JP2006224558A - ブランク曲り矯正装置およびそれを用いた矯正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブランクの曲りを矯正することによって、不良品の発生率を低減するとともに、製箱装置の調整時間の短縮による省力化を図ることができるブランク曲り矯正装置およびそれを用いた矯正方法を提供する。
【解決手段】切断および筋付けされたブランクを順次搬送ライン上に供給し、糊付け、折り込み、糊接着を行う折り畳み箱の自動製箱装置において、前記搬送ラインの進行方向の左右2箇所に設置される回転式ストッパー5であって、該左右2箇所のストッパー5が回転を停止し前記ブランクに接触して該ブランクを一時的に停止させることにより、該ブランクの曲りを矯正する回転式ストッパー5を有することを特徴とするブランク曲り矯正装置およびそれを用いた矯正方法。
【選択図】図3

Description

本発明は、紙やプラスチックなどからなる切断および筋付けされたブランクを順次枚葉で搬送ラインへ供給し、糊付け、折り込み、糊接着を行う折り畳み箱の自動製箱装置に関する。
特許第2860541号公報において、箱素材前端の浮上を防止する製箱機の給紙装置が考案されている。この特許によると、補助ゲートを設けることによって、長い形状等によって撓み変形を生じる箱素材についても、正確、確実な給紙ができる。
しかし、このような給紙装置によって箱素材となるブランクを順次搬送ライン上に供給しても、以下のような問題点があった。
箱素材として用いられるブランクは、大きさ、厚み、形がそれぞれ異なっており、何百種類にもなるため、給紙部はフリーサイズ、フリーパターンのブランクがセットできるように設計されており、搬送スピードを変化させる変速装置が設けられている。
一方、ブランクの搬送ラインにおいては、給紙部から供給されたブランクとブランクの間に一定の間隔が必要であり、この間隔は、ブランクの大きさや形状に合わせて決める必要がある。
そこで、給紙部から搬送されるブランクが、次のセクションに搬送される時、給紙部の搬送スピードに比べて次のセクションの搬送スピードを高速にすることによって、ブランク同士の間に適切な間隔を空けており、このスピード差が原因となって、ブランクの進行方向に向って左右の曲りが発生する。
このように、給紙部とそれに続く搬送ラインではブランクの搬送スピードが異なり、しかも、ブランクの大きさや形状によってそれぞれ設定速度が異なるので、ブランクの左右に働く摩擦力が均等にならないため、ブランクの曲りがランダムに発生するという問題点があった。
また、曲ったブランクをそのまま製箱すると不良率が高くなるという問題があった。
特に、製箱機におけるブランクの曲りの70〜80%は、この給紙部から搬送ラインに供給される箇所で起きており、また、製箱機に供給されるブランクの約90%がプレスで打ち抜くダイカットによる変形ブランクであるためこれがブランクの曲りを発生する最大の原因となっていた。
そのため従来は、このような変形ブランクを使用する場合には、製箱機をセットする度に給紙部と給紙部の出口周辺を長い時間をかけて調整していたため、多大な労力と時間が必要であった。
特許第2753600号公報
本発明は、前述のような従来技術の問題点を解決し、ブランクの曲りを矯正することによって、不良品の発生率を低減するとともに、製箱装置の調整時間の短縮による省力化を図ることができるブランク曲り矯正装置およびそれを用いた矯正方法を提供することを課題とする。
本発明は前述の課題を解決するために鋭意検討の結果なされたものであり、その要旨とするところは特許請求の範囲に記載した通りの下記内容である。
(1)切断および筋付けされたブランクを順次搬送ライン上に供給し、糊付け、折り込み、糊接着を行う折り畳み箱の自動製箱装置において、前記搬送ラインの進行方向の左右2箇所に設置される回転式ストッパーであって、該左右2箇所のストッパーが回転を停止し前記ブランクに接触して該ブランクを一時的に停止させることにより、該ブランクの曲りを矯正する回転式ストッパーを有することを特徴とするブランク曲り矯正装置。
(2)(1)に記載のブランク曲り矯正装置を用いたブランク曲り矯正方法であって、前記ブランクの位置を検出するブランク位置検出工程と、前記ブランク位置の検出信号に基づいて前記回転式ストッパーを動作させ停止位置で一時的に停止させる一時停止工程と、前記回転式ストッパーを、前記搬送ラインの搬送速度を超えるスピードで回転させて退避させる退避工程とを有することを特徴とするブランク曲り矯正方法。
本発明によれば、搬送ラインの進行方向の左右2箇所にブランクの曲りを矯正する回転式ストッパーを設けることによりブランクの曲りを矯正して、不良品の発生率を低減するとともに、製箱装置の調整時間の短縮による省力化を図ることができるブランク曲り矯正装置およびそれを用いた矯正方法を提供することができるなど産業上有用な著しい効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態について図1乃至図4を用いて詳細に説明する。
図1および図2は、本発明におけるブランク曲り矯正装置の実施形態を例示する図であり、図1は全体平面図、図2は全体側面図を示す。
図1および図2において、1は搬送コンベアー(下側)、1´は搬送コンベアー(上側)、2は右側横定規板、3は斜コロ、4はサーボモーター、5は回転式ストッパー、5a は回転式ストッパー(右側)、5b は回転式ストッパー(左側)、6は曲ったブランク、6´は曲りを矯正されたブランク、7はセンサー、8は搬送フリーローラー(上側)を示す。
本実施形態における製箱装置は、図1および図2の右側から矢印の方向に、箱素材となるブランクが供給され、プラスチック等の軽量の搬送フリーローラー(上側)8によって押さえられながら、上下に設けられた搬送コンベアー1、1´によって左側に搬送されて、折ぐせ、糊付け、折込み、圧着コンベヤーでの糊接着などの各工程が行われ、折り畳み箱を製造することができる。
これらの折り畳み箱の製造工程はごく一般的なものであるが、本発明においては、ブランクを搬送ライン上に供給し、少なくとも、糊付け、折り込み、糊接着の各工程を持つ折り畳み箱の自動製箱装置であれば、これらの工程順序や、工程数、各工程内容の詳細は問わない。
ブランクの形が正方形や長方形の場合には、搬送コンベアー1(下側)による摩擦力が左右均等に働くため曲りが生じにくいため、斜コロ3によってブランクを進行方向の右側に移動させて、右側横定規板2に押し付けることによって曲りを矯正することができる。
しかし、図1に示すような巾広の変形ブランク6の場合には、搬送コンベアー1(下側)による摩擦力がブランクの左右で大きく異なっているため、斜コロ3によってブランクを右側に移動させても右側横定規板2に接触する部分が少ないため曲りの修正は不完全となる。
そこで本発明のブランク曲り矯正装置は、搬送ラインの進行方向の左右2箇所に設置される回転式ストッパーであって、該左右2箇所のストッパー5a,5bが回転を停止し前記ブランク6に接触して該ブランク6を一時的に停止させることにより、該ブランク6の曲りを矯正する回転式ストッパー5を有することを特徴とする。
センサー7がブランク6を検知すると、その検知信号がブランクの進行方向の左右2箇所に設置されている回転式ストッパー5a,5bに送信されて動作を開始し、回転式ストッパーが垂直より少し手前で一時的に停止し、停止中にブランク6の左右の先端部が、それぞれ回転式ストッパー5a,5bに接触することによって6´に示すようにブランクの曲りを矯正することができる。
なお、回転式ストッパー5の駆動方法は問わないが、図1に示すように、回転式ストッパー5の回転軸にサーボモーター4を連結して駆動することによって、回転の速度制御を正確に行うことができ、同様に、搬送コンベアー1、1´の駆動にもサーボモーターを用いることが好ましく、ブランク6の先端部が回転式ストッパー5a,5bに接触する前に減速してもよい。
また、本発明においては、センサー7の方式は問わないが、検出精度および汎用性の観点から、光学式の光センサーを用いることが好ましく、このセンサー7と回転式ストッパー5とを離れた場所に設置する場合には、パルス信号を発生させ、センサー7と回転式ストッパー5との距離に応じたパルス信号をカウントすることによって、ブランクが回転式ストッパー5に近づいた段階で動作を開始させることが好ましい。
図3および図4は、本発明のブランク曲り矯正装置の詳細を例示する図であり、図3は、本発明のブランク曲り矯正装置に用いる回転式ストッパーの側面図を示し、図4はその動作を示す図である。
図4の横軸はブランクの進む距離(mm)、縦軸は回転式ストッパーの回転角(°)を示しており、図4におけるA〜Gは、図3のストッパーの位置A〜Gに対応している。
前述のように、ブランク6がセンサーに検知されると、回転式ストッパー5は、図3および図4に示す原点Aから回転動作を開始し、Bまでは増速し、B〜Cまでは減速してCの位置で一時的に停止する。
回転式ストッパー5がCの位置で停止している間に、曲りのあるブランク6の先端が左右2箇所に設置された回転式ストッパー5a,5bに接触することによって、ブランク6の左右の先端位置が揃えられるので曲りを矯正することができる。
なお、ブランク6の曲りが大きい場合には、Cの位置での停止時間を長く設定することによって、矯正できる曲りの程度を調節することができる。
ブランク6の曲りが矯正された後は、回転式ストッパー5を再度回転させて矯正されたブランク6´から退避させてばよく、例えば、C〜Dは増速、D〜Eは等速、E〜Fは増速、F〜Gは減速させて、Gの状態で次のブランク6をセンサー7が検知するまで待機させて、以後はまたA〜Gの動作を繰り返せばよい。
図5は、本発明のブランク曲り矯正方法のフローを例示する図である。
まず、前述のセンサー7がブランク6の位置を検出する(S-1)。
次に、ブランク6の位置検出信号に基づいて回転式ストッパー5を動作させ、前述の停止位置Cで一時的に停止する(S-2)。
そして、ブランク6の曲りが矯正された後に、回転式ストッパー5を搬送ラインの搬送速度を超えるスピードで回転させて退避させる(S-3)。
以上の工程を繰り返すことによって、ブランクの曲りを矯正して、不良品の発生率を低減するとともに、製箱装置の調整時間の短縮による省力化を図ることができる。
本発明におけるブランク曲り矯正装置の実施形態を例示する全体平面図である。 本発明におけるブランク曲り矯正装置の実施形態を例示する全体側面図である。 本発明のブランク曲り矯正装置に用いる回転式ストッパーの側面図である。 本発明のブランク曲り矯正装置に用いる回転式ストッパーの動作を説明する図である。 本発明のブランク曲り矯正方法のフローを例示する図である。
符号の説明
1 搬送コンベアー(下側)
1´搬送コンベアー(上側)
2 右側横定規板
3 斜コロ
4 サーボモーター
5 回転式ストッパー
5a 回転式ストッパー(右側)
5b 回転式ストッパー(左側)
6 曲ったブランク
6´曲りを矯正されたブランク
7 センサー
8 搬送フリーローラー(上側)

Claims (2)

  1. 切断および筋付けされたブランクを順次搬送ライン上に供給し、糊付け、折り込み、糊接着を行う折り畳み箱の自動製箱装置において、
    前記搬送ラインの進行方向の左右2箇所に設置される回転式ストッパーであって、該左右2箇所のストッパーが回転を停止し前記ブランクに接触して該ブランクを一時的に停止させることにより、該ブランクの曲りを矯正する回転式ストッパーを有することを特徴とするブランク曲り矯正装置。
  2. 請求項1に記載のブランク曲り矯正装置を用いたブランク曲り矯正方法であって、
    前記ブランクの位置を検出するブランク位置検出工程と、
    前記ブランク位置の検出信号に基づいて前記回転式ストッパーを動作させ停止位置で一時的に停止させる一時停止工程と、
    前記回転式ストッパーを、前記搬送ラインの搬送速度を超えるスピードで回転させて退避させる退避工程とを有することを特徴とするブランク曲り矯正方法。
JP2005043289A 2005-02-21 2005-02-21 ブランク曲り矯正装置およびそれを用いた矯正方法 Withdrawn JP2006224558A (ja)

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