JP2006221310A - 予測方法、予測装置、予測プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
複数の予測データを指標を用いて加重平均して高精度の予測データとする予測方法、予測装置、予測プログラムおよび記録媒体を提供する。
【解決手段】
複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手段20と、複数の予測モデルのうちの二個の予測モデルの類似度・非類似度に基づく指標を算出する指標算出手段60と、複数の予測モデルによる予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手段70と、指標に基づいて類似度が小さい(非類似度が大きい)予測モデルの予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きい(非類似度が小さい)予測モデルの予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手段80と、を有する予測装置とした。
また、予測モデル構築・指標算出・予測データ加工の各手順の予測方法、この予測方法による予測プログラム、この予測プログラムが記録された記録媒体とした。
【選択図】 図2
Description
このように、多くの分野において様々な予測が行われている。その予測方法としては、人間の勘に頼る方法、計算機で予測する方法などがあるが、予測対象や分野に決まった方法はなく、様々な手法が研究され、様々な方法が実用化されているのが現状である。
複数の予測結果の加重平均を行う方法では、予測誤差に含まれるばらつきを減少させる効果がある。例えば、2つの予測結果AとBがあったとして、一方の予測誤差(A)がプラス側にずれており、もう一方の予測誤差(B)がマイナス側にずれているとしたら、両方の予測結果を平均することで、予測誤差を低減させることが可能となる。
しかしながら、将来の予測誤差Aがプラス側であっても、将来の予測誤差Bもプラス側であれば、平均化の効果がなく、逆に精度が悪化してしまう場合も考えられる。すなわち、プラス側かマイナス側かといった過去の誤差傾向ではなく、各々の予測モデルがどのような予測傾向を示すのか、その特性をあらわす指標を用いる必要があるが、現状このような指標を算出する手法は存在していないという問題があった。
さらには上記の方法では、複数の異なる予測手法の利用が前提となっており、単一の予測手法には適用できないという問題があった。
未来の予測に係る予測データを算出する予測方法であって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手順と、
複数の予測モデルのうちの二個の予測モデルの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手順と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手順と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測モデルによる予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測モデルによる予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手順と、
を有することを特徴とする。
未来の予測に係る予測データを算出する予測方法であって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手順と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手順と、
複数の予測データのうちの二個の予測データの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手順と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手順と、
を有することを特徴とする。
未来の予測に係る予測データを算出する予測装置であって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手段と、
複数の予測モデルのうちの二個の予測モデルの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手段と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手段と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測モデルによる予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測モデルによる予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手段と、
を有することを特徴とする。
未来の予測に係る予測データを算出する予測装置であって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手段と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手段と、
複数の予測データのうちの二個の予測データの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手段と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手段と、
を有することを特徴とする。
未来の予測に係る予測データを算出する予測プログラムであって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手段と、
複数の予測モデルのうちの二個の予測モデルの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手段と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手段と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測モデルによる予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測モデルによる予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手段と、
としてコンピュータに機能させるプログラムであることを特徴とする。
未来の予測に係る予測データを算出する予測プログラムであって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手段と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手段と、
複数の予測データのうちの二個の予測データの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手段と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手段と、
としてコンピュータに機能させるプログラムであることを特徴とする。
未来の予測に係る予測データを算出する予測プログラムがコンピュータに読み取り可能に記録された記録媒体であって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手段と、
複数の予測モデルのうちの二個の予測モデルの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手段と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手段と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測モデルによる予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測モデルによる予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手段と、
としてコンピュータに機能させるプログラムを記録したことを特徴とする。
未来の予測に係る予測データを算出する予測プログラムがコンピュータに読み取り可能に記録された記録媒体であって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手段と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手段と、
複数の予測データのうちの二個の予測データの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手段と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手段と、
としてコンピュータに機能させるプログラムを記録したことを特徴とする。
まず、予測モデルの非類似度を用いる予測方法について図を参照しつつ説明する。図1は本形態の予測方法を説明するフローチャートである。
このようなニューラルネットワークの予測モデル構築とは、複数の入力層素子(入力因子)に入力された入力値(時系列データ)に対し、出力層素子(出力因子)から所望の出力値が得られるように入力層と中間層、また、中間層と出力層との結合係数を変更することをいう。これにより結合係数が確定するものとする。
ニューラルネットワークの場合、前記した入力層と中間層との結合係数、及び中間層と出力層との結合係数を用いて、予測モデルと他の予測モデルの非類似度を算出する。
ニューラルネットワーク1の結合係数をw1=(w1 1、w2 1、w3 1、・・・、wn+m 1)
ニューラルネットワーク2の結合係数をw2=(w1 2、w2 2、w3 2、・・・wn+m 2)
ニューラルネットワーク3の結合係数をw3=(w1 3、w2 3、w3 3、・・・wn+m 3)
続いて、ニューラルネットワーク3についての指標を計算する例を示す。ニューラルネットワーク3とニューラルネットワーク1との非類似度は、次式で表される。
前述の非類似度による指標の算出においては、次式のように重み係数Riを用いてより一般化して表すことで、特定の結合係数を重視した非類似度を考慮することも可能である。
さて、予測モデルの特徴を表す指標として非類似度を取り上げ、他の予測モデルとの結合係数の二乗距離の例を記載したが、結合係数のマンハッタン距離や、結合係数の差、平均値などでも良い。
予測モデルの非類似度を用いる予測方法はこのようなものである。
ステップS10は、過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する手順(予測モデル構築手順である。予測モデルとしては、単一の予測手法、複数の異なる予測手法のどちらでも良い。単一の予測手法を用いる場合は、予測モデル構築用に蓄積された全てのデータを用いるのではなく、一部のデータをサンプリングして予測モデルを構築し、また、異なる条件でサンプリングして別の予測モデルを構築するなどの方法を適用することができる。
本形態でも具体例としてニューラルネットワークの予測モデル化を行うものとし、複数の入力層素子(入力因子)に入力された入力値(時系列データ)に対し、出力層素子(出力因子)から所望の出力値が得られるように入力層と中間層、また、中間層と出力層との結合係数を変更することをいう。これにより結合係数が確定するものとする。
ニューラルネットワークの場合、前記した入力層と中間層の結合係数、及び中間層と出力層の結合係数を用いて、予測モデルと他の予測モデルの類似度を指標とする。
ニューラルネットワーク1の結合係数をw1=(w1 1、w2 1、w3 1、・・・、wn+m 1)
ニューラルネットワーク2の結合係数をw2=(w1 2、w2 2、w3 2、・・・wn+m 2)
ニューラルネットワーク3の結合係数をw3=(w1 3、w2 3、w3 3、・・・wn+m 3)
同様に、ニューラルネットワーク3についての指標を計算する例を示す。ニューラルネットワーク3とニューラルネットワーク1との類似度は、次式で表される。
前述の類似度指標の算出においては、次式のように重み係数Riを用いて、より一般化して表すことで、特定の結合係数を重視した類似度を考慮することも可能である。
さて、予測モデルの特徴を表す指標として類似度を取り上げ、他の予測モデルとの結合係数の二乗距離の例を記載したが、結合係数のマンハッタン距離や、結合係数の差、平均値などでも良い。また、類似度の場合は、予測モデルのパラメータ間の相関係数を用いるようにしてもよい。
予測モデルの類似度を用いる予測方法はこのようなものである。
予測モデル構築手段20は、例えばニューラルネットワークモデルに学習させて予測モデルを構築する手段である。この手段は、例えば、他のコンピュータまたは中央処理部50が、予め予測モデル構築手段20と機能して、データ保存手段40に構築後の予測モデルを表すデータ(定数や数式)を登録するものである。例えば、ニューラルネットワークモデルなら上記数式や入力層素子数、中間層素子数、出力層素子およびこれら入力層−中間層素子間や中間層−出力層素子間の重み係数、素子の入出力関係を表す関数等が登録される。
データ保存手段40は、ハードディスク、光磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、メモリで構成され、入力された実績データ、カレンダデータ、パラメータ、予測モデルを保存する手段である。また予測途中で算出された各種計算結果を保存する。
予測実行手段70は、複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する手段である。ここにある予測モデルiの予測結果である予測データをそれぞれRi(i=1〜n)とする。ここで、各予測手段1〜nの代表的な予測手法としては、重回帰式、ニューラルネットワーク、ファジィ推論、自己回帰モデルなどがある。
ステップS20は、過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する手順(予測モデル構築手順)である。予測モデルとしては、単一の予測手法、複数の異なる予測手法のどちらでも良い。単一の予測手法を用いる場合は、予測モデル構築用に蓄積された全てのデータを用いるのではなく、一部のデータをサンプリングして予測モデルを構築し、また、異なる条件でサンプリングして別の予測モデルを構築するなどの方法を適用することができる。
本形態でも具体例としてニューラルネットワークの予測モデル化を行うものとし、複数の入力層素子(入力因子)に入力された入力値(時系列データ)に対し、出力層素子(出力因子)から所望の出力値が得られるように入力層と中間層、また、中間層と出力層との結合係数を変更することをいう。これにより結合係数が確定するものとする。
ニューラルネットワーク1からの予測データをr1=(r1 1、r2 1、r3 1、・・・、rT 1)
ニューラルネットワーク2からの予測データをr2=(r1 2、r2 2、r3 2、・・・rT 2)
ニューラルネットワーク3からの予測データをr3=(r1 3、r2 3、r3 3、・・・rT 3)
まず、ニューラルネットワーク1の予測データについての指標を計算する例を示す。ニューラルネットワーク1とニューラルネットワーク2との予測データの非類似度は、次式で表される。
続いて、ニューラルネットワーク3についての指標を計算する例について示す。ニューラルネットワーク3とニューラルネットワーク1との予測データの非類似度は、次式で表される。
前述の非類似度指標の算出においては、次式のように重み係数Riを用いて、より一般化して表すことで、特定の結合係数を重視した非類似度を考慮することが可能である。
さて、予測データの特徴を表す指標として非類似度を取り上げ、他の予測データとの結合係数の二乗距離の例を記載したが、結合係数のマンハッタン距離や、結合係数の差、平均値などでも良い。
先のステップS21の予測実行手順で算出した予測データ、上記の指標d1、d2、d3に基づいて算出される加重比率Wi(i=1〜n)、および、予測データRi(i=1〜n)を用いて、最終的な予測結果である最終予測データR(予測期間がTより長い期間経過後の予測結果)は、次式で表される。
予測データの非類似度を用いる予測方法はこのようなものである。
ステップS20は、過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する手順(予測モデル構築手順)である。予測モデルとしては、単一の予測手法、複数の異なる予測手法のどちらでも良い。単一の予測手法を用いる場合は、予測モデル構築用に蓄積された全てのデータを用いるのではなく、一部のデータをサンプリングして予測モデルを構築し、また、異なる条件でサンプリングして別の予測モデルを構築するなどの方法を適用することができる。
本形態でも具体例としてニューラルネットワークの予測モデル化を行うものとし、複数の入力層素子(入力因子)に入力された入力値(時系列データ)に対し、出力層素子(出力因子)から所望の出力値が得られるように入力層と中間層、また、中間層と出力層との結合係数を変更することをいう。これにより結合係数が確定するものとする。
ニューラルネットワーク1からの予測データをr1=(r1 1、r2 1、r3 1、・・・、rT 1)
ニューラルネットワーク2からの予測データをr2=(r1 2、r2 2、r3 2、・・・rT 2)
ニューラルネットワーク3からの予測データをr3=(r1 3、r2 3、r3 3、・・・rT 3)
まず、ニューラルネットワーク1の予測データについての指標を計算する例を示す。ニューラルネットワーク1とニューラルネットワーク2との予測データの類似度は、次式で表される。
続いて、ニューラルネットワーク3についての指標を計算する例を示す。ニューラルネットワーク3とニューラルネットワーク1との予測データの類似度は、次式で表される。
前述の類似度指標の算出においては、次式のような重み係数Riを用いて、より一般化して表すことで、特定の結合係数を重視した類似度を考慮することが可能である。
さて、予測モデルの特徴を表す指標として類似度を取り上げ、他の予測モデルとの結合係数の二乗距離の例を記載したが、結合係数のマンハッタン距離や、結合係数の差、平均値などでも良い。また、類似度の場合は、予測モデルのパラメータ間の相関係数を用いるようにしてもよい。
先のステップS21の予測実行手順で算出した予測データ、上記の指標s1、s2、s3に基づいて算出される加重比率Wi(i=1〜n)、および、予測データRi(i=1〜n)を用いて、最終的な予測結果である最終予測データR(予測期間がTより長い期間経過後の予測結果)は次式で表される。
予測データの類似度を用いる予測方法はこのようなものである。
予測データ加工手段130とは、指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測データの加重比率を小さくし、このような加重比率により加重平均して最終予測データを算出する手段である。最終予測データは、上記数42,数55のようになる。
この実施例1では、予測モデルであるニューラルネットワークの結合係数から非類似度による指標を算出し、加重平均を求めるものであり、図1も参照して説明する。
ニューラルネットワーク1の結合係数w1=(1、2、3、4、5、6)、
ニューラルネットワーク2の結合係数w2=(1、2、3、4、5、1)、
ニューラルネットワーク3の結合係数w3=(1.2、2、3、4、5、6)
ニューラルネットワークの場合、前記した入力層と中間層の結合係数、及び中間層と出力層の結合係数を用いて、予測モデルと他の予測モデルの非類似度を表す指標とする。
続いて、ニューラルネットワーク3についての指標を計算する例を示す。ニューラルネットワーク3とニューラルネットワーク1との非類似度は、次式で表される。
本発明では、予測モデルの特性の非類似度(類似度)という指標、また、予測データの誤差の全体的な傾向の非類似度(類似度)を指標とすることによって、至近の予測誤差傾向が予測時点以降の傾向と異なる場合でも精度良い加重平均を可能とする方法である。
20:予測モデル構築手段
30:データ出力手段
40:データ保存手段
50:中央処理部
60:指標算出手段
70:予測実行手段
80:予測データ加工手段
100:中央処理部
110:予測実行手段
120:指標算出手段
130:予測データ加工手段
Claims (8)
- 未来の予測に係る予測データを算出する予測方法であって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手順と、
複数の予測モデルのうちの二個の予測モデルの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手順と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手順と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測モデルによる予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測モデルによる予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手順と、
を有することを特徴とする予測方法。 - 未来の予測に係る予測データを算出する予測方法であって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手順と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手順と、
複数の予測データのうちの二個の予測データの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手順と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手順と、
を有することを特徴とする予測方法。 - 未来の予測に係る予測データを算出する予測装置であって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手段と、
複数の予測モデルのうちの二個の予測モデルの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手段と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手段と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測モデルによる予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測モデルによる予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手段と、
を有することを特徴とする予測装置。 - 未来の予測に係る予測データを算出する予測装置であって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手段と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手段と、
複数の予測データのうちの二個の予測データの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手段と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手段と、
を有することを特徴とする予測装置。 - 未来の予測に係る予測データを算出する予測プログラムであって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手段と、
複数の予測モデルのうちの二個の予測モデルの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手段と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手段と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測モデルによる予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測モデルによる予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手段と、
としてコンピュータに機能させるプログラムであることを特徴とする予測プログラム。 - 未来の予測に係る予測データを算出する予測プログラムであって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手段と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手段と、
複数の予測データのうちの二個の予測データの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手段と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手段と、
としてコンピュータに機能させるプログラムであることを特徴とする予測プログラム。 - 未来の予測に係る予測データを算出する予測プログラムがコンピュータに読み取り可能に記録された記録媒体であって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手段と、
複数の予測モデルのうちの二個の予測モデルの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手段と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手段と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測モデルによる予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測モデルによる予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手段と、
としてコンピュータに機能させるプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。 - 未来の予測に係る予測データを算出する予測プログラムがコンピュータに読み取り可能に記録された記録媒体であって、
過去のデータを用いて、同一の予測手法による複数の予測モデル、または、異なった予測手法による複数の予測モデルを構築する予測モデル構築手段と、
複数の予測モデル全てを用いて予測を行って複数の予測データを算出する予測実行手段と、
複数の予測データのうちの二個の予測データの類似度または非類似度を表す指標を、全ての組み合わせについて算出する指標算出手段と、
指標に基づいて類似度が小さいまたは非類似度が大きい予測データの加重比率を大きく、また、類似度が大きいまたは非類似度が小さい予測データの加重比率を小さくし、該加重比率により加重平均して最終予測データを算出する予測データ加工手段と、
としてコンピュータに機能させるプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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