が低下するため、シール部品の温度が上昇するまでの一定時間、燃料圧力の上限値を低く抑えるためのものである。
具体的には、始動時の吸気温度に応じて、図5の実線に示すような燃料圧力の上限値を、図6に示す時間設定する。例えば、エンジン1始動時の吸入空気温度が−35゜Cである場合には、図5のマップに基づいて、燃料圧力の上限値であるガード値は8MPaに設定される。さらに、図6のマップに基づいて、8MPaのガード値を設定する時間は、180secに設定される。即ち、エンジン1の始動後の3分間は、燃料圧力は、運転状態に関らず8MPa以下に抑制され、シール性能の低下による燃料漏れ等のトラブルが防止される。また、エンジン1の始動後3分経過することにより、エンジン1は十分に暖機され、シール部品の温度も上昇するので、ガード値による燃料圧力の抑制は不要になる。
なお、図5に示すように、エンジン1始動時の吸入空気温度が−30゜C以上である場合には、ガード値は11.5MPaであり、図4のマップによって設定される最大の燃料圧力と同じであるため、実質的にガード値による燃料圧力の抑制は行われない。また、図6に示すように、吸入空気温度が−30゜C以上である場合には、ガード値を設定する時間は0secに設定され、ガード値による燃料圧力の抑制は行われない。
ステップS3において、図5に基づいて燃料圧力のガード値を決定した後、ステップS4に進む。ステップS4では、図6に基づいて設定された時間を計測するためのガードタイマーが設定されているか否かが、燃料圧力制御手段76によって判断される。ガードタイマーがまだ設定されていない場合にはステップS5に進み、ガードタイマーを設定する。上記の例のように、エンジン1始動時の吸入空気温度が−35゜Cである場合には、ガードタイマーに180secが設定される。一方、ガードタイマーが既に設定されている場合にはステップS6に進み、経過した時間に応じて、タイマーの値を減じる。
次いで、ステップS7では、設定されたガードタイマーの値が0secになったか否かが、燃料圧力制御手段76によって判断される。即ち、図6に基づいて最初に設定された時間が既に経過したか否かが判断される。ガードタイマーの値が、まだ0secになっていない場合には、ステップS8に進む。ステップS8では、ステップS2で決定されたベース燃圧と、ステップS3で決定されたガード値が、燃料圧力制御手段76によって比較され、ベース燃圧がガード値よりも大きい場合には、設定する燃料圧力をガード値まで抑制する。ベース燃圧がガード値よりも小さい場合には、ベース燃圧をそのまま燃料圧力として設定する。
一方、ステップS7において、ガードタイマーの値が、既に0secになっている場合には、燃料圧力制御手段76によってベース燃圧がそのまま燃料圧力として設定され、ステップS9に進む。ステップS9では、燃料圧力制御手段76は、燃料圧力センサ50によって検出された燃料圧力が設定された燃料圧力となるように、スピル弁64を制御する。
以上の処理を繰り返すことにより、燃料圧力が制御される。
次に、図7乃至図11を参照して、本実施形態の燃料供給装置10の異常検出及び処理の作用を説明する。図7は、燃料供給装置10の異常検出作用を示すフローチャートである。
まず、図7のステップS71において、エンジン制御ユニット72は、燃料圧力センサ50から燃料圧力を読み込む。次に、ステップS72では、エンジン制御ユニット72の故障検出手段80によって、ステップS71において読み込まれた燃料圧力と、図5によって決定されたガード値に基づいて設定されている異常判定閾値が比較される。本実施形態においては、異常判定閾値は、図5に破線で示すように、燃料圧力のガード値に3MPaを加算した値に設定されている。燃料圧力が異常判定閾値よりも低い場合には、燃料供給系統に異常はないと考えられるので、ステップS75に進み、低圧燃料ポンプ42を通常運転して、このフローチャートの1回の処理を終了する。なお、異常判定閾値は、設定される燃料圧力が最も高い領域では、11.5+3=14.5MPaとなる。しかしながら、本実施形態においては、燃料圧力が約13MPaを超えるとリリーフ弁54が作動して燃料圧力を低下させるので、約13MPaよりも燃料圧力が高い領域における異常判定閾値は、実際には使用されない。
一方、ステップS72において、燃料圧力が異常判定閾値よりも高い場合には、ステップS73に進む。ステップS73では、エンジン制御ユニット72の条件判定手段78によって、燃料圧力のガード値による抑制が、現在実行されているか否かが判断される。即ち、エンジン1始動後、図6に基づいて設定された時間が既に経過しているか否かが判断される。この時間が経過していない場合には、ステップS74に進む。
ステップS74では、ステップS72において燃料供給系統に異常ありと判定され、ステップS73において燃料供給系統のシール性能が低下している状態であると判定されていることから、エンジン制御ユニット72の低圧燃料ポンプ制御手段82は、低圧燃料ポンプ42を停止させ、このフローチャートの1回の処理を終了する。これにより、燃料供給系統からの燃料漏れが防止される。
一方、ステップS73において、燃料圧力のガード値による抑制が実行されていないと判定された場合には、ステップS75に進み、低圧燃料ポンプ42を通常運転させ、このフローチャートの1回の処理を終了する。即ち、ステップS72において燃料供給系統に異常ありと判定された場合であっても、ガード値による抑制が実行されておらず、燃料供給系統のシール性能が低下していない状態においては、燃料漏れ等のトラブルは発生しないため、低圧燃料ポンプ42を通常運転させることができる。これにより、エンジン1を通常通り運転することができるので、燃料供給系統の異常に適切に対処するための行動を執ることが可能になる。なお、燃料供給系統の異常により燃料圧力が更に上昇し、リリーフ弁54によって規定される所定の圧力を超えた場合には、リリーフ弁54が燃料圧力によって開放される。これにより、加圧された燃料が、リリーフ弁54を通って高圧燃料ポンプ48の上流側に逆流するので、燃料圧力は低下し、燃料供給系統の異常高圧によるトラブルを回避することができる。
次に、図8乃至図11を参照して、インジェクタ52から燃料を噴射する燃料噴射時間の制御を説明する。図8は燃料噴射時間設定のフローチャートを示し、図9はアクセル開度と要求トルクの関係を示すグラフの一例であり、図10はエンジン回転数及び要求トルクに対する空気量を示すグラフの一例であり、図11は燃料噴射時間と噴射される燃料の量の関係を示すグラフの一例である。
エンジン1では、所定の値に設定された燃料圧力の下で、所定時間、インジェクタ52から燃料を噴射することによって、適正な空燃比の混合気を生成している。このため、一定時間燃料を噴射した場合でも、燃料圧力が高いほど噴射される燃料の量は増大する。従って、燃料供給系統に異常があり、燃料圧力が高い状態で少量の燃料を噴射するためには、インジェクタ52からの燃料噴射時間を非常に短くする必要がある。しかしながら、燃料噴射時間が非常に短くなると、インジェクタ52の特性により、燃料噴射時間と噴射量の間に比例関係が成立しなくなり、燃料噴射時間を短縮しても噴射量が減少しない場合がある。図11は、インジェクタの燃料噴射時間と噴射量の関係の一例を示すグラフである。本実施形態の燃料供給装置10においては、このような場合にも適正な空燃比が得られるように、燃料噴射時間及び吸入空気量を制御している。以下に、これらの制御を説明する。
まず、図8のステップS81において、エンジン制御ユニット72の噴射時間調整手段84は、アクセルペダルの位置、エンジン回転数、及び燃料圧力の測定信号を、アクセル位置センサ38、クランク角センサ36、及び燃料圧力センサ50から夫々読み込む。次に、ステップS82において、エンジン制御ユニット72は、測定されたアクセル位置に基づいて、エンジン1に要求されているトルクを求める。具体的には、図9に示すアクセル位置と要求トルクの関係に基づいて、要求トルクを決定する。例えば、変速ギア(図示せず)が1速である場合には、測定されたアクセル位置に対する要求トルクを、図9の最も下側の曲線から求める。
次に、ステップS83において、噴射時間調整手段84は、ステップS82で求められた要求トルクと、測定されたエンジン回転数に基づいて、シリンダ2に吸入すべき目標空気量を決定する。具体的には、図10に示すエンジン回転数と要求トルクに対する目標空気量の関係に基づいて、目標空気量を決定する。図10のグラフの夫々の曲線は、或るエンジン回転数及び要求トルクに対応した空気量を示す曲線である。図10において、測定されたエンジン回転数及び求められた要求トルクに適合する曲線を決定し、その曲線が指示する空気量を目標空気量として設定する。
ステップS84においては、ステップS83で設定された目標空気量を吸入するために必要なスロットルバルブの開度を計算する。さらに、ステップS85においては、噴射時間調整手段84は、ステップS83で設定された目標空気量に対して適正な空燃比となるような燃料噴射量を求める。次いで、噴射時間調整手段84は、この燃料噴射量と測定された燃料圧力に基づいて、必要な燃料噴射時間である燃料噴射パルス幅を算出する。
次に、ステップS86においては、ステップS85において計算された燃料噴射パルス幅が所定のパルス幅閾値よりも短いか否かが判断される。このパルス幅閾値は、燃料噴射時間と噴射量の間に比例関係が成立する最小の噴射時間τminに所定の定数αを加えた値に予め設定されている。即ち、インジェクタ52の特性により、燃料噴射パルス幅と燃料の噴射量の間に、図11に示すような関係がある場合、燃料噴射パルス幅がτminよりも大きい領域ではパルス幅にほぼ比例した量の燃料が噴射されるが、燃料噴射パルス幅がτminよりも小さい領域では、パルス幅が減少しても噴射される燃料の量が減少しない場合がある。このため、個々のインジェクタのバラツキ等を考慮して、最小の噴射時間τminに所定の定数αを加えたパルス幅閾値を設定し、このパルス幅閾値よりも燃料噴射時間が短い場合には、燃料噴射時間に補正を加える。ステップS85において計算された燃料噴射パルス幅がパルス幅閾値よりも短い場合にはステップS87へ進み、長い場合にはステップS90に進む。
ステップS87においては、パルス幅閾値τmin+αに亘って燃料が噴射されたとき、適正な空燃比となるように、吸入空気量の増量補正値が、空気量補正手段86によって計算される。さらに、ステップS88においては、ステップS87で計算された吸入空気量の増量補正を行うために必要なスロットルバルブ16開度の増量値が設定される。次いで、ステップS89においては、空気量補正手段86は、ステップS85において計算された燃料噴射パルス幅を、パルス幅閾値τmin+αに修正する。このように、燃料噴射パルス幅がパルス幅閾値よりも短い場合には、吸入空気量が増量補正され、燃料噴射時間が延長されるので、エンジン1の出力トルク等が増大する。しかしながら、本実施形態においては、この増分は僅かであるため、運転者が出力トルク等の増大に気付くことはない。或いは、吸入空気量及び燃料噴射時間の補正を行った場合に、点火プラグ23による点火時期を調整して出力トルク等の変動が発生しないように構成することもできる。
次に、ステップS90においては、エンジン制御ユニット72は、ステップS84で設定されたスロットル開度、又は、ステップS84で設定され、ステップS88で増量補正されたスロットル開度となるように、スロットルバルブ16を制御するための制御モータ(図示せず)に信号を送る。さらに、ステップS91においては、エンジン制御ユニット72は、ステップS85で計算された燃料噴射パルス幅、又は、ステップS89で修正されたパルス幅閾値τmin+αの信号をインジェクタ52に信号を送って図8に示すフローチャートの1回の処理を終了する。
本発明の実施形態の燃料供給装置によれば、燃料供給系統の異常の際においても所定の条件下で低圧燃料ポンプが運転されるので、十分な回避行動を可能にすると同時に、燃料漏れ等の燃料供給系統のトラブルを防止することができる。
また、本実施形態の燃料供給装置によれば、燃料圧力の上昇により、インジェクタからの燃料噴射時間が短くなりすぎたとき、吸入空気量及び燃料噴射時間を補正するので、燃料圧力が上昇した場合でも適正な空燃比を維持することができる。
さらに、本実施形態の燃料供給装置によれば、燃料供給系統の故障により燃料圧力が上昇した場合でも低圧燃料ポンプを運転し続けると共に、燃料圧力が過度に上昇した場合にはリリーフ弁により燃料圧力を低下させるので、燃料圧力の過度の上昇によるトラブルを防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の修正及び変更を加えることができる。
本発明の実施形態による燃料供給装置を備えたエンジンの概略構成図である。 本発明の実施形態による燃料供給装置の構成を模式的に示した概略構成図である。 インジェクタに供給する燃料圧力を決定するためのフローチャートである。 燃料供給装置によって設定される燃料圧力のマップを示す図である。 寒冷時における燃料圧力の上限値を設定するマップを示す図である。 燃料圧力の上限値を設定して運転する運転時間のマップを示す図である。 本発明の実施形態による燃料供給装置の異常検出作用を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による燃料供給装置の燃料噴射時間設定のフローチャートである。 アクセル開度と要求トルクの関係を示すグラフの一例である。 エンジン回転数及び要求トルクに対する空気量を示すグラフの一例である。 燃料噴射時間と噴射される燃料の量の関係を示すグラフの一例である。
符号の説明
1 エンジン
2 シリンダ
2a 燃焼室
4 ピストン
6 コネクティングロッド
8 クランクシャフト
10 燃料供給装置
12 エアクリーナ
14 吸気温/流量センサ
16 スロットルバルブ
18 スロットルバルブセンサ
20 吸気ポート
22 吸気弁
23 点火プラグ
24 排気ポート
26 排気弁
28 リニアO2センサ
30 第1触媒
32 ラムダO2センサ
34 第2触媒
36 クランク角センサ
38 アクセル位置センサ
40 燃料タンク
42 低圧燃料ポンプ
44 燃料フィルタ
46 圧力レギュレータ
48 高圧燃料ポンプ
50 燃料圧力センサ
52 インジェクタ
54 リリーフ弁
56 ポンプシリンダ
58 ポンプピストン
60 カム
62 逆止弁
64 スピル弁
66 弁体
68 ソレノイド
70 付勢バネ
72 エンジン制御ユニット
74 インジェクタドライバ
76 燃料圧力制御手段
78 条件判定手段
80 故障検出手段
82 低圧燃料ポンプ制御手段
84 噴射時間調整手段
86 空気量補正手段

Claims (5)

  1. 燃料タンク内の燃料をエンジンの燃料噴射弁に供給する燃料供給装置であって、
    上記燃料タンク内の燃料を圧送する低圧燃料ポンプと、
    この低圧燃料ポンプから供給された燃料を加圧する高圧燃料ポンプと、
    この高圧燃料ポンプによって加圧される燃料の圧力を調整するための燃料圧力調整手段と、
    この燃料圧力調整手段を作動させ、燃料圧力を所定の燃料圧力に制御する燃料圧力制御手段と、
    上記エンジンの上記燃料噴射弁に燃料を供給する燃料供給経路のシール性能が低下する条件であるか否かを判定する条件判定手段と、
    上記燃料圧力調整手段の故障を検出する故障検出手段と、
    この故障判定手段が故障を検出し、且つ、上記条件判定手段が、シール性能が低下する条件であると判定したとき、上記低圧燃料ポンプを停止させる低圧燃料ポンプ制御手段と、
    を有することを特徴とする燃料供給装置。
  2. 上記燃料圧力制御手段は、燃料供給経路のシール性能が低下する条件である場合において、上記所定の燃料圧力を低下させる請求項1記載の燃料供給装置。
  3. さらに、上記燃料供給経路のシールの温度を測定し、又は推定するための温度センサを有し、上記条件判定手段が、この温度センサの検出結果に基づいてシール性能が低下する条件であるか否かを判定する請求項1又は2に記載の燃料供給装置。
  4. さらに、上記故障検出手段が故障を検出した場合においても、適量の燃料が上記燃料噴射弁から噴射されるように、燃料噴射時間を調整する噴射時間調整手段と、この噴射時間調整手段によって調整された燃料噴射時間が所定の時間よりも短い場合に、その燃料噴射時間を延長し、上記エンジンに吸入される空気量を増加させる空気量補正手段と、を有する請求項1乃至3の何れか1項に記載の燃料供給装置。
  5. さらに、上記燃料圧力制御手段が上記燃料圧力調整手段を作動させることによって設定される最大の燃料圧力よりも高い所定の燃料圧力になると、上記高圧燃料ポンプの上流側に燃料を戻す機械式の第2燃料圧力調整手段を有する請求項1乃至4の何れか1項に記載の燃料供給装置。
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