JP2006233730A - 排水マット用固定具および該固定具を用いた排水マットの施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンクリート擁壁への取り付けを安全に施工でき、ワンタッチで容易に、かつ強固に取り付けることができる排水マットの提供。
【解決手段】排水マット用固定具Aは、板状本体1の一面に係止体2が突出され、該係止体には鋸歯状凹凸5が形成されてなるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は道路建設、宅地開発などでの施工地においてコンクリート擁壁や道床の水抜きに用いる排水マットの施工に関する。
従来、コンクリート擁壁等に排水マットを取り付けるには、擁壁に排水マットを直接コンクリート釘で打ち付けたり、台座にピンが立設されたファスナーをコンクリート擁壁に接着後、該ピンに排水マットを差し込み、排水マットから突出したピンの先端にさらに抑え板を通した後、ピンの先端を折り曲げて固定するなどしていた。
特開平05−0000号 公報 ○○○○誌 ○ページ ○行
しかしながら、排水マットを直接コンクリート釘で打ち付ける場合、該コンクリート釘で擁壁にクラックを生じさせるおそれがあって禁止される場合があったり、コンクリート釘そのものの支持力が得られがたいという問題があり、またファスナーで固定する場合、ピンに排水マットを差し込む際に排水マットから突出したピンの先端で手を傷つける危険性があり、またピンの先端に抑え板を通し折り曲げるなど施工が煩瑣であるという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、コンクリート擁壁への排水マットの取り付けを安全に施工でき、ワンタッチで容易に、かつ強固に取り付けることができる。
上記課題を解決するため本発明排水マット用固定具は、板状本体の一面に係止体が突出され、該係止体には鋸歯状凹凸が形成されてなるものである。
また第2の課題解決手段は、排水マット用固定具の板状本体の縁部複数箇所から係止体が突出されてなる。
さらに第3の課題解決手段は、本発明排水マット用固定具のほぼ長方形状の板状本体の短辺側両縁部からそれぞれ係止体が突出されてなる。
さらにまた第4の課題解決手段は、排水マット用固定具の板状本体から突出された係止体に補強用リブが形成されてなる。
さらにまた第5の課題解決手段は、排水マット用固定具の板状本体の一部が係止体の輪郭に沿って打ち抜かれ、該打ち抜かれた部分が板状本体から立ち上がるごとく曲折されて係止体が形成されてなる。
さらにまた第6の課題解決手段は、排水マット用固定具の板状本体に複数の透孔が穿設されてなる。
第7の課題解決手段は、排水マットの施工方法において排水マット用固定具の板状本体が躯体壁面に接着され、躯体壁面から立ち上がった該固定具の係止体に、合成樹脂線条が立体網状に嵩高に交絡されてなる排水マットを差し込んで固定する排水マットの施工法である。
また第8の課題解決手段は、合成樹脂線条が立体網状に嵩高に交絡され、土砂よけフィルター材で覆われてなる排水マットを使用する排水マットの施工法である。
上記第1の課題解決手段による作用は、排水マット用固定具に係止体が突出されているので、排水マットを施工すべき箇所に、該排水マット用固定具を設置することで所定の位置に容易に排水マットを設置することができる。
上記第2の課題解決手段による作用は、排水マット用固定具に複数の係止体が突出されているので、排水マット用固定具の個数を減らしても排水マットを強固に施工することができる。
上記第3の課題解決手段による作用は、排水マット用固定具のほぼ長方形状の板状本体の短辺側両縁部からそれぞれ係止体が突出されているので、板状本体が小さくても2個の係止体は間隔があり、排水マット用固定具の個数を減らしても排水マットを強固に施工することができる。
上記第4の課題解決手段による作用は、排水マット用固定具の板状本体から突出された係止体に補強用リブを形成する等により、係止体の剛性すなわち挫屈強度を増し、排水マットを固定する際に係止体が曲折することを防止できる。
上記第5の課題解決手段による作用は、排水マット用固定具の板状本体の一部が係止体の輪郭に沿って打ち抜かれ、該打ち抜かれた部分が板状本体から立ち上がるごとく曲折されて係止体が形成されてなるので、板状本体の寸法内に係止体が収まり、材料の無駄がない。
上記第6の課題解決手段による作用は、排水マット用固定具の板状本体に複数の透孔が穿設されているので、該排水マット用固定具を擁壁などに接着する際、接着剤が該透孔より板状本体の表側に溢れ出し、排水マット用固定具の接着強度が向上する。
上記第7の課題解決手段による作用は、排水マット用固定具の板状本体を躯体壁面に接着し、躯体壁面から立ち上がった該固定具の係止体に、合成樹脂線条が立体網状に嵩高に交絡されてなる排水マットを差し込んで固定すればよいので、排水マットの施工が容易である。
また上記第8の課題解決手段による作用は、合成樹脂線条が立体網状に嵩高に交絡され、土砂よけフィルター材で覆われてなる排水マットを使用するので、排水マットが土砂等で目詰まりを起こさず、排水機能が低下しない。
以上詳述したように、本発明排水マット用固定具は、板状本体の一面に係止体が突出され、該係止体には鋸歯状凹凸が形成されてなるので、排水マットを施工すべき箇所に、該排水マット用固定具を設置することで所定の位置に容易に排水マットを設置することができる。
また本発明排水マット用固定具は、板状本体の縁部複数箇所から係止体が突出されてなるので、排水マット用固定具の個数を減らしても排水マットを強固に施工することができる。
さらに本発明排水マット用固定具は、ほぼ長方形状の板状本体の短辺側両縁部からそれぞれ係止体が突出されてなるので、排水マット用固定具のほぼ長方形状の板状本体の短辺側両縁部からそれぞれ係止体が突出され、板状本体が小さくても2個の係止体は間隔があり、排水マット用固定具の個数を減らしても排水マットを強固に施工することができる。
さらにまた本発明排水マット用固定具は、板状本体から突出した係止体に補強用リブが形成されてなるので、係止体の剛性すなわち挫屈強度が増し、排水マットを固定する際に係止体が曲折するようなことがない。
さらにまた本発明排水マット用固定具は、板状本体の一部が係止体の輪郭に沿って打ち抜かれ、該打ち抜かれた部分が板状本体から立ち上がるごとく曲折されて係止体が形成されてなるので、排水マット用固定具の板状本体の一部が係止体の輪郭に沿って打ち抜かれ、該打ち抜かれた部分が板状本体から立ち上がるごとく曲折されて係止体が形成されてなるので、板状本体の寸法内に係止体が収まり、材料の無駄がない。
さらにまた本発明排水マット用固定具は、板状本体に複数の透孔が穿設されてなるので、排水マット用固定具の板状本体に複数の透孔が穿設されているので、該排水マット用固定具を擁壁などに接着する際、接着剤が該透孔より板状本体の表側に溢れ出し、排水マット用固定具の接着強度が向上する。
さらにまた本発明排水マットの施工方法は、排水マット用固定具の板状本体が躯体壁面に接着され、躯体壁面から立ち上がった該固定具の係止体に、合成樹脂線条が立体網状に嵩高に交絡されてなる排水マットを差し込んで固定すればよいので、排水マットの施工が容易である。
さらにまた本発明排水マットの施工方法は、合成樹脂線条が立体網状に嵩高に交絡され、土砂よけフィルター材で覆われてなる排水マットを使用するので、排水マットが土砂等で目詰まりを起こさず、排水機能が低下しない。
以下本発明排水マット用固定具の一実施形態を図1を参照して説明する。
図1においてAは本発明排水マット用固定具であって、板状本体1と係止体2とからなる。
板状本体1は鋼等の金属、ポリ塩化ビニル、ナイロン等の剛性を有する合成樹脂からなり、方形、円形等どのような形状でもよいが、図1のような長方形状としてもよい。また、板状本体1には補強用リブ3が形成されてもよいし、複数の透孔4が穿設されてもよい。
係止体2は板状本体1と同様の材料からなり、板状本体1と一体に作製されてもよいし、別途作成後組み立てまたは接合一体化されてもよい。図1の場合、係止体2はほぼ長方形状の板状本体1の短辺側両縁部からそれぞれ突出され、その形状は先端が尖鋭となされるとともに縁部に鋸歯状凹凸5が形成されている。また係止体2にも補強用リブ3が形成されている。
なお図2のごとく、係止体2は板状本体1の一部が係止体2の輪郭に沿って打ち抜かれ、該打ち抜かれた部分が板状本体1から立ち上がるごとく曲折されて形成されてもよい。
図3において、Bは排水マットであって、ナイロン、ポリプロピレン等の剛性を有する合成樹脂線条7が立体網状に嵩高に交絡されてなり、該排水マットBが土砂よけフィルター材8で覆われている。なお、排水マットBに可撓性を持たせたい場合は、合成樹脂線条を細い繊条にするか、合成樹脂線条をやや柔軟性のある合成樹脂で作製すればよい。
次に本発明排水マットの施工方法について詳述する。
まず、コンクリート擁壁、道床等の躯体に排水マット用固定具Aの板状本体1を接着する。躯体に取り付けた該固定具Aの係止体2に、その根元まで排水マットBを差し込み、排水マットBの立体網状に嵩高に交絡された合成樹脂線条7の一部を係止体2縁部の鋸歯状凹凸5に引っかけ固定し、施工が完了する。
まず、厚さ0.5mmの鋼製板で、長辺が75mm、短辺が25mmの板状本体1を作製した。その際、短辺より根元の幅が15mm、高さ35mmの係止体2を一体に作製した。なお係止体2の両縁部にそれぞれ6個ずつの鋸歯状凹凸5も一体に作製した。その後板状本体1と両係止体2の中央に深さ2mmの補強用リブ3と6をプレス成形し次いで、板状本体1から係止体2をプレス成形により立ち上げ、排水マット用固定具Aとした。
この排水マット用固定具Aを、あらかじめ排水孔が穿設されたコンクリート擁壁の土を埋める側の壁面にほぼ50cm間隔で接着剤で接着し、接着剤が硬化した後、直径2mmのポリプロピレン製モノフィラメントを厚さ30mmになるよう立体網状に嵩高に交絡し、幅0.5m、長さ2mの排水マットBを作製するとともに、さらに100メッシュのナイロン繊維製土砂よけフィルター材8で覆い、この土砂よけフィルター材8付き排水マットBを上記コンクリート擁壁に接着された排水マット用固定具Aの係止体2に差し込み、鋸歯状凹凸5に引っかけ固定した。
本発明排水マット用固定具の一例の斜視図である。 本発明排水マット用固定具の他の例の斜視図である。 本発明で使用される排水マットの一例の斜視図である。
符号の説明
A 排水マット用固定具
1 板状本体
2 係止体
3 補強用リブ
4 透孔
5 鋸歯状凹凸
6 補強用リブ
B 排水マット
7 合成樹脂線条
8 土砂よけフィルター材

Claims (8)

  1. 板状本体の一面に係止体が突出され、該係止体には鋸歯状凹凸が形成されてなる排水マット用固定具。
  2. 板状本体の縁部複数箇所から係止体が突出されてなる請求項1記載の排水マット用固定具。
  3. ほぼ長方形状の板状本体の短辺側両縁部からそれぞれ係止体が突出されてなる請求項1、2のいずれかに記載の排水マット用固定具。
  4. 板状本体から突出された係止体に補強用リブが形成されてなる請求項1、2、3のいずれかに記載の排水マット用固定具。
  5. 板状本体の一部が係止体の輪郭に沿って打ち抜かれ、該打ち抜かれた部分が板状本体から立ち上がるごとく曲折されてなる請求項1記載の排水マット用固定具。
  6. 板状本体に複数の透孔が穿設されてなる請求項1、2、3、4、5のいずれかに記載の排水マット用固定具。
  7. 請求項1、2、3、4、5、6のいずれかに記載の排水マット用固定具の板状本体が躯体壁面に接着され、躯体壁面から立ち上がった該固定具の係止体に、合成樹脂線条が立体網状に嵩高に交絡されてなる排水マットを差し込んで固定する排水マットの施工方法。
  8. 合成樹脂線条が立体網状に嵩高に交絡され、土砂よけフィルター材で覆われてなる排水マットを使用する請求項7記載の排水マットの施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101328995B1 (ko) * 2010-07-20 2013-11-13 동림지앤텍(주) 토사유출 방지용 매트 고정구

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