JP2006232484A - 画像形成システム - Google Patents

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哲郎 平田
Motoi Nakamichi
基 中道
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典成 加藤
Yasushi Saitsu
靖 才津
Takehiro Ogushi
岳大 小串
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Abstract

【課題】 用紙の貼り付き、また画像品質の劣化を起こさない画像形成システムの提供。
【解決手段】 画像形成装置と、該画像形成装置で画像形成を行った用紙を積載可能とする複数の後処理装置と、を接続した画像形成システムにおいて、
前記用紙を積載する後処理装置が決定されていない場合は、前記複数の後処理装置のうち前記画像形成装置から一番下流側に位置する後処理装置で前記用紙を積載することを特徴とする画像形成システム。
【選択図】 図1

Description

画像形成装置と、画像形成装置より排出された多数の用紙を積載可能とした用紙積載装置と、を接続した画像形成システムに関する。
画像形成装置では、画像処理がなされて排出する用紙をそれぞれ仕分けして排出するようにするために、画像形成装置に複数段の排紙トレイを設けて、ユーザが排紙トレイを選択して用紙の排出を行うことがなされており、そのような画像形成装置においては複数段の排紙トレイを設けた排紙装置で、各排紙トレイ毎に用紙の排紙先を切り替えるための入力手段を設け、プリント動作中でも排紙しようとする排紙トレイを選択できるようにする提案がなされている(例えば特許文献1参照)。
高速プリンタでは、画像形成が高速になされて多数枚のプリントされた用紙が短時間内に排出されることが多く、画像形成装置に設けた排紙皿や複数段の排紙トレイでは、用紙の収納容量が不足するので、画像形成装置に用紙積載装置を接続し、画像形成装置から排出される用紙を大量の収納容量をもった用紙積載装置のステージ内に収納することがおこなわれている。更に同じ用紙積載装置を複数台シリーズに接続し、用紙の収納容量を拡大すると共に、画像形成装置から排出される用紙を選択して用紙積載装置に排出することがなされるようになって来た。
このような画像形成装置に複数台の用紙後処理装置を接続して所定の後処理を行うシステムについて、所定の後処理を行うことが不可能となったとき、システム全体が停止して使用できなくなることを回避して他の用紙後処理装置に切り替えて後処理を行う技術が開示されている(例えば特許文献2参照)。
特開2004−59268号公報 特開平9−301618号公報
しかし、特許文献1に記載の発明においては多量の用紙を処理するためには排紙トレイの用紙収納能力が不足し装置をこまめに停止してプリント済みの用紙を取り出さねばならず、生産性を低下させてしまうという問題があり、
このような問題を解決するために特許文献2に記載の発明においては画像形成装置に後処理装置として大容量の用紙積載装置を接続し、画像形成装置から排出される用紙を大量の収納容量をもった用紙積載装置のステージ内に収納するようにした。
しかし高能力の画像形成装置に大容量の用紙積載装置を接続したシステムでは、画像形成装置からプリントされた用紙が短時間内に多数排出され、接続された大容量の用紙積載装置に用紙が到着した時点では定着により高温となった用紙の熱がまだ十分放散されず、余熱をもった状態で用紙積載装置の用紙積載部に多量に積み重ねられ、このため余熱と積み重ねられた重量でまだ確実に固まっていないトナーが隣の用紙に転写してしまい、用紙の貼り付き、また画像品質を劣化させてしまうという問題点があった。
本発明の目的は上述した問題点に鑑み、用紙の貼り付き、また画像品質の劣化を起こさない画像形成システムを提供するものである。
本発明の目的は下記の項に記された発明により達成される。
(1)画像形成装置と、該画像形成装置で画像形成を行った用紙を積載可能とする複数の後処理装置と、を接続した画像形成システムにおいて、
前記用紙を積載する後処理装置が決定されていない場合は、前記複数の後処理装置のうち前記画像形成装置から一番下流側に位置する後処理装置で前記用紙を積載することを特徴とする画像形成システム。
(2)前記画像形成装置は、前記用紙を積載する後処理装置を選択する選択手段と、画像形成装置の用紙排出口近傍の用紙温度を検出する温度センサとを有することを特徴とする(1)項に記載の画像形成システム。
(3)前記複数の後処理装置は、各後処理装置の用紙入り口近傍に設けられた用紙を冷却する冷却手段と、前記用紙の搬送経路を切り替える切替手段と、該切替手段による用紙搬送経路の切替えを制御する後処理装置の制御手段と、を有することを特徴とする(1)項に記載の画像形成システム。
(4)前記画像形成装置は、前記選択手段で選択された後処理装置を前記用紙を積載する後処理装置として決定し、且つ、前記選択手段により選択された後処理装置及び前記温度センサで検出された用紙温度に基づき、前記複数の後処理装置に設けられた前記冷却手段のうちどの冷却手段をONするかを決定する画像形成装置の制御手段を有することを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の画像形成システム。
(5)前記画像形成装置は決定された前記用紙を積載する後処理装置及び決定された冷却手段に係る情報を送信する通信手段を有し、前記複数の後処理装置は前記決定された前記用紙を積載する後処理装置及び決定された冷却手段に係る情報を受信する通信手段を有し、前記後処理装置の制御手段は、受信した前記決定された前記用紙を積載する後処理装置及び決定された冷却手段に係る情報に基づいて前記切替手段と前記冷却手段を制御することを特徴とする(4)項に記載の画像形成システム。
(6)前記複数の後処理装置は用紙の積載装置であることを特徴とする(1)〜(5)のいずれか1項に記載の画像形成システム。
(1)項に記載の発明により、複数の後処理装置のうち最下流の後処理装置に用紙を積載することで、用紙の貼り付き、また画像品質の劣化を起こさない簡単な構成で安価な画像形成システムを提供可能という効果が得られる。
(2)〜(4)項に記載の発明により、用紙温度及び用紙を積載する用紙積載装置に基づき用紙を所定の用紙積載装置に積載し、必要に応じて用紙を冷却することで、用紙の貼り付き、また画像品質の劣化を起こさない画像形成システムを提供可能という効果が得られる。
(5)項に記載の発明により、画像形成装置と後処理装置を通信で結び画像形成装置で設定した用紙の積載情報及び冷却ファンのON/OFF情報を後処理装置に送ることで、画像形成装置や後処理装置でそれぞれ上記情報を入力する必要がなくなり、システムとして操作性の良い用紙の貼り付き、画像品質の劣化を起こさない画像形成システムを提供可能という効果が得られる。
(6)用紙積載装置で特に多量の用紙を積載する場合でも用紙の貼り付き、画像品質の劣化を起こさない画像形成システムを提供可能という効果が得られる。
以下に本発明の画像形成システムの実施の形態の1例を、図を参照して説明する。
なお、各図において構成・作用が同じ部材は同一番号を付してある。
本発明の画像形成システムは少なくとも画像形成装置と複数の後処理装置を有していれば良い。そして、後処理装置は用紙の積載機能を有するものであれば良く、例えば用紙の積載機能のみを有する後処理装置でも、ステープル処理等を行い冊子状に用紙を仕上げる機能等が付加された用紙の積載機能を有する後処理装置でも良い。以下後処理装置を用紙積載装置と記す。
図1は画像形成装置に少なくとも2台の用紙積載装置を接続した画像形成システムの1例の構成図である。
画像形成システムとして、例えば画像形成装置に2台の用紙積載装置と、大容量給紙装置を接続した場合を例に取り説明する。
4は画像形成装置、7は画像形成装置4の下流に接続された第1の用紙積載装置、8は第1の用紙積載装置の下流に接続された第2の用紙積載装置、9は画像形成装置4の上流に接続された大容量給紙装置である。
図1は画像形成装置4に2台の用紙積載装置を接続した例であるが、3台以上の用紙積載装置を接続してもよい。
また、第1の用紙積載装置7と第2の用紙積載装置8とは少なくとも同一の機能を有し、好ましくは更に同一の構成を有している。
以下に画像形成装置システムについて説明する。
用紙Pは大容量給紙装置9、或いは画像形成装置4の用紙収納部Dから1枚づつ画像形成装置4の画像形成部45に給紙される。画像形成部45では用紙P上にトナー画像が形成され、定着装置48でトナー像が定着され、トナー像が定着された定着済み用紙P1は排出口49から排出される。
排出口49から排出された定着済み用紙P1は、第1の用紙積載装置7の受け入れ口78に搬送され積載手段77等に積載される。
また、必要に応じて第2の用紙積載装置8で用紙を積載する場合は、定着済み用紙P1は第1の用紙積載装置7の排出口79を経て第2の用紙積載装置8の受け入れ口78に搬送され、積載手段77に積載される。
ここで、各用紙積載装置7,8の用紙搬送経路を切り替える切替手段76の切り替え状態により、第1排出経路73を経て用紙積載装置7或いは8の上部の排紙部731に排出されたり、第2排出経路74を経て更に下流側に搬送されたり、積載経路75を経て積載手段77のステージ771の上に順次積載される。
また、画像形成装置4の通信手段42と各用紙積載装置7,8の通信手段72とが通信部材10によって接続されており、画像形成装置4の制御部41と,各用紙積載装置7,8の制御部71とにより通信手段42,72を介して、用紙Pの積載先に係る情報等を相互に授受し合っている。
以下、説明を分かり易くするため、第1の用紙積載装置7の制御部71を第1の制御部711、第2の用紙積載装置8の制御部71を第2の制御部712と記す。
ここで、各通信手段42,72は図示しないパラレル/シリアル変換器を備えており、制御部41及び71のパラレル信号データを通信手段間のシリアル信号データに変換して、或いはその逆を行い、シリアル通信用ケーブルよりなる通信部材10を介して各装置間で情報を相互に授受し合っている。
次に、画像形成装置4について説明する。
図2は画像形成装置の1例を示す構成図である。
画像形成装置4は、原稿を一枚ずつ送り出す自動原稿送り装置43、原稿の画像を読み取る画像読取装置44、原稿画像に基づきトナー画像を形成する画像形成部45、トナー画像を定着する定着装置48、未使用の用紙を収納する用紙収納部D、用紙を画像形成部45等に給紙する給紙装置46、オペレータが起動指示や用紙の積載先を入力する操作部40、及び読み取った原稿画像情報に対して各種画像処理を行う画像処理部C、各用紙積載装置との通信を行う通信手段42と、画像形成装置4の用紙の排出口49の上流側近傍(例えば切替手段472と排出口49との間)に設けた定着済み用紙P1の温度を測定する例えば赤外線非接触温度センサ等の用紙温度センサS0と、これらを制御する制御部41等を有している。
自動原稿送り装置43は、原稿を一枚ずつ送り出し、原稿を画像読取位置へ搬送し、画像読取が終わった原稿を所定の場所に排紙処理する装置である。そして、原稿載置台431上に載置された不図示の原稿は、原稿分離手段432によって1枚づつ分離され、原稿搬送手段433によって画像読取位置に搬送される。
原稿読取位置は原稿搬送手段433の下方に設けられており、画像読取装置44のスリット441を通して原稿の画像が読み取られるようになっている。画像が読み取られた原稿は、原稿排紙手段444によって原稿排紙台445上へ排出される。
また、プラテンガラス446上に原稿を直接載置して複写を行うこともできるように構成されている。
画像読取装置44は、原稿の画像を読み取って画像データを得るための装置であり、自動原稿送り装置43を用いる場合は、原稿を照射するランプ447でスリット441を照射して、原稿の反射光を第1ミラーユニット448と、第2ミラーユニット449で反射させ、反射光を結像レンズ450で撮像素子であるライン状のCCD440に結像させ、原稿の光像を光電変換している。
また、プラテンガラス446を用いる場合は、第1ミラーユニット448と第2ミラーユニット449とを移動して、同様に原稿の反射光を結像レンズ450でCCD440に結像させ、原稿の光像を光電変換している。
光電変換されたアナログ信号は、アナログ処理後にA/D変換され、画像処理部Cでシェーディング補正、フィルタ処理、及びγ補正等の適宜の画像処理が施されて画像データとされた後、一旦、記憶手段MのRAM(ランダムアクセスメモリ)Me1に蓄積されるようになっている。
画像形成部45は、電子写真プロセスを用いて画像形成する部所であり、像担持体上にトナー像を形成するために先ず、適宜の駆動手段によって矢示の方向に回転する像担持体としての光導電性感光層を表面に有する感光体ドラム451の表面を一様に帯電させる帯電器452により順次帯電させる。
その後、RAM/Me1から読み出した画像データに基づき、静電荷潜像を形成するための露光手段であるレーザー書込系453によるドット露光で感光体ドラム451上を露光して、原稿画像に対応した静電荷潜像を形成し、現像器454により感光体ドラム451上に形成された静電荷潜像を反転現像してトナー像とする。
続いて、トナー像の形成に同期したレジストローラ476の回転開始により給送される用紙P上に、顕像化されたトナー像を転写極455の作用を介して転写させ、除電器456でトナー像が転写された用紙Pの裏面からACコロナ放電を行って感光体ドラム451の表面から用紙Pを分離する。
そして、分離した用紙Pを、定着装置48の加熱源Hを内蔵する加熱ローラ481と、圧接しながら回転する加圧ローラ482との間を搬送して、用紙P上のトナー像を加圧と同時に加熱してトナー像を溶融し定着させる。従って用紙Pも加熱ローラ481に加熱されトナーの溶融温度と略同じ温度となる。
トナー像を定着された定着済み用紙P1は、定着排出ローラ471、切替手段472、排紙ローラ473、排出口49を経て下流に接続された第1の用紙積載装置7の受け入れ口78に給送される。
また、転写終了後の感光体ドラム451は、その表面をクリーニング手段457で清掃される。
オペレータにより操作部40から入力された使用用紙情報等に基づき、入力された用紙がセットされている給紙トレイ、(大容量給紙装置9、または用紙収納部Dの給紙トレイD1,D2,D3のうちのいずれか)の給紙ローラR1,R2,R3等のいずれかを作動させ、所定サイズの用紙を送り出す。
送り出された用紙Pは、給紙装置46の搬送ローラ対(以下、搬送ローラともいう)R4,R5,R6,R7,R8,R9によりレジストローラ476へ搬送される。
用紙反転搬送部47は、転写・定着後の定着済み用紙P1を反転排紙したり、両面画像形成モードに従って用紙Pを画像形成部45に再給紙するための用紙搬送部である。
また、制御部41に通信手段42が接続され、通信手段42と各用紙積載装置7,8の通信手段72とが通信部材10によって接続されており、画像形成装置4の制御部41と,各用紙積載装置7,8の制御部71とが用紙Pの積載先に係る情報等を相互に授受し合っている。
図3は用紙積載装置の1例を示す構成図である。
次に、画像形成装置4の下流側に接続された第1の用紙積載装置7の構成を、図3を参照して説明する。なお、第2の用紙積載装置8の構成は第1の用紙積載装置7と同一であるので、説明を省略する。
第1の用紙積載装置7は、受け入れ口78、及び、用紙積載装置の入り口近傍(例えば受け入れ口78と切替手段76との間)に設けた用紙を冷却する冷却手段であるファンF、及び、用紙の搬送経路を切り替える切替手段76、及び、
受け入れ口78と切替手段76との間に位置する入り口搬送路(図番なし)、及び、
定着済み用紙P1をそのまま排出する排紙部731と、切替手段76と排紙部731との間に位置する第1排出経路73、及び、
定着済み用紙P1を下流の用紙積載装置に排出する排出口79と、切替手段76と排出口79との間に位置する第2排出経路74、及び、
定着済み用紙P1を積載する積載手段77と、切替手段76と積載手段77との間に位置する積載経路75を有している。
第1の用紙積載装置7は、受け入れ口78と受け入れローラ781とが画像形成装置4の排出口49と合致するよう、位置と高さを調節して設置されている。
切替手段76の下流側に接続する定着済み用紙P1の搬送経路は、第1排出経路73、第2排出経路74及び積載経路75の3系統に分岐されており、用紙の搬送経路を切り替える切り替え手段76であるところのソレノイドSL1で駆動される切替ゲートG1及びソレノイドSL2で駆動される切り替ゲートG2の角度の選択により、定着済み用紙P1が何れかの搬送経路に給送されるようになっている。
図4は切り替え手段の1例の説明図である。
ここで、切り替え手段76について説明する。図4(a)は定着済み用紙P1の搬送経路を矢印で示す第1排出経路73に切り替えている場合を示し、図4(b)は定着済み用紙P1の搬送経路を矢印で示す積載経路75に切り替えている場合を示している。
ソレノイドSL1,SL2は、切替手段76を制御する制御手段でありCPU等を有する制御部71により、図示しないドライバー回路を介し駆動され、ソレノイドSL1がONでソレノイドSL2がOFFの場合は、図4(a)に示すように、切り替えゲートG1の上流側の先端が切り替えゲートG2の上表面に当接して、第2排出経路74と積載経路75への搬送経路を遮蔽し、且つ、第1排出経路73への搬送経路を開放し、切り替えゲートG2は切り替えゲートG1の作動を阻害せずに積載経路75への搬送経路を遮蔽するため、定着済み用紙P1は第1排出経路73へと搬送される。
また、ソレノイドSL1とソレノイドSL2とが双方OFFの場合は、図示しないが、切り替えゲートG1の上流側の先端が第1排出経路73への搬送経路を遮蔽し且つ第2排出経路74への搬送経路を開放し、切り替えゲートG2は積載経路75への搬送経路を遮蔽し且つ第2排出経路74への搬送経路を開放するため、定着済み用紙P1は第2排出経路74へと搬送される。
また、ソレノイドSL2がONでソレノイドSL1がOFFの場合は、図4(b)に示すように切り替えゲートG2の上流側の先端が第1排出経路73と第2排出経路74への搬送経路を遮蔽し、且つ、積載経路75への搬送経路を開放し、切り替えゲートG1は切り替えゲートG2の作動を阻害せずに第1排出経路73への搬送経路を遮蔽するため、定着済み用紙P1は積載経路75へと搬送される。
図3に戻り、受け入れ口78に供給された定着済み用紙P1は、入り口搬送路(図番なし)を搬送中にファンFにより必要に応じ冷却され切替手段76に搬送される。
切替手段76により第1排出経路73に搬送された定着済み用紙P1は、第1排出ガイド733にガイドされ、複数の搬送ローラ対732により排紙部731まで搬送され、排紙・積載される。
また、第2排出経路74に搬送された定着済み用紙P1は、上面をガイド部材742で浮き上がりを防止され、モータM1で駆動されるベルトコンベア741に載置されて搬送され、排出口ガイド743を経て、排出口79から下流に位置する第2の用紙積載装置8の受け入れ口78に向けて排出される。
また、積載経路75へと搬送された定着済み用紙P1は、中間ガイド751にガイドされ、複数の搬送ローラ対752により積載手段77まで搬送される。
積載手段77のステージ771はステージ支持部774に支持され、ステージ支持部774は両端に配設された複数のコロ773が垂直に配置されたガイド部材772に当接し、随時下降及び上昇を行う。
また、1対のプーリ775が上下に配置され、プーリ775の間に張架されたワイヤ776にステージ支持部774は固定され、下方のプーリ775に連結されたモータM2によりステージ771を図示実線位置から破線位置まで移動できるようになっている。この構成のため、モータM2を制御部71により回転制御することによりステージ771を任意な位置に移動可能としてある。
ここで、ステージ771の上限位置は積載搬送経路75から排出された定着済み用紙P1が円滑にステージ771の上に載置されるような実線で示した位置で、下限位置は許容最大積載枚数の用紙を積載した場合に積載搬送経路75から排出された定着済み用紙P1が円滑にステージ771の上に載置されるような破線で示した位置である。
そして、ステージ771の上に積載された用紙の最上面に、積載搬送経路75から排出された定着済み用紙P1が円滑に載置されるような位置に来るように、モータM2が制御部71により制御される。
また、切り替え手段76の直前で定着済み用紙P1を検知するセンサS1、第1排出経路73内で定着済み用紙P1を検知するセンサS2、第2排出経路74内で定着済み用紙P1を検知するセンサS3、積載経路75内で定着済み用紙P1を検知するセンサS4が配置され、制御部71により各センサの用紙の検知タイミングに応じて用紙のジャム等が検出されている。
また、制御部71に通信手段72が接続され通信手段72と、画像形成装置4の通信手段42及び用紙積載装置8の通信手段72とが通信部材10によって接続されており、画像形成装置4の制御部41と,用紙積載装置8の制御部71とが定着済み用紙P1の積載先に係る情報等を相互に授受し合っている。
図5は、画像形成システムの制御系のブロック図である。
先ず画像形成装置4から説明すると、CPUを有する制御部41には、オペレータが起動指示や用紙の積載先等の情報を入力する操作部40、前述した通信手段42、自動原稿送り装置43、画像読取装置44、画像形成部45、定着装置48、用紙収納部D、給紙装置46、画像処理部C、用紙温度センサS0、記憶手段M、等とが接続されている。
そして、操作部40には、画像形成条件設定部401と、用紙を積載する積載先を選択する選択手段である積載先選択釦402(第1の用紙積載装置釦、第2の用紙積載装置釦)と、装置の状態等の表示やオペレータに操作を促す情報等を表示する表示部403等が設けられている。
また、記憶手段MはROM/Me2とRAM/Me1を有し、ROM/Me2には図2を参照して説明した画像形成に係るプログラムMe21と、後で詳述する、操作部40から入力された用紙の積載先に係る情報と用紙温度センサS0の用紙温度情報とに対する、用紙を積載する用紙積載装置とファンFのON/OFF情報が記憶された用紙の積載先決定ファイルMe22等とが予め記憶されている。
そして、通信手段42と各用紙積載装置7,8の各通信手段72とが通信部材10によって接続されている。
また、用紙温度センサS0からは画像形成装置4の最下流部分の用紙の温度が入力される。
次に用紙積載装置7及び8について説明すると、CPUを有する制御部71には、切替手段76と排紙部73と積載手段77と排出口79とを駆動する駆動部材(不図示)と、用紙を冷却するファンF、及び、入り口搬送路(不図示)と第1排出経路73と第2排出経路74と積載経路75との用紙を搬送する搬送ローラ等の用紙搬送部材等と、記憶手段M’が接続されている。
記憶手段M’はROM/Me2’とRAM/Me1’を有し、ROM/Me2’には図3を参照して説明した用紙の積載に係るプログラムMe21’、及び画像形成装置から数えて何番目の用紙積載装置かの情報である用紙積載装置番号が予め記憶されている。
また、各用紙積載装置の通信手段72と画像形成装置の通信手段42とが通信部材10によって接続され、定着済み用紙P1の積載先に係る情報等を相互に授受し合っている。
図6は画像形成装置4の用紙の積載に係る制御フロー図(第1頁)である。
図7は画像形成装置4の用紙の積載に係る制御フロー図(第2頁)である。
図8は画像形成装置4の用紙の積載に係る制御フロー図(第3頁)である。
図6、図7、図8で1つのフロー図を形成しており、フローの流れを示す矢印のA、B、Cは前後頁のフローの流れ先を示している。
このフローは画像形成装置の画像形成に係るフローではなく、画像形成装置で入力された用紙積載装置における用紙の積載先等に係る情報等を整理して用紙積載装置に通信手段を介して送信する画像形成装置による用紙積載装置の制御フローである。
ここでは説明を分かりやすくするため、第1の用紙積載装置に設けられているファンをF1、第Nの用紙積載装置に設けられているファンをFN、最下流の用紙積載装置に設けられているファンをF最下流と分けて説明する。
また、以下の工程を記憶したプログラムは記憶手段MのROM/Me2に予め記憶されており、制御部41は電源ON時にこれを読み込み、プログラムを実行する。
制御部41は、積載先選択釦402(第1の用紙積載装置釦、第2の用紙積載装置釦)のON/OFFを読込み(ステップS101)、第1の積載装置が選択されているか否かを判断し(ステップS102)、第1の積載装置が選択されている場合(Y)は用紙温度センサS0の検出温度を読み込む(ステップS103)、センサ検出温度が75℃以下か否か判断し(ステップS104)、75℃以下の場合は(Y)全てのファンのOFFを決定する(ステップS105)、75℃以下でない場合は(N)76℃〜85℃か否か判断し(ステップ106)、76℃〜85℃の場合は(Y)、ファンF1のON、それ以外のファンのOFFを決定する(ステップS107)、ステップS106で76℃〜85℃でない場合は(N)85℃以上と判断してファンF1のON、それ以外のファンのOFFを決定し(ステップS108)、各温度におけるファンのON/OFF決定後、第1の用紙積載装置への積載を決定する(ステップS109)、決定したファンのON/OFF情報と第1の用紙積載装置への積載情報とを通信手段42と72を介して各用紙積載装置に送信させる(ステップS110)。
また、ステップS102で第1の積載装置が選択されていない場合(N)は、図7において、第Nの積載装置が選択されているか否かを判断し(ステップS111)、第2の積載装置が選択されている場合(Y)は用紙温度センサS0の検出温度を読み込む(ステップS112)、センサ検出温度が75℃以下か否か判断し(ステップS113)、75℃以下の場合は(Y)全てのファンのOFFを決定する(ステップS114)、75℃以下でない場合は(N)76℃〜85℃か否か判断し(ステップ115)、76℃〜85℃の場合は(Y)、全てのファンのOFFを決定する(ステップS116)、76℃〜85℃でない場合は(N)85℃以上と判断してファンF1〜FNのONを決定しそれ以降のファンのOFFを決定する(ステップS117)、ファンのON/OFF決定後、第Nの用紙積載装置への積載を決定し(ステップS118)、各温度における決定したファンのON/OFF情報と第Nの用紙積載装置への積載情報とを通信手段42と72を介して各用紙積載装置に送信させる(ステップS119)。
また、ステップS111で第Nの積載装置が選択されていない場合(N)は、図8において、最下流の積載装置が選択されているか否かを判断し(ステップS120)、最下流の積載装置が選択されている場合(Y)は用紙温度センサS0の検出温度を読み込む(ステップS121)、センサ検出温度が75℃以下か否か判断し(ステップS122)、75℃以下の場合は(Y)全てのファンのOFFを決定する(ステップS123)、75℃以下でない場合は(N)76℃〜85℃か否か判断し(ステップ124)、76℃〜85℃の場合は(Y)、全てのファンのOFFを決定する(ステップS125)、76℃〜85℃でない場合は(N)85℃以上と判断して全てのファンのONを決定する(ステップS126)、各温度におけるファンのON/OFF決定後、最下流の用紙積載装置への積載を決定し(ステップS127)、決定したファンのON/OFF情報と最下流の用紙積載装置への積載情報とを通信手段42と72を介して各用紙積載装置に送信させる(ステップS128)。
また、ステップS120で最下流の積載装置が選択されていない場合(N)は、積載先が設定されていないと判断して、用紙の搬送時間が一番長く用紙の冷却が一番進み積載された用紙の貼り付きの可能性が少ない最下流の用紙積載装置への積載を行う。
すなわち、用紙温度センサS0の検出温度を読み込み(ステップS129)、センサ検出温度が75℃以下か否か判断し(ステップS130)、75℃以下の場合は(Y)全てのファンのOFFを決定する(ステップS131)、75℃以下でない場合は(N)76℃〜85℃か否か判断し(ステップ132)、76℃〜85℃の場合は(Y)、全てのファンのOFFを決定する(ステップS133)、76℃〜85℃内でない場合は(N)85℃以上と判断して全てのファンのONを決定する(ステップS134)、ファンのON/OFF決定後、最下流の用紙積載装置への積載を決定し(ステップS127)、決定したファンのON/OFF情報と最下流の用紙積載装置への積載情報とを通信手段42と72を介して各用紙積載装置に送信させる(ステップS128)。
なお、上述した積載先選択釦402(第1の用紙積載装置釦、第2の用紙積載装置釦、・・・)のON/OFF情報及び用紙温度センサS0の検出温度情報に基づく、所定の用紙積載装置への用紙積載の決定及びファンのON/OFF決定は、下記の「用紙の積載先決定ファイルMe22」を制御部41が参照することにより行われる。
なお、下記の「用紙の積載先決定ファイルMe22」において、「用紙温度センサS0検出温度」とは用紙温度センサS0により検出された実際の温度の領域を示し、「選択された積載先」とはオペレータにより積載先選択釦402(第1の用紙積載装置釦、第2の用紙積載装置釦、・・・)がONとされ選択された用紙積載装置を示している。
また、「用紙の積載先」とは上記「選択された積載先」に基づき制御部が決定する用紙を積載すべき用紙積載装置で、積載すべき用紙積載装置情報が用紙積載装置に送信される。
「ファンF1、ファンFN、ファンF最下流」とは「用紙温度センサS0検出温度」と「選択された積載先」とに基づき制御部が決定する、どの用紙積載装置に搭載されたファンを駆動するかを示し、各ファンのON/OFF情報が用紙積載装置に送信される。
用紙の積載先決定ファイルMe22
Figure 2006232484
上ファイルにおいて、第Nの用紙積載装置とは画像形成装置から見て最上流の用紙積載装置と最下流の用紙積載装置との間に位置する、画像形成装置から見て第N番目の用紙積載装置を指している。ここで、N=0でも良く、この場合は第2の用紙積載装置が最下流の用紙積載装置となる。
また、ファンF1は第1の用紙積載装置に搭載されたファンを指し、ファンFNは第Nの用紙積載装置、またファンF最下流は最下流に位置する用紙積載装置に搭載されたファンを指している。
また、「選択無し」とは積載先選択釦が全てOFFで特定の用紙積載装置が選択されていない場合を指している。
ここで具体的な例に付いて説明すると、例えば用紙積載装置が4第接続され、用紙温度検出センサS0の検出温度が90℃でオペレータの用紙積載先選択が第3の用紙積載装置の場合は、画像形成装置の制御部は第3の用紙積載装置への用紙積載を決定し、検出温度が85℃以上であるのでファンF1からファンF3までのON、ファンF4のOFFを決定する。
以上により、用紙の積載先情報とファンのON/OFF情報を用紙積載装置に送信することにより、特に用紙の積載先情報即ち用紙の積載先の指定がない場合、用紙を画像形成装置から一番遠く、用紙の冷却時間が一番長い最下流の用紙積載装置に積載することを用紙積載装置に送信可能とし
更に、画像形成装置から用紙が排出される時の用紙温度が低温(例えば75℃以下)の場合は用紙を冷却する必要がないため用紙の積載先の指定の有無にかかわらずファンを停止させることを用紙積載装置に送信可能とし、
中温(例えば76℃〜85℃)の場合は用紙搬送による用紙の冷却時間が少ない第1の用紙積載装置に積載先が指定された場合のみ、第1の用紙積載装置のファンを回転させることを用紙積載装置に送信可能とし、
高温(例えば85℃以上)の場合は、第1の用紙積載装置に積載先が指定された場合は第1の用紙積載装置のファンを回転させることを用紙積載装置に送信可能とし、第Nの用紙積載装置に積載先が指定された場合は第1〜Nの用紙積載装置のファンを回転させることを用紙積載装置に送信可能とし、最下流の用紙積載装置に積載先が指定された場合及び積載先の指定のない場合は第1〜最下流の用紙積載装置のファンを回転させることを用紙積載装置に送信可能とし、
これらにより、用紙積載時の溶融トナーによる用紙の貼り付きの防止を可能としている。
次に、画像形成装置から送信されたファンのON/OFFに係る情報と、第1または2の用紙積載装置への積載に係る情報とに対する、本発明の用紙積載装置の用紙の積載及びに係る制御について説明する。
図9は用紙積載装置7及び8で行う用紙の積載に係る制御フロー図である。
以下の工程を記憶したプログラムは用紙積載装置の記憶手段M’のROM/Me2’に予め記憶されており、制御部71は電源ON時にこれを読み込み、プログラムを実行する。
制御部71は、通信手段72を介して画像形成装置から送信された用紙の積載先情報(
用紙の積載先決定ファイルMe22の「用紙の積載先」)を取得しRAM/Me1’に記憶させ(ステップS201)、ROM/Me2’から画像形成装置から数えて何番目の用紙積載装置かの情報である用紙積載装置番号を読み出す(ステップS202)。次いで取得した用紙の積載先情報と読み出した用紙積載装置番号とを比較し(ステップS203)、比較結果が一致する場合は(Y)(ステップS204)、切替手段76を積載経路75側に切替え(ステップS205)、当該用紙積載装置の積載手段77に用紙を積載させる(ステップS206)。
また、ステップS204で一致しない場合(N)は切替手段76を第2排出経路側に切替え(ステップS207)、用紙を排出口より排出させる(ステップS208)。
ここで、切替手段76の搬送経路の切替は図4を参照して前述したようにソレノイドSL1とソレノイドSL2のON/OFFによる切り替えゲートG1と切り替えゲートG2の作動による行われる。従って制御部71はソレノイドSL1とソレノイドSL2の制御を行っている。
また、積載手段77の用紙の積載制御は図3を参照して前述したようにステージ771を駆動するモータM2等のON/OFF制御により行われている。
すなわち多数の用紙積載装置が接続されている場合は、例えば第1の用紙積載装置が指定されていれば第1の用紙積載装置の切替手段76が用紙の搬送路を積載経路75側に切替え積載手段77に用紙を積載させて用紙を第1の用紙積載装置に積載し、
例えば第Nの用紙積載装置が指定されていれば、第1〜第(N−1)の用紙積載装置の切替手段が用紙の搬送路を第2排出経路側に切替えて用紙を排出口より排出させ、用紙を第N用紙積載装置入り口まで搬送し、第Nの用紙積載装置の切替手段が用紙の搬送路を積載経路75側に切替え積載手段77に用紙を積載させる。
また用紙積載装置が指定されていない場合は、同様にして第1〜第(最下流−1)の用紙積載装置の切替手段が用紙の搬送路を第2排出経路側に切替え、用紙を最下流用紙積載装置入り口まで搬送し、最下流の用紙積載装置の切替手段が用紙の搬送路を積載経路75側に切替え積載手段77に用紙を積載させる。
以上により、用紙の積載先情報即ち用紙の積載先の指定がない場合、或いは積載先として画像形成装置から最下流の用紙積載装置が指定されている場合は、用紙を画像形成装置から一番遠く、用紙の冷却時間が一番長い最下流の用紙積載装置に積載することが可能となる。
図10は用紙積載装置7及び8で行う用紙の冷却ファンのON/OFFに係る制御フロー図である。
制御部71は、通信手段72を介して画像形成装置から送信されるファンのON/OFF情報(用紙の積載先決定ファイルMe22のファンF1〜ファンF最下流)を取得し、RAM/Me1’に記憶させ(ステップS301)、画像形成装置から数えて何番目の用紙積載装置かの情報である用紙積載装置番号をROM/Me2’から読み出す(ステップS302)。次いで読み出した用紙積載装置番号が1号機(最上流の用紙積載装置)であるか否かを判断し(ステップS303)1号機と判断すれば(Y)、ファンのON/OFF情報がF1・ONであるか否かを判断し(ステップS304)ONであれば(Y)第1の用紙積載装置7のファンモータF1をONし(ステップS305)用紙の冷却を行わせる。また、OFFであれば(N)、ファンモータF1をOFFし(ステップS306)用紙の冷却を中止させる。
次に、読み出した用紙積載装置番号がN号機(N番目の用紙積載装置)であるか否かを判断し(ステップS307)N号機と判断すれば(Y)、ファンのON/OFF情報がFN・ONであるか否かを判断し(ステップS308)ONであれば(Y)、第Nの用紙積載装置のファンモータFNをONし(ステップS309)用紙の冷却を行わせる。また、OFFであれば(N)、ファンモータFNをOFFし(ステップS310)用紙の冷却を中止させる。
次に、読み出した用紙積載装置番号が最下流号機(最下流の用紙積載装置)であるか否かを判断し(ステップS311)最下流号機と判断すれば(Y)、ファンのON/OFF情報がF最下流・ONであるか否かを判断し(ステップS312)ONであれば(Y)、最下流の用紙積載装置のファンモータF最下流をONし(ステップS313)用紙の冷却を行わせる。また、OFFであれば(N)、ファンモータF最下流をOFFし(ステップS314)用紙の冷却を中止させる。
以上により、画像形成装置からのファンFのONO/OFF情報に応じONとなった用紙積載装置のファンを駆動して用紙を冷却することが可能となる。
画像形成装置に少なくとも2台の用紙積載装置を接続した画像形成システムの1例の構成図である。 画像形成装置の1例を示す構成図である。 用紙積載装置の1例を示す構成図である。 切り替え手段の1例の説明図である。 画像形成システムの制御系のブロック図である。 画像形成装置4の用紙の積載に係る制御フロー図(第1頁)である。 画像形成装置4の用紙の積載に係る制御フロー図(第2頁)である。 画像形成装置4の用紙の積載に係る制御フロー図(第3頁)である。 用紙積載装置7及び8で行う用紙の積載に係る制御フロー図である。 用紙積載装置7及び8で行う用紙の冷却ファンのON/OFFに係る制御フロー図である。
符号の説明
1 画像形成システム
4 画像形成装置
7 第1の用紙積載装置
8 第2の用紙積載装置
10 通信部材
40 操作部
41、71 制御部
42、72 通信手段
73 第1排出経路
74 第2排出経路
75 積載経路
76 切替手段
77 積載手段
79 排出口

Claims (6)

  1. 画像形成装置と、該画像形成装置で画像形成を行った用紙を積載可能とする複数の後処理装置と、を接続した画像形成システムにおいて、
    前記用紙を積載する後処理装置が決定されていない場合は、前記複数の後処理装置のうち前記画像形成装置から一番下流側に位置する後処理装置で前記用紙を積載することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記画像形成装置は、前記用紙を積載する後処理装置を選択する選択手段と、画像形成装置の用紙排出口近傍の用紙温度を検出する温度センサとを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記複数の後処理装置は、各後処理装置の用紙入り口近傍に設けられた用紙を冷却する冷却手段と、前記用紙の搬送経路を切り替える切替手段と、該切替手段による用紙搬送経路の切替えを制御する後処理装置の制御手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  4. 前記画像形成装置は、前記選択手段で選択された後処理装置を前記用紙を積載する後処理装置として決定し、且つ、前記選択手段により選択された後処理装置及び前記温度センサで検出された用紙温度に基づき、前記複数の後処理装置に設けられた前記冷却手段のうちどの冷却手段をONするかを決定する画像形成装置の制御手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 前記画像形成装置は決定された前記用紙を積載する後処理装置及び決定された冷却手段に係る情報を送信する通信手段を有し、
    前記複数の後処理装置は前記決定された前記用紙を積載する後処理装置及び決定された冷却手段に係る情報を受信する通信手段を有し、
    前記後処理装置の制御手段は、受信した前記決定された前記用紙を積載する後処理装置及び決定された冷却手段に係る情報に基づいて前記切替手段と前記冷却手段を制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記複数の後処理装置は用紙の積載装置であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
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