JP2006229455A - プログラム及び画像処理装置 - Google Patents

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Masanori Yokoyama
正憲 横山
Shunichi Kase
俊一 加瀬
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Abstract


【課題】 画像の回転を行ってトリミングを行う際の操作性の向上を図ること。
【解決手段】 制御部は、回転角指定操作によって回転角が変更されたこと検知すると、その回転角に応じてコマ画像PCを回転する。そして、回転後のコマ画像PCが予め固定された画像表示領域AR内で表示可能な最大サイズになるように画像表示サイズを算出する。制御部は、算出した画像表示サイズに合わせてコマ画像PCを拡大又は縮小して表示させる。また、トリミング枠TFが拡縮後のコマ画像PC内において表示可能な最大サイズとなるようにトリミング枠表示サイズを算出する。制御部は算出したトリミング枠表示サイズに合わせてトリミング枠TFを拡大又は縮小して、画像表示領域ARの中心位置C100に表示する。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像を画像表示領域内に表示すると共に、当該画像の一部分を切り取るトリミング枠を重畳表示する画像処理装置と、当該重畳表示する機能をコンピュータに実現させるためのプログラムに関する。
従来、ネガフィルム及びリバーサルフィルム等の写真フィルムに撮像された画像や、デジタルカメラ等により生成された画像を読み込んで、その読み込んだ画像に各種画像処理を施した後に、モニタやプリンタ、CD−ROM等の記憶媒体に出力する画像処理装置が知られている。
画像処理装置は、画像処理の対象となる画像を予め定められた大きさの画像表示領域内に表示すると共に、当該画像上にトリミング枠を表示する。トリミング枠とは、画像の一部分を切り出す(トリミングする)ための枠である。画像処理装置は、トリミング枠内に表示している画像を切り出して(抽出して)、モニタやプリンタ、記憶媒体等に出力する。
このような画像処理装置の一例として、次のようなものが知られている。即ち、ユーザに回転ボタンが操作された場合、その操作中はトリミング枠(領域設定枠)の大きさを固定したまま、当該操作に応じて画像を回転して、そのトリミング枠内の画像を切り出す画像処理装置である(特許文献1参照)。
特開平11−191841号公報
ユーザは、画像のどの部分をトリミングするかを、画像の全体像から判断するものである。しかし、例えば、画像の対角線の長さが画像表示領域の縦辺又は横辺よりも長い場合に、回転後の画像が画像表示領域からはみ出てしまうように、回転した画像の一部分が欠けてしまうことがある。このような場合、ユーザは、画像が画像表示領域からはみ出ないように、当該画像を縮小するための操作を行わなければない。
また、例えば、画像内の被写体が傾いている際に、当該被写体が水平になるように画像を回転させることがある。しかし、特許文献1のように読込画像の回転時にトリミング枠の大きさを固定した場合、回転後の画像からトリミングが可能な最大の大きさ(以下、「トリミング最大サイズ」という。)でトリミングを行うためには、トリミング枠の大きさをトリミング最大サイズに手動で変更しなければならない。
このように画像の回転を行ってトリミングする際、画像やトリミング枠の大きさをわざわざ手動で調整しなければなく煩わしかった。
本発明は、上述した課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、画像の回転を行ってトリミングを行う際の操作性の向上を図ることである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
予め定められた大きさの画像表示領域上に画像を重畳表示する機能をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、
回転指示を行う回転指示機能と、
前記回転指示に応じて前記画像を回転すると共に、前記画像表示領域内に納まるように当該画像を拡大又は縮小して表示する制御を行う回転制御機能と、
を前記コンピュータに実現させることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記回転制御機能は、
前記画像表示領域内に表示可能な最大サイズに前記画像を拡大又は縮小する内接拡縮制御機能を有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のプログラムにおいて、
前記画像の切り出しを行うトリミング枠であって、
前記回転制御機能により制御された画像内に納まるように前記トリミング枠を拡大又は縮小して当該画像上に重畳表示する制御を行う枠拡縮制御機能を前記コンピュータに更に実現させることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のプログラムであって、
前記枠表示制御機能は、
前記回転制御機能により制御された画像内に表示可能な最大サイズに前記トリミング枠を拡大又は縮小する枠最大拡縮制御機能を有することを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載のプログラムにおいて、
前記画像に対する前記トリミング枠の比率を変更する比率変更機能を更に有し、
前記枠表示制御機能は、
前記比率変更機能により変更された比率で前記トリミング枠を表示して、前記回転制御機能による拡大又は縮小に追従するように当該トリミング枠も拡大又は縮小する比率追従拡縮制御機能を有することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項3〜5何れか一項に記載のプログラムにおいて、
前記画像に対する前記トリミング枠の位置を変更する枠位置変更機能を更に有し、
前記枠表示制御機能は、
前記枠位置変更機能により位置変更されたトリミング枠と、前記画像回転制御機能により回転制御される画像との相対的な位置関係を保持することで、当該画像に追従するようにトリミング枠を移動表示する枠移動制御機能を有することを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載のプログラムにおいて、
ユーザの枠サイズ回復操作を検知した場合に、前記トリミング枠を前記回転制御機能により回転制御される画像内で表示可能な最大サイズに拡大又は縮小して表示更新する枠サイズ回復機能を更に前記コンピュータに実現させることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、
画像の切り出しを行うトリミング枠を当該画像上に重畳表示する機能をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、
回転指示を行う回転指示機能と、
前記回転指示に応じて前記画像を回転すると共に、当該画像内に納まるように前記トリミング枠を拡大又は縮小する制御を行う枠拡縮制御機能と、
を前記コンピュータに実現させることを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、
画像の切り出しを行うトリミング枠を当該画像上に重畳表示する機能をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、
回転指示を行う回転指示機能と、
前記回転指示に応じて前記トリミング枠を回転すると共に、前記画像内に納まるように当該トリミング枠を拡大又は縮小する制御を行う枠拡縮制御機能と、
を前記コンピュータに実現させることを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、
画像の切り出しを行うトリミング枠を当該画像上に重畳表示する画像処理装置であって、
回転指示を行う回転指示手段と、
前記回転指示に応じて前記画像を回転すると共に、当該画像内に納まるように前記トリミング枠を拡大又は縮小して表示更新する制御を行う枠拡縮制御手段と、
前記枠拡縮制御手段により制御されたトリミング枠内の画像を切り出して出力するトリミング手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、回転指示に応じて画像を回転すると共に、予め定められた大きさの画像表示領域内に画像が納まるようにその画像を拡大又は縮小して表示する。これにより、回転を行った画像が画像表示領域からはみ出てしまい、当該画像に欠けが生じしてしまうことがなくなる。このため、ユーザは、画像回転の際に、常に画像の全体像を見ながらトリミングが行え、また、画像の大きさを調整する操作を行う必要がない。従って、画像回転の操作性の向上を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、画像表示領域内で表示可能な最大サイズに画像を拡大又は縮小する。このため、ユーザは、画像表示領域内に対して最大サイズの画像でトリミングを行うことができる。
請求項3、8及び10に記載の発明によれば、回転制御された画像内に納まるようにトリミング枠を拡大又は縮小して画像上に重畳表示する。これにより、画像の回転の際に、トリミング枠が画像からはみ出てしまい、画像の切り出しに欠落が生じしてしまうことがなくなる。このため、ユーザは、トリミング枠の大きさを調整する操作を行う必要がない。従って、画像を回転してトリミングする操作性の向上を図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、回転制御された画像内で表示可能な最大サイズにトリミング枠を拡大又は縮小する。このため、ユーザは、回転画像に対して最大サイズでトリミングを行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項3又は4に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、画像の拡大又は縮小に追従するように比率変更後のトリミング枠を拡大又は縮小する。これにより、比率を変更したトリミング枠も画像に合わせて拡大又は縮小される。このため、ユーザは、画像に対するトリミング枠の比率を任意に変更してから、画像回転を行って、その比率でのトリミングを容易に行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項3〜5の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、位置を変更したトリミング枠と、回転制御される画像との相対的な位置関係を保持することで、当該画像に追従するようにトリミング枠を移動表示する。このため、ユーザは、トリミング枠の位置を任意に変更して画像回転を行うことで、その変更した位置の回転画像のトリミングを容易に行える。
請求項7に記載の発明によれば、請求項5又は6に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、枠サイズ回復操作を検知した場合に、トリミング枠を回転制御される画像内で表示可能な最大サイズに拡大又は縮小して表示更新する。このため、ユーザは、トリミング枠の位置や比率を変更後であっても、枠サイズ回復操作を行うことで、容易に最大サイズのトリミング枠でトリミングを行えるようになる。
請求項9に記載の発明によれば、回転指示に応じてトリミング枠を回転すると共に、画像内に納まるようにトリミング枠を拡大又は縮小する。これにより、トリミング枠が画像からはみ出てしまい、画像の切り出しに欠落が生じしてしまうことがなくなる。このため、ユーザは、トリミング枠の大きさを調整する操作を行う必要がない。従って、回転した画像のトリミングを行う際の操作性の向上を図ることができる。
以下、本発明の画像処理装置を自動現像機に適用した場合の実施形態について図1〜9を参照して詳細に説明する。尚、画像処理装置を、ハロゲン化銀写真感光材料(感光材料)のカラー印画紙に現像処理する自動現像機に適用することとしたが、例えば、電子写真方式、インクジェット方式、感熱方式及び昇華方式等の画像形成装置に適用することしてもよいし、単に画像の加工を行うパーソナルコンピュータに適用することとしてもよい。
図1は、自動現像機1の斜視図の一例であり、図2は、自動現像機1の機能構成の一例を示すブロック図である。
自動現像機1は、マガジン装填部3、露光処理部4、プリント作成部5及び排出トレイ6を備えて構成され、次のような処理工程によりプリント写真を作成する。即ち、マガジン装填部3が装填するマガジンに内蔵された感光材料に、露光処理部4が、ネガフィルムやデジタルデータから画像を読み出して露光する。そして、プリント作成部5が、露光後の感光材料を各種処理液に順次浸漬した後に、当該感光材料を乾燥させてプリント写真P1、P2及びP3を作成し、排出トレイ6に排出する。
また、自動現像機1は、制御部7、表示部8、透過原稿入力部9、反射原稿入力部10、操作部11及び記憶媒体読み書き部15を備えている。
制御部7は、自動現像機1を構成する各機能部への指示や各機能部間のデータの入出力を行い、CPU(Central Processing Unit)やメモリ70等により構成される。より具体的には、制御部7は、操作部11から入力される操作信号に基づいてメモリ70に記憶された各種プログラムを読み出して、当該プログラムに従った処理を行う。そして、その処理結果に基づいた表示データを表示部8に表示させる。
メモリ70は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、EEPROM等により構成され、各種プログラムやそのプログラムに従った処理に係るデータを記憶する。
表示部8は、例えば、CRT(Cathode-ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御部7から入力される表示データに基づいて各種画面を表示出力する。操作部11は、各種スイッチや入力ボタン、キーボード、タッチパネル12、マウス13等により構成され、ユーザの入力操作に従った操作信号を制御部7に出力する。
透過原稿入力部9は、アナログカメラC1により撮像された現像済みのネガフィルムFやリバーサルフィルム等の透過原稿に記録された画像を光学的に読み取って、その読み取った画像をデジタルデータに変換して制御部7に出力する。
反射原稿入力部10は、例えば、フラットベッドスキャナ等により構成され、写真プリントや書画、各種印刷物等のプリントPに形成された画像を読み取って、その読み取った画像をデジタルデータに変換して制御部7に出力する。
記憶媒体読み書き部15は、フロッピー(登録商標)ディスク16a、MOディスク16b及び光ディスク16c(例えば、CD−ROM、CD−RW、DVD)等の外部記憶媒体に対してデータの読み書きを行う機能部であり、例えば、フロッピーディスクアダプタ15a、MOアダプタ15b、光ディスク用アダプタ15c等により構成される。記憶媒体読み書き部15は、外部記憶媒体に記憶された画像データを読み出して制御部7に出力したり、制御部7から入力される画像データを外部記憶媒体に記憶する。
また、外部記憶媒体は、各種プログラムを記憶する。制御部7は、外部記憶媒体に記憶されたプログラムをメモリ70に記憶更新して、プログラムのアップデートを行う。特に本実施形態において制御部7は、外部記憶媒体に画像トリミングプログラム700を記憶して、当該プログラムによって自動現像機1の画像トリミング処理のアップデートを行う。尚、プログラムのアップデート方法は、外部記憶媒体を用いるだけでなく、例えば、インターネット回線を介してサーバと通信することで、当該プログラムをダウンロードすることとしてもよい。
データ蓄積部17は、ハードディスク等の記憶媒体により構成され、透過原稿入力部9、反射原稿入力部10又は記憶媒体読み書き部15から入力された画像データや、画像処理後の画像データ等を蓄積記憶する。
制御部7は、透過原稿入力部9や反射原稿入力部10、記憶媒体読み書き部15が取得した画像データに対して各種画像処理を施す。この画像処理の際に、制御部7は、取得した画像データに基づく画像を一旦表示部8の画像処理画面80に表示させる。そして、操作部11からの操作信号に基づいて、階調変換処理、鮮鋭性調整処理等の画質調整処理や画像の回転や拡大及び縮小処理等の画像処理を行う。制御部7は、画像処理後の画像を画像処理画面に再度表示して更新した後に、その画像の画像データを露光処理部4、記憶媒体読み書き部15及びデータ蓄積部17に出力する。尚、制御部7が行う画像処理は、上述した一例に限るものではない。
図3は、制御部7が表示部8に表示させる画像処理画面80の一例である。同図に示すように画像処理画面80内には、画像表示領域AR、回転角指定モード切り替えボタンB1、回転角表示エリアA1、アップダウンボタンB3及びトリミング率入力エリアA3及び各種処理実行ボタン群BTが表示されている。
各種処理実行ボタンBTには、プリントの実行開始の指示をするプリントボタンB5、プリントの実行のキャンセルや直前の画面に戻る指示を行う中止ボタンB7、コマ画像PCの90度又は180度回転や画質調整等を行う機能ボタン群B9、コマ画像PCの色調の調整を行う色調調整ボタンB11、コマ画像PCを上下左右に1ピクセルずつ移動する移動ボタンB13等がある。
画像表示領域ARは、予め定められた大きさ(寸法)に固定されており、その領域内に画像処理前及び画像処理後のコマ画像PCを表示する。また、コマ画像PC上には、トリミング枠TFが表示されている。トリミング枠TFは、コマ画像PCの一部分を切り出すための枠である。
このトリミング枠TFのアスペクト比は、露光処理部4、記憶媒体読み書き部15及びデータ蓄積部17に出力する際の画像サイズ(以下、この画像サイズを「出力画像サイズ」という。)のアスペクト比に設定され、その大きさは、コマ画像PC内で表示可能な最大サイズに設定される。より具体的に、出力画像サイズは、画像のトリミングを行う前に、例えば、L版(89mm×127mm)、KG版(102mm×152mm)、パノラマ(102mm×254mm)の何れかにユーザによって予め選択される。そして、この選択された出力画像サイズのアスペクト比(L版であれば“3.5:5”、KG版であれば“2:3”、パノラマであれば“2:5”)をトリミング枠TFのアスペクト比に設定し、当該アスペクト比でのトリミング枠TFをコマ画像PC内で表示可能な最大サイズで表示する。
尚、後述するトリミング率の変更に伴うトリミング枠TFの拡大又は縮小の際に、そのアスペクト比を保持するが、コマ画像PCの出力を決定(プリントボタンB5の押下)までの間に、ユーザの所定の操作(例えば、マウス13によるトリミング枠TFの一辺のドラッグ操作)によって当該アスペクト比の変更が可能である。
回転角指定モード切り替えボタンB1は、コマ画像PCの回転処理を行う際の、回転角の指定モードを切り替えるためのボタンである。回転角指定モードには、直接入力モード及びマウス指定モードがある。
回転角指定モード切り替えボタンB1のチェックを“OFF”にした場合、回転角指定モードは直接入力モードとなる。このとき、ユーザは、回転角表示エリアA1に直接回転角を数値入力することができる。また、アップダウンボタンB3をマウス13でクリックすることで、回転角表示エリアA1内の回転角を例えば、0.1度刻みでインクリメント又はデクリメントさせることができる。
回転角指定モードの切り替えボタンB1のチェックを“ON”にした場合、回転角指定モードはマウス指定モードに切り替わる。このとき、ユーザがマウス13のカーソルを画像表示領域AR内に入れると、そのカーソルは図3のような回転カーソルCSに変わる。そして、ユーザは、画像表示領域AR内でコマ画像PCの回転させたい方向(例えば、図3の開始点P100から終了点P2の方向)に所謂ドラッグ操作を行う。このとき、制御部7は、ドラッグ操作の開始点P100及び終了点P200を検知する。そして、コマ画像PCの重心C100を回転の中心として、開始点から終了点に対する回転角AN100を算出する。制御部7は、算出した回転角で回転角表示エリアA1を更新する。
ユーザは、コマ画像PCを回転させる際の回転角を、直接数値で入力したり、マウス13のドラッグ操作で指定したりすると、その入力指定された回転角に応じてコマ画像PCが重心C100(センタ)を中心に回転表示される。尚、回転角を数値入力したりマウス13のドラッグ操作で指定したりする操作を包括して「回転角指定操作」といい、この操作により回転指示を行う回転指示機能及び回転指示手段が実現される。
トリミング率入力エリアA3は、コマ画像PCに対するトリミング枠TFの比率(倍率)であるトリミング率を入力するエリアである。トリミング枠TFが、コマ画像PCと同一の大きさのとき、そのトリミング率は100%に設定されている。ユーザがトリミング率入力エリアA3に直接トリミング率を数値入力すると、制御部7は、その入力されたトリミング率に応じた大きさにトリミング枠TFを拡大又は縮小して表示更新する。
また、ユーザは、トリミング枠TFの一辺又は頂点をマウス13でドラッグ操作することで、トリミング枠TFを拡大又は縮小させて、トリミング率を変更することができる。制御部7は、ユーザの操作に応じてトリミング枠TFを拡大又は縮小させ、コマ画像PCの画像サイズに対するトリミング枠TFの比率を算出して、トリミング率入力エリアA3を更新する。これにより、比率変更機能が実現される。
また、ユーザは、例えば、マウス13でトリミング枠TFの中心をドラッグしたり、移動ボタンB13の押下したりすることによって、コマ画像PCの内側でトリミング枠TFの表示位置を移動することができる。制御部7は、そのユーザ操作に従って、トリミング枠TFの表示位置を変更して、表示部8に表示させることにより、枠位置変更機能を実現する。
図3は、制御部7が有するメモリ70のデータ構成の一例を示す図である。同図によれば、メモリ70は、画像トリミングプログラム700、回転角710、トリミング率720、画像表示サイズ730、トリミング枠表示サイズ740及びトリミング枠位置750を記憶している。
画像トリミングプログラム700は、本実施形態に係る画像トリミング処理(図5参照)を実現するためのプログラムである。制御部7は、メモリ70から画像トリミングプログラム700を読み出してRAMに展開することで、画像トリミング処理を開始する。
回転角710は、ユーザにより数値入力又はマウス13の指定操作によって指定入力されたコマ画像PCの回転角である。トリミング率720は、ユーザにより数値入力又はマウス13の操作によって指定入力されたトリミング率である。制御部7は、入力又はマウス13の操作に基づいて、随時回転角表示エリアA1及びトリミング率入力エリアA3の数値表示を更新する。
画像表示サイズ730は、画像表示領域AR内に表示させるコマ画像PCの画像サイズであり、縦辺及び横辺の長さで表される。制御部7は、コマ画像PCを回転角710の角度分回転した際に、コマ画像PCが画像表示領域AR内に表示可能な最大サイズの画像表示サイズ730を算出する。そして、その算出した画像表示サイズ730にコマ画像PCを拡大又は縮小して、画像表示領域AR内に表示する。これにより、回転制御機能及び内接拡縮制御機能が実現されて、ユーザがコマ画像PCを回転させた際にも、コマ画像PCが画像表示領域ARからはみ出てしまって、コマ画像PCの一部分が欠けてしまうことを防止する。
トリミング枠表示サイズ740は、トリミング枠TFの表示サイズであり、トリミング枠TFの縦辺及び横辺の長さで表される。制御部7は、回転したコマ画像PCを拡大又は縮小した際に、トリミング枠TFがコマ画像PC内で表示可能な最大サイズのトリミング枠表示サイズ740を算出する。そして、その算出したトリミング枠表示サイズ740にトリミング枠TFを拡大又は縮小して、コマ画像PC上に重畳表示する。これにより、枠表示制御機能、枠最大拡縮制御機能及び枠拡縮制御機能及び枠拡縮制御手段が実現され、回転したコマ画像PCにおいてトリミング可能な最大の大きさのトリミング枠TFが常に表示される。
トリミング枠位置750は、トリミング枠TFの表示位置であり、トリミング枠TFの重心の座標によって表される。制御部7は、そのユーザ操作によって変更されたトリミング枠TFのトリミング枠位置750として記憶する。尚、初期状態においてトリミング枠位置750は、コマ画像PCの重心C100の座標が設定される。
また、ユーザがトリミング枠位置750をコマ画像PCの中心から移動した後に、コマ画像PCの回転を行った場合、制御部7は、トリミング枠TFの移動時のトリミング枠位置750と、コマ画像PCとの相対的な位置関係を変えないように、当該トリミング枠位置750を算出して更新する。即ち、トリミング枠位置750は、回転処理直前にそのトリミング枠位置750の位置にあるコマ画像PCに追従していくように移動していく。これにより、比率追従拡縮制御機能及び枠移動制御機能を実現する制御部7が、トリミング枠表示サイズ740とトリミング枠位置750とをユーザの回転操作に従って逐次算出して更新することで、トリミング枠TFの中心位置のコマ画像PCが常に変わらないように制御することができる。
次に、自動現像機1の画像トリミング処理の具体的な処理内容を、図6及び7の表示部8の画面遷移例を参照しながら図5のフローチャートを用いて説明する。
制御部7は、読み込んだコマ画像PCとトリミング枠TFとを図3のように画像表示領域AR上に重畳表示させる。そして、ユーザの回転角指定操作によって回転角710が変更される度に、画像トリミング処理を行って表示部8の表示更新を行う。
画像トリミング処理を開始すると、制御部7は、先ず、ユーザの回転角指定操作によって指定された回転角710を取得する(ステップS1)。そして、その回転角710の分回転したコマ画像PCを生成するコマ画像回転処理を行う(ステップS3)。続いて、コマ画像回転処理によって生成したコマ画像PCが画像表示領域AR内で最大サイズとなるような画像表示サイズ730を算出する(ステップS5)。
画像表示サイズ730は、例えば、次のように算出する。先ず、画像表示領域ARの縦辺及び横辺のうち長さが短い方の辺を拡縮基準辺として選択しておく。そして、回転後のコマ画像PCの高さ(上端から下端までの距離)を算出して、その高さが拡縮基準辺よりも大きくなったか否かを判定する。回転後のコマ画像PCの高さが拡縮基準辺よりも大きくなった場合、コマ画像PCは画像表示領域AR内に納まらなくなる。そこで、コマ画像PCの高さに対する拡縮基準辺の比率をコマ画像PCの画像サイズに乗算することで、画像表示サイズ730を求める。
図3に示す画像表示領域ARは、横辺よりも縦辺のほうが短いため、その縦辺を拡縮基準辺として選択する。そして、コマ画像PCを15度回転した場合、コマ画像PCの高さは画像表示領域ARの縦辺よりも大きくなる。画像表示領域ARの縦辺が例えば、15cmであり、コマ画像PCの回転後の高さが20cmとなる場合、その高さに対する拡縮基準辺の比率は、“0.75(=15/20)”となる。従って、画像表示サイズ730は、回転処理前のコマ画像PCの画像サイズに“0.75”を乗算した大きさに縮小される。
尚、上述した画像表示サイズ730の算出方法は、コマ画像PCの高さに着目しているが、コマ画像PCの回転後の横幅(右端から左端までの距離)に着目して行うこととして無論よい。また、コマ画像PCが画像表示領域ARに少なくとも2点の接点で内接するように算出すればよく、その算出方法は適宜公知技術を採用可能である。
制御部7は、ステップS5で算出した画像表示サイズ730に合わせて回転後のコマ画像PCを拡大又は縮小するコマ画像拡縮処理を行い(ステップS7)、そして、その拡縮したコマ画像PCを画像表示領域AR上に重畳表示させる(ステップS9)。
例えば、ユーザが、回転角指定操作によって回転角710を“15.0”と指定した場合、図3のコマ画像PCは、図6(a)のように右に15度回転し、更に画像表示領域AR内に内接するように縮小されて表示される。ユーザが回転角指定操作によって回転角710を0度から90度まで変化させると、その変化に伴ってコマ画像PCは重心C100を中心に回転しながら縮小していく。そして、回転角710を90度から180度まで変化させると、その変化に伴ってコマ画像PCは回転しながら拡大していく。
制御部7は、ステップS9の処理後、トリミング枠位置750がコマ画像PCの重心C100(センタ)から変更されているか、又はトリミング率720が100%から変更されているか否かを判定する(ステップS11)。
制御部7は、トリミング枠位置750及びトリミング率720共に変更されていないと判定した場合は(ステップS11:No)、コマ画像PC内でトリミング枠TFが最大サイズになるようにトリミング枠表示サイズ740を算出する(ステップS13)。このときトリミング枠TFは、コマ画像PCと同一のアスペクト比を持つ長方形であり、コマ画像PCの少なくとも2辺と内接しなければない。従って、この2つの条件が成り立つようなトリミング枠表示サイズ740を算出する。尚、トリミング枠表示サイズ740の算出方法は、適宜公知技術を採用可能である。
制御部7は、ステップS13においてトリミング枠表示サイズ740を算出した後、トリミング枠位置750にコマ画像PCの重心C100(センタ)位置の座標を設定した後(ステップS15)、トリミング枠表示サイズ740に基づいた大きさ、且つトリミング枠位置750に基づく座標位置にトリミング枠TFを表示させて、画像トリミング処理を終了する。
これにより、図6(a)のようにコマ画像PCに内接する最大サイズのトリミング枠TFが表示されることになる。ユーザは、回転角指定操作によって回転角710を随時増加させていくと、当該操作に従ってコマ画像PCが画像表示領域ARの重心を中心にして回転しながら、画像表示領域ARに内接するように縮小又は拡大して表示される。
また、出力画像サイズをパノラマに設定した場合には、“2:5”のアスペクト比を持つトリミング枠TFが表示される。そして、そのトリミング枠TFは、同図(b)のように、ユーザの回転角指定操作に応じて回転するコマ画像PCに内接し、且つ、そのアスペクト比を保持したまま縮小又は拡大して表示更新される。
ステップS11で、トリミング枠位置750がコマ画像PCの重心C100(センタ)から変更されている、又はトリミング率720が100%から変更されていると判定した場合(ステップS11:Yes)、制御部7は、ステップS5で拡大又は縮小したコマ画像PCに対してトリミング枠TFの倍率を変えないようにトリミング枠表示サイズ740を算出する(ステップS17)。
例えば、図7(a)のようにトリミング率を“22”%に変更して、トリミング枠TFの中心点を点C100から点P400に変更しているとする。そして、ユーザによって回転角が“−31.5”度として指定された場合、制御部7は、コマ画像PCを図7(b)のように画像表示領域ARに内接するように縮小する。このとき、図7(b)のコマ画像PCに対する図7(a)のコマ画像PCの縮小率をトリミング枠表示サイズ740に乗算することで、図7(b)のトリミング枠TFの縦辺及び横辺の長さを表すトリミング枠表示サイズ740が求められる。このように、ステップS5のコマ画像拡縮処理の拡縮率をトリミング枠表示サイズ740に乗算することで、トリミング枠表示サイズ740を算出するが、その算出方法はこれに限られるものではない。
そして、ステップS7でコマ画像回転処理を行う前のコマ画像PCにトリミング枠TFが追従するようにトリミング枠位置750を算出する(ステップS19)。例えば、コマ画像回転処理及びコマ画像拡縮処理によって、図7(a)のコマ画像PCが図7(b)のコマ画像PCに更新されたとすると、図7(a)のトリミング枠TFの重心にある点P400の画像は、図7(b)の点P400の位置移動していく。制御部7は、コマ画像回転処理及びコマ画像拡縮処理によって逐次更新されていくトリミング枠TF内の点P400の座標位置を算出して、その座標位置をトリミング枠位置750として設定する。これにより、コマ画像PCの点P400に追従するようにトリミング枠位置750が算出される。
制御部7は、ステップS17及びS19で算出したトリミング枠表示サイズ740に基づいた大きさ、且つトリミング枠位置750に基づいた位置にトリミング枠TFを表示する(ステップS21)。これにより、図7(a)のようにコマ画像PC内の窓の画像をトリミングするようにトリミング枠TFのトリミング率720を“22”%に変更し、トリミング枠TFの重心を点C100から点P400に変更してから、コマ画像PCを回転させた場合、図7(b)のようにコマ画像PCの縮小に相応するようにトリミング枠TFも縮小して表示される。また、コマ画像PCの回転に伴ってトリミング枠TFの中心位置も移動していくため、トリミング枠TF内には常に窓の画像が表示されるようになる。
ユーザは、コマ画像PCの回転操作を行った後に、プリントボタンB3をマウス13で押下することで、ステップS21で表示されたトリミング枠TFで切り出した画像を露光処理部4、記憶媒体読み書き部15及びデータ蓄積部17に出力させることができる。このとき、制御部7は、予め設定された出力画像サイズと、自動現像機1の解像度(300dpiや400dpi等)に基づいてその切り出した画像を拡大又は縮小してから出力するが、拡大又は縮小せずにコマ画像PCの解像度のまま出力してもよい。
以上、本実施形態によれば、ユーザの回転角指定操作に応じてコマ画像PCを回転する際には、画像表示領域AR内においてコマ画像PCが常に表示可能な最大サイズとなるように、当該コマ画像PCを拡大又は縮小する。このため、コマ画像PCを回転した場合に、画像表示領域ARからコマ画像PCがはみ出てしまい、当該コマ画像PCが欠けてしまうことを防止できる。
また、ユーザの回転角指定操作に伴って行われるコマ画像PCの拡大又は縮小に合わせて、トリミング枠TFも拡大又は縮小する。トリミング枠TFは、コマ画像PCに内接するように拡大又は縮小するため、トリミング枠TFが切り出す画像は、コマ画像PCから切り出しが可能な最大サイズとなる。従って、ユーザは、コマ画像PCを回転してトリミングする操作を、単に回転角を指定するといった簡単な操作で行うことができ、わざわざコマ画像PCやトリミング枠TFの大きさを調整する必要がない。
また、トリミング枠TFの位置をコマ画像PCの中心位置から変更してからコマ画像PCの回転を行う場合、トリミング枠TF内に表示される画像が常にトリミング枠TF内に入るようにトリミング枠TFの位置を随時変更して表示する。従って、ユーザは、コマ画像PCのトリミングしたい部分の画像をトリミング枠TFの位置を変えてから回転指示を行えばよい。
尚、図7(b)のようにトリミング率及びトリミング枠TFの位置を変更してコマ画像PCを回転した場合に、所定の枠サイズ回復操作(例えば、図3の最大トリミングボタンB9−1の押下操作)を行うことで、トリミング枠TFを図8(a)のようにコマ画像PC内で表示可能な最大サイズに変更するようにしてもよい。これにより、枠サイズ回復機能が実現され、ユーザは、トリミング率や位置の変更後であっても、コマ画像PCを最大サイズで切り出しできるトリミング枠TFを容易に表示させることができる。
また、上述した実施形態では、固定した画像表示領域ARに対してコマ画像PCを回転することとしたが、図8(b)のようにコマ画像PCを固定してトリミング枠TFを回転させるようにしてもよい。この場合、固定した画像表示領域ARに対してコマ画像PCを回転及び拡縮する制御と同様に、コマ画像PCの大きさを固定して、そのコマ画像PCに対してトリミング枠TFを回転及び拡縮するように制御することで実現可能である。このため、ユーザは、画像表示領域ARに表示された最大サイズのコマ画像PCのままトリミングを行うことができる。
また、図7(a)のようにトリミング率720とトリミング枠位置750とを変えたトリミング枠TFを図9(a)のようにトリミング枠TFのセンタP300を中心に回転可能に制御してもよいし。また、枠サイズ回復操作によって、トリミング枠TFを図9(b)のようにコマ画像PCに内接する最大サイズに変更するようにしてもよい。この場合は、トリミング枠TFの回転角は保持したまま、当該トリミング枠TFを拡大表示させることとなる。
自動現像機の斜視図の一例。 自動現像機の機能構成の一例を示すブロック図。 画像処理画面の一例。 メモリのデータ構成の一例を示す図。 画像トリミング処理を説明するためのフローチャート。 自動現像機の画面遷移の一例を示す第1の図。 自動現像機の画面遷移の一例を示す第2の図。 自動現像機の画面遷移の一例を示す第3の図。 自動現像機の画面遷移の一例を示す第4の図。
符号の説明
1 自動現像機
3 マガジン装填部
4 露光処理部
5 プリント作成部
6 排出トレイ
7 制御部
70 メモリ
700 画像トリミングプログラム
710 回転角
720 トリミング率
730 画像表示サイズ
740 トリミング枠表示サイズ
750 トリミング枠位置
8 表示部
9 透過原稿入力部
10 反射原稿入力部
11 操作部
12 タッチパネル
13 マウス
15 記憶媒体読み書き部
17 データ蓄積部
AR 画像表示領域
PC コマ画像
TF トリミング枠

Claims (10)

  1. 予め定められた大きさの画像表示領域上に画像を重畳表示する機能をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、
    回転指示を行う回転指示機能と、
    前記回転指示に応じて前記画像を回転すると共に、前記画像表示領域内に納まるように当該画像を拡大又は縮小して表示する制御を行う回転制御機能と、
    を前記コンピュータに実現させるためのプログラム。
  2. 前記回転制御機能は、
    前記画像表示領域内に表示可能な最大サイズに前記画像を拡大又は縮小する内接拡縮制御機能を有することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記画像の切り出しを行うトリミング枠であって、
    前記回転制御機能により制御された画像内に納まるように前記トリミング枠を拡大又は縮小して当該画像上に重畳表示する制御を行う枠拡縮制御機能を前記コンピュータに更に実現させる請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 前記枠表示制御機能は、
    前記回転制御機能により制御された画像内に表示可能な最大サイズにトリミング枠を拡大又は縮小する枠最大拡縮制御機能を有することを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記画像に対する前記トリミング枠の比率を変更する比率変更機能を更に有し、
    前記枠表示制御機能は、
    前記比率変更機能により変更された比率で前記トリミング枠を表示して、前記回転制御機能による拡大又は縮小に追従するように当該トリミング枠も拡大又は縮小する比率追従拡縮制御機能を有することを特徴とする請求項3又は4に載のプログラム。
  6. 前記画像に対する前記トリミング枠の位置を変更する枠位置変更機能を更に有し、
    前記枠表示制御機能は、
    前記枠位置変更機能により位置変更されたトリミング枠と、前記回転制御機能により回転制御される画像との相対的な位置関係を保持することで、当該画像に追従するようにトリミング枠を移動表示する枠移動制御機能を有することを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載のプログラム。
  7. ユーザの枠サイズ回復操作を検知した場合に、前記トリミング枠を前記回転制御機能により回転制御される画像内で表示可能な最大サイズに拡大又は縮小して表示更新する枠サイズ回復機能を更に前記コンピュータに実現させることを特徴とする請求項5又は6に記載のプログラム。
  8. 画像の切り出しを行うトリミング枠を当該画像上に重畳表示する機能をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、
    回転指示を行う回転指示機能と、
    前記回転指示に応じて前記画像を回転すると共に、当該画像内に納まるように前記トリミング枠を拡大又は縮小する制御を行う枠拡縮制御機能と、
    を前記コンピュータに実現させるためのプログラム。
  9. 画像の切り出しを行うトリミング枠を当該画像上に重畳表示する機能をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、
    回転指示を行う回転指示機能と、
    前記回転指示に応じて前記トリミング枠を回転すると共に、前記画像内に納まるように当該トリミング枠を拡大又は縮小する制御を行う枠拡縮制御機能と、
    を前記コンピュータに実現させるためのプログラム。
  10. 画像の切り出しを行うトリミング枠を当該画像上に重畳表示する画像処理装置であって、
    回転指示を行う回転指示手段と、
    前記回転指示に応じて前記画像を回転すると共に、当該画像内に納まるように前記トリミング枠を拡大又は縮小して表示更新する制御を行う枠拡縮制御手段と、
    前記枠拡縮制御手段により制御されたトリミング枠内の画像を切り出して出力するトリミング手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
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