JP2006227416A - 写真撮影装置、写真撮影装置の制御方法、および写真撮影装置の制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザの使い勝手を良くし、面白みのあるプレイを提供することができる写真撮影装置を提供する。
【解決手段】 写真撮影装置は、複数のカメラと、それぞれのカメラに対応する撮影操作モニタとを備える。撮影を行なうカメラに対応する撮影操作モニタ22aには、カメラが取得する画像をリアルタイム表示するライブ映像表示部201と、撮影の設定の選択肢を表示する選択部205とを表示する。撮影を行なわないカメラに対応する撮影操作モニタには、案内を表示する。このとき、撮影を行なわないカメラに対応する撮影操作モニタは、利用者の入力操作を受付けない。
【選択図】 図27
【解決手段】 写真撮影装置は、複数のカメラと、それぞれのカメラに対応する撮影操作モニタとを備える。撮影を行なうカメラに対応する撮影操作モニタ22aには、カメラが取得する画像をリアルタイム表示するライブ映像表示部201と、撮影の設定の選択肢を表示する選択部205とを表示する。撮影を行なわないカメラに対応する撮影操作モニタには、案内を表示する。このとき、撮影を行なわないカメラに対応する撮影操作モニタは、利用者の入力操作を受付けない。
【選択図】 図27
Description
この発明は写真撮影装置、写真撮影装置の制御方法、および写真撮影装置の制御プログラムに関し、特に撮影空間に複数のタッチパネルを積層するライブモニタを備え、撮影設定の短縮や面白みのあるプレイを提供する写真撮影装置、写真撮影装置の制御方法、および写真撮影装置の制御プログラムに関する。
近年、ゲームセンター等の遊戯を提供する店舗において、写真を撮影してシールプリント等にする写真自動販売装置が数多く設置されている。このような写真自動販売装置には、一般に、被写体である利用者を写真自動販売装置に付属のカメラで撮影した画像を、タブレットディスプレイなどに表示して付属のタッチペンで文字や図形などを入力する、いわゆる落書きやお絵描きといわれている編集機能があるものが一般的になっている。そして、このような編集入力された画像は撮影画像と合成され、その合成画像がプリンタで印刷されて利用者に提供される。
また、このような写真自動販売装置には、様々な角度から利用者を撮影することにより、撮影画像に多様性を持たせることができるように、カメラを移動させる機構を備えたり、複数のカメラと複数のカメラの各々に対応する複数のライブモニタや複数の操作手段を備えるものが登場している。このように、カメラを移動させたり、複数のカメラを備えることによって、様々な角度や位置から撮影が行なえるため、利用者には好評であった。
写真自動販売装置の分野において、以下の特許文献1は、多くの利用者が、編集入力を迅速かつ効率的に入力することができるようにするために、表示手段を複数の表示画面で構成し、複数の表示画面のそれぞれに対応して、複数個の受付手段を設ける画像印刷装置を開示している。
特許文献2は、撮影処理を操作する操作手段を、被写体の姿勢を支持する支持手段の近傍と、撮影手段を有する筐体に設ける画像印刷装置を開示している。
特許文献3は、複数の撮影空間を備え、それぞれの撮影空間に有する撮影装置に対応して、撮影用タッチパネルが設ける画像印刷装置を開示している。
特許文献4は、撮影画像に合成する画像の選択や切り替えを行なう切換ボタンを筐体正面の左右に設け、フレームや背景の画像の切り替えを可能とする写真プリント提供装置を開示している。
特許文献5は、操作ボタンに同じ機能を備える複数のボタンを備え、複数のユーザから同時に操作入力を受付ける画像入力装置を開示している。
特許第3196897号公報
実用新案登録第3082328号公報
特開2003−110970号公報
特許第3499862号公報
特開2004−334487号公報
従来の写真自動販売装置において、カメラを移動させる機構を採用すると、装置のコストが増大し、かつ故障しやすいという問題があった。
また複数のカメラを備える場合は、それぞれのカメラが取得するライブ映像を表示するために、利用者の目線が異なる場所にあるカメラに向き、目線がずれてしまうことがあるという問題があった。
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであって、ユーザの使い勝手を良くし、面白みのあるプレイを提供することができる写真撮影装置、写真撮影装置の制御方法、および写真撮影装置の制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため本発明のある局面に従うと、写真撮影装置は、1つの撮影空間内に位置する被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段による撮影に関する設定を受付けるための情報を表示する表示手段と、表示手段に積層され、表示手段の表示内容に対応して撮影に関する設定を受付ける受付手段とを備え、表示手段と、それに積層される受付手段との組が複数撮影空間に設けられていることを特徴とする。
好ましくは撮影手段は複数のカメラを含み、複数の表示手段と受付手段との組は、複数のカメラのそれぞれに対応させて設けられる。
好ましくは複数の表示手段と受付手段との組のそれぞれは、対応するカメラに関する表示を行ない、対応するカメラに関する入力を受付ける。
好ましくは写真撮影装置は、受付手段で撮影に関する設定が受付けられた後に撮影を開始させる。
好ましくは写真撮影装置は、複数の表示手段と受付手段との組において、少なくとも1つの受付手段からの入力を無視することが可能である。
好ましくは写真撮影装置は、1回の撮影に関する異なる種類の設定を、複数の表示手段と受付手段との組で並行して受付ける。
好ましくは写真撮影装置は、複数回の撮影のそれぞれに関する設定を、複数の表示手段と受付手段との組でそれぞれ受付ける。
好ましくは写真撮影装置は、複数の表示手段と受付手段との組の少なくとも1つにおいて、次回の撮影に関する設定を受付ける。
この発明の他の局面に従うと、写真撮影装置の制御方法は、1つの撮影空間内に位置する被写体を撮影する複数のカメラを含む撮影手段と、撮影手段による撮影に関する設定を受付けるための情報を表示する表示手段と、表示手段に積層され、表示手段の表示内容に対応して撮影に関する設定を受付ける受付手段とを備えた写真撮影装置の制御方法であって、表示手段と、それに積層される受付手段との組が、複数のカメラのそれぞれに対応させて、複数撮影空間に設けられており、複数の表示手段のそれぞれにおいて、対応するカメラに関する表示を行なう表示ステップと、複数の受付手段のそれぞれにおいて、対応するカメラに関する入力を受付ける受付ステップとを備える。
この発明の他の局面に従うと、写真撮影装置の制御プログラムは、1つの撮影空間内に位置する被写体を撮影する複数のカメラを含む撮影手段と、撮影手段による撮影に関する設定を受付けるための情報を表示する表示手段と、表示手段に積層され、表示手段の表示内容に対応して撮影に関する設定を受付ける受付手段とを備えた写真撮影装置の制御プログラムであって、表示手段と、それに積層される受付手段との組が、複数のカメラのそれぞれに対応させて、複数撮影空間に設けられており、複数の表示手段のそれぞれにおいて、対応するカメラに関する表示を行なう表示ステップと、複数の受付手段のそれぞれにおいて、対応するカメラに関する入力を受付ける受付ステップとをコンピュータに実行させる。
これらの発明に従うと、表示手段と、それに積層される受付手段との組が複数撮影空間に設けられるため、ユーザの使い勝手を良くし、面白みのあるプレイを提供することができる写真撮影装置、写真撮影装置の制御方法、および写真撮影装置の制御プログラムを提供することができる。
<第1の実施の形態>
[写真自動販売装置の外観]
図1は、本発明の第1の実施の形態における写真自動販売装置1の外観の具体例を示す斜視図であり、図2は横から見た図であり、図3は上から見た図である。
[写真自動販売装置の外観]
図1は、本発明の第1の実施の形態における写真自動販売装置1の外観の具体例を示す斜視図であり、図2は横から見た図であり、図3は上から見た図である。
図1を参照して、写真自動販売装置1は、撮影筐体10と編集筐体11とを備え、フレーム枠(構造材)やパネル(壁面)やサイドカーテン12a,12bなどで外部と区分された空間を備える。さらに、図2または図3を参照して、写真自動販売装置1の上述の空間は、撮影筐体10の前方に主に撮影操作を行なう撮影空間2と、編集筐体11の左右に主に編集操作を行なう複数の編集空間3(第1の編集空間3a、第2の編集空間3b)とに分かれる。
かかる写真自動販売装置1を用いる際に、まず利用者はコイン受付部7において利用の対価である硬貨(コイン)を投入する。硬貨を受付けた後に、利用者は開放されている後方側面の出入り口13から撮影空間2に入り、撮影筐体10に相対する向きで撮影プレイを行なう。そして撮影の後、利用者は所定の規則に従って定められた第1の編集空間3aあるいは、第2の編集空間3bに移動し、撮影した画像にいわゆる落書きと呼ばれるスタンプ画像やテキストなどをペン入力する編集プレイを行なう。装置は、撮影画像と入力されたスタンプ画像などを合成した合成画像をレイアウトした印刷データをシールシートに印刷し、プリント提供部8のプリント取出口に排出する。こうして、印刷されたシールシートを利用者に提供する。
まず、コイン受付部7について説明する。コイン受付部7は、図1が示すように写真自動販売装置1の外部の側面に配備される。なお、コイン受付部7は写真自動販売装置1を設置する店舗のレイアウトなどに従って、左側外部側面に配備したり、右側外部側面に配備したりできるような構成とする。
図4はコイン受付部7の具体例を示す斜視図である。
コイン受付部7は、写真自動販売装置1を利用するための対価である硬貨を投入するためのコイン投入口70と、不良硬貨などを排出するコイン排出口71と、硬貨受付時の案内を表示する案内表示ディスプレイ72と、投入されたコインが蓄積されるコインボックス73とで構成される。コインボックス73は、コインボックス取出扉74から取り出すことができる。
以上がコイン受付部7の説明である。
次に、撮影プレイで用いられる主な構成について説明する。
まず、図5を用いて撮影空間2の前方に配備される撮影筐体10について説明する。図5は、撮影筐体10を正面から見た斜視図である。撮影筐体10の内部は、プリンタ85や、コンピュータ装置100や、制御部110などの各種機器類を収める。これらの詳細は、後に図11を用いて説明する。撮影筐体10には、撮影筐体10の内部の熱を逃がすためのファンや、外部装置への画像の配信や、リモートメンテナンスなどのために外部装置との通信を行なうときにケーブルを差込むためLAN(Local Area Network)ケーブル差込口などが備えられていることが好ましい。
撮影筐体10の正面には、上カメラ21aと下カメラ21b(これらをまとめてカメラ21という)と上カメラ21a用の撮影用操作モニタ22aと下カメラ21b用の撮影用操作モニタ22b(これらをまとめて撮影用操作モニタ22という)とが備えられ、撮影部20を形成する。撮影部20の周囲には、前面照明装置24a、24bが備えられる。また、撮影筐体10の下方の床部5には、膝置き補助部50が備えられる。
カメラ21は、被写体である利用者を撮影するためのCCD(Charge Coupled Device),CMOS(Complementary Mental Oxide Semiconductor)などの撮像素子からなる。カメラ21は、一般的にデジタルカメラが用いられる。一般的なデジタルカメラで設定できる項目(たとえばシャッタースピード、絞り値、露出補正、ホワイトバランスなど)の変更や撮影タイミングは、後に図11を用いて説明する撮影・印刷用コンピュータ装置100aから指示される。
カメラ21は上述のように2台に限定するものではなく、1台で撮影部20の範囲内で移動や角度調節ができる構成でもよく、また3台以上備えられていてもよい。
撮影操作モニタ22は、カメラ21から撮像される映像をリアルタイムで表示するライブ映像を表示し、撮影指示や選択肢などを適宜画面に表示する表示手段としての機能を備える。このような構成により、利用者は撮影時の映像の視覚確認と、各種誘導案内やプレイの進行の確認とができるようになっている。
また、撮影操作モニタ22の上には透明なタッチパネル23が積層されている。撮影操作モニタ22は、積層するタッチパネル23上に利用者の指などでタッチされることによって行なわれる入力を検出して入力操作を受付ける受付手段としての機能を備える。このようにして利用者は、撮影操作モニタ22に表示される選択肢に対して選択処理を行なうことができる。カメラ21と撮影操作モニタ22の動作に関しては後に詳細を説明する。
また、撮影筐体10の正面には、カメラ21の周囲を取り囲むように配備され、撮影空間2に光を出射する前面照明装置24a、24bが備えられている。前面照明装置24bの側方であって、撮影空間2の側面にあたる部分にはサイド照明装置24c、24dが備えられている。また撮影空間2の天井部6には天井照明装置24eが備えられている。便宜上これらをまとめて照明装置24という。
照明装置24は、内部に蛍光灯25(図11参照)などの常灯照明とストロボ26(図11参照)などの閃光照明(フラッシュ)を有している。ストロボ26は、利用者から撮影の開始が指示され、カメラ21が取り込む画像を静止画像として記憶するとき、そのタイミングに合わせて発光し、被写体を照明する。
膝置き補助部50は、カメラ21の撮影範囲と、利用者の膝のつきやすさや腰掛やすさとを考慮したサイズ(高さや奥行き)で形成され、利用者は、膝置き補助部50に膝をついたり、腰掛けたりしてポーズをとることができる。利用者は膝置き補助部50を利用して、面白みのあるポーズで撮影することができる。
また、撮影空間2には利用者に対し音楽や操作方法の説明などを音声で出力する撮影用スピーカ27(図11参照)が備えられる。
次に図6、図7を用いて撮影空間2の後方に配備される背面部4について説明する。図6は背面部4の背面パネル40と背景ロールカーテン42を示す図であり、図7は背面部4の背景ユニット41を示す図である。
背面部4には背面パネル40が備えられ、背面パネル40の上部付近には、背景カーテンユニット41が備えられる。
背面パネル40は体位補助部45(45a〜45d)が備えられ、該体位補助部45は、撮影時の被写体である利用者の体位の形成(ポーズどり)を補助する。
背景カーテンユニット41は、モータ43(不図示)、巻取装置44、様々な色や柄の背景ロールカーテン42などを含み、背景ロールカーテン42は撮影時の被写体の背景を形成する。背景ロールカーテン42としては、プレイ時の利用者の選択によって利用者所望の背景ロールカーテン42がセットされたり、予め所定の背景ロールカーテン42が配置されたり、各々の撮影コースに対応した方法で決定され配置されたりする。
背景ロールカーテン42は、CPU101a(図11参照)が背景制御部114(図11参照)を介して送信する信号に基づき、巻取装置44に連動するモータ43が回転(正転または逆転)することによって、撮影時の所定の位置に送出されたり、巻取装置44に巻き取られたりする。
以上が撮影プレイで用いられる主な構成についての説明である。
次に編集プレイで用いられる主な構成の説明を行なう。
図8は編集筐体11の側面から見た図であり、図9は編集筐体11の斜視図である。編集筐体11の内部には、編集用コンピュータ装置100bなどの各種機器類が収められる。これらの詳細は、後に図11を用いて説明する。編集筐体11には、また、これらの各種機器類をメンテナンスするた際に開閉するメンテナンスドア39が備えられる。さらに、編集筐体11の内部の熱を逃がすためのファンや、外部装置への画像の配信リモートメンテナンスなどの、外部装置との通信を行なうときにケーブルを差込むためLAN(Local Area Network)ケーブル差込口などが備えられていることが好ましい。
編集筐体11は、図8が図示するように第1の編集空間3aに向かう面と、第2の編集空間3bに向かう面とを備える。各々、第1の編集空間3aに向かう面を第1の編集部30aとし、第2の編集空間3bに向かう面を第2の編集部30bとする(これらをまとめて編集部30という)。編集筐体11の上部には、第1の編集空間3aと第2の編集空間3bとを区切る仕切り38が備えられる。
第1編集部30は、タッチパネル32aが積層される編集操作モニタ31aとタッチペン33La,33Raとで構成される入力装置とが備えられる。入力装置が複数備えられることによって、同一グループの複数の利用者が同時に画像編集ができるようになっている。
また、編集筐体11には利用者に対し音楽や操作方法の説明などを音声で出力する編集用スピーカ36aが備えられる。
第1の編集部30aと第2の編集部30bとは同一の構成であるため、重複する説明は繰り返さない。
上述のように写真自動販売装置1は撮影空間2で撮影操作(プレイ)を行ない、編集空間で編集操作(プレイ)を行なうように構成されているが、撮影プレイを行なう空間と編集プレイを同じ空間で行なうように構成してもよい。また、撮影プレイを行なう空間を複数備えたりしてもよい。
以上が編集プレイで用いられる主な構成の説明である。
次に、プリント提供部8について説明する。プリント提供部8は、図1が示すように写真自動販売装置1の外部の側面に配備される。なお、プリント提供部8は写真自動販売装置1を設置する店舗のレイアウトなどに従って、左側外部側面に配備したり右側外部側面に配備したりすることができるような構成とする。
図10はプリント提供部8の具体例を示す斜視図である。
プリント提供部8は、撮影され、落書き入力(編集)等が施された画像が、所定の数だけ、所定の大きさでシールシートに印刷されたシールシートを排出し、排出されたシールシートを利用者が取り出すためのプリント取出口80と、点灯あるいは点滅することで、印刷中であることを通知する印刷中LED81と、印刷中に、インク切れ、用紙詰り、メカニカルエラーなどのエラーが発生していることを通知する印刷エラーLED82とが備えられる。
以上がプリント提供部8の説明である。
[写真自動販売装置の機能構成]
図11は、かかる写真自動販売装置1の機能構成の具体例である。
図11は、かかる写真自動販売装置1の機能構成の具体例である。
図11を参照して、本実施の形態にかかる写真自動販売装置1は、各機能や処理動作のための演算、制御の中心部となり、主に撮影側で行なわれるプレイの処理動作と、印刷を実行する撮影・印刷用コンピュータ装置100aと、主に編集側で行なわれるプレイの処理動作を実行する編集用コンピュータ装置100bと(これらをまとめてコンピュータ装置100という)、基板から構成され、コンピュータ装置100からの指示を受けて、接続してある各種装置を制御、駆動する制御部110とを備える。撮影・印刷用コンピュータ装置100aと編集用コンピュータ装置100bとは、互いに接続され、画像データや情報データなどの授受をピアツーピアで行なう。これらは写真自動販売装置1の制御手段として機能する。
写真自動販売装置1は、電源を必要とする蛍光灯25、ストロボ26などの電源系統を制御する電源制御部108を備え、外部からそれらの装置に対する電源の電圧を安定させるよう制御する。図示はしていないが、電源制御部108はストロボ26などの他にも電源を必要とする機器に接続し、同様の制御を行なう。さらに、そのような電源の投入および切断は、電源スイッチを押すことで行なわれる。しかし、電源切断によりコンピュータ装置100で動作しているプログラムを強制的に終了させることは、動作を不安定にさせる原因となる。そのため、電源が落とされても、しばらくはUPS(Uninterrupted Power Supply)109が電源をバックアップし、コンピュータ装置100に停電信号を送信する。その間に、コンピュータ装置100はプログラムの終了の手続を行ない、プログラムを正常に終了させる。一方、コンピュータ装置100を正規の手順で終了した場合は、その旨の信号がUPS109に送信される。
撮影・印刷用コンピュータ装置100aは、撮影・印刷用コンピュータ装置100aの中心部として演算処理を行なう演算装置であるCPU(Central Processing Unit)101aと、装置を動作させるためのプログラムおよびプログラムで必要なグラフィックデータ、音声データ、撮影された画像や撮影画像に対して入力した編集画像その他の各種画像などを記憶する記憶部102aと、プログラムの一時的な作業領域ともなるメモリ103aと、カメラ、各種モニタ、プリンタなどの周辺機器を制御するためのソフトウェアであるドライバ104a(不図示)と、LANケーブルを介して外部機器と接続された場合に通信を行なう通信部105a(不図示)とを含む。また、入出力インターフェイス106(不図示)を備え、必要に応じて、磁気ディスクや光ディスクや光磁気ディスク、または半導体メモリが装着される。編集用コンピュータ装置100bは、撮影・印刷用コンピュータ装置と同様な構成とするため詳細な説明は繰り返さない。
コンピュータ装置100は、電源の投入及び切断を制御する電源スイッチが押され、本装置に電源プラグより電源が投入されると、プログラムが起動されて動作を開始する。撮影・印刷用コンピュータ装置100aは、接続されるカメラ21a,21bのシャッタタイミングや、撮影操作モニタ22a,22bでの表示や、プリンタ85での出力を制御する。編集用コンピュータ装置100bは、接続される編集操作モニタ31a,31bでの表示を制御する。
撮影・印刷用コンピュータ装置100aのCPU101aは、カメラ21a,21bが撮像する映像(ライブ映像)と、記憶部102aに記憶されている撮影動作に関する指示や操作画面とを撮影操作モニタ22a,22bに表示する。撮影操作モニタ22a,22bへの表示は、プログラムに応じてライブ映像のみを表示したり、操作画面を表示したり、ライブ映像と操作画面とを合成して表示したり、別の画面を表示したりする。
ライブ映像と撮影動作に関する情報や操作画面との合成は撮影・印刷用コンピュータ装置100aの記憶部102aに記憶されているソフトウェアで行なってもよいし、このような合成をするための専用の制御装置(基板)を撮影操作モニタ22a,22bに接続するなどハードウェアで行なってもよい。
また、撮影・印刷用コンピュータ装置100aは、上記プログラムの実行や、タッチパネル23a,23bから受信した、利用者の指などでタッチされる入力操作にしたがった指示信号に基づいて、制御部110に対して制御信号を送信する。編集用コンピュータ装置100bは、タッチパネル32a,32bから受信した、タッチペン33La,33Ra,33Lb,33Rbでタッチされる入力操作にしたがった指示信号に基づいて、制御部110に対して制御信号を送信する。
タッチパネル23a,23bは、各々が撮影操作モニタ22a,22bの上に積層されている。タッチパネル23a,23bは、利用者の指などが触れられることによる入力を検出する。タッチ操作によってタッチパネル23a,23bにより検出されたデータ信号は、撮影・印刷用コンピュータ装置100aに送信される。撮影操作モニタ22a,22bには、撮影・印刷用コンピュータ装置100aから送信されるデータが表示される。撮影・印刷用コンピュータ装置100aから送信されるデータとは、カメラ21a,21bから撮像される映像や撮影指示や選択肢などであり、これらを適宜画面に表示することによって、撮影時の映像の視覚確認や各種誘導案内などを行なう。
タッチパネル32a,32bは、編集操作モニタ31a,31bの上に積層されている。タッチパネル32a,32bは、タッチペン33La,33Ra,33Lb,33Rb,からの入力を検出する。タッチペン33La,33Ra,33Lb,33Rbでの入力操作によってタッチパネル32a,32bにより検出されたデータ信号は、編集用コンピュータ装置100bに送信される。編集操作モニタ31a,31bには、編集用コンピュータ装置100bから送信されるデータが表示される。したがって、利用者が落書きなどを入力している最中は、落書きなどが施された撮影画像が、編集操作モニタ31a,31bに表示される。すなわち、利用者は編集操作モニタ31a,31bに表示された撮影画像に対して、タッチペン33La,33Ra,33Lb,33Rbを使用して、その上に編集入力処理を行なうことができる。
プリンタ85は、撮影された画像を紙やシールや金属やプラスチックなどの印刷媒体に印刷するためのプリンタであって、昇華型プリンタやサーモオートクローム方式(光定着型直接感熱記録方式)等のプリンタが一般的に用いられる。なお、写真自動販売装置は、プリンタ85でシールが印刷されるものとして説明を行なうが、印刷媒体はシールに限定されず、他の印刷媒体であっても同様の処理が実行される。
プリンタ85は、上述の用紙切れなどの状態を撮影・印刷用コンピュータ装置100aに通知する。撮影・印刷用コンピュータ装置100aは、その状態に応じて制御部110に制御信号を送信する。
なお、コンピュータ装置100に各々接続される構成要素はこのような形態に限定されず、機能ごとに分かれていたり、位置ごとに分かれていたりしてもよい。さらに、コンピュータ装置100は本実施形態のような2台で構成されていなくてもよく、1台でもよいし、2台以上で構成されていてもよい。
制御部110は、撮影・印刷用コンピュータ装置100a、編集用コンピュータ装置100bおよび電源制御部108の他に、コイン制御部113、案内表示ディスプレイ72、ストロボ制御部114、撮影用スピーカ27、背景制御部115、編集用スピーカ37a,37b、印刷中LED81、印刷エラーLED82、サービスパネル116に接続される。
コイン制御部113は、コイン投入口70に投入されたコインの正当性を検出し、制御部110にコインが投入されたことを示す検出信号を送信する。
制御部110は、コンピュータ装置100から受信した制御信号にしたがって、コイン制御部113に対して制御信号を送信する。コイン制御部113は、該制御信号にしたがって、コインが投入されないようにコイン投入口20をブロックするか、コイン投入口20に投入されたコインをコイン排出口21から排出することができる。コイン制御部113は、前者の場合はコインブロッカとして機能し、後者の場合はコインキャンセラとして機能する。このことで、プレイ中にコイン投入を禁止することができる。
また、制御部110はコイン制御部113から検出信号を受信すると、案内表示ディスプレイ72に「撮影中」という画面を表示する。また、制御部110は、コンピュータ装置100から、撮影処理が終了した場合に、撮影処理が終了したことを示す制御信号を受信し、該制御信号を受信すると、案内表示ディスプレイ72に「コインを投入してね」という画面を表示する。
ストロボ制御部114はカメラ21a,21bに接続されて、カメラ21a,21bにおけるシャッタタイミングに応じた同期信号を取得する。そして、カメラ21a,21bのシャッタタイミングに同期させて、ストロボ26を発光させるように制御する。なお、ストロボ制御部114は制御部110と接続され、発光させるストロボ26などの閃光照明装置の選定や、ストロボ26の発光度の設定がなされる。蛍光灯25などの常灯照明装置も同様に制御部110と接続され、その照明度合いなどの設定がなされる。
制御部110は、撮影・印刷用コンピュータ装置100aから受信した制御信号(指示コマンドなど)にしたがって、撮影用スピーカ27に対して指示信号を送信し、写真自動販売装置1の撮影プレイにおける操作などの案内やBGM(Back Ground Music)などを出力する。同様に制御部110は、編集用コンピュータ装置100bから受信した制御信号にしたがって、編集用スピーカ37a,37bに指示信号を送信し、写真自動販売装置1の編集プレイにおける操作などの案内やBGMなどを出力する。なお、撮影用スピーカ27または編集用スピーカ37a,37bの音声のボリュームを調整する音量調整つまみは、サービスパネル116に備えられる。
また、制御部110は、撮影・印刷用コンピュータ装置100aから、タッチパネル23a,23bによって利用者が所望の背景を選択する入力操作にしたがった指示信号を受信し、該指示信号にしたがって背景制御部115を制御することにより、背景ロールカーテン42の巻取りや繰り出しを制御する。このように背景制御部115で、モータ43の動作を制御することによって、利用者が選択した背景画像が施された背景ロールカーテン42を巻取装置44から繰り出しセットする。また、撮影・印刷用コンピュータ装置100aから受信した制御信号(指示コマンドなど)によって自動的に背景画像が決定され背景ロールカーテン42のセットがなされてもよい。
サービスパネル116は、投入されたコインの枚数をカウントするコインカウンタ、印刷されたプリントの枚数をカウントするプリントカウンタ、撮影用スピーカ27または編集用スピーカ37a,37bから出力する音声のボリュームを調整する音量調整つまみ、テストモードを行なうためのテストボタン、コインを投入しなくても装置が利用できるようにするためのサービスボタン等を備えるパネルであって、写真自動販売装置1の設置者が各種設定やメンテナンスの操作を行なう際に用いる。サービスパネル116は、サービスボタンの操作などの制御操作が行なわれると、その操作にしたがった制御信号を制御部110に対して送信する。
制御部110は、コンピュータ装置100から受信した制御信号にしたがって、サービスパネル116に対して制御信号を送信する。サービスパネル116は、該制御信号に従って、コインカウンタやプリントカウンタを動作させる(例えばカウンタを1インクリメントする)。
さらに、制御部110は、撮影・印刷用コンピュータ装置100bから、プリンタ85の状態に応じた制御信号を受信し、該制御信号にしたがって、印刷中LED81a,81b及び印刷エラーLED82を制御する。かかる制御信号によって、印刷中LED81a,81b、および印刷エラーLED82が点灯または点滅する。
なお、言うまでもなく、写真自動販売装置1の形態は図1〜図11に示される具体例に限定されるものではない。すなわち、図1〜図11に記載されない他の機能が備えられていてもよいし、図1〜図11に記載されている機能の必ずしも全てが備えられていなくても構わない。
[写真自動販売装置の処理]
本実施の形態における写真自動販売装置1の処理について、フローチャートを用いて説明する。
本実施の形態における写真自動販売装置1の処理について、フローチャートを用いて説明する。
[対価受付処理]
まず、写真自動販売装置1の対価受付処理について図12のフローチャートを用いて説明する。
まず、写真自動販売装置1の対価受付処理について図12のフローチャートを用いて説明する。
図12のフローチャートに示される処理は、撮影・印刷用コンピュータ装置100aのCPU101aが、記憶部102aに格納された動作プログラムをメモリ103aに読出して実行することによって実現される。
図を参照して、まず写真自動販売装置1に備わる電源スイッチが操作されると、各種装置の電源が投入される。すると、撮影・印刷用コンピュータ装置100aのCPU101aに格納された動作プログラムが起動する。撮影・印刷用コンピュータ装置100aは、各種装置が正常に接続されているかチェックし、初期化が必要な装置に対しては初期化を行なう(S1)。
その後、CPU101aは、写真自動販売装置1を利用するために、コイン投入口70にコインを投入するよう促すコイン投入案内画面を案内表示ディスプレイ72に表示する(S2)。
ついで、CPU101aはコイン制御部113において、写真自動販売装置1を利用するためのコインがコイン投入口70に投入されたか否かを監視する(S3)。コインの投入がなされていない場合は(S3でNO)、引き続きコインがコイン投入口70に投入されたか否かを監視する。
コインの投入がなされ、所定数の対価が投入された場合(S3でYES)、コイン制御部113にコインをブロックする指示信号を送出し(S4)、出入り口13から撮影空間2内部に入って、撮影操作を開始するように促す案内画面を、案内表示ディスプレイ72に表示する(S5)。
ついで、利用者が撮影空間2内に入りプレイを始めたか否かを監視する(S6)。本実施の形態においては、後述の図13のステップS26において、画面がタッチされたか否かで判定するが、このような形態に限定されるものではなく撮影処理が始まったタイミングであればよい。
利用者がプレイを始めたら(S6でYES)、プレイを待機するよう促す案内画面を、案内ディスプレイ72に表示する(S7)。
そして、撮影空間2のプレイが終了したか否かを監視する(S8)。撮影空間2のプレイが終了していなければ(S8でNO)、引き続き撮影空間2のプレイが終了したか否かを監視する。
一方、撮影空間2のプレイが終了した(S8でYES)と判定されると、CPU101aは、コイン投入口70のブロックを解除する指示信号をコイン制御部113に送信し、コイン投入口70のブロックを解除する(S9)。そしてステップS2に戻り、CPU101aは、写真自動販売装置1を利用するために、コイン投入口70にコインを投入するよう促すコイン投入案内画面を案内表示ディスプレイ72に表示する。
以上が対価受付処理の説明である。
[撮影プレイ処理]
次に、写真自動販売装置1の撮影プレイ処理について図13のフローチャートを用いて説明する。
次に、写真自動販売装置1の撮影プレイ処理について図13のフローチャートを用いて説明する。
図13のフローチャートに示される処理は、撮影・印刷用コンピュータ装置100aのCPU101aが、記憶部102aに格納された動作プログラムをメモリ103aに読出して実行することによって実現される。
図を参照して、まず写真自動販売装置1に備わる電源スイッチが操作されると、各種装置の電源が投入される。すると、撮影・印刷用コンピュータ装置100aのCPU101aに格納された動作プログラムが起動する。撮影・印刷用コンピュータ装置100aは、各種装置が正常に接続されているかチェックし、初期化が必要な装置に対しては初期化を行なう(S21)。
このとき、本装置の編集割当フラグ(f)値の初期化も同時に行なわれる。編集部割当フラグ(f)の値は変数で、前述の電源投入時の編集部割当フラグ(f)の値はf=0となる。一組の利用者の撮影プレイが終了したら、編集部割当フラグ(f)の値はf=1となり、更に次の組の利用者の撮影プレイが終了したら、再び編集部割当フラグ(f)の値はf=0となる。すなわち、CPU101aは、一組の利用者が撮影プレイを終了する度に編集部割当フラグ(f)の値をXOR演算などを用いて、“0”と“1”とに交互に切替える。編集部割当フラグ(f)は、上記CPU101aにより、メモリ103aの所定の記憶領域に記憶(セット)され、該プレイ時にどちらの編集部を使用するのか識別するためのフラグである。
また、編集部割当フラグ(f)の値がf=0の場合、撮影操作モニタ22の指示画面は青色を基調としたデザインで構成され、編集プレイは第1編集部30aを使用する。編集部割当フラグ(f)の値がf=1の場合は撮影操作モニタ22の指示画面は赤色を基調としたデザインで構成され、編集プレイは第2編集部30bを使用する。すなわち、CPU101aは、編集部割当フラグ(f)の値に応じて上記指示画面のデザインを切替えるようになっている。
なお、編集部割当フラグ(f)の値によって、撮影プレイ前に撮影プレイ後どちらの編集部30を利用するのかを案内することもできる。このため、利用者は撮影プレイ前にどちらの編集部30を利用するのかを意識することができるため、編集部30への移動の際に迷うことが少なくなり回転がスムーズになる。
また、第1編集部30aを構成する装置やカーテンなどを青色を基調としたデザインを施し、第2編集部30bを構成する装置やカーテンなどを赤色を基調としたデザインを施す。このように、利用者にどちらの編集部を使用するのかが自然にわかるような構成になっている。
ついで、CPU101aは、図14が図示するように、写真自動販売装置1を利用するために、外部に備えられるコイン投入口70にコインを投入するよう促すコイン投入案内画面(タイトルデモ)を撮影操作モニタ22a,22bに表示する(S22)。
第1の画面(撮影操作モニタ22a)と第2の画面(操作モニタ22b)は表示手段として機能するとともに、タッチパネル23aが積層された撮影操作モニタ22aは第1の受付手段、タッチパネル23bが積層された撮影操作モニタ22bは第2の受付手段として機能する。
また、撮影操作モニタ22a,22bは写真自動販売装置1のプレイ中の操作において、その操作の趣旨にあうように表示と入力の受付けが制御される。例えば、撮影操作モニタ22aが入力操作を受付け、撮影操作モニタ22bが入力操作を受付けないなどのように一方の入力操作のみ受付ける、撮影操作モニタ22a,22bの両方の操作を受付け、いずれか一方から操作を受付けたら次の処理に移行する、撮影操作モニタ22a,22bの両方の操作を受付け、どちらも異なる操作を受付けるなど、処理に応じて適宜、表示と入力の受付けが制御される。
本実施の形態においては、撮影操作モニタ22が複数配備されているが、撮影操作モニタ22は1台(単数)でもよく、1台の撮影操作モニタ22に第1の画面と第2の画面とを構成してもよい。
図14は、コイン投入案内画面を示す図である。図のように、CPU101aは、第1の画面(撮影操作モニタ22a)には、写真自動販売装置1の商品名や、「先に外でお金を入れてね」というように外部に備えれられるコイン投入口70にコインを投入するよう促す案内を表示し、第2の画面(撮影操作モニタ22b)には、写真自動販売装置1の商品名を表示する。このような表示は、一定間隔毎に夫々に表示している画面が入れ替わって表示するようになっていてもよい。また、上述のように夫々が異なる表示でなく、撮影操作モニタ22a,22bともに同じ表示でもよい。コイン投入案内画面においては利用者の入力操作は受付けない。
撮影操作モニタ22a,22bにコイン投入案内画面が表示されている状態のとき、サービスパネル116のテストボタンをタッチすることによって(S23)、写真自動販売装置1のメンテナンスを行なうためのテストモード(S24)を起動することができる。
ついで、CPU101aはコイン制御部113において、写真自動販売装置1を利用するためのコインがコイン投入口70に投入されたか否かを監視する(S25)。コインが投入されていない場合は(S25でNO)、引き続きコインがコイン投入口70に投入されたか否かを監視する。
コインの投入がなされ、所定数の対価が投入されたと判定した場合(S25でYES)、CPU101aは、図15が図示するように、第1の画面(撮影操作モニタ22a)と第2の画面(撮影操作モニタ22b)に撮影待機画面を表示し、撮影待機処理を行なう(S26)。
図15は、撮影待機画面を示す図である。図のように、CPU101aは、撮影操作モニタ22a,22bに、操作が始まってからの経過時間を示すタイマ200と、「画面を指でタッチしてね」というように、画面を指でタッチして撮影プレイを開始するよう促す案内とを表示する。撮影待機画面においてはどちらの撮影操作モニタ22a,22bからも利用者の入力操作を受付ける。すなわち、いずれかの撮影操作モニタ22a,22bから利用者の入力操作を受付けた場合に次の処理へ移行する。
そして、利用者によって画面がタッチされたか、あるいは撮影待機画面を表示する所定の制限時間が経過した場合(タイムアウトの場合)、CPU101aは、図16が図示するように、移動案内画面を表示し、移動案内表示処理を行なう(S27)。
図16は、移動案内画面を示す図である。図のように、CPU101aは、撮影操作モニタ22a,22bに、「撮影後は青のコーナーで落書きしてね」というように、撮影プレイ後の編集プレイをする編集部30がどちらであるかの案内を所定時間表示して、利用者に編集プレイをする編集部30の案内をする。編集部30の案内は、前述の編集部割当フラグ(f)の値に基づいて決定され表示される。
移動案内表示画面を表示する所定の時間が経過したら、CPU101aは、図18あるいは図20が図示するように、撮影操作モニタ22a,22bに撮影コースを選択する撮影コース選択画面を表示し、撮影コース選択処理を行なう(S28)。
撮影コース選択処理は、第1の画面(撮影操作モニタ22a)で利用者の入力操作を受付け、他方の第2の画面(撮影操作モニタ22b)では利用者の入力操作を受付けないようにしてもよいし、第1の画面(撮影操作モニタ22a)と第2の画面(撮影操作モニタ22b)との両方に撮影コースの選択肢を表示していずれか一方の画面(撮影操作モニタ22)から利用者の入力選択操作がなされたと判定した場合に次の処理に移行するようにしてもよい。前者の例を撮影コース選択処理の第1の実施例として図17のフローチャートと図18の図を用いて説明し、後者の具体例を撮影コース選択処理の第2の実施例として図19のフローチャートと図20の図を用いて説明する。
[撮影コース選択処理の第1の実施例]
まず、図17のフローチャートを用いて撮影コース選択処理の第1の実施例を説明する。図13のステップS27で移動案内表示処理が終了したら、まず現在選択されている撮影コースをデフォルトの撮影コースに設定する(S101)。そして、第1の画面(撮影操作モニタ22a)に、撮影コース選択画面を表示し(S102)、第2の画面(撮影操作モニタ22b)に、第1の画面(撮影操作モニタ22a)で入力操作するための案内を表示する(S103)。
まず、図17のフローチャートを用いて撮影コース選択処理の第1の実施例を説明する。図13のステップS27で移動案内表示処理が終了したら、まず現在選択されている撮影コースをデフォルトの撮影コースに設定する(S101)。そして、第1の画面(撮影操作モニタ22a)に、撮影コース選択画面を表示し(S102)、第2の画面(撮影操作モニタ22b)に、第1の画面(撮影操作モニタ22a)で入力操作するための案内を表示する(S103)。
図18は、撮影コース選択画面を示す図である。図のように、CPU101aは、撮影操作モニタ22aに、「こだわり6ショット」「スタイルや気分で選ぶ9ショット」「チャレンジ12ショット」などの撮影コースの選択肢と、タイマ200と決定ボタンとを表示し、撮影操作モニタ22bに、「上の画面で選択してね」というように撮影コースの選択を第1の画面(撮影操作モニタ22a)で選択させるように誘導する案内を表示する。
ついで、CPU101aは、撮影コースの選択を受付ける制限時間のカウントを開始し(S104)、第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)がタッチされたか否かを監視する(S105)。第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)がタッチされた場合は(S105でYES)、ステップS106へ移行し、第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)がタッチされていない場合は(S105でNO)、ステップS110へ移行する。
第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)がタッチされた場合は(S105でYES)、CPU101aは、選択肢(撮影コースの選択ボタン)がタッチされたか否かを判定する(S106)。
選択肢(撮影コースの選択ボタン)がタッチされた場合(S106でYES)、現在選択されている撮影コースをタッチされた位置に対応する撮影コースに設定し(S107)、現在選択されている撮影コースが選択されていることがわかるように、第1の画面(撮影操作モニタ22a)に表示し(S108)、ステップS105に戻る。なお、図18では、現在設定されている撮影コースが枠を太くして表示される。
選択肢(撮影コースの選択ボタン)がタッチされていない場合(S106でNO)、CPU101aは、決定ボタンがタッチされた否かを判定する(S109)。決定ボタンがタッチされていない場合は(S109でNO)、ステップS105に戻る。一方、決定ボタンがタッチされた場合は(S109でYES)、ステップS111に移る。
ステップS105において、第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)がタッチされていない場合は(S105でNO)、所定の制限時間に達しているか否かを判定する(S110)。所定の制限時間に達していない場合は(S110でNO)、ステップS105に戻り、処理を繰り返す。所定の制限時間に達している場合は(S110でYES)、ステップS111に移る。
すなわち、決定ボタンがタッチされていないか(S109でNO)、所定の制限時間に達していない(S109でNO)間は、自由に撮影コースの選択を行なうことができる。そして、決定ボタン207がタッチされるか、所定の制限時間に達した場合、現在設定されている撮影コースを確定し(S111)。確定した撮影コースの確認のため、確定した撮影コースを示す案内を所定の時間、第1の画面(撮影操作モニタ22a)と第2の画面(撮影操作モニタ22b)とに表示して(S112)、図13のメインフローに戻る。
以上が、第1の実施例における撮影コース選択処理の説明である
[撮影コース選択処理の第2の実施例]
つぎに、図19のフローチャートを用いて撮影コース選択処理の第2の実施例を説明する。図13のステップS27で移動案内表示処理が終了したら、まず現在選択されている撮影コースをデフォルトの撮影コースに設定する(S121)。そして、第1の画面(撮影操作モニタ22a)に、撮影コース選択画面を表示し(S122)、第2の画面(撮影操作モニタ22b)にも、撮影コース選択画面を表示する(S123)。
[撮影コース選択処理の第2の実施例]
つぎに、図19のフローチャートを用いて撮影コース選択処理の第2の実施例を説明する。図13のステップS27で移動案内表示処理が終了したら、まず現在選択されている撮影コースをデフォルトの撮影コースに設定する(S121)。そして、第1の画面(撮影操作モニタ22a)に、撮影コース選択画面を表示し(S122)、第2の画面(撮影操作モニタ22b)にも、撮影コース選択画面を表示する(S123)。
図20は、撮影コース選択画面を示す図である。図のように、CPU101aは、第1の画面(撮影操作モニタ22a)と第2の画面(撮影操作モニタ22b)との両方に、「こだわり6ショット」「スタイルや気分で選ぶ9ショット」「チャレンジ12ショット」などの撮影コースの選択肢と、タイマ200と決定ボタンとを表示する。
ついで、CPU101aは、撮影コースの選択を受付ける制限時間のカウントを開始し(S124)、第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)がタッチされたか否かを監視する(S125)。第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)がタッチされた場合は(S125でYES)、ステップS127へ移行し、第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)がタッチされていない場合は(S125でNO)、第2のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)がタッチされたか否かを監視する(S126)。第2のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)がタッチされた場合は(S126でYES)、ステップS127へ移行する。第2のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)がタッチされていない場合は(S126でNO)、ステップS131へ移る。
第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)がタッチされた場合においても(S125でYES)、第2のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)がタッチされた場合においても(S126でYES)、CPU101aは、選択肢(撮影コースの選択ボタン)がタッチされたか否かを判定する(S127)。
選択肢(撮影コースの選択ボタン)がタッチされた場合(S127ES)、現在選択されている撮影コースをタッチされた位置に対応する撮影コースに設定し(S128)、現在選択されている撮影コースが選択されていることがわかるように、第1の画面(撮影操作モニタ22a)および第2の画面(撮影操作モニタ22b)に表示し(S129)、ステップS125に戻る。なお、図20でも、枠が太くなっているコースが現在設定されている撮影コースである。すなわち、いずれかのタッチパネル(撮影操作モニタ22)で操作がなされた場合は、いずれの画面にも操作が反映される。
選択肢(撮影コースの選択ボタン)がタッチされていない場合(S127でNO)、CPU101aは、決定ボタンがタッチされた否かを判定する(S130)。決定ボタンがタッチされていない場合は(S130でNO)、ステップS125に戻る。一方、決定ボタンがタッチされた場合は(S130でYES)、ステップS132に移る。
ステップS125において、第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)がタッチされておらず(S125でNO)、ステップS126において、第2のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)がタッチされていない場合は(S105でNO)、所定の制限時間に達しているか否かを判定する(S131)。所定の制限時間に達していない場合は(S131でNO)、ステップS125に戻り、処理を繰り返す。所定の制限時間に達している場合は(S131でYES)、ステップS132に移る。
すなわち、決定ボタンがタッチされていないか(S130でNO)、所定の制限時間に達していない(S131でNO)間は、自由に撮影コースの選択を行なうことができる。そして、決定ボタン207がタッチされるか、所定の制限時間に達した場合、現在設定されている撮影コースを確定し(S132)、確定した撮影コースの確認のため、確定した撮影コースを示す案内を所定の時間、第1の画面(撮影操作モニタ22a)と第2の画面(撮影操作モニタ22b)とに表示して(S133)、図13のメインフローに戻る。
以上が、第2の実施例における撮影コース選択処理の説明である。
上述の撮影コース選択処理の第1の実施例、第2の実施例の如く、本実施の形態における写真自動販売装置1は、撮影プレイ前に利用者所望の撮影コースの選択を受付ける。次の撮影処理では、撮影コース選択画面にて選択された撮影コースに対応した処理が行なわれる。
再び図13に戻って撮影コース選択が終了したら、CPU101aは選択された撮影コースに基づいて撮影処理を開始する(S29)。
[撮影処理]
本実施の形態においての撮影処理は、上カメラ21aと下カメラ21bのいずれかを用いて行なわれる。第1の画面(撮影操作モニタ22a)は、上カメラ21aに対応し、第2の画面(撮影操作モニタ22b)は、下カメラ21bに対応する。より具体的には、上カメラ21aで撮影する場合は、上カメラ21aの近傍に配置される撮影操作モニタ22aに、上カメラ21aが取得するライブ映像と撮影操作画面とを表示する。そして、撮影操作モニタ22bには、「上の画面で操作してね」など、撮影操作モニタ22aで撮影操作を行なうように促す画面を表示する。一方、下カメラ21bで撮影する場合は、下カメラ21bの近傍に配置される撮影操作モニタ22bに、下カメラ21bが取得するライブ映像と撮影操作画面とを表示する。そして、撮影操作モニタ22aには、「下の画面で操作してね」など、撮影操作モニタ22bで撮影操作を行なうように促す画面を表示する。
本実施の形態においての撮影処理は、上カメラ21aと下カメラ21bのいずれかを用いて行なわれる。第1の画面(撮影操作モニタ22a)は、上カメラ21aに対応し、第2の画面(撮影操作モニタ22b)は、下カメラ21bに対応する。より具体的には、上カメラ21aで撮影する場合は、上カメラ21aの近傍に配置される撮影操作モニタ22aに、上カメラ21aが取得するライブ映像と撮影操作画面とを表示する。そして、撮影操作モニタ22bには、「上の画面で操作してね」など、撮影操作モニタ22aで撮影操作を行なうように促す画面を表示する。一方、下カメラ21bで撮影する場合は、下カメラ21bの近傍に配置される撮影操作モニタ22bに、下カメラ21bが取得するライブ映像と撮影操作画面とを表示する。そして、撮影操作モニタ22aには、「下の画面で操作してね」など、撮影操作モニタ22bで撮影操作を行なうように促す画面を表示する。
ここで、図21〜24のフローチャートを参照して、撮影処理の一例を説明する。図21〜24は、「こだわり6ショット」における撮影処理を示すフローチャートである。
「こだわり6ショット」での撮影プレイでは、まず最初に、CPU101aは、図25に図示するように、撮影操作モニタ22a,22bに上カメラ21a、下カメラ21bのいずれかを選択するカメラ選択画面を表示し(S201)、カメラ選択を行なう。
図25は、カメラ選択画面を示す図である。図のように、CPU101aは、撮影操作モニタ22aに、「撮影するカメラを選んでね」「上カメラ」「上カメラを選択する場合はこの画面にタッチしてね」という選択を促す案内と、タイマ200とを表示し、撮影操作モニタ22bに、「撮影するカメラを選んでね」「下カメラ」「下カメラを選択する場合はこの画面にタッチしてね」という選択を促す案内と、タイマ200とを表示する。CPU101aは、利用者による撮影操作モニタ22a、あるいは撮影操作モニタ22bへのタッチ操作によって、いずれのカメラ21が選択されたかを判定する。すなわち、夫々のカメラ21に対応した撮影操作モニタ22をタッチすることによって、いずれのカメラ21を撮影に使用するかの選択が行なえるようになっている。
CPU101aは、カメラ選択画面を表示してから所定の制限時間に達したか(S202)と、いずれかのカメラが選択(決定)されたか(いずれかの撮影操作モニタがタッチされたか、S203)とを監視する。カメラ選択画面を表示してから所定の制限時間に達しておらず(S202でNO)、カメラが選択(決定)されていない場合は(S203でNO)、引き続き所定時間の経過とカメラの選択(決定)とを監視する。
所定の制限時間に達した場合は(S202でYES)、デフォルトとして設定されているカメラ21を自動的に選定(決定)する(S204)。デフォルト設定としては、上カメラ21a、下カメラ21bが交互に選択されるようになっている。
ついで、上述のステップS203の利用者による選択(決定)、あるいは上述のステップS204でのデフォルトで選定(決定)されたカメラ21に対応する撮影操作モニタ22に背景として利用する背景ロールカーテン42を選択する背景選択画面を表示し(S205)、決定されたカメラ21でないカメラ21に対応する撮影操作モニタ22に操作案内を表示する(S206)。そして、CPU101aは、背景の選択に利用できる制限時間のカウントを開始する(S207)。
より具体的に、決定されたカメラが上カメラ21aである場合は、上カメラ21aに対応する撮影操作モニタ22aに背景選択画面を表示し、上カメラ21aに対応していない撮影操作モニタ22bに、撮影操作モニタ22aで操作をするよう促す操作案内画面を表示する。決定されたカメラが下カメラ21bである場合は、下カメラ21bに対応する撮影操作モニタ22bに背景選択画面を表示し、下カメラ21bに対応していない撮影操作モニタ22aに撮影操作モニタ22bで操作をするよう促す操作案内画面を表示する。
図26は、背景選択画面を示す図である。ここでは、便宜上、上カメラ21aが選択されたものとして説明を行なう。図示のように、CPU101aは、選択された上カメラ21aに対応する撮影操作モニタ22aに、該処理にかかっている経過時間を計時するタイマ200と、カメラ21aが取得する画像をリアルタイム表示するライブ映像表示部201と、選択したカメラ21aを切り替えるためのカメラ切替ボタン202と、「背景を選んで決定ボタンを押してね」という背景選択の案内をする案内表示部203と、該当する設定項目(選択肢)を表示するための設定項目タブ204と、該設定項目タブ204の選択肢を表示する選択部205と、どの背景が選択されているかを確認するための設定確認部206と、選択した背景を決定する決定ボタン207とを表示する。本実施の形態においては、2回連続で撮影を行なうため、背景は2種類選択する。
このように、ライブ映像と撮影操作を行なう画面とを同じ画面に表示することによって、従来は操作部とライブ映像用のモニタと操作画面とを配備していた部分を、他の用途(例えば照明部)などに利用することができるため、空間効率がよい。
なお、背景選択画面におけるライブ映像には、選択された背景が合成された状態で表示されるため、利用者にできあがりの画像がどのような雰囲気になるか、わかりやすいようになっている。また、利用者は、撮影操作モニタ22aに表示されるライブ映像を見ながら、膝置き部50や背面体位補助部45を利用して、好みの表情やポーズをとることができる。
一方、選択(決定)されていない下カメラ21bに対応する撮影操作モニタ22bには、「上の画面でカーテンを選んでね」などの案内を表示する。このような案内は矢印を点滅させるなどして、利用者に撮影操作モニタ22aで操作することを明確に案内することが好ましい。このとき、撮影操作モニタ22bは利用者の入力操作を受付けない。
背景選択画面において、CPU101aは、上カメラ21aに対応する撮影操作モニタ22aがタッチされたか否かを判定する(S208)。撮影操作モニタ22aがタッチされた場合は(S208でYES)、ステップS209へ移行し、撮影操作モニタ22bがタッチされた場合は(S208でNO)、ステップS218へ移行する。
撮影操作モニタ22aがタッチされた場合は(S208でYES)、CPU101aは、上述の設定項目タブ204がタッチされたかを判定する(S209)。設定項目タブ204がタッチされた場合(S209でYES)、現在の設定項目(例えばカーテン1)から、タッチされた設定項目(例えばカーテン2)に切り替えて画面の表示を更新する(S210)。
設定項目タブ204がタッチされていない場合(S209でNO)、CPU101aは、設定項目タブの中の選択部205の選択肢がタッチされたかを判定する(S211)。選択部205の選択肢がタッチされた場合(S211でYES)、タッチされた選択肢に設定を切替えて、設定確認部207の表示を切り替えられた設定に更新する(S212)。
設定項目タブの中の選択部205の選択肢がタッチされていない場合(S211でNO)、CPU101aは、カメラ切替ボタン202がタッチされたかどうかを判定する(S213)。カメラ切替ボタン202がタッチされた場合(S213でYES)、決定しているカメラ21を現在決定されていないカメラ21に切り替える(S214)。そして、新たに決定されたカメラ21に対応する撮影操作モニタ22に、背景選択画面を表示して(S215)、決定されたカメラ21に対応しない撮影操作モニタ22に、操作案内画面を表示する(S216)。
すなわち、上述のように上カメラ21aが選択されているときに、カメラ切替ボタンをタッチすると、下カメラ21bに切り替わる。このとき、撮影操作モニタ22aには、「下の画面でカーテンを選んでね」などの案内を表示し、撮影操作モニタ22bには背景選択画面を表示する。このように、選択(決定)されているカメラ21に対応する撮影操作モニタ22は、利用者の入力操作を受付け、操作を受付ける画面を表示する。
カメラ切替ボタン202がタッチされていない場合(S213でNO)、決定ボタン207がタッチされたかを判定する(S217)。決定ボタン207がタッチされた場合(S217でYES)、ステップS219に移る。
撮影操作モニタ22aがタッチされていない場合は(S208でNO)、所定の制限時間に達しているか否かを判定する(S218)。所定の制限時間に達していない場合は(S218でNO)、ステップS208へ戻り、処理を繰り返す。所定の制限時間に達している場合は(S218でYES)、ステップS219に移る。
すなわち、決定ボタンがタッチされていないか(S217でNO)、所定の制限時間に達していない(S218でNO)間は、自由に背景選択を行なうことができる。そして、決定ボタン207かタッチされるか、所定の制限時間に達した場合、現在選択(決定)されているカメラ21と背景で撮影の設定を確定する(S219)。
ついで、CPU101aは、決定したカメラ21に対応する撮影操作モニタ22に、カメラの向き(縦撮影、横撮影)や、フラッシュ(発光するストロボの選定)や、明るさ(発光するストロボの光量)の選択を受付ける写り設定画面を表示し(S220)、決定されていないカメラ21に対応する撮影操作モニタ22に操作案内を表示する(S221)。そして、CPU101aは、背景の選択に利用できる制限時間のカウントを開始する(S222)。
図27は、写り設定画面を示す図である。ここでも、便宜上、上カメラ21aが選択されたものとして説明を行なう。図のように、CPU101aは、選択されたカメラ21aに対応する撮影操作モニタ22aに、該処理にかかっている経過時間を表示するタイマ200と、カメラ21aが取得する画像をリアルタイム表示するライブ映像表示部201と、「カメラ、フラッシュ、明るさを選んで撮影スタートを押してね」という写り設定を案内する案内表示部203と、該当する設定項目(選択肢)を表示するための設定項目タブ204と、設定項目の選択肢を表示する選択部205と、現在写りがどのように設定されているかを確認するための設定確認部206と、撮影を開始するための撮影スタートボタン208とを表示する。
各々の設定は、利用者によって、カメラの向きの場合はカメラボタンをタッチされること、発光するストロボの選定の場合はフラッシュボタンをタッチされること、発光するストロボの光量の場合は明るさボタンをタッチされるなど各設定項目タブ204がタッチされることによって、各々の設定の選択肢が選択部205に表示され、各々の設定が行なえるようになっている。
写り設定画面におけるライブ映像には設定した写りに対応したカメラの向き、フラッシュ、明るさが反映されるため、利用者にできあがりの画像がどのような雰囲気になるか、わかりやすいようになっている。また、利用者は、撮影操作モニタ22aに表示されるライブ映像を見ながら、膝置き部50や体位補助部45を利用して、好みの表情やポーズをとることができる。
一方、選択されていない方のカメラ21bに対応する撮影操作モニタ22bには、「上の画面で写りの設定を選んでね」などの案内を表示する。このとき、撮影操作モニタ22bは利用者の入力操作を受付けない。
写り設定画面において、CPU101aは、上カメラ21aに対応する撮影操作モニタ22aがタッチされたか否かを判定する(S223)。撮影操作モニタ22aがタッチされた場合は(S223でYES)、ステップS224へ移行し、撮影操作モニタ22bがタッチされた場合は(S223でNO)、ステップS229へ移行する。
撮影操作モニタ22aがタッチされた場合は(S223でYES)、CPU101aは、上述の設定項目タブ204がタッチされたかを判定する(S224)。設定項目タブ204がタッチされた場合(S224でYES)、現在の設定項目(例えばカメラ)から、タッチされた設定項目(例えばフラッシュ)に切り替えて画面の表示を更新する(S225)。
設定項目タブ204がタッチされていない場合(S224でNO)、CPU101aは、設定項目タブの中の選択部205の選択肢がタッチされたかを判定する(S226)。選択部205の選択肢がタッチされた場合(S226でYES)、タッチされた選択肢に設定を切替えて、設定確認部207の表示を切り替えられた設定に更新する(S227)。
設定項目タブの中の選択部205の選択肢がタッチされていない場合(S226でNO)、CPU101aは、撮影スタートボタン208がタッチされたかどうかを判定する(S228)。撮影スタートボタン208がタッチされた場合(S228でYES)、ステップS230に移る。
撮影操作モニタ22aがタッチされていない場合は(S223でNO)、所定の制限時間に達しているか否かを判定する(S229)。所定の制限時間に達していない場合は(S229でNO)、ステップS223へ戻り、処理を繰り返す。所定の制限時間に達している場合は(S229でYES)、ステップS230に移る。
すなわち、撮影スタートボタンがタッチされていないか(S228でNO)、所定の制限時間に達していない(S229でNO)間は、自由に写り設定を行なうことができる。そして、撮影スタートボタン208がタッチされるか、所定の制限時間に達した場合、現在設定されている写り設定で撮影の設定を確定する(S230)。
ついで、CPU101aは、ステップS219およびステップS230で確定した設定に基づいた指示信号を送出し、各種構成要素(カメラやストロボや背景制御部など)の設定を行なう(S231)。そして設定が完了したら、決定されたカメラ21に対応する撮影操作モニタ22にカウントダウン画面を表示して(S232)、撮影(シャッタ動作)までのカウントダウンを開始する(S233)。
CPU101aは、カウントが終了(カウントアップ)したか否かを判定し(S234)、カウントアップしたら(S234でYES)、撮影(シャッタ動作)を行なう(S235)。シャッタ動作を行なったあと、所定の時間プレビュー画面を表示して、利用者にどのように撮影されたかを確認できるようにしておいてもよい。そして、撮影(シャッタ動作)で得た撮影画像を記憶部102aに保存する(S236)。
ついで、CPU101aは、所定回数(ここでは2回)の撮影が行なわれたか否かを判定する(S237)。所定回数の撮影が行なわれていない場合(S237でNO)、ステップS231に戻り、撮影の処理を行なう。所定回数の撮影が行なわれている場合(S237でYES)、全ての撮影が終了しているか否かを判定する(S238)。全ての撮影が終了していない場合(S238でNO)、ステップS206に戻り、撮影設定(背景選択、写り設定)を行ない、再び撮影を行なう。所定回数撮影した場合(S238でYES)、図13が図示するメインフローへ戻る。
さらに、所定回数の撮影終了後に、所定の時間が経過していない場合、または、編集空間3で他の利用者が操作している場合に、これらの条件がクリアされるまで、撮影を繰返し行なってもよい。
以上が「こだわり6ショット」における撮影処理の説明である。
なお、撮影に利用するカメラ21に対応しない撮影操作モニタ22に表示する画面は、上述の図26、図27が図示するような、別画面で撮影操作を行なうように促す画面でなくともよい。図28(A)のように、装飾のなされた壁紙を表示したり、図28(B)のように、撮影時のポーズ例を表示したり、図28(C)のように、撮影のヘルプ表示をしたり、図28(D)のようにライブ映像を大きく表示したりしてもよい。
図13を再び参照して、所定の撮影処理が終了すると、CPU101aは、編集部割当処理を行なう(S30)。
[編集部割当処理]
図29は、編集部割当処理を示すフローチャートである。
まず、CPU101aは、現在の編集部割当フラグ(f)の値を参照し、当該値がf=0であるか否かを判別する(S301)。ここで、編集部割当フラグ(f)の値がf=0であると(S301でYES)、ステップS303に進み、編集部割当フラグ(f)の値がf=1であると(S301でNO)、ステップS311に進む。
図29は、編集部割当処理を示すフローチャートである。
まず、CPU101aは、現在の編集部割当フラグ(f)の値を参照し、当該値がf=0であるか否かを判別する(S301)。ここで、編集部割当フラグ(f)の値がf=0であると(S301でYES)、ステップS303に進み、編集部割当フラグ(f)の値がf=1であると(S301でNO)、ステップS311に進む。
編集部割当フラグ(f)の値がf=0であると(S301でYES)、CPU101aは、現在、撮影空間6にいる利用者が第1編集部30aを使用可能であるか否かを判別する(S303)。ここで、第1編集部30aを使用可能であると判別すると(S303でYES)、S307へ進み、第1編集部30aを使用可能でないと判別すると(S303でNO)、S305へ進む。
「編集部を使用可能」とは、先にプレイしている別グループの利用者が編集部30を使用中でない場合や、編集部30が故障中でない場合を含む。
撮影空間にいる利用者が第1編集部30aを使用可能であると(S303でYES)、CPU101aは、利用者を第1編集部30aへ誘導するように促す誘導案内を行なう(S307)。具体的には操作モニタに「青のブースに移動してね!」などの表示をし、撮影用スピーカ27から音声で上述のような誘導案内を出力することにより、利用者に対して青色ブース、すなわち第1編集空間3aに移動するように促す。
ついで、利用者を第1編集部30aへ誘導すると、CPU101aは、編集対象画像(撮影画像)を第1編集部へ転送する画像データ転送処理を行なう(S309)。画像データ転送処理では、撮影・印刷用コンピュータ装置100aに記憶されている利用者の撮影画像を、編集用コンピュータ装置100bの記憶部102bの第1編集部30aに対応する画像データ用の記憶領域へ転送するようになっている。
そして、転送が終了したら、編集部割当フラグ(f)の値を切り替える。すなわち、編集部割当フラグ(f)の値がf=0ならf=1に切り替え、編集部割当フラグ(f)の値がf=1ならf=0に切り替える。
撮影空間にいる利用者が第1編集部30aを使用可能でないと(S303でNO)、CPU101aは、利用者に対して第1編集部30aを使用可能になるまで、撮影空間外部で待機するように促す待機案内を行なう(S305)。具体的には、撮影操作モニタ22に「外に出て青のブースの横で待ってね!」などの待機表示や、エラー案内を表示し、撮影用スピーカ27から音声で上述のような待機案内、またはエラー案内を出力することにより、利用者に対して撮影空間の外部で第1編集部30a周辺の位置に待機させるように促す。そして、第1編集部30aが使用可能となるか否かを監視する。
CPU101aは、第1編集部30aが使用可能でなければ(S303でNO)、引き続き第1編集部30aが使用可能になるか否かを監視し、第1編集部8aが使用可能であれば(S303でYES)、撮影画像を編集用コンピュータ装置100bの記憶部102bの第1編集部30aに対応する領域へ転送する画像データ転送処理を行ない(S309)、編集部割当フラグ(f)の値を切り替える。
一方S301において、編集部割当フラグ(f)の値がf=1であると(S301でNO)、CPU101aは、現在撮影空間にいる利用者が第2編集部30bを使用可能であるか否かを判別する(S313)。そして、以降のS311からS317までの処理は、上述の第1編集部30aのS303からS309までの処理と同様であるため、詳細な説明は繰り返さない。
すなわち、CPU101aは、落書き入力をどちらの編集部で実行させるかを交互に決定し、上記決定結果に応じて利用者を第1編集部30aまたは第2編集部30bへ誘導するよう、誘導手段(操作モニタ、スピーカ)を使用して制御するようになっている。
前述のような案内に従って、利用者は第1編集部30aまたは第2編集部30bへ移動する。利用者が移動する方向を迷わないようにするために、たとえば矢印とともに「第1編集ブース」と表示し、第1編集部30aの方向を示す案内と、矢印とともに「第2編集ブース」と表示し、第2編集部30bの方向を示す案内とを撮影空間6内のパネルまたはサイドカーテン12などに表示しておくことが好ましい。
また、編集部30への誘導案内画面は、編集割当フラグ(f)の値を参照することによって、どちらの編集部30を利用するかは判定できるため、撮影処理終了後に限定されることなく、どのタイミングで表示しても構わない。このため、利用者は撮影プレイ前にどちらの編集部30を利用するのかを意識することができるため、編集部30への移動の際に迷うことが少なくなり回転がスムーズになる。
以上が、編集部割当処理の説明である。
図13を再び参照して、編集部割当処理が終了すると、CPU101aは、ステップS22へ戻り、コイン投入案内画面を表示する。
以上が、撮影プレイ処理の説明である。
[編集プレイ処理]
次に、編集空間3で行なわれる編集プレイ処理を図30のフローチャートを用いて説明する。
次に、編集空間3で行なわれる編集プレイ処理を図30のフローチャートを用いて説明する。
なお、第1編集部30aと第2編集部30bにおいて実行される編集処理の内容は、場所や位置などは異なるが、同様な構成であり、同様な処理が行なわれるため、第1編集部30aの説明のみで、説明の重複部分は繰り返さない。各編集部の処理は編集用コンピュータ装置100bによって制御される。
上記電源スイッチが操作され、電源が投入されると、撮影・印刷用コンピュータ装置100aと同様に、編集用コンピュータ装置100bのCPU101bは、記憶部102bに記憶されたプログラムを起動する。ついで、CPU101bは、各種装置が正常に接続されているかチェックし、初期化処理を行なう(S51)。初期化処理では、初期化が必要な装置に対して初期化が行なわれる。
ついで、CPU101bは、利用者に編集操作を待機させるための待機画面または撮影からプレイを開始するように案内する画面を編集操作モニタ31aに表示し、それに応じて編集側スピーカ37aから、利用者に使用を待機させる案内を音声で出力する待機処理を行なう(S53)。ついで、CPU101bは、撮影・印刷用コンピュータ装置100aから転送開始された撮影画像データを受信したか否かを判別する(S55)。すなわち、CPU101bは、待機画面を表示しながら、撮影画像データの受信を開始したか否かを監視する。ここで、撮影画像データの受信を開始していないと判別すると(S55でNO)、このまま撮影画像データを受信するまで待機する。
撮影画像データの受信を開始すると(S55でYES)、CPU101bは、撮影画像データを受信中であることを、編集操作モニタ31aに案内表示し(S59)、撮影画像データの受信が終了したか否かを判別する(S61)。撮影画像データの受信が終了していないうちは(S61でNO)、引き続き撮影画像受信中の案内を表示し(S59)、撮影画像データの転送が終了したら(S61でYES)、S65に進む。
ついで、CPU101bは、撮影画像の中から編集対象とする画像(編集対象画像)を選択する編集対象画像選択処理を行なう(S65)。編集対象画像選択処理では、利用者が編集対象画像を選択するための編集対象画像選択画面を編集操作モニタ31aに表示し、それに応じて編集用スピーカ37から、利用者に対して編集対象画像を選択する案内を音声で出力し、利用者に編集対象画像を所定枚数(ここでは4枚)選択させる。
所定枚数の選択が行なわれない場合は、撮影画像の中からランダムに選択される。つまり、必ず所定枚数(ここでは4枚)の編集対象画像が選択される。ここで編集対象画像として選択されなかった撮影画像はおまけ画像として処理される。おまけ画像に関しては後に詳細を説明する。
編集対象画像の選択が終了したら、利用者からタッチペン33La、33Raによる編集対象画像に対する編集入力を受け付ける編集処理を行なう(S67)。
[編集処理]
ステップS67で実行される編集処理の具体例について説明する。
ステップS67で実行される編集処理の具体例について説明する。
図31は編集画面を示す図である。図31に示すように、編集画面は、撮影画像のうちステップS65で編集対象画像として選択された画像を表示して選択可能にする編集対象画像選択領域300と、撮影画像のうちステップS65で編集対象画像として選択されなかった画像を表示して選択可能にするおまけ画像選択領域301と、この画像選択領域に表示される撮影画像の中から選択された撮影画像を表示し、利用者が編集入力するための作業領域である落書き入力領域302a、302b(これらをまとめて落書き入力領域202という。)と、編集を行なう機能を選択するための「スペシャル」、「ペン」、「スタンプ」、「フレーム&ライン」、等のいわゆる編集ツールを選択するための選択領域である落書き機能選択領域303と、いわゆる落書きパレットと呼ばれる落書き機能選択領域303で選択した機能の落書き用画像(模様画像)を表示して選択させるための落書き用画像選択領域304a、304b(これらをまとめて落書き用画像選択領域304という。)と、日付や落書きのヒントとなるような言葉や質問を順次表示していくヒント表示領域305とを含んで構成される。ヒントは自動的に一定間隔で切り替わるよう制御される。
なお、編集対象画像選択領域300に表示される編集対象画像である撮影画像のサムネイルは、おまけ画像選択領域301に表示されるサムネイルよりも大きく表示される。
また、本実施の形態においては、おまけ画像も編集可能になっている。このようにすることで、編集可能な撮影画像が増え、編集入力が速い熟練した利用者が編集が早く終了したとしても退屈感を感じるということがなくなる。さらに、利用者にお得感を感じさせることができる。
また、その他には、落書き用画像入力を最初からやり直すための「はじめから」ボタンや、入力した落書き用画像を消すための「けしごむ」、入力操作を一つ前の状態に戻すための「もどる」などの様々な機能ボタンも配置されている。
利用者は、これらのボタンをタッチペン33La、33Raでタッチすることで使用する機能を選択し、編集操作を行なう。落書き用画像選択領域304に該ツールの落書き用画像を表示し、さらに、色、柄、大きさなどを選択した後、落書き入力領域(描画領域)302に表示された編集対象画像の上で編集入力(落書き用画像の入力)を行なうことができる。
また、図示の編集画面は、落書き入力領域302と落書き用画像選択領域304とが複数で構成されている。
上述のように編集画面が複数で構成される場合は、編集対象画像の選択操作を2人で同時に許容し、編集画面上には、それぞれの利用者により選択された撮影画像に対応して2人で同時に編集操作ができるようにいわゆる2画面の構成をとっている。このようにすることにより、複数の利用者で編集プレイを楽しむことができる。それぞれのタッチペン62はそれぞれの落書き入力領域302に対応し、それぞれが別の編集を同時に行なえるように構成している。
具体的には、中央部分の編集対象画像選択領域300とおまけ画像選択領域301と機能選択領域303とは、両方のタッチペン33La、33Raで入力操作を受け付け、落書き入力領域302a、落書き用画像選択領域304aは左側タッチペン33Laのみ入力操作を受け付け、落書き入力領域302b、落書き用画像選択領域304bは右側タッチペン33Raのみ入力操作を受け付ける。
編集処理では、利用者は編集制限時間内において編集プレイを行なうことができる。編集制限時間は利用者にわかりやすいように、編集操作モニタ31の編集画面上に残り時間を表示し、カウントダウンを行なう。
利用者が編集処理を行なっている間、CPU101bは、編集処理が終了したか否かを監視する(S69)。編集時間はタイマ200の残り時間が“0”になり、編集制限時間に達することによって終了する。このようにすることで、利用者の1回のプレイ時間が長引くことを防止することができ、このため、本装置の稼動回転率(顧客回転率)の低下を防止することができる。
ついで、CPU101bは、上記編集処理が終了すると、おまけ画像を選択するおまけ画像選択処理を行なう(S71)。おまけ画像は、撮影した画像の1枚から4枚、利用者の所望の画像を選択できる。おまけ画像は撮影した画像の枚数に応じて、選択できる枚数が異なる。例えば10枚撮影した場合、編集対象画像は4枚、おまけ画像は6枚であり、印刷できるおまけ画像は1枚から4枚利用者所望のものを選択できる。また、6枚撮影した場合、編集対象画像は4枚、おまけ画像は2枚であり、印刷できるおまけ画像は1枚から2枚利用者所望のものを選択できる。
ここで、選択した画像はおまけ画像としてシールシートに印刷される。このように、おまけ画像を選択できるため、利用者の好みのおまけ画像を提供することができ、お得感が増す。
おまけ画像は通常印刷される編集対象画像とは別に、シールシートの隅や余白などに印刷される画像である。上述の編集対象画像に選択されなかった撮影画像はおまけ画像としてシールシートの隅の方や余白などに印刷することができる。図32は印刷されたシールシートの具体例である。通常シールシートには、編集対象画像のみを印刷するが、本実施の形態においては、編集対象画像が領域Aに印刷され、編集対象画像として選択されなかった撮影画像がおまけ画像として領域Bに印刷されている。このようにすることで、利用者にお得感を感じさせることができる。
おまけ画像選択処理が終了すると、CPU101bは、利用者所望のシールレイアウトの選択を行なう印刷レイアウト選択処理を行なう(S73)。印刷レイアウト選択処理では、編集対象画像の枚数に応じて、予め決められた複数の印刷レイアウトで構成された印刷レイアウト画面を表示し、上記複数の印刷レイアウトの中から利用者に対し好みの印刷レイアウトを選択させるようになっている。
上記印刷レイアウト選択処理が終了すると、CPU101bは、編集操作モニタ31aに「シールをプリント中です。プリント取出口の前で待ってね。」など、利用者をプリント取出口25に誘導する画面を表示し、同時に誘導するアナウンス音声(例えば「シールは左から出るよ!」)を、編集用スピーカ37aから出力する。こうして、利用者をプリント取出口25の前に誘導する(S75)。
CPU101bは、選択されたレイアウトに基づいて撮影画像と入力された落書き用画像とを合成した合成画像とを含む印刷画像データを作成する。そして、編集用コンピュータ装置100aから撮影・印刷用コンピュータ装置100aへ作成された印刷画像データの転送を開始する(S79)。印刷データの転送が完了したら(S81でYES)、ステップS53へ戻り、次の利用者の編集操作を待機する。
以上が、編集プレイ処理の説明である。
[印刷処理]
ついで、印刷処理の説明をする。
ついで、印刷処理の説明をする。
図30のステップS79で編集用コンピュータ装置100bから、印刷画像データが転送されると、撮影・印刷用コンピュータ装置100aのCPU101aは、印刷画像をシールシートの表面に印刷させる印刷制御を行なう印刷開始処理を行なう。すなわち、プリンタ85は撮影画像と落書き用画像との合成画像をレイアウトに応じて複数配置された印刷画像データをシールシートに印刷出力する。
このときCPU101aは、現在出力中の印刷画像データが第1編集部30a(青コーナー)の印刷画像データである場合は第1編集部用の印刷中LEDを、第2編集部30b(赤コーナー)の印刷画像データである場合は第2編集部用の印刷中LEDを点灯または点滅させる。
印刷が終了したら、シールシートはプリント取出口80に排出され、利用者に提供される。
以上が、写真自動販売装置1の処理の説明である。
本実施の形態によると、カメラに対応させて表示入力部材を設け、いずれかの表示入力部材が操作されることにより、対応するカメラを選択したり(図25)、用いるカメラに対応する表示入力部材のみでの入力を受付けることができる(図26)ので、ユーザの操作性が向上する。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態における写真自動販売装置が、第1の実施の形態におけるそれと異なる点を以下に説明する。
第2の実施の形態における写真自動販売装置が、第1の実施の形態におけるそれと異なる点を以下に説明する。
本実施の形態における写真自動販売装置では、1回の撮影に関する設定を、2つの受付手段であるタッチパネル23a,23bで並行して同時に受付ける。受付けられた設定は、2つの撮影操作モニタ22a,22bに反映される。
図33〜35は、第2の実施の形態における撮影処理を示すフローチャートである。
まず撮影の設定をデフォルトに設定する(S301)。そして、第1の画面(撮影操作モニタ22a)と第2の画面(撮影操作モニタ22b)に、撮影設定画面を表示する(S302)。
図36は、撮影設定画面を示す図である。図のように、CPU101aは、撮影操作モニタ22aに、タイマ200と、ライブ映像表示部201と、案内表示部203と、設定項目タブ204と、選択部205と、決定ボタン208とを表示する。また、撮影操作モニタ22bにも同じ表示を行なう。
ついで、CPU101aは、撮影設定の選択を受付ける制限時間のカウントを開始し(S303)、第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)または第2のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)がタッチされたか否かを監視する(S304,305)。第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)または第2のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)がタッチされた場合は(S304,305のいずれかでYES)、ステップS309へ移行し、第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)または第2のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)がタッチされていない場合は(S304,305の両者でNO)、ステップS306へ移行する。
ステップS309でCPU101aは、設定項目タブがタッチされたか否かを判定する。
設定項目タブがタッチされた場合(S309でYES)、現在選択されている設定項目がわかるように、第1の画面(撮影操作モニタ22a)および第2の画面(撮影操作モニタ22b)の表示を切替え、画面を更新する(S312)。その後、ステップS304に戻る。
設定項目タブがタッチされていない場合(S309でNO)、CPU101aは、選択項目がタッチされた否かを判定する(S310)。
選択項目がタッチされた場合(S310でYES)、現在選択されている選択項目がわかるように、第1の画面(撮影操作モニタ22a)および第2の画面(撮影操作モニタ22b)の表示を切替え、画面を更新する(S313)。その後、ステップS304に戻る。
選択項目がタッチされていない場合(S310でNO)、CPU101aは、決定ボタンがタッチされたか否かを判定する(S311)。
決定ボタンがタッチされていない場合は(S311でNO)、ステップS304に戻る。一方、決定ボタンがタッチされた場合は(S311でYES)、ステップS307に移る。
ステップS304,305において、第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)および第2のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)のいずれもがタッチされていない場合は(S305でNO)、所定の制限時間に達しているか否かを判定する(S306)。所定の制限時間に達していない場合は(S306でNO)、ステップS304に戻り、処理を繰り返す。所定の制限時間に達している場合は(S306でYES)、ステップS307に移る。
すなわち、決定ボタン207がタッチされていないか(S311でNO)、所定の制限時間に達していない(S306でNO)間は、自由に設定を行なうことができる。そして、決定ボタン207がタッチされるか、所定の制限時間に達した場合、現在設定されている撮影設定を確定し(S307)、確定した撮影設定の確認のため、所定の時間、その内容を第1の画面(撮影操作モニタ22a)と第2の画面(撮影操作モニタ22b)とに表示する(S308)。
図37は、ステップS308で表示される撮影設定確認画面を示す図である。
その後、第2の画面(撮影操作モニタ22b)に次回の撮影設定を行なうための案内を表示する(S321)。第1の画面(撮影操作モニタ22a)には、撮影前待機画面を表示する(S322)。
図38は、ステップS322の状態で表示される画面を示す図である。
図38(B)の画面をタッチすることで(S333,334)、図40(B)に示されるように第2の画面に次回の撮影設定画面が表示される。すなわち、撮影(シャッタ動作)の待機中や撮影中に一方の画面で次回の撮影の撮影設定を行なうことができる。これにより、ユーザは予め、次回の撮影の設定を行なうことができ、時間の短縮に繋がる。
ついで、CPU101aは、確定した設定に基づいた指示信号を送出し、各種構成要素(カメラやストロボや背景制御部など)の設定を行なう(S323)。そして設定が完了したら(S324でYES)、第1の画面にカウントダウン画面を表示して(S325)、撮影(シャッタ動作)までのカウントダウンを開始する(S326)。
図39は、カウントダウン画面を示す図である。図39の(A)〜(C)に示すように、第1の画面の表示が切替わる。
CPU101aは、カウントが終了(カウントアップ)したか否かを判定し(S327)、カウントアップしたら(S327でYES)、撮影(シャッタ動作)を行なう(S328)。シャッタ動作を行なったあと、所定の時間プレビュー画面を表示して、利用者にどのように撮影されたかを確認できるようにしておいてもよい。そして、撮影(シャッタ動作)で得た撮影画像を記憶部102aに保存する(S329)。
ついで、CPU101aは、所定回数の撮影が行なわれたか否かを判定する(S330)。所定回数の撮影が行なわれていない場合(S330でNO)、ステップS321に戻り、撮影の処理を行なう。所定回数の撮影が行なわれている場合(S330でYES)、全ての撮影が終了しているか否かを判定する(S331)。全ての撮影が終了していない場合(S331でNO)、ステップS335で、次回分の撮影設定が完了しているかを判断し、YESであればステップS322に戻り、NOであればステップS336で、現在第2の画面で撮影の設定中かを判断する。ステップS336でNOであればステップS301に戻り、ステップS336でYESであればステップS302へ戻る。全ての撮影が終了した場合(S331でYES)、図13が図示するメインフローへ戻る。
ステップS324、S327のいずれかでNOであれば、ステップS333、S334で第2の撮影操作モニタがタッチされたか判断する。ステップS333でNOであれば、ステップS324へ戻り、ステップS334でNOであれば、ステップS327へ戻る。
ステップS333またはS334のいずれかでYESであれば、ステップS341へ移行する。
ステップS341においては、設定の案内中に第2の操作モニタがタッチされていないかを確認し、設定の案内中でなければ、次回の撮影設定をデフォルトに設定する(S342)。なお、ステップS341でYESであれば、ステップS344へ進む。
そして、ステップS343で第2の画面に次回の撮影の設定画面を表示する(図40(B))。ステップS344で、既に次回の撮影設定がなされているかを判定し、YESであればステップS350へ、NOであればステップS345へ移行する。
ステップS345において、設定項目タブ204がタッチされた場合(S345でYES)、現在の設定項目(例えばカメラ)から、タッチされた設定項目(例えばフラッシュ)に切り替えて画面の表示を更新する(S351)。その後ステップS350へ進む。
設定項目タブ204がタッチされていない場合(S345でNO)、CPU101aは、設定項目タブの中の選択部205の選択肢がタッチされたかを判定する(S346)。選択部205の選択肢がタッチされた場合(S346でYES)、タッチされた選択肢に設定を切替えて、設定確認部206の表示を切替えられた設定に更新する(S352)。その後ステップS350へ進む。
選択部205がタッチされていない場合(S346でNO)、CPU101aは、決定ボタン208がタッチされたかどうかを判定する(S347)。決定ボタン208がタッチされた場合(S347でYES)、ステップS348に移る。
ステップS348においては、現在選択されている撮影設定で次回の撮影の設定を決定する。その後、所定の時間、決定された撮影の設定を第2の画面に表示する(S349)。カウントダウン中かを判定し(S350)、YESであればステップS327へ移行し、NOであればステップS324へ移行する。
<第3の実施の形態>
図41は、本発明の第3の実施形態における写真自動販売装置の撮影プレイ処理の動作を示すフローチャートである。
図41は、本発明の第3の実施形態における写真自動販売装置の撮影プレイ処理の動作を示すフローチャートである。
本実施の形態においては、第1の画面、および第2の画面でそれぞれ異なる撮影設定を行なうことができるようにしている。これにより並行して複数種類の撮影設定を行なうことができるので、撮影時間の短縮に繋がるという効果がある。
図41を参照して、初期化処理、コイン投入処理(不図示)などの後、CPU101aは、図18あるいは図20が図示するように、撮影操作モニタ22a,22bに撮影コースを選択する撮影コース選択画面を表示し、撮影コース選択処理を行なう(S401)。
その後、後述する撮影設定処理が行なわれ(S403)、撮影設定処理の設定に基づいて撮影(シャッタ動作)が行なわれる(S405)。所定回数(ここでは2回)の撮影が終了していない場合は(S407でNO)、ステップS405に戻り撮影を行なう。所定回数(ここでは2回)の撮影が終了した場合には(S407でYES)、撮影プレイ処理の全ての撮影が終了したかを判定し(S409)、撮影プレイ処理の全ての撮影が終了していなければ(S409でNO)、ステップS403に戻る。撮影プレイ処理の全ての撮影が終了したら(S409でYES)、編集部割当処理を行ない(S411)、ステップS401へ戻る。
前述の第1の実施形態や第2の実施形態における撮影処理は、図41でいう撮影設定処理(S403)と撮影処理(S405〜S409)とが含まれているが、本実施形態と後述の第4の実施形態では説明の便宜上、夫々の処理はわけて撮影設定処理のみ詳細な説明を行なう。
図42および43は、図41の撮影設定処理(S403)を示すフローチャートである。
まず1回目、2回目の撮影の設定をデフォルトにする(S501)。そして、第1の画面(撮影操作モニタ22a)に、カメラの設定画面Aを表示し(S503)、第2の画面(撮影操作モニタ22b)に、背景・フラッシュ・明るさの設定画面Bを表示する(S505)。
ついで、CPU101aは、撮影設定の選択を受付ける制限時間のカウントを開始し(S507)、第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)がタッチされたか否かを監視する(S509)。第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)がタッチされた場合は(S509でYES)、ステップS511へ移行し、第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)がタッチされていない場合は(S509でNO)、ステップS527へ移行する。
ステップS511では、既に設定画面Aでの撮影設定が決定されているかを判断する。YESであれば、ステップS509へ戻り、NOであればステップS513へ進む。
ステップS513でCPU101aは、設定項目タブがタッチされたか否かを判定する。
設定項目タブがタッチされた場合(S513でYES)、現在選択されている設定項目がわかるように、第1の画面(撮影操作モニタ22a)の表示を切替え、画面を更新する(S523)。その後、ステップS509に戻る。
設定項目タブがタッチされていない場合(S513でNO)、CPU101aは、選択項目がタッチされた否かを判定する(S515)。
選択項目がタッチされた場合(S515でYES)、現在選択されている選択項目がわかるように、第1の画面(撮影操作モニタ22a)の表示を切替え、画面を更新する(S525)。その後、ステップS509に戻る。
選択項目がタッチされていない場合(S515でNO)、CPU101aは、決定ボタンがタッチされた否かを判定する(S517)。
決定ボタンがタッチされていない場合は(S517でNO)、ステップS509に戻る。一方、決定ボタンがタッチされた場合は(S517でYES)、ステップS519に移る。
ステップS519では、現在設定されている内容で、設定画面Aの撮影の設定を決定する。その後、第1の画面に待機案内を表示する(S521)。
ステップS527で、CPU101aは、第2のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)がタッチされたか否かを監視する。第2のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)がタッチされた場合は(S527でYES)、ステップS537へ移行し、第2のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)がタッチされていない場合は(S527でNO)、ステップS529へ移行する。
ステップS529では、制限時間がオーバーしたかを判定し、NOであればステップS531で設定画面AとBの両方の設定が決定されたかを判定し、NOであればステップS509へ戻る。
ステップS529またはS531のいずれかでYESであれば、現在選択されている撮影設定で、1回目、2回目の撮影の設定を決定する(S533)。その後、決定された撮影の設定を、確認のため所定時間、第1および第2の画面に表示する(S535)。
ステップS527でYESであれば、ステップS537へ移行し、既に設定画面Bでの撮影設定が決定されているかを判断する。YESであれば、ステップS509へ戻り、NOであればステップS539へ進む。
ステップS539でCPU101aは、設定項目タブがタッチされたか否かを判定する。
設定項目タブがタッチされた場合(S539でYES)、現在選択されている設定項目がわかるように、第2の画面(撮影操作モニタ22b)の表示を切替え、画面を更新する(S549)。その後、ステップS509に戻る。
設定項目タブがタッチされていない場合(S539でNO)、CPU101aは、選択項目がタッチされた否かを判定する(S541)。
選択項目がタッチされた場合(S541でYES)、現在選択されている選択項目がわかるように、第2の画面(撮影操作モニタ22b)の表示を切替え、画面を更新する(S551)。その後、ステップS509に戻る。
選択項目がタッチされていない場合(S541でNO)、CPU101aは、決定ボタンがタッチされた否かを判定する(S543)。
決定ボタンがタッチされていない場合は(S543でNO)、ステップS509に戻る。一方、決定ボタンがタッチされた場合は(S543でYES)、ステップS545に移る。
ステップS545では、現在設定されている内容で、設定画面Bの撮影の設定を決定する。その後、第2の画面に待機案内を表示する(S547)。その後ステップS509に戻る。
図44は、本実施の形態において第1および第2の画面に表示される内容を示す図である。
図に示されるように、本実施の形態では、第1の画面にカメラに関する設定画面Aが表示され、同時に第2の画面にフラッシュなどに関する設定画面Bが表示される。ユーザは、両者の画面を用いて並行して1回の撮影に対する別種類の項目の設定を行なうことができる。
<第4の実施の形態>
図45および46は、本発明の第4の実施の形態における写真自動販売装置の撮影設定処理を示すフローチャートである。
図45および46は、本発明の第4の実施の形態における写真自動販売装置の撮影設定処理を示すフローチャートである。
本実施の形態においては、第1の画面および第2の画面のそれぞれで、例えば1回目の撮影の設定と2回目の撮影の設定とを行なうことができるようにしている。これにより、将来の撮影の設定を事前に行なうことができるので、撮影時間の短縮に繋がるという効果がある。
図を参照して、まず1回目、2回目の撮影の設定をデフォルトにする(S601)。そして、第1の画面(撮影操作モニタ22a)に、1回目の撮影の設定画面を表示し(S603)、第2の画面(撮影操作モニタ22b)に、2回目の撮影の設定画面を表示する(S605)。
ついで、CPU101aは、撮影設定の選択を受付ける制限時間のカウントを開始し(S607)、第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)がタッチされたか否かを監視する(S609)。第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)がタッチされた場合は(S609でYES)、ステップS611へ移行し、第1のタッチパネル(撮影操作モニタ22a)がタッチされていない場合は(S609でNO)、ステップS627へ移行する。
ステップS611では、既に1回目の撮影の設定が決定されているかを判断する。YESであれば、ステップS609へ戻り、NOであればステップS613へ進む。
ステップS613でCPU101aは、設定項目タブがタッチされたか否かを判定する。
設定項目タブがタッチされた場合(S613でYES)、現在選択されている設定項目がわかるように、第1の画面(撮影操作モニタ22a)の表示を切替え、画面を更新する(S623)。その後、ステップS609に戻る。
設定項目タブがタッチされていない場合(S613でNO)、CPU101aは、選択項目がタッチされた否かを判定する(S615)。
選択項目がタッチされた場合(S615でYES)、現在選択されている選択項目がわかるように、第1の画面(撮影操作モニタ22a)の表示を切替え、画面を更新する(S625)。その後、ステップS609に戻る。
選択項目がタッチされていない場合(S615でNO)、CPU101aは、決定ボタンがタッチされた否かを判定する(S617)。
決定ボタンがタッチされていない場合は(S617でNO)、ステップS609に戻る。一方、決定ボタンがタッチされた場合は(S617でYES)、ステップS619に移る。
ステップS619では、現在設定されている内容で、第1回目の撮影の設定を決定する。その後、第1の画面に待機案内を表示する(S621)。
ステップS609でNOであれば、CPU101aは、第2のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)がタッチされたか否かを監視する(S627)。第2のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)がタッチされた場合は(S627でYES)、ステップS637へ移行し、第2のタッチパネル(撮影操作モニタ22b)がタッチされていない場合は(S627でNO)、ステップS629へ移行する。
ステップS629では、制限時間がオーバーしたかを判定し、NOであればステップS631で1回目、2回目の撮影設定の両方の設定が決定されたかを判定し、NOであればステップS609へ戻る。
ステップS629またはS631のいずれかでYESであれば、現在選択されている撮影設定で、1回目、2回目の撮影の設定を決定する(S633)。その後、決定された撮影の設定を、確認のため所定時間、第1および第2の画面に表示する(S635)。
ステップS627でYESであれば、ステップS637へ移行し、既に2回目の撮影設定が決定されているかを判断する。YESであれば、ステップS609へ戻り、NOであればステップS639へ進む。
ステップS639でCPU101aは、設定項目タブがタッチされたか否かを判定する。
設定項目タブがタッチされた場合(S639でYES)、現在選択されている設定項目がわかるように、第2の画面(撮影操作モニタ22b)の表示を切替え、画面を更新する(S649)。その後、ステップS609に戻る。
設定項目タブがタッチされていない場合(S639でNO)、CPU101aは、選択項目がタッチされた否かを判定する(S641)。
選択項目がタッチされた場合(S641でYES)、現在選択されている選択項目がわかるように、第2の画面(撮影操作モニタ22b)の表示を切替え、画面を更新する(S651)。その後、ステップS609に戻る。
選択項目がタッチされていない場合(S641でNO)、CPU101aは、決定ボタンがタッチされた否かを判定する(S643)。
決定ボタンがタッチされていない場合は(S643でNO)、ステップS609に戻る。一方、決定ボタンがタッチされた場合は(S643でYES)、ステップS645に移る。
ステップS645では、現在設定されている内容で、2回目の撮影の設定を決定する。その後、第2の画面に待機案内を表示する(S647)。その後ステップS609に戻る。
図47は、本実施の形態において第1および第2の画面に表示される内容を示す図である。
図に示されるように、本実施の形態では、第1の画面に1回目(またはn回目)の撮影の設定画面が表示され、同時に第2の画面に2回目(またはn+1回目)の撮影の設定画面が表示される。ユーザは、両者の画面を用いて並行して複数回にわたる撮影の設定を行なうことができる。
<実施の形態における効果>
以上のような構成により、ライブモニタを複数備える写真自動販売機における操作部を簡略化することができ、ユーザにとって操作がわかりやすいという効果がある。また、操作部を簡略化することで、前面の照明に悪影響を与えることが防止される。
以上のような構成により、ライブモニタを複数備える写真自動販売機における操作部を簡略化することができ、ユーザにとって操作がわかりやすいという効果がある。また、操作部を簡略化することで、前面の照明に悪影響を与えることが防止される。
また、近年の写真自動販売機においては、撮影の前に設定する項目が多くなりつつあり、撮影時間が長くなり、装置の稼動回転率が低下するという課題があるが、本実施の形態によると、ユーザにとって操作がわかりやすいため、テンポよく撮影できるという効果がある。
<その他>
なお、上記構成では撮影操作モニタ22を上下に配列する構成としたが、撮影操作モニタ22の配置はこれに限定されず、図48〜50に示されるように配置することも可能である。
なお、上記構成では撮影操作モニタ22を上下に配列する構成としたが、撮影操作モニタ22の配置はこれに限定されず、図48〜50に示されるように配置することも可能である。
図48は、2つの撮影操作モニタ22およびタッチパネル23をカメラを挟んで左右に配置した例を示す図である。
また、図49は2つの撮影操作モニタ22およびタッチパネル23の組を左右に離して配置した例である。これにより、複数のユーザでプレイを行なう際、タッチパネルを用いて相手の選択した内容が見えないので、相手が何を選択したかわからず撮影が行なわれ、遊戯性が高まる。
また、少なくとも1つの撮影操作モニタ22およびタッチパネル23の組は撮影範囲から外れた位置で操作できるように構成することにより、たとえば3人で撮影する場合、2人が撮影している間に、1人が次の撮影の設定を行なうことができ、撮影時間の短縮が可能である。
図50は、1つの撮影操作モニタ22およびタッチパネル23を2分割し、2本のタッチペン29L,29Rで入力を受付ける構成を示す図である。これにより、1つの表示デバイスに複数の画面を表示し、それぞれに対応して選択を受付ける事が可能である。図44、図47のような表示を行なう場合には、図50の構成を採用することが望ましい。
また、カメラは1つでもよいし、3台以上のカメラを用いるようにしてもよい。
以上のような構成により、複数の表示手段と、その上に積層され、光を透過し、ユーザからの入力を受付ける受付手段とからなる写真撮影装置の構成に関し、以下のバリエーションが可能となる。
(1) 第1の受付手段で入力を受付け、第2の受付手段では入力を無視する(図18)。
(2) 第1および第2の受付手段で入力を受付け、いずれかの受付手段からの入力を受付けた場合に次の処理へ移行する(図20)。
(3) 受付手段において、撮影ごとの設定(構図選択、カメラ選択、明るさ選択、写り選択、背景選択など)を行なう場合に、1回の撮影に関する設定を第1および第2の受付手段で並行して同時に受付ける(図44)。例えば、第1の受付手段で「カーテン選択」、第2の受付手段で「写り選択」などを受付ける。1回の撮影に関する設定が全て受付けられれば次の処理へ進む。
(4) 複数回の撮影に関する設定を第1および第2の受付手段で並行して同時に受付ける(図47)。第1の受付手段で「1回目の撮影」、第2の受付手段で「2回目の撮影」を受付けるなどである。両方の設定が受付けられれば連続2回撮影の処理へ進むようにする。1プレイで行なわれる撮影の回数分の設定を、まとめて設定して、まとめて連続で撮影するようにしてもよい。
(5) なお、撮影後の画像入力(落書き)を受付ける第1画像入力部、および第2画像入力部を備える構成において、第1の受付手段で受付けて撮影した撮影画像は第1画像入力部で、第2の受付手段で受付けて撮影した撮影画像は第2画像入力部で画像入力を受付けるようにしてもよい。
(6) 撮影中に、次の撮影回の設定を受付ける(図40)。
(7) 第1および第2の受付手段に対応してカメラを備える構成で、撮影するカメラに対応する受付手段で設定を受付ける(図25〜27)。
なお、上述の写真自動販売装置1のコンピュータ装置100の制御方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、電気通信回線や衛星通信回線などのネットワークを通じて、プログラムを提供することもできる。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 写真自動販売装置、2 撮影空間、3 編集空間、21 カメラ、22 撮影操作モニタ、23 タッチパネル、31 編集操作モニタ、32 タッチパネル、33L,33R タッチペン、101a 撮影・印刷用コンピュータ装置、101b 編集用コンピュータ装置、101 CPU、102 記憶部、103 メモリ、 110 制御部、200 タイマ、201 ライブ映像表示部、202 カメラ切替ボタン、203 案内表示部、204 設定項目タブ、205 選択部、207 決定ボタン、208 撮影スタートボタン。
Claims (10)
- 1つの撮影空間内に位置する被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段による撮影に関する設定を受付けるための情報を表示する表示手段と、
前記表示手段に積層され、前記表示手段の表示内容に対応して前記撮影に関する設定を受付ける受付手段とを備え、
前記表示手段と、それに積層される前記受付手段との組が複数前記撮影空間に設けられていることを特徴とする、写真撮影装置。 - 前記撮影手段は複数のカメラを含み、
前記複数の表示手段と受付手段との組は、前記複数のカメラのそれぞれに対応させて設けられる、請求項1に記載の写真撮影装置。 - 前記複数の表示手段と受付手段との組のそれぞれは、対応するカメラに関する表示を行ない、対応するカメラに関する入力を受付ける、請求項2に記載の写真撮影装置。
- 前記受付手段で前記撮影に関する設定が受付けられた後に撮影を開始させる、請求項1〜3のいずれかに記載の写真撮影装置。
- 前記複数の表示手段と受付手段との組において、少なくとも1つの受付手段からの入力を無視することが可能な、請求項1〜4のいずれかに記載の写真撮影装置。
- 1回の撮影に関する異なる種類の設定を、前記複数の表示手段と受付手段との組で並行して受付ける、請求項1〜5のいずれかに記載の写真撮影装置。
- 複数回の撮影のそれぞれに関する設定を、前記複数の表示手段と受付手段との組でそれぞれ受付ける、請求項1〜6のいずれかに記載の写真撮影装置。
- 前記複数の表示手段と受付手段との組の少なくとも1つにおいて、次回の撮影に関する設定を受付ける、請求項1〜7のいずれかに記載の写真撮影装置。
- 1つの撮影空間内に位置する被写体を撮影する複数のカメラを含む撮影手段と、
前記撮影手段による撮影に関する設定を受付けるための情報を表示する表示手段と、
前記表示手段に積層され、前記表示手段の表示内容に対応して前記撮影に関する設定を受付ける受付手段とを備えた写真撮影装置の制御方法であって、
前記表示手段と、それに積層される前記受付手段との組が、前記複数のカメラのそれぞれに対応させて、複数前記撮影空間に設けられており、
前記複数の表示手段のそれぞれにおいて、対応するカメラに関する表示を行なう表示ステップと、
前記複数の受付手段のそれぞれにおいて、対応するカメラに関する入力を受付ける受付ステップとを備えた、写真撮影装置の制御方法。 - 1つの撮影空間内に位置する被写体を撮影する複数のカメラを含む撮影手段と、
前記撮影手段による撮影に関する設定を受付けるための情報を表示する表示手段と、
前記表示手段に積層され、前記表示手段の表示内容に対応して前記撮影に関する設定を受付ける受付手段とを備えた写真撮影装置の制御プログラムであって、
前記表示手段と、それに積層される前記受付手段との組が、前記複数のカメラのそれぞれに対応させて、複数前記撮影空間に設けられており、
前記複数の表示手段のそれぞれにおいて、対応するカメラに関する表示を行なう表示ステップと、
前記複数の受付手段のそれぞれにおいて、対応するカメラに関する入力を受付ける受付ステップとをコンピュータに実行させる、写真撮影装置の制御プログラム。
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JP2019029810A (ja) * | 2017-07-28 | 2019-02-21 | 辰巳電子工業株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
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2005
- 2005-02-18 JP JP2005042736A patent/JP2006227416A/ja active Pending
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