JP2006222831A - 無線通信を用いた会議システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 会議システムにおいて、会議主催者が行う作業を効率よくするとともに、会議システムに関係のない無線通信機器を会議システムに参加させないことを目的とする。
【解決手段】 無線通信機器と該無線通信機器と無線通信を行う無線通信アクセスポイントと、該無線通信アクセスポイントと接続し通信を行うパーソナルコンピュータと該パーソナルコンピュータの情報を表示する表示装置からなる会議システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信を用いて情報処理装置の相互接続を行うシステムに関し、特に、会議室などの特定の場所に設置した無線通信用アクセスポイントと情報処理装置の間で通信するシステムにおいて、前記情報処理装置を特定の前記無線通信用アクセスポイントに簡単に接続することと安全な通信を行うことを目的とした無線通信を用いた会議システムに関する。
従来、会議システムに用いる無線通信方式として、IEEE802.11の標準規格に基づく無線LANを用いた無線通信方法があり、その無線LANのアクセスポイント(以下、AP)とインフラストラクチャーモードで無線通信を行う無線LAN端末が、特定のAPに接続して無線通信を行うためには、その無線LAN端末の初期設定において、その特定のAPに設定されている識別符号(ESS-ID:Extended Service Set Identify)を設定して接続を行っていた。また、APと接続する際に無線LAN端末、APの相互でお互いを認証し合う方法があり、その認証方法を用いて接続するには、事前に無線LAN端末や無線LAN端末の所有者の個人情報を認証サーバに登録しておかなければならない。また、無線LAN端末内には、認証サーバが正規のサーバであるかどうかを判断するための情報も事前に持たなければならない。
又、従来例としては、例えば特許文献1をあげることが出来る。
特開2003−204338号公報
上記従来の技術で記した通り、現状では、無線LAN端末がインフラストラクチャーモードにおいて特定のAPと接続したい場合、セキュリティのための認証を行わないのであれば、AP、無線LAN端末の双方で同じESS-IDをそれぞれ設定するだけで接続は確立する。また、セキュリティを考慮した認証を行う場合でも、事前に相互の個別情報をやり取りしておけばよかった。しかし、本明細書で述べるシステムでは、APを用いて無線通信を行う会議システムに参加するための参加者が事前に認証サーバに無線LAN端末や自分の個人情報を登録している人、していない人の双方とも参加可能な会議システムを前提としているので、事前に認証に用いる情報のやり取りを行わずに会議参加者の持つ無線LAN端末を会議システムで使用するAPへの接続を許可・不許可しなければならない。本会議システムでは、APに接続要求をした無線LAN端末が、APに事前に接続され、それら無線LAN端末の接続可否の制御を行う制御装置に対して端末情報や端末所有者情報を送信し、その制御装置に送信された各無線LAN端末の情報を元に会議主催者が先述の制御装置を操作してAPへの接続可否を行う。接続可否判断としては、無線LAN端末のネットワーク部に割り当てられているMACアドレス、無線LAN端末の所有者の氏名、会社名や部署名などのその個人が所属するグループ名、その所有者のEメールアドレス等などがあり、その情報を本会議システムに用いる表示装置に表示し、その表示情報を元に会議主催者が会議に参加可能な人のみを選択する。そして、会議主催者に選択された人が持つ無線LAN端末のみにAPから接続許可応答が送信され、それ以外の無線LAN端末には接続不許可応答が送信される。本発明の課題は、前述したように、APに接続できる無線LAN端末の許可を会議主催者が手動で行うため、会議参加者が持つ無線LAN端末の数が多い場合、その無線LAN端末から送信されてくる接続要求、その無線LAN端末及び所有者の情報も多くなり、その結果、表示画面を見て接続許可、不許可の選択をするのが非常に煩雑な作業になり、会議に参加可能な人の無線LAN端末を接続不許可にしたり、逆に接続不許可の無線LAN端末を接続許可にしたりする人為的ミスを犯す可能性が増す。また、不正を行い、MACアドレスや個人情報を騙り、他人に成りすまして接続を行う場合も考えられる。
上記課題を解決するために、本発明は、会議システムに使用するAPに会議参加者の所持する無線LAN端末を接続させるかどうかを会議主催者が判断する際、無線LAN端末がAPに対して送信する、無線LAN端末におけるAPの発信するビーコン等のデータを受信したときの電波強度やリンク品質などの受信状態情報によって表示装置に表示する各無線LAN端末の無線LAN端末情報、無線LAN端末の所有者情報を会議主催者が見て判りやすいように加工して表示する。若しくは、前記受信状態情報によっては、表示装置に表示して会議主催者の判断を仰ぐ以前にAPにて自動的に無線LAN端末の接続を不許可にする。
以上説明したように、本発明によれば、APが発信した電波の強度、リンク品質などの電波情報を無線LAN端末で測定し、その測定したデータを、電波を発信したAPに返信することにより、APまたはそのAPに接続されたPCにおいてAPに接続可能な無線LAN端末を簡単に選択でき、且つ、安全な無線接続が行える会議システムが実現できる。
(実施例1)
図1は、本発明を最もよく表す図で、本発明で説明する会議システムを会社内の会議室に設置した概略図である。101の四角は会議室を表す。102は、本発明の説明で用いる会議システムに用いるアクセスポイント(以下、AP)、103は、APに接続したパーソナルコンピュータ(PC)、104は、PC103の表示装置である。105、106、107、108、109、110、111は、AP102と無線接続を行う無線LAN端末(以下、STA)である。STA105がAP102に一番距離的に近く、次いで、STA106、107と、番号が大きくなる順にAP102から遠くに位置するものとする。また、STA110、111は、会議室101の外に位置しているものとする。また、本実施例では、IEEEの標準規格である802.11bを元に説明を行う。また、本会議システムでは、会議に出席する者がSTAを持参し、会議室にあるAPに無線接続して会議に必要なデータの通信をAP経由で他のSTAに送信したり、APに接続しているPCに送信したりする。
図2は、図1で示したSTA、AP、PCのそれぞれが通信を行う場合の通信階層モデルを表した図である。STA及びPCは、それぞれ予め本実施例で説明する動作を行うために必要なアプリケーションソフトウェアがインストールしてあり、そのアプリケーションソフトウェアが動作するのが図のアプリケーション層である。また、APは、図にあるトランスポート層で動作するIPアドレスベースの通信を行い、STAとPC間で送受信されるデータの仲立ちを行う。
図3は、STA、AP、PC及び会議主催者の動作を表した動作シーケンスで、STAが会議主催者の許可を得てAPに接続するまでの動作を表している。本シーケンスを説明すると、ステップS301でSTAは、APが発信しているビーコン情報を受信する。ビーコン情報には、STAがAPに接続するために必要なESS-ID情報が含まれている。ステップS302では、STAは、S301で獲得したESS-IDを設定して、そのESS-IDを設定しているAPに接続するためにプローブ要求を送信する。ステップS303では、APは、S302に対する応答として、プローブ要求を送信してきたSTAに対してプローブ応答を送信し、接続要求を受け付ける。ステップS304では、STAは、自身の認証をAPに対して要求する。ステップS305では、APは、S304に対する応答として、認証要求を送信してきたSTAに対して認証応答を送信し、認証要求に対して認証が成功したことを伝える。(この認証方法はオープン認証と呼ばれ、認証要求に来た端末全てに対して認証を受け入れる方法である。)ステップS306では、STAは、S305で認証許可を受けたAPに対してアソシエート要求を送信する。ステップS307では、APは、S306にてアソシエート要求を送信してきたSTAに対する応答として、アソシエート応答を送信し、その結果、ステップS308では、APとSTAとの間でIPセッション(IPアドレスを用いたTCP/IP通信)が確立される。この時点でSTAは、図2で示したアプリケーション層で動作するアプリケーションソフトウェアの実行により、AP経由で、APと接続しているPCとTCP/IP通信を行う。ステップS309では、STAは、S301同様、現在接続しているAPが発信しているビーコンを受信し、そのビーコンの電波強度、リンク品質などの情報を得る。ここで述べる電波強度やリンク品質は、APとSTAとの距離により異なり、当然、APから遠い位置にあるSTAやAPが発信する電波を遮蔽する障害物がSTAに到達するまでにある場合は、STAで測定するAPのビーコンの電波強度、リンク品質というものは低下する。(STA110、111は、会議室の外に位置するので、他の会議室内にあるSTAよりも距離的に遠いのは勿論のこと、会議室の壁が遮蔽物となり、会議室内のSTAよりもAPの発信する電波の受信感度は低下する。)ステップS310では、無線LAN端末は、APに対して、S309で得たビーコンの電波状況を送信する。ステップS311では、APは、S310にてSTAから受信した情報をPCに対して送信する。PCは、STAから送られてきた情報をPC内の書き換え可能なメモリ(RAM;Random Access Memory)に格納する。また、PC内の書き換え可能な不揮発性メモリ(フラッシュメモリ、HDDなど)には、予め会議室内のAPが発信する電波強度やリンク品質の閾値(例えば、会議室内で一番APから遠い場所にてAPが発信する電波の電波強度やリンク品質を測定した値。もしくは、会議室内でAPが発信する電波の電波強度やリンク品質が低い場所での値。)をPCの入力装置を用いて入力し、その入力値を記憶しておく。S311でSTAの情報を受けたPCは、APから受信した複数のSTAから送られた情報を元に、図4に示すような形式で表示装置104に表示する。ここで、PC上では、図2に示したアプリケーション層の上で動作しているアプリケーションソフトウェアが動作し、APとの通信及び表示装置104への表示を行っている。尚、図4についての説明は後述する。ステップS312では、会議主催者は、表示装置104に表示されたデータを元に会議に出席しても良い者をPCの入力装置を使用して選択する。ステップS313では、PCは、S312で会議主催者が選択した結果に基づき、APに接続することが許可・不許可されたSTA情報をAPに送信する。ステップS314では、APは、S313でPCから受信した結果に基づき、APに接続されている各STAに、接続可否の情報を送信する。S314でAPから接続可否情報を受信したSTAは、ステップS315では、その可否情報を元にアプリケーションソフトウェアによってAPから送信された情報を解析し、APへの接続がOKならS316に進み、接続がNGならS318に進む。ステップS316では、STAは、APとの間でIPsec(インターネットの標準化組織により標準化された暗号通信のための標準プロトコル)を用いた暗号化通信を行うために、共通鍵を生成するための情報をお互いにやり取りし、STA、APのそれぞれで共通鍵を生成する。ステップS317では、STAとAP間の無線通信において、S316で生成した共通鍵を使用したIPsecを用いたTCP/IP通信が確立し、STAとAP間で暗号化された無線通信を行った会議システムの構築ができる。ステップS318では、STAは、アプリケーションソフトウェアによって、APとの間で張られているIPセッションを切断してAPとの無線通信を終了する。
このように、本会議システムでは、会議主催者がAPへの接続を許可したSTAのみがAPとの暗号化された無線通信を行うことができる。
図4は、図3の動作シーケンスの中で述べたように、図1のAP102に接続されたPC103の表示装置104に表示された画面を表したものである。図1に示す、STA105、106、107、108、109、110、111のそれぞれからAP経由でPCに送られてきたSTAの所有者情報及びSTAがAPのビーコン情報を受信した際の電波強度、リンク品質などが表示されており、図4では、電波強度が強く、リンク品質が良い順に表示装置の上から順に並べられて表されている。これは、PCがAPから受け取った各STAで測定したAPが発信したビーコンの電波強度及びリンク品質の値を元にしている。先述した通り、会議室の外にあるSTAで受信したAPが発信する電波強度、リンク品質は、会議室内のSTAで測定したそれらよりも低い値となる。図では、電波強度、リンク品質が50%以下のSTAを他のSTAと区別して表示装置の下の方に表示するとともに、表示色などを変えて一目でAPからの距離が遠いことを表現している。これは、図3の説明でもしたように、PCでは、RAMに格納した情報と不揮発性メモリに記憶してある情報とを比較し、RAMに格納した電波の強度やリンク品質が不揮発性メモリに記憶している値よりも低い場合に会議主催者がそのSTAの存在がわかりやすい形で表示することになる。(ここで、電波強度、リンク品質は、0%から100%表示で表している。)さらに、STAで測定するAPの電波強度、リンク品質と比較するための閾値で、予めPC内の不揮発性メモリに記憶している値を2つのレベルで記憶しておき、レベルの高い方の閾値より電波強度、リンク品質が低く、且つ、レベルの低い方の閾値よりも電波強度、リンク品質が高い場合には、表示装置に他のレベルの高い方の閾値よりも電波強度、リンク品質が高いSTAと区別して表示し、レベルの低い方の閾値よりも低い電波強度、リンク品質の値をAPに返してきたSTAは、表示装置に表示する前に、自動でAPとの接続を切り、会議主催者の手間を省くことも可能である。
以上説明したように、STAでAPが発信する電波状況を測定し、その情報をAPに送信することにより、会議主催者は、会議に出席する者を選択することが非常に簡便となるとともに、APとの間で安全な無線通信が行える。
(実施例2)
図1は、本発明を最もよく表す図で、本発明で説明する会議システムを会社内の会議室に設置した概略図である。101の四角は会議室を表す。102は、本発明の説明で用いる会議システムに用いるアクセスポイント(以下、AP)、103は、APに接続したパーソナルコンピュータ(PC)、104は、PC103の表示装置である。105、106、107、108、109、110、111は、AP102と無線接続を行う無線LAN端末(以下、STA)である。STA105がAP102に一番距離的に近く、次いで、STA106、107と、番号が大きくなる順にAP102から遠くに位置するものとする。また、STA110、111は、会議室101の外に位置しているものとする。また、本実施例では、IEEEの標準規格である802.11bを元に説明を行う。また、本会議システムでは、会議に出席する者がSTAを持参し、会議室にあるAPに無線接続して会議に必要なデータの通信をAP経由で他のSTAに送信したり、APに接続しているPCに送信したりする。
図2は、図1で示したSTA、AP、PCのそれぞれが通信を行う場合の通信階層モデルを表した図である。STA及びPCは、それぞれ予め本実施例で説明する動作を行うために必要なアプリケーションソフトウェアがインストールしてあり、そのアプリケーションソフトウェアが動作するのが図のアプリケーション層である。また、APは、図にあるトランスポート層で動作するIPアドレスベースの通信を行い、STAとPC間で送受信されるデータの仲立ちを行う。
図5は、STA、AP、及びPCの動作を表した動作シーケンスで、STAが、PCが発信する許可を得てAPに接続するまでの動作を表している。本シーケンスを説明すると、ステップS501でSTAは、APが発信しているビーコン情報を受信する。ビーコン情報には、STAがAPに接続するために必要なESS-ID情報が含まれている。ステップS502では、STAは、S501で獲得したESS-IDを設定して、そのESS-IDを設定しているAPに接続するためにプローブ要求を送信する。ステップS503では、APは、S502に対する応答として、プローブ要求を送信してきたSTAに対してプローブ応答を送信し、接続要求を受け付ける。ステップS504では、STAは、自身の認証をAPに対して要求する。ステップS505では、APは、S504に対する応答として、認証要求を送信してきたSTAに対して認証応答を送信し、認証要求に対して認証が成功したことを伝える。(この認証方法はオープン認証と呼ばれ、認証要求に来た端末全てに対して認証を受け入れる方法である。)ステップS506では、STAは、S505で認証許可を受けたAPに対してアソシエート要求を送信する。ステップS507では、APは、S506にてアソシエート要求を送信してきたSTAに対する応答として、アソシエート応答を送信し、その結果、ステップS508では、APとSTAとの間でIPセッション(IPアドレスを用いたTCP/IP通信)が確立される。この時点でSTAは、図2で示したアプリケーション層で動作するアプリケーションソフトウェアの実行により、AP経由で、APと接続しているPCとTCP/IP通信を行う。ステップS509では、STAは、S501同様、現在接続しているAPが発信しているビーコンを受信し、そのビーコンの電波強度、リンク品質などの情報を得る。ステップS510では、STAは、APに対して、S509で得たビーコンの電波状況を送信する。ここで述べる電波強度やリンク品質は、APとSTAとの距離により異なり、当然、APから遠い位置にあるSTAやAPが発信する電波を遮蔽する障害物がSTAに到達するまでにある場合は、STAで測定するAPのビーコンの電波強度、リンク品質というものは低下する。(STA110、111は、会議室の外に位置するので、他の会議室内にあるSTAよりも距離的に遠いのは勿論のこと、会議室の壁が遮蔽物となり、会議室内のSTAよりもAPの発信する電波の受信感度は低下する。)ステップS511では、APは、S510にてSTAから受信した情報をPCに対して送信する。PCは、STAから送られてきた情報をPC内の書き換え可能なメモリ(RAM;Random Access Memory)に格納する。また、PC内の書き換え可能な不揮発性メモリ(フラッシュメモリ、HDDなど)には、予め会議室内のAPが発信する電波強度やリンク品質の閾値(例えば、会議室内で一番APから遠い場所にてAPが発信する電波の電波強度やリンク品質を測定した値。もしくは、会議室内でAPが発信する電波の電波強度やリンク品質が低い場所での値。)をPCの入力装置を用いて入力し、その入力値を記憶しておく。ステップS512では、PCは、APから受信した複数のSTAの情報と、予め不揮発性メモリ内に記憶しておいた電波の強度やリンク品質の閾値とを比較する。ステップS513では、PCは、S512の比較結果に基づき、APに接続することが許可・不許可されたSTA情報をAPに送信する。ステップS514では、APは、S513でPCから受信した結果に基づき、APに接続されているSTAのそれぞれに、接続可否の情報を送信する。S514でAPから接続可否情報を受信したSTAは、ステップS515では、その可否情報を元にアプリケーションソフトウェアによってAPから送信された情報を解析し、APへの接続がOKならS516に進み、接続がNGならS518に進む。ステップS516では、STAは、APとの間でIPsec(インターネットの標準化組織により標準化された暗号通信のための標準プロトコル)を用いた暗号化通信を行うために、共通鍵を生成するための情報をお互いにやり取りし、STA、APのそれぞれで共通鍵を生成する。ステップS517では、STAとAP間の無線通信において、S516で生成した共通鍵を使用したIPsecを用いたTCP/IP通信が確立し、STAとAP間で暗号化された無線通信を行った会議システムの構築ができる。ステップS518では、STAは、アプリケーションソフトウェアによって、APとの間で張られているIPセッションを切断してAPとの無線通信を終了する。
このように、本会議システムでは、PCで予め決められた閾値をPCで判断し、PCで許可したSTAのみがAPとの暗号化された無線通信を行うことができる。尚、上記説明では、PC内の不揮発性メモリ内に予め記憶された電波の強度やリンク品質の閾値よりも低い値を送信してきたSTAは、APへの接続を不許可にしたが、接続不許可の代わりに、制限を設けた接続許可、例えば、APとAPに接続しているPCとの接続のみ、またはAPとAPに接続しているPCからデータの受信のみ可能、を行うとしてもよい。さらに、PC内に予め記憶する閾値のレベルを複数用意して、全ての閾値よりも高いレベルの電波強度、リンク品質を返してきたSTAは、接続、高いレベルの閾値以下、且つ、低いレベルの閾値以上の場合は、制限付き接続許可、低いレベルの閾値以下の場合は、切断、というようなことも可能である。
以上説明したように、STAでAPが発信する電波状況を測定し、その情報をAPに送信することにより、APとの間で安全な無線通信が行える。
(実施例3)
図6は、本発明を最もよく表す図で、本発明で説明する会議システムを会社内の会議室に設置した概略図である。601の四角は会議室を表す。602は、本発明の説明で用いる会議システムに用いるアクセスポイント(以下、AP)、603は、AP602から送られてくるデータを表示するための表示装置である。604、605、606、607、608、609、610は、AP602と無線接続を行う無線LAN端末(以下、STA)である。STA604がAP602に一番距離的に近く、次いで、STA605、606と、番号が大きくなる順にAP602から遠くに位置するものとする。また、STA609、610は、会議室601の外に位置しているものとする。また、本実施例では、IEEEの標準規格である802.11bを元に説明を行う。また、本会議システムでは、会議に出席する者がSTAを持参し、会議室にあるAPに無線接続して会議に必要なデータの通信をAP経由で他のSTAに送信したり、APに接続しているPCに送信したりする。
図7は、図6で示したSTA、APがお互いに通信を行う場合の通信階層モデルを表した図である。STA及びAPは、それぞれ予め本実施例で説明する動作を行うために必要なアプリケーションソフトウェアがインストールしてあり、そのアプリケーションソフトウェアが動作するのが図のアプリケーション層である。
図8は、STA、AP及び会議主催者の動作を表した動作シーケンスで、STAが会議主催者の許可を得てAPに接続するまでの動作を表している。本シーケンスを説明すると、ステップS801でSTAは、APが発信しているビーコン情報を受信する。ビーコン情報には、STAがAPに接続するために必要なESS-ID情報が含まれている。ステップS802では、STAは、S801で獲得したESS-IDを設定して、そのESS-IDを設定しているAPに接続するためにプローブ要求を送信する。ステップS803では、APは、S802に対する応答として、プローブ要求を送信してきたSTAに対してプローブ応答を送信し、接続要求を受け付ける。ステップS804では、STAは、自身の認証をAPに対して要求する。ステップS805では、APは、S804に対する応答として、認証要求を送信してきたSTAに対して認証応答を送信し、認証要求に対して認証が成功したことを伝える。(この認証方法はオープン認証と呼ばれ、認証要求に来た端末全てに対して認証を受け入れる方法である。)ステップS806では、STAは、S805で認証許可を受けたAPに対してアソシエート要求を送信する。ステップS807では、APは、S806にてアソシエート要求を送信してきたSTAに対する応答として、アソシエート応答を送信し、その結果、ステップS808では、APとSTAとの間でIPセッション(IPアドレスを用いたTCP/IP通信)が確立される。この時点でSTAは、図7で示したアプリケーション層で動作するアプリケーションソフトウェアの実行により、APとTCP/IP通信を行う。ステップS809では、STAは、S801同様、現在接続しているAPが発信しているビーコンを受信し、そのビーコンの電波強度、リンク品質などの情報を得る。ここで述べる電波強度やリンク品質は、APとSTAとの距離により異なり、当然、APから遠い位置にあるSTAやAPが発信する電波を遮蔽する障害物がSTAに到達するまでにある場合は、STAで測定するAPのビーコンの電波強度、リンク品質というものは低下する。(STA110、111は、会議室の外に位置するので、他の会議室内にあるSTAよりも距離的に遠いのは勿論のこと、会議室の壁が遮蔽物となり、会議室内のSTAよりもAPの発信する電波の受信感度は低下する。)ステップS810では、STAは、APに対して、S809で得たビーコンの電波状況を送信する。APは、S810でSTAから送信されてきた情報をAP内の書き換え可能なメモリ(RAM;Random Access Memory)に格納するとともに、複数のSTAから送られてきた情報を元に、図9に示すような形式で表示装置603に表示する。また、AP内の書き換え可能な不揮発性メモリ(フラッシュメモリ、HDDなど)には、予め自身が発信する電波強度やリンク品質の閾値(例えば、会議室内で一番APから遠い場所にてAPが発信する電波の電波強度やリンク品質を測定した値。もしくは、会議室内でAPが発信する電波の電波強度やリンク品質が低い場所での値。)をPCの入力装置を用いて入力し、その入力値を記憶しておく。ここで、APでは、図7に示したアプリケーション層の上で動作しているアプリケーションソフトウェアが動作し、各STAとの通信及び表示装置603への表示を行っている。尚、図9についての説明は後述する。ステップS811では、会議主催者は、表示装置603に表示されたデータを元に会議に出席しても良い者をAPの入力装置を使用して選択する。ステップS812では、APは、S811で会議主催者が選択した結果に基づき、APに接続されている各STA対して接続可否の情報を送信する。S812でAPから接続可否情報を受信したSTAは、ステップS813では、その可否情報を元にアプリケーションソフトウェアによってAPから送信された情報を解析し、APへの接続がOKならS814に進み、接続がNGならS816に進む。ステップS814では、STAは、APとの間でIPsec(インターネットの標準化組織により標準化された暗号通信のための標準プロトコル)を用いた暗号化通信を行うために、共通鍵を生成するための情報をお互いにやり取りし、STA、APのそれぞれで共通鍵を生成する。ステップS815では、STAとAP間の無線通信において、S814で生成した共通鍵を使用したIPsecを用いたTCP/IP通信が確立し、STAとAP間で暗号化された無線通信を行った会議システムの構築ができる。ステップS816では、STAは、アプリケーションソフトウェアによって、APとの間で張られているIPセッションを切断してAPとの無線通信を終了する。
このように、本会議システムでは、会議主催者がAPへの接続を許可したSTAのみがAPとの暗号化された無線通信を行うことができる。
図9は、図8の動作シーケンスの中で述べたように、図6のAP602に接続された表示装置603に表示された画面を表したものである。図6に示す、STA604、605、606、607、608、609、610のそれぞれからAPに送られてきたSTAの所有者情報及びSTAがAPのビーコン情報を受信した際の電波強度、リンク品質などが表示されており、図9では、電波強度が強く、リンク品質が良い順に表示装置の上から順に並べられて表されている。これは、APがSTAから受け取った各STAで測定したAPが発信したビーコンの電波強度及びリンク品質の値を元にしている。先述した通り、会議室の外にあるSTAで受信したAPが発信する電波強度、リンク品質は、会議室内のSTAで測定したそれらよりも低い値となる。図では、電波強度、リンク品質が50%以下のSTAを他のSTAと区別して表示装置の下の方に表示するとともに、表示色などを変えて一目でAPからの距離が遠いことを表現している。これは、図8の説明でもしたように、APでは、RAMに格納した情報と不揮発性メモリに記憶してある情報とを比較し、RAMに格納した電波の強度やリンク品質が不揮発性メモリに記憶している値よりも低い場合に会議主催者がそのSTAの存在がわかりやすい形で表示することになる。(ここで、電波強度、リンク品質は、0%から100%表示で表している。)さらに、STAで測定するAPの電波強度、リンク品質と比較するための閾値で、予めAP内の不揮発性メモリに記憶している値を2つのレベルで記憶しておき、レベルの高い方の閾値より電波強度、リンク品質が低く、且つ、レベルの低い方の閾値よりも電波強度、リンク品質が高い場合には、表示装置に他のレベルの高い方の閾値よりも電波強度、リンク品質が高いSTAと区別して表示し、レベルの低い方の閾値よりも低い電波強度、リンク品質の値をAPに返してきたSTAは、表示装置に表示する前に、自動でAPとの接続を切り、会議主催者の手間を省くことも可能である。
以上説明したように、STAでAPが発信する電波状況を測定し、その情報をAPに送信することにより、会議主催者は、会議に出席する者を選択することが非常に簡便となるとともに、APとの間で安全な無線通信が行える。
(実施例4)
図6は、本発明を最もよく表す図で、本発明で説明する会議システムを会社内の会議室に設置した概略図である。601の四角は会議室を表す。602は、本発明の説明で用いる会議システムに用いるアクセスポイント(以下、AP)、603は、AP602から送られてくるデータを表示するための表示装置である。604、605、606、607、608、609、610は、AP602と無線接続を行う無線LAN端末(以下、STA)である。STA604がAP602に一番距離的に近く、次いで、STA605、606と、番号が大きくなる順にAP602から遠くに位置するものとする。また、STA609、610は、会議室601の外に位置しているものとする。また、本実施例では、IEEEの標準規格である802.11bを元に説明を行う。また、本会議システムでは、会議に出席する者がSTAを持参し、会議室にあるAPに無線接続して会議に必要なデータの通信をAP経由で他のSTAに送信したり、APに接続しているPCに送信したりする。
図7は、図6で示したSTA、APがお互いに通信を行う場合の通信階層モデルを表した図である。STA及びAPは、それぞれ予め本実施例で説明する動作を行うために必要なアプリケーションソフトウェアがインストールしてあり、そのアプリケーションソフトウェアが動作するのが図のアプリケーション層である。
図10は、STA、AP、及びPCの動作を表した動作シーケンスで、STAが、PCが発信する許可を得てAPに接続するまでの動作を表している。本シーケンスを説明すると、ステップS1001でSTAは、APが発信しているビーコン情報を受信する。ビーコン情報には、STAがAPに接続するために必要なESS-ID情報が含まれている。ステップS1002では、STAは、S1001で獲得したESS-IDを設定して、そのESS-IDを設定しているAPに接続するためにプローブ要求を送信する。ステップS1003では、APは、S1002に対する応答として、プローブ要求を送信してきたSTAに対してプローブ応答を送信し、接続要求を受け付ける。ステップS1004では、STAは、自身の認証をAPに対して要求する。ステップS1005では、APは、S1004に対する応答として、認証要求を送信してきたSTAに対して認証応答を送信し、認証要求に対して認証が成功したことを伝える。(この認証方法はオープン認証と呼ばれ、認証要求に来た端末全てに対して認証を受け入れる方法である。)ステップS1006では、STAは、S1005で認証許可を受けたAPに対してアソシエート要求を送信する。ステップS1007では、APは、S1006にてアソシエート要求を送信してきたSTAに対する応答として、アソシエート応答を送信し、その結果、ステップS1008では、APとSTAとの間でIPセッション(IPアドレスを用いたTCP/IP通信)が確立される。この時点でSTAは、図7で示したアプリケーション層で動作するアプリケーションソフトウェアの実行により、AP経由で、APと接続しているPCとTCP/IP通信を行う。ステップS1009では、STAは、S1001同様、現在接続しているAPが発信しているビーコンを受信し、そのビーコンの電波強度、リンク品質などの情報を得る。ここで述べる電波強度やリンク品質は、APとSTAとの距離により異なり、当然、APから遠い位置にあるSTAやAPが発信する電波を遮蔽する障害物がSTAに到達するまでにある場合は、STAで測定するAPのビーコンの電波強度、リンク品質というものは低下する。(STA110、111は、会議室の外に位置するので、他の会議室内にあるSTAよりも距離的に遠いのは勿論のこと、会議室の壁が遮蔽物となり、会議室内のSTAよりもAPの発信する電波の受信感度は低下する。)ステップS1010では、STAは、APに対して、S1009で得たビーコンの電波状況を送信し、APは、STAから送られてきた情報をAP内の書き換え可能なメモリ(RAM;Random Access Memory)に格納する。また、AP内の書き換え可能な不揮発性メモリ(フラッシュメモリ、HDDなど)には、予め自身が発信する電波強度やリンク品質の閾値(例えば、会議室内で一番APから遠い場所にてAPが発信する電波の電波強度やリンク品質を測定した値。もしくは、会議室内でAPが発信する電波の電波強度やリンク品質が低い場所での値。)をPCの入力装置を用いて入力し、その入力値を記憶しておく。ステップS1011では、APは、各STAから受信したSTAの情報と、予め不揮発性メモリ内に記憶しておいた電波の強度やリンク品質の閾値とを比較する。ステップS1012では、APは、S1011の比較結果に基づき、APに接続されている各STAに、接続可否の情報を送信する。S1012でAPから接続可否情報を受信したSTAは、ステップS1013では、その可否情報を元にアプリケーションソフトウェアによってAPから送信された情報を解析し、APへの接続がOKならS1014に進み、接続がNGならS1016に進む。ステップS1014では、STAは、APとの間でIPsec(インターネットの標準化組織により標準化された暗号通信のための標準プロトコル)を用いた暗号化通信を行うために、共通鍵を生成するための情報をお互いにやり取りし、STA、APのそれぞれで共通鍵を生成する。ステップS1015では、STAとAP間の無線通信において、S1014で生成した共通鍵を使用したIPsecを用いたTCP/IP通信が確立し、STAとAP間で暗号化された無線通信を行った会議システムの構築ができる。ステップS1016では、STAは、アプリケーションソフトウェアによって、APとの間で張られているIPセッションを切断してAPとの無線通信を終了する。
このように、本会議システムでは、APで予め決められた閾値をAPで判断し、APで許可したSTAのみがAPとの暗号化された無線通信を行うことができる。尚、上記説明では、AP内の不揮発性メモリ内に予め記憶された電波の強度やリンク品質の閾値よりも低い値を送信してきたSTAは、APへの接続を不許可にしたが、接続不許可の代わりに、制限を設けた接続許可、例えば、APとAPに接続している他のSTAからデータの受信のみ可能、を行うとしてもよい。さらに、PC内に予め記憶する閾値のレベルを複数用意して、全ての閾値よりも高いレベルの電波強度、リンク品質を返してきたSTAは、接続、高いレベルの閾値以下、且つ、低いレベルの閾値以上の場合は、制限付き接続許可、低いレベルの閾値以下の場合は、切断、というようなことも可能である。
以上説明したように、STAでAPが発信する電波状況を測定し、その情報をAPに送信することにより、APとの間で安全な無線通信が行える。
図1は、本発明の実施例で説明する会議システムを表した概略図である。 図2は、本発明の実施例で説明する無線通信端末及び無線通信アクセスポイント(AP)及びそのAPに接続されたパーソナルコンピュータ(PC)の間で行われる通信のインターフェースを表した図である。 図3は、本発明の実施例で説明する会議システムの動作シーケンス図である。 図4は、本発明の実施例で説明するPCの表示装置の画面を示した図である。 図5は、本発明の実施例で説明する会議システムの動作シーケンス図である。 図6は、本発明の実施例で説明する会議システムを表した概略図である。 図7は、本発明の実施例で説明する無線通信端末及び無線通信アクセスポイント(AP)の間で行われる通信のインターフェースを表した図である。 図8は、本発明の実施例で説明する会議システムの動作シーケンス図である。 図9は、本発明の実施例で説明するPCの表示装置の画面を示した図である。 図10は、本発明の実施例で説明する会議システムの動作シーケンス図である。

Claims (4)

  1. 固有の識別情報を持つ無線通信機器と前記無線通信機器と無線通信を行う無線通信アクセスポイントと前記無線通信アクセスポイントと接続された情報機器から成るシステムにおいて、
    前記無線通信機器は、
    前記無線通信アクセスポイントが発信する電波の強度あるいは品質を測定する測定手段と、
    前記無線通信アクセスポイントと無線通信を用いて接続する接続手段と、
    前記接続手段で前記無線通信アクセスポイントに接続後、前記測定手段で測定した情報を前記無線通信アクセスポイントに送信する送信手段と、
    前記接続手段で前記無線通信アクセスポイントに接続後、無線通信アクセスポイントが送信する切断要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段で切断要求を受信することにより前記無線通信アクセスポイントとの間の無線通信を切断する切断手段とを持ち、
    前記無線通信アクセスポイントは、
    前記情報機器と情報をやり取りする通信手段と、
    前記通信手段を用いて前記無線通信機器から送られてきた情報を前記情報機器に送信し、
    かつ、前記情報機器からの送信される指示情報を前記無線通信機器に転送する転送手段とを持ち、
    前記情報機器は、
    前記無線通信アクセスポイントから送られた情報を記憶する第一の記憶手段と、
    前記無線通信アクセスポイントの発信する電波強度またはリンク品質を前記無線通信機器で測定した値と比較するための閾値を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力された前記閾値を記憶する第二の記憶手段と、
    前記第一の記憶手段で記憶した情報と前記第二の記憶手段で記憶した情報とを比較する比較手段と、
    前記比較手段で比較した結果に基づき前記第一の記憶手段で記憶した情報及びその情報を前記無線通信アクセスポイントに送信した前記無線通信機器の固有の識別情報を表示する表示手段とを持ち、
    前記入力手段を用いて前記表示手段で表示された前記無線通信機器の固有の識別情報を選択した結果、
    前記情報機器は前記無線通信アクセスポイントにその選択情報を送信し、
    前記無線通信アクセスポイントは前記選択情報を受信すると、該選択情報を自身に接続するための接続可否情報として前記無線通信機器に送信し、
    前記無線通信機器は、前記接続可否情報を受信後に前記無線通信アクセスポイントとの接続を継続または切断を行うことを特徴とする会議システム。
  2. 固有の識別情報を持つ無線通信機器と前記無線通信機器と無線通信を行う無線通信アクセスポイントと前記無線通信アクセスポイントと接続された情報機器から成るシステムにおいて、
    前記無線通信機器は、
    前記無線通信アクセスポイントが発信する電波の強度あるいは品質を測定する測定手段と、
    前記無線通信アクセスポイントと無線通信を用いて接続する接続手段と、
    前記接続手段で前記無線通信アクセスポイントに接続後、前記測定手段で測定した情報を前記無線通信アクセスポイントに送信する送信手段と、
    前記接続手段で前記無線通信アクセスポイントに接続後、無線通信アクセスポイントが送信する切断要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段で切断要求を受信することにより前記無線通信アクセスポイントとの間の無線通信を切断する切断手段とを持ち、
    前記無線通信アクセスポイントは、
    前記情報機器と情報をやり取りする通信手段と、
    前記通信手段を用いて前記無線通信機器から送られてきた情報を前記情報機器に送信し、
    かつ、前記情報機器からの送信される指示情報を前記無線通信機器に転送する転送手段とを持ち、
    前記情報機器は、
    前記無線通信アクセスポイントから送られた情報を記憶する第一の記憶手段と、
    前記無線通信アクセスポイントの発信する電波強度またはリンク品質を前記無線通信機器で測定した値と比較するための閾値を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力された前記閾値を記憶する第二の記憶手段と、
    前記第一の記憶手段で記憶した情報と前記第二の記憶手段で記憶した情報とを比較する比較手段とを持ち、
    前記情報機器は、前記比較手段を用いて比較した結果、前記閾値以下の電波強度またはリンク品質の値を送信した前記無線通信機器に対して前記無線通信アクセスポイント経由で接続不可情報を送り、また、前記閾値以上の電波強度またはリンク品質の値を送信した前記無線通信機器に対して前記無線通信アクセスポイント経由で接続可情報を送り、
    前記無線通信機器は、前記接続可否情報を受信後に前記無線通信アクセスポイントとの接続を継続または切断を行うことを特徴とする会議システム。
  3. 固有の識別情報を持つ無線通信機器と前記無線通信機器と無線通信を行う無線通信アクセスポイントから成るシステムにおいて、
    前記無線通信機器は、
    前記無線通信アクセスポイントが発信する電波の強度あるいは品質を測定する測定手段と、
    前記無線通信アクセスポイントと無線通信を用いて接続する接続手段と、
    前記接続手段で前記無線通信アクセスポイントに接続後、前記測定手段で測定した情報を前記無線通信アクセスポイントに送信する送信手段と、
    前記接続手段で前記無線通信アクセスポイントに接続後、無線通信アクセスポイントが送信する切断要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段で切断要求を受信することにより前記無線通信アクセスポイントとの間の無線通信を切断する切断手段とを持ち、
    前記無線通信アクセスポイントは、
    前記情報機器と情報をやり取りする通信手段と、
    前記通信手段を用いて前記無線通信機器から送られてきた情報を前記情報機器に送信し、
    かつ、前記情報機器からの送信される指示情報を前記無線通信機器に転送する転送手段と、
    前記無線通信機器から送られた情報を記憶する第一の記憶手段と、
    自身が発信する電波強度またはリンク品質を前記無線通信機器で測定した値と比較するための閾値を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力された前記閾値を記憶する第二の記憶手段と、
    前記第一の記憶手段で記憶した情報と前記第二の記憶手段で記憶した情報とを比較する比較手段と、
    前記比較手段で比較した結果に基づき前記第一の記憶手段で記憶した情報及びその情報を自身に送信した前記無線通信機器の固有の識別情報を表示する表示手段とを持ち、
    前記入力手段を用いて前記表示手段で表示された前記無線通信機器の固有の識別情報を選択した結果、
    前記無線通信アクセスポイントにその選択情報を自身に接続するための接続可否情報として前記無線通信機器に送信し、
    前記無線通信機器は、前記接続可否情報を受信後に前記無線通信アクセスポイントとの接続を継続または切断を行うことを特徴とする会議システム。
  4. 固有の識別情報を持つ無線通信機器と前記無線通信機器と無線通信を行う無線通信アクセスポイントから成るシステムにおいて、
    前記無線通信機器は、
    前記無線通信アクセスポイントが発信する電波の強度あるいは品質を測定する測定手段と、
    前記無線通信アクセスポイントと無線通信を用いて接続する接続手段と、
    前記接続手段で前記無線通信アクセスポイントに接続後、前記測定手段で測定した情報を前記無線通信アクセスポイントに送信する送信手段と、
    前記接続手段で前記無線通信アクセスポイントに接続後、無線通信アクセスポイントが送信する切断要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段で切断要求を受信することにより前記無線通信アクセスポイントとの間の無線通信を切断する切断手段とを持ち、
    前記無線通信アクセスポイントは、
    前記情報機器と情報をやり取りする通信手段と、
    前記通信手段を用いて前記無線通信機器から送られてきた情報を前記情報機器に送信し、
    かつ、前記情報機器からの送信される指示情報を前記無線通信機器に転送する転送手段と、
    前記無線通信機器から送られた情報を記憶する第一の記憶手段と、
    自身が発信する電波強度またはリンク品質を前記無線通信機器で測定した値と比較するための閾値を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力された前記閾値を記憶する第二の記憶手段と、
    前記第一の記憶手段で記憶した情報と前記第二の記憶手段で記憶した情報とを比較する比較手段とを持ち、
    前記無線通信アクセスポイントは、前記比較手段を用いて比較した結果、前記閾値以下の電波強度またはリンク品質の値を送信した前記無線通信機器に対して接続不可情報を送り、また、前記閾値以上の電波強度またはリンク品質の値を送信した前記無線通信機器に対して接続可情報を送り、
    前記無線通信機器は、前記接続可否情報を受信後に前記無線通信アクセスポイントとの接続を継続または切断を行うことを特徴とする会議システム。
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