JP2004336597A - 操作入力受付装置、操作入力受付方法および遠隔操作システム - Google Patents

操作入力受付装置、操作入力受付方法および遠隔操作システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーからの操作入力を極めて単純で感覚的に分かりやすいものとすることが可能な装置、方法を提供する。
【解決手段】LCD107上の指示位置の座標変化に対してユーザーからの指示内容を予め割り当てておく。制御部130は、タッチパネル121、座標検出部122を通じて、表示画面上の指示位置の座標変化を検出し、この検出結果に基づいて、その座標変化に対して割り当てられた指示内容を判別し、この判別した指示内容に基づいて、制御信号を形成する。この形成した制御信号によりユーザーの操作入力に応じた処理を行うようにする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、ホームネットワークに接続可能とされる電子機器であって、使用者からの操作入力を直接的に受け付ける装置、方法、システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、テレビ受像機において、画質の調整やタイマーの設定などは、テレビ受像機のリモートコマンダ(以下、リモコンと略称する。)のボタン操作等よって、テレビ受像機の表示画面に実行可能な処理を選択するためのメニューを表示する。そして、使用者は、テレビ受像機のリモコンを用いて、目的とする処理を選択し、表示画面に表示されるガイダンス表示などにしたがって、リモコンを操作することにより、画質の調整やタイマーの設定などの目的とする処理を行うことができるようにされている。
【0003】
また、STB(Set−Top box) やIRD(Integrated Receiver Decoder)などと呼ばれる衛星放送信号を受信する受信機などにおいては、EPG(Electronic Program Guide)などと呼ばれる電子番組ガイドなどのデータ表示を、モニタ受像機の表示画面に表示するようにすることが行われている。この場合には、使用者は、受信機のリモコンを用い、モニタ受像機の表示画面に表示されている電子番組ガイドに基づいて、視聴しようとする番組を選択することにより、受信機の選局チャンネルを変えることができるようにされている。
【0004】
このように、テレビ受像機やテレビ放送信号を受信する受信機においては、メニューやガイダンス、あるいは、電子番組ガイドなどの情報表示と、リモコン操作とを組み合わせることによって、目的とする処理をわかりやすく比較的に簡単に実行させることができるように工夫されている。
【0005】
ところが、前述のように、テレビ受像機やSTBやIRDに対して目的とする処理を行わせるために、メニューやガイダンスなどの必要な情報をテレビ受像機などの表示画面に表示し、この表示情報を見ながらリモコンを操作する方式では、リモコンに対する操作が繁雑になる場合がある。
【0006】
例えば、複数のメニューの中から目的とする処理を選択項目として含むメニューを表示させるために、メニューのページ送りを複数回行わなければならなかったり、表示画面上のカーソルを移動させるためにリモコンに対して頻繁に操作を行わなければならなかったり、また、リモコンを通じて決定操作を行わなければならないなどの場合がある。
【0007】
また、テレビ受像機などのモニタ装置も、LCD(Liquid Crystal Display)などを用いることによって、小型化、軽量化が進み、持ち運びが可能で、使用者の手が届く位置で使用されるものも増えてくると考えられる。このような場合には、テレビ受像機のリモコンは不用であるし、また、テレビ受像機に映像信号や音声信号を供給する受信機などの外部入力装置のリモコンの存在が煩わしくなってしまう。
【0008】
そこで、本願出願人は、例えば、特許文献1(特開2002−34023号公報)に記載されているように、表示装置を用いて、テレビ番組などの映像情報を観視したり、音声情報を聴取したりすることができるとともに、表示装置の表示素子に表示される操作用表示情報とその表示素子の表示画面に設けられるタッチパネルなどの接触位置検出手段を通じて、当該表示装置が接続するようにされるホームネットワークシステムのいわゆるベース装置やベース装置に接続される外部入力装置を遠隔操作できるようにすることを提案している。
【0009】
ここで、ベース装置は、放送信号の受信機能、IRD、STB、VTR(Video Tape Recorder)、DVD(Digital Versatile Disc)の再生装置や記録再生装置(以下、単にDVD装置という。)などの外部入力装置からの情報の受付機能、通信ネットワークへの接続機能等を備え、表示装置に対して受信した放送信号による情報や外部入力装置からの情報、通信ネットワークを通じて取得した情報等を無線などの通信手段を通じて提供することができるものである。
【0010】
そして、上述の特許文献1に記載の方式を用いることによって、表示素子の表示画面に表示される操作用表示情報の内の目的とする表示項目にユーザーが指などを接触させるとその接触位置が検出され、どの表示項目が選択されたかが判別されて、その選択された表示項目に対応する処理を行うことができるようにされる。
【0011】
この特許文献1の方式を用いることによって、複雑なリモコン操作を行うことなく、表示装置に表示される操作用表示情報およびタッチパネルなどの接触位置検出手段を通じて、いわゆるベース装置やこれに接続された外部入力装置に対する遠隔操作を行うことを可能にし、より使い勝手のよいホームネットワークシステムの構築を実現する双方向通信システムを提案している。
【0012】
【特許文献1】
特開2002−34023号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述の特許文献1に記載された双方向通信システムでは、表示装置の表示素子に表示される操作用表示情報とタッチパネルなどの接触位置検出手段を通じて、いわゆるベース装置やこのベース装置に接続される外部入力装置を遠隔操作することができ、所望の映像を簡単に選択して表示装置に表示することができるようにしている。
【0014】
しかしながら、家庭内に形成されるいわゆるホームネットワークシステムには、VTRやDVDプレーヤなどの種々の外部入力装置が複数台接続されることはもとより、表示装置なども複数台接続されて用いられるなど、その構成が多種多様になってきている。
【0015】
このため、種々の電子機器が接続されたいわゆるホームネットワークシステムにおいては、そのホームネットワークシステムの構成に応じて、そのホームネットワークシステムに接続された種々の電子機器の中の目的とする電子機器をより簡単な操作で制御できるようにすることが望まれている。また、ユーザーの利便性等を考慮して、ホームネットワークシステムにかかわる場合だけでなく、テレビ受像機などの電子機器自体をより簡単な操作で制御できるようにすることが求められている。
【0016】
以上のことにかんがみ、この発明は、ユーザーからの操作入力を極めて単純で感覚的に分かりやすいものとすることが可能な装置、方法、システムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の操作入力受付装置は、
表示画面上の2次元方向の指示位置の移動入力を受け付けて、移動開始から移動終了までの前記指示位置の座標変化を検出する検出手段と、
前記検出手段からの前記指示位置の座標変化の検出出力に基づいて、使用者からの指示内容を判別する判別手段と、
前記判別手段の判別結果に基づいて、使用者からの指示内容に応じた制御信号を形成する制御信号形成手段と
を備えることを特徴とする。
【0018】
この請求項1に記載の発明の操作入力受付装置によれば、表示画面上の指示位置の座標変化に対してユーザーからの指示内容を予め割り当てておく。例えば、表示画面上の指示位置の画面横方向の移動に対しては処理Aを割り当て、表示画面上の指示位置の画面縦方向の移動に対しては処理Bを割り当てるようにしておく。
【0019】
そして、判別手段により、検出手段により検出される表示画面上の指示位置の座標変化に基づいて、その座標変化に対して割り当てられた指示内容が判別され、この判別された指示内容に基づいて、制御信号形成手段により制御信号が形成される。この形成された制御信号が用いられて、使用者の操作入力に応じた処理が行われる。
【0020】
すなわち、上述した例に従えば、表示画面上の指示位置の画面横方向の移動を受け付けた場合には、処理Aを実行するように制御信号が形成され、表示画面上の指示位置の画面縦方向の移動を受け付けた場合には、処理Bを実行するように制御信号が形成される。
【0021】
このように、表示画面上の指示位置の移動入力と言う感覚的に分かりやすい操作入力で、目的とする処理を行うなどの指示入力を与えるようにすることができる。この場合、基本的に、操作を行うための表示を行う必要もなく、また、特別に操作ボタンキーを設けることなく、操作入力を受け付けて、目的とする処理を行うようにすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
以下に説明する実施の形態においては、家庭内に形成されるホームネットワークシステムであって、例えば、図1に示すように形成される映像表示システム1にこの発明を適用した場合を例にして説明する。
【0023】
[映像表示システム1について]
図1に示すように、この実施の形態の映像表示システム1は、可搬型表示装置100、ベース装置(ベースステーション)200、大画面表示装置300とからなり、ベース装置200から供給される映像信号を可搬型表示装置100と大画面表示装置300で表示するようになっている。
【0024】
すなわち、ベース装置200は、詳しくは後述するが、放送信号の受信機能、ネットワーク(この実施の形態においてはインターネット)への接続機能、DVDプレーヤなどの外部機器との接続機能を備え、放送信号により提供される情報やネットワークを通じて取得する情報を可搬型表示装置100と大画面表示装置300に供給し、それらにおいて利用できるようにするものである。
【0025】
また、この実施の形態において、可搬型表示装置100としては、表示素子としてLCD107を用いた液晶ディスプレイ装置が用いられ、また、大画面表示装置300は、大画面のプラズマディスプレイ装置が用いられるようにされている。そして、可搬型表示装置100とベース装置200とは無線通信により接続するようにされ、大画面表示装置300とベース装置200とは有線により接続するようにされている。
【0026】
このように構成される映像表示システム1において、可搬型表示装置100が、操作入力受付装置としての機能を有し、また、ベース装置200が情報出力装置としての機能を有するものである。
【0027】
[可搬型表示装置100について]
まず、可搬型表示装置100について説明する。図2は、この実施の形態の可搬型表示装置100を説明するためのブロック図である。可搬型表示装置100は、図2に示すように、送受信アンテナ101、アンテナ共用器102、受信処理部103、デコード部104、OSD(On Screen Display)処理部105、映像信号処理部106、LCD107、音声信号増幅部108、スピーカー109、送信信号形成部111、送信処理部112、タッチパネル121、座標検出部122を備えている。
【0028】
この可搬型表示装置100の各部は、制御部130によって制御される。制御部130は、CPU(Central Processing Unit)131、ROM(Read Only Memory)132、RAM(Random Access Memory)133、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)134がCPUバス135を通じて接続されて構成されたマイクロコンピュータからなる。
【0029】
ROM132は、この可搬型表示装置100において実行する各種の処理プログラムや処理に必要なデータなどが記録されたものである。RAM133は、各種の処理において得られたデータを一時的に記憶保持するなどのように、主に各種の処理の作業領域として用いられる。
【0030】
EEPROM134は、いわゆる不揮発性のメモリーであり、電源が落とされても、記憶保持した情報が失われることがなく、例えば、各種の設定パラメータや、ベース装置200を通じて、取得するようにしたインターネット上のホームページや、ベース装置200を通じて送信する作成した電子メールや受信した電子メールなどを記憶保持する。
【0031】
また、この実施の形態の可搬型表示装置100には、ハードディスク装置160が接続されるとともに、半導体メモリーを利用した外部メモリーであるいわゆるメモリーカード170が着脱可能とされている。ハードディスク160、メモリーカード170は、記憶領域の比較的に大きな記録装置であり、静止画、動画等の画像データ、音声データ、テキストデータ等が保存される。
【0032】
なお、メモリーカード170としては種々のものが提供されているが、この実施の形態においては、ソニー株式会社が規格化したメモリースティック(登録商標)と呼ばれる細長い形状を有するものが用いられる。
【0033】
そして、この実施の形態においては、タッチパネル121と座標検出部122とが検出手段を構成し、制御部130が判別手段および制御信号形成手段を構成する。また、主に、OSD処理部105と映像信号処理部106とが映像信号処理手段を構成し、LCD107が映像表示手段を構成している。また、送信信号形成部111、送信処理部112、共用器102、送受信アンテナ101によって、制御信号送信手段を構成している。
【0034】
なお、上述もしたように、可搬型表示装置100の制御部130は、可搬型表示装置100の各部を制御するものであり、多くの場合、制御部130と可搬型表示装置100の各部とが協働することにより、各部の機能が実現するようにされる。
【0035】
ここで、ベース装置200からの無線信号を受信する場合の可搬型表示装置100の動作について説明する。この可搬型表示装置100とベース装置200との間においては、例えば、IEEE(Institute Electrical and Electronics Engineers)802.11方式のプロトコル、あるいは、その発展プロトコルなどの所定のプロトコルが用いられて無線通信が行われる。
【0036】
ベース装置200から所定の通信プロトコルに準拠した無線信号は、可搬型表示装置100の送受信アンテナ101により受信され、アンテナ共用器(以下、単に共用器という。)102を通じて受信処理部103に供給される。共用器102は、送信信号と受信信号とが干渉し合うことを防止するためのものである。
【0037】
つまり、この可搬型表示装置100は、ベース装置200からの信号を送受信アンテナ101を通じて受信することができるとともに、自機からの操作信号などを送受信アンテナ101を通じて無線送信することができる。このため、共用器102は、送信処理部112からの送信信号が、送受信アンテナ102を通じて受信される受信信号に対して干渉することがないようにしている。
【0038】
受信処理部103は、これに供給された信号を復調するなどの処理を行って、復調後の信号をデコード部(伸長処理部)104に供給する。ベース装置200は、後述もするように、受信選局した放送信号の映像信号や音声信号、ネットワークを通じて取得した映像データ、音声データ、テキストデータなどの情報信号をデータ圧縮して送信してくる。
【0039】
可搬型表示装置100のデコード部104は、受信処理部103からの復調されたデータ圧縮されている信号の供給を受けて、映像信号と音声信号とを分離し、分離した信号を伸長(圧縮解凍)することにより、データ圧縮前の元の信号を復元する。
【0040】
そして、デコード部104は、復元した映像信号と音声信号とをD/A変換し、アナログ映像信号とアナログ音声信号とを形成する。そして、デコード部104は、アナログ映像信号を、OSD処理部105に供給し、アナログ音声信号を、音声信号増幅部108に供給する。
【0041】
OSD処理部105は、制御部130から供給されるデータに応じて、操作用表示情報であるコントロールパネルやメニュー表示、各種のメッセージ等を表示するようにするための映像信号処理を行うものであり、放送番組の映像のほかの文字、絵、記号などの表示情報を表示するようにするためのいわゆるテキスト/グラフィック処理回路である。
【0042】
例えば、使用者からの指示に応じて、チャンネルを変更したり、情報の供給元となる外部入力装置を制御したりするために用いるようにするコントロールパネルを表示する場合には、これを表示するための情報が、制御部130からOSD処理部105に供給される。そして、デコード部104からの映像信号に制御部130からのコントロールパネルの表示が合成するようにされ、これが映像信号処理回路106に供給される。
【0043】
また、使用者からの指示に応じて、選択するようにされているチャンネルを示す文字情報や音量レベルを示す音量バーなどを表示する場合には、これらを表示するための情報が、制御部130からOSD処理部105に供給される。そして、デコード部104からの映像信号に制御部130からのコントロールパネルの表示が合成するようにされ、これが映像信号処理回路106に供給される。
【0044】
また、コントロールパネルなどの表示情報を合成する必要がない場合には、OSD処理部105には、表示情報は供給されないので、デコード部104からのアナログ映像信号が、そのまま映像信号処理回路107に供給される。映像信号処理部106は、OSD処理部105を通じて供給される映像信号から、表示用信号を形成し、これをLCD107に供給する。
【0045】
これにより、LCD107の表示画面には、ベース装置200から無線送信されてきた映像信号に応じた映像が表示される。この場合、OSD処理部105において、コントロールパネルなどの表示情報が合成されている場合には、コントロールパネルなどの表示情報が、デコード部104からの映像信号による映像とともに表示される。
【0046】
一方、音声信号増幅部108は、これに供給された音声信号を所定のレベルにまで増幅し、これをスピーカー109に供給する。これにより、スピーカー109からは、ベース装置200から無線送信されてきた音声信号に応じた音声が放音される。
【0047】
また、上述もしたように、制御部130には、ハードディスク装置160、メモリーカード170が接続されている。制御部130は、これらの記憶装置から画像データ(静止画データ、動画データ)、音声データ、テキストデータを読み出し、これらの各データをデコード部104やOSD処理部105へ供給する。
【0048】
デコード部104、OSD105は、上述もしたように、これに供給された映像信号、音声信号から出力用の映像信号、音声信号を形成し、出力用映像信号(表示情報)は映像処理部106を通してLCD107へ供給し、音声情報は音声増幅部108を通してスピーカー109へと供給する。
【0049】
このように、可搬型表示装置100は、ベース装置200から無線送信されてくるテレビ放送番組などの映像信号や音声信号等の情報信号を受信して、或いはハードディスク装置160、メモリーカード170などの自機に接続するようにされた記憶装置からの映像信号や音声信号等の情報信号を再生して出力することにより、使用者に提供することができるようにしている。
【0050】
また、可搬型表示装置100は、そのLCD107の表面に設けられたタッチパネル121による使用者からの操作入力を受け付け、この操作入力に応じた操作信号をベース装置200に送信するリモコンとして機能する。
【0051】
すなわち、この可搬型表示装置100は、使用者からの操作入力を受け付けるためのタッチパネル121がLCD107の表面に貼付されている。そして、この可搬型表示装置100では、使用者の指などが接触したLCD107に貼付されたタッチパネル121上の接触位置(座標位置)を座標検出部122により連続的に検出するようにして、接触位置の座標変化を検出し、座標検出部122による検出出力に基づいて制御部130において、使用者からの操作入力を判別して、その操作入力に応じた操作信号(操作にかかる制御信号)を形成する。
【0052】
制御部130は、上述のように操作入力に応じて形成される操作信号を送信信号形成部111に供給する。送信信号形成部111は、制御部130からの操作信号からベース装置200に送信する送信信号を形成し、これを送信処理部112に供給する。送信処理部112は、供給された送信信号を変調したり増幅したりするなどの処理を行って、実際に送信する形式の送信信号を形成し、これを共用器102、送受信アンテナ101を通じてベース装置200に対して無線送信する。
【0053】
このようにして、可搬型表示装置100から無線送信される操作信号は、ベース装置200により受信され、ベース装置200において、可搬型表示装置100からの操作信号に応じた処理が行うようにされる。
【0054】
また、この可搬型表示装置100には、インターフェース(図2においては/Fと記載。)140を通じて、キー入力部141が接続されている。キー操作部141は、例えば、電源のオン/オフスイッチなど備えたものであり、このキー操作部141を通じて受け付けた操作入力は、I/F140を通じて制御部130に供給され、電源の投入など操作キーに応じた処理を行うことができるようにされる。
【0055】
[ベース装置200について]
次に、ベース装置200について説明する。図3は、この実施の形態のベース装置200を説明するためのブロック図である。ベース装置200は、図3に示すように、いわゆるダブルチューナの構成とされ、第1、第2の受信アンテナ201A、201B、第1、第2のチューナ201A、201B、第1、第2の復調部復調部203A、203Bを備えたものである。
【0056】
また、ベース装置200は、映像信号入力端子204、音声信号入力端子205、セレクタ206、映像音声処理部218、圧縮処理部207、送信信号形成部208、送信処理部209、アンテナ共用器(以下、単に共用器という。)210、送受信アンテナ211、受信処理部212、制御部230を備えている。
【0057】
映像信号入力端子204、音声信号入力端子205は、VTR、STB、IRD、DVD装置などの種々の外部入力装置を接続ためのものである。なお、映像信号入力端子、音声信号入力端子を複数個設けておくことにより、複数の外部入力装置をこのベース装置200に接続し、これらを切り換えて利用するようにすることもできるようにされる。
【0058】
制御部230は、この実施の形態のベース装置200の各部を制御するものであり、CPU231、ROM232、RAM233、EEPROM234がCPUバス235を通じて接続されて構成されたマイクロコンピュータの構成とされたものである。
【0059】
ここで、ROM232は、この実施の形態のベース装置200において実行する各種の処理プログラムや処理に必要なデータなどが記録されたものである。RAM233は、各種の処理において得られたデータを一時的に記憶保持するなどのように、主に各種の処理の作業領域として用いられるものである。
【0060】
EEPROM234は、いわゆる不揮発性のメモリーであり、電源が落とされても、記憶保持した情報が失われることがなく、例えば、ベース装置200の主電源が落とされる直前まで選局していた放送チャンネルの情報を記憶保持し、電源投入後においては、前回電源が落とされる直前まで選局していたチャンネルの放送信号を選局するようにするいわゆるラストチャンネルメモリ機能を実現することなどができるようにしている。
【0061】
また、制御部230には、モデム部220が接続されている。モデム部220は、インターフェース(以下、I/Fと略称する。)部221と、通信部222とからなっている。I/F部221は、通信回線、この実施の形態においては電話回線と、このベース装置200との間のインターフェースであり、電話回線を通じて送信されてくる信号を受信したり、ベース装置200からの信号を電話回線に送信したりすることができるようにしている。
【0062】
通信部222は、I/F部221を通じて受信した信号を復調して、これを制御部230に供給したり、制御部230からの送信信号を変調して、これをI/F部221に供給したりする。これにより、電話回線が接続された相手先との間で、各種のデータの送信、受信を行うことができるようにしている。なお、図3において、端子MJは、外部から引き込まれた電話線Lとの接続端子(モジュラージャック)である。
【0063】
そして、このベース装置200は、モデム部220、電話線L、及び、所定のISP(Internet Service Provider)を通じてインターネットに接続し、インターネットを通じて各種の情報の提供を受けたり、電子メールを送信したり受信したりすることができるようにしている。
【0064】
このため、制御部230は、モデム部220を制御して、オフフックしたりオンフックしたりすることができるとともに、オフフックするようにモデム部220を制御したときには、ダイヤル信号を電話回線に送出するようにするいわゆるダイヤラとしての機能などをも備えたものである。
【0065】
また、ベース装置200の制御部230には、リモコンマウスなどと呼ばれる赤外線のリモコン信号を送出するリモコン信号形成部241、リモコン信号の出力端子242を通じて、リモコン信号送出部250が接続され、可搬型表示装置100からの操作信号に応じたリモコン信号を形成し、これをリモコン信号送出部250からSTB等の外部入力装置に対して送信することができるようにしている。
【0066】
また、図3にも示すように、制御部230には、ハードディスク装置260、メモリーカード270が接続されており、制御部230は、自機に提供された映像信号や音声信号等の情報をハードディスク装置260やメモリーカード270に記憶保持させることができるとともに、ハードディスク装置260やメモリーカード270に記憶保持されている情報を読み出して、再生し、これを出力することができるようにしている。
【0067】
なお、図示しないが、制御部230には、電源のオン/オフキーや各種の設定キーが設けられたキー入力部が接続されており、ベース装置200の主電源のオン/オフや、各種の設定入力が、キー入力部を通じて行うことができるようにしている。
【0068】
そして、ベース装置200の第1のチューナ202Aは、受信アンテナ201Aを介して供給されるテレビジョン放送信号から、制御部230からの選局指示信号に応じたチャンネルのテレビジョン放送信号を選局し、この選局したテレビジョン放送信号を復調部203Aに供給する。復調部203Aは、これに供給されたテレビジョン放送信号を復調して、復調後の信号(テレビ番組の信号)をセレクタ206に供給する。
【0069】
同様に、第2のチューナ202Bは、受信アンテナ201Bを介して供給されるテレビジョン放送信号の中から、制御部230からの選局指示信号に応じたチャンネルのテレビジョン放送信号を選局し、この選局したテレビジョン放送信号を復調部203Bに供給する。復調部203Bは、これに供給されたテレビジョン放送信号を復調して、復調後の信号(テレビ番組の信号)をセレクタ206に供給する。
【0070】
セレクタ206には、上述した復調部203A、203Bからのテレビ放送番組の信号の他、映像信号の外部入力端子204を通じて入力された映像信号、音声信号の外部入力端子205を通じて入力される音声信号が供給される。また、セレクタ206には、映像音声処理部218で処理された映像信号や音声信号も供給される。
【0071】
映像音声処理部218には、制御部230からの情報が供給される。制御部230から映像音声処理部218に供給される情報としては、モデム部220を通じて、取り込んだ、例えば、インターネット上に公開されているいわゆるホームページの情報や、電子メールなどの情報、さらに、ハードディスク装置260やメモリーカード270に記録されている画像データ、音声データ、テキストデータなどの情報である。
【0072】
映像音声処理部218は、制御部230を介してCPU231と連携し、取り込んだ情報をその情報の形式に基づいて、出力するための映像音声信号に変換し、出力端子219から高精彩なコンポーネント信号を出力するようにするとともに、通常の(標準精細の)映像信号と音声信号とをセレクタ206に供給する。
【0073】
すなわち、映像音声処理部から出力端子219に供給される映像信号は、いわゆるコンポーネント信号(R(赤)信号、G(緑)信号、B(青)信号の3原色信号(RGB信号)またはY信号、PB信号、PR信号で表される輝度信号と色信号)であり、通常のテレビジョン信号より走査線数や画素数が多く遥かに高精彩な信号が出力するようにされる。一方、映像音声処理部218からセレクタ206に供給される映像信号は、いわゆるコンポジット信号(復号映像信号)または輝度信号と色信号とからなるS(セパレート信号)が供給するようにされる。
【0074】
このように、映像音声処理部218が2系統の出力系を有するのは、コンポーネント信号の入力端子を備えた高精彩の大画面表示装置だけでなく、コンポーネント信号の入力端子を備えない標準的な精細度の一般的なテレビ受像機に対しても、映像信号および音声信号を供給できるようにするためである。
【0075】
そして、セレクタ206は、制御部230からの切り換え制御信号に応じて、後段の圧縮処理部207に供給する映像信号、音声信号を切り換える。具体的に言えば、復調部203Aからの信号を出力するか、復調部203Bからの信号を出力するか、外部入力端子204、205からの信号を出力するか、映像音声処理部218からの信号を出力するか、制御部230からの例えばメッセージ出力などのための信号を出力するかを切り換える。
【0076】
制御部230からセレクタ206に供給される切り換え制御信号は、前述したように、可搬型表示装置100から無線送信されてくる操作信号に応じて、制御部230において形成されるものである。すなわち、可搬型表示装置100からの送信信号として送信されてくる操作信号は、送受信アンテナ211により受信され、共用器210を通じて受信処理部212に供給され、ここで復調されて制御部230に供給される。このようにして可搬型表示装置100から供給される操作信号に応じて制御部230は切り換え制御信号を形成する。
【0077】
そして、制御部230からの切り換え制御信号により切り換え制御されるセレクタ206からの出力信号は、圧縮処理部207に供給される。圧縮処理部207は、これに供給された信号を所定の圧縮方式を用いてデータ圧縮する。この圧縮処理部206においては、例えば、MPEG方式やWavelet方式などのデータ圧縮方式を用いて、セレクタ206からの信号をデータ圧縮する。
【0078】
圧縮処理部207においてデータ圧縮された信号は、送信信号形成部208に供給される。送信信号形成部208は、予め決められた通信プロトコルに準拠した送信信号を形成する。この実施の形態において、ベース装置200は、例えば、IEEE802.11方式のプロトコル、あるいは、その発展プロトコルに準拠した送信信号を形成する。
【0079】
なお、モデム220を通じて取得した情報のテキストデータや映像データ、音声データはデータのまま圧縮処理部207に入力され送信信号形成部に送られる。この場合、図2に示したこの実施の形態の可搬型表示装置100においては、画像処理部(図2ではOSD処理部105)やデコード部104に内蔵される音声処理部でベース装置200からの情報を処理し、映像信号はLCD107にまた音声信号はスピーカー109に供給するようにされ、これらを通じて視聴できるようにされる。
【0080】
送信信号形成部208において形成された送信信号は、送信処理部209に供給される。送信処理部209は、制御部230からの制御信号に応じて、送信信号の変調処理や増幅処理を行う。送信処理部209において処理された送信信号は、共用器210、送受信アンテナ211を通じて無線送信される。共用器210は、可搬型表示装置100の共用器102と同様に、送信信号と受信信号とが干渉し合うことを防止する。
【0081】
このようにして、この実施の形態のベース装置200は、第1のチューナ202Aにより選局されたテレビ放送番組の映像信号や音声信号、第2のチューナ202Bにより選局されたテレビ放送番組の映像信号や音声信号、あるいは、外部入力端子204、205通じて受け付けた映像信号や音声信号、あるいは映像音声処理部218からの映像信号や音声信号を、データ圧縮して、所定の通信プロトコルで無線送信することにより、可搬型表示装置100に供給するようにしている。
【0082】
また、第1のチューナ202Aにより選局されたテレビ放送番組の映像信号や音声信号、第2のチューナ202Bにより選局されたテレビ放送番組の映像信号や音声信号、あるいは、外部入力端子204、205通じて受け付けた映像信号や音声信号、あるいは映像音声処理部218からの映像信号や音声信号をベース装置200の出力端子215から接続ケーブルを介して大画面表示装置300に供給することができるようにしている。
【0083】
また、モデム220を通じて取得した情報であるテキストデータや映像データ、音声データは映像音声処理部218により高精彩なコンポーネント信号(R、G、Bの各信号、または、Y、PB、PRの各信号)に変換されベース装置200の出力端子219から接続ケーブルを介して大画面表示装置300に供給することができるようにされる。
【0084】
なお、この実施の形態において、大画面表示装置300は、コンポーネント映像信号の入力端子とコンポジット映像の入力端子とを備えるとともに、例えばインチ数が30インチ以上の大画面を有し、一般に提供するようにされているプラズマディスプレイ装置である。このため、大画面表示装置300についての説明は省略する。
【0085】
[映像表示システムの基本動作]
そして、図2を用いて説明した可搬型表示装置100と、図3を用いて説明したベース装置200と、通常の大画面表示装置300とにより、図1に示したようにこの実施の形態の映像表示システムが構成され、さらに、ベース装置200に対して、VTRやDVD装置などの外部入力装置を接続することによって、実際に使用される映像表示システム1が構成されることになる。
【0086】
また、この実施の形態の映像表示システム1では、可搬型表示装置100とベース装置200との間において、双方向の無線通信が可能とされているので、使用者は、可搬型表示装置100のタッチパネル121を操作することにより、ベース装置200に接続される外部入力装置に対する操作入力を行い、ベース装置200を通じて外部入力装置を遠隔操作することができるようにされる。
【0087】
可搬型表示装置100は、小型化、軽量化がされているので、持ち運びに適している。このため、使用者は、ベース装置200と通信が可能な範囲内であれば、可搬型表示装置100を持ち運び、何処ででも可搬型表示装置100を用いて、ベース装置200から提供される情報信号を再生して出力するようにして、ベース装置200からの情報を利用することができる。
【0088】
つまり、可搬型表示装置100を用いることにより、ベース装置200の第1のチューナ202Aまたは第2のチューナ202Bにより選局されるテレビジョン放送信号により提供されるテレビジョン放送番組を視聴したり、ベース装置200にSTBが接続されている場合には、当該STBからの衛星放送信号により提供される衛星放送番組を視聴するようにしたり、さらに、ベース装置200にVTRやDVD装置などの外部入力機器が接続されている場合には、これらVTRやDVD装置により再生される映画などを視聴することができる。
【0089】
また、ベース装置200のモデム220を通じてインターネット上に提供されているいわゆるホームページ(Webページ)等の情報を取得し、その取得した情報を可搬型表示装置100を通じて視聴するようにしたり、自己宛ての電子メールを受信して、その電子メールを可搬型表示装置100のLCD107に表示して見たり、さらに、電子メールを作成して目的とする相手先にベース装置200を通じて送信したりすることができるようにされる。
【0090】
同様に、大画面表示装置300を通じてもベース装置200からの種々の情報を利用することができるようにされる。すなわち、ベース装置200と有線により接続される大画面表示装置300を通じて、ベース装置200の第1のチューナ202Aまたは第2のチューナ202Bにより選局されるテレビジョン放送信号により提供されるテレビジョン放送番組を視聴したり、ベース装置200にSTBが接続されている場合には、当該STBからの衛星放送信号により提供される衛星放送番組を視聴したり、さらに、ベース装置200にVTRやDVD装置が外部入力機器として接続されている場合には、これらVTRやDVD装置により再生される映画などを視聴することができる。
【0091】
もちろん、ベース装置200のモデム220を通じてインターネット上に提供されているいわゆるホームページの情報を取得し、そのホームページの情報を大画面表示装置300を通じて視聴することもできる。また、大画面表示装置300を通じても、ベース装置200のモデムを通じて入手した情報を視聴するようにしたり、自己宛ての電子メールを受信して、その電子メールをLCD107に表示して見たりすることもできる。
【0092】
また、可搬型表示装置100と大画面表示装置300とでは、それぞれ異なる情報を表示することももちろん可能である。ベース装置200は、例えば、可搬型表示装置100へは第1のチューナ202Aにより選局するようにされた放送番組を、一方、大画面表示装置300へは、第2のチューナBにより選局するようにされた放送番組を提供することができるものである。
【0093】
すなわち、可搬型表示装置100と大画面表示装置300とでは、同じベース装置200から供給される情報であっても、異なる情報を出力するようにすることもできるし、また、可搬型表示装置100と大画面表示装置300とが同じ情報を出力するようにして、ユーザーに提供することもできるようにされている。
【0094】
なお、電子メールを作成する場合には、可搬型表示装置100に対して所定の操作を行うことにより、例えば、アルファベットキーや50音キーなどからなるソフトウエアキーボードをLCD107に表示し、このソフトウエアキーボードとタッチパネル121を通じて、電子メールを作成することができる。そして、送信キーを操作するなどの所定の操作を行うことにより、作成した電子メールをベース装置200に送信し、ベース装置200を通じて相手先に送信することができる。
【0095】
また、この実施の形態においては、モデムと電話回線を通じてインターネットに接続する場合を説明したが、その他のネットワーク回線(例えばイーサネット(登録商標)等)に接続したり、当該他のネットワーク回線を通じて、インターネットなどの別のネットワークに接続したりするようにすることも可能である。
【0096】
この場合には、モデム220ではなく、例えば、USB(Universal Serial Bus)などのデジタルインターフェースやハブ(Hub)を通じて目的とするネットワークに接続し、そのネットワークを通じて情報を取得したり、情報を送信したりすることができるようにされる。
【0097】
このように、ベース装置200は、VTR、STB、IRD、DVD装置などの外部入力装置、地上波テレビ放送、インターネットなどの通信ネットワークなどの各種の情報伝送媒体と可搬型表示装置100、大画面表示装置300とを結びつけるベースとなるものである。
【0098】
また、可搬型表示装置100、大画面表示装置300はともに表示装置としての機能を有するものである。そして、可搬型表示装置100の場合には、ベース装置200から情報信号の供給を受けて、これを再生して出力し、使用者に提供することはもとより、電子メールなどの送信情報を形成し、これをベース装置200を通じて送信したり、さらに、ベース装置200を通じてこれに接続された大画面表示装置300や外部入力装置などを制御したりする遠隔操作装置としての機能を有するものである。
【0099】
[ジェスチャー入力について]
そして、この実施の形態の映像表示システム1においては、可搬型表示装置100のLCD107に設けたタッチパネル121をユーザーが例えば指などで横方向になぞる操作による操作入力に放送チャンネル切り換えコマンド(選局コマンド)を割り付け、また、タッチパネル121をユーザーが例えば指などで縦方向になぞる操作入力に画面の入れ換えコマンドを割り付けるようにしている。
【0100】
すなわち、この実施の形態においては、図4において、右方向の矢印にて示すジェスチャー入力OPAに対してチャンネルアップ「+」の選局コマンドを割り付け、左方向の矢印にて示すジェスチャー入力OPBに対してチャンネルダウン「−」の選局コマンドを割付けている。
【0101】
また、図4において、上方向の矢印にて示すジェスチャー入力OP2に対してスローコマンドを割付け、図5に下方向の矢印にて示すジェスチャー入力OP1に対してキャッチコマンドを割付け、さらに、上方向から下方向に折り返す矢印にて示すジェスチャー入力OP3に対してスワップコマンドを割付けている。
【0102】
なお、後述もするが、スローコマンドは、可搬型表示装置100で視聴しているチャンネルを大画面表示装置300でも視聴するチャンネルとするものである。また、キャッチコマンドは、大画面表示装置300で視聴しているチャンネルを可搬型表示装置でも視聴するチャンネルとするものである。また、スワップコマンドは、可搬型表示装置100で視聴するようにしているチャンネルと、大画面表示装置300で視聴するようにしているチャンネルとを入れ換えるものである。
【0103】
また、ここで用いたチャンネルという文言は、第1、第2のチューナで選局可能なテレビ放送チャンネルだけを意味するものではない。第1のチューナからの映像、音声の供給路、第2のチューナからの映像、音声の供給路、外部入力装置からの映像、音声の供給路、インターネットを通じて取得した映像、音声の供給路など、利用可能な映像、音声の供給路の総称としてチャンネルと言う文言を用いている。
【0104】
このように、この実施の形態の映像表示システム1では、ユーザーが頻繁に行う操作入力に、可搬型表示装置100のLCD107上に貼付されたタッチパネル121上をなぞる操作を用いることによって、ユーザーにとって感覚的に非常に分かりやすい操作で、より簡単かつ迅速に目的とする操作を行うことができるようにしている。
【0105】
なお、この実施の形態の映像表示システム1においては、所定の操作を行うことにより、いわゆるコントロールパネル表示などの操作用表示情報を表示し、目的とする表示項目が表示されている位置のタッチパネル上を指などで接触されることにより、例えば、ベース装置に接続された外部入力機器に対する詳細な操作入力を行うこともできるようにされている。
【0106】
しかし、同じようにタッチパネルに対して操作を行うようにする場合であっても、従来の操作用表示情報をも用いる操作入力とは区別するため、操作用表示情報などは用いることなく、タッチパネル121の全面(2次元平面)を操作範囲とし、タッチパネル121上をユーザーが指などでなぞる操作による操作入力をこの明細書においてはジェスチャー入力と呼ぶこととする。
【0107】
次に、ジェスチャー入力を受け付ける可搬型表示装置100においての動作について説明する。図5は、LCD107の表示画面に貼付されたタッチパネル121に対する指などの接触を検知した場合の可搬型表示装置100の動作について説明するためのフローチャートである。
【0108】
可搬型表示装置100の制御部130は、座標検出部122を通じてタッチパネル121へのユーザーの指などの接触があるか否かを監視しており、タッチパネル121への接触が発生したことを検知すると、可搬型表示装置100の制御部130は、座標検出部122を通じて、一定時間毎にタッチパネル121上のユーザーの接触位置の座標を検出して、接触開始時点から接触終了時点までの接触位置の座標変化を検出するようにする(ステップS1)。
【0109】
そして、制御部130は、座標検出部122からの検出結果に基づいて、接触位置の変化について、タッチパネル121上の縦方向の変化量と横方向の変化量との比率(縦横比)を求め、この求めた縦横比により、横方向のジェスチャー入力が発生したのか、縦方向のジェスチャー入力が発生したのかを判別する(ステップS2)。
【0110】
ステップS2において、横方向のジェスチャーが発生したと判断したときには、制御部130は、接触開始から接触終了までの距離であるジェスチャー距離は、予め決められた規定値以上か否かを判断する(ステップS3)。ステップS3の判断処理において、ジェスチャー距離が規定値に満たないと判断した場合には、誤ってタッチパネル121に接触してしまった等、目的とする操作を行うためのジェスチャー入力ではない可能性が高いので、制御部130は、今回のタッチパネル121への接触は無視し(ステップS14)、次のジェスチャー入力の待機状態になる(ステップS15)。
【0111】
また、ステップS3において、ジェスチャー距離が規定値以上であると判断したときには、接触開始から接触終了までの接触持続時間(ジェスチャー時間)が予め決められる規定時間範囲内であるか否かを判断する(ステップS4)。この判断は、誤ってタッチパネル121に触れてしまったり、あるいは、画面の汚れを拭いたりするなどのためにタッチパネル121に比較的に長い時間触れ続けるなど、ジェスチャー入力ではないタッチパネル121に対する接触をジェスチャー入力と誤認識することを防止するためのものである。
【0112】
ステップS4の判断処理において、接触持続時間(ジェスチャー時間)が規定時間範囲内ではないと判断したときには、制御部130は、今回のタッチパネル121への接触は無視し(ステップS14)、次のジェスチャー入力の待機状態になる(ステップS15)。
【0113】
また、ステップS4の判断処理において、接触持続時間(ジェスチャー時間)が規定時間範囲内にあると判断した場合には、可搬型表示装置100の制御部130は、受け付けたジェスチャー入力をチャンネルの切り換え操作入力であると判断して、受け付けたジェスチャー入力の移動方向に応じてチャンネルアップ「+」又はチャンネルダウン「−」の選局コマンドを示す操作信号を形成してこれを送信処理部112からベース装置200に送信し、ベース装置200から可搬型表示装置100に送信する情報信号を目的とするチャンネルからのものに変更する一連の選局処理を行うようにする(ステップS5)。
【0114】
さらに、この実施の形態の可搬型表示装置100においては、タッチパネル121に指などを接触させてタッチパネル121上を横方向に所定距離以上移動させ、移動を停止させた位置に指などを接触させたままの状態(ペンダウン状態)としておくことにより、一定時間毎に指示された方向(チャンネルアップ方向、または、チャンネルダウン方向)に順次にチャンネルを換えるようにするいわゆるリピート選局処理を行うことができるようにしている。
【0115】
このため、可搬型表示装置100の制御部130は、ステップS5の選局処理の後、受け付けたジェスチャー入力がまだ入力継続状態にあるか、すなわち、ペンダウン状態にあるか否かを判断し(ステップS6)、ペンダウン状態にないとい判断した場合には、ジェスチャー入力は完了したと判断して、次の操作入力の待機状態になる(ステップS15)。
【0116】
ステップS6の判断処理において、ペンダウン状態にあると判断した場合には、その接触位置が横方向の移動の終了位置、若しくは、終了位置のごく近傍であり、リピート選局処理の実行を指示するものか否かを判断し(ステップS7)、リピート選局を指示してはいないと判断した場合には、ジェスチャー入力は完了したと判断して、次の操作入力の待機状態になる(ステップS15)。
【0117】
ステップS7の判断処理において、リピート選局を指示していると判断したときには、可搬型表示装置100の制御部130は、自機が備えるタイマーあるいはカウンターの機能を用い、一定時間毎に選局チャンネルを変えた選局コマンドを示す操作信号を形成し、これを送信処理部112からベース装置200に送信して、ベース装置200から可搬型表示装置100に送信する情報信号を目的とするチャンネルからのものに変更する一連の選局処理を行うようにする(ステップS8)。
【0118】
このステップS8の選局処理の後、可搬型表示装置100の制御部130は、ステップS7からの処理を繰り返す。ペンダウン状態が継続し、そのペンダウン位置(指などの接触位置)が横方向の移動終了位置、あるいはその近傍にある間において、上述したように、ステップS7、ステップS8の処理を繰り返すことによって、リピート選局処理が行われる。
【0119】
なお、チャンネル切り換え操作入力のジェスチャー入力が、その移動終了位置において、タッチパネル121に接触させた指などを離すか、あるいは、移動終了位置から例えば移動方向とは逆方向などに移動させた場合には、上述したステップS7の判断処理において、リピート選局を指示していないと判断されて、リピート選局処理は解除される。
【0120】
このように、ステップS2の判断処理において、横方向ジェスチャーが発生したと判断した場合には、チャンネル切り換えのための処理が行うようにされる。
【0121】
また、ステップS2の判断処理において、縦方向のジェスチャーが発生したと判断したときには、その受け付けたジェスチャー入力について、そのジェスチャー方向が、上方向、下方向、あるいは、下方向と上方向の折り返しのいずれかであるか否かを判断する(ステップS9)。
【0122】
ステップS9の判断処理において、ジェスチャー方向が上方向、下方向、又は下方向と上方向の折り返し以外であると判断した場合には、画面の入れ換え操作入力ではないと判断したときには、そのジェスチャー入力を無視して(ステップS14)、次の操作入力の待機状態になる(ステップS15)。
【0123】
また、ステップS9の判断処理において、ジェスチャー方向が上方向、下方向、又は下方向と上方向の折り返しのいずれかであると判断した場合には、受け付けたジェスチャー入力は、画面の入れ換え操作入力(スロー、キャッチ又はスワップの操作入力)であるので、制御部130は、接触開始から接触終了までの距離であるジェスチャー距離は、予め決められた規定値以上か否かを判断する(ステップS10)。
【0124】
ステップS10の判断処理において、ジェスチャー距離が規定値に満たないと判断した場合には、誤ってタッチパネル121に接触してしまった等、目的とする操作を行うためのジェスチャー入力ではない可能性が高いので、制御部130は、今回のタッチパネル121への接触は無視し(ステップS14)、次のジェスチャー入力の待機状態になる(ステップS15)。
【0125】
また、ステップS10の判断処理において、ジェスチャー距離が規定値以上であると判断したときには、接触開始から接触終了までの接触持続時間(ジェスチャー時間)が予め決められる規定時間範囲内であるか否かを判断する(ステップS11)。
【0126】
このステップS11の判断処理は、上述したステップS4の判断処理と同様に、誤ってタッチパネル121に触れてしまったり、あるいは、画面の汚れを拭いたりするなどのためにタッチパネル121に比較的に長い時間触れ続けるなど、ジェスチャー入力ではないタッチパネル121に対する接触をジェスチャー入力と誤認識することを防止するためのものである。
【0127】
ステップS11の判断処理において、接触持続時間(ジェスチャー時間)が規定時間範囲内ではないと判断したときには、制御部130は、今回のタッチパネル121への接触は無視し(ステップS14)、次のジェスチャー入力の待機状態になる(ステップS15)。
【0128】
なお、ステップS10におけるジェスチャー距離の規定値及びステップS11におけるジェスチャー時間の規定範囲は、ジェスチャー入力に割り付けるスローコマンド、キャッチコマンド又はスワップコマンドによりそれぞれ異なることになる。
【0129】
ステップS11の判断処理において、接触持続時間(ジェスチャー時間)が規定時間範囲内にあると判断した場合には、可搬型表示装置100の制御部130は、受け付けたジェスチャー入力を画面の入れ換え操作入力であると判断し、受け付けた操作入力が、スロー操作か、キャッチ操作か、スワップ操作かの別を示すなどを通知するアニメーション表示を行う(ステップS12)。
【0130】
このアニメーション表示は、画面の入れ換え処理に多少の時間を要する場合もあるので、その間に何が行われているのかをユーザーに通知するためのものであり、メッセージを表示したり、人物やロボット、動物などのアニメーションを表示したりするなど、種々の態様で処理内容をユーザーに通知するようにするものである。
【0131】
ステップS12の処理の後、可搬型表示装置100の制御部130は、ベース装置200と通信が可能かなどの確認を行い、可能である場合には、ジェスチャー入力の方向に応じてスローコマンド、キャッチコマンド又はスワップコマンドを示す操作信号を形成して送信処理部112を通じてベース装置200に送信し、これをベース装置200が受信して、可搬型表示装置100からのスローコマンド、キャッチコマンド、スワップコマンドのいずれかのコマンドに従って、選局・画面入れ換え処理を行い(ステップS13)、この後、次の操作入力の待機状態になる(ステップS15)。
【0132】
[スロー処理について]
次に、この実施の形態の映像表示システム1において行われる画面入れ換え処理であって、図5に示したステップS13に行われることになるスロー操作時の処理、キャッチ操作時の処理、スワップ操作時の処理のそれぞれについて説明する。まず、スロー処理について説明する。
【0133】
図6〜図8は画面切り換え処理の1つであるスロー操作時の処理(スロー切り換え処理)について説明するための図である。スロー操作は、上述もしたように、可搬型表示装置100で視聴しているチャンネルを大画面表示装置300でも視聴するチャンネルとするものである。
【0134】
具体的に示せば、例えば、図6に示すように、ベース装置200は、大画面表示装置300には放送チャンネルである4チャンネル(4Ch)を選局することにより得た情報信号を有線を通じて供給し、可搬型表示装置100には放送チャンネルである1チャンネル(1Ch)を選局することにより得た情報信号を無線を通じて供給している場合に、スローコマンドを受け付けたときには、ベース装置200は、大画面表示装置300にも放送チャンネルである1チャンネル(1Ch)を選局することにより得た情報信号を供給するようにする。
【0135】
この場合、図7(A)に示すように、大画面表示装置300の表示画像は、放送チャンネルである4チャンネルを通じて得ていたコンテンツAの表示画像(図7(A)(1))から、放送チャンネルである1チャンネルを通じて得たコンテンツBの表示画像(図7(A)(2))に変わることになる。また、図7(B)に示すように、可搬型表示装置100の表示画像は、変わることはないが、スロー処理により画面入れ換え処理中であることを通知する表示(図7(B)(2))が行われることになる。
【0136】
このようなスロー操作時における、この映像表示システム1の各装置の動作について説明する。図8は、スロー操作時の可搬型表示装置100、ベース装置200、大画面表示装置300の動作を説明するためのフローチャートであり、スロー操作のジェスチャー入力を可搬型表示装置100が受け付けた場合に、図5のフローチャートに示したステップS13において行われる処理である。
【0137】
そして、図8において、図8Aは、可搬型表示装置100、ベース装置200の動作を説明する部分であり、主にベース装置200の動作を中心に示した部分である。また、図8Bは、大画面表示装置300の動作を示した部分である。以下、図8に従って、スロー操作が行われた場合のこの実施の形態の映像表示システム1を構成する各装置の動作について説明する。
【0138】
図5のステップS12において説明したように、可搬型表示装置100がスローコマンドを送信し、これをベース装置200がアンテナ211、共用器210、受信処理部212を通じて受信して制御部230に通知すると、ベース装置200の制御部230は、図8のフローチャートに示す手順で可搬型表示装置100側と大画面表示装置300側のスロー操作制御を並行処理により行う。
【0139】
すなわち、ベース装置200は、可搬型表示装置100に対して、スロー操作処理中であることを通知するアニメーション表示制御を開始させるように指示を出し、可搬型表示装置100のLCD107にスロー操作処理中を示すアニメーション表示を行う(ステップSA1)。
【0140】
そして、可搬型表示装置100の制御部130は、スロー操作が可能であるか否かを判断する(ステップSA2)。このステップSA2の処理は、無線圏外等で通信不能な状態や、ベース装置200側で操作ロックされている状態にある場合などスロー操作ができない場合を判別するようにしている。
【0141】
ステップSA2の判断処理において、スロー操作が不能であると判断したときには、可搬型表示装置100の制御部130は、LCD107にエラー表示を行い(ステップSA3)、アニメーション表示を終了して(ステップSA4)、スロー操作制御を終了する。
【0142】
また、ステップSA2の判断処理において、スロー操作が可能であると判断した場合には、可搬型表示装置100側から大画面表示装置300の受信チャンネルを可搬型表示装置100の受信チャンネルに切り換える処理を呼び出し(ステップSA5)、アニメーション表示を終了して(ステップSA6)、スロー操作制御を終了する。
【0143】
このステップSA5の処理においては、可搬型表示装置100からの要求に応じて、ベース装置200の制御部230は、セレクタ206を制御して、可搬型表示装置100に無線送信している映像信号と音声信号とを出力端子215を通じても出力するようにする。
【0144】
大画面表示装置300側では、受信チャンネルを切り換える処理の呼び出しを受理すると(ステップSB1)、画面のフェードアウト及び音声のミュート制御を行い(ステップSB2)、スキャンレートの変更などの信号切換処理を行い(ステップSB3)、画面のフェードアウト及び音声のミュート制御を解除して(ステップSB4)、スロー操作制御を終了する。
【0145】
このようなスロー操作制御により、図7(A)に示すように、大画面表示装置300の表示内容が、上記可搬型表示装置100の表示内容に切り換えられる。このスロー操作では、図7(B)に示すように、可搬型表示装置100の表示内容は、切り換えられることなく、このスロー操作を行ったことが図7(B)(2)に示すようにアニメーション表示される。
【0146】
[キャッチ処理について]
次に、キャッチ操作処理について説明する。図9〜図11は画面切り換え処理の1つであるキャッチ操作処理(キャッチ切り換え処理)について説明するための図である。キャッチ操作処理は、上述もしたように、大画面表示装置300で視聴しているチャンネルを可搬型表示装置100でも視聴するチャンネルとするものである。
【0147】
具体的に示せば、例えば、図9に示すように、ベース装置200は、大画面表示装置300には放送チャンネルである4チャンネル(4Ch)を選局することにより得た情報信号を有線を通じて供給し、可搬型表示装置100には放送チャンネルである1チャンネル(1Ch)を選局することにより得た情報信号を無線を通じて供給している場合に、キャッチコマンドを受け付けたときには、ベース装置200は、可搬型表示装置100にも放送チャンネルである4チャンネル(1Ch)を選局することにより得た情報信号を供給するようにする。
【0148】
この場合、図10(B)に示すように、可搬型表示装置100の表示画像は、放送チャンネルである1チャンネルを通じて得ていたコンテンツBの表示画像(図10(B)(1))から、放送チャンネルである4チャンネルを通じて得たコンテンツAの表示画像(図10(B)(3))に変わることになる。この場合、可搬型表示装置100の表示画面には、キャッチ処理により画面入れ換え処理中であることを通知する表示(図10(B)(2))が行われることになる。また、図10(A)に示すように、大画面表示装置300の表示画像は、変わることはない。
【0149】
このようなキャッチ操作処理時における、この映像表示システム1の各装置の動作について説明する。図11は、キャッチ操作処理時の可搬型表示装置100、ベース装置200、大画面表示装置300の動作を説明するためのフローチャートであり、キャッチ操作処理のジェスチャー入力を可搬型表示装置100が受け付けた場合に、図5のフローチャートに示したステップS13において行われる処理である。
【0150】
そして、図11において、図11Aは、可搬型表示装置100、ベース装置200の動作を説明する部分であり、主にベース装置200の動作を中心に示した部分である。また、図11Bは、大画面表示装置300の動作を示した部分である。以下、図11に従って、キャッチ処理が指示された場合のこの実施の形態の映像表示システム1を構成する各装置の動作について説明する。
【0151】
図5のステップS12において説明したように、可搬型表示装置100がキャッチコマンドを送信し、これをベース装置200がアンテナ211、共用器210、受信処理部212を通じて受信して制御部230に通知すると、ベース装置200の制御部230は、図11のフローチャートに示す手順で可搬型表示装置100側と大画面表示装置300側のキャッチ操作制御を並行処理により行う。
【0152】
すなわち、ベース装置200は、可搬型表示装置100に対して、キャッチ操作処理を行うことを示す表示を行うにするキャッチ処理中であることを通知するアニメーション表示制御を開始させるように指示を出し、可搬型表示装置100のLCD107にキャッチ操作処理中を示すアニメーション表示を行う(ステップSA11)。
【0153】
そして、可搬型表示装置100の制御部130は、キャッチ操作処理が可能であるか否かを判断する(ステップSA12)。このステップSA12の判断処理は、図8に示したスロー処理のステップSA2の処理と同様に、無線圏外等で通信不能な状態や、ベース装置200側で操作ロックされている状態にある場合などキャッチ操作ができない場合を判別するようにしている。
【0154】
ステップSA12の判断処理において、キャッチ操作が不能であると判断したときには、可搬型表示装置100の制御部130は、LCD107にエラー表示を行い(ステップSA13)、この後、アニメーション表示を終了して(ステップSA14)、キャッチ操作制御を終了する。
【0155】
また、ステップSA12の判断処理において、キャッチ操作が可能であると判断した場合には、可搬型表示装置100側で大画面表示装置300側の受信チャンネルを取得するようにする(ステップSA15)。そして、可搬型表示装置100側から可搬型表示装置100の受信チャンネルを切り換える処理を呼び出し(ステップSA16)、アニメーション表示を終了する(ステップSA17)。
【0156】
そして、ベース装置200は、可搬型表示装置100側の受信チャンネルをステップSA15で取得するようにした大画面表示装置300側の受信チャンネルに切り換える処理を実行して(ステップSA18)、キャッチ操作制御の終了となる。
【0157】
なお、ステップSA18において、可搬型表示装置100側の受信チャンネルを切り換える処理の実行中は、可搬型表示装置100側の映像と音声をミュートする。
【0158】
大画面表示装置300側では、受信チャンネルを切り換える処理の呼び出しを受理すると(ステップSB11)、チャンネルを切り換えを行わずに、可搬型表示装置100側に受信チャンネルをキャッチされたことを示すメッセージ表示を、例えば、図10(A)(2)に示したように、OSD(On Screen Display)により一定時間表示し(ステップSB12)、この後、OSDによるキャッチ表示を解除して(ステップSB13)、キャッチ操作制御を終了する。
【0159】
このようなキャッチ操作制御により、図10(A)に示すように、大画面表示装置300の表示内容は、切り換えられることなく、OSDによるキャッチ表示がなされ、図10(B)に示すように、可搬型表示装置100の表示内容が、アニメーション表示を経由して、大画面表示装置300の表示内容に切り換えられる。
【0160】
[スワップ処理について]
次に、スワップ操作処理について説明する。図12〜図14は画面切り換え処理の1つであるスワップ操作処理(スワップ切り換え処理)について説明するための図である。スワップ操作処理は、上述もしたように、可搬型表示装置100で視聴するようにしているチャンネルと、大画面表示装置300で視聴するようにしているチャンネルとを入れ換えるようにするものである。
【0161】
具体的に示せば、例えば、図12に示すように、ベース装置200は、大画面表示装置300には放送チャンネルである4チャンネル(4Ch)を選局することにより得た情報信号を有線を通じて供給し、可搬型表示装置100には放送チャンネルである1チャンネル(1Ch)を選局することにより得た情報信号を無線を通じて供給している場合に、スワップコマンドを受け付けたときには、利用チャンネルが入れ換えられる。
【0162】
すなわち、この場合には、チャンネルを入れ換え、ベース装置200は、大画面表示装置300には可搬型表示装置100に供給していた放送チャンネルである1チャンネル(1Ch)を選局することにより得た情報信号を有線を通じて供給するようにし、可搬型表示装置100には大画面表示装置300に供給していた放送チャンネルである4チャンネル(4Ch)を選局することにより得た情報信号を無線を通じて供給するように自動的に切り換える。
【0163】
この場合、大画面表示装置300の表示画像は、図13(A)に示すように、スワップ操作前においては、コンテンツAの表示画像(図13(A)(1))が表示されていたが、スワップ操作が行なわれることにより、それまで、可搬型表示装置100で視聴可能とされていたコンテンツBの表示画像が図13(A)(2)に示すように表示するようにされる。
【0164】
一方、可搬型表示装置100の表示画像は、図13(B)に示すように、スワップ操作前においては、コンテンツBの表示画像(13(B)(1))が表示されていたが、スワップ操作が行われることにより、それまで、大画面表示装置300で視聴可能とされていたコンテンツAの表示画像が図13(B)(3)に示すように、可搬型表示装置100のLCD107に表示するようにされる。
【0165】
なお、このスワップ操作処理時においても、可搬型表示装置100の表示画面には、スワップ操作処理により画面入れ換え処理中であることを通知する表示(図13(B)(2))が行われることになる。
【0166】
このようなスワップ操作処理時における、この映像表示システム1の各装置の動作について説明する。図14は、スワップ操作処理時の可搬型表示装置100、ベース装置200、大画面表示装置300の動作を説明するためのフローチャートであり、スワップ処理のジェスチャー入力を可搬型表示装置100が受け付けた場合に、図5のフローチャートに示したステップS13において行われる処理である。
【0167】
そして、図14において、図14Aは、可搬型表示装置100、ベース装置200の動作を説明する部分であり、主にベース装置200の動作を中心に示した部分である。また、図14Bは、大画面表示装置300の動作を示した部分である。以下、図14に従って、スワップ操作処理が指示された場合のこの実施の形態の映像表示システム1を構成する各装置の動作について説明する。
【0168】
図5のステップS12において説明したように、可搬型表示装置100がスワップコマンドを送信し、これをベース装置200がアンテナ211、共用器210、受信処理部212を通じて受信して制御部230に通知すると、ベース装置200の制御部230は、図14のフローチャートに示す手順で可搬型表示装置100側と大画面表示装置300側のスワップ操作制御を並行処理により行う。
【0169】
すなわち、ベース装置200は、可搬型表示装置100に対して、スワップ操作処理を行うことを示す表示を行うにするスワップ操作処理中であることを通知するアニメーション表示制御を開始させるように指示を出し、可搬型表示装置100のLCD107にスワップ操作処理中を示すアニメーション表示を行う(ステップSA21)。
【0170】
そして、可搬型表示装置100の制御部130は、スワップ操作が可能であるか否かを判定する(ステップSA22)。このステップSA22の判断処理は、図8に示したスロー処理のステップSA2の処理と同様に、無線圏外等で通信不能な状態や、ベース装置200側で操作ロックされている状態にある場合などスワップ操作ができない場合を判別するようにしている。
【0171】
ステップS22の判断処理において、スワップ操作が不能であると判断したときには、可搬型表示装置100の制御部130は、LCD107にエラー表示を行い(ステップSA23)、この後、アニメーション表示を終了して(ステップSA24)、スワップ操作制御を終了する。
【0172】
ステップSA22の判断処理において、スワップ操作が可能であると判断した場合には、可搬型表示装置100側で大画面表示装置300側の受信チャンネルを取得するようにする(ステップSA25)。そして、可搬型表示装置100側から大画面表示装置300の受信チャンネルを可搬型表示装置100の受信チャンネルに切り換える処理を呼び出し(ステップSA26)、アニメーション表示を終了する(ステップSA27)。
【0173】
すなわち、ステップSA25の処理においては、可搬型表示装置100からの要求に応じて、ベース装置200の制御部230は、セレクタ206を制御して、可搬型表示装置100に無線送信していた映像信号と音声信号とを出力端子215を通じても出力するようにする。
【0174】
さらに、ベース装置200は、セレクタ206を制御して、可搬型表示装置100側の受信チャンネルをステップSA25で取得した大画面表示装置300側の受信チャンネルに切り換える処理を実行して(ステップSA28)、キャッチ操作制御の終了となる。
【0175】
なお、ステップSA28において、可搬型表示装置100側の受信チャンネルを切り換える処理の実行中は、可搬型表示装置100側の映像と音声をミュートする。
【0176】
大画面表示装置300側では、受信チャンネルを切り換える処理の呼び出しを受理すると(ステップSB21)、画面のフェードアウト及び音声のミュート制御を行い(ステップSB22)、スキャンレートの変更などの信号切換処理を行う(ステップSB23)。この後、画面のフェードアウト及び音声のミュート制御を解除して(ステップSB24)、スワップ操作制御を終了する。
【0177】
このようなスワップ操作制御により、図13(A)に示すように、大画面表示装置300の表示内容が、可搬型表示装置100の表示内容に切り換えられ、また、図13(B)に示すように、可搬型表示装置100の表示内容が、アニメーション表示を経由して、大画面表示装置300の表示内容に切り換えられる。
【0178】
このように、この実施の形態の映像表示システム1においては、双方向通信システムを利用して、可搬型表示装置100や大画面表示装置300などの複数の表示装置にベース装置200から映像信号を供給するに当たり、ベース装置200に通信回線を通じて送信されて来る画像、音声、文字データを通常の映像または音声信号に変換する映像音声処理機能を持たせることにより、可搬型表示装置100と大画面表示装置300とで別々のインターネット画像(別々のホームページ)やメール等を見ることができるようになり、また、ベース装置200と可搬型表示装置100とにそれぞれハードディスク装置やメモリーカード等の記憶装置を持たせることにより、その記憶装置に記録されている画像情報やテキスト情報や音声情報を読み出して可搬型表示装置100と大画面表示装置200とで別々の画像や音声を出力することができるようになる。
【0179】
これにより、通常のテレビ放送信号により提供される映像や音声だけでなく、通信回線から入手した画像データ、テキストデータ、音声データ等や、さらに、記憶装置に記録されている画像、テキスト、音声情報をユーザーが指などで画面をなぞる操作により、映像機器間で映像の授受を行うことを可能にし、従来のリモコンのようなボタン操作とは異なり、感覚的に画像の入れ換えを行うことができるようにした映像表示システムを実現できる。
【0180】
なお、この映像表示システム1では、可搬型表示装置100のタッチパネル121を設けたLCD107の表示画面の下側に、図4に示すようなコントロールパネル107PをOSD処理部105の機能により表示するようにし、このコントロールパネル107のスローボタンTB、キャッチボタンCB、スワップボタンSBを通じて、画面の入れ換えを行うようにすることもできる。
【0181】
つまり、コントロールパネル107PのスローボタンTB、キャッチボタンCB、スワップボタンSBに対する操作入力を可搬型表示装置100の制御部130が受け付けることにより、スローコマンド、キャッチコマンド、スワップコマンドを生成するようにして、ジェスチャー入力に替えてボタン操作入力に応じて、スロー操作制御、キャッチ操作制御やスワップ操作制御を行うようにすることもできる。もちろん、選局チャンネルの変更についても、コントロールパネル107Pを通じて行うようにすることもできる。
【0182】
しかし、図4において、矢印OP1、OP2、OP3、OPA、OPBに示したように、いわゆるジェスチャー入力により、操作入力を行うようにしておくことにより、ユーザーにとってより感覚的に分かりやすい操作によって、選局チャンネルの変更や画面の入れ換えを行うようにすることができるようにされる。
【0183】
また、上述もしたように、この映像表示システム1は、ベース装置200に設けた図示しないロックスイッチにより、ジェスチャー入力やボタン操作入力によるスロー操作制御、キャッチ操作制御やスワップ操作制御を受け付けないようにすることもできるようにしている。
【0184】
このようにいわゆるロック機能を設けておくことにより、可搬型表示装置100と大画面表示装置300とで異なるコンテンツを異なる視聴者が視聴しているような場合に、誤って画面の入れ換えを行ってしまうことを防止することができる。
【0185】
また、上述した実施の形態の映像表示システム1は、可搬型表示装置100、ベース装置200、大画面表示装置300とからなり、ベース装置200から供給される映像信号や音声信号等の情報信号を可搬型表示装置100と大画面表示装置300とに供給して利用できるものとして説明したが、これに限るものではない。
【0186】
ベース装置200は、複数の可搬型表示装置100や複数の大画面表示装置300に映像信号を無線による信号伝送あるいは有線による信号伝送により供給するようにすることももちろんできる。このように、複数の可搬型表示装置、大画面表示装置が接続された映像表示システムの場合にもこの発明を適用することができる。
【0187】
また、ベース装置200がダブルチューナの構成ではなく、3つ以上の複数チューナの構成の場合であって、複数の可搬型表示装置と複数の大画面表示装置とで異なるチャンネルの選択が可能である場合、画面入れ換えを行う場合には、予め、各可搬型表示装置について、画面入れ換えの対象となる大画面表示装置、あるいは、可搬型表示装置を設定するようにすることにより、画面入れ換えの対象となる表示機器間を対応付けて管理し、ユーザーが目的とする入れ換えを行うようにすることができる。
【0188】
また、上述した実施の形態においては、選局チャンネルの変更と画面入れ換え処理とをジェスチャー入力により行う場合を例にして説明したが、ジェスチャー入力は上述したものに限るものではない。例えば、インターネットを通じて取得するWebページなどをベース装置200、可搬型表示装置100を通じて参照している場合には、横方向になぞる操作をブラウザの戻るボタン、進むボタンに対応したコマンドを割り付けるようにしてももちろんよい。
【0189】
その他、ジェスチャー入力に音量調整コマンド、輝度調整コマンド、電子メールの閲覧指示(戻る/進む)など、実行している処理等に応じて、ジェスチャー入力に割り当てるコマンドを変更するようにすることもできる。また、これらのことからも分かるように、可搬型表示装置100とベース装置200とからなる映像表示システムに対して、あるいは、可搬型表示装置100のみに、この発明を適用することができる。すなわち、画面入れ換えだけでなく、ジェスチャー入力に種々のコマンドを割り当てることが可能である。
【0190】
もちろん、上述もしたように、LCD107の表示画面中に、コントロールパネルにように、ブラウザの戻るボタンを操作用表示として表示されているのでそれ触れれば良いのだが、可搬型表示装置は小型軽量であることを求められるので画面サイズはあまり大きく出来ない。そのため、画面サイズが3〜4インチ或いはそれ以下となった場合、表示画面中に表示されたコントロールパネルなどの操作用表示がされている位置のタッチパネル上をうまく触ることが難しい場合も生じる。
【0191】
このため、可搬型表示装置の画面の外などに、操作ボタンキー(いわゆるメカボタン)を設けるようにすれば問題を解決できるが、その場合1つのコマンドに対して1つの操作ボタンキーが必要になってしまい、操作ボタンキーが多くなった場合には、その分画面が小さくなってしまうことも考えられる。
【0192】
しかし、ジェスチャー入力の場合には、表示画面上に設けられるタッチパネル上を比較的に広範囲に渡ってなぞるようにすると言う操作であり、操作がし難くなるなどの心配がない。また、ジェスチャー操作は、表示画面上のタッチパネル上を横方向になぞる、あるいは、縦方向になぞると言った、ユーザーにとって感覚的に非常に分かり安い操作であるため、確実に目的とする操作を行って、目的とする処理を実行させるようにすることができる。
【0193】
特に、セットの大きさはなるべく小さく、画面はなるべく大きくという相反する条件を求められる可搬型表示装置にとっては、ジェスチャー入力機能は好適であるといえる。
【0194】
また、上述した実施の形態において、LCD107の縦方向にタッチパネル121上をなぞる操作による画面入替えの説明では、可搬型表示装置100も大画面表示装置300もチューナ選局をしている場合を例にして説明したが、これに限るものではない。一方がインターネット画像で他方がチューナであっても良いし、一方がハードディスク等の記憶装置からの画像で他方がVTR等の外部入力であっても、上述した実施の形態の場合と同様にして画面の入れ換えを行うようにすることができる。
【0195】
また、“キャッチ”、“スロー”、“スワップ”等の操作入力がインターネットや画像ファイル(メモリースティックやハードディスクに保存された静止画及び動画)を対象とした場合にも可能になり、テレビ放送により提供を受けている画像とインターネットを通じて提供を受けている画像の“スワップ”等の画像入れ換えも可能である。
【0196】
したがって、視聴者は今見ている画像が通常のテレビ放送により提供されている画像か、インターネットを通じて提供されている画像か、あるいは、記憶装置に保存されている画像かなどを意識して切り換える操作をすることなく、単純なジェスチャー入力により、表示画像の入れ換え処理を行うようにすることができる。
【0197】
また、いわゆるお絵かきソフト等のアプリケーションソフトを通じて形成するようにした画像も可搬型表示装置のみでしか表示できないなどの制約を設けることもなく、可搬型表示装置に表示されている画像を同じネットワークに接続された大画面の表示装置で表示することが可能となる。これにより、ユーザーの手元に置かれて用いられるいわば個人用の可搬型表示装置で表示されている画像を同じネットワークに接続された大画面表示装置に表示して家族全員で楽しむことができるなど、映像表示システムの新たな利用形態を実現することが可能となった。
【0198】
また、上述した実施の形態においては、タッチパネル121と座標検出部122とにより指示位置(タッチパネル121上のユーザーの指などの接触位置)の座標変化を検出する検出手段を構成するものとして説明したが、これに限るものではない。
【0199】
指示位置の座標変化を検出する検出手段としての機能を、種々のポインティングデバイス、例えば、マウス、トラックボール、トラックパッド、タブレット、デジタイザなどを用いることにより構成するようにしてももちろんよい。この場合には、可搬型表示装置100に、上述のようなポインティングデバイスを接続し、その入力を受け付けて、指示位置の座標変化を検出できるようにすればよい。
【0200】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来のリモコンのようなボタン操作とは異なり、感覚的に分かりやすい単純な操作入力によって、種々の指示を装置に入力することができる。
【0201】
また、表示画面に設けられるタッチパネルなどの座標検出手段に対して、指などを接触させ、その接触の開始から終了までの一連の操作を操作入力として用いることができるようにすることにより、操作入力を受けるためのいわゆるコントロールパネルなどの操作用表示を増やしたり、操作ボタンキーなどを増やしたりすることを抑制し、持ち運び可能とされる操作入力受付装置の小型化をさらに進めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用された映像表示システムの構成例を説明するための図である。
【図2】図1に示した映像表示システムにおける可搬型表示装置の構成例を説明するためのブロック図である。
【図3】図1に示した映像表示システムにおけるベース装置の構成例を説明するためのブロック図である。
【図4】図1に示した映像表示システムの可搬型表示装置の表示画面に設けたタッチパネルを介して入力されるジェスチャー操作入力について説明するための図である。
【図5】ジェスチャー操作入力が行われた場合の映像表示システムを構成する各装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】スロー処理について説明するための図である。
【図7】スロー処理について説明するための図である。
【図8】図1に示した映像表示システムにおけるスロー操作制御の手順を示すフローチャートである。
【図9】キャッチ処理について説明するための図である。
【図10】キャッチ処理について説明するための図である。
【図11】図1に示した映像表示システムにおけるキャッチ操作制御の手順を示すフローチャートである。
【図12】キャッチ処理について説明するための図である。
【図13】キャッチ処理について説明するための図である。
【図14】図1に示した映像表示システムにおけるスワップ操作制御の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…映像表示システム、100…可搬型表示装置、101…送受信アンテナ、102…アンテナ共用器、103…受信処理部、104…デコード部、105…OSD処理部、106…映像信号処理部、107…LCD、108…音声信号増幅部、109…スピーカー、111…送信信号形成部、112…送信処理部、121…タッチパネル、122…座標検出部、130…制御部、160…ハードディスク、170…メモリースティック、200…ベース装置、201A,201B …受信アンテナ、202A,202B…チューナ、203A,203B…復調部、204…映像信号入力端子、205…音声信号入力端子、206…セレクタ、207…圧縮処理部、208…送信信号形成部、209…送信処理部、210…アンテナ共用器、211…送受信アンテナ、215…信号出力端子、212…受信処理部、230…制御部、218…映像音声処理部、219…信号出力端子、260…ハードディスク、270…メモリースティック、300…大画面表示装置

Claims (11)

  1. 表示画面上の2次元方向の指示位置の移動入力を受け付けて、移動開始から移動終了までの前記指示位置の座標変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段からの前記指示位置の座標変化の検出出力に基づいて、使用者からの指示内容を判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別結果に基づいて、使用者からの指示内容に応じた制御信号を形成する制御信号形成手段と
    を備えることを特徴とする操作入力受付装置。
  2. 請求項1に記載の操作入力受付装置であって、
    供給される映像信号から表示用の映像信号を形成する映像信号処理手段と、
    前記映像信号処理手段から供給される表示用の前記映像信号に応じた映像を表示する映像表示手段と
    を備え、
    前記検出手段は、前記映像表示手段の表示画面に設けられ、使用者からの接触入力を受け付けて、その接触位置の座標変化を検出するものであることを特徴とする操作入力受付装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の操作入力受付装置であって、
    前記制御信号形成手段からの前記制御信号を他の電子機器に送信する制御信号送信手段を備え、
    前記他の電子機器を遠隔操作するようにすることを特徴とする操作入力受付装置。
  4. 請求項2に記載の操作入力受付装置であって、
    前記制御信号形成手段からの前記制御信号を、少なくとも2つの映像表示装置に対して異なる映像信号の供給が可能な映像信号出力装置に対して送信する制御信号送信手段を備え、
    前記制御信号形成手段は、少なくとも前記映像信号出力装置に対する画像の表示切り換えのための制御信号を形成することを特徴とする操作入力受付装置。
  5. 表示画面上の2次元方向の指示位置の移動入力を受け付けて、移動開始から移動終了までの前記指示位置の座標変化を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出した前記指示位置の座標変化に基づいて、使用者からの指示内容を判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにおいての判別結果に基づいて、使用者からの指示内容に応じた制御信号を形成する制御信号形成ステップと
    を有することを特徴とする操作入力受付方法。
  6. 請求項5に記載の操作入力受付方法であって、
    表示画面上の指示位置の移動入力は、当該表示画面上に設けられ、使用者からの接触入力を受け付けて、その接触位置の座標変化を検出する手段を通じて行うことを特徴とする操作入力受付方法。
  7. 請求項5に記載の操作入力受付方法であって、
    前記制御信号形成手段からの前記制御信号を他の電子機器に送信する制御信号送信ステップを有し、
    前記他の電子機器を遠隔操作するようにすることを特徴とする操作入力受付方法。
  8. 請求項6に記載の操作入力受付方法であって、
    前記制御信号形成手段からの前記制御信号を、少なくとも2つの映像表示装置に対して、異なる映像信号の供給が可能な映像信号出力装置に対して送信する制御信号送信ステップを有し、
    前記制御信号形成ステップにおいては、少なくとも前記映像信号出力装置に対する画像の表示切り換えのための制御信号を形成することを特徴とする操作入力受付方法。
  9. 操作入力受付装置と情報出力装置とが無線通信により接続されて形成される遠隔操作システムであって、
    前記操作入力受付装置は、
    表示画面上の2次元方向の指示位置の移動入力を受け付けて、移動開始から移動終了までの前記指示位置の座標変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段からの前記指示位置の座標変化の検出出力に基づいて、使用者からの指示内容を判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別結果に基づいて、使用者からの指示内容に応じた制御信号を形成する制御信号形成手段と
    前記制御信号形成手段からの前記制御信号を、前記情報出力装置に送信するようにする制御信号送信手段と
    を備え、
    前記情報出力装置は、
    前記操作入力受付装置からの前記制御信号を受信する制御信号受信手段と、
    前記制御信号受信手段を通じて受け付けた制御信号に基づいて、自機あるいは自機に接続された外部機器を制御するようにする制御手段と
    を備えることを特徴とする遠隔操作システム。
  10. 請求項9に記載の遠隔操作システムであって、
    前記情報出力装置は、
    放送信号の受信手段と、通信ネットワークへの接続手段と、映像データ、音声データ、テキストデータを記憶保持する記憶手段との内の1つ以上と、
    前記それぞれの手段を通じて利用可能な情報信号を少なくとも2つの映像表示装置に対して送信する情報信号送信手段と
    を備え、
    前記操作入力受付装置において、
    前記制御信号形成手段は、少なくとも前記情報出力装置に対する送出する情報信号の切り換えのための制御信号を形成することを特徴とする遠隔操作システム。
  11. 請求項9または請求項10に記載の遠隔操作システムであって、
    前記操作入力受付装置は、
    供給される映像信号から表示用の映像信号を形成する映像信号処理手段と、
    前記映像信号処理手段から供給される表示用の前記映像信号に応じた映像を表示する映像表示手段と
    を備え、
    前記検出手段は、前記映像表示手段の表示画面に設けられ、使用者からの接触入力を受け付けて、その接触位置の座標変化を検出するものであることを特徴とする遠隔操作システム。
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