JP2006229540A - バースト信号受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バーストパケット検出のシグナルディテクト出力を得ることができ、バースト信号等価増幅用ICの入力ダイナミックレンジを向上させることができる光バースト信号受信装置を提供する。
【解決手段】 光モジュール10から入力されるバースト信号の逆相を2分岐し、一方をピーク検出回路33に入力した出力と、2分岐した他方とを、増幅するゲインバッファ34に入力して正相信号を出力する。これをコンデンサと抵抗が接続されコンデンサに電荷を蓄えることによって前記ゲインバッファの出力のピーク値を維持するピーク検出回路35に入力し、その出力とリファレンス42の出力とをコンパレータ36に入力してバーストパケット検出信号を生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レベルの異なる信号列がある区間ごとに並んでいるバーストパケットの検出信号を生成するバースト信号受信装置に関する。
現在、FTTH(Fiber To The Home)、FTTB/C(Fiber To The Building/Curb)、FTTCab(Fiber To The Cabinet)サービスのネットワーク構成とアクセス回路の方式にPON(Passive Optical Network)方式が採用されることが多い。PON方式は局側終端装置のOLT(Optical Line Terminal)とユーザ側終端装置のONU(Optical Network Unit)で光通信網を設ける。ここで、ONUからOLTへの光伝送信号の形式はバースト信号であり、OLTは光バースト信号受信装置としての機能を持たなければならない。PON方式にはATM(Asynchronous Transfer Mode)-PON方式、B(Broadband)-PON方式、E(Ethernet(登録商標))-PON方式等の様々な方式があるが、OLTの受信信号は全てにおいてバースト信号である。
このようなバースト信号を構成するレベルの異なる信号列のうち1つの信号列をここではバーストパケットと呼ぶ。このようなバーストパケット間の無信号部分にはノイズが生じるため、バースト信号を受信して再生する装置においてはバーストパケットが入力されたときに検知信号を出力し、そうでないときには検知信号を出力しない機能が望まれていた。従来は、入力信号をIC内部の固定リファレンス又は逆相信号を閾値として大きなゲインを持つ増幅器へ入力することにより、その出力をバーストパケット検出信号として利用してきた。
なお、従来技術として特許文献1が知られている。
特開平10−163828号公報
バーストパケットの検出においては、バースト信号受信装置での再生可能なバースト信号が入力されているにもかかわらず、バーストパケット検出信号が出力されないことがないようにマージンをとる必要がある。実用的には、再生可能な入力の最小値よりさらに−3dBm小さいバーストパケットを検出できるようにする必要がある。片相信号を両相信号に変換する際に生じるオフセットや無信号部に生じるノイズ、リセットを使用して信号再生を行った信号を用いる場合にはそのリセットに起因したノイズが原因でバーストパケットの誤検出をしてしまうため、バーストパケットの検出信号の生成が困難であった。
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであり、その目的は、バーストパケット検出信号であるシグナルディテクト出力を得ることができ、バースト信号等価増幅用ICの入力ダイナミックレンジを向上させることができるバースト信号受信装置を提供することである。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、本発明は、バーストパケット信号を入力し該信号レベルのピーク値を維持して出力する第1のピーク検出回路と、前記バーストパケット信号と前記第1のピーク検出回路の出力とを入力し増幅した信号を出力するゲインバッファと、からなる信号増幅手段と、前記信号増幅手段のゲインバッファからの信号を入力し、前記入力信号のピーク値を出力する回路であって、前記入力信号の立ち下りにおける出力を接続されるコンデンサと抵抗から定まる立ち下り時間において減少して出力する第2のピーク検出回路と、所定の閾値と前記第2のピーク検出回路を入力し、該入力信号の比較結果を出力するコンパレータと、を含むことを特徴とするバースト信号受信装置である。
これにより、バーストパケット信号が入力された際、コンパレータからの出力であるシグナルディテクト出力を得ることができる。さらに、1組のバースパケット信号において、0信号が連続した場合においても、1組のバーストパケット信号の範囲においてシグナルディテクト信号であるバーストパケット検出信号を立てたままにしておくことができる。
上記のバースト信号受信装置は、好ましくは、リセットパルスが入力されたときに前記コンデンサから電荷を引き抜き抜くカレントスイッチをさらに含む。
これにより、バーストパケット信号が連増する場合、バーストパケット信号間の無信号部分において、第2のピーク検出回路からの出力の減少を、リセットパルスを契機にその入力タイミングで強制的に立ち下げることが可能となる。
また、上記のバースト信号受信装置は、好ましくは、複数の前記信号増幅回路を備え、前記信号増幅手段が直列に接続され、初段の信号増幅回路に前記バーストパケット信号が入力され、最終段の信号増幅回路のゲインバッファの出力が、前記第2のピーク検出回路に入力される。
これにより、所望の高い増幅率が必要となる際に、各信号増幅回路における増幅率を所望の高い増幅率に対し低くすることができ、結果として、第1のピーク検出回路における検出誤差により生じる誤差の増幅を抑えることができる。
また、上記のバースト信号受信装置は、前記最終段の信号増幅手段のゲインバッファは、他の信号増幅手段のゲインバッファより増幅率を小さくとる。
これにより、最終段の信号増幅手段の前の段における信号増幅手段における誤差の増幅に対するキャンセル効率を高めることができる。
また、上記のバースト信号受信装置は、好ましくは、信号レベルを調整するインプットバッファをさらに具備し、前記インプットバッファを介して、前記バーストパケット信号が前記信号増幅手段に入力される。
これにより、信号増幅手段のゲインバッファに対し、このゲインバッファに適した電圧に調整されたバーストパケット信号を与えることができる。なお、信号増幅手段が複数直列に接続されている場合、ゲインバッファからの出力は、初段の信号増幅手段に入力される。
また、本発明は、バーストパケット信号を第1のピーク検出回路に入力し、該第1のピーク検出回路より該信号レベルのピーク値を維持して出力する過程と、前記バーストパケット信号と前記第1のピーク検出回路の出力とをゲインバッファに入力し、該ゲインバッファより増幅した信号を出力する過程と、前記ゲインバッファからの信号を入力し、前記入力信号のピーク値を出力する第2のピーク検出回路において、前記入力信号の立ち下りにおける該第2のピーク検出回路からの出力を該第2のピーク検出回路に接続されるコンデンサと抵抗から定まる立ち下り時間において減少して出力する過程と、所定の閾値と前記第2のピーク検出回路をコンパレータに入力し、該コンパレータより該入力信号の比較結果を出力する過程と、を含むことを特徴とするバースト信号受信方法である。
本発明によれば、シグナルディテクト出力を得ることができ、バースト信号等価増幅用ICの入力ダイナミックレンジを向上させることができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。以下の実施例は本発明を限定するものではなく、また、実施例中で説明されている特徴のすべての組み合わせが発明の解決手段に必須のものとは限らない。図1はこの実施の形態における光バースト信号受信装置における光モジュール10、及び、バースト信号等価増幅用IC(集積回路)(以下、ATC−ICという)であるATC−IC・30のバーストパケット検出部の構成を示すブロック図である。なお、この光バースト信号受信装置は、図示しないリセットパルス発生回路を有する。リセットパルス発生回路は、光バースト信号受信装置の信号再生において把握されるタイミングを利用して、一定の間隔で、かつ、光信号が入力される所定時間前(例えば10ナノ秒前)に、リセットパルスを入力端子37に入力する。
光モジュール10は光信号が入力されると、これを電気信号に変換して増幅し出力端子13から出力する。すなわち、フォトダイオード11に光信号が入力されたときに生じる電流の変化がプリアンプ12で大きな電圧の信号に変換される。プリアンプ12においてはクランプ方式で入力信号が増幅されて、光入力信号とは逆相の電気信号が出力端子13から出力される。
光モジュール10を構成するプリアンプ12を含むOE変換器(光電気変換器)は、クランプ方式を用いて光信号を電気信号に変換する。
ここでクランプ方式とは、図7、図8に示すように、入力パワーのレベルによって増幅率が変化し、入力パワーのレベルが低いときは増幅率が高く、一方、入力パワーのレベルが高いと増幅率が低くなる増幅の方式である。図7、図8は光モジュール10の入力信号と出力信号の一例を示す。例えば、前述のATM−PON方式のシステムにおいては、信号の入力前及び入力中にこのバイアス成分が入力される。入力信号にバイアス成分がない、あるいは、入力信号の消光比が大きくバイアス成分がほとんど影響しない場合は、出力信号は図7に示すように入力信号を反転した波形となるが、一般に消光比が小さいと言われる15dB以下の信号が入力された場合は、例えば、図8に示すような大きさのバイアス成分を持って入力される。これを入力としてクランプ方式による増幅が行われると、図8に示す通り入力パワーがあるレベル以上になると増幅率が変化するため、図8の入力信号のバイアス成分が大きく増幅された逆相信号となる。
なお、クランプ方式により高い倍率で増幅を行う場合、例えば、0Vから1Vの範囲の信号を3倍に増幅する場合には、信号全体を3倍に増幅すると信号のスイングが大きくなり過ぎるため、700mVから1Vの間の300mVの領域を3倍し、0vから700mVの間の700mVの領域を残りの領域に収めた上で全体を3倍する手法がよく用いられる。すなわち、増幅の倍率が高いほど増幅された信号のバイアス成分は大きな比率を占めるようになる。
このような出力信号が光モジュール10の出力端子13から出力され、ATC−IC30の入力端子31に入力される。
ATC−IC・30のバーストパケット検出部は、入力端子31へ入力される電気バースト信号と入力端子37へ入力されるリセット信号に基づいて、コンパレータ36からバーストパケット検出信号を出力する。また、このバーストパケット検出部には、外部部品として端子41にコンデンサ51と抵抗52の一端が接続される。端子42にはリファレンス53の一端が接続されている。コンデンサ51と抵抗52の他端、及び、リファレンス53の他端は接地されている。なお、コンデンサ51と抵抗52は、ピーク検出回路35に対して、立ち下り時間調整回路として機能する。
このバーストパケット検出部は、次のように構成されている。入力端子31からの入力信号は、インプットバッファ32においてゲインバッファ34への入力に適した電圧に調整して出力される。この出力は2分岐され、一方はピーク検出回路33へ出力される。ピーク検出回路33は信号レベルのピーク値を維持して出力する。ピーク検出回路33の出力と、インプットバッファ32の出力が2分岐された他方は、ゲインバッファ34に入力され、2つの入力信号における電圧の差分が増幅され、ピーク検出回路35へ出力される。ゲインバッファ34においては高い増幅率、例えば50倍の増幅率で増幅する。ここで、ピーク検出回路33およびゲインバッファ34により信号増幅回路が構成される。
ピーク検出回路35は信号レベルのピーク値をコンパレータ36へ出力する。また、ピーク検出回路35はカレントスイッチ39及び端子41に接続されている。図2に示すように端子41を介してピーク検出回路35に接続されたコンデンサ51、抵抗器52は、ピーク検出回路35が出力するピーク値の立ち下がり時間を調整して、この立ち下がり時間において0を示す信号レベルに徐々に立ち下げる。F点の電圧をV(F)、立ち下がる電圧をΔV、コンデンサ51の容量をC、抵抗52の抵抗値をRとすると、F点の電流iは下記の式1、立ち下がり時間ΔTは下記の式2で表される。
i=V(F)/R・・・式1
ΔT=(C×R×ΔV)/V(F)・・・式2
このとき、ピーク検出回路35に入力されるD点の波形と、ピーク検出回路35から出力されるF点の波形は図3のようになる。
カレントスイッチ39は、リセットパルスの入力によりコンデンサ51に蓄積された電荷を引き抜くことで、ピーク検出回路35の出力を、強制的に0を示す信号レベルに戻す。すなわち、図示しないリセット信号発生回路が出力するリセットパルスが入力端子37からインプットバッファ38を介してカレントスイッチ39に入力されると、そのタイミングで、電荷を引き抜きぬくことで、ピーク検出回路35からの立ち下がり出力を、強制的に0を示す信号レベルに戻す。
コンパレータ36には、ピーク検出回路35と端子42を介してリファレンス53が接続され、リファレンス53の電圧を閾値としてピーク検出回路35の出力に応じて、出力をハイレベルとローレベルの間で反転させる。なお、前述のようにピーク検出回路35が出力する波形の立ち下がり時間を調整するためコンデンサ51と抵抗52をピーク検出回路35に接続したが、この立ち下がり時間はリファレンス53の電圧を上下させることにより、コンパレータ36が出力する波形の立ち下がりを調整することができる。
次に、図1における各部の信号の波形を、図4を参照して説明する。図8を参照して説明したように、光モジュール10の出力端子13から図4(a)のような1つのバーストパケットが出力され、図示しないリセットパルス発生回路によって生成された図4(b)のようなリセットパルスが入力端子37に入力されたとする。このとき、ピーク検出回路33の出力であるC点の波形、及び、インプットバッファ32の出力であるB点の波形は図4(c)の通りである。このB点及びC点の波形を入力としてゲインバッファ34において高い増幅率で増幅されると、図8を参照して説明したのと同様にバイアス成分に対応する領域が大きく増幅され、信号に対応する領域が小さく増幅され信号レベルの最大値付近に張り付く状態となるため、D点の波形は図4(d)の実線のようになる。
図4(d)に示すF点の波形は、図3を参照して説明した通りである。図4(e)に示すE点の波形は、図1のリファレンス53の電圧を示し、一定値である。E点及びF点の波形の信号を入力とするコンパレータ36の出力波形は図4(f)の通りである。これをバーストパケット検出信号として用いる。
このようにバーストパケット検出信号の終了を遅れさせる理由は次の通りである。バーストパケット間は規格により最も短くて8ビットと規定されているが、最も長い場合の規定はない。次にバーストパケットの開始前にはリセットパルスが入力される。したがって、0が連続した場合にバーストパケットの終了の判別が問題となる。すなわち、0が連続したときに終了と判断してバーストパケット検出信号を立ち下げてしまうと、バースト信号が再生されなくなる。そこで、0の連続は最大72ビットとされていることに基づき、72ビット分を目安にバーストパケット検出信号を立てたままにしておく必要がある。バーストパケット検出信号を立てたままにしておく信号の長さは、信号の送信レートおよび0が連続する最大ビット数を考慮して、上記の立ち下がり時間ΔTの調整により行う。
図5は、(a)に示すように連続するバーストパケットが入力され、それぞれのバーストパケットの入力前に図示しないリセットパルス発生回路から入力端子37に(b)に示すようなリセットパルスが入力された場合の各部の波形を示す。なお、図5は、紙面の都合上、2つのバーストパケットを示しているが、2つ以上のバーストパケットが入力される場合も同様である。(a)に示す第2のバーストパケットは信号レベルが低くバイアス成分が無視できるぐらい小さいため、(c)に示すC点及びB点の波形の信号をゲインバッファ34に入力し、増幅しても(d)に示す第1のバーストパケットに対してゲインバッファ34が出力する波形と比較して、第2のバーストパケットに対してはゲインバッファ34により信号部分が大きく増幅されている。F点の波形が緩やかに立ち下がる途中で入力端子37にリセットパルスが入力され、図1のカレントスイッチ39によってコンデンサ51から電荷が引き抜かれることにより、図5(d)の点線に示すように波形が急激に立ち下がっている。図5(e)、(f)に示す信号は、図4(e)、(f)に示す信号と同様であることから説明を省略する。
図6は、本発明の第2の実施形態におけるATC−IC・40のバーストパケット検出部である。図1のゲインバッファ34で大きなゲイン、例えば50倍のゲインをとると、ピーク検出回路35において検出したピーク値の誤差やゲインバッファ34に寄生したオフセットが増大することになる。これを解決するため、図1のピーク検出回路33とゲインバッファ34をそれぞれ備えた信号増幅回路が1つで、1つのゲインバッファ34で例えば50倍のゲインをとっていたものを2つに分散して行うものである。例えば、図6に示すように、ピーク検出回路とゲインバッファとから構成される信号増幅回路を2つ備え、これら信号増幅回路を直列に接続し、ゲインバッファ34aで例えば25倍のゲインをとり、ゲインバッファ34bで例えば2倍のゲインをとる。
この例においては、例えば1回のピーク検出の誤差を仮に10mVとすると、図1においてはピーク検出回路33において10mVの誤差が発生し、ゲインバッファ34においてこの誤差が50倍に増幅され500mVとなる。一方、図6に示すようにピーク検出と増幅を2回に分けて行うと、上記の例ではピーク検出回路33aで発生した10mVの誤差はゲインバッファ34aで25倍に増幅され250mVとなるが、ピーク検出回路33bでピーク検出を行ってゲインバッファ34bに入力させると増幅された誤差はキャンセルされ10mVの誤差がゲインバッファ34bで2倍に増幅されることになる。従って図1のバーストパケット検出部より誤差の少ない検出信号を得ることができる。
なお、第2の実施形態において、信号増幅回路が2段に直列に接続されている例を示したが、3以上の信号増幅回路が直列に接続される構成としてもよい。この場合、直列接続された信号増幅回路の最終段の信号増幅回路、すなわち、ピーク検出回路35への入力信号を与える信号増幅回路におけるゲインバッファの増幅率を他の信号増幅回路のゲインバッファの増幅率より低くすることが、誤差の増幅を抑える点で好ましい。例えば、最終段の信号増幅回路の増幅率は、1から5倍の範囲で、2倍とすることが好ましい。
なお、本実施の形態において、バースト信号受信装置は、光バーストパケット信号を処理するものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、バースト信号受信装置に入力される信号は、光バーストパケット信号ではなく、電気バーストパケット信号であってよい。
本発明は、光バースト信号受信装置に用いられる。
本発明の第1の実施形態による光バースト信号受信装置の構成を示すブロック図である。 ピーク検出回路35が出力する波形の立ち下がりを調整する回路を示す図である。 ピーク検出回路35が出力する波形の立ち下がりを示す図である。 第1の実施形態において1つのバーストパケットが入力されたときの各部の波形を示す図である。 第1の実施形態において2つのバーストパケットが入力されたときの各部の波形を示す図である。 本発明の第2の実施形態による光バースト信号受信装置の構成を示すブロック図である。 光モジュール入力信号にバイアス成分がない場合の光モジュール出力信号の例である。 光モジュール入力信号にバイアス成分がある場合の光モジュール出力信号の例である。
符号の説明
10…光モジュール
11…フォトダイオード
12…プリアンプ
13…出力端子
30、130…ATC−IC
31、37…入力端子
32、38…インプットバッファ
33、33a、33b、35…ピーク検出回路
34、34a、34b…ゲインバッファ
36…コンパレータ
39…カレントスイッチ
41、42…端子
51…コンデンサ
52…抵抗
53…リファレンス

Claims (6)

  1. バーストパケット信号を入力し該信号レベルのピーク値を維持して出力する第1のピーク検出回路と、前記バーストパケット信号と前記第1のピーク検出回路の出力とを入力し増幅した信号を出力するゲインバッファと、からなる信号増幅手段と、
    前記信号増幅手段のゲインバッファからの信号を入力し、前記入力信号のピーク値を出力する回路であって、前記入力信号の立ち下りにおける出力を接続されるコンデンサと抵抗から定まる立ち下り時間において減少して出力する第2のピーク検出回路と、
    所定の閾値と前記第2のピーク検出回路を入力し、該入力信号の比較結果を出力するコンパレータと、
    を含むことを特徴とするバースト信号受信装置。
  2. リセットパルスが入力されたときに前記コンデンサから電荷を引き抜くカレントスイッチをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のバースト信号受信装置。
  3. 複数の前記信号増幅回路を備え、
    前記信号増幅手段が直列に接続され、
    初段の信号増幅回路に前記バーストパケット信号が入力され、
    最終段の信号増幅回路のゲインバッファの出力が、前記第2のピーク検出回路に入力される
    ことを特徴とする請求項1に記載のバースト信号受信装置。
  4. 前記最終段の信号増幅手段のゲインバッファは、他の信号増幅手段のゲインバッファより増幅率を小さくとることを特徴とする請求項3に記載のバースト信号受信装置。
  5. 信号レベルを調整するインプットバッファをさらに具備し、
    前記インプットバッファを介して、前記バーストパケット信号が前記信号増幅手段に入力される
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかの項に記載のバースト信号受信装置。
  6. バーストパケット信号を第1のピーク検出回路に入力し、該第1のピーク検出回路より該信号レベルのピーク値を維持して出力する過程と、
    前記バーストパケット信号と前記第1のピーク検出回路の出力とをゲインバッファに入力し、該ゲインバッファより増幅した信号を出力する過程と、
    前記ゲインバッファからの信号を入力し、前記入力信号のピーク値を出力する第2のピーク検出回路において、前記入力信号の立ち下りにおける該第2のピーク検出回路からの出力を該第2のピーク検出回路に接続されるコンデンサと抵抗から定まる立ち下り時間において減少して出力する過程と、
    所定の閾値と前記第2のピーク検出回路をコンパレータに入力し、該コンパレータより該入力信号の比較結果を出力する過程と、
    を含むことを特徴とするバースト信号受信方法。

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