JP2001142868A - ニューラルネットワークの出力値の評価装置、評価方法及び記憶媒体 - Google Patents

ニューラルネットワークの出力値の評価装置、評価方法及び記憶媒体

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JP2001142868A
JP2001142868A JP32213099A JP32213099A JP2001142868A JP 2001142868 A JP2001142868 A JP 2001142868A JP 32213099 A JP32213099 A JP 32213099A JP 32213099 A JP32213099 A JP 32213099A JP 2001142868 A JP2001142868 A JP 2001142868A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニューラルネットワークの出力の信頼性評価
及び出力結果の根拠を説明を可能とすることを課題とす
る。 【解決手段】 重要度判定部11はニューラルネットワ
ーク20内の結合状態から各入力因子xに対する重要度
を求める。類似度計算部12はこれを用いて学習事例記
憶部13内の学習事例の類似度を算出し、評価結果とし
て類似度の高い類似事例を抽出する。類似度の高い類似
事例が学習事例の中から見つかれば、ニューラルネット
ワーク20の出力値の信頼性は高く、見つからなければ
低いものとする。これにより重要な入力因子に重きを置
き、不要な入力因子を軽視した類似事例の検索を可能と
する。また類似した入力パターンの学習事例内での有無
により評価の根拠を示せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニューラルネット
ワークの出力値の信頼性評価及び評価の根拠を示す(以
下このことを説明するともいう)ニューラルネットワー
クの評価装置及び評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ニューラルネットワークは学習能力を持
ち、非線形性、パターンマッチングに優れているなどの
特性から、現在制御、予測、診断など多くの分野におい
て用いられている。
【0003】ニューラルネットワークは種々な構造のも
のが提案されているが、実用化されているその多くは3
階層型のネットワーク構造のものである。3階層型のニ
ューラルネットワークは、通常はバックプロパゲーショ
ン法と呼ばれるアルゴリズムにより事前に学習を行い、
内部の結合状態を調整しておく。この学習は、与えられ
たデータに基づいて所望の機能を獲得するようにニュー
ラルネットワーク内部の結合荷重を調節するもので、入
力に対して正しい出力が決まっている場合にはニューラ
ルネットワークが正しく出力したかどうかを判定し、間
違いが無くなるように、結合荷重を調節することにより
行われる。
【0004】こうして学習したニューラルネットワーク
では、学習時に与えた学習データと同一の入力データを
与えると、学習データの時と同一のデータを出力する。
また学習データに近い入力データを与えると、学習デー
タに近い出力を行う特徴を持つ。よって入力される事例
が学習時に与えられたものと同じであれば、その出力値
は十分に信頼できるが、学習に用いられた事例と異なる
ものであれば100%信頼できるわけではない。よっ
て、与えられた入力事例に対して得られた出力値が適切
なものかどうか評価する出力値の信頼性評価が重要とな
る。
【0005】従来のニューラルネットワーク出力値の信
頼性の評価方法としては、例えば特願平4−26562
号(特開平5−225163号)「ニューラルネットワ
ークシステムおよびニューラルネットの学習方法」が提
案されている。
【0006】この公報に開示されている評価方法は、通
常用いるニューラルネットワークとは別に、その信頼性
を評価するための評価用のニューラルネットワークを設
けることを特徴としている。この評価用のニューラルネ
ットワークは、学習済みのデータが入力されると0を、
未学習のデータが入力されると1を出力する。よって、
評価用ニューラルネットワークが0に近い値を出力する
ときには、その入力データのパターンは学習済みのパタ
ーンであるため、ニューラルネットワークの出力値は通
常信頼性が高く、評価用ニューラルネットワークが1に
近い値を出力するときには、その入力データのパターン
は未学習のパターンであるため、信頼性が低いと評価す
る。
【0007】またニューラルネットワークの別の評価方
法として、特開平5−282276号「ニューラルネッ
トワーク出力状態の信頼性レベルの決定方法および決定
システム」に開示されている方法がある。
【0008】この評価方法は、パターン認識に特化した
ニューラルネットワークに対する評価方法であり、その
出力がデジタル的かつ多出力で、1つの出力のみが1、
その他の出力が全て0になる場合において信頼性を評価
することができる評価方法である。この評価方法では、
全出力中1つの出力値だけが1に近く、それ以外の出力
値が0に近い場合を信頼性の高い出力結果であると判断
する。
【0009】また出力値に対する根拠を説明する方式の
出力評価方法としては、特開平10−74188号「デ
ータ学習装置およびプラント制御装置」に開示されてい
る方法がある。
【0010】この評価方法は、ニューラルネットワーク
の出力値を事前に蓄積された学習事例の中から類似デー
タを検索し、類似データが見つかった場合はこれを予測
の根拠とし、見つからなかった場合には、例外的データ
であるとして、出力値を説明するものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ニューラルネットワー
クは、その学習能力、非線形能力、パターンマッチング
能力などのため多くの分野において利用されているが、
内部構造が非線形かつ複雑なため、ニューラルネットワ
ークの出力値が信頼性の高いものであるかを判定評価す
ることは難しかった。またその出力値がどうして出力さ
れたのか容易に説明することも困難であった。
【0012】例えば上述した従来の各評価方法におい
て、まず1番目の「ニューラルネットワークシステムお
よびニューラルネットの学習方法」に開示されている方
法では、入力パターンを学習済みか未学習かを判定する
評価用ニューラルネットワークを別途用意する必要があ
るため、システムが複雑になるという欠点を持つ。また
評価用ニューラルネットワーク自体の信頼性についての
問題があり、例えば評価用ニューラルネットワークの学
習が良好にできていなければ、信頼性の評価値自体が信
頼度の低いものになってしまう。
【0013】また上述した2番目の「ニューラルネット
ワーク出力状態の信頼性レベルの決定方法および決定シ
ステム」に開示されている方法では、ニューラルネット
ワークの構造が多出力であり、その1つの出力のみ1も
しくは0.9、他の全ての出力が0もしくは0.1にな
るようなデジタル的な場合に特化した場合にのみ用いる
ことが出来る評価方法であり、他の構造を持つニューラ
ルネットワークに対しては適用することが出来ない。
【0014】更に上述した3番目の「データ学習装置お
よびプラント制御装置」に開示されている評価方法で
は、説明対象の入力データと過去事例の入力データとの
類似度をユークリッド距離より算出する方法であり、簡
便かつ運用者への説明が容易な方法ではある。しかし、
複数ある入力データの重み付けが考慮されていないた
め、ニューラルネットワークの出力値に対する類似事例
として抽出した事例の出力値が実際値とは大きく異なっ
てしまう可能性がある。
【0015】この点を説明する簡単な例として、回帰式
を用いた問題例を挙げる。回帰式y=100*x1+x
2(x1,x2ともに0〜1の範囲)において、説明対
象事例を(x1,x2)=(1,1)とし、過去事例を
事例1(x1,x2)=(1,0)、事例2(x1,x
2)=(0.5,1)とした場合、ユークリッド距離に
より判断すると事例2の方が事例1より説明対象事例に
近いため、事例2の方が類似事例とされてしまう問題が
ある。これを回避するためには、回帰式では入力因子x
2の重要度はx1に比べ1/100であることを考慮
し、入力因子x1を重視した検索を行う必要であること
が分かる。
【0016】本発明は、上記問題点を鑑みたニューラル
ネットワーク出力値の説明・評価のための1手法を提供
することを課題とする。また運用者に対し簡単にニュー
ラルネットワーク出力値の根拠を示すことができるニュ
ーラルネットワークの評価装置及び評価方法を提供する
ことを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、学習済みのニ
ューラルネットワークの出力値の評価装置であって、学
習事例記憶手段、重要度判定手段及び類似度評価手段を
備える。
【0018】学習事例記憶手段は、上記ニューラルネッ
トワークの学習に用いられた複数の学習事例を記憶す
る。重要度判定手段は、上記ニューラルネットワークの
各入力因子の重要度を該ニューラルネットワークの結合
状態から求める。
【0019】類似度評価手段は、評価対象事例と上記学
習事例記憶手段に記憶されている各学習事例との類似度
を上記重要度判定手段が求めた各入力因子の重要度を用
いて求める。
【0020】また本発明は、出力値評価手段を更に備え
る構成としてもよい。この出力値評価手段は上記類似度
評価手段による類似度が特定値以上の学習事例を類似事
例として該類似度と共に出力する。この類似度は、例え
ばパーセンテージ表現で出力される。或は出力値評価手
段は、類似度の高い複数の類似事例の出力値を、該類似
度を重みにして荷重平均して出力する構成としてもよ
い。
【0021】また本発明は、ニューラルネットワークの
出力値の評価装置のみだけではなく、出力値の評価方法
及びプログラムを記憶した記憶媒体も含む。本発明によ
れば、重要度判定手段によりニューラルネットワークの
各入力因子の重要度がニューラルネットワークの結合状
態から求められ、この重要度を用いて学習事例記憶手段
内の学習事例から評価対象事例と各学習事例との類似度
が求められる。よって、類似事例の抽出は入力因子の重
要度を考慮して行われるので、重要度の高い入力データ
に重きをおき、重要度の低い入力データを軽視した類似
事例の抽出を行うことが出来る。
【0022】また複数の類似事例を用いて説明すること
により、より精度の高い評価を行うことが出来る。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本実施形態に置けるニュ
ーラルネットワークの評価装置の基本構成を示す図であ
る。
【0024】ニューラルネットワーク20は、入力と出
力が対になった多数の事例を事前に学習してから用いら
れる。学習済みのニューラルネットワーク20はその学
習事例と同じ入力データを入力すると、学習事例と同じ
出力値を出力する。また、入力されたデータが学習事例
にないパターンであっても、そのパターンに近い入力値
の学習事例の出力値に近い値を出力する特徴がある。本
実施形態の評価装置10では、この特徴を利用して、ニ
ューラルネットワーク20が学習に用いた事例の中から
入力データの類似事例を検索し抽出する。
【0025】ニューラルネットワーク20は学習によ
り、内部の結合状態を変化させる。ある重要な入力デー
タに対しては内部状態の結合が強くなり、また不要な入
力データに対しては内部状態の結合が弱く、もしくは結
合が無くなるという特徴がある。つまり、必ずしも全て
の入力データを同じ様に用いて計算しているのではな
く、各入力データには出力結果に大きく影響するものと
あまり影響がないものとがある。この点を考慮し、本実
施形態では、類似事例の抽出をこのニューラルネットワ
ーク内部の結合状態からニューラルネットワークの各入
力因子に対する重要度判定を行い、この重要度に基づい
て類似度を求めて行う。これにより、重要度の高い入力
因子に重きを置き、重要度の低い入力因子を軽視した類
似事例の検索を可能とする。
【0026】そしてこの検索により、入力パターンに非
常に近い類似事例が学習データの中に見つかれば、ニュ
ーラルネットワークの出力値の信頼性は高いものとし、
またその類似事例が既に学習されているためその値を出
力したと説明することが可能である。また逆に類似度の
高い類似事例が見つからなければ、ニューラルネットワ
ークの出力値の信頼性は低いものとし、また学習事例に
類似した入力パターンがないためにその値を出力したと
説明可能となる。
【0027】図1の評価装置10は、重要度判定部1
1、類似度計算部12、学習事例記憶部13及び出力評
価部14を備えている。学習事例記憶部13は、出力値
の評価を行うニューラルネットワーク20の学習時に用
いられた複数の学習事例を入力値(x1 ,2 ,..x
i )とその結果として出力された出力値(y1
2 ,..yo )を対応させて記憶している。重要度判
定部11は、ニューラルネットワーク20内部の結合状
態を読みだし、この内部結合の状態からニューラルネッ
トワーク20の各入力因子x1 〜xi に対する重要度を
求める。尚ニューラルネットワーク20は既に学習が完
了しておりその結合状態は変化しないので、重要度判定
部11は、ニューラルネットワーク20の結合状態をニ
ューラルネットワーク20から読み出すのではなく、事
前に記憶しておく構成としてよい。類似度計算部12
は、評価を行う事例と学習事例記憶部13に記憶されて
いる各学習事例との類似度を、重要度判定部11が求め
た各入力因子x1 〜xi に対する重要度を用いて求め
る。
【0028】出力値評価部14は、類似度計算部12が
求めた類似度が最も高い学習事例、あるいは類似度が一
定値以上の学習事例を類似事例とし、その類似度と共に
出力値の評価として出力する。
【0029】尚本実施形態では、評価を行うニューラル
ネットワーク20は、図2に示す様な入力層素子i個、
中間層素子h個、出力層素子o個からなる構成の3層階
層型ニューラルネットワークに対する出力値の信頼性の
評価を行うことを前提条件としている。
【0030】また以下の説明は、xはニューラルネット
ワークへの入力データ、yは出力データを示す。また図
2に示した入力数i、出力数oのニューラルネットワー
ク20の学習に用いられるn個の学習データを x11〜x1i,y11〜y1o : : xn1〜xni,yn1〜yno とし、これらが学習事例として学習事例記憶部13に記
憶されているものとする。そしてこの学習事例によって
学習されているニューラルネットワーク20に入力デー
タx1 〜xi とこの入力データが与えられたときに出力
された出力データy1 〜yo を説明対象の事例とし、そ
の評価として、類似事例とその類似度を出力して出力値
に対する説明を行うものとする。
【0031】評価装置10では、まず重要度判定部11
がニューラルネットワーク20の結合状態からニューラ
ルネットワーク20の各入力因子x1 〜xi に対する重
要度の判定を行う。そして、この重要度を用いて類似度
計算部12が学習事例記憶部13内の各学習事例の類似
度を求める。これによりニューラルネットワーク20内
部の結合度に基づいた類似事例の検索が可能となり、重
要度の高い入力因子に重きを置き、重要度の低い入力因
子を軽視した類似事例の抽出を行える。
【0032】この重要度の判定方法としては種々なもの
が考えられるが、その一例を以下に示す。図2の入力層
素子i個、中間層素子h個、出力層素子o個からなり、
各層間の結合をw、vとするニューラルネットワークの
場合、入力因子xk (k=1〜i)の重要度は例えば以
下の式により表記できる。
【0033】
【数4】
【0034】ここで、式(1) は、入力層と中間層の結合
状態のみに注目して重要度を表した式であり、また式
(2) は入力層と中間層、中間層と出力層の2つの結合状
態に着目して重要度を表した式である。この式(1) 、
(2) のいずれによる判定方法においても良好な重要度判
定が可能である。重要度判定部11は、ニューラルネッ
トワーク20から内部の結合状態を読みだし、各上記式
等によって各入力因子の重要度を求める。
【0035】こうして求めた重要度を用いて類似度計算
部12は、学習事例記憶部13に記憶してあるニューラ
ルネットワーク20の各学習事例と説明対象となってい
る入力事例との類似度を計算する。類似度は比較する入
力因子xの差分とその入力因子の重要度から算出出来、
その具体的な算出式は種々なものが考えられるが、その
一例を以下に示す。
【0036】
【数5】
【0037】上記式(3) 〜(6) は、入力事例x1 〜xi
と学習事例記憶部13内に記憶されている各学習事例x
j1〜xji(j=1〜n)との類似度jを表す式である。
この式(3) 〜(6) では、類似度jは値が大きいほど類似
性が高いことを意味している。この式(3) 〜(6) のいず
れを用いて類似度を求めても、各入力因子の重要度を考
慮した類似度の算出が可能となる。
【0038】またこの式(3) 〜(6) で表した類似度jか
らは、値が大きい方が類似度合いが高いことは分かる
が、マイナスの値で示される為、どの程度類似している
のかまでは運用者には感覚的に分かりづらい。そこで、
この点を考慮して、類似の度合いをパーセンテージで表
すことで、運用者に対しより分かりやすい出力値とする
ことが考えられる。このための計算式は種々のものが考
えられるが、例えば上記式(4) から以下の式が求まる。
【0039】
【数6】
【0040】この様な式によって、入力事例と各学習事
例との類似度は0〜100%の度合いで表わされ、この
類似度合いを各学習事例と共に表示出力することによっ
て、運用者は、対象となっている事例と類似した事例が
学習事例としてどの程度類似したものがどれだけ存在す
るか容易に把握出来るようになる。尚この式(7) では、
入力データxは0〜1の値に正規化されているものとす
る。
【0041】類似度計算部12から、各学習事例が説明
対象事例との類似度と共に評価部14に出力され、評価
部14ではこれらの中から最も類似度の高い事例、若し
くは類似度が一定値以上の学習事例を類似事例としてそ
の類似度と共に出力値に対する評価として出力する。
【0042】また上記構成では、類似度が一定値より高
い事例を単に抽出していたが、この方法の場合、類似度
が同じか若しくはほとんど同じ類似事例が複数のあると
きは複数の事例が出力されるため、運用者はこのうちの
どの事例の出力値を信じればよいかが分からない。また
1つの事例のみを類似事例として抽出する構成の場合に
は、学習事例の出力値とニューラルネットワークの実際
の出力値が一致しないこともある。
【0043】このことに対処する構成として、評価部1
4が類似度合いの高い複数の類似事例を抽出してこれら
を平均し、これを説明結果である値として出力にする構
成とすることも出来る。この抽出の仕方としては、類似
度が一定値以上のもの、最大の類似度にする類似度の割
合が特定以上のもの、類似度の高い順に上位から特定数
のものなどが考えられる。
【0044】この構成の場合、類似度合いの高い複数の
類似事例の平均値を取るため、説明結果である値が1つ
になる特徴を持つ。またこれによりニューラルネットワ
ークの出力と説明結果の一致度合いが高くなる。
【0045】図3は、評価装置10による入力事例の評
価処理を示すフローチャートである。評価装置10で
は、まず説明対象となるニューラルネットワーク20へ
の入力データx(x1 〜xi )が入力されると、ステッ
プS1としてネットワーク20から内部の結合状態を読
み出す。そしてこの結合状態から式(1) 等によってニュ
ーラルネットワーク20の各入力因子に対する重要度を
算出する(ステップS2)。
【0046】次に、ステップS3として学習事例記憶部
13からニューラルネットワーク20の学習に用いた事
例を順次読みだし、ステップS2で求めた各入力因子に
対する重要度を用いて、式(3) 〜(7) 等によってニュー
ラルネットワーク20の入力値xとの類似度を算出す
る。そしてステップS5として、類似度が最も大きなも
の若しくは類似度が一定値以上のものを類似事例として
出力する。
【0047】図4は、複数の類似事例の平均をとり、説
明結果である値を1つ出力する構成の場合の評価装置の
処理を示すフローチャートである。図4の処理では、ニ
ューラルネットワーク20に入力データxが入力されて
から、この入力事例と学習事例記憶部13内の各事例と
の類似事例を求めるステップS11からステップS14
までの処理動作は、図3の場合のステップS1からステ
ップS4までの処理と同じなので説明は省略する。
【0048】ステップS14までの処理で、入力事例と
各学習事例との類似度が求まった後、次にステップS1
5として類似事例を抽出するための類似度合いの範囲を
設定する。この類似度合いは、運用者の入力によって例
えば類似度90%以上というように決定され、この範囲
にある類似度の学習事例をステップS16として検索し
て抽出する。そして、ステップS17としてこれら複数
の類似事例をその類似度によって荷重平均を行い、結果
を出力する。
【0049】次に、これまで説明した本実施形態による
評価装置10を用いたより具体的なシステム構成例及び
実施例を説明する。以下の説明は、ダムへの水の流入量
予測をニューラルネットワークで行うシステムに図1の
評価装置を用いた場合を例にしている。
【0050】図5は、この予測システムの構成例を示す
図である。この予測システム100は、各測定地から通
信ネットワーク200を介して収集された流量や雨量の
計測データからダムへの流入量をニューラルネットワー
ク20により予測するシステムで、ニューラルネットワ
ーク20による予測結果と共に評価装置10による評価
結果を運用者に表示する。
【0051】この予測システム100は、評価装置11
0とニューラルネットワーク120、データ集積部13
0、計測データ記憶部140、出力処理部150、表示
部160及び予測結果記憶部170を備えている。この
うち評価部110及びニューラルネットワーク120
は、図1の評価装置10及びニューラルネットワーク2
0と同じものである。またニューラルネットワーク12
0は、過去の事例によって各測定データからダムの流入
量の差分を予測結果として出力するように事前に学習さ
れている。
【0052】またデータ集積部130は、通信ネットワ
ーク200を介して各測定地から集められてくる計測デ
ータを管理し、計測データ記憶部140に記憶してゆく
ものである。またデータ集積部130は、通信ネットワ
ーク200からの現在地の測定データとデータ集積部1
30内の過去の測定データをニューラルネットワーク1
20への入力データとして出力する。出力処理部150
は、ニューラルネットワーク120及び評価装置110
からの出力データを予測結果記憶部170に記憶してゆ
くと共に、グラフ形式等の画像データに加工して表示部
160に出力表示する。予測結果記憶部170は、ニュ
ーラルネットワーク120による予測結果と評価装置1
10によるその評価を対応させて記憶するもので、この
予測結果記憶部170に記憶されたデータはニューラル
ネットワーク120の再教育等に用いられる。
【0053】図6は、予測システム100内のニューラ
ルネットワーク120の入力因子と出力因子を示すもの
である。同図中(0)は現在時刻の計測値、(−1)、
(−2)、..は1時間前、2時間前、..の計測値を
示している。
【0054】本実施形態の予測システム100では、現
在時刻から20時間前までの雨量及び3時間前までのダ
ムへの流入量とダムの上流にある河川1、河川2及び河
川3からの流量をニューラルネットワーク120への入
力因子とし、これらのデータがデータ集積部130から
ニューラルネットワーク120に入力される。そしてニ
ューラルネットワーク120の出力因子としてダムへの
流入量の差分を出力して、1時間先のダムの流入量変化
分を予測する。またその予測値と共に、その信頼性と予
測結果の根拠を説明するものとしてニューラルネットワ
ーク120の学習に用いられた過去事例の中から類似事
例を抽出して示す。
【0055】図7は図6に示したニューラルネットワー
ク120の各入力因子xk (k=1〜35)それぞれに
対する重要度を示す図である。予測システム100では
この重要度の値に基づいて、説明対象となっている入力
事例と各学習事例との類似度を求めている。尚同図の重
要度は式(1) を用いて求めてある。
【0056】また類似度は、この図7の重要度を用いて
次式から求まる。
【0057】
【数7】
【0058】またこの式(8) をパーセンテージで類似度
を表すようにしたものが次式となる。
【0059】
【数8】
【0060】ただし、式(9) では、入力値xは0〜1の
値に正規化してある。図8及び図9に表示部160に表
示される予測結果とその根拠となる類似事例の表示例を
示す。図8は21時に行った予測結果の表示例で、予測
の為の入力データとして用いられた過去約20時間分の
流域の状態を示すデータと共に1時間後のダムへの流量
の予測値がグラフ表示されている。同図中棒グラフが各
時間での雨量を示し、折れ線グラフがダムの流量及び上
流の各河川での流量を示している。また図中の×部分が
現在時点(21時の時点)を示しており、ここから過去
20時間分(1〜21時)の測定データ及び1時間先
(22時の時点)の流入量の変化分の予測値が示されて
いる。
【0061】図9は、図8の予測結果の根拠となる類似
事例を示すもので、学習事例として用いられたものの中
から類似度合いが最も高い過去事例が抽出されて図8の
予測結果と同じ形式でグラフ表示されている。
【0062】もし抽出した類似事例が説明対象の入力事
例と似ている場合には、ニューラルネットワークの出力
値は類似事例に近いものを示し、また抽出した類似事例
が説明対象の入力事例に似ていない場合には、ニューラ
ルネットワークの出力値は、過去事例と異なる傾向を示
す。この図8と図9の事例の場合、式(8) から求めた類
似度は96.71%であり、予測に用いられた入力デー
タと抽出した事例との類似度は高いものとなっている。
また1時間後(22時)のダムへの流入量の変化量も共
に100[m3 /s]強であり、非常に似通ったものと
なっている。この結果から、運用者は図8の予測結果は
信頼性が高いものと判断できる。尚上記例では図8の予
測値に対し、1つの類似事例のみを表示出力していた
が、特定値以上の類似度をもつ複数の類似事例を表示出
力する構成としても良い。
【0063】このように、本実施形態の予測システムで
は、ニューラルネットワーク120による出力(予測
値)を学習事例(過去事例)により説明し信頼性を評価
することができる。例えば上記図8の予測結果に対して
は図9を類似事例として「学習事例の中にある類似事例
の流入量の変化量が100[m3 /s]強であるので、
ニューラルネットワーク120による予測値も約100
[m3 /s]になる」と説明することが可能である。ま
た学習事例の中から抽出した類似事例との類似度合いも
パーセンテージで表わすことが出来るので、信頼性の指
標としてこの値を用いることが出来、運用者は予測値の
信頼性を容易に把握することが出来る。
【0064】次に、上述したように最も類似度が高い例
を単に出力するのではなく、類似事例として複数の事例
を抽出し、これらを平均したものをニューラルネットワ
ークによる予測結果に対する評価とする場合を説明す
る。
【0065】この事例の抽出の仕方としては、入力事例
と各学習事例との類似度を求めた後、例えば類似度が最
も高いものから順に(上位3事例等)、類似度が特定値
以上(90%以上等)のもの、類似例の最大の類似度に
対してある割合以上のもの(例えば類似度が大きい事例
の類似度が90%であったときその90%、つまり81
%以上等)などの方法により行うことが出来る。
【0066】以下に簡単な例として、2入力1出力の足
し算を学習データにもつニューラルネットワークの出力
値を説明することを考える。ただし、類似度の判定式は
次式
【0067】
【数9】
【0068】とした。また簡単のため入力1、入力2の
重要度は共に1としている。上記前提において、説明対
象となる入力事例を図10に、またニューラルネットワ
ークの学習事例を図11に示す。図11には各学習事例
と式(10)から求めた図10の説明対象事例との類似度が
示してある。同図中事例2及び事例3が類似度−1で最
も類似度が高い事例であり、2つの学習事例が同じ類似
度となっている。また事例2の出力値は2、事例3の出
力値は4であり、どちらの事例の場合でも図10で示す
説明対象におけるニューラルネットワークの出力値であ
る3.0とは異なる。
【0069】類似度が最も高いこの2つの事例をに対
し、類似度合いを重みとした荷重平均を取ると、 出力値(過去事例からの説明値)=[|事例2の類似度
|×事例2の出力値+|事例3の類似度|×事例3の出
力値]/|事例2の類似度+事例3の類似度|=3.0 となりニューラルネットワークの出力値と一致する。
【0070】この様に、類似度合いを重みとした荷重平
均により説明することにより、過去事例による説明結果
は良好な値(ニューラルネットワークの出力値により近
い値)になる。
【0071】図12は、本実施形態における評価装置や
ニューラルネットワークによる予測システムが構築され
る情報処理システムのシステム環境を示す図である。こ
の情報処理システムは、図12の様にCPU301、主
記憶装置302、ハードディスク装置303、ディスプ
レイ、キーボード、マウス等を備えた入出力装置30
4、モデム、LANアダプタ等のネットワーク接続装置
305及びCD、DVD、光ディスク、フロッピーディ
スクなどの可搬記憶媒体307が装着され、それから記
憶内容を読み出す媒体読取り装置306を有し、これら
が互いにバス308により接続される構成となってい
る。
【0072】図12の情報処理システムでは、媒体読取
り装置306により可搬記憶媒体307に記憶されてい
るプログラム、データを読み出し、これを主記憶装置3
02またはハードディスク303にロードまたは格納す
る。そして本実施形態による各処理は、CPU301が
このプログラムやデータを主記憶装置302上にロード
して実行することにより、ソフトウエア的に実現するこ
とが可能である。
【0073】また、この情報処理システムでは、可搬記
憶媒体307を用いてアプリケーションソフトの交換が
行われる場合がある。よって、本発明は、ニューラルネ
ットワークの出力値の評価装置やニューラルネットワー
クによる予測システムに限らず、コンピュータにより使
用されたときに、上述の本発明の実施の形態の機能をコ
ンピュータに行わせるためのコンピュータが読み出し可
能な記憶媒体として構成することもできる。
【0074】この場合、「記憶媒体」としては、例えば
図13に示されるように、CD−ROM、フロッピーデ
ィスク(あるいはMO、DVD、リムーバブル磁気ディ
スク等であってもよい)等の媒体駆動装置407に脱着
可能な可搬記憶媒体406や、ネットワーク回線403
経由で送信される外部の情報提供業者が保有する情報提
処理装置(サーバ等)内の記憶デバイス(データベース
等)402、あるいは情報処理装置401の本体404
内のメモリ(RAM又は外部記憶装置)405等が含ま
れる。可搬記憶媒体406や記憶デバイス(データベー
ス等)402に記憶されているプログラムは、本体40
4内のメモリ(RAM又は外部記憶装置等)405にロ
ードされて、実行され、上述した本実施形態の各機能を
実現する。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、内部状態が複雑な為、
出力値がどうして算出されたか容易に説明することは困
難であったニューラルネットワークにおいて、その出力
値を説明する手法の1つを提供することが出来る。
【0076】また本発明では、入力事例の類似事例をニ
ューラルネットワークの学習事例から抽出するので、抽
出した類似事例から、例えば「学習データの中に○○の
類似事例があるために、××の出力値になる」と出力結
果の根拠を説明することができる。更には、出力結果に
対する信頼性の指標として、類似事例との類似度を示す
ことが出来る。
【0077】また本発明では、類似例の抽出を、ニュー
ラルネットワークの結合状態からニューラルネットワー
ク入力因子に対する重要度の判定を行い、入力データの
重要性の度合いに応じて類似事例を抽出することができ
る。そのため精度の高い説明・評価が可能となる。
【0078】更に本発明では、類似事例との類似度をパ
ーセンテージ表示することで、運用者に対して類似度合
いの説明・評価を容易にしている。これにより過去事例
の類似度合いが容易に分かるために、類似事例によるニ
ューラルネットワーク出力値の説明の信頼性を容易に運
用者に示すことが可能となる。
【0079】また本発明では、学習事例の中から抽出し
た複数の類似事例から出力結果に対して説明することが
出来る。これにより、より高精度の説明が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】評価装置の構成を示す図である。
【図2】前提となるニューラルネットワークの構成を示
す図である。
【図3】評価装置による入力事例の評価処理を示すフロ
ーチャートである。
【図4】複数の類似事例を平均し、説明結果である値を
1つ出力する構成の場合の評価装置の処理を示すフロー
チャートである。
【図5】ダムの流入量を予測する予測システムの構成例
を示す図である。
【図6】予測システム内のニューラルネットワークの入
力因子と出力因子を示す図である。
【図7】各入力因子に対する重要度を示す図である。
【図8】表示部に表示される予測結果の例を示す図であ
る。
【図9】表示部に表示される予測結果の根拠となる類似
事例を示す図である。
【図10】説明対象となる入力事例を示す図である。
【図11】ニューラルネットワークの学習事例を示す図
である。
【図12】本システムが用いられる情報処理システムの
環境図である。
【図13】記憶媒体の例を示す図である。
【符号の説明】
10 評価装置 11 重要度判定部 12 類似度計算部 13 学習事例記憶部 14 評価部 20、120 ニューラルネットワーク 100 予測システム 110 評価部 120 ニューラルネットワーク 130 データ集積部 140 計測データ記憶部 150 出力処理部 160 表示部 170 予測結果記憶部 200 通信ネットワーク

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習済みのニューラルネットワークの出
    力値の評価装置であって、 前記ニューラルネットワークの学習に用いられた複数の
    学習事例を記憶する学習事例記憶手段と、 前記ニューラルネットワークの各入力因子の重要度を該
    ニューラルネットワークの結合状態から求める重要度判
    定手段と、 評価対象事例と前記学習事例記憶手段に記憶されている
    各学習事例との類似度を前記重要度判定手段が求めた各
    入力因子の重要度を用いて求める類似度評価手段と、 を備えることを特徴とするニューラルネットワークの出
    力値の評価装置。
  2. 【請求項2】 前記類似度評価手段による類似度が特定
    値以上の学習事例を類似事例として該類似度と共に出力
    する出力値評価手段を更に備えることを特徴とする請求
    項1に記載のニューラルネットワークの出力値の評価装
    置。
  3. 【請求項3】 前記出力値評価手段は、前記類似度をパ
    ーセンテージ表現で出力することを特徴とする請求項2
    に記載のニューラルネットワークの出力値の評価装置。
  4. 【請求項4】 前記出力値評価手段が、類似度の高い複
    数の類似事例の出力値を、該類似度を重みにして荷重平
    均して出力することを特徴とする請求項2又は3に記載
    のニューラルネットワークの出力値の評価装置。
  5. 【請求項5】 前記ニューラルネットワークが、入力層
    素子i個、中間層素子h個、出力層素子o個からなる構
    成構成であり、入力層と中間層との結合をwとすると、
    前記重要度判定手段は、前記ニューラルネットワークの
    各入力因子xk(k=1〜i)の重要度を 【数1】 と求めることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1
    つに記載のニューラルネットワークの出力値の評価装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ニューラルネットワークが、入力層
    素子i個、中間層素子h個、出力層素子o個からなる構
    成構成であり、入力層と中間層との結合をw、中間層と
    出力層との結合をvとすると、前記重要度判定手段は、
    前記ニューラルネットワークの各入力因子xk (k=1
    〜i)の重要度を 【数2】 と求めることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1
    つに記載のニューラルネットワークの出力値の評価装
    置。
  7. 【請求項7】 前記類似度評価手段は、前記類似度を前
    記重要度判定手段が求めた各入力因子の重要度を用いて 【数3】 と求めることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1
    つに記載のニューラルネットワークの出力値の評価装
    置。
  8. 【請求項8】 複数の事例を学習事例として学習済みの
    ニューラルネットワークの入力事例に基づく出力値を、
    前記学習事例の中より類似事例を検索し、該類似事例を
    用いて説明・評価するニューラルネットワークの出力値
    の評価方法において、 前記学習済みのニューラルネットワーク内部の結合状態
    に応じて、前記類似事例を検索する評価方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータにより使用された時、 複数の事例を学習事例として学習済みのニューラルネッ
    トワークの結合状態を抽出し、 前記結合状態から前記ニューラルネットワークの各入力
    因子の重要度を求め、 前記重要度に基づいて、評価対象となる前記ニューラル
    ネットワークへの入力事例の類似度を前記学習事例から
    抽出することを前記コンピュータに行わせるためプログ
    ラムを記憶した前記コンピュータが読み出し可能な記録
    媒体。
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