JP2006229557A - 映像表示装置及び映像表示装置における着信表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 テレビ番組を視聴中でも、発信者のプライバシーを侵害せず、かつ、テレビ番組の視聴を妨げずに、電話の着信を表示し、「音声による着信」と「電子メールの着信」とを識別する。
【解決手段】 開示される映像表示装置は、着信検出回路19と、電話番号/メールアドレス検出回路20と、登録テーブルと、制御部14とを具備している。着信検出回路19は、着信した電話機から送信される呼転送信号又は着信確認信号に基づいて、電話機の着信を検出する。電話番号/メールアドレス検出回路20は、呼転送信号又は着信確認信号から電話機の電話番号又はメールアドレスを検出する。登録テーブルには、電話番号又はメールアドレスごとに、着信表示の種類が設定されている。制御部14は、検出された電話番号又はメールアドレスにより登録テーブルを参照して得られた着信表示の種類に基づいて、ディスプレイ22又はその近傍に電話機の着信を表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 開示される映像表示装置は、着信検出回路19と、電話番号/メールアドレス検出回路20と、登録テーブルと、制御部14とを具備している。着信検出回路19は、着信した電話機から送信される呼転送信号又は着信確認信号に基づいて、電話機の着信を検出する。電話番号/メールアドレス検出回路20は、呼転送信号又は着信確認信号から電話機の電話番号又はメールアドレスを検出する。登録テーブルには、電話番号又はメールアドレスごとに、着信表示の種類が設定されている。制御部14は、検出された電話番号又はメールアドレスにより登録テーブルを参照して得られた着信表示の種類に基づいて、ディスプレイ22又はその近傍に電話機の着信を表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、固定電話機、携帯電話機又は簡易型携帯電話機(PHS:Personal Handy-phone System)の携帯端末機等の電話機の着信を表示するテレビジョン受信機等の映像表示装置及び映像表示装置における着信表示方法に関する。
テレビジョン受信機等の映像表示装置を用いてテレビ番組を視聴中に、固定電話機や携帯端末機等の電話機の着信があった場合、着信音の音量を低く設定しておけば着信音が聞き取りにくく、着信音の音量を大きく設定しておけば隣室、隣家等に迷惑をかけることになる。また、携帯端末機については、マナーモードの解除をし忘れていれば、着信に気づかない場合がある。
そこで、従来から、テレビ番組を視聴中であっても、電話機の着信を容易に確認することができる技術として、以下に示すものが提案されている。まず、従来のテレビジョン受信機には、固定電話機の電話回線と接続され、テレビ番組を視聴中に電話が着信すると、発信者の電話番号を解析し、解析した電話番号のキャラクタを映像信号に合成して表示するものがある(例えば、特許文献1参照。)。以下、この技術を第1の従来例と呼ぶ。また、従来の着信表示装置には、基地局からの電波を受信した際に携帯電話機から発信される受信確認を示す電波を検出し、これに基づきディスプレイに携帯電話機の着信があったことを表示するものがある(例えば、特許文献2参照。)。以下、この技術を第2の従来例と呼ぶ。
さらに、従来の着信表示装置には、着信があった携帯電話機又はいわゆるナンバーディスプレイ機能付き固定電話機が着信情報を作成して送信した赤外線を、リモートコントローラ(以下、「リモコン」と略す。)受信部で受信してその情報を表示したり、音声で報知したりするものもある。この従来の着信表示装置は、発信元情報が携帯電話機に予め登録されているときは、着信情報に発信元情報が加えられているので、着信情報及び発信元情報をともに表示する(例えば、特許文献3参照。)。以下、この技術を第3の従来例と呼ぶ。
特開平10−336541号公報
特開2003−304304号公報
特開2004−159099号公報
上記した第1〜第3の従来例では、発信者の電話番号や氏名等が表示されるため、発信者のプライバシーを侵害してしまうという課題があった。また、上記した第3の従来例において、着信を音声で報知する場合には、テレビ番組の視聴が妨げられるという課題があった。さらに、上記した第2の従来例では、着信中である表示がテレビ画面の比較的広い領域に表示されるため、例えば、サッカーの試合が中継されているテレビ番組を視聴中に、着信中である表示がゴールを覆うようになされると、ゴールが決まる肝心なシーンを見逃してしまうおそれがあるという課題があった。
また、上記した第2及び第3の従来例では、「音声による着信」でも、「電子メールの着信」でも、同様に報知するので、「音声による着信」であるのか、「電子メールの着信」であるのかを識別することができないという課題があった。このため、テレビ番組を視聴している者は、「音声による着信」だと思い込んで急いで携帯端末機を手に取ったところ、受信後にゆっくりみることができる「電子メールの着信」とわかった場合には、携帯端末機を探しているうちに、肝心なシーンを見逃してしまうおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、テレビ番組を視聴中であっても、発信者のプライバシーを侵害することなく、かつ、テレビ番組の視聴を妨げることなく、電話の着信を表示するとともに、「音声による着信」と「電子メールの着信」とを識別することができる映像表示装置及び映像表示装置における着信表示方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明に係る映像表示装置は、テレビ番組の映像をディスプレイに表示する映像表示装置に係り、着信した電話機から送信される信号に基づいて、前記電話機の着信を検出する第1の検出回路と、前記信号から前記電話機の電話番号又はメールアドレスを検出する第2の検出回路と、前記電話番号又は前記メールアドレスごとに、着信表示の種類が設定された登録テーブルと、検出された前記電話番号又は前記メールアドレスにより前記登録テーブルを参照して得られた前記着信表示の種類に基づいて、前記ディスプレイ又はその近傍に前記電話機の着信を表示する制御部とを具備したことを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の映像表示装置に係り、前記信号は、着信した固定電話機の親機が受信した呼を子機に転送する呼転送信号又は基地局を介して着信した携帯電話機が前記基地局に送信する着信確認信号のいずれか一方又は両方であることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の映像表示装置に係り、前記ディスプレイへの表示は、前記電話機の所持者の氏名又はニックネームを用いたOSD表示形式での表示又はテロップ表示のいずれか一方又は両方であることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項3記載の映像表示装置に係り、前記OSD表示形式での表示は、操作者による操作部の操作により、前記ディスプレイの画面内を移動可能に構成されていることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の映像表示装置に係り、前記ディスプレイ近傍での表示は、LEDによる表示であり、複数の色による表示、前記複数の色の点滅表示の少なくとも1つであることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の映像表示装置に係り、前記ディスプレイへの表示は、前記電話機の所持者の氏名又はニックネームを用いたOSD表示形式での表示又はテロップ表示のいずれか一方又は両方であることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項3記載の映像表示装置に係り、前記OSD表示形式での表示は、操作者による操作部の操作により、前記ディスプレイの画面内を移動可能に構成されていることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の映像表示装置に係り、前記ディスプレイ近傍での表示は、LEDによる表示であり、複数の色による表示、前記複数の色の点滅表示の少なくとも1つであることを特徴としている。
また、請求項6記載の発明に係る映像表示装置における着信表示方法は、テレビ番組の映像をディスプレイに表示する映像表示装置における着信表示方法であって、着信した電話機から送信される信号に基づいて、前記電話機の着信を検出する第1の処理と、前記信号から前記電話機の電話番号又はメールアドレスを検出する第2の処理と、前記電話番号又は前記メールアドレスごとに着信表示の種類が設定された登録テーブルを検出された前記電話番号又は前記メールアドレスにより参照し、得られた前記着信表示の種類に基づいて、前記ディスプレイ又はその近傍に前記電話機の着信を表示する第3の処理とを有することを特徴としている。
本発明によれば、請求項1記載の発明に係る映像表示装置は、テレビ番組の映像をディスプレイに表示する映像表示装置に係り、着信した電話機から送信される信号に基づいて、前記電話機の着信を検出する第1の検出回路と、前記信号から前記電話機の電話番号又はメールアドレスを検出する第2の検出回路と、前記電話番号又は前記メールアドレスごとに、着信表示の種類が設定された登録テーブルと、検出された前記電話番号又は前記メールアドレスにより前記登録テーブルを参照して得られた前記着信表示の種類に基づいて、前記ディスプレイ又はその近傍に前記電話機の着信を表示する制御部とを具備している。従って、テレビ番組を視聴中であっても、発信者のプライバシーを侵害することなく、かつ、テレビ番組の視聴を妨げることなく、電話の着信が表示される。また、「音声による着信」と「電子メールの着信」とを識別することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る映像表示装置1の構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態1に係る映像表示装置1は、アンテナ11に接続され、チューナ12と、映像処理回路13と、制御部14と、リモコン受信部15と、記憶部16と、本体操作部17と、アンテナ18と、着信検出回路19と、電話番号/メールアドレス検出回路20と、キャラクタジェネレータ21と、ディスプレイ22と、LED駆動回路23と、LED24とを有している。
チューナ12は、アンテナ11で受信された各種の放送信号VTの中から、操作者がリモコン25又は本体操作部17を操作することにより選局した放送信号について復調や誤り訂正等を行って、ビデオ信号VDを出力する。ここで、各種の放送信号VTとしては、例えば、地上波アナログ放送、地上波デジタル放送、BSアナログ放送、BSデジタル放送、CSアナログ放送、CSデジタル放送のそれぞれの放送信号がある。
図1は、本発明の実施の形態1に係る映像表示装置1の構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態1に係る映像表示装置1は、アンテナ11に接続され、チューナ12と、映像処理回路13と、制御部14と、リモコン受信部15と、記憶部16と、本体操作部17と、アンテナ18と、着信検出回路19と、電話番号/メールアドレス検出回路20と、キャラクタジェネレータ21と、ディスプレイ22と、LED駆動回路23と、LED24とを有している。
チューナ12は、アンテナ11で受信された各種の放送信号VTの中から、操作者がリモコン25又は本体操作部17を操作することにより選局した放送信号について復調や誤り訂正等を行って、ビデオ信号VDを出力する。ここで、各種の放送信号VTとしては、例えば、地上波アナログ放送、地上波デジタル放送、BSアナログ放送、BSデジタル放送、CSアナログ放送、CSデジタル放送のそれぞれの放送信号がある。
映像処理回路13は、制御部14から供給される制御信号SC1に基づいて、ビデオ信号VDに対して、IP(Interlace to Progressive)変換、スケーリング、デジタルRGB変換等の映像処理を施してビデオ信号VPとして出力する。IP変換は、飛び越し走査(インターレース)方式のビデオ信号を順次走査(プログレッシブ)方式のビデオ信号に変換する処理である。スケーリングは、ビデオ信号VPにより表現される映像の解像度がディスプレイ22に表示される映像の解像度と異なる場合に当該ビデオ信号に対して映像の表示位置や大きさ等を調整する処理である。デジタルRGB変換は、ビデオ信号をデジタル赤信号、デジタル緑信号、デジタル青信号からなるデジタルRGB・ビデオ信号に変換する処理である。
制御部14は、中央処理装置(CPU)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、シーケンサ等からなり、記憶部16に記憶されている着信表示プログラム、登録テーブル作成プログラム等に基づいて、着信表示処理、登録テーブル作成処理等を実行することにより、装置各部に制御信号SC1及びSC2等を供給するなどして制御する。
即ち、例えば、記憶部16から着信表示プログラムが読み出されると、制御部14に読み込まれ、制御部14の動作を制御する。制御部14は、着信表示プログラムが起動されると、着信表示プログラムの制御により、後述する着信表示処理を実行するのである。着信表示処理は、固定電話機又は携帯端末機の着信があった場合にディスプレイ22にその旨を表示したり、LED24を点灯させる処理である。登録テーブル作成処理は、ある家屋に設置されている固定電話機や家族が所持している携帯端末機の電話番号、メールアドレス、それぞれの着信があった場合にその旨を表示する着信表示の種類を設定した登録テーブルを作成する処理である。
即ち、例えば、記憶部16から着信表示プログラムが読み出されると、制御部14に読み込まれ、制御部14の動作を制御する。制御部14は、着信表示プログラムが起動されると、着信表示プログラムの制御により、後述する着信表示処理を実行するのである。着信表示処理は、固定電話機又は携帯端末機の着信があった場合にディスプレイ22にその旨を表示したり、LED24を点灯させる処理である。登録テーブル作成処理は、ある家屋に設置されている固定電話機や家族が所持している携帯端末機の電話番号、メールアドレス、それぞれの着信があった場合にその旨を表示する着信表示の種類を設定した登録テーブルを作成する処理である。
リモコン受信部15は、リモコン25からの赤外線パルスの制御信号LRを受信し、電気信号の制御信号RCに変換して制御部14に供給する。リモコン25には、一般的なテレビジョン受信機に用いられるリモコンと同様、電源ボタン、チャンネルボタン、入力切換ボタン、音量増加ボタン、音量減少ボタンなどの各種のボタンが設けられている。
チャンネルボタンは、テレビ番組のチャネルを選択するために機能するだけでなく、上記登録テーブルを作成する際に数字や文字を入力するためにも機能する。例えば、チャンネル1の選択が可能なボタン「1」は、数字の「1」及び「あ」行の1文字の入力も可能に構成され、チャンネル2の選択が可能なボタン「2」は、数字の「2」及び「か」行の1文字、アルファベットの「A」、「B」、「C」の入力も可能に構成されている。即ち、一般的な携帯端末機の数字キーと同様な機能を有している。このようなチャンネルボタンを「チャンネル/数字・文字入力ボタン」と称することができる。
チャンネルボタンは、テレビ番組のチャネルを選択するために機能するだけでなく、上記登録テーブルを作成する際に数字や文字を入力するためにも機能する。例えば、チャンネル1の選択が可能なボタン「1」は、数字の「1」及び「あ」行の1文字の入力も可能に構成され、チャンネル2の選択が可能なボタン「2」は、数字の「2」及び「か」行の1文字、アルファベットの「A」、「B」、「C」の入力も可能に構成されている。即ち、一般的な携帯端末機の数字キーと同様な機能を有している。このようなチャンネルボタンを「チャンネル/数字・文字入力ボタン」と称することができる。
また、上記リモコン25には、上記した各種ボタンの他、登録ボタン、上カーソルボタン、下カーソルボタン、左カーソルボタン、右カーソルボタン及び決定ボタンが設けられている。以下、上カーソルボタン、下カーソルボタン、左カーソルボタン及び右カーソルボタンを総称して、「カーソルボタン」と呼ぶことにする。
登録ボタンは、押下されるたびに、ディスプレイ22にOSD(On Screen Display)表示形式で登録テーブルを作成するための登録テーブル作成画面の表示と、非表示とが交互に指示されるボタンである。登録テーブル作成画面の具体的な表示構成については、後述する。上カーソルボタン、下カーソルボタン、左カーソルボタン及び右カーソルボタンは、ディスプレイ22に登録テーブル作成画面が表示されている状態で押下されることにより、それぞれ上方向、下方向、左方向及び右方向に1つずつカーソルを移動させることによりフォーカスを移動させて項目の選択が指示されるボタンである。
登録ボタンは、押下されるたびに、ディスプレイ22にOSD(On Screen Display)表示形式で登録テーブルを作成するための登録テーブル作成画面の表示と、非表示とが交互に指示されるボタンである。登録テーブル作成画面の具体的な表示構成については、後述する。上カーソルボタン、下カーソルボタン、左カーソルボタン及び右カーソルボタンは、ディスプレイ22に登録テーブル作成画面が表示されている状態で押下されることにより、それぞれ上方向、下方向、左方向及び右方向に1つずつカーソルを移動させることによりフォーカスを移動させて項目の選択が指示されるボタンである。
ここで、フォーカスについて説明する。表示画面に複数のボタンやテキストボックス等が表示されている場合、これらのうち、リモコン25又は本体操作部17からの入力を受け付けることができるのは1つだけであるが、その入力を受け付ける状態になっていることをフォーカスを持つという。あるボタンがフォーカスを持っているか否かは、テキストボックスの場合には内部でカーソルが点滅する、ドロップダウンリストボックスの場合にはメニューが選択反転する、コマンドボタンの場合には破線で囲まれる、などにより判断することができる。
決定ボタンは、ディスプレイ22に表示されている登録テーブル作成画面を構成するドロップダウンリストボックスがフォーカスを持っている状態で押下されることにより、選択可能な着信表示の一覧を表示させることが指示されるボタンである。また、登録テーブル作成画面を構成する「決定」コマンドボタンがフォーカスを持っている状態で決定ボタンが押下されることにより、作成された登録テーブルの記憶が指示される。
決定ボタンは、ディスプレイ22に表示されている登録テーブル作成画面を構成するドロップダウンリストボックスがフォーカスを持っている状態で押下されることにより、選択可能な着信表示の一覧を表示させることが指示されるボタンである。また、登録テーブル作成画面を構成する「決定」コマンドボタンがフォーカスを持っている状態で決定ボタンが押下されることにより、作成された登録テーブルの記憶が指示される。
記憶部16は、RAMやROM、あるいはフラッシュメモリ等の半導体メモリからなる。記憶部16は、プログラム記憶部と、ワーキング記憶部と、データ記憶部とから構成されている。プログラム記憶部は、上記した制御部14が実行すべき着信表示プログラム、登録テーブル作成プログラムその他の各種プログラムが予め記憶されている。ワーキング記憶部は、制御部14が上記した着信表示プログラム、登録テーブル作成プログラムその他の各種プログラムを実行する際に作業用として用いられる。データ記憶部は、映像処理回路13その他構成要素に設定すべき初期値や最終値が予め記憶されていたり、登録テーブル等の各種のデータが記憶される。
ここで、図2に登録テーブルの構成の一例を示す。図2に示す例では、両親及び子供二人のある家庭において、1台の固定電話機が設置され、この固定電話機に対応する電話番号が登録テーブルに登録されていることを示している。また、図2に示す例では、4人全員が携帯端末機を所持しており、各携帯端末機の対応する電話番号及びメールアドレスが登録テーブルに登録されていることを示している。さらに、図2に示す例では、固定電話機の着信表示の方法として、LED24の赤色の連続点灯、父親の「音声による着信」の着信表示の方法として、「パパの電話が鳴っています。」というOSD表示、父親の「電子メールの着信」の着信表示の方法として、「パパにメールが来ています。」というOSD表示がそれぞれ選択されていることを示している。
さらに、図2に示す例では、母親の「音声による着信」の着信表示の方法として、LED24の緑色の連続点灯、母親の「電子メールの着信」の着信表示の方法として、LED24の緑色の点滅点灯がそれぞれ選択されていることを示している。同様に、図2に示す例では、長男「彰」の「音声による着信」の着信表示の方法として、LED24の青色の連続点灯、長男「彰」の「電子メールの着信」の着信表示の方法として、LED24の青色の点滅点灯がそれぞれ選択されていることを示している。さらに、図2に示す例では、長女「真子」の「音声による着信」の着信表示の方法として、「真子さんの電話が鳴っています。」というテロップ表示、長女「真子」の「電子メールの着信」の着信表示の方法として、「真子さんにメールが来ています。」というテロップ表示がそれぞれ選択されていることを示している。
ここで、テロップ(TELOP: TELevision Opaque Projector)とは、文字列や映像等を画面において、ある位置から他の位置へ(例えば、右から左へ、左から右へ、上から下へあるいは下から上へ)とスクロールさせつつ表示することをいう。なお、記憶部16を構成するプログラム記憶部に予め記憶されている各種プログラムや、ワーキング記憶部又はデータ記憶部に記憶される一部のデータについては、制御部14の内部に設けられたメモリに記憶されると構成しても良い。
ここで、テロップ(TELOP: TELevision Opaque Projector)とは、文字列や映像等を画面において、ある位置から他の位置へ(例えば、右から左へ、左から右へ、上から下へあるいは下から上へ)とスクロールさせつつ表示することをいう。なお、記憶部16を構成するプログラム記憶部に予め記憶されている各種プログラムや、ワーキング記憶部又はデータ記憶部に記憶される一部のデータについては、制御部14の内部に設けられたメモリに記憶されると構成しても良い。
本体操作部17は、例えば、映像表示装置1本体の右下部に設けられ、電源ボタン、入力切換ボタン、チャンネル増加ボタン、チャンネル減少ボタン、音量増加ボタン、音量減少ボタン、登録ボタン、上カーソルボタン、下カーソルボタン、左カーソルボタン、右カーソルボタン、決定ボタンなど各種のボタンから構成されている。各ボタンの用途は、上記リモコン25を構成する同一名称のボタンの用途と同一である。本体操作部17は、操作者により操作されたボタンに対応した制御信号MCを制御部14に供給する。
アンテナ18は、固定電話機の親機から送信された呼転送信号又は携帯端末機から送信された着信確認信号を受信する。ここで、呼転送信号とは、着信した固定電話機の親機が受信した呼を子機に転送する信号である。また、着信確認信号とは、図示せぬ基地局を介して着信した携帯電話機が当該基地局に向けて送信する着信を確認したことを示す信号である。
アンテナ18は、固定電話機の親機から送信された呼転送信号又は携帯端末機から送信された着信確認信号を受信する。ここで、呼転送信号とは、着信した固定電話機の親機が受信した呼を子機に転送する信号である。また、着信確認信号とは、図示せぬ基地局を介して着信した携帯電話機が当該基地局に向けて送信する着信を確認したことを示す信号である。
着信検出回路19は、アンテナ18で受信された上記呼転送信号又は上記着信確認信号を入力電圧の変化として着信を検出し、着信検出信号RDを制御部14に供給する。また、着信検出回路19は、上記呼転送信号又は上記着信確認信号を電話番号/メールアドレス検出回路20に供給する。電話番号/メールアドレス検出回路20は、上記呼転送信号から固定電話機の電話番号を、上記着信確認信号から着信者の携帯電話番号又はメールアドレスをそれぞれ検出し、固定電話機及び携帯端末機の電話番号を電話番号データDNとして、メールアドレスをメールアドレスデータMAとして制御部14に供給する。
キャラクタジェネレータ21は、映像処理回路13から供給されるビデオ信号VPに、制御部14から供給されるOSD表示信号SO又はテロップ表示信号STを重畳して、映像信号VOとしてディスプレイ22に供給する。OSD表示信号SOは、OSD表示形式で登録テーブル作成画面や電話の着信を表示するための信号である。一方、テロップ表示信号STは、テロップ表示形式で電話の着信を表示するための信号である。
キャラクタジェネレータ21は、映像処理回路13から供給されるビデオ信号VPに、制御部14から供給されるOSD表示信号SO又はテロップ表示信号STを重畳して、映像信号VOとしてディスプレイ22に供給する。OSD表示信号SOは、OSD表示形式で登録テーブル作成画面や電話の着信を表示するための信号である。一方、テロップ表示信号STは、テロップ表示形式で電話の着信を表示するための信号である。
ディスプレイ22は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネセンス(EL:electroluminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ、あるいはプロジェクタからなる。LED駆動回路23は、制御部14から供給される制御信号SC2に基づいて、LED24に駆動電圧DVを印加する。LED24は、マルチカラーのLEDであり、例えば、赤色光を発光する赤色発光チップ部、緑色光を発光する緑色発光チップ部、青色光を発光する青色発光チップ部が互いに近接して一体化されている。LED24は、例えば、図6に示すように、映像表示装置1前面の右下部に設けられている。なお、映像表示装置1には、上記した映像信号に関連した各構成要素の他、音声信号に関連した様々な構成要素が設けられているが、それらの各構成要素は、本発明には直接関係しないので、その説明を省略する。
次に、上記構成の映像表示装置1の制御部14の登録テーブル記憶処理について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。まず、操作者は、映像表示装置1に電源を投入し、ディスプレイ22に何らかの映像又はいわゆる砂嵐やブルースクリーン等の無信号であることを示す映像を表示させる。これにより、映像表示装置1の制御部14は、図3に示すステップSA1の処理へ進み、登録ボタンが押下されたか否かを判断する。この判断は、制御部14において、操作者がリモコン25の登録ボタンを押下することにより、リモコン25から上記登録ボタンが押下されたことを示す赤外線パルスの制御信号LRがリモコン受信部15で受信された後、電気信号の制御信号RCに変換されて供給されたか否かを検出することにより行われる。
ステップSA1の判断が「NO」の場合には、制御部14は、同判断を繰り返す。そして、上記登録ボタンが押下されたことを示す制御信号RCが制御部14に供給されると、ステップSA1の判断が「YES」となり、制御部14は、ステップSA2へ進む。ステップSA2では、制御部14は、ディスプレイ22の一部にOSD表示形式の登録テーブル作成画面を表示した後、ステップSA3へ進む。
ここで、図4(a)に登録テーブル作成画面の表示構成例を示す。図4(a)の例では、5台の電話機について着信表示が設定可能に構成されており、固定電話機については、標準で設定可能なため、「固定電話」と固定文字で表示されている。他の電話機については、それぞれテキストボックスが設けられ、電話機の所持者の氏名やニックネーム等が入力可能に構成されている。
ここで、図4(a)に登録テーブル作成画面の表示構成例を示す。図4(a)の例では、5台の電話機について着信表示が設定可能に構成されており、固定電話機については、標準で設定可能なため、「固定電話」と固定文字で表示されている。他の電話機については、それぞれテキストボックスが設けられ、電話機の所持者の氏名やニックネーム等が入力可能に構成されている。
そして、固定電話機を含めた最大5台の電話機について、電話番号及びメールアドレスを入力するためのテキストボックスが設けられているとともに、最大5台の電話機の「音声による着信」についての着信表示及び「電子メールの着信」についての着信表示の種類を選択するためのドロップダウンリストボックスが設けられている。着信表示の種類としては、例えば、上記携帯端末機の所持者の氏名やニックネーム等のテロップ表示、上記携帯端末機の所持者の氏名やニックネーム等のOSD表示、LED24の、赤色連続点灯、緑色連続点灯、青色連続点灯、赤色点滅点灯、緑色点滅点灯及び青色点滅点灯の8種類ある。「決定」という文字がつけられたコマンドボタンは、現在表示されている内容での登録テーブルの記憶を指示するものである。
ステップSA3では、制御部14は、いずれかのボタンが押下されたか否かを判断する。この判断は、制御部14において、操作者がリモコン25のチャネル/数字・文字入力ボタン、決定ボタンあるいはカーソルボタンのいずれかを押下することにより、リモコン25から当該ボタンが押下されたことを示す赤外線パルスの制御信号LRがリモコン受信部15で受信された後、電気信号の制御信号RCに変換されて供給されたか否かを検出することにより行われる。
ステップSA3の判断が「NO」の場合には、制御部14は、同判断を繰り返す。そして、上記チャネル/数字・文字入力ボタン、決定ボタン、上カーソルボタン、下カーソルボタン、左カーソルボタンあるいは右カーソルボタンのいずれかが押下されたことを示す制御信号RCが制御部14に供給されると、ステップSA3の判断が「YES」となり、制御部14は、ステップSA4へ進む。
ステップSA3の判断が「NO」の場合には、制御部14は、同判断を繰り返す。そして、上記チャネル/数字・文字入力ボタン、決定ボタン、上カーソルボタン、下カーソルボタン、左カーソルボタンあるいは右カーソルボタンのいずれかが押下されたことを示す制御信号RCが制御部14に供給されると、ステップSA3の判断が「YES」となり、制御部14は、ステップSA4へ進む。
ステップSA4では、制御部14は、ステップSA3の処理でリモコン受信部15から供給された制御信号RCに応じて、対応するディスプレイ22の一部に、表示内容を更新した登録テーブル作成画面を表示した後、ステップSA5へ進む。例えば、図4(a)に示す登録テーブル作成画面において、固定文字「固定電話機」の右隣にあるテキストボックスに固定電話機の電話番号が入力されると、図4(b)に示すように、固定文字「固定電話機」の右隣にあるテキストボックスに入力された電話番号が表示された登録テーブル作成画面がディスプレイ22に表示される。この場合、記憶部16のワーキング記憶部には、操作者によって入力された固定電話機の電話番号が一時記憶される。
ステップSA5では、制御部14は、コマンドボタン「決定」が押下されたか否かを判断する。この判断は、制御部14において、操作者がリモコン25のカーソルボタンを何回か押下して、コマンドボタン「決定」の上にフォーカスを移動させた後、決定ボタンを押下することにより、リモコン25から上記決定ボタンが押下されたことを示す赤外線パルスの制御信号LRがリモコン受信部15で受信された後、電気信号の制御信号RCに変換されて供給されたか否かを検出することにより行われる。
ステップSA5の判断が「NO」の場合には、制御部14は、ステップSA3へ戻り、上記ステップSA3及びSA4の処理を繰り返す。そして、上記決定ボタンが押下されたことを示す制御信号RCが制御部14に供給されると、ステップSA5の判断が「YES」となり、制御部14は、ステップSA6へ進む。ステップSA6では、制御部14は、ステップSA5の処理で決定ボタンが押下された際にワーキング記憶部に記憶されている登録テーブルに関するデータにより新たな登録テーブルを作成又は既にある登録テーブルを更新した後、一連の処理を終了する。
ステップSA5の判断が「NO」の場合には、制御部14は、ステップSA3へ戻り、上記ステップSA3及びSA4の処理を繰り返す。そして、上記決定ボタンが押下されたことを示す制御信号RCが制御部14に供給されると、ステップSA5の判断が「YES」となり、制御部14は、ステップSA6へ進む。ステップSA6では、制御部14は、ステップSA5の処理で決定ボタンが押下された際にワーキング記憶部に記憶されている登録テーブルに関するデータにより新たな登録テーブルを作成又は既にある登録テーブルを更新した後、一連の処理を終了する。
次に、上記構成の映像表示装置1の制御部14の着信表示処理について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。まず、電源が投入され、あるテレビ番組が放映されている映像表示装置1において、制御部14は、図5のステップSB1の処理へ進み、着信検出回路19から着信検出信号RDが供給されたか否かを判断する。ステップSB1の判断結果が「NO」の場合には、制御部14は、同判断を繰り返す。
図6に示すように、固定電話機の場合、固定通信網の基地局2からケーブル3を介して固定電話機の親機4に着信があると、呼転送信号が子機5に送信されるので、その呼転送信号がアンテナ18(図1参照)によって受信される。なお、以下では、親機4及び子機5をまとめて、単に固定電話機と称する。これにより、着信検出回路19は、固定電話機の着信を入力電圧の変化として検出し、着信検出信号RDを制御部14に供給するとともに、上記呼転送信号を電話番号/メールアドレス検出回路20に供給する。従って、ステップSB1の判断結果が「YES」となり、制御部14は、ステップSB2へ進む。
図6に示すように、固定電話機の場合、固定通信網の基地局2からケーブル3を介して固定電話機の親機4に着信があると、呼転送信号が子機5に送信されるので、その呼転送信号がアンテナ18(図1参照)によって受信される。なお、以下では、親機4及び子機5をまとめて、単に固定電話機と称する。これにより、着信検出回路19は、固定電話機の着信を入力電圧の変化として検出し、着信検出信号RDを制御部14に供給するとともに、上記呼転送信号を電話番号/メールアドレス検出回路20に供給する。従って、ステップSB1の判断結果が「YES」となり、制御部14は、ステップSB2へ進む。
一方、図7に示すように、携帯端末機の場合、移動通信網の基地局6を介して携帯端末機7に着信があると、携帯電話機7が当該基地局6に向けて着信確認信号を送信するので、その着信確認信号がアンテナ18(図1参照)によって受信される。これにより、着信検出回路19は、携帯端末機7の着信を入力電圧の変化として検出し、着信検出信号RDを制御部14に供給するとともに、上記着信確認信号を電話番号/メールアドレス検出回路20に供給する。従って、ステップSB1の判断結果が「YES」となり、制御部14は、ステップSB2へ進む。
ステップSB2では、制御部14は、電話番号/メールアドレス検出回路20から電話番号データDN又はメールアドレスデータMAが供給されたか否かを判断する。ステップSB2の判断結果が「NO」の場合には、制御部14は、同判断を繰り返す。電話番号/メールアドレス検出回路20は、着信検出回路19から呼転送信号又は着信確認信号が供給されると、上記呼転送信号から固定電話機の電話番号を、上記着信確認信号から着信者の携帯電話番号又はメールアドレスを検出し、固定電話機及び携帯端末機の電話番号を電話番号データDNとして、メールアドレスをメールアドレスデータMAとして制御部14に供給する。
従って、ステップSB2の判断結果が「YES」となり、制御部14は、ステップSB3へ進む。ステップSB3では、制御部14は、図2に示す登録テーブルを参照して、電話番号/メールアドレス検出回路20から供給された電話番号データDN又はメールアドレスデータMAが登録されているか否かを判断する。ステップSB3の判断結果が「NO」の場合、即ち、電話番号/メールアドレス検出回路20から供給された電話番号データDN又はメールアドレスデータMAが登録されていない場合には、制御部14は、何もせず、一連の処理を終了する。
一方、ステップSB3の判断結果が「YES」の場合、即ち、電話番号データDN又はメールアドレスデータMAが登録されている場合には、制御部14は、ステップSB4へ進む。ステップSB4では、制御部14は、図2に示す登録テーブルを参照して、当該電話番号データDN又はメールアドレスデータMAの着信の表示方法がLED24の点灯であるか否かを判断する。ステップSB4の判断結果が「YES」の場合、即ち、着信表示の方法がLED24の点灯である場合には、制御部14は、ステップSB5へ進む。
一方、ステップSB3の判断結果が「YES」の場合、即ち、電話番号データDN又はメールアドレスデータMAが登録されている場合には、制御部14は、ステップSB4へ進む。ステップSB4では、制御部14は、図2に示す登録テーブルを参照して、当該電話番号データDN又はメールアドレスデータMAの着信の表示方法がLED24の点灯であるか否かを判断する。ステップSB4の判断結果が「YES」の場合、即ち、着信表示の方法がLED24の点灯である場合には、制御部14は、ステップSB5へ進む。
ステップSB5では、制御部14は、図2に示す登録テーブルを参照して、当該電話番号データDN又はメールアドレスデータMAについて登録された色でLED24を連続点灯又は点滅点灯させるための制御信号SC2を生成し、LED駆動回路23に供給した後、ステップSB6へ進む。これにより、LED駆動回路23は、制御部14から供給された制御信号SC2に基づいて、LED24に駆動電圧DVを印加する。例えば、図6に示すように、固定電話機の着信があった場合には、映像表示装置1の右下部に設けられているLED24が赤色で連続点灯する。
ステップSB6では、制御部14は、今まで着信検出回路19から供給されていた着信検出信号RDの供給が停止されたか否かを判断する。ステップSB6の判断結果が「NO」の場合には、制御部14は、ステップSB5へ戻り、制御信号SC2の供給を継続する。これにより、着信検出回路19から制御部14に着信検出信号RDが供給されている限り、LED24は所定の色で連続点灯又は点滅点灯し続ける。
ステップSB6では、制御部14は、今まで着信検出回路19から供給されていた着信検出信号RDの供給が停止されたか否かを判断する。ステップSB6の判断結果が「NO」の場合には、制御部14は、ステップSB5へ戻り、制御信号SC2の供給を継続する。これにより、着信検出回路19から制御部14に着信検出信号RDが供給されている限り、LED24は所定の色で連続点灯又は点滅点灯し続ける。
一方、ステップSB6の判断結果が「YES」の場合、即ち、今まで着信検出回路19から供給されていた着信検出信号RDの供給が停止された場合には、制御部14は、ステップSB7へ進む。ステップSB7では、制御部14は、今までLED駆動回路23に供給していた制御信号SC2の供給を停止した後、一連の処理を終了する。これにより、LED駆動回路23は、制御部14から制御信号SC2が供給されなくなるので、LED24への駆動電圧DVの印加を停止する。従って、LED24が消灯する。
また、ステップSB4の判断結果が「NO」の場合、即ち、図2に示す登録テーブルを参照して、電話番号/メールアドレス検出回路20から供給された電話番号データDN又はメールアドレスデータMAの着信の表示方法がLED24の点灯でない場合には、制御部14は、ステップSB8へ進む。
ステップSB8では、制御部14は、図2に示す登録テーブルを参照して、当該電話番号データDN又はメールアドレスデータMAについて登録された電話機の所持者の氏名やニックネーム等に基づいて、OSD表示信号SO又はテロップ表示信号STを生成し、キャラクタジェネレータ21に供給した後、ステップSB9へ進む。
これにより、キャラクタジェネレータ21は、映像処理回路13から供給されるビデオ信号VPに、制御部14から供給されたOSD表示信号SO又はテロップ表示信号STを重畳して、映像信号VOとしてディスプレイ22に供給する。例えば、図7に示すように、父親が所持する携帯端末機7の着信があった場合には、ディスプレイ22の左上の表示領域に、ブルーバックと、「パパにメールが来ています。」という文言とからなるOSD表示9がなされる。また、例えば、図8に示すように、長女「真子」が所持する携帯端末機8の着信があった場合には、ディスプレイ22の上部の表示領域に、「真子さんの電話が鳴っています。」という文言からなるテロップ表示10が図中右から左へなされる。
ステップSB8では、制御部14は、図2に示す登録テーブルを参照して、当該電話番号データDN又はメールアドレスデータMAについて登録された電話機の所持者の氏名やニックネーム等に基づいて、OSD表示信号SO又はテロップ表示信号STを生成し、キャラクタジェネレータ21に供給した後、ステップSB9へ進む。
これにより、キャラクタジェネレータ21は、映像処理回路13から供給されるビデオ信号VPに、制御部14から供給されたOSD表示信号SO又はテロップ表示信号STを重畳して、映像信号VOとしてディスプレイ22に供給する。例えば、図7に示すように、父親が所持する携帯端末機7の着信があった場合には、ディスプレイ22の左上の表示領域に、ブルーバックと、「パパにメールが来ています。」という文言とからなるOSD表示9がなされる。また、例えば、図8に示すように、長女「真子」が所持する携帯端末機8の着信があった場合には、ディスプレイ22の上部の表示領域に、「真子さんの電話が鳴っています。」という文言からなるテロップ表示10が図中右から左へなされる。
ステップSB9では、制御部14は、図2に示す登録テーブルを参照して、電話番号/メールアドレス検出回路20から供給された電話番号データDN又はメールアドレスデータMAの着信の表示方法がOSD表示であるか否かを判断する。ステップSB9の判断結果が「NO」の場合には、制御部14は、何もせず、ステップSB12へ進む。一方、ステップSB9の判断結果が「YES」の場合、即ち、電話番号/メールアドレス検出回路20から供給された電話番号データDN又はメールアドレスデータMAの着信の表示方法がOSD表示である場合には、制御部14は、ステップSB10へ進む。
ステップSB10では、制御部14は、カーソルボタンが押下されたか否かを判断する。この判断は、制御部14において、操作者がリモコン25の上カーソルボタン、下カーソルボタン、左カーソルボタンあるいは右カーソルボタンのいずれかを押下することにより、リモコン25から当該カーソルボタンが押下されたことを示す赤外線パルスの制御信号LRがリモコン受信部15で受信された後、電気信号の制御信号RCに変換されて供給されたか否かを検出することにより行われる。
ステップSB10では、制御部14は、カーソルボタンが押下されたか否かを判断する。この判断は、制御部14において、操作者がリモコン25の上カーソルボタン、下カーソルボタン、左カーソルボタンあるいは右カーソルボタンのいずれかを押下することにより、リモコン25から当該カーソルボタンが押下されたことを示す赤外線パルスの制御信号LRがリモコン受信部15で受信された後、電気信号の制御信号RCに変換されて供給されたか否かを検出することにより行われる。
ステップSB10の判断が「NO」の場合には、制御部14は、同判断を繰り返す。そして、上記上カーソルボタン、下カーソルボタン、左カーソルボタンあるいは右カーソルボタンのいずれかが押下されたことを示す制御信号RCが制御部14に供給されると、ステップSB10の判断が「YES」となり、制御部14は、ステップSB11へ進む。ステップSB11では、制御部14は、ステップSB10の処理でリモコン受信部15から供給された制御信号RCに応じて、ディスプレイ22におけるOSD表示9の表示位置を変更するためにOSD表示信号SOを変更した後、ステップSB12へ進む。例えば、図7に示すように、OSD表示9の表示位置がディスプレイ22の左上である場合において、操作者がリモコン25の右カーソルボタンを押下したとすると、制御部14は、OSD表示9の表示位置を右上に移動させるためにOSD表示信号SOを変更する。従って、図9に示すように、ディスプレイ22の一部には、OSD表示9の表示位置が右上に移動して表示される。
ステップSB12では、制御部14は、今まで着信検出回路19から供給されていた着信検出信号RDの供給が停止されたか否かを判断する。ステップSB12の判断結果が「NO」の場合には、制御部14は、ステップSB8へ戻り、OSD表示信号SO又はテロップ表示信号STの供給を継続する。これにより、着信検出回路19から制御部14に着信検出信号RDが供給されている限り、ディスプレイ22にはOSD表示9又はテロップ表示10が表示され続ける。
一方、ステップSB12の判断結果が「YES」の場合、即ち、今まで着信検出回路19から供給されていた着信検出信号RDの供給が停止された場合には、制御部14は、ステップSB13へ進む。ステップSB13では、制御部14は、今までキャラクタジェネレータ21に供給していたOSD表示信号SO又はテロップ表示信号STの供給を停止した後、一連の処理を終了する。これにより、キャラクタジェネレータ21は、制御部14からOSD表示信号SO又はテロップ表示信号STが供給されなくなるので、映像処理回路13から供給されるビデオ信号VPには何も重畳せずに、そのまま映像信号VOとしてディスプレイ22に供給する。従って、ディスプレイ22には、テレビ番組の映像だけが表示される。
一方、ステップSB12の判断結果が「YES」の場合、即ち、今まで着信検出回路19から供給されていた着信検出信号RDの供給が停止された場合には、制御部14は、ステップSB13へ進む。ステップSB13では、制御部14は、今までキャラクタジェネレータ21に供給していたOSD表示信号SO又はテロップ表示信号STの供給を停止した後、一連の処理を終了する。これにより、キャラクタジェネレータ21は、制御部14からOSD表示信号SO又はテロップ表示信号STが供給されなくなるので、映像処理回路13から供給されるビデオ信号VPには何も重畳せずに、そのまま映像信号VOとしてディスプレイ22に供給する。従って、ディスプレイ22には、テレビ番組の映像だけが表示される。
このように、本発明の上述の実施の形態1によれば、テレビジョン受信機等の映像表示装置1を用いてテレビ番組を視聴中に、固定電話機又は携帯端末機の着信があった場合、映像表示装置1前面の右下部に設けられたLED24の点灯、ディスプレイ22へのOSD表示9又はテロップ表示10により、その旨を報知している。従って、電話機の着信を報知する音量を低く設定してあったり、携帯端末機のマナーモードの解除をし忘れていても、テレビ番組を視聴している者は、電話機の着信を容易に確認することができる。また、電話機の着信を報知する音量を必要以上に高く設定しておく必要がないので、隣室、隣家等に迷惑をかけることがない。
また、上述の実施の形態1によれば、ディスプレイ22には受信者の氏名やニックネーム等が表示されるだけであり、発信者の電話番号や氏名等は表示されない。従って、発信者のプライバシーを侵害してしまうおそれはない。また、上述の実施の形態1によれば、着信は、LED24の点灯又はディスプレイ22への表示だけであり、音声で報知していない。従って、テレビ番組の視聴が妨げられることはない。
また、上述の実施の形態1によれば、ディスプレイ22には受信者の氏名やニックネーム等が表示されるだけであり、発信者の電話番号や氏名等は表示されない。従って、発信者のプライバシーを侵害してしまうおそれはない。また、上述の実施の形態1によれば、着信は、LED24の点灯又はディスプレイ22への表示だけであり、音声で報知していない。従って、テレビ番組の視聴が妨げられることはない。
さらに、上述の実施の形態1によれば、図7から分かるように、着信をOSD表示する場合、この表示がテレビ画面のほぼ4分の1の領域に表示される。しかし、ディスプレイ22にOSD表示がされている状態において、操作者がリモコン25のカーソルボタンを操作することにより、OSD表示を所望の表示位置に移動させることができる。従って、例えば、サッカーの試合が中継されているテレビ番組を視聴中に、ゴールを覆うように上記OSD表示がなされても、直ちにOSD表示をゴール以外の部分に移動させることができる。この結果、ゴールが決まる肝心なシーンを見逃してしまうおそれはない。
また、上述の実施の形態1によれば、電話番号/メールアドレス検出回路20は、呼転送信号から固定電話機の電話番号を、着信確認信号から着信者の携帯電話番号又はメールアドレスをそれぞれ検出している。そして、電話番号/メールアドレス検出回路20は、固定電話機及び携帯端末機の電話番号を電話番号データDNとして、メールアドレスをメールアドレスデータMAとして制御部14に供給している。これにより、制御部14は、電話番号データDN又はメールアドレスデータMAにより登録テーブルを参照して、「音声による着信」と「電子メールの着信」とを区別して、ディスプレイ22にOSD表示又はテロップ表示あるいはLED表示をさせている。従って、テレビ番組を視聴している者は、「音声による着信」であるのか、「電子メールの着信」であるのかを識別することができる。このため、テレビ番組を視聴している者は、「電子メールの着信」の場合には、肝心なシーンを見逃してしまうおそれはない。
また、上述の実施の形態1によれば、電話番号/メールアドレス検出回路20は、呼転送信号から固定電話機の電話番号を、着信確認信号から着信者の携帯電話番号又はメールアドレスをそれぞれ検出している。そして、電話番号/メールアドレス検出回路20は、固定電話機及び携帯端末機の電話番号を電話番号データDNとして、メールアドレスをメールアドレスデータMAとして制御部14に供給している。これにより、制御部14は、電話番号データDN又はメールアドレスデータMAにより登録テーブルを参照して、「音声による着信」と「電子メールの着信」とを区別して、ディスプレイ22にOSD表示又はテロップ表示あるいはLED表示をさせている。従って、テレビ番組を視聴している者は、「音声による着信」であるのか、「電子メールの着信」であるのかを識別することができる。このため、テレビ番組を視聴している者は、「電子メールの着信」の場合には、肝心なシーンを見逃してしまうおそれはない。
実施の形態2.
図10は、本発明の実施の形態2に係る映像表示装置を構成するチューナ部の構成を示すブロック図、図11は、上記映像表示装置を構成するモニタ部の構成を示すブロック図である。図10及び図11において、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その詳細な説明を省略する。図1と図10及び図11とを比較して分かるように、この実施の形態2においては、映像表示装置がチューナ部とモニタ部とに分離されている。従って、キャラクタジェネレータ21とディスプレイ22との間には、エンコーダ31、送信器32、アンテナ33、41、受信器42及びデコーダ43が設けられている。また、LED駆動回路23及びLED24は、モニタ部側に設けられている。しかし、実施の形態1と実施の形態2とにおける差異は、上記構成における差異だけであり、実施の形態2においても、登録テーブル作成処理及び着信表示処理が実行される。
図10は、本発明の実施の形態2に係る映像表示装置を構成するチューナ部の構成を示すブロック図、図11は、上記映像表示装置を構成するモニタ部の構成を示すブロック図である。図10及び図11において、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その詳細な説明を省略する。図1と図10及び図11とを比較して分かるように、この実施の形態2においては、映像表示装置がチューナ部とモニタ部とに分離されている。従って、キャラクタジェネレータ21とディスプレイ22との間には、エンコーダ31、送信器32、アンテナ33、41、受信器42及びデコーダ43が設けられている。また、LED駆動回路23及びLED24は、モニタ部側に設けられている。しかし、実施の形態1と実施の形態2とにおける差異は、上記構成における差異だけであり、実施の形態2においても、登録テーブル作成処理及び着信表示処理が実行される。
本発明の実施の形態2に係るチューナ部は、アンテナ11に接続され、チューナ12と、映像処理回路13と、制御部14と、リモコン受信部15と、記憶部16と、本体操作部17と、アンテナ18と、着信検出回路19と、電話番号/メールアドレス検出回路20と、キャラクタジェネレータ21と、エンコーダ31と、送信器32と、アンテナ33とを有している。
図10において、制御部14が実行する処理及び記憶部16に記憶されるプログラムやデータは、以下に示すように、上記実施の形態1とは異なっている。即ち、制御部14は、以下に示す第1着信表示処理及び登録テーブル作成処理を実行する。第1着信表示処理は、登録テーブルに電話番号等が登録された固定電話機又は携帯端末機の着信があった場合には、当該電話番号等について登録された表示の種類に応じて、OSD表示信号SO等を生成し、キャラクタジェネレータ21等に供給する処理である。登録テーブル作成処理は、モニタ部と通信を行いつつ、上記実施の形態1で説明した登録テーブルを作成する処理である。
エンコーダ31は、キャラクタジェネレータ21から出力された映像信号VOを符号化して、符号化信号ECとして送信器32に供給する。また、エンコーダ31は、制御部14からLED駆動回路23に供給すべき制御信号SC2に対応したLED駆動信号LDが供給された場合には、上記映像信号VOとともに、LED駆動信号LDも符号化して、符号化信号ECとして送信器32に供給する。送信器32は、エンコーダ31から供給される符号化信号ECを用いて変調を行い、変調信号VEをアンテナ33から送信する。
図10において、制御部14が実行する処理及び記憶部16に記憶されるプログラムやデータは、以下に示すように、上記実施の形態1とは異なっている。即ち、制御部14は、以下に示す第1着信表示処理及び登録テーブル作成処理を実行する。第1着信表示処理は、登録テーブルに電話番号等が登録された固定電話機又は携帯端末機の着信があった場合には、当該電話番号等について登録された表示の種類に応じて、OSD表示信号SO等を生成し、キャラクタジェネレータ21等に供給する処理である。登録テーブル作成処理は、モニタ部と通信を行いつつ、上記実施の形態1で説明した登録テーブルを作成する処理である。
エンコーダ31は、キャラクタジェネレータ21から出力された映像信号VOを符号化して、符号化信号ECとして送信器32に供給する。また、エンコーダ31は、制御部14からLED駆動回路23に供給すべき制御信号SC2に対応したLED駆動信号LDが供給された場合には、上記映像信号VOとともに、LED駆動信号LDも符号化して、符号化信号ECとして送信器32に供給する。送信器32は、エンコーダ31から供給される符号化信号ECを用いて変調を行い、変調信号VEをアンテナ33から送信する。
本発明の実施の形態2に係るモニタ部は、アンテナ41と、受信器42と、デコーダ43と、ディスプレイ22と、制御部44と、記憶部45と、LED駆動回路23と、LED24とを有している。受信器42は、アンテナ41で受信された変調信号VEから符号化信号ECを復調し、デコーダ43に供給する。デコーダ43は、受信器42から供給される符号化信号ECを復号化して、得られた映像信号VOをディスプレイ22に供給する。また、デコーダ43は、受信器42から供給される符号化信号ECを復号化して、得られたLED駆動信号LDを制御部44に供給する。
制御部44は、CPU、DSP、シーケンサ等からなり、記憶部45に記憶されている第2着信表示プログラムその他のプログラムに基づいて、第2着信表示処理その他の処理を実行することにより、装置各部に制御信号SC2等を供給するなどして制御する。第2着信表示処理は、デコーダ43から供給されたLED駆動信号LDに基づいて制御信号SC2を生成し、LED駆動回路23に供給する処理である。
制御部44は、CPU、DSP、シーケンサ等からなり、記憶部45に記憶されている第2着信表示プログラムその他のプログラムに基づいて、第2着信表示処理その他の処理を実行することにより、装置各部に制御信号SC2等を供給するなどして制御する。第2着信表示処理は、デコーダ43から供給されたLED駆動信号LDに基づいて制御信号SC2を生成し、LED駆動回路23に供給する処理である。
記憶部45は、RAMやROM、あるいはフラッシュメモリ等の半導体メモリからなる。記憶部45は、プログラム記憶部と、ワーキング記憶部と、データ記憶部とから構成されている。プログラム記憶部は、上記した制御部44が実行すべき第2着信表示プログラムその他の各種プログラムが予め記憶されている。ワーキング記憶部は、制御部44が上記した第2着信表示プログラムその他の各種プログラムを実行する際に作業用として用いられる。データ記憶部は、デコーダ43その他構成要素に設定すべき初期値や最終値が予め記憶されていたり、各種のデータが記憶される。
次に、上記構成の映像表示装置の動作について説明する。まず、制御部14の登録テーブル記憶処理については、チューナ部とモニタ部との間で通信を行うこと以外は、上記実施の形態1の場合(図3参照)と同様であるので、その説明を省略する。次に、チューナ部の制御部14の着信表示処理について、図12に示すフローチャートを参照して説明する。図12において、ステップSB1〜SB4の処理については、図5に示すフローチャートのステップSB1〜SB4の処理と同様であるので、その説明を省略する。
図12において、ステップSB4の判断結果が「YES」の場合、即ち、着信表示の方法がLED24の点灯である場合には、制御部14は、ステップSB21へ進む。ステップSB21では、制御部14は、図2に示す登録テーブルを参照して、当該電話番号データDN又はメールアドレスデータMAについて登録された色でLED24を連続点灯又は点滅点灯させるための制御信号SC2を生成するためのLED駆動信号LDを生成し、エンコーダ31に供給した後、ステップSB6へ進む。これにより、エンコーダ31は、キャラクタジェネレータ21から出力された映像信号VO及び制御部14から供給されたLED駆動信号LDを符号化して、符号化信号ECとして送信器32に供給する。従って、送信器32は、エンコーダ31から供給された符号化信号ECを用いて変調を行い、変調信号VEをアンテナ33から送信する。
図12において、ステップSB4の判断結果が「YES」の場合、即ち、着信表示の方法がLED24の点灯である場合には、制御部14は、ステップSB21へ進む。ステップSB21では、制御部14は、図2に示す登録テーブルを参照して、当該電話番号データDN又はメールアドレスデータMAについて登録された色でLED24を連続点灯又は点滅点灯させるための制御信号SC2を生成するためのLED駆動信号LDを生成し、エンコーダ31に供給した後、ステップSB6へ進む。これにより、エンコーダ31は、キャラクタジェネレータ21から出力された映像信号VO及び制御部14から供給されたLED駆動信号LDを符号化して、符号化信号ECとして送信器32に供給する。従って、送信器32は、エンコーダ31から供給された符号化信号ECを用いて変調を行い、変調信号VEをアンテナ33から送信する。
ステップSB6では、制御部14は、今まで着信検出回路19から供給されていた着信検出信号RDの供給が停止されたか否かを判断する。ステップSB6の判断結果が「NO」の場合には、制御部14は、ステップSB21へ戻り、LED制御信号LDの供給を継続する。これにより、着信検出回路19から制御部14に着信検出信号RDが供給されている限り、エンコーダ31は、映像信号VO及びLED制御信号LDを符号化信号ECに符号化し、送信器32は、符号化信号ECを用いて変調した変調信号VEをアンテナ33から送信し続ける。
一方、ステップSB6の判断結果が「YES」の場合、即ち、今まで着信検出回路19から供給されていた着信検出信号RDの供給が停止された場合には、制御部14は、ステップSB22へ進む。ステップSB22では、制御部14は、今までエンコーダ31に供給していたLED制御信号LDの供給を停止した後、一連の処理を終了する。これにより、エンコーダ31は、制御部14からLED制御信号LDが供給されなくなるので、キャラクタジェネレータ21から出力された映像信号VOだけを符号化して、符号化信号ECとして送信器32に供給する。従って、送信器32は、エンコーダ31から供給された映像信号VOだけが符号化された符号化信号ECを用いて変調を行い、変調信号VEをアンテナ33から送信する。
一方、ステップSB4の判断結果が「NO」の場合、即ち、図2に示す登録テーブルを参照して、電話番号/メールアドレス検出回路20から供給された電話番号データDN又はメールアドレスデータMAの着信の表示方法がLED24の点灯でない場合には、制御部14は、ステップSB8へ進む。
ステップSB8では、制御部14は、図2に示す登録テーブルを参照して、当該電話番号データDN又はメールアドレスデータMAについて登録された電話機の所持者の氏名やニックネーム等に基づいて、OSD表示信号SO又はテロップ表示信号STを生成し、キャラクタジェネレータ21に供給した後、ステップSB9へ進む。
これにより、キャラクタジェネレータ21は、映像処理回路13から供給されるビデオ信号VPに、制御部14から供給されたOSD表示信号SO又はテロップ表示信号STを重畳して、映像信号VOとしてエンコーダ31に供給する。従って、エンコーダ31は、キャラクタジェネレータ21から出力された映像信号VOを符号化して、符号化信号ECとして送信器32に供給する。そして、送信器32は、エンコーダ31から供給された符号化信号ECを用いて変調を行い、変調信号VEをアンテナ33から送信する。
ステップSB8では、制御部14は、図2に示す登録テーブルを参照して、当該電話番号データDN又はメールアドレスデータMAについて登録された電話機の所持者の氏名やニックネーム等に基づいて、OSD表示信号SO又はテロップ表示信号STを生成し、キャラクタジェネレータ21に供給した後、ステップSB9へ進む。
これにより、キャラクタジェネレータ21は、映像処理回路13から供給されるビデオ信号VPに、制御部14から供給されたOSD表示信号SO又はテロップ表示信号STを重畳して、映像信号VOとしてエンコーダ31に供給する。従って、エンコーダ31は、キャラクタジェネレータ21から出力された映像信号VOを符号化して、符号化信号ECとして送信器32に供給する。そして、送信器32は、エンコーダ31から供給された符号化信号ECを用いて変調を行い、変調信号VEをアンテナ33から送信する。
ステップSB9では、制御部14は、図2に示す登録テーブルを参照して、電話番号/メールアドレス検出回路20から供給された電話番号データDN又はメールアドレスデータMAの着信の表示方法がOSD表示であるか否かを判断する。ステップSB9の判断結果が「NO」の場合には、制御部14は、何もせず、ステップSB12へ進む。一方、ステップSB9の判断結果が「YES」の場合、即ち、電話番号/メールアドレス検出回路20から供給された電話番号データDN又はメールアドレスデータMAの着信の表示方法がOSD表示である場合には、制御部14は、ステップSB10へ進む。
ステップSB10では、制御部14は、カーソルボタンが押下されたか否かを判断する。この判断は、制御部14において、操作者がリモコン25の上カーソルボタン、下カーソルボタン、左カーソルボタンあるいは右カーソルボタンのいずれかを押下することにより、リモコン25から当該カーソルボタンが押下されたことを示す赤外線パルスの制御信号LRがリモコン受信部15で受信された後、電気信号の制御信号RCに変換されて供給されたか否かを検出することにより行われる。
ステップSB10では、制御部14は、カーソルボタンが押下されたか否かを判断する。この判断は、制御部14において、操作者がリモコン25の上カーソルボタン、下カーソルボタン、左カーソルボタンあるいは右カーソルボタンのいずれかを押下することにより、リモコン25から当該カーソルボタンが押下されたことを示す赤外線パルスの制御信号LRがリモコン受信部15で受信された後、電気信号の制御信号RCに変換されて供給されたか否かを検出することにより行われる。
ステップSB10の判断が「NO」の場合には、制御部14は、同判断を繰り返す。そして、上記上カーソルボタン、下カーソルボタン、左カーソルボタンあるいは右カーソルボタンのいずれかが押下されたことを示す制御信号RCが制御部14に供給されると、ステップSB10の判断が「YES」となり、制御部14は、ステップSB11へ進む。ステップSB11では、制御部14は、ステップSB10の処理でリモコン受信部15から供給された制御信号RCに応じて、ディスプレイ22におけるOSD表示9の表示位置を変更するためにOSD表示信号SOを変更し、キャラクタジェネレータ21に供給した後、ステップSB12へ進む。
これにより、キャラクタジェネレータ21は、映像処理回路13から供給されるビデオ信号VPに、変更されたOSD表示信号SOを重畳して、映像信号VOとしてエンコーダ31に供給する。従って、エンコーダ31は、キャラクタジェネレータ21から出力された映像信号VOを符号化して、符号化信号ECとして送信器32に供給する。そして、送信器32は、エンコーダ31から供給された符号化信号ECを用いて変調を行い、変調信号VEをアンテナ33から送信する。
これにより、キャラクタジェネレータ21は、映像処理回路13から供給されるビデオ信号VPに、変更されたOSD表示信号SOを重畳して、映像信号VOとしてエンコーダ31に供給する。従って、エンコーダ31は、キャラクタジェネレータ21から出力された映像信号VOを符号化して、符号化信号ECとして送信器32に供給する。そして、送信器32は、エンコーダ31から供給された符号化信号ECを用いて変調を行い、変調信号VEをアンテナ33から送信する。
ステップSB12では、制御部14は、今まで着信検出回路19から供給されていた着信検出信号RDの供給が停止されたか否かを判断する。ステップSB12の判断結果が「NO」の場合には、制御部14は、ステップSB8へ戻り、OSD表示信号SO又はテロップ表示信号STの供給を継続する。これにより、着信検出回路19から制御部14に着信検出信号RDが供給されている限り、エンコーダ31は、映像信号VOを符号化し、送信器32は、符号化信号ECを用いて変調した変調信号VEをアンテナ33から送信し続ける。
一方、ステップSB12の判断結果が「YES」の場合、即ち、今まで着信検出回路19から供給されていた着信検出信号RDの供給が停止された場合には、制御部14は、ステップSB13へ進む。ステップSB13では、制御部14は、今までキャラクタジェネレータ21に供給していたOSD表示信号SO又はテロップ表示信号STの供給を停止した後、一連の処理を終了する。これにより、キャラクタジェネレータ21は、制御部14からOSD表示信号SO又はテロップ表示信号STが供給されなくなるので、映像処理回路13から供給されるビデオ信号VPには何も重畳せずに、そのまま映像信号VOとしてエンコーダ31に供給する。
これにより、エンコーダ31は、キャラクタジェネレータ21から出力された、OSD表示信号SO又はテロップ表示信号STが重畳されていない映像信号VOを符号化して、符号化信号ECとして送信器32に供給する。従って、送信器32は、エンコーダ31から供給された映像信号VOだけが符号化された符号化信号ECを用いて変調を行い、変調信号VEをアンテナ33から送信する。
一方、ステップSB12の判断結果が「YES」の場合、即ち、今まで着信検出回路19から供給されていた着信検出信号RDの供給が停止された場合には、制御部14は、ステップSB13へ進む。ステップSB13では、制御部14は、今までキャラクタジェネレータ21に供給していたOSD表示信号SO又はテロップ表示信号STの供給を停止した後、一連の処理を終了する。これにより、キャラクタジェネレータ21は、制御部14からOSD表示信号SO又はテロップ表示信号STが供給されなくなるので、映像処理回路13から供給されるビデオ信号VPには何も重畳せずに、そのまま映像信号VOとしてエンコーダ31に供給する。
これにより、エンコーダ31は、キャラクタジェネレータ21から出力された、OSD表示信号SO又はテロップ表示信号STが重畳されていない映像信号VOを符号化して、符号化信号ECとして送信器32に供給する。従って、送信器32は、エンコーダ31から供給された映像信号VOだけが符号化された符号化信号ECを用いて変調を行い、変調信号VEをアンテナ33から送信する。
次に、モニタ部の処理について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。モニタ部では、電源が投入された状態において、受信器42は、変調信号VEが受信されたか否かを判断している(ステップSC1)。そして、変調信号VEが受信されるとステップSC1の判断結果が「YES」となり、受信器42は、アンテナ41で受信された変調信号VEから符号化信号ECを復調し、デコーダ43に供給する(ステップSC2)。
符号化信号ECが供給されたデコーダ43は、符号化信号ECを復号化する(ステップSC3)。次に、デコーダ43は、符号化信号ECを復号化することによりLED駆動信号LDが得られたか否かを判断する(ステップSC4)。ステップSC4の判断結果が「YES」の場合には、デコーダ43は、ステップSC5へ進み、復号化された映像信号VOをディスプレイ22に供給するとともに、復号化されたLED駆動信号LDを制御部44に供給する。これにより、ディスプレイ22には、テレビ番組の映像だけが表示される。
符号化信号ECが供給されたデコーダ43は、符号化信号ECを復号化する(ステップSC3)。次に、デコーダ43は、符号化信号ECを復号化することによりLED駆動信号LDが得られたか否かを判断する(ステップSC4)。ステップSC4の判断結果が「YES」の場合には、デコーダ43は、ステップSC5へ進み、復号化された映像信号VOをディスプレイ22に供給するとともに、復号化されたLED駆動信号LDを制御部44に供給する。これにより、ディスプレイ22には、テレビ番組の映像だけが表示される。
LED駆動信号LDが供給された制御部44は、LED駆動信号LDに基づいて制御信号SC2を生成し、LED駆動回路23に供給する(ステップSC6)。LED駆動回路23は、制御部14から供給された制御信号SC2に基づいて、LED24に駆動電圧DVを印加する。これにより、例えば、図6に示すように、固定電話機の着信があった場合には、映像表示装置1の右下部に設けられているLED24が赤色で連続点灯する。
次に、制御部44は、変調信号VEが供給停止されたか否かを判断する(ステップSC7)。この判断は、変調信号VEの入力電圧が所定電圧以上である場合に受信器42から供給される受信レベル信号REが供給されなくなったか否かにより行う。ステップSC7の判断結果が「NO」の場合には、制御部44は、ステップSC6へ戻り、制御信号SC2の供給を継続する。これにより、受信器42から制御部44に受信レベル信号REが供給されている限り、LED24は所定の色で連続点灯又は点滅点灯し続ける。
次に、制御部44は、変調信号VEが供給停止されたか否かを判断する(ステップSC7)。この判断は、変調信号VEの入力電圧が所定電圧以上である場合に受信器42から供給される受信レベル信号REが供給されなくなったか否かにより行う。ステップSC7の判断結果が「NO」の場合には、制御部44は、ステップSC6へ戻り、制御信号SC2の供給を継続する。これにより、受信器42から制御部44に受信レベル信号REが供給されている限り、LED24は所定の色で連続点灯又は点滅点灯し続ける。
一方、ステップSC7の判断結果が「YES」の場合、即ち、今までチューナ部から供給されていた変調信号VEの供給が停止された場合には、制御部44は、ステップSC8へ進む。ステップSC8では、制御部44は、今までLED駆動回路23に供給していた制御信号SC2の供給を停止した後、一連の処理を終了する。これにより、LED駆動回路23は、制御部44から制御信号SC2が供給されなくなるので、LED24への駆動電圧DVの印加を停止する。従って、LED24が消灯する。
一方、ステップSC4の判断結果が「NO」の場合、即ち、符号化信号ECを復号化することによりLED駆動信号LDが得られなかった場合には、デコーダ43は、ステップSC9へ進み、復号化された映像信号VOをディスプレイ22に供給する。これにより、ディスプレイ22には、テレビ番組の映像に、OSD表示形式又はテロップ表示形式で着信が表示される(ステップSC10)。
一方、ステップSC4の判断結果が「NO」の場合、即ち、符号化信号ECを復号化することによりLED駆動信号LDが得られなかった場合には、デコーダ43は、ステップSC9へ進み、復号化された映像信号VOをディスプレイ22に供給する。これにより、ディスプレイ22には、テレビ番組の映像に、OSD表示形式又はテロップ表示形式で着信が表示される(ステップSC10)。
次に、制御部44は、変調信号VEが供給停止されたか否かを判断する(ステップSC11)。この判断の手法は、上記ステップSC7の処理の場合と同様である。ステップSC11の判断結果が「NO」の場合には、制御部44は、ステップSC10へ戻る。これにより、受信器42から制御部44に受信レベル信号REが供給されている限り、ディスプレイ22にはOSD表示又はテロップ表示が表示され続ける。このうち、ディスプレイ22にOSD表示がなされている状態で、操作者がリモコン25のカーソルボタンのいずれかを押下すると、上記したように、それに応じてチューナ部の制御部14がOSD表示の表示位置を変更するためにOSD表示信号SOを変更してキャラクタジェネレータ21に供給する。
これにより、キャラクタジェネレータ21は、映像処理回路13から供給されるビデオ信号VPに、変更されたOSD表示信号SOを重畳して、映像信号VOとしてエンコーダ31に供給する。従って、エンコーダ31は、キャラクタジェネレータ21から出力された映像信号VOを符号化して、符号化信号ECとして送信器32に供給する。そして、送信器32は、エンコーダ31から供給された符号化信号ECを用いて変調を行い、変調信号VEをアンテナ33から送信する。従って、上記したOSD表示9の表示位置を変更するために変更されたOSD表示信号SOが重畳された映像信号VOがデコーダ43で復号化されるので、ディスプレイ22には、OSD表示9の表示位置が変更されて表示される。
一方、ステップSC11の判断結果が「YES」の場合、即ち、今までチューナ部から供給されていた変調信号VEの供給が停止された場合には、デコーダ43は、ステップSC12へ進み、復号化された映像信号VOをディスプレイ22に供給する。これにより、ディスプレイ22には、テレビ番組の映像だけが表示される(ステップSC12)。
このように、本発明の上述の実施の形態2によれば、テレビジョン受信機等の映像表示装置1をチューナ部とモニタ部にとに分割した場合であっても、上述の実施の形態1の場合と同様の効果が得られる。
このように、本発明の上述の実施の形態2によれば、テレビジョン受信機等の映像表示装置1をチューナ部とモニタ部にとに分割した場合であっても、上述の実施の形態1の場合と同様の効果が得られる。
実施の形態3.
上述した各実施の形態では、本発明をテレビジョン受信機からなる映像表示装置に適用する例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、本発明は、テレビ受信機能を備えたパーソナルコンピュータからなる映像表示装置にも適用することができる。
上述した各実施の形態では、本発明をテレビジョン受信機からなる映像表示装置に適用する例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、本発明は、テレビ受信機能を備えたパーソナルコンピュータからなる映像表示装置にも適用することができる。
実施の形態4.
上述した各実施の形態では、本発明を着信検出回路19、電話番号/メールアドレス検出回路20、LED駆動回路23及びLED24が内蔵された映像表示装置に適用する例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、本発明は、着信検出回路19、電話番号/メールアドレス検出回路20、LED駆動回路23及びLED24が、映像表示装置とは別体のいわゆるセットトップボックス内に収容しても良い。
上述した各実施の形態では、本発明を着信検出回路19、電話番号/メールアドレス検出回路20、LED駆動回路23及びLED24が内蔵された映像表示装置に適用する例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、本発明は、着信検出回路19、電話番号/メールアドレス検出回路20、LED駆動回路23及びLED24が、映像表示装置とは別体のいわゆるセットトップボックス内に収容しても良い。
以上、この実施の形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施ができることは勿論である。
例えば、上述した各実施の形態では、着信表示は、着信検出回路19で着信が検出されている限り、なされる例を示したが、これに限定されない。即ち、例えば、操作者がリモコン25のいずれかのボタンを操作することにより、非表示とすることができるように構成しても良い。また、上述した各実施の形態では、登録テーブルは、リモコン25に設けられた登録ボタンを押下することにより、作成可能に構成する例を示したが、これに限定されない。例えば、テレビジョン受信機に一般的に付属されているリモコンには、映像調整や水平垂直位置の調整等の各種の調整を行うためのメニュー画面を表示させるためのメニューボタンが設けられている。従って、リモコンに登録ボタンを設けることなく、メニュー画面の中の1つの選択項目として、登録テーブル作成画面が設けられていると構成しても良い。
例えば、上述した各実施の形態では、着信表示は、着信検出回路19で着信が検出されている限り、なされる例を示したが、これに限定されない。即ち、例えば、操作者がリモコン25のいずれかのボタンを操作することにより、非表示とすることができるように構成しても良い。また、上述した各実施の形態では、登録テーブルは、リモコン25に設けられた登録ボタンを押下することにより、作成可能に構成する例を示したが、これに限定されない。例えば、テレビジョン受信機に一般的に付属されているリモコンには、映像調整や水平垂直位置の調整等の各種の調整を行うためのメニュー画面を表示させるためのメニューボタンが設けられている。従って、リモコンに登録ボタンを設けることなく、メニュー画面の中の1つの選択項目として、登録テーブル作成画面が設けられていると構成しても良い。
また、上述した各実施の形態では、LED24は、連続点灯又は点滅点灯をする例を示したが、これに限定されず、点滅の速度やリズムを異ならせるように構成しても良い。また、上述した各実施の形態では、OSD表示やテロップ表示の背景の色や文字の色については特に言及していないが、操作者がリモコン25や本体操作部17を操作することにより、これらの表示の背景の色や文字の色を任意に設定可能に構成しても良い。上記いずれの場合にも、より多くの電話機の着信を表示することができる。さらに、操作者がリモコン25や本体操作部17を操作することにより、OSD表示やテロップ表示をする文章について任意に作成可能に構成しても良い。
また、上述した各実施の形態では、登録テーブルに登録したすべての電話機の着信を表示する例を示したが、これに限定されず、任意の電話機の着信のみを表示するように設定するように構成しても良い。また、上述した各実施の形態では、操作者がリモコン25だけを操作する例を示したが、これに限定されず、本体操作部17を操作しても同様の処理(例えば、OSD表示のディスプレイ22の画面内の移動)が行われるのは勿論である。さらに、上述した実施の形態2では、チューナ部とモニタ部とは、無線通信を行う例を示したが、これに限定されず、ケーブルで接続しても良い。この場合、送信器32、アンテナ33、41及び受信器42は、不要となる。
1 映像表示装置
2,6 基地局
3 ケーブル
4 親機
5 子機
7,8 携帯端末機
9 OSD表示
10 テロップ表示
11,18,33.41 アンテナ
12 チューナ
13 映像処理回路
14,44 制御部
15 リモコン受信部
16,45 記憶部
17 本体操作部(操作部)
19 着信検出回路(第1の検出回路)
20 電話番号/メールアドレス検出回路(第2の検出回路)
21 キャラクタジェネレータ
22 ディスプレイ
23 LED駆動回路
24 LED
25 リモコン(操作部)
31 エンコーダ
32 送信器
42 受信器
43 デコーダ
2,6 基地局
3 ケーブル
4 親機
5 子機
7,8 携帯端末機
9 OSD表示
10 テロップ表示
11,18,33.41 アンテナ
12 チューナ
13 映像処理回路
14,44 制御部
15 リモコン受信部
16,45 記憶部
17 本体操作部(操作部)
19 着信検出回路(第1の検出回路)
20 電話番号/メールアドレス検出回路(第2の検出回路)
21 キャラクタジェネレータ
22 ディスプレイ
23 LED駆動回路
24 LED
25 リモコン(操作部)
31 エンコーダ
32 送信器
42 受信器
43 デコーダ
Claims (6)
- テレビ番組の映像をディスプレイに表示する映像表示装置において、
着信した電話機から送信される信号に基づいて、前記電話機の着信を検出する第1の検出回路と、
前記信号から前記電話機の電話番号又はメールアドレスを検出する第2の検出回路と、
前記電話番号又は前記メールアドレスごとに、着信表示の種類が設定された登録テーブルと、
検出された前記電話番号又は前記メールアドレスにより前記登録テーブルを参照して得られた前記着信表示の種類に基づいて、前記ディスプレイ又はその近傍に前記電話機の着信を表示する制御部と
を具備したことを特徴とする映像表示装置。 - 前記信号は、着信した固定電話機の親機が受信した呼を子機に転送する呼転送信号又は基地局を介して着信した携帯電話機が前記基地局に送信する着信確認信号のいずれか一方又は両方であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
- 前記ディスプレイへの表示は、前記電話機の所持者の氏名又はニックネームを用いたOSD表示形式での表示又はテロップ表示のいずれか一方又は両方であることを特徴とする請求項1又は2に記載の映像表示装置。
- 前記OSD表示形式での表示は、操作者による操作部の操作により、前記ディスプレイの画面内を移動可能に構成されていることを特徴とする請求項3に記載の映像表示装置。
- 前記ディスプレイ近傍での表示は、LEDによる表示であり、複数の色による表示、前記複数の色の点滅表示の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の映像表示装置。
- テレビ番組の映像をディスプレイに表示する映像表示装置における着信表示方法であって、
着信した電話機から送信される信号に基づいて、前記電話機の着信を検出する第1の処理と、
前記信号から前記電話機の電話番号又はメールアドレスを検出する第2の処理と、
前記電話番号又は前記メールアドレスごとに着信表示の種類が設定された登録テーブルを検出された前記電話番号又は前記メールアドレスにより参照し、得られた前記着信表示の種類に基づいて、前記ディスプレイ又はその近傍に前記電話機の着信を表示する第3の処理と
を有することを特徴とする映像表示装置における着信表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005040390A JP2006229557A (ja) | 2005-02-17 | 2005-02-17 | 映像表示装置及び映像表示装置における着信表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005040390A JP2006229557A (ja) | 2005-02-17 | 2005-02-17 | 映像表示装置及び映像表示装置における着信表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006229557A true JP2006229557A (ja) | 2006-08-31 |
Family
ID=36990515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005040390A Pending JP2006229557A (ja) | 2005-02-17 | 2005-02-17 | 映像表示装置及び映像表示装置における着信表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006229557A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101414940B1 (ko) | 2006-12-01 | 2014-07-04 | 소니 주식회사 | 백라이트 제어 장치 및 방법과, 액정 표시 장치 |
-
2005
- 2005-02-17 JP JP2005040390A patent/JP2006229557A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101414940B1 (ko) | 2006-12-01 | 2014-07-04 | 소니 주식회사 | 백라이트 제어 장치 및 방법과, 액정 표시 장치 |
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