JP2006226101A - 自動ドアのセンサ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型かつ簡単な構造で、取付け・取外しが容易であり、しかも低コストでドア近傍の安全性の確保が可能な自動ドアのセンサ装置を提供する。
【解決手段】開閉制御部10は、ドアエンジンコントローラ12と、人体を検知する起動用センサ1及び安全用センサ2と、信号処理回路13とで構成されており、信号処理回路13は、起動センサ1が人体を検知すると、ドア開の起動信号を出力する起動手段14と、安全用センサ2が人体を検知するとドア開の維持信号を出力する安全維持手段15とを備えており、ドアエンジン11及び開閉制御部10は、無目5の内部またはドア3の内部に取り付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、人体の検知によってドアの開閉を制御するための信号を出力する自動ドアのセンサ装置に関する。
従来から、自動ドアに光センサのようなセンサ装置を用いて、この光センサでドアを通過する人体を検知することにより、自動ドアの開閉を制御する方法が一般的に知られている(例えば、特許文献1)。光センサとしては、赤外線反射式スイッチや焦電スイッチなどが用いられる。
自動ドアが風雨や粉塵に晒されるなどのような外部環境条件の場所に設置される場合、このような環境の影響を受けにくいマイクロ波を使用するレーダセンサ(MWセンサ)が、一般に多く用いられる。
ところが、MWセンサは、例えばドップラー効果を利用しているので、静止体の検出ができず、ドア近傍で人が急に立ち止まることによりドアに挟まれる場合がある。このため、MWセンサとは別個にその下方に光センサをあとから付け加えたり、MWセンサをMWセンサと光センサの複合機能をもったセンサ装置に置き替えることにより、ドア近傍を検出するようにしていた。
特開平11−311060号公報
しかし、ドア近傍の安全性を確保するために、従来のようにMWセンサとは別個に光センサを追加する方法では、光センサを別部材を用いて取り付けるのでセンサ全体の外形が大型化してしまい、各センサへの配線も複雑になる。また、MWセンサと光センサの複合機能をもったセンサ装置に置き替えるのは、高コスト化する。
本発明は、前記の問題点を解決して、小型かつ簡単な構造で、取付け・取外しが容易であり、しかも低コストでドア近傍の安全性の確保が可能な自動ドアのセンサ装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明にかかる自動ドアのセンサ装置は、取付具によって支持部材に支持されて、人体の検知によりドアの開閉を制御するための信号を出力するセンサ装置であって、ドアから離れた起動用の検知エリア内の人体を検知するとドア開の起動信号を出力する起動用センサと、ドア近傍における安全用の検知エリア内の人体を検知するとドア開の維持信号を出力する安全用センサとを有し、前記起動用センサと安全用センサとが前記取付具の前記支持部材への取付方向に重ねて支持されている。
この構成によれば、起動用センサと安全用センサとを支持部材への取付方向に重ねて支持しているので、既存の起動用センサの取付構造を用いて起動用センサに重ねて支持できる。したがって、センサ装置の取付け・取外し作業が取付具を一方向に操作することで済むので容易になり、しかも簡単な構造で、かつ低コストでドア近傍の安全性の確保が可能となる。
好ましくは、前記起動用センサが第1の取付具により前記安全用センサに重ねて取り付けられ、前記安全用センサが第2の取付具により前記支持部材に取り付けられている。したがって、起動用センサを既存の第1の取付具を用いて安全用センサに取り付け、さらに該安全用センサを第2の取付具により支持部材に取り付けできるので、より両取付具が小型になる。
好ましくは、前記起動用センサが起動用センサ本体と起動用センサカバーとを備え、前記安全用センサが、前記起動用センサ本体を支持する突出部を有する安全用センサ本体と、前記突出部の外周面に嵌合する内周面をもつ開口部を有する安全用センサカバーとを備え、前記安全用センサカバーの一部に起動用センサカバーが前記取付方向に重なっている。このように、起動用センサ本体を支持する安全用センサ本体の突出部に安全用センサカバーの開口部が嵌合するので、外部環境に対して防塵効果を有する。また、安全用センサカバーの一部に起動用センサカバーが重ねて取り付けられているので、部外者による安全用デンサカバーの容易な取り外しを防止できる。前記安全用センサカバーの一部は、前記開口部の内周面に突設された受台により形成することができる。
また、好ましくは、前記起動用センサと前記安全用センサとが重ねられた状態で共通の前記取付具により前記支持部材に取り付けられている。これにより、起動用センサと安全用センサとが共通の取付具で支持部材に取り付けできるので、センサ装置の取付け・取外し作業が一層容易になる。
好ましくは、前記起動用センサはマイクロ波を使用するレーダセンサであり、前記安全用センサは赤外線方式のセンサである。また、好ましくは、前記レーダセンサは、ドップラー効果を利用したマイクロ波センサである。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る自動ドアのセンサ装置を用いた自動ドア開閉制御装置のブロック図を示す。図1において、開閉制御部10は、スライド式のドア3を開閉駆動するドアエンジン11を制御するもので、ドアエンジンコントローラ12と、人体を検知する起動用センサ1および安全用センサ2のセンサ装置と、信号処理回路13とで構成されている。信号処理回路13は、起動用センサ1が人体を検知するとこれに基づきドア開の起動信号を出力する起動手段14と、安全用センサ2が人体を検知するとこれに基づきドア開の維持信号を出力する安全維持手段15とを備えている。前記ドアエンジン11および開閉制御部10は、ドア上端部を支持する無目5の内部またはドア3の内部に取り付けられる。
図2は、本発明の第1実施形態に係る自動ドアのセンサ装置を示す側面図である。本センサ装置は、それぞれ起動用センサ1と安全用センサ2を備えたものが2つ設けられており、一方は建物に入る人体を検知し、他方は建物から出て行く人体を検知する。両センサ装置の構造は実質的に同一であるから、以下、一方のセンサ装置のみについて説明する。本センサ装置は、自動ドア3の上方の無目5の外側面に取り付けられた、ドア3から離れた起動用の検知エリアE1内の人体を検知すると人体検知信号αを出力する起動用センサ1と、ドア3近傍、例えばドア3の軌道上における安全用の検知エリアE2内の人体(静止体)を検知すると人体検知信号βを出力する安全用センサ2とを備えている。起動用の検知エリアE1と安全用の検知エリアE2とはドア3近傍で一部重ねて(E3)設けられている。この例では起動用センサ1にドップラー効果を利用したMWセンサが用いられ、安全用センサ2にAIR(能動型赤外線)センサが用いられる。
図3(A)〜(C)に示すように、例えばMWセンサ1は側面視でほぼ半球形で、正面視で略楕円形の形状を有し、AIRセンサ2は扁平な板形状を有している。この第1実施形態では、図3(A)の正面図のように、MWセンサ1の大きさは正面視でAIRセンサ2よりも小さく、MWセンサ1がAIRセンサ2のほぼ中央部に配置されて、図3(B)の側面図のように、AIRセンサ2の扁平面とMWセンサ1の平面状の底面とが当接するように重ねられている。図3(C)の底面図のように、MWセンサ1にはマイクロ波を発信・受信するMWセンサ本体22が、AIRセンサ2には下方に投光する例えば4個の投光素子37と下方からの反射光を受光する例えば4個の受光素子38が、それぞれ設けられている。
図4は本センサ装置の内部構成を示す底面図である。既存のMWセンサ1は、MWセンサ本体22を覆う半球状のMWセンサカバー21を備えている。MWセンサ本体22は、正面視で略楕円状(図5)の支持台1aの上に半球状のMWセンサ部1bが支持されている。MWセンサ部1b内にセンサモジュール23が配置され、支持台1a内に電気配線基板24が装着されている。該支持台1aに第1の取付具(雄ねじ)25で支持部材(無目)5に取り付けるためのねじ用貫通孔26が無目5への取付方向Xに設けられている。AIRセンサ2のAIRセンサ本体32は、電源用配線基板33、投光用配線基板34および受光用配線基板35を有している。これら配線基板34、35の前方(図2では下方)に、前記した投光素子37および受光素子38がドア軌道に向くように設けられ、さらにその前方に図示しないレンズが設けられている。また、AIRセンサ本体32は、そのほぼ中央部に設けられた略楕円状の外周面51(図5)をもつ突出部40に、MWセンサ1と重ね合わせたときに、MWセンサ1のねじ用貫通孔26の位置に正面視で同じ位置となるように、予めAIRセンサ2のねじ孔(雌ねじ)41が前記取付方向Xに設けられている(図5)。これにより、MWセンサ1とAIRセンサ2とが雄ねじ25を雌ねじ41にねじ込むことにより重ね合わせて支持される。さらに、AIRセンサ2には、ねじ用貫通孔44が前記取付方向Xに設けられており、AIRセンサ2が第2の取付具(タップねじ)36を無目5にねじ込むことにより、または雄ねじを無目5に設けたねじ孔にねじ込むことにより無目5に取り付けられる。こうして、MWセンサ1とAIRセンサ2とが取付方向Xに重ね合わせて無目5に支持される。
図5は本センサ装置の外部構成を示す分解斜視図である。MWセンサカバー21は、その内側に設けた突起27、27がMWセンサ本体22の底部に設けた切欠28、28に係合して、MWセンサ本体22にMWセンサカバー21が取り付けられる。その他、MWセンサ本体22の底面には排水溝54(図4)が設けられている。
AIRセンサ2は、AIRセンサ本体32を覆うAIRセンサカバー31を備えている。AIRセンサカバー31は、主壁31aと側壁31bとを備えており、側壁31bの正面側は切り欠かれてAIRセンサ本体32の投受光面を露出させる開口31dとなっている。主壁31aの中央部に前記MWセンサ本体22の支持台1aに対応した略楕円状の開口部31cが設けられている。AIRセンサ本体32の突出部40は、前記AIRセンサカバー31の開口部31cに嵌合する。突出部40に、前記したねじ用貫通孔44が設けられている。AIRセンサカバー31の略楕円状の開口部31cの内周面48は取付方向Xに平行な面であり、この内周面48の一部に、相対向する形で開口部31cの中心側へ突出する、正面視で略三日月状の一対の受台(AIRセンサカバー31の一部)50、50が形成されている。受台50、50にMWセンサカバー21の楕円状底面が当接するようになっている。これにより、AIRセンサカバー31の一部にMWセンサカバー21が重なる。受台50の平面状の一対の内側面49、49は、AIRセンサ本体32の突出部40の外周面51の一部を切り欠いて設けられた一対の切欠面52、52と対向する。その他、AIRセンサ本体32には、配線孔45、導水溝53および底面に排水溝(図示せず)が設けられている。
前記したように、MWセンサ本体22を支持するAIRセンサ本体32の突出部40の外周面51(および切欠面52)に、AIRセンサカバー31の開口部31cの内周面48(および内側面49)が嵌合するので、外部環境に対して防塵効果を有する。また、前記AIRセンサカバー31の受台(AIRセンサカバー31の一部)50にMWセンサカバー21が当接して重なっているので、MWセンサカバー21を取り外さなければ、AIRセンサカバー31が取り外されない構造になっており、部外者によるAIRセンサカバー31の容易な取り外しを防止できる。
また、AIRセンサカバー31の側壁31bの内面に設けた2つの係合部42、42が、AIRセンサ本体22の背面32aにその長手方向に沿って延びるように設けたリブ43に係合する。各係合部42は、一対の突起42a、42bによってリブ43を挟む形で係合させる。AIRセンサカバー31の側面部31bの底部内側に設けた突起46、46がAIRセンサ本体22の底部に設けた切欠47、47に係合して、AIRセンサ本体32にAIRセンサカバー31が取り付けられる。
図5を用いて、MWセンサ1とAIRセンサ2の無目5への取り付け手順を説明する。まず、AIRセンサ本体32が、そのねじ用貫通孔44からタッピングねじ36を無目5にねじ込むことにより無目5に取り付けられる。このAIRセンサ本体32に、前記側面部のリブ43がAIRセンサカバー31の溝42、42に係合し、前記切欠47、47にAIRセンサカバー31の突起46、46が係合することにより、AIRセンサ用カバー31が取り付けられる。つぎに、MWセンサ本体22が雄ねじ25をAIRセンサ本体32の突出部40に設けた雌ねじ41にねじ込むことによりAIRセンサ本体32に取り付けられる。この状態で、MWセンサ本体22の支持台1aがAIRセンサ用カバー31の楕円形開口部31cに嵌り込み、MWセンサ部1bがAIRセンサ本体32と反対方向を向いている。最後にMWセンサ本体22に、前記した切欠28、28にMWセンサカバー21の突起27、27が係合することにより、MWセンサカバー21が取り付けられる。AIRセンサ2の配線は既存のMWセンサ1の配線経路を利用して行われる。
こうして、本センサ装置は、既存のMWセンサ1の取付孔や取付具、該MWセンサ1が取り付けられた無目5の場所や配線経路などを利用して、MWセンサ1およびAIRセンサ2が無目5に取り付けられている。これにより、本センサ装置は、MWセンサ1とAIRセンサ2が一体化されて小型化が図られている。
なお、MWセンサ1とAIRセンサ2は、それぞれ単独で使用できるようになっており、必要に応じて、MWセンサ1とAIRセンサ2を分離して横に並べた配置で無目5に取り付けて使用することもできる。
図1において、起動用センサ1が例えば屋外でドア3から離れた起動用の検知エリアE1内で人体を検出すると、人体検知信号αが信号処理回路13の起動手段14に入力し、この起動手段14から、ドアエンジンコントローラ12へドア開のON信号がドアエンジン11へ出力されて、この駆動によりドア3が開放する。
ここで、安全用センサ2を設けていない場合、人が起動用の検知エリアE1を通過して、例えばドア近傍で急に立ち止まったとき、人体検知信号αの入力がなくなり起動手段14からのドア開のON信号が出力されなくなってから所定時間経過に、信号処理回路13からドア閉のOFF信号がドアエンジンコントローラ12へ出力されて、ドアエンジン11の駆動によりドア3が閉止し、人がドア3に挟まれることとなる。MWセンサ1はドップラー効果を利用するので、静止体(立ち止まった人)を検出できないため、たとえドア近傍まで起動用の検知エリアE1を広げても、同様の結果となる。
本発明では、安全用センサ2を設けているので、これがドア3の近傍の安全用の検知エリアE2内で立ち止まった人体を検出すると、人体検知信号βが信号処理回路13の安全維持手段15に入力し、この安全維持手段15から、ドアエンジンコントローラ12へドア開維持のON信号がドアエンジン11へ出力されて、この駆動によりドア開を維持して、人がドア3に挟まれるのを防止する。ドア開維持のON信号が出力されなくなってから所定時間経過した後に、つまり、人がドア3の近傍の安全用の検知エリアE2を通過して屋内に入った後の所定時間経過後に、信号処理回路13からドア閉のOFF信号がドアエンジンコントローラ12へ出力されて、ドアエンジン11の駆動によりドア3が閉止する。
以上のとおり、第1実施形態では、起動用センサ1と安全用センサ2とが取付方向に重ねて無目5に支持されているので、既存の起動用センサ1の取付構造を用いて起動用センサ1に重ねて取り付けられた安全用センサ2によりドア近傍の安全性を確保できるから、小型で簡単な構造で、かつ低コストでドア近傍の安全性の確保が可能となる。しかも、両センサ1、2の取付け・取外し作業が両取付具25、36を一方向に操作することによりなされるから、取付け・取外し作業が容易になる。
つぎに、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態とAIRセンサ2の形状および取付構造が異なるのみで、その他の構成は同様である。
第2実施形態は、図6の側面図に示すように、MWセンサ1はほぼ半球形で、正面視で略楕円形の形状を有する。AIRセンサ2Aは扁平な板形状を有しているが、第1実施形態と異なって、図7の正面図に示すように、AIRセンサ2Aの大きさが正面視でMWセンサ1とほぼ同一であり、MWセンサ1の基部およびAIRセンサ2Aの外周がほぼ一致した外部形状を有している。
既存のMWセンサ1には、その基部の支持台1aに取付具(ねじ体)で無目5に取り付けるためのねじ用貫通孔8が設けられており、これに追加するAIRセンサ2Aには、MWセンサ1と取付方向に重ね合わせたときに、MWセンサ1のねじ用貫通孔8の位置に正面視で同じ位置となるように、予めAIRセンサ2Aのねじ用貫通孔59が設けられている(図6)。そして、MWセンサ1とAIRセンサ2Aは、MWセンサ1の基部の支持台1aとAIRセンサ2Aとを重ね合わせた状態で、各貫通孔8、59を介して共通の取付具(タッピングねじ)57、57を無目(支持部材)5にねじ込むことにより無目5に取り付け、最後に、MWセンサカバー21を支持台1aに取り付ける。つまり、既存のMWセンサ1が取り付けられた無目5の場所や配線経路などを利用して、MWセンサ1と無目5の間にAIRセンサ2Aを挟み込むようにしている。これにより、本センサ装置は、MWセンサ1とAIRセンサ2Aが一体化されて小型化が図られている。
また、本センサ装置は、図7の正面図に示すように、MWセンサ1の基部およびAIRセンサ2Aの外周がほぼ一致した外部形状を有しており、MWセンサ1とAIRセンサ2Aが重ね合わされて一体化されると、全体として滑らかな外部形状を有することとなり、外観上も好ましい。
以上のとおり、第2実施形態では、起動用センサ1と安全用センサ2Aとが重ねた状態で共通の取付具57により無目5に取り付けられているので、既存の起動用センサ1の取付構造をそのまま用いて起動用センサ1に重ねて取り付けられた安全用センサ2Aによりドア近傍の安全性を確保できるから、小型かつ簡単な構造で滑らかな外部形状を有しながら、低コストでドア近傍の安全性の確保が可能となる。
なお、上記各実施形態では、起動用センサ1にドップラー効果を利用したMWセンサ、安全用センサ2、2AにAIR(能動型赤外線)センサが用いられているが、起動用センサとこれと別個のドア近傍の安全性を確保できる安全用センサとの組合せであれば、これに限定されるものではなく、例えば、ドップラー効果を利用しないMWセンサ、PIR(受動型赤外線)センサ、超音波式、電波式のセンサ、画像処理装置などを使用してもよい。
本発明の第1実施形態に係る自動ドアのセンサ装置を用いた自動ドア開閉制御装置を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る自動ドアのセンサ装置を示す側面図である。 (A)は図2のセンサ装置の正面図、(B)は側面図、(C)は底面図である。 図2のセンサ装置の内部構成を示す底面図である。 図2のセンサ装置の外部構成を示す分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る自動ドアのセンサ装置を示す側面図である。 図6の正面図である。
符号の説明
1:起動用センサ
2、2A:安全用センサ
3:ドア
5:支持部材(無目)
14:起動手段
15:安全維持手段
21:起動用センサカバー
22:起動用センサ本体
31:安全用センサカバー
32:安全用センサ本体
25、36、57:取付具
E1:起動用の検知エリア
E2:安全用の検知エリア

Claims (7)

  1. 取付具によって支持部材に支持されて、人体の検知によりドアの開閉を制御するための信号を出力する自動ドアのセンサ装置であって、
    ドアから離れた起動用の検知エリア内の人体を検知するとドア開の起動信号を出力する起動用センサと、ドア近傍における安全用の検知エリア内の人体を検知するとドア開の維持信号を出力する安全用センサとを有し、
    前記起動用センサと安全用センサとが前記取付具の前記支持部材への取付方向に重ねて支持されている自動ドアのセンサ装置。
  2. 請求項1において、
    前記起動用センサが第1の取付具により前記安全用センサに重ねて取り付けられ、前記安全用センサが第2の取付具により前記支持部材に取り付けられている自動ドアのセンサ装置。
  3. 請求項2において、
    前記起動用センサが起動用センサ本体と起動用センサカバーとを備え、前記安全用センサが、前記起動用センサ本体を支持する突出部を有する安全用センサ本体と、前記突出部の外周面に嵌合する内周面をもつ開口部を有する安全用センサカバーとを備え、前記安全用センサカバーの一部に前記起動用センサカバーが前記取付方向に重なっている自動ドアのセンサ装置。
  4. 請求項3において、
    前記安全用センサカバーの一部は、前記開口部の内周面に突設された受台である自動ドアのセンサ装置。
  5. 請求項1において、
    前記起動用センサと前記安全用センサとが重ねられた状態で共通の前記取付具により前記支持部材に取り付けられている自動ドアのセンサ装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項において、
    前記起動用センサはマイクロ波を使用するレーダセンサであり、前記安全用センサは赤外線方式のセンサである、自動ドアのセンサ装置。
  7. 請求項6において、
    前記レーダセンサは、ドップラー効果を利用したマイクロ波センサである、自動ドアのセンサ装置。
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