JP2006230182A - モータアクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動源の回転量に応じて位置が決定される駆動対象の駆動態様を精度良く制御することができるとともに小型化されたモータアクチュエータを提供する。
【解決手段】ブラシレスモータ10は、コイル13に対する通電態様を制御する制御部50を備えている。制御部50は、ホール素子14a、14b、14cの周波数によって回転子12の回転角度を検知しコイル13に適当な電流を通電しブラシレスモータ10の回転速度などを制御する駆動部51と、ホール素子14a、14b、14cから出力され駆動部51に入力されたブラシレスモータ10を駆動するための出力信号をカウントするカウンタ53を有する位置制御部52とを備えている。位置制御部52はカウンタ53によってカウントされたカウント値に基づいて回転子12の回転量を検出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車室内の空調に用いられるダンパ等の駆動源の回転量に応じて位置が決定される駆動対象を駆動制御するモータアクチュエータに関する。
従来、自動車用エアーコンディショナーの風量調整ダンパは、駆動源としてのモータの回転量に応じて開度量を制御する機構を備えたモータアクチュエータによって駆動される。そして、このようなモータアクチュエータは、ダンパの開度量を制御するためポテンショメータやカムスイッチ、エンコーダ等の位置検出センサを用いてモータの回転量を検出する。また、駆動源であるDCブラシ付モータの電流波形の変化を検出することによって回転量を検出するものもある。
例えば、特許文献1には所定のパターン状に形成され軸と一体回転可能となるように固定されたプレートと該プレートに摺接するブラシとから構成されるポテンショメータを用いてモータの回転量を検出している。このように構成された位置検出センサは、モータによって回転駆動される軸に伴ってプレートが回転することによりブラシがプレートの接点上を摺動し電気的接続関係が変更され軸の回転位置を検出する。
特開平5−252692号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているように位置検出センサを用いると、位置検出センサを配置するためのスペースが必要となりモータアクチュエータの小型化の妨げとなる。また、モータアクチュエータを構成する部品点数が増加し組付けを複雑にする。
また、DCブラシ付モータの電流波形変化検出方式は軸に位置検出センサを配設することなく回転量を検出することができるが、負荷、電圧、温度などにより電流波形が変化し位置検出精度が不安定であるとともにノイズにも弱い。また、電流波形変化検出方式はモータの電流波形をフィードバックしているため、停止後の位置ずれを検出することができない。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、駆動源の回転量に応じて位置が決定される駆動対象の駆動態様を精度良く制御することができるとともに小型化されたモータアクチュエータを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、駆動源としてのブラシレスモータを備え、前記ブラシレスモータの回転量に応じて位置が決定される駆動対象を駆動するために用いられるモータアクチュエータであって、前記ブラシレスモータは、マグネット回転子と、前記マグネット回転子に対して磁場を与えるコイルと、前記マグネット回転子と前記コイルとの相対的な位置関係を検出し前記ブラシレスモータを駆動するためのホール素子と、前記ホール素子から出力される出力信号に基づいて前記駆動対象の位置を検出する制御部と、を備える。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータアクチュエータにおいて、前記出力信号の出力された回数をカウントするカウンタをさらに備え、前記カウンタによってカウントされた値に基づいて前記駆動対象の位置を検出する。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のモータアクチュエータにおいて、前記ブラシレスモータの回転数を減速させる減速部をさらに備える。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のモータアクチュエータにおいて、前記減速部に備えられ前記駆動対象を駆動する出力ギヤに設けられる被検出部と、前記出力ギヤとともに回転する前記被検出部を検出するための検出手段とを備え、前記制御部は、前記検出手段の検出結果に基づいて前記駆動対象の初期位置を検出する。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のモータアクチュエータにおいて、前記被検出部は、前記出力ギヤに設けられる初期位置検出のための検出導体であり、前記検出手段は、前記検出導体の回転軌跡上を摺接する接点部を有して固定される摺動接点であって、前記制御部は、前記検出導体と前記摺動接点との接触の有無に応じて前記駆動対象の初期位置を検出する。
また、請求項6に記載の発明は、請求項4に記載のモータアクチュエータにおいて、
前記被検出部は、前記出力ギヤに設けられる初期位置検出のためのセンサマグネットであり、前記検出手段は、前記出力ギヤとともに回転する前記センサマグネットの回転に伴った磁界変化を検出する磁気検出素子であって、前記制御部は、前記磁気検出素子の検出結果に基づいて前記駆動対象の初期位置を検出する。
また、請求項7に記載の発明は、請求項4に記載のモータアクチュエータにおいて、前記被検出部は、前記出力ギヤに設けられる初期位置検出のための反射板であり、前記検出手段は、前記反射板の回転軌跡上に光を照射する発光素子と、前記出力ギヤの回転に伴って前記反射板に反射される前記発光素子からの光を検出する受光素子であって、前記制御部は、前記受光素子の検出結果に応じて前記駆動対象の初期位置を検出する。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか1項に記載のモータアクチュエータにおいて、一つの上位コントローラで複数のモータアクチュエータが制御されるものであり、個々のモータアクチュエータにアドレスが割り振られるとともに、上位コントローラはアドレスを含む制御信号を出力するものであって、前記制御部は、自身への前記制御信号か否かを前記アドレスから判別可能な通信部を備え、該通信部にて得た前記制御信号により前記ブラシレスモータを制御する。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の何れか1項に記載のモータアクチュエータにおいて、前記駆動対象は、車両空調システムにおいて流量を制御するために回動駆動されるダンパである。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、ホール素子から出力される駆動制御用の出力信号によって駆動対象の位置を判断するため、ブラシレスモータの回転量を検出するための位置検出センサが不要となる。よって、従来の位置検出センサを用いたモータアクチュエータと比較して小型化されたモータアクチュエータを得ることができる。
また、ホール素子から出力される出力信号によってブラシレスモータの回転量を検出するため、同一の出力信号により駆動制御と位置制御が行われる。よって、作動位置ずれが抑制されるフィードバック制御を行うことが可能となり駆動対象の位置の制御を精度良く行うことができる。また、駆動制御用の出力信号によって駆動対象の位置を検出するための位置検出を行うため従来のDCブラシ付モータの電流波形変化による位置検出センサのように負荷、電圧、温度などによって検出精度が変化せずノイズの影響も少ない。
また、駆動源としてブラシレスモータを用いるため、摺動音が発生せず車室内の騒音を低減することに貢献できる。また、従来のように位置検出センサの摺動接点が不要なため摩耗することがなく耐久性を備えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、制御部はカウンタによってカウントされた値に基づいて駆動対象の位置を検出する。すなわち、ブラシレスモータの1回転以上の回転量と駆動対象の位置とを対応させることが可能となる。よって、ブラシレスモータを多回転制御することができるため減速比を大きくすることが可能となり、より大きなトルクを得ることができる。すなわち、より小型のモータを採用することが可能となりモータアクチュエータの小型化に貢献することができる。
請求項3に記載の発明によれば、回転数を減速させる減速部によってブラシレスモータ一回転当たりの駆動対象の位置の変化量が小さくなる。よって、制御分解能が向上しより的確に駆動対象の位置を設定することができる。
請求項4に記載の発明によれば、駆動対象を駆動する最終段の出力ギヤは低回転数となるため、該出力ギヤに被検出部を備え、該被検出部と被検出部を検出するための検出手段とにより、駆動対象の初期位置を容易に検出(設定)することが可能となる。また、モータの駆動により駆動対象を機械的限界位置に配置して該駆動対象の初期位置を設定する手法も考えられるが、この場合、モータへの印加電圧や雰囲気温度等によるトルク変動の影響を受け、初期位置がばらつくことがある。しかしながら、本案のように、最終段の出力ギヤに備えた被検出部と検出手段により駆動対象の初期位置を設定可能としたことで、トルク変動によって駆動対象の初期位置がばらつくことがなくなり、駆動対象の正確な初期位置の設定が可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、出力ギヤに設けられる検出導体と検出導体の回転軌跡上に接点部を有して固定される摺動接点とによって、駆動対象の初期位置を検出することができる。
請求項6に記載の発明によれば、出力ギヤに設けられるセンサマグネットと出力ギヤとともに回転する前記センサマグネットの回転に伴った磁界変化を検出する磁気検出素子とによって駆動対象の初期位置を検出することができる。また、センサマグネットと磁気検出素子とを用いることにより、出力ギヤに他の部材を接触させることなく駆動対象の初期位置を検出することが可能となる。よって、ブラシレスモータによる駆動力を駆動対象に的確に伝達することができる。
請求項7に記載の発明によれば、発光素子から照射された光を反射する反射板と出力ギヤの回転に伴って前記反射板に反射される光を検出する受光素子とによって駆動対象の初期位置を検出することができる。また、反射板と受光素子とを用いることにより、出力ギヤに他の部材を接触させることなく駆動対象の初期位置を検出することが可能となる。よって、ブラシレスモータによる駆動力を駆動対象に的確に伝達することができる。
請求項8に記載の発明によれば、制御部に設けた通信部により、制御信号に含まれるアドレス情報から自身のモータアクチュエータの制御信号か他のモータアクチュエータの制御信号かを判別可能であるため、上位コントローラ及び複数のモータアクチュエータ間の信号線の共有化が可能となり、信号線を少ない本数で構成することができる。また、この場合、上位コントローラと複数のモータアクチュエータとを直列に接続することも可能となり、信号線の省線化を図ることができる。
請求項9に記載の発明によれば、車両空調システムにおいて流量を制御するために回動駆動されるダンパを小型のモータアクチュエータによって駆動させることができる。
本発明によれば、駆動源の回転量に応じて位置が決定される駆動対象の駆動態様を精度良く制御することができるとともに小型化されたモータアクチュエータを提供することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明に係るモータアクチュエータを用いた車両空調システムとしての車両用エアーコンディショナーの概略構成図である。
車両用エアーコンディショナーは、吸い込み口1と吹出し口2とを備えた空調ダクト3内にブロアファン4と、エバポレータ5と、ヒータコア6と、ダンパ7とを備えている。ブロアモータ4aによって駆動されるブロアファン4により車室内もしくは車室外の空気が吸い込み口1から空調ダクト3内に引き込まれる。空調ダクト3内に引き込まれた空気はエバポレータ5を通過することにより除湿された冷気となる。ダンパ7は、その開度を変化させることにより吸い込み口1及び吹出し口2を切換え、空調ダクト3内の通風経路を変化させる。車両用エアーコンディショナーは、吸い込み口1から空調ダクト3内に吸い込んだ外気若しくは内気を温風若しくは冷風として吹出し口2から吹出す。なお、ブロアファン4、エバポレータ5、ヒータコア6、及びダンパ7の駆動態様は乗員によって操作される図示しないコントロールスイッチからの信号に基づいて制御される。
ダンパ7は、モータアクチュエータ8によって駆動され、本実施形態では、モータアクチュエータ8に固定されたコントロールアーム9と、該コントロールアーム9とダンパ7とを連結するコントロールリンク9aとが介在されている。コントロールアーム9はモータアクチュエータ8の駆動軸8aに固定されており、モータアクチュエータ8の駆動態様に応じて回動及び停止する。コントロールリンク9aは、コントロールアーム9の回動に応じてダンパ7を開閉し開度量を維持する。すなわち、本実施形態においてはダンパ7がモータアクチュエータ8の駆動対象であり、モータアクチュエータ8によって駆動対象の位置としてのダンパ7の開度量が決定される。
なお、ダンパ7の開度量やブロアファン4などの駆動態様は図示しないコントロールスイッチからの信号によって決定され、乗員はコントロールスイッチを操作することにより車室内の空調を行う。
次に、ダンパ7を駆動するモータアクチュエータ8について図2〜図4を用いて説明する。図2は本発明に係るモータアクチュエータ8の平面図、図3はブラシレスモータ10の回路構成の概略図であり、図4はホール素子14a、14b、14cから出力される出力信号H14a、H14b、H14cのタイムチャートである。
図2に示すように、モータアクチュエータ8は、駆動源としてのブラシレスモータ10と、ブラシレスモータ10の回転を減速してコントロールアーム9に伝達する減速部20と、を備えている。ブラシレスモータ10の回転量に基づいてコントロールアーム9の回動量、すなわち駆動対象としてのダンパ7の位置が決定される。また、ブラシレスモータ10に給電するための配線部30が箱状に形成されたケース40内にブラシレスモータ10及び減速部20とともに収容されている。なお、配線部30への給電態様は制御部50(図3参照)によって図示しないコントロールスイッチからの信号に基づき制御される。ここで、本実施形態においては、図2に示すように、制御部50をケース40の外部に配設したモータアクチュエータ8を示しているが、制御部50をケース40内に配設する構成を採用することもできる(図5参照)。また、制御部50とブラシレスモータとを一体に構成することもできる。こうすることでホール素子用のプリント板と制御回路用のプリント板が一体化でき、部品点数が減る。さらに、モータとして汎用性も向上する。
図3に示すように、ブラシレスモータ10は、2極のマグネット11を備えた回転子12と、回転子12に対して回転磁界を発生させるためのコイル13と、3つのホール素子14a、14b、14cと、コイル13に対する通電態様を制御する制御部50とから構成されている。
回転子12の回転に伴う磁場の変化はホール素子14a、14b、14cによって検出され制御部50へ出力される。制御部50は、ホール素子14a、14b、14cからの検出信号に基づいてブラシレスモータ10を駆動し、図示しないコントロールスイッチから出力される信号に応じてダンパ7の開度量を調節する。
制御部50は、ブラシレスモータ10を駆動させるための駆動部51と、ダンパ7の開度量を検出するための位置制御部52とを備えている。
駆動部51は、ホール素子14a、14b、14cから出力される出力信号に基づいて回転子12とコイル13との相対的な位置関係を検出しコイル13の励磁切換えを行う。制御部50は、駆動部51によってブラシレスモータ10の始動、停止、及び、回転速度などを制御しダンパ7の開度量を変化、若しくは、維持させる。
位置制御部52は、ホール素子14a、14b、14cから出力され駆動部51に入力されたブラシレスモータ10を駆動するための(すなわち駆動制御用の)出力信号をカウントするカウンタ53を備えている。位置制御部52はカウンタ53によってカウントされた出力信号の値に基づいてコントロールアーム9の初期位置からの回動量を検出する。
次に、図3及び図4を用いて、位置制御部52によるダンパ7の開度量の検出方法を説明する。なお、図4において横軸は回転子12の回転角度である。
本実施形態に係るブラシレスモータ10の回転子12は2極のマグネット11を備えており、それぞれのホール素子14a、14b、14cから出力される出力信号は回転子12が一回転する間に1周期を有する。また、3つのホール素子14a、14b、14cは等間隔で配設されておりホール素子14a、14b、14cから出力される出力信号は互いに120°の位相差を持つ。よって、本実施形態に係るブラシレスモータ10によれば制御部50は回転子12が60°回転するごとにホール素子14a、14b、14cから出力されるの出力信号のエッジを検出する。
すなわち、位置制御部52は、カウンタ53が出力信号のエッジをカウントするごとに回転子12が60°回転したと判断することができる。位置制御部52はホール素子14a、14b、14cからの出力信号によって回転子12の回転量を検出する。位置制御部52は回転子12の回転量とダンパ7の開度量とが予め記憶されており、位置制御部52はカウンタ53のカウント値によってダンパ7の開度量を検知する。すなわち、制御部50はカウンタ53によってカウントされた値に基づいてダンパ7の開度量を検出する。
なお、ここで、カウンタ53は、例えば、回転子12の回転方向によって出力信号のカウント値を加算若しくは減算する構成となっている。制御部50は所定の開度量すなわち所定のカウント値となるようにブラシレスモータ10を双方向回転することによってダンパ7の開度を制御する。
次に、制御部50によるダンパ7の開度量の制御方法について図3を用いて説明する。
まず、制御部50は図示しないコントロールスイッチからの信号に基づいてブラシレスモータ10を駆動させる。詳述すると、制御部50は、駆動部51によってコイル13に通電し磁場を発生させ回転子12を回転させる。
回転子12の回転による磁場の変化により、ホール素子14a、14b、14cは制御部50に対して信号を出力する。
制御部50は、駆動部51によってホール素子14a、14b、14cからの出力信号に基づいてコイル13に通電される電流を変化させ回転磁界を発生させるとともに、出力信号を位置制御部52の備えるカウンタ53にカウントする。
制御部50は、位置制御部52によってダンパ7の開度量を検知しダンパ7が所定の開度(すなわち、カウンタ53のカウント値が所定の値)となった時点でブラシレスモータ10の回転を停止させダンパ7の開度を一定に保つ。
次に、減速部20について説明する。
減速部20は、図2に示すように、第1減速機構21と第2減速機構22と第3減速機構23とを備えている。
第1減速機構21は、ブラシレスモータ10の出力軸10aに固定されたウォーム21aとウォーム21aにかみ合うウォームホイール21bとから構成されている。第2減速機構22は、ウォームホイール21bに同軸的に固定されウォームホイール21bよりも小径の第1駆動側平歯車22aと、第1駆動側平歯車22aとかみ合い第1駆動側平歯車22aよりも大径の第1従動側平歯車22bとから構成されている。第3減速機構23は、第1従動側平歯車22bに同軸的に固定され第1従動側平歯車22bよりも小径の第2駆動側平歯車23aと、第2駆動側平歯車23aとかみ合い第2駆動側平歯車23aよりも大径の第2従動側平歯車23bとから構成されている。また、第2従動側平歯車23bの略中央には一端側にコントロールアーム9(図1参照)が固定された駆動軸8aが固定されている。すなわち、ブラシレスモータ10の回転は減速部20によって3段階で減速されコントロールアーム9(図1参照)に伝達される。
ここで、例えば、減速部20による減速比が1/600の場合、コントロールアーム9はブラシレスモータ10の回転子12が60°回転することによって0.1°回転する。すなわち、制御部50はホール素子14a、14b、14cからの出力信号をコントロールアーム9が0.1°回転するごとに検出する。よって、減速部20によってモータアクチュエータ8によるダンパ7の制御分解能が向上する。
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)位置制御部52は、ホール素子14a、14b、14cから出力される駆動制御用の出力信号によってダンパ7の開度量を判断するため、ブラシレスモータ10の回転量を検出するための位置検出センサが不要となる。よって、従来の位置検出センサを用いたモータアクチュエータと比較して小型化されたモータアクチュエータ8を得ることができる。
また、制御部50は位置制御部52においてホール素子14a、14b、14cから出力される駆動制御用の出力信号を用いてブラシレスモータ10の回転量すなわちコントロールアーム9の回動量を検出しダンパ7の開度量を認識する。よって、同一の出力信号により駆動制御と位置制御を行うため作動位置ずれが抑制されるフィードバック制御を行うことが可能となりダンパ7の開度の制御を精度良く行うことができる。また、駆動制御用の出力信号によってダンパ7の開度量を検出するための位置検出を行うため従来のDCブラシ付モータの電流波形変化による位置検出センサのように負荷、電圧、温度などによって検出精度が変化せずノイズの影響も少ない。
また、駆動源としてブラシレスモータ10を用いるため、摺動音が発生せず車室内の騒音を低減することに貢献できる。また、従来のように位置検出センサの摺動接点が不要なため摩耗することがなく耐久性を備えることができる。
(2)制御部50の位置制御部52はホール素子14a、14b、14cから出力された出力信号をカウンタ53によってカウントすることによってダンパ7の開度を判断する。すなわち、1回転以上の回転子12の回転量とダンパ7の開度量とを対応させることが可能となる。よって、ブラシレスモータ10を多回転制御することができるため減速比を大きくすることが可能となり、より大きなトルクを得ることができる。すなわち、より小型のモータを採用することが可能となりモータアクチュエータの小型化に貢献することができる。
(3)減速部20によってブラシレスモータ10の一回転当たりのダンパ7の開度の変化量が小さくなる。よって、制御部50の制御分解能が向上しより的確にダンパ7の開度量を設定することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、モータアクチュエータ8を車両用エアーコンディショナーのダンパ7の開度を制御するために用いたがこのような態様に限定されない。例えば、リードスクリューなどのように、駆動源としてのブラシレスモータ10の回転量に応じて制御対象の位置が検出される機構のアクチュエータとして適用することができる。なお、駆動対象の変更は、位置制御部52においてカウント値と駆動対象の位置との対応を適宜変更することによって容易に実施することができる。
○上記実施形態では、ブラシレスモータ10は3つのホール素子14a、14b、14cと2極のマグネット11を備えた回転子12を用いて構成されているがホール素子14a、14b、14c及びマグネット11の個数は適宜変更可能である。例えば、ホール素子14a、14b、14c及びマグネット11の個数を増加させると、回転子12が一回転する間にホール素子14a、14b、14cから出力される出力信号の個数も多くなり制御部50の制御分解能はさらに向上しより的確にダンパ7の開度を設定することができる。
○上記実施形態では、ダンパ7及びモータアクチュエータ8の間にはコントロールアーム9とコントロールリンク9aとが介在されているがこのような態様に限定されることなく、モータアクチュエータ8の駆動軸8aにダンパ7を直接接続する構成としてもよい。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図6〜図8に従って説明する。尚、この実施形態において、前記第1実施形態と同様の部材については同一の符号を付して説明を省略する。従って、以下には第1実施形態と異なる点を中心に説明する。また、図7においては、図面の簡略化のため、図3に示したブラシレスモータ10のマグネット11と、回転子12と、コイル13と、を省略している。
図6に示すように、第2実施形態に係るモータアクチュエータ60は、ブラシレスモータ10及び減速部20とともに制御部61を構成する回路基板62を備え、上位コントローラとしてのエアコンECU70から出力される制御信号に基づいて独立して駆動対象としてのダンパ7(図1参照)を駆動する。回路基板62はケース63に固定されており、駆動軸8aに同軸的に固定されている第2従動側平歯車23bの端面にその一部が対向するようになっている。回路基板62の第2従動側平歯車23bに対向する部位には検出手段及び磁気検出素子としてのホール素子64が配設されている。
また、モータアクチュエータ60の出力ギヤである第2従動側平歯車23bには、被検出部としてのセンサマグネット65が固着されている。センサマグネット65は第2従動側平歯車23bが所定角度位置に配置された、すなわち図1に示すダンパ7が初期位置に配置されたときにホール素子64に対向するよう第2従動側平歯車23bの回路基板62に対向する側の端面に配置されている。そして、ホール素子64は、そのセンサマグネット65の移動に伴う磁界変化を検出し検出信号を出力する。制御部61はホール素子64から出力された検出信号に基づいてダンパ7が初期位置にあることを認識し、ダンパ7の初期位置を基準としてダンパ7の開度を制御する。
また、図8に示すように、本実施形態では、エアコンECU70と複数(本実施形態では3つ)のモータアクチュエータ60とが制御信号線71aと、電源線71bと、グランド線71cとを備えたハーネス71に直列に接続される。この場合、ハーネス71は各モータアクチュエータ60に対応する外部コネクタ72を有し、各外部コネクタ72は各モータアクチュエータ60のコネクタ連結部41と連結(接続)される。
図6に示すように、モータアクチュエータ60のコネクタ連結部41には、電源用端子66とグランド用端子67と制御信号用端子68とが配設されている。外部コネクタ72がコネクタ連結部41に連結されることにより、電源用端子66と電源線71bとが接続され、グランド用端子67とグランド線71cとが接続され、制御信号用端子68と制御信号線71aとが接続される。電源線71bの接続により電源用端子66を介してエアコンECU70から制御部61に電源が供給される。また、グランド線71cの接続によりグランド用端子67を介して制御部61が接地される。また、制御信号線71aの接続により制御信号用端子68を介してエアコンECU70から出力された制御信号が制御部61へと入力される。
図7に示すように、制御部61は、駆動部51及び位置制御部52とともに、エアコンECU70と各モータアクチュエータ60とで制御信号の授受を行うための通信部61aを備えている。
詳述すると、各モータアクチュエータ60のコネクタ連結部41にはアドレス用端子69(図6参照)が設けられており、ネットワーク上で各モータアクチュエータ60を識別するためのアドレスがハードウエア的に設定されている。なお、図7ではアドレス用端子69を省略している。エアコンECU70は、制御対象に対応するアドレスを示すアドレス情報を含む制御信号を出力する。各モータアクチュエータ60の通信部61aは、該アドレス情報に基づいてエアコンECU70から出力された制御信号が自身のものか否かを判別する。すなわち、複数のモータアクチュエータ60が制御信号線71aを共有することが可能となり、図8に示すように、複数のモータアクチュエータ60をエアコンECU70に対して直列に接続することが可能となる。
上記したように、本実施形態によれば、前記第1実施形態の作用効果(1)〜(3)と同様の作用効果とともに、以下の効果を有する。
(1)ダンパ7を駆動する第2従動側平歯車23bは低回転数となるため、該第2従動側平歯車23bにセンサマグネット65を備え、該センサマグネット65とホール素子64とにより、ダンパ7の初期位置を容易に検出(設定)することが可能となる。また、ブラシレスモータ10の駆動によりダンパ7を機械的限界位置に配置して該ダンパ7の初期位置を設定する手法も考えられるが、この場合、ブラシレスモータ10への印加電圧や雰囲気温度等によるトルク変動の影響を受け、初期位置がばらつくことがある。しかしながら、本実施形態のように、第2従動側平歯車23bに備えたセンサマグネット65とホール素子64とによりダンパ7の初期位置を設定可能としたことで、トルク変動によってダンパ7の初期位置がばらつくことがなくなり、ダンパ7の正確な初期位置の設定が可能となる。
(2)センサマグネット65とホール素子64とを用いることにより、第2従動側平歯車23bに他の部材を接触させることなく第2従動側平歯車23bの初期位置を検出することが可能となる。よって、ブラシレスモータ10の駆動力をダンパ7に的確に伝達することができる。
(3)制御部61に設けた通信部61aにより、制御信号に含まれるアドレス情報から自身のモータアクチュエータ60の制御信号か他のモータアクチュエータ60の制御信号かを判別可能となる。よって、エアコンECU70及び複数のモータアクチュエータ60間の制御信号線71aの共有化が可能となり、ハーネス71を少ない本数で構成することができる。また、この場合、エアコンECU70と複数のモータアクチュエータ60とを直列に接続することも可能となり、ハーネス71の省線化を図ることができる。例えば、アクチュエータを5個使用する場合において、制御部50がモータアクチュエータ60の外部にあると、制御部50から延びる線(ハーネス)は、アクチュエータ毎に8本、すなわち計40本必要となる。しかしながら、第2実施形態のように、制御部61に通信部61aを設けることにより、制御部61から延びるハーネス71が有する線は3本となる。よって、モータアクチュエータ60を制御するために必要なハーネス71の本数を大幅に減らすことができる。
(4)制御部61がブラシレスモータ10とともにケース63に収容されるため、ブラシレスモータ10を駆動させるために必要なパルス信号や検出信号をケース63の外部にある制御部61と通信するための信号線が不要となる。よって、モータアクチュエータ8の外部に制御部がある場合と比較して、モータアクチュエータ60を制御するためにモータアクチュエータ60に接続される信号線の本数を低減することができる。例えば、第1実施形態のように、制御部50がモータアクチュエータ8の外部にある場合には、モータアクチュエータ8と制御部50の間に、2本の電源ラインと、駆動用のコイル13及びホール素子14a,14b,14cにそれぞれ接続された6本の信号ラインとに対応する計8本の線(ハーネス)が必要である。しかしながら、制御部61をケース63内に収容することにより、モータアクチュエータ60に接続されるハーネス71を2本の電源ライン(電源線71b及びグランド線71c)と1本の通信ライン(制御信号線71a)とから構成することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、モータアクチュエータ60毎にアドレス用端子69によってハードウエア的にアドレスを設定したが、ソフトウエア的にアドレスを設定してもよい。
○上記実施形態では、磁気検出素子としてホール素子14a,14b,14cが用いられているが、このような態様に限定されない。例えば、磁気検出素子として磁気抵抗効果素子を用いることもできる。
○上記実施形態では、検出手段としてのホール素子64及び被検出部としてのセンサマグネット65を用いて第2従動側平歯車23bの回転に伴う磁界変化を検出することにより初期位置が検出されているが、初期位置を検出するための構成は適宜変更可能である。
例えば、図9に示すように、検出手段としての発光素子81及び受光素子82を備えた光センサ83と被検出部としての反射板84とを用いて初期位置を検出することもできる。詳述すると、第2従動側平歯車85の回路基板86に対向する側の端面85aには、その回転中心からオフセットした位置に反射板84が固着されている。これに対し、回路基板86の第2従動側平歯車85に対向する部位には、光センサ83が配設されている。光センサ83は、第2従動側平歯車85に固着された反射板84の回転軌跡上に向けて光を照射する発光素子81と、その反射板84によって反射された発光素子81からの光を受光し検出信号を出力する受光素子82とを備えている。光センサ83及び反射板84はダンパ7が初期位置に配置されたときに受光素子82が光を受光する位置に配置されている。そして、制御部61は受光素子82から出力された検出信号に基づいてダンパ7が初期位置にあることを認識することが可能となっている。
また、例えば、図10(a)及び(b)に示すように、検出手段としての摺動接点91と被検出部としての検出導体92とを用いて初期位置を検出することもできる。詳述すると、第2従動側平歯車93の回路基板94に対向する側の端面93aには、その回転中心からオフセットした位置に銅等の検出導体92が固着(若しくは一体形成)されている。これに対し、回路基板94の第2従動側平歯車93に対向する部位には検出導体92の回転軌跡上に接点部91aが摺接するように固定される摺動接点91が配設されている。摺動接点91及び検出導体92はダンパ7が初期位置に配置されたときに摺動接点91と検出導体92とが接触する位置に配置されている。そして、摺動接点91は制御部61に接続されており、制御部61は検出導体92と摺動接点91との接触の有無に応じてダンパ7の初期位置を認識することが可能となっている。
本発明に係るモータアクチュエータを用いた車両用エアーコンディショナーの概略構成図。 本発明の第1実施形態に係るモータアクチュエータの平面図。 本発明の第1実施形態に係るモータアクチュエータの回路構成の概略図。 ホール素子から出力される出力信号のタイムチャート。 本発明の第1実施形態に係るモータアクチュエータの別例を示す平面図。 本発明の第2実施形態に係るモータアクチュエータの平面図。 本発明の第2実施形態に係るモータアクチュエータの回路構成の概略図。 本発明の第2実施形態に係るモータアクチュエータの回路構成の概略図。 本発明の第2実施形態に係るモータアクチュエータの別例を示す側面図。 (a),(b)本発明の第2実施形態に係るモータアクチュエータの別例を示す側面図。
符号の説明
7…駆動対象としてのダンパ、8,60…モータアクチュエータ、8a…駆動軸、10…ブラシレスモータ、13…コイル、14a,14b,14c…ホール素子、H14a,H14b,H14c…出力信号、20…減速部、23b,85,93…出力ギヤとしての第2従動側平歯車、40,63…ケース、50,61…制御部、61a…通信部、53…カウンタ、64…検出手段及び磁気検出素子としてのホール素子、65…被検出部としてのセンサマグネット、71a…信号線としての制御信号線、81…検出手段を構成する発光素子、82…検出手段を構成する受光素子、83…検出手段としての光センサ、84…被検出部としての反射板、91…検出手段としての摺動接点、92…被検出部としての検出導体。

Claims (9)

  1. 駆動源としてのブラシレスモータを備え、前記ブラシレスモータの回転量に応じて位置が決定される駆動対象を駆動するために用いられるモータアクチュエータであって、
    前記ブラシレスモータは、マグネット回転子と、前記マグネット回転子に対して磁場を与えるコイルと、前記マグネット回転子と前記コイルとの相対的な位置関係を検出し前記ブラシレスモータを駆動するためのホール素子と、前記ホール素子から出力される出力信号に基づいて前記駆動対象の位置を検出する制御部と、を備える
    ことを特徴とするモータアクチュエータ。
  2. 請求項1に記載のモータアクチュエータにおいて、
    前記出力信号の出力された回数をカウントするカウンタをさらに備え、
    前記カウンタによってカウントされた値に基づいて前記駆動対象の位置を検出する
    ことを特徴とするモータアクチュエータ。
  3. 請求項1又は2に記載のモータアクチュエータにおいて、
    前記ブラシレスモータの回転数を減速させる減速部をさらに備える
    ことを特徴とするモータアクチュエータ。
  4. 請求項3に記載のモータアクチュエータにおいて、
    前記減速部に備えられ前記駆動対象を駆動する出力ギヤに設けられる被検出部と、
    前記出力ギヤとともに回転する前記被検出部を検出するための検出手段とを備え、
    前記制御部は、前記検出手段の検出結果に基づいて前記駆動対象の初期位置を検出する
    ことを特徴とするモータアクチュエータ。
  5. 請求項4に記載のモータアクチュエータにおいて、
    前記被検出部は、前記出力ギヤに設けられる初期位置検出のための検出導体であり、
    前記検出手段は、前記検出導体の回転軌跡上を摺接する接点部を有して固定される摺動接点であって、
    前記制御部は、前記検出導体と前記摺動接点との接触の有無に応じて前記駆動対象の初期位置を検出する
    ことを特徴とするモータアクチュエータ。
  6. 請求項4に記載のモータアクチュエータにおいて、
    前記被検出部は、前記出力ギヤに設けられる初期位置検出のためのセンサマグネットであり、
    前記検出手段は、前記出力ギヤとともに回転する前記センサマグネットの回転に伴った磁界変化を検出する磁気検出素子であって、
    前記制御部は、前記磁気検出素子の検出結果に基づいて前記駆動対象の初期位置を検出する
    ことを特徴とするモータアクチュエータ。
  7. 請求項4に記載のモータアクチュエータにおいて、
    前記被検出部は、前記出力ギヤに設けられる初期位置検出のための反射板であり、
    前記検出手段は、前記反射板の回転軌跡上に光を照射する発光素子と、前記出力ギヤの回転に伴って前記反射板に反射される前記発光素子からの光を検出する受光素子であって、
    前記制御部は、前記受光素子の検出結果に応じて前記駆動対象の初期位置を検出する
    ことを特徴とするモータアクチュエータ。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載のモータアクチュエータにおいて、
    一つの上位コントローラで複数のモータアクチュエータが制御されるものであり、個々のモータアクチュエータにアドレスが割り振られるとともに、上位コントローラはアドレスを含む制御信号を出力するものであって、
    前記制御部は、自身への前記制御信号か否かを前記アドレスから判別可能な通信部を備え、該通信部にて得た前記制御信号により前記ブラシレスモータを制御する
    ことを特徴とするモータアクチュエータ。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載のモータアクチュエータにおいて、
    前記駆動対象は、車両空調システムにおいて流量を制御するために回動駆動されるダンパである
    ことを特徴とするモータアクチュエータ。
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