JP2006229273A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のユーザで使用したり第三者の操作がなされるような場合でも、内部に記憶された個人情報や私的情報を適正に保護しつつ、且つ、使用可能とさせたい機能は第三者にも提供しつづけることが可能なデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】 各ユーザに使用レベルを対応づけてユーザ登録を行うユーザ登録手段と、ユーザ認証を行うユーザ認証手段16と、装置を個人認証モード又は全ユーザ共通モードで動作させる制御手段20とを備え、制御手段20は、個人認証モードのときには、ユーザ認証手段16によりユーザ認証がなされた場合に、該ユーザの使用レベルに応じた機能の使用許可を与える一方、全ユーザ共通モードのときには、指定された使用レベルに応じた使用許可を与えるとともに、第1使用レベルで登録されたユーザの認証がなされた場合にこの全ユーザ共通モードの解除を許可し、それ以外のユーザ認証が行われた場合には全ユーザ共通モードの解除を受け付けない構成とした。
【選択図】 図1

Description

この発明は、デジタル衛星放送や地上デジタル放送などのデジタル放送を受信して受像装置や録画装置などに映像信号や音声信号を出力するデジタル放送受信装置に関する。
デジタル放送受信装置においては、有料放送を購入して有料放送のスクランブルを解除する機能や、通信ネットワークに接続する機能、ならびに、ネットワークを介してテレビ番組と双方向通信を行う機能など、様々な機能が備わる。
また、デジタル放送受信装置には、上記のような機能を実現するため、例えば、有料放送の購入者を放送会社に特定させるためにユーザ個人の登録ID(識別情報)や、ユーザ個人が登録した通信ネットワークの接続IDやパスワード、ならびに、双方向通信を行うためのユーザIDなど、私的な情報が記録されることになる。
このようなデジタル放送受信装置に関連して、放送受信装置を複数のユーザで使用する場合に有用な従来技術や、セキュリティに関する従来の技術として、次の特許文献1〜5に開示の技術があった。特許文献1には、管理者ユーザのみが各ユーザの視聴制限のデータを設定変更可能なようにした技術が記載されている。特許文献2には、管理者であるスーパーユーザが各ユーザの視聴時間や視聴料金などの情報を管理できるようにした技術が記載されている。特許文献3には、視聴者の認証を行って端末管理者でないと視聴制限の設定を変更できないようにした技術が開示されている。特許文献4には、放送受信装置には仮の利用者情報を記憶させ、真の利用者情報は管理局側で記憶するようにした技術が記載されている。特許文献5には、映像スクランブルの解除に機器固有の情報を用いることで不正コピーを防止する技術が記載されている。
特開2004−260447号公報 特開2001−203951号公報 特開2001−145033号公報 特開2004−112777号公報 特開2003−204505号公報
本発明者らは、上述のように個人情報や私的な情報が内部に記録されているデジタル放送受信装置を、例えば、複数のユーザで使用したり、或いは、展示やパーティ会場に設置するなど第三者による操作がなされるような状況においた場合に、装置内の個人情報や私的情報を適切に保護したいという要望が生じると考えた。
似たような状況として、パーソナルコンピュータを店頭に展示する場合などが考えられたが、パーソナルコンピュータを展示する場合には、お客さんに設定内容を変更されないように、下位の使用レベルでコンピュータにログインして簡単なアプリケーションのみ使用可能な状態として展示することが一般であった。しかしながら、このような状態では、お客さんはコンピュータからログオフする操作が可能であるため、一人のお客さんがログオフの操作をしてしまうと、他のお客さんはアプリケーションの使用も行えなくなってしまうという不具合を生じることがあった。
この発明の目的は、複数のユーザで使用したり第三者の操作がなされるような場合でも、内部に記憶された個人情報や私的情報を適正に保護しつつ、且つ、使用可能とさせたい機能は第三者にも提供しつづけることが可能なデジタル放送受信装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、デジタルの放送信号を復調して映像信号と音声信号を出力するデジタル放送受信装置において、装置が有する複数の機能のうち何れの機能の使用許可があるかを表わした使用レベルを各ユーザの識別情報に対応づけてユーザ登録を行うユーザ登録手段と、ユーザ認証を行うユーザ認証手段と、装置を個人認証モード又は全ユーザ共通モードで動作させる制御手段とを備え、前記制御手段は、個人認証モードのときには、前記ユーザ認証手段によりユーザ認証がなされた場合に、該ユーザの識別情報に対応づけられて登録されている使用レベルに応じた機能の使用許可を与える一方、全ユーザ共通モードのときには、指定された使用レベルでの機能の使用許可を与えるとともに、所定の使用レベルで登録されたユーザの認証がなされた場合にこの全ユーザ共通モードの解除を許可し、それ以外の使用レベルで登録されたユーザの認証が行われた場合には全ユーザ共通モードの解除を受け付けない構成とした。
このような手段によれば、例えば、特定複数のユーザ間で使用する場合には、個人認証モードにして各ユーザに使用レベルを振り分けることで、例えば知識の少ないユーザが間違った受信機設定をしまわないように、各ユーザに合った使用レベルで使用させることが出来る。また、不特定な第三者が操作するような場合には、全ユーザ共通モードにより特定の機能のみを使用できるようにして、個人情報や私的情報の必要な保護を図ることが出来る。
さらに、全ユーザ共通モードにした場合には、所定の使用レベルの登録ユーザのみがこのモードを解除できるので、第三者がかってに解除して何の機能も使用できなくなってしまうと云った不都合が生じない。
具体的には、前記使用レベルには、何れの機能が使用できるかを階層的に表わした階層使用レベルと、使用できる機能を個別に設定可能な個別指定使用レベルとが含まれるようにすると良い。
この構成により、ユーザ登録を行うときに階層使用レベルにより使用レベルの対応付けの設定を簡単に行うことが出来るとともに、特別な使用レベルの設定を行いたいときは個別指定使用レベルにより所望の設定を行うことが出来る。
また具体的には、前記制御手段は、個人認証モードで所定の使用レベルにおけるユーザ認証が行われている場合に、全ユーザ共通モードへの移行を許可するように構成すると良い。
この構成により、全ユーザ共通モードへ移行できるユーザが限られることになり、間違って全ユーザ共通モードへ移行してしまうと云った不都合を少なくすることが出来る。
望ましくは、前記制御手段は、メニュー表示の中から全ユーザ共通モード解除を示す項目が選択された場合に、前記ユーザ認証手段によるユーザ認証を受け付け、所定の使用レベルでのユーザの認証が行われた場合に全ユーザ共通モードを解除して個人認証モードへ移行するように構成すると良い。
この構成により、このようにメニュー表示の中から解除の項目を選択することで、全ユーザ共通モードを解除させる処理が開始されるようにすることで、例えば、第三者など全ユーザ共通モードの解除が出来ない人により解除処理が試みられてしまうということが少なくなり、実行できない処理のために装置の動作が無駄に費やされたり、実行できない処理に第三者の興味を惹かせると云った不都合を少なくすることが出来る。
また望ましくは、前記全ユーザ共通モードへの移行と解除が可能な所定の使用レベルとして、何れの機能が使用できるかを階層的に表わした使用レベルの中で使用可能な機能が一番多い最上位の使用レベルを適用すると良い。
これにより、全ユーザ共通モードへの移行と解除が最上位の使用レベルでしか出来ないようになり、少ない人数で全ユーザ共通モードの管理を行うことが出来るので都合が良い。
以上説明したように、本発明に従うと、1台の装置を複数のユーザで使用する場合や、不特定の第三者により操作がなされる状況におく場合に、個人認証モードで複数のユーザに設定された使用レベルで使用させたり、全ユーザ共通モードで全ユーザに指定の使用レベルで使用させたりすることで、装置内に記憶されている個人情報や私的情報を適宜保護できるという効果がある。具体的には、知識の少ないユーザや第3者により重要な設定が変更されてしまったり個人情報や私的情報が閲覧または変更されてしまうと云った不都合を回避できるという効果がある。
また、全ユーザ共通モードを解除する場合に所定のユーザ認証が必要な構成としたので、不特定の第三者により勝手に全ユーザ共通モードが解除されて何も機能が使えなくなってしまうという不都合を回避できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態のデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態のデジタル放送受信装置1は、衛星放送や地上デジタル放送の信号を受信してテレビ受像装置や録画装置に映像信号や音声信号を出力するものである。このデジタル放送受信装置1は、図1に示されるように、例えばアンテナANTに接続され指定された放送チャンネルのデジタル放送信号を選択的に受信するデジタル放送チューナ10と、デジタル放送信号を復調するデジタル放送復調部11と、復調されたストリーム信号から映像データ、音響データ、番組情報や制御データなどを含む付加情報をデコードするTS(Transport Stream)デコーダ12と、映像データを復号して映像信号を出力するビデオデコーダ13と、音響データを復号して音声信号を出力するオーディオデコーダ14と、放送局に登録されたユーザID(識別情報)等が記録されたICカードの情報を読み出すICカードリーダ15と、ユーザ認証のために指紋を読み取るユーザ認証手段としての指紋センサ16と、電話回線などを介して通信ネットワークに接続する通信モジュール17と、装置の全体的な制御を行う制御手段としてのマイクロコントローラ20と、マイクロコントローラ20に作業用のメモリ空間を提供するRAM(Random Access Memory)21と、制御プログラムや制御データが格納される不揮発性メモリ22と、複数の操作ボタンやリモコン受光部23aが設けられ外部からユーザによる指示操作を受け付ける操作パネル23と、複数の操作ボタンが設けられユーザによる指示操作を受け付けるリモコン24等から構成される。なお、RAM21や不揮発性メモリ22はマイクロコントローラ20と一体的に集積された構成としても良い。また、これらの構成のうち、マイクロコントローラ20が不揮発性メモリ22に格納された制御プログラムを実行することでユーザ登録手段を構成している。
この実施の形態のデジタル放送受信装置1においては、番組視聴に関する機能として、1ch〜12chのチャンネル番号の切換え、前日から翌日までの番組表の閲覧、受信予約、番組のジャンル検索、「000」〜「999」までの3桁番号でのチャンネル切替、番組視聴中における裏番組の情報表示、受信可能な放送チャンネルをサーチするチャンネルスキャン、視聴制限番組の設定・解除、PPV(Pay per View)番組の購入、視聴番組における双方向通信などがある。
また、個人情報や私的情報を扱う各種の機能としては、ICカードの情報閲覧、居住地域設定、郵便番号設定、メニュー表示のお気に入り設定などユーザデータの初期化、ネットワーク接続に必要な接続IDやパスワードなどのプロバイダ設定、LANアドレスやダイヤルアップ先などの通信設定などがある。
また、この実施の形態のデジタル放送受信装置1においては、ユーザが個人認証を行って対応づけられた使用レベルで装置1の使用を可能とする個人認証モードの動作と、全てのユーザが指定の使用レベルで装置1の使用を可能とする全ユーザ共通モードの動作とが可能となっているが、このような各動作モードに関する機能として、登録ユーザの追加や削除、カスタム使用レベルの設定、個人認証モードと全ユーザ共通モードとを切り替える機能などがある。
ここで、先ず、各使用レベルの説明を行う。使用レベルには、当該装置1に備わる複数の機能のうち何れの機能が使用できるかを階層的に表わした第1〜第5の使用レベル(階層使用レベル)と、使用可能な機能を個別に指定可能なカスタム使用レベル(個別指定使用レベル)とが設けられている。
第1使用レベル(LV1:この設定の登録ユーザのことをLV1ユーザと記す)は、全機能が使用可能なレベルである。但し、LV1ユーザが複数登録されている場合には、他のLV1ユーザの設定変更は不可となる。LV1は、装置1の細かな設定、管理、ユーザの設定・管理、私的な情報や個人情報の管理に加えて、使用レベルのカスタマイズや装置1の初期化ができるので、装置1の管理者に設定するのに適している。
第2使用レベル(LV2)は、番組視聴に関わる全ての機能が使用可能なレベルである。すなわち、上述した私的情報を含む各種設定機能と、ユーザ登録の追加や削除、カスタム使用レベルの設定、モード切替の機能が使用不可とされ、それ以外はの機能は使用可能とされる。LV2は、装置1の細かな設定はできるが、個人情報や私的情報が見られたくないユーザに設定するのに適している。
第3使用レベル(LV3)は、設定変更を伴わない番組視聴や、個人情報や私的情報を必要としない番組視聴が使用可能となるレベルである。すなわち、LV2で使用不可とされるものに加えて、チャンネルスキャンや視聴制限の設定・解除などメニューボタンを押して行う各種設定の変更、PPVの購入や双方向通信などが使用不可とされ、それ以外の機能が使用可能とされる。LV3は、難しい機能設定などを考慮せずに一般的なアナログテレビと同様の機能を使用することが出来るので、番組視聴を楽しみたいが設定などは良くわからないユーザに設定するのに適している。
第4使用レベル(LV4)は、簡単な番組視聴に関わる機能のみが使用可能なレベルである。すなわち、1ch〜12chのチャンネル番号による放送チャンネルの切り替えや音量調整等が可能である一方、LV3で使用不可とされるものに加えて、受信予約、ジャンル検索、番組表閲覧、3桁数字でのチャンネル切替、裏番組情報の表示などが出来ない。
第5使用レベル(LV5)は、全機能の使用が不可とされるレベルである。LV5は、意図しない第三者の使用を防止したり、全ユーザ共通モードにて同一チャンネルの番組出力を続けるような場合に設定したり、装置1の使用を禁止したユーザに設定するのに適している。
カスタム使用レベル(LVX)は、上述の各機能を個別に使用可或いは使用不可に指定可能なレベルであり、例えば、デフォルトでLV4の内容となっており、その状態から個々の機能の使用可・不可をON/OFFで選択して設定できるようになっている。LVXの設定はLV1ユーザにのみ許されたものである。このLVXは、使用装置1の機能をカスタマイズして使用させたいユーザに設定するのに適している。
これらの第1〜第5使用レベルとカスタム使用レベルは、図5の使用レベルの振分け方の一説明図に示すように、一つの使用レベルを複数のユーザに設定することも可能であるし、また、カスタム使用レベルは複数のパターンを作成して、複数のユーザにそれぞれ別のパターンのカスタム使用レベルを設定することも可能である。
次に、この実施の形態のデジタル放送受信装置1の動作について説明する。
先ず、ユーザ登録に関する動作について説明する。デジタル放送受信装置1は、工場出荷時の状態或いは初期化した状態で電源を投入すると、先ず、LV1ユーザの登録処理が開始される。この登録処理では、装置1に接続したディスプレーに「LV1ユーザの登録」を示す表示と、指紋センサ16に指を置くように指示する表示とが行われる。そして、ユーザが指紋センサ16に指を置くことで、指紋の情報が入力されて、この情報がLV1ユーザの登録情報として不揮発性メモリ22に記録される。なお、ここでリモコン24等を用いてユーザ名称を入力させて、このユーザ名称をユーザの識別情報として登録情報に含ませるようにしても良い。また、名称入力が無い場合にはユーザごとにシリアルナンバー等のインデックス情報をユーザの識別情報として登録情報に付加するようにしても良い。なお、指紋情報などの認証情報をユーザの識別情報とし、この情報と使用レベルに関する情報のみをユーザの登録情報としても良い。
LV1ユーザが登録された後に新規ユーザの登録を行う場合には、個人認証モードの動作中、LV1ユーザがユーザ認証を受けた状態で、メニュー表示の中から「ユーザ登録追加」の項目を選択することで、新規ユーザの登録処理が開始される。新規ユーザの登録処理が開始されたら、新たなユーザが指紋センサ16に指を置き、該ユーザに割り当てる使用レベルを選択し、ユーザ名称を入力させるなどして、新たなユーザの登録が行われる。これらの登録情報は不揮発性メモリ22に記録される。
登録ユーザの編集や削除の処理は、個人認証モードの動作中、LV1ユーザがユーザ認証を受けた状態で、メニュー表示の中から「ユーザ登録の編集・削除」の項目を選択することで開始される。この処理が開始されたら、ディスプレー上に全登録ユーザの情報がリスト表示されるので、リモコン操作等により何れかの登録ユーザを選択して使用レベルの変更をしたりユーザの削除が実行可能となる。ここで、LV1で登録されているユーザについては登録情報の変更や削除を行うことは出来ないようになっている。
LV1ユーザを含む全ユーザの登録情報は、装置1の初期化処理を行うことで削除することが出来るが、初期化処理はLV1ユーザがメニュー表示から階層的に項目を選択していって実行できるようになっている。また、初期化処理が実行される前には、ディスプレーに複数回の確認表示がなされて、登録ユーザの情報が間違って全削除されないように注意が呼びかけられるようになっている。
次に、個人認証モードでの動作について説明する。この個人認証モードは、特定複数のユーザがそれぞれ異なった使用レベルで装置1を使用したい場合、或いは、管理者が他のユーザの使用制限をしたいときに便利なモードである。
電源投入時、デジタル放送受信装置1は個人認証モードで起動する。なお、全ユーザ共通モードの状態で電源供給が断たれた場合には、次の電源投入時に電源断の直前と同じ状態で起動するようにしても良い。
個人認証モードにおいて誰もユーザ認証を受けていない状態では、例えば、装置は何も操作が受け付けられないLV5の状態にされている。ここで登録ユーザが指紋センサ16に指を置くことで指紋が読み込まれてユーザ認証処理が実行される。そして、ユーザ認証が行われたら、この登録ユーザに対応付けられた使用レベルにおいて装置1が使用可能な状態となる。
認証を受けた登録ユーザが装置1の使用を終了するには、再度、指紋センサ16に指を置くことでユーザ認証を解除することが出来る。ユーザ認証が解除されたら、再び装置1は何も操作が受け付けられないLV5の状態にされる。
次に、全ユーザ共通モードの動作について説明する。この全ユーザ共通モードは、装置1が例えば公共の場などに設置されて不特定のユーザにより操作が行われる場合や、特定複数のユーザが使用する場合でも全ユーザが常に同じ設定で使用するような場合に用いると便利なものである。
全ユーザ共通モードへの移行は、個人認証モードでLV1ユーザの認証がなされている状態のときに、メニュー表示の中から「全ユーザ共通モードへ移行」の項目を選択し、さらに、全ユーザ共通モードでの使用レベルの指定を行うことで実行される。なお、全ユーザ共通モードでの使用レベルは予め設定しておくように構成しても良い。
全ユーザ共通モードに移行すると、指定された使用レベルでの機能のみが使用可能となり、個人認証モードのときのように登録ユーザが認証処理を経て該ユーザに対応付けられた使用レベルに移行することは出来なくなる。
全ユーザ共通モードの解除については、メニュー表示の中に「全ユーザ共通モードの解除」の項目が加わるので、この項目を選択することで解除処理を開始することが出来る。解除処理が開始されると、ユーザ認証を求める表示がなされるので、ここで登録ユーザは指紋センサ16に指をおいて認証を受ける。そして、この登録ユーザがLV1ユーザであれば全ユーザ共通モードを解除して個人認証モードに移行するが、LV1ユーザでなければ解除されずに全ユーザ共通モードが続けられるようになっている。
以下、上記の動作を実現するデジタル放送受信装置1の制御処理について図2〜図4のフローチャートに基づいて説明する。
図2には、マイクロコントローラ20により実行されるデジタル放送受信装置1のメイン制御処理のフローチャートを示す。
電源投入時やユーザ認証が切られた時点においてはメイン制御処理の待機状態となっている。そして、所定時間待機したらステップS1に移行して指紋センサ16からの入力信号を確認して指紋の検出がなされたかを確認する。その結果、検出がなければ、再びステップS1の処理に戻ってこの処理を繰り返すが、指紋の検出がなされたらステップS2に移行する。
ステップS2では、指紋センサ16で検出された指紋を照合してユーザ認証を行った後、該ユーザに対応した使用レベルの設定を行うサブルーチン処理を行って、ステップS3に移行する。
ステップS3では、リモコン24や操作パネル23からの入力があるか確認し、なければ再びステップS3に戻ってこの処理を繰り返すが、あればステップS4に移行する。
ステップS4では、設定された使用レベルと照合してステップS3で入力された操作内容の実行許可があるか否かを判別し、許可があればステップS5に移行して操作内容に応じた命令を発行して該命令を実行させるが、許可がなければステップS6に移行して不許可のメッセージをディスプレーに表示させる。そして、ステップS7に移行する。
ステップS7では、指紋センサ16からの入力信号を確認してユーザ認証を切る操作がなされたか判断する。ここで、ユーザが指紋センサ16に指をおいていてユーザの指紋が検出されれば、認証OFFの操作と判断されて待機状態に移行し、再びステップS1に戻るが、ユーザの指紋の検出がなければステップS3に戻って、再び、操作入力を受け付ける処理を繰り返す。
図3には、図2のステップS2で実行されるユーザ使用レベル確認処理のフローチャートを示す。
図2のステップS2のユーザ使用レベル確認処理に移行すると、先ず、ステップS10で指紋入力により認証したユーザが登録済みのユーザか確認し、登録済みでなければステップS11に移行し、登録済みであればステップS12に移行する。
その結果、ステップS11に移行した場合には、未登録ユーザの使用レベルの設定がなされているか否かの確認を行って、なされていればその使用レベルの情報を取得してステップS13に、設定がなされていなければステップS25に移行する。
一方、ステップS10で登録済みユーザであった場合には、このユーザに対応して登録されている使用レベルの情報を取得してステップS13に移行する。
ステップS13に移行したら、ステップS13〜S18の判別処理により、このユーザに対応する使用レベルの設定情報を読み出す処理(ステップS19〜S25)に移行して、当該ステップS19〜S25の何れかの処理において該当する使用レベルの設定情報を読み出して、このサブルーチン処理を終了する。そして、メイン制御処理に戻る。
また、ステップS11の確認処理で、未登録ユーザの使用レベルの設定がなくステップS25に移行した場合には、第5使用レベルの設定情報を読み出して、このサブルーチン処理を終了し、メイン制御処理に戻る。
図4には、メイン制御処理の命令発行処理(ステップS35)において、ユーザ登録のメニュー操作がなされた場合に実行されるユーザ登録処理のフローチャートを示す。
このユーザ登録処理は、図2のメイン制御処理においてLV1ユーザがメニュー表示の中から「ユーザ登録」の項目を選択した場合に開始される。この処理が開始されると、先ず、ステップS31においてユーザに未登録ユーザの設定か否かを尋ねる処理を行い、ユーザからの返答処理を待ってYESの返答であればステップS32に移行し、NOの返答であればステップS33に移行する。ここでの返答処理は、ユーザがリモコンの矢印キーと決定キーを操作して表示画面を見ながらYES又はNOのブロックを選択して行うものである。
その結果、YESの返答でステップS32に移行した場合には、該ステップで未登録ユーザの使用レベルを設定する処理を行った後、このユーザ登録処理を終了しメイン制御処理に戻る。ここで、使用レベルの設定処理は、例えば、表示画面に未登録ユーザの使用レベルを尋ねる表示を行い、ユーザに矢印キーや数字キーおよび決定キーにより使用レベルを指定させることで実現される。設定された情報は不揮発性メモリ22の所定領域に格納される。
一方、ステップS31の判別処理の結果、NOの返答でステップS33に移行したときには、該ステップにて登録するユーザの指紋の入力を求めてその入力を行う処理をしてステップS34に移行する。ユーザ登録処理を開始したLV1ユーザは、ここで登録するユーザに指紋センサ16を介して指紋の入力を行わせる。
ステップS34では、指紋入力したユーザに対応させて登録する使用レベルの情報を求めてユーザにその使用レベルを指定させる処理を行ってステップS35に移行する。ここで、LV1ユーザはリモコン操作等により第1〜第5使用レベルまたはカスタム使用レベルの中から新規ユーザの使用レベルを選択する。
ステップS35では、ステップS34でカスタム使用レベル「LVX」が指定されたか否かを判別し、カスタム使用レベル「LVX」でなければステップS36に移行して、ステップS33で入力された個人認証情報(指紋情報)とステップS34で指定された使用レベルの情報に基づき登録ユーザの設定を行って、この設定情報を不揮発性メモリ22の所定領域に格納する。そして、このユーザ登録処理を終了してメイン制御処理に戻る。
一方、ステップS35でカスタム使用レベル「LVX」が指定された場合には、ステップS37に移行して第1使用レベルから第5使用レベルで使用の許可や不許可が設定される各機能項目を1つずつ許可又は不許可で追加するかをユーザに尋ねる処理を行って、ユーザが追加を選択した場合にはステップS38で追加の処理を行ってステップS39に移行し、ユーザが追加を選択しない場合にはそのままステップS39に移行する。
ステップS39では追加する機能項目が最終のものか否かを確認し、最終のものであればステップS40に移行し、最終のものでなければステップS37に戻る。
つまり、このステップS37〜S39の繰返し処理により、第4使用レベルの設定内容をベースとして第1使用レベルから第5使用レベルで許可又は禁止される各機能の設定が個別に追加できる。
そして、ステップS39で最終とされステップS40に移行したら、該ステップにおいて個人認証情報(指紋情報)と使用レベルの情報とを対応させて不揮発性メモリ22の所定領域に格納してユーザ登録を完了する。そして、このユーザ登録処理を終了してメイン制御処理に戻る。
以上のように、この実施の形態のデジタル放送受信装置1によれば、例えば、特定複数のユーザが装置を使用する場合などに個人認証モードを使用することで、例えば、必要なユーザのみが細かい操作を可能とし、知識の少ないユーザなどは細かい操作を不可とするなど、各ユーザに適した使用レベルを設定して、間違った操作がなされないようにすることが出来る。
また、不特定な第三者が操作するような場合には、全ユーザ共通モードを使用することで、皆が特定の機能のみを使用できるようにして、装置内に記憶されている個人情報や私的情報の適切な保護を図ることが出来る。また、全ユーザ共通モードにした場合には、LV1ユーザのみがこのモードを解除できる構成になっているので、第三者がかってに全ユーザ共通モードを解除して、例えばパーソナルコンピュータにおけるユーザログオフの操作後の状態のように何の機能も使用できなくなってしまうと云った不都合が発生しないようにすることが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、個人認証を行う手段として、指紋認証を適用した例を示したが、その他、声紋認証により個人認証と認証断の操作を行わせたり、個人の識別情報が記録されたメモリカードの挿抜等により個人認証と認証断の操作を行わせるようにしても良い。その他、使用レベルの階層数や各使用レベルで許可される機能の内容など、実施の形態で示した細部等は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施の形態のデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。 図1のマイクロコントローラにより実行されるメイン制御処理の手順を示すフローチャートである。 図2のユーザ使用レベル確認サブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 ユーザ登録のメニュー操作がなされたときに実行されるユーザ登録処理の処理手順を示すフローチャートである。 使用レベルの振分け方の一例を示す図である。
符号の説明
1 デジタル放送受信装置
10 デジタル放送チューナ
11 デジタル放送復調部
12 TSデコーダ
13 ビデオデコーダ
14 オーディオデコーダ
15 ICカードリーダー
16 指紋センサ
17 通信モジュール
20 マイクロコントローラ
21 RAM
22 不揮発性メモリ
23 操作パネル
24 リモコン

Claims (6)

  1. デジタルの放送信号を復調して映像信号と音声信号を出力するデジタル放送受信装置において、
    装置が有する複数の機能のうち何れの機能の使用許可があるかを階層的に表わした使用レベルを各ユーザの識別情報に対応づけて登録を行うユーザ登録手段と、
    ユーザ認証を行うユーザ認証手段と、
    装置を個人認証モード又は全ユーザ共通モードで動作させる制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    個人認証モードのときには、前記ユーザ認証手段によりユーザ認証がなされた場合に、該ユーザの識別情報に対応づけられている使用レベルに応じた機能の使用許可を与えるとともに、使用可能な機能が一番多く設定された最上位の使用レベルでのユーザ認証がなされている場合に、全ユーザ共通モードへの移行を許可する一方、
    全ユーザ共通モードのときには、指定された使用レベルでの機能の使用許可を与えるとともに、メニュー表示の中から全ユーザ共通モード解除の項目が選択された場合に、前記ユーザ認証手段により前記最上位の使用レベルでのユーザ認証がなされたら全ユーザ共通モードを解除して個人認証モードへ移行する一方、最上位以外の使用レベルでのユーザ認証がなされたら全ユーザ共通モードの解除を受け付けないように構成されていることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. デジタルの放送信号を復調して映像信号と音声信号を出力するデジタル放送受信装置において、
    装置が有する複数の機能のうち何れの機能の使用許可があるかを表わした使用レベルを各ユーザの識別情報に対応づけて登録を行うユーザ登録手段と、
    ユーザ認証を行うユーザ認証手段と、
    装置を個人認証モード又は全ユーザ共通モードで動作させる制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    個人認証モードのときには、前記ユーザ認証手段によりユーザ認証がなされた場合に、該ユーザの識別情報に対応づけられている使用レベルに応じた機能の使用許可を与える一方、
    全ユーザ共通モードのときには、指定された使用レベルでの機能の使用許可を与えるとともに、所定の使用レベルで登録されたユーザの認証がなされた場合にこの全ユーザ共通モードの解除を許可し、それ以外の使用レベルで登録されたユーザの認証が行われた場合には全ユーザ共通モードの解除を受け付けないように構成されていることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  3. 前記使用レベルには、何れの機能が使用できるかを階層的に表わした階層使用レベルと、使用できる機能を個別に設定可能な個別指定使用レベルとが含まれることを特徴とする請求項2記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記制御手段は、個人認証モードで所定の使用レベルにおけるユーザ認証が行われている場合に、全ユーザ共通モードへの移行を許可するように構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のデジタル放送受信装置。
  5. 前記制御手段は、メニュー表示の中から全ユーザ共通モード解除を示す項目が選択された場合に、前記ユーザ認証手段によるユーザ認証を受け付け、所定の使用レベルでのユーザの認証が行われた場合に全ユーザ共通モードを解除して個人認証モードへ移行するように構成されていることを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載のデジタル放送受信装置。
  6. 前記全ユーザ共通モードへの移行と解除が可能な所定の使用レベルは、何れの機能の使用許可があるかを階層的に表わした使用レベルの中で使用許可のある機能が一番多い最上位の使用レベルであることを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載のデジタル放送受信装置。
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