JP2006223140A - 栄養補助食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 購入者が手軽に服用しやすく、しかも、人体への生理活性効果を飛躍的に高めて、少量でも効果的な効力を発揮できる栄養補助食品を提供することにある。
【解決手段】 ノニ(モリンダ・シトリフォリア)果実の抽出エキスと、天然人参と、サンザシの抽出エキスと、竹塩との混合物からなるものであり、望ましくは前記混合物の配合比率を、前記ノニ果実の抽出エキスを重量比63〜75%、天然人参の抽出エキスを重量比0.001〜36%、サンザシを重量比0.001〜36%、竹塩を重量比0.001〜36%の範囲内でそれぞれ含有するものである。
【選択図】 なし

Description

本発明は、高い鎮痛効果及び免疫力向上効果を奏するノニ(モリンダ・シトリフォリア)果実を主原料とした栄養補助食品に関するものである。
ノニは学名「モリンダ・シトリフォリア(Morinda Citifolia)」とも呼ばれ、アカネ科のモリンダ属の果樹であり、主にポリネシア、インド、東南アジア、オーストラリアなどの熱帯および亜熱帯地方に分布している。また、その樹木は非常に生命力が強く、年中花を咲かせて実を熟させることから、現地では古くから親しみをもって重用されている。そしてノニの実を搾汁して得た果汁は、リューマチに代表される痛みを伴う疾病や、あるいは三大成人病と呼ばれるガン、脳卒中、糖尿病の各重大疾病の予防、治癒効果があることが知られている。しかしながら日本国では、医薬品の認可を得るには、1薬品1症状の決まりがあることにより、ノニのように様々な薬効(鎮痛、抗ガン、向精神安定等、)を呈する各種向上効果については、1症状の改善に特定できないため、現状は医薬部外品扱いとなっている。
特開2002−209553号公報(1頁目、図5)
上記のように、ノニは優れた予防・治癒作用を呈することで知られるが、その果汁には強い悪臭と苦みを有することから、原液で飲用することは多くの人にとって困難であった。このことからドリンクの形態で販売されることが多かったが、この場合にはノニの有効成分が大幅に薄められることで、人体に効力を及ぼすには長期間飲み続けなければならず、提供形態を選ぶことなくノニ果実の効力を飛躍的に高める効果的な手法が求められている。
本発明は上記課題を鑑みて発明されたものであり、購入者が手軽に服用しやすく、しかも、人体への生理活性効果を飛躍的に高めて、少量でも効果的な効力を発揮できる栄養補助食品を提供することにある。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ノニ(モリンダ・シトリフォリア)果実の抽出エキスと、天然人参と、サンザシの抽出エキスと、竹塩との混合物からなり、また請求項2のように、混合物に対する各成分の配合割合について、前記混合物は、ノニ(モリンダ・シトリフォリア)果実の抽出エキスを重量比63〜75%、天然人参の抽出エキスを重量比0.001〜36%、サンザシを重量比0.001〜36%、竹塩を重量比0.001〜36%の範囲内でそれぞれ含有していることで、ノニ果実からの抽出エキス中に含まれるプロキセロニン、サンザシの抽出エキス中に含まれるフラボン配糖体、天然人参中に含まれるダマラン系サポニン、竹塩中に多く含まれる亜鉛の各々は成分相性が非常に良好であり、さらに請求項2の配合割合とすることで、各有効成分が最も相乗的に体内におけるホルモン分泌機能部や免疫生成機能部に働きかけるものと推測される。
栄養補助食品の製品提供形態としては例えば錠剤、顆粒剤、カプセルへの封入物、ドリンク剤等が挙げられ、製品の購入者が摂取しやすい状態で提供される。またノニ果実からの抽出エキスの採取法としては、栄養補助食品製造における一般的な抽出方法である様々な方法が選択されるが、具体的には該ノニ果実をスライスし、このスライス片を煮詰めて繊維とエキス分に分離・乾燥した後に得る方法などが挙げられる。また天然人参とは例えば、ヒマラヤ人参や高麗人参などが挙げられ、望ましくはサポニンの含有量が多いものが選定される。また有効成分の割合については、例えば本栄養補助食品を錠剤として提供する場合であれば、該錠剤の成形手段として用いられる結晶セルロース等の非有効成分の割合が、重量比で全体の31%以下となることが望ましが、顆粒剤やドリンク剤として提供するのであれば、造粒時の強度をさほど要しないために、有効成分を限りなく100%に近い状態とすることが望ましい。
本発明により生成された栄養補助食品は、ノニのもつ強い生命力を天然人参やサンザシ、竹塩の有する効力によって相乗的に高めながら人体の活力へと変換するので、これにより使用者に対して、鎮痛効果や免疫力向上効果、向精神作用といった様々な体質改善効果を付与できる。
ここでまず、本栄養補助食品に含有するノニ、天然人参、サンザシ、竹塩の各々について説明する。
ノニは、アカネ科のモリンダ属の果実で、学名を「モリンダ・シトリフォリア(Morinda Citifolia)」といい、主として東南アジア、インドなどの熱帯・亜熱帯地域に生息している。そしてノニ果実は例えば、1年中花を咲かせるような強い生命力を有していることが知られており、成分分析の専門家が調査した結果、人間の生理活性に対して非常に強い作用を及ぼすプロキセロニンをパイナップルの約40倍含んでいることが発見され、近年では栄養補助食品への適用が盛んに行われている。
次に天然人参であるが、本実施形態では特にヒマラヤ人参を使用しており、このヒマラヤ人参は、世界最高峰のヒマラヤ山脈における標高2500〜3400mまでの高地にのみ自生するものであり、一般に種を宿すまでには約50〜70年もかかると言われる希少な植物である。そしてこの標高で採取された人参は、主としてガン予防などに効果的な免疫力を有するダマラン系サポニンの含有量が郡を抜いて豊富であり、採取可能な周辺地域では、その生育を大切に見守られて採取量も制限されていた。
次にサンザシはバラ科に属する落葉性の低木で、高さが1.5メートル位になり、その葉は互生し、楔形または広倒卵形である。またサンザシの葉には、フラボン配糖体が豊富に含まれており、このフラボン配糖体は、抗出血性ビタミンPの作用を持っている。そして抗出血性ビタミンPには毛細血管を強くする作用を持ち合わせており、この作用による血管の弾力性の向上に伴って、脳出血や痴呆症の予防に効果を発揮すると言われている。
次に竹塩は、その一般的な製法として、天日塩を生育期間3〜5年の竹筒に収め、この竹筒を高温で8回焼き、9回目に松脂を付加して焼くことで得られるものである。そして該竹塩には、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、マンガン、シリコン、硫黄、亜鉛などの鉱物ミネラルが多量に含まれおり、その中でも特に亜鉛の含有量が顕著なものとなる。
次に本発明の栄養補助食品について、その製造方法を説明する。
尚、ここでは一例として、栄養補助食品の提供形態として錠剤を製造する際の方法について説明するものである。
まず本栄養補助食品の製造工程の手順を以下に示す。
(1) ノニ果実を数枚にスライスし、これを低温乾燥して果実から水分をとばし、果実繊維と抽出エキスとを得るステップ。
(2) 前記(1)のステップで得られた黒色を呈するエキスを抽出し、更にエキスをろ過して残渣と結晶化した抽出エキスとに分けるステップ。
(3) (2)のステップで得られた結晶化した抽出エキスに竹塩粉末を添加・混合するステップ。
(4) 前記(3)のステップで得られた混合物に、細粉化したヒマラヤ人参粉末を添加・混合するステップ。
(5) 前記(4)のステップで得られた混合物に、細粉化したサンザシ粉末を添加・混合するステップ。
(6) 前記(1)から(5)のステップで得られた混合物を造粒、一次乾燥、整粒、打錠、二次乾燥、コーティングの各工程を経て錠剤を生成するステップ。
以上、(1)〜(6)の各ステップを経るものである。
次に前述した(1)〜(6)の各ステップについて、更に詳細な説明を行う。
まず上記(1)と(2)のステップにおいて、ノニ果実の有効成分を含んだエキスを抽出する段階では、まずスライス状のノニ果実を約60℃で約2時間程度低温乾燥を行った後、120℃の高温と高圧を約1秒未満瞬間的に加えることで加水分解されるので、これをノニの有効成分であるプロキセロニンが体内で素早く吸収されるように下準備を施し、これを高温抽出する。
次に(3)〜(5)のステップについて、本実施形態では錠剤1錠につきノニからの抽出エキスを重量比63%、竹塩を重量比5%、ヒマラヤ人参を2%、サンザシを5%の配合重量比率となるようにタンク内へ各々投入し、このタンク内で攪拌して各有効成分の混合物を生成する。
次に上記(6)のステップにおいて、前記(1)〜(5)のステップを経て得られた混合物を粉砕器に投入し、ここで得られる各粉砕物の個々が5mmパス以下となるまで粉砕する。
次に上記(6)のステップにおいて、前記(1)〜(5)のステップで得られた混合物の粉砕物に結晶セルロースを加え錠剤となるように整粒する。また有効成分に対して結晶セルロースの配合量を、生成される錠剤全量の少なくとも25%以上とし、さらに、該有効成分を少なくとも前記錠剤全体の69%以上含有するように配合割合の調整を行う。また本栄養補助食品を顆粒剤として提供する場合には、錠剤に比べて粒径が小さいことから、その有効成分の配合比率を全重量比において95%前後配合することが望ましい。またドリンク剤では有効成分のみを水に溶かし込んでもよい。
<考察>
a)鎮痛効果
前述した(1)〜(6)の各ステップを経て得られた錠剤を服用した際、ノニ果実のプロキセロニン、ヒマラヤ人参中のダマラン系サポニン、サンザシ中のフラボン配糖体、竹塩中の亜鉛の各有効成分が相乗的に脳下垂体に対して刺激を与えることが報告された。さらに該脳下垂体が松果体に働きかけ、これによりエンドロフィン・エンケファリンを大量に分泌させて、軟骨などの硬化を和らげるように機能する。従って天然物であるにも関わらず、その使用量に細心の注意が必要なモルヒネの約75%近い鎮痛効果を発揮することで、例えばリューマチなどの治癒に効果的であると推測される。

b)免疫力向上効果
また本錠剤中の各有効成分は、胸腺(心臓の前上方に位置する免疫生成器官)に直接刺激を与えることが報告された。これにより、ペプチド性のホルモンであるサイモシンやサイモピイエチンなどの分泌を促すことでT細胞の分化を促進し、さらにT細胞の分化が進めば、該T細胞が使用者の全身に効率的にめぐるようになってマクロファージの機能を刺激する。そして前記マクロファージは、体内に入り込んだ異物や細菌を取り込んで滅するものと言われており、このことから免疫機能の活性化が飛躍的に促進され、ガンなどの予防に顕著な効果を発揮するものと推測される。さらに服用者からは服用以前よりも気分が高揚したとの報告もあり、このことから向精神作用があることも推測される。

Claims (2)

  1. ノニ(モリンダ・シトリフォリア)果実の抽出エキスと、天然人参と、サンザシの抽出エキスと、竹塩との混合物からなる栄養補助食品。
  2. 前記混合物は、ノニ(モリンダ・シトリフォリア)果実の抽出エキスを重量比63〜75%、天然人参の抽出エキスを重量比0.001〜36%、サンザシを重量比0.001〜36%、竹塩を重量比0.001〜36%の範囲内でそれぞれ含有していることを特徴とする請求項1記載の栄養補助食品。
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