JP6226225B2 - 画像閲覧システム、調停端末、画像閲覧方法および調停方法 - Google Patents

画像閲覧システム、調停端末、画像閲覧方法および調停方法 Download PDF

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Description

本発明は、小型端末に保存されている画像を大型表示装置に表示させる画像閲覧システム、調停端末、画像閲覧方法および調停方法に関する。
近年、いわゆるスマートフォンと呼ばれる携帯端末が非常に普及してきた。スマートフォンは、単なる電話機能を有するだけではなく、カメラによる撮影や画像の鑑賞など、従来、パソコン等で行われてきたことができ、このようなパソコン等で行われてきたことがすべてスマートフォン上で行われる風潮となった。
従来、デジタル画像の撮影および鑑賞においては、利用者は、デジタル画像の撮影をデジタルカメラで行い、撮影されたデジタル画像の鑑賞をパソコンのディスプレイで行っていた。しかし、大きなディスプレイと高性能カメラとを併せ持つスマートフォンでは、撮影および鑑賞の両方をスマートフォン一台で行うことができる。このようなスマートフォンの利用形態では、デジタル画像をカメラからパソコンへ移し換える動作が必要ないため、その手軽さが支持され、多くの人がスマートフォンによるデジタル画像の撮影および鑑賞を実施するようになった。
また、特許文献1に記載されているように、ジェスチャ入力により、携帯端末上のコンテンツをテレビ画面で表示することが可能となっている。
特許第4332707号公報
しかしながら、スマートフォンによるデジタル写真の閲覧の方法は、複数人で写真を閲覧する際には、画面が小さいため最適ではない。
本発明は、前記課題を解決し、複数の利用者のそれぞれがスマートフォンを所持している場合に、他の利用者に不快感を与えることなく、大型テレビを利用した画像閲覧を可能とするデジタル画像閲覧システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る画像閲覧システムは、ネットワークによって互いに接続される大型表示装置と、複数の携帯端末とで構成される画像閲覧システムであって、前記複数の携帯端末のそれぞれは、画像データを記憶している記憶部と、前記画像データのうちで利用者により選択された前記画像データが示す画像を前記大型表示装置において表示させるための予め定められた入力を受け付ける入力受付部と、前記入力受付部によって受け付けられた入力に基づいて、前記利用者により選択された画像データが示す画像の表示を前記大型表示装置に表示させるための第一指示を前記大型表示装置に対して行う表示指示部と、を有し、前記大型表示装置は、大型ディスプレイと、前記大型表示装置に対して前記ネットワークを介して接続されている前記複数の携帯端末のうちの一つを、前記複数の携帯端末が記憶している複数の前記画像データが示す複数の画像のうち前記大型ディスプレイに表示させる画像を決定する調停処理を行う調停端末として決定する調停端末決定部と、前記大型ディスプレイに、前記表示指示部による指示に基づく画像を表示させる第一表示制御部と、前記複数の携帯端末の前記表示指示部による前記第一指示を受け付ける表示指示受付部と、を有し、前記複数の携帯端末のうち前記調停端末決定部により前記調停端末として決定された一つの携帯端末の表示指示部は、さらに、(i)前記複数の携帯端末の前記表示指示部による前記第一指示を受け付けて、(ii)前記複数の携帯端末から受け付けた前記第一指示による前記画像の表示を前記第一表示制御部に行わせるか否かを決定し、(iii)前記決定において前記第一表示制御部に表示を行わせると決定した前記画像の表示を前記第一表示制御部に行わせるための第二指示を前記大型表示装置に対して行うことで、前記調停処理を行い前記大型表示装置は、前記表示指示受付部が前記第一指示を受信していた場合、前記第一指示を複数の前記携帯端末から受信したか否かを判定し、前記大型表示装置の前記第一表示制御部は、前記第一指示を複数の前記携帯端末から受信したと判定された場合、前記調停端末からの前記第一指示に基づく第一画像を前記大型ディスプレイに表示させ、前記調停端末以外の前記複数の携帯端末からの前記第一指示に基づく第二画像を前記第一画像が表示される第一サイズよりも小さい第二サイズで前記大型ディスプレイに表示させる。
これによれば、複数の携帯端末を持ち込み、容易にネットワークに接続し、さらに、他人に見せたい画像を見つけた場合、大型表示装置を用いて複数人で閲覧できる状態にすることができる。そして、その際、個々の携帯端末では、他の利用者のことを気にすることなく、いつでも大型表示装置を用いた表示の第一指示を発信することができる。調停端末として決定された携帯端末は、第一指示のうちで表示させたい画像を決定し、次に大型ディスプレイに、例えば全画面表示するべき画像データを選択できる。このため、円滑に複数の携帯端末に格納された画像データを複数人で閲覧することができるという格別の効果を奏する。
なお、これらの全般的または具体的な態様は、方法で実現されてもよい。
本発明の画像閲覧システム、調停端末、画像閲覧方法および調停方法によれば、複数の利用者のそれぞれがスマートフォンを所持している場合に、他の利用者に不快感を与えることなく、大型テレビを利用した画像閲覧を可能とし、複数の小型端末に格納された画像データを複数人で円滑に閲覧することができる。
図1は、第1の実施の形態における画像閲覧システムを示す図である。 図2は、第1の実施の形態における画像閲覧システムの機能ブロック図である。 図3は、図1のような構成でネットワーク接続された携帯端末における、大型表示装置を利用した画像データ閲覧の方法を示す図である。 図4は、画像閲覧方法において大型表示装置で行われる処理を示すフローチャートである。 図5は、画像閲覧方法において複数の携帯端末のそれぞれで行われる処理を示すフローチャートである。 図6は、第2の実施の形態における画像閲覧システムにおける、携帯端末の操作方法を示したものである。 図7は、図6で示した、大型表示装置での表示の第一指示を示すジェスチャ入力であるフリック入力を、第一携帯端末において、ドラッグで行うことを示す図である。 図8は、第3の実施の形態における画像閲覧システムにおける、携帯端末の操作方法を示す図である。 図9は、第3の実施の形態における画像閲覧システムの機能ブロック図である。 図10は、第4の実施の形態における画像閲覧システムにおける、携帯端末の操作方法を示す図である。 図11は、第5の実施の形態における画像閲覧システムにおける、小型端末の操作方法を示す図である。 図12は、第6の実施の形態における画像閲覧システムの機能ブロック図である。 図13は、第7の実施の形態における画像閲覧システムにおける、大型ディスプレイに表示させるアプリケーションのアイコンを示す図である。
(本発明に至った知見)
パーティなどで複数人が集まって写真を閲覧するようなときは、スマートフォンではなく、大画面テレビに画像を表示させて閲覧することが考えられる。例えば、アップル インコーポレイテッドから発売されたApple TV(登録商標)およびiPhone(登録商標)では、携帯端末(iPhone)の中に保存されたデジタル画像を、Apple TVが受信して、Apple TVがApple TVに接続された大型テレビに表示させることができるようになっている。これにより、複数人が集まって写真を閲覧する場合は、小さい画面を有する携帯端末ではなく、大きい画面を有する大型TVで画像を閲覧できる。
しかしながら、前記した従来技術では、複数の利用者のそれぞれがスマートフォンを所有している場合において、複数の利用者のそれぞれがスマートフォンの中に保存されたデジタル画像を大画面テレビで表示したいという状況では、うまく動作しない。例えば利用者Aと利用者Bとがそれぞれ携帯端末を所有していたとする。利用者Aが、自らが所有する携帯端末Aに保存してある画像を大型テレビに表示し閲覧していたときに、利用者Bも自分の携帯端末Bの画像を大型テレビに表示させようとすれば、利用者Aが表示させた自分の画像に、利用者Bの画像が上書きされて大型テレビに表示されてしまう。このため、利用者Aは、自分が表示させた自分の画像の閲覧が妨げられ、不快を感じる。この場合に、利用者が二人などの少人数であれば、話し合いで大型テレビの利用を交互に行えばよいが、利用者が4,5人となると調停が困難になり、スマートフォンに保存されている画像を大型テレビに表示させることが実質的にできなくなる。
このような問題を解決するために、本発明の一態様に係る画像閲覧システムは、ネットワークによって互いに接続される大型表示装置と、複数の携帯端末とで構成される画像閲覧システムであって、前記複数の携帯端末のそれぞれは、画像データを記憶している記憶部と、前記画像データのうちで利用者により選択された前記画像データが示す画像を前記大型表示装置において表示させるための予め定められた入力を受け付ける入力受付部と、前記入力受付部によって受け付けられた入力に基づいて、前記利用者により選択された画像データが示す画像の表示を前記大型表示装置に表示させるための第一指示を前記大型表示装置に対して行う表示指示部と、を有し、前記大型表示装置は、大型ディスプレイと、前記複数の携帯端末のうちの一つを調停端末として決定する調停端末決定部と、前記大型ディスプレイに、前記表示指示部による指示に基づく画像を表示させる第一表示制御部と、を有し、前記複数の携帯端末のうち前記調停端末決定部により前記調停端末として決定された一つの携帯端末の表示指示部は、さらに、前記複数の携帯端末の前記表示指示部による前記第一指示を受け付けて、受け付けた第一指示による前記画像の表示を前記第一表示制御部に行わせるか否かを決定し、決定した結果に従った画像の表示を前記第一表示制御部に行わせるための第二指示を前記大型表示装置に対して行い、前記大型表示装置の前記第一表示制御部は、前記調停端末からの前記第一指示に基づく第一画像を前記大型ディスプレイに表示させ、前記調停端末以外の前記複数の携帯端末からの前記第一指示に基づく第二画像を前記第一画像が表示される第一サイズよりも小さい第二サイズで前記大型ディスプレイに表示させる。
これによれば、複数の携帯端末を持ち込み、容易にネットワークに接続し、さらに、他人に見せたい画像を見つけた場合、大型表示装置を用いて複数人で閲覧できる状態にすることができる。そして、その際、個々の携帯端末では、他の利用者のことを気にすることなく、いつでも大型表示装置を用いた表示の第一指示を発信することができる。調停端末として決定された携帯端末は、第一指示のうちで表示させたい画像を決定し、次に大型ディスプレイに、例えば全画面表示するべき画像データを選択できる。このため、円滑に複数の携帯端末に格納された画像データを複数人で閲覧することができるという格別の効果を奏する。
また、例えば、前記大型表示装置の前記第一表示制御部は、前記第二指示を前記調停端末から受け付けた場合、当該第二指示に基づいて、前記第二サイズで前記大型ディスプレイに表示されている前記第二画像を前記第一サイズで前記大型ディスプレイに表示させてもよい。
また、例えば、前記調停端末決定部は、前記複数の携帯端末のうちで、前記ネットワークに対する接続状況が予め定められた条件を満たす一つの携帯端末を、前記調停端末として決定してもよい。
また、例えば、前記携帯端末のそれぞれは、さらに、小型ディスプレイと、前記小型ディスプレイに表示する内容を制御する第二表示制御部と、を有し、前記調停端末として決定された一つの携帯端末の前記第二表示制御部は、前記調停端末として決定された一つの携帯端末の表示指示部が前記複数の携帯端末の表示指示部から前記第一指示を受け付けた場合、当該第一指示を受け付けたことを示す表示を、前記調停端末として決定された一つの携帯端末の前記小型ディスプレイに表示させてもよい。
また、例えば、前記大型表示装置は、さらに、前記複数の携帯端末の前記表示指示部による前記第一指示を受け付ける表示指示受付部を有し、前記第一表示制御部は、前記表示指示受付部により受け付けられた第一指示を示す表示を当該大型表示装置の前記大型ディスプレイに表示させてもよい。
また、例えば、前記入力受付部は、前記予め定められた入力としてジェスチャ入力を受け付け、前記表示指示部は、前記入力受付部が前記ジェスチャ入力を受け付けたときに、当該ジェスチャ入力の対象となった画像データが示す画像を表示させるための指示を前記第一指示として前記大型表示装置に対して行ってもよい。
また、例えば、前記入力受付部は、前記ジェスチャ入力としてフリック入力を受け付けてもよい。
また、例えば、前記複数の携帯端末は、さらに、前記入力受付部により受け付けられたフリック入力の方向が、前記携帯端末から前記大型表示装置へ向けた方向であるか否かを判定する方向判定部を有し、前記表示指示部は、前記方向判定部により前記フリック入力が前記携帯端末から前記大型表示装置へ向けた方向であると判定された場合、当該フリック入力の対象となった画像データが示す画像を表示させるための指示を前記第一指示として前記大型表示装置に対して行ってもよい。
また、例えば、前記表示指示部は、前記入力受付部により受け付けられたジェスチャ入力が、前記画像データを示す画像に対する第一所定距離以上のドラッグである場合に、当該ジェスチャ入力の対象となった画像データが示す画像を表示させるための指示を前記第一指示として前記大型表示装置に対して行ってもよい。
また、例えば、前記第二表示制御部は、前記入力受付部により受け付けられたジェスチャ入力が、前記画像データを示す画像に対する前記第一所定距離以上のドラッグである場合に、当該画像を当該ドラッグの方向に向けて移動させる表示を前記小型ディスプレイに行わせ、前記入力受付部により受け付けられたジェスチャ入力が、前記画像データを示す画像に対する前記第一所定距離未満のドラッグである場合に、当該画像を元の位置に移動させる表示を前記小型ディスプレイに行わせてもよい。
また、例えば、前記第二表示制御部は、前記大型表示装置が複数ある場合であって、前記入力受付部により受け付けられたジェスチャ入力が、前記画像データを示す画像に対する前記第一所定距離よりも短い第二所定距離のドラッグである場合に、前記複数の大型表示装置のそれぞれに対応する複数のアイコンを前記小型ディスプレイに表示させ、前記表示指示部は、前記複数のアイコンのうち当該ドラッグの終了位置に対応するアイコンが示す前記大型表示装置に対して、当該画像データを示す画像の表示の指示を前記第一指示として行ってもよい。
また、例えば、前記第一表示制御部は、前記複数の携帯端末のうちの少なくとも一つの携帯端末の前記表示指示部が行った前記第一指示による画像の表示を、当該第一指示を行った携帯端末を特定できる情報の表示とともに行わせてもよい。
また、例えば、前記大型表示装置は、さらに、テレビ放送を受信可能な放送受信部を有し、前記第一表示制御部は、前記放送受信部により受信されたテレビ放送を前記大型ディスプレイに表示させている場合において、前記複数の携帯端末のいずれかから前記第一指示を受け付けたときに、当該第一指示による画像を前記大型ディスプレイに表示させてもよい。
また、本発明の一態様に係る調停端末は、前記画像閲覧システムの複数の携帯端末のうちの一つの調停端末であって、前記調停端末の表示指示部は、さらに、前記複数の携帯端末の前記表示指示部による前記第一指示を受け付けて、受け付けた第一指示による前記画像の表示を前記大型表示装置に行わせるか否かを決定し、決定した結果に従った画像の表示を前記大型表示装置に行わせるための第二指示を前記大型表示装置に対して行う。
なお、これらの全般的または具体的な態様は、方法で実現されてもよい。
以下、本発明の一態様に係る画像閲覧システム、調停端末、画像閲覧方法および調停方法について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、構成要素、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
<1.第1の実施の形態>
本発明の一態様に係る画像閲覧システム1は、図1および図2に示すように、無線LANステーション107によるネットワークによって互いに接続される大型表示装置101と、複数の携帯端末104〜106とで構成される。
図1は、第1の実施の形態における画像閲覧システムを示す図である。図2は、第1の実施の形態における画像閲覧システムの機能ブロック図である。
第1の実施の形態では、大型表示装置101は、汎用型の大型薄型テレビジョン102と、セットトップボックス103とで構成される。大型薄型テレビジョン102は、図2に示すように、大型ディスプレイ111を有する。セットトップボックス103は、調停端末決定部112と、表示指示受付部113と、第一表示制御部114とを有する。
大型ディスプレイ111は、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどであり、例えば据え置き型テレビの表示部である。
調停端末決定部112は、複数の携帯端末104〜106のうちの一つを調停端末として決定する。第1の実施の形態1では、調停端末決定部112は、第一携帯端末104を調停端末として決定する。なお、調停端末決定部112による調停端末の具体的な決定方法については、後述する。
表示指示受付部113は、複数の携帯端末104〜106の表示指示部122(後述参照)による第一指示を受け付ける。
第一表示制御部114は、大型ディスプレイ111に、複数の携帯端末104〜106の表示指示部122による指示に基づく画像を表示させる。また、第一表示制御部114は、表示指示受付部113により受け付けられた第一指示を示す表示を当該大型表示装置の101の大型ディスプレイ111に表示させる。
なお、第1の実施の形態では、大型表示装置101は、大型薄型テレビジョン102と、セットトップボックス103とで構成されているが、この構成に限定されるものではなく、大型薄型テレビジョン102の機能とセットトップボックス103の機能とが一体に構成される装置であってもかまわない。つまり、大型表示装置101は、大型ディスプレイ111と、調停端末決定部112と、表示指示受付部113と、第一表示制御部114と有していれば、単体の装置から構成されてもよいし、複数の装置を組み合わせることにより構成されてもよい。なお、大型表示装置101は、表示指示受付部113を有しているが、表示指示受付部113は必須の構成ではないため、省略してもよい。
複数の携帯端末104〜106はそれぞれ、記憶部121、131と、表示指示部122、132と、入力受付部123、133と、第二表示制御部124、134と、小型ディスプレイ125、135とを有し、利用者が主に片手で持てるサイズの携帯端末である。
記憶部121、131は、画像データを記憶している。記憶部121、131は、例えば、画像データを蓄積できる内蔵フラッシュメモリである。
表示指示部122、132は、入力受付部123、133によって受け付けられた入力に基づいて、利用者により選択された画像データが示す画像の表示を大型表示装置101に表示させるための第一指示を、大型表示装置に対して行う。また、複数の携帯端末104〜106のうち調停端末決定部112により調停端末として決定された一つの第一携帯端末104の表示指示部122は、さらに、複数の携帯端末104〜106の表示指示部122、132による第一指示を受け付ける。そして、表示指示部122は、受け付けた第一指示による画像の表示を第一表示制御部114に行わせるか否かを決定し、決定した結果に従った画像の表示を第一表示制御部114に行わせるための第二指示を、大型表示装置101に対して行う。
入力受付部123、133は、画像データのうちで利用者により選択された画像データが示す画像を大型表示装置101において表示させるための予め定められた入力を受け付ける。
第二表示制御部124、134は、小型ディスプレイ125、135に表示する内容を制御する。第二表示制御部124、134は、例えば、記憶部121、131に記憶されている画像データが示す画像を小型ディスプレイ125、135に表示させる。また、調停端末として決定された一つの携帯端末104の第二表示制御部124は、調停端末として決定された一つの携帯端末104の表示指示部122が複数の携帯端末104〜106の表示指示部122、123から第一指示を受け付けた場合、当該第一指示を受け付けたことを示す表示を、調停端末として決定された一つの携帯端末104の小型ディスプレイ125に表示させる。
小型ディスプレイ125、135は、入力受付部123、133とともに、タッチディスプレイを構成する。
無線LANステーション107は、無線LAN信号により、携帯端末104〜106と大型表示装置101とを、インターネットプロトコルによるネットワークに接続する。しかし、携帯端末104〜106と大型表示装置101とをネットワークに接続するための構成はこのような構成に限定されるものではなく、大型表示装置101と無線LANステーション107とは、一体の機器としてもよい。
一般的に、無線LANステーション107では、無線LANステーション107によってネットワークに接続できる機器が限定される運用が行われる。これは、部外者にインターネット資源を無断で使用されることを防ぐためである。無線LANステーション107によってネットワークに接続できる機器を限定する方法は、パスワードを利用する方法と、MACアドレスをチェックする方法との二つがある。
パスワードを利用する方法は、所定のパスワードを無線LANステーション107に設定し、それと同じパスワードを無線LANステーション107によるネットワークに接続しようとしている接続機器が有していなければ、ネットワークへの当該接続機器による接続を拒否する方法である。MACアドレスをチェックする方法では、すべての接続機器に固有に設定されているMACアドレスのうち、ネットワークへの接続を許可されている機器が保有するMACアドレスを無線LANステーション107に保存しておき、無線LANステーション107に保存されているMACアドレスが設定されている機器の接続は許可し、無線LANステーション107に保存されていないMACアドレスが設定されている機器の接続は拒否する方法である。
いまここで、第一携帯端末104は、大型表示装置101の所有者である利用者Aが所有する携帯端末である。第一携帯端末104は、既に無線LANステーション107とパスワードを共有し、接続可能な状態になっているとする。以下、無線LANステーション107によるネットワークを、「利用者Aのネットワーク」とする。これ以降、前記した状態を、利用者Aのネットワークに接続している、と表現する。そこへ、利用者Aの友人である利用者Bおよび利用者Cが、それぞれ第二携帯端末105および第三携帯端末106を持ち込んだとする。このとき、第二携帯端末105および第三携帯端末106は、無線LANステーション107とパスワードをまだ共有していないので、そのままでは利用者Aのネットワークに接続できない。
第二携帯端末105および第三携帯端末106を利用者Aのネットワークに接続するためには、パスワードを第二携帯端末105および第三携帯端末106のそれぞれに設定する必要がある。しかし、一般的にパスワードは複雑であるため、設定には手間がかかる。この手間を省く工夫として、第一携帯端末104と第二携帯端末105とを、赤外線やBluetooth(登録商標)などの無線接続、あるいはUSBケーブルによる有線接続といった近距離通信手法を用いて一時的に接続することにより、第一携帯端末104から第二携帯端末105へパスワード情報を伝達する方法が考えられる。前記したような近距離通信手法は、携帯端末同士を近づける必要があるので、部外者がパスワードを盗用する恐れが少ない。もちろん、前記の接続によるパスワードの伝達は、第一携帯端末104と行うことに限らずに、大型表示装置101と行ってもよい。
またこの際、第一携帯端末104が第二携帯端末105または第三携帯端末106に伝達するパスワードは、第一携帯端末104が日常的に利用しているパスワードでなくともよく、例えば、ゲスト用のパスワードであってもよい。ゲスト用パスワードは短時間(例えば一日)で使用不可能になるように、無線LANステーション107を、第二携帯端末105、第三携帯端末106などの利用者A以外のゲストが所有する携帯端末が無線LANステーション107への接続を設定できる仕様にしておけば、利用者Aのネットワークに対する不正使用の恐れはより少なくできる。この場合、ゲスト用パスワードの寿命をより短時間に設定する代わりにパスワードを単純なものにすれば、上述した近距離通信手法を用いずとも、パスワード入力の手間を省くこともできる。例えば、第一携帯端末104に設定されている正規のパスワードは16桁だが、ゲスト用パスワードは寿命が一時間しかなく当該パスワードによるネットワークの接続は一時間しか許可されないが、当該パスワードは4桁であり簡単に入力できる、などである。このように、ゲスト用パスワードの寿命を短時間にするに連れてパスワードの桁数を減少させることも考えられる。
上述では利用者Aのネットワークへの接続の許可方法として、パスワードを設定するものとしたが、第二携帯端末105および第三携帯端末106のMACアドレスを近距離通信手法で取得することにより、無線LANステーション107に対し、前記MACアドレスの接続の許可を指定するものであってもよい。
図3は、図1のような構成でネットワーク接続された携帯端末における、大型表示装置を利用した画像データ閲覧の方法を示す図である。
第一携帯端末104、第二携帯端末105、および第三携帯端末106は、それぞれ、内蔵された記憶部121、131としてのメモリに格納された画像データを閲覧するアプリケーションが起動されており、無線LANステーション107によるネットワークに接続されているものとする。
図4は、画像閲覧方法において大型表示装置101で行われる処理を示すフローチャートである。
まず、大型表示装置101では、表示指示受付部113が複数の携帯端末104〜106の表示指示部122、132による画像を表示させるための第一指示を受信したか否かを判定する(S101)。表示指示受付部113が第一指示を受信していない場合(S101:No)、ステップS101に戻る。
表示指示受付部113が第一指示を受信していた場合(S101:Yes)、画像を表示させるための第一指示を複数の携帯端末から受信したか否かを判定する(S102)。
表示指示受付部113が第一指示を複数の携帯端末から受信したと判定した場合(S102:Yes)、調停端末決定部112は、第一携帯端末104、第二携帯端末105、および第三携帯端末106のうちで、ネットワークに対する接続状況が予め定められた条件を満たす一つの利用者Aが所有する第一携帯端末104を調停端末として決定する(S103)。ここでは、ネットワークに対する接続状況とは、当該ネットワークへ接続する際に入力されたパスワードの種類である。つまり、調停端末決定部112は、例えば第一携帯端末104が所有者用のパスワードを入力することにより当該ネットワークに接続されていることが予め定められた条件を満たすと判定し、予め定められた条件を満たす第一携帯端末104が無線LANステーション107によるネットワークの所有者が所持している端末であることを判定している。もちろん、上記のような判定方法の他にも、ネットワークの接続状況を、当該ネットワークに接続される回数としてもよいし、当該ネットワークに接続された順番としてもよい。つまり、調停端末決定部112は、当該ネットワークに接続される回数が多い携帯端末を予め定められた条件を満たす携帯端末であると判定することにより、調停端末として決定してもよい。また、調停端末決定部112は、複数の携帯端末のうちで初めて当該ネットワークに接続された時が最も早い携帯端末を予め定められた条件を満たす携帯端末であると判定することにより、調停端末として決定してもよい。
一方で、表示指示受付部113が第一指示を複数の携帯端末から受信していないと判定した場合(S102:No)、第一表示制御部114は、受信した第一指示が示す画像を表示する(S107)。例えば、第一携帯端末104の所有者である利用者Aが、気に入った画像データ201を選択することを示す入力を入力受付部123としてのタッチディスプレイに入力する。利用者Aによる入力を受け付けた第一携帯端末104は、当該入力に基づいて、利用者Aにより選択された画像データ201が示す画像202の表示を大型表示装置101に表示させるための第一指示を、大型表示装置101に対して行う。この場合、第一表示制御部114は、まだ、第一指示を1台の第一携帯端末104からしか受け取っていないため、第一指示が示す画像202の表示を大型ディスプレイ111に行わせる。
ステップS103の次に、第一表示制御部114は、表示指示受付部113が受信した第一指示に基づいて、複数の画像を大型ディスプレイ111に表示させるとともに、表示させた画面をミラー表示させるためのミラー表示指示を調停端末として決定された第一携帯端末104に送信する(S104)。具体的には、各携帯端末104〜106の表示指示部122、132から第一指示を表示指示受付部113が受け付けた場合に、第一表示制御部114は、例えば、最も早く受け付けた第一携帯端末104から受け付けた第一指示による画像データ201を図3に示すように画像202として大型ディスプレイ111に大きく表示させる。なお、第一表示制御部114は、画像202が第一携帯端末104の画像データ201による画像であることを示すインデックス208を画像202に重畳して表示させる。そして、第一表示制御部114は、2番目以降に受け付けた第二携帯端末105の第一指示による画像データ203、および、第三携帯端末106の第一指示による画像データ205を、第二携帯端末105および第三携帯端末106から第一指示を受け付けたことを示す表示であるアイコン204、206として、大型ディスプレイ111の画像202が表示されている以外の領域に、それぞれ表示させる。つまり、第一表示制御部114は、調停端末である第一携帯端末104からの第一指示に基づく第一画像(画像202)を大型ディスプレイ111に表示させ、調停端末以外の複数の携帯端末105、106からの第一指示に基づく第二画像(アイコン204、206)を第一画像(画像202)が表示される第一サイズよりも小さい第二サイズで大型ディスプレイ111に表示させる。
ここでは、例えば、第二携帯端末105の所有者である利用者Bが、気に入った画像データ203を選択し、大型表示装置101での表示を指示した場合である。つまり、第二携帯端末105は、利用者Bによる入力が示す第一指示により選択された画像データ203を大型表示装置101に表示させることを、大型表示装置101に指示する。先ほどとは違い、すでに画像202が大型表示装置101に表示されているので、第一表示制御部114は、画像データ203が示す画像を表示されている画像202に対して上書きして表示させることはせず、第二携帯端末105に保存されている画像データ203の表示の指示があったことを示すアイコン204が大型表示装置101の画像202が表示されている領域とは別の領域に表示される。上記と同様に、第三携帯端末106に保存されている画像データ205の表示の第一指示が大型表示装置101にあった場合には、第三携帯端末106に保存されている画像データ205の表示の指示が大型表示装置101にあったことを示すアイコン206が大型表示装置101の画像202およびアイコン204が表示されている領域とは別の領域に表示される。
なお、第一表示制御部114は、アイコン204、206を、画像202が表示されている領域とは別の領域に表示させなくてもよく、画像202に重ねて表示させてもよい。この場合、第一表示制御部114は、アイコン204、206を、画像202の中央を除く領域に表示させてもよいし、画像202の被写体の位置を判定することにより、被写体の位置を除く領域に表示させてもよい。なお、画像中の被写体の判定には、顔認識等の画像処理技術を用いてもよいし、画像中の鮮鋭度により判定してもよい。後者の場合には、鮮鋭度が高い領域に被写体が写り込んでいると判定することになる。
表示指示受付部113は、調停端末である第一携帯端末104から、表示している画像を変更することを示す第二指示があるか否かを確認する(S105)。第一携帯端末104から、表示している画像を変更する指示がない場合(S105:No)、ステップS105に戻る。
一方で、第一携帯端末104から、表示している画像を変更することを示す第二指示があった場合(S105:Yes)、当該第二指示に従って表示する画像を変更する(S106)。具体的な、表示制御については後述の携帯端末の処理フローの説明において説明する。
図5は、画像閲覧方法において携帯端末104〜106のそれぞれで行われる処理を示すフローチャートである。
まず、大型表示装置101からミラー表示の指示があるか否かを判定する(S201)。大型表示装置101からミラー表示の指示がない場合(S201:No)、ステップS207に進む。ステップS201では、第一指示が複数の携帯端末104〜106から大型表示装置101に対して行われているか否かを判定している。つまり、ミラー表示の指示は調停端末のみ行われるため、ステップS201の判定を行うことにより、ステップS201以降の処理において、調停端末における処理と、それ以外の携帯端末における処理とに分かれることになる。
大型表示装置101からミラー表示の指示がある場合(S201:Yes)、ミラー表示の指示を受信した携帯端末は、ミラー表示に移行するためのボタンを表示する(S202)。具体的には、図1を用いて説明したように、第一携帯端末104は既に利用者Aのネットワークに接続されているので、自動的に、調停端末として決定される。そこで、表示の指示があったことを示すアイコン204、206が表示された場合(S104)、調停端末である第一携帯端末104のみの小型ディスプレイ125に、第二表示制御部124が大型表示装置101における表示を制御するモードへ移行するためのボタンを表示させる。
そして、第一携帯端末104では、入力受付部123がボタンに対する入力が行われたか否かを判定する(S203)。ここで、利用者が前記ボタンをタッチ(入力)すれば(S203:Yes)、大型表示装置101の大型ディスプレイ111の所定の領域(本実施の形態では、大型表示装置101のすべての表示領域)で表示されている画像207が第一携帯端末104の小型ディスプレイ125にミラー表示される(S204)。つまり、第二表示制御部124は、小型ディスプレイ125に表示させる画像を大型表示装置101の大型ディスプレイ111に表示されている画像のミラー表示に移行する。なお、ここでは、調停端末の小型ディスプレイ125に表示される画像を、大型ディスプレイ111に表示されている画像のミラー表示をさせるが、大型ディスプレイ111に表示されている複数の携帯端末から第一指示を示す表示が表示されていればミラー表示することに限るものではない。つまり、第二表示制御部124は、調停端末の小型ディスプレイ125に画像を表示させていなくてもよく、複数の携帯端末からの第一指示を示す文字情報を表示させてもよい。
次に、第一携帯端末104の入力受付部123に対して、画像の変更の指示を示す入力があるか否かが判定される(S205)。第一携帯端末104において、小型ディスプレイ125に表示されているアイコン204またはアイコン206にタッチした場合に、画像の指示を示す入力があったと判定し(S205:Yes)、表示指示部122により画像変更の指示が大型表示装置101に送信される(S206)。つまり、大型表示装置101は、第一携帯端末104から表示している画像を変更する第二指示を受信した場合(S105:Yes)、当該第二指示に従って大型表示装置101において、アイコン204またはアイコン206が示す画像が第二サイズから第一サイズで拡大表示される(S106)。つまり、大型表示装置101の第一表示制御部114は、第二指示を調停端末から受け付けた場合、当該第二指示に基づいて、第二サイズで大型ディスプレイ111に表示されている第二画像(アイコン204、206)を第二サイズよりも大きい第一サイズで大型ディスプレイ111に表示させる。なお、画像202とアイコン204とをダブルタッチすると、二つの画像を並べて拡大表示できるようにしてもよい。
このように、第1の実施の形態における画像閲覧システム1においては、複数の携帯端末104〜106を持ち込み、容易にネットワークに接続し、さらに、他人に見せたい画像を見つけた場合、大型表示装置101を用いて複数人で閲覧できる状態にすることができる。そして、その際、個々の携帯端末104〜106では、他の利用者のことを気にすることなく、いつでも大型表示装置101を用いた表示の第一指示を発信することができる。調停端末として決定された携帯端末104は、複数の携帯端末104〜106により行われた第一指示を承認し、次に大型ディスプレイ111に全画面表示するべき画像データを選択できる。このため、円滑に複数の携帯端末104〜106に格納された画像データを複数人で閲覧することができるという格別の効果を奏する。
なお、本発明は前記した構成に限定されるものではなく、他の構成もとることができる。例えば、ネットワークの元々の所有者である利用者Aが所持する第一携帯端末104が、調停端末として決定されるとしたが、それ以外に、個々の携帯端末104〜106で、大型表示装置101における表示を制御するモードに移行するボタンが表示されるようにして、当該ボタンに対して入力が行われた携帯端末を、調停端末にするように適宜決定してもよい。あるいは、現在の調停端末が、次の調停端末を指定するようにしてもよい。あるいは、複数の携帯端末のうちで大型表示装置101にもっとも近い位置に存在する携帯端末が、調停役に指定されるようにしてもよい。
また、上記画像閲覧システムによって、大型ディスプレイに表示させることのできる画像データは、静止画であっても、動画であってもよい。
<2.第2の実施の形態>
図6は、第2の実施の形態における画像閲覧システム1における、携帯端末の操作方法を示す図である。第2の実施の形態では、携帯端末として第一携帯端末104を例にして説明する。なお、この操作方法は、調停端末であっても調停端末でなくても同じである。図中、第一携帯端末104は、内蔵している画像データを選択することにより当該画像データが示す画像を閲覧するためのアプリケーションが起動されている。第一携帯端末104では、左右方向のフリック(矢印301を参照)入力で表示されている画像をスクロールすることにより表示される画像の選択ができる。第2の実施の形態における画像閲覧システム1の機能構成は、図2に示した第1の実施の形態における画像閲覧システム1の構成と同じであるため、詳細な説明を省略する。
第1の実施の形態では特に言及していなかったが、各携帯端末104〜106の入力受付部123、133は、予め定められた入力としてジェスチャ入力を受け付ける。また、入力受付部123、133は、ジェスチャ入力としてフリック入力を受け付ける。
そして、各携帯端末104〜106の表示指示部122、132は、入力受付部123、133がジェスチャ入力を受け付けたときに、当該ジェスチャ入力の対象となった画像データが示す画像を表示させるための指示を第一指示として大型表示装置101に対して行う。また、表示指示部122、132は、入力受付部123、133により受け付けられたジェスチャ入力が、画像データを示す画像に対する第一所定距離以上のドラッグである場合に、当該ジェスチャ入力の対象となった画像データが示す画像を表示させるための指示を第一指示として大型表示装置101に対して行う。
具体的には、画像の選択のためのスクロールの方向とは異なる、縦方向のフリック入力(矢印302を参照)を行った場合、縦方向のフリックの対象となることにより選択された画像データが示す画像を、大型表示装置101で表示させるための第一指示を行ったことになる。その際、画像303のように、画像がフリック入力を行った先の方向へ飛んでいくようなアニメーションを第一携帯端末104の小型ディスプレイ125に表示すれば、より直感的なUIとなる。
図7は、図6で示した、大型表示装置101での表示の第一指示を示すジェスチャ入力であるフリック入力を、第一携帯端末104において、ドラッグで行うことを示す図である。ドラッグが示す入力は、選択した写真を指で押さえたまま上方向へ指を滑らせる操作である。当該入力による指の移動距離401が、第一所定距離に達することなく、指が離されたことを入力受付部123が検出した場合、第二表示制御部124は、画像402のように、画像を元の位置に移動させる表示を小型ディスプレイ125に行わせる。指の移動距離401が第一所定距離に達したことを入力受付部123が検出した場合、第二表示制御部124は、画像403のように、画像が飛んでいくアニメーションを小型ディスプレイ125に表示させると共に、当該操作が行われた第一携帯端末104の表示指示部122が大型表示装置101に対して当該画像403を表示させるための第一指示を行う。このドラッグによる入力の際、常に指の動きに合わせて画像が移動するのではなく、指の移動距離401が大きくなるほど、画像の移動距離が短くなるように表示させれば、画像がバネに繋がっているような感覚を利用者に与えると共に、意図しない大型表示装置101での表示を防止することができ、より効果的である。画像402のような、画像が元の位置に戻る際の動きも、バネで戻るように加速し振動すれば、より効果的である。また、画像403のような、画像が大型表示装置101に飛んでいく際の動きを、一杯に引っ張られたバネが外れることによりバネとは反対側に引っ張られたような、加速のある動きにすれば、より効果的である。
また、選択された画像に対するドラッグによる指の移動距離401が第一所定距離に達した場合に、表示指示部122は、第一指示を大型表示装置101に対して行っているが、ドラッグによる指の移動距離401を閾値とすることに限らない。第一指示を大型表示装置101に対して行うための入力条件としては、例えば、上記ドラッグのスピードが所定スピードに達した場合としてもよいし、ドラッグまたはフリックする指の本数が2本の場合としてもよいし、タッチしている指が一本の場合であってもタッチしている指の接触面積が所定面積を超えている場合または超えていない場合としてもよい。さらに、上記ドラッグのスピードが速いほど、指の移動距離401の閾値を小さくするように変化させ、変化させた後の閾値により判定するようにしてもよい。この場合には、例えば、ドラッグのスピードが所定スピードを超えている場合には、指の移動距離401は第一所定距離に達していなくても第一所定距離よりも短い第二所定距離に達していれば、表示指示部122は第一指示を大型表示装置101に行い、ドラッグのスピードが所定スピードを超えていない場合には、第一所定距離を超える距離を移動させなければ第一指示を大型表示装置101に行わないようにするなどが考えられる。
<3.第3の実施の形態>
図8は、第3の実施の形態における画像閲覧システム1aにおける、携帯端末の操作方法を示す図である。図9は、第3の実施の形態における画像閲覧システムの機能ブロック図である。第3の実施の形態では、携帯端末として第一携帯端末104aを例にして説明する。なお、この操作方法は、調停端末であっても調停端末でなくても同じである。第3の実施の形態の画像閲覧システム1aでは、二つの大型表示装置101、501が、設置されていることが第1の実施の形態および第2の実施の形態の画像閲覧システム1とは異なる。また、第3の実施の形態の携帯端末104a〜106aは、第1の実施の形態の携帯端末104〜106と比較して、方向判定部126、136をそれぞれ有することが異なる。なお、その他の構成については、第1の実施の形態および第2の実施の形態の画像閲覧システム1と同様であるため、その説明を省略する。また、第1の実施の形態および第2の実施の形態の画像閲覧システム1と同様の構成には、同じ符号を付している。また、大型表示装置501は、大型表示装置101の構成要素の100番台の符号を500番台に置き換えたものであり、大型表示装置101の構成と同様であるため、各構成要素の説明を省略する。
以下では、第1の実施の形態および第2の実施の形態の画像閲覧システム1と異なる構成および機能について説明する。
方向判定部126、136は、入力受付部123により受け付けられたフリック入力の方向が、携帯端末104a〜106aから大型表示装置101および大型表示装置501のいずれへ向けた方向であるか否かを判定する。
表示指示部122、132は、方向判定部126、136によりフリック入力の方向の先に位置する大型表示装置(大型表示装置101または大型表示装置501)が特定された場合、当該フリック入力の対象となった画像データが示す画像を表示させるための指示を第一指示として当該フリック入力の方向の先に位置すると判定された大型表示装置に対して行う。
二つある大型表示装置101、501のどちらに画像の表示を指示するかを直感的に指定するため、第3の実施の形態では、第一携帯端末104を、表示の対象とする大型表示装置501が設置された方向に向け、フリックを行った場合の処理を説明する。
第一携帯端末104が大型表示装置101および大型表示装置501のどちらの方向を向いているかを判定するためには、様々な方法がある。つまり、方向判定部126、136では、次のような方法で第一携帯端末104が大型表示装置101および大型表示装置501のどちらの方向を向いているかを判定する。
例えば、大型表示装置101、501のスピーカーからそれぞれ特徴的な音声を出力し、その音声を第一携帯端末104のマイクロフォンで集音し、どちらの方向を向いているかを判定する方法である。この場合、出力される音声は、人間の耳では聞こえない超音波を用い、大型表示装置101、501ごとに定められた固有の周波数の音声を出力すれば、より効果的である。この場合には、集音した音声のレベルが大きいと判定された周波数を出力している大型表示装置101または大型表示装置501の方向を、第一携帯端末104が向いていると判定されることになる。
同様に、大型表示装置101、501が、それぞれ定められた固有の周波数を持つ赤外線を出力し、出力された赤外線を第一携帯端末104が赤外線センサで取得することで方向を判定してもよい。この場合には、取得した赤外線のゲインが大きいと判定された周波数を出力している大型表示装置101または大型表示装置501の方向を、第一携帯端末104が向いていると判定されることになる。
他にも、第一携帯端末104が有する地磁気センサを用いて、第一携帯端末104の向いている方角を推定する方法も利用できる。
なお、前記した実施例では、大型表示装置は2台であるとしたが、当然ながら、3台以上であってもよい。さらに、1台であってもよい。1台でも、第一携帯端末104が、大型表示装置の方向を向いているかどうかをチェックしてから表示の指示を受け付けることで、フリック入力のミスによる、意図しない大型表示装置における表示を防止できるという格別の効果を奏する。
<4.第4の実施の形態>
図10は、第4の実施の形態における画像閲覧システムにおける、携帯端末の操作方法を示す図である。第4の実施の形態では、携帯端末として第一携帯端末104を例にして説明する。なお、この操作方法は、調停端末であっても調停端末でなくても同じである。第4の実施の形態の画像閲覧システム1aでは、二つの大型表示装置101、501が、設置されている。第4の実施の形態の画像閲覧システム1aの機能構成は、第3の実施の形態の画像閲覧システム1aと同じ構成であるため、詳細な説明を省略する。ここでは、二つある大型表示装置101、501のどちらに画像の表示を指示するかを直感的に指定するため、本実施の形態では、表示の対象とする大型表示装置を選択するためのアイコンが表示される形態について説明する。
この場合、第二表示制御部124は、大型表示装置101、501が複数ある場合であって、入力受付部123により受け付けられたジェスチャ入力が、画像データを示す画像に対する第一所定距離よりも短い第二所定距離のドラッグである場合に、複数の大型表示装置101、501のそれぞれに対応する複数のアイコン601、602を小型ディスプレイ125に表示させる。
そして、表示指示部122は、複数のアイコン601、602のうち当該ドラッグの終了位置に対応するアイコンが示す大型表示装置に対して、当該画像データを示す画像の表示の指示を第一指示として行う。
例えば、指の移動距離401が第一所定距離よりも短い第二所定距離以上になる場合、第二表示制御部124は、複数ある大型表示装置101、501のいずれかを選択するためのアイコン601、602を第一携帯端末104の小型ディスプレイ125に表示させる。ここで、アイコン601は大型表示装置101を示すアイコンであり、アイコン602は大型表示装置501示すアイコンである。ここで利用者は、画像の表示の対象としたい大型表示装置を示すアイコンのほうへ、指を滑らせる(矢印603を参照)。この状態で指がアイコン(ここではアイコン602)に近づくと、表示指示部122は、複数のアイコン601、602のうち当該ドラッグの終了位置に対応するアイコン602が示す大型表示装置501に対して、当該画像データを示す画像の表示の指示を第一指示として行う。選択された大型表示装置(図10では大型表示装置501)において、画像の表示が行われる。
アイコン601、602は、個々の大型表示装置101、501が特定できる情報が表示されることが望ましい。例えば、大型表示装置を構成する大型薄型テレビジョンの機種や、画面の大きさ(インチ数)などである。これらの情報は、大型表示装置を構成するセットトップボックスが、HDMI(登録商標)ケーブルを利用して大型薄型テレビジョン側と通信することで大型薄型テレビジョンから取得する。また、アイコン601とアイコン602とが小型端末A104のタッチディスプレイに表示される領域の位置関係も、実際の大型表示装置101、501の位置関係と合致しているとより好適である。そのため、第3の実施の形態で示したような、大型表示装置101、501のそれぞれが発する固有の超音波や赤外線を小型端末A104が取得し、大型表示装置101、501の位置関係を把握するように構成してもよい。
なお、前記した実施の形態では、大型表示装置は2台であるとしたが、当然ながら、3台以上であってもよい。さらに、1台であってもよい。1台でも、アイコンまで指をドラッグさせることで、ドラッグのミスによる、意図しない大型表示装置における表示を防止できるという格別の効果を奏する。
さらに、前記アイコン601、602は、単に大型表示装置101、501を特定する用途以外に、機能を指定するようなものであってもよい。例えば、第一携帯端末104が大型表示装置101に対して画像の表示の第一指示を行うとき、一枚の画像の表示を指示する場合とは異なり、二枚の画像を並べて表示することを指定するため、大型表示装置101の二枚の画像を並べて表示するための二つの表示領域に対応するように、一台の大型表示装置につき二つの表示領域ごとに二つのアイコンが表示されてもいい。
さらに、前記アイコン601、602は、大型表示装置101、501以外にも、同一のネットワークに接続されている、第一携帯端末104とは別の第二携帯端末105、第三携帯端末106などを指定するために表示されてもよい。なお、例えば、第二携帯端末105を示すアイコンにドラッグした場合は、大型表示装置に表示されるのではなく、特定した第二携帯端末105に画像データを転送する。この構成では、複数の携帯端末同士の画像データの共有がより簡便となる。
<5.第5の実施の形態>
図11は、第5の実施の形態における画像閲覧システム1における、携帯端末の操作方法を示す図である。第5の実施の形態では、調停端末の操作を行うことなく、複数の携帯端末が有する画像データを、大型表示装置において、並べて表示する形態について説明する。
図中、第一携帯端末104と第二携帯端末105とのそれぞれが、大型表示装置101で表示させたい画像データ201、203を選択している。ここで、第一携帯端末104と第二携帯端末105とにおいて、第一携帯端末104と第二携帯端末105とを操作する二人の利用者が、示し合わせて、同時に、画像データ201が表示されている第一携帯端末104と、画像データ203が表示されている第二携帯端末105に対するフリック動作を行った場合の処理について説明する。
なお、ここで「同時」とは、フリックの動作のタイミングが完全に一致している必要はなく、利用者にとって同時であると思える程度に、誤差を含むものであってよい。また、偶然にタイミングが一致してしまうことを避けるためには、少なくとも、第一携帯端末104を操作する利用者Aと第二携帯端末105を操作する利用者Bとが、示し合わせてタイミングを合わせなければ実現できない程度に、誤差を含まないものであれば、より好適である。
上述のように、第一携帯端末104と第二携帯端末105とにおいて同時にフリック入力がそれぞれの入力受付部123、133に対して行われた場合、大型表示装置101は、表示の指示が第一携帯端末104および第二携帯端末105から同時期に発信されたことを認識し、第一携帯端末104および第二携帯端末105においてフリック入力の対象となった画像データが示す画像の両者を、同程度の大きさに拡大または縮小することにより調整し、並べて表示するようにしてもよい。
本実施の形態では、調停端末における特殊な操作を行うことなく、より簡易な方法で、並べて表示させたい画像を指定することが可能となる。
<6.第6の実施の形態>
図12は、第6の実施の形態における画像閲覧システム1bの機能ブロック図である。第6の実施の形態では、大型表示装置101bの大型薄型テレビジョン102bがテレビ放送を受信可能な放送受信部115を有していることが第1〜第5の実施の形態における画像閲覧システム1、1aの大型表示装置101とは異なる。なお、第1〜第5の実施の形態における、大型薄型テレビジョン102は、放送受信部115を有していてもよい。
第一表示制御部114は、放送受信部115により受信されたテレビ放送を大型ディスプレイ111に表示させている場合において、複数の携帯端末104〜106のいずれかから第一指示を受け付けたときに、当該第一指示による画像を大型ディスプレイ111に表示させる。
具体的には、利用者がテレビ放送を大型表示装置101bの大型ディスプレイ111に表示させているときに、第1〜第5の実施の形態において説明した第一指示を携帯端末104〜106のいずれかが行うことにより、当該第一指示による画像を大型ディスプレイ111に表示させる。つまり、大型表示装置101bが画像閲覧方法による画像閲覧をするためのアプリケーションを起動させていなくても、上記第1〜第5の実施の形態において説明した画像閲覧を行うことができる。
<7.第7の実施の形態>
図13は、第7の実施の形態における画像閲覧システムにおける、大型ディスプレイ111に表示させるアプリケーションのアイコンを示す図である。第7の実施の形態では、第1の実施の形態において説明したように、ネットワークに接続した携帯端末が調停端末であるか否かの判定結果に応じて、ネットワークに接続した携帯端末から操作可能なアプリケーションのアイコンを変更する。
具体的には、第一携帯端末104が、ネットワークに接続されて、大型表示装置101に表示されるアプリケーションを操作する場合を考える。第一携帯端末104は、調停端末として大型表示装置101に認識されるため、すべてのアプリケーションのアイコンA〜Lが操作可能となる。
ここで、第二携帯端末105が、ネットワークに接続されて、大型表示装置101に表示されるアプリケーションを操作しようとする場合、第二携帯端末105はゲスト端末であるため、すべてのアプリケーションを操作することはできず、例えば、図13に示すように、ゲスト用の画面が大型ディスプレイ111に表示される。つまり、ゲスト端末がネットワークに接続されて、ゲスト端末の接続が大型表示装置101に認識された場合に、大型ディスプレイ111の画面は、所有者用の画面領域A1と、ゲスト用の画面領域A2とに分割される。そして、所有者用の画面領域A1には、すべてのアプリケーションを示すアイコンA〜Lが、第一携帯端末104から操作可能な状態で表示され、ゲスト用の画面領域A2にはゲスト用に使用が許されたアプリケーションA、D、Iのみが第二携帯端末105から操作可能な状態で表示される。
なお、この場合に、ゲスト用に使用が許されたアプリケーションA、D、Iは、例えば、ウェブの閲覧が可能なブラウザであり、ゲスト用の第二携帯端末105に記憶されている画像を表示させるための画像閲覧ソフトなどの所有者の利益を損ねないアプリケーションが想定される。
第7の実施の形態のようにゲスト用の第二携帯端末105により接続された場合に、ゲスト用に使用が許されたアプリケーションを示すアイコンA、D、Iを表示させることにより、所有者が他人に勝手に起動された場合に不利益を被るアプリケーションの使用を制限でき、かつ、ゲストとして認識された利用者は大型表示装置101に表示される画像閲覧ソフトなどのアプリケーションを手軽に利用できる。
以上、本発明の一つまたは複数の態様に係る画像閲覧システム、調停端末、画像閲覧方法および調停方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本発明は、複数の利用者のそれぞれがスマートフォンを所持している場合に、他の利用者に不快感を与えることなく、大型テレビを利用した画像閲覧を可能とし、複数の小型端末に格納された画像データを複数人で円滑に閲覧することができ、小型端末に保存されている画像を大型表示装置に表示させるデジタル画像閲覧システム等として有用である。
1、1a、1b 画像閲覧システム
101、101b、501 大型表示装置
102、102b 大型薄型テレビジョン
103 セットトップボックス
104、104a 第一携帯端末
105、105a 第二携帯端末
106、106a 第三携帯端末
107 無線LANステーション
111 大型ディスプレイ
112 調停端末決定部
113 表示指示受付部
114 第一表示制御部
115 放送受信部
121、131 記憶部
122、132 表示指示部
123、133 入力受付部
124、134 第二表示制御部
125、135 小型ディスプレイ
126、136 方向判定部
201、203、205 画像データ
202、207、303、402、403 画像
204、206、601、602 アイコン
208 インデックス
301、302、603 矢印
401 移動距離

Claims (16)

  1. ネットワークによって互いに接続される大型表示装置と、複数の携帯端末とで構成される画像閲覧システムであって、
    前記複数の携帯端末のそれぞれは、
    画像データを記憶している記憶部と、
    前記画像データのうちで利用者により選択された前記画像データが示す画像を前記大型表示装置において表示させるための予め定められた入力を受け付ける入力受付部と、
    前記入力受付部によって受け付けられた入力に基づいて、前記利用者により選択された画像データが示す画像の表示を前記大型表示装置に表示させるための第一指示を前記大型表示装置に対して行う表示指示部と、
    を有し、
    前記大型表示装置は、
    大型ディスプレイと、
    前記大型表示装置に対して前記ネットワークを介して接続されている前記複数の携帯端末のうちの一つを、前記複数の携帯端末が記憶している複数の前記画像データが示す複数の画像のうち前記大型ディスプレイに表示させる画像を決定する調停処理を行う調停端末として決定する調停端末決定部と、
    前記大型ディスプレイに、前記表示指示部による指示に基づく画像を表示させる第一表示制御部と、
    前記複数の携帯端末の前記表示指示部による前記第一指示を受け付ける表示指示受付部と、
    を有し、
    前記複数の携帯端末のうち前記調停端末決定部により前記調停端末として決定された一つの携帯端末の表示指示部は、さらに、(i)前記複数の携帯端末の前記表示指示部による前記第一指示を受け付けて、(ii)前記複数の携帯端末から受け付けた前記第一指示による前記画像の表示を前記第一表示制御部に行わせるか否かを決定し、(iii)前記決定において前記第一表示制御部に表示を行わせると決定した前記画像の表示を前記第一表示制御部に行わせるための第二指示を前記大型表示装置に対して行うことで、前記調停処理を行い
    前記大型表示装置は、前記表示指示受付部が前記第一指示を受信していた場合、前記第一指示を複数の前記携帯端末から受信したか否かを判定し、
    前記大型表示装置の前記第一表示制御部は、前記第一指示を複数の前記携帯端末から受信したと判定された場合、前記調停端末からの前記第一指示に基づく第一画像を前記大型ディスプレイに表示させ、前記調停端末以外の前記複数の携帯端末からの前記第一指示に基づく第二画像を前記第一画像が表示される第一サイズよりも小さい第二サイズで前記大型ディスプレイに表示させる
    画像閲覧システム。
  2. 前記大型表示装置の前記第一表示制御部は、前記第二指示を前記調停端末から受け付けた場合、当該第二指示に基づいて、前記第二サイズで前記大型ディスプレイに表示されている前記第二画像を前記第一サイズで前記大型ディスプレイに表示させる
    請求項1に記載の画像閲覧システム。
  3. 前記調停端末決定部は、前記複数の携帯端末のうちで、前記ネットワークに対する接続状況が予め定められた条件を満たす一つの携帯端末を、前記調停端末として決定する
    請求項1または2に記載の画像閲覧システム。
  4. 前記携帯端末のそれぞれは、さらに、
    小型ディスプレイと、
    前記小型ディスプレイに表示する内容を制御する第二表示制御部と、
    を有し、
    前記調停端末として決定された一つの携帯端末の前記第二表示制御部は、前記調停端末として決定された一つの携帯端末の表示指示部が前記複数の携帯端末の表示指示部から前記第一指示を受け付けた場合、当該第一指示を受け付けたことを示す表示を、前記調停端末として決定された一つの携帯端末の前記小型ディスプレイに表示させる
    請求項1から3のいずれか1項に記載の画像閲覧システム。
  5. 前記大型表示装置は、さらに、
    前記複数の携帯端末の前記表示指示部による前記第一指示を受け付ける表示指示受付部
    を有し、
    前記第一表示制御部は、前記表示指示受付部により受け付けられた第一指示を示す表示を当該大型表示装置の前記大型ディスプレイに表示させる
    請求項1から4のいずれか1項に記載の画像閲覧システム。
  6. 前記入力受付部は、前記予め定められた入力としてジェスチャ入力を受け付け、
    前記表示指示部は、前記入力受付部が前記ジェスチャ入力を受け付けたときに、当該ジェスチャ入力の対象となった画像データが示す画像を表示させるための指示を前記第一指示として前記大型表示装置に対して行う
    請求項4に記載の画像閲覧システム。
  7. 前記入力受付部は、前記ジェスチャ入力としてフリック入力を受け付ける
    請求項6に記載の画像閲覧システム。
  8. 前記複数の携帯端末は、さらに、
    前記入力受付部により受け付けられたフリック入力の方向が、前記携帯端末から前記大型表示装置へ向けた方向であるか否かを判定する方向判定部を有し、
    前記表示指示部は、前記方向判定部により前記フリック入力が前記携帯端末から前記大型表示装置へ向けた方向であると判定された場合、当該フリック入力の対象となった画像データが示す画像を表示させるための指示を前記第一指示として前記大型表示装置に対して行う
    請求項7に記載の画像閲覧システム。
  9. 前記表示指示部は、前記入力受付部により受け付けられたジェスチャ入力が、前記画像データを示す画像に対する第一所定距離以上のドラッグである場合に、当該ジェスチャ入力の対象となった画像データが示す画像を表示させるための指示を前記第一指示として前記大型表示装置に対して行う
    請求項6に記載の画像閲覧システム。
  10. 前記第二表示制御部は、
    前記入力受付部により受け付けられたジェスチャ入力が、前記画像データを示す画像に対する前記第一所定距離以上のドラッグである場合に、当該画像を当該ドラッグの方向に向けて移動させる表示を前記小型ディスプレイに行わせ、
    前記入力受付部により受け付けられたジェスチャ入力が、前記画像データを示す画像に対する前記第一所定距離未満のドラッグである場合に、当該画像を元の位置に移動させる表示を前記小型ディスプレイに行わせる
    請求項9に記載の画像閲覧システム。
  11. 前記第二表示制御部は、前記大型表示装置が複数ある場合であって、前記入力受付部により受け付けられたジェスチャ入力が、前記画像データを示す画像に対する前記第一所定距離よりも短い第二所定距離のドラッグである場合に、前記複数の大型表示装置のそれぞれに対応する複数のアイコンを前記小型ディスプレイに表示させ、
    前記表示指示部は、前記複数のアイコンのうち当該ドラッグの終了位置に対応するアイコンが示す前記大型表示装置に対して、当該画像データを示す画像の表示の指示を前記第一指示として行う
    請求項9に記載の画像閲覧システム。
  12. 前記第一表示制御部は、前記複数の携帯端末のうちの少なくとも一つの携帯端末の前記表示指示部が行った前記第一指示による画像の表示を、当該第一指示を行った携帯端末を特定できる情報の表示とともに行わせる
    請求項1から11のいずれか1項に記載の画像閲覧システム。
  13. 前記大型表示装置は、さらに、テレビ放送を受信可能な放送受信部を有し、
    前記第一表示制御部は、前記放送受信部により受信されたテレビ放送を前記大型ディスプレイに表示させている場合において、前記複数の携帯端末のいずれかから前記第一指示を受け付けたときに、当該第一指示による画像を前記大型ディスプレイに表示させる
    請求項1から12のいずれか1項に記載の画像閲覧システム。
  14. 請求項1に記載の画像閲覧システムの複数の携帯端末のうちの一つの調停端末であって、
    前記調停端末の表示指示部は、さらに、(i)前記複数の携帯端末の前記表示指示部による前記第一指示を受け付けて、(ii)前記複数の携帯端末から受け付けた前記第一指示による前記画像の表示を前記大型表示装置に行わせるか否かを決定し、(iii)前記決定において前記第一表示制御部に表示を行わせると決定した前記画像の表示を前記大型表示装置に行わせるための第二指示を前記大型表示装置に対して行うことで、前記調停処理を行う
    調停端末。
  15. 請求項1に記載の画像閲覧システムを用いた画像閲覧方法であって、
    前記画像データのうちで利用者により選択された前記画像データが示す画像を前記大型表示装置において表示させるための予め定められた入力を受け付ける入力受付ステップと、
    前記入力受付ステップにおいて受け付けられた入力に基づいて、前記利用者により選択された画像データが示す画像の表示を前記大型表示装置に表示させるための第一指示を前記大型表示装置に対して行う表示指示ステップと、
    前記大型表示装置に対して前記ネットワークを介して接続されている前記複数の携帯端末のうちの一つを、前記複数の携帯端末が記憶している複数の前記画像データが示す複数の画像のうち前記大型ディスプレイに表示させる画像を決定する調停処理を行う調停端末として決定する調停端末決定ステップと、
    前記複数の携帯端末のうち前記調停端末決定ステップにおいて前記調停端末として決定された一つの携帯端末が、前記表示指示ステップにおいて行われた前記第一指示を受け付けて、前記複数の携帯端末から受け付けた前記第一指示による前記画像の表示を前記大型表示装置に行わせるか否かを決定し、前記決定において前記第一表示制御部に表示を行わせると決定した前記画像の表示を前記第一表示制御部に行わせるための第二指示を前記大型表示装置に対して行うことで前記調停処理を行うステップと、
    前記表示指示受付部が前記第一指示を受信していた場合、前記第一指示を複数の前記携帯端末から受信したか否かを判定する判定ステップと、
    前記第一指示を複数の前記携帯端末から受信したと判定された場合、前記調停端末からの前記第一指示に基づく第一画像を前記大型ディスプレイに表示させ、前記調停端末以外の前記複数の携帯端末からの前記第一指示に基づく第二画像を前記第一画像が表示される第一サイズよりも小さい第二サイズで前記大型ディスプレイに表示させる表示制御ステップと、を含む
    画像閲覧方法。
  16. 請求項14に記載の調停端末による調停方法であって、
    前記複数の携帯端末の前記表示指示部による前記第一指示を受け付ける受け付けステップと
    前記複数の携帯端末から受け付けた前記第一指示による前記画像の表示を前記大型表示装置に行わせるか否かを決定する表示決定ステップと、
    前記表示決定ステップにおいて前記大型表示装置に行わせると決定した前記画像を、前記大型ディスプレイに表示させる表示制御ステップと、を含む
    調停方法。
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