JP2006226548A - 吹出気流ガイド、気流吹出装置 - Google Patents

吹出気流ガイド、気流吹出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 気流吹出装置への装着が容易であり、且つ結露の発生を抑制することのできる吹出気流ガイドおよびこれを備えた気流吹出装置を提供する。
【解決手段】 供給される気流を所定の吹出し方向に吹き出すための気流吹出部を有する気流吹出装置に装着される吹出気流ガイドであって、前記気流吹出部に装着された状態において、前記気流吹出部から吹き出される気流の一部を分岐気流として分岐させる気流分岐部と、前記気流分岐部により分岐された分岐気流を略反転させて、前記気流吹出部における前記所定の吹出し方向に流れる気流と面していない側の表面の少なくとも一部を覆うように導く気流変向部とを備えてなる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、吹出気流ガイドおよびこれを備えた気流吹出装置に関する。
従来、空調などに用いられるこの種の気流吹出装置の形式には、輻流吹出型と軸流吹出型とがある。軸流吹出型にあっては、ノズル形式のものやパンカールーバー形式のものなどが広く使用されている。これらの形式のうち、例えば、パンカールーバー形式のものは、一般的に、中空な球形の対向する2箇所が平行平面で切り取られたような形をした球殻部と、切り取られた2箇所のうちの一方に接続された円筒状の気流吹出筒状部と、球殻部を回動自在に保持するとともにダクトへの取り付けを可能にする球面保持部とを有する(例えば、図13参照)。
上述の気流吹出装置が球面受座部を用いてダクトに取り付けられた場合、ダクトからの調和空気は、気流吹出筒状部が取り付けられていない球殻部の切り取られた箇所から球殻部内に送り込まれ、気流吹出筒状部から吹き出される。調和空気の吹き出し方向は、球殻部が球面保持部の中で回動自在に保持されているので、容易に変更できる。しかし、冷房を行おうとする場合、球殻部や気流吹出筒状部は調和空気で冷やされるので、室内の暖気や湿度は、球殻部や気流吹出筒状部の外表面に結露を発生させてしまい好ましくない。
そこで、冷房を行おうとする場合、室内の暖気や湿度により球殻部や気流吹出筒状部に結露を発生させないようにする技術が追求されている。その典型的な例が、例えば、下記の文献1,2に開示されている。文献1(実公平3−50345号公報)においては、図13に示されるように、球面保持部130のダクト140との取り付け部のボルト133に穴を開け、調和空気が球殻部121や気流吹出筒状部122の外表面を覆うように流させ、室内の暖気が球殻部121や気流吹出筒状部122に直接接触しないようにすることにより、球殻部や気流吹出筒状部の外表面に結露が発生しないようにしている。文献2(実開平6−2047号公報)においては、図14に示すように、調和空気が球殻部221と気流吹出筒状部222とからなる気流吹出部220に直接触れないように、断熱筒体150を使用している。
実用新案文献1
実公平3−50345号公報 (第1―2頁、第2図)
実用新案文献2
実開平6−2047号公報 (第4頁、第1図)
しかし、上述の第1の例の場合、ボルトの個数やそれに開ける穴の大きさに制限があったり、サイズを小型にできなかったり、ボルトからの調和空気が拡散しないように拡気防止用カバーを配置する必要があり、さらには、気流吹出筒状部からの吹出方向の向きを変えたりすると、球殻部や気流吹出筒状部の外表面を流れる調和空気が片寄り不均一になり、結露を防止できなくなる箇所が生じる恐れがある。第2の例の場合、断熱筒体を気流吹出部の中に装着するのが容易でなく、特に、既設の気流吹出装置に装着するのが容易でないという問題がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、気流吹出装置への装着が容易であり、且つ結露の発生を抑制することのできる吹出気流ガイドおよびこれを備えた気流吹出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る吹出気流ガイドは、供給される気流を所定の吹出し方向に吹き出すための気流吹出部を有する気流吹出装置に装着される吹出気流ガイドであって、前記気流吹出部に装着された状態において、前記気流吹出部から吹き出される気流の一部を分岐気流として分岐させる気流分岐部と、前記気流分岐部により分岐された分岐気流を略反転させて、前記気流吹出部における前記所定の吹出し方向に流れる気流と面していない側の表面の少なくとも一部を覆うように導く気流変向部とを備えてなる構成となっている。
このような構成によれば、気流吹出装置に対して容易に装着することができ、且つ分岐気流によって気流吹出部の少なくとも一部をエアーカーテンのように覆うことにより、気流吹出部表面における温度差による結露の発生を抑制することができる。
上述のような構成の吹出気流ガイドにおいて、前記気流変向部は、前記気流分岐部の前記所定の吹出し方向における下流側端部から延び出すように設けられていることが好ましい。
上述のような構成の吹出気流ガイドにおいて、前記気流吹出部は、その少なくとも一部が略筒状に形成されており、該吹出気流ガイドは、前記気流分岐部が前記気流吹出部における略筒状部分に挿入されることにより前記気流吹出装置に装着されるものであり、前記気流吹出部に装着された状態において、前記気流分岐部の前記気流吹出部における略筒状部分の内面と対向する複数箇所に設けられ、前記気流吹出部における略筒状部分の内面を所定の押し付け力で押圧する装着部を有する構成とすることができる。すなわち、前記装着部は、気流分岐部の外表面の複数箇所から延び出すように形成され、気流分岐部が前記略筒状部分に挿入されると、その抜去には相当の抵抗力を生じるような寸法(外径)に設定されている。
上述のような構成の吹出気流ガイドにおいて、前記気流吹出部は、その少なくとも一部が略筒状に形成されており、該吹出気流ガイドは、前記気流分岐部が前記気流吹出部における略筒状部分に挿入されることにより前記気流吹出装置に装着されるものであり、前記気流吹出部に装着された状態において、前記気流分岐部の前記気流吹出部における略筒状部分の内面と対向する複数箇所に設けられ、前記気流吹出部における略筒状部分に対してねじ留めされる装着部を有する構成となっている。また、前記装着部は、例えば中空なスペーサおよびねじ留め部材であって、気流分岐部と気流吹出部との間にスペーサを配置し、配置したスペーサを気流分岐部と気流吹出部の間にねじ留め部材で固定可能とする構成とすることもできる。
このように、吹出気流ガイドの気流分岐部を気流吹出部における略筒状部分に対して脱着可能な構成とすることにより、吹出気流ガイドが装着されていない既設の気流吹出装置に対しても当該吹出気流ガイドを容易に追加装着することができる。
また、上述のような構成の吹出気流ガイドにおいて、前記気流分岐部により分岐された分岐気流を2層状に略反転させるように、前記気流変向部における前記分岐気流と面する側の表面に対して間隔をおいて設けられる追加の気流変向部を有する構成とすることもできる。
また、上述のような構成の吹出気流ガイドにおいて、該吹出気流ガイドは、前記気流吹出部よりも熱伝導率の低い素材により形成されていることが好ましい。もちろん、これに限られるものではなく、該吹出気流ガイドの少なくとも一部の表面に、前記気流吹出部よりも熱伝導率の低い素材が貼付され、あるいは、塗布されている構成とすることもできる。このようにすることにより、吹出気流ガイド自身も結露しにくい構造とすることができる。
また、本発明に係る気流吹出装置は、供給される気流を所定の吹出し方向に吹き出すための気流吹出部と、上述のような構成の吹出気流ガイドとを備えてなる構成とすることができる。
また、上述のような構成の気流吹出装置において、前記気流吹出部における気流が供給される側の少なくとも一部は略球面状に形成されており、前記気流吹出部における略球面状の部分を一定の範囲内で回動自在に保持する球面保持部を有する構成とすることが望ましい。このように、気流の吹出し方向を変更可能な構成の気流吹出装置においても、吹出気流ガイドが気流吹出部とともに傾くため、常時分岐気流が気流吹出部の少なくとも一部を覆うようにすることができる。
以上に詳述したように本発明によれば、吹出気流ガイドの気流分岐部は、気流吹出部から吹き出される気流の一部分を分岐気流として分岐させ、気流変向部は、気流分岐部が分岐させた分岐気流の流れを略反転させ、当該反転させた分岐気流を気流吹出部の外表面の少なくとも一部を覆うように流すことができる。また、気流変向部は、気流分岐部の一端から延び出しているので、気流吹出部の吹出方向が変更されても気流吹出部に対する反転気流を同じ状態に保つことができるため、気流吹出部の姿勢に拘わらず、結露の発生を抑制することができる。また、吹出気流ガイドの気流分岐部は装着部を介して気流吹出筒状部に対して脱着可能にされているため、吹出気流ガイドが装着されていない既設の気流吹出装置に対しても当該吹出気流ガイドを容易に追加装着することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、この発明の気流吹出装置の第1の実施の形態を示す外観図、図2は、図1の断面図、図3は、図1の気流吹出部の構造を説明するための断面図、図4は、図1の吹出気流ガイドを示す正面図、図5は、図4の裏面図、図6は、図4および図5で示される吹出気流ガイドをラインA−Aから見た断面図、図7は、図4および図5で示される吹出気流ガイドをラインB−Bから見た断面図、図8は、吹出気流ガイド10の気流吹出筒状部22への装着方法の詳細を示すための分解斜視図である。
図1および図2で示される気流吹出装置1は、吹出気流ガイド10と、気流吹出部20と、球面保持部30とを有する。調和空気供給源からダクトなどを経由して送られてくる調和空気(供給される気流)MA(例えば、冷房用の空気)は、調和空気供給口24に供給され、気流吹出部20および吹出気流ガイド10を通り、主に主気流MBとしてまっすぐ室内に(所定の吹出し方向に)吹き出されるとともに、供給された調和空気MAの一部分は、吹出気流ガイド10によって主気流MBとは別に分岐されて反転気流(分岐気流)MCとされ、調和空気供給源の方向に、すなわち、調和空気MAおよび主気流MBの向きとは略反対の向きに、気流吹出部20の外表面の全体または一部を覆うように吹き出され、気流吹出部20の外表面における結露を防止する。
気流吹出部20は、この例では金属からなり、図3に示すように、球殻部21と気流吹出筒状部22とを有する。球殻部21は、中空な球形の対向する2箇所が平行平面で切り取られた形状(略球面状)をしており、気流吹出筒状部22は、球殻部21の切り取られた一方の箇所から円筒状(略筒状)に延びた形状をしている。したがって、球殻部21の切り取られた他方の箇所である調和空気供給口24から調和空気が供給されると、調和空気は球殻部21と気流吹出筒状部22を通って気流吹出口23より吹き出される。
吹出気流ガイド10は、図2,図4,図5,図6および図7に示されるように、気流分岐部11と、気流変向部12と、装着部13と有している。この例では、気流分岐部11と、気流変向部12と、装着部13とは、プラスチック材から一体成形されているものとする。気流分岐部11は、円筒状をしており、その外径が図3の気流吹出筒状部22の内径よりも小さく設定されている。気流分岐部11は、気流吹出部20から吹き出される気流の一部を分岐気流として分岐させる役割を有している。
気流変向部12は、気流分岐部11の所定の吹出し方向における下流側端部から周方向外側に延び出すとともに、気流分岐部11の他端側に向けて傘状に折り返されて延びている。
気流変向部12は、気流分岐部11により分岐された分岐気流を略反転させて、気流吹出部20における所定の吹出し方向に流れる気流と面していない側の表面の少なくとも一部を覆うように導く役割を有している。
吹出気流ガイド10は、気流分岐部11が気流吹出部20における気流吹出筒状部22に挿入されることにより気流吹出装置に対して装着される。気流分岐部の気流吹出筒状部22の内面と対向する複数箇所には、気流吹出筒状部22の内面を所定の押し付け力で押圧するための装着部13が設けられている。装着部13は、この例では90度毎に配置された4枚のプレートであって、プレート面が気流分岐部11の外周面に直角になるように形成されている。
具体的に、上述の吹出気流ガイド10が気流吹出筒状部22に装着される場合、装着部13の嵌合部13a(図5,図7および図8参照)は、気流吹出筒状部22の内壁に当接した状態で圧入される。この圧入力により、気流分岐部11および気流吹出筒状部22が若干の変形をして弾性力を嵌合部13aに及ぼすことにより、気流吹出筒状部22は吹出気流ガイド10を保持する。この場合、適切な引っ張り力を吹出気流ガイド10に加えれば、吹出気流ガイド10を気流吹出筒状部22(ここでは、内径Rとする)から抜き取ることができるように、嵌合部13aの幅W(図7)の大きさを設定している。
したがって、吹出気流ガイド10の取り付け取り外しは非常に容易であるとともに、吹出気流ガイド10が装着されていない同じ型式の既設の気流吹出装置への追加の装着も容易である。さらに、上述の例の場合、嵌合部13aの幅Wは、分岐気流の通路、即ち分岐気流の流量を画定することとなる。また、吹出気流ガイド10を気流吹出筒状部22に設定どおりに圧入した場合、気流吹出口23の端末23a(図3)は、装着部13の当接部13bに当接し、圧入できる深さ方向の距離を決めている。
また、上述の例では、吹出気流ガイドはプラスチック材から一体成形されているものものとしたが、金属で形成されていてもかまわない。この場合、吹出気流ガイドに一体化した装着部13を設けないで、代わりに嵌合部13aの幅Wと同じ程度の長さの円筒形のスペーサを用意し、そのスペーサを吹出気流ガイド10と気流吹出筒状部22との間に配置してナットと、スペーサを通るボルトとで固定してもよい。もちろんこの場合、ナットの代わりに吹出気流ガイド側に穴を、気流吹出筒状部側にタップを設けてボルトで固定してもよいことはいうまでもない。その他の方法でも、上記の2例と同様に、吹出気流ガイド10を気流吹出筒状部22の規定の位置に取り外し可能に取り付けられるものであればかまわない。このように、気流分岐部11における気流吹出筒状部22の内面と対向する複数箇所に設けられ、気流吹出筒状部22に対してねじ留めされる部分(装着部に相当)を設ける構成とすることもできる。
球面保持部30は、図1ないし図3に示されるように、球面受座部31とダクト連結部32とを有する。球面受座部31は、気流吹出部20の球殻部21を一定の範囲内で回動可能に保持している。したがって、主気流MBの吹出方向は、球殻部21が球面保持部30の中で回動可能な範囲内で変更可能である。その場合、吹出気流ガイド10は、気流吹出口23に固定されているので、主気流MBの吹出方向が変更されても反転気流MCの気流吹出部20の外表面に吹き出す状態はあまり変化せず、結露を安定かつ良好に防止できる。さらに、ダクト連結部32は、ダクトあるいは調和空気供給路との連結だけ行えばよいので小型に維持することができる。
(第2の実施の形態)
次に、気流吹出装置の第2の実施の形態について図9ないし図12を参照して説明する。図9ないし図12で示される気流吹出装置2は、吹出気流ガイド60と、気流吹出部70と、球面保持部80とを有する。供給されてくる調和空気(気流)NAは、調和空気供給口74に供給され、気流吹出部70および吹出気流ガイド60を通り、主気流NBとして主にまっすぐ室内に吹き出されるとともに、供給された調和空気NAの一部分は、吹出気流ガイド60によって主気流NBとは別の反転気流NC,NDとされ、調和空気供給源の方向に、すなわち、調和空気NA,NBの向きとは逆の向きに、2層の反転気流NC,NDが気流吹出部70の外表面を覆うように吹き出される。
上述したように、図9ないし図12で示される気流吹出装置2が図1ないし図8で示される気流吹出装置1と異なるのは、吹出気流ガイド60の部分である。吹出気流ガイド60は、気流分岐部61と、第1の気流変向部62と、第2の気流変向部63と、装着部64’とを有している。すなわち、本実施の形態による吹出気流ガイド60は、気流分岐部61により分岐された分岐気流を2層状に略反転させるように、第1の気流変向部62における分岐気流と面する側の表面に対して間隔をおいて設けられる第2の気流変向部63(追加の気流変向部)を有する構成となっている。また、装着部64’の構造は図1ないし図8の場合と同様な構成とすることができるが、第1の気流変向部62と第2の気流変向部63との位置関係を安定的なものとするために、吹出気流ガイド60の気流吹出筒状部72への挿入方向に延びる2枚の平行な板状部材により構成することもできる。
このようにすることで、図12に示すように、第2の気流変向部63に被保持部63aを設け、吹出気流ガイド60の気流吹出筒状部72への装着時に、被保持部63aを装着部64’で挟み込み、より確実に第2の気流変向部63を保持することが可能となる。
この場合、反転気流が反転気流NC,NDのように2層になっているので、温度変化がなだらかになり、気流吹出部70の表面における結露の発生もより少なくなる。
上述の第1の実施の形態と同様に、吹出気流ガイド60が気流吹出筒状部72に装着される場合、装着部64の嵌合部64a(図11および図12参照)は、気流吹出筒状部72の内壁に当接した状態で圧入される。この圧入力により、気流分岐部61および気流吹出筒状部72が若干の変形をして弾性力を嵌合部64aに及ぼすことにより、気流吹出筒状部72は吹出気流ガイド60を保持する。
この場合、適切な引っ張り力を吹出気流ガイド60に加えれば、吹出気流ガイド60を気流吹出筒状部72(ここでは、内径R’とする)から抜き取ることができるように、嵌合部64aの幅W’(図12)の大きさを決めている。
なお、上述の各実施の形態において、吹出気流ガイド10,60は、結露の発生の防止のために、気流吹出部20,70よりも熱伝導率の低い素材により形成されていることが好ましい。また、吹出気流ガイド10,60が金属で作られている場合、結露の発生の防止のために、気流吹出部20,70よりも熱伝導率の低い素材が貼付されているのが好ましい。貼付の代わりに熱伝導率の低い素材が塗布されていてもよい。なお、この発明は、上述の各実施の形態に限定されるものではなく、実施の段階では、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能であり、各実施の形態は可能な限り適宜に組み合わせて実施することによりそれぞれの効果を得ることも可能である。
この発明の気流吹出装置の第1の実施の形態を示す外観図である。 図1の断面図である。 図1の気流吹出部の構造を説明するための断面図である。 図1の吹出気流ガイドを示す正面図である。 図4の裏面図である。 図4および図5で示される吹出気流ガイドをラインA−Aから見た断面図である。 図4および図5で示される吹出気流ガイドをラインB−Bから見た断面図である。 吹出気流ガイド10の気流吹出筒状部22への装着方法の詳細を示すための分解斜視図である。 この発明の気流吹出装置の第2の実施の形態を示す外観図である。 装着部を通らないラインから見た図9の気流吹出装置の断面図である。 装着部を通るラインから見た図9の気流吹出装置の断面図である。 吹出気流ガイド60の気流吹出筒状部72への装着方法の詳細を示すための分解斜視図である。 気流吹出装置の第1の従来例を示す断面図である 気流吹出装置の第2の従来例を示す断面図である
符号の説明
1,2 気流吹出装置、10,60 吹出気流ガイド、11,61 気流分岐部、12 気流変向部、13 装着部、13a 嵌合部、20,70 気流吹出部、21 球殻部、22 気流吹出筒状部、23 気流吹出口、23a 端末、24 調和空気供給口、30,80 球面保持部、31,81球面受座部、32,82 ダクト連結部、62 第1の気流変向部、63 第2の気流変向部

Claims (9)

  1. 供給される気流を所定の吹出し方向に吹き出すための気流吹出部を有する気流吹出装置に装着される吹出気流ガイドであって、
    前記気流吹出部に装着された状態において、前記気流吹出部から吹き出される気流の一部を分岐気流として分岐させる気流分岐部と、
    前記気流分岐部により分岐された分岐気流を略反転させて、前記気流吹出部における前記所定の吹出し方向に流れる気流と面していない側の表面の少なくとも一部を覆うように導く気流変向部と
    を備えてなる吹出気流ガイド。
  2. 請求項1に記載の吹出気流ガイドにおいて、
    前記気流変向部は、前記気流分岐部の前記所定の吹出し方向における下流側端部から延び出すように設けられている吹出気流ガイド。
  3. 請求項1または請求項2に記載の吹出気流ガイドにおいて、
    前記気流吹出部は、その少なくとも一部が略筒状に形成されており、
    該吹出気流ガイドは、前記気流分岐部が前記気流吹出部における略筒状部分に挿入されることにより前記気流吹出装置に装着されるものであり、
    前記気流吹出部に装着された状態において、前記気流分岐部の前記気流吹出部における略筒状部分の内面と対向する複数箇所に設けられ、前記気流吹出部における略筒状部分の内面を所定の押し付け力で押圧する装着部を有する吹出気流ガイド。
  4. 請求項1または請求項2に記載の吹出気流ガイドにおいて、
    前記気流吹出部は、その少なくとも一部が略筒状に形成されており、
    該吹出気流ガイドは、前記気流分岐部が前記気流吹出部における略筒状部分に挿入されることにより前記気流吹出装置に装着されるものであり、
    前記気流吹出部に装着された状態において、前記気流分岐部の前記気流吹出部における略筒状部分の内面と対向する複数箇所に設けられ、前記気流吹出部における略筒状部分に対してねじ留めされる装着部を有する吹出気流ガイド。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の吹出気流ガイドにおいて、
    前記気流分岐部により分岐された分岐気流を2層状に略反転させるように、前記気流変向部における前記分岐気流と面する側の表面に対して間隔をおいて設けられる追加の気流変向部を有する吹出気流ガイド。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の吹出気流ガイドにおいて、
    該吹出気流ガイドは、前記気流吹出部よりも熱伝導率の低い素材により形成されている吹出気流ガイド。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の吹出気流ガイドにおいて、
    該吹出気流ガイドの少なくとも一部の表面には、前記気流吹出部よりも熱伝導率の低い素材が貼付され、あるいは、塗布されている吹出気流ガイド。
  8. 供給される気流を所定の吹出し方向に吹き出すための気流吹出部と、
    請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の吹出気流ガイドと
    を備えてなる気流吹出装置。
  9. 請求項8に記載の気流吹出装置において、
    前記気流吹出部における気流が供給される側の少なくとも一部は略球面状に形成されており、
    前記気流吹出部における略球面状の部分を一定の範囲内で回動自在に保持する球面保持部を有する気流吹出装置。
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